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札幌市産業の現状分析 資 料 集
札幌市産業の現状分析 資 料 集 平成 21 年 12 月 札幌市産業振興部経済企画課 あああ <目次> Ⅰ 経済成長の経緯・景気の動向 ①経済成長の経緯 …………………………………………………………………………1 ア)人口増加と市内総生産額の推移 …………………………………………………1 イ)全国の開発予算に占める北海道開発事業費 ……………………………………1 ②景気の動向 ………………………………………………………………………………2 ア)名目総生産の推移 …………………………………………………………………2 イ)札幌市内企業の景気動向指数(B.S.I.)の動き ………………………………2 Ⅱ 人口動向 ①総人口の推移 ……………………………………………………………………………3 ア)人口増加率と将来人口の推移 ……………………………………………………3 イ)自然増加及び社会増加の推移 ……………………………………………………4 ウ)北海道の人口に対する割合 ………………………………………………………4 ②生産年齢人口の推移 ……………………………………………………………………5 ③高齢化の進展 ……………………………………………………………………………6 ④全人口に占める女性の割合 ……………………………………………………………6 ⑤人口流出 …………………………………………………………………………………7 ア)札幌市内と道内外との転出入者数の推移 ………………………………………7 イ)年代別転入超過・転出超過の推移 ………………………………………………8 ウ)市外への転出者の移動前後の産業別就業割合 …………………………………9 エ)大学卒業者の道外就職状況………………………………………………………10 オ)札幌広域都市圏と札幌市内の通勤流入・流出…………………………………10 ⑥有業率の推移……………………………………………………………………………11 ア)有業率………………………………………………………………………………11 イ)年代別有業率………………………………………………………………………11 Ⅲ 産業特性 ①各種産業構造資料………………………………………………………………………12 ア)従業員規模別、資本金規模別の企業数割合……………………………………12 イ)事業所と従業員数の産業別の割合………………………………………………13 ウ)産業別事業所数の推移……………………………………………………………14 エ)総生産額の産業別内訳……………………………………………………………15 オ)全事業所に占める支店の割合……………………………………………………16 ②事業所の新規開業率と廃業率…………………………………………………………17 ア)新規開業率…………………………………………………………………………17 イ)廃業率………………………………………………………………………………18 ウ)新規開業率と廃業率の差異………………………………………………………19 ③職業別有効求人倍率の状況……………………………………………………………20 ④域際収支…………………………………………………………………………………21 ア)北海道の域際収支…………………………………………………………………21 イ)札幌市の域際収支…………………………………………………………………22 ⑤一人当たり市民所得……………………………………………………………………23 Ⅳ 都市機能 ①北海道・札幌の自然……………………………………………………………………24 ア)平均気温及び降水量………………………………………………………………24 イ)災害発生状況………………………………………………………………………24 ②北海道・札幌のビジネスコスト………………………………………………………26 ③札幌周辺交通ネットワークの概況……………………………………………………27 ア)旅客航空輸送………………………………………………………………………27 イ)旅客船舶輸送………………………………………………………………………28 ウ)旅客バス輸送………………………………………………………………………29 エ)旅客JR、地下鉄等の輸送………………………………………………………29 オ)貨物航空輸送………………………………………………………………………30 カ)貨物船舶輸送………………………………………………………………………31 ④北海道・札幌市の農業、水産業の概況………………………………………………32 ア)食糧自給率…………………………………………………………………………32 イ)北海道・札幌の農業の状況………………………………………………………33 ウ)北海道の水産業の状況……………………………………………………………34 エ)札幌市中央卸売市場の概況………………………………………………………36 ⑤札幌市内の工業団地一覧………………………………………………………………37 ⑥商店街、NPO法人の概要……………………………………………………………38 ア)商店街数の推移……………………………………………………………………38 イ)NPO法人数の推移………………………………………………………………39 ⑦札幌広域都市圏の大学等教育機関……………………………………………………40 ア)大学・短期大学の一覧……………………………………………………………40 イ)学生の学科別内訳及び卒業生の産業別内訳……………………………………41 ⑧観光客数及び主要観光スポット等の概況……………………………………………42 ア)札幌市の主な観光施設・観光行事………………………………………………42 イ)観光客数の推移……………………………………………………………………43 ウ)外国人観光客の状況………………………………………………………………44 ⑨札幌市の文化芸術施設等の概況………………………………………………………45 ア)札幌市の主な文化芸術施設等の一覧……………………………………………45 イ)音楽関連イベント、施設等の概況………………………………………………47 ⑩札幌市のスポーツ施設等の概況………………………………………………………48 ア)札幌市の主なスポーツ施設の一覧………………………………………………48 イ)札幌ドーム入場者数………………………………………………………………49 ウ)スキー場リフト入場者数…………………………………………………………50 エ)スポーツ種類別行動者率…………………………………………………………50 ⑪札幌市の都市イメージ…………………………………………………………………51 ア)市政世論調査の状況………………………………………………………………51 イ)来札観光客満足度調査の状況……………………………………………………52 ウ)地域ブランド調査…………………………………………………………………53 Ⅰ 経済成長の経緯・景気の動向 ①経済成長の経緯 ア)札幌市の人口と市内総生産額の推移 札幌市の人口と市内総生産額(名目)の推移 (兆円) 8 総生産額 人口 7 167 154 124 5 182 176 7.2 7.0 140 6 (万人) 188 188 180 7.0 6.9 160 6.0 140 120 101 4 100 4.1 3 80 3.1 60 2 40 1.7 1 20 0.7 0 200 0 昭和45年度 50年度 55年度 60年度 平成2年度 7年度 12年度 17年度 18年度 資料:札幌市政策企画部 ○札幌市の人口は、増加傾向が続き、平成 21 年5月には、人口 190 万人を突破した。 ○札幌市の市内総生産額も、人口増加に合わせて増加が続き、平成 18 年度の名目市内総生産額は、 総額6兆 8,694 億円となった。 イ)全国の開発予算に占める北海道開発事業費 全国の開発予算に占める北海道開発事業費 (%) (兆円) 120 100 12 10.7 10.6 10.5 10.4 10.2 80 10.1 10 9.9 9.8 10 9.4 9.1 60 8.1 8 40 20 6 0 H元 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 全国 北海道 比率 資料:国土交通省北海道開発局 ○平成 15 年度までは、全国の開発予算に占める北海道開発事業費の割合は、約 10%を超えてい たが、近年は減少傾向にある。 1 ②景気の動向 ア)総生産の推移 総生産の推移(名目) (平成8年=100と設定) 105 99.4 100 100.5 98.7 97.1 97.0 95 94.7 96.8 96.3 95.1 94.3 92.5 90 90.9 札幌市 北海道 全国 85 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 (年度) 資料:平成 19 年度国民経済計算(内閣府)、平成 18 年度道民経済計算年報(北海道 企画振興部)、札幌市政策企画部 ○北海道の名目総生産は、平成8年から 18 年の 10 年間で約1割減と、低迷を続けている。札幌 市も、北海道と同様、低迷傾向にある。 イ)札幌市内企業の景気動向指数(B.S.I.)の動き ※ B.S.I.(景気動向指数)=景気を「上昇(増加)」とみる企業の割合 から「下降(減少)」とみる企業の割合を減少したもの。マイナス値が大 きいほど景況感が悪いと判断される。毎年2回、上期、下期に実施。 B.S.I. 60 50 40 30 (56.2) 20 10 0 ▲ 10 ▲ 20 ▲ 30 ▲ 40 ▲ 50 ▲ 60 ▲ 70 ▲ 80 ▲ 90 昭62/上 (▲8.2) ▲ 43.4 ▲ 60.9 (▲71.0) (▲76.9) (▲77.9) 平9/下 平17/下 平21/上 資料:札幌市産業振興部 ○昭和 63 年に 56.2 であったB.S.I.は下降を続け、拓銀破綻の影響を受けた平成9年には▲ 76.9 となった。その後は持ち直していたが、世界的な不況の影響を受けた平成 20 年度下半期には ▲77.9 と、過去最低を記録した。 2 Ⅱ 人口動向 ① 総人口の推移 ア)人口増加率と将来人口の推移 人口増加率の推移(5年ごと) (%) 60.0 予測 全国 51.7 50.0 北海道 42.6 40.0 札幌市 35.9 30.0 27.1 10.0 22.8 22.8 22.1 20.0 13.0 16.8 10.1 6.8 7.5 8.3 5.1 3.7 0.0 ▲ 1.5 3.2 0.7 1.6 0.2 ▲ 0.7 ▲ 1.7 ▲ 2.6 ▲ 1.0 ▲ 5.8 ▲ 10.0 昭和20 年 25 年 30 年 35 年 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 平成2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 27 年 37 年 42 年 47 年 札幌市 (万人) 563 32 年 北海道 将来人口の推移 600 ▲ 3.5 ▲ 3.9 札幌広域都市圏 551 536 517 500 494 468 441 400 300 262 265 264 260 254 247 237 182 176 42年 47年 200 188 191 191 190 22年 27年 32年 187 100 0 平成17年 37年 資料:国勢調査(総務省)、国立社会保障・人口問題研究所 ○札幌市の人口は戦後増加を続け、平成 21 年に 190 万人を突破したものの、近年、人口増加率は 鈍化傾向を示している。 ○北海道の人口は、全国を上回るペースで人口が減少しており、平成 17 年から平成 47 年の 30 年間で約 120 万人が減少する見込み。札幌市の人口も、平成 32 年には減少に転ずる。 3 イ)自然増加及び社会増加の推移 総数 人口増加数 男 自然増加数 男 社会増加数 女 自然増加数 女 社会増加数 札幌市の男女別人口動態の推移 総数(人) 14,000 13,049 12,245 男女の内訳(人) 6,000 11,635 12,000 5,000 9,754 10,000 4,000 8,900 8,748 3,358 7,975 8,000 3,000 7,076 6,000 2,000 5,153 3,782 4,000 728 2,000 1,000 ▲ 98 0 ▲ 141 ▲ 317 ▲ 206 ▲ 1,000 0 平成11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 資料:住民基本台帳 ○札幌市の人口増加数(自然増加・社会増加計)は、平成 14 年の 13,049 人をピークに縮小傾向 が続き、平成 20 年には 4,000 人を割っている。 ○特に、男性については、すでに自然増加数がマイナスに転じているほか、平成 20 年には社会増 加数もマイナスに転じている ウ)北海道の人口に対する割合 北海道の人口に対する割合の推移 予測 60% 50% 42% 44% 45% 40% 30% 31% 32% 47% 33% 48% 49% 35% 36% 50% 37% 52% 38% 30% 53% 54% 39% 40% 広域都市圏 札幌市 20% 平成2年 7年 12年 17年 22年 27年 32年 37年 42年 47年 資料:国勢調査(総務省)、国立社会保障・人口問題研究所 ○札幌市、札幌広域都市圏とも、平成 32 年以降、人口減少に転ずる見込みであるが、北海道全体 の人口に対する札幌市、札幌広域都市圏の人口の割合は、増加傾向で推移する見込みである。 4 ② 生産年齢人口の推移 65歳以上 15∼64歳 0∼14歳 札幌市の年齢別人口の推移 (万人) 200 180 160 15 140 120 100 121 80 60 40 20 30 − 平成2年 予測 33 39 60 132 130 101 7年 12年 23 22 17年 22年 14 27年 37年 42年 予測 600 67 121 47年 65歳以上 15∼64歳 0∼14歳 北海道の年齢別人口の推移 (万人) 500 32年 135 400 300 165 392 370 200 352 240 100 103 − 平成2年 7年 12年 72 64 17年 22年 36 27年 32年 37年 42年 65歳以上 15-64歳 0-14歳 札幌広域都市圏の年齢別人口の推移 (万人) 300 予測 250 46 23 47年 54 200 80 150 100 168 175 172 130 50 42 0 平成2年 7年 12年 32 29 17年 22年 18 27年 32年 37年 42年 47年 資料:国勢調査(総務省)、国立社会保障・人口問題研究所 ○札幌市の生産年齢人口(15∼64 歳)は、平成 17 年をピークに減少となり、平成 47 年までの 30 年間で約 30 万人減少する見込み。 ○北海道、札幌広域都市圏でも、同様に生産年齢人口は減少する見込み。 5 ③ 高齢化の進展 65歳以上の人口割合の推移 37.4 40.0% 34.3 32.2 30.0% 33.7 29.2 27.9 21.4 20.0% 20.1 12.0 全国 17.3 12.0 10.0% 北海道 9.1 札幌市 0.0% 平成2年 17年 32年 47年 資料:国勢調査(総務省)、国立社会保障・人口問題研究所 ○札幌市の 65 歳以上の人口割合について、平成 2 年と平成 17 年の人口構成比を比較すると、 9%から 17%へとほぼ倍増しており、平成 47 年には 34%に達する見込みである。 ○全国、北海道についても、同様の傾向で高齢化が進展すると見込まれている。 ④ 全人口に占める女性の割合 全人口に占める女性の割合 60% 50% 51.2 52.7 51.2 49.8 49.9 10.1 9.0 8.7 8.8 11.6 49.6 48.2 50.4 52.3 51.3 52.5 51.5 53.0 50.4 10.6 9.3 10.5 11.7 11.6 11.5 13.3 8.1 9.8 52.0 9.1 40% 65歳以上 30% 20% 32.8 36.5 35.3 33.9 34.1 33.9 33.4 33.7 33.0 34.3 33.3 34.4 34.3 33.2 35.9 15∼64歳 0∼14歳 10% 6.6 福岡市 6.5 北九州市 7.1 広島市 6.4 神戸市 5.9 大阪市 5.9 京都市 6.5 名古屋市 6.4 川崎市 6.6 横浜市 5.2 東京特別区部 6.8 千葉市 7.1 さいたま市 6.7 仙台市 6.1 札幌市 6.7 全国 0% 資料:平成 17 年国勢調査(総務省) ○全国平均や他の大都市と比較して、全人口に占める女性の割合が高い(北九州市に次いで2番 目)。年代別に見ると、15 歳∼64 歳の生産年齢人口の割合が特に高くなっている。 6 ⑤ 人口流出 ア)札幌市内と道内外との転出入者数の推移 札幌市と道内の転出入者数の推移 総数(人) 男女別(人) 35,000 70,000 65,000 30,000 60,000 55,000 23,189 50,000 25,000 21,859 45,000 17,701 40,000 20,000 45,048 15,000 35,000 30,000 14,053 31,754 25,000 平成 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 転出 男(転出) 女(転出) 転入 男(転入) 女(転入) 札幌市と道外との転出入者数の推移 総数(人) 10,000 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 35,000 男女別(人) 34,015 22,000 34,000 20,000 33,000 19,778 32,000 18,000 31,000 30,000 16,000 14,641 29,000 14,000 28,000 14,237 27,000 12,000 10,625 26,000 25,000 平成 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 10,000 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年25,266 転出 男(転出) 女(転出) 転入 男(転入) 女(転入) 資料:札幌市住民基本台帳 ○道内他市町村から札幌市への転入、札幌市から道内他市町村への転出とも、減少傾向にある。 ○道外から札幌市への転入は減少傾向であるが、札幌市から道外への転出は、年々増加している。 特に、男性の転出者数が多い。 7 イ)年代別転入超過・転出超過の推移 道内から札幌市内への転入超過数 平成16年 (人) 平成17年 4,500 平成18年 4,000 3,500 平成19年 平成20年 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 0∼ 14歳 15∼ 19歳 20∼ 24歳 25∼ 29歳 30∼ 34歳 35∼ 39歳 40∼ 64歳 65∼ 74歳 75歳以上 札幌市内から道外への転出超過数 平成16年 (人) 3,500 平成17年 3,000 平成18年 2,500 平成19年 2,000 平成20年 1,500 1,000 500 0 ▲ 500 0∼ 14歳 15∼ 19歳 20∼ 24歳 25∼ 29歳 30∼ 34歳 35∼ 39歳 40∼ 64歳 65∼ 74歳 75歳以上 資料:札幌市住民基本台帳 ○転出入を年代別でみると、道内については、全年代において転入超過となっており、特に 15 ∼24 歳に集中している。 ○道外については、平成 20 年には全年代において転出超過となっている。このうち、特に 20 代の転出超過が多くなっており、超過数も年々増加している。 8 ウ)市外への転出者の移動前後の産業別就業割合(15 歳以上) 転出前 転出後 市外転出者(道内)の移動前後の産業別就業割合(平成18年度中) (%) 22.8 25.0 19.1 20.0 10.0 5.0 3.9 6.0 5.1 5.3 5.9 5.5 4.5 4.8 1.0 13.5 14.6 14.1 9.0 9.7 4.2 2.0 2.0 4.0 2.5 札幌市内から道外転出者の移動前後の産業別就業割合(平成18年度中) その他 公務 サービス業 医療・福祉 飲食・宿泊 金融・保険業 卸・小売業 運輸業 情報通信業 製造業 建設業 農林水産業 0.0 15.1 13.9 11.5 15.0 転出前 転出後 (%) 25.0 19.3 20.0 15.0 10.0 10.0 5.0 6.4 10.9 9.7 4.6 9.0 7.1 6.9 5.7 7.9 10.2 7.7 5.7 3.8 4.6 2.6 3.0 0.5 0.5 その他 公務 サービス業 医療・福祉 飲食・宿泊 金融・保険業 卸・小売業 運輸業 情報通信業 製造業 建設業 農林水産業 0.0 16.9 14.9 16.1 16.0 資料:平成 18 年度札幌市人口移動実態調査(札幌市) ○札幌市内から道内他市町村への転出者は、転出前に比べて農林水産業に就業する割合が高 くなっており、卸・小売業、医療・福祉業、飲食・宿泊業などの第三次産業に就業する割合 が低くなっている。 ○札幌市内から道外への転出者は、転出前に比べて製造業に就業する割合が大幅に上昇して おり、金融・保険業や医療・福祉業などの第三次産業に就業する割合が低くなっている。 9 エ)大学卒業者の道外転出状況 道外就職比率(男) 道外就職比率(女) 札幌市内大学卒業者の道外就職状況 60% 50% 40.9 41.7 49.9 45.4 49.3 32.0 31.7 34.4 34.2 17年度 18年度 19年度 20年度 44.5 40% 30% 31.5 30.7 20% 平成15年度 16年度 資料:各大学 ○札幌市内の大学卒業者の就職状況は、男性、女性ともに道外就職率が年々増加しており、 平成 20 年度には男性の約半数が道外に就職している。 オ)札幌広域都市圏から札幌市内への通勤流入 札幌市への通勤流入者の割合 札幌市内就業者に占める 他市町村からの通勤割合 4% 3% 1% 江別市 6% 石狩市 7% 35% 13% 小樽市 恵庭市 93% 当別町 千歳市 18% 札幌市 北広島市 苫小牧市 20% 広域都市圏(札幌市・新篠津村除く) 札幌市内就業者に占める 他市町村への通勤割合 札幌市からの通勤流出割合 5% 6% 5% 2% 江別市 20% 石狩市 5% 北広島市 小樽市 恵庭市 18% 当別町 94% 27% 千歳市 苫小牧市 札幌市 広域都市圏(札幌市・新篠津村除く) 18% 資料:平成 17 年国勢調査(総務省) ○札幌市での就業者のうち、7%が広域都市圏から流入している。市町村別にみると、江別市が一 番多く、次いで石狩市、北広島市となっている。 ○札幌市に住む就業者のうち、6%が広域都市圏へ流出している。市町村別にみると、石狩市が一 番多く、次いで江別市、北広島市となっている。 10 ⑥ 有業率 ア)男女別、高齢者の有業率 有業率 77.8 80% 75% 74.8 74.2 72.4 71.6 68.9 70.1 73.6 69.3 70.1 70% 66.0 65% 56.7 60% 62.7 60.9 58.5 58.3 53.4 46.0 47.8 48.9 55.8 54.9 51.4 48.8 61.2 58.6 57.4 55% 50% 67.0 66.6 61.3 60.6 59.8 72.1 70.4 48.5 47.7 49.4 47.5 44.8 51.4 44.6 46.2 45% 有業率(総数) 男 福岡市 北九州市 広島市 神戸市 大阪市 京都市 名古屋市 川崎市 横浜市 千葉市 さいたま市 仙台市 札幌市 全国 40% 女 年代別有業率 (%) 80 70 67.9 60 75.5 71.4 72.2 68.8 74.1 72.2 69.7 71.6 71.1 67.9 70.6 70.8 67.6 50 40 30 15.7 23.2 21.9 19.9 21.6 16.5 福岡市 北九州市 15∼64歳 総数 15.9 広島市 神戸市 大阪市 京都市 18.1 24.5 名古屋市 19.4 24.4 川崎市 仙台市 札幌市 全国 0 14.6 横浜市 10 21.4 千葉市 22.4 さいたま市 20 65歳以上 総数 資料:就業構造基本調査(総務省) ○全国平均や他の大都市と比較して、有業率は低水準である。年代別でみると、特に 65 歳以上 の有業率が低くなっており、13 大都市の中で最も低い。 11 Ⅲ 産業特性 ① 各種産業構造資料 ア)従業員規模別、資本金規模別の企業割合 従業員規模別企業数(札幌市) 従業員50人未満の企業 93.4% 53.9% 0% 10% 20% 18.1% 30% 40% 50% 12.8% 60% 70% 80% 8.6% 90% 100% 0∼4人 5∼9人 10∼19人 20∼49人 50∼99人 100∼299人 300∼999人 1,000∼1,999人 2,000∼4,999人 5,000人以上 資本金規模別企業数(札幌市) 資本金 5,000 万円未満の企業数 95.2% 8.4% 36.6% 0% 10% 20% 30% 40% 44.2% 50% 60% 70% 4.7% 80% 90% 100% 300万円未満 300万円∼500万円未満 500万円∼1,000万円未満 1,000万円∼3,000万円未満 3,000万円∼5,000万円未満 5,000万円∼1億円未満 1億円∼3億円未満 3億円∼10億円未満 10億円∼50億円未満 50億円以上 資料:平成 18 年事業所・企業統計調査(総務省) ○札幌市の企業の 9 割以上は、中小企業で占められている。従業員規模別でみると、従業員4 人以下の企業が半数を超えている。 <参考> 中小企業の定義(中小企業基本法) 製造業その他 卸 売 業 小 売 業 サービス業 資本金の額又は出資の総額が 3 億円以下の会社並びに 常時使用する従業員の数が 300 人以下の会社及び個人 資本金の額又は出資の総額が 1 億円以下の会社並びに 常時使用する従業員の数が 100 人以下の会社及び個人 資本金の額又は出資の総額が 5 千万円以下の会社並びに 常時使用する従業員の数が 50 人以下の会社及び個人 資本金の額又は出資の総額が 5 千万円以下の会社並びに 常時使用する従業員の数が 100 人以下の会社及び個人 12 イ)事業所と従業員数の産業別割合 第 3 次産業 事業所数 0% 10% 20% 0.4 全国 9.4 1.4 北海道 0.2 札幌広域都市圏 40% 1.0 2.2 9.3 3.41.82.0 8.9 4.01.5 1.9 25.0 1.8 25.0 2.6 60% 1.4 6.0 25.1 2.6 8.5 50% 26.9 4.6 0.9 9.4 0.1 札幌市 30% 1.8 7.3 11.9 70% 13.9 3.7 9.0 15.8 3.3 9.4 15.8 5.1 9.9 80% 9.0 15.9 4.4 9.3 90% 6.0 3.9 3.7 100% 6.7 6.3 3.3 3.5 7.8 6.5 5.8 6.6 6.2 従業員数 0% 0.4 全国 1.6 北海道 10% 7.3 17.5 9.8 0.1 札幌市 8.6 0.3 札幌広域都市圏 8.6 20% 9.2 40% 2.8 5.2 3.0 6.5 農林漁業 製造業 運輸業,郵便業 不動産業,物品賃貸業 生活関連サービス業,娯楽業 その他サービス業 50% 21.3 1.8 6.0 4.9 3.9 5.3 7.5 30% 22.3 60% 2.52.33.0 2.32.42.6 2.9 3.7 3.6 24.9 23.8 70% 2.5 3.2 3.0 9.2 80% 4.5 5.1 90% 100% 9.8 8.5 9.8 5.0 4.9 11.5 9.9 10.4 5.0 4.8 11.1 10.3 10.0 5.2 鉱業,採石業,砂利採取業 電気・ガス・熱供給・水道業 卸売業,小売業 学術研究,専門・技術サービス業 教育,学習支援業 4.9 11.1 9.7 建設業 情報通信業 金融業,保険業 宿泊業,飲食サービス業 医療,福祉 資料:平成 18 年事業所・企業統計調査(総務省) ○札幌市および札幌広域都市圏の産業構造は、事業所、従業員数ともに、全国に比べて、製造業 などの第2次産業の割合が低く、卸・小売業や、宿泊、飲食業、サービス業などの第3次産業の 割合が中心の産業構造となっている。その傾向は、札幌広域都市圏よりも札幌市で顕著である。 札幌市の製造業の割合は、従業員数でみると全国の 1/3 にも満たない。 13 ウ)産業別事業所数の推移 産業別事業所数の増減(北海道) 産業別事業所数の増減(全国) 40% 情報通信 40% 医療・福祉 30% 20% 10% 農林漁 教育・学習支援 サービス業 0% 0 -10% 20 40 60 不動産 運輸 公務 建設 -20% 80 100 120 飲食店・宿泊 140 160 180 卸売・小売 金融・保険 -30% H18年事業所数 (万) 製造 鉱業 H8年事業所∼H18年事業所数増加率 H8年事業所数∼H18年事業所数の増加率 50% 情報通信 30% 医療・福祉 20% 10% 農林漁 平成18年事業所数 0% 0 公務 20,000 教育・学習支援 -10% 運輸 -20% 金融・保険 建設 80,000 サービス業 飲食店・宿泊 製造 卸売・小売 -30% -40% 産業別事業所数の増減(札幌広域都市圏) 産業別事業所数の増減(札幌市) 50% 50% 40% 医療・福祉 30% 20% 10% 公務 教育・学習支援 サービス業 平成18年事業所数 0% 0 8,000 -10% 運輸 農林漁 -20% 製造 金融・保険 16,000 24,000 不動産 建設 飲食店・宿泊 卸売・小売 鉱業 -40% H8年事業所数∼H18年事業所数増加率 情報通信 H8年事業所数∼H18年事業所数増加率 不動産 60,000 鉱業 -40% -30% 40,000 情報通信 医療・福祉 40% 農林漁 30% 20% 10% 公務 サービス業 平成18年事業所数 教育・学習支援 0% 0 5,000 10,000 -10% 運輸 製造 金融・保険 -20% 建設 不動産 15,000 20,000 飲食店・宿泊 卸売・小売 -30% -40% 鉱業 -50% -50% 資料:平成 18 年事業所・企業統計調査(総務省) ○札幌市の産業別事業所数をみると、情報通信、医療福祉、農林漁業で事業所数が増加しており、 全国や北海道と比較しても増加率は大きい。反対に、減少しているのは、鉱業、製造業、金融・ 保険業であり、全国や北海道と傾向はほぼ一致している。 14 エ)総生産額の産業別内訳(名目) 国内総生産の産業別内訳 道内総生産の産業別内訳 0.1% 1.6% 0.2% 4.4% 24.1% 10.5% 23.2% 27.3% 9.8% 6.6% 7.2% 13.1% 3% 2.2% 14.7% 10.5% 7.3% 14.8% 13.9% 6% 市内総生産の産業別内訳 0.02% 0.1% 農林水産業 鉱業 4.8% 9.0% 製造業 建設業 電気・ガス・水道業 卸売・小売業 2.1% 29.4% 22.9% 8.5% 金融・保険業 不動産業 運輸・通信業 15.6% サービス業 7.5% 資料:平成 19 年度国民経済計算(内閣府)、平成 18 年度道民経済計算(北海道) 平成 18 年度市民経済計算(札幌市) ○全国と比べて、北海道と札幌市は製造業の割合が低く、特に札幌市では、全国の約1/4にも 満たない。 ○札幌市では、卸・小売業やサービス業の割合が全国や北海道よりも高く、第三次産業中心の産 業構造となっている。 15 オ)全事業所に占める支店の割合 総事業所数に占める支店の割合(本店が市外の場合) 120,000 60.0% 100,000 40.1% 80,000 40.3% 36.7% 37.2% 32.0% 60,000 40,000 26.8% 23.8% 29.1% 26.1% 40.0% 28.0% 27.6% 23.3% 20.0% 20.4% 20,000 福岡市 北九州市 広島市 神戸市 大阪市 京都市 名古屋市 川崎市 横浜市 さいたま市 千葉市 仙台市 札幌市 0 0.0% 総事業所数 支店の割合 資料:平成 18 年事業所・企業統計調査(総務省) ○市外に本店を持つ事業所の割合は、他の大都市と比べると低水準となっている(京都、大阪に 次ぎ3番目に低い)。 16 ② 事業所の新規開業率と廃業率 ア)新規開業率 新規開業率 7.0% 6.2 6.3 6.0% 5.4 6.3 5.7 5.4 5.3 5.0 5.0 4.8 5.0% 6.2 6.0 4.6 4.2 4.0% 福岡市 北九州市 広島市 神戸市 大阪市 京都市 名古屋市 川崎市 横浜市 東京特別区部 千葉市 さいたま市 仙台市 札幌市 3.0% 平成18年産業別開業率(札幌市) 2% 1.6% 1.2% 0.5% 0.4% 0.4% 0.1% サービス 複合サービス 教育・学習 医療・福祉 飲食・宿泊 不動産 運輸 0.2% 0.1% 金融保険 0.1% 卸売・小売 0.2% 情報通信 0.0% 電気・ガス 製造 鉱業 建設 0.0% 農林漁 0% 0.0% 0.1% 1.2% 資料:平成 18 年事業所・企業統計調査(総務省) ○開業率を他の大都市と比較すると、神戸市、仙台市に次ぎ高水準となっている。 ○札幌市の新規開業率を業種別に見てみると、卸・小売業、飲食・宿泊業、サービス業が特に多 くなっている。 17 イ)廃業率 廃業率 8.0% 7.1 7.1 6.9 6.3 6.1 6.1 7.1 7.0 6.4 5.8 6.0% 6.4 5.7 福岡市 北九州市 広島市 神戸市 大阪市 京都市 名古屋市 川崎市 横浜市 東京特別区部 千葉市 さいたま市 仙台市 札幌市 4.0% 7.0 6.6 平成18年 産業別廃業率(札幌市) 3% 2.0 2% 1.5 1.3 1% 教育・学習 0.0 サービス 0.2 複合サービス 0.2 医療・福祉 飲食・宿泊 不動産 運輸 0.2 金融保険 0.1 卸売・小売 0.2 情報通信 0.0 電気・ガス 鉱業 製造 0.0 0.2 建設 0.0 農林漁 0% 0.6 0.5 資料:平成 18 年事業所・企業統計調査(総務省) ○廃業率は、14 大都市中一番高くなっている(仙台市、福岡市と同率)。 ○札幌市の廃業率を業種別に見てみると、卸・小売業、飲食・宿泊業、サービス業が高く、新規 開業率と同様の傾向である。 18 ウ)新規開業率と廃業率の差異 総事業所数に占める(新規開業数−廃業数)の割合 福岡市 北九州市 広島市 神戸市 大阪市 京都市 名古屋市 川崎市 横浜市 東京特別区部 千葉市 さいたま市 仙台市 札幌市 0.0% -0.5% -1.0% -0.5 -0.8 -0.8 -0.7 -0.7 -0.9 -0.8 -0.8 -0.9 -1.3 -1.5% -1.6 -1.5 -2.0% -1.8 -2.2 -2.5% 総事業所数に占める(新規開業数−廃業数)の産業別割合 (札幌市) 0.4% 0.22 0.2% 0.0 0.0 0.0 0.0% -0.02 -0.12 -0.08 -0.2% 0.06 0.02 -0.05 0.05 -0.05 -0.11 -0.31 -0.4% -0.43 サービス 複合サービス 教育・学習 医療・福祉 飲食・宿泊 不動産 金融保険 卸売・小売 運輸 情報通信 電気・ガス 製造 建設 鉱業 農林漁 -0.6% 資料:平成 18 年事業所・企業統計調査(総務省) ○新規開業数から廃業数を差し引いた率をみると、札幌市は、広島市、さいたま市および神戸市 に次いで廃業の割合が高くなっている。 ○業種別に見てみると、医療・福祉、教育・学習、複合サービスで、新規開業率が廃業率を上回 っている。 19 ③ 有効求人倍率 有効求人倍率の推移 1.2 1 0.8 0.6 0.4 全国 0.39 北海道 0.34 札幌市 0.32 0.2 0 平成15年 4月 平成16年 1月 平成17年 1月 平成18年 1月 平成19年 1月 平成20年 1月 平成21年 平成21年 1月 9月 資料:厚生労働省北海道労働局 札幌圏の職業別の有効求人倍率の推移 2.5 2 1.5 1.03 1 0.71 0.65 0..58 0.5 0.32 0 平成20年 3月 平成20年 6月 平成20年 9月 平成20年 12月 職業計 管理 販売 保安 運輸・通信 平成21年 3月 平成21年 6月 平成21年 9月 情報処理や社会福祉などの専門・技術職 事務 サービス 農林漁業 生産工程・労務 資料:厚生労働省北海道労働局 ○有効求人倍率は、北海道、札幌圏ともに、全国平均を大きく下回ってきたが、平成 20 年以降 は、急激な景気後退の影響のため、全国と同水準となっている。 ○職業別では、「保安」、 「情報処理や社会福祉などの専門・技術」、「運輸・通信」の有効求人倍 率が高く、「事務」の倍率が低い。 20 ④ 域際収支 ア)北海道の域際収支 北海道の域際収支 移輸入 7兆3,381億円 移輸入 移輸出 5兆7,900億円 移輸出 移輸入超過 1兆5,481億円 資料:平成 18 年度道民経済計算(北海道) 北海道の産業別移輸出入額 (兆円) 移輸出額 移輸入額 4.0 3.0 3.0 2.0 1.0 0.6 0.9 0.0 ▲ 0.3 サービス ▲ 6.0 運輸・通信・放送 ▲ 5.0 ▲ 1.3 金融・保険・不動産 ▲ 4.0 商業 ▲ 3.0 電力・ガス・水道 ▲ 0.3 製造 ▲ 2.0 ▲ 0.3 0.0 ▲ 0.1 鉱業 ▲ 1.0 農林水産 0.0 0.7 0.6 ▲ 0.6 ▲ 5.5 資料:平成 15 年延長産業連関表(北海道開発局) ○北海道の域際収支は、1 兆 5,481 億円の移輸入超過となっている。 ○産業別で見ると、製造業の移輸入が特に大きく、商業も移輸入超過が多くなっている。 21 イ)札幌市の域際収支 札幌市の域際収支 移輸入額 3兆4,210億円 移輸入額 移輸出超過 4,625億円 移輸出額 3兆8,835億円 移輸出額 札幌市の産業別移輸出入額 (兆円) 移輸出額 移輸入額 4.0 3.0 1.6 2.0 1.0 0.0 ▲ 0.0 0.4 ▲ 0.2 サービス 運輸・通信・放送 ▲ 0.6 金融・保険・不動産 ▲ 4.0 ▲ 1.9 ▲ 0.1 商業 ▲ 3.0 0.1 ▲ 0.0 0.0 電力・ガス・水道 ▲ 2.0 0.3 製造 ▲ 0.1 ▲ 1.0 鉱業 農林水産 0.0 0.0 1.4 ▲ 0.4 ▲ 5.0 ▲ 6.0 資料:平成 12 年札幌市産業連関表(札幌市) ○札幌市の域際収支は、4,625 億円の移輸出超過となっている。 ○産業別で見ると、商業とサービス業の移輸出が特に大きく、反対に、製造業の移輸入が多くな っている。 22 ⑤ 一人あたり市民所得 平成18年度一人あたり市民所得 (万円) 企業所得/人口 財産所得(非企業部門)/人口 雇用者報酬/人口 500 450 400 164 350 300 250 87 70 200 150 100 10 185 52 66 65 7 77 7 9 110 74 103 228 273 244 236 195 244 123 71 16 6 265 82 14 13 7 203 87 204 8 226 8 16 188 185 50 福岡市 北九州市 広島市 神戸市 大阪市 京都市 名古屋市 横浜市 川崎市 東京都 千葉市 仙台市 札幌市 0 資料:各市 ○一人あたり市民所得を大都市と比較すると、13大都市中最下位となっている。 23 Ⅳ 都市機能 ①北海道・札幌の自然 ア)平均気温及び降水量 札幌市の月別平均気温と降水総量 降水総量 月別平均気温 (℃) 25.0 (mm) 350 20.0 300 15.0 250 平均気温8.6℃ 10.0 200 5.0 150 0.0 100 -5.0 50 -10.0 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 資料:札幌管区気象台 ○4月から6月は晴天が多く、街はさわやかな緑と花々に彩られる。梅雨もなく7月、8月の盛 夏の平均気温は 20℃を超え、美しい紅葉の秋、銀世界の冬へと、季節の変化も鮮明である。 イ)災害発生状況 (1971 年から 2000 年までの平均値) 地域別台風接近数の平年値 (個/年) 8.0 7.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 2.8 2.9 2.8 関東甲信 東海 近畿 3.2 2.2 1.5 1.0 0.0 北海道 東北 九州北部 沖縄 資料:平成 22 年理科年表 24 雷日数の平年都市別比較 (日) (1971 年から 2000 年までの平均値) 25.0 21.8 20.0 16.5 15.4 15.0 11.3 10.0 8.3 9.2 5.0 0.0 札幌 仙台 東京 名古屋 大阪 福岡 資料:平成 22 年理科年表 過去30年間の震度3以上の地震回数都市別比較 (回) 180 160 150 120 90 63 60 27 30 12 10 19 0 札幌 仙台 東京 名古屋 大阪 福岡 資料:気象庁地震データベース ○札幌は、全国的にみても台風の接近回数が少ないほか、雷や地震の被害も少ないなど、自然災 害のリスクは少ないと言える。 25 ②北海道・札幌のビジネスコスト エリア別募集表示平均賃料 (円/坪) 35,000 30,000 25,000 20,000 30,666 11,595 8,887 福 岡 駅 前 エ リ ア 10,971 9,871 札 幌 駅 前 通 エ リ ア 仙 台 駅 前 本 町 東 エ 京 リ 丸 ア の 内 ・ 大 手 町 エ リ ア 名 古 屋 名 駅 エ リ ア 8,741 大 阪 梅 田 エ リ ア 15,000 10,000 5,000 0 資料:オフィスレントデータ 2009(三幸エステート) 用途別土地平均価格 商業地 準工業地 工業地 (円/㎡) 1,800,000 1,551,400 1,500,000 600,000 1,200,000 900,000 367,100 400,000 600,000 493,700 217,200 300,000 200,000 219,700 273,200 226,300 115,300 68,300 68,000 0 39,700 北海道 12,800 宮城県 0 北海道 宮城県 東京都 愛知県 大阪府 福岡県 沖縄県 東京都 愛知県 大阪府 福岡県 沖縄県 資料:平成 21 年都道府県地値調査(国土交通省) ○札幌駅周辺のオフィスビル賃料は東京丸の内・大手町エリアの約3割である。 ○広大な土地に恵まれた北海道の土地価格は、他都道府県に比べると格安である。商業地、工業 地とも、東京都に比べ 1/10 以下の投資で良好な土地を入手することができる。 26 ③札幌周辺の交通ネットワークの概況 ア)旅客航空輸送 ◆北海道内の旅客航空路線一覧 路線 航空会社 稚内 利尻 女満別 たんちょう釧路 青森 いわて花巻 仙台 秋田 山形 福島 国内線 成田 (新千歳空港) 羽田 新潟 富山 小松 信州まつもと 富士山静岡 中部 伊丹 関西 神戸 路線 航空会社 出雲 岡山 国内線 広島 (新千歳空港) 徳島 福岡 函館 稚内 国内線 根室中標津 (丘珠空港) たんちょう釧路 女満別 北京 大連 グァム JAL ANA JAL、ANA JAL JAL、ANA ANA、HAC ANA ANA ANA、HAC ANA 中国国際航空 中国南方航空 コンチネンタル航空 4,583 120,654 224,254 6,540 135,193 19,154 73,310 88,674 46,410 14,871 11,248 30,727 香港 国際線 (新千歳空港) 釜山 ソウル 上海 台北 キャセイパシフィック、香港 エクスプレス航空 145,546 大韓航空 大韓航空 中国東方航空 37,170 163,057 26,398 275,758 5,986 H19輸送人員(人) ANA AMA JAL HAC JAL JAL JAL、ANA、ADO JAL JAL ANA JAL、ANA JAL、ANA、ADO、SKY ANA、ADO ANA ANA JAC JAL、ANA JAL、ANA JAL、ANA JAL、ANA JAL、ANA 24,054 26,407 153,639 54,434 110,118 98,670 748,461 97,322 20,730 111,204 220,562 9,721,714 167,703 103,570 103,465 43,265 1,259,618 1,798,251 H19輸送人員(人) エバー航空、チャイナエアライン ユジノサハリンスク サハリン航空 628,157 ※平成 21 年8月1日現在 北海道の航空輸送推移 道外国内線合計 道内国内線(新千歳) 国際線(新千歳) 道外国内線 (千人) 道外国内線(新千歳) 道内国内線(丘珠) 道内国内線合計 国際線合計 道内国内線・国際線 (千人) 2,000 25,000 1,800 21,874 21,083 20,000 1,600 1,400 15,000 1,200 890 925 10,000 700 1,000 800 600 5,000 417 400 200 0 0 H15 H16 H17 H18 H19 (年度) 資料:北海道の運輸の動き(北海道運輸局) ○平成 21 年8月現在、新千歳空港は国内線(道内間)4路線、国内線(道外間)22 路線、国際 線9路線を有する。丘珠空港は国内線 5 路線を有する。 ○最近5年間で、国内線(道外間)はほぼ同様の推移だが、国際線は2倍強の輸送となっている。 なお、国内線(道内間)は約2割の減となっている。 27 イ)旅客船舶輸送 ◆北海道内の旅客船舶路線一覧 航路 苫小牧航路 小樽航路 八戸 名古屋 仙台 大洗 秋田 新潟 敦賀 新潟 敦賀 舞鶴 運航会社 川崎近海汽船 H19輸送人員(人) 太平洋フェリー 商船三井フェリー 新日本海フェリー 新日本海フェリー 295,074 31,626 196,138 185,841 51,315 65,896 58,349 127,395 2,254 91,673 ※平成 21 年8月1日現在 北海道の船舶輸送推移 道内・道外経路計 (千人) 小樽航路の割合 苫小牧航路の割合 2,500 100.0% 2,080 2,084 2,024 2,000 1,967 1,997 80.0% 1,500 60.0% 44.3% 1,000 40.0% 500 11.1% 0 20.0% 0.0% H15 H16 H17 H18 H19(年度) 資料:北海道の運輸の動き(北海道運輸局) ○札幌広域都市圏内の旅客者用港湾は、苫小牧港と小樽港の2つであり、苫小牧航路は7路線、 小樽航路は3路線を有する。国際航路はない。 ○北海道全航路に占める苫小牧航路の割合は5割弱、小樽航路の割合は1割強である。最近5年 間での輸送実績は、ほぼ同様の推移を示している。 28 ウ)旅客バス輸送 バス輸送推移 乗合バス北海道合計 乗合バス札幌支局の割合 (千人) 220,000 100.0% 208,537 203,809 205,171 204,149 201,513 80.0% 200,000 71.2% 60.0% 180,000 40.0% 160,000 20.0% 0.0% H19 (年度) 140,000 H15 H16 H17 H18 資料:北海道の運輸の動き(北海道運輸局) ○北海道バス輸送の合計に対する札幌支局のバス輸送の割合は約7割である。 ○最近5年間での北海道全体のバス輸送量は減少傾向にあるが、北海道バス輸送全体に占める札 幌支局の輸送割合は、ほぼ同様の推移を示している。 エ)旅客JR、地下鉄等の輸送 札幌を基点とした都市圏のJR輸送推移 札幌∼小樽間 札幌∼新千歳空港間 831 H16 846 H17 845 H18 851 H19 869 H20 0 500 1,000 札幌∼岩見沢間 1,444 2,165 1,450 2,365 2,204 1,467 2,403 2,231 1,467 2,217 1,473 1,500 札幌∼石狩当別間 2,211 2,000 2,436 2,434 2,436 2,500 3,000 (万人) 資料:JR北海道 29 地下鉄・路面電車輸送人員の推移(1日平均) 地下鉄 地下鉄(千人) 路面電車 市電(千人) 600 250 580 200 572 560 150 540 100 520 50 21 500 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 0 H20(年度) H19 資料:札幌市交通局 ○JR札幌−小樽間、札幌−新千歳間は、年間 2,000 万人以上の輸送がある道内鉄道の大動脈で ある。 ○最近5年間で、地下鉄輸送は僅かであるが増加傾向を示している。路面電車の輸送はほぼ同様 の推移を示している。 オ)貨物航空輸送 航空貨物主要路線別輸送量 国際航空路線合計 新千歳-大阪線 国内(道外間)路線合計 新千歳-名古屋線 新千歳-東京線 国内航路(トン) 国際航路(トン) 10,000 300,000 274,669 250,000 258,596 258,580 8,000 200,000 150,000 161,234 5,335 4,469 100,000 6,000 4,317 4,000 50,000 36,103 10,813 0 H17 H18 2,000 H19 (年度) 資料:北海道の運輸の動き(北海道運輸局) ○最近3年間で、国内航空路線の貨物量は微増だが、国際航空路線の貨物量は2割減。 ○国内航空貨物路線のうち約6割が東京路線である。 30 カ)貨物船舶輸送 港湾別外貿コンテナ取扱量の推移 輸入(道内港湾計) 小樽港の割合 (万トン) 輸出(道内港湾計) 石狩湾新港の割合 苫小牧港の割合 3,200 2,688 2,800 2,801 2,884 3,041 90% 84.5% 2,400 2,255 1,200 60% 1,814 1,599 1,600 80% 70% 2,024 2,000 100% 50% 1,211 40% 969 30% 800 20% 400 6.3% 10% 0 4.9% 0% H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 (年度) 資料:平成 19 年北海道港湾統計年報(北海道開発局) ◆国際海上ネットワークの状況 港湾 航路名 区分 寄港地 北米 コンテナ バンクーバー-シアトル-苫小牧-八戸-釜山-大阪-名古屋-清水-東京-シアトル-バンクーバー 釜山-富山新港-新潟-苫小牧-釜山 韓国 コンテナ 苫小牧港 釜山-苫小牧-石狩湾新港-苫小牧 釜山-苫小牧-室蘭-釜山 中国 韓国 コンテナ 台湾 コンテナ 小樽港 中国 コンテナ 石狩湾新港 韓国 コンテナ 釜山-新潟-苫小牧-八戸-富山新港-釜山-光陽-大連-青島-釜山 釜山-新潟-苫小牧-八戸-函館-釜山-光陽-寧波-上海-釜山 基陸-高陽-新潟-苫小牧-八戸-仙台-基陸 上海-境港-金沢-新潟-富山新港-小樽-上海 青島-大連-舞鶴-富山新港-新潟-小樽-金沢-境港-青島 釜山-苫小牧-石狩湾新港-釜山 資料:平成 20 年北海道交通ネットワーク総合ビジョンから(北海道総合政策部) ○最近 10 年間における北海道の貨物流動(外貿)は約 3.5 倍の伸びを占めている。 ○北海道の外貿のうちの 84.5%を苫小牧港で占めており、小樽港は 6.3%、石狩湾新港は 4.9%で ある。 31 ④北海道・札幌市の農業、水産業の概況 ア)食料自給率 主要国別食料自給率(カロリーベース:平成15年度) (%) 250 237 200 145 150 128 122 100 89 84 62 84 70 58 49 50 40 オ ー ス ト ラ リ ア カ ナ ダ フ ラ ン ス ド イ ツ イ タ リ ア オ ラ ン ダ ス ペ イ ス ン ウ ェ ー デ ン ス イ ス 英 国 ア メ リ カ 日 本 0 食料自給率(カロリーベース)の推移 全国平均 (%) 北海道 250 200 192 178 176 183 190 200 192 201 195 198 150 100 50 40 40 40 40 40 40 40 40 39 40 0 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 (年度) 資料:農林水産省 ○日本の食料自給率は 40%であり、約6割を輸入に頼っているのが現状であるが、北海道の食料 自給率は 198%と、極めて高い数値となっている。 32 イ)北海道・札幌の農業の状況 農家数の推移 北海道 札幌市 北海道(戸数) 札幌市(戸数) 120,000 5,000 95,437 100,000 4,000 80,987 80,000 69,841 3,000 59,137 60,000 2,202 2,000 1,800 40,000 1,455 1,123 20,000 0 1,000 0 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 資料:2005 年農林業センサス(農林水産省) 平成19年農業種別産出額内訳 米 麦類 豆類 いも類 野菜 果実 花き 肉用牛 乳用牛 豚 鶏 その他 4.8% 全国(84,449億円) 21.4% 4.6% 北海道(9,809億円) 24.8% 6.6% 8.8% 6.5% 8.5% 5.7% 5.7% 11.1% 0% 8.9% 3.3% 3.2% 17.0% 20% 6.6% 40% 33.9% 60% 9.3% 80% 100% 資料:平成 19 年農業産出額(農林水産省) 33 北海道が日本一の収穫量を占める主な農畜産物 大豆 小麦 米 7.3% 21.7% 65万t 6万t 55万t たまねぎ 50.1% 生乳生産量 かぼちゃ 71万t 12万t 380万t 49.8% 46.7% 56.4% 資料:平成 20 年作物統計調査(農林水産省)、平成 18 年牛乳・乳製品統計(農林水産省) ○北海道・札幌市の農家数は、ともに年々減少傾向にあり、平成 17 年の札幌市の農家数は、15 年前(平成2年)の農家数の約半数になっている。 ○北海道の農業産出額は全国の農業産出額の 11.6%を占めており、日本最大の食料供給基地とい うことができる。米、小麦、大豆、たまねぎ、かぼちゃなど、日本一の収穫量を誇る農畜産物も 多数ある。 ウ)北海道の水産業の状況 漁業生産量の推移 全国 全国(千トン) 北海道 北海道(千トン) 7000 6500 4000 6,452 6,492 3000 6,252 6,009 5,973 6000 5,767 5,670 5,669 5,652 5,720 5,588 2000 1,411 5500 1,557 1,566 1,475 1,399 1,575 1,409 1,287 1,322 1,350 1,473 1000 5000 4500 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 0 H20 (年) 資料:平成 19 年漁業・養殖生産統計、平成 19 年北海道水産現勢 34 北海道の漁業・養殖業生産量、水産加工品生産量はいずれも日本一(平成 20 年度) 北海道の水産加工品生産量の 全国に占める割合 北海道の漁業・養殖業生産量の 全国に占める割合 北海道 19% 北海道 26% 69万t 147万t 資料:平成 20 年漁業・養殖業生産統計(農林水産省) ○全国の漁業生産量は、最近 10 年間で減少傾向にあるが、北海道の漁業生産量は、ほぼ横ばいで ある。 ○北海道の漁業・養殖業生産量は、全国 1 位であり、全国の 26%を占めている。また、北海道の 水産加工品の生産量の全国に割合は、全国 1 位であるが、割合は 19%となっており、漁業・養殖 業生産量のシェアに比べて低くなっている。 エ)札幌市中央卸売市場の概況 札幌市中央卸売市場取扱数量及び金額の推移(青果物) 野菜(数量) 果実(数量) 取扱総額 野菜(金額) 果実(金額) 数量(千トン) 400 金額(億円) 700 655 350 300 607 330 72 326 71 606 603 603 327 326 323 71 69 65 619 313 62 570 309 65 600 588 568 298 301 61 64 568 309 500 68 250 374 200 400 300 258 255 256 257 258 251 244 236 237 241 150 194 200 100 100 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 資料:札幌市中央卸売市場 35 札幌市中央卸売市場取扱数量及び金額の推移(水産物) 鮮魚介類(数量) 取扱総額 冷凍魚介類(数量) 鮮魚介類(金額) 加工品類(数量) 冷凍魚介類(金額) 加工品類(金額) 金額(億円) 数量(千トン) 250 1,800 1,640 1,644 1,600 1,525 200 194 164 174 37 37 37 150 88 98 92 100 1,400 1,374 175 43 41 1,450 180 91 159 36 87 1,225 1,180 148 34 1,142 1,200 1,141 1,130 139 134 129 1,000 33 31 29 800 75 57 50 52 55 53 50 47 49 48 57 56 52 600 52 422 419 400 300 200 48 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 50 0 0 (年) 卸売市場産地別の内訳(平成20年) 道内産 青果物総計 道外産 62.2% 【野菜】 37.8% 73.4% 【果実】 26.6% 22.3% 77.7% 水産物総計 75.4% 【鮮魚介類】 24.6% 83.9% 【冷凍魚介類】 16.1% 66.5% 【加工品類】 33.5% 77.0% 0% 25% 23.0% 50% 75% 100% 資料:札幌市中央卸売市場 ○札幌市中央卸売市場の取扱量は、青果物ではほぼ同様の傾向であるが、水産物はここ 10 年の間 に 50 万トンほど減少している。冷凍魚介類、加工品類の減少が要因として挙げられる。 ○青果物、水産物とも、道外産に比べ道内産の取扱いが多いが、果実に関しては、8割弱が道外 産の取扱いとなっている。 36 ⑤札幌市内の工業団地一覧 No 団地名 所在地 団地規模 業種 1 発寒鉄工団地 西区発寒14条12丁目ほか 総面積:82.7ha 鉄鋼、金属製品製造、一般機械器具製造、その他 2 発寒鉄工関連団地 西区発寒14条11丁目ほか 総面積:39.1ha 鉄鋼、金属製品製造、一般機械器具製造、建設、卸小売、運 送、サービス、設備工事 3 発寒木工団地 西区発寒8条12丁目ほか 総面積:17.8ha 木製製品製造、家具製造、建具製造 4 手稲工業団地 手稲区曙2条4丁目ほか 食料品製造、木材・木製品製造、家具装備品製造、紙器ダンボール 箱製造、出版印刷、金属製品、プラスチック加工、その他 5 丘珠鉄工団地 東区北丘珠3条4丁目ほか 総面積:33.9ha 鉄鋼、金属製品製造、一般機械器具製造 6 東苗穂工業団地 東区東苗穂3条3丁目ほか 総面積:4.5ha 金属製品製造、一般機械器具製造、その他 7 厚別地区軽工業団地 厚別区厚別東4条1丁目ほ 総面積:10.1ha か 食料品製造、家具装備品製造、出版印刷、クリーニング、自動 車整備 総面積:32.4ha 8 厚別地区第2軽工業 厚別区厚別東5条1丁目ほ 総面積:6.6ha 団地 か 食料品製造、家具装備品製造、出版印刷、クリーニング、その 他 9 発寒地区第2工業団 西区発寒17条14丁目ほか 総面積:11.4ha 地 紙・紙加工製品製造、出版印刷、金属製品製造 10 発寒地区第3工業団 西区発寒14条14丁目ほか 総面積:4.3ha 地 木材・木製品製造、家具装備品製造、金属製品製造、電気機 械器具製造、クリーニング 11 発寒地区第4工業団 西区発寒10条14丁目ほか 総面積:3.0ha 地 金属製品製造、クリーニング 12 丘珠地区工業団地 13 手稲山口地区軽工業 手稲区曙5条4丁目ほか 団地 14 札幌テクノパーク 15 東区北丘珠5条4丁目ほか 総面積:8.0ha 総面積:20.0ha 厚別区下野幌テクノパー 総面積:28.2ha ク1丁目ほか 大谷地流通(新卸売) 白石区流通センター7丁 業務団地 目ほか 総面積:154.0ha 16 札幌ハイテクヒル真栄 清田区真栄363番地ほか 総面積:42.7ha 17 米里北地区工業団地 白石区米里3条2丁目、4 条2丁目 18 新川地区工業団地 北区新川西2条1丁目ほか 総面積:14.3ha 19 札幌アートヴィレッジ 南区芸術の森3丁目 総面積:5.6ha 総面積:9.0ha 食料品製造、鉄鋼、金属製品製造、自動車整備 紙・紙加工品製造、石油製品・石炭製品、自動車運送、窯業・ 土石、その他 ソフトウェア技術及びシステム技術の研究開発を行う企業 卸売業、運輸業 先端産業、都市型先端技術を活用した製造・流通、その他 卸売業、機械修理業、印刷業、その他 運輸業、卸売業、食品製造業、その他 技術系研究開発 ○札幌市は、業種ごとのニーズに合わせた特徴ある工業団地を持つ。交通インフラも整備されて おり、主要都市間や空港、港湾などの物流拠点へのアクセスもスムーズである。 ○広域都市間連携による企業誘致を進めており、平成 21 年度には、石狩市と企業誘致に関する協 定を締結している。 37 ⑥商店街、NPO法人の概要 ア)商店街数の推移 札幌市商店街数の推移 商店街数 商店街加盟店舗数 商店街数 加盟店舗数 140 8,000 129 127 6,856 120 127 6,799 126 6,591 129 126 124 123 116 6,429 6,414 111 6,364 106 5,984 5,789 100 103 6,000 5,314 5,036 4,622 80 4,441 4,000 60 40 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 2,000 H21(年度) 商店街数の区別割合(平成21年) 5.8% 6.8% 23.3% 7.8% 1.9% 9.7% 18.4% 5.8% 8.7% 中央区 北区 東区 白石区 厚別区 豊平区 清田区 南区 西区 手稲区 11.7% 資料:札幌市産業振興部 ○平成 10 年に 129 であった商店街店舗数は、最近 10 年で2割減少している。商店街加盟店舗数 も同様に減少傾向である。 38 イ)NPO法人数の推移 NPO法人数の推移 北海道 札幌市 1,600 1485 1401 1259 1,200 1011 800 784 589 668 630 570 481 402 400 375 289 4 0 2 H10 173 83 81 41 H11 H12 290 193 136 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 (年度) 保健、医療又は福祉の増進 札幌市NPO法人の活動分野別割合 社会教育の推進 まちづくりの推進 1.7% 学術、文化、芸術又はスポーツの振興 4.9% 環境の保全 3.9% 災害救援 1.9% 地域安全 1.3% 人権の擁護又は平和の推進 48.0% 8.9% 国際協力 男女共同参画社会の形成の促進 子どもの健全育成 情報化社会の発展 10.3% 科学技術の振興 経済活動の活性化 8.3% 職業能力の開発又は雇用機会の拡充 4.7% 消費者の保護 その他の活動 資料:北海道環境生活部、札幌市市民自治推進室(平成 21 年 7 月) ○NPO法人の伸び率は、鈍化傾向にあるが増加を続けており、平成 21 年3月末現在の札幌市の NPO法人数は、668 である。札幌市のNPO法人数は、北海道の法人数の 45%を占めている。 ○NPO法人の活動分野としては、 「保健、医療又は福祉の増進」、 「学術、文化、芸術又はスポー ツの振興」、 「環境の保全」、「まちづくりの推進」の順に高くなっている。 39 ⑦札幌広域都市圏の大学等教育機関 ア)大学・短期大学の一覧 【札幌広域都市圏内の大学数】大学 24 校、短大 10 校 【北 海 道 全 体 の 大 学 数】大学 38 校、短大 19 校 1.大学 区分 学校名 北海道大学 市町村 札幌市 国公立 北海道教育大学 札幌市 札幌医科大学 札幌市 札幌市立大学 札幌市 小樽商科大学 小樽市 札幌大学 札幌市 北星学園大学 札幌市 北海学園大学 札幌市 北海道工業大学 私立 札幌市 学科 文 教育 法 経済 理 医 歯学部 薬学部 工学部 農学部 獣医 水産 教育 医 保健医療 デザイン 看護 商 経済 外国語 経営 法 文化 文 経済 社会福祉 経済 経営 法 人文 工 創生工 空間創造 医療工 未来デザイン 東海大学(北海道 キャンパス) 札幌国際大学 天使大学 札幌大谷大学 藤女子大学 北海道医療大学 国際文化 札幌市 生物理工 芸術工 人文 札幌市 スポーツ人間 観光 看護 札幌市 栄養 札幌市 音楽 札幌市 文 石狩市 人間生活 薬 当別町 歯 看護福祉 札幌市 心理科学 定員 185 50 200 190 300 280 60 80 670 215 40 215 1,210 110 90 80 80 515 250 110 280 220 230 203 364 234 420 400 435 265 260 330 220 100 150 210 200 160 195 120 150 87 85 80 240 240 150 100 180 118 区分 学校名 道都大学 札幌学院大学 酪農学園大学 市町村 学科 社会福祉 北広島市 美術 経営 人文 法 江別市 経済 経営 社会情報 酪農 江別市 獣医学部 環境システム 私立 北海道情報大学 経営情報 江別市 情報メディア 通信教育・経営情報 人間福祉 北翔大学 江別市 生涯学習システム 生涯スポーツ 千歳科学技術大学 北海道文教大学 北海道薬科大学 苫小牧駒澤大学 千歳市 総合光科 外国語 恵庭市 人間科学 小樽市 薬学部 苫小牧市 国際文化 定員 120 80 120 340 200 200 200 150 425 120 280 220 160 1,200 210 160 160 240 140 350 210 200 ※北大水産学部は函館市に、東海大芸術工学部は旭川市にある。 また、北海道教育大学は函館、旭川、釧路、岩見沢に分校がある。 2.短期大学 区分 学校名 北星学園大学短期 大学部 私立 市町村 札幌市 学科 英文 生活創造 自動車工業 保育 美術 音楽 幼児保育 英文 教養 経済 食物栄養 保育 英文 経営 北海道自動車短期大学 札幌市 札幌大谷大学短期 大学部 札幌市 北海道文教大学短期大学部 札幌市 北海道武蔵女子短 期大学 札幌市 光塩学園女子短期 大学 札幌市 札幌大学女子短期 大学部 札幌市 札幌国際大学短期 大学部 札幌市 総合生活 酪農学園大学短期大学部 北翔大学短期大学 部 英語コミュニケーション 幼児教育保育 江別市 酪農 人間総合 江別市 こども 定員 120 80 360 100 90 50 140 120 160 70 150 150 60 60 50 75 140 50 150 140 資料:平成 21 年度北海道学校一覧(北海道教育委員会)をもとに作成 40 イ)学生の学科別内訳及び卒業者の産業別内訳 札幌市内大学の学生数 1343 大学 7186 7251 15979 1408 1457 2130 7890 4423 594 0 10000 20000 大学院 理学 保健 芸術 30000 40000 人文科学 工学 家政 専攻科 (人) 50000 社会科学 農学 教育 選科生・聴講生・研究生等 札幌市内短期大学の学生数 短期大学 756 286 438 579 696 1011 237 161 (人) 0 500 人文 1000 社会 1500 教養 工業 2000 家政 2500 教育 芸術 3000 専攻科 3500 4000 4500 選科生・聴講生・研究生等 資料:平成 20 年度各大学・各短期のデータをもとに札幌市が作成 札幌市大学卒業者の産業別就職割合 (年度) H15 (n=4,256人) 6.1% 11.0% 5.1% 24.1% H16 (n=4,499人) 6.4% 9.9% 5.8% 21.9% 8.0% H17 (n=4,790人) 7.1% 9.2% 5.7% 21.3% 9.2% H18 (n=5,178人) 6.8% 9.3% 6.4% 22.3% H19 (n=5,663人) 6.3% 9.8% 0% 10% 農林漁業 8.5% 20% 電気・ガス・熱供給・水道業 金融・保険業 教育、学習支援業 21.6% 8.0% 9.6% 10.6% 6.6% 4.8% 9.3% 16.4% 5.4% 15.8% 8.8% 4.6% 17.6% 8.5% 4.6% 7.8% 3.7% 18.3% 15.7% 9.3% 8.1% 6.6% 5.5% 5.5% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 鉱業 建設業 製造業 情報通信業 運輸業 卸売・小売業 不動産業 飲食店、宿泊業 医療、福祉 公務(他に分類されないもの) その他サービス業 その他 100% 資料:平成 20 年度各大学のデータをもとに札幌市が作成 ○札幌広域都市圏内には、国公立大学5校、私立大学 19 校、短大 10 校があり、札幌を中心に教 育機関が集積している。 ○大学・短大の専攻、大学卒業者の業種は多岐に渡っており、産業界が必要とする人材を育成・ 輩出する土壌が整っていると言える。 41 ⑧観光客数及び主要観光スポットの概況 ア)札幌市の主な観光施設・観光行事 ◆主な観光施設入場者数の推移 施設名 16年度 17年度 順位 18年度 順位 19年度 順位 20年度 順位 モエレ沼公園 420,013 7 708,410 1 831,350 1 778,210 2 813,820 1 円山動物園 630,565 2 503,846 3 611,521 3 609,614 4 700,558 2 滝野すずらん丘陵公園 644,874 1 586,416 2 587,072 4 624,850 3 588,237 3 サッポロさとらんど 262,390 14 478,040 5 732,735 2 870,170 1 531,096 4 463,724 4 462,332 6 502,430 5 520,857 5 493,247 5 277,673 13 420,910 8 277,591 14 388,888 10 446,503 6 大倉山ジャンプ競技場 549,203 3 491,150 4 462,646 6 474,295 6 440,808 7 北海道庁旧本庁舎 435,029 6 439,879 7 441,084 7 445,028 7 441,849 8 テレビ塔展望台 385,572 9 369,991 10 415,121 8 443,879 8 408,334 9 羊ヶ丘展望台 448,552 5 419,666 9 414,730 9 396,963 9 385,960 10 観 藻岩山 光 施 設 札幌芸術の森 参 考 順位 (単位:人) 札幌ドーム 札幌コンサートホールKitara 2,201,963 2,000,417 2,582,677 2,871,479 2,904,458 382,290 395,257 412,411 440,584 441,761 資料:札幌の観光(札幌市観光コンベンション部) ◆主な観光行事入場者数の推移 (単位:千人) イベント名 概要 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 さっぽろ雪まつり 昭和25年開始、平成21年で60回目。大通会場のほか、つどーむ会場(H21∼)、 すすきの会場で開催。雪氷像数286基(H21)。 YOSAKOIソーラン祭り 平成4年開始、平成21年で18回目。大通公園等市内25会場で、延べ33千人、316 チームが参加(H21)。 さっぽろ夏祭り 昭和29年開始、平成21年で56回目。大通納涼ビアガーデン、北海盆踊り等を実 施。ビール消費量520kl(H21)。 さっぽろライラック祭り 昭和34年開始。平成21年で51回目。苗木プレゼント、ライラック音楽祭、ワイン ガーデン等を開催。 さっぽろ菊まつり 昭和38年開始。平成21年で55回目。菊花プレゼント、菊花展等を開催。 2,179 2,191 1,985 2,159 2,080 − 208 214 186 216 202 179 1,171 1,134 1,523 1,192 1,408 1,378 285 336 347 364 373 378 − 724 1,304 集計ナシ さっぽろホワイトイルミネーショ 昭和56年開始。平成21年で29回目。大通公園、駅前通り等を会場に、37万個の 電球を飾る。期間中にミュンヘン・クリスマス市を開催。 ン さっぽろオータムフェスト 平成20年開始。「北海道・札幌の食」をメインテーマに、道内各地域のアンテナ ショップの役割を果たし、北海道全体の活性化に貢献。 集計ナシ − − − 資料:札幌の観光(札幌市観光コンベンション部) ○平成 20 年度の札幌市内主な観光施設への入場者は、モエレ沼公園、円山動物園、滝野すずらん 公園の順であった。モエレ沼公園は最近5年間で約2倍の入場者数となっているほか、円山動物 園の入場者数は、近年回復傾向にある。 ○平成 20 年度から「北海道・札幌の食」をテーマに「さっぽろオータムフェスト」が始まった。 平成 21 年度の入場者は 130 万人を超えている。 42 イ)観光客数の推移 北海道・札幌市の観光客数の推移 北海道 (万人) 6,000 5,000 札幌市 北海道観光客のうち札幌市観光客の割合 60% 5,041 4,862 5,009 4,939 4,839 4,958 4,909 4,813 4,707 4,000 40% 3,000 26.8% 26.3% 27.7% 26.5% 2,000 27.5% 27.7% 28.7% 27.8% 27.5% 20% 1,305 1,328 1,325 1,368 1,330 1,332 1,410 1,378 1,296 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 0% H20 (年度) 1,000 0 資料:北海道観光入込客数調査報告書(北海道観光客) ※北海道のデータ:実人数、札幌市のデータ:延べ人数 札幌市観光客の 道内客、道外客別の割合 (平成20年度) 北海道観光客の 道内客、道外客別の割合 (平成20年度) 道外客, 13.3% 道外客, 44.1% 道内客, 55.9% 道内客, 86.7% 資料:北海道観光入込客数調査報告書(北海道観光客) ○北海道の観光客総数のうち、札幌市への観光客は3割弱である。 ○札幌市への観光客数は、平成 18 年度は 1,410 万人であったが、平成 20 年度は 1,296 万人と、 近年は減少傾向にある。 ○札幌市観光客の道内客、道外客別の内訳は、道内客が約 56%、道外客が約 44%となっている。 43 ウ)外国人観光客の状況 外国人延べ宿泊者数の推移 北海道 札幌市 札幌市外国人の割合 (万人) 札幌広域都市圏 広域都市圏外国人の割合 250 50% 200 100 50 25.1% 42.2% 35.7% 36.3% 34.2% 32.3% 150 40.9% 209 30% 137 88 84 46 29 41.4% 36.7% 39.8% 35.6% 154 28.4% 134 211 56 38 65 49 87 75 77 10% 56 22 -10% H20 (年度) 0 H15 H16 H17 H18 H19 資料:北海道観光入込客数調査報告書(北海道経済部) 平成20年度国別外国人宿泊者数 台湾 香港 韓国 シンガポール 北海道(n=2,088,309人) 中国 豪州 34.1% 広域都市圏(n=865,081人) 29.3% 札幌市(n=766,854人) 30.3% 千歳市(n=33,868人) 6.7% 5.2% 5.9% 恵庭市(n=173人) 8.7% 北広島市(n=3,663人) 米国 20.5% ロシア 60.1% 44.7% 5.7% 34.9% 27.9% 49.1% 42.1% 小樽市(n=48,001人) 36.8% 22.8% 苫小牧市(n=11,418人) 17.1% 69.6% 0% 10% 20% 10.0% 24.5% 17.3% 71.3% 当別町(n=114人) 10.3% 6.7% 7.4% 13.7% 9.2% 石狩市(n=990人) 8.6% 7.1% 7.8% 13.7% 26.8% その他 7.9% 5.9% 5.8% 13.2% 26.1% 23.0% 10.6% イギリス 30% 40% 7.0% 6.4% 5.8% 9.9% 5.4% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 資料:北海道観光入込客数調査報告書(北海道経済部) ○北海道の外国人宿泊者総数のうち、札幌広域都市圏への宿泊は4割前後を占めている。また、 最近5年間で、札幌広域都市圏及び札幌市の宿泊者数は3倍強の伸びを示している。 ○平成 20 年度札幌市外国人宿泊者数の国別は、台湾、香港、中国の順となっており、約9割がア ジアからの観光客で占めている。 44 ⑨札幌市の文化芸術施設等の概況 ア)札幌市の主な文化芸術施設等の一覧 ◆主な文化芸術施設の一覧 施設名称 概要 札幌コンサートホール(Kitara) 平成9年に開館。「世界最高水準の響き」と高い評価を受けるクラシック音楽の中心施設。大ホール 2,008席。 札幌市教育文化会館 昭和57年に開館。教育及び文化芸術活動の中心的施設。大ホール1,100席。 札幌市民ホール 平成19年に開館。旧札幌市民会館の跡地に、主に市民の学習成果等の発表の場として提供。大ホー ル1,500席。 さっぽろ芸術文化の館 昭和46年に社会保険庁が設置(旧「北海道厚生年金会館」)。平成21年12月から札幌市の所有施設と なり、名称を「さっぽろ芸術文化の館」と変更した。大ホールは2,300席と、北海道最大規模。 札幌芸術の森 昭和61年にオープン。約40haの広さの園内に、美術館や各種工芸等を行える施設が点在。音楽、演 劇等の発表の場としてアートホール、野外ステージを設置。 佐藤忠良記念子どもアトリエ 平成20年にオープン。札幌市ゆかりの彫刻家である佐藤氏を記念した子どもアトリエを芸術の森野外 美術館内に設置。 モエレ沼公園 平成17年にグランドオープン。彫刻家故イサムノグチ氏が基本設計をする。ガラスのピラミッド、モエレ 山、海の噴水などの印象的な造形物が広大な空間に配置。 札幌市アイヌ文化交流センター 平成15年にオープン。愛称はサッポロピリカコタン。北の大地に先住し、独自文化を育んできたアイヌ 民族の生活や歴史、芸術を楽しみながら学べる。伝統衣服や民具など約300点展示。 札幌市民ギャラリー 昭和57年に開館。展示室5室、予備展示室1室、展示ホール2室を有し、美術・書道の公募展、市民の 日常制作活動展など多彩な展覧会を開催している。 あけぼのアート&コミュニティセンター 平成16年3月に閉校した旧曙小学校跡施設を活用し、平成21年11月に開設。文化芸術団体に対する 貸室のほか、コマ貸しが可能な音楽室、地域住民のコミュニティスペース等を備える。 こども劇場(こぐま座・やまびこ座) こぐま座は、全国初の公営の人形劇専門劇場として昭和51年7月に開設。やまびこ座は人形劇・児童 劇などの専門劇場として昭和63年8月に開設。 ◆主な博物館の一覧 平成19年度末現在 区分 総合 歴史 施設名 所在地 開館年 北大北方生物圏フイールド科学センター植物園 中央区北3条 明15 札幌市平岸郷土史料館(●) 豊平区平岸3条 昭57 弥永北海道博物館 北区北19条 簾舞郷土資料館(旧黒岩家住宅)(●) 南区簾舞1条 区分 歴史 施設名 所在地 千歳鶴酒ミュージアム 中央区南3条 札幌市アイヌ文化交流センター(●) 南区小金湯 開館年 平14 平15 昭60 樺太関係資料館 中央区北3条 平16 昭61 北海道立三岸好太郎美術館 中央区北2条 昭42 北海道大学総合博物館 北区北10条 平11 あしりべつ郷土館 清田区清田1条 平14 札幌市手稲記念館 西区西町南 昭44 北海道開拓記念館(●) 厚別区小野幌 昭46 札幌市文化資料室(●) 中央区南8条 昭48 美術 北海道立近代美術館 中央区北1条 昭52 本郷新記念札幌彫刻美術館 中央区宮の森4条 昭55 札幌芸術の森(●) 南区芸術の森 昭61 札幌マイセン美術館 中央区北2条 平8 雪印乳業史料館 東区苗穂町 昭52 札幌市青少年科学館(●) 厚別区厚別中央1条 昭56 札幌市豊平川さけ科学館(●) 南区真駒内公園 昭59 北海道開拓の村 厚別区小野幌 昭58 サッポロビール博物館 東区北7条 昭62 札幌大学埋蔵文化財展示室 豊平区西岡3条 平元 札幌市下水道科学館(●) 北区麻生町 平9 北海道立文学館 中央区中島公園 平7 札幌市博物館活動センター(●) 中央区北1条 平13 科学 エリエールスクエア札幌 渡辺淳一文学館 中央区南12条 平10 動物園 札幌市円山動物園(●) 中央区宮ヶ丘 昭26 札幌ウィンタースポーツミュージアム(●) 中央区宮の森 平12 水族館 サンピアザ水族館 厚別区厚別中央2条 昭57 ●:札幌市の所有 資料: (財)日本博物館協会 45 ◆札幌市登録文化財・指定文化財の一覧 区分 国 指 定 道 指 定 市 指 定 国 登 録 名称 重要文化財 重要文化財 重要文化財 重要文化財 重要文化財 重要文化財 重要文化財 重要文化財 重要文化財 八窓庵(旧舎那院忘筌)(●) 豊平館(●) 北海道庁旧本庁舎 北大農学部第二農場 旧札幌農学校演武場(時計台)(●) 北海道大学農学部植物園・博物館 太刀銘国俊 刀無銘伝来国行 箱館奉行所文書 重要有形民俗文化財 アイヌのまるきぶね 重要無形民俗文化財 アイヌ古式舞踊 史跡 開拓使札幌本庁舎跡及び旧道庁本庁舎 史跡 琴似屯田兵村兵屋跡(●) 天然記念物 円山原始林 天然記念物 藻岩原始林 有形文化財 琴似屯田兵屋 有形文化財 札幌市K-446遺跡出土の遺物(●) 有形文化財 旧永山武四郎邸(●) 有形文化財 清華亭(●) 有形文化財 新琴似屯田兵中隊本部(●) 有形文化財 木造日蓮聖人坐像 有形文化財 旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)(●) 有形文化財 旧琴似川流域の竪穴住居跡分布図(●) 有形文化財 札幌市N30遺跡出土品(●) 有形文化財及び史跡 札幌村・大友亀太郎関係歴史資料及び史跡(●) 史跡 手稲山口バッタ塚(●) 無形文化財 丘珠獅子舞 有形文化財 札幌市資料館(旧札幌控訴院)(●) 有形文化財 北大古河記念講堂 有形文化財 北星学園創立百周年記念館 有形文化財 日本キリスト教団札幌教会 有形文化財 北海道知事公館(旧三井クラブ) 有形文化財 杉野目家住宅 有形文化財 北大農学部博物館バチェラー記念館 有形文化財 北大学附属植物園庁舎 有形文化財 北大旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室 有形文化財 北大旧札幌農学校図書館読書室 有形文化財 北大旧札幌農学校図書館書庫 有形文化財 エドウィン・ダン記念館(●) 有形文化財 旧西岡水源池取水塔(●) 有形文化財 沼田家住宅旧りんご倉庫 ●:札幌市の所有 平成20年4月1日現在 所在地 指定年 中央区中島公園 中央区中島公園 中央区北2・3条 北区北18・19条 中央区北1条 中央区北3条 − − 中央区北3条 中央区北3条 南区小金湯 中央区北2・3条 西区琴似 円山 藻岩 西区琴似 中央区南22条 中央区北2条 北区北7条 北区新琴似 中央区南11条 南区簾舞 中央区南22条 中央区南22条 東区北13条 手稲区手稲山口 東区丘珠 中央区大通西 北区北9条 中央区南4条 中央区北1条 中央区北1条 中央区南19条 中央区北3条 中央区北3条 北区北9条 北区北9条 北区北9条 南区真駒内泉町 豊平区西岡公園 豊平区西岡4条 昭25 昭39 昭44 昭44 昭45 平元 昭8 昭31 平16 昭32 平6 昭42 昭57 大10 大10 昭39 昭55 昭62 昭36 昭49 昭56 昭59 平16 平16 昭62 昭53 昭49 平9 平9 平 10 平 10 平 11 平 11 平 12 平 12 平 12 平 12 平 12 平 12 平13 平18 資料:札幌市文化部 ○札幌市には、「世界最高水準の響き」と言われるキタラのほか、「芸術の森」、「モエレ沼公園」 など、特徴的な文化芸術施設が点在している。 ○現在、札幌市内の指定文化財は、国指定 15 件、道指定3件、市指定9件の計 27 件である。ま た、登録有形文化財は 14 件である。 46 イ)音楽関連イベント、施設等の概況 パシフィックミュージックフェスティバル(PMF)の概要 入場者数 入場者数(人) 60,000 50,000 49,830 46,945 40,000 アカデミー参加者数 41,630 38,166 128 117 30,000 127 115 103 200 50,447 48,952 46,874 35,534 114 参加者数(人) 129 120 44,118 160 128 120 80 20,000 40 10,000 0 0 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 札幌交響楽団観客数の推移 (人) 140,000 131,464 116,933 127,997 116,013 112,628 98,207 100,000 83,107 60,000 20,000 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 (年度) 札幌コンサートホール(Kitara)入場者数・利用率の推移 入場者数(大・小ホール計) 大ホール利用率 (%) (人) 500,000 100% 440,584 450,000 82.5% 400,000 350,000 340,997 85.0% 78.7% 395,257 382,290 412,411 355,241 87.8% 89.9% 90% 80% 81.5% 80.5% 441,761 70% 300,000 60% 250,000 H14 H15 H16 H17 H18 H19 50% H20 (年度) 資料:札幌市文化部 ○毎夏、世界三大音楽教育祭の一つであるPMFが開催されており、50,000 人前後の入場客で賑 わっている。また、プロオーケストラ札幌交響楽団の観客数は年間 10 万人を超えている。 ○札幌コンサートホール(Kitara)の入場者数は年々増加傾向にあるほか、大ホールは9割前後 という高い稼働率を示している。 47 ⑩札幌市のスポーツ施設等の概況 ア)札幌市内の主なスポーツ施設の一覧 1.札幌市スポーツ部所管の主な施設 項目 施設数 体育館 施設名 1 宮の沢屋内競技場 スケートリンク 3 温水プール 18年度 中央体育館、(中央区以外の)各区体育館、 11 中島体育センター、美香保体育館(夏季) 屋内競技場 屋内施設 22,396人 100,804人 94,464人 87,798人 893,177人 914,843人 904,838人 97,719人 86,602人 88,901人 153,618人 152,540人 156,455人 84,352人 90,096人 94,046人 1 月寒屋外競技場弓道場 2,333人 2,588人 2,360人 1 月寒屋外競技場ラグビー場 9,039人 12,721人 6,222人 1 大倉山ジャンプ競技場 462,646人 474,295人 440,808人 1 宮の森ジャンプ競技場 29,132人 25,679人 36,212人 1 白旗山競技場 32,313人 19,605人 22,131人 9,076人 10,018人 7,275人 美香保体育館(冬季)、月寒体育館、星置ス ケート場 東、白石、厚別、清田、豊平公園、西、手稲 8 曙、平岸各温水プール 3 円山球場、麻生球場、美香保公園野球場 庭球場(テニスコート) 5 庭球場、麻生庭球場、スポーツ交流施設庭球場 屋外スケートリンク 1,120,282人 1,139,394人 1,177,419人 23,665人 野球場 スキージャンプ(ラージ ヒル) スキージャンプ(ノーマ その他冬 ルヒル) 季スポー ツ施設 クロスカントリーコース 円山庭球場、中島公園庭球場、月寒屋外競技場 1 円山競技場(円山補助競技場を含む) 1 円山競技場(冬季間の自然凍結により1周約 300mのスケートリンクを造成) 札幌ドーム(プロ野球、サッカー、コンサート、展示会、見本市等) 2,685,959人 2,973,571人 2,997,033人 スポーツ交流施設(コミュニティドーム(愛称「つどーむ」)を中核施設とする複 その他札 合施設。野球、サッカー、テニス、フットサル等) 幌市所有 施設 藤野野外スポーツ交流施設(リュージュ競技場、スキーコース等) 札幌ウィンタースポーツミュージアム(札幌オリンピック開催都市の栄誉と功績 の継承、ウィンタースポーツ普及・振興施設) 2.その他の主な施設 項目 スキー場 スケート場(フィギュアス ケート・アイスホッケー等) パークゴルフ場 競技場(サッカー、陸上 等) 体育館(バスケット、フット サル等) 20年度 24,792人 屋外施設 陸上競技施設 その他夏 季スポー 弓道場 ツ施設 ラグビー場 利用者数(人) 19年度 446,345人 496,141人 762,654人 13,675人 7,921人 16,576人 121,946人 108,922人 99,114人 資料:札幌市スポーツ部 施設数 施設名 サッポロテイネ、ばんけい、藻岩山、札幌国際、(※)藤野野外スポーツ交流 5(※) 施設 1 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 前田森林公園、山口緑地西、山口緑地東、川下公園、平岡公園、百合が原 10 公園、手稲稲積公園、吉田川公園、北発寒公園、西岡中央公園 1 札幌厚別公園競技場 1 北海道立総合体育センター(きたえーる) (※)藤野野外スポーツ交流施設は、札幌市スポーツ部所管施設。 ○札幌には、あらゆるジャンルのスポーツ施設が存在する。特に、スキー場、ジャンプ競技場、 スケートリンク、リュージュ対応施設など、冬季対応型スポーツ施設が幅広く存在している。 48 イ)札幌ドーム入場者数 札幌ドームのイベント別入場者数及び稼働率 市民利用 コンサート プロ野球 ドームツアー等観光来場者 その他スポーツ 稼働率(%) 見本市・展示会等イベント プロサッカー 入場者数(万人) 300 297 73.2% 75% 269 72.7% 72.6% 250 234 70% 212 200 150 186 50 61.9% 67 60.4% 35 100 171 65% 134 162 60% 17 21 50 39 17 31 24 − 210 66.0% 181 29 19 22 16 H17 15 13 18 10 H14 H15 H16 20 25 16 9 25 15 19 55% 19 32 27 7 7 H18 H19 7 50% (年度) 資料:札幌市スポーツ部 ○平成 13 年6月にオープンした札幌ドームは、プロ野球をはじめ、サッカー、コンサート、展示 会、見本市等、様々な用途で利用されている。平成 19 年に開催されたFISノルディックスキー 世界選手権札幌大会では、クロスカントリー会場として使用された。 ○平成 16 年に「北海道日本ハムファイターズ」が誕生したが、その翌年以降、札幌ドームの入場 者数は増加傾向を示している。 49 ウ)スキー場リフト利用者数 スキー場リフト利用延べ人数 (千人) 14,000 13,033 11,943 12,000 10,748 11,385 11,189 9,512 10,000 10,099 9,345 8,852 8,410 7,991 8,000 6,000 4,000 2,000 0 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20( 年度) 資料:札幌の観光(札幌市観光コンベンション部) ○平成 10 年度に 130 万人を超えていたスキー場リフトの利用者数は、スキー場の廃止等の影響も あり、平成 20 年度の利用者数は、平成 10 年度の約6割に減少している。 エ)スポーツ種類別行動者率 主なスポーツの種類別行動者率 10.2% 5.9% 5.9% 野球(キャッチボール含む) ゴルフ(練習場含む) ボウリング つり 水泳 スキー・スノーボード サイクリング ジョギング・マラソン ウォーキング・軽い体操 器具を使ったトレーニング 14.2% 24.7% 7.0% 8.6% 5.4% 9.0% 9.2% 資料:平成 18 年社会生活基本調査(札幌市企画部) ○主なスポーツの種類別行動者率は、「ウォーキング・軽い体操」24.7%、「ボウリング」14.2%、 「器具を使ったトレーニング」10.2%の順となっている。 50 ⑪札幌市の都市イメージ ア)市政世論調査の状況 郷土意識(市政世論調査) (好き・どちらかといえば好き)計 好き (%) 100 97.8 97.5 68.0 67.6 97.6 80 67.6 60 40 20 0 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 札幌が好きだと思う理由(上位10項目) (%) 40.0 緑が多く自然が豊か 35.0 31.6 30.3 28.6 27.2 30.0 25.0 20.0 18.9 四季の変化がはっきりしていて季 節感がある 官庁や学校、企業やデパート、病 院が集中していて便利 地下鉄やJRなど公共交通機関が 整備されている 街並みが整然としていて美しく、 分かりやすい おおらかな気風や市民の人柄、人 情が好ましい 15.0 街に活気があり、これからも発展 していく感じがする 10.0 8.9 5.0 文化芸術的な催しやイベント、趣 味が楽しめる 公園やレクリエーション施設、レ ジャー施設が整っている 0.0 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 季節に応じたスポーツをしたり、 観戦できたりして楽しい 資料:札幌市市政世論調査(札幌市広報部) ○「好き」・ 「どちらかと言えば好き」を合わせた郷土意識は、30 年連続 90%を超えている。 ○札幌が好きな理由としては、 「緑が多く自然が豊か」、 「四季の変化がはっきりしていて季節感が ある」が毎年上位2位までを占めており、自然環境の要因が大きい。 51 イ)来札観光客満足度調査の状況 来札観光客の滞在中の満足度 満足 まあ満足 どちらともいえない 25.9 総合満足度 おみやげ品 食事や食べもの 37.3 宿泊施設 36.5 13.1 50.9 14.4 47.4 17.0 48.2 23.3 24.3 47.1 18.7 情報提供 11.0 47.2 26.3 移動のしやすさ 12.2 48.1 34.3 おもてなし 12.9 51.1 32.5 景観や街並み 不満 59.6 35.5 観光スポット やや不満 21.4 43.4 0% 20% 33.3 40% 60% 80% 100% 札幌のイメージ(自由記載をもとにした分類表) (%) 35% 30% 25.8% 25% 20% 20.2% 18.5% 18.3% 28.9% 27.6% 26.7% 25.7% 21.0% 19.9% 19.2% 17.7% 20.3% 19.0% 17.3% 17.3% 16.6% 15% 14.5% 10% 12.1% 9.8% 8.8% 9.0% 5% 11.4% 10.2% 9.8% 9.4% 7.9% 8.6% 7.2% 食 自然・景観 観光スポット 祭り・イベント 街並み・都市 雰囲気 その他 5.7% 4.7% 3.5% 3.5% 2.6% 1.1% 0% H17 H18 H19 H20 H21 資料:平成 21 年来札観光客満足度調査(札幌市観光コンベンション部) ○札幌の観光地としての総合満足度は、 「満足」、 「まあ満足」を合わせると 85.5%であった。項目 別では、「おみやげ品」、 「食事や食べもの」の満足度が高くなっている。 ○札幌と聞いて思い浮かべるイメージとしては、 「ラーメン」、 「食べ物が美味しい」など「食分野」 が 28.9%と最も高かった。 52 ウ)地域ブランド調査 1.地域ブランド調査2009の結果 項目 1位 2位 3位 4位 5位 総合 函館市 札幌市 京都市 横浜市 神戸市 認知度 京都市 新宿区 大阪市 横浜市 神戸市 魅力度 函館市 札幌市 京都市 横浜市 神戸市 情報接触度 大阪市 夕張市 新宿区 横浜市 札幌市 居住意欲 横浜市 神戸市 鎌倉市 京都市 札幌市 観光意欲 札幌市 函館市 京都市 富良野市 小樽市 訪問率 新宿区 京都市 横浜市 品川区 渋谷区 産品購入意欲(食品) 札幌市 夕張市 函館市 仙台市 京都市 産品購入意欲(非食品) 伊万里市 輪島市 有田町 富良野市、小樽市 − 2.地域ブランド調査2008の結果 項目 1位 2位 3位 4位 5位 総合 札幌市 函館市 京都市 横浜市 小樽市 認知度 京都市 大阪市 名古屋市 新宿区 横浜市 魅力度 札幌市 函館市 京都市 横浜市 小樽市 情報接触度 夕張市 大阪市 札幌市 横浜市 新宿区 居住意欲 横浜市 鎌倉市 札幌市 神戸市 京都市 観光意欲 札幌市 函館市 小樽市 京都市 富良野市 訪問率 新宿区 品川区 横浜市 渋谷区 大阪市 産品購入意欲(食品) 札幌市 夕張市 函館市 名古屋市 京都市 産品購入意欲(非食品) 伊万里市 輪島市 富良野市 小樽市 有田町 資料:地域ブランド調査(㈱ブランド総合研究所) ○民間シンクタンクが実施する「地域ブランド調査 2009」の結果、平成 18 年の調査開始以来、 3年連続総合全国1位であった札幌市の順位は、函館市に続き全国2位となった。 ○項目別では、「観光意欲」、「産品購入意欲(食品)」において、全国1位であった。 53