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シ ラ バ ス - 健康科学大学

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シ ラ バ ス - 健康科学大学
シ ラ バ ス
2015
(平成27年度)
健 康 科 学 大 学
健 康 科 学 部
理学療法学科 / 作業療法学科 / 福祉心理学科
目
~
注
意
事
項
次
~ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
総合基礎科目領域
[共通基礎科目群]
基
礎
演
習
Ⅰ
基
礎
演
習
Ⅱ
コ ン ピ ュ ー タ リ テ ラ シ ー
健
康
と
運
動
生
活
健
康
学
ス ポ ー ツ の 理 論 と 実 際
基
礎
数
学
演
習
統
計
学
生
活
と
物
理
生
命
科
学
心
理
学
生
命
倫
理
学
哲
学
山 梨 の 自 然 と 文 化 ・ 産 業
富
士
山
と
環
境
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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3,4,5
6,7,8
9
10
11
12
13
14,15,16
17
18
19
20
21
22
23
[人間基礎科目群]
健 康 と リ ハ ビ リ テ ー シ ョ
発
達
心
理
国
際
福
祉
高 齢 者 と 生 活 の 歴
ユ ニ バ ー サ ル 環 境
点
字
の
理
論
と
実
手
話
の
理
論
と
実
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 の 実
地 域 連 携 の 理 論 と 実
リハビリテーション特別講義
ン
学
論
史
論
際
際
論
際
際
Ⅰ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
[外 国 語 科 目 群]
英
語
Ⅰ
1
英
語
Ⅰ
2
英
語
Ⅱ
1
英
語
Ⅱ
2
英語 リーディング・ライティング
英 語
コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン
英
語
会
話
基
礎
中
国
語
基
礎
韓
国
語
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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35
36
37,38,39
40,41,42
43
44
45
46
47
専 門科 目領 域
[専門基礎科目群]
〈基礎医学系〉
解
解
解
解
生
生
生
生
生
運
剖
剖
剖
剖
学
学
学
学
理
学
理
理
理
理
演
実
演
学
学
学
動
実
学
Ⅰ
Ⅱ
習
習
学
習
Ⅰ
Ⅱ
習
Ⅰ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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49,50
51,52
53,54
55,56
57
58
59
60
61,62
63,64
運
運
運
人
病
薬
微
公
栄
動
学
動
動
間
生
物
衆
学
生
発
理
理
学
実
理
達
・
衛
養
免
疫
生
Ⅱ
習
学
学
学
学
学
学
学
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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65,66
67,68
69
70
71
72
73
74
75
〈臨床医学系〉
臨
床
医
学
総
論
整
形
外
科
学
内
科
学
神
経
内
科
学
小
児
科
学
リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 医 学
精
神
医
学
Ⅰ
精
神
医
学
Ⅱ
精 神 疾 患 と そ の 治 療 Ⅰ
精 神 疾 患 と そ の 治 療 Ⅱ
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77
78
79
80
81
82
83
84
85
〈福 祉 学 系〉
社 会 理 論 と 社 会 シ ス テ
社
会
保
障
論
現
代
社
会
と
福
祉
福
祉
用
具
精
神
保
健
学
精
神
保
健
学
精 神 保 健 の 課 題 と 支 援
精 神 保 健 の 課 題 と 支 援
高
齢
者
福
介
護
福
障
害
者
福
ム
Ⅰ
Ⅰ
論
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
祉
祉
祉
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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88
89
90
91
92
93
94
95
96
〈心 理 学 系〉
心 理 学 理 論 と 心 理 的 支 援
児
童
心
理
学
青
年
心
理
学
高
齢
者
心
理
学
障
害
者
心
理
学
社
会
心
理
学
神
経
心
理
学
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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97
98
99
100
101
102
103,104
‐旧カリキュラム‐
生
理
学
演
習
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
105
[専門科目群]
〈理学療法学科〉
理
理
理
臨
理
理
理
理
理
理
運
学
学
療
療
法
法
療
学
床
学
療
学 療 法
学 療 法
学
療
学
療
学 療 法
動
演
演
習
習
法
実
法
用
演 習
演 習
法
診
法
評
評 価
療
Ⅰ Ⅰ 概
習
語
Ⅱ Ⅱ 断
価
学 実
法
1
2
論
Ⅰ
論
1
2
学
学
習
学
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
運
動
解
剖
臨
床
実
習
バ
イ
オ
メ
カ
ニ
ク
バ イ オ メ カ ニ ク ス 演
理 学 療 法 演 習 Ⅲ -
理 学 療 法 演 習 Ⅲ -
内 部 障 害 系 理 学 療 法
内 部 障 害 系 理 学 療 法 学 実
義
肢
装
具
義
肢
装
具
学
実
理
学
療
法
治
療
運 動 器 系 理 学 療 法
運 動 器 系 理 学 療 法 学 実
神
経
系
理
学
療
法
神 経 系 理 学 療 法 学 実
日
常
生
活
活
動
日 常 生 活 活 動 学 実
臨
床
運
動
理 学 療 法 マ ネ ー ジ メ ン
高
齢
者
理
学
療
法
地
域
理
学
療
法
臨
床
実
習
理
学
療
法
研
究
神
経
筋
促
通
治
療
小
児
理
学
療
法
ス
ポ
ー
ツ
医
科
ス ポ ー ツ 理 学 療 法
マ ニ ュ ア ル セ ラ ピ
高 次 脳 機 能 障 害 治 療
職
業
関
連
活
動
理
学
療
法
特
理
学
療
法
演
習
臨
床
実
習
卒
業
研
学
Ⅱ
ス
習
1
2
学
習
学
習
学
学
習
学
習
学
習
学
ト
学
学
Ⅲ
法
学
学
学
学
ー
学
学
論
Ⅳ
Ⅳ
究
物
学
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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120
121
122
123
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126
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128
129
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131
132
133
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136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149,150
151
152
‐旧カリキュラム‐
理
療
法
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
153
〈作業療法学科〉
作
基
作
作
業
療
法
概
礎
作
業
学
実
業
療
法
入
門
実
業
療
法
評
価
論
習
習
学
基
評
身
精
生
心
発
身
精
老
発
義
身
礎
Ⅱ
論
習
学
学
学
学
Ⅰ
Ⅰ
Ⅰ
Ⅰ
学
Ⅱ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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155
156
157
158
‐旧カリキュラム‐
作
業
学
実
習
価
学
概
体 構 造 機 能 評 価 学 演
神 高 次 脳 機 能 評 価
活 動 作 活 動 評 価
理 社 会 的 機 能 評 価
達
機
能
評
価
体 障 害 作 業 療 法 治 療 学
神 障 害 作 業 療 法 治 療 学
年 期 障 害 作 業 療 法 治 療 学
達 障 害 作 業 療 法 治 療 学
肢
装
具
体 障 害 作 業 療 法 治 療 学
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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165
166
167
168
169
170
171
精
老
発
身
精
日
身
精
老
作
職
高
神
マ
ス
ス
作
作
作
生
地
臨
臨
臨
作
卒
臨
臨
神 障 害 作 業 療 法 治 療 学
年 期 障 害 作 業 療 法 学
達 障 害 作 業 療 法 治 療 学
体 障 害 作 業 療 法 治 療 学
神 障 害 作 業 療 法 治 療 学
常 生 活 活 動 学 演
体 障 害 治 療 技 術 演
神 障 害 治 療 技 術 演
年 期 障 害 治 療 技 術 演
業 療 法 管 理 運 営
業
関
連
活
動
次 脳 機 能 障 害 治 療
経
筋
促
通
治
療
ニ ュ ア ル セ ラ ピ
ポ
ー
ツ
医
科
ポ ー ツ 理 学 療 法
業 療 法 治 療 学 演 習
業 療 法 治 療 学 演 習
業 療 法 治 療 学 演 習
活
環
境
評
価
域
作
業
療
法
床
実
習
床
実
習
床
実
習
業
療
法
学
特
業
研
床 作 業 療 法 入 門
床
実
習
Ⅱ
Ⅱ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅲ
習
習
習
習
学
学
学
学
ー
学
学
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
学
学
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
論
究
Ⅳ
Ⅳ
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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172
173
174
175,176,177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
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190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
〈福祉心理学科〉
現
社
児
社
相
相
人
保
公
権
就
更
福
福
相
相
相
相
地
地
相
相
相
相
相
相
相
代
社
会
会
保
と
障
福
祉
論
童
福
会
調
査
の
基
談 援 助 の 基 盤 と 専 門 職
談 援 助 の 基 盤 と 専 門 職
体 の 構 造 と 機 能 及 び 疾
健
医
療
サ
ー
ビ
的
扶
利 擁 護 と 成 年 後 見 制
労
支
援
サ
ー
ビ
生
保
護
制
祉 行 財 政 と 福 祉 計
祉 サ ー ビ ス の 組 織 と 経
談 援 助 の 理 論 と 方 法
談 援 助 の 理 論 と 方 法
談 援 助 の 理 論 と 方 法
談 援 助 の 理 論 と 方 法
域 福 祉 の 理 論 と 方 法
域 福 祉 の 理 論 と 方 法
談
援
助
演
習
談
援
助
演
習
談
援
助
演
習
談
援
助
演
習
談
援
助
演
習
談 援 助 実 習 指 導
談 援 助 実 習 指 導
Ⅱ
Ⅱ
祉
礎
Ⅰ
Ⅱ
病
ス
助
度
ス
度
画
営
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅰ
Ⅱ
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203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
相 談 援 助 実 習 指 導 Ⅲ
相
談
援
助
実
習
精神保健福祉相談援助の基盤Ⅰ
精神保健福祉相談援助の基盤Ⅱ
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅰ
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅱ
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅲ
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅳ
精神保健福祉に関する制度とサービスⅠ
精神保健福祉に関する制度とサービスⅡ
精神障害者の生活支援システム
精 神 保 健 福 祉 援 助 演 習 Ⅰ
精 神 保 健 福 祉 援 助 演 習 Ⅱ
精 神 保 健 福 祉 援 助 演 習 Ⅲ
精 神 保 健 福 祉 援 助 実 習 指 導 Ⅰ
精 神 保 健 福 祉 援 助 実 習 指 導 Ⅱ
精 神 保 健 福 祉 援 助 実 習 指 導 Ⅲ
精 神 保 健 福 祉 援 助 実 習
心
理
デ
ー
タ
解
析
心 理 ア セ ス メ ン ト 法
心
理
学
基
礎
実
験
心
理
デ
ー
タ
解
析
Ⅱ
心 理 ア セ ス メ ン ト 法 Ⅱ
生
理
心
理
学
臨
床
発
達
心
理
学
心
理
療
法
心
理
療
法
Ⅱ
臨
床
心
理
学
人
格
心
理
学
心
理
学
研
究
法
心
理
面
接
法
福 祉 心 理 学 基 盤 演 習 Ⅰ
福 祉 心 理 学 基 盤 演 習 Ⅱ
福 祉 心 理 学 専 門 演 習 Ⅰ
福 祉 心 理 学 専 門 演 習 Ⅱ
福 祉 心 理 学 専 門 演 習 Ⅲ
福 祉 心 理 学 専 門 演 習 Ⅳ
卒
業
研
究
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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付
教 員 別 オ フ ィ ス ア ワ ー 一 覧
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263,264
265,266
267,268
269,270
271
録
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
273,274
~
注
意
事
項
~
このシラバスは、基本的に最新のカリキュラムに沿って作成してあります。シラバスを検
索する際は、学生便覧に掲載されているカリキュラム表を参照して受講する授業科目の内容
を確認してください。
また、カリキュラムの変更に伴い、新旧授業科目間で授業科目の読替え対応がなされるも
のがありますので、学生便覧に掲載されている科目読替表を併せて確認してください。
※適用されるカリキュラムは入学時から変更されませんので配当年次、単位数には、十分注
意してください。
1
2
総 合 基 礎 科 目 領 域
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
必修
選択
科目名
基礎演習Ⅰ
(理学療法学科)
区分
必修(理)
担当教員
山本
泰宏
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
他
学 習 目 的
論理的思考方法の基礎を身につけ、大学における学習方法の基礎を習得する。
学 習 目 標
様々な事象を階層化して分類できる。
帰納法と演繹法を利用して論理展開できる。
授 業 概 要
初回に大学と高校の違いについて講義する。以後、
「分類と階層化」
・
「帰納法と演繹法」を key word と
した演習を行う。
教
科
書
なし
参
考
書
「論理思考」の本
成績評価方法
授
業
PHP 研究所
授業参加態度、発言回数
第 1 回
大学とは
高校と大学の違い、授業の聴き方・マナー、生活指導
第 2 回
授業の構成(分類と階層化)
、ポイントの掴み方(一般論と具体例)
第 3 回
教科書の目次を利用して「分類と階層化」について理解する。【なぜ目次があるのか。良い目次とはどの
ような目次か。
】
第 4 回
教科書の内容を理解する【「分類と階層化」の視点で「段落」
、「具体例と一般論」について考える。
】
第 5 回
第 3 回、第 4 回の学習内容の演習。
第 6 回
第 3 回、第 4 回の学習内容の演習。
第 7 回
第 1 回から第 6 回の学習内容を踏まえてノートのとり方について討論する。
第 8 回
ノートのとり方の確認。
第 9 回
帰納法と演繹法について。
第10回
帰納法と演繹法についてグループ内で演習を行う。
第11回
「分類と階層化」と「帰納法と演繹法」
、
「一般論と具体例」の関係を討論する。
第12回
平易な文章を読んでこれまでに学習した内容の確認を行う。
第13回
科学的な文章を読んでこれまでに学習した内容の確認を行う。
第14回
科学的な文章を読んでこれまでに学習した内容の確認を行う。
第15回
まとめ
計
画
備
考
大学の授業では積極的に発言する学生が評価されます。間違いをおそれずに積極的に発言して下さい。
その他担当教員:坂本 宏史、升 佑二郎、荒川 聡美、生友 聖子 他
3
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
基礎演習Ⅰ
(作業療法学科)
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
必修(作)
担当教員
川手
豊子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
他
個人やグループで演習課題に取り組み、大学で学ぶための基礎的な技法を習得する。
受講者は、大学生としての新生活を順調にスタートさせるために必要なラーニング・スキル(学びの技術)
の基礎を確実に習得し、講義を受講する際のマナーや、対人コミュニケーションの基本も身につけること
ができる。
この演習は、大学教育の目的を正しく理解し、授業への取り組み方を学ぶ。大学での学習に必要な知的技
術、情報収集の方法、自立した生活習慣の確立などに役立つ知識を学ぶ。少人数編成のクラスで、学友た
ちと協力しながら学習成果をあげる方法を身につける。
教
科
書
学科作成の教材並びに資料
参
考
書
なせば成る!スタートアップセミナー学習マニュアル 改訂版 山形大学基盤研究院 編
成績評価方法
4/8
大学で学ぶということ:自己紹介
第 2 回
大学における学び:基本的な受講マナー
基本、交通マナー
第 3 回
図書館の利用法、アルコール・パッチテスト(アルコールとの付き合い方)
4/22
第 4 回
心理的適応についての講話を聞く(合同クラス)
①傾聴し、ノートを取る
②ノートのまとめと感想を提出
4/29
授
第 6 回
業
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
出席状況(40%)
、課題・レポート提出(60%)
第 1 回
第 5 回
画
山形大学出版会
考
自立した生活習慣、対人コミュニケーションスキルの
作文力を高める①:文の書き方の原則(起承転結)
。話し言葉と書き言葉、主語と述語、修飾語、
曖昧な表現を避ける、読点などについて学ぶ。課題文章の添削をする。
作文力を高める②:課題Aに基づきグループ討論の後、文章化する。課題A文章提出。
(プロセスライティングの修得)
。
作文力を高める③:課題Bに基づきグループ討論の後、文章化する。課題B文章提出。
(プロセスライティングの修得)
。
作文力を高める④:課題C(長文)において、グループ討論を行って、内容から注目すべき課題
の抽出を行う。注目された課題から 1 つを選び文章化する。
作文力を高める⑤:課題C(長文)において、文章化された課題について発表し、全体で討論を
行う。課題C文章提出。
レポートを書く①:レポートとは。レポートの構成、文献検索の方法・書き方について学ぶ。
レポートを書く②:考察の書き方
レポートの良い例、悪い例を分析してみる。
レポートを書く③:各自、レポートのテーマを決め、構成を考える。
資料の収集。図書館やインターネットで資料を調べる。
レポートを書く④:資料の収集。図書館やインターネットで資料を調べる。
集めた資料に基づき、実際にレポートを書いてみる。
レポートを書く⑤:集めた資料に基づき、実際にレポートを書いてみる。レポート提出。
口頭発表用のレジメ(配布資料)を作る。
レポートの内容をレジメ(配布資料)にまとめ、口頭発表する。
4/15
5/13
5/20
5/27
6/3
6/10
6/17
6/24
7/1
7/8
7/15
7/22
あらかじめ 14 名前後で5クラスを編成し、担当教員 1 名が指導する。クラス内でグループ分けをするこ
とがある。作文力を高める①-⑤における作文と、レポート①-⑤は最終的に学生各個人で作成し提出。
その他担当教員:守口 恭子、神谷 直樹、黒崎 真樹、春山 佳代
4
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
必修
選択
科目名
基礎演習Ⅰ
(福祉心理学科)
区分
必修(福)
担当教員
永井
正則
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
学 習 目 的
大学で学ぶための基本的スキルを身につける。学生が自身のキャリア設計をすることで、学習への動機付
けを高める。学生生活を続けるための社会意識や健康意識を身につける。
学 習 目 標
大学生と社会との関わりや健康維持に関する知識を身につける。
講義ノートのとり方、ノートの活用法、文献の要旨のまとめ方、レポートの書き方を身につける。
ノートやレポートを学生同士で評価しあうことで、自分自身の達成度を知る。
キャリアプラニングを行うことで、学習への動機付けを高める。
授 業 概 要
大学生活へのオリエンテーションを行う。福祉心理学科と演習へのオリエンテーションを行う。講義ノー
トのとり方を学ぶ。文献の要旨を作成する。自身で選択したテーマについてレポートを作成する。
同級生のノートやレポートを評価する。1年次の段階でのキャリアプランを作成する。
教
科
書
大学生
参
考
書
随時紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
第 6 回
授
画
出席状況、提出物により評価する。
オリエンテーション①:演習の進め方、評価方法の説明を受ける。福祉心理学科で何を学べるかを理解す
る。
オリエンテーション②:授業態度に関するマナー、大学生活の上での諸注意について学ぶ。自己紹介を行
う。
ノートのとり方①:ノートの取り方を学ぶ。配布資料なしの模擬講義を受け、ノートをとる。とったノー
トを提出する。
ノートのとり方②:配布資料ありの模擬講義を受け、ノートをとる。とったノートを提出する。
テキストのまとめ①:図書館の利用方法、資料検索の方法や視覚資料の利用法を学ぶ。図書を一冊借出す。
借出した図書を読み、その要旨をまとめ 2 週間後に提出する(ホームワーク)
。
ノートのとり方③:第3回と第4回で提出したノートの講評を受ける。よくとれたノートとそうでないノ
ートを比較してみる。
ノートのとり方④:模擬講義を受け、ノートをとる。とったノートを提出する。
第 8 回
テキストのまとめ②:提出したテキストの要旨について講評を受ける。要旨のまとめ方を学ぶ。
第 9 回
第10回
第11回
レポートの作成①:レポートの構成を学ぶ。提示された課題の中から、自身が興味を持てる課題を選択す
る。
レポートの作成②:課題に関連する資料を集める。資料を読み、選択した課題を整合性のあるレポートに
することができるかどうかを判断する。
レポートの作成③:資料を収集する。パソコンを使ってレポートを書く。ワードやエクセルを活用して、
レポートの内容をわかりやすく伝える工夫をする。レポートを提出する。
第12回
レポートの評価①:提出されたレポートを学生同士で評価する。各自の評価を文書にして提出する。
第13回
レポートの評価②:提出されたレポートを学生同士で評価する。各自の評価を文書にして提出する。
第14回
第15回
備
世界思想社
第 7 回
業
計
学びのハンドブック[3訂版]
考
キャリア設計①:自身のキャリア設計をする。福祉心理学科の3コース(社会福祉、精神保健福祉、発達
心理)に所属する4年生に、それぞれのコースで学べることやコースを決めた動機などについて紹介して
もらう。学生便覧などを参考にして、コースによって異なる履修科目を把握する。
キャリア設計②:卒業後の進路までを想定した自身のキャリアプランを作る。2年次、3年次、4年次に
学ぶことを具体的に書込んだプランを作る。
その他担当教員:新井 雅
◎演習の欠席は3回までしか認められない、遅刻も1回で欠席 0.5 回の扱いになるので注意。
5
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
必修
選択
科目名
基礎演習Ⅱ
(理学療法学科)
区分
必修(理)
担当教員
坂本
宏史
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
後期
学 習 目 的
科学的記事・論文を通して、読解力、論理的思考力、および文章・口頭による表現能力を向上させる。ま
た、理学療法の専門分野や関連する職業の知識を深め、理学療法士を目指す学生に必要な基本的な知識・
姿勢を培うことを目的とする。
学 習 目 標
科学的文章の理解ができる。自分が理解した内容を要約し、他者に説明できる。自ら設定した課題につい
て情報収集、分析、まとめ、発表ができる。将来の職業に対し理解を深め、目標を明確にする。
授 業 概 要
日経サイエンスやニュートンなどの科学的記事を読んで、その要約をまとめ、他者に説明する。演習が進
むにつれて文章の内容は徐々に高度なものになる。専門家の話を聞き、要旨・感想を書く。
教
科
書
なし
参
考
書
授業中に随時提示する。
成績評価方法
授
出席状況、課題への取組み(積極性・努力・成果)を総合的に評価する。
第 1 回
オリエンテーション、今後の予定について
科学的文章の構成を理解する。
第 2 回
交通安全講話
第 3 回
科学的文章を読んで、要約を書く。疑問に思ったこと、興味を持ったことを書きだす。
第 4 回
科学的文章を読んで、要約を書く。疑問に思ったこと、興味を持ったことを書きだす
第 5 回
合同講義:専門家の話を聞く(神経系理学療法)
。ノートをとり、要旨をまとめ、感想を書く。
第 6 回
第 3・4 回で読んだ文章の要旨を説明する。更に、課題文章で扱われた内容から興味・疑問を持ったこと
などについて、調査・分析し、クラスで発表する。
第 7 回
科学的文章を読んで、要約を書く。疑問に思ったこと、興味を持ったことを書きだす。
第 8 回
科学的文章を読んで、要約を書く。疑問に思ったこと、興味を持ったことを書きだす
第 9 回
合同講義:専門家の話を聞く(教育・管理理学療法)
。ノートをとり、要旨をまとめ、感想を書く。
第10回
第 7・8 回で読んだ文章の要旨を説明する。更に、課題文章で扱われた内容から興味・疑問を持ったこと
などについて、調査・分析し、クラスで発表する。
第11回
科学的文章を読んで、要約を書く。疑問に思ったこと、興味を持ったことを書きだす。
第12回
科学的文章を読んで、要約を書く。疑問に思ったこと、興味を持ったことを書きだす
第13回
合同講義:専門家の話を聞く(内部障害系理学療法)
。ノートをとり、要旨をまとめ、感想を書く。
第14回
第 11・12 回で読んだ文章の要旨を説明する。更に、課題文章で扱われた内容から興味・疑問を持ったこ
となどについて、調査・分析し、クラスで発表する。
第15回
まとめ
業
計
画
備
考
交通安全講話、来年度に向けて
理学療法学科1年生を 6(~7)クラスに分け、少人数演習形式で授業を行う。
各クラスを理学療法学科の教員が担当する。
その他担当教員:金 信敬、鈴木 敦子、村松 憲、髙村 浩司、荒川 聡美
6
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
基礎演習Ⅱ
(作業療法学科)
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
必修(作)
書
学科作成の教材並びに資料
参
考
書
PT・OTのためのこれで安心
業
1
1
後期
他
コミュニケーション実践ガイド
山口美和著、医学書院、2012.
出席状況(40%)
、課題・レポート提出(60%)
於:実習評価室 C
交通安全について、オリエンテーション、前期を終えて、後期に向けて
第 2 回
情報収集力を高める①―課題を設定し、 グループで学科の教員と面会し、話し合うことで情報収集をす
る(コミュニケーション・スキルの習得)
第 3 回
情報収集力を高める②―前回の続き(コミュニケーション・スキルの習得)
第 4 回
情報収集力を高める③―収集した情報を課題に沿ってまとめる。(人から教わる体験、求めたものを得る
体験)
グループで課題レポートを提出する
第 5 回
思考力を高める①―テーマを設定し、KJ法によって情報を整理する
第 6 回
思考力を高める②―整理により見えてきた課題をまとめる
第 7 回
思考力を高める③―結果の図式化などを試み、思考を組み立てる
グループで課題レポートを提出する
第12回
感染症と予防
特別講師:鶴原 喬
於:実習評価室 C
対人関係技術―初日の挨拶のポイントを押さえる
ロールプレイをみんなで評価することでポイントを考える
対人関係技術―患者とのかかわり
ロールプレイをみんなで評価することでポイントを考える
手紙の書き方―実習のお礼状を書く
各自で便箋にお礼状を書き、封筒の書き方も習得して、提出する
実習日誌の書き方―書き方とポイントを学ぶ
モデル事例について記録し、提出する
第13回
実習日誌の書き方―ビデオの観察
第14回
冬の交通安全
第15回
まとめ、実習に向けて「作業療法入門実習の手引き」の確認
計
第 9 回
第10回
第11回
備
開 講
学期等
第 1 回
第 8 回
画
恭子
履修
年次
受講者は、作業療法士を目指す学生として基本的な考え方や姿勢を身につける。
グループで課題に取り組むことで、情報収集の仕方や考え方をまとめるためのラーニング・スキルの基本
を身につける。
本演習は、基礎演習Ⅰにて大学での学びの基礎を習得した学生が、将来、臨床家である作業療法士となる
ために基本的な態度や技術を身に着けるために組まれた課題である。情報収集の技術や考察を組み立てる
過程を体験するなど、段階的に臨床活動に役立つ技術を学ぶ。少人数のクラス編成できめ細かく指導し、
グループ活動によって学習成果をあげる。
科
授
守口
単位数
個人やグループで演習課題に取り組み、作業療法士を目指す学生として必要な基本的姿勢や態度を習得す
る。
教
成績評価方法
担当教員
考
集団活動について記録し、提出する
あらかじめ 16 名前後で6クラスを編成し、担当教員 1 名が指導する。情報収集力を高める①-③、思考
力を高める①―③、はグループで課題レポートを提出する。そのほかは個人でレポートや課題を提出する。
その他担当教員:黒崎 真樹、志茂 聡、中村 圭一、春山 佳代
7
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
必修
選択
科目名
基礎演習Ⅱ
(福祉心理学科)
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
科
書
大学生
参
考
書
随時紹介する。
業
正則
他
開 講
学期等
1
1
後期
学びのハンドブック[3訂版]
世界思想社
出席状況、提出物、プレゼンテーションにより評価する。
第 2 回
プレゼンテーションの基礎:プレゼンテーションの構成、形態などについて学ぶ。レジメの作り方を学ぶ。
第 3 回
プレゼンテーションの準備:小グループに分かれる。グループ内での役割を決める。発表するテーマを決
める。
第 4 回
プレゼンテーションの準備:テーマに沿って資料収集を行う。
第 6 回
第 7 回
計
第 9 回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
永井
履修
年次
オリエンテーション:大学生活の上の諸注意、交通安全講話、演習の進め方の説明
第 8 回
画
必修(福)
単位数
第 1 回
第 5 回
授
担当教員
プレゼンテーションに必要な能力とスキルを身につける。理学療法、作業療法などの関連分野への理解を
深めるとともに、福祉心理学科内の3コースの詳細を把握することで、自身のキャリアプラニングを確か
なものにする。
自ら設定したテーマに沿ってプレゼンテーションを行う。
プレゼンテーションを聴き、その内容を理解し評価する。
理学療法・作業療法の仕事への理解を深める。
福祉心理学科内の3コースについて理解を深め、2年次以降のコース選択を行う。
小グループに別れ、グループごとに課題設定を行う。設定したテーマに沿って資料を収集し、その内容の
整理・分析を行い、発表する。他のグループの発表を聴き、その内容を把握し、評価する。演習の後半は
理学療法、作業療法への理解を深めるとともに、学科内の3コースについて詳しく知り、2年次以降のコ
ースを自ら選択する。
教
成績評価方法
区分
考
プレゼンテーションの準備:テーマに沿って資料収集を行う。図表を作成する。パワーポイントを使って
発表原稿を作成する。
プレゼンテーションの準備:パワーポイントを使って発表原稿を作成する。発表時間の調整を行う。配布
するレジメを作成する。
プレゼンテーションの予行:グループごとに予行を行う。
プレゼンテーション:グループごとに発表を行う。他のグループの発表内容を簡潔にまとめる。他のグル
ープの発表を評価する。
プレゼンテーション:グループごとに発表を行う。他のグループの発表内容を簡潔にまとめる。他のグル
ープの発表を評価する。
理学療法士の仕事:理学療法士の仕事について学ぶとともに、将来現場に出た時に理学療法士とどのよう
に連携していけるかを考える。
作業療法士の仕事:作業療法士の仕事について学ぶとともに、将来現場に出た時に作業療法士とどのよう
に連携していけるかを考える。
社会福祉士の仕事:社会福祉士の仕事について学ぶとともに、次年度以降の自身のコース選択を考える。
精神保健福祉士の仕事:精神保健福祉士の仕事について学ぶとともに、次年度以降の自身のコース選択を
考える。
発達心理学コースの実際:発達心理学コースで何が学べるかを理解することで、次年度以降の自身のコー
ス選択を考える。2 年次の受講ガイダンスとコース選択調査を行う。
認知症サポーター講座:認知症についての理解を深め、認知症サポーターとしてとるべき態度や行動につ
いて学ぶ。
その他担当教員:鈴木 真吾
◎演習の欠席は3回までしか認められない、遅刻も1回で欠席 0.5 回の扱いになるので注意。
8
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
コンピュータリテラシー
必修
選択
区分
担当教員
選択
升
佑二郎
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
学 習 目 的
学生生活や実社会において必須の能力であるコンピュータを使いこなし,ネットワークに参加し活用する
能力を習得する.
学 習 目 標
インターネットを使用してメールの送受信,インターネットによる情報の収集ができる.Microsoft Office
を利用して,文書の作成.データの整理・分析,プレゼンテーション等の技術・知識を習得する.
授 業 概 要
パーソナル・コンピュータ(Windows7,8)の基本操作と情報技術関連の知識について講義と実習をおりま
ぜて行う.
教
科
書
教科書名:コンピュータ入力問題集
参
考
書
講義中に指示する.
成績評価方法
授
業
備
監修:池田彰
出版社:日本文教出版
演習課題(90%),授業態度(10%)により評価する.
第 1 回
オリエンテーションおよび機器の理解,設定,使用方法,起動,終了操作
第 2 回
文書作成ソフト Word の基本操作
(日本文の入力と文書作成)
第 3 回
文書作成ソフト Word の基本操作
(文字,文書の整形)
第 4 回
文書作成ソフト Word の基本操作
(クリップアート,ワードアート)
第 5 回
文書作成ソフト Word の基本操作(書式の設定)
第 6 回
表計算ソフト Excel の基本操作
(セルの概念,データの入力,簡単な計算)
第 7 回
表計算ソフト Excel の基本操作
(少し複雑な計算,関数による計算)
第 8 回
表計算ソフト Excel の基本操作
(表の作成)
第 9 回
表計算ソフト Excel の基本操作
(グラフの作成)
第10回
プレゼンテーション・ソフト PowerPoint の基本操作
(スライドの作成)
第11回
プレゼンテーション・ソフト PowerPoint の基本操作
(表,図形の挿入)
第12回
プレゼンテーション・ソフト PowerPoint の基本操作(アニメーション)
第13回
プレゼンテーション・ソフト PowerPoint の基本操作(見やすいスライドを作る)
第14回
Word、Excel、Power Point のデータの貼付方法
第15回
まとめ
計
画
第2版
考
学生の興味,理解度あるいは設備等により,講義の順番,内容を変更する場合がある.
個人のパーソナル・コンピュータに Microsoft Office をインストールした状態にしておくこと.
9
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
必修
選択
科目名
健康と運動
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
選択
担当教員
金
科
書
教科書は指定しない。担当教員自作資料配布。
参
考
書
「健康双書
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期
将来の医療従事者を目指す者として、自分の健康維持・増進だけではなく、進む高齢社会における介護予
防としての運動の重要性をよく理解することを目的とする。選択の幅が広い運動の中で、身心を共に鍛え
ながら幅広い年齢層に適した太極拳のような特殊運動について理解する。
健康と運動の概念や運動が健康に与える効用について説明できる。24 式太極拳と気功の基本方法を身に
つけ、自分の健康維持、疾病予防に応用できるようになる。将来仕事の現場でも太極拳と気功を生かすこ
とができる。
第 1 回目から第 5 回目までの講義では、健康と運動の概念や運動が健康に与える効用を理論的に説明し、
気功や太極拳の歴史と発展を紹介する。第 6 回目から第 13 回目までの運動実技では、太極拳 24 式を段
階的に学習し、気功の基本方法を学習する。
教
成績評価方法
信敬
単位数
これなら続く太極拳」
山内孝道著
農文協出版
出席と授業態度 30 点、段階試験 40 点、課題レポート 30 点、点計 100 点。
{健康と健康の指標}
健康の概念、健康の主観的指標、健康の客観的指標
{人間と運動}
運動の概念 人間の運動(運動の分類、運動の捉え方)
{運動不足による健康の喪失}
運動不足が体に及ぼす影響、運動不足による疾病、健康と国民経済
{健康に与える運動の効用}
内臓機能への影響。運動器疾患の予防効果、転倒・骨粗鬆症の予防効果、サルコペニアの予防効果
{気功と太極拳 1}
気功とは、太極拳とは、気功・太極拳の歴史、気功と太極拳が体に与える影響
{気功と太極拳 2}
太極拳の基本動作、気功の小錬形 6 式、呼吸法、采気充形 8 式
{気功と太極拳 3}
気功の基本方法。太極拳(1.起式
2.左右野馬分鬣
3.白鶴亮翅
4.左右樓膝拗歩)
{気功と太極拳 4}
気功の基本方法。太極拳(5.手揮琵琶
6.左右倒巻肱
7.左欖雀尾
8.右欖雀尾 )
{気功と太極拳 5}
気功の基本方法。太極拳(9.左単鞭
10.雲手
11.右単鞭
12.高探馬 )
{気功と太極拳 6}
気功の基本方法。太極拳( 13.右蹬脚
14.双鋒貫耳
15.転身左蹬脚 16.左下勢独立)
{気功と太極拳 7}
気功の基本方法。太極拳(17.右下勢独立 18.左右穿梭
19.海底針
20.閃通背 )
{気功と太極拳 8}
気功の基本方法。太極拳(21.転身搬攬錘 22.如封似閉
23.十字手
24.収式)
{気功と太極拳 9}
太極拳 24 式各動作確認の段階的試験
{気功と太極拳 10}
太極拳 24 式の護身術応用、各種慢性疾患の予防・改善への応用
全体の復習とまとめ
健康状態を自分でチェックし、気になることや質問があれば、常に相談を受けアドバイスをする。
他の大学では滅多にない楽しい雰囲気で行う授業である。
オフィスアワー:火曜日 12 時 30 分~14 時、金研究室(B 棟 315)
10
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
生活健康学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
担当教員
選択
金
科
書
教科書は指定しない。担当教員自作資料配布。
参
考
書
特になし
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3
前期・後期
将来の医療従事者を目指す者として、生活習慣病の主因である生活(衣・食・住・行)との関係をよく理
解することを目的とする。代替医療として中国伝統医学の養生学の理論と実践が、生活習慣病の予防・改
善、及び生涯の自己健康管理における役割について理解する。
「生活」の視点から「健康」との関係をよく説明することができ、現代社会生活(衣・食・住・行)様式
(スタイル)がもたらす生活習慣病の予防・改善の理論と実践法が習得できる。また、生涯における自分
の健康管理だけではなく、将来現場での指導ができるスキルも取得できる。
生活の基本である衣、食、住、行(身体行動と精神行動)の諸因子と健康の関係を解説し、特に生活様式
としての行動パタンーが心身に与える影響を養生学、経絡学、薬膳学、気功学、推拿学(中国マニュアル
セラピー)
、風水学の視点から学習する。
教
成績評価方法
信敬
単位数
出席点 30 点。授業態度 30 点、レポート 40 点
計 100 点。
{生活健康学概論}
健康の概念(WHO の健康への定義)
、人間生活(衣・食・住・行)
、生活健康学とは
{服飾と健康}
服飾とは、服飾の変遷、服飾と季節、服飾と現代生活、服飾が健康に与える影響
{食生活と健康}
飲食と生命、自然(旬)と食、五臓と味、飲食の習慣と健康、噛む行動と生活習慣病、茶・酒と健康
{休養と健康}
居住環境と健康、睡眠と健康、起居行動と健康、地理環境(風寒湿燥)と健康
{身体行動と健康 1}
気功とは、気とは、気功の内容と分類、気功の基本方法
{身体行動と健康 2}
気功の実践(小煉形、元明八式)
、禅と身心健康、禅の基本とその実践(座禅、臥禅、立禅、動禅)
{身体行動と健康 3}
気功の実践(気功による腰痛・肩凝りなど慢性疾患の予防・改善)
{身体行動と健康 4}
推拿療法(中国マニュアルセラピー)の起源と歴史、推拿療法の効用、推拿療法の基本方法
{身体行動と健康 5}
推拿療法の基本方法:点法、揉法、拿法、按法、拍法、撃法。肩こり、腰痛、頭痛などの予防・改善
{身体行動と健康 6}
推拿療法の応用:肩こり、腰痛、頭痛、慢性疾患などの予防・改善
{精神行動と健康}
精神とは、内臓と感情(喜、怒、哀、憂、思、悲、驚)
、ストレスと健康、ストレスへの認識
{薬物と健康}
薬物とは、麻薬や覚せい剤による薬物依存及び健康への被害、喫煙・飲酒による健康への被害
{性と健康}
人間と性、性への認識、性行動と身心の健康、エイズと性、健康的な性
{危機管理と健康}
危機管理とは、疾病予防の意識と行動
まとめ
他の大学は滅多にない気功やマニュアルセラピーの内容、楽しい雰囲気で自分の身体を知り、肩こり・腰
痛などを含む疾病の予防改善や姿勢の改善、免疫力のアップに役立つことが期待できる。
オフィスアワー:火曜日 12 時 30 分~14 時、金研究室(B 棟 315)
11
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
必修
選択
科目名
スポーツの理論と実際
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
参
科
考
書
書
成績評価方法
区分
選択
降
業
1
1・2・3
前期・後期
特に指定しない(必要な場合は資料を配付する)
出席(40%)、授業内での取り組み姿勢や内容(60%)により評価する。
※運動の出来る格好でない場合は減点の対象とする。
※欠席は3回まで認める。
授業概要:オリエンテーション(履修者全員共通)
授
業
期
間
内
開
講
種
目
1 種目につき 1 回開講)
トレーニング・
サッカー
ニュースポーツ
前期・後期(各学期
フライングディスク
種目
第1回
フライングディスクとは
サッカーの基本
トレーニングの基本
第2回
基本的な投げ方
ボールコントロール
体の動かし方
第3回
ディスタンス
パス
トレーニング・ニュースポーツ 1
第4回
MTA フリースタイル
シュート
トレーニング・ニュースポーツ 2
第5回
アルティメット
ゲーム
トレーニング・ニュースポーツ 3
TRC
後期集中
スキー
場
所:未定(ふじてんスノーリゾートなど予定)
日
程:1~2 月のうち 1 日間(5 回分)
(複数回予定)
募集定員:20 名(予定)
費
用:個人負担 (すべてレンタルの場合,リフト券込みで約 12,000 円)
【履修の流れ】
前期
後期
後期集中
(1〜2月)
下記種目から全て選択
○フライングディスク
○サッカー
○トレーニング・ニュースポーツ
計
下記種目から2種目選択
○フライングディスク
○サッカー
○トレーニング・ニュースポーツ
(
オ
画
開 講
学期等
特に指定しない(必要な場合は資料を配付する)
集 開講学期
中 種目
開
講
種 内容
目
授
佑二郎
履修
年次
様々なスポーツや動きに触れ、それを実践できるようになる。
当該科目では、まずオリエンテーションにおいて授業概要の説明・履修計画の組み立てを行い、その後、
種目別グループに分かれスポーツ活動に取り組む。
スポーツの種目:「フライングディスク」
「サッカー」
「トレーニング・ニュースポーツ」
「スキー」
開講学期
以
升
単位数
学生がスポーツの理論を学び、その実践を行うことにより、自信の健康についての意識や身体活動につい
て考え、さらに体を動かすことの楽しさを実感することを目的とする。
第 1 回
第 2 回
担当教員
リ
エ
ン
テ
ー
シ
ョ
ン
履
修
計
画
下記種目から1種目選択
○フライングディスク
○サッカー
○トレーニング・ニュースポーツ
を
た
て
る
前期選択種目以外で1種目選択
○フライングディスク
○サッカー
○トレーニング・ニュースポーツ
スキー
前期選択種目以外で2種目選択
○フライングディスク
○サッカー
○トレーニング・ニュースポーツ
前期選択種目以外で1種目選択
○フライングディスク
○サッカー
○トレーニング・ニュースポーツ
単
位
認
スキー
定
下記種目から全て選択
○フライングディスク
○サッカー
○トレーニング・ニュースポーツ
)
前期選択種目以外で2種目選択
○フライングディスク
○サッカー
○トレーニング・ニュースポーツ
スキー
※種目を組み合わせて15回以上になるように履修する
※選択した種目は通して受講しなければならない。
※同一種目は2度受講することができない。
※受講人数に応じて前期・後期に振り分けることがある。
※15回以上の受講を満たした者のうち、さらに別種目の受講を希望する場合は、受講人数により参加を認めることが
ある。
(出席については回数に含めない。
)
※雨天等の場合は、室内で行える運動または座学に切り替える。
備
考
※運動できる格好で来ること。
(ジャージ・運動靴等)
※必要に応じて着替え、タオル、飲物を持参すること。
12
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
必修
選択
基礎数学演習
区分
選択
担当教員
堀内
一美
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
学 習 目 的
医療福祉に必要な数学の最重要事項を再確認し使えるようにする。
学 習 目 標
本学の専門基礎科目・専門科目を学ぶために必要な数学の基礎を使える。
授 業 概 要
「統計学」や「物理学」又は「生理学」や「生命科学」、さらには一部の専門科目を理解するための数学の基本を
理解し、計算などができるように練習する。高校の復習ではなく医療・福祉の例題を取り入れて説明する
。
教
科
書
なし。配布資料を用いる。
参
考
書
中学・高校の教科書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
備
期末テスト(75%), 出席/小テスト(15%), 授業態度(10%)
計算の仕方(1)
有効数字・分数・小数の掛算・割算
計算の仕方(2)
平方根・三平方の定理
方程式を解く
1次方程式・2次方程式
速さの計算
応用:神経の伝導速度
単位(1)
単位のしくみ・基本単位
単位(2)
単位の変換
1次関数・2次関数
表・グラフ・傾き
逆関数
表・グラフ
指数・指数関数
指数の法則。ウイルスはどのように増えるのか?
対数・対数関数
pH など
三角比
ベクトル
三角比
力・速度への応用
第13回
確率の基礎(1)サイコロ
第14回
確率の基礎(2)宝くじ
第15回
モル濃度
考
理解度に応じて進行・内容が変わる可能性がある。
プレイスメントテストを行い,新入生で高校数学を充分学んでいない学生や復習を必要とする学生を優先
する。
オフィスアワー:火曜日(9:30-11:30am, 1:30-4:30pm)。
13
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
必修
選択
統計学
必修(理・作)
選択( 福 )
区分
担当教員
堀内
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期・後期
一美
学 習 目 的
統計学(記述統計学・推測統計学)の基本理論を学び、Excel を用いての実際の活用の基礎をつくる。
学 習 目 標
自然現象や実験結果を見るとき、統計学がどうして必要なのか理解する。
簡単な統計処理が Excel を用いてできる。
授 業 概 要
Excel の基本操作を習得した学生を対象とする。統計学の理論は基礎にとどめ、実用性を重視する。Excel
を用いてデータの整理・基本統計量の計算方法を習得しグラフでの表現方法も学ぶ。また Excel の分析
ツールを活用して、推測統計学の基礎を習得する。
教
科
書
教科書名:「Excel で学ぶ統計解析」
参
考
書
「PT・OTのための統計学入門」
成績評価方法
授
業
涌井良幸・涌井貞美著
著者:渡邊宗孝 他
出版社:ナツメ社
出版社:三輪書店
期末テスト(75%), 出席/小テスト(15%), 授業態度(10%)
第 1 回
導入と統計学をするための Excel の基本について。
第 2 回
基本統計量の計算(平均・分散・標準偏差など),
第 3 回
ヒストグラム。累積分布関数。
第 4 回
変数の標準化。偏差値。
第 5 回
2変数の関係を表す散布図。共分散・相関係数。
第 6 回
サンプリングは統計学の出発点。普遍推定量と自由度。
第 7 回
確率と確率分布(1)。確率分布の基本となる正規分布。
第 8 回
大数の法則と中心極限定理。
第 9 回
確率と確率分布(2)。t 分布。
第10回
推定の考え方(1) 大きなサンプルのときの母平均の区間推定。
第11回
推定の考え方(2) 小さなサンプルのときの母平均の区間推定。
第12回
検定の考え方(1) 母平均の検定。
第13回
検定の考え方(2) 母平均の差の検定。t 検定。
第14回
回帰分析(1)グラフの近似曲線の求め方。回帰方程式,最小二乗法。
第15回
回帰分析(2)予測値・実測地・残差の関係。決定係数の意味。
計
画
備
考
理解度に応じて進行度・内容が変わる可能性がある。
オフィスアワー:火曜日(9:30-11:30am, 1:30-4:30pm), 事前にアポイントメントをとること。
14
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
必修
選択
統計学
必修(理・作)
選択( 福 )
区分
担当教員
升
佑二郎
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
後期
学 習 目 的
Excel を用いてのデータ整理やデータ処理の仕方,および実習や臨床現場で用いる統計手法を習得する.
学 習 目 標
統計手法(記述統計,推測統計)を Excel を用いて使えるようになり,実習や臨床現場でのデータの統計
処理を行えるようになる.
授 業 概 要
統計学の理論は基礎にとどめ,実用性を重視する.Excel を用いてデータ整理や計算処理,統計手法を習
得し,グラフの作成等も学ぶ.
教
科
書
「統計学がわかる(ファーストブック)
」
参
考
書
講義中に指示する.
成績評価方法
授
業
出版社:技術評論社
著者:向後千春,冨永敦子
演習課題(100%)により評価する.
※欠席は 3 回まで認める.
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
平均と分散
第 3 回
信頼区間
第 4 回
カイ 2 乗検定
第 5 回
T 検定(対応なし)
第 6 回
T 検定(対応あり)
第 7 回
分散分析
第 8 回
散布図と相関
第 9 回
相関係数、無相関検定
第10回
回帰直線
第11回
偏相関
第12回
重回帰
第13回
相関行列
第14回
因子分析
第15回
まとめ
統計とは?
計
画
備
考
学生の興味,理解度により,講義の順番,内容を変更する場合がある.
授業ではパーソナルコンピュータを用いるので持参すること.
15
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
必修
選択
統計学
必修(理・作)
選択( 福 )
区分
担当教員
古川
進
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
後期
学 習 目 的
データの特徴を数量的に把握し、整理・分析に役立つ手法(記述統計学)と、一部のデータ(標本)から
全データ(母集団)の特徴を推測する手法(推測統計学)を習得する。
学 習 目 標
Excel を活用して、卒業後に仕事の現場で必要となる統計手法(記述統計学および推測統計学)を使いこ
なすことができる。
授 業 概 要
Excel の基本操作を修得した学生を対象とする。統計学の理論は基礎にとどめ、実用性を重視する。Excel
を用いてデータの整理・基本統計量の計算方法を学ぶ。また、Excel の分析ツールを活用して、推測統計
学の手法を学習する。
教
科
書
教科書名 : 「Excel で学ぶ統計解析」 著者 : 涌井良幸・涌井貞美
参
考
書
参考書名 : ゼロから学ぶ統計解析
成績評価方法
授
業
著者 : 小寺
平治
出版社 : ナツメ社
出版社 : 講談社
試験(70%)、出席点(10 点) 1 回休むごとに 2 点減点、課題点 20 点(各回の提出を 10 点満点で評価する)。
出席点には学習意欲も考慮する。
第 1 回
統計学のための Excel の基本操作を学習する。エクセルの分析ツールをインストールをする。
第 2 回
データの整理・分析、度数分布表の作成をエクセルを利用して勉強する。
第 3 回
基本統計量(平均、分散、標準偏差)の計算、変数の標準化を勉強する。エクセルの関数を使う。
第 4 回
二次元データの整理・分析(散布図、共分散、相関係数)
、エクセルのグラフの描き方を勉強する。
第 5 回
4 回までの復習、演習(4 回までの予定が消化できなかったときは、残りの部分の講義もする)。
第 6 回
確率と確率分布の基礎知識を勉強する。
第 7 回
確率分布(二項分布、正規分布、t-分布など)を勉強する。
第 8 回
大数の法則と中心極限定理をエクセルを使って理解できるようにする。
第 9 回
確率、確率分布の復習、演習(8 回までの予定が消化できなかったときは、残りの部分の講義もする)。
第10回
正規母集団に関する推定の仕方を勉強する。
第11回
検定の考え方、基礎的事項を勉強する。
第12回
正規母集団に関する検定(大きな標本)を勉強する。
第13回
正規母集団に関する検定(小さな標本)を勉強する。
第14回
母比率の検定法を勉強する。
第15回
演習(14 回までの総復習)
計
画
備
考
第 1 回目から、ノートパソコンを使いますから、それまでに使えるようにしておくこと。講義中に電源
がきれることのないように、十分に充電しておくこと。
履修条件 : コンピュータ・リテラシィを履修していることを期待している。
受講生の理解度等により、講義の順番、内容を変更する場合がある。
講義中、分からないところがあれば遠慮なく質問すること。また、次回の講義のために十分復習しておく
こと。講義は休まないこと。
統計は将来の仕事にとっても大変重要なので、十分な力をつけることを期待する。
16
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
必修
選択
科目名
生活と物理
区分
必修(理)
選択(作・福)
担当教員
堀内
一美
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期・後期
学 習 目 的
リハビリテーション(理学療法・作業療法)の基礎となる物理について理解する。
学 習 目 標
生活のなかで見られる比較的単純な事象や医療看護領域の題材を,物理学の目で見る事によって,
科学的な物の見方ができるようになる。
授 業 概 要
力学を中心に基礎の物理学を学ぶ。また,多岐にわたって利用されている物理学の知識を応用した治療法
を理解するだけでなく,科学的な物の見方を学ぶ。
教
科
書
教科書名:「シップマン 自然科学入門 新物理学 増補改訂版」
出版社:学術図書出版社
参
考
書
なし。配布資料あり。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
James T. Shipman 著
期末テスト(70%), 出席/小テスト(10%), レポート(10%), 授業態度(10%)
オリエンテーション
「科学的方法と基本量」測定や物理的記述に用いられる基本量について学ぶ。
「力-その 1」力についての基本的な概念を学び、力をベクトルとして理解する。力の合成や分解を理解
し,その方法を学ぶ。
「力-その2」力の理解を基礎として,力の釣合い,回転モーメント等を理解する。
「運動」運動の定量的な理解のために,変位,速度,加速度の諸量を学び,力との関係を理解する。
また重力についても学ぶ。
「力と運動」運動と力の関係を学び運動方程式を用いて様々な運動を解析する方法を学ぶ。
摩擦力の存在についても学ぶ。
「力学と医療」力と運動の学習をまとめ,医療における力学を考える。
「運動量とエネルギー」
仕事,位置エネルギー・運動エネルギーの概念を学習。 仕事率の単位についても学ぶ。
「エネルギーと熱」
エネルギーの理解から,熱の概念を学ぶ。 熱量の単位についても学ぶ。
「物質の物理、液体と気体の性質」比較的共通な性質を示すこれらの物質の性質を学ぶ。圧力の概念と
それに伴う医療にかかわる事柄を理解する。
波(音波や電磁波)の一般的な性質について学ぶ
「音」
音の波としての基本的な性質を学び、医療での応用(超音波診断など)について学ぶ。
「光」
光の波としての基本的な性質を学び、医療での応用について学ぶ。レーザーの原理につても学ぶ
「電磁波」
電磁波の波長による分類やリハビリテーションにおける利用方法などについて学ぶ。
「電気」
電流の基礎・電流量・電圧・抵抗などを学び電気回路を理解する。
「磁気」電気の流れに伴うエネルギー等の諸量や電気・磁気の基本的な概念について学ぶ。
医療への応用について学ぶ。
理解度に応じて進行度・内容が変わる可能性があります。前期の講義は、入学後の数学プレイスメントテ
ストで「基礎数学演習」をとる必要のない学生を対象とする。よって、後期の講義は前期に「基礎数学演
習」をとった学生を対象とする。
オフィスアワー:火曜日(9:30-11:30am, 1:30-4:30pm)。
17
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
生命科学
必修
選択
区分
選択
担当教員
堀内
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期・後期
一美
学 習 目 的
医療関係従事者になるものとして、「生命」を理解する基本を学ぶ。身体の中でどんな化学反応が起こっ
ているのか、どのように遺伝現象は起こるのか、病気はどのように起こるかなどの基本を理解する。
学 習 目 標
身体をつくっている物質がなにかを理解できる。身体の中でどのような化学反応が起きているかを理解で
きる。次に親から子に伝わる遺伝現象の基本を学び病気との関連がわかる。
授 業 概 要
まず身体を構成する物質を理解するため原子・分子・イオン・化学反応式などの「化学」の基本を学ぶ。
次に,生命の遺伝情報を担う DNA とその産物である蛋白質の基本を学びどのようにして遺伝情報は人体を
つくることができるのかを学ぶ。また最近注目を集めている「再生医療」「遺伝子治療」などについて学
びながらこれからのリハビリテーションの世界がどう変わってゆくか考えられるようにする。
教
科
書
プリントを配布する。
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
備
期末テスト(75%)、出席/小テスト(15%), 授業態度(10%)
身体は何からできているか? 原子,元素記号,原子番号,分子・分子式,原子量・分子量,元素の周期
表,アミノ酸
身体のなかではどのようなことが起こっているのか? 化学反応,陽イオン・陰イオン,酸・塩基・中和,
pH,モル濃度,アボガドロ数
植物が太陽のエネルギーを使い炭水化物をつくり,ヒトは炭水化物から ATP を作り生活する。有機物・
無機物,炭水化物から ATP ができる。
生命を支える蛋白質(1) “蛋白質はすべての生命現象に関係している!”
蛋白質とは?蛋白質の種類。蛋白質の構造。
生命を支える蛋白質(2)酵素。酵素と基質の関係。
ヘモグロビンなどを例にして蛋白質の働きを知る。
遺伝子 DNA(1)二重らせん。DNA の遺伝情報。RNA の合成。
遺伝子 DNA(2)DNA からどのように蛋白質が合成されるか。DNA と染色体。
遺伝子工学とは何か?遺伝子工学でつくれるもの?
生体通貨 ATP:どんなエネルギーを用いてヒトは生きているのだろうか?
高エネルギー燐酸結合。光合成。筋収縮のエネルギー源。
細胞の仕組みと働き(1)細胞膜。細胞小器官。細胞骨格。再生医療。
細胞の仕組みと働き(2)どうして初めひとつの細胞だったものが複雑な人間になれるのだろうか?
細胞分裂の仕組み。細胞死。細胞接着・細胞膜の融合。
脳神経系の仕組みと働き(1)なぜヒトは喜び悲しむのか?どうして PTSD になるのか?
神経細胞ニューロン。神経の電気信号。最近の研究でわかった脳に関するトピック。
脳神経系の仕組みと働き(2)記憶力を良くするには?記憶のメカニズム。
脳の構造。感覚性言語野と運動性言語野の異常。脳と嗅覚・視覚。アルツハイマー病・牛海綿状脳症。
第13回
免疫の仕組み(1)抗原と抗体。免疫を担う細胞。抗体の産生。
第14回
免疫の仕組み(2)ワクチン療法と抗血清療法。花粉症とアレルギー。臓器移植。エイズ。
第15回
再生医療
考
高校の時,「化学」を受けなかった人や最新の基礎科学に興味のある人に受講することを薦める。理解度に
応じて進行度・内容が変わる可能性がある。毎回,最新の生命科学分野でのホットニュースを知らせ解説
する。
オフィスアワー:火曜日(9:30-11:30am, 1:30-4:30pm),
18
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
必修
選択
科目名
心理学
区分
必修
担当教員
飯田
成敏
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期・後期
学 習 目 的
福祉や医療の現場では、人間の心を理解することは非常に重要である。この授業では、人間の心の働きに
ついて学習し、心理学の基礎知識を習得する。
学 習 目 標
心理学全般の基本的知見を概観していき、心理学を全体像と、主要な領域がどのような分野であるかを理
解できるようにする。
授 業 概 要
心理学の主要な領域ごとに、Power Point を使用しながら講義形式で進める。
教
科
書
教科書名:新・社会福祉士養成講座2「心理学理論と心理的支援」第3版
編集:社会福祉士養成講座編集委員会 出版社:中央法規出版
参
考
書
授業の中で随時紹介する。
成績評価方法
授
業
全体を100%として出席状況30%と期末試験70%(2/3回以下の出席は期末試験受験資格なし)で評価する。
第 1 回
心理学とは
-人の心はどう働くのか?
多様なアプローチと方法による心の科学-
第 2 回
感覚と知覚
-外界を感じ、知る-
第 3 回
学習
第 4 回
動機づけ
第 5 回
記憶
-記憶の種類と忘却-
第 6 回
認知
-人の情報処理-
第 7 回
パーソナリティ(1) -性格理論:人の性格のとらえ方-
第 8 回
パーソナリティ(2) -性格検査と知能-
第 9 回
心の発達(1) -初期経験と青年期の心理-
第10回
心の発達(2) -発達理論・発達段階-
第11回
社会心理(1) -対人認知・社会的認知-
第12回
社会心理(2) -説得と態度変容・グループダイナミクス-
第13回
臨床心理
第14回
健康とストレス
第15回
脳と心
-経験から学ぶ仕組み-
-行動を駆り立てる力-
計
画
備
-心理・行動面の問題の治療・援助-
-ストレスの生理と心理-
-脳の構造とはたらき-
考
19
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
生命倫理学
必修
選択
区分
選択
担当教員
神谷
直樹
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3
後期
学 習 目 的
人間の「生と死」をめぐる倫理的課題の考察を通じて、一人の人間として、また医療・福祉の専門職を目
指す者として必要な、人間の生き方や生命の尊厳についての理解を深めることを目的とする。
学 習 目 標
生命倫理学に関する基本的な知識の習得に加え、受講者が積極的にディベートに参加することを通じて、
相手の話を正しく理解し、筋道を立てて自分の意見を発表する力を身につけることを目標とする。
授 業 概 要
1・2回は生命倫理学の概要とディベートの方法を学ぶ。3回以降は毎回、生命倫理をめぐる個別的なテ
ーマを取り上げてディベートを行い、その後で担当教員が講義をするという形で授業を進めていく。
教
科
書
「医療倫理の扉」小松奈美子著(北樹出版)
参
考
書
講義の中で、そのつど紹介する。
成績評価方法
第 1 回
イントロダクション:生命倫理学とは。伝統的倫理と新しい倫理。
第 2 回
人の一生:ディベートの意義と方法。討論ユニットの編成。
第 3 回
殺人と死刑:ディベートの練習。
「死刑制度に、賛成/反対」
第 4 回
第 5 回
第 6 回
授
第 7 回
業
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
出席状況(30%)
、ディベートへの取組み(50 %)
、期末レポート(20%)を総合的に評価する。
考
ヒトの生殖と生命倫理:人工授精、体外受精、代理母。
「代理母出産に、賛成/反対」
遺伝子工学と生命倫理:胎児の早期診断と人工妊娠中絶。優生思想。
「異常のある胚子の人工妊娠中絶に、賛成/反対」
結婚と育児:婚姻制度、離婚、子育て、養子。
「子供のできない夫婦が養子をもらうことに、賛成/反対」
生きる力について:自殺者の心理、自殺の影響。
「自殺することは、許される/許されない」
患者の権利(1)
:医療パターナリズム、インフォームド・コンセント。
「カルテの内容はすべて、患者に開示すべき/開示すべきでない」
患者の権利(2)
:医師の義務、患者の自己決定権、診療拒否。
「輸血を拒否した患者への輸血に、賛成/反対」
職業と生きがい:天職、フリーター、ニート。
「フリーターとして働くことに、賛成/反対」
障害者の権利:ノーマライゼーション。
「精神障害者施設の建設をめぐる地域住民の反対運動は、許される
/許されない」
安楽死と尊厳死:延命治療、リヴィング・ウィル、ターミナル・ケア。
「安楽死を希望する患者の希望は、叶えるべき/叶えるべきでない」
脳死と臓器移植:心臓死と脳死、臓器移植の現状。
「臓器提供は、本人の意志を尊重/家族の意志を尊重」
死と宗教:葬式と文化、科学と宗教。
「葬式は、死者のために行なうもの/遺族のために行なうもの」
まとめ
担当教員:神谷直樹
開講日:9 月1日
担当教員:坂本宏史
開講日:9 月 8 日
担当教員:神谷直樹
開講日:9 月 15 日
担当教員:坂本宏史
開講日:9 月 29 日
担当教員:坂本宏史
開講日:10 月 6 日
担当教員:川手豊子
開講日:10 月 13 日
担当教員:神谷直樹
開講日:10 月 20 日
担当教員:坂本宏史
開講日:10 月 27 日
担当教員:坂本宏史
開講日:11 月 10 日
担当教員:神谷直樹
開講日:11 月 17 日
担当教員:神谷直樹
開講日:11 月 24 日
担当教員:神谷直樹
開講日:12 月 1 日
担当教員:川手豊子
開講日:12 月 8 日
担当教員:神谷直樹
開講日:12 月 15 日
担当教員:坂本宏史 神谷直樹
開講日:12 月 22 日
その他担当教員:坂本 宏史・川手 豊子
受講者は全員、数名の討論ユニットに編成され、ディベートを行う。各回のディベーター(討論参加者)
はテーマに関する下調べを十分に行い、戦略を練って討論に臨む。また、討論参加者以外は全員が判定者
をつとめ、討論の内容や判定をジャッジ・ペーパーに記録し、提出する。
20
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
哲
学
必修
選択
区分
選択
担当教員
神谷
直樹
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3
前期・後期
学 習 目 的
古代から現代までの哲学の歩みを辿りながら、各時代の世界観や人間観の特質について理解を深めるとと
もに、自己と自己をとりまく世界について多角的に考えることを目的とする。
学 習 目 標
「哲学すること」を通じて速断と偏見から脱し、物事をみずから主体的に考える力を養う。
授 業 概 要
古代から現代に至る西洋の哲学・倫理思想を系統的に学び、現代の倫理的課題について考える。
教
科
書
『ヨーロッパ思想入門』岩田靖夫著(岩波書店)
参
考
書
『西洋哲学史(全2巻)
』熊野純彦著(岩波新書)他。講義の中で、そのつど紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
第 7 回
業
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
出席状況(30%)
、授業への積極的な取組み(30%)
、学期末レポート(40%)を総合的に評価する。
はじめに
哲学は学ぶことができるか
古代ギリシア哲学(Ⅰ) 根拠からの挑戦
ミュトス(神話)からロゴスへ 自然哲学の誕生と発展
古代ギリシア哲学(Ⅱ) 「よく生きる」とは
ソフィストとソクラテス
古代ギリシア哲学(Ⅲ) イデア(理想)と現実のはざまで
プラトンとアリストテレス
古代ギリシア哲学(Ⅳ) コスモポリテース(世界市民)の生き方
エピクロス派とストア派
ヘブライズムとヘレニズム 愛は地球を救うか
ユダヤ教とキリスト教、パウロの思想
古代教父哲学と中世スコラ哲学 神学の侍女としての哲学
アウグスティヌス、トマス・アクィナス
ルネサンスと宗教改革 自由の意識と個人の覚醒
ピコ・デラ・ミランドラ、ルター、モラリスト
科学革命 世界像のパラダイム転換
ガリレイ、ニュートン
近代哲学の誕生 理性を正しく導く方法
ベーコン、デカルト、ロック
市民社会の哲学
私益と公益の調和
社会契約説、功利主義、社会主義
理想主義の哲学 真の自由と永久平和に向けて
カント、ヘーゲル
現代の倫理的課題(Ⅰ) 近代的理性の功罪
実存主義、構造主義、フランクフルト学派
現代の倫理的課題(Ⅱ) 人類の共生に向けて
ロールズの正義論、センのケイパビリティ・アプローチ/
まとめ
「哲学」は、その名称から想像されるような難しい学問ではない。また、役に立たない学問でもない。
「ただ生きる」のではなく「よく生きる」ことをねがうすべての人に、テツガクの扉は開かれている。
21
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
必修
選択
山梨の自然と文化・産業
区分
選択
担当教員
神谷
直樹
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
学 習 目 的
健康科学大学をとりまく山梨の自然、歴史、文化、産業についての理解を深める。
学 習 目 標
山梨県知事が認定する資格(「やまなし観光カレッジ修了証」
)の取得を目指す。
授 業 概 要
この授業は講義10回、現地視察2回、ボランティア活動への参加、イベント企画で構成される。講義で
は、それぞれの分野の専門家を講師として招き、山梨の自然、歴史、文化、産業をテーマに話をしていた
だく。また、2回の現地視察(視察1回につき講義2回分に換算)やボランティア活動への参加(講義1
回分に換算)を通じて、山梨のさまざまな魅力に触れる。
教
科
書
教科書は使用しない。
参
考
書
とくに指定しない。
成績評価方法
授
講義・現地視察・イベントへの参加(80%)
、企画レポートの作成(20%)を総合的に評価する。
オリエンテーション
第 2 回
山梨県の概要と観光資源
第 3 回
富士山の自然と動物
第 4 回
富士吉田のまちづくり
第 5 回
富士北麓の伝統産業
第 6 回
富士山の信仰と民俗
第 7 回
イベントの企画立案
第 8 回
山梨のワイン
第 9 回
山梨の宝飾産業
第10回
山梨の歴史
第11回
まとめ
現地視察
貸切バスで、富士ビジターセンター、富士山五合目、富士湧水の里水族館、 担当教員:神谷・坂本
忍野八海などを巡る (5 月下旬の土曜日に実施。講義2回分に相当)
開講日:5 月 23 日
「やまなし観光カレッジ」開講式
担当教員:神谷・坂本
開講日:5 月 28 日
業
計
画
(1)
現地視察
(2)
その他
備
担当教員:神谷・坂本
開講日:4 月 9 日
担当教員:神谷・坂本
開講日:4 月 16 日
担当教員:神谷・坂本
開講日:4 月 23 日
担当教員:神谷・坂本
開講日:4 月 30 日
担当教員:神谷・坂本
開講日:5 月 14 日
担当教員:神谷・坂本
開講日:5 月 21 日
第 1 回
考
担当教員:神谷・坂本
開講日:6 月 11 日
担当教員:神谷・坂本
開講日:6 月 18 日
担当教員:神谷・坂本
開講日:6 月 25 日
担当教員:坂本・神谷
開講日:7 月 10 日
貸切バスで、勝沼ぶどうの丘、勝沼ワイナリー、山梨県立博物館、かいてら
す(山梨県地場産業センター)などを巡る(7月初旬の土曜日に実施。講義
2回分に相当)
担当教員:坂本・神谷
開講日:7 月 4 日
山梨県内の特色あるイベントにボランティアとして参加する
各自で希望するイベントに
参加
特別講師:山梨県職員(4/16)・中川 雄三(4/23)・渡辺 博(4/30)・前田 市郎(5/14)・杉本 悠樹(5/21)・
長谷部 賢(6/11)・松沢 安行(6/18)・丸尾 依子(6/25)
この授業は、山梨県が実施する「やまなし観光カレッジ事業」とタイアップして行われる。そのため、
現地視察に際してのバスツアーおよび入場料などの費用は県が負担する。受講者は企画レポートを県に提
出して審査を受け、合格すれば「やまなし観光カレッジ修了証(県知事認定資格)
」が交付される。
※ 受講者が 40 名以内に制限されるため、希望者が多数の場合は県外出身の1年生を優先する。
22
[総合基礎科目領域/共通基礎科目群]
科目名
必修
選択
富士山と環境
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
参
科
考
書
書
成績評価方法
第 1 回
区分
担当教員
選択
神谷
直樹
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3
後期
他
富士山とそれを取りまく環境に対する関心を深め、実地に基づく調査・研究の方法や具体的な成果を吸収
することを通じて環境科学の基礎を学ぶ。
富士北麓にキャンパスのある本学の学生として、臨床実習、現場実習などで学外の方々と交流する際に、
富士山とその周辺地域の環境に関する豊富な知識を役立てることができるようにする。
富士山とそれを取りまく環境や、地球環境と人間生活のかかわりについて、それぞれの分野で活躍してい
る先生方に、わかりやすく講義していただく。自然観察のフィールドワークも実施する。
なし
講義の中で必要に応じて紹介する。
出席状況 30%、授業への積極的な取組み(ノート、質問、レポートなど)30%、テスト 40%
担当教員:神谷直樹
開講日:9 月4日
オリエンテーション
環境問題の歴史」
「環境とはなにか
第 3 回
「地球環境変動」大気循環
排出権の国際取引
第 4 回
「地球の歴史と富士山」 地球 地質
気候変動 ミランコビッチサイクル
第 5 回
「富士山麓の森林環境と動物」
第 6 回
「大きな枠からから環境を把握する」 生態系 景観 環境保全
モニタリング 衛星画像 リモートセンシング 地理情報システム(GIS)
担当教員:杉田幹夫
開講日:10 月 16 日
第 7 回
「食品の安全性」
担当教員:鶴原 喬
開講日:10 月 23 日
第 8 回
「人の生活と水利用」
第 9 回
「森林と高原の環境がもたらす保健休養効果」(1)
ストレスと心身の健康、森林環境のストレス軽減効果、中高年の森林散策と血圧
担当教員:永井正則
開講日:11 月 6 日
第10回
「森林と高原の環境がもたらす保健休養効果」(2)
自然環境中の音と脳の働き、準高地の酸素条件と活性酸素、地球温暖化と睡眠の質
担当教員:永井正則
開講日:11 月 13 日
第11回
「植物生態学:植物群落の成り立ちと多様性」 森林限界
生態系 生物多様性 草原 森林 外来生物
遷移
担当教員:安田泰輔
開講日:11 月 20 日
第12回
「小さな枠から環境を把握する」 聞き取り調査
あるく・みる・きく 民俗学 生態人類学
参与観察
担当教員:小笠原 輝
開講日:11 月 27 日
水循環
環境
人間
担当教員:池口 仁
開講日:9 月 11 日
第 2 回
地球温暖化
火山
環境科学
オゾン層破壊
担当教員:山本真也
開講日:9 月 18 日
プレートテクトニクス
担当教員:内山 高
開講日:10 月 2 日
青木が原樹海の成り立ちと特色
森の動物
担当教員:中川雄三
開講日:10 月 9 日
授
食品添加物
遺伝子組み換え食品
業
計
画
第13回
現地実習
備
考
水質汚濁と環境
担当教員:鶴原 喬
開講日:10 月 30 日
水の浄化と健康
個別調査
攪乱
担当教員:神谷直樹
開講日:12 月 4 日
まとめ
土曜日を利用して、富士山科学研究所において自然観察のフィールドワークを実施
する。
(講義2回分に相当するので必ず参加すること)
担当教員:神谷直樹
予定日:10 月 3 日
(土曜日)
毎回の講義では必ずノートを取りながら傾聴し、積極的に質問すること。講義の最終回にノートを提出す
る。
コーディネーター:神谷 直樹
その他担当教員:池口 仁・山本 真也・内山 高・中川 雄三・杉田 幹夫・鶴原 喬・永井 正則・
安田 泰輔・小笠原 輝
23
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
必修
選択
科目名
健康とリハビリテーション
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
書
なし
参
考
書
講義中に各教員から提示
第 2 回
堀内
必修
第 4 回
運動と心臓のはたらき
第 5 回
健康と運動
第 6 回
心の進化:動物とヒトの心理の違い
第 7 回
心の発達:乳児から高齢者までの発達心理
第 8 回
心の病:こころの正常と異常のはざま
計
第 9 回
リハビリテーションの概念と歴史的経緯
画
第10回
第11回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
備
考
開 講
学期等
2
1
前期
オリエンテーション。健康と病気・障害、WHOの定義。
遺伝子・たんぱく質の異常と病気
生物としての人間の構造
組織・器官、細胞
人体の機能
業
他
履修
年次
各回の講義内容記述または小テストなどで評価する。なお 6 回以上欠席した場合、単位は認定されない。
第 3 回
授
一美
単位数
医療福祉を学ぶ人間として,まず“健康な状態”と“病気や障害がある状態”の違いを理解できる。次に
病気や障害からの身体的・精神的・社会的に最も適した機能水準の達成を可能にするプロセス,リハビリ
テーションについて学び、身体的リハのみならず、社会リハなど幅広い取り組みの視点を学ぶことにより、
各領域が連携して取り組むリハビリテーションの過程を理解できる。
本学の教育の目標と具体的な内容について各学科の教員から、それぞれの専門分野からみた人間とその健
康のあり方について全体的な観方を学び健康の保持、増進、不健康からの快復、健康な生活を支える社会
制度、福祉のあり方について学習する。
科
第 1 回
担当教員
人間の健康の定義とその維持増進に何が必要とされるか、全体的なものの見方と考え方を学ぶ。広い視野
からリハビリテーションを概観できるようにする。
教
成績評価方法
区分
情報伝達(神経系
内分泌系)
ロコモティブシンドローム、寝たきりを防ぐ
リハビリテーションの分野Ⅰ
理学療法によるリハビリテーションの役割と過程
リハビリテーションの分野Ⅱ-1
作業療法によるリハビリテーションの役割と過程(概要)
リハビリテーションの分野Ⅱ-2
作業療法によるリハビリテーション:手のリハビリテーション
(特に義肢装具について)
リハビリテーションの分野 III-1
心理・社会リハビリテーションの役割と過程 (その 1)
リハビリテーションの分野 III-2
心理・社会リハビリテーションの役割と過程 (その 2)
リハビリテーションと予防医学
新たなリハビリテーションの役割と過程
担当教員:堀内 一美
開講日:4 月 7 日(火) 1・2 限
担当教員:川手 豊子
開校日:4 月 14 日(火) 1・2 限
担当教員:志村 まゆら
開講日:4 月 21 日(火) 1・2 限
担当教員:粕山 達也
開講日:4 月 28 日(火) 1・2 限
担当教員:山本 泰宏
開講日:5 月 12 日(火) 1・2 限
担当教員:牧野 順四郎
開講日:5 月 19 日(火) 1・2 限
担当教員:新井 雅
開講日:5 月 26 日(火) 1・2 限
担当教員:永井 正則
開講日:6 月 2 日(火) 1・2 限
担当教員:金 信敬
開講日:6 月 9 日(火) 1・2 限
担当教員:高木 大輔
開講日:6 月 16 日(火) 1・2 限
担当教員:志茂 聡
開講日:6 月 23 日(火) 1・2限
担当教員:佐藤 真一
開講日:6 月 30 日(火) 1・2限
担当教員:瀧口
開講日:7 月
担当教員:鈴木
開講日:7 月
担当教員: 志茂
開講日:7 月
綾
7 日(火) 1・2限
真吾
14日(火) 1・2限
聡
21日(火) 1・2限
各学科のコーディネーター:理学療法学科(堀内)
,作業療法学科(中西),福祉心理学科(新井)。
24
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
科目名
発達心理学
必修
選択
区分
必修(福)
選択(理・作)
担当教員
瀧口
綾
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期
学 習 目 的
発達心理学を学ぶことは、臨床の現場において目の前の人を理解し援助するために欠かせないものであ
る。生涯発達の観点から、乳幼児期から高齢期までを捉え、各発達段階における特有の身体的・心理的特
徴を理解することを目的とする。
学 習 目 標
乳幼児期から高齢期までの生涯発達の過程で、各段階の特徴や発達課題、心理的問題などについて理解し、
考察することができる。
授 業 概 要
発達心理学では、諸理論に基づいた基礎的な理論を学び、各発達段階に特有な身体的・心理的な特徴につ
いて講義する。具体的に学べるように、ビデオ教材などを通して学習する。
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
「子どもを育む心理学」小林芳郎編、保育出版社
必要に応じて補足資料を配布する。
「手にとるように発達心理学がわかる本」小野寺敦子著、かんき出版
「よくわかる発達心理学 第 2 版」無藤隆他編、ミネルヴァ書房
全体を 100%として出席点 30%、リアクションレポート(感想や振り返り)20%、期末テスト 50%で総
合的に評価する。
オリエンテーション(授業の流れ・進め方、評価方法などの説明)
発達心理学とはどのような学問かについて学習する。
発達段階、発達課題について
遺伝と環境、生涯発達の考え方などについて学習する。
発達心理学の諸理論
さまざまな発達理論について学習する。
胎児期、新生児期の発達の特徴
胎児期、新生児期の驚くべき能力について学習する。
乳児期、幼児期の発達の特徴
身体と運動機能、社会性の発達などについて学習する。
言語の発達について
言葉を獲得する過程などについて学習する。
認知の発達について
ピアジェの発達理論、乳幼児の考え方の特徴について学習する。
愛着理論
愛着とは、ストレンジシチュエーション法とは何かについて学習する。
子どもの遊びと発達
遊びの分類、絵の発達などについて学習する。
心の理論
心の理論とは何か、相手の気持ちの理解などについて学習する。
児童期の発達の特徴
児童期の仲間関係、道徳性の発達などについて学習する。
青年期の発達の特徴
アイデンティティとは、心理的離乳などについて学習する。
成人期、高齢期の発達の特徴
親になるということ、生きがいなどについて学習する。
発達のつまずき
発達障害とは、発達障害の種類などについて学習する。
発達のつまずき
発達障害児(者)とその家族への支援などについて学習する。
受講生の人数等により、進行・内容を変更する場合がある。
25
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
科目名
国際福祉論
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
選択
担当教員
神谷
直樹
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期・後期
諸外国の医療・福祉の現状と課題について学びながら、日本が活気ある長寿社会を実現するためには何が
必要かを考える。
グローバル・センチュリーと呼ばれる 21 世紀の課題は、地球規模での「平和」の実現と「福祉」の発展
である。受講者は、福祉国家の歴史と現状を踏まえつつ、国際福祉の課題や、各国の医療・福祉の動向に
ついて学ぶことを通じ、グローバルな視点から「福祉」を見る目を養うことができる。
第 2 回~第 9 回は、日本が諸外国の福祉・医療政策から学ぶべき点などについて考える。第 10 回~第 14
回は、国際関係の歴史と現状、国際福祉の課題(人権、平和、貧困、飢餓、難民、環境など)について学
ぶ。
教
科
書
教科書は使用しない。
参
考
書
『曲がり角にきた福祉国家』ピアソン著(未来社)
、
『国際社会福祉論』川村匡由著(ミネルヴァ書房)他
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
出席状況(30%)
、授業への積極的取組み(30%)
、期末レポート(40%)を総合的に評価する。
はじめに
グローバルな視点から「福祉」を考える
福祉国家の歴史
恩恵から権利へ、高度成長とケインズ主義的福祉国家、福祉国家の財政危機
福祉国家の現状
西欧モデル、北欧モデル、アメリカモデル、日本モデル
日本の福祉をとりまく現状と課題
活気ある長寿主社会の実現に向けて
介護保険の国際比較
介護保険制度の現状と課題
先進諸国の福祉
北欧における高齢者福祉の現状を中心に
発展途上国の福祉
発展途上国における福祉の現状と労働力の国際移動
アメリカの障害者政策
ADA(障害を持つアメリカ人法)
、障害者自立運動
障害当事者による国際的取組み
障害者権利条約の採択 障害学の現在
国際福祉の現状と課題
国際福祉とは何か、国際連合と国際機関の役割、NGO
WHO(世界保健機関)の取組み
「健康」概念の再検討を中心に
世界の貧困、飢餓、難民の現状
国連「ミレニアム開発計画」とその検証
世界の初等教育、保健・衛生・医療の現状
ベーシック・ヒューマンニーズ、ケイパビリティの拡大
国際紛争の現状と平和への課題
福祉と平和、紛争の原因、国際平和への取組み
まとめ
「百聞は一見にしかず」と言われる。講義の要所では、ビデオ教材を積極的に活用する。
26
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
科目名
必修
選択
高齢者と生活の歴史
区分
選択
担当教員
守口
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2・3
後期(前半)
恭子
学 習 目 的
高齢者の生きてきた時代と生活を知り、高齢者に理解と関心をもって支援に当たることができる。
学 習 目 標
高齢者にインタビューをして、高齢者の生きてこられた生活について聞くことができる。
高齢者の生きてきた歴史を生活者の視点から、説明できる。
授 業 概 要
高齢者の生きてきた時代の概要を理解するためにグループ学習課題に取り組む。
そのうえで高齢者に対してグループでインタビューを行う機会を設ける。
インタビューや発表を通して、高齢者の生活歴や価値観について
教
科
書
特になし
参
考
書
六車由実『驚きの介護民俗学』
(医学書院)
黒川由紀子『百歳回想法』
(木楽舎)
成績評価方法
第 1 回
9/1
第 2 回
9/8
第 3 回
9/15
授業への積極的な取り組み(20%)
、課題の提出(30%)
、レポート(50%)
、
オリエンテーション、高齢者とはどのような人か。高齢者の生きてきた時代はどのような時代か、
文献調査「高齢者が生きてきた時代背景を知る」
(グループ学習)の準備
文献調査:高齢者が生きてきた時代背景を知る(グループ学習)
現在80歳の人の幼少期、学齢期、青年期、成人期、壮年期、老年期
発表(グループ発表)
高齢者が生きてきた時代はどのような出来事があったか
授
第 4 回
業
9/22
計
第 5 回
9/29
回想法の文献研究:回想法はどのように行われているのか。
インタビュー:インタビューの計画立案と練習
画
第 6 回
10/6
第 7 回
10/20
第 8 回
10/27
備
インタビュー:高齢者にグループでインタビューをする
インタビューのまとめ
発表
考
27
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
科目名
ユニバーサル環境論
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
選択
中西
康祐
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2・3
前期(前半)
「住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らしたい」というのは、多くの人々の共通の願いである。その
ような社会をつくるために医療職・福祉職としてできることは何かを考える。
1ユニバーサルデザインとは何かについて説明できる。
2ユニバーサルデザインについて、生活の中で気づくことができる。
3ユニバーサル環境についての取り組みに関心をもち、学んだ知識や技術を生かすことができる。
1 ユニバーサルデザインが提唱された歴史的背景を紹介し、理念を明らかにする。
2 ものづくり、住まい、まちづくりなどの各領域のユニバーサルデザインを紹介し、討議する。
3 まちづくりにおけるユニバーサルデザインについて考える。
4 日常の生活の中で、ユニバーサルデザインと思われるものを一つ選んでレポートする。
5 ユニバーサルデザイン報告会にて、発表する。
教
科
書
教科書は指定しない。
参
考
書
講義のなかでテーマごとに紹介する。
成績評価方法
担当教員
出席状況(10%)
、授業態度(20%)
、レポート課題と報告(70%)
第 1 回
オリエンテーション(レポート課題の説明を含む)
ユニバーサルデザインの歴史的背景、理念について学習する。
第 2 回
ものづくりとユニバーサルデザイン
第 3 回
住まいとユニバーサルデザイン(1)
第 4 回
住まいとユニバーサルデザイン(2)講義の後、課題について討議する
第 5 回
まちづくりとユニバーサルデザイン
第 6 回
コミュニティ環境とユニバーサルデザイン
第 7 回
報告会「私がまちで見つけたユニバーサルデザイン」
第 8 回
まとめ
講義の後、課題について討議する
講義の後、課題について討議する
授
業
計
講義の後、課題について討議する
画
備
考
講義の後、課題について討議する
積極的な参加,取り組み,授業態度を重視する.
28
各自で報告する。
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
科目名
必修
選択
点字の理論と実際
区分
選択
担当教員
山田
栄子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3
前期
学 習 目 的
視覚障害者の文字である点字を理解するとともに、点字の読み書き技能を習得する。
学 習 目 標
点字の読み書き技能の習熟を図るとともに、点字の役割、点字の歴史、視覚障害者を取り巻く環境等に関
する理解ができる。
授 業 概 要
点字の読み書き、分かち書きによる文章の作成作業を通して授業を行う。
教
科
書
授業に必要な資料を配布
参
考
書
「初めての点訳」
「日本点字表記法」
「点訳のてびき」
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
出席状況30%、授業態度20%、課題20%、テスト30%で評価する。
オリエンテーション
15回の講義の流れ・視覚障害者にとっての点字の必要性・点字の筆記具・点字の書き方
点字の読み・書き1
点字の基礎(清音、濁音、促音、長音)
*点字で自分の名前を書く。
点字の読み・書き2
点字の基礎(ザ行、タ行連濁と連呼)
*タックペーパーに自分の名前を書く。
点字の読み・書き3
仮名づかいのまとめ
点字の読み・書き4
数字の書き方①
*名刺に名前を書く。
点字の読み・書き5
数字書き方②
*点字による質問。
点字の読み・書き6
アルファベットの書き方
点字の読み・書き7
*小テスト
視覚障害者の生活・視覚障害者に役立つ日常生活用具
点字の読み・書き8
分かち書き
*視覚障害者への接し方について学習する。
点字の読み・書き9
複合語・分かち書きの実際・固有名詞の書き方
点字の読み・書き10
固有名詞の書き方・記号の書き方
*手紙の書き方について学習する。
絵本作成①
絵本点訳の準備(下書き)
絵本作成②
絵本の点訳
絵本作成③
絵本の点訳(表紙・奥付)
絵本作成④
案内文・公用文の書き方
学生の興味・関心や、受講者数により、授業の進め方を変更する場合がある。
受講者定員は30名とする。
29
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
必修
選択
科目名
手話の理論と実際
区分
担当教員
選択
石井
方子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3
前期
学 習 目 的
手話による簡単な会話技術を習得すると共に、手話及び聴覚障害者の歴史や特性を学んで理解し、聴覚障害
者の社会参加を支援する。
学 習 目 標
手話で簡単な挨拶と自己紹介ができ、聴覚障害者の特性や福祉制度について他者に伝えることができる。
授 業 概 要
講義:①聴覚障害者の基礎知識 Ⅰ「聴覚障害とは」Ⅱ「聴覚障害者の特性、生活」Ⅲ「ろう運動」
Ⅳ「福祉制度」Ⅴ「手話通訳制度」
②手話の基礎知識
実技:基本的な手話単語を覚え、自己紹介や簡単な会話を実践する。
教
科
書
今すぐはじめる手話テキスト「聴さんと学ぼう!」 全日本ろうあ連盟発行
参
考
書
「私達の手話学習辞典」
成績評価方法
授
業
必要に応じてプリント使用
全日本ろうあ連盟発行
全体100%として出席率と授業態度30%
期末試験(筆記・実技)70%
第 1 回
授業の概要、進め方についての説明
講義:聴覚障害者の基礎知識 Ⅰ
実技:テキスト
講座2(挨拶)
第 2 回
講義:手話の基礎知識
実技:テキスト
講座1(名前・家族)
第 3 回
講義:聴覚障害者の基礎知識
第 4 回
実技:テキスト
講座3(手話がわからなかったとき)
第 5 回
実技:テキスト
講座4(数字・時間)
第 6 回
実技:テキスト
講座5(趣味)
第 7 回
講義:聴覚障害者の基礎知識
第 8 回
実技:テキスト
講座6(行きたい場所・地名)
第 9 回
実技:テキスト
講座7(病気やけがで困った時)
第10回
講義:聴覚障害の基礎知識Ⅳ
第11回
実技:テキスト
講座8(お天気・乗り物)
第12回
実技:テキスト
講座9(買い物・お金)
第13回
講義:聴覚障害者基礎知識Ⅴ
第14回
実技:これまでの復習
第15回
前期
Ⅱ
実践:伝え合ってみましょう
Ⅲ/参考:テキスト講座10
実践:自己紹介
特別講師(関根ふじゑ)
特別講師(関根ふじゑ)
計
画
備
考
実践:自己紹介
特別講師(小沢
恵美)
実技:テキスト講座11(災害)
会話
期末試験(筆記・手話スピーチ)
特別講師(関根ふじゑ)
・手話は聴覚障害者の大切な言語です。積極的に聴覚障害者と関わりたいという、意欲ある学生の受講を望
みます。
・実技の際はペア、またはグループに分かれて実践します。
・授業の円滑な進行を考え、受講生の定員を30名までとします。定員を上回る希望があった場合は3年生、
2年生の順で優先します。
30
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
科目名
ボランティア論
必修
選択
区分
担当教員
選択
宮沢
秀一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3
後期
学 習 目 的
ボランティア活動の理念、背景、歴史、形態、マネジメント、地域福祉との関係などを理解し、対人援助
職者としての価値・知識・技術の取得につなげる。
学 習 目 標
①ボランティア活動について理解し説明ができる。
②「ボランティアとは何か」ということを自分の考えで述べることができる。
授 業 概 要
ボランティア活動の理念、背景、歴史、様々な実践形態などについて、いくつかの活動事例を示しながら
解説し、マネジメントやコミュニティ形成との関係について検討していく。また、身近な実践例として、
受講生から活動事例を紹介してもらう時間を適宜設けたい。
教
科
書
教科書は指定せず、各回に応じ資料を配布する予定。
参
考
書
「広がれボランティアの輪」連絡会議編『ボランティア白書 2014』筒井書房、三本松政之他編『福祉ボ
ランティア論』有斐閣、平坂義則他編『ボランティアコーディネーターの実践』久美(株)
このほか講義内で参考文献を適宜紹介する。
成績評価方法
第 1 回
オリエンテーション
ボランティア活動のイメージを確認しながら、理念及び意義について学ぶ
第 2 回
ボランティア活動の背景、歴史について学ぶ
第 3 回
社会福祉とボランティア活動の関係について学ぶ
第 4 回
ボランティア活動の方法について学ぶ
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
備
出席状況(授業参加状況含む)20%、期末試験 80%とし、総合的に評価する。
さまざまなボランティア活動 1
福祉ボランティア(高齢者、生活困窮者)
さまざまなボランティア活動 2
福祉ボランティア(障がい者、子ども)
さまざまなボランティア活動 3
災害ボランティア
さまざまなボランティア活動 4
環境ボランティア
さまざまなボランティア活動 5
国際ボランティア
第10回
福祉教育について学ぶ
第11回
地域づくりとボランティア活動について学ぶ
第12回
ボランティア・マネジメントについて学ぶ
(ボランティアコーディネーターの役割と実践方法)
第13回
ボランティアの組織化とNPOについて学ぶ
第14回
ボランティア活動における意思決定支援について考える
(日常生活自立支援事業生活支援員と市民後見人の活動から)
第15回
全体のまとめ
考
○担当教員の都合により、講義の順番、内容が変更となる可能性がある。
○履修に際して、大学ボランティアセンターへの登録・実際にボランティア活動を行う・「ボランティア
活動の実際」の履修は求めないが、これらが本科目の学習目標達成につながることが期待できる。
31
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
科目名
ボランティア活動の実際
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
科
書
特になし
参
考
書
特になし
第1回
授
業
計
区分
選択
担当教員
佐藤
真一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1・2・3・4
通年
本人の自発的な活動であるボランティア活動を通して、自分の社会的な経験や社会関係の幅を広げるこ
と、また、ボランティアを通した様々な出会いによって自らを振り返り、将来の仕事やライフワークとす
る活動、自分が成長していくために必要なことについて気づきを得ることを目的とする。
自分が関心を持っている分野のボランティア活動について情報収集し、年間 30 時間以上のボランティア
活動に参加する。
情報収集には、本学ボランティアセンターの機能を活用し、自分の参加したいボランティアを見つける。
ボランティア活動への参加を記録し、毎回のボランティア活動の報告書を作成、ボランティアセンターへ
提出する。
教
成績評価方法
必修
選択
ボランティア活動一覧、ボランティア活動報告書の提出によって、ボランティア活動の時間数と内容を確
認し、単位を認定する。
<ボランティアによる単位認定に関する説明>
・ボランティア活動の原則や心得について
・ボランティア活動に参加するまでの流れ(ボランティア活動の情報収集から、受け入れ先との連絡調
整、参加、振り返り、単位認定まで)
・ボランティアセンターの機能
・活動中の事故やトラブルへの対応、保険について
・ボランティア活動記録ファイルの作成、ボランティア活動の記録・提出方法について
・ボランティア活動報告書の作成・提出方法
<ボランティア活動開始から報告、単位認定までの手順>
①ボランティア活動情報を収集し、ボランティアセンターを通したボランティア申し込み
②ボランティア活動への参加
③ボランティア活動参加記録(一覧表)に記入し、ボランティア受け入れ先の担当の方からサインをい
ただく。
④ボランティア活動報告書を作成(書式は所定のものを使用する)、ボランティアセンターに報告書を
提出
⑤後期終了時にボランティア活動時間数を確認し、時間数・内容などの要件を満たしていれば
単位を認定する。
画
備
考
入学時に大学から加入をお願いする学生賠償保険に加入していること、本学ボランティアセンターへの
ボランティア登録,合わせてボランティア保険に加入していることを、本科目受講の条件とする。
単位を認定するため、本科目のボランティア時間数に認められるのは、ボランティアセンターで把握し
ているボランティア活動のみとする。自分で参加してみたいボランティア活動がある場合、単位認定の対
象とするには事前にボランティアセンターに相談し,別紙によりボランティア事業登録をすること。同じ
ボランティア活動に繰り返し参加したり、様々な活動に参加したり、様々な形態のボランティア活動が単
位として認められる。ただし、
「山梨の自然と文化・産業」の授業の一環として行ったボランティア活動
は、本科目のボランティア時間数として、認められない。
本科目はボランティア活動に参加した結果、単位として認められるものであることに留意すること。ボ
ランティア活動とは、①自分から進んで行動する「自主性・主体性」、②ともに支え合い学び合う「社会
性・連帯性」
、③見返りを求めない「無償性・無給性」
、④よりよい社会をつくる「創造性・先駆性・開拓
性」の 4 つの原則に基づいて行われるものを指す。
32
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
科目名
地域連携の理論と実際
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
第 8 回
区分
選択
担当教員
坂本
宏史
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3・4
前期
他
地域の諸問題や地域連携の実例を学び、今日的課題への取り組み方を体験する。
専門職としてのコミュニケーション能力を養う。
① 富士河口湖町の地域特性や保健・医療・福祉分野等における課題や問題解決のための取り組みや具体
的な活動について理解することができる。
② 地域行政における、多種の専門職それぞれの役割を理解できる。さらに職種間連携について考えるこ
とができる。
③ 学生個々が主体的に考え、各々の立場から意見を明確に表明することができる。
富士河口湖町と大学との連携を基礎に、地域行政の専門家から保健・医療・福祉分野などを中心に、住民
の持つ今日的課題について解説を聞き、理解する。受講者は、小グループに分かれ、興味を持った課題に
ついて問題点を探り、自分たちなりの対策を模索・提案して行く。
特に指定しない
必要時、担当教員の資料配布
必要に応じて授業中に参考となる図書、資料を提示
全体 100%として出席点 80%,課題点 20%
で評価する。
オリエンテーション:「地域連携の理論と実際」の科目のめざすもの
グループ分け 地域行政の分野の紹介と研究調査対象の絞込み
富士河口湖町における行政現場を学ぶ
地域行政とは? 政策財政課
地域行政の取り組みの実際と課題
富士河口湖町における行政現場での取り組みの現状と課題 Ⅰ
地域行政の取り組みの実際と課題
富士河口湖町における行政現場での取り組みの現状と課題
地域行政の取り組みの実際と課題
富士河口湖町における行政現場での取り組みの現状と課題
地域行政の取り組みの実際と課題
富士河口湖町における行政現場での取り組みの現状と課題
年金制度
年金事務所職員による講義
富士河口湖町農業試験場、見学および果樹栽培
時富士河口湖町役場集合(バスで移動)
Ⅳ
作業(1回目)
プレゼンテーションとディスカッションⅢ
担当教員 富士河口湖町 職員 参加
第10回
第11回
第14回
第15回
考
農業試験場 見学および作物の収穫作業(2回目)
バスで移動)
他担当教員:佐藤
真一、富士河口湖町役場職員
33
4月22日
5月20日
第13回
画
4月15日
5月13日
Ⅲ
第12回
第9回
4月8日
4月29日
Ⅱ
富士河口湖町の地域特性を活かした具体的取り組みの方向Ⅰ
問題点や課題を解決するための具体的取り組みの提案
グループごと選択した課題の調査・研究 1回目「地域連携講座
」 午前9時45分
富士河口湖町の地域特性を活かした具体的取り組みの方向Ⅱ
問題点や課題を解決するための具体的取り組みの提案
グループごと選択した課題の調査・研究 2回目
プレゼンテーションとディスカッションⅠ
担当教員 富士河口湖町 職員 参加
プレゼンテーションとディスカッションⅡ
担当教員 富士河口湖町 職員 参加
計
備
必修
選択
午後1
1・2回
5月30日(土
能性あり)
変更の可
6月10日
6月17日
6月24日
7月1日
7月8日
30名
(役場から
7月18日(土
能性あり)
変更の可
[総合基礎科目領域/人間基礎科目群]
科目名
リハビリテーション特別講義Ⅰ
必修
選択
区分
選択
担当教員
守口
恭子
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1・2・3・4
後期
学 習 目 的
医療や福祉の第一線で活躍している方を招き、それぞれの専門性を学び、理解を深める。
また、実際の臨床の課題や実践的な話を聞くことによって、将来、臨床において連携し、協働できる臨
床家になることを目指す。
学 習 目 標
当該分野に関する知識や認識を深めて、視野を広げて考えることができる。
当該分野において、自分の意見をもち、表現することができる。
授 業 概 要
毎年テーマを設定し、関連する実践家を招いて、2コマ続きの講義を合計4回行う。
27年度は、
「終末期にある人のリハビリテーション支援」を取り上げる
学生は、講義を聴講し、質疑応答の時間に討議し、レポートを作成し、提出する。
教
科
書
なし
参
考
書
必要な場合は随時紹介する。
成績評価方法
出席(20%)して、毎回のレポート(20%×4 回)を提出することで評定する。
第 1 回
オリエンテーション
9月 16 日
14:40
~
終末期にある人のリハビリテーション支援
有床診療所の理学療法士の立場から
講師:理学療法士
花の谷クリニック
小坂 英介 先生
17:50
第 2 回
授
業
10 月 14 日
14:40
終末期にある人のリハビリテーション支援
病院で看取るということ
講師:作業療法士
交渉中
~
17:50
計
第 3 回
画
11 月 18 日
14:40
終末期のある人のリハビリテーション支援
ホスピスの社会福祉士の立場から
講師:社会福祉士
交渉中
~
17:50
第 4 回
12 月 9 日
14:40
終末期にある人のリハビリテーション支援
在宅で看取るということ
講師:作業療法士
交渉中
~
17:50
備
考
他担当教員:守口 恭子・金 信敬・瀧口 綾
学生は、1 回に 2 コマ連続で講義を聴講し、レポートを提出すること。4 回のうち 2 回以上休むと評定
の対象にならないので気を付けること。
34
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
科目名
必修
選択
英語Ⅰ-1
区分
必修
担当教員
井上
美奈子
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
学 習 目 的
国際化が進む現代、他の分野と同様に医療福祉の専門家を目指す者にとっても英語力は必要な能力であ
る。英語Ⅰでは、実践で役に立つ「使える英語」の習得と英語コミュニケーション能力の向上を目指す。
学 習 目 標
積極的に英語の学習に取り組む姿勢を身につける。英語で自己紹介をできるようになる。自分の学校のこと
を話したり相手に尋ねたりできるようになる。専門分野の仕事に関連する英語の語彙や表現を身につけ
る。身体の主な部位を英語で表現できるようになる。病気や怪我などの症状を英語で表現できるようにな
る。健康について簡単なアドバイスができるようになる。
授 業 概 要
出身、趣味、専攻、大学についてなど相手に自分のことを伝え、また相手のことも理解できるような基本
的コミュニケーションの練習をする。理学療法士、作業療法士、社会福祉士、精神保健福祉士の仕事につ
いて英語で理解する。身体の主な部位、病気や怪我等の症状、簡単なアドバイスを英語で表現することを
学び、ロールプレーを通して会話・表現練習をする。
教
科
書
ENGLISH for Rehabilitation, Care & Support Part 1(出版:健康科学大学)
参
考
書
英和辞典、英英辞典(ある場合)
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
・出席:30%
・小テスト/プレゼンテーション:30%
・期末試験:40%
Orientation オリエンテーション:授業の進め方、成績評価、シラバスについて
Self-Introduction/Interview 自己紹介/相手に質問する。
Unit 1 Introduction
Lesson 1 Introducing Yourself
Lesson 2 Introducing Your Major
簡単な自己紹介ができるようにする。また相手に出身、趣味、学校、専攻について質問のしかたを学ぶ。
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
備
Unit 1 Introduction
Lesson 3 Introducing Your Job
理学療法士、作業療法士、社会福祉士、精神保健福祉士の仕事について知る。
Unit 1 Introduction
Lesson 4 Everything Has Its Own Name – Helen Keller –
ヘレン・ケラーについて書かれた文章および対話文を読み、多重障害と作業療法について学ぶ。
Unit 2 Our Body 身体:部位・症状、健康問題とアドバイス
Lesson 1 Body Parts and Health Problems/Symptoms
Lesson 2 Health Problems and Giving Advice
Lesson 3 Role Play
身体主要部位の英語の名称を学習する。
病気や怪我の症状についての英語表現を学ぶ。
体の不調に対して簡単なアドバイスをする練習をする。
第14回
Review 復習
第15回
Course Wrap-up まとめ
考
担当教員:井上 美奈子、高村 美加
複数のクラスに分かれて授業を行う。
他
35
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
科目名
必修
選択
英語Ⅰ-2
区分
必修
担当教員
井上
美奈子
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
後期
学 習 目 的
国際化が進む現代、他の分野と同様に医療福祉の専門家を目指す者にとっても英語力は必要な能力であ
る。英語Ⅰでは、実践で役に立つ「使える英語」の習得と英語コミュニケーション能力の向上を目指す。
学 習 目 標
基礎的な医学/科学用語を英語で表現できるようになる。英語で基本的な問診ができるようになる。
授 業 概 要
筋肉・骨・血液についての基礎を英語で学び、医学/科学用語の語彙を増やしながら専門に役に立つ実用
的な英語を学習する。また、病歴・家族歴・生活習慣・痛みなど問診にかかわる用語や表現方法を学び、
英語による基本的な問診を練習する。
教
科
書
ENGLISH for Rehabilitation, Care & Support Part 1(出版:健康科学大学)
参
考
書
英和辞典、英英辞典(ある場合)
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
授
・出席:30%
・小テスト/プレゼンテーション:30%
・期末試験:40%
Orientation オリエンテーション:授業の進め方、成績評価、シラバスについて
Review 前期復習
Unit 3 Basic Medicine 基礎医学:筋骨
Lesson 1 Meet Your Muscles
Lesson 2 Bones and Muscles
筋骨系の基礎知識(働きや構成要素)について英語で学ぶ。また、主要筋肉の位置・機能・強化方法につ
いて英語で表現できるようにする。
第 4 回
筋肉について簡単なプレゼンテーションをする。
第 5 回
Unit 3 Basic Medicine 基礎医学:血液
Lesson 3 Blood
血液についての基礎知識を英語で学ぶ。
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
第 9 回
画
Unit 4 In The Doctor’s Office
Lesson 1 Medical History
Lesson 2 Family History
Lesson 3 Social History
第10回
病歴・家族歴・社会歴について簡単な問診ができるようになる。また、答え方も学ぶ。
第11回
2 人 1 組で問診場面を想定し台本を作成し、聞き役・答え役に分かれて発表する。
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
Unit 4 In The Doctor’s Office
Lesson 4 Talking About Pain
痛みに関する語彙や表現方法、簡単な問診ができるようになる。また、答え方も学ぶ。
Review 総復習
Course Wrap-up まとめ
担当教員:井上 美奈子、高村 美加
複数のクラスに分かれて授業を行う。
他
36
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
科目名
英語Ⅱ-1
(理学療法学科)
必修
選択
区分
必修(理)
担当教員
高村
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
前期
美加
学 習 目 的
医療の専門家としての活動には英語の論文を読んだり、学会での発表や、外国人の患者さんに対応したり、
英語によるコミュニケーション能力が必要とされる。医学英語や英語表現を専門に関係する context(文
脈)で学び、将来、理学療法の世界で活躍するために必要な英語力を身につける。
学 習 目 標
理学療法に関連した英文を読んで理解できるようになる。医学英語や医療に関係する表現を学び、医療現
場において英語で基本的なコミュニケーションがとれるようになる。一連の動作指示を英語で書けるよう
になる。
授 業 概 要
医学一般および専門である理学療法に関連したトピック(再生医療、糖尿病・脳卒中・変形性関節症・ス
ポーツ障害)について英語で書かれた文章を理解する読解力、医療現場で使えるコミュニケーション能力
を伸ばす。同時に専門、医療に関係した語彙、英語表現の知識を増やす。また、パラグラフライティング
の練習を通し、基礎的なライティング技術を学ぶ。
教
科
書
ENGLISH for Rehabilitation, Care & Support Part II – Physical Therapy, Version 8 (配布)
参
考
書
英和辞典、英英辞典(ある場合)
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
第 7 回
業
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
・出席:30%
・小テスト/課題:30%
・期末試験:40%
Orientation オリエンテーション:授業の進め方、成績評価、シラバスについて
Review 英語 I の復習をする。
II. Topics in Physical Therapy (Internal Medicine 内科学)
Unit 5 Diabetes 糖尿病
Terms 用語: Body parts 体の部位
糖尿病の病態、治療法、理学療法の役割について英語で学ぶ。体の部位の語彙を増やす。
Expressions 表現:Frequencies 頻度
Speaking 会話練習:頻度の英語表現を学び、頻度について受け答えができるように練習する。
II. Topics in Physical Therapy (Central nervous system disorder –Cerebral vascular disorder
中枢神経系障害 – 脳血管障害) Unit 1 Stroke 脳卒中
脳卒中の病態、治療法・理学療法の役割について英語で学ぶ。
Expressions 表現: Body positions 体位(臥位)
・Actions 動作
体位、基本動作の英語表現を学習する。
II. Topics in Physical Therapy (Muscular Skeletal Disorder 筋骨格系障害)
Unit 2 Osteoarthritis 変形性関節症
Terms 用語: Muscles and Bones 筋骨系
変形性関節症の原因、病態、治療方法について英語で学ぶ。筋骨系の語彙を増やす。
Case Study: Sports Injury ケーススタディ:スポーツ傷害
あるスポーツ選手のケースを取り上げ、スポーツ傷害における理学療法介入について学ぶ。
I. Current Topics in Rehabilitation
Unit 1 Regenerative Medicine & Rehabilitation
再生医療について英語で学ぶ。
再生医療
Paragraph Writing パラグラフライティング練習
Writing Instructions: A series of actions 一連の動作指示を英語で書く。
Roundup 全体のまとめ
前期 2 クラス開講:理学療法学科 2 年生を対象に A クラス・B クラスに分かれて授業を行う。
37
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
必修
選択
科目名
英語Ⅱ-1
(作業療法学科)
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
1
2
前期
必修(作)
学 習 目 的
作業療法学科 2 年生を対象に、専攻学科である作業療法を重視した内容を取り扱う。様々な分野におい
てグローバル化が進展する中、作業療法分野でも世界各国の人々が理論や実践、研究について相互の知識
を交換し学ぶ機会が増えている。将来の作業療法士としての資質を高めるために必要な英語力を身につけ
ることを目的とする。
学 習 目 標
基礎の英語を復習しながら英語力の基盤をつくる。 作業療法に関連した表現、語彙を理解し、実際の現
場を想定し、そこでコミュニケーションを取ることができるようにする。
授 業 概 要
医学一般、専門の作業療法に関連したトピックを取り扱う。これらのトピックに沿った文章、例えば症例
や記事を読み理解する。また会話文で語彙、表現方法を紹介し、学生が実際に英語で表現したり、英語で
指示されたことを理解し動作に表す。 また CALL(Computer Assisted Language Learning – コンピュ
ーターを使った英語学習)を利用し様々な英語のスキルを練習する。
教
科
書
English for Rehabilitation, Care & Support Part II Occupational Therapy Volume 5 (配布)
参
考
書
英英辞典、英和辞典
成績評価方法
授
業
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
CALL コンピューターを使った英語学習
第 3 回
CALL コンピューターを使った英語学習
第 4 回
Unit1
iPS 細胞
第 5 回
Unit1
iPS 細胞
第 6 回
Unit1
iPS 細胞
第 7 回
小テスト
第 8 回
Unit 4 Recovering From A Stroke
第 9 回
Unit 4 Recovering From A Stroke
第10回
Unit 4 Recovering From A Stroke
第11回
Unit 4 Recovering From A Stroke
第12回
小テスト(Unit 4)
第13回
Speech practice
第14回
Speech test
第15回
Review
計
画
備
内訳は以下のとおり:
・出席:30% (注意:5 回以上の欠席した場合、期末試験は受験できない。)
・小テスト/課題提出:30%
・期末試験:40% (うちスピーチテスト 10%)
考
シラバスについての説明(授業内容、成績評価法等)
(Unit1
前期 2 クラス開講
iPS 細胞)
授業の進め方について
Unit 4 Recovering From A Stroke
作業療法学科 2 年生を対象に 2 クラスに分かれて授業を行う
38
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
必修
選択
科目名
英語Ⅱ-1
(福祉心理学科)
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
必修(福)
担当教員
井上
美奈子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
前期
英語Ⅰを終了した学生を対象とし、専門分野に役に立つ語学力を習得・定着させるため、さらに上級の
実用英語を学習する。
日常会話が聞き取れる。
日常で起こりうる会話を想定しコミュニケーションが取れるようにする。
現代医療、福祉、心理に関する語彙を伸ばし英語で書かれた文献を理解できるようにする。
基本的な文法の知識を確実なものとし、専門(福祉・心理、医療)に関連した内容を読んで理解する読
解力、口頭でのコミュニケーション能力を伸ばす。同時に専門、医療に関係した語彙、英語表現の知識
を増やす。コンピューターを使った英語学習(CALL)でリスニング、スピーキング、ライティング、リ
ーディング、文法を学ぶ。
教
科
書
教科書:ENGLISH for Rehabilitation, Care & Support Part II(健康科学大学教員作成)
参
考
書
参考書:英和辞典、英英辞典(ある場合)
成績評価方法
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
CALL コンピューターを使った英語学習
第 3 回
CALL コンピューターを使った英語学習
第 4 回
Unit1
Unit1
Unit1
第 5 回
授
内訳は以下のとおり:
・出席:30% (注意:5 回以上の欠席した場合、期末試験は受験できない。)
・小テスト/プレゼンテーション:30%
・期末試験:40%Orientation オリエンテーション:授業の進め方、成績評価、シラバスについて
第 6 回
第 7 回
シラバスについての説明(授業内容、成績評価法等)
iPS 細胞
iPS 細胞
iPS 細胞
小テスト
(Unit1
iPS 細胞)
業
第 8 回
計
画
第 9 回
Topics in Welfare and Psychology
Unit 4 Super Aged Society
第10回
第11回
(Unit4 Super Aged Society)
小テスト
第12回
第13回
Topics in Welfare and Psychology
Unit 5 Dementia
第14回
第15回
備
考
前期まとめ
授業日程は習熟度(到達度)により変更される
オフィスアワー: Mon. Tues. 12:10-13:00
39
授業の進め方について
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
科目名
英語Ⅱ-2
(理学療法学科)
必修
選択
区分
必修(理)
担当教員
高村
美加
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
後期
学 習 目 的
医療の専門家としての活動には英語の論文を読んだり、学会での発表や、外国人の患者さんに対応したり、
英語によるコミュニケーション能力が必要とされる。医学英語や英語表現を専門に関係する context(文
脈)で学び、将来、理学療法の世界で活躍するために必要な英語力を身につける。
学 習 目 標
理学療法に関連した英文を読んで理解できるようになる。医学英語や医療に関係する表現を学び、医療現
場において英語で基本的なコミュニケーションがとれるようになる。英語で基本的な問診ができるように
なる。科学論文(抄録)の読み方を理解する。
授 業 概 要
前期に引き続き、医学一般および専門である理学療法に関連したトピック(ICF:国際生活機能分類、整
形外科/スポーツ傷害・パーキンソン病・脊髄損傷)について英語で書かれた文章を理解する読解力、医
療現場で使えるコミュニケーション能力を伸ばす。同時に専門、医療に関係した語彙、英語表現の知識を
増やす。また、科学論文の抄録の構成・読み方についても学ぶ。
教
科
書
ENGLISH for Rehabilitation, Care & Support Part II – Physical Therapy, Version 8 (配布)
参
考
書
英和辞典、英英辞典(ある場合)
成績評価方法
第 1 回
Orientation オリエンテーション:今学期の予定について
Review 前期の復習をする。
第 2 回
What do physical therapists do? 理学療法士の職務について書かれた英文を読む。
第 3 回
II. Topics in Physical Therapy (Muscular Skeletal Disorder 筋骨格系障害)
Expressions & Speaking 整形外科的疾患に関する表現を診察室での患者との会話を通して学ぶ。
第 4 回
ROM 関節可動域
Terms & Expressions:ROM に関する英語表現をグループ演習を通して学ぶ。
第 6 回
II. Topics in Physical Therapy (Central nervous system disorder – 中枢神経系障害)
Unit 3 Parkinson’s Disease パーキンソン病
パーキンソン病の病態、治療・理学療法の役割について英語で学ぶ。
Speaking 会話練習:簡単な問診ができるように練習する。
第 7 回
MMT 徒手筋肉検査法の原文(英語)を読む。
第 8 回
Case Study: Sports Injury ケーススタディ:スポーツ傷害・整形外科系障害
あるスポーツ選手のケースを取り上げ、スポーツ傷害を含む整形外科系の障害における理学療法介入につ
いて学ぶ。
第 5 回
授
業
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
備
・出席:30%
・小テスト/課題:30%
・期末試験:40%
II. Topics in Physical Therapy (Central Nervous System Disorder – 中枢神経系障害)
Unit 4 Spinal Cord Injury (SCI) 脊髄損傷
脊髄損傷の原因、麻痺、理学療法の役割について英語で学ぶ。
Video viewing activities (Rehabilitation), Sequence of actions, Words of praise and encouragement
Expressions 表現:リハビリのビデオを見て、一連の動作の表し方、褒め方・励まし方を学ぶ。
I. Current Topics in Rehabilitation
Unit 3 ICF
国際生活機能分類について英語で学ぶ。ICF を使って簡単なケースを分類する練習をする。
第14回
Reading Scientific Abstracts
科学論文の構成を学び、アメリカ理学療法学会誌論文のアブストラクトを読んでみる。
第15回
Roundup 全体のまとめ
考
後期 2 クラス開講:理学療法学科 2 年生を対象に A クラス・B クラスに分かれて授業を行う。
40
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
必修
選択
科目名
英語Ⅱ-2
(作業療法学科)
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
1
2
後期
必修(作)
学 習 目 的
作業療法学科 2 年生を対象に、専攻学科である作業療法を重視した内容を取り扱う。様々な分野におい
てグローバル化が進展する中、作業療法分野でも世界各国の人々が理論や実践、研究について相互の知
識を交換し学ぶ機会が増えている。将来の作業療法士としての資質を高めるために必要な英語力を身に
つけることを目的とする。
学 習 目 標
基礎の英語を復習しながら英語力の基盤をつくる。 作業療法に関連した表現、語彙を理解し、実際の
現場を想定し、そこでコミュニケーションを取ることができるようにする。
授 業 概 要
医学一般、専門の作業療法に関連したトピックを取り扱う。これらのトピックに沿った文章、例えば症
例や記事を読み理解する。会話文で語彙、表現方法を紹介し、学生が実際に英語で表現したり、英語で
指示されたことを理解し動作に表す。また CALL(Computer Assisted Language Learning – コンピュ
ーターを使った英語学習)を利用し英語のスキルを練習する。
教
科
書
English for Rehabilitation, Care & Support Part II Occupational Therapy Volume 5 (配布)
参
考
書
英英辞典、英和辞典
成績評価方法
授
内訳は以下のとおり:
・出席:30% (注意:5 回以上の欠席した場合、期末試験は受験できない。)
・小テスト/課題提出:30%
・期末試験:40% (うち 10% Speech test)
第 1 回
オリエンテーション
シラバスについての説明(授業内容、成績評価法等)
第 2 回
CALL コンピューターを使った英語学習
第 3 回
CALL コンピューターを使った英語学習
第 4 回
Unit3
ICF
第 5 回
Unit3
ICF
第 6 回
Unit3
ICF
Review
第 7 回
Unit3
ICF
Review Unit3
第 8 回
Unit3
ICF (小テスト)
第 9 回
Unit 5 Down Syndrome
第10回
Unit 5 Down Syndrome
第11回
Unit 5 Down Syndrome Review
第12回
小テスト Unit 5 Down Syndrome
第13回
Speech practice
第14回
Speech test
第15回
Review
授業の進め方について
業
計
画
備
考
後期 2 クラス開講
Unit 5 Down Syndrome
作業療法学科 2 年生を対象に 2 クラスに分かれて授業を行う
41
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
科目名
英語Ⅱ-2
(福祉心理学科)
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
必修(福)
担当教員
井上
美奈子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
後期
英語Ⅰを終了した学生を対象とし、専門分野に役に立つ語学力を習得・定着させるため、さらに上級の
実用英語を学習する。
日常会話が聞き取れる。
日常で起こりうる会話を想定しコミュニケーションが取れるようにする。
現代医療、福祉、心理に関する語彙を伸ばし英語で書かれた文献を理解できるようにする。
基本的な文法の知識を確実なものとし、専門(福祉・心理)に関連した内容を読んで理解する読解力、
口頭でのコミュニケーション能力を伸ばす。同時に専門、医療に関係した語彙、英語表現の知識を増や
す。コンピューターを使った英語学習(CALL)でリスニング、スピーキング、ライティング、リーディ
ング、文法を学ぶ。
教
科
書
教科書:ENGLISH for Rehabilitation, Care & Support Part II(健康科学大学教員作成)
参
考
書
参考書:英和辞典、英英辞典(ある場合)
成績評価方法
内訳は以下のとおり:
・出席:30% (注意:5 回以上の欠席した場合、期末試験は受験できない。)
・小テスト/プレゼンテーション:30%
・期末試験:40%Orientation オリエンテーション:授業の進め方、成績評価、シラバスについて
第 1 回
オリエンテーション
シラバスについての説明(授業内容、成績評価法等)
第 2 回
CALL コンピューターを使った英語学習
第 3 回
CALL コンピューターを使った英語学習
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
Unit3 ICF
第 7 回
業
第 8 回
計
Unit 3 小テスト
第 9 回
第10回
画
Topics in Welfare and Psychology
Unit 5 Dementia
第11回
備
第12回
Unit 5 小テスト
第13回
Speech practice
第14回
Speech test
第15回
後期まとめ
考
授業日程は習熟度(到達度)により変更される
42
授業の進め方について
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
科目名
英語 リーディング・ライティング
必修
選択
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
1
1・2・3
後期
選択必修
学 習 目 的
グローバル化の進む現代において最新の情報を得るためには英語で記述された情報を敏速・正確に読み取
り理解する能力が必要である。また、情報交換や発表の場においても、英語を用いて自分の考えや研究成
果を発信する機会が増えてきている。このような時代に対応するために必要なReadingとWriting技能を中
心に英語力の向上を目指す。
学 習 目 標
Reading:文章の構造をとらえ、論理的展開をつかみ、要点を読み取り、目的に応じた読みかたができる
ようになる。Writing:センテンスおよびパラグラフのレベルで基礎的な文章表現力、文章構成能力を身に
つけ、まとまりのある論理的なパラグラフが書けるようになる。
授 業 概 要
基本文法の復習から始め、次にパラグラフ構成の基本を学び、文章から必要な情報を得たり、書き手の意
向などを理解し、概要や要点をまとめたりする。また、自分の言いたいことを英文で表現できるように英
訳の練習もする。最後に、選択したテーマについて構想を立て、アウトラインを作成し、それを基に文章
を書くというライティングの基本を学び、実際にパラグラフを書いてみる。
教
科
書
なし
参
考
書
なし
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
Orientation, Class Outline and Schedule, Test
クラス概要、授業予定、確認テスト
Introduction to Reading & Writing
Sentence Structure 英文構造(主語・動詞、基本文型:SV, SVC, SVO)の復習をする。
Write a self introduction. 基本文型を使って自己紹介文を書く。
Reading & Writing: Grammar 1 英文構造(第4文型:SVOO, 第5文型:SVOC)の復習をする。
文の構造に注意して短い文章を読む。各文型を使って英訳の練習をする。
第 4 回
Reading & Writing: Grammar 2 時制の復習をする。
文の構造・時制に注意して短い文章を読む。異なる時制の英文を書く練習をする。
第 5 回
Reading & Writing: Grammar 3 修飾句・修飾節の復習をする。
文の構造・品詞に注意して短い文章を読む。修飾句・修飾節を含む英文を書く練習をする。
授
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
画
第 9 回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
出席(30%)
、小テスト・課題(70%)により評価を行う。
考
Reading & Writing: Grammar 4 その他基本文法の復習をする。
英訳の練習をする。
Paragraph Reading 1 パラグラフ リーディング 1
What is paragraph? 英文のパラグラフ概念、論理の展開について学ぶ。
Paragraph Structure 英文のパラグラフの構造(構成要素や特徴)について知る。
Paragraph Reading 2 パラグラフ リーディング 2
・Topic Sentence: Understanding Main Idea トピックセンテンスを見つけ、主旨の把握をする。
・Supporting Sentences サポートセンテンス(展開文、支持文)
Paragraph Reading 3 パラグラフ リーディング 3
Logical Flow/ Discourse Markers パラグラフの展開法/ディスコースマーカー
異なるパラグラフの展開法について学び、その違いを理解する。
Paragraph Writing 1 パラグラフライティング 1
・Outline 構想を立て、アウトラインを書く手順について学ぶ。
・Coherency and conjunctions 論理的な文章を書くために必要な結束性とつなぎ語について学ぶ。
Paragraph Writing 2 パラグラフライティング 2
Writing an outline パラグラフを書く準備をする=構想を立て、アウトラインを書く。
Paragraph Writing 3 パラグラフライティング 3
Write comprehendible sentences 書きたいことを「通じる」英語で表現する。
Paragraph Writing 4 パラグラフライティング 4
Writing paragraphs 実際にパラグラフを書く。
本科目は受講生の積極的かつ主体的な学習態度を求める。
43
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
必修
選択
科目名
英語
コミュニケーション
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
科
書
特になし
参
考
書
特になし
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
選択必修
担当教員
井上
美奈子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1・2・3
前期
グローバル化が進む昨今、文化や言葉が違う人々といかにしてうまくコミュニケーションをとれるよう
になるかが、課題となっている。この授業においては自己表現と 他者や他文化の理解を、インタビュ
ー、プレゼンテーション、ディスカションを通じ学ぶことを目的とする。また、自分の意見や考え、調
査研究内容をまとめ英語で効果的に伝えることを目的とする。
自身や自分の文化について相手にわかりやすく述べることができる。
インタビューを通して必要な相手の情報を得る。
他文化について理解を深めるとともに自己の文化と比較する。
効果的なプレゼンテーションの知識や技能を身につける。
他のプレゼンテーションを聞き、理解し、それに対して質問や意見が言えるようにする。
英語でのインタビュー、プレゼンテーション、ディスカションの方法をステップバイステップで学ぶ。
自分の文化や他文化の特徴、相違点や類似点を調査研究し、説明文を作成、伝えたい内容のアウトライ
ンを作る。 ジェスチャーやアイコンタクト、話し方のペース、発音、イントネーションなどを練習し
スピーチを行う。また視覚資料や統計データなどの効果的利用、活用法を学ぶ。 他の受講生のスピー
チを聞き、理解し、質問の仕方、応答の仕方を学ぶ。
教
成績評価方法
区分
授業で必要な資料はプリント等で配布
出席、授業参加・宿題 (アウトライン作成、プレゼンテーション準備、パワーポイント作成)・
プレゼンテーション等で総合的に評価する。
オリエンテーション
自己紹介 (クラスメートのことを知ろう)
自分について話そう
ブレインストーミング ワードウェブやアウトラインの作成 スピーチ練習
自分について話そう
クラスメートのプレゼンテーションを聞き、 質疑応答
スピーチの基礎
音読、聞いて理解、発音、アクセント、イントネーション、アイコンタクト ジェスチャーに関する
演習
インタビューの方法
情報を得る、質問をし、質問に答える練習
他のプレゼンテーションを見て、聞いて、学ぶ
ディスカッション プレゼンテーションの要素、良いプレゼンテーションの条件について
日本・日本人・日本文化
絵や写真を見て描写、説明する、日本、日本人、日本文化を説明する。 聞いて理解する。
日本・日本人・日本文化
意見を述べる、 賛成反対を唱える方法
日本・日本人・日本文化
質疑応答の方法、 ミニスピーチのためのアウトライン作成
日本・日本人・日本文化
プレゼンテーション、質疑応答、クラスメートのプレゼンテーション評価
他文化について学ぶ
グループワーク
他の文化についての調査、情報収集
他文化について学ぶ
グループワーク 比較の表現、情報の整理、テレビ等のプレゼンテーションから学ぶ
他文化について学ぶ
グループワーク
プレゼンテーション準備 アウトライン作成
他文化について学ぶ
グループワーク
効果的な視覚資料を考え、統計データを準備
他文化について学ぶ
グループプレゼンテーション、質疑応答、他のプレゼンテーション評価
授業日程は習熟度(到達度)により変更される
44
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
必修
選択
科目名
英語
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
会話
区分
書
なし
参
考
書
英和辞典(授業に必ず持参すること)
業
履修
年次
開 講
学期等
未定
1
1・2・3
前期・後期
1.自信をもって英語で会話して楽しむこと 2.英語の文章の成り立ちを理解する
3.ボキャブラリーを増やす
4.ほかの国々の文化を学び視野を広げる
5. 様々な状況で英語を使用すること。
・英語で会話することを楽しみ、将来を見据え、英語の学習を続けること。
・会話を成立させるための基礎文法を理解する。
・日常会話に必要な語彙やさまざまな英語表現を習得する。
・場面や目的に応じてコミュニケーションを積極的に図る態度を身につける。
・他の文化に興味を持ったり、日本文化のよさを感じ取ったりして、それらを英語で伝える。
・自分自身のことを英語で話したり、相手について尋ねたりする。
・日常生活の身近な話題についての情報や考えを英語で理解・伝達する基礎的な能力を養うとともに、
積極的にコミュニケーションを図る練習を行う。
・音楽や映画を通して、英語や外国の文化、価値観を学ぶ。
・トラベル会話に役立つ実践的なコミュニケーション技法を習得する。
科
授
単位数
選択必修
教
成績評価方法
担当教員
1. 出席点
2. 授業態度・課題
等で総合的に評価する
第 1 回
Introductory Class / Basic Conversation Review
授業について/簡単な会話の復習
第 2 回
Describing yourself and others 自分や相手のことを説明する。
第 3 回
Expressing opinions and preferences (people)
第 4 回
Expressing opinions and preferences (things)
第 5 回
Describing Japanese Culture / Asking about other cultures(日本の文化・他国の文化について)
第 6 回
Describing school life in Japan (日本の学校の生活について)
第 7 回
Recommending things in your home/school town(ふるさと・住んでいる町のよさについて話す)
第 8 回
Talking about the past (far and near)
第 9 回
Talking about the future (far and near)
第10回
Travel English (旅行の英語)
第11回
Travel English
第12回
Learning English through popular culture(ポップカルチャーを通して英語を学ぶ)
第13回
Learning English through popular culture(ポップカルチャーを通して英語を学ぶ)
第14回
Review (復習)
第15回
Evaluation
考えや好みを表現する。
(人について)
考えや好みを表現する。
(物について)
(過去について話す)
計
画
備
考
(未来について話す)
(旅行の英語)
(評価)
授業の各回の予定は、諸般の事情により変わる場合がありえる
45
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
科目名
基礎中国語
必修
選択
区分
担当教員
成
選択必修
昌燮
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1・2・3
前期・後期
学 習 目 的
中国の標準語を学び、コミュニケーションの向上を目指す。
学 習 目 標
初級レベルの中国語能力(聴解力、発話力、読解力、作文力など)を身に付け、簡単な日常挨拶ができる。
授 業 概 要
母音、複母音、子音など音節を覚えさせ、基本文型・文法などを学習する。発音練習には DVD も使用する。
日常会話を覚えさせるため、講義中に多く質問する。
教
科
書
教科書:《新版》中国語10課
参
考
書
「はじめての中国語学習辞典」
成績評価方法
業
計
第 2 回
発音Ⅱ:子音
第 3 回
発音Ⅲ:複母音、
“-n、-ng”を伴う母音
第 4 回
発音Ⅳ:声調の組み合わせ、変調、軽声
第 6 回
第 7 回
第 8 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
茂
出版社:白水社
出版社:朝日出版社(2002)
中間試験、期末試験、出席状況など
中国語とは
発音Ⅰ:四声、単母音
第 9 回
備
編:相原
第 1 回
第 5 回
授
著:方如偉・王智新・鐙屋一
第1課
文法・表現:人称代名詞、動詞“是”
、疑問を表す助詞、副詞、本文、練習問題
第2課
文法・表現:指示代名詞(1)、疑問詞、本文、練習問題
中間テスト
第3課
文法・表現:指示代名詞(2)、形容詞述語文、本文、練習問題
第4課
文法・表現:数詞、助詞、数量を表す語、本文、練習問題
第5課
文法・表現:場所指示代名詞、形容詞述語文、本文、練習問題
第6課
文法・表現:所有・存在・場所・所在に関する表現、本文、練習問題
第7課
文法・表現:反復疑問文、量詞、本文、練習問題
第8課
文法・表現:「可能」を表す助動詞、本文、練習問題
第9課
文法・表現:「過去」
「経験」を表す助詞、本文、練習問題
第10課
文法・表現:料理を注文するときの慣用語、本文、練習問題
総復習とDVD鑑賞(世界遺産、伝統文化など)
考
46
(2004)
[総合基礎科目領域/外国語科目群]
科目名
基礎韓国語
必修
選択
区分
選択必修
担当教員
成
昌燮
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1・2・3
前期・後期
学 習 目 的
日韓の国際交流の促進と学習の継続を容易にする。
学 習 目 標
韓国語の文字を覚えるとともに、この言語の構造を理解する。韓国語の発音ルールを覚え、簡単な日常挨
拶ができる。
授 業 概 要
韓国語の基本母音・子音・合成母音・パッチムを正確に発音し書けるように練習する。文法的に日本語に
似ているが、難しい発音があるので、聞き取り・書き取りにポイントを置いて練習する。
教
科
書
教科書:韓国語初級テキスト
出版社:白帝社(2011)
参
考
書
なし
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
トライ韓国語1
初版
著:朴校煕・黄善英・崔昌玉・木村春菜
中間試験、期末試験、出席状況など
第 1 課:안녕하세요?
韓国語の特徴、世宗大王と韓国語
基本母音 10 個+合成母音 4 個
第 2 課:감사합니다.
基本子音14個、子音の位置、発音練習
第 3 課:안녕히 가세요.
濃音5個、有性音化①
第 4 課:고맙습니다.
「ワ」行の合成母音7個
第 5 課:미안합니다.
終声子音(パッチム)、連音化、有声音化②
第 6 課:처음 뵙겠습니다.
ㅎ弱化、濃音化、激音化、流音化、鼻音化
第 7 課:대학생입니다.
-입니다./ 입니까? ~です/ですか、-는/은 ~は(主題)
中間まとめ
第 8 課: 그게 뭐에요?
-예요/이에요 ~です/~ですか、-가/이 ~が(主題)
이・그・저・어느 この・その・あの・どの、疑問詞
第 9 課: 카페가 아니에요.
-가/이 아니에요 ~ではありません/ではありませんか –의 ~の(所有)
第 10 課:이 원피스를 주세요.
-를/을 ~を、주세요 ください、漢数字、-와/과、-하고 ~と(並列)
第 11 課:도서관에서 숙제를 합니다.
-ㅂ니다/습니다 ~ます/です(합니다体)、固有数字、-에 ~に、에서(場所)で
第 12 課:저는 술을 마시지 않습니다.
-지않습니다/안_ ~しません(否定)、-도 ~も(添加)、用語語幹の活用形
付録:基本名詞・基本動詞・基本形容詞・場所の名前・職業の名前・果物の名前・身体部位の名前・家族
の呼び方
総復習
考
47
48
専
門
科
目
領
域
専 門 基 礎 科 目 群
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
解剖学Ⅰ
(理学療法学科中心クラス)
区分
担当教員
必修(理)
選択(福)
坂本
宏史
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
後期
学 習 目 的
医療・医学の基礎として、人体の構造と機能に関する正確な知識と理解が必須である。人体の構造につい
て、「細胞」、「組織」
、「器官」の階層的な関係と概要を理解する。さらに「神経系」と「循環器系」につ
いて、構造を機能と結びつけて具体的な理解を目指す。
学 習 目 標
細胞や4つの組織についての用語を正しく説明できる。中枢神経系、脊髄神経、循環器系の大まかな構造
を立体的にイメージでき、関連する用語を正しく説明できる
授 業 概 要
人体の構成単位である「細胞」について、またその細胞が集合してできる「組織」さらに「器官」につい
て学習する。次いで、器官のうち、「神経系」と「循環器系」を構成するものについて概略を理解した上
で、各器官の特徴を学習する。
教
科
書
「解剖学アトラス」平田幸男(訳)文光堂
参
考
書
「標準組織学
成績評価方法
第 2 回
結合組織(線維芽細胞、基質、膠原線維、結合組織の種類、軟骨組織、骨組織)
中枢神経 2
第 6 回
中枢神経 3 脳幹 {延髄(錐体、オリーブ、後索核、内側毛帯、網様体、脳神経の核)
、橋(橋核、橋
被蓋)
、中脳(上丘、下丘、中脳水道、中脳被蓋、赤核、黒質、大脳脚)
}
第 7 回
中枢神経 4
第 8 回
中枢神経5 大脳(大脳半球、脳梁、大脳皮質、大脳基底核、嗅脳、大脳辺縁系)
第 9 回
第10回
第11回
第12回
備
筋組織{横紋筋(骨格筋、心筋)
、平滑筋}
神経組織(ニューロン、軸索、髄鞘、樹状突起、シナプス、神経膠細胞、中枢神経と末梢神経)
中間テスト(細胞・組織まとめ)
中枢神経1 総論1(白質と灰白質、神経核、脳室、上衣細胞、脈絡組織)
第 5 回
計
画
全体 100%として、中間テスト 60%、期末テスト 40%
細胞・組織(細胞の構造と機能、細胞の増殖と分化、上皮細胞の極性、細胞間結合、基底膜、線毛)
上皮組織(上皮組織の種類、腺)
第 4 回
業
各論」藤田尚男・藤田恒夫、医学書院
第 1 回
第 3 回
授
総論」
「標準組織学
総論 2(髄膜、脳脊髄の血管)と脊髄(脊髄の構造と神経路)
小脳(小脳脚、小脳皮質、小脳核)と間脳(視床、視床下部、視床上部)
中間テスト(中枢神経系まとめ)
脊髄神経1 総論(構成、前根、後根、脊髄神経節、後枝と前枝、神経叢)
脊髄神経2(頚神経叢、胸神経、腕神経叢とそれらの枝:横隔神経、頚神経わな、肋間神経、鎖骨上部、
筋皮神経、正中神経、尺骨神経、橈骨神経、腋窩神経)
脊髄神経3(腰仙骨神経叢とその枝:大腿神経、閉鎖神経、坐骨神経、脛骨神経、総腓骨神経、陰部神経
それぞれの神経の支配筋群・支配皮膚領域)
循環系 総論と心臓{心膜、心臓壁(内膜、筋層、外膜)、心房、心室、弁、中隔、刺激伝導系、心臓を
養う血管}
第13回
動脈系(大動脈とその枝、頭頚部・上肢・体幹・下肢の動脈)
第14回
静脈系(大静脈、腕頭静脈、硬膜静脈洞、奇静脈、門脈系、皮静脈、伴行静脈)
、リンパ系
第15回
胎児循環(動脈管、静脈管、卵円孔、臍静脈、臍動脈
考
と出生後の遺残物)
上述の各回のキーワードについて、教科書を用いての事前学習が望まれる。
49
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
解剖学Ⅰ
(作業療法学科中心クラス)
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
必修(作)
選択(福)
担当教員
志茂
聡
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
他
医療・医学のプロとなるために、最も基本である人体の構造と機能に関する正確な知識を習得し、人体へ
の理解を深める。
人体の構成単位である「細胞」
・
「組織」
・
「器官」
・
「個体」という成り立ちを説明することができる。器官
系として「循環器系」「内蔵学(呼吸器系・消化器系・泌尿生殖器系)」「発生学」を学び、具体的な人体
の構造と機能について説明することができる。
①人体を構成する細胞がどのようにして集合して組織を構成するか、②、循環器系の全体的な特徴を理解
した上で人体各部の血管系とリンパ系について③、内臓の形態・構造および体内における位置について、
主に講義形式で学習を進める。
教
科
書
「解剖学」標準理学療法学・作業療法学(専門基礎)野村嶬(編集)
参
考
書
「解剖学アトラス」平田幸男(訳)文光堂、 「解剖学講義」伊藤隆著 南山堂、
「標準組織学 総論」
「標準組織学 各論」藤田尚男・藤田恒夫著 医学書院
成績評価方法
授
業
計
中間試験(40%)
、期末試験(55%)
、出席日数および授業態度(5%)
第 1 回
細胞・組織: 細胞の構造と機能、細胞の増殖と分化、上皮細胞の極性、
細胞間結合、基底膜
上皮組織: 単層扁平上皮、単層円柱上皮、重層扁平上皮、移行上皮、腺上皮など
担当教員:川手豊子
開講日:4月7日
第 2 回
結合組織: 線維芽細胞、基質、膠原線維、結合組織の種類。軟骨組織、骨組織
筋組織: 横紋筋、心筋、平滑筋。
神経組織: ニューロン、軸索、髄鞘、樹状突起、シナプス、神経膠細胞
担当教員:川手豊子
開講日:4月14日
第 3 回
循環器系総論: 体循環と肺循環、心臓と大血管、心膜
心臓の構造: 心房、心室、弁、中隔、心臓壁(内膜、筋層、外膜)、刺激伝導系、
心臓の神経支配、冠状動脈
担当教員:志茂聡
開講日:4月21日
第 4 回
動脈系: 大動脈とその枝、頭頸部・体幹・上肢・下肢の動脈
第 5 回
静脈系: 大静脈、腕頭静脈、硬膜静脈洞、奇静脈、門脈系、皮静脈、伴行静脈
第 6 回
リンパ系: リンパ管、リンパ節、胸管、脾臓、胸腺、扁桃
胎児循環: 動脈管、静脈管、卵円孔、臍静脈、臍動脈、胎児遺残物
第 7 回
前半まとめ
第 8 回
消化器系: 口腔、咽頭、食道、胃、十二指腸、空腸、回腸、盲腸、虫垂、上行結腸、
横行結腸、下行結腸、S 状結腸、直腸
第 9 回
唾液腺、肝臓、膵臓、腹腔と腹膜腔、腸間膜
第10回
呼吸器系: 鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺、胸腔と胸膜腔、縦隔の概念
第11回
泌尿生殖器系: 腎、尿管、膀胱、尿道、精巣、精管、付属生殖腺
第12回
泌尿生殖器系: (続き)卵巣、卵管、子宮、付属生殖腺、外陰部
内分泌系:下垂体、視床下部、松果体、甲状腺、上皮小体、副腎、精巣、卵巣
第13回
発生学: 卵子、精子、受精、外胚葉、中胚葉、内胚葉、初期発生、胎盤
第14回
組織各論まとめ1 顕微鏡による組織標本観察(結合組織、筋組織)
第15回
組織各論まとめ2 顕微鏡による組織標本観察(泌尿生殖器系、消化器系)
画
備
医学書院
考
担当教員:志茂聡
開講日:4月28日
担当教員:志茂聡
開講日:5月12日
担当教員:志茂聡
開講日:5月19日
担当教員:川手・志茂
開講日:5月26日
担当教員:志茂聡
開講日:6月2日
担当教員:志茂聡
開講日:6月9日
担当教員:川手豊子
開講日:6月16日
担当教員:川手豊子
開講日:6月23日
担当教員:川手豊子
開講日:6月30日
担当教員:川手豊子
開講日:7月7日
担当教員:志茂聡
開講日:7月14日
担当教員:志茂聡
開講日:7月21日
その他担当教員:川手 豊子
解剖学は身体構造の理解と解剖学用語の記憶を同時に行わなければならないため、予習復習は必須であ
る。予習として、授業前に教科書を一読することが望ましい。
50
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
解剖学Ⅱ
(理学療法学科中心クラス)
区分
担当教員
必修(理)
選択(福)
坂本
宏史
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
学 習 目 的
解剖学Ⅰで学習した「神経系」の内容を発展させ、
「脳神経」と「自律神経系」
、次いで神経系と関連の深
い「感覚器」の構造と機能を理解する。内臓(消化・呼吸・泌尿・生殖器など)を構成する器官の構造と
機能、立体的な位置関係を理解する。また人体の発生について理解し発生学用語を習得する。
学 習 目 標
脳神経と自律神経系について構造と機能を正しく説明できる。内臓を構成する器官の立体的位置関係をイ
メージでき、関連する用語を正しく説明できる。ヒトの発生の概略を説明できる。
授 業 概 要
末梢神経のうち、脳神経について学び、感覚器の構造を、機能や支配する末梢神経と関連づけて学習した
のち、神経系と感覚器のつながりを総合的に学ぶ。そして内臓系について、形態、構造および体内におけ
る位置について学習する。
教
科
書
「解剖学アトラス」平田幸男(訳)文光堂
参
考
書
「標準組織学
成績評価方法
第 2 回
脳神経 2:顔面神経、内耳神経、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経
第 5 回
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
画
自律神経系(節前ニューロン、節後ニューロン、交感神経幹、幹神経節、腹腔神経節、内臓神経、副交感
神経節、内臓運動線維、内臓感覚線維、自律神経叢、内臓神経節細胞)
中間テスト(脳神経のまとめ)
皮膚(表皮、真皮、皮下組織、毛と爪、汗腺、脂腺)
嗅覚器、味覚器、体性感覚(求心性神経終末、嗅上皮、嗅覚伝導路、味蕾、味覚伝導路、自由神経終末、
体性感覚伝導路)
視覚器:眼球と副眼器強膜(角膜、脈絡膜、網膜、眼房、水晶体、硝子体、毛様体、虹彩、結膜、眼瞼、
外眼筋、涙腺、鼻涙管、視覚伝導路)
聴覚器・平衡覚器(耳介、外耳道、鼓膜、鼓室、耳管、耳小骨、蝸牛、蝸牛管、らせん器、前庭窓、蝸牛
窓、平衡斑、半規管、膨大部稜、聴覚伝導路、平衡覚伝導路)
中間テスト(感覚器のまとめ)
内臓学総論(粘膜、葉、被膜、胸膜と腹膜)と消化器1:口腔、咽頭
第 9 回
消化器2:食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆路、膵臓
第10回
呼吸器:気道と肺(鼻腔、喉頭、気管、気管支、肺胞、胸膜、縦隔)
第11回
泌尿器:腎臓と尿路(腎小体、ネフロン、尿管、膀胱、男性尿道、女性尿道)
第12回
男性生殖器:精巣、精管、精嚢、前立腺、陰茎、陰嚢、精索、鼠径管
第13回
女性生殖器:卵巣、卵管、子宮、膣、膣前庭、陰唇、陰核、乳房、胎盤
第14回
第15回
備
全体 100%として、中間テスト 60%、期末テスト 40%
脳神経1:嗅神経、視神経、動眼神経、滑車神経、外転神経、三叉神経(眼神経、上顎神経、下顎神経)
第 4 回
業
各論」藤田尚男・藤田恒夫、医学書院
第 1 回
第 3 回
授
総論」
「標準組織学
考
内分泌器:下垂体、視床下部、松果体、甲状腺、上皮小体、副腎、精巣、卵巣
リンパ系:リンパ管、リンパ節、胸管、脾臓、胸腺、扁桃
人体の初期発生(受精、生殖細胞、胚盤、着床、栄養膜、羊膜、胎盤、臍帯、胚子、内胚葉、外胚葉、中
胚葉)
上述の各回のキーワードについて、教科書を用いての事前学習が望まれる。
51
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
解剖学Ⅱ
(作業療法学科中心クラス)
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
必修(作)
選択(福)
担当教員
川手
豊子
単位数
他
科
書
「解剖学」標準理学療法学・作業療法学(専門基礎)野村
参
考
書
「解剖学アトラス」平田幸男(訳) 文光堂、
「プロメテウス 解剖学アトラス」 頭部/神経解剖
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
授
業
計
画
第6回
第7回
嶬(編集)
、医学書院
坂井 建雄
松村 讓兒(監訳)
、医学書院
中間試験(40%)
、期末試験(60%)
中枢神経1(総論1)
:
白質と灰白質、神経核と神経節、ニューロン、脳室、上衣細胞、脈絡組織、髄膜、脳脊髄の血管
中枢神経 2(総論2)
:
脳と脊髄の外観、中枢神経系の発生、脊髄の構造と神経路
中枢神経 3(延髄、橋、中脳、小脳)
:錐体、オリーブ、後索核、内側毛帯、網様体、脳神経の核、橋核、
橋被蓋、上丘、下丘、中脳水道、中脳被蓋、赤核、黒質、大脳脚、小脳脚、小脳皮質、小脳核
中枢神経 4(間脳、大脳)
:視床、視床下部、視床上部、大脳半球、脳梁、大脳皮質、大脳基底核、嗅脳、
大脳辺縁系
脊髄神経 1(総論)
:構成、前根、後根、脊髄神経節、後枝と前枝
脊髄神経 2(頚神経叢、腕神経叢)
:横隔神経、頚神経ワナ、筋皮神経、正中神経、尺骨神経、橈骨神経、
腋窩神経、
脊髄神経 3(胸神経、腰仙骨神経叢)
:肋間神経、大腿神経、閉鎖神経、坐骨神経、脛骨神経、総腓骨神
経、陰部神経
第8回
前半まとめ
第9回
脳神経1:嗅神経、視神経、動眼神経、滑車神経、外転神経、三叉神経、眼神経、上顎神経、下顎神経
第 10 回
脳神経2:顔面神経、内耳神経、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
備
開 講
学期等
前期2年
後期1年
医療人として人体の構造と機能に関する正確な知識と理解は必須である。特に神経系は感覚入力系と運
動などの出力系、そしてこれらを調節する系がネットワークを作り全身をコントロールしている系であ
る。臨床における神経疾患や症状を読み解くため、神経系の基礎を習得し理解をめざす。
中枢神経(脳・脊髄)の構成、末梢神経(脳神経・脊髄神経・自律神経)の構成を理解し、これらの神
経が支配する構造と機能を説明できること、更に神経系と関連の深い「感覚器系」の構造と機能を説明
できることが目標である。
1) 中枢神経、末梢神経(脳神経、自律神経)の構築と部位名称、更にその部位の主な機能について、
2) 感覚器の構造並びに関連する神経の入出力について、3) 既に解剖学Ⅰで学習した脊髄神経について
皮膚分節(デルマトーム)や筋支配について、主に講義形式でおこなう。
教
成績評価方法
2
履修
年次
1・2(作)
2(福)
考
自律神経系:節前ニューロン、節後ニューロン、交感神経幹、幹神経節、腹腔神経節、内臓神経、副交
感神経節、内臓運動線維、内臓感覚線維、自律神経叢、内臓神経節細胞
皮膚・体性感覚(求心性神経終末)
:表皮、真皮、皮下組織、毛と爪、汗腺、脂腺、自由神経終末、体性
感覚伝導路 / 嗅覚器、味覚器:嗅上皮、嗅覚伝導路、味蕾、味覚伝導路
視覚器 眼球と副眼器:強膜、角膜、脈絡膜、網膜、眼房、水晶体、硝子体、毛様体、虹彩、結膜、眼
瞼、外眼筋、涙腺、鼻涙管、視覚伝導路
聴覚器・平衡覚器:耳介、外耳道、鼓膜、鼓室、耳管、耳小骨、蝸牛、蝸牛管、らせん器、前庭窓、蝸
牛窓、平衡斑、半規管、膨大部稜、聴覚伝導路、平衡覚伝導路
神経のまとめと伝導路:感覚系伝導路、運動系伝導路
体性神経伝導路・大脳皮質連合野のまとめ、全体まとめ
その他担当教員:志茂 聡(第9回、第 10 回)
神経系は各部位の神経細胞群がネットワークを作り関連性を持って成り立っている。そのため欠席を
すると断片的な理解になってしまい知識が統合されなくなる。従って、欠席をしないこと、予習復習を
確実にすることが望ましい。
山梨大学で行われる人体解剖学見学実習に参加する。(平成26年度入学生対象)
52
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
解剖学演習
区分
選択
担当教員
坂本
宏史
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1・2・3・4
後期
学 習 目 的
人体の運動器系について、解剖学をはじめ他の基礎・専門科目で学んだ知識を深める。また、筋肉とその
神経支配についての知識を、臨床的な場面での応用に発展できるレベルに高める。
学 習 目 標
人体の運動の特性や起こり得る障害を、構造に基づいて考えられる。
授 業 概 要
体の部位ごとに、関節および筋について、主要な運動障害を考慮しながら、その基盤となる正常構造と機
能を学習する。
教
科
書
教科書は指定しない
参
考
書
「解剖学アトラス」平田幸男(訳)文光堂; 「標準理学療法学・作業療法学 解剖学」野村 嶬(編集)
医学書院;「プロメテウス 解剖学アトラス」解剖学総論/運動器系 坂井 建雄 松村 讓兒(監訳)、医
学書院;「PT・OT・STのための解剖学」渡辺正仁(監修) 廣川書店
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
備
第10回
全体 100%として、小テスト 30%、口頭試問 30%、演習への取り組み方 40%
脊柱の復習と脊柱に見られる連結:
椎間円板、椎間関節、環軸関節
脊柱に付く筋:
固有背筋、椎前筋、頚部の筋
胸郭を構成する骨と胸郭に見られる連結:肋椎関節、胸肋関節、胸鎖関節
胸郭の筋:肋間筋群、肋骨挙筋、胸横筋、横隔膜
体幹の筋まとめ(小テスト)
上肢帯の骨と上肢帯の連結:
肩鎖関節、肩関節
上肢帯筋:
三角筋、大・小胸筋、前鋸筋、肩甲下筋、僧帽筋、棘上・棘下筋、菱形筋、肩甲鋸筋、大円・小円筋
自由上肢骨と自由上肢骨間の連結:
肘関節、手(橈骨手根)関節、手根中手関節、中手指節関節、指節間関節
自由上肢の筋:上腕前面・後面の筋、前腕・後面の筋
上肢の骨・筋のまとめ(口頭試問)
骨盤を構成する骨と骨盤に見られる連結:
腰仙連結、仙腸関節、恥骨結合、仙棘靭帯、仙結節靭帯、大・小坐骨孔、股関節
骨盤の筋:
大・中・小殿筋、梨状筋、上・下双子筋、内・外閉鎖筋、大腿方形筋、腸腰筋
自由下肢骨と自由下肢骨間に見られる連結:
膝関節、距腿関節、足根間関節、足根中足関節、中足指節関節
第11回
自由下肢に見られる筋:大腿前面・後面の筋、下腿前面・後面の筋、足の筋
第12回
下肢の骨・筋のまとめ(口頭試問)
第13回
頭蓋に見られる連結:環椎後頭関節、縫合、顎関節
頭部の筋:表情筋、咀嚼筋、舌・咽頭の筋
第14回
神経系 1(中枢神経系:脳と脊髄の構造)
第15回
神経系 2(末梢神経系)神経系(小テスト)
考
・
・
・
各自、参考書を少なくとも 1 冊持参すること。
その他担当教員:坂本 宏史、成 昌燮
希望者は山梨大学で行われる人体解剖学見学実習に参加できる。
53
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
解剖学演習
必修
選択
区分
選択
担当教員
川手
豊子
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1・2・3・4
後期
学 習 目 的
人体の運動器系について、解剖学を基礎として他の基礎・専門科目で学んだ知識を統合する。更に、筋肉
とその神経支配についての知識を、臨床的な場面での応用に発展できるレベルに高める。
学 習 目 標
人体の運動の特性や起こりうる障害を、構造に基づいて考察できる。
授 業 概 要
体の部位ごとに、関節及び筋他について、主要な運動障害を考慮しながら、その基盤となる正常構造と機
能を学習する。
(いわゆる臨床解剖学)
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
「解剖学」標準理学療法学・作業療法学(専門基礎)野村嶬(編集) 医学書院
「解剖学アトラス」平田幸男(訳)文光堂、 「解剖学講義」伊藤隆著 南山堂、
「臨床のための解剖学」佐藤達夫・坂井建雄監訳 メディカル・サイエンス・インターナショナル
成績評価方法
第 1 回
脊柱の連結と筋
椎間円板、椎間関節、環軸関節、前縦靭帯、後縦靭帯、黄色靭帯、項靭帯、横突棘筋、脊柱起立筋
第 2 回
第1回の課題(椎間板ヘルニア、脊柱の弯曲、靭帯骨化など)と関連する構造の理解
第 3 回
胸郭の連結と胸腹部の筋
肋椎関節、胸肋関節、肋骨肋軟骨結合、放線状肋骨頭靭帯、肋横突靭帯、肋鎖靭帯、呼吸筋、腹直筋鞘
第 4 回
第3回の課題(呼吸筋障害、胸郭出口症候群、肋骨骨折、鼠径ヘルニアなど)と関連する構造の理解
第 5 回
上肢帯の連結と上肢帯筋
胸鎖関節、肩鎖関節、肩関節(肩甲上腕関節)
、胸鎖靭帯、肋鎖靭帯、烏口鎖骨靭帯、烏口肩峰靭帯、
烏口上腕靭帯、三角筋、回旋筋群、大胸筋、小胸筋など
第 6 回
第5回の課題(鎖骨骨折、上腕骨骨折、肩関節脱臼、肩関節周囲炎など)と関連する構造の理解
第 7 回
肘関節・手根部・指の連結と前腕の筋群・手内筋
肘関節、橈骨手根関節、CM関節、MP関節、IP関節、PIP関節、DIP関節
屈筋支帯、伸筋支帯、手根管、外・内側側副靭帯、橈骨輪状靭帯など
第 8 回
第7回の課題(肘内症、前腕骨骨折、コンパートメント症候群、手根管症候群など)と関連する構造の理解
第 9 回
骨盤・股関節の連結と外寛骨筋・内寛骨筋
寛骨骨結合、恥骨結合、仙腸関節、股関節、閉鎖膜、鼠径靭帯、仙棘靭帯、仙結節靭帯、仙腸靭帯
大腿骨頭靭帯、輪帯、腸骨大腿靭帯、恥骨大腿靭帯、坐骨大腿靭帯、腸脛靭帯など
第10回
第9回の課題(股関節脱臼・骨折、大腿骨頸部・体部骨折など)と関連する構造の理解
第11回
膝関節・足関節(距腿関節)の連結と大腿・下腿・足底の筋
関節半月、膝蓋靭帯、内側・外側側副靭帯、前・後十字靭帯、膝横靭帯、斜膝窩靭帯
下腿骨間膜、三角靭帯、ばね靭帯、二分靭帯、ショパール関節、リスフラン関節など
第12回
第11回の課題(半月板損傷、膝関節靭帯損傷、アキレス腱断裂、扁平足など)発表と関連する構造の理解
第13回
顎関節とその連結、咀嚼・嚥下・発声
外側靭帯、蝶下顎靭帯、茎突下顎靭帯など
第14回
中枢神経系と主要な神経伝導路の復習1
第15回
中枢神経系と主要な神経伝導路の復習2
授
業
計
画
備
課題のまとめと発表(80%)
、演習への取り組み(20%)
考
骨・筋・神経の基礎知識が必要であるため、2年生以上が望ましい。
課題発表は当該担当者が行うが、全員が下調べを行い、部位ごとの理解を深めること。
その他担当教員:志茂 聡
54
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
必修
選択
区分
解剖学実習
必修(理)
(理学療法学科中心クラス)
選択(福)
担当教員
坂本
宏史
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
他
学 習 目 的
医療と医学の基礎となる人体に関する正確な知識を身につける。本科目では、人体の構造の基本となる骨
格ならびに筋系について実践的な知識の修得を目指す。
学 習 目 標
身体の内部構造である、骨格系と筋系を、体表に現れる凹凸を手がかりに想像できる。骨と筋に付けられ
た名称を正しく使える。
授 業 概 要
模型と体表観察により、全身の骨の名称とそれぞれの形、大きさ、特徴ある部分の名称、骨格の連結方法
の概要を学習する。次に筋系について模型と図譜で十分学習した後、人体解剖標本により、各筋の形態と
立体的な位置関係、支配神経、栄養血管の入り方などを観察する。
教
科
書
「解剖学アトラス」平田幸男(訳)文光堂
参
考
書
「プロメテウス 解剖学アトラス」解剖学総論/運動器系
医学書院
成績評価方法
第1・
2回
第3・
4回
第5・
6回
授
第7・
8回
業
計
第9・
10回
第11・
画
12回
第13~
16回
第17~
19回
第20~
23回
備
考
第2版
坂井 建雄
松村 讓兒(監訳)
、
全体 100%として、小テスト 40%、口頭試問 40%、実習への取り組み方 20%
体表の区分と解剖学用語(人体各部の名称、方向用語、断面用語)
骨の構造と連結(緻密質と海綿質、骨膜、骨髄、関節軟骨、骨幹と骨端、不動性連結、滑膜性連結)
脊柱(椎骨の構造と種類、仙骨、脊柱管、椎間孔、椎間円板、椎間関節、環椎後頭関節、脊柱の攣曲)、
胸郭(肋骨、肋軟骨、肋間隙、胸骨、肋椎関節、胸肋関節、胸郭上口・下口、肋骨弓)
上肢の骨格(鎖骨、肩甲骨、上腕骨、尺骨、橈骨、手根骨、中手骨、手指骨)
、
骨盤、下肢の骨格(寛骨、大腿骨、脛骨、腓骨、足根骨、中足骨、足指骨)
頭蓋の構成骨とその連結(前頭骨、頭頂骨、後頭骨、側頭骨、篩骨、蝶形骨、鼻骨、涙骨、上顎骨、頬骨
、口蓋骨、下鼻甲介、 鋤骨、下顎骨、舌骨、冠状縫合、矢状縫合、鱗状縫合、顎関節)
頭蓋の構造と血管や神経の通路〔頭蓋冠、内頭蓋底(前・中・後頭蓋窩、トルコ鞍、大後頭孔)、外頭蓋
底、口蓋、鼓室、眼窩、鼻腔、翼口蓋窩、側頭下窩〕
筋の構造(A帯、I帯、Z帯、筋節)
、筋組織の観察
体幹の筋(浅背筋、深背筋、固有背筋、深胸筋、腹壁の筋、白線、腹直筋鞘)、頭頸部の筋(表情筋、咀
嚼筋、胸鎖乳突筋、舌骨上筋と舌骨下筋、斜角筋群、椎前筋、項部の筋)
上肢の筋(浅胸筋、浅背筋、上肢帯筋、上腕の筋、前腕の筋、手の筋)、下肢の筋(殿筋、股関節の外旋
筋、寛骨内筋、会陰の筋、大腿の筋、下腿の筋、短指伸筋、足底の筋))
筋のまとめ(口頭試問)
その他担当教員:坂本 宏史、成 昌燮(理学療法学科)
上述の各回のキーワードについて事前学習が望まれる。
55
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
解剖学実習
(作業療法学科中心クラス)
必修
区分
選択
必修(作)
選択(福)
担当教員
川手
豊子
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
学 習 目 的
医療と医学の基礎となる人体に関する正確な知識を身につける。本科目では、人体の構造の基本となる骨
格並びに筋系について実践的な知識の修得を目指す。
学 習 目 標
身体の内部構造である骨格系と筋系について、各骨・筋の名称並びに部位名称を正確に覚え、体表に現れ
る凹凸を手掛かりに同定できる。
授 業 概 要
模型と体表観察により、全身の骨の名称とそれぞれの形、大きさ、特徴ある部分の名称、骨格の連結方法
の概要を学習する。次に筋系について模型と図譜で十分学習した後、人体解剖学標本により、各筋の形態
と立体的な位置関係、神経支配、栄養血管の入り方などを観察する。
教
科
書
「解剖学」標準理学療法学・作業療法学(専門基礎)野村嶬(編集)
参
考
書
「解剖学アトラス」平田幸男(訳)文光堂、 「解剖学講義」伊藤隆著 南山堂、
「プロメテウス 解剖学アトラス」解剖学総論・運動器系 第 2 版 坂井 建雄 松村 讓兒(監訳)
、
医学書院
成績評価方法
授
課題提出(40%)
、口頭試問(50%)
、出席日数および授業態度(10%)
第1・2回
体表の区分と解剖学用語: 人体各部の名称、方向用語、断面用語、体表の区分の基準となる点や線、面
第3・4回
骨の構造と連結: 緻密質と海綿質、骨膜、骨髄、関節軟骨、骨幹と骨端、不動性連結、滑膜性連結
第5・6回
脊柱: 椎骨の構造と種類、仙骨、脊柱管、椎間孔、椎間円板、椎間関節、環椎後頭関節、脊柱の攣曲
第7・8回
胸郭: 肋骨、肋軟骨、肋間隙、胸骨、肋椎関節、胸肋関節、胸郭上口・下口、肋骨弓
第9.10回
上肢の骨格:
第11・12回
骨盤と下肢の骨格:
第13・14回
頭蓋の構成骨とその連結: 前頭骨、頭頂骨、後頭骨、側頭骨、篩骨、蝶形骨、鼻骨、涙骨、上顎骨、頬骨、口蓋
骨、下鼻甲介、 鋤骨、下顎骨、舌骨、冠状縫合、矢状縫合、鱗状縫合、顎関節
第15・16回
骨学まとめ(口頭試問)
第17・18回
筋学総論:筋の一般構造、起始停止、筋の補助装置(筋膜、腱鞘、種子骨など)
頭頸部の筋: 表情筋、咀嚼筋、胸鎖乳突筋、舌骨上筋と舌骨下筋、斜角筋群、椎前筋、項部の筋
第18・20回
体幹の筋: 浅背筋、深背筋、固有背筋、深胸筋、腹壁の筋、白線、腹直筋鞘
第21・22回
上肢帯・上肢の筋: 浅胸筋、浅背筋、上肢帯筋、上腕の筋
第23・24回
上肢の筋: 前腕の筋、手の筋
第25・26回
下肢帯の筋: 殿筋、股関節の外旋筋、寛骨内筋、会陰の筋
下肢の筋:大腿の筋、下腿の筋、短指伸筋、足底の筋
第27・28回
筋学まとめ(口頭試問)
第29・30回
骨学・筋学総まとめ
業
計
画
備
医学書院
考
鎖骨、肩甲骨、上腕骨、尺骨、橈骨、手根骨、中手骨、手指骨
仙骨、寛骨、大腿骨、脛骨、腓骨、足根骨、中足骨、足指骨
その他担当教員:志茂 聡
授業は2コマ連続して行われる、前半は講義、後半は模型などを使用した実習である。
課題提出について:骨の観察では毎回スケッチを提出、筋学では配布された課題用紙を提出する。
解剖学は身体構造の理解と解剖学用語の記憶を同時に行わなければならないため、予習復習は必須であ
る。予習として、授業前に教科書を一読することが望ましい。
56
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
生理学
(理学療法学科中心クラス)
区分
必修(理)
選択(福)
担当教員
鈴木
敦子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
学 習 目 的
生理学は生命現象の仕組みについての学問である。本授業では、まず生命現象の基礎を理解し、次いで神
経、筋、運動について、その働きと仕組みを理解することを目的とする。
学 習 目 標
①神経が活動する仕組みと神経系の働きについて説明することができる。
②筋が収縮する仕組みについて説明することができる。
③運動調節について説明することができる。
授 業 概 要
身体は多数の細胞が集まってできている。細胞の基本的な働きを説明した上で、神経系の構造と働き、筋
収縮の仕組み、および運動機能(神経系による筋運動の調節の仕組み)について関連づけて講義する。
教
科
書
生理学
参
考
書
○×問題でマスター生理学 第3版 監修:佐藤昭夫 出版社:医歯薬出版
標準生理学 第8版 監修:小澤瀞司 他 出版社:医学書院
成績評価方法
授
業
第3版
著:内田さえ
他
編:東洋療法学校協会
出版社:医歯薬出版
期末試験で評価する。
第 1 回
生理学の基礎1:生命現象の特徴、生体の恒常性、細胞の構造と働きについて学習する。
第 2 回
生理学の基礎2:物質代謝の仕組み、体液の組成と働き、体内での物質移動の仕組みについて学習する。
第 3 回
神経1:ニューロン、支持細胞、有髄線維と無髄線維について学習する。
第 4 回
神経2:静止電位と活動電位、興奮の伝導について学習する。
第 5 回
神経3:興奮の伝達、末梢神経の働きについて学習する。
第 6 回
神経4:中枢神経の働き(反射、統合機能、脊髄の上行路と下行路)について学習する。
第 7 回
神経5:脳幹・小脳・間脳の働きについて学習する。
第 8 回
神経6:大脳(大脳基底核・大脳辺縁系・新皮質)の働き、脳波、脳脊髄液について学習する。
第 9 回
筋1:筋の微細構造、収縮の仕組み、興奮収縮連関について学習する。
第10回
筋2:筋収縮の様式、筋収縮のエネルギー代謝、心筋と平滑筋の特徴について学習する。
第11回
運動1:骨格筋の神経支配(運動単位、運動ニューロン、筋紡錘と腱受容器)について学習する。
第12回
運動2:運動の脊髄反射(伸張反射、拮抗抑制)について学習する。
第13回
運動3:運動の脊髄反射(屈曲反射、交叉性伸展反射、他)について学習する。
第14回
運動4:脳幹・小脳・大脳基底核による運動調節について学習する。
第15回
運動5:大脳皮質による運動調節、錐体路系と錐体外路系、発声について学習する。
計
画
備
考
身体の働きとその仕組みを理解することは医学の基本であり、医療従事者に必須である。予習・復習を心
がけてほしい。
57
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
生理学演習
(理学療法学科中心クラス)
区分
必修(理)
選択(福)
担当教員
鈴木
敦子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
後期
学 習 目 的
生理学は生命現象の仕組みについての学問である。本授業では、感覚機能、自律機能(循環、呼吸、消化
と吸収)、栄養素の代謝、体温調節の仕組み、内分泌と生殖、腎臓の働き、免疫について学び、身体の機
能が適切に保たれる仕組みを理解する。
学 習 目 標
①感覚機能、②血液の働きと免疫機能、③自律機能(循環、呼吸、消化と吸収)、④代謝と体温、⑤内分
泌と生殖機能、⑥腎臓の働きについて説明することができる。
授 業 概 要
身体の仕組みについて、感覚、自律機能、代謝、体温、腎臓(体液調節)、ホルモンの分泌と作用、免疫
について講義し、これらの働きにより身体の機能が適切に保たれていることを説明する。授業の終了時に
は毎回、問題を解きながら学習した内容を確認してもらう。
教
科
書
生理学
参
考
書
○×問題でマスター生理学 第3版 監修:佐藤昭夫 出版社:医歯薬出版
標準生理学 第8版 監修:小澤瀞司 他 出版社:医学書院
成績評価方法
授
業
第3版
著:内田さえ
他
編:東洋療法学校協会
出版社:医歯薬出版
中間試験 50%、期末試験 50%で評価する。
第 1 回
感覚1:適刺激、感覚の投射、感覚受容器とその働き、皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚について学習する。
第 2 回
感覚2:痛覚、特殊感覚(味覚、嗅覚、聴覚、平衡感覚、視覚)について学習する。
第 3 回
自律神経:交感・副交感神経系、内臓求心性神経、伝達物質と受容体、自律神経反射について学習する。
第 4 回
循環1:赤血球とヘモグロビン、溶血、貧血、白血球、血小板について学習する。
第 5 回
循環2:血漿の働き、血液凝固と線維素溶解の仕組み、血液型について学習する。
第 6 回
循環3:心筋の性質、刺激伝導系、心電図、動脈、毛細血管、静脈、血流、血圧について学習する。
第 7 回
循環4:循環の調節(循環中枢、反射性調節)
、特殊な部位の循環、リンパ系について学習する。
第 8 回
呼吸:外呼吸と内呼吸、換気とガス交換、呼吸運動とその調節について学習する。
第 9 回
消化と吸収1:口腔・胃・小腸での消化と、小腸での吸収について学習する。
第10回
消化と吸収2、代謝:大腸での消化と吸収、肝臓の働き、栄養素の代謝、食事摂取基準について学習する。
第11回
体温:体温の部位差と変動、体熱の産生と放散の仕組み、体温調節中枢、発熱について学習する。
第12回
排泄:腎臓における尿生成、腎臓による体液の調節、蓄尿と排尿について学習する。
第13回
内分泌:内分泌腺(視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺、膵臓、副腎、性腺)の働きについて学習する。
第14回
生殖・成長と老化:生殖の仕組み、成長の特徴、高齢者の生理機能の特徴について学習する。
第15回
生体の防御機構:白血球の働き、自然免疫と獲得免疫、炎症、アレルギーについて学習する。
計
画
備
考
この授業は2コマで1回とし、毎週2コマずつ進行する。進行が速いので、特に予習・復習を行うように
して欲しい。
58
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
生理学 I
(作業療法学科)
必修
選択
区分
必修(作)
担当教員
志村
まゆら
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
学 習 目 的
医学の基礎として、健常者の身体の仕組みと働きを理解することを目的とする。本授業では、まず生命現
象の基礎を理解し、次いで神経、筋、運動について理解する。
学 習 目 標
①神経が活動する仕組みと神経系の働きについて説明することができる。
②筋が収縮する仕組みについて説明することができる。
③運動調節について説明することができる。
授 業 概 要
身体は多数の細胞が集まってできている。細胞の基本的な働きを理解した上で、神経系の構造と働き、筋
収縮の仕組み、および運動機能(神経系による筋運動の調節の仕組み)について、関連づけて説明する。
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
生理学 第3版 著:内田さえ 他 編:東洋療法学校協会 出版社:医歯薬出版株式会社
基礎運動学 第6版 補訂 著:中村隆一,齋藤宏,長崎浩 出版社:医歯薬出版株式会社
シンプル生理学 貴邑富久子 他 改訂第6版(南江堂)
、コメディカルのための専門基礎分野テキスト生
理学 第3版 黒澤美枝子 著(中外医学社)
、標準生理学 第8版(医学書院)
中間試験 50%と定期試験 50%で評価する。
生理学の基礎1:
生命現象の特徴、生体の恒常性、細胞の構造と働き(核、細胞質、細胞小器官)
生理学の基礎2:
物質代謝の仕組み(同化と異化)
、体液の組成と働き(区分、組成、イオン)
、物質の移動
神経1:
ニューロン、支持細胞、有髄線維と無髄線維
神経2:
静止電位と活動電位、興奮の伝導
神経3:
興奮の伝達、末梢神経
神経4:
中枢神経(反射、統合機能、脊髄の上行路と下行路)
神経5:
脳幹・間脳・小脳
神経6:
大脳(基底核・辺縁系・新皮質の機能)
、脳波、脳脊髄液
筋1:
筋細胞の微細構造、収縮の仕組み、興奮収縮連関
筋2:
等張性収縮と等尺性収縮、単収縮と強縮、疲労、筋収縮のエネルギー代謝、心筋と平滑筋
運動1:
骨格筋の神経支配(運動単位、α運動ニューロン、γ運動ニューロン、筋紡錘、腱受容器)
運動2:
脊髄反射(伸張反射、拮抗抑制、屈曲反射、交叉性伸展反射)
運動3:
脳幹・小脳・大脳基底核
運動4:
大脳皮質による運動の調節、錐体路系と錐体外路系
まとめ
身体の働きとその仕組みを理解することは医学の基本である。練習問題を中心に復習を心がけて欲しい。
59
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
生理学Ⅱ
(作業療法学科)
区分
必修(作)
担当教員
志村
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
後期
まゆら
学 習 目 的
医学の基礎として、基本的知識な身体の仕組みと働きを理解することを目的とする。本科目では、感覚機
能、自律機能(循環、呼吸、消化と吸収)、栄養の代謝、体温調節の仕組み、内分泌、排泄機能について
学び、病態生理を理解する前提となる基礎的な知識を身につける。
学 習 目 標
①感覚機能、②血液の働き、③自律機能(循環・呼吸・消化と吸収)
、④代謝と体温、⑤内分泌
について説明できる。
授 業 概 要
上記の①から⑥について、画像、資料、模型、検査器機、練習問題を利用して講義する。
教
科
書
生理学
参
考
書
シンプル生理学 改訂第 6 版 著:貴邑冨久子 出版社:南江堂
標準生理学 第 8 版 編:小澤 瀞司/福田 康一郎 他 出版社:医学書院
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第3版
著:内田さえ 他
編:東洋療法学校協会
⑥排泄
出版社:医歯薬出版株式会社
中間試験 50%と定期試験 50%で評価する。
感覚 1:
適刺激、感覚の投射、周辺抑制、受容器と興奮伝達、皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚について学習する。
感覚 2:
特殊感覚(聴覚、平衡感覚)について学習する。
感覚 3:
特殊感覚(味覚、嗅覚、視覚)について学習する。
自律神経概論:
交感神経、副交感神経、内臓求心性神経、伝達物質と受容体、自律神経反射について学習する。
血液 1:血球の働き(赤血球、白血球、血小板)
、ヘマトクリット、血液沈降速度、血漿の作用、血液凝
固と線溶系、血液型(ABO 式、Rh 式)について学習する。
第 6 回
循環:心臓の働き(性質、刺激伝導系、心機能)について学ぶ。
第 7 回
循環:脈管系の働き(血圧、調節、特殊循環、リンパ)について学習する。
第 8 回
呼吸:呼吸運動、肺の換気機能、ガス交換とガスの運搬について学習する。
第 9 回
消化と吸収:口腔と食道、胃、小腸、膵臓、台帳、肝臓について学習する。
第10回
代謝:栄養素と代謝、エネルギー代謝(基礎代謝、安静時代謝、エネルギー代謝率)について学習する。
第11回
体温調節:核心温度と外殻温度、産熱と放熱、体温調節、体温異常、暑さ寒さへの適応について学習する。
第12回
内分泌 1:ホルモン一般の性質、各種ホルモン(視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺)の作用について
学習する。
第13回
内分泌 2:各種ホルモン(膵臓、副腎、性ホルモンと生殖)の作用、ホルモン異常について学習する。
第14回
排泄:
腎臓の機能、体液の調節、排尿調節について学習する。
第15回
生理学Ⅱのまとめ
計
画
備
考
60
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
生理学実習
(理学療法学科中心クラス)
必修
選択
区分
必修(理)
選択(福)
担当教員
鈴木
敦子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
前期
学 習 目 的
様々な実習(実験)を行い、その結果をレポートにまとめることにより、「生理学」及び「生理学演習」
で学習した内容について理解を深める。
学 習 目 標
①実習の手順を理解し、正しく機器を操作できる。
②実習で得られた結果を理解し、なぜそうなったかを説明することができる。
③期限内にレポートを作成して提出することができる。
授 業 概 要
実習の目的や方法について説明する。その後、小グループに分れて実習を行い、その結果をまとめ、考察
してレポートを作成する。
教
科
書
生理学実習NAVI 監修:大橋敦子
参
考
書
生理学 第3版 著:内田さえ 他 編:東洋療法学校協会 出版社:医歯薬出版
標準生理学 第8版 監修:小澤瀞司 他 出版社:医学書院
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
出版社:医歯薬出版
出席、実習への取り組み、レポート、質問に対する応答を総合的に評価する。
解説1[オリエンテーション]
:実習の概要を理解し、実験データのまとめ方(平均値、標準偏差、グラ
フの種類)
、レポートの書き方について学習する。
実習1[半透膜の性質]:市販の半透膜を用いて浸透現象を観察する。結果をまとめ、考察してレポート
を作成する。
実習2[血圧・心拍数の測定(その1 安静時)
]
:血圧・心拍数の測定方法を修得し、安静状態で素早く
安定して測定できるようになる。結果をまとめ、考察してレポートを作成する。
実習3[血圧・心拍数の測定(その2 運動負荷)
]
:運動負荷が血圧・心拍数に及ぼす影響を調べる。結
果をまとめ、考察してレポートを作成する。
実習4[心電図の測定]
:心電図の測定方法を修得する。深呼吸や暗算などがR-R間隔に及ぼす影響を観察
する。
解説2[心電図の解析]:実習4で測定した電図を解析し、瞬時心拍数や心臓の電気軸を求める。結果を
まとめ、考察してレポートを作成する。
実習5[呼吸機能の測定]:①運動負荷が呼吸数に及ぼす影響を調べる。②スパイロメーターを用いて呼
吸機能(肺活量、1秒量、1秒率)を測定する。①と②の結果をまとめ、考察してレポートを作成する。
解説3[実習6~8の説明]:運動ニューロンの働きによって筋収縮が起こる仕組み、筋の興奮収縮連関
について学習する。
実習6[表面筋電図の測定]:上腕及び前腕において屈筋と伸筋の筋電図を記録する。安静時、屈曲時、
伸展時、等尺性収縮時の筋電図を観察する。結果をまとめ、考察してレポートを作成する。
実習7[坐骨神経刺激による腓腹筋の収縮の観察]
:坐骨神経-腓腹筋標本を作製し、運動神経を電気刺激
すると筋が収縮することを観察する。結果をまとめ、考察してレポートを作成する。
実習8[坐骨神経の活動電位の記録]:坐骨神経標本を作製し、活動電位を記録して峰分かれを観察し、
各神経線維の伝導速度を算出する。結果をまとめ、考察してレポートを作成する。
解説4[実習9~10の説明]:皮膚感覚の受容器と伝導路、及び血液に含まれる細胞の種類と働きについ
て学習する。
実習9[皮膚感覚に関する実習]:①種々の部位の皮膚で感覚点の密度を調べる。②皮膚の触刺激に対す
る感覚神経の応答を観察する。①と②の結果をまとめ、考察してレポートを作成する。
実習10[血球の観察]:血液塗抹標本を作製し、赤血球と白血球を顕微鏡で観察してスケッチし、各血球
の働きを調べる。結果をまとめ、考察してレポートを作成する。
解説5[総まとめ]
:実習1~10を通して学習した内容を確認し、まとめる。
本授業は2コマ続きで1回とし、
「生理学」及び「生理学演習」を既に履修したものとして進める。
予め各実習の目的や方法を理解し、どのような結果が得られるかを予想して臨んで欲しい。
61
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
生理学実習
(作業療法学科中心クラス)
区分
必修(作)
選択(福)
担当教員
志村
まゆら
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
前期
学 習 目 的
様々な実習(実験)を行うことにより、身体の機能についての理解を深めることを目標とする。具体的に
は、半透膜の性質、血液、循環・呼吸機能、神経の伝導機能、運動・感覚機能を理解する。
学 習 目 標
①実習の手順を理解し、正しく機器を操作できる。
②実習で得られた結果を理解し、なぜそうなったかを説明することができる。
③期限内にレポートを書いて提出することができる。
授 業 概 要
小グループに分れ実験を行う。実験結果を論理的に考察し、レポートにまとめる。また、グループ毎にい
ずれかの項目を選んで実験の結果と考察をまとめ、発表を行う。
教
科
書
生理学実習NAVI 大橋敦子
参
考
書
生理学
成績評価方法
備
第8版
医学書院
出席状況、実習への取り組み方、レポート、プレゼンテーション、小テストにより総合的に評価する。
第 3 回
解説2
レポートの書き方(良いレポート、悪いレポート)
、血圧の測定方法
第 4 回
実習2
血圧・心拍数の測定(安静時と氷水負荷)
第 5 回
解説3
正常心電図と異常心電図の理解
第 6 回
実習3
心電図の測定
第 7 回
解説4
心電図の解析
第 8 回
実習4
呼吸機能の測定(安静・運動時の呼吸数、肺活量、1秒量、1秒率の測定)
第 9 回
実習5
表面筋電図の測定(上肢の屈筋と伸筋で観察)
第10回
実習6
坐骨神経刺激による腓腹筋の収縮の観察
第11回
実習7
坐骨神経活動電位の記録、伝導速度の計測
第12回
解説5
実験結果のまとめとプレゼンテーション準備
第13回
実習8
皮膚への触・圧刺激に対する皮膚感覚神経の応答を観察する
第14回
実験結果のプレゼンテーション
(半島膜、血圧、心電図、呼吸)
第15回
実験結果のプレゼンテーション
(筋電図、神経筋標本、神経伝導速度)
計
画
佐藤優子(医歯薬出版)
、標準生理学
実習1
第 2 回
業
医歯薬出版株式会社
実習のオリエンテーション
実習の概要、実験データのまとめ方(平均値、標準偏差、グラフの種類)
半透膜の性質
第 1 回
授
第2版
監修
考
解説1
本科目の履修には、生理学及び生理学演習を受講している必要がある。
実習に際しては予め目的や手順を理解し,結果がどうなるか予想をたてた上で,臨んで欲しい。
8回の実習に関するレポートが2回以上提出されない場合は、原則として単位の認定を行わない。
その他担当教員:志茂
聡
62
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
運動学Ⅰ
(理学療法学科中心クラス)
必修
選択
区分
必修(理)
選択(福)
担当教員
村松
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
憲
学 習 目 的
ヒトの身体運動を作り出す神経系の機能を理解し、運動障害の背景にある神経系の機能障害を理解できる
ようになる。
学 習 目 標
運動制御に関わる基本的な神経回路の機能について説明できるようになる。
授 業 概 要
運動学Ⅰでは身体の運動制御に関わる神経系の機能、その発達、可塑性などについて学ぶ。
教
科
書
基礎運動学 第 6 版 補訂
参
考
書
成績評価方法
授
業
備
期末試験により評価する.
第 1 回
[オリエンテーション] 運動制御概論
第 2 回
[興奮性細胞の性質(教科書 P48-55)] 膜電位・活動電位とそのメカニズム、活動電位の伝導
第 3 回
[脳の構造とその系統発生] 筋収縮のメカニズム、神経筋接合部、興奮収縮連関
第 4 回
[神経・筋・シナプス(教科書 P117-152)] 筋収縮のメカニズム、神経筋接合部、興奮収縮連関
第 5 回
[運動単位と筋張力の制御(教科書 P117-152)] 運動単位、ヘンネマンのサイズの原理、筋収縮の加重
第 6 回
[随意運動と不随意運動(教科書 P117-152)] 錐体路の機能、錐体外路の機能
第 7 回
[自動運動(教科書 P117-152)] 脊髄反射、平衡反応、歩行運動
第 8 回
[運動のプログラミング(教科書 P117-152)] 運動に関わる高次脳機能
第 9 回
[運動の滑らかさの制御(教科書 P117-152)] フィードバック/フォアード制御、小脳
第10回
[感覚と運動(教科書 P154-166)]
体性感覚、平衡感覚、視覚と運動
第11回
[運動発達 1(教科書 P441-466)]
運動の系統発生
第12回
[運動発達 2(教科書 P441-466)]
ヒトの運動発達
第13回
[運動学習 1(教科書 P467-499)]
学習と記憶、運動技能
第14回
[運動学習 2(教科書 P467-499)]
運動学習の生物学
第15回
[運動学の未来] 運動学に関わる最新の研究紹介
計
画
中村隆一 医歯薬出版
考
63
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
運動学Ⅰ
(作業療法学科中心クラス)
必修
選択
区分
必修(作)
選択(福)
担当教員
黒崎
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
後期
真樹
学 習 目 的
人間の動作を捉えるために、関節や筋の運動を中心に理解を深め、運動を的確に判断できるようになる。
学 習 目 標
・身体運動の関する用語を正しく理解し、適切に使用できる。
・上肢の骨格筋、関節の機能と役割を説明できる。
・下肢の骨格筋、関節の機能と役割を説明できる。
授 業 概 要
運動学Ⅰでは運動学総論、上肢下肢の運動学について教科書やプリントを用いて説明する。また理解を
深めるため、実際に体を動かし、運動学ノートを使い予習、復習を行う。
教
科
書
「基礎運動学 第6版 補訂」 中村隆一他 著 医歯薬出版
「PT・OT 基礎から学ぶ運動学ノート」 中島雅美 編 医歯薬出版
参
考
書
「筋骨格系のキネシオロジー
「カパンディ関節の生理学Ⅰ
「カパンディ関節の生理学Ⅱ
成績評価方法
授
業
教科書は 2 冊とする。
原著第2版」 Donald A.Neumann 著 嶋田智明他 監訳
上肢」A.I.Kapandji 著 塩田悦仁 訳 医歯薬出版
下肢」A.I.Kapandji 著 塩田悦仁 訳 医歯薬出版
医歯薬出版
全体を 100%として期末試験 60%、課題(運動学ノート 8 回提出 1 回につき 4 点)32%、
出席(全出席で 8 点、1 回欠席で 2 点減、1 回遅刻早退で 1 点減)8%で評価する。
第 1 回
オリエンテーション、運動学総論(1) 身体の運動の面と軸について学習する。
第 2 回
運動学総論(2) 骨・関節の機能と構造について学習する。
第 3 回
運動学総論(3) 骨格筋の機能と構造、筋収縮、運動単位について学習する。
第 4 回
運動学総論まとめ
第 5 回
上肢の運動学(1) 上肢帯(胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲骨)の運動について学習する。
第 6 回
上肢の運動学(2) 肩関節の運動について学習する。
第 7 回
上肢の運動学(3) 肘関節、前腕の運動について学習する。
第 8 回
上肢の運動学(4) 手関節、手指の運動について学習する。
第 9 回
上肢の運動学(5) 手指の運動、変形について学習する。
第10回
上肢の運動学まとめ
第11回
下肢の運動学(1) 下肢帯・股関節の運動について学習する。
第12回
下肢の運動学(2) 膝関節の運動について学習する。
第13回
下肢の運動学(3) 足関節・足部の運動、変形について学習する。
第14回
下肢の運動学まとめ
第15回
運動学総論,上肢の運動学,下肢の運動学について運動学のノートを使い復習する。
班ごとに分かれて確認する。
計
画
備
考
上肢帯・上肢で関節構造と運動、主動筋について復習する。
下肢帯・下肢の関節構造と運動、主動筋について復習する。
講義と並行し、予習もしくは復習を兼ねて運動学ノートを自宅学習の課題とする。指定されたページを
期日までに実施し提出する(期間中に 8 回)。詳細に関しては第 1 回のオリエンテーション時に説明する。
64
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
運動学Ⅱ
(理学療法学科中心クラス)
区分
必修(理)
選択(福)
担当教員
粕山
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1(理)
1・2(福)
後期
達也
学 習 目 的
関節や筋の運動を中心に理解を深め、ヒトの動作を運動学的に判断できるようになる。
学 習 目 標
ヒトの身体運動を観察、記録するための基礎的知識を習得する。
授 業 概 要
1四肢と体幹の運動を学ぶ
2ランドマークとなる部位の基本的知識を学ぶ
3姿勢に関する基本的知識を学ぶ
4歩行に関する基本的知識を学ぶ
教
科
書
基礎運動学
参
考
書
成績評価方法
授
業
第6版
補訂
中村隆一
医歯薬出版
期末試験 100%(9 回以下の出席は期末試験受験資格無し)で評価する。
試験は国家試験形式 50 問を出題する。
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
生体力学
第 3 回
運動器の機能と構造
第 4 回
上肢帯と上肢の運動(上肢帯と肩関節の運動)
第 5 回
上肢帯と上肢の運動(肘関節と前腕の運動)
第 6 回
上肢帯と上肢の運動(手関節と手指の運動)
第 7 回
下肢帯と下肢の運動(下肢帯と股関節の運動)
第 8 回
下肢帯と下肢の運動(膝関節の運動)
第 9 回
下肢帯と下肢の運動(足関節と足部の運動)
第10回
脊柱と体幹の運動(頸椎の運動)
第11回
脊柱と体幹の運動(胸椎と腰椎の運動)
第12回
重心と姿勢
第13回
歩行
(歩行周期と筋活動)
第14回
歩行
(正常歩行と異常歩行)
第15回
まとめ
計
画
備
顔面と頭部の運動
考
65
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
運動学Ⅱ
(作業療法学科中心クラス)
区分
必修(作)
選択(福)
担当教員
黒崎
真樹
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2(作)
1・2(福)
前期
学 習 目 的
人間の動作を捉えるために、運動分析や運動学習について学び運動を的確に判断できるようになる。
学 習 目 標
・頭部、体幹の骨格筋、関節の機能と役割を説明できる。
・姿勢とその制御について説明できる。
・歩行や走行についてその要素や相違点を説明できる。
・運動学習についてその要素や方法、特徴を説明できる。
・バイオメカニクスの基礎を理解できる。
授 業 概 要
運動学Ⅱでは、頭部・体幹の運動、姿勢や運動の要素や特徴、運動学習について教科書やプリントを用
いて説明する。また理解を深めるために、実際に体を動かし、運動学ノートを使い予習、復習を行う。
教
書
「基礎運動学 第6版 補訂」 中村隆一他 著 医歯薬出版
「PT・OT 基礎から学ぶ運動学ノート」 中島雅美 編 医歯薬出版
書
「カパンディ関節の生理学Ⅲ脊椎・体幹・頭部」A.I.Kapandji 著 塩田悦仁 訳 医歯薬出版
「筋骨格系のキネシオロジー 原著第2版」 Donald A.Neumann 著 嶋田智明他 監訳 医歯薬出版
「基礎バイオメカニクス」 山本澄子他 著 医歯薬出版
「観察による歩行分析」 Gehen verstehen 著 月城慶一 訳 医学書院
参
科
考
成績評価方法
授
業
教科書は 2 冊とする。
全体を 100%として期末試験 60%、課題(運動学ノート 8 回提出 1 回につき 4 点)32%、
出席(全出席で 8 点、1 回欠席で 2 点減、1 回遅刻早退で 1 点減)8%で評価する。
第 1 回
オリエンテーション、頭部の筋・顎関節の運動について学習する。
第 2 回
頚部・腰部の運動について学習する。
第 3 回
胸郭の運動・呼吸について学習する。
第 4 回
頭頚部・体幹の運動学まとめ
第 5 回
基礎バイオメカニクス(1)
力学の単位、運動の記載方法、運動の法則について学習する。
第 6 回
基礎バイオメカニクス(2)
関節モーメント、てこの種類について学習する。
第 7 回
基礎バイオメカニクスまとめ
第 8 回
姿勢(1) 人体の重心、姿勢の記載について学習する。
第 9 回
姿勢(2) よい姿勢とは何かについて学習する。
第10回
歩行と走行(1) 歩行周期・正常歩行について学習する。
第11回
歩行と走行(2) 歩行分析(重心移動)について学習する。
第12回
歩行と走行(3) 歩行分析(筋活動の特徴)について学習する。
第13回
歩行と走行(4) 走行と異常歩行について学習する。
第14回
運動学習
第15回
姿勢、歩行と走行、運動学習まとめ
関節の構造と運動、主動筋について復習する。
復習として問題を解く。
計
画
備
考
運動技能や練習、訓練について学習する。
復習として問題を解く。
講義と並行し、予習もしくは復習を兼ねて運動学ノートを自宅学習の課題とする。指定されたページを
期日までに実施し提出する(期間中に 8 回)。詳細に関しては第 1 回のオリエンテーション時に説明する。
66
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
運動学実習
(理学療法学科中心クラス)
区分
必修(理)
選択(福)
担当教員
高木
大輔
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
後期
学 習 目 的
1. 臨床で患者の運動障害を分析するための基礎となる,生体が動く仕組みを理解する.
2. 得られたデータを分析し,論理的思考に基づいて統合と解釈のプロセスを身につける.
学 習 目 標
1.
2.
3.
4.
授 業 概 要
1. 臨床の現場で使用する機器の紹介ならびに実際の測定を行う.
2. 得られたデータを目的,方法,結果,考察に分けレポートにする.
教
科
書
江原義弘
参
考
書
随時資料を配布する.
成績評価方法
授
業
生体の運動学的・生理学的な反応を測定する方法の原理を知り,測定を経験する.
データを分析する方法を知り,得られたデータを題材として分析方法を実際に行う.
生体運動のメカニズムを理解するために,分析結果に基づく論理的な考察ができる.
一連の測定結果と理解したことをレポートにまとめ,客観的な表現ができる.
他
臨床歩行計測入門
医歯薬出版
2008
出席状況,レポートなどにて総合的に判定する.総合点が 6 割以上で単位認定をする.
第 1 回
オリエンテーション
レポートの書き方の概説(目次構成,書式設定,図表作成,他)
第 2 回
データ分析方法(分類,相分け,比較,相関,検定,他),文献検索方法,論文の説明
第 3 回
機器の紹介ならびに使用方法の説明
第 4 回
測定の実施(呼気ガス分析装置,他)
第 5 回
測定結果①;結果の説明,分析ならびに図表の作成
第 6 回
測定結果①;目的,方法,結果,考察の作成
第 7 回
測定結果①;目的,方法,結果,考察の作成
第 8 回
機器の紹介ならびに使用方法の説明
第 9 回
測定の実施(Biodex,他)
第10回
測定結果②;結果の説明,分析ならびに図表の作成
第11回
測定結果②;目的,方法,結果,考察の作成
第12回
測定結果②;目的,方法,結果,考察の作成
第13回
レポートの修正①(文献検討)
第14回
レポートの修正②(結果の解釈、考察の再確認)
第15回
総括
計
画
備
考
実習は,高木 大輔・升 佑二郎,生友 聖子で指導する.
場所は D 棟 2F 実習評価室 D で行う.
毎回必ずノートパソコンを持参すること.
67
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
運動学実習
(作業療法学科中心クラス)
区分
必修(作)
選択(福)
担当教員
黒崎
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
前期
真樹
学 習 目 的
人間の動作を捉えるために、実際に関節や筋、動きを観察し、運動を的確に判断できるようになる。
学 習 目 標
・筋や骨の触診をして実際に部位や収縮を確認できる。
・身体の計測を正しく実行できる。
・実際の動きを区分化し、関節運動や筋活動の観点から分析ができる。
授 業 概 要
運動学実習ではプリントに沿って内容や手順を説明する。その説明に沿って実際に実習を行っていく。
それぞれのテーマごと考察する課題を提示し、実習後レポートとして提出する。
教
書
教科書は指定しない。
書
「基礎運動学 第6版 補訂」 中村隆一他 著 医歯薬出版、
「PT・OT 学生のための運動学実習」 鎌倉矩子他 編 三輪書店
「基礎バイオメカニクス」 山本澄子他 著 医歯薬出版
「筋骨格系のキネシオロジー 原著第2版」 Donald A.Neumann 著 嶋田智明他 監訳
「機能解剖学的触診技術 上肢 改訂第 2 版」 青木隆明 監 メジカルビュー
「機能解剖学的触診技術 下肢・体幹 改訂第 2 版」 青木隆明 監 メジカルビュー
参
科
考
成績評価方法
オリエンテーション、四肢計測
第2・3回
骨・筋の観察と確認(1) 上肢・下肢の骨や筋を観察し,実際に確認する。
第4・5回
骨・筋の観察と確認(2) 頭頚部・体幹の骨や筋を観察し,実際に確認する。
授
第8・9回
業
第10・11回
計
第12・13回
画
第14・15回
備
全体を 100%として実習レポート 50%(各レポート 10 点を 5 回)、実技試験 20%、動作分析発表 15%、
出席 15%(全出席で 15 点、1 回欠席(2 回遅刻早退)で 3 点減、1 回遅刻早退で 1 点減)で評価する。
第 1 回
第6・7回
医歯薬出版
四肢長や四肢周径を測定する。
上肢帯の動き
肩甲上腕関節の外転と肩甲骨の上方回旋について測定する。
肩関節の動き
肩関節のポジションを変え、関節可動域を測定する。
→実習レポート①提出
骨・筋の観察と確認(3) 実技試験(全身の骨指標、筋の起始・停止)
筋力
肘関節角度を変え、肘屈筋力を比較する。
手関節角度を変え、握力を比較する。ピンチ力を計測する。
動作の分析(1) スプーン動作について区分化し、観察・測定する。
→実習レポート②提出
→実習レポート③提出
動作の分析(2) 起立動作について区分化し、観察・測定する。
歩行(歩幅、歩行速度、ケイデンス、歩隔)について計測する。
第16・17回
動作の分析(3) 箸動作について区分化し、観察・測定する。
第18・19回
動作の分析(4) 動作分析の計画立案
第20・21回
動作の分析(5) 動作分析の実施(各班で企画した内容)
第22・23回
動作の分析(6) 動作分析の発表(各班で企画した内容) レジメ作成および提出
考
→実習レポート④提出
企画書の作成および提出
→実習レポート⑤提出
動きやすい服装(体操着等)に着替えて参加する。特に骨・筋の観察と確認では半袖・半ズボンとする。
各実習,助手に協力してもらい 2 名で進行する。
68
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
2
1
後期
必修(理)
選択(作・福)
運動生理学
学 習 目 的
運動によって身体にどのような変化が生ずるのか、その現象としくみについて理解する.
学 習 目 標
運動が身体に及ぼす影響について説明ができる.
授 業 概 要
身体運動を行うことによって引き起こされる,生体における生理的反応について解説する.臨床において
最低限知っていた方がよいと思われる運動生理学の領域について、基礎的な学習をする.
教
科
書
入門運動生理学
参
考
書
講義中に指示する.
成績評価方法
授
業
第3版
勝田
茂
著(杏林書院)
期末試験(100%)により評価する.
第 1 回
運動生理学とは
第 2 回
筋収縮のメカニズム
第 3 回
エネルギー供給系
第 4 回
筋線維の種類とその特徴
第 5 回
運動に関わる神経機能
第 6 回
運動に関わる脳機能
第 7 回
筋の収縮様式と筋力
第 8 回
筋機能の向上
第 9 回
運動と循環、呼吸
第10回
長距離走の科学
第11回
筋疲労
第12回
バランス能力
第13回
筋・腱紡錘の機能
第14回
スポーツ・パフォーマンスの理論
第15回
まとめ
計
画
備
考
69
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
人間発達学
必修
選択
区分
必修(理・作)
選択(福)
担当教員
原國
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1(理・福)
2(作)
後期
優子
学 習 目 的
胎生期から老年期までの発達を理解し、臨床的な考え方に繋げると共に人間理解を深める。
学 習 目 標
人間を発達の視点からとらえ、生涯発達の視点で展望できる事を目指す。
人間を発達的視点で捉える事が、その後に学ぶ臨床的知識の理解をより容易にするこができる。
授 業 概 要
人間を身体と精神の両面から生涯発達する存在としてとらえ、各々の時期における発達過程を学ぶ。
又、目との手の協調・日常生活動作(食事、排泄、更衣)
・遊び・社会性の発達を深く掘り下げ学ぶ
教
科
書
リハビリテーションのための人間発達学
参
考
書
コメディカルのための専門基礎分野テキスト 福田 恵美子 (編集) 人間発達学
生涯人間発達論 第 2 版 服部 祥子 医学書院
成績評価方法
授
第2版
大城昌平編集
メディカルプレス
3版
中外医学社
全体 100%として、出席点 30 点(1 回の出席をもって 2 点)
、期末試験・その他 70%
第 1 回
【総論】人間発達学の定義、発達の原則、発達理論、発達の順序
発達の評価法について学ぶ。
発達の関係因子、発達段階、
第 2 回
【胎生期及び分娩周辺期の発育】胎生期の発育、ハイリスク児について学習する。
第 3 回
【新生児期の発達】新生児期の生理、新生児・未熟児の神経学的検査、新生児期の発達の異常、新生児・
未熟児の神経学的検査の異常所見について学ぶ。
第 4 回
【乳児期の発達】乳児期の発達特徴
(原始反射・姿勢反射の出現と消失、姿勢・運動の発達)について学ぶ。
第 5 回
【乳児期の発達】乳児期の運動発達過程を学ぶ。
第 6 回
【幼児期の発達】幼児期の発達の特徴(移動能力、身辺処理、遊びと認知の発達)について学ぶ。
第 7 回
【目と手の協調発達】縦断的な発達過程を学ぶ。
【遊び・社会性の発達】縦断的な発達段階を学ぶ。
第 8 回
【日常生活動作の発達】縦断的な発達過程を学ぶ。
第 9 回
【学童期の発達】学童期の発達の特徴(身体的成長、心理学的発達、パーソナルテイの発達、社会性の発
達)について学ぶ。
第10回
【思春期の発達】思春期の発達の特徴(思春期の心の発達、思春期の身体発育の特徴)について学習する。
第11回
【青年期の発達】青年期の身体と心の発達の特徴、自我同一性の確立の過程について学ぶ。
第12回
【成人期の発達】成人期の身体と心の発達の特徴、身体機能の加齢による変化、生活習慣病について学ぶ。
第13回
【老年期の心とからだ】老年期の心とからだの変化、老化の諸問題について学ぶ。
第14回
【老年期の発達】
「死」に対する受容と適応についての学びを通して、
「生」について考える。
第15回
【まとめ】エリクソンの生涯発達論概要から発達を考える。
業
計
画
備
考
教科書は毎回、持参する事。
70
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
区分
担当教員
選択
必修(理・作) 成
昌燮(理)
選択(福)
志村まゆら(作)
科目名
病理学
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
後期
学 習 目 的
病気の原因とそれに対する生体の反応、病気の経過・転帰などについて、各臓器に通ずる一般的な病態
生理・症状などに関する基礎的知識を理解する。
学 習 目 標
病態把握に必要な専門用語を理解することにより、臨床医学の知識を身につけていけるようにする。
授 業 概 要
病理学では、画像、資料、教科書を利用して、細胞の適応、先天異常、代謝障害、循環障害、炎症、感
染、免疫とアレルギー、腫瘍に関する基本概念について説明する。
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
授
業
教科書名:系統看護学講座 専門基礎4 疾病のなりたちと回復の促進[1] 病理学
編:大橋 健一/谷澤 徹/藤原 正親/柴原 純二 出版社:医学書院
疾患からまとめた病態生理 FIRST AID 編:奈良信雄 他
出版社:メディカルサイエンスインターナショナル
第5版
中間試験と定期試験の平均点で評価する。
第 1 回
病因
医原病
公害病について学習する。
第 2 回
先天異常と遺伝子異常について学習する。
第 3 回
代謝障害(細胞損傷
第 4 回
代謝障害(物質の沈着、各論)について学習する。
第 5 回
局所の循環障害(充血
うっ血
第 6 回
局所の循環障害(塞栓
出血
第 7 回
全身の循環障害、リンパの循環障害について学習する。
第 8 回
第1~7回講義の復習を行う。
第 9 回
炎症の概論(原因
第10回
炎症の各論について学習する。
第11回
免疫のしくみ
第12回
アレルギー
第13回
感染症
第14回
腫瘍一般:
第15回
脳腫瘍について学習する。第 8~14 回講義の復習を行う。
壊死
アポトーシス
虚血
萎縮
側副循環
肥大
過形成
化生
変性)について学習する。
血栓)について学習する。
梗塞)について学習する。
計
画
備
経過
液性免疫
創傷の治癒)について学習する。
自己免疫疾患
細胞性免疫
(病原体
移植
自然免疫
免疫不全症について学習する。
拒絶反応について学習する。
宿主の防御機構
腫瘍の定義と分類
能動免疫
感染症予防)について学習する。
悪性腫瘍の転移(血行性
考
71
リンパ行性
播種)について学習する。
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
必修
選択
薬理学
区分
担当教員
選択
川手
豊子
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
基礎医学・臨床医学の知識に基づいて、生体が病気になったときの生体の変化(病態)を理解し、薬が病
態をどのように改善(悪化)するのかということについて学び、コメディカルの一員としてカンファレン
スなどに参加したとき、薬による患者の変化を理解できるようにする。
学 習 目 標
薬物作用の基本原理を習得し、体内に投与された治療薬について生体機能に及ぼす効能・効果並びに副作
用について説明することができる。
授 業 概 要
1、薬理作用と作用機序(薬物がどこに作用し、どのように代謝され、排泄されるか)
2、生体活性物質と薬物(もともと生体内に有り生理機能を担う物質は薬として使える)
3、各疾患治療薬の薬効と副作用(中枢・末梢神経作用薬、心血管系作用薬、抗炎症薬など)
4、薬と法律(薬事法の主旨、医薬品・医薬部外品の定義など)
教
科
書
「はじめの 1 歩のイラスト薬理学」
参
考
書
標準薬理学(第6版)
成績評価方法
期末テスト(100%)
、出席が 2/3 を満たさない場合は受験資格なし。
第 3 回
自律神経系に作用する薬(第2章)
(交感神経薬、副交感神経薬)
担当教員:鈴木敦子
開講日:9月15日
第 4 回
循環系に作用する薬(第5章)1
(心不全薬、不整脈薬、虚血性心疾患薬、高血圧薬)
担当教員:鈴木敦子
開講日:9月22日
第 5 回
循環系に作用する薬(第 5 章)2、体性神経系に作用する薬(第 3 章)
(局所麻酔薬、神経筋遮断薬)
担当教員:鈴木敦子
開講日:9月29日
第 6 回
中枢神経系に作用する薬1(第4章)
(統合失調症薬、気分障害薬、睡眠薬)
担当教員:坂本宏史
開講日:10月6日
中枢神経系に作用する薬2(第4章)
(抗不安薬、抗てんかん薬、抗パーキンソン病薬、全身麻酔薬、鎮痛薬)
消化器系に作用する薬(第6章)
(胃・腸疾患薬、肝臓・胆嚢・膵臓疾患薬)
担当教員:坂本宏史
開講日:10月13日
担当教員:川手豊子
開講日:10月20日
呼吸器系に作用する薬(第 7 章)
(呼吸興奮薬、鎮咳薬、去痰薬、気管支ぜんそく治療薬)
担当教員:川手豊子
開講日:10月27日
利尿薬と泌尿・生殖器系に作用する薬(第 8 章)
(利尿薬、泌尿・生殖器系薬)
血液に作用する薬(第 9 章)
(血栓溶解薬、抗血栓薬、貧血治療薬)
担当教員:川手豊子
開講日:11月10日
担当教員:川手豊子
開講日:11月17日
第12回
代謝性疾患とその治療薬(第10章)
(糖尿病薬、脂質異常症薬、痛風・高尿酸血症薬、骨粗しょう症薬)
担当教員:川手豊子
開講日:11月24日
第13回
抗炎症薬・抗リウマチ薬・抗アレルギー薬(第11章)
担当教員:鈴木敦子
開講日:12月1日
第14回
化学療法薬(第12章)1
(抗菌薬、抗感染症薬)
担当教員:川手豊子
開講日:12月8日
第15回
化学療法薬(第 12 章)2 (抗癌薬)
消毒薬、毒物と解毒薬、その他
担当教員:川手豊子
開講日:12月15日
第 7 回
業
第 8 回
計
第 9 回
第10回
第11回
備
鹿取 信 (監修) 今井 正・宮本 英七 (編集)
担当教員:川手豊子
開講日:9月1日
担当教員:川手豊子
開講日:9月8日
第 2 回
画
石井邦雄著
薬理学総論(第1章) 薬理学とは、薬理作用と作用機序
薬の生体内運命と薬効、薬物治療に影響を与える因子
小児、妊婦、高齢者の薬物療法
医薬品の安全性と新薬開発、薬と法律
第 1 回
授
医学書院
羊土社
考
事前学習として、日常使われている薬或いは実習などで患者がどのような薬を使用しているかということ
に関心を持ち成分などを見ておくこと。
その他担当教員:鈴木 敦子、坂本 宏史
72
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
必修
選択
科目名
微生物学・免疫学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
選択
担当教員
鶴原
喬
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期・後期
免疫は身体を守るための中心的なシステムであり、またヒトは微生物の感染に絶えずさらされている。安
全な医療を実現するために、細菌・ウイルス等の病原微生物や感染および免疫システムについて基礎的知
識を理解する。
免疫とは自己と非自己の識別が基本概念であり、恒常性維持機構の乱れが花粉症等のアレルギー等を引き
起こすことになる。免疫システムに関わる細胞・組織等について、また微生物および病原微生物の基礎的
な理解を深めることにより、医療従事者として感染症に的確に対応する上で必要な知識を修得できる。
日常生活と密接なかかわりを有する微生物の種類について、基本的な分類、構造、生物学的性状、病原微
生物によって引き起こされる疾病や、それらに対して人体が引き起こす免疫応答の基本的現象、花粉症等
アレルギー、ワクチン、化学療法剤、発がんウイルス、新興・再興感染症等についても講義する。
教
科
書
テキスト配付
参
考
書
わかる!身につく!病原体・感染・免疫(藤本秀士編著)
:南山堂(2010 年)
感染症と生体防御 改訂新版(田城孝雄・北村聖編著)
:NHK 出版(2014 年)
・・・他
成績評価方法
授
業
テキストに掲載
出席点 15 点(1回の出席をもって1点)
、課題レポート 15 点(または小テスト3回;1回が 5 点)
、期末
試験 70 点(70 点満点で採点:9 回以下の出席は期末試験受験資格無し)
、計 100 点
第 1 回
「免疫の仕組み(1)」
:免疫とは、免疫の歴史、免疫の主な機能について学習する。
第 2 回
「免疫の仕組み(2)」
:自然免疫と獲得免疫、免疫系の細胞と器官、抗原と抗体、抗原抗体反応等。
第 3 回
「免疫異常」
:アレルギー(喘息、花粉症等)
、自己免疫疾患、免疫不全について学習する。
第 4 回
「医療における免疫の利用」
:ワクチンと予防接種、免疫血清、免疫測定法について学習する。
第 5 回
「微生物学の歴史」
:微生物の発見、人の歴史にみる感染症について学習する。
第 6 回
「微生物の特徴・形態・分類(1)」
:細菌(原核生物と真核生物の特徴等も含めて)について学習する。
第 7 回
「微生物の特徴・形態・分類(2)」
:ウイルス(ウイルスの感染と増殖、他の生物との違い等)
。
第 8 回
「感染と発病」
:感染症成立の条件、感染症の経過、感染の様式等について学習する。
第 9 回
「感染と免疫」
:病原体に対する主な免疫機構(細菌感染、ウイルス感染、真菌感染、寄生虫感染)
。
第10回
「化学療法」
:化学療法剤(抗菌剤・抗ウイルス薬など)
、薬剤耐性の機構等について学習する。
第11回
「感染症各論(1)」
:皮膚・粘膜、眼疾患、呼吸器疾患、消化器系疾患について学習する。
第12回
「感染症各論(2)」
:性感染症、AIDS、神経系感染症、発がんウイルス等について学習する。
第13回
「新興感染症と再興感染症、動物由来感染症」
:主な新興・再興感染症、ペットからの感染症等。
第14回
「感染症の予防対策」
:感染予防の原則、海外旅行の際の注意事項、手洗いの重要性、消毒と滅菌等。
第15回
「応用微生物学」
:遺伝子診断、遺伝子治療、iPS 細胞等についても学習する。
計
画
備
考
①
②
事前学習:授業計画にしたがって次回のテキスト範囲に目を通しておくこと。
課題レポート:講義内容に関連した DVD を観てレポートを提出(または小テスト)
。
73
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
公衆衛生学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
選択
担当教員
鶴原
喬
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1・2
前期(前半)
後期(前半)
人々の健康を個人と集団の両者を対象として、人の疾病および健康に影響を及ぼす環境・病因のそれぞれ
を把握し、社会生活を送っている人々の健康を保持増進させるための活動等の意義を理解する。
公衆衛生の対象は、普通に生活している人々であり、この人々の生活環境をより良いものとし、より健康
な状態とするにはどうすれば良いのか、疾病や傷害の治療はもちろん、予防や社会復帰を重視することで
ある。それらの個人的および社会的方策について修得できる。
公衆衛生の役割は、社会の組織的な取り組みを通じて、疾病を予防し、寿命をのばし、健康を増進させる
ことである。公衆衛生の意義、公衆衛生の歴史、健康の指標、保健統計、高齢化と少子化、疫学、予防医
学、生活習慣病、食品と健康、衛生行政、保健・医療・福祉の制度等について講義する。
教
科
書
テキストを配付
参
考
書
公衆衛生学入門 第 4 版-社会・環境と健康 内藤通孝編 昭和堂(2014 年)
図説 国民衛生の動向 2014/2015:厚生労働統計協会(2014 年)
・・・他 テキストに掲載
成績評価方法
出席点 8 点(1回の出席点をもって1点)
、課題レポート 15 点(または小テスト3回;1回が 5 点)
、期
末試験 77 点(77 点満点で採点:5回以下の出席は期末試験受験資格無し)
、計 100 点
第 1 回
「公衆衛生の意義」
公衆衛生とは、公衆衛生の歴史(外国の歴史と我が国の歴史について)、公衆衛生と予防医学について学
習する。
第 2 回
「健康と環境」
健康とは、WHO の活動、生活と環境(環境汚染)
、環境行政について学習する。
第 3 回
「保健統計」
健康指標(罹患率・有病率・死因別死亡率等)、人口統計(世界と日本の人口、人口ピラミッド、平均余
命と平均寿命、高齢化と少子化等)について学習する。
第 4 回
「疫学①」
疫学とは、疫学の対象、感染症の疫学、感染症予防対策について学習する。
第 5 回
「疫学②」
予防接種(ワクチンの種類および効果等)
、食中毒および予防について学習する。
第 6 回
「生活習慣病」
生活と健康、慢性疾患と生活、生活習慣とリスクファクター等について学習する。
第 7 回
「食と健康」
栄養と健康、食品の安全、食品の外国産材料への依存、健康食品、遺伝子組換え食品等ついて学習する。
第 8 回
「衛生行政」
公衆衛生行政の概要、医療保健の制度等について学習する。
授
業
計
画
備
考
①事前学習の方法:授業計画にしたがって次回のテキスト範囲に目を通しておくこと。
②課題レポート:講義内容に関連した DVD を観てレポートを提出(または小テスト)
。
74
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系]
科目名
栄養学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
必修
選択
区分
選択
担当教員
永井
正則
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3・4
後期
人にとって不可欠な“食べる”という行為を、栄養という面から捉えることで食行動や食品に対する理解
を深め、将来福祉や臨床の現場に立つ時の資源とする。
消化・吸収のメカニズムや栄養素の役割について理解すると同時に、“食べる”という行為と健康との関
わりについて自身で考える力を身につける。
栄養学ではまず、消化・吸収のメカニズムの概要をわかりやすく説明した後、五大栄養素(糖質、タンパ
ク質、脂質、ビタミン、ミネラル)の働きを解説する。次いで、健康の維持・増進に関わりの深いテーマ
につき、その背景と最新の考え方を紹介する。さらに、乳幼児期や小児期の栄養、高齢者の栄養、スポー
ツと栄養について講義を行う。
教科書は指定しない。講義資料を配布する。教科書的なものを手元に置きたいという学生には、希望に沿
った書籍を紹介する。
「しっかり学べる!栄養学」川端輝江編著、ナツメ社
「アクセス生体機能成分」五明紀春ほか著、技報堂出版
毎回のレスポンスペーパーと期末試験の成績により評価する。
「序論:栄養と摂食行動」栄養素の種類と働きの概要を学ぶ。摂食行動が脳の
働きにより調節されていることや摂食行動と生体リズムとの関連について学
ぶ。
「消化・吸収のメカニズム」胃や腸などの消化管の構造と消化酵素の働きの概
略を学ぶ。栄養素がどのように吸収されるかを学ぶ。
「糖質と栄養」糖質の種類と分類、糖質の栄養学的役割と代謝、血糖の調節に
ついて学ぶ。
「タンパク質と栄養」タンパク質とアミノ酸、タンパク質とアミノ酸の代謝、
タンパク質の栄養価などについて学ぶ。
「脂質と栄養」脂質の種類と分類、脂質の代謝と働き、脂肪細胞の役割、多価
不飽和脂肪酸の働きについて学ぶ。
「ビタミンと栄養・ミネラルと栄養」ビタミンの種類と特徴、ビタミンの働き、
ミネラルの種類と特徴、ミネラルの働きについて学ぶ。
「エネルギー代謝」安静時や活動時のエネルギー消費量、エネルギー代謝の測
定法について学ぶ。
「注目したい食品の1次機能」ビタミン欠乏症と過剰症、アルコール摂取のメ
リットとデメリット、食塩摂取と高血圧、栄養と免疫能について学ぶ。
「食品の 2 次機能と3次機能」味覚・嗅覚と食品、食物繊維の役割、オリゴ糖
の役割について学ぶ。
「食物摂取の心理的側面」食欲の調節、神経性食思不振症、肥満、生活習慣病
について学ぶ。
担当教員:永井正則
開講日:9 月 3 日
担当教員:永井正則
開講日:9 月 10 日
担当教員:永井正則
開講日:9 月 17 日
担当教員:永井正則
開講日:10 月 1 日
担当教員:永井正則
開講日:10 月 8 日
担当教員:永井正則
開講日:10 月 15 日
担当教員:永井正則
開講日:10 月 22 日
担当教員:永井正則
開講日:10 月 29 日
担当教員:永井正則
開講日:11 月 5 日
担当教員:永井正則
開講日:11 月 12 日
担当教員:粕山達也
「スポーツと栄養」アスリートにおける栄養管理について学ぶ。
開講日:11 月 19 日
担当教員:荒川聡美
「生活習慣病」生活習慣病患者における栄養状態の変化と対処法について学ぶ。
開講日:11 月 26 日
担当教員:高木大輔
「高齢者の栄養」加齢における栄養状態の変化と対処法について学ぶ。
開講日:12 月 3 日
担当教員:守口恭子
「高齢者と食事」食べることの支援——環境設定と福祉用具について学ぶ。
開講日:12 月 10 日
「乳幼児の栄養」母乳栄養と離乳栄養、離乳食と口腔機能の発達、食事とコミ 担当教員:永井正則
ュニケーションについて学ぶ。
開講日 12 月 17 日
他担当教員:守口恭子、粕山達也,荒川聡美,高木大輔
75
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
科目名
臨床医学総論
必修
選択
区分
必修(理・作)
選択(福)
担当教員
山本
泰宏
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
後期(後半)
学 習 目 的
科学としての臨床医学の方法論の原理原則を理解する。
学 習 目 標
臨床医学とは何か説明できる。
臨床医学の方法論を説明できる。
臨床医学で行われる診察・検査・治療の概要と意義を説明できる。
授 業 概 要
はじめに健康と疾病についての考え方を学習する。次に診断と治療の理論的考え方を学習する。
教
科
書
なし。プリントを配布します。
参
考
書
成績評価方法
期末試験 70%、授業態度 30%
第 1 回
オリエンテーション。臨床医学とは。
【臨床医学を学ぶために必要な「考え方」と基礎知識を学ぶ。
】
第 2 回
健康と疾病・外傷:WHO、健康の定義、健康の前提条件、科学的な疾病と外傷の概念を学習する。
【健康の基本的概念と疾病に関する科学的な概念を理解する。
】
診察方法の理論 1:診察の目的、手順、所見の取り方。
第 3 回
【診察の意義、方法、原理について学ぶ。
】
授
業
計
第 4 回
臨床検査 1:生体検査(血液検査、細菌検査、尿検査、便検査、髄液検査、生化学的検査、免疫学的検査)
【生体検査の意義、検査結果の解釈のし方を理解する。
】
第 5 回
臨床検査 2:生理学的検査(心電図、脳波、呼吸機能、など)
【生理学的検査の原理と解釈のし方について理解する。
】
第 6 回
臨床検査 3:画像検査(X 線検査、CT 検査、MRI 検査、超音波検査、内視鏡検査)
【各画像検査で何がわかるのか、画像検査の限界について理解する。
】
第 7 回
治療方法:薬物療法、リハビリテーション、手術療法、EBM、クリニカルパス
【各治療方法の特徴、意義、適応について学ぶ。
】
第 8 回
カルテの記載:POS、SOAP。
【Problem-oriented system(POS)の思想、意義について学ぶ。
】
画
備
考
1 年後期前半までに学習した解剖学と生理学の知識が不十分な学生は授業について来られないので、しっ
かり復習しておくこと。
一つ一つの専門用語を正確に理解すること。
臨床医学における「考え方」を理解すること。
76
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
科目名
整形外科学
必修
選択
区分
必修(理・作)
選択(福)
担当教員
山本
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
泰宏
学 習 目 的
運動系理学療法学の基礎として、整形外科疾患の病態を理解する。
学 習 目 標
整形外科疾患の成り立ちおよびその回復過程の促進方法を病理学的原理に基づいて説明できる。
授 業 概 要
最初に神経損傷、関節と脊椎の退行性変性の病態とその治療原理・原則を学ぶ。これらの知識を基に、そ
こから発展的に各種疾患および外傷の病態と治療戦略の原理・原則について学ぶ。
教
科
書
「標準整形外科学」第 12 版
参
考
書
成績評価方法
医学書院
授業参加態度 30%、試験の成績 70%
第 1 回
整形外科とは。整形外科学を学ぶための基礎知識【関節の構造、脊椎の構造、神経学的所見、炎症】
。
第 2 回
関節リウマチ【関節リウマチの病態、関節リウマチの治療戦略】
第 3 回
末梢神経障害【神経障害の病態(Waller 変性、Seddon 分類、神経障害による症状)
、神経障害治療の原
理原則、外傷、圧迫、牽引による神経障害(腕神経叢損傷と胸郭出口症候群)、絞扼性神経障害(肘部管
症候群、手根管症候群、梨状筋症候群、その他)
】
第 4 回
変形性関節症【変形性関節症の病態、変形性関節症治療の原理原則、変形性股関節症、変形性膝関節症】
第 5 回
脊椎の変性疾患【脊椎の加齢による変性機序、脊椎の変性と神経症状の関係(腰椎椎間板ヘルニア、腰部
脊柱管狭窄症)
、その他の脊椎疾患(腰椎分離症、腰椎すべり症、腰椎分離すべり症)
】
授
第 6 回
その他の脊椎の疾患【頸椎症、頸椎後縦靭帯骨化症】
業
第 7 回
計
第 8 回
第 9 回
画
備
骨端症と骨壊死【部位、病態、好発年齢・性別】
、小児整形外科疾患の病態と治療原理:
【先天性股関節脱
臼、先天性内反足、筋性斜頸】
その他の疾患と外傷【腱板損傷、テニス肘、アキレス腱断裂】、骨・軟部腫瘍【腫瘍の基本的概念、好発
部位と好発年齢、骨・軟部腫瘍治療の原理原則】
軟部組織の外傷【脱臼と捻挫(足関節捻挫、外傷性股関節脱臼、外傷性肩関節脱臼)、膝内障(靭帯損傷
と半月板損傷)
第10回
骨折総論【骨折の各種分類、骨癒合の過程と治療戦略、小児骨折の特徴】
第11回
骨粗鬆症と骨折:骨粗鬆症の病態(高齢者の骨折との関係を中心に)
、高齢者の骨折の治療戦略
第12回
上肢の骨折と合併症
第13回
下肢の骨折と合併症
第14回
体幹・脊椎・骨盤の骨折と合併症
第15回
脊髄損傷
考
整形外科学の講義を理解するには解剖学、生理学、病理学、バイオメカニクスの正確な知識が必要です。
これらの科目で学習した内容を理解していないと講義にはついてこられないので十分に復習しておくこ
と。また膨大な量の暗記が必要です。日頃の学習を怠らないこと。
定期試験では国家試験レベルの問題を出題するが、講義をしっかり聞いていれば合格できるはずです。
追・再試験は 1 回しか行ないません。
授業中の私語、携帯電話の使用は禁止します。注意しても守らない場合には退室を命じます。
77
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
科目名
必修
選択
内科学
必修(理・作)
選択(福)
区分
担当教員
武田
清
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
内科疾患の特徴を理解し、内科疾患についての臨床的な考え方を習得する。
学 習 目 標
内科的な考え方及び診察・診断・治療についての基本的知識を習得する。主要な疾患について、理解を深
め、医療従事者として実際の臨床に応用できる能力を身につける。
授 業 概 要
一般的な、診察・診断法について理解し、その上で実際に臨床的に遭遇する機会の多い疾患を中心として、
各疾患の概念・主要症状・診断及び治療等について学習する。
教
科
書
メディカルスタッフのための内科学
参
考
書
標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 内科学 第3版 執筆:前田
ハリソン内科学 第4版 メディカル・サイエンス・インターナショナル
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
期末試験、出席、小テスト
伊藤
(期末:70 点、
進
他
医学出版
眞治
他
医学書院
出席、小テスト:30 点)
担当教員:武田 清
開講日:9月 4日
担当教員:高橋潤一郎
感染症、アレルギー、自己免疫疾患、膠原病
開講日:9月11日
担当教員:佐藤栄一
循環器疾患(1) 解剖・生理・診断法 心不全、虚血性心疾患 他
開講日:9月18日
担当教員:佐藤栄一
循環器疾患(2) 不整脈、高血圧、動脈疾患 他
開講日:10 月 2日
担当教員:佐藤栄一
呼吸器疾患(1) 解剖・生理・診断法、気管支疾患
開講日:10 月 9日
呼吸器疾患(2) 肺感染症、アレルギー・膠原病関連肺疾患、間質性肺炎、 担当教員:佐藤栄一
肺腫瘍 他
開講日:10 月 16 日
担当教員:武田 清
消化器疾患(1) 解剖・生理 食道疾患、胃・十二指腸・腸疾患
開講日:10 月 23 日
担当教員:武田 清
消化器疾患(1) 肝疾患、胆嚢・膵臓疾患 他
開講日:10 月 30 日
内分泌疾患(1) 解剖・生理・診断 視床下部・下垂体機能異常(先端巨大 担当教員:高橋潤一郎
症 他)
開講日:11 月 6 日
内分泌疾患(2)
甲状腺疾患、 副甲状腺疾患、 副腎疾患(腺腫、機能低 担当教員:高橋潤一郎
下症、癌) 他
開講日:11 月 13 日
担当教員:佐藤栄一
代謝疾患: 糖尿病、脂質異常症、高血圧、痛風
開講日:11 月 20 日
血液・造血器疾患(1) 解剖生理、主要症候、赤血球系疾患(貧血、多血症) 担当教員:佐藤栄一
白血球系疾患、悪性リンパ腫、血漿蛋白の異常 他
開講日:11 月 27 日
担当教員:高橋潤一郎
腎・泌尿器疾患 解剖・生理・検査 腎不全、腎炎、続発性腎障害 他
開講日:12 月 4 日
担当教員:高橋潤一郎
環境因子による疾患、中毒 他
開講日:12 月 11 日
担当教員:佐藤・武田
まとめ
開講日:12 月 18 日
臨床医学総論、症状とその臨床的意義
他
その他担当教員:高橋
栄一
潤一郎、佐藤
78
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
必修
選択
科目名
神経内科学
区分
必修(理・作)
選択(福)
担当教員
武田
清
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
他
学 習 目 的
主な神経症状や神経疾患を学び、臨床に役に立つ知識を習得する。
学 習 目 標
専門科目の基礎となる神経疾患の原因、診断、症状、予後および治療法について、易しいことを学習し、
疾患に対する科学的思考法を身につける。
授 業 概 要
神経疾患の様々な症候を学習した後に、各種神経疾患の概略を学び、病院実習において必要な知識を学習
する。
教
科
書
標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野 神経内科学
参
考
書
(1) 田崎義昭ほか著:ベッドサイドの神経の診かた 改訂17版 南山堂
(2) 江藤文夫ほか編:神経内科学テキスト 改訂第 3 版 南江堂
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
授
業
期末試験、出席、小テスト
(期末:70 点、
第4版
医学書院
出席、小テスト:30 点)
序論・神経学的診断法:中枢神経系の解剖と機能、神経学的診断と評価、
神経学的検査法
神経症候学(1)
:
意識障害、植物状態、頭痛、めまい、失神、
運動麻痺、錐体路徴候
神経症候学(2)
:
錐体外路徴候、不随意運動、運動失調、感
覚障害
第 4 回
神経症候学(3)
:
高次脳機能障害(失語症、失認、失行)
第 5 回
神経症候学(4)
障害、遂行機能障害)
:
高次脳機能障害(記憶障害、認知症、注意
第 6 回
神経症候学(5)
:
構音障害、嚥下障害、脳外科領域の疾患
第 7 回
神経疾患各論(1)
:
脳血管障害
第 8 回
神経疾患各論(2)
:
認知症
第 9 回
神経疾患各論(3)
:
脳腫瘍、外傷性脳損傷(軸索障害を含む)
第10回
神経疾患各論(4)
:
脊髄疾患
第11回
神経疾患各論(5)
:
変性疾患、脱髄疾患、錐体外路の変性疾患
第12回
神経疾患各論(6)
:
末梢神経障害、てんかん
第13回
神経疾患各論(7)
:
筋疾患、感染性疾患、中毒性疾患
第14回
神経疾患に多い合併症
:
廃用症候群、排尿障害
第15回
まとめ
計
画
備
考
その他担当教員:高橋
潤一郎、佐藤
栄一
79
他
他
担当教員:佐藤栄一
開講日:4月10日
担当教員:高橋潤一郎
開講日:4月17日
担当教員:佐藤栄一
開講日:4月24日
担当教員:武田 清
開講日:5月 1日
担当教員:高橋潤一郎
開講日:5月15日
担当教員:武田 清
開講日:5月22日
担当教員:高橋潤一郎
開講日:5月29日
担当教員:高橋潤一郎
開講日:6月 5日
担当教員:佐藤栄一
開講日:6月12日
担当教員:佐藤栄一
開講日:6月19日
担当教員:高橋潤一郎
開講日:6月26日
担当教員:佐藤栄一
開講日:7月 3日
担当教員:佐藤栄一
開講日:7月10日
担当教員:高橋潤一郎
開講日:7月17日
担当教員:佐藤・武田
開講日:7月24日
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
必修
選択
科目名
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
1
2
前期(前半)
必修(理・作)
選択(福)
小児科学
学 習 目 的
小児に特有な疾患や小児の疾病の特徴を学習し、理学・作業療法に有効に活用できる能力養う。
学 習 目 標
小児科学の基礎的な知識について,小児期によくみられる疾患の症状、診断、治療、予後を理解する。
授 業 概 要
小児の成長と発達,栄養、小児保健(予防接種、乳児健診)、感染症,呼吸器・血液・腎・消化器疾患、先
天異常、免疫・アレルギー疾患、代謝・内分泌・筋肉・神経系の疾患の病因・症状・所見・診断上重要な
検査・治療・予後について講義形式で学ぶ。
教
科
書
教科書は指定しない
参
考
書
New 小児科学
成績評価方法
改訂第 2 版
清野佳紀、小林邦彦、原田研介、桃井真里子編
南江堂
2003
出席状況と期末テストの成績による
第 1 回
小児の成長発達と小児保健:発育期の分類,成長の評価(身体計測発育指数)、小児保健(小児の死亡原因,
乳幼児健診、予防接種,学校伝染病) 他
第 2 回
栄養と摂食:必要栄養素と栄養所要量、乳児の栄養(母乳栄養、人工栄養、離乳食)、栄養状態の評価、摂
食機能の発達、ビタミン欠乏症と過剰症、小児救急 他
第 3 回
新生児疾患:新生児期特有の問題、新生児周産期異常症状、新生児の疾患、早産児・低出生体重児の疾患、
乳幼児突然死症候群、先天性心疾患 他
第 4 回
先天異常(先天異常の成因、遺伝性疾患の診断と治療、染色体異常、多発奇形症候群)と先天代謝異常(ア
ミノ酸代謝異常、脂質代謝異常、糖代謝異常)、筋疾患(筋ジストロフィー・ミオパチ-など)
第 5 回
痙攣性疾患(てんかん・熱性けいれん)、発達遅滞を伴う疾患(脳性麻痺、精神遅滞、自閉性障害など)
第 6 回
感染症(急性感染症と慢性感染症、ウイルス性と細菌性、その他の病原体)、皮膚疾患、腎疾患、血液疾患、
内分泌疾患、消化器疾患 他
第 7 回
呼吸器疾患(呼吸器の発達と機能、上気道疾患、気管支疾患、気道異物、肺炎、結核)と感覚器の疾患(眼
疾患・難聴・耳鼻咽喉疾患),免疫不全・アレルギー疾患(気管支喘息)・膠原病(若年性関節リウマチ)、川
崎病 、循環器疾患 他
第 8 回
全体のまとめと到達度の確認を行う。
授
業
計
画
備
考
80
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
科目名
リハビリテーション医学
必修
選択
区分
担当教員
必修(理・作)
選択(福)
山本
泰宏
単位数
1
履修
年次
2(作)
2・3(理・福)
開 講
学期等
後期(前半)
学 習 目 的
リハビリテーション医学の体系を理解し、3 年生以降に学習する専門科目の運用方法の原理原則を学習す
る。
学 習 目 標
リハビリテーション医学の体系を説明できる。
リハビリテーション医学の理念を説明できる。リハビリテーション医学の方法論を説明できる。
授 業 概 要
前半でリハビリテーション医学の特徴である社会的側面を学習する。後半で社会科学的性格を前提とした
医療的側面を学ぶ。
教
科
書
指定なし
参
考
書
標準リハビリテーション医学
成績評価方法
第3版
医学書院
筆記試験 60%、授業態度 40%
第 1 回
リハビリテーション医学の理念、廃用症候群、EBM(Evidence Based Medicine)
第 2 回
障がい【国際障害分類(ICIDH)と国際生活機能分類(ICF)の思想】
第 3 回
ADL と QOL 【ADL の歴史、IADL と APDL、QOL の歴史、ADL と QOL の関係】
第 4 回
リハビリテーションの基礎【治療方法、専門職、チーム医療】
第 5 回
リハビリテーションの段階【医学的リハビリテーション(急性期、入院期、外来期)、社会的リハビリテ
ーション、職業的リハビリテーション、教育的リハビリテーション】
第 6 回
リハビリテーションの原理原則【問題解決の基本手技、評価(評価の目的、信頼性と妥当性)、治療理論
(計画の立案、目標の設定、プログラムの作成、過程の制御)
、目標指向的アプローチ、クリニカルパス】
第 7 回
まとめ 1 第 1 回から第 6 回授業のまとめ
第 8 回
まとめ 2 第 1 回から第 6 回授業のまとめ
授
業
計
画
備
考
この授業ではリハビリテーションの具体的手技ではなく、リハビリテーションの「考え方」を学習する。
学習内容の定義、思想、概念をしっかりと理解すること。
81
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
必修
選択
科目名
精神医学Ⅰ
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
2
2
前期
必修(理・作)
学 習 目 的
医療専門者になるために、精神医学の基礎(精神医学の概念,特徴及び精神症状等)を理解し、精神医学・
医療の専門的知識等を習得する。
学 習 目 標
①
②
③
授 業 概 要
講義形式にて、歴史的流れを踏まえ、脳を紹介し、精神医学の概要、特徴及び精神症状を紹介する。
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
『家族のための精神分裂病入門』C.S.エイメンソン著、星和書店。
成績評価方法
精神医学の概念――1)精神医学の特色
第 2 回
――2)精神医学の方法
第 4 回
業
備
脳と精神現象――1)神経系の発生と構成
――2)脳の構成:ⅰ間脳と脳幹部
第 5 回
ⅱ大脳辺縁系
第 6 回
ⅲ大脳皮質各部位と精神機能
第 7 回
精神症状――A 意識とその障害①
第 8 回
意識とその障害②
第 9 回
B 知能とその障害①
第10回
知能とその障害②
計
画
定期試験、出席状況、授業への取り組み方、レポートなどにより総合的に評価
定期試験 80%、出席 10%、課題点 10%
第 1 回
第 3 回
授
精神医学の概念について説明することができる。
精神医学の特徴について説明することができる。
精神症状について説明することができる。
第11回
C記憶とその障害
第12回
D知覚とその障害
第13回
E思考とその障害
第14回
F感情とその障害
第15回
G意欲と行動の障害
考
82
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
必修
選択
科目名
精神医学Ⅱ
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
2
2(作)
2・3(理)
後期
必修(作)
選択(理)
学 習 目 的
理学・作業療法を展開する上で、基礎的な各精神疾患の概念、特徴、及び症状・経過・治療について理解
し、幅広い医学・医療の専門的な視点を習得する。
学 習 目 標
①
②
③
授 業 概 要
講義形式にて、精神医学の基礎を踏まえ、各精神疾患の概念・特徴、及び症状・経過・治療について紹介
する。また精神科領域の他職種によるチーム医療について紹介する。
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
『現代臨床精神医学』第 12 版
成績評価方法
授
業
各精神疾患の概念・特徴について説明することができる。
各精神疾患の症状・経過・治療について説明することができる。
精神科領域での他職種によるチーム医療について説明することができる。
大熊輝雄著、金原出版
定期試験、出席状況、授業への取り組み方、レポートなどにより総合的に評価
定期試験 80%、出席点 10%、課題点 10%
第 1 回
精神疾患の成因
第 2 回
精神医学における診断・分類
第 3 回
精神医療における他職種によるチーム医療
第 4 回
統合失調症――概念と歴史
第 5 回
統合失調症――経過および症状
第 6 回
統合失調症――治療
第 7 回
躁うつ病――概念
第 8 回
躁うつ病――経過および症状
第 9 回
躁うつ病――治療
第10回
神経症
第11回
心身症
第12回
認知症
第13回
アルコール依存症
第14回
人格障害
第15回
小児・児童期の精神障害
計
画
備
考
83
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
必修
選択
科目名
精神疾患とその治療Ⅰ
学 習 目 的
学 習 目 標
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
2
1
前期
必修(精・発)
選択( 社 )
・代表的な精神疾患について、成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援といった観点か
ら理解する。
・精神科病院等における専門治療の内容及び特性について理解する。
・精神保健福祉士が、精神科チーム医療の一員として関わる際に担うべき役割について理解する。
・精神医療・福祉との連携の重要性と精神保健福祉士がその際に担うべき役割について理解する。
①精神疾患総論(代表的な精神疾患について、成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援
を含む)
②精神疾患の治療
授 業 概 要
講義を中心に適宜、視聴覚教材・グループ討議などを取り入れる。
教
科
書
教科書は指定しない
参
考
書
『家族のための精神分裂病入門』C.S.エイメンソン著、星和書店。
成績評価方法
第 1回
授
業
第 2回
精神現象の生物学的基礎--神経系の構成、ニューロン
第 3回
精神現象の生物学的基礎―中枢、末梢神経系
第 4回
こころの理解
第 5回
精神疾患の成因と分類
第 6回
診断の手順と方法
第 7回
精神科薬物療法、電気けいれん療法などの身体療法、精神療法
第 8回
精神科リハビリテーション。環境・社会療法
心理的検査と身体的検査
第 9回
精神症状と状態像
第10回
代表的な精神疾患
①統合失調症その1
第11回
代表的な精神疾患
①統合失調症その2
第12回
代表的な精神疾患
②気分障害その1
第13回
代表的な精神疾患
②気分障害その2
第14回
代表的な精神疾患
③神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害
第15回
代表的な精神疾患
④認知症。発達障害
計
画
備
定期試験、出席状況、授業への取り組み方、レポートなどにより総合的に評価
定期試験80%、出席10%、課題点10%
オリエンテーション(授業進め方説明)
精神医学、医療の歴史と現状。精神障害の概念
考
授業の予習、特に復習をすることを希望します。
84
[専門科目領域/専門基礎科目群/臨床医学系]
科目名
精神疾患とその治療Ⅱ
学 習 目 的
学 習 目 標
必修
区分
選択
必修(精・発)
選択( 社 )
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
2
1
後期
・代表的な精神疾患について、成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援といった観点か
ら理解する。
・精神科病院等における専門治療の内容及び特性について理解する。
・精神保健福祉士が、精神科チーム医療の一員として関わる際に担うべき役割について理解する。
・精神医療・福祉との連携の重要性と精神保健福祉士がその際に担うべき役割について理解する。
①精神科医療機関の治療構造及び専門病棟
②精神科治療における人権擁護
③精神科病院におけるチーム医療と精神保健福祉士
④精神医療と福祉及び関連機関との間における連携の重要性
授 業 概 要
講義を中心に適宜、視聴覚教材・グループ討議などを取り入れる。
教
科
書
教科書は指定しない
参
考
書
『現代臨床精神医学』第 12 版
成績評価方法
授
業
大熊
輝雄著、金原出版
定期試験、出席状況、授業への取り組み方、レポートなどにより総合的に評価する。
第 1回
オリエンテーション(授業進め方説明)
外来診療
第 2回
在宅医療(訪問診療、往診等)
第 3回
入院医療(さまざまな専門病棟)
第 4回
精神科治療と入院形態①
第 5回
精神科治療と入院形態②
第 6回
インフォームド・コンセント
第 7回
隔離・拘束のあり方
第 8回
精神科救急医療システムとその対象
第 9回
移送制度による入院
第10回
報告・連絡・相談・カンファレンス①
第11回
報告・連絡・相談・カンファレンス②
第12回
治療への導入に向けた支援
第13回
再発予防のための支援
第14回
退院促進の支援
第15回
医療観察法対象患者の支援
計
画
備
考
授業の予習、特に復習をすることを希望します。
85
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
社会理論と社会システム
必修
区分
選択
必修(福〈社・精〉)
選択(理・作・福〈発〉)
担当教員
単位数
未定
2
履修
年次
1・2(理・福)
1・2・3・4(作)
開 講
学期等
後期
学 習 目 的
社会学の概念や代表する人物、理論について理解するとともに、個別的な社会の事象を通じて人間生活の
総体である社会全体の理解を深めることを目的とする。
学 習 目 標
①
②
③
授 業 概 要
講義形式で進めているが、社会全体の理解を促すため VTR や資料も適宜、活用していく予定である。
教
科
書
なし
参
考
書
「よくわかる社会学」第2版
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
第 7 回
業
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
社会学における代表的な人物や理論について理解することができる。
人、集団、地域といった社会尾基礎的なあらましや仕組みについて理解することができる。
社会問題など社会の構造をとらえて理解することが出来る。
宇都宮京子編
ミネルヴァ書房
全体 100%として、出席点 20%、中間試験 20%、期末試験 60%で評価する。
オリエンテーション:講義の概略、進め方、評価方法について
社会学の概念・定義について学習する。
社会学の歴史
社会学の史的展開ならびに代表する人物について学習する。
現代社会の理解①
産業や職業について学習する。
現代社会の理解②
労働や市場について学習する。
現代社会の理解③
社会規範や社会秩序について学習する。
現代社会の理解④
社会変動について学習する。
人と社会の関係①
社会的行為・役割について学習する。
人と社会の関係②
社会集団・組織について学習する。
生活の理解①
地域の概念、機能、役割について学習する。
生活の理解②
家族の概念、機能、役割について学習する。
社会問題の理解①
社会問題の概念・捉え方について学習する。
社会問題の理解②
人を取り巻く問題について理解する。
社会問題の理解③
家族を取り巻く問題について理解する。
社会問題の理解④
地域を取り巻く問題について理解する。
全体のおさらい
社会の事象も取り扱うため日刊紙を購読するなど“社会”に関心を持つこと。
全 15 回のなかで知識の定着を図るため中間試験(確認テスト)を実施する。
86
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
社会保障論Ⅰ
必修
選択
区分
必修(福)
選択(理・作)
担当教員
樋川
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期
隆
学 習 目 的
社会保障に関する仕組みや内容などを学び基礎的な理解ができるようにする。また、現代社会における社
会保障をめぐる問題と課題を理解する。
学 習 目 標
医療保険、労働保険、介護保険、社会福祉各法、公的扶助などの制度内容と仕組みについて習得し、基本
的な説明できる。また、社会保障をめぐる問題・課題を理解することができる。
授 業 概 要
社会保障は、年金保険・医療保険・介護保険などの社会保険と、社会福祉、公的扶助の全てを含むもので
ある。その都度提供する資料によりポイントの整理と質疑応答や、対話方式を取り入れ、全員が理解でき
るよう工夫しながら進めていく。
教
科
書
特に指定なし
参
考
書
社会福祉の新潮流①新社会福祉論 基本と事例 川池智子編:学文社
社会福祉学習双書第 6 巻 社会保障論:社会福祉学習双書編集委員会/編(全国社会福祉協議会)
成績評価方法
授
業
期末テスト、出席状況、授業中の態度などを総合的に評価する。
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、社会保障の概念(導入)を学習する。
第 2 回
社会保障の歴史(社会保障制度審議会の勧告から)を学習する。
第 3 回
社会保障と社会福祉の範囲を学習する。
第 4 回
社会保障の理念と役割及び対象を学習する。
第 5 回
社会保障の財源と費用を学習する。
第 6 回
社会福祉基礎構造改革を学習する。
第 7 回
年金保険制度の概要①国民年金を学習する。
第 8 回
年金保険制度の概要②厚生年金、共済年金等を学習する。
第 9 回
医療保険制度の概要を学習する。
第10回
国民健康保険、高齢者医療制度を学習する。
第11回
健康保険と共済制度を学習する。
第12回
労働保険制度の概要を学習する。
第13回
介護保険制度を学習する。①
第14回
介護保険制度を学習する。②
第15回
社会福祉制度、社会保障制度を取り巻く状況とまとめ。
計
画
備
考
社会保障は国民すべてを対象としているものであることから、自分の生活に密接なものとして学習に取り
組んでもらいたい。人間が生きていくには生涯を通じて多面的な制度と多分野の専門家の支援が必要であ
ることを理解し、自己の専門分野以外の専門家と関係を大切にする臨床家になる努力をしてほしい。授業
中の議論には積極的に参加し理解を深めてほしい。
87
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
現代社会と福祉Ⅰ
必修
選択
区分
担当教員
必修(福)
選択(理・作)
古川
奨
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
学 習 目 的
「福祉」とは何かを考えると共に、医療・福祉の現場における福祉的支援の重要性について理解する。
学 習 目 標
人が持つ人権や自尊心を理解し、医療・福祉の専門家に求められているものは何かを感じ身に付ける。
授 業 概 要
福祉の原理をめぐる理論と哲学についての講義を行うと共に、福祉の現場を中心に重要視される対人援助
技術等についての技法や心理的な関わりの体験を行う。知識や技術への理解を深めるために適宜グループ
ディスカッションも行う
教
科
書
必要なプリントを配布します。
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
授
業
定期試験、出席状況(出席数・授業への取り組み、提出物)の総合評価
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、評価等についての説明)
第 2 回
みんなにとっての福祉とは何かについて
第 3 回
福祉職(対人援助において)に必要な視点について
第 4 回
社会福祉とは何かについて
第 5 回
ソーシャルワークとは何かについて
第 6 回
ソーシャルワーカーという職業紹介とノーマライゼーションについて
第 7 回
ソーシャルワークのよりどころについて、医療モデルと生活モデルについて
第 8 回
ソーシャルワーカーの仕事を見る
第 9 回
理想の自分についてとミスポジションという考えについて
第10回
チームアプローチと伝えることの難しさについて
第11回
生活保護の申請方法
第12回
福祉という制度を確立する必要性について
第13回
バイスティックの 7 原則について(1)
第14回
バイスティックの 7 原則について(2)
第15回
皆にとっての福祉のまとめ
計
画
備
考
88
福祉の武器について
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
必修
選択
福祉用具論
区分
選択
担当教員
中西
康祐
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
学 習 目 的
近年,福祉用具は様々なものが開発され進化している.この講義では福祉用具の基本を学ぶと同時に最新
の知見について理解する.
学 習 目 標
基本的な福祉用具の構造・使用方法について説明できる
最新の福祉用具について理解できる.
授 業 概 要
基本的な福祉用具について紹介し,安全かつ効率的な使用方法を学ぶ.
最新の福祉用具について調査し理解する.
教
科
書
作業療法学全書 改訂第 3 版 第 10 巻
木之瀬隆編集 協同医書出版社
参
考
書
授業で紹介します
成績評価方法
授
業
作業療法技術学 2 福祉用具の使い方・住環境整備
出席(5%) 授業態度(15%) 調査発表(10%)
期末試験(70%)
第 1 回
福祉用具の概要
第 2 回
ADL と福祉用具
第 3 回
車いすの種類を理解する
第 4 回
車いすの構造・適合を理解する
第 5 回
杖の種類・使用方法を理解する
第 6 回
食事で使用する自助具について理解する
第 7 回
更衣動作・動作で使用する自助具について理解する
第 8 回
排泄動作で使用する自助具について理解する
第 9 回
入浴動作で使用する自助具について理解する
第10回
住環境で使用する福祉用具について理解する
第11回
その他の福祉用具について理解する
第12回
実際に福祉用具を使用し体験する
第13回
最新の福祉用具について調査を行う
第14回
最新の福祉用具について調査を行う
第15回
最新の福祉用具に関し,グループごとに調査結果を発表
計
画
備
考
積極的な出席,授業態度,課題の取り組みを重視する.
また,本講では体験と考察を重点に置いている.そのため十分に福祉用具を体験することが重要である.
小グループに分かれて各種福祉用具の最新情報収集を行ない発表する.
89
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
精神保健学Ⅰ
必修
選択
区分
選択(理・作)
担当教員
清水
隆善
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
学 習 目 的
現代社会における精神保健施策をめぐる諸課題と、精神保健の実際について理解し支援できるようにする
。
学 習 目 標
精神保健の視点から見た家族・学校教育・社会の課題とアプローチが理解できる。
授 業 概 要
この講義では、適宜視聴覚教材を取り入れ、より深い理解ができるように事例検討と考察を行う。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座 第 2 巻 精神保健の課題と支援 第 2 版
編集:一般社団法人日本精神保健福祉士養成校協会
中央法規出版
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
授
業
第 6回
第 7回
第 8回
計
第 9回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
定期試験80%
課題レポートの提出20%
オリエンテーション
社会構造の変化と新しい健康観を理解する
ライフサイクルと精神の健康
生活習慣と精神の健康の概要を理解する
ストレスと精神の健康
人々にとって精神の健康とはどんなことであるかを理解する
精神保健活動の3つの対象
精神疾患に対する予防の考え方・さまざまな活動について理解する
現代日本の家族の形態と機能
①結婚生活・育児・教育をめぐる精神保健について理解する
現代日本の家族の形態と機能
②病気療養や介護をめぐる精神保健について理解する
現代日本の家族の形態と機能
③社会的ひきこもり・家庭内の問題を相談する機関について理解する
現代日本の学校教育と生徒児童の特徴
①いじめ・学校における暴力・自殺について理解する
現代日本の学校教育と生徒児童の特徴
②少年犯罪・薬物依存・アルコール依存について理解する
教員の精神保健
①関係法規・保健所等における精神保健福祉士の役割について理解する
現代日本の労働状況
勤労者の精神保健と労働環境について理解する
うつ病と過労自殺
うつ病の背景と過労死について現状を理解する
飲酒やギャンブルに関する問題
心身症・生活習慣病・睡眠障害との関連について理解する
職場内の問題を解決するための機関及び関係法規
労働基準法・労働安全衛生法等について概要を理解する
保健所等の精神保健福祉士の役割
専門職としての支援体制及び役割について理解する
考
90
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
精神保健学Ⅱ
必修
選択
区分
選択(理・作)
担当教員
清水
隆善
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
現代社会における精神保健施策をめぐる諸課題について専門的な支援を理解できるようにする。
学 習 目 標
様々な社会的な状況において精神保健の専門的なアプローチが理解でき、実践できるようにする。
授 業 概 要
この講義では、適宜視聴覚教材を取り入れ、より深い理解ができるように事例検討と考察を行う。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座 第 2 巻 精神保健の課題と支援 第 2 版
編集:一般社団法人日本精神福祉士養成校協会
中央法規出版
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
授
業
第 6回
第 7回
第 8回
計
第 9回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
定期試験80%
課題レポートの提出20%
オリエンテーション
アルコール問題に対する対策・薬物依存対策の概要を理解する
うつ病と自殺防止対策
うつ病における世界の情勢・自殺との関連・自殺防止対策の現状を理解する
多文化と精神保健
性同一性障害を事例に少人数のグループ・ディスカッションを行い多様な考えを深める
認知症高齢者に対する対策
世界の認知症高齢者の現状と日本の比較を行い現状について理解する
社会的ひきこもりに対する対策
若者の引きこもりと社会的な背景について理解する
災害時の精神保健に対する対策
災害被災者、犯罪被害者にどのような支援と施策があるかについて学ぶ
社会的な貧困問題と精神保健の支援
日本における貧困の現状とホームレスに向けた支援について学ぶ
地域精神保健と関連法規
地域行政及びネットワークづくりについて学ぶ
資源開発
精神保健に関する調査内容について概要を理解する
精神保健に関わる人材教育
国民の精神障害者に対する偏見・差別・ラべリングについて理解する
施設コンフリクト
精神保健に関する国、都道府県、市町村等の機関とその役割を理解する
地域精神保健に関係する法規
保健師等の役割と連携について理解する
地域精神保健に関係する行政機関の役割及び連携
学会や啓発団体の社会的な役割と意義について理解する
世界の精神保健施策の現状
WHOの関係資料を基に諸外国の精神保健医療の現状について理解する
日本の精神保健施策の現状
日本精神保健福祉士協会・日本精神科病院協会の資料を基に精神保健の課題について理解する
考
91
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
精神保健の課題と支援Ⅰ
必修
選択
区分
必修(精・発)
選択 (社)
担当教員
清水
隆善
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
学 習 目 的
現代社会における精神保健施策をめぐる諸課題と、精神保健の実際について理解できるようにする。
学 習 目 標
精神保健の視点から見た家族・学校教育・社会の課題とアプローチが理解できる。
授 業 概 要
この講義では、適宜視聴覚教材を取り入れ、より深い理解ができるように事例検討と考察を行う。
教
科
書
授業の中で適宜紹介する。
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
授
業
第 6回
第 7回
第 8回
計
第 9回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
定期試験80%
課題レポートの提出20%
オリエンテーション
社会構造の変化と新しい健康観を理解する
ライフサイクルと精神の健康
生活習慣と精神の健康の概要を理解する
ストレスと精神の健康
人々にとって精神の健康とはなんであるかを理解する
精神保健活動の3つの対象
精神疾患に対する予防の考え方・さまざまな活動について理解する
現代日本の家族の形態と機能
①結婚生活・育児・教育をめぐる精神保健について理解する
現代日本の家族の形態と機能
②病気療養や介護をめぐる精神保健について理解する
現代日本の家族の形態と機能
③社会的ひきこもり・家庭内の問題を相談する機関について理解する
現代日本の学校教育と生徒児童の特徴
①いじめ・学校における暴力・自殺について理解する
現代日本の学校教育と生徒児童の特徴
②少年犯罪・薬物依存・アルコール依存について理解する
教員の精神保健
①関係法規・保健所等における精神保健福祉士の役割について理解する
現代日本の労働状況
勤労者の精神保健と労働環境について理解する
うつ病と過労自殺
うつ病の背景と過労死について現状を理解する
飲酒やギャンブルに関する問題
心身症・生活習慣病・睡眠障害との関連について理解する
職場内の問題を解決するための機関及び関係法規
労働基準法・労働安全衛生法等について概要を理解する
保健所等の精神保健福祉士の役割
専門職としての支援体制及び役割について理解する
考
92
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
精神保健の課題と支援Ⅱ
必修
選択
区分
必修(精・発)
選択 (社)
担当教員
清水
隆善
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
現代社会における精神保健施策をめぐる諸課題について専門的な支援を理解でき、かつ支援できるように
する。
学 習 目 標
様々な社会的な状況において精神保健の専門的なアプローチが理解できる。
授 業 概 要
この講義では、適宜視聴覚教材を取り入れ、より深い理解ができるように事例検討と考察を行う。
教
科
書
授業の中で適宜紹介する。
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
授
業
第 6回
第 7回
第 8回
計
第 9回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
定期試験80%
課題レポートの提出20%
オリエンテーション
アルコール問題に対する対策・薬物依存対策の概要を理解する
うつ病と自殺防止対策
うつ病における世界の情勢・自殺防止対策の現状を理解する
多文化と精神保健
性同一性障害を事例に少人数のグループ・ディスカッションを行い多様な考えを深める
認知症高齢者に対する対策
世界の認知症高齢者の現状と日本の比較を行い現状について理解する
社会的ひきこもりに対する対策
若者の引きこもりと社会的な背景について理解する
災害時の精神保健に対する対策
災害被災者、犯罪被害者にどのような支援と施策があるかについて学ぶ
社会的な貧困問題と精神保健の支援
日本における貧困の現状とホームレスに向けた支援について学ぶ
地域精神保健と関連法規
地域行政及びネットワークづくりについて学ぶ
資源開発
精神保健に関する調査内容について概要を理解する
精神保健に関わる人材教育
国民の精神障がい者に対する偏見・ラべリングについて理解する
施設コンフリクト
精神保健に関する国、都道府県、市町村等の機関とその役割を理解する
地域精神保健に関係する法規
保健師等の役割と連携について理解する
地域精神保健に関係する行政機関の役割及び連携
学会や啓発団体の社会的な役割と意義について理解する
世界の精神保健施策の現状
WHOの関係資料を基に諸外国の精神保健医療の現状について理解する
日本の精神保健施策の現状
日本精神保健福祉士協会・日本精神科病院協会の資料を基に精神保健の課題について理解する
考
93
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
高齢者福祉
必修
選択
区分
必修(福〈社〉)
選択(理・作・福〈精・発〉)
担当教員
渡辺
裕一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
高齢者の生活実態とこれを取り巻く社会情勢、福祉・介護需要(高齢者虐待や地域移行、就労の実態)に
ついて、理解する。また、高齢者福祉制度の発展過程のほか、高齢者分野における相談援助に必要となる
介護保険制度や高齢者の福祉・介護に係る他の法制度について理解する。
学 習 目 標
本科目は、社会福祉士受験資格取得に必要な「高齢者に対する支援と介護保険制度」の前半にあたる。高
齢者を支援するために必要な知識や技術を身につけることを目標とする。
授 業 概 要
高齢者福祉分野では多くの社会福祉士が活躍している。介護保険サービスに関連した老人ホームグループ
ホーム、デイサービスなど、多くの人材が必要とされている。最近では、地域包括支援センターに社会福
祉士が配置され、重要な役割を担っている。幸せな高齢期を過ごせるように支援するにはどのような理念
や知識が必要なのかについて、講義する。例えば、高齢者支援にかかわる法律・制度などについての理解
や支援計画の作成について講義を通して取り組む。
教
科
書
新・社会福祉士養成講座 13 「高齢者に対する支援と介護保険制度
参
考
書
介護保険パンフレット(市役所等で入手可能)
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
第 4 版」
中央法規出版
全体を 100%として、期末テスト 80%、提出物 20%で評価する。
オリエンテーション(本科目の意義、受講時の約束、講義の進め方、成績評価、他)
現代社会における高齢者①
(人口や社会、家族の変動に関する統計的理解)
現代社会における高齢者②
(高齢者の社会的特性・高齢者の身体的特性)
高齢者の生活問題①
(高齢者の健康状況、高齢者の経済・就労)
高齢者の生活問題②
(高齢者の居住環境、高齢者の居住環境)
高齢者福祉の理念①
(QOL、ノーマライゼーション)
高齢者福祉の理念②
(自立支援、エンパワメント)
高齢者支援としてのソーシャルワーク
(アセスメント、高齢者支援の目標)
高齢者ソーシャルワークにおいて活用される援助技法
(ケアマネジメント他)
認知症ケア
(認知症ケアの基本的考え方、認知症ケアの実際)
終末期ケア
(終末期ケアの基本的考え方、終末期ケアにおける人間観と倫理、終末期ケアの実際)
高齢者福祉に関わる法律・制度①
(社会保障・権利擁護サービス)
高齢者福祉に関わる法律・制度②
(老人福祉法の概要)
高齢者福祉に関わる法律・制度③
(介護保険法の概要)
まとめ
高齢者福祉に関連する問題について他人事のように考えず、自らその問題解決について積極的に考察す
る姿勢で講義に臨むことが必要である。学びながら考える姿勢を持って受講して欲しい。
高齢者福祉分野で重要な役割を担うプロフェッショナルを目指す講義なので、単位取得には努力が必要
である。皆さんとのディスカッションなどを通して、講義を作り上げていきたい。皆さんの参加を期待す
る。
94
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
科目名
介護福祉
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
担当教員
必修(福〈社〉)
選択(理・作・福〈精・発〉)
末木
三良
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
高齢者の生活実態と家族を取り巻く社会情勢、福祉・介護需要について理解する。また高齢者福祉に関す
る法と介護サービス体系について学び、高齢者支援に必要な介護の概念、介護サービスの現状と課題、ケ
アマネジメントなど援助の実際について理解する。
高齢者介護を中心とした高齢者及び家族の生活実態、それを取り巻く社会情勢について説明ができる。
高齢者介護の介護サービス体系、内容を把握すると共に、介護の基本理念や役割について理解し、高齢者
に対する相談援助に活かすことができる。
本科目は、社会福祉士受験資格取得に必要な「高齢者に対する支援と介護保険制度」に該当する。
高齢者を取り巻く社会情勢について、高齢者介護の現状を中心に講義を行っていく。
介護保険について、仕組みや手続きの流れ等を説明し、介護保険の施設サービス、在宅サービスなど、
各種サービスの具体的な内容や役割などを学習する。また介護の実際について、事例等を活用しながら
講義し、介護の理念や役割、知識等をケアマネジメントと共に学んでいく。
教
科
書
新・社会福祉士養成講座13 「高齢者に対する支援と介護保険制度」 第4版
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
授
業
期末テスト(70%)、出席および課題等(30%)により評価する。
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方・成績評価等)授業の概要、目的について
第 2 回
介護保険制度創設の社会的背景
第 3 回
介護保険制度の仕組み①
行政機関の役割と保険給付の実際
第 4 回
介護保険制度の仕組み②
要介護認定のプロセスとケアマネジメントの実際
第 5 回
居宅介護サービスの理解
介護サービスの種類と特徴
第 6 回
施設介護サービスの理解
高齢者施設の種類と特徴
第 7 回
各種サービス活用とマネジメントについて
第 8 回
地域包括支援センターと地域包括ケア
第 9 回
介護保険制度の改正と方向性
第10回
高齢者の介護
第11回
介護過程の展開
第12回
介護の実際①
尊厳を理解する
第13回
介護の実際②
自立支援と介護予防
第14回
介護の実際③
認知症ケア
第15回
まとめ
地域包括支援センターの役割と実際
計
画
備
介護の概念と介護の専門性
考
95
中央法規出版
[専門科目領域/専門基礎科目群/福祉学系]
必修
選択
科目名
障害者福祉
区分
必修(福〈社〉)
選択(理・作・福〈精・発〉)
担当教員
古川
奨
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
障害者の生活実態とこれを取り巻く社会情勢や生活の支えとなる福祉制度について理解する。
学 習 目 標
知的・身体・精神・発達の障害特徴を理解し、必要に応じた福祉制度の紹介ができる力を身に付ける。
授 業 概 要
知的・身体・精神・発達の障害について、障害者手帳について、障害者総合支援法を中心に障害者を支え
る福祉制度についての講義を行う。
教
科
書
新・社会福祉士養成講座14
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
授
業
障害者に対する支援と障害者自立支援制度
備
中央法規出版
定期試験、出席状況(出席数・授業への取り組み、提出物)の総合評価
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、評価等についての説明)
第 2 回
精神障害について
第 3 回
知的障害・身体障害について
第 4 回
発達障害について
第 5 回
身体障害と障害者手帳について
第 6 回
障害者に係る法体系について
第 7 回
障害者自立支援法について
第 8 回
認定区分について
第 9 回
障害者総合支援法各種サービス①
第10回
障害者総合支援法各種サービス②
第11回
障害者総合支援法各種サービス③
第12回
サービス管理責任者と提供責任者という仕事について
第13回
ストレングスについて
第14回
ナラティブについて
第15回
障害者福祉についてのまとめ
計
画
第5版
考
96
障害という言葉のイメージ
[専門科目領域/専門基礎科目群/心理学系]
科目名
心理学理論と心理的支援
必修
選択
区分
必修(福)
選択(理・作)
担当教員
鈴木
真吾
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2(福)
1・2・3・4(理・作)
後期
学 習 目 的
医療・福祉の現場で、専門家として人を支援するために必要な心理学の基本的知識と、その技法の基礎に
ついて学び、心理学に基づく対人援助の方法と実際について理解する。
学 習 目 標
心が環境を認識する仕組み、心の成長と発達、心の健康など、心理学理論に基づく人間理解のための基本
的知識、技法を理解できる。それら知識と技法を実際の対人援助に生かすことができる。
授 業 概 要
「心理学理論と心理的支援」では、人間理解のための基本的な心理学的視点、心理学に基づく対人援助の
支援方法について講義する。学びを深めるため、心理学による自己理解ワーク(体験学習)も行う。
教
科
書
「やさしく学べる心理学―医療・福祉を学ぶ人のために」小島一夫・福森崇貴・鈴木真吾(著)北樹出版
参
考
書
適宜,講義中に紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
全体を 100%として、出席 20%、期末試験 80%(6回以上の欠席は期末試験受験資格なし)で評価する。
心理学史
心理学的理解とはどのような試みか、心理学という学問の特質とその歴史について学ぶ。
人格
性格・人格の定義、人格のとらえ方(特性論、相互作用論)について学ぶ。
感情・情動
感情・情動・情緒・気分の定義と理論について学ぶ。
欲求・動機づけ
欲求・動機づけの定義と理論(マズローの欲求階層説など)について学ぶ。
感覚・知覚・認知
外界をどのように体験しているか、感覚・知覚・認知の定義とその機能について学ぶ。
学習・記憶
学習の心理的メカニズム(条件付け、観察学習など)と記憶の種類について学ぶ。
知能・創造性
知能と創造性の定義とそれらの心理的機能について学ぶ。
人間環境と集団
人と人とが関わる際に生じている心理的法則と、集団内での人間の心理について学ぶ。
対人交流とコミュニケーション
コミュニケーションの各要素の内容と、それらの心理的機能について学ぶ。
発達
各発達段階と発達課題を通して、生涯発達心理について学ぶ。
適応とストレス
ストレスと身体や人格との関係、ストレスに対処する方法など、ストレスと適応の心理を学ぶ。
心理臨床学①
心理療法(精神分析的心理療法、認知行動療法、来談者中心療法、遊戯療法など)について学ぶ。
心理臨床学②
心理療法(家族療法、短期療法、心理劇、動作療法、SST など)について学ぶ。
心理臨床学③
心理査定(投映法、質問紙法、作業検査法)について学ぶ。
心理臨床学④
心理査定(発達検査法、神経心理学的検査法)について学ぶ。
考
97
[専門科目領域/専門基礎科目群/心理学系]
科目名
児童心理学
必修
選択
区分
担当教員
必修(福〈発〉)
選択(理・作・福〈社・精〉)
小宮
三彌
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3
前期
学 習 目 的
乳幼児期から児童期における子どもたちとの関わりや支援のためには、子どもの身体面と精神面の発達の
変化やその心理・行動特性についての知識を学習・習得し、理解することができることを目的とする。
学 習 目 標
乳幼児期、児童期における子どもの身体面および精神面の発達の変化と心理的特徴を学習し、基礎的知識
を習得することで、子どもの行動の様子について基礎的な理解ができる。
授 業 概 要
児童心理学では、乳幼児期と児童期における子どもの成長の原理や一般的傾向および心身の発達の諸側面
の特徴について講義する。
教
科
書
図でよむ心理学 発達
参
考
書
子どもの発達とつまずき 高野 清純(編)、教育出版
成績評価方法
授
改訂版
川島 一夫 (著)
福村出版
2005 年
出席点 15 点(1 回の出席をもって 1 点)
、課題 15 点(毎回、講義の説明の中から、授業の終わりに課題
を出しそれをまとめる。一回 1 点)
、期末試験 70 点(70 点満点で採点)
、計 100 点
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、講義中の態度など)
、発達の考え方等について説明する。
第 2 回
身体面と運動能力の発達(1)身体面の発達;スキャモンの発達曲線、発達加速現象、現代っ子の身体発
達上の諸問題などについて学習する。
第 3 回
身体面と運動能力の発達(2)運動能力の発達;移動運動と手指機能の発達について学習する。
第 4 回
運動能力(3)運動能力の要因と発達について学習する。
第 5 回
知覚の発達(1)乳幼児期の知覚特性(選好注視、奥行き知覚、感覚様相など)について学習する。
第 6 回
知覚の発達(2)知覚と子どもの描画の発達、知的写実性と視覚的写実性などについて学習する。
第 7 回
認知の発達(1)認知について、 ピアジェの認知発達段階
習する。
第 8 回
認知の発達(2)2)前操作期、
第 9 回
認知の発達(3)3)具体的操作期。
第10回
愛着の発達(1)愛着とは、ボウルビィの愛着理論、愛着の発達段階等について学習する。
第11回
愛着の発達(2)エインズワースのストレンジシチュエーション法、愛着行動の4タイプなどについて学
習する。
第12回
知能の発達:知能とは、知能検査、知能指数などについて学習する。
第13回
遊びの発達(1)遊びとは、遊びの理論、遊びの特性、などについて学習する。
第14回
遊びの発達(2)遊びの発達、遊びと交友関係の深まりなどについて学習する。
第15回
発達のつまずき:発達障害とは、さまざまな発達障害について学習する。
業
1)感覚運動期の発達と6段階について学
幼児期の認知の特徴などについて学習する。
計
画
備
心の理論などについて学習する。
考
98
[専門科目領域/専門基礎科目群/心理学系]
科目名
青年心理学
学 習 目 的
学 習 目 標
必修
選択
区分
選択
担当教員
鈴木
真吾
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2・3
前期
人生の中での青年期の意味を理解し、まさに青年期を過ごしている学生自身が青年期特有の心理を学ぶこ
とで、さまざまな観点から自分自身について考え理解を深め、よりよく生きるための手がかりや対人関係
に役立てることを目的とする。
青年期は心身ともに著しく変化がおこる時期であり、心のあり方にも大きく影響するが、自己理解と対人
関係(社会環境)の折り合いが適応をもたらすという一貫した理論を背景として、体系的に学び理解する。
単に知識を学ぶだけでなく、自分のこととして捉え、自分自身を振り返り、今後の生活に活かすことがで
きる。
授 業 概 要
青年期の心理・社会的特徴について講義する。受講生の自己理解を促進するため、各種心理ゲームや視聴
覚教材を活用する。
教
科
書
教科書は指定しない。
参
考
書
「よくわかる青年心理学」白井利明(編)ミネルヴァ書房
「新・青年心理学ハンドブック」後藤宗理他(編)福村出版
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
全体を 100%として出席点 20%、期末試験 80%(6回以上の欠席は期末試験受験資格なし)で総合的に
評価する。
青年期とは
生涯発達の観点から、青年心理学とはどのような学問領域かについて学ぶ。
思考
青年期特有の物事の見方や価値観について学ぶ。
感情
青年期特有の気持ちの持ちようについて学ぶ。
身体変化
青年期に劇的に変化する身体の成長・変化について学ぶ。
性とジェンダー
青年期の性にまつわる変容,ジェンダーのあり方について学ぶ。
自己とアイデンティティ
自分らしさにまつわる心理学について学ぶ。
家族
これまでと今後を見つめ,若者と家族との影響関係を学ぶ。
友情
若者そして人生に大きな影響を与える友人関係の姿について学ぶ。
恋愛
恋と愛の違い、恋愛のかたちや質など、若者の恋愛について学ぶ。
教育と社会
社会によって与えられる教育、また自ら積極的に入手する教育から、社会化について学ぶ。
職業と社会
働くことをイメージして、職業選択に至る若者の過程について学ぶ。
文化と社会
若者の時期だけに流行る文化、その意味について学ぶ。
メンタルヘルス①
若者に生じやすい精神的問題について学ぶ。
メンタルヘルス②
若者が精神的問題に向き合うための対処法について学ぶ。
犯罪と社会
若者と犯罪傾向について学ぶ。
考
99
[専門科目領域/専門基礎科目群/心理学系]
科目名
必修
選択
高齢者心理学
区分
担当教員
選択
小宮
三彌
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
いま、日本は「超高齢社会」である。さらに高齢化が予想されているが、急速な高齢化で多くの課題を抱
えている。高齢者を支援するために、高齢期の基礎的な知識および高齢者の心理的特徴・行動特性を理解
することができるようになることを目的とする。
学 習 目 標
高齢期の身体的・心理的特徴や行動特性を学習し基礎的知識を習得することで高齢者との関わりに参加す
ることができる。
授 業 概 要
高齢者心理学では、高齢期の基礎的知識及び高齢者の身体・生理的機能の変化や身体面・運動機能面、認
知機能面などの心理的特徴・行動特性および高齢期の心理的問題について講義する。
教
科
書
高齢者の心理
参
考
書
よくわかる高齢者の心理
成績評価方法
改訂版
近藤
勉
著
おうふう出版
2011 年
ナカニシヤ出版、2010 年
出席点 15 点(1 回の出席をもって 1 点)
、課題 15 点(毎回、講義の説明の中から、授業の終わりに課題
を出しそれをまとめる。一回 1 点)
、期末試験 70 点(70 点満点で採点)
、計 100 点
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、講義中の受講態度など)
、高齢期心理学の基礎知識を説明する。
第 2 回
高齢者を理解する研究方法:横断法、縦断法、コホートなどについて学習する。
第 3 回
高齢期の身体・感覚機能:①生理的機能の低下、身体の変化などについて学習する。
第 4 回
高齢期の身体・感覚機能:②視覚・聴覚・味覚・嗅覚その他の感覚機能について学習する。
第 5 回
高齢期の身体・感覚機能:③運動機能、体力テストからみた高齢者の運動機能などについて学習する。
第 6 回
高齢者の知能:①知能の概念、知能検査からみた高齢者の知能の変化等について学習する。
第 7 回
②結晶性知能、流動性知能、高齢者の知能に影響する要因などについて学習する。
第 8 回
高齢者の記憶:①記憶のメカニズム、感覚記憶・短期記憶・長期記憶などについて学習する。
第 9 回
②高齢者の記憶の特徴、高齢者の記憶に影響する要因などについて学習する。
第10回
高齢者のパーソナリティ:①パーソナリティの概念、パーソナリティの変化などについて学習する。
第11回
②高齢者のパーソナリティの類型について学習する。
第12回
高齢期の心理的問題:適応について、高齢期の精神障害などについて学習する。
第13回
備
佐藤泰正、渡辺映子、大川一郎(編)
①認知症:認知症の概念、認知症の種類(アルツハイマー型、脳血管性、レビー小
型など)について学習する。
第14回
認知症の症状(中心症状、周辺症状)などについて学習する。
第15回
②うつ病:うつ病の概念、高齢者のうつ病の特徴などについて学習する。
考
100
[専門科目領域/専門基礎科目群/心理学系]
科目名
必修
選択
障害者心理学
区分
選択
担当教員
小宮
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
三彌
学 習 目 的
障害児・者を支援するためには、障害の種類が様々であるので障害の種別ごとの概念や定義とその心理・
行動特性などの基礎的知識を学習し、理解できるようになることを目的とする。
学 習 目 標
障害の種別ごとの概念とその心理・行動特性を学習し、基礎的知識を習得することで、障害児者と関わる
ための基礎的理解ができる。
授 業 概 要
障害者心理学では、障害の種別ごとにその障害の概念や定義、心理・行動特性や発達特性などについて講
義する。
教
科
書
障害者心理学-障害児者の特性理解と具体的支援方法―
参
考
書
障害児心理入門
成績評価方法
授
業
第2版
梅永雄二(著)福村出版
井澤 信三・小島 道生 (編・著) ミネルヴァ書房
2012 年
2013 年
出席点 15 点(1 回の出席をもって 1 点)
、課題 15 点(毎回、講義の説明の中から、授業の終わりに課題
をだしそれをまとめる。一回 1 点)
、期末試験 70 点(70 点満点で採点)
、計 100 点
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、講義中の受講態度など)障害児・者を巡る現状の動向について触れ
る。
第 2 回
視覚障害とは、視覚障害児者の心理・行動特性などについて学習する。
第 3 回
聴覚障害とは、聴覚障害児者の心理・行動特性などについて学習する。
第 4 回
(1)肢体不自由の定義、肢体不自由の分類などについて学習する。
第 5 回
(2)肢体不自由児者の心理・行動特性、とくに脳性まひを中心に学習する。
第 6 回
(1)知的障害の定義、知的障害の原因、
(ダウン症、フェニールケトン尿症)などについて学習する。
第 7 回
(2)知的障害の類型や程度による分類などについて学習する。
第 8 回
(3)知的障害児者の心理・行動特性とくに身体・運動面と認知面を中心に学習する。
第 9 回
重度・重複障害とは、重度・重複児者の心理・行動特性などについて学習する。
第10回
病弱とは、病弱児者の心理・行動特性などについて学習する。
第11回
言語障害とは、言語障害児者の心理・行動特性などについて学習する。
第12回
(1)ADHD(注意欠陥・多動性障害)
、LD(学習障害)の概念・定義などについて学習する。
第13回
(2)ADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)の心理・行動特性などについて学習する。
第14回
(!)自閉症とは、原因や行動特性などについて学習する。
第15回
(2)広汎性発達障害(アスペルガー症候群、高機能自閉症など)、自閉症スペクトラム障害とはなどに
ついて学習する。
計
画
備
考
専門用語の復習は必ずすること。
101
[専門科目領域/専門基礎科目群/心理学系]
科目名
社会心理学
必修
選択
区分
担当教員
選択
高村
美加
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
私たちの生活は人とのかかわりの中で成立し、お互いに影響し合って生きている。そのような人と人との
関係や相互作用において個人がどう感じ、どう行動するかを研究するのが社会心理学である。本授業を通
し、社会心理学的な基礎知識を学び、社会的存在としての人間の心理・行動を客観的に科学的見地から分
析・理解できるようになる。
学 習 目 標
社会心理学の代表的な理論や概念について解説することができる。自分自身、また日常の場面で起こる現
象とそれらの理論・概念と結びつけ説明できる。
授 業 概 要
社会心理学は幅広い領域をカバーする学問であるが、本授業では自己・社会的認知、対人関係・行動、態
度、社会的行動・影響、健康に焦点を当て、主に認知・動機・感情といった心理学的概念や具体的な研究
例とそこから得られた知見を通し、社会心理学の基礎を学ぶ。
教
科
書
特に指定しない。随時、資料を配布する
参
考
書
「グラフィック社会心理学
成績評価方法
第 2 版」池上知子・遠藤由美(著)サイエンス社
など
出席:30%、試験:70% により評価する
第 1 回
クラス概要
社会心理学とは?
第 2 回
自己認知:自己概念・自己評価
人は自分のことどう考え、どう評価するのか?
第 3 回
自己と動機づけ
人間はなぜ自分のことを知りたいのか?自分をどのように思いたいのか?またどう見せたいのか?
第 4 回
対人認知
人は何を手がかりに他者の性格や行動を判断するのか?
第 5 回
社会的推論(帰属理論)
人は自己や他者の行動、社会的現象についてその原因をどう推論しているのだろうか?
第 6 回
認知と感情:自己・対人認知・社会的推論 再訪
感情とは?スキーマとは?気分や感情と認知・行動にはどのような関係があるのだろうか?
第 7 回
中間まとめ
第 8 回
対人魅力:人の好き嫌いは何に影響されるのか?
対人関係:対人関係はどう維持され、崩壊するのだろうか?
第 9 回
態度の形成と態度
他者、事柄に対する態度(好き-嫌い、賛成-反対、良い-悪い、快-不快)はどのように形成され、また
どのような作用があるのだろうか?
第10回
態度の変容と説得
人の態度はどのように変わるのか?また変えるための技法にはどのようなものがあるのか?
第11回
対人行動:攻撃と援助
なぜ人は他者を攻撃したり助けたりするのだろうか?
第12回
社会的影響(集団と個人)
:同調、服従、社会的促進・手抜き等
人は他者の存在や集団からどのような影響を受けるのか?
授
業
計
画
第13回
第14回
第15回
備
考
健康・ストレス・適応(健康心理学)
健康(身体的・精神的及び社会的に良好な状態-well-being)について感情・認知・人格・行動・社会
などの側面から多角的に考える
その他
偏見、文化差、社会心理学の研究法・研究の難しさについて学び考える
総括
履修前提条件:「心理学」の単位を修得していること。
102
[専門科目領域/専門基礎科目群/心理学系]
科目名
神経心理学
(理学療法学科・福祉心理学科)
必修
選択
区分
必修(福〈発〉)
選択(理・福〈社・精〉)
担当教員
永井
正則
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
人の脳の働きや心の状態が自律機能や運動機能に与える影響についての知識を身につけることで、将来、
福祉や臨床の現場に立つときに役立つ理解力、洞察力が得られる。
学 習 目 標
人に現れる身体的、心理的現象の背景を、神経科学の思考法により把握できるようにする。心と身体の働
きと意思決定や社会行動の選択が不可分の関係にあることを理解する。
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
第 7 回
業
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
神経心理学では、まず基本的な神経の機能と神経系の構成について解説した後、生体リズム、記憶や学習、
感覚認知の成り立ちについて講義する。後半は、情動の意義や情動が神経系を介して体の働きに及ぼす影
響について概説する。最後に、ストレス対処法と健康の維持に関する考え方を紹介する。
教科書は指定しない。講義資料を配布する。教科書的なものを手元に置きたいという学生には、希望に沿
った書籍を紹介する。
「こころと体の対話 精神免疫学の世界」神庭重信著、文春文庫
「デカルトの誤り-情動、理性、人間の脳」アントニオ・ダマシオ著、田中三彦訳、ちくま学芸文庫
「健康心理学概論」日本健康心理学会編、実務教育出版
「脳のしくみ」新井康允著、日本実業出版
毎回のレスポンスペーパーと期末試験の成績により評価する。
「序論:心のありか、ソマティック・マーカー仮説」 心や精神がどのように考えられてきたかを歴史的
に理解する。情動が体の働きや個人の社会行動と密接に結びついていることを学ぶ。
「神経系の構造と発生」 脳や脊髄のマクロな構造を学ぶ。胚からどのように脳や脊髄が発生するかにつ
いて学ぶ。
「ニューロンの働き①」 ニューロンの機能的な構成を学ぶ。ニューロンによるアナログ-ディジタル変
換(A-D 変換)とは何かを学ぶ。
「ニューロンの働き②」 ニューロンによる情報伝達に関して、シナプス伝達と神経伝達物質および伝達
物質の受容体について学ぶ。受容体刺激薬や遮断薬の精神心理学への応用例について学ぶ。
「末梢神経系① 体性神経系」 体性神経系の構成を学ぶ。体性神経による反射の例として、伸張反射に
よる筋肉長の調節について学ぶとともに、生体機能のフィードバック調節の概念を理解する。
「末梢神経系② 自律神経系」 自律神経系の構成を学ぶ。自律神経調節に関わる伝達物質と受容体刺激
薬や遮断薬の具体例について学ぶ。
「感覚系① 視覚」 眼球の構造、網膜の構造と視覚情報の発生、視覚伝導路、立体視のメカニズム、視
覚異常などについて学ぶ。成人と乳幼児における視力測定法について学ぶ。
「感覚系② 味覚・嗅覚」 味細胞、味覚伝導路について学ぶ。嗅細胞、嗅覚伝導路、嗅覚が生体リズム
に与える影響について学ぶ。味覚に及ぼす情動の影響、鋤鼻器官の役割について学ぶ。
「感覚系③ 聴覚・平衡感覚、体性感覚」 聴覚と平衡感覚の発生メカニズムとそれぞれの感覚障害につ
いて学ぶ。体性感覚とその伝導路について学ぶ。言語中枢と母語の獲得過程について学ぶ。
「中枢神経系① 延髄・中脳、視床・視床下部」 延髄と中脳の基本的役割を学ぶ。視床と視床下部の基
本的役割を学ぶ。
「中枢神経系② 小脳・大脳皮質」 小脳の働き、小脳における手続き記憶について、大脳皮質の機能局
在、右半球と左半球の機能の違い、半球機能の男女差などについて学ぶ。
「中枢神経系③ 大脳辺縁系」 海馬と記憶、大脳辺縁系と情動および生体リズムとの関わりを理解する。
光環境や匂い環境が生体リズムに与える影響について学ぶ。
「情動と情動反応」 自律神経機能や免疫機能と情動、姿勢や表情、発声に現れる情動反応について学ぶ。
コミュニケーションにおける情動の役割を学ぶ。ストレスと情動、ストレス対処行動と健康に関するアン
トノフスキーの健康生成仮説を学ぶ。
「睡眠と覚醒のリズム」 睡眠の構成と機能について学ぶ。現代人における睡眠の問題点と睡眠の質を高
める方策について学ぶ。
「脳の可塑性と記憶・学習」 神経回路の生後発達について学ぶ。記憶・学習の基本メカニズムである神
経回路網の可塑性について学ぶ。ヘッブ・ルールや共分散学習などの学習理論を学ぶ。
考
103
[専門科目領域/専門基礎科目群/心理学系]
必修
選択
科目名
神経心理学
(作業療法学科)
区分
担当教員
必修
小沢
健一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
ヒトは「考え・行動し・感じる」これらの源は脳であり神経系のなす事象である。医療福祉に携わる者と
してその知識の基本を身につけておかなければならない。ここでは脳についてのさまざまな基礎を学習す
る。
学 習 目 標
臨床場面で多く遭遇する、中枢系疾患、精神疾患、認知症、発達障害などは、多くが高次脳機能障害であ
る。今後それらの、評価学、治療学を学んでいく際に必要な知識を身につけることが目標となる。
授 業 概 要
講義形式:脳はどんな働きをしているの?こころとは?など、ヒトの高次脳機能(脳の構造)を理解し、
その障害により、どのような症状が現れるのか、その概要を学ぶ。
教
科
書
増補新版
参
考
書
成績評価方法
授
業
神経心理学入門、J・グレアム・ボーモント著、安田一郎訳、青土社、2009
知・情・意の神経心理学、山鳥重著、青灯社、2008
神経心理学コレクションシリーズ
医学書院
筆記試験(中間 30、期末 70)100%
第 1 回
神経心理学概論
第 2 回
中枢神経系の構造
第 3 回
前頭葉の働き
第 4 回
側頭葉の働き
第 5 回
頭頂葉の働き
第 6 回
後頭葉の働き
第 7 回
中間まとめ
第 8 回
言語
第 9 回
左右の脳半球間連絡
第10回
視覚情報の処理
第11回
聴覚情報の処理
第12回
記憶や学習のメカニズム
第13回
電気生理学と画像診断
第14回
個人差・ジェンダー・利き手について
第15回
神経心理学知見のリハビリテーションへの応用
計
画
備
考
「脳・こころ」についてのさまざまな知識を、興味を持って復習をしておくこと。
104
[専門科目領域/専門基礎科目群/基礎医学系/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
生理学演習
(平成26年度以前入学生)
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
備
区分
必修(作)
選択(福)
担当教員
志村
まゆら
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
後期
医学の基礎として、基本的知識な身体の仕組みと働きを理解することを目的とする。本科目では、感覚機
能、自律機能(循環、呼吸、消化と吸収)、栄養の代謝、体温調節の仕組み、内分泌、排泄機能について
学び、病態生理を理解する前提となる基礎的な知識を身につける。
①
感覚機能、②血液の働き、③自律機能(循環・呼吸・消化と吸収)
、④代謝と体温、⑤内分泌
泄について説明できる。
⑥排
上記の①から⑥について、画像、資料、模型、検査器機、練習問題を利用して講義する。
生理学 第 3 版 著:内田さえ 他 編:東洋療法学校協会 出版社:医歯薬出版株式会社
PT・OT 基礎から学ぶ生理学ノート 医歯薬出版株式会社 第 2 版
シンプル生理学 改訂第 6 版 著:貴邑冨久子 出版社:南江堂
標準生理学 第 8 版 編:小澤 瀞司/福田 康一郎 他 出版社:医学書院
小テスト 20%、中間試験 30%、定期試験 50%で評価する。
感覚 1:
適刺激、感覚の投射、周辺抑制、受容器と興奮伝達、皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚について学習する。
感覚 2:
痛覚、特殊感覚(聴覚、平衡感覚)について学習する。
感覚 3:
特殊感覚(味覚、嗅覚、視覚)について学習する。
自律神経概論:
交感神経、副交感神経、内臓求心性神経、伝達物質と受容体、自律神経反射について学習する。
血液 1:血球の働き(赤血球、白血球、血小板)
、ヘマトクリット、血液沈降速度、血漿の作用、血液凝
固と線溶系、血液型(ABO 式、Rh 式)について学習する。
循環 1:
心臓の働き(性質、刺激伝導系、心機能)
、心電図について学習する。
循環 2:
脈管系の働き、血圧、循環の調節、特殊循環、リンパ系について学習する。
呼吸 1
呼吸運動、肺の換気機能、ガス交換とガスの運搬について学習する。
呼吸 2:
呼吸の調節機能、呼吸の異常について学習する。第 1 回~第 7 回までに学習した内容を再度確認する。
消化と吸収 1:
口腔と食道、胃、小腸、膵臓、台帳、肝臓について学習する。
代謝と体温調節:栄養素と代謝、エネルギー代謝(基礎代謝、安静時代謝、エネルギー代謝率)について
学習する。核心温度と外殻温度、産熱と放熱、体温調節、体温異常、暑さ寒さへの適応について学習する。
内分泌 1:
ホルモン一般の性質、各種ホルモン(視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺)の作用について学習する。
第13回
内分泌 2:各種ホルモン(膵臓、副腎、性ホルモンと生殖)の作用、ホルモン異常について学習する。
第14回
排泄:
腎臓の機能、体液の調節、排尿調節について学習する。
第15回
生理学演習のまとめ
考
4回欠席すると単位を取得できない。
105
106
専
専
門
門
科
目
科
領
目
【理学療法学科】
域
群
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
理学療法演習Ⅰ-1
区分
担当教員
必修
高木
大輔
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
学 習 目 的
理学療法士としてだけでなく,社会人として必要な資質を習得する.
また,1 年次に求められる基礎医学知識の予習・復習を行う.
学 習 目 標
異学年とのコミュニケーションを積極的に行うことができる.
基礎医学知識(解剖学)について理解する.
授 業 概 要
骨解剖を中心に勉強し、また骨解剖のプレゼンテーションを行う.1年次に学習する基礎医学【解剖学】
を教員指導のもと復習を行う.教員指導のもと、実際に骨の触診も体験する.
教
科
書
大野忠雄 トートラ 人体の構造と機能 第 4 版 丸善株式会社 2012
青木隆明 他 運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹 改訂第 2 版 メジカルビュー
2012
青木隆明 他 運動療法のための機能解剖学的触診技術 上肢 改訂第 2 版 メジカルビュー 2011
参
考
書
成績評価方法
授
業
出席状況、期末試験などにより総合的に判定する.
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
骨解剖講義(頭部・体幹)高木 担当
第 3 回
ボーニー作成、触診(頭部・体幹)その他の教員 担当
第 4 回
骨解剖講義(上肢①)高木 担当
第 5 回
ボーニー作成、触診(上肢①)その他の教員
第 6 回
骨解剖講義(上肢②)高木 担当
第 7 回
ボーニー作成、触診(上肢②)その他の教員
第 8 回
骨解剖講義(下肢①)高木 担当
第 9 回
ボーニー作成、触診(下肢①)その他の教員
第10回
骨解剖講義(下肢②)高木 担当
第11回
ボーニー作成、触診(下肢②)その他の教員
第12回
プレゼンテーション準備①
その他の教員
※2
第13回
プレゼンテーション準備②
その他の教員
※2
第14回
プレゼンテーション
第15回
総括
※1
※2
※1
担当
※2
担当
※2
担当
※2
担当
※2
※1
※1
計
画
備
考
※1
その他の教員
※2
※1
骨解剖講義は,必要な骨の名称,解剖学的な特徴についての知識を概説する.
その他の担当教員:石黒,三科,成田,村松,髙村(浩),粕山,関口,升,生友,荒川
※1 大教室において全体で実施する
※2 指定された教室での活動とし,教員の指示に従い実施する.
107
他
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
理学療法演習Ⅰ-2
区分
必修
担当教員
高木
大輔
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
後期
他
学 習 目 的
理学療法士としてだけでなく,社会人として必要な資質を習得する.
また,1 年次に求められる基礎医学知識の予習・復習を行う.
学 習 目 標
異学年・教員とのコミュニケーションを積極的に行うことができる.
基礎医学知識(骨・筋解剖)を実際に応用させることについて体験する.
授 業 概 要
臨床実習Ⅰに関する報告を行う.前期で学んだ骨解剖,触診の復習とともに,教員指導のもと筋肉の触診
も体験する.
教
科
書
大野 忠雄 トートラ 人体の構造と機能 第 4 版 丸善株式会社 2012
青木隆明 他 運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹 改訂第 2 版 メジカルビュー
2012
青木隆明 他 運動療法のための機能解剖学的触診技術 上肢 改訂第 2 版 メジカルビュー 2011
参
考
書
成績評価方法
授
業
出席状況、定期試験などにより総合的に判定する.
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
臨床実習Ⅰ
活動報告①
第 3 回
臨床実習Ⅰ
活動報告②
第 4 回
触診(上肢)①
骨(関節可動域測定に必要なランドマーク)
第 5 回
触診(上肢)②
骨(関節可動域測定に必要なランドマーク)
第 6 回
触診(下肢)①
骨(関節可動域測定に必要なランドマーク)
第 7 回
触診(下肢)②
骨(関節可動域測定に必要なランドマーク)
第 8 回
触診(体幹)①
骨(関節可動域測定に必要なランドマーク)
第 9 回
触診(上肢)①
筋(三角筋、大胸筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋、上腕筋、腕橈骨筋、円回内筋)
第10回
触診(上肢)②
筋(橈・尺側手根屈筋、浅指屈筋、長・短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋、総指伸筋)
第11回
触診(下肢)①
筋(腸腰筋、縫工筋、大臀筋、ハムストリングス、中臀筋、大腿筋膜張筋)
第12回
触診(下肢)②
筋(薄筋、長内転筋、大腿四頭筋、前脛骨筋、長腓骨筋、腓腹筋、ヒラメ筋)
第13回
触診(体幹)①
筋(前鋸筋、僧帽筋、大菱形筋、小菱形筋、棘下筋、小円筋、大円筋、広背筋)
第14回
復習
第15回
統括
計
画
触診は,教員と 4 年生を中心に指導していく.また,最後に鍛錬した成果を教員に確認してもらいテス
トを実施する.
備
考
その他の担当教員:石黒 友康,三科
升 佑二郎,関口
貴博,成田
賢人,荒川
108
崇矢,村松
聡美,生友
憲,髙村
聖子
浩司,粕山
達也,
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
理学療法概論
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
授
業
必修
担当教員
石黒
友康
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
他
討論をする事で、意見を聞く、意見を表明するといった医学徒としての基本的行動を身につける。
①
②
③
④
⑤
①
②
③
④
教
区分
理学療法全般の見識を深め、業務の概略を理解できる。
理学療法士の社会的、職業的役割、立場を理解できる。
理学療法士に必要な資質を理解できる。
他人の意見を聞き、考えを集約する習慣を身につける。
理学療法の中心的疾患に対する理学療法を学ぶ。
学生各人の理学療法士像を明らかにし、理学療法士になるための心構えを明確にする。
意見を述べる、意見を聞く、議論するといった論理的な思考や態度を身につける。
理学療法の歴史・リハビリテーションにおける位置付け・対象となる障害と業務内容などについて解
説し、障害のとらえ方・世界の理学療法の現状・日本の理学療法の現状と展望などについて学ぶ。
中枢神経系、整形外科系、地域における理学療法の概略を学ぶ。
「リッツカールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと」
林田正光著
あさ出版
成績はゼミ単位で判定する。メンバーの出席状況(40%)、ゼミ討論への参加状況(40%)、発表の完成度
(20%)等が判定基準となる。授業中の態度は厳しく判定し、まじめに取り組まない学生、授業態度が不良
な学生は受験を認めない。
講義のオリエンテーションを行う
将来の自分のあり方を考える
第 2 回
社会における地位と役割について考える
第 3 回
「医療職に大切なこと」グループ発表・討論を行う
第 4 回
医学的リハビリテーションの考え方を理解する
第 5 回
理学療法士の仕事を理解する
第 6 回
理学療法を取り巻く法律を理解する(担当
第 7 回
「私はこのような理学療法士になりたい、そのために何が必要か」グループ発表・討論を行う
第 8 回
伝えるための技術を学ぶ
第 9 回
円滑な人間関係を築くためには何が必要か
第10回
整形外科疾患に対する理学療法を知る(担当
第11回
中枢神経系疾患に対する理学療法を知る(担当
第12回
病院退院後の在宅、通所における理学療法を知る(担当
生友)
第13回
病院退院後の在宅、通所における理学療法を知る(担当
荒川)
)
第14回
臨床実習Ⅰに向けて準備する
第15回
まとめ
三科)
計
画
備
考
他担当教員:三科
貴博、粕山
達也、髙村
109
グループ討論・発表を行う
粕山)
髙村)
浩司、生友
聖子、荒川
聡美
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
臨床実習Ⅰ
必修
選択
区分
必修
担当教員
三科
貴博
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
前期
学 習 目 的
理学療法の現場を見学することを通して理学療法士の業務内容、医療倫理、接遇について理解する
学 習 目 標
理学療法士の業務内容を説明できる
医療人として必要な倫理観を身につける
授 業 概 要
医療施設内のリハビリテーション関連部門を見学し、理学療法士の業務内容を学習する
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
特に指定しない
成績評価方法
実習中の出席状況、実習態度、学科指定の提出物、学外実習評価表、および実習終了後の学内症例報告会
の実施状況をふまえ総合的に評価する。
授
業
基本的に夏季休業期間中、学外実習協力施設にて 1 週間実習を行う。
実習計画は配属された各実習施設により異なる。
計
画
備
考
他担当教員:石黒、成田、村松、髙村(浩)
、粕山、関口、高木
110
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
理学療法用語論
学 習 目 的
学 習 目 標
必修
選択
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
2
1
前期
選択
専門家は用語や知識の正確性,専門性を要求されるため,辞書の活用や用語の意味を理解する行動に長け
ている必要がある.医療は日進月歩の発展を続けており,常に最新情報を取得・活用して,患者に最良の
治療を行うことが求められている.この科目では,医学や理学療法に関する文献を読みながら,辞書の活
用方法や専門的思考方法を習得する.
専門家として医学用語や理学療法用語などの意味を正確に理解でき,説明できる.
専門外用語に対しても,すばやく辞書を活用できる.
科学論文を読み解くポイントをつかみ,情報を円滑に,正確に理解できる.
授 業 概 要
理学療法士として触れる用語を自身で調べ,複数ある情報をまとめる鍛錬をする.
グループごとに課題を行い,調べた内容を授業で発表する.
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
学生各自が持っている辞書,辞典(国語,英和,英英,和英など)
,図書館にある本などを利用
成績評価方法
授
業
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
科学的思考(標準・基準、分析・解析、主観・客観、普遍・不変、数・量、技能・技術)
第 3 回
運動の用語(瞬間・平均、動作・行為、姿勢・肢位、反応・反射、静止・平衡)
第 4 回
生活、障害の用語1(自立・自律、量・質、廃用・誤用・過用、変性・変形)
第 5 回
生活、障害の用語2(障害・傷害、運動麻痺・筋力低下)
第 6 回
病理学用語(成長・増殖、未分化・分化、修復・再生、肥大・過形成)
第 7 回
2~6 回のまとめ,8~14 回の説明
第 8 回
中枢神経系の疾患と症状 1(脳梗塞、脳出血、頭部外傷、脊髄損傷)
第 9 回
中枢神経系の疾患と症状 2(パーキンソン病、脳性麻痺、アルツハイマー病、認知症)
第10回
呼吸器系疾患の症状(COPD、気管支喘息、肺線維症、肺癌)
第11回
循環器系疾患の症状(心筋梗塞、心不全)
第12回
内部障害系疾患の症状(糖尿病、高脂血症、肥満症、痛風)
第13回
整形外科疾患の症状 1(大腿骨頚部骨折、変形性股関節症)
第14回
整形外科疾患の症状 2(腰椎椎間板ヘルニア、肩関節周囲炎)
第15回
まとめ
計
画
備
出席状況,期末テスト(ノート持ち込み可)などで総合的に評価する
考
111
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
理学療法演習Ⅱ-1
必修
選択
区分
必修
担当教員
生友
聖子
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
前期
学 習 目 的
理学療法士としてだけでなく、社会人として必要な資質を習得する。
また、2 年次に求められる評価技術の復習を行う。
学 習 目 標
異学年とのコミュニケーションを積極的に行うことができる
理学療法検査・測定を安全かつ正確に行うことができる。
授 業 概 要
理学療法学科全学年の縦割り活動を通して、これまで学習した理学療法検査、測定技術を各担当教
員の指導のもと復習を行う。
教
書
指定しない。
書
理学療法評価学 (理学療法学 ゴールド・マスター・テキスト1) 編:柳澤 健 出版社:メジカル
ビュー
図解 理学療法検査・測定ガイド 編:奈良勲、内山靖 出版社:文光堂
新徒手筋力検査法 第 9 版 Hislop HJ 他 訳:津山直一 出版社:協同医書出版社
参
科
考
成績評価方法
授
業
出席、参加態度、筆記試験にて総合的に判断する。
第 1 回
オリエンテーション:※1
第 2 回
解剖学的ランドマークの復習:※2
第 3 回
関節可動域測定の復習①:※2
第 4 回
関節可動域測定の復習②:※2
第 5 回
関節可動域測定の復習③:※2
第 6 回
関節可動域測定の復習④:※2
第 7 回
関節可動域測定の復習⑤:※2
第 8 回
形態測定の復習①:※2
第 9 回
形態測定の復習②:※2
第10回
徒手筋力検査の復習①:※2
第11回
徒手筋力検査の復習②:※2
第12回
徒手筋力検査の復習③ :※2
第13回
徒手筋力検査の復習④:※2
第14回
徒手筋力検査の復習⑤:※2
第15回
総括:※1
計
画
備
考
他理学療法学科教員:石黒友康、三科貴博、成田崇矢、村松憲、髙村浩司、粕山達也、関口賢人、
高木大輔、荒川聡美、生友聖子 他
※1 大教室において全体で実施する
※2 指定された教室での活動とし、教員の指示に従い実施する。
112
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
必修
選択
理学療法演習Ⅱ-2
区分
必修
担当教員
生友
聖子
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
後期
学 習 目 的
理学療法士としてだけでなく、社会人として必要な資質を習得する。
また、2 年次に求められる評価技術の復習を行う。
学 習 目 標
異学年とのコミュニケーションを積極的に行うことができる。
理学療法検査・測定を安全かつ正確に行うことができる。
授 業 概 要
理学療法学科全学年の縦割り活動を通して、これまで学習した理学療法検査、測定の練習を各担当教員指
導のもと行う。
教
書
指定しない。
書
理学療法評価学 (理学療法学 ゴールド・マスター・テキスト1) 編:柳澤 健 出版社:メジカルビュー
図解 理学療法検査・測定ガイド 編:奈良勲、内山靖 出版社:文光堂
新徒手筋力検査法 第 9 版 Hislop HJ 他 訳:津山直一 出版社:協同医書出版社
ベッドサイドの神経の診かた 改訂 17 版 著:田崎義昭、斉藤佳雄 出版社:南山堂
参
科
考
成績評価方法
授
業
出席、参加態度、発表内容、筆記試験にて総合的に判断する。
第 1 回
オリエンテーション:※1
第 2 回
各検査項目(関節可動域測定、徒手筋力検査、筋緊張・反射検査、脳神経検査、麻痺の診かた、失調症の
検査)の復習①:※2
第 3 回
各検査項目の復習②:※2
第 4 回
各検査項目の復習③:※2
第 5 回
各検査項目の復習④:※2
第 6 回
各検査項目の復習⑤:※2
第 7 回
各検査項目の復習⑥:※2
第 8 回
各検査項目の復習⑦:※2
第 9 回
各検査項目の復習⑧:※2
第10回
各検査項目の復習⑨:※2
第11回
症例のまとめ方、検査結果の解釈のしかた:※1
第12回
実技実習に向けての準備①:※2
第13回
実技実習に向けての準備②:※2
第14回
実技実習のまとめ:※2
第15回
発表:※2
計
画
備
考
後期授業期間中、1 日の実技体験実習を行う。
他理学療法学科教員:石黒友康、三科貴博、成田崇矢、村松憲、髙村浩司、粕山達也、関口賢人、
高木大輔、荒川聡美、生友聖子 他
※1 大教室において全体で実施する
※2 指定された教室での活動とし、教員の指示に従い実施する。
113
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
理学療法診断学
区分
必修
担当教員
関口
賢人
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
学 習 目 的
理学療法評価の意義を理解し、臨床実習等で必要な理学療法検査・測定を行うことができる。
学 習 目 標
①
②
授 業 概 要
理学療法における評価および検査の意義を解説し、ついで代表的な検査・測定方法を解説、実技練習を行
う。
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
リスク管理に必要なバイタルサインの計測が正確に行うことができる。
理学療法評価に必要な神経学的検査を正確に行うことができる。
ベッドサイドの神経の診かた 改訂 17 版 著:田崎義昭、斉藤佳雄 出版社:南山堂
図解 理学療法検査・測定ガイド 第 2 版 編:奈良勲、内山靖 出版社:文光堂
【2冊とも必ず購入すること】
理学療法評価学 (理学療法学 ゴールド・マスター・テキスト1) 編集:柳澤 健 出版社:メジカルビ
ュー
期末試験 70%、実技試験 30%、その他(出席状況、授業態度)によって総合的に評価する。
オリエンテーション:理学療法評価学総論
評価とは?理学療法における評価の位置づけ、評価に必要な検査項目とはなにか?
病歴のとりかた:問診方法
疾患ごとの適切な問診方法について学習する。
リスク管理
バイタルサインの計測方法について学習する。
筋肉、筋緊張の診かた
骨、筋、腱、の触診方法について学習する。
筋肉、筋緊張の診かた
筋緊張状態の検査方法、記録の方法について学習する。
反射の診かた1:反射総論
反射の生理学、理学療法における反射検査の位置づけ、反射検査の紹介
反射の診かた2:反射検査実習①
腱反射(筋伸長反射)
、表在反射、病態反射について実習する。
実技試験①
感覚の診かた1:感覚総論
感覚の生理学、理学療法における感覚検査の位置づけ、感覚検査方法の紹介
感覚の診かた2:表在感覚検査実習
痛覚、触覚、温度覚の検査方法について学習する。
感覚の診かた3:深部感覚検査実習
関節覚、振動覚の検査方法について実習する。
脳神経の診かた1:脳神経総論
脳神経の解剖と機能 理学療法における脳神経検査の位置づけ、脳神経検査方法の紹介
脳神経の診かた2:脳神経検査実習①
脳神経(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅴ)
(Ⅶ)
(Ⅷ)の検査方法について学習する。
脳神経の診かた3:脳神経検査実習②
脳神経(Ⅲ、Ⅳ、Ⅵ)
(Ⅸ、Ⅹ)
(ⅩⅠ)
(ⅩⅡ)の検査方法について学習する。
実技試験②
実習にふさわしい格好(身体の測定部位がある程度露出できるもの)で臨むこと。
その他担当教員:粕山 達也、高木 大輔
114
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
理学療法評価学
区分
担当教員
必修
粕山
達也
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
学 習 目 的
正確な検査を行うための技術や手順を身につける。
学 習 目 標
1. 学生は正確に関節可動域検査を行うことができる。
2. 学生は正確に徒手筋力検査を行うことができる。
3. 学生は正確に形態計測を行うことができる。
授 業 概 要
講義にて検査の概要を理解し、次いで実習により正確な検査が実施できるようにする。
教
科
書
理学療法評価学 (理学療法学 ゴールド・マスター・テキスト) 柳澤 健 メジカルビュー社
新徒手筋力検査法 第 9 版 Hislop HJ 他 津山直一(翻訳) 協同医書出版社
参
考
書
成績評価方法
授
業
全体を 100%として、確認試験 10%、実技試験 40%、筆記試験 50%により判定する。
第 1 回
オリエンテーション
理学療法における評価
【講義】
第 2 回
関節可動域測定の目的を学ぶ
【講義】
第 3 回
肩・肘・手の関節可動域測定を行う
【実技】
第 4 回
上肢(肩・肘・手)の関節可動域
第 5 回
股・膝・足関節および体幹の関節可動域測定を行う
【実技】
第 6 回
下肢・体幹の関節可動域
【実技】
第 7 回
徒手筋力検査の目的を学ぶ
【講義】
第 8 回
肩関節・肘関節・手関節の徒手筋力検査を行う
【実技】
第 9 回
上肢(肩・肘・手)徒手筋力検査
【実技】
第10回
股関節・膝・足関節および体幹の徒手筋力検査を行う
【実技】
第11回
下肢(股・膝・足)と体幹
【実技】
第12回
形態計測(四肢長・周径)を行う
【実技】
第13回
形態計測(四肢長・周径)
【実技】
第14回
関節可動域測定
第15回
徒手筋力検査
確認試験
【実技】
確認試験
計
画
備
考
確認試験
徒手筋力検査
確認試験
確認試験
四肢長・周径
実技試験
実技試験
【試験】
【試験】
実技:身体の基準となる部位を触知しやすい服装で臨むこと。
(ジャージ、Tシャツ等)
実技試験:ケーシー着用、清潔感のある格好で臨むこと(頭髪、爪等)
筆記試験:国家試験形式 50 問を出題
その他担当教員:関口 賢人、高木 大輔
115
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
理学療法評価学実習
区分
必修
担当教員
粕山
達也
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
後期
他
学 習 目 的
1)理学療法の対象となる代表的な中枢神経疾患の評価に必要な検査について学習する。
2)理学療法評価学で学習した基本的な検査について計測技術の向上を目的に練習する。
学 習 目 標
1)中枢神経疾患患者の基本的な検査測定について理解する。
2)理学療法における基本的な検査について正確に実施することができる。
授 業 概 要
授業の前半では、座学と平衡して中枢神経疾患における基本的検査測定について説明と練習を行う。後半
では、評価学にて学習した検査方法について練習と確認を行う。
教
科
書
理学療法評価学 (理学療法学 ゴールド・マスター・テキスト)
参
考
書
成績評価方法
柳澤 健
メジカルビュー社
全体 100%として出席・発表・授業参加 20%,期末試験 80%(9 回以下の出席は期末試験受験資格無し)
で評価する。
第 1 回
・オリエンテーション 評価について
・関節可動域測定、MMT、神経学的検査法の復習 A-1(粕山、荒川)
第 2 回
・脳血管疾患について(粕山)
・関節可動域測定、MMT、神経学的検査法の確認 A-2(粕山、荒川)
第 3 回
・中枢神経症状について(粕山)
・関節可動域測定、MMT、神経学的検査法の復習 B-1(粕山、荒川)
第 4 回
・運動麻痺の診かた(Brunnstrom Stage, 上田式12段階評価, Modified Ashworth Scale
・関節可動域測定、MMT、神経学的検査法の確認B-2(粕山、荒川)
第 5 回
・協調運動障害の評価(指鼻試験、線引き試験 など)
・関節可動域測定、MMT、神経学的検査法の復習 C-1(粕山、荒川)
第 6 回
・バランス機能の評価①(姿勢筋緊張、姿勢反射の診かた)
・関節可動域測定、MMT、神経学的検査法の確認B-2(粕山、荒川)
第 7 回
・バランス機能の評価②(Functional Reach,
・評価の実際①
第 8 回
・疼痛の評価(Visual Analog Scale, Body map など)
・評価の実際②
第 9 回
・整形外科検査の概要①(上肢、頸部)
・評価の実際②
第10回
・整形外科検査の概要②(下肢、腰部)
・評価の実際②
第11回
・高次脳機能の評価①
・評価の実際②
(認知、注意機能評価:長谷川式認知症スケール、MMSE、など)
第12回
・高次脳機能の評価②
・評価の実際②
(失語症、失行、失認など)
第13回
・摂食・嚥下機能
・評価の実際②
(観察評価、顔面筋緊張評価、反復唾液嚥下テスト、水飲みテスト
第14回
・歩行機能の評価
・評価の実際②
(10m歩行速度、6分間歩行距離、生理的コスト指数
第15回
日常生活活動の評価
備考
実習にふさわしい恰好で臨むこと。遅刻は原則として認めない。
試験:国家試験問題形式 50 問
その他担当教員:荒川 聡美
授
業
計
画
Berg balance scale, Timed Up and Go test
(Barthel Index, FIM など)
116
など)
など)
など)
など)
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
運動療法学
学 習 目 的
学 習 目 標
区分
必修
担当教員
村松
憲
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
安全かつ効果的に運動療法を施行することができるようになるために、運動療法の基本原理や運動療法が
身体に及ぼす影響について理解し、基本的な運動療法を患者に施行できるようにする。
・各種運動療法が身体に及ぼす影響について説明できるようになる。
・各種運動療法の適応について説明できるようになる。
・各種運動療法のリスクについて説明できるようになる。
授 業 概 要
本授業は運動療法の論理的背景と実地方法の概要について解説するものである。
教
科
書
運動療法学
参
考
書
リハビリテーション基礎医学
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
画
第 9 回
第10回
第11回
第12回
備
障害別アプローチの理論と実際
第2版
編集
第2版
編集
上田敏ほか
市橋則明
医学書院
文光堂
2008 年
1994 年
期末試験で評価を行う。
[はじめに]オリエンテーション、運動療法の歴史、運動療法の定義と目的、
運動療法の対象となる疾患
[関節の機能と関節可動域制限] 関節の種類、関節軟骨の機能、関節液の
機能、コラーゲンの架橋現象、関節軟骨の栄養障害と破壊、拘縮と強直、
不動期間と関節可動域制限
[関節可動域運動] 関節可動域運動の目的、間欠的筋伸張、持続的筋伸張、
他動的関節可動域運動、自動関節可動域運動、自動介助関節可動域運動、
ストレッチの効果
[筋張力発生の機序と筋張力減少]運動単位の種類、ヘンネマンのサイズの
原理、筋長と筋張力、筋収縮速度と筋張力、不動と運動単位、不動と筋の
蛋白合成の変化
[筋力増強運動]筋力増強運動の目的、過負荷の原則、運動負荷と筋の蛋白
合成、運動による運動単位動員の変化、等尺性収縮、等張性収縮、等速性
収縮、デローム法、バイオフィードバック
[筋持久力・全身持久力とその障害] 筋持久力、全身持久力、疲労の種類
(末梢性疲労、中枢性疲労、精神性疲労)
、筋アイソフォームの変化、呼吸
の障害と持久力、循環障害と持久力
[持久力増強運動]運動と筋アイソフォームの変化・呼吸循環機能の変化、
運動強度の設定、動員される筋線維の質と運動強度、運動強度と呼吸循環
反応、身体活動量(RMR、METs)
[代謝機能と運動療法] ATP-CP系、解糖系、有酸素系、インスリンの作用、
身体活動量とエネルギー代謝、運動が代謝に及ぼす影響
[中枢神経による運動制御とその障害1]随意運動と不随意運動、中枢神経の
進化と階層構造、大脳皮質による運動制御、皮質下構造による運動制御、
大脳の障害、伝導路の障害
[中枢神経による運動制御とその障害2]大脳と脳幹・脊髄・小脳の接続、脳
幹および脊髄反射による運動制御、小脳による運動調節、脊髄反射の異常
と運動障害、小脳の障害と運動失調
[中枢神経障害に対する運動療法] 中枢神経障害の運動療法の目的、シナ
プス電位の加重と促通・抑制手技、姿勢反応と促通・抑制手技、運動学習
を用いた運動療法
[行動変容プログラム] ヘルスプロモーションの手法としての行動変容プ
ログラム、アドヒアランス、行動変容ステージモデル、自己効力感、セル
フモニタリング、動機づけ
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:村松憲
担当教員:成田崇矢
第13回
[運動指導の実際1] 継続につながる運動指導のコツ
担当教員:成田崇矢
第14回
[運動指導の実際2] 継続につながる運動指導のコツ
担当教員:成田崇矢
第15回
[運動療法学の未来] 運動療法学に関連する最新の研究紹介
担当教員:村松憲
考
その他担当教員:成田
崇矢
117
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
運動解剖学
必修
選択
区分
担当教員
必修
関口
賢人
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
触診(Palpation)の目的、意義、方法を実技を通して学び、理学療法評価、治療に必要な技術として、
身体組織を体表から適切に触れることができるようにする。
学 習 目 標
1.各身体部位の組織ごとに適切な触診ができる。
2.理学療法評価の中で、適切に触診技術を使用できる。
授 業 概 要
各身体部位の機能解剖について説明後、体表から骨、関節、筋肉、靱帯、神経をトレース(組織を水性ペ
ンでなぞる)し、触診練習を行う。
教
科
書
運動学テキスト
参
考
書
骨格筋の形と触察法 改訂第 2 版 著:河上敬介、磯貝香 他 出版社:大峰閣
運動療法のための機能解剖学的触診技術 上肢 改訂第2版 監:青木隆明 出版社:メジカルビュー社
運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹 改訂第2版 監:青木隆明 出版社:メジカルビュー社
成績評価方法
授
業
監修:細田多穂
出版社:南江堂
期末試験 70%、実技試験 30%、その他(出席状況、授業態度)によって総合的に評価する。
第 1 回
触診(Palpation)の目的、意義、方法
第 2 回
肩甲帯部の機能解剖と触診①(肩甲骨と筋のトレース)
第 3 回
肩甲帯部の機能解剖と触診②(胸骨・鎖骨と筋のトレース)
第 4 回
肘関節部の機能解剖と触診(上腕骨・橈骨・尺骨と筋のトレース)
第 5 回
手関節部の機能解剖と触診(手根骨と筋のトレース)
第 6 回
実技試験①
第 7 回
股関節部の機能解剖と触診①(骨盤帯と筋のトレース)
第 8 回
股関節部の機能解剖と触診②(大腿骨と筋のトレース)
第 9 回
膝関節部の機能解剖と触診(脛骨・腓骨・膝蓋骨と筋のトレース)
第10回
足関節部の機能解剖と触診(足根骨と筋のトレース)
第11回
頸部・胸部の機能解剖と触診(胸椎と筋のトレース)
第12回
腰部の機能解剖と触診(腰椎と筋のトレース)
第13回
実技試験②
第14回
末梢神経の機能解剖と触診(正中神経、尺骨神経、橈骨神経、坐骨神経、大腿神経)
第15回
理学療法評価における触診技術の応用(姿勢分析における触診技術の必要性を学ぶ)
計
画
備
考
毎回、触診しやすい服装で参加すること。
118
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
臨床実習Ⅱ
区分
必修
担当教員
成田
崇矢
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期(集中)
学 習 目 的
理学療法士としての基本的な資質を身につけ、理学療法で対象となる代表的な疾患に対して,各疾患に
応じた検査測定の意義の理解と施行できるようになる事を目的とする。
学 習 目 標
1.職業人としての望ましい態度・行動ができる。
2.対象者に合わせた評価を選択し実施することができる。
3.記録を作成することができる。
臨床実習指導者の指導のもとに実習施設や対象者の協力を得て行う。
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
1.実習内容
・実習施設の地域における特性やリハビリテーションにおける理学療法業務の理解を深める。
・治療場面の見学やリハビリテーション会議へ参加するなどの機会を得ることにより、対象者ごとの治
療目的や治療手段などの関連についての理解を深める。
・情報収集や評価実施に関係する理学療法部門および他部門との連絡や調整について理解を深める。
・記録用紙や検査について指導を受ける。
・情報収集や評価については、臨床実習指導者や職員から適宜援助を受けながら実施する。
・実施した内容を記録し、指導者に報告する。
2.提出課題
デイリーノート
ベッドサイドの神経の診かた
改訂17版(南山堂)
出席,実習態度,レポート課題等を総合的に評価する。
【学外実習】
内
授 業 計 画
容:学外における施設(病院等)にて、実際の患者に対する検査測定を実施する。
実施期間:3 週間
実施時期:後期(1 月~3 月中)
※上記各実習前にオリエンテーションを実施する。
※上記学外実習終了後に、担当した症例に対する発表、レポート作成を行う。
履修要件:
2年次後期までの必修の専門基礎科目と理学療法専門科目の単位を修得していること
備
考
その他の担当教員:石黒
高木
友康、髙村
大輔
119
浩司、村松
憲、三科
貴博、関口
賢人、粕山
達也、
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
バイオメカニクス
必修
選択
区分
選択
担当教員
堀内
一美
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
学 習 目 的
身体の動きやその異常をより科学的にとらえるための基礎を学ぶ。
学 習 目 標
基礎的な物理学・数学を使う事により簡単な身体の動きを記述できる事を学び、より複雑な身体の動きを
記述するための基礎を作る。
授 業 概 要
1 年時の「生活と物理」を基礎として複雑な身体運動を扱う「バイオメカニクス」を学ぶために比較的簡
単な例をあげながら講義を進める。複雑な身体の動きを科学するために必要な数学の復讐・習得
もする。
教
科
書
教科書名:「スポーツ基礎数理ハンドブック」
参
考
書
プリントを配布する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
深大千之・柴山明著
出版社:朝倉書店
期末テスト(75%), 出席/小テスト(15%), 授業態度(10%)
オリエンテーション:講義の概要の説明。
バイオメカニクスとは?(1 年次の生活と物理の復習もします。
)
ベクトルと力-1
ベクトルと運動。
ベクトルの復習と力と運動の関係を学びます。3 次元ベクトルについても学ぶ。
ベクトルと力-2
ベクトルと行列式
ベクトルの掛算(内積・外積)や行列式について学び、人体での角度を求めることを学ぶ。
ベクトルと力-3
行列式の応用
回転を行列式であらわす。行列式の掛算。
質点の運動-1
運動における微分
微分の運動における意味。ベクトルの微分。
質点の運動-2
円運動を記述する。
運動における微分と積分の意味。
バイオメカニクス入門-1
並進運動
運動方程式の意味する事。
バイオメカニクス入門-2
回転運動
力-位置ベクトル-速度ベクトル-加速度ベクトル ラジアン
運動方程式と運動量
運動方程式と運動量や力積の関係を学ぶ。
運動方程式と運動エネルギー
運動方程式と運動エネルギーの関係を学ぶ。
回転運動における運動方程式(1)
回転力(モーメント), 角速度, 角加速度
回転運動における運動方程式(2)
回転力(モーメント), 慣性能率, 角運動量, 角運動エネルギー
剛体の運動1
剛体の並進運動。剛体における合力の求め方。
剛体の運動 2
剛体の回転運動。
剛体の運動 3
ちょっと複雑な剛体の運動。
理解度に応じて進行・内容が変わる可能性がある。できるだけ身体の姿勢・運動と関連づけて講義をする。
数学や物理関係のことはできるだけわかりやすく講義する。
オフィスアワー:火曜日(9:30-11:30am, 1:30-4:30pm)。
120
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
バイオメカニクス演習
必修
選択
区分
選択
担当教員
成田
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
後期
崇矢
学 習 目 的
身体の物理特性や,身体運動のメカニズムを,力学的に理解すること.
学 習 目 標
1.力学の概念を理解でき,説明できる.
2.姿勢や関節運動を力学の知識を使って表現できる.
3.重心や関節角度など,人間の運動の分析に必要な値を導くことができる.
授 業 概 要
人間の動きの画像を題材にして,力学知識を用いた人間の動きの表現方法を学ぶ.画像解析を行うことで
,力学知識の使い方を学ぶ.得られた計測データを使って,関節角度や重心を導く体験をする.
教
科
書
金子希公宥,福永哲夫 (編):「バイオメカニクス-身体運動の科学的基礎」,杏林書院,2004.(必ず購入
すること)
参
考
書
江原義弘,山本澄子編集:臨床歩行計測入門.医歯薬出版,2008
成績評価方法
授
業
レポート
第 1 回
〔身体運動の力学的基礎〕運動
第 2 回
〔身体運動の力学的基礎〕力と運動
第 3 回
〔身体運動の力学的基礎〕運動中にはたらく力
第 4 回
〔身体運動の力学的基礎〕回転運動
第 5 回
〔身体運動の力学的基礎〕仕事とエネルギー
第 6 回
〔身体運動の力学的基礎〕リンクセグメントモデル
第 7 回
〔キネマティクスとキネティクス〕キネマティクス
第 8 回
〔キネマティクスとキネティクス〕キネティクス
第 9 回
〔飛込競技バイオメカニクス〕
第10回
〔画像解析の実際〕座標値の取得 1
第11回
〔画像解析の実際〕座標値の取得 2
第12回
〔画像解析の実際〕角度算出 1
第13回
〔画像解析の実際〕角度算出 2
第14回
〔画像解析の実際〕角速度算出
第15回
まとめ
計
画
備
考
前期で開講される科目“バイオメカニクス”を受講しておくことを勧めますが,受講していなくても構い
ません.
121
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
理学療法演習Ⅲ-1
必修
選択
区分
必修
担当教員
粕山
達也
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
前期
学 習 目 的
3 年次の臨床実習に必要な知識の収集方法を取得する。
学 習 目 標
1)代表的な理学療法対象疾患に関する情報を収集し、ゼミ毎の意見をまとめて発表することができる。
2)代表的な理学療法対象疾患の知識に関して、発表を通じて質疑応答に正確に答えることができる。
3)各疾患に関する課題について発表を行い、異学年および他グループと討議することができる。
授 業 概 要
臨床実習で経験することが多い理学療法対象疾患について、事前に課題を提示しゼミグループ間で情報収
集を行う。さらに異学年に発表し、討議行う。
教
科
書
理学療法ハンドブック(改訂第4版):第 1 巻 理学療法の基礎と評価 協同医書出版社
理学療法ハンドブック(改訂第4版):第 3 巻 疾患別・理学療法基本プログラム 協同医書出版社
参
考
書
理学療法ハンドブック(改訂第4版):第 4 巻・疾患別・理学療法の臨床思考
成績評価方法
発表および提出物(20%)、期末試験(80%)によって総合的に判断する。
第 1 回
オリエンテーション(粕山)
第 2 回
症例情報の収集
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
第 8 回
第 1 症例の提示(整形外科疾患:大腿骨頚部骨折)
各ゼミ内での情報収集と討議
第 2 症例の提示(整形外科疾患:変形性関節症)
第1症例の発表および討議
各ゼミ内での情報収集と討議
第 2 症例の発表および討議
第 3 症例の提示(整形外科疾患:関節リウマチ)
各ゼミ内での情報収集と討議
第 3 症例の発表および討議
第 4 症例の提示(中枢神経疾患:脳血管障害)
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
各ゼミ内での情報収集と討議
第 4 症例の発表および討議
第 5 症例の提示(中枢神経疾患:パーキンソン病)
各ゼミ内での情報収集と討議
第 5 症例の発表および討議
第 6 症例の提示(中枢神経疾患:脊髄損傷)
各ゼミ内での情報収集と討議
第 6 症例の発表および討議
総括
*整形外科系、中枢神経系を合わせて 6 項目の疾患の知識に対する課題を行う。
*各ゼミにて情報収集および討議を中心とする
発表:2 ゼミ合同にて同症例の発表および討議を行う
提出物:各発表前週の金曜日 18 時までに提出
期末試験:国家試験形式の選択問題 50 問程度を予定
その他担当教員:石黒 友康、成田 崇矢、三科 貴博、村松 憲、髙村 浩司、関口
高木 大輔、荒川 聡美、生友 聖子 他
122
賢人、
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
必修
選択
理学療法演習Ⅲ-2
区分
必修
担当教員
粕山
達也
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
他
学 習 目 的
3 年次臨床実習の準備として、必要な知識の収集方法を取得する。
学 習 目 標
1)3 年次臨床実習に必要な代表的な理学療法対象疾患に関する情報を収集することができる。
2)疾患に関する課題について発表を行い、他学年および他グループと討議することができる。
3)模擬患者に対して、理学療法評価を実施し、情報をまとめることができる。
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
臨床実習で経験することが多い理学療法対象疾患について、事前に課題を提示しゼミグループ間で情報収
集を行う。さらに模擬患者演習(脊髄損傷中心)を実施し症例報告、レポート作成を行う。
理学療法ハンドブック(改訂第4版):第 1 巻 理学療法の基礎と評価 協同医書出版社
理学療法ハンドブック(改訂第4版):第3巻 疾患別・理学療法基本プログラム 協同医書出版社
出席 20%、症例レポート 80%にて総合的に判断する。
第 1 回
オリエンテーション(粕山)
第 2 回
脊髄損傷の症例提示
第 3 回
脊髄損傷に関する情報収集①
ゼミ活動
脊髄損傷に関する情報収集②
ゼミ活動
第 4 回
提示症例の発表
ゼミ活動
第 5 回
模擬患者演習の準備①および説明
第 6 回
模擬患者演習の準備②
第 7 回
模擬患者演習の実習日*として振り返る
なし
第 8 回
模擬患者演習の実習日*として振り返る
なし
第 9 回
模擬患者演習の実習日*として振り返る
なし
第10回
模擬患者演習の発表準備
第11回
模擬患者演習の発表(2 ゼミ合同)
第12回
模擬患者症例試験の練習①と症例レポートの提出日(各自ゼミ担当教員へ提出)
第13回
模擬患者症例試験の練習②
第14回
模擬患者症例試験の練習③
第15回
総括
ゼミ活動
授
業
計
画
備
考
ゼミ活動
2 ゼミ合同
他理学療法学科教員
:石黒 友康、三科 貴博、髙村 浩司、成田
荒川 聡美、生友 聖子 他
模擬患者演習の発表:2 ゼミ合同での討議形式
*演習日は別途掲示をする。
123
崇矢、村松
憲、関口
賢人、高木
大輔、
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
内部障害系理学療法学
区分
必修
担当教員
石黒
友康
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
学生は内部障害(呼吸器疾患、循環器疾患、糖尿病等)の成り立ちや、病態生理を理解することができる。
学 習 目 標
1.学生は運動時の呼吸・循環・代謝調節を説明できる。
2.学生は代謝異常の集積状態を説明できる。
3.学生はインスリン分泌機構を説明できる。
3.学生はインスリン抵抗性を説明できる。
4.学生は糖代謝と肝臓の機能を説明できる。
5.学生は糖尿病と血管合併症の成因を説明できる。
6.学生は糖尿病に対する運動療法の効果を説明できる。
授 業 概 要
糖尿病、肥満に代表される代謝症候群について解説し、理学療法対象者に対するリスク管理を正確に行う
際の基本的な考え方を解説する。
教
科
書
病気が見える Vol.3
参
考
書
糖尿病療養指導ガイドブック 2014:日本糖尿病療養指導士認定機構編
成績評価方法
授
業
糖尿病・代謝・内分泌 第4版:メディックメディア
メディカルレビュー社
出席状況、筆記試験により判定する。欠席 1 回につき 10 点減点する。試験は国家試験形式で長文問題・
X2方式を取り混ぜて行う。
第 1 回
内部障害系理学療法を学ぶ意義を知る
(担当
石黒)
第 2 回
生活習慣病の成り立ちを理解する
(担当
高木)
第 3 回
代謝系理学療法学を学ぶ必要性を理解する
(担当
石黒)
第 4 回
人類食物摂取の歴史から代謝疾患(糖尿病)増加の要因を知る
(担当
石黒)
第 5 回
糖の流れ、インスリン分泌、血糖値の調節、インスリン抵抗性を学ぶ 1
(担当
石黒)
第 6 回
糖の流れ、インスリン分泌、血糖値の調節、インスリン抵抗性を学ぶ 2
(担当
石黒)
第 7 回
糖の流れ、インスリン分泌、血糖値の調節、インスリン抵抗性を学ぶ 3
(担当
石黒)
第 8 回
インスリン分泌と糖尿病発症機序を理解する
(担当
石黒)
第 9 回
糖尿病の診断と血糖コントロール指標を学ぶ
(担当
石黒)
第10回
糖尿病急性合併症を理解する
(担当
石黒)
第11回
糖尿病特有の合併症(神経障害)を理解する
(担当
石黒)
第12回
糖尿病特有の合併症(腎症・透析)を理解する
(担当
石黒)
第13回
糖尿病特有の合併症(足病変)を理解する
(担当
石黒)
第14回
糖尿病における運動療法の意義を学ぶ
(担当
荒川)
第15回
糖尿病における運動療法の意義を学ぶ
(担当
荒川)
計
画
備
考
他担当教員:高木
大輔、荒川
聡美
124
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
内部障害系理学療法学実習
区分
必修
担当教員
高木
大輔
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
他
学 習 目 的
呼吸・循環器疾患患者への理学療法を実践するために必要な基礎知識を学習し、具体的な評価方法および
実技の習得を目的とする。
学 習 目 標
①
②
③
④
授 業 概 要
呼吸・循環器系の総論から評価方法および運動療法までを講義と実技を含めて学習する。
教
書
①本間生夫,田中一正,柿崎藤泰 呼吸リハビリテーションの理論と技術 改訂第 2 版 2014 メジカルビュ
ー社
②病気がみえる vol.2 循環器 第 3 版 MEDIC MEDIA 2010
書
理学療法リスク管理マニュアル 第 3 版(三輪書店)
病気がみえる vol.4 呼吸器 第 2 版 MEDIC MEDIA 2013
狭心症・心筋梗塞のリハビリテーション 改訂第 4 版 木全心一、斉藤宗靖 著(南光堂)
授業時に適宜、資料を配布する。
参
科
考
成績評価方法
授
業
呼吸・循環器の構造と機能について説明できる。
呼吸・循環器系疾患の症状および治療について説明できる。
呼吸・循環器系疾患における理学療法の役割について説明できる。
呼吸・循環器系理学療法の実施方法について説明できる。
出席状況、小テスト、期末試験などにて判断する。
第 1 回
循環・呼吸の解剖・生理学についてについて学習する
バイタルサイン(呼吸、血圧、脈拍、体温、意識)について学習する
担当教員 : 高 木 大 輔
第 2 回
不整脈の特徴について学習する
担当教員:高木 大輔
第 3 回
心不全の病態と治療について学習する
担当教員:高木 大輔
第 4 回
虚血性心疾患の病態と治療について学習する
担当教員:高木 大輔
第 5 回
大動脈瘤,大動脈解離の病態と治療について学習する
担当教員 : 高 木 大 輔
第 6 回
心臓リハビリテーションについて学習する
担当教員 : 高 木 大 輔
第 7 回
呼吸不全および COPD の疫学、病態、治療について学習する
担当教員: 外来講師
第 8 回
動脈血液ガス、呼吸機能、画像診断などの評価について学習する
担当教員: 外来講師
第 9 回
呼吸器の機能解剖学について
担当教員:理学療法教員
第 10 回
フィジカル・アセスメント(視診・触診・聴診・打診)の実際
担当教員:理学療法教員
第 11 回
呼吸理学療法の基本手技(コンディショニング、排痰法、徒手的介助法)
担当教員:理学療法教員
第 12 回
呼吸理学療法の基本手技(運動療法)
担当教員:理学療法教員
第 13 回
酸素療法・人工呼吸療法・周術期における呼吸理学療法
担当教員:理学療法教員
第 14 回
呼吸・心臓系疾患の評価ならびに治療プログラムの立案
担当教員:高木 大輔
第 15 回
呼吸・心臓系疾患の評価ならびに治療プログラムの立案
担当教員:高木 大輔
計
画
備
考
復習の時間もあるため授業には必ず教科書を持参すること。
その他担当教員:理学療法学科教員、田中 一正
125
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
義肢装具学
学 習 目 的
学 習 目 標
区分
必修
担当教員
荒川
聡美
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
義肢装具の構造と機能の概要を理解できる.
義肢装具の適用を説明できる.
義肢装具の支給制度を理解できる.
1. 装具の写真や実物を見て,名称と構造・機能の特性を説明できる.
2. 装具での異常歩行の発生原理を説明できる.
3. 装具適合のポイントを指摘して必要な修正方法を答えられる.
授 業 概 要
装具の構造と材料特性,適合性の説明を説明します.疾患の特徴と運動機能病態を加味してどのように装
具の適用を決めるかを説明します。
教
科
書
義肢装具のチェックポイント 第 8 版 監修:日本整形外科学会 (医学書院)
15 レクチャーシリーズ 理学療法テキスト 装具学 (中山書店)
参
考
書
義肢装具学
成績評価方法
授
業
第4版
川村次郎 編
(医学書院)
授業の出席状況,期末試験で総合的に判断する
第 1 回
オリエンテーション,装具総論
第 2 回
下肢装具の部品とその機能
第 3 回
短下肢装具
第 4 回
長下肢装具・股装具・膝装具
第 5 回
靴型装具
第 6 回
下肢装具のチェックアウト
第 7 回
体幹装具・側弯症装具
第 8 回
上肢装具(スプリント)
・自助具
第 9 回
脳卒中片麻痺の装具
第10回
整形外科疾患(骨・関節中心)の装具
第11回
関節リウマチの装具
第12回
脊髄損傷の装具
第13回
小児の装具
第14回
車いす、杖
第15回
まとめ
計
画
備
考
装具の内容が中心となります.後期の義肢装具学実習では義肢の内容が中心となります.
126
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
義肢装具学実習
必修
選択
区分
必修
担当教員
生友
聖子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
他
学 習 目 的
義肢装具の構造・機能を理解し,患者に対して適切な適合と使用訓練をできるようにすること
学 習 目 標
1.義肢装具の写真や実物を見て,名称と構造・機能の特性を説明できる.
2.切断端の管理方法を理解し,切断患者のリハビリテーションの方法を説明できる.
3.義足での異常歩行の発生原理を説明できる.
4.義肢適合のポイントを指摘して必要な修正方法を答えられる
授 業 概 要
義肢中心に授業を行う.義肢装具の構造と材料特性,適合性の説明を行う.疾患の特徴と運動機能病態を
加味してどのように義肢に適用し,適合させるかを説明する.合わせて切断者のリハビリテーションの方
法論を説明する.
教
科
書
教科書:義肢装具のチェックポイント 第8版 編:伊藤利之 他 出版社:医学書院
教科書:理学療法テキスト 義肢学 編:石川朗 他 出版社:中山書店
参
考
書
成績評価方法
授
業
出席、授業態度、期末試験、また国際福祉機器展の見学レポートによって総合的に評価する.
第 1 回
〔切断と義肢
総論①〕切断と義肢についての基礎知識
第 2 回
〔切断と義肢
総論②〕切断の疫学、切断手術、合併症について
第 3 回
〔糖尿病と切断、断端管理〕糖尿足の特徴、切断端の管理について
第 4 回
〔切断者のリハビリテーション、チームリハ〕切断者のリハビリテーションについて
第 5 回
〔国際福祉機器展の見学〕10 月 7 日~9 日の開催期間中の 1 日見学,会場は東京ビックサイト
第 6 回
〔大腿切断・膝離断①〕断端の管理,大腿義足製作の流れ,ソケット,膝継手,足部
第 7 回
〔大腿切断・膝離断②〕スタティックアライメントの異常,大腿義足のバイオメカニクス
第 8 回
〔大腿切断・膝離断③〕大腿義足歩行のメカニクス,大腿義足の異常歩行
第 9 回
〔下腿切断・サイム切断①〕ソケット,足部パーツ,アライメントのチェックアウト
第10回
〔下腿切断・サイム切断②〕下腿義足の異常歩行
第11回
〔股離断・片側骨盤切除・足部切断〕ソケット,各種パーツ,アライメント
第12回
〔下腿装具採型実習①〕下腿装具採型実習にむけて復習,準備を行う
第13回
〔下腿装具採型実習②〕下腿装具採型のデモンストレーションと体験
第14回
〔義手の構造と機能〕上肢切断について,義手の構造と機能の分類
第15回
〔総括・復習〕
計
画
備
考
義肢の内容が中心となります.前期の義肢装具学では装具の内容が中心となります.
2015 年 10 月 7 日~10 月 9 日に実施される国際福祉機器展の見学について紹介します.
実技実習では,実習にふさわしい格好で臨むこと.
その他担当教員:荒川 聡美
127
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
理学療法治療学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
授
業
必修
担当教員
高木
評価に対する統合と解釈について学ぶ(概要)
第 4 回
評価に対する統合と解釈を実施する(症例提示)
第 5 回
理学療法プログラムの立案について学ぶ
第10回
第11回
1
3
前期
大輔
出席状況、レポート、定期試験などにより総合的に判定する。
第 3 回
第 9 回
開 講
学期等
授業時に適宜、資料を配布する。
レポートの書き方について学ぶ
第 7 回
履修
年次
1.理学療法治療の基本的考え方を説明できる。
2.患者の様々な情報を基に問題点を抽出し、治療プログラムを作成する過程を説明できる。
3.理学療法の一連の過程をレポート,レジュメとしてまとめることができる。
理学療法治療における基本的な情報収集、情報整理の方法について講義を行う。
ペーパーシュミレーションによる提示症例に対して治療プログラムの立案まで実施し、レポートとレジュ
メを作成する。
1.理学療法学生のための 続・症例レポートの書き方 宮原英夫 他 朝倉書店 2014
2.理学療法ハンドブック 改訂第4版 細田多穂 他 第 3 巻 疾患別・理学療法基本プログラム 協同医
書出版社 2010
3.理学療法リスク管理マニュアル 第 3 版 著者:聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部理学
療法科 三輪書店 2011
第 2 回
第 6 回
単位数
提示症例を通じ、情報収集から治療プログラムの立案までの理学療法の系統的プロセスを学習する。
オリエンテーション
計
備
区分
第 1 回
第 8 回
画
必修
選択
症例検討①-1(脳梗塞)
病態の把握、評価項目の列挙ならびに問題点の抽出(ICIDH,ICF)
症例検討①-2(脳梗塞);追加情報の提示
予後予測、目標、治療プログラム、リスクの立案
症例検討①-3(脳梗塞)
予後予測、目標、治療プログラム、リスクの立案
レジュメの書き方について学ぶ
症例検討②-1(大腿骨骨折)
病態の把握、評価項目の列挙ならびに問題点の抽出(ICIDH,ICF)
症例検討②-2(大腿骨骨折);追加情報の提示
予後予測、目標、治療プログラム、リスクの立案
第12回
症例再検討(評価、統合と解釈)
第13回
症例再検討(予後予測、ICF、目標、治療プログラム、リスクの立案)
第14回
理学療法プログラムを実践する(実技)
第15回
総括
考
本科目は理学療法に必要な情報を自ら考え、与えられた情報から身体機能の予後を予測し、理学療法プロ
グラムを立案する過程を学習する。
128
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
運動器系理学療法学
必修
選択
区分
担当教員
必修
成田
崇矢
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
運動器疾患を有する患者に適切な理学療法を行うための知識を修得する。
学 習 目 標
運動器疾患の病態を理解し、適切な理学療法評価を計画し実施できる。また各疾患に対し治療計画を立て
実際に治療を実施できる。
授 業 概 要
運動器疾患の基本的な知識を整理し、部位・疾患別に授業を行う。基礎科目の知識を応用し、理学療法の
実際に転換する思考を学習する。
教
科
書
運動器障害理学療法学 I (15 レクチャーシリーズ 理学療法テキスト)
編:河村廣幸, 石川 朗 出版社:中山書店
運動器障害理学療法学 II (15 レクチャーシリーズ 理学療法テキスト)
編:石川 朗,河村廣幸 出版社:中山書店
【2 冊とも必ず購入すること】
参
考
書
整形外科理学療法の理論と技術
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
メジカルビュー社
1997
全体 100%として出席点 10%,課題点 20%,期末試験 70%(2/3 回以下の出席は期末試験受験資格無し)
で評価する。
運動器理学療法総論
進め方・評価方法・治療理論、組織の治癒、リスク管理等について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(股関節)
機能解剖、評価法、代表疾患に対する病態(変形性股関節症)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(股関節)
機能解剖、評価法、代表疾患に対する病態(変形性股関節症)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(股関節)
代表疾患に対する評価法(変形性股関節症)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(股関節)
代表疾患に対する評価法(変形性股関節症)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(股関節)
代表疾患に対する理学療法(変形性股関節症)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(膝関節)
機能解剖、評価法、代表疾患に対する病態(ACL 損傷)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(膝関節)
機能解剖、評価法、代表疾患に対する病態(ACL 損傷)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(膝関節)
機能解剖、評価法、代表疾患に対する病態(AKP)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(膝関節)
機能解剖、評価法、代表疾患に対する病態(ACL損傷)について学習する。解説
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(膝関節)
代表疾患に対する評価法(ACL損傷・AKP)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(膝関節)
代表疾患に対する評価法(ACL損傷・AKP)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(膝関節)
代表疾患に対する理学療法(ACL損傷)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(足関節)
機能解剖、評価法、代表疾患に対する病態(足関節捻挫)について学習する。
運動器理学療法 部位・疾患別理学療法(足関節)
機能解剖、評価法、代表疾患に対する病態(足関節捻挫)について学習する。
オフィスアワー:水曜日 9:00 から 12:00
臨床的な授業展開になります
129
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
運動器系理学療法学実習
区分
必修
担当教員
関口
賢人
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
学 習 目 的
代表的な運動器疾患を正しく理解し、適切な理学療法評価及び治療を施行できるようになる。
学 習 目 標
運動器疾患に対する理学療法の概要をしり、適切な理学療法評価及び治療を施行できる。
授 業 概 要
代表的な運動器疾患に対して課題を出し、担当グループが発表を行う。ついで、講義、実技練習などを合
わせて行う。模擬症例ごとに個人レポートを作成、提出する。
教
指定しない。
科
書
①
②
参
考
書
③
成績評価方法
授
業
頚髄損傷のリハビリテーション 改訂第2版 編:二瓶 隆一 出版社:協同医書出版社
運動器障害理学療法学I 15レクチャーシリーズ理学療法テキスト 編:石川朗 他:出版社:中
山書店
運動器障害理学療法学Ⅱ 15レクチャーシリーズ理学療法テキスト 編:石川朗 他:出版社:中
山書店
出席状況、参加態度、個人レポート、試験(筆記・実技試験)により総合的に判断する。
第 1 回
オリエンテーション(関口)
第 2 回
脊髄損傷の病態について:対象ゼミ発表(関口)
第 3 回
脊髄損傷の評価について:対象ゼミ発表(関口)
第 4 回
脊髄損傷の治療について:対象ゼミ発表(関口)
第 5 回
模擬症例(脊髄損傷)について:対象ゼミ発表(関口)
第 6 回
変形性股関節症の病態について:対象ゼミ発表(成田)
第 7 回
変形性股関節症の評価について:対象ゼミ発表(成田)
第 8 回
変形性股関節症の治療について:対象ゼミ発表(成田)
第 9 回
模擬症例(変形性股関節症)
:対象ゼミ発表(成田)
第10回
関節リウマチの病態について:対象ゼミ発表(粕山)
第11回
関節リウマチの評価について:対象ゼミ発表(粕山)
第12回
関節リウマチの病態について:対象ゼミ発表(粕山)
第13回
模擬症例(変形性股関節症)
:対象ゼミ発表(粕山)
第14回
その他の運動器疾患①(関口)
第15回
その他の運動器疾患②(関口)
計
画
備
考
各回、対象疾患の病態、評価、治療、模擬症例について担当グループを決め発表を行う。
各担当教員が発表内容に対し補足を行う。
模擬症例に関しては、個人レポートを作成する。
実習にふさわしい格好(身体の測定部位がある程度露出できるもの)で臨むこと。
その他担当教員:成田 崇矢、粕山 達也
130
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
神経系理学療法学
区分
担当教員
必修
髙村
浩司
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
神経系の障害によって生じる障害像とそれらの疾患に対する基本的な理学療法を理解するために、中枢神経
が障害された際の病態生理や治療の方法について学び、神経系理学療法の理論的背景を習得する。
学 習 目 標
・
・
授 業 概 要
神経系理学療法の基礎を理解するために、基礎的な神経解剖および神経生理学やその病態生理学について学
び、神経疾患に対する理学療法を行うために必要な検査測定の方法と結果の解釈、治療方法について学習す
る。
教
科
書
標準理学療法学 神経理学療法学
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
授
業
神経系疾患の病態・障害像について説明できるようになる。
神経系疾患の基本的な理学療法について説明・実行できるようになる。
編集 吉尾雅春
森岡周
医学書院
出席状況と試験により総合的に判定する。
脳卒中の病型分類・脳梗塞の機序について学習する。
脳循環の構造とはたらきについて理解する。
脳の区分とはたらき・大脳皮質の機能局在について学習する。
上位運動ニューロンと下位運動ニューロン、感覚の伝導路を理解する。
第 3 回
脳血管障害後の運動障害の特徴について学習する1
第 4 回
脳血管障害後の運動障害の特徴について学習する2
第 5 回
脳血管障害後片麻痺に対する評価(運動・感覚障害およびバランス機能の検査方法および解釈)1
第 6 回
脳血管障害後片麻痺に対する評価(運動・感覚障害およびバランス機能の検査方法および解釈)2
第 7 回
脳血管障害後片麻痺に対する評価(腱反射・筋緊張の検査方法および解釈)3
第 8 回
脳血管障害後片麻痺に対する評価(姿勢分析・運動分析の実際と解釈)4
第 9 回
脳血管障害後片麻痺に対する評価(ADL・歩行評価の実際と解釈など)5
第10回
脳神経の機能構造的な理解と検査方法および解釈
第11回
高次脳機能障害の評価と理学療法への応用1
第12回
高次脳機能障害の評価と理学療法への応用2
第13回
パーキンソン病の理学療法に必要な知識と技術を学習する
第14回
運動失調の理学療法に必要な知識と技術を学習する
第15回
まとめ:神経疾患に対する理学療法の考え方について総括する。
計
画
備
考
131
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
神経系理学療法学実習
区分
必修
担当教員
髙村
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
浩司
学 習 目 的
神経系理学療法学で学習した知識を基に、より具体的な検査測定・治療手技について学習する。
学 習 目 標
①脳血管障害患者の検査・測定および評価を行うことができる。
②神経筋疾患患者の検査・測定および評価を行うことができる。
授 業 概 要
神経疾患の理学療法に必要な評価および治療手技について実技を通じて学習する。
講義後半では、ペーパーシュミレーションによる神経系理学療法による評価の演習を行う。
教
科
書
原寛美
参
考
書
成績評価方法
授
業
吉尾雅春編集、脳卒中理学療法の理論と技術、メジカルビュー社
出席状況と試験およびレポートにより総合的に判定する。
第 1 回
神経系疾患の機能評価1(神経学的検査の復習)
第 2 回
神経系疾患の機能評価2(神経学的検査の復習)
第 3 回
高次脳機能障害の評価1(高次脳機能障害総論、意識、注意機能、失語症など)
第 4 回
高次脳機能障害の評価2(失行症、半側空間失認、認知機能、遂行機能、など)
第 5 回
神経系疾患の機能評価4(ペーパーシュミレーション1)
第 6 回
神経系疾患の機能評価5(ペーパーシュミレーション2)
第 7 回
脳卒中の運動療法1:総論、急性期におけるリスク管理
第 8 回
脳卒中の運動療法2:ROM、筋力強化練習、麻痺側筋再教育など
第 9 回
脳卒中の運動療法3:起居移動動作1
第10回
脳卒中の運動療法4:起居移動動作2
第11回
パーキンソン病の理学療法について学習する
第12回
脊髄小脳変性症の理学療法(基本動作練習、バランス練習など)について学習する。
第13回
その他神経筋疾患の理学療法(ALS,多発性硬化症など)について学習する。
第14回
神経系疾患の機能評価4(ペーパーシュミレーション3)
第15回
神経系疾患の機能評価5(ペーパーシュミレーション4)
計
画
備
考
本科目は神経疾患に対する理学療法を行う際の具体的な検査・治療技術を獲得するためのものであり、臨
床実習において要求される最低限の知識と技術を身に付ける。また本科目の進行は神経系理学療法学の現
状を踏まえ随時変更される可能性がある。
132
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
日常生活活動学
区分
担当教員
必修
高木
大輔
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
前期
学 習 目 的
日常生活活動の評価方法や基本動作、疾患別日常生活の概要を理解する。
学 習 目 標
1)日常生活活動に必要な基本動作について説明することができる。
2)日常生活に使用される機器について説明することができる。
3)疾患特性による日常生活活動の違いについて説明することができる。
授 業 概 要
基本動作(寝返り・起き上がり・立位・歩行など)や日常生活(食事・整容・更衣・トイレ・入浴など)
の主な ADL 評価表、疾患特性による日常生活活動の違いを説明する。
教
科
書
奈良勲
参
考
書
授業時に適宜、資料を配布する。
成績評価方法
授
業
他
標準理学療法学
日常生活活動学・生活環境学
第4版
医学書院
2012
出席状況、小テスト、期末試験などで成績判定を行う。
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
日常生活活動(ADL)の定義・分類・評価表について学ぶ
第 3 回
Barhtel index と FIM の概要について学ぶ
第 4 回
FIM の具体例について学ぶ
第 5 回
ICIDH と ICF の概要について学ぶ
第 6 回
脳卒中片麻痺患者の ADL の特徴について学ぶ
第 7 回
症例提示:ADL(歩行動作)が自立しない原因の仮説立案をする(評価・問題点の抽出)
第 8 回
全人工股関節術後患者の ADL の特徴について学ぶ
第 9 回
症例提示:ADL(入浴動作)が自立しない原因の仮説立案をする(評価・問題点の抽出)
第10回
脊髄損傷患者の ADL の特徴について学ぶ
第11回
症例提示:ADL(移乗動作)が自立しない原因の仮説立案をする(評価・問題点の抽出)
第12回
関節リウマチ患者の ADL の特徴について学ぶ
第13回
症例提示:ADL(更衣・整容動作)が自立しない原因の仮説立案をする(評価・問題点の抽出)
第14回
ADL を支援する機器:自助具・日常生活用具・歩行補助具・車いすについて学ぶ
第15回
統括
計
画
備
考
133
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
必修
選択
日常生活活動学実習
区分
必修
担当教員
荒川
聡美
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
学 習 目 的
各疾患の日常生活における基本動作を理解し,適切に介助・指導を行うための技術を身につける.
学 習 目 標
臨床における日常生活活動練習で,最低限必要と思われる知識及び介助技術を習得する.
授 業 概 要
正常な基本動作,各疾患の基本動作を説明し,それに対する代表的な指導・介助法を実技で学習する.
教
科
書
動作分析 臨床活用講座―バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践
参
考
書
標準理学療法学 日常生活活動学・生活環境学
適宜、資料配布する
成績評価方法
授
業
画
備
オリエンテーション
第 2 回
寝返り動作の分析
第 3 回
起き上がり動作の分析
第 4 回
起立・着座動作の分析
第 5 回
歩行の分析①
第 6 回
歩行の分析②
第 7 回
脳卒中片麻痺の ADL
第 8 回
脊髄損傷の ADL
第 9 回
脳性麻痺の ADL
第10回
慢性関節リウマチの ADL
第11回
骨折・人工関節術後の ADL
第12回
切断の ADL
第13回
神経・筋疾患の ADL
第14回
高齢者の ADL
第15回
まとめ
考
出版社:医学書院
出席状況,不定期の確認テスト,期末テストにて総合的に成績判定を行う.
第 1 回
計
第4版
出版社:メジカルビュー社
座学と実技実習を平行して行う.
実習にふさわしい格好で臨むこと.
他の担当教員:生友 聖子
134
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
臨床運動学
区分
必修
担当教員
髙村
浩司
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
障害を有した患者の姿勢分析・運動分析・動作分析を行うための基礎的な概念が判断できるようになる。
学 習 目 標
1.正常動作について、運動学的視点から説明できるようになる。
2.異常動作について、正常動作との相違を運動学的に説明できるようになる。
3.動作分析についてレポートの作成ができるようになる。
授 業 概 要
臨床運動学では、患者の病的な動作と正常動作との差について再度学習し動作の意味づけを確認する。
患者の動作ビデオを見ながら少人数のグループ討議、実技(模倣)を実施し動作分析を行う。
教
科
書
理学療法士のための6ステップ式臨床動作分析マニュアル
参
考
書
動作分析
成績評価方法
授
業
臨床活用講座
第2版
バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践
文光堂
黒川幸雄(編集)
石井慎一郎
メジカルビュー社
運動学全般に関する中間テスト 10%、科目分野の期末テスト 90%、出席、授業態度などに関しては減算
方式とし、総合的に評価する。
第 1 回
整形外科疾患における病態運動学(疾患①)グループ討議
担当教員:関口 賢人
第 2 回
グループ討議まとめ
担当教員:関口 賢人
第 3 回
整形外科疾患における病態運動学(疾患②)グループ討議
担当教員:関口 賢人
第 4 回
グループ討議まとめ
担当教員:関口 賢人
第 5 回
整形外科疾患における病態運動学(疾患③)グループ討議
担当教員:関口 賢人
第 6 回
グループ討議まとめ
担当教員:関口 賢人
第 7 回
脳血管障害における病態運動学(疾患①)グループ討議
担当教員:髙村 浩司
第 8 回
グループ討議まとめ
担当教員:髙村 浩司
第 9 回
脳血管障害における病態運動学(疾患②)グループ討議
担当教員:髙村 浩司
第10回
グループ討議まとめ
担当教員:髙村 浩司
第11回
脊髄小脳変性症における病態運動学・グループ討議
担当教員:髙村 浩司
第12回
グループ討議まとめ
担当教員:髙村 浩司
第13回
パーキンソン病における病態運動学・グループ討議
担当教員:髙村 浩司
第14回
グループ討議まとめ
担当教員:髙村 浩司
第15回
動作分析レポート作成・まとめ
担当教員:髙村 浩司
計
画
備
考
実技などにおいては触診しやすい服装で参加すること。
(Tシャツ、ジャージ
その他担当教員:関口 賢人
135
等)
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
必修
選択
理学療法マネージメント
区分
担当教員
必修
三科
貴博
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
チーム医療の一員としての自覚と理学療法業務の基本を再確認する。
学 習 目 標
理学療法士としての管理・運営上の必要事項や法律を理解する。
理学療法士に関連する診療録の見方・記載方法、倫理観、リスク管理等を理解する。
授 業 概 要
臨床現場で必要な診療録の読み取り方・記載方法などを学習する。
医療人としての倫理観を確立するとともに、医療現場でのリスクを想定し対処法を学習する。
教
科
書
指定なし
参
考
書
授業時適宜資料を配布する
成績評価方法
出席点 10%、授業態度 10%、単位認定試験 80%で評価する
第 1 回
理学療法士とチーム医療
第 2 回
理学療法士の職業倫理
第 3 回
理学療法士と診療報酬
第 4 回
理学療法士に必要なリスクマネージメント
第 5 回
診療録の書き方
第 6 回
理学療法士に必要な法律知識
第 7 回
理学療法士に必要な画像診断術
第 8 回
理学療法の将来的展望
授
業
計
画
備
考
136
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
必修
選択
高齢者理学療法学
区分
必修
担当教員
三科
貴博
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
現代日本の高齢者を取り巻く環境を理解し、病院から家庭復帰するために必要な要件を理解する。
高齢期における心身的特徴および羅患しやすい疾患を理解する。
学 習 目 標
高齢者の家庭復帰に向けた条件整備を考察することができる。
高齢期における疾患と障害の特徴、およびそれに対する理学療法を説明できる。
授 業 概 要
現代日本の高齢者を取り巻く環境をマクロ、ミクロの観点から理解し具体的な家庭復帰の条件を学ぶ。
老化に伴う心身変化を理解し、高齢者の理学療法アプローチを学ぶ。
教
科
書
特に指定なし。
参
考
書
授業内で適宜紹介する。
成績評価方法
出席状況(10%)
、授業態度(10%)
、単位認定試験(80%)で評価する。
第 1 回
高齢者を取り巻く環境(マクロ的視点)
第 2 回
高齢者を取り巻く環境(ミクロ的視点)
第 3 回
心身機能の変化
第 4 回
骨の老化
第 5 回
関節の老化
第 6 回
筋肉の老化
第 7 回
脳の老化
第 8 回
社会資源の活用(介護保険制度の理解)
授
業
計
画
備
考
137
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
地域理学療法学
区分
必修
担当教員
石黒
友康
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
前期(後半)
学 習 目 的
介護保険制度における訪問理学療法において、理学療法士が果たす役割を理解する。
学 習 目 標
1.学生は訪問理学療法と医療施設における理学療法との違いを説明できる。
2.学生は訪問理学療法における評価と介入の考え方を説明できる。
3.学生は訪問理学療法におけるリスク管理の考え方を説明できる。
授 業 概 要
介護保険制度における高齢者に対する訪問理学療法について解説する。また、訪問理学療法における評価
や介入、リスク管理の方法についてグループワークを通して学習する。
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
在宅・訪問リハビリテーション リスク管理実践テキスト 改訂第 2 版:診断と治療社
訪問リハ危険予知トレーニング KYT50 の場面:医歯薬出版株式会社
訪問リハビリテーション実践テキスト:全国訪問リハビリテーション研究会 編
青海社
試験の成績で判定するが、欠席 1 回につき 10 点減点する。
第 1 回
訪問理学療法概論
1
:介護保険制度の概要と訪問理学療法の位置づけ(1)
第 2 回
訪問理学療法概論
1
:介護保険制度の概要と訪問理学療法の位置づけ(2)
第 3 回
訪問理学療法概論
2
:訪問理学療法と医療施設での理学療法の違い(1)
第 4 回
訪問理学療法概論
2
:訪問理学療法と医療施設での理学療法の違い(2)
第 5 回
訪問理学療法グループワーク
1
:訪問理学療法における評価と介入(1)
第 6 回
訪問理学療法グループワーク
1
:訪問理学療法における評価と介入(2)
第 7 回
訪問理学療法グループワーク
2
:訪問理学療法におけるリスク管理(危険予知とその回避)
(1)
第 8 回
訪問理学療法グループワーク
2
:訪問理学療法におけるリスク管理(危険予知とその回避)
(2)
授
業
計
画
備
考
2 コマ連続で行い、講義の日程は 4 日で行う。
138
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
臨床実習Ⅲ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
必修
担当教員
髙村
浩司
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
5
3
後期
社会的情報・医学的情報・他部門情報・理学療法評価から症例の問題点を抽出する。
問題点抽出の過程を考察として文書化し、理学療法評価業務の一端を経験する。
症例を理学療法評価するために必要な情報を収集できる。
症例を理学療法評価する上で必要な各種心身機能検査測定項目を選定し、実施できる。
検査結果のデータを統合・解釈し問題因子の分析と抽出及び障害構造を説明できる。
臨床実習協力病院において、臨床実習指導者の指導のもとに理学療法の評価について経験する。典型的な
症例について、学内で学習した評価技法について、指導者が実施している場面を見学し、その一部を実際
に行い、実習施設内の記録や他の職種の人々からの情報収集などを行い、収集した情報を統合・解釈する
過程について説明を受け理解する。
教
科
書
特に指定しない。
参
考
書
特に指定しない。
成績評価方法
必修
選択
実習中の出席状況、実習態度、学科指定の提出物、学外実習評価表、および実習終了後の学内症例報告会
の実施状況をふまえて総合的に評価する。
授
3 年次までの必修科目がすべて修得されていなければ履修できない。
実習計画は配属された各実習施設により異なる。
基本的には最初の 1 週間はクリニカルクラークシップにより業務に慣れ、2~3週目に対象症例の情報
収集及び検査測定、問題点の抽出、考察の作成を行う。4 週目以降に考察の検討及び必要に応じて再度情
報収集を行い、5 週目にスタッフに対し症例報告を行う。
業
計
画
備
考
その他担当教員:石黒
高木
友康、成田
大輔
崇矢、三科
139
貴博、村松
憲、粕山
達也、関口
賢人、
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
理学療法研究法
区分
選択
担当教員
村松
憲
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
研究計画の立案、研究活動の実行方法、研究結果の発表方法の概要について理解する。
学 習 目 標
・理学療法における研究の重要性を説明できるようになる。
・独力で簡単な研究の計画が立てられるようになる。
・研究の発表方法について説明できる。
授 業 概 要
研究計画の立案から、実行、その研究内容の発表方法まで研究に必要な知識を学ぶ。
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
標準理学療法学
成績評価方法
「理学療法研究法
第 3 版」編集
内山靖
医学書院
2006
グループで簡単な研究を行い、それに関して学会の口述発表形式で「研究テーマの発表」と「研究発表会」
の2回のプレゼンテーションを行う。それらのプレゼンテーションの内容と研究をまとめたレポートによ
って成績評価を行う。
第 1 回
[研究とは]
研究の種類、科学の歴史、普遍性と妥当性、再現性の重要性、研究をする意義、理学療法と研究の関わり
第 2 回
[研究計画立案]
研究テーマの決定、研究対象・方法の選択(人体実験・動物実験・コンピューターシミレーション)、研
究に必要な資金、研究助成制度
第 3 回
[データの解析方法と表現方法]
データ解析の重要性、表の作り方、グラフの作り方(棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ)、統計学的解
析(母集団と標本、確率の分布、検定の考え方、統計計算用ソフトウェアの活用)
第 4 回
[研究テーマ発表会]
第 5 回
[研究の発表方法]
学会発表の手順、学会の選択、ポスター発表、口述発表、論文の構成(題、著者、要約、はじめに、方法
、結果、考察、引用文献)
、査読制度と論文の信頼性、インパクトファクター、国内誌と国際誌
第 6 回
[科学者の倫理]
過去に行なわれた違法な人体実験、ヘルシンキ宣言、倫理委員会、時代による倫理感
の変化、インフォームドコンセント、論文の捏造、
第 7 回
[研究発表会 1]
第 8 回
[研究発表会2]
授
業
計
画
備
考
140
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
神経筋促通治療学
必修
選択
区分
選択
担当教員
西田
裕介
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
理学療法における運動療法の介入手技として、神経-筋機能に対する治療技術を理解し、その基本的な技
術について説明できるようになる。
学 習 目 標
運動学、神経科学に基づく神経筋促通治療学の基本原理および基本パターンがわかる。
授 業 概 要
神経筋促通法(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation Techniques:PNF)について、開発の歴史、経
緯、神経生理学的事項、治療技術(基本パターン、特殊技術)についての基礎的事項を解説および実習する。
教
科
書
PNF マニュアル
参
考
書
その他、随時プリント配布
成績評価方法
改訂第 3 版 柳澤健、乾公美共編(南江堂)
課題レポート(46 点満点)、小テスト(30 点満点:5 点満点×6 回)、出席状況(24 点満点:3 点×8 回)によ
り評価する。
第 1 回
・コースオリエンテーションにより、本講義課目の概要を理解する。
・上肢:伸展-内転-内旋パターンを用いた PNF パターンの導入を行い、手技の概要を知る。
・神経筋促通法における 9 つの基本技術を理解する。
第 2 回
・小テスト 1 をし、神経筋促通法におけるパターンの名称と運動方向を理解する。
・上肢パターン(伸展-内転-内旋パターン、屈曲-外転-外旋パターン)を理解する。
・上肢パターン(伸展-外転-内旋パターン、屈曲-内転-外旋パターン) を理解する。
第 3 回
・小テスト 2 をし、神経筋促通法におけるパターンの名称と運動方向を理解する。
・下肢パターン(屈曲-内転-外旋パターン、伸展-外転-内旋パターン)を理解する。
・下肢パターン(屈曲-外転-内旋パターン、伸展-内転-外旋パターン)を理解する。
第 4 回
・小テスト 3 をし、神経筋促通法におけるパターンの名称と運動方向を理解する。
・骨盤帯パターン(前方挙上、後方下制、後方挙上、前方下制) を理解する。
・肩甲帯パターン(前方挙上、後方下制、後方挙上、前方下制) を理解する。
第 5 回
・小テスト 4 をし、神経筋促通法におけるパターンの名称と運動方向を理解する。
・頸部・体幹パターン(上部体幹パターン)と呼吸に対する PNF を理解する。
・頸部・体幹パターン(下部体幹パターン)と呼吸に対する PNF を理解する。
第 6 回
・小テスト 5 をし、神経筋促通法における基本原理を理解する。
・神経筋促通治療学に必要な神経生理事項を理解する。
・特殊テクニックを理解する。
第 7 回
・小テスト 6 をし、神経筋促通法における基本原理を理解する。
・運動学的視点からみる PNF パターンの応用として起居動作に対する PNF パターンの応用を紹介し、治療
手技の使用方法の概略を理解する。
第 8 回
・神経筋促通治療学のまとめを行い、本講義の理解度を確認する。
授
業
計
画
備
考
●神経筋促通法(PNF)は、特殊な技術ではない。これまで学修してきた運動学、神経科学に基づく理解が
必要である。
●実技が中心になるので、必ず運動着、運動靴で出席すること。
141
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
小児理学療法学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
担当教員
選択
花城
久子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
こどもの理学療法を行うために、発達過程と障害の成り立ちを理解し、必要な療育援助を判断できるよう
になる。
①小児の発達と成長を理解する。また、発達に必要な筋肉の活動を理解する。
②小児疾患・障害の特性を理解する。
③評価方法と評価の意味・アプローチの意味を知る。
④自分の考えを文章化できるようになる。
①講義では、子供の評価を行う上で必要な発達や、反射反応の意味を説明する。また、こどものリハビリ
テーションにかかわる疾患についての理解を深める。
②グループワークでは、リハビリテーションとチームアプローチについて体験学習を行う。
③演習では、症例について説明し、その後グループに分かれてプログラムや評価内容について検討する。
改訂第 2 版
教
科
書
小児理学療法学テキスト
参
考
書
「こどものリハビリテーション医学」第 2 版 陣内 一保 他/著 医学書院
「理学療法学テキストⅧ
こどもの理学療法 第 2 版」千住 秀明 他/著 神陵文庫
成績評価方法
授
業
備
南江堂
出席点 15% 小テストおよび課題併せて 25% まとめのテスト 60%
第 1 回
小児のリハビリテーションの概要
第 2 回
こどもの動きを体験しよう
第 3 回
子どもの発達と動きとの関連をグループワーク
第 4 回
評価方法をもとにしたグループワーク:評価と発達の関係・評価の意味を考える
第 5 回
姿勢反射と発達:姿勢反射の種類を調べておこう
第 6 回
プログラムの考え方:発達年齢との関係を考える
第 7 回
脳性まひの定義
第 8 回
脳性マヒの種類と運動発達
第 9 回
そのほかの疾患
整形疾患
第10回
そのほかの疾患
遺伝子疾患 呼吸障害
第11回
療育の中の理学療法の役割
第12回
プログラムの考え方:疾患別
第13回
演習
症例検討
第14回
演習
症例検討
第15回
まとめ
計
画
細田多穂/監修
正常発達を知る:人間発達で行った発達について復習しておこう。
知的障害
重症心身障害
考
142
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
必修
選択
スポーツ医科学
区分
選択
担当教員
山本
泰宏
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
スポーツを科学的に考える視点を養成する。
学 習 目 標
スポーツ活動における疑問点を解剖学、生理学、運動学、バイオメカニクスの知識で説明できる。
授 業 概 要
スポーツ活動と生体反応の基礎的知識の確認を行い、2年生までに学習した内容で考察できることを実感
する。授業内容は学生の興味などにより変更することがあります。
教
科
書
なし
参
考
書
解剖学、生理学、運動生理学、バイオメカニクスの教科書
成績評価方法
授業中の発言 50%、小テスト 25%、定期試験 25%
第 1 回
スポーツ医科学とは:スポーツ医学の歴史、スポーツ医学の中のスポーツ医科学
第 2 回
スポーツ医科学の基礎:栄養素、代謝、酵素、筋の構造
第 3 回
筋肉の収縮:筋収縮のメカニズム、筋収縮の様式、エネルギー代謝
第 4 回
呼吸・循環の生理とホメオスターシス(ホルモン分泌と酸塩基平衡)
第 5 回
筋力トレーニングの理論
第 6 回
持久力トレーニングの理論
第 7 回
スポーツと年齢、性
第 8 回
スポーツと環境
授
業
計
画
備
考
選択科目ですので学生が興味をひく内容があれば、学生の了承のもとに授業内容を変更することがありま
す。また学生が興味のある内容についてのリクエストも受け付けます。
143
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
スポーツ理学療法学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
担当教員
選択
成田
崇矢
書
女性アスリートのための傷害予防トレーニング。小林直行編著
参
考
書
臨床スポーツ医学。Peter Brukner and Karim Khan 著
2009
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
開 講
学期等
2
3
後期
スポーツ活動中によくみられる障害・外傷の発生機序を理解し、理学診断・評価を理解(実践)できる。
また、応急処置、理学療法、アスレティックリハビリテーション、競技復帰するまでの一連の流れを理解
できる。
スポーツ障害・外傷の発生機序、理学診断・評価、応急処置、理学療法、アスレティックリハビリテーシ
ョンの一連の流れを説明し、スポーツ傷害患者の機能回復をより安全に図るための理学療法や傷害予防法
を実技も含め、学習していく。
科
第 1 回
履修
年次
スポーツ活動中によくみられる障害・外傷の発生機序を理解し、競技復帰するまでの一連の流れに対する
理学療法の関わり、傷害予防について学習する。
教
成績評価方法
単位数
(医歯薬出版株式会社)
総監修
籾山日出樹 (医学映像教育センター)
全体 100%として出席点 10%,課題点 20%,期末試験 70%(9 回以下の出席は期末試験受験資格無し)
で評価する。
スポーツ傷害総論
スポーツ活動における障害・外傷の理解、種目特性とリハビリテーション、コンディショニング、応急処置を具体
例を見ながら理解、実践する。
スポーツ活動における頭部傷害について
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
スポーツ活動における体幹部の傷害について
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
スポーツ活動における上肢の傷害について
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
スポーツ活動における下肢の傷害について
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(新体操)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(ソフトボール)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(サッカー)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(バスケットボール)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(バレーボール)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(ラグビー)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(テニス)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(競泳)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(陸上・短距離)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
まとめ
オフィスアワー:水曜日 9:00 から 12:00
臨床的、実践的な授業展開になります
144
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
マニュアルセラピー
必修
選択
区分
担当教員
選択
成田
崇矢
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
学 習 目 的
理学療法技術のひとつの手技を学ぶ。
学 習 目 標
オーストラリアンアプローチを中心に理論、評価法、治療の考え方(クリニカルリーズニング)について
理解(実践)し、臨床現場において効果的な問診が出来るようになる。
授 業 概 要
オーストラリアンアプローチのコンセプト、評価法、治療について一連の流れを理解するため、特に腰痛
に対するクリニカルリーズニングを中心に授業を展開する。
教
科
書
メイトランド脊椎マニピュレーション(原著第 7 版・エルゼビアジャパン社刊行)
参
考
書
メイトランド 四肢関節マニピュレーション(原著第 4 版・医学映像教育センター刊行)
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
全体 100%として出席点 10%,課題点 20%,期末試験 70%(9 回以下の出席は期末試験受験資格無し)
で評価する。
オーストラリアンアプローチ概論
腰部の機能解剖・腰痛の病態について学習する
オーストラリアンアプローチ概論
腰部の機能解剖・腰痛の病態について学習する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の主観的評価(問診)について学習、評価、クリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(姿勢観察)について学習、評価、クリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(active movement)について学習、評価、クリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(Neurogical examination)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(Neural tissue provocation test)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(Palpation of neural tissue)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(Passive Accessory Movements)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(筋肉)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛に対する治療について理解とクリニカルリーズニングの実践
オーストラリアンアプローチ
腰部疾患に対してのクリニカルリーズニング
オーストラリアンアプローチ
腰部疾患に対してのクリニカルリーズニング
オーストラリアンアプローチ
腰部疾患に対してのクリニカルリーズニング
まとめ
オフィスアワー:水曜日 9:00 から 12:00
臨床的な授業展開になります
145
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
高次脳機能障害治療学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
区分
選択
担当教員
小沢
健一
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
前期(前半)
高次脳機能障害は臨床でよくみられる症状の一つである。そのためリハビリテーションセラピストは高次
脳機能について理解しておかなければならない。ここではよくみられる症状とその理由を学習する。
ヒトが活動していくには、高次脳機能の働きが不可欠である。作業療法士が臨床場面で多く接する、中枢
系疾患、精神疾患、認知症、発達障害などは、多くが高次脳機能障害である。この講義では、臨床に必要
な知識を身につけることが目標となる。
講義形式:高次脳機能障害とは何なのか?ヒトの高次脳機能(脳の構造)を理解し、その障害により、ど
のような症状が現れるのかを学ぶ。さらに、それらの障害が作業療法の臨床の中で、どのような場面に対
して問題を起こすのか、評価や介入はどうしていけばいいのか、その概要を学ぶ。
高次脳機能障害学
第2版、石合純夫著、医歯薬出版、2012
〈神経心理学コレクション〉失われた空間
他
神経心理学コレクションシリーズ
筆記試験
石合純夫著、医学書院
医学書院
100%
第 1 回
高次脳機能障害の基礎知識
第 2 回
失語・失読・失書
第 3 回
左半球症状・失行・行為・行動の障害
第 4 回
右半球症状・失認と関連症状・病態失認・視空間性障害
第 5 回
半側空間無視
第 6 回
遂行機能障害・せん妄
第 7 回
認知症・記憶障害
第 8 回
高次脳機能障害に起因する様々な問題
授
業
計
画
備
考
-高次脳機能の統合・利用障害-
神経心理学に関する知識、脳の働きや解剖の復習をしておくこと。
第7回は、守口 恭子が担当。
146
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
職業関連活動学
必修
選択
区分
選択
担当教員
中村
圭一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
障害者の職業関連活動における社会資源・制度を理解する。
学 習 目 標
障害がある方の就労に関する作業療法の援助について説明することができる。
授 業 概 要
人にとっての職業の意味、職業的発達など「職業」について学習する。
障害を持つ人のリハビリテーションにおける職業と、その獲得のための援助を学ぶ。
教
科
書
指定なし
参
考
書
「職業リハビリテーション学」改訂第2版 松為信雄・菊池恵美子著
作業療法全書 職業関連活動 平賀昭信、岩瀬義昭編 協同医書出版
成績評価方法
筆記試験100%
第 1 回
障害者の自立と就労について
第 2 回
障害者の就業における課題について
第 3 回
障害者の雇用を促進するための制度
障害者雇用促進法の概要、雇用義務と雇用率制度
第 4 回
障害者の雇用を促進するための制度
障害者雇用納付金制度
第 5 回
障害者の雇用を援助する機関・事業
第 6 回
障害者の就労支援と作業療法
第 7 回
障害者の就労支援と作業療法
第 8 回
まとめ
授
業
計
画
備
協同医書出版
考
147
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
理学療法特論
必修
選択
区分
必修
担当教員
三科
貴博
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
後期
他
学 習 目 的
4 年次までの学習を踏まえ、理学療法士になる知識を総復習する。
学 習 目 標
理学療法士に要求される基礎医学知識を習得する。
理学療法士に要求される専門分野知識を習得する。
授 業 概 要
過去に実施された国家試験及び模擬試験等を参考に、基礎医学分野、専門科目分野について講義と解説を
行う。
教
科
書
特に指定しない。
参
考
書
特に指定しない。
成績評価方法
授
業
第 1 回
基礎医学のまとめ(生理学)
担当教員:鈴木
敦子
第 2 回
基礎医学のまとめ(生理学)
担当教員:鈴木
敦子
第 3 回
基礎医学のまとめ(解剖学)
担当教員:坂本
宏史
第 4 回
基礎医学のまとめ(解剖学)
担当教員:坂本
宏史
第 5 回
基礎医学のまとめ(病理学)
担当教員:成
第 6 回
臨床医学のまとめ(整形外科学)
担当教員:山本
泰宏
第 7 回
臨床医学のまとめ(神経内科学)
担当教員:武田
清
第 8 回
専門分野のまとめ(神経系理学療法)
担当教員:髙村
浩司
第 9 回
専門分野のまとめ(運動器系理学療法)
担当教員:粕山
達也
第10回
専門分野のまとめ(内部障害系理学療法)
担当教員:石黒
友康・高木
第11回
専門分野のまとめ(義肢装具学)
担当教員:生友
聖子
第12回
専門分野のまとめ(物理療法学)
担当教員:荒川
聡美
第13回
専門分野のまとめ(理学療法評価学・日常生活活動学)
担当教員:関口
賢人・高木
第14回
専門分野のまとめ(理学療法概論)
担当教員:三科
貴博
第15回
まとめ
担当教員:三科
貴博
計
画
備
出席状況、国家試験の出題形式にのっとって行われる単位認定試験により総合的に判断する。
考
昌燮
大輔
大輔
本科目を受講するためには臨床実習Ⅲの単位を修得していなければならない。
他の担当教員:石黒、武田、坂本、鈴木(敦)
、山本、成、三科、髙村(浩)
、粕山、関口、高木、荒川、
生友
148
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
必修
選択
理学療法演習Ⅳ
区分
必修
担当教員
関口
賢人
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
4
通年
学 習 目 的
理学療法に必要な解剖、生理学、運動学に関して、さらに理解を深める。
学 習 目 標
理学療法に必要な、解剖、整理、運動学の基礎的な知識について説明できる。
授 業 概 要
臨床実習や国家試験に必要な理学療法の基礎となる領域について学ぶ
教
科
書
別途指示する。
参
考
書
成績評価方法
授
業
出席状況、期末試験で評価を行う。
第 1 回
オリエンテーション:全体
第 2 回
上肢帯の解剖
第 3 回
下肢帯の解剖
第 4 回
体幹の解剖
第 5 回
頸部の解剖
第 6 回
筋の生理学
第 7 回
神経生理学1
第 8 回
神経生理学2
第 9 回
血液と組織液、循環
第10回
呼吸の生理学
第11回
消化と吸収、代謝
第12回
排泄機能(含む腎臓)
第13回
内分泌
第14回
生殖
第15回
まとめ
計
画
備
考
期末試験は過去約 5 年の国家試験問題を基にX2形式に修正したものとする。
他理学療法学科教員:石黒 友康、三科 貴博、成田 崇矢、村松 憲、髙村 浩司、粕山 達也、
高木 大輔、荒川 聡美、生友 聖子 他
149
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
理学療法演習Ⅳ
必修
選択
区分
必修
担当教員
関口
賢人
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
4
前期(集中)
学 習 目 的
理学療法に必要な解剖、生理学、運動学に関して、さらに理解を深める。
学 習 目 標
理学療法に必要な、解剖、整理、運動学の基礎的な知識について説明できる。
授 業 概 要
臨床実習Ⅳや国家試験に必要な理学療法の基礎となる領域について学ぶ。
教
科
書
別途支持する。
参
考
書
成績評価方法
出席状況、期末試験で評価を行う。
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
上肢・下肢帯の解剖
第 3 回
体幹、頸部の解剖
第 4 回
筋の生理学、神経生理学1
第 5 回
神経生理学2、血液と組織液、循環
第 6 回
呼吸の生理学、消化と吸収、代謝
第 7 回
排泄機能(含む腎臓)
、内分泌、
第 8 回
まとめ
授
業
計
画
備
考
期末試験は過去約 5 年の国家試験問題を基にX2形式に修正したものとする。
他理学療法学科教員:石黒 友康、三科 貴博、成田 崇矢、村松 憲、髙村 浩司、粕山
高木 大輔、荒川 聡美、生友 聖子 他
150
達也、
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
科目名
臨床実習Ⅳ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
担当教員
三科
貴博
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
10
4
通年
治療の目的と方法を対象者に適切に説明できる。
理学療法評価に基づき適切な治療を選択することができる.更に対象者の変化に対応し適切な治療を選択
することができる。
転倒・転落、血圧やオーバーワークなどに留意し、治療実施上の対象者の安全性を確保することができる。
指導者の指導のもとで目的に応じた治療手段を選択し適切な治療を実施できる。
実習協力施設において、実習指導者の指導を受けながら評価から治療実施までの理学療法の全過程を実習
し、それぞれの過程を実施する理由や、手段の選択理由を実習生自身が考えるよう求められ、最終的には
指導者の指導を受けながら理学療法の全過程をより自立して学習する。
科
書
特に指定なし。
参
考
書
特に指定なし。
授
区分
個々の症例が有する問題の解決のための情報収集・評価計画と実践・問題点の分析・治療方針の立案・治
療の一部の実施・効果の判定など基本的な理学療法の過程を習得する。
教
成績評価方法
必修
選択
実習中の出席状況、実習態度、学科指定の提出物、学外実習評価表、および実習終了後の学内症例報告会
の実施状況をふまえ総合的に評価する。
実習計画は配属された各実習施設により異なる。
業
基本的には最初の 1~2 週間は検査・測定などにより業務に慣れ、2~4 週目に対象症例の情報収集及び検
査測定、問題点の抽出、考察の作成(初期評価)を行う。4~5 週目以降に一部治療過程を実施し、6~8 週
目で治療効果の検討及び必要に応じて再度情報収集を行い(最終評価)
、9 週目にスタッフに対し症例報告
を行う。実習終了後は学内にて症例報告会を行う。
計
画
備
考
他担当教員:石黒、成田、村松、髙村(浩)
、粕山、関口、高木、荒川、生友
151
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科]
必修
選択
科目名
卒業研究
区分
選択
担当教員
村松
憲
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
4
4
通年
学 習 目 的
将来、独立して研究を行える基礎的能力を得るために、実験的手続き、参考資料の収集、研究発表、論文
作成方法を一通り体験し、分析的な思考と表現力を養う。
学 習 目 標
・
・
授 業 概 要
学生の希望するテーマを考慮して個人あるいは少人数のグループを作成し、各担当教員の指導の下で研究
を進める。
研究終了後、発表会および論文提出を行う。
教
科
書
特に指定しない。
参
考
書
特に指定しない。
成績評価方法
研究に必要な文献等を自分で収集し、理解できるようになる。
簡単な研究デザインを一人で立案できるようになる。
提出論文と発表会をもとに総合的に評価する。
前期
・
・
・
卒業研究のオリエンテーション
卒業研究の配属先決定
研究活動の実施
後期
・
・
・
研究活動の実施
研究発表会
研究論文の提出
授
業
計
画
備
考
本科目は自分が疑問に思ったことを解決するための方法論を、研究テーマを通じて体験することであり、
患者に対して根拠のある理学療法を行うためにも必要な技術であるため、履修が望ましい。
*1 指導回数や指導日程は、各担当教員により異なるため、指導教員の指示に従うこと。
*2 論文提出および発表会の日時については後日掲示する。
※その他担当教員:石黒 友康、堀内 一美、金 信敬、坂本
成 昌燮、高村 美加、成田 崇矢、三科
升 佑二郎、関口 賢人、高木 大輔
152
宏史、鈴木
貴博、髙村
敦子、山本
浩司、粕山
泰宏、
達也、
[専門科目領域/専門科目群/理学療法学科/旧カリキュラム]
科目名
必修
選択
物理療法学
(平成25年度以前入学生)
区分
担当教員
必修
生友
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
前期(集中)
聖子
学 習 目 的
物理療法に関する専門基礎知識を身につけ,物理療法を安全かつ効果的に実施する能力をつける.
学 習 目 標
1.物理刺激に対する生体の生理学的反応の機構(仕組み)を説明できる
2.現在,理学療法分野で一般的によく使用されている物理療法機器の原理,使用目的,適応と禁忌を
理解して,説明できる.
3.物理療法機器の作動原理を理解し,操作やメンテナンスを実行できる.
授 業 概 要
基本的な物理療法の方法とそれらの論理的背景,原理ならびに適応疾患と禁忌について講義を行う.また,
いくつかの項目について実習を行い,実際の機器使用法を学ぶ.
教
科
書
教科書:EBM 物理療法
参
考
書
参考書:物理療法マニュアル
成績評価方法
授
業
原著第 3 版
著:Michelle H. Cameron 訳:渡部一郎
著:嶋田智明,田口順子
出版社:医歯薬出版
出版社:医歯薬出版
出席、実技実習、期末試験によって総合的に評価する.
第 1 回
〔物理療法総論〕オリエンテーション,物理学と解剖生理学,疼痛のメカニズム,炎症
第 2 回
〔温熱療法1〕温熱療法総論
第 3 回
〔温熱療法2〕ホットパック,パラフィン浴
第 4 回
〔温熱療法3〕超短波療法,極超短波療法
第 5 回
〔寒冷療法〕寒冷療法総論,アイスマッサージ
第 6 回
〔水治療法1〕水治療法総論,渦流浴
第 7 回
〔水治療法2〕交代浴,ハバード浴,プール浴
第 8 回
〔電気療法1〕電気療法総論
第 9 回
〔電気療法2〕TENS,TES,FES
第10回
〔バイオフィードバックと電気診断1〕電気診断学総論,クロナキシ
第11回
〔バイオフィードバックと電気診断2〕神経伝導速度測定,FES,バイオフィードバック
第12回
〔牽引療法〕頚椎牽引,腰椎牽引
第13回
〔光線療法と筋硬度測定1〕光線療法総論,赤外線療法,レーザー療法
第14回
〔光線療法と筋硬度測定2〕紫外線療法,筋硬度測定
第15回
復習・総括
計
画
備
考
実技実習では,肌を露出しやすく,動きやすい服装をすること.
153
154
専
専
門
門
科
目
科
領
目
【作業療法学科】
域
群
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科]
必修
選択
科目名
作業療法概論
区分
必修
担当教員
加藤
智也
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
学 習 目 的
作業療法の特異性を理解し、専門性を追求する思考と行動を身につける。
学 習 目 標
作業療法を簡単な言葉で説明することができる。
学生自身の経験と作業療法の概念を結びつけることができる。
作業療法にとっての“作業”の意味を理解する。
作業療法の歴史を理解する。
作業療法の原理,基本構造と過程を理解する。
分野毎の作業療法の特徴を理解する。
作業療法の精神と作業療法士に求められる資質・適性を知り、今後の学習生活の見通しを持つ。
授 業 概 要
作業に基づく実践としての作業療法について講義,質疑応答,グループワーク等を通して学ぶ。
レポート課題により,調べる,問い訪ねる,纏める,論理的に表現するなどの能力を求める。
教
科
書
標準作業療法学 専門分野「作業療法学概論」第 2 版:岩崎テル子編集,医学書院
参
考
書
作業療法学全書
成績評価方法
授
業
改訂第 3 版 第 1 巻
作業療法概論:杉原素子編集,協同医書出版社
出席態度 5%,課題レポート 25%,定期試験 70%
第 1 回
授業オリエンテーション,当授業の主題「作業に基づく実践」としての作業療法について
第 2 回
作業療法の定義
第 3 回
作業療法の対象と領域
第 4 回
作業療法の目的
第 5 回
参加とコミュニティ
第 6 回
協業とクライエント中心
第 7 回
生活・作業とは何か
第 8 回
仕事・生産活動
第 9 回
遊び・レジャー
第10回
セルフケア・日常生活活動
第11回
作業的存在としての人間像
第12回
作業療法の歴史とリハビリテーション
第13回
作業療法の過程:評価,評価のまとめと焦点化
第14回
作業療法の過程:治療・指導・援助計画の立案
第15回
作業療法士に必要な感性と思考能力,知識,技術,行動
健康と安寧
作業の分類
計
画
備
考
学生生活の展望と見取り図の作成
課題レポートの提出を頻繁に求めます。レポートの作成及び教科書,配布プリントの予習・復習等、授業
時間外にも相当量の学習時間が必要です。
155
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科]
必修
選択
科目名
基礎作業学実習
区分
必修
担当教員
中村
圭一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
他
学 習 目 的
作業療法の臨床において、作業活動を用いて治療・援助ができるように知識と技術を身につける。
学 習 目 標
1 作業活動が人間にどのような影響をもたらすか、説明することができる。
2 作業をするにあたって、用具、手順、管理、注意点などを言うことができる。
授 業 概 要
陶芸・手工芸を中心として、作業療法で用いられる作業活動を体験する。
作業活動に当たっては、用具・手順や注意点などがわかり、作業の指導ができるようにする。
作業体験を通して、作業が人間にどのような身体的・精神的・社会的な影響をもたらしたかを考察する。
教
科
書
教科書は指定しない。
参
考
書
基礎作業学実習ガイド―作業活動のポイントを学ぶ―.岩瀬義昭編著、協同医書出版社、2005.
作業―その治療的応用(改訂第 2 版)
.日本作業療法士協会編集、協同医書出版社、2003.
成績評価方法
作業種目が終わるごとに、レポートを提出する。
出席(30%)
、実習に取り組む態度(10%)
、レポート(40%)
、作品(20%)
、などを総合評価する。
月曜日(担当:春山
)
木曜日(担当:中村
)
第 1 回
4/6 オリエンテーション
4/9 オリエンテーション
陶芸:成形、たまづくり、板づくり(守口)
陶芸:成形、たまづくり、板づくり
(守口)
第 2 回
4/13 陶芸:成形、ひもづくり
(守口) 4/16 陶芸:成形、ひもづくり
(守口)
第 3 回
4/20 陶芸:削り
(守口) 4/23 陶芸:削り
第 4 回
4/27 陶芸:削り
第 5 回
5/11 料理:山梨の郷土料理を作る(講師:堀内) 5/14 料理:山梨の郷土料理を作る
授
第 6 回
5/18 革細工:小銭入れの製作、スタンピング(中村) 5/21 革細工:小銭入れの製作、スタンピング (中村)
業
第 7 回
5/25 革細工、染色
(中村) 5/28 革細工、染色
第 8 回
6/1 陶芸:釉がけ、本焼き
(守口)
第 9 回
6/8 革細工
第10回
6/15 染色:藍染め
(守口) 6/18 染色:藍染め
第11回
6/22 染色:藍染め
(守口) 6/25 染色:藍染め
第12回
6/29 マクラメ
(守口) 7/2 マクラメ
第13回
7/6 共同制作
7/9 共同制作
第14回
7/13 共同制作
7/16 共同制作
第15回
7/27 まとめと発表
7/23 まとめと発表
計
(予備日)
かがリ、仕上げ
(守口) 4/30 陶芸:削り
(中村)
(守口)
(予備日)
(守口)
(講師:堀内)
(中村)
6/4 陶芸:釉がけ、本焼き
(守口)
6/11 革細工、かがり、仕上げ
(中村)
画
備
考
月曜日(学籍番号奇数)と木曜日(学籍番号偶数)に分かれて 2 クラスで実習をする。
1 回は 2 コマ続きとなっていて、連続して出席しなければならない。
すべての種目のレポートを提出することが必須である。
作業種目は、天候などで実習の順序を変更することがある。
他担当教員:守口 恭子・春山 佳代・堀内 邦江
156
(守口)
(守口)
(守口)
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科]
必修
選択
科目名
作業療法入門実習
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
必修
担当教員
守口
恭子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
1
後期
他
将来、専門職を目指すための心構えを認識し、社会人・医療人としてふさわしい態度を身につける。
1.社会人・医療人としての態度を身につける。
2.目指す作業療法士のイメージができる。
3.対象者とコミュニケーションができる。
3 日実習を通して対象者とのかかわりを体験したり、作業療法士の仕事を間近で見ることで、臨床家にな
る心構えを確認する。
実習日誌やレポートを書くことで、記録や報告の基礎を学ぶ。
教
科
書
作業療法入門実習の手引き(本学科で作成したものを配布する)
参
考
書
特に指定しない
成績評価方法
出席、実習の成績、実習日誌、報告会の内容と態度、等で総合評価
内
回
第 1 回
第 2 回
容
オリエンテーション、実習の手引きを読み、実習の心構えについて理解する。
第 3 回
作業療法についてビデオを見て観察記録を書く。
第 4 回
感染症と予防
第 5 回
感染予防対策―手洗いのしかたとマスクの着用
講義
講師:鶴原
喬
講義と実習
第 6 回
第 7 回
第 8 回
授
第 9 回
病院・施設
3 日実習
第 1 日目:学生が施設に出向き、実習する
病院・施設
3 日実習
第 2 日目:学生が施設に出向き、実習する
病院・施設
3 日実習
第 3 日目:学生が施設に出向き、実習する
第 12 回
業
第 11 回
第 12 回
計
第 13 回
画
第 15 回
第 14 回
第 16 回
第 17 回
第 18 回
第 19 回
第 20 回
第 21 回
第 22 回
第 23 回
備
考
3 日実習報告会:見学したこと、体験したことを報告する
2 年生の実習報告会の聴講:2 年生の評価実習報告会を聴講し、感想を書く。
他担当教員:黒崎 真樹・春山 佳代・鶴原 喬
臨床家としてふさわしい態度を身につけ、積極的に行動できるように日頃から心がけることが必要であ
る。先輩等の話などを聞くと参考になる。
3 日実習や報告会に欠席すると出席日数が不足して評定の対象にならないので気を付けること。
157
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科]
必修
選択
科目名
作業療法評価学
区分
必修
担当教員
佐藤
真一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
後期
他
学 習 目 的
作業療法を実施するため,評価の位置づけを理解し,的確に検査・測定を遂行しそれらを解剖学・生理学
をふまえ統合した評価を考察できるようになる.
学 習 目 標
身体及び心理・精神の評価につき,その理論,概念及び具体的方法が理解できること.
授 業 概 要
理論・概念について講義を行なう.各領域の評価法を提示し作業療法における評価の過程を学ぶ.
教
科
書
標準作業療法学 作業療法評価学 第 2 版 医学書院
標準作業療法学 精神機能作業療法学 第 2 版 医学書院
ベッドサイドの神経の診かた 改訂 17 版 南山堂
参
考
書
必要に応じて提示する
成績評価方法
授
業
第 1 回
評価の定義
第 2 回
測定と理解
第 3 回
作業的存在としての人間理解
第 4 回
評価における協働と参加
第 5 回
評価の論理
第 6 回
評価の意義,時期,評価項目
第 7 回
評価のまとめと問題点の抽出
第 8 回
記録,報告の方法,作業療法における効果判定
第 9 回
身体機能評価法 1
第10回
身体機能評価法 2
第11回
身体機能評価法 3
第12回
精神機能評価法 1
第13回
精神機能評価法 2
第14回
発達過程評価法
第15回
高齢期機能評価法
計
画
中間試験 20%,定期試験 80%
分析と統合
担当教員:佐藤
備
考
トップダウンとボトムアップ
真一(8/15)
・加藤
(中間試験)
担当教員:加藤智也
開講日:9 月 4 日
担当教員:加藤智也
開講日:9 月 11 日
担当教員:加藤智也
開講日:9 月 18 日
担当教員:加藤智也
開講日:9 月 25 日
担当教員:加藤智也
開講日:10 月 9 日
担当教員:佐藤真一
開講日:10 月 16 日
担当教員:佐藤真一
開講日:10 月 23 日
担当教員:佐藤真一
開講日:10 月 30 日
担当教員:佐藤真一
開講日:11 月 6 日
担当教員:佐藤真一
開講日:11 月 13 日
担当教員:佐藤真一
開講日:11 月 20 日
担当教員:加藤智也
開講日:11 月 27 日
担当教員:加藤智也
開講日:12 月 4 日
担当教員:佐藤真一
開講日:12 月 11 日
担当教員:佐藤真一
開講日:12 月 18 日
智也(7/15)
・
解剖学・生理学・運動学の基礎知識が必要である.平行しての学習と再学習が必要である
158
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
必修
選択
基礎作業学実習Ⅱ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
必修
担当教員
中村
圭一
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
作業療法の治療技術である「作業・活動」について理解し、対象者に作業が適切に選択できるように
なる。
1 作業療法と作業の関係について説明できる。
2 作業分析の理論と方法が説明できる
3 それぞれの分野の作業療法において、作業が適切に選択できる。
作業療法と作業の関係を明らかにし、作業分析の考え方と分析方法を講義で示す。それを踏まえて、
実際に作業を実習して、具体的に分析する。最終的に、対象者に合わせて作業が選択できるようにす
る。
教
科
書
標準作業療法学
基礎作業学 第 2 版:小林夏子他編、医学書院、2012.
(必ず第 2 版を用意すること)
参
考
書
作業療法学全書
改訂第 3 版 第 2 巻
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
授
業
計
画
備
基礎作業学:澤田雄二編、協同医書出版社、2009.
出席(10点)
、実習態度(10点)
、レポート・課題提出(40点)
、試験(40点)
オリエンテーション、講義:作業療法と「作業」について
演習:グループ討議
講義:作業療法の展開と作業分析について学ぶ
演習:グループ討議とまとめ
第 3 回
実習:作業と作業分析
木工・革細工
第 4 回
実習:作業と作業分析
木工・革細工
第 5 回
実習:作業と作業分析
木工・革細工
第 6 回
実習:作業と作業分析
木工・革細工
第 7,8 回
演習:発表
第
8回
11/12③④
教科書 p.48~94.
個人でレポートも作成する
実習:共同作業
第 9 回
実習:共同作業
第10回
演習:作業分析
第11回
演習:発表
第12回
実習:共同作業
第13回
実習:共同作業
第14回
演習:作業分析
第15回
演習:発表
考
教科書 p.13-45.
個人でレポートも作成する
ABクラスに分かれて作業活動をしながら、作業分析について学ぶ。
担当教員:守口 恭子・春山 佳代
159
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
評価学概論
区分
必修
担当教員
佐藤
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
前期(前半)
真一
学 習 目 的
作業療法を実施するため,評価の位置づけを理解し,的確に検査・測定を遂行しそれらを解剖学・生理学
をふまえ統合した評価を考察できるようになる.
学 習 目 標
身体及び心理・精神の評価につき,その理論,概念及び具体的方法が理解できること.
授 業 概 要
理論・概念について講義を行なう.各領域の評価法を提示し作業療法における評価の過程を学ぶ.
教
科
書
標準作業療法学 専門分野 作業療法評価学 第 2 版
新・徒手筋力検査法 原著第 9 版 協同医書出版
ベッドサイドの神経の診かた 改訂 17 版 南山堂
参
考
書
成績評価方法
医学書院
定期試験で評価する
第 1 回
評価学の基礎
概論
第 2 回
評価の意義,時期,評価項目
第 3 回
評価のまとめと問題点の抽出
第 4 回
記録,報告の方法,作業療法における効果判定
第 5 回
身体機能評価法
第 6 回
精神機能評価法
第 7 回
発達過程評価法
第 8 回
高齢期機能評価法
授
業
計
画
備
考
解剖学・生理学・運動学の基礎知識が必要である.再学習をしておくこと.
160
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
身体構造機能評価学演習
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
担当教員
必修
佐藤
科
書
考
業
計
画
2
後期
医療職として臨床場面に応用できるように具体的方法を学ぶことができる.また学生同士や症例を通し
て実際の技術を学び実際の評価実技ができる.
身体機能評価について理論,概念および具体的方法について講義する.解剖学・生理学・運動学の基礎
をふまえ評価の意味,目的を学ぶ.
新・徒手筋力検査法 原著第9版 津山直一・中村耕三訳
坂井文彦改訂
医学書院
協同医書
南山堂
実技試験 40%,期末試験 60%で評価する
第 1 回
表面解剖,触診方法
第 2 回
関節機能の診かた,筋緊張の診かた
第3・4 回
徒手筋力テスト
第 5・6 回
反射の診かた
深部反射
第 7・8 回
反射の診かた
病的反射
第 9・10 回
感覚の診かた
1
第 11・12 回
感覚の診かた
2
第 13・14 回
脳神経の診かた
1
第 15・16 回
脳神経の診かた
2
第 17・18 回
小脳機能の診かた
1
第 19・20 回
小脳機能の診かた
2
第 21・22 回
標準化されたテスト・バッテリーの実施
1
第 23・24 回
標準化されたテスト・バッテリーの実施
2
第 25-30 回
備
1
書
成績評価方法
授
開 講
学期等
身体の運動機能の評価について,その理論,概要,具体的方法を理解し,実際にその方法を実施できる
ようになる.
ベッドサイドの神経の診かた 改訂 17 版
参
履修
年次
真一
標準作業療法学 作業療法評価学 第2版 岩崎テル子編集
教
単位数
考
実技の確認作業と実技試験を実施
小グループに分かれての課題の検討と発表を随時取り入れて進行する.
実技であるため動きやすい服装で受講.
解剖学・生理学・運動学の知識は重要な基礎知識であるため,受講にあたり復習が必要である.
161
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
精神高次脳機能評価学
必修
選択
区分
担当教員
必修
小沢
健一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
後期(前半)
学 習 目 的
脳に何らかの損傷を受けた患者は、通常とは異なった表出・行動をとる場合がある。そのことがリハビリ
テーションを行うにおいて妨げとなることは多い。ここではそれら症状をどのように検査し、評価するの
かを学び、身につける。
学 習 目 標
臨床場面でよく使われる高次脳機能及び精神機能評価の概要を学び、評価や検査ができるようになる。
授 業 概 要
講義を中心に障害を理解してもらい、実際評価・検査バッテリーを体験する。
教
科
書
作業療法評価学-第2版- 岩崎テル子 他編集 医学書院
高次脳機能障害学 第2版、石合純夫著、医歯薬出版、2012
参
考
書
成績評価方法
期末テスト(100%)
第 1 回
高次脳機能障害の評価
脳の働き
概論
第 2 回
作業療法における高次脳機能障害の評価
第 3 回
作業療法における高次脳機能障害の評価
検査法
左半球に特有なもの
第 4 回
作業療法における高次脳機能障害の評価
検査法
右半球に特有なもの
第 5 回
作業療法における高次脳機能障害の評価
検査法
記憶・注意に特有なもの
第 6 回
気分、不安、うつ検査
第 7 回
臨床場面における検査の実際
第 8 回
臨床場面における検査の実際
授
業
計
画
備
感情・気分の評価
考
162
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
生活動作活動評価学
必修
選択
区分
必修
担当教員
中西
康祐
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
後期(前半)
学 習 目 的
対象者の生活を作業療法士として援助するために、日常生活活動について理解し、本人の能力だけで
はなく、本人を取り巻く環境等の様々な要因の影響について考察できるようになる。
学 習 目 標
1) 日常生活活動は、本人の能力だけではなく、本人を取り巻く環境等の様々な要因の影響を受けて
いることを理解することができる。
2) 様々な障害によって生じた日常生活活動の問題に対して、必要な援助をするために評価する力を
身につける。
授 業 概 要
作業療法の臨床場面で見られる主要な日常生活活動を取り上げ、それらに関する基礎知識を整理する
とともに、評価する実践能力を養う。
教
科
書
新版 日常生活活動(ADL)―評価と支援の実際 医歯薬出版
参
考
書
『ADL とその周辺 評価・指導・介護の実際』第 2 版 伊藤利之・鎌倉矩子編集 医学書院
『作業療法学ゴールド・マスター・テキスト 8 日常生活活動(ADL)・福祉用具学』
長﨑重信監修 木之瀬隆編集 メジカルビュー社
成績評価方法
期末試験 90%、課題 10%,出席状況,授業態度の総合評価
第 1 回
オリエンテーション
BADL,IADL,ICF の概略を学ぶ
第 2 回
Barthel Index を用いて ADL と評価を理解する
第 3 回
FIM を用いて ADL と評価を理解する
第 4 回
BADL を理解する(起居・移乗動作)
第 5 回
BADL を理解する(食事・排泄・入浴・整容動作)
第 6 回
IADL を理解する(家事活動)
第 7 回
IADL を理解する(コミュニケーション活動・社会的交流・社会的活動)
第 8 回
まとめ
授
業
計
画
備
考
163
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
心理社会的機能評価学
区分
必修
担当教員
春山
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
後期(前半)
佳代
学 習 目 的
作業療法臨床実習Ⅰで使用する作業療法評価について学び、実施できることを目標とする。
治療的道具としての自己の利用のために、自分自身の特徴を知る。
学 習 目 標
観察、面接を通した作業療法評価を行うことができる。
観察、面接で得た評価を、専門用語を用いて記述することができる。
評価結果について、分析し統合することができる。
授 業 概 要
評価の概要を講義するとともに、ロールプレイ等を通して観察や面接技術の習得を目指す。
教
科
書
標準作業療法学
参
考
書
中井久夫、山口直彦:看護のための精神医学 第 2 版,医学書院
上野武治・編:標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 精神医学第 3 版
成績評価方法
専門分野
作業療法評価学
第2版
医学書院
出席 10%、提出物 10%、定期試験 80%
第 1 回
作業療法と評価
第 2 回
観察法
第 3 回
面接法、領域共通の評価法
第 4 回
集団評価法
第 5 回
日常生活技能評価について、精神症状の評価
第 6 回
精神症状について、検査法
第 7 回
自分を知る―東大式エゴグラム、その他
第 8 回
各疾患における評価
授
業
計
画
備
考
臨床実習Ⅰで求められる評価技術の講義である。
対人技術であるため、ペアやグループでのロールプレイを行うことがある。
学生は積極的に参加し、各回の評価・検査について十分に習得できるよう努力すること。
164
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
発達機能評価学
必修
選択
区分
必修
担当教員
原國
優子
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
前期(後半)
学 習 目 的
発達障害領域における検査法を学ぶ事により、対象児をトータルに理解する事が出来るようになる。
対象児に沿って、必要な検査法は何かを判断する事が出来るようになる。
学 習 目 標
・対象者の支援計画を立案する際に用いる質的評価法について理解し、説明出来る。
・対象者の支援計画を立案する際に用いる量的評価について理解し、説明出来る
授 業 概 要
・観察を通して、評価の視点から分析し整理する事を学ぶ。
・評価、検査バッテリーを体験する。
・発達障害領域における検査法を学び、データーからの解釈について学ぶ。
教
科
書
岩崎テル子 他編集
参
考
書
成績評価方法
作業療法評価学-第2版- 医学書院
全体 100%として、出席点 24 点(1 回の出席をもって 3 点)
、期末試験 76 点で評価する。
第 1 回
【質的評価法】質的評価の視点について・遊びの場面を観察して記録する。
記録したデーターから考察的な視点を上げる。
第 2 回
【量的評価法】スクリーニングテスト(遠城寺式乳幼児分析発達検査・日本版デンバー式発達スクリーニ
ング検査)について学習する。
第 3 回
【量的評価法】発達検査(新版 K 式発達検査・田中ビネー知能検査・K-ABC 心理・教育アセスメント
・WPPSI 知能診断検査・WISC-Ⅲ知能検査・ITPA 言語学習能力検査・小児自閉性評定尺
度(CARS))について学習する。
第 4 回
【量的評価法】特定の領域の検査(グッドイナフ人物画知能検査)を体験し発達指数を算出する。
第 5 回
【量的評価法】特定の領域の検査(フロスティック視知覚検査)を体験し発達指数を算出する。
第 6 回
【感覚統合療法評価】フォーマルな検査(日本版幼児発達スクリーニング検査(JMAP)・南カリフォル
ニア感覚統合検査(SCSIT)
・南カリフォルニア感覚統合検査(SCPNT)
)について学ぶ。
第 7 回
【感覚統合療法評価】インフォーマルな検査(・感覚発達チェックリスト(JSI-R)・臨床観察・感覚入
力に対する反応検査)について学ぶ。
第 8 回
【発達障害児の評価結果の解釈】評価データーの読み取りと解釈・問題点の抽出を行う。
授
業
計
画
備
考
165
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
身体障害作業療法治療学Ⅰ
区分
必修
担当教員
草野
明
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
身体障害における作業療法実践の基礎となる知識を習得する.
学 習 目 標
①
②
授 業 概 要
主要な疾患・障害およびその作業療法について講義形式で学ぶとともに,その知識を実践するための演習
を行う.
教
科
書
標準作業療法学・専門分野、
「身体機能作業療法学
参
考
書
標準作業療法学・専門分野,
「作業療法概論 第2版」岩崎テル子編集(医学書院)
「ベッドサイドの神経の診かた 改訂 17 版」田島義昭・他(南山堂)
成績評価方法
授
業
主要な疾患・障害について説明できる.
主要な疾患・障害の作業療法について説明できる.
第2版」岩崎テル子編集(医学書院)
出席 10%,授業態度 10%,課題 15%,小試験 15%,期末試験 50%により総合的に評価する.
第 1 回
オリエンテーション,これまでの復習
第 2 回
障害「筋緊張亢進・低下」に対する作業療法を学習する.
第 3 回
障害「運動麻痺」に対する作業療法を学習する.
第 4 回
障害「感覚麻痺」に対する作業療法を学習する.
第 5 回
障害「筋力・筋持久力低下」に対する作業療法を学習する.
第 6 回
障害「不随意運動,協調運動障害,その他」に対する作業療法を学習する.
第 7 回
障害「関節可動域低下」に対する作業療法を学習する.
第 8 回
脳血管障害・脳外傷およびその障害について再学習する.
第 9 回
頸髄損傷およびその障害について再学習する.
第10回
神経変性疾患およびその障害について再学習する.
第11回
末梢神経損傷およびその障害について再学習する.
第12回
神経疾患・筋疾患およびその障害について再学習する.
第13回
関節リウマチおよびその障害について再学習する.
第14回
熱傷,骨関節疾患,切断およびその障害について再学習する.
第15回
呼吸器疾患,糖尿病,心疾患,その他の疾患およびその障害について再学習する.
計
画
備
考
既に習得済みの知識・技術についても事前に予習を行って授業に臨んでもらいたい.
166
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
精神障害作業療法治療学Ⅰ
区分
必修
担当教員
加藤
智也
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
作業療法評価・介入の基礎となる人間観を養う。作業療法評価(精神障害領域)を実施するときに、もっ
とも基本的な根拠となる生活の中で働く精神機能の重要性を理解する。
学 習 目 標
生活の中の出来事を観察し記録することができる。
作業的存在としての人間という視点を理解し、事実に対する考察を述べることができる。
授 業 概 要
日常的な出来事を観察して記録する。物理的環境に含まれている意味を理解して記録する。生活の中にあ
る心の働きについて省察する。他者の心を理解する上で重要な自己理解と自己の使用について学ぶ。精神
障害を持ちながら生活することと,精神保健及び作業療法介入の概要について学ぶ。
教
科
書
精神科作業療法臨床実習企画.田端幸枝(編),文光堂(2015 年 5 月出版予定)
参
考
書
精神障害と作業療法 治る・治すから生きるへ 第3版.山根寛(著)
,三輪書店
作業療法学全書 改訂第3版 第5巻 作業治療学2 精神障害.協同医書出版
成績評価方法
授
業
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
精神科作業療法の歴史
第 3 回
精神科作業療法の基本技法
関与すること
第 4 回
精神科作業療法の基本技法
面接の技法
第 5 回
精神科作業療法の基本技法
活動と作業
第 6 回
精神科作業療法の基本技法
自己の使用
第 7 回
観察と記録
第 8 回
観察と記録の実際
第 9 回
精神保健福祉と作業療法 1
第10回
精神保健福祉と作業療法 2
第11回
精神保健福祉と作業療法 3
第12回
精神科作業療法の実際1
第13回
精神科作業療法の実際 2
第14回
精神科デイケアの実際 1
第15回
精神科デイケアの実際 2
計
画
備
レポート 10%、試験 90%
考
担当教員:加藤智也
開講日:9 月 3 日
担当教員:加藤智也
開講日:9 月 10 日
担当教員:加藤智也
開講日:9 月 17 日
担当教員:加藤智也
開講日:10 月 1 日
担当教員:加藤智也
開講日:10 月 8 日
担当教員:加藤智也
開講日:10 月 15 日
担当教員:加藤智也
開講日:10 月 22 日
担当教員:加藤智也
開講日:10 月 29 日
担当教員:中村圭一
開講日:11 月 5 日
担当教員:中村圭一
開講日:11 月 12 日
担当教員:中村圭一
開講日:11 月 19 日
担当教員:中村圭一
開講日:11 月 26 日
担当教員:中村圭一
開講日:12 月 3 日
担当教員:春山佳代
開講日:12 月 10 日
担当教員:春山佳代
開講日:12 月 17 日
作業療法評価について
省察とプロセスレコード
担当教員:加藤
智也(8/15)
・中村
圭一(5/15)
・春山
167
佳代(2/15)
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
必修
選択
老年期障害作業療法治療学Ⅰ
区分
必修
担当教員
中西
康祐
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
老年期における作業療法を行うために、老年期作業療法の基本的枠組み(評価・介入)について理解し、臨
床場面で考察できるようになる。
学 習 目 標
1) 老年期作業療法の基本的枠組み(評価・介入)について、基本的事項を理解することができる。
2) 老化に伴う心身機能の変化と生活活動障害について、基礎知識を身につけることができる。
授 業 概 要
評価と介入の基本となるICFの概念を理解する.老化に伴う心身機能の変化と生活活動障害について理解
し、老年期障害に関する基礎知識を整理する。また、作業療法士として老年期障害に対する基本的枠組み
について学習する。
教
書
『老年期の作業療法』
書
『認知症とは何か』 小沢勲 岩波新書
『標準作業療法学 専門分野 高齢期作業療法学 第2版』 松房利憲・小川恵子編集 医学書院
『作業療法学全書 改訂第3版 第7巻 作業治療学4 老年期』 村田和香編集 協同医書出版社
参
科
考
成績評価方法
授
業
浅海奈津美・守口恭子
三輪書店
中間試験(65%), 期末試験(30%), 出席状況/授業態度(5%)の総合評価
第 1 回
オリエンテーション
老年期障害作業療法の流れについて
第 2 回
ICF の概略を学ぶ
第 3 回
ICF の理解を深める
第 4 回
老年期障害の事例を ICF を用いて理解する
第 5 回
老年期作業療法の考え方,目的を学ぶ
第 6 回
老年期作業療法の対象となる人々について
第 7 回
老化の身体的・精神的変化
第 8 回
老化に起因する生活活動障害
第 9 回
中間まとめ
第10回
介護保険施策における老年期作業療法
第11回
老年期作業療法の評価の目的と内容について学ぶ
第12回
老年期作業療法の評価から課題の抽出,介入までの流れについて学ぶ
第13回
認知症の症状や生活障害について学ぶ
第14回
MMSE と HDS-R について学ぶ
第15回
まとめ
計
画
備
考
168
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
発達障害作業療法治療学Ⅰ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
業
必修
担当教員
原國
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
優子
発達障害の特性を知り、評価に基づいた治療の構造を理解する。
1.発達障害領域における対象者に関する基礎知識、および障害像を理解する。
2.発達障害領域の作業療法の役割と作業療法を実践する上で必要な知識・視点について理解する。
3.発達障害ケースの評価・治療・経過の全体像を知り、興味と意欲が持てる。
前半は乳児の運動発達を振り返り、発達障害分野の作業療法の流れについて説明する。その後、グループ
ごとに脳性麻痺児(類型別)・発達障害について調べ発表する。人間発達、発達障害評価学における知識
を症例に結びつけ、具体的な支援について学ぶ。
作業療法学 ゴールド・マスター・テキスト 発達障害作業療法学 改訂第2版
編集:神作一実 出版社:メジカルビュー社
脳性麻痺児の類型別運動発達 著:Bertq&Karel Bobath 医歯薬出版
脳性麻痺児の家庭療育 原著第 4 版 編著:EVA BOWER 医歯薬出版
全体 100%として、出席点 30 点(1 回の出席をもって 2 点)
、レポート 10 点、期末試験 60%(9 回以下の
出席は期末試験受験資格無し)で評価する。
第 1 回
【発達障害分野のOT概論】
第 2 回
【発達障害分野のOT概論】 症例(脳性麻痺児)を通して、発達障害作業療法の評価、支援計画、
支援内容の流れの概要を知る。
第 3 回
授
区分
【脳性麻痺】
発達障害概論、発達障害領域の作業療法における評価、治療の概要を知る。
定義、状態像を学び、評価、治療、療育、教育等のかかわりの全体像を理解する。
脳性麻痺類型別障害の特徴について
第 4 回
【発達障害】 発達障害(学習障害・注意欠陥多動性障害・自閉症スペクトラム障害)の概要と定義につ
いて理解する。
第 5 回
【グループ発表1】痙直型四肢・両麻痺:臨床像・合併症・姿勢運動の特徴・対応の仕方、アプローチ
第 6 回
【グループ発表2】痙直型片麻痺:臨床像・合併症・姿勢運動の特徴・対応の仕方、アプローチ
第 7 回
【グループ発表3】アテトーゼ型四肢麻痺:臨床像・合併症・姿勢運動の特徴・対応の仕方、アプローチ
第 8 回
【グループ発表4】知的障害:定義、臨床像、治療、療育の関わりについて
第 9 回
【グループ発表5】学習障害:定義、臨床像、治療、療育の関わりについて
第10回
【グループ発表6】注意欠陥多動性障害:定義、臨床像、治療、療育の関わりについて
第11回
【グループ発表7】自閉症スペクトラム障害:定義、治療、療育の関わりについて
第12回
【グループ発表8】筋ジストロフィー症:臨床像・合併症・対応の仕方、アプローチ
第13回
【感覚統合療法】遊具体験と遊具分析
第14回
【感覚統合療法】遊具分析と治療としての実践
第15回
【事例検討】事例を通して、作業療法評価と問題点の整理とゴール設定について学ぶ
計
画
備
考
発表に向けて、グループ学習を進めレポートを作成する。
担当教員に事前にレポートを提出し確認を取る。
(発表 1 週間前には提出)
発表の準備を行う。
アンダーラインが引かれた授業日は実技を行う予定。実技授業は動きやすい服装で参加する事。
169
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
義肢装具学
区分
担当教員
必修
佐藤
真一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
義肢装具に関する基礎知識について理解し,臨床現場においてその適応と適合判断ができるようになる.
学 習 目 標
作業療法士に必要な義肢装具に関する基礎知識(定義・分類・適応・適合判定など)を説明することがで
きる
授 業 概 要
身体障害のリハビリテーションにおける,切断に対する義肢や装具に関する基礎的な知識を習得する.作
業療法士の役割と機能を明らかにし,実際の義肢装具を提示しながら講義形式で行なう.
教
科
書
作業療法学全書
参
考
書
「義肢装具のチェックポイント 第 8 版」 医学書院
手のスプリントのすべて 第 3 版
三輪書店
成績評価方法
授
業
改訂第 3 版第 9 巻
作業療法治療学 1
「義肢装具学」 協同医書出版社
中間試験 50%・期末試験 50%
第 1 回
オリエンテーション,義肢総論,義肢の歴史について学習する
第 2 回
切断のリハビリテーション(切断の原因と切断部位,切断者の状況など)について学習する
第 3 回
義手の種類,構成部品について学習する
第 4 回
義手の装着訓練について学習する
第 5 回
義手のチェックアウトについて学習する
第 6 回
義足概論,種類・構造・義足歩行などについて学習する
第 7 回
装具概論,装具の歴史,装具の分類等について学習する
第 8 回
体幹装具について学習する
第 9 回
上肢装具の分類と種類,適応などについて学習する(末梢神経損傷を中心に)①
第10回
上肢装具の分類と種類,適応などについて学習する(脊髄損傷を中心に)②
第11回
上肢装具の分類と種類,適応などについて学習する(RA を中心に)③
第12回
上肢装具の分類と種類,適応などについて学習する(中枢神経疾患・変性症を中心に)③
第13回
腕保持用装具について学習する
第14回
上腕義手使用の実際
第15回
筋電義手の実際
計
画
備
考
当事者と担当 PO による実技
義肢装具士や当事者の特別講師の授業も予定しているので,日程変更の可能性がある.
上肢装具・スプリントの作製実習は後期の「身体障害治療技術演習」でおこなう.
装具への理解を深めるために解剖学・運動学の知識は必須である,復習を十分に行なってください.
170
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
身体障害作業療法治療学Ⅱ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
担当教員
選択必修
小沢
健一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
臨床場面では、治療・訓練が客観的に根拠を持ってなされなければならない。今までの学習から総合的に
対象者をとらえ治療・訓練の方法を導き出せるようになるための知識や方法を習得する。
各障害像を深め、医学的見地から考察できることができる。
障害間の関係が明確になる。各種検査・評価結果から、作業療法を実施していくための治療計画、手段、
方法、禁忌などを理解する。
身体機能の障害が社会生活上どのように影響を与え、そのどこに問題があり、どのような手段で改善して
いくのかを講義、グループ学習の形で行っていく。症例報告や症例研究ができるようにできるだけ多くの
例題を使い、臨床に即した形にした授業にしていく。
教
科
書
中枢神経系疾患に対する作業療法
参
考
書
標準作業療法学・専門分野「身体機能作業療法学 第2版」岩崎テル子編 医学書院
上肢-上部体幹の機能改善 Regi Boehme著 高橋智宏監訳 協同医書出版
成績評価方法
授
業
山本伸一 他編
三輪書店
期末試験 100%
第 1 回
事例検討:事例を通して評価からの解釈・治療方針などを紹介し治療手段の選択ができるようにする
基本情報・生活背景からの解釈
第 2 回
病期に応じた治療・援助内容の違い
第 3 回
実施場所に応じた治療・援助内容の違い
第 4 回
脳血管障害と脳外傷
第 5 回
脳血管障害と脳外傷-姿勢や基本動作の特徴
第 6 回
脳血管障害と脳外傷-ADL の特徴
第 7 回
神経変性疾患
第 8 回
神経・筋疾患
第 9 回
関節リウマチ
第10回
脊髄損傷
第11回
呼吸器疾患
第12回
熱傷
第13回
終末期とターミナルケア
第14回
事例検討:事例を通して評価からの解釈・治療方針などを紹介し治療手段の選択ができるようにする
第15回
事例検討:事例を通して評価からの解釈・治療方針などを紹介し治療手段の選択ができるようにする
計
画
備
考
臨床実習等で体験した症例の生活動作をまとめておくこと。
171
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
精神障害作業療法治療学Ⅱ
区分
担当教員
選択必修
中村
圭一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
疾患とその回復段階に応じた作業療法を実施するための知識や理論を習得する。
学 習 目 標
それぞれの精神疾患の特徴を捉え、その疾患に応じた適切な作業療法実施について理解を深める。
精神科作業療法で使用する実技やプロセスを考えて、実践できる。
授 業 概 要
各精神疾患における作業療法の役割を考え、計画から展開するための適切な対応について講義する。
精神科領域における具体的な作業療法の実施について説明する。
教
科
書
社団法人日本作業療法士会・監:作業療法全書改訂第 3 版
協同医書出版
参
考
書
香山明美他・編:生活を支援する精神障害作業療法
成績評価方法
授
業
試験90%
第5巻
急性期から地域実践まで,医歯薬出版
出席10%
第 1 回
作業・作業活動を介した回復支援と生活支援
第 2 回
作業療法の構造と実践形態
第 3 回
作業療法実践のプロセス
第 4 回
疾患・障害別作業療法の実際(統合失調症)
第 5 回
疾患・障害別作業療法の実際(気分障害)
第 6 回
疾患・障害別作業療法の実際(神経症性障害)
第 7 回
疾患・障害別作業療法の実際(摂食障害)
第 8 回
疾患・障害別作業療法の実際(パーソナリティ障害)
第 9 回
疾患・障害別作業療法の実際(器質性精神障害)
第10回
精神科作業療法に関する理論・モデル・技法(治療構造論)
第11回
精神科作業療法に関する理論・モデル・技法(認知行動療法)
第12回
精神科作業療法に関する理論・モデル・技法(社会生活技能訓練)
第13回
精神科作業療法に関する理論・モデル・技法(心理教育)
第14回
精神科作業療法に関する理論・モデル・技法(リカバリーモデル)
第15回
まとめ
計
画
備
考
172
作業治療学 2 精神障害,
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
老年期障害作業療法治療学Ⅱ
区分
担当教員
選択必修
守口
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
恭子
学 習 目 的
高齢者に対する作業療法介入を習得する。
認知症高齢者に対する作業療法介入を習得する。
学 習 目 標
1
2
認知症高齢者の生活障害を理解し、作業療法介入を組み立てることができる。
老年期のリスク管理を理解し、それをふまえて作業療法介入を組み立てることができる。
授 業 概 要
1
2
臨床実習Ⅱで担当した事例をもとに評価からプログラムの立案までができるようにする。
講義のなかで知識を習得し、事例検討を通してその知識を事例の中で統合する経験をする。
教
書
浅海奈津美・守口恭子「老年期の作業療法」第 2 版増補版三輪書店(2年次の教科書を引き続き使用する)
書
「認知症とは何か」 小沢勲 岩波新書、2005.3.
「作業療法学全書改訂第3版第7巻 作業治療学4 老年期」 村田和香編集 協同医書出版社、2008.9.
日本作業療法士協会学術部編「認知症高齢者の作業療法の実際―ICFを用いた事例の紹介」日本作業療
法士協会.2010.5.
成績評価方法
期末試験 50%、中間試験 20%、事例検討 10%、レポート10%、ノート提出(5%)
、出席(5%)の
総合評価
参
授
業
科
考
第 1 回
オリエンテーション
講義:作業療法介入とは何か
第 2 回
講義・演習:評価から全体像・介入計画へ
第 3 回
講義・演習:考察はどのように組み立てるか
第 4 回
討議①:臨床実習Ⅰで担当した事例のまとめと介入を考える
第 5 回
討議②:臨床実習Ⅰで担当した事例のまとめと介入を考える
第 6 回
講義:認知症のある人の評価と介入
第 7 回
講義(教科書5章)
・演習:老年期の作業療法介入―ADLの分析と介入(グループワーク)
第 8 回
講義・演習:ADL・IADLの介入・発表(グループワーク)
第 9 回
講義(教科書5章)
:老年期の作業療法介入―余暇活動・作業活動を中心に
第10回
講義:リスク管理、援助者のための一般的注意
第11回
講義(教科書 7 章~9 章):家族、他職種との連携、高齢者の権利擁護
第12回
講義:終末期の作業療法
第13回
講義(教科書 10 章)
:社会の中の老い、まとめ
第14回
ICFでまとめた作業療法事例に学ぶー
第15回
先輩の担当した事例に学ぶ
計
画
備
考
特別講師:浅野
克俊(日程未定)
173
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
発達障害作業療法治療学Ⅱ
必修
選択
区分
担当教員
選択必修
原國
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
優子
学 習 目 的
発達障害の特性をより深く知ることにより、評価と治療の構造の理解と発達支援についての幅広い視点を
持つ。
学 習 目 標
1.感覚統合理論と感覚統合療法について理解する。
2.事例を通して問題点の解釈と治療プログラムを立てる事が出来る。
授 業 概 要
前半は「感覚統合理論・感覚統合療法」について学び、評価の一部を体験する。
後半は、事例を通して問題点の解釈と治療プログラムを立て、発表して貰う。
教
科
書
感覚統合Q&A 改訂第 2 版
参
考
書
標準作業療法学
成績評価方法
編:石井孝弘・他
発達過程作業療法学
第2版
協同医書出版
編:福田恵美子
出席とレポート又は筆記試験で評価する。
第 1 回
【発達障害児に対する支援】感覚統合理論の概念と治療的原則について学ぶ。
第 2 回
【発達障害児に対する支援】感覚統合理論の概念と治療的原則について学ぶ。
第 3 回
【発達障害児に対する支援】感覚統合評価の一部を実施し解釈する。
第 4 回
【事例紹介】事例の概要と情報を得る。
第 5 回
【グループワーク】事例の問題点の解釈と治療プログラムの立案
第 6 回
【グループワーク】事例の問題点の解釈と治療プログラムの立案
第 7 回
【グループワーク】事例の問題点の解釈と治療プログラムの立案
第 8 回
【発表】事例の問題点と治療プログラムについて、発表する。
授
業
計
画
備
医学書院
考
174
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
身体障害作業療法治療学Ⅲ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
担当教員
選択必修
小沢
健一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
中枢神経系の障害ではさまざまな問題が生じてくる。身体や精神の機能が日常生活動作のなかで、どのよ
うに使われ、構成されているのかを理解していなければ、障害者の活動を評価・治療することができない。
この科目では中枢神経系障害者の活動を分析しアプローチする手法を身につける。
・生活活動におこなわれる身体動作を説明できる。
・身体動作を分析的に評価する手法(動作分析)を習得する。
・日常生活動作と環境との関係を説明できる。
・さまざまな問題に対して適切なアプローチ方法を習得する。
日常生活で行われる身体活動について、運動学、認知心理学的視点から分析をし、解剖学、生理学や運動
学など医学基礎を応用し、ヒトの活動を解釈していく。
授業は、講義に演習を交えながら行う。
教
科
書
山本伸一
参
考
書
中村隆一 他 著「臨床運動学 第3版」医歯薬出版
D.P.Green 他 著.嶋田智明 監訳「キネシオロジー 日常生活活動の運動学」医歯薬出版
成績評価方法
授
業
他著
活動分析アプローチ-中枢神経系障害の評価と治療【第2版】
試験 100%
第 1 回
序論
第 2 回
生活動作と中枢神経系の理解
第 3 回
上肢機能へのアプローチ-痙性上肢
感覚障害
第 4 回
上肢機能へのアプローチ-肩の痛み
浮腫手
第 5 回
基本動作
寝返り、起き上がり、立ち上がり
第 6 回
基本動作
移乗動作
第 7 回
基本動作
移動動作
第 8 回
動作分析
整容、更衣
第 9 回
動作分析・アプローチ
トイレ
第10回
動作分析・アプローチ
入浴
第11回
動作分析・アプローチ
食事(姿勢)
第12回
動作分析・アプローチ
食事(摂食)
第13回
高次脳機能障害を伴う患者へのアプローチ
行為の障害
第14回
高次脳機能障害を伴う患者へのアプローチ
認知の障害
第15回
高次脳機能障害を伴う患者へのアプローチ
情動の障害
計
画
備
考
解剖学、生理学や運動学さらに神経心理学の知識が必須。
これらをしっかり復習しておくこと。
175
青海社
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
身体障害作業療法治療学Ⅲ
区分
担当教員
選択必修
草野
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
明
学 習 目 的
身体障害における急性期,回復期,維持期の各病期における作業療法を理解する.
学 習 目 標
病期の違いにおける対象者の作業療法(評価,治療計画立案,治療・援助等)が行える.
授 業 概 要
脳血管障害の模擬症例に対する評価を実施し,評価結果を ICF 等にまとめ,治療計画を立案し,治療・
援助等を行うことを講義・指導・演習等により行う.
教
科
書
特に指定しない(身体障害作業療法に関する評価・治療関連の書籍があれば良い)
参
考
書
授業で紹介します.
成績評価方法
出席(10%)
,授業態度(10%)
,実技テスト(40%)
,レポート(40%)による総合評価
オリエンテーション.
第 1 回
症例を選定し,情報を共有する.症例の現状を把握する.その1
症例の現状を把握する.その2
第 2 回
評価計画(グループ)を立案する.症例の評価の練習を行う.
第 3 回
症例の評価を行う.その1
第 4 回
症例の評価を行う.その2
第 5 回
症例の評価を行う.その3
第 6 回
症例の評価を行う.その4
業
第 7 回
症例の治療計画(個人)を立案する.
計
第 8 回
症例の治療計画(グループ)を立案する.
第 9 回
症例の治療・援助等を行う.その1
第10回
症例の治療・援助等を行う.その2
第11回
症例の治療・援助等を行う.その3
第12回
症例の治療・援助等を行う.その4
第13回
症例の治療・援助等を行う.その5
第14回
基礎作業学を理解する.症例の治療計画(グループ)を立案する.
第15回
症例の治療・援助等(最終)を行う.
授
画
・第 02 回目までに評価計画(個人)を完成させておくこと.
・第 08 回目までに治療計画(個人)を完成させておくこと.
備
考
・第 09 回目(
月
日
時)までに治療計画(グループ)を草野研究室(および草野アドレス
[email protected])まで提出.
・第 15 回目(
月
日
時)までに最終治療計画(グループ)を草野研究室(および草野アドレス
[email protected])まで提出.
176
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
身体障害作業療法治療学Ⅲ
区分
選択必修
担当教員
黒崎
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
真樹
学 習 目 的
臨床の場における作業療法(治療や援助方法)について理解を深める。
学 習 目 標
・嚥下、摂食リハビリテーションの基礎知識を身につける。
・コミュニケーションスキルを身につける。
・運動学習理論に基づく実践方法を体験する。
授 業 概 要
講義にて知識を増やし、その後に体験や実践を通し理解を深める.
教
書
なし
書
「摂食・嚥下リハビリテーション 第 2 版」才藤栄一、向井理惠 監修 医歯薬出版
「作業療法ケースブック コミュニケーションスキルの磨き方」澤俊治,鈴木孝治 編著 医歯薬出版
「対人援助のためのコーチング 利用者の自己決定とやる気をサポート」 諏訪茂樹 著 中央法規出版
「運動学習理論に基づくリハビリテーションの実践」 長谷公隆 編著 医歯薬出版
参
科
考
成績評価方法
授
その都度プリントを配布する。
全体を 100%とし、課題(発表)60%、参加態度 20%、出欠席 20%で評価する。
第 1 回
摂食・嚥下のメカニズム(正常嚥下、誤嚥)について学習する。
第 2 回
嚥下・摂食リハビリテーションの評価について学習する。
第 3 回
嚥下・摂食リハビリテーションの治療・援助について学習する。
第 4 回
基本的なコミュニケーションについて学習する。
第 5 回
コミュニケーション技法(コーチングスキル)について学習する。
第 6 回
運動学習の戦略について説明する。
第 7 回
運動学習
実践1:脳卒中座位保持、移乗動作、立位(DVD 鑑賞,レジメ作り)
業
第 8 回
〃
レジメ作り、実技練習
計
第 9 回
〃
実技発表
画
第10回
第11回
〃
レジメ作り、実技練習
第12回
〃
実技発表
第13回
備
運動学習 実践2:パーキンソン病起き上がり、脳卒中起き上がり、リーチと把持動作
(DVD 鑑賞,レジメ作り)
運動学習
実践3:脳卒中調理動作、書字動作、手工芸(認知症) (DVD 鑑賞,レジメ作り)
第14回
〃
レジメ作り、実技練習
第15回
〃
実技発表、まとめ
考
動きやすい服装で参加すること。また運動学習の実践に関しては学生の要望や人数により症状や内容を変
更し対応する。
177
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
精神障害作業療法治療学Ⅲ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
書
教科書は指定しない。
参
考
書
授業で紹介する。
業
担当教員
選択必修
加藤
レポート 60%、出席 10%、発表の内容 30%で評価する
第 1 回
授業オリエンテーション
用語や事例の紹介(講義)
第 2 回
「二重拘束」
「人格」について(講義)
第 3 回
「両極性」について(講義)
第 4 回
「自我」
「離人」について(講義)
第 5 回
「不安」
「解離」について(講義)
第 6 回
「生産性」と「生殖性 generativity」について(講義)
第 7 回
「遊び」と「レジャー」について(講義)
第 8 回
「スピリチュアリティ」と「日本的霊性」について(講義)
第 9 回
「参加」と「コミュニティ」について(講義)
第10回
レポート,事例研究報告書の作成
第11回
レポート,事例研究報告書の作成
第12回
レポート,事例研究報告書の作成
第13回
レポート,事例研究の発表
第14回
レポート,事例研究の発表
第15回
レポート,事例研究の発表
計
画
備
智也
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
適切な言葉を用いて 1 人の人間像を表現することができる。
精神病理に関する用語の概念を説明することができる。
精神病理に拮抗する精神の働きについて考察して記述することができる。
精神の健康について考察して意見を述べることができる。
教員が事例や多義的な用語を紹介し、精神障害を理解するために鍵となる概念について講義を行う。学生
はグループワークを通して主題を定めてレポートを作成するか、事例報告書を作成する。最後に学生はレ
ポートまたは症例について再考して発表する。
科
授
区分
作業療法に関連する精神系の用語を用いて臨床の出来事を理解することができる。
教
成績評価方法
必修
選択
考
178
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
必修
選択
日常生活活動学演習
区分
選択必修
担当教員
草野
明
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
前期
他
学 習 目 的
対象者の生活を作業療法士として援助するために,日常生活活動について理解し,対象者本人の能力のみ
ならず対象者を取り巻く環境等の様々な要因の影響について考察できるようになる.
学 習 目 標
1)日常生活活動は,対象者本人の能力だけではなく,対象者を取り巻く環境等の様々な要因の影響を受
けていることを理解することができる.
2)様々な障害によって生じた日常生活活動の問題に対して必要な援助ができる力を身につける.
授 業 概 要
作業療法の臨床場面で見られる主要な日常生活活動を取り上げ,それに関する基礎知識を整理する.また,
講義の復習を兼ねて実践演習を行い,臨床で活用できる実践能力を養う.
教
科
書
「作業療法全書第 11 巻
参
考
書
「ADL とその周辺 評価・指導・介護の実際」伊藤利之・他編集 医学書院
「日常生活活動(ADL)
・福祉用具学」長崎重信監修 木之瀬隆編集 メジカルビュー社
「高齢者のシーティング 第 2 版」廣瀬秀行・他編集 三輪書店
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
日常生活活動」日本作業療法士協会監修
酒井ひとみ編集
協同医書出版社
出席 10%,授業態度 10%,提出物 15%,実技試験 15%,期末筆記試験 50%により総合的に評価する.
オリエンテーション,日常生活活動の過程を振り返る(復習)
身体障害の日常生活活動1 p157【脳血管障害者のADL①】片麻痺者に対するアプローチを体験する
身体障害の日常生活活動2
【脳血管障害者のADL②】片麻痺者に対するアプローチを体験する
身体障害の日常生活活動3
【頸髄損傷者のADL①】四肢麻痺者に対するアプローチを体験する
身体障害の日常生活活動4
【頸髄損傷者のADL②】四肢麻痺者に対するアプローチを体験する
身体障害の日常生活活動5
【神経内科系疾患者のADL】種々神経内科系疾患者に対するアプローチを体験する
身体障害の日常生活活動6
【関節リウマチ者のADL】関節リウマチ者に対するアプローチを体験する
身体障害の日常生活活動7
【整形外科系疾患者のADL】種々整形外科系疾患者に対するアプローチを体験する
身体障害の日常生活活動8
【内科系疾患者のADL】種々内科系疾患者に対するアプローチを体験する
精神・老年期障害の日常生活活動 p247【精神・老年期疾患者のADL】精神・老年期疾患者のアプローチを体験する
発達障害の日常生活活動1 p111日常生活動作・食事動作の発達段階を理解する
発達障害の日常生活活動2
【脳性まひ児・者のADL】摂食機能障害に対するアプローチの実際を体験する(実技)
発達障害の日常生活活動3
【脳性まひ児・者のADL】更衣機能と排泄機能に対するアプローチを学ぶ
発達障害の日常生活活動4
【筋ジストロフィー児・者のADL】機能ステージと繋げてアプローチ内容について学ぶ
発達障害の日常生活活動5
【発達障害児のADL】不器用さに対する生活動作のアプローチについて学ぶ
その他の教員:原國 優子
必ず動きやすい服装で臨むこと.
各回の内容について必ず予習を行った上で授業に臨むとともに,既に習得済みの知識・技術についても必
ず復習を行って授業に臨んでもらいたい.
179
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
身体障害治療技術演習
必修
選択
区分
選択必修
担当教員
佐藤
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
真一
学 習 目 的
身体機能障害に関する基礎知識について理解し,臨床現場において治療技術として実施し,その適応と適
合判断ができるようになる.
学 習 目 標
作業療法士に必要な基礎知識(評価・適合判定・実施技術など)を説明・実施することができる
授 業 概 要
身体障害のリハビリテーションにおける,基礎的な知識・技術を習得する.作業療法士の役割と機能を明
らかにし,実際の技術を提示・例示しながら講義と実習形式で行なう.
教
科
書
「上肢運動器疾患の診かた・考えかた
参
考
書
必要に応じ提示・配布する
成績評価方法
定期試験において評価する
授
業
関節機能解剖学的リハビリテーション・アプローチ」
第 1 回
オリエンテーション,義肢装具学復習
第 2 回
上肢装具の作製実習
コックアップスプリント①
第 3 回
上肢装具の作製実習
コックアップスプリント②
第 4 回
上肢装具の作製実習
ショートオポ-ネンススプリント①
第 5 回
上肢装具の作製実習
ショートオポ-ネンススプリント②
第 6 回
頸椎:基本構造,疾患と臨床症状,臨床症状の診かた,治療方法
第 7 回
肩関節:基本構造,疾患と臨床症状,臨床症状の診かた,治療方法
第 8 回
肘関節・前腕:基本構造,疾患と臨床症状,臨床症状の診かた,治療方法
第 9 回
手関節:基本構造,疾患と臨床症状,臨床症状の診かた,治療方法
第10回
内部疾患に対する作業療法 1
第11回
内部疾患に対する作業療法 2
第12回
生活行為向上マネジメントの概要
第13回
生活行為向上マネジメントの演習 1
第14回
生活行為向上マネジメントの演習 2
第15回
生活行為向上マネジメントの演習 3
中図健編集
医学書院
計
画
備
考
解剖学・生理学・運動学・整形外科学の知識は必須である,復習を十分に行なってください.
実技中心に行ないます,運動しやすい服装で出席して下さい.
上肢装具作成実習時にはタオルを持参して下さい.
180
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
精神障害治療技術演習
区分
選択必修
担当教員
春山
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
佳代
学 習 目 的
精神科領域の臨床実習で必要な作業療法に関連する治療技術を、演習を通して学び、実施できることを目
的とする。
学 習 目 標
精神科領域の作業療法で用いられる治療技術について、説明することができる。
治療者としての自覚をもち、運営やリスク管理の配慮ができる。
作業療法プログラムの計画、実行、振り返りまでの一連の流れを経験する。
授 業 概 要
精神科領域の実習で、学生がプログラムを企画し、実行することを想定した演習である。
コミュニケーション技術の向上のため、グループワークを多く用いた授業を行う。
教
科
書
教科書は指定しない。
参
考
書
ひとと集団・場 第 2 版―人の集まりと場を利用する― 著:山根寛
増補 精神科デイケアマニュアル 著:宮内勝 出版社:金剛出版
成績評価方法
授
業
出席 45%、グループ活動への参加 20%、提出物 35%
第 1 回
動機づけ―自分のなりたい作業療法士像を描く
第 2 回
臨床実習Ⅰ(精神科領域の事例)の振り返り①
グループ内で共有する
第 3 回
臨床実習Ⅰ(精神科領域の事例)の振り返り②
治療計画の立案
第 4 回
グループを利用した作業療法
第 5 回
シナリオロールプレイを利用した SST の例
第 6 回
作業療法プログラムの企画①
第 7 回
作業療法プログラムの企画②
第 8 回
プログラム実施①
活動 60 分、片付け、振り返り 15 分
第 9 回
プログラム実施②
活動 60 分、片付け、振り返り 15 分
第10回
プログラム実施③
活動 60 分、片付け、振り返り 15 分
第11回
プログラム企画のまとめ
第12回
外出プログラムの企画
第13回
第 3 回で立案した治療プログラムを再考する
第14回
まとめ①
事例検討
第15回
まとめ②
自分のなりたい作業療法士像に近づくためには
計
画
備
考
演習であるので、学生は積極的に行動し、技術を身に付けていくこと。
181
出版社:三輪書店
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
老年期障害治療技術演習
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
区分
担当教員
選択必修
守口
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期
恭子
認知症のある人に対する作業療法の理念を学び、評価やアプローチの多様性を知ることで専門性を深め、
臨床で実践できるようになる。
認知症の多様な評価尺度を学び、目的に応じて使用できる。
認知症のある人に対するケアの理念を生かして作業療法を実践できる。
臨床で実践されている作業療法を知り、それを踏まえてアプローチを考えることができる。
認知症のある人に対する作業療法について、グループで討論して基本となる理念について考える。
文献を読み、さまざまな取り組みを知る。
パーソンセンタード・ケアについて講義し、事例で考え方を学ぶ。
教
科
書
追って通知する
参
考
書
認知症の作業療法.小川敬之・竹田徳則編、医歯薬出版株式会社、4600 円
実践パーソン・センタード・ケア.水野 裕著、ワールドプランニング、1600 円
認知症の正しい理解と包括的医療・ケアのポイント 第 2 版 山口晴保編著、協同医書出版社、3300 円
成績評価方法
授
業
毎回の出席表を重視し出席点とする(15 点)
、レポート・課題の提出物(25 点)
、試験(60 点)
第 1 回
オリエンテーション 「認知症のある人に対する作業療法とは」事例を通して考
える
担当教員:守口恭子
開講日:9 月 1 日
第 2 回
作業療法の展開―生活障害を分析する
担当教員:守口恭子
開講日:9 月 8 日
第 3 回
認知症の基礎知識を作業療法にどう結び付けるか
第 4 回
パーソンセンタードケアについて学ぶ
第 5 回
ビデオによる事例(1)―できることと限界を観察から抽出する
第 6 回
ビデオによる事例(2)―できることと限界を観察から抽出する
第 7 回
作業療法介入―環境調整
第 8 回
認知症予防と作業療法
第 9 回
認知症の末期と作業療法
第10回
文献を読む:認知症の作業療法(グループ討議)
第11回
文献を読む:認知症の作業療法(グループ討議)
第12回
臨床家が語る認知症のある人に対する作業療法―事例を通して
第13回
臨床の事例の検討:生活向上マネジメントによるアプローチ
第14回
認知症に関する作業療法研究
第15回
まとめ、認知症の作業療法にとって大切なこと
計
画
備
考
特別講師:村田
康子(9/22)・八木
正樹(11/24)
182
担当教員:守口恭子
開講日:9 月 15 日
担当教員:守口恭子
開講日:9 月 22 日
担当教員:守口恭子
開講日:9 月 29 日
担当教員:守口恭子
開講日:10 月 6 日
担当教員:守口恭子
開講日:10 月 20 日
担当教員:守口恭子
開講日:10 月 27 日
担当教員:守口恭子
開講日:11 月 3 日
担当教員:守口恭子
開講日:11 月 10 日
担当教員:守口恭子
開講日:11 月 17 日
担当教員:守口恭子
開講日:11 月 24 日
担当教員:守口恭子
開講日:12 月 1 日
担当教員:守口恭子
開講日:12 月 8 日
担当教員:守口恭子
開講日:12 月 25 日
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
作業療法管理運営学
必修
選択
区分
担当教員
選択必修
加藤
智也
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
作業療法部門の管理・運営について理解する。
学 習 目 標
作業療法における部門の管理運営業務の必要性や重要性を理解する。
医療・福祉・介護の制度全般について理解する。
医療保険(診療報酬)や介護保険(介護報酬)の仕組みを理解する。
作業療法部門の記録・報告の意義と種類・内容について理解する。
施設の開設について情報を探索整理して、レポート等により表現することができる。
授 業 概 要
授業前半は医療・福祉・介護等に関連する制度について説明する。
授業後半は、グループ毎に施設の開設を想定して、レポートを作成し発表する。
教
科
書
標準作業療法学・専門分野、
「作業療法学概論
参
考
書
作業療法が関わる医療保険・介護保険・障害者支援制度の手引き(日本作業療法士協会/6 月頃発行)
成績評価方法
第2版」岩崎テル子編集(医学書院)
レポート(30%),試験(70%)
第 1 回
授業オリエンテーション,レポート課題の説明,管理・運営とは、法や制度全般の講義。
第 2 回
医療施設、医療制度・診療報酬、診療録について学ぶ。
第 3 回
福祉・介護制度について学ぶ。
第 4 回
施設,作業療法部門の開設について学ぶ。
第 5 回
施設,作業療法部門の開設について(グループワーク)
第 6 回
施設,作業療法部門の開設について(グループワーク)
第 7 回
施設,作業療法部門の開設について(グループワーク)
第 8 回
グループワークの発表
授
業
計
画
備
考
183
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
職業関連活動学
必修
選択
区分
選択必修
担当教員
中村
圭一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
障害者の職業関連活動における社会資源・制度を理解する。
学 習 目 標
障害がある方の就労に関する作業療法の援助について説明することができる。
授 業 概 要
人にとっての職業の意味、職業的発達など「職業」について学習する。
障害を持つ人のリハビリテーションにおける職業と、その獲得のための援助を学ぶ。
教
科
書
指定なし
参
考
書
「職業リハビリテーション学」改訂第2版 松為信雄・菊池恵美子著 協同医書出版
作業療法全書 改訂第 3 版第 12 巻 作業療法技術学 4 職業関連活動 平賀昭信他編
成績評価方法
筆記試験100%
第 1 回
障害者の自立と就労について
第 2 回
障害者の就業における課題について
第 3 回
障害者の雇用を促進するための制度
障害者雇用促進法の概要、雇用義務と雇用率制度
第 4 回
障害者の雇用を促進するための制度
障害者雇用納付金制度
第 5 回
障害者の雇用を援助する機関・事業
第 6 回
障害者の就労支援と作業療法
第 7 回
障害者の就労支援と作業療法
第 8 回
まとめ
授
業
計
画
備
考
184
協同医書出版
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
高次脳機能障害治療学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
区分
選択必修
担当教員
小沢
健一
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
前期(前半)
高次脳機能障害は臨床でよくみられる症状の一つである。そのためリハビリテーションセラピストは高次
脳機能について理解しておかなければならない。ここではよくみられる症状とその理由を学習する。
ヒトが活動していくには、高次脳機能の働きが不可欠である。作業療法士が臨床場面で多く接する、中枢
系疾患、精神疾患、認知症、発達障害などは、多くが高次脳機能障害である。この講義では、臨床に必要
な知識を身につけることが目標となる。
講義形式:高次脳機能障害とは何なのか?ヒトの高次脳機能(脳の構造)を理解し、その障害により、ど
のような症状が現れるのかを学ぶ。さらに、それらの障害が作業療法の臨床の中で、どのような場面に対
して問題を起こすのか、評価や介入はどうしていけばいいのか、その概要を学ぶ。
高次脳機能障害学
第2版、石合純夫著、医歯薬出版、2012
〈神経心理学コレクション〉失われた空間
他
神経心理学コレクションシリーズ
筆記試験
石合純夫著、医学書院
医学書院
100%
第 1 回
高次脳機能障害の基礎知識
第 2 回
失語・失読・失書
第 3 回
左半球症状・失行・行為・行動の障害
第 4 回
右半球症状・失認と関連症状・病態失認・視空間性障害
第 5 回
半側空間無視
第 6 回
遂行機能障害・せん妄
第 7 回
認知症・記憶障害
第 8 回
高次脳機能障害に起因する様々な問題
授
業
計
画
備
考
-高次脳機能の統合・利用障害-
神経心理学に関する知識、脳の働きや解剖の復習をしておくこと。
第7回は、守口 恭子が担当。
185
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
神経筋促通治療学
必修
選択
区分
選択
担当教員
西田
裕介
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
理学療法における運動療法の介入手技として、神経-筋機能に対する治療技術を理解し、その基本的な技
術について説明できるようになる。
学 習 目 標
運動学、神経科学に基づく神経筋促通治療学の基本原理および基本パターンがわかる。
授 業 概 要
神経筋促通法(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation Techniques:PNF)について、開発の歴史、経
緯、神経生理学的事項、治療技術(基本パターン、特殊技術)についての基礎的事項を解説および実習する。
教
科
書
PNF マニュアル
参
考
書
その他、随時プリント配布
成績評価方法
改訂第 3 版 柳澤健、乾公美共編(南江堂)
課題レポート(46 点満点)、小テスト(30 点満点:5 点満点×6 回)、出席状況(24 点満点:3 点×8 回)によ
り評価する。
第 1 回
・コースオリエンテーションにより、本講義課目の概要を理解する。
・上肢:伸展-内転-内旋パターンを用いた PNF パターンの導入を行い、手技の概要を知る。
・神経筋促通法における 9 つの基本技術を理解する。
第 2 回
・小テスト 1 をし、神経筋促通法におけるパターンの名称と運動方向を理解する。
・上肢パターン(伸展-内転-内旋パターン、屈曲-外転-外旋パターン)を理解する。
・上肢パターン(伸展-外転-内旋パターン、屈曲-内転-外旋パターン) を理解する。
第 3 回
・小テスト 2 をし、神経筋促通法におけるパターンの名称と運動方向を理解する。
・下肢パターン(屈曲-内転-外旋パターン、伸展-外転-内旋パターン)を理解する。
・下肢パターン(屈曲-外転-内旋パターン、伸展-内転-外旋パターン)を理解する。
第 4 回
・小テスト 3 をし、神経筋促通法におけるパターンの名称と運動方向を理解する。
・骨盤帯パターン(前方挙上、後方下制、後方挙上、前方下制) を理解する。
・肩甲帯パターン(前方挙上、後方下制、後方挙上、前方下制) を理解する。
第 5 回
・小テスト 4 をし、神経筋促通法におけるパターンの名称と運動方向を理解する。
・頸部・体幹パターン(上部体幹パターン)と呼吸に対する PNF を理解する。
・頸部・体幹パターン(下部体幹パターン)と呼吸に対する PNF を理解する。
第 6 回
・小テスト 5 をし、神経筋促通法における基本原理を理解する。
・神経筋促通治療学に必要な神経生理事項を理解する。
・特殊テクニックを理解する。
第 7 回
・小テスト 6 をし、神経筋促通法における基本原理を理解する。
・運動学的視点からみる PNF パターンの応用として起居動作に対する PNF パターンの応用を紹介し、治療
手技の使用方法の概略を理解する。
第 8 回
・神経筋促通治療学のまとめを行い、本講義の理解度を確認する。
授
業
計
画
備
考
●神経筋促通法(PNF)は、特殊な技術ではない。これまで学修してきた運動学、神経科学に基づく理解が
必要である。
●実技が中心になるので、必ず運動着、運動靴で出席すること。
186
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
マニュアルセラピー
必修
選択
区分
担当教員
選択
成田
崇矢
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
学 習 目 的
理学療法技術のひとつの手技を学ぶ。
学 習 目 標
オーストラリアンアプローチを中心に理論、評価法、治療の考え方(クリニカルリーズニング)について
理解(実践)し、臨床現場において効果的な問診が出来るようになる。
授 業 概 要
オーストラリアンアプローチのコンセプト、評価法、治療について一連の流れを理解するため、特に腰痛
に対するクリニカルリーズニングを中心に授業を展開する。
教
科
書
メイトランド脊椎のマニピュレーション(原著第 7 版・エルゼビアジャパン社刊行)
参
考
書
メイトランド 四肢関節マニピュレーション(原著第 4 版・医学映像教育センター刊行)
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
全体 100%として出席点 10%,課題点 20%,期末試験 70%(9 回以下の出席は期末試験受験資格無し)
で評価する。
オーストラリアンアプローチ概論
腰部の機能解剖・腰痛の病態について学習する
オーストラリアンアプローチ概論
腰部の機能解剖・腰痛の病態について学習する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の主観的評価(問診)について学習、評価、クリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(姿勢観察)について学習、評価、クリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(active movement)について学習、評価、クリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(Neurogical examination)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(Neural tissue provocation test)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(Palpation of neural tissue)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(Passive Accessory Movements)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛の身体的評価(筋肉)について理解とクリニカルリーズニングを実践する
オーストラリアンアプローチ
腰痛に対する治療について理解とクリニカルリーズニングの実践
オーストラリアンアプローチ
腰部疾患に対してのクリニカルリーズニング
オーストラリアンアプローチ
腰部疾患に対してのクリニカルリーズニング
オーストラリアンアプローチ
腰部疾患に対してのクリニカルリーズニング
まとめ
オフィスアワー:水曜日 9:00 から 12:00
臨床的な授業展開になります
187
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
必修
選択
スポーツ医科学
区分
選択
担当教員
山本
泰宏
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
3
後期(前半)
学 習 目 的
スポーツを科学的に考える視点を養成する。
学 習 目 標
スポーツ活動における疑問点を解剖学、生理学、運動学、バイオメカニクスの知識で説明できる。
授 業 概 要
スポーツ活動と生体反応の基礎的知識の確認を行い、2年生までに学習した内容で考察できることを実感
する。授業内容は学生の興味などにより変更することがあります。
教
科
書
なし
参
考
書
解剖学、生理学、運動生理学、バイオメカニクスの教科書
成績評価方法
授業中の発言 50%、小テスト 25%、定期試験 25%
第 1 回
スポーツ医科学とは:スポーツ医学の歴史、スポーツ医学の中のスポーツ医科学
第 2 回
スポーツ医科学の基礎:栄養素、代謝、酵素、筋の構造
第 3 回
筋肉の収縮:筋収縮のメカニズム、筋収縮の様式、エネルギー代謝
第 4 回
呼吸・循環の生理とホメオスターシス(ホルモン分泌と酸塩基平衡)
第 5 回
筋力トレーニングの理論
第 6 回
持久力トレーニングの理論
第 7 回
スポーツと年齢、性
第 8 回
スポーツと環境
授
業
計
画
備
考
選択科目ですので学生が興味をひく内容があれば、学生の了承のもとに授業内容を変更することがありま
す。また学生が興味のある内容についてのリクエストも受け付けます。
188
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
スポーツ理学療法学
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
担当教員
選択
成田
崇矢
書
女性アスリートのための傷害予防トレーニング。小林直行編著
参
考
書
臨床スポーツ医学。Peter Brukner and Karim Khan 著
2009
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
開 講
学期等
2
3
後期
スポーツ活動中によくみられる障害・外傷の発生機序を理解し、理学診断・評価を理解(実践)できる。
また、応急処置、理学療法、アスレティックリハビリテーション、競技復帰するまでの一連の流れを理解
できる。
スポーツ障害・外傷の発生機序、理学診断・評価、応急処置、理学療法、アスレティックリハビリテーシ
ョンの一連の流れを説明し、スポーツ傷害患者の機能回復をより安全に図るための理学療法や傷害予防法
を実技も含め、学習していく。
科
第 1 回
履修
年次
スポーツ活動中によくみられる障害・外傷の発生機序を理解し、競技復帰するまでの一連の流れに対する
理学療法の関わり、傷害予防について学習する。
教
成績評価方法
単位数
(医歯薬出版株式会社)
総監修
籾山日出樹 (医学映像教育センター)
全体 100%として出席点 10%,課題点 20%,期末試験 70%(9 回以下の出席は期末試験受験資格無し)
で評価する。
スポーツ傷害総論
スポーツ活動における障害・外傷の理解、種目特性とリハビリテーション、コンディショニング、応急処置を具体
例を見ながら理解、実践する。
スポーツ活動における頭部傷害について
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
スポーツ活動における体幹部の傷害について
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
スポーツ活動における上肢の傷害について
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
スポーツ活動における下肢の傷害について
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(新体操)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(ソフトボール)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(サッカー)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(バスケットボール)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(バレーボール)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(ラグビー)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(テニス)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(競泳)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
競技別理学療法(陸上・短距離)
障害・外傷の理解、理学療法、傷害予防について学習し、実践する。
まとめ
オフィスアワー:水曜日 9:00 から 12:00
臨床的、実践的な授業展開になります
189
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
作業療法治療学演習Ⅰ
区分
担当教員
必修
佐藤
真一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2
通年
他
学 習 目 的
臨床実習Ⅰにおける施設実習に関連して、必要な情報を得ること。実習における症例を想定して検査方
法や評価について理解する。
学 習 目 標
臨床実習Ⅰに必要な知識を理解することができる。
各領域で必要な評価の目的を理解し正確に実施できる。
実習に求められる行動や態度を身につけることができる。
授 業 概 要
少人数でのグループ活動とし学生による能動的な学習、また協働的な活動を基本とする。
全体(合同)での実習オリエンテーションを実施する。
各領域(身体障害・精神障害・老年期障害・発達障害)の学習および実習準備を実施する。
教
科
書
学外実習の手引き、標準作業療法学
参
考
書
その都度担当教員が推薦する。
成績評価方法
前期オリエンテーション(合同)
第 2~4 回
保険制度の理解
第 5~7 回
評価学の基礎,面接法・観察法
授
業
第2版
医学書院
前期 50%(出席 20%、課題確認 30%)
、後期 50%(出席 20%、口頭試問 30%)
第 1 回
第 8~14 回
作業療法評価学
担任
医療保険・介護保険制度における作業療法の請求方法の調査・発表(合同)
輪読(作業療法評価学
第2版
P5~61)
≪領域別のゼミ活動≫
身体障害・精神障害・老年期障害・発達障害領域の 4 領域において、その代表的疾患について教員の指
導のもと以下の課題を実施する。4 領域の代表的疾患を各疾患 1 コマずつ調査し発表する。質疑応答や
指導を通し理解を深める。
≪課題内容≫ 各領域の疾患および評価
課題 身体障害領域:脳血管疾患、発達障害領域:脳性麻痺
精神障害領域:統合失調症、老年期障害領域:認知症
・疾患について(原因、症状、一般的な治療方法、経過など)
・作業療法評価について(評価方法、目的、判定、実施方法など)
《8 回~12 回は調査に使い,13,14 回でゼミ内の発表を行なう,また各ゼミにより各回ごとに発表の機
会を作る場合も有る》
計
第 15 回
前期まとめ(課題確認テスト) 合同
第 16 回
後期オリエンテーション(合同)
画
第 17~21 回
備
担任
≪課題内容≫
①各領域の目標行動(評価)合計 30 問を提示する。
(身体障害領域 12 問、精神障害領域 8 問、老年期障害領域 6 問、発達障害領域 4 問)
②各ゼミ内で担当を決め調べまとめる。
第 24~25 回
上記課題内容を各ゼミ内で発表する。
第 26~29 回
臨床実習Ⅰに向けて模擬症例の評価演習(合同)
第 30 回
臨床実習Ⅰ
考
オリエンテーション(合同)
その他の教員:中西
中村
康祐、原國
圭一、志茂
担任
優子、守口 恭子、小沢
聡、春山 佳代
190
健一、草野
明、黒崎
真樹、
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
作業療法治療学演習Ⅱ
区分
担当教員
必修
原國
優子
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
通年
学 習 目 的
総合臨床実習Ⅱ・Ⅲに向けて、必要な情報また知識・技能・行動および態度を身につける。
実習における症例を想定して検査方法や評価をはじめ治療について理解する。広く作業療法が関わる疾患
や福祉用具について理解する。
学 習 目 標
事例検討にて作業療法計画が立案できる。
福祉機器の種類や適応、使い方を体験できる。
発達障害児と直接かかわり、その疾患や障害、症状を理解し対応方法を考えることができる。
授 業 概 要
ゼミ単位でのグループワークを中心に能動的な学習、また協働的な活動を基本とする。
各領域(身体障害、精神障害、発達障害、老年期障害)における臨床実習Ⅰでの症例を再検討し発表する。
国際福祉機器展の見学実習(1 日間)を実施する。
特別支援学校での見学実習(2 日間)、実習前後に発達障害領域の事前および事後学習を実施する。
教
科
書
学外実習の手引き、必要に応じ印刷物を配布する。
参
考
書
その都度担当教員が推薦する。
成績評価方法
前期 50%(出席 20%、課題・発表 30%)
、後期 50%(出席 20%、見学・見学実習の課題 30%)
第 1 回
前期オリエンテーション
第 2 回
≪ゼミ単位でのグループワーク≫
臨床実習Ⅰで担当した2症例について再検討し、まとめ直して発表する。1症例6コマで検討し1コマで
発表をする。2症例を実施。
(7コマ×2=14コマ)
第 3 回
第 4 回
第 5 回
・症例の分野については、ゼミ担当教員の指導に従う。
・分野による症例指導は原則、横ゼミ間の教員の指導を仰ぐ。
第 6 回
第 7 回
第 8 回
授
第 9 回
第 10 回
業
第 11 回
第 12 回
≪課題内容≫
臨床実習Ⅰを履修した学生は担当した2事例を用いる。また臨床実習Ⅰ未履修者および実習を行っていな
い学生はゼミ教員が提示した事例を用いる。主な内容は以下の点である。
①評価内容および結果の見直し、情報の整理(ICF)
②問題点の抽出と構造化
③全体像(問題点の優先順位と構造)
④目標、治療計画立案(文献から探る)
⑤考察
⑥レジメの作成
※課題内容はその都度(毎週)
、ゼミ教員に提出し確認を取る。
計
第 13 回
画
第 14・15 回
⑦症例発表
各ゼミ内で領域ごと検討した事例についてレジメを作成し発表する。事例発表は一人2事例とし、ゼミ
担当教員の指導の下に実施する。
第 16 回
後期オリエンテーション,福祉用具
第 17・18 回
国際福祉機器展(1 日間) 見学
第 19・20 回
発達障害
第 21~24 回
山梨県立ふじざくら支援学校
見学実習
(1 日目)
第 25~28 回
山梨県立ふじざくら支援学校
見学実習
(2 日目)
第29回
発達障害
事後学習(原國)
第30回
臨床実習Ⅱ・Ⅲに向けて今後の計画立案、実習オリエンテーション
備
考
評価・治療
種類と適応(国際福祉機器展
課題提示)
事前学習および見学実習オリエンテーション(原國)
評価・治療まとめ
その他の教員:小沢 健一、草野 明、守口
加藤 智也、志茂 聡
191
恭子、佐藤 真一、中西
康祐、黒崎 真樹、中村 圭一、
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
必修
選択
作業療法治療学演習Ⅲ
区分
担当教員
必修
小沢
健一
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
通年
学 習 目 的
国家試験の出題範囲や傾向を理解し、作業療法に必要な総合的な知識や考え方を学ぶ。
臨床実習ⅡもしくはⅢで担当した事例について再考する。
学 習 目 標
国家試験の出題に合わせそれを解くために必要となる知識のひとまとまりをノートにまとめる。
(出題範囲を網羅したノートをつくることができる。)
まとめた知識を説明することができる。
臨床実習Ⅱ・Ⅲで生じた疑問について解決する手段を身につける。
授 業 概 要
少人数でのグループ活動とし学生による能動的な学習、また協働的な活動を基本とする。
過去の国家試験問題を解き、それを解くために必要な知識を自分で調べ、質問し、ノートをまとめてい
く。
グループ内で発表や説明を行い、定期的に確認テストを実施する。
臨床実習ⅡもしくはⅢの担当した事例について教員の指導、グループ活動のもと再考しまとめる。
教
科
書
なし
参
考
書
その都度担当教員が推薦する。
成績評価方法
出席 10%、実力確認テスト 40%、説明発表 10%、事例研究 40%
第1回
オリエンテーション
第2回
基礎知識の確認試験
第3.4回
解説ノート作り
第 50 回作業療法士国家試験
“
第5.6回
第7.8回
授
業
計
画
第 50 回作業療法士国家試験
解説(ノート)づくり、発表説明
専門問題の実施
“
第9.10 回
第 11.12 回
グループワークによる疾病学習1
第 13.14 回
グループワークによる疾病学習2
第 15.16 回
グループワークによる疾病学習3
第 17.18 回
疾病についての発表説明1
第 19.20 回
疾病についての発表説明2
第 21.22 回
疾病についての発表説明3
第 23.24 回
基礎知識の確認再試験
第 25~30
回
備
専門基礎問題の実施
考
解説(ノート)づくり、発表説明
解説・実力確認
臨床実習ⅡもしくはⅢ担当症例(1 症例)について再考する。
≪方法≫
臨床実習時に担当した対象者との作業療法の中で生じた疑問に対し、最低週1回6週にわたって文献
を用いゼミ教員(一部専門領域教員)による指導、学生同士のグループ活動のもと、再考し事例研究と
してまとめる。
その他の教員:加藤 智也、川手 豊子、草野 明、黒崎 真樹、佐藤 真一、志村 まゆら、志茂 聡、
中西 康祐、中村 圭一、原國 優子、春山 佳代、守口 恭子
卒業研究を履修していない学生は,卒業論文集に事例研究として提出する。
192
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
生活環境評価学
区分
担当教員
必修
草野
明
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
学 習 目 的
対象者の生活・人生のリハビリテートを導くために,福祉用具・住環境整備を理解し,対象者個人に最適
な福祉用具の選定・住環境整備が行えるようになる.
学 習 目 標
①
②
③
授 業 概 要
生活環境学では,福祉用具と住環境整備について講義を行った後,福祉用具については実際にその使用を
体験し,住環境整備については事例等の整備計画の立案を行う.
教
科
書
作業療法学全書 改訂第 3 版
木之瀬 隆,協同医書
参
考
書
「OT・PT のための住環境整備論」第 2 版
成績評価方法
個々の福祉用具について適応・使用方法等が説明できる.
住環境整備に関する基礎知識が説明できる.
対象者に適した福祉用具の選定・住環境整備ができる.
第 10 巻
作業療法技術学 2「福祉用具の使い方・住環境整備」
野村 歓・他,三輪書店
出席・授業態度(欠席・授業態度不良 1 回につき期末試験からそれぞれ 1 点減点)
,
課題 20%,期末試験 80%で評価する.
第 1 回
福祉用具概論:福祉用具の概略について学習する.P5-105
第 2 回
福祉用具の適応①:起居・移動関連の福祉用具について学習する.P33-41
第 3 回
福祉用具の適応②:移乗関連の福祉用具について学習する.P41-51
第 4 回
福祉用具の適応③:姿勢保持関連の福祉用具について学習する.P52-56
第 5 回
福祉用具の適応④:移動関連の福祉用具について学習する.P56-68
第 6 回
福祉用具の適応⑤:食事関連の福祉用具について学習する.P83-88
第 7 回
福祉用具の適応⑥:整容・更衣関連の福祉用具について学習する.P74-78
第 8 回
福祉用具の適応⑦:排泄関連の福祉用具について学習する.P78-83
第 9 回
福祉用具の適応⑧:入浴関連の福祉用具について学習する.P68-73
第10回
福祉用具の適応⑨:その他の福祉用具について学習する.P89-105,P178-180
第11回
住環境整備概論①:住環境整備の概略について学習する.P155-178
第12回
住環境整備概論②:住環境整備の概略について学習する.P155-178
第13回
疾患別福祉用具・住環境整備①:脳血管障害の福祉用具・住環境整備について学習する.P111-116,
P181
第14回
疾患別福祉用具・住環境整備①:頸髄損傷の福祉用具・住環境整備について学習する.P107-111,
P180-181
第15回
疾患別福祉用具・住環境整備①:その他の疾患の福祉用具・住環境整備について学習する.P116-149,
P182-184
授
業
計
画
備
考
必ず,該当する頁について予習を行ってから授業に臨んでもらいたい.
193
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
地域作業療法学
区分
必修
担当教員
中村
圭一
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
地域作業療法で必要な知識や社会資源を理解する.
学 習 目 標
地域作業療法の概要が説明できる.関連制度が説明できる.連携に必要な技術を身につける.
授 業 概 要
教科書に沿って基本的な知識を学び、地域リハビリテーションにおける他職種との連携と作業療法士の役
割を考える。後半は、実践事例を紹介し理解を深める
教
科
書
太田睦美
編
地域作業療法学
(作業療法学全書第 13 巻
参
考
書
小川恵子
編
標準作業療法学
専門分野
成績評価方法
授
業
計
画
備
改訂第 3 版)協同医書出版社
第2版
地域作業療法学
医学書院
テスト(60%)
、レポート(20%)、出席(20%)によって総合的に評価する
第 1 回
地域で生活すること、地域で生活し続けるには
について考える
第 2 回
地域の生活に不具合や戸惑いを感じている人たち
について考える
第 3 回
地域で生活する障害児(者)支援する制度について理解する
第 4 回
長期入院・長期入所者の地域移行について理解する
第 5 回
高齢者の生活を支援する制度について理解する
第 6 回
地域作業療法の基本
第 7 回
山梨県における医療と介護の連携
第 8 回
山梨県における医療と介護の連携
第 9 回
地域作業療法の基本
訪問作業療法(リスク管理、終末期)について理解する
第10回
地域作業療法の実際
訪問作業療法
第11回
地域作業療法の実際
精神障害者の地域支援
第12回
地域作業療法の実践事例
通所介護
第13回
地域作業療法の実践事例
作業療法の展開
第14回
地域作業療法の実践事例
作業療法の展開
第15回
地域作業療法のまとめ
考
チームマネジメント
その他担当教員:中西 康祐
特別講師:貫井 信幸(5/29)、久保田
について理解する
中村圭一
4月10日
中村圭一
4月17日
中村圭一
4月24日
中村圭一
5月1日
中西康祐
5月15日
中西康祐
5月22日
中村圭一
5月29日
好正(7/3)、未定
194
中村圭一
5月29日
中西康祐
6月5日
未定
6月12日
中村圭一
6月19日
未定
6月26日
中村圭一
7月3日
中村圭一
7月3日
中村圭一
7月10日
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
臨床実習Ⅰ
必修
選択
区分
必修
担当教員
佐藤
真一
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
4
2
後期
学 習 目 的
施設実習において、治療に必要な情報を得ることおよび検査や観察など評価手段について理解する。
作業療法で必要とされる検査や測定の目的や手段とそれらの技術を習得し、対象者を評価する。
学 習 目 標
1:作業療法に必要な知識、技能および専門職としての基本的態度や行動を身につける。
2:臨床実習指導者の指導を受けながら、作業療法における評価過程の実際を知り、異なる領域における
作業療法の特性および情報収集や評価についての理解を深めることができる。
3:対象者にとって必要な情報収集や作業療法評価について適宜援助を受けながら実施し、作業療法計画
立案や立案した計画に沿って行なう治療・援助の流れを理解することができる。
4:記録や報告をすることの重要性について学び、部門内および他のリハビリテーション治療・援助と作
業療法との連携について理解を深めることができる。
臨床実習指導者の指導のもとに実習施設や対象者の協力を得て実施する。
身体障害、精神障害、老年期障害、発達障害を対象とした 2 施設(領域)で実施する。
授 業 概 要
実習内容
・実習施設の地域における特性やリハビリテーションにおける作業療法(士)の業務の理解を深める。
・治療場面の見学やリハビリテーション会議へ参加するなどの機会を得ることにより、対象者ごとの治療
目的や治療手段などの関連についての理解を深める。
・情報収集や評価実施に関係する作業療法部門および他部門との連絡や調整について理解を深める。
・記録用紙や検査・測定器具などの管理について指導を受ける。
・作業療法に必要な情報の収集や評価計画を立案する。
・実施した内容を記録し、臨床実習指導者に報告し指導を受ける。
・得られた情報や評価結果から、さらに必要となる情報などについて検討し、治療・援助の必要性につい
て考察する。
提出書類および課題
・臨床実習Ⅰ 施設実習評定票
・臨床実習Ⅰ 実習出席簿
・実習経験記録
教
科
書
臨床実習の手引き(臨床実習Ⅰ)
参
考
書
標準作業療法学
標準作業療法学
成績評価方法
専門分野
専門分野
・実習日誌およびケースノート
・事例報告書
・発表用レジメ
・その他 状況により必要となった各証明書
作業療法臨床実習とケーススタディ 第 2 版
作業療法評価学 第 2 版 医学書院
医学書院
実習施設(2 施設)での評定票、報告会の参加状況をもとに学科で総合的に評価する。
実習施設:身体障害、精神障害、老年期障害、発達障害を対象とした 2 施設(領域)で行なう。
時 期 :1 月から 3 月末までの間に実施する。
期 間 :各施設とも連続した 2 週間、合計 4 週間実施する。
授
業
計
宿泊を伴う場合がある。
画
備
考
履修要件は次の 3 点が履修の条件となります。
・作業療法入門実習の単位を取得していること。
・専門基礎科目群及び専門科目群の授業科目のうち、2 年次前期までに履修すべき必修科目の単位を取
得していること。
・専門基礎科目群及び専門科目群の授業科目のうち、2 年次後期に履修すべき必修科目の期末試験受験
資格があること。
その他の担当教員:中西 康祐、守口 恭子、小沢
中村 圭一、春山 佳代
195
健一、黒崎
真樹、原國
優子、草野
明、志茂 聡、
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
臨床実習Ⅱ
必修
選択
区分
必修
担当教員
小沢
健一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
8
4
通年
他
学 習 目 的
臨床実習指導者の指導を受けながら、作業療法の全過程を体験する。
学 習 目 標
1.職業人としての望ましい態度や行動をとることができるようになる。2.問題解決を自ら行う姿勢を身に
つける。3.作業療法評価を実施することができるようになる。4.作業療法計画を立案することができるよ
うになる。5.作業療法を実施することができるようになる。6.記録・報告をすることができるようになる。
7.作業療法の管理・運営について理解できるようになる。
臨床実習指導者の指導のもとに実習施設や対象者の協力を得て行う。
授 業 概 要
実習内容
・実習施設の地域における特性やリハビリテーションにおける作業療法(士)の業務の理解を深める。
・作業療法部門の管理運営業務の必要性や重要性を理解し、それらに必要な基本知識と態度を習得する。
・対象者その他からの情報収集や評価計画立案、評価の実際、作業療法計画立案などを実施する。
・実施した内容を記録し、指導者に報告する。
・立案した計画に沿って行う治療・指導・援助することに際しては、適宜援助を受けながら臨床実習指導
者や職員の指導のもと実施する。
提出課題
・実習日誌(デイリーノート)
・症例記録(ケースノート)
・症例報告書(最低 1 症例)
学内報告
・各実習施設における体験や知識の整理として症例についてまとめ、報告する。
教
科
書
学外実習の手引きⅡ・Ⅲ(学科で配布する冊子)
参
考
書
標準作業療法学
成績評価方法
専門分野
第2版
作業療法臨床実習とケーススタディ
医学書院
他
実習施設での評定をもとに、大学での報告会等の学内実習の評定を合わせて総合的に評価する。
授
実習施設:身体障害、精神障害、老年期障害、発達障害を対象とした施設(領域)で行う。
時期 : 4月から10月末までの間に行う。
期間 : 連続した8週間。
業
計
長期宿泊を伴う場合がある。
画
履修要件
・臨床実習Ⅰの単位取得していること。
・3年次までに履修すべき作業療法専門基礎科目および専門科目の必修単位を取得していること。
備
考
本科目は作業療法治療学演習Ⅲとリンクしている。
その他の教員
加藤 智也、草野
春山 佳代、守口
明、黒崎
恭子
真樹、佐藤
196
真一、志茂
聡、中西
康祐、中村
圭一、原國
優子、
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
臨床実習Ⅲ
必修
選択
区分
必修
担当教員
小沢
健一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
8
4
通年
他
学 習 目 的
臨床実習指導者の指導を受けながら、作業療法の全過程を体験する。
学 習 目 標
1.職業人としての望ましい態度や行動をとることができるようになる。2.問題解決を自ら行う姿勢を身に
つける。3.作業療法評価を実施することができるようになる。4.作業療法計画を立案することができるよ
うになる。5.作業療法を実施することができるようになる。6.記録・報告をすることができるようになる。
7.作業療法の管理・運営について理解できるようになる。
臨床実習指導者の指導のもとに実習施設や対象者の協力を得て行う。
授 業 概 要
実習内容
・実習施設の地域における特性やリハビリテーションにおける作業療法(士)の業務の理解を深める。
・作業療法部門の管理運営業務の必要性や重要性を理解し、それらに必要な基本知識と態度を習得する。
・対象者その他からの情報収集や評価計画立案、評価の実際、作業療法計画立案などを実施する。
・実施した内容を記録し、指導者に報告する。
・立案した計画に沿って行う治療・指導・援助することに際しては、適宜援助を受けながら臨床実習指導
者や職員の指導のもと実施する。
提出課題
・実習日誌(デイリーノート)
・症例記録(ケースノート)
・症例報告書(最低 1 症例)
学内報告
・各実習施設における体験や知識の整理として症例についてまとめ、報告する。
教
科
書
学外実習の手引きⅡ・Ⅲ(学科で配布する冊子)
参
考
書
標準作業療法学
成績評価方法
専門分野
第2版
作業療法臨床実習とケーススタディ
医学書院
他
実習施設での評定をもとに、大学での報告会等の学内実習の評定を合わせて総合的に評価する。
授
実習施設:身体障害、精神障害、老年期障害、発達障害を対象とした施設(領域)で行う。
時期 : 4月から10月末までの間に行う。
期間 : 連続した8週間。
業
計
長期宿泊を伴う場合がある。
画
履修要件
・臨床実習Ⅱの単位取得していること。
・3年次までに履修すべき作業療法専門基礎科目および専門科目の必修単位を取得していること。
備
考
本科目は作業療法治療学演習Ⅲとリンクしている。
その他の教員
加藤 智也、草野
春山 佳代、守口
明、黒崎
恭子
真樹、佐藤
197
真一、志茂
聡、中西
康祐、中村
圭一、原國
優子、
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
作業療法学特論
必修
選択
区分
必修
担当教員
志村
まゆら
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
後期(集中)
学 習 目 的
作業療法士に求められる医療知識を獲得する。
学 習 目 標
作業療法士国家試験で要求される基礎医学知識を習得する。
作業療法士国家試験で要求される専門分野の知識を習得する。
授 業 概 要
過去に実施された国家試験及び模擬試験等を参考に、専門基礎科目・専門科目について講義と解説を行う。
教
科
書
特に指定なし
参
考
書
特に指定なし
成績評価方法
授
業
国家試験の準拠する試験形式で実施する認定試験により判断する。
第 1 回
基礎医学のまとめ(生理学)
第 2 回
基礎医学のまとめ(生理学)
第 3 回
基礎医学のまとめ(解剖学)
第 4 回
基礎医学のまとめ(解剖学)
第 5 回
基礎医学のまとめ(病理学)
第 6 回
基礎医学のまとめ(運動学)
第 7 回
基礎医学のまとめ(運動学)
第 8 回
臨床医学・専門分野のまとめ(内部障害系作業療法学)
第 9 回
臨床医学・専門分野のまとめ(神経・高次脳機能障害系作業療法学)
第10回
臨床医学・専門分野のまとめ(身体障害系作業療法学・義肢装具学)
第11回
臨床医学・専門分野のまとめ(発達障害系作業療法学)
第12回
臨床医学・専門分野のまとめ(精神障害系作業療法学)
第13回
臨床医学・専門分野のまとめ(精神障害系作業療法学)
第14回
臨床医学・専門分野のまとめ(精神障害系作業療法学)
第15回
臨床医学・専門分野のまとめ(老年期障害系作業療法学)
計
画
備
考
その他の教員:加藤 智也、守口 恭子、佐藤 真一、小沢 健一、川手
黒崎 真樹、志茂 聡、中西 康祐、中村 圭一、春山 佳代
198
豊子、草野 明、原國 優子、
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
卒業研究
区分
選択
担当教員
志村
まゆら
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
4
4
通年
学 習 目 的
研究テーマを決め、各研究室の教員の指導のもとに研究活動を行い、研究計画のたて方、進め方、問題
が生じた時の対処方法、研究のまとめ方を習得する。
学 習 目 標
この科目では研究手法・研究倫理・文献検索・論文の構成など研究の基本的事項について理解し、卒業
論文作成を行う。
授 業 概 要
卒業研究を履修する学生は、履修前に担当教員に相談に行き、研究内容の検討を行う。
テーマの決定、研究計画の立案、研究の実施、研究の要旨、研究発表を行い、その成果を卒業論文とし
てまとめる。
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
標準作業療法学
標準作業療法学
標準作業療法学
成績評価方法
授
業
専門分野「作業療法臨床実習とケーススタディ 第2版」市川和子編集
専門分野「作業療法研究法 第2版」山田孝編集 医学書院
専門分野「作業療法評価学 第2版」岩崎テル子他編集 医学書院
研究に対する取り組み、卒業論文の審査 80%、発表会の内容 20%で評価する。
医学書院
第 1 回
オリエンテーション(研究とは、研究目的、研究倫理、文献検索)
第 2 回
個々の学生の関心のある事柄の選定
第 3 回
研究テーマの検討、研究テーマの提出
第 4 回
研究指導:研究テーマに関連した文献・論文の紹介
第 5 回
研究指導
第 6 回
研究指導
第 7 回
研究指導
第 8 回
研究指導
第 9 回
研究指導
第10回
研究指導
第11回
研究の中間発表と課題修正の検討
第12回
研究指導:論文作成指導
第13回
研究指導:論文作成指導
第14回
卒業研究の発表用抄録作成
第15回
論文発表・論文提出
計
画
その他の教員:小沢
備
考
健一、佐藤 真一、川手
豊子、原國
通年で行うので、研究指導日は各教員の指示に従うこと。
199
優子、志茂
聡、中西
康祐
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
科目名
必修
選択
臨床作業療法入門Ⅳ
区分
必修
担当教員
加藤
智也
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
4
前期(集中)
他
学 習 目 的
臨床実習Ⅳを含むこれまでの実習全体を振り返り実践的な力を身につける。
4 年次までに履修した科目の知識を総合的に復習し、実習の経験を統合することで、有資格者として臨床
の場に臨む準備をする。
学 習 目 標
これまでの実習経験や報告会の内容を統合し、下級生に伝達・指導をすることができる。
国家試験に要求される作業療法の標準的・総合的な知識を習得して記述することができる。
授 業 概 要
過去の臨床実習での自己課題などを再確認し、教員の指導のもと自主的に復習を行う。
実習で経験した領域はもとより、未経験の作業療法他領域への理解を深め、報告会その他で学んだことの
総まとめを行う。本授業内で行われる国家試験対策について、学生は教員と相談の上、学習計画を立てて
取り組む。前期履修者 8 月下旬、後期履修者 12 月上旬に試験(国家試験形式による作業療法に関わる基
本的な知識・理解を問う試験)を実施する。この試験の結果によって、補習への出席が義務付けられるこ
とがある。
教
科
書
教科書は指定しない。
参
考
書
標準作業療法学 専門分野「作業療法臨床実習とケーススタディ 第2版」市川和子編集
各機能評価学や各領域の作業療法学等の授業で用いた教科書や参考書
成績評価方法
医学書院
レポート10%、試験90%
<臨床実習経験の統合>
・実習および実習報告会(管理・運営/諸記録報告)への参加経験を言語化して整理する。
・下級生が行う実習報告会に参加し、症例を解釈して意見を述べる。
・後輩への臨床実習体験報告と技術指導を行う。
・領域別に経験したことを整理・統合する。
・実習に関わる記録・報告を整理する。
・自己課題の解決に向けた諸活動を行う。
授
業
<国家試験への準備>
・過去に出題された問題の解答解説を作成し、レポートを提出する。
・基礎医学(解剖学,生理学,運動学等)のまとめ
・臨床医学(整形外科学,臨床内科学,精神医学等)のまとめ
・専門分野のまとめ
計
画
<作業療法実践の準備>
・自己課題を整理し、卒業後臨床現場にでるための準備を行う。
備
考
臨床実習Ⅲ・Ⅳの報告会は学内実習の範囲であり、本授業には含まれない。
自発的な学習活動の企画や運営に主体的、積極的に取り組むこと。
この授業の他に実施される国家試験対策に積極的に取り組むこと。
その他の担当教員:黒崎
草野
真樹、志村 まゆら、守口 恭子、川手 豊子、佐藤 真一、原國
明、小沢 健一、中西 康祐、中村 圭一、志茂 聡、春山 佳代
200
優子、
[専門科目領域/専門科目群/作業療法学科/旧カリキュラム]
必修
選択
科目名
臨床実習Ⅳ
(平成22年度以前入学生)
区分
必修
担当教員
小沢
健一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
8
4
通年
他
学 習 目 的
臨床実習指導者の指導を受けながら、作業療法の全過程を体験する。
学 習 目 標
1.職業人としての望ましい態度や行動をとることができるようになる。2.問題解決を自ら行う姿勢を身に
つける。3.作業療法評価を実施することができるようになる。4.作業療法計画を立案することができるよ
うになる。5.作業療法を実施することができるようになる。6.記録・報告をすることができるようになる。
7.作業療法の管理・運営について理解できるようになる。
臨床実習指導者の指導のもとに実習施設や対象者の協力を得て行う。
授 業 概 要
実習内容
・実習施設の地域における特性やリハビリテーションにおける作業療法(士)の業務の理解を深める。
・作業療法部門の管理運営業務の必要性や重要性を理解し、それらに必要な基本知識と態度を習得する。
・対象者その他からの情報収集や評価計画立案、評価の実際、作業療法計画立案などを実施する。
・実施した内容を記録し、指導者に報告する。
・立案した計画に沿って行う治療・指導・援助することに際しては、適宜援助を受けながら臨床実習指導
者や職員の指導のもと実施する。
提出課題
・実習日誌(デイリーノート)
・症例記録(ケースノート)
・症例報告書(最低 1 症例)
学内報告
・各実習施設における体験や知識の整理として症例についてまとめ、報告する。
教
科
書
学外実習の手引きⅡ・Ⅲ(学科で配布する冊子)
参
考
書
標準作業療法学
成績評価方法
専門分野
作業療法臨床実習とケーススタディ
第2版
医学書院
他
実習施設での評定をもとに、大学での報告会等の学内実習の評定を合わせて総合的に評価する。
授
実習施設:身体障害、精神障害、老年期障害、発達障害を対象とした施設(領域)で行う。
時期 : 4月から10月末までの間に行う。
期間 : 連続した8週間。
業
計
長期宿泊を伴う場合がある。
画
履修要件
・臨床実習Ⅲ(旧カリ)の単位取得していること。
・3年次までに履修すべき作業療法専門基礎科目および専門科目の必修単位を取得していること。
備
考
本科目は作業療法治療学演習Ⅲとリンクしている。
その他の教員:加藤
智也、草野
明、佐藤
201
真一、中村
圭一
202
専
専
門
門
科
目
科
領
目
【福祉心理学科】
域
群
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
現代社会と福祉Ⅱ
学 習 目 的
学 習 目 標
必修
選択
区分
必修
担当教員
楢木
博之
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
後期
・福祉政策の課題について理解する。
・福祉政策の構成要素(福祉政策における政府、市場、家族、個人の役割を含む。
)について理解する。
・福祉政策と関連政策(教育政策、住宅政策、労働政策を含む。
)の関係について理解する。
・相談援助活動と福祉政策との関係に ついて理解する。
①福祉政策の基本理念を理解し、説明することができる。
②欧米の福祉政策を理解し、日本との違いを説明することができる。
③これからの福祉政策の方向性を理解し、社会福祉士・精神保健福祉士の役割を説明できる。
授 業 概 要
現代社会に求められる福祉政策について理解し、社会福祉士・精神保健福祉士の役割を考えていく科目で
ある。講義を中心に行うが、学習課題を提示し考える力・言語化する力を身につけていく。
教
科
書
新・社会福祉士養成講座 4「現代社会と福祉」第 4 版
参
考
書
適宜紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
中央法規出版
全体 100%として、試験 50%、レポート 40%、毎回の授業態度・リアクションペーパーの内容 10%で評
価を行なう。
オリエンテーション
講義契約、講義の概略、講義の進めかた、学びの方法について理解する。
福祉政策の理念・主体・手法①
個人の尊厳・自己選択・自己決定について学習する。
福祉政策の理念・主体・手法②
ノーマライゼーション・ソーシャルインクルージョンについて学習する。
福祉政策の理念・主体・手法③
福祉政策の手法について学習する
福祉政策と関連領域①
保健医療と福祉政策について学習する。
福祉政策と関連領域②
雇用と福祉政策について学習する。
福祉政策と関連領域③
住宅・災害と福祉政策について学習する。
欧米と福祉政策①
イギリスの福祉政策について学習する。
欧米と福祉政策②
イギリスの福祉政策について学習する。
欧米と福祉政策③
アメリカの福祉政策について学習する。
福祉サービスと援助活動①
現代社会における社会福祉専門職の役割について学習する。
福祉サービスと援助活動②
相談援助の理念と方法について学習する。
福祉サービスと援助活動③
社会福祉士・精神保健福祉士が行う地域社会へのアプローチ方法について学習する。
これからの福祉政策①
求められる福祉サービスについて学習する。
これからの福祉政策②
地域包括ケアシステムについて学習する。
授業において、事前・事後学習課題を課すので、各自取り組むようにすること。
出席点は成績評価に含まれないが、単位認定のためには 11 回以上の出席が必要となる。
毎回の授業態度・リアクションペーパーの内容も成績評価の対象になる。
203
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
社会保障論Ⅱ
区分
必修(社・精)
選択(発)
担当教員
池谷
進
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
後期
学 習 目 的
医療福祉系を学ぶ学生に対して社会保障は重要であるが難解である。そのポイントを理解しやすく習得さ
せる。
学 習 目 標
国民すべての生活の中で、病気・死亡・老後の所得保障・医療保障・福祉サービスの仕組みなどを定めて
いるのが社会保障である。この内容、仕組みについて説明することができる。
授 業 概 要
社会保障は、年金保険・医療保険・介護保険などの社会保険と、社会福祉、公的扶助の全てを含むもので
ある。授業はテキストを中心に理解を促し、新聞記事等を活用して最新の情報を基に制度・政策のありよ
うまで含めて理解できるように進めていく。グループディスカッションも取り入れる。
教
科
書
新・社会福祉士養成講座 12「社会保障」第4版
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
社会福祉士養成講座編集委員会(編)
:中央法規出版
期末テスト、授業中の態度などを総合的に評価する。
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、
第 2 回
社会保障制度全般について
第 3 回
社会保障の歴史と構造について
第 4 回
社会保障の財源と費用について
第 5 回
年金保険制度(国民年金)について
第 6 回
年金保険制度(厚生年金)について
第 7 回
年金保険制度(共済年金等)について
第 8 回
医療保険制度(健康保険と共済制度)について
第 9 回
医療保険制度(国民健康保険)について
第10回
医療保険制度(後期高齢者医療、その他の制度)について
第11回
介護保険制度について
第12回
労働保険制度について
第13回
社会福祉制度について
第14回
社会保障と民間保険、諸外国の制度等について
第15回
まとめと全体の復習(ミニテスト実施)
計
画
備
考
福祉医療介護の専門家になろうとする立場で、授業に積極的に取り組んでもらいたい。自身の実生活に引
きつけて理解することで役に立つことを感じてもらいたい。予習・復習を心がけ、理解できないところは
積極的に質問等により確認してほしい。
204
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
児童福祉
学 習 目 的
学 習 目 標
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
渡邊
隆文
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期
様々な生活上の課題を抱え、社会福祉サービスを必要としている子どもやその家族のニーズに対応するに
は、児童福祉の変遷と現状を学ぶ必要がある。本講義では、子ども家庭福祉の変遷と現状を把握し、それ
を支える制度・施策について学ぶことを目的とする。
・児童福祉の理念ならびに歴史的変遷について理解する。
・児童を取り巻く社会的状況や諸問題について理解する。
・児童福祉の実施体制ならびに対応する制度・施策を理解する。
授 業 概 要
講義だけではなく、受講生同士のディスカッションやワーク等を通して理解を深める。
教
科
書
教科書名:新・社会福祉士養成講座 15 第 5 版 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
編:社会福祉士養成講座編集委員会 出版社:中央法規出版
参
考
書
適宜紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
出席、講義中の課題 30%、試験 70%で評価を行なう。
オリエンテーション
講義契約、講義の概略、講義の進めかた、学びの方法について理解する。
現代社会と子ども家庭①
子どもが置かれている社会的状況について学習する。
現代社会と子ども家庭②
子ども家庭福祉が目指す方向性について学習する。
子ども家庭福祉とは何か①
児童福祉の固有性について学習する。
子ども家庭福祉とは何か②
児童福祉の発展について学習する。
子ども家庭福祉にかかわる法制度①
子ども家庭福祉の実施体制について学習する。
子ども家庭福祉にかかわる法制度②
子ども家庭福祉の財源、専門職について学習する。
子ども家庭にかかわる福祉・保健①
母子保健、障害・難病のある子どもと家族への支援について学習する。
子ども家庭にかかわる福祉・保健②
児童健全育成、保育について学習する。
子ども家庭にかかわる福祉・保健③
子育て支援、ひとり親家庭の福祉について学習する。
子ども家庭にかかわる福祉・保健④
児童の社会的養護サービスについて学習する。
子ども家庭にかかわる福祉・保健⑤
非行児童・情緒障害児への支援について学習する。
子ども家庭にかかわる福祉・保健⑥
児童虐待対策について学習する。
子ども家庭への援助活動
相談援助活動、施設ケア、地域援助活動について学習する。
まとめ
全体を通して重要な箇所を再度学習する。
授業では、聴いて覚える受け身の姿勢ではなく、積極的に考えて参加する姿勢が望ましい。
講義毎に出るリーディングの課題にも積極的に取り組むこと。
205
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
社会調査の基礎
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
授
業
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
渡辺
裕一
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
後期
福祉ニーズを把握するために社会調査の意義・方法・倫理を理解し、社会調査を実践できるようになる。
社会調査の意義・方法・倫理について、説明することができる。
社会調査を行うに当たっての倫理を順守することができる。
実際に社会調査を行うことができる。
調査後のデータについて、分析することができる。
社会調査の基本的知識習得では、社会調査の意義と目的及び倫理を講義する。
社会調査の方法では、社会調査の種類を講義する。
社会調査の方法では、各自が選択した方法による社会調査を実践する。
社会調査で収集したデータの分析に必要な統計法の概要を講義する。
MINERVA社会福祉士養成テキストブック「社会調査の基礎」
全体100%として、期末試験80%、提出物20%で評価する。
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、全体の流れ、評価の方法など)
第 2 回
社会福祉と社会調査(なぜ社会福祉実践に社会調査が必要か、
「科学」とは何か、統計法の概要)
第 3 回
福祉にかかわる調査のための問いの設定と調査の流れ
第 4 回
調査の種類と全体の流れ
第 5 回
調査対象者の選定
第 6 回
測定の基本的考え方と尺度の要件
第 7 回
質問紙の作成①
第 8 回
質問紙の作成②
第 9 回
データの収集(質問紙調査と質的調査)
第10回
量的データの整理と分析①(データ分析の準備、調査データの特徴)
第11回
量的データの整理と分析②(度数分布表と基本統計量、2変数間の関連、推定と検定)
第12回
質的データの整理と分析①(インタビューデータの文字化、質的データの分析)
第13回
ニーズ調査
第14回
プログラム評価
第15回
実践評価
計
画
備
考
授業では知識について聴いて覚えるだけでなく、考えるという姿勢で臨むこと。また、社会調査は社会福
祉士にとって必要な技術なので、身につけるように努力すること。
206
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助の基盤と専門職Ⅰ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
田中
結香
書
新・社会福祉士養成講座「相談援助の基盤と専門職
参
考
書
適宜講義中に紹介する。
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
開 講
学期等
2
1
前期
・ソーシャルワーカーの専門性や意義,役割について説明することができる。
・ソーシャルワークの価値・知識・技術の重要性が理解できる。
・ソーシャルワークの歴史から相談援助の形成過程が理解できる。
・ソーシャルワーク実践における権利擁護の意義や視点の持ち方を理解できる。
ソーシャルワーカーとしての専門性や知識・技術を学ぶ基盤となる科目であることから,
「ソーシャルワ
ークとは何か」を事例を交えながら具体的に学ぶ。ソーシャルワーカーが専門職であることを十分理解で
きるよう,教科書の理論と実践現場の内容も踏まえながら,理論と実践を結び付けながら学ぶ。
科
第 1 回
履修
年次
ソーシャルワーカーとして業務を遂行するために必要な基礎的知識や専門的な価値観の獲得をし,ソーシ
ャルワーカーの業務を理解する。
教
成績評価方法
単位数
第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
試験 60%,課題 20%,出席状況(出席数・授業への取り組みや態度等)20%
オリエンテーション(講義の概要・講義の進め方・評価方法について相互に理解する)
社会福祉士・精神保健福祉士とは①
~イントロダクション,法律から見る社会福祉士の役割と意義について理解する~
社会福祉士・精神保健福祉士とは②
~社会福祉士に求められる専門性と精神保健福祉士の役割と意義について理解する~
社会福祉士・精神保健福祉士とは③
~現代社会と地域生活における課題からソーシャルワーカーの機能について理解する~
相談援助の定義と構成要素①
~ソーシャルワークの基本的な概念や定義について理解する~
相談援助の定義と構成要素②
~ソーシャルワークの構成要素を理解する~
相談援助の形成過程Ⅰ
~ソーシャルワークの前史から基礎確立期までの歴史を学ぶ~
相談援助の形成過程Ⅱ-①
~ソーシャルワークの発展期から展開期までの経過を学ぶ~
相談援助の形成過程Ⅱ-②
~ソーシャルワークの統合化とジェネラリスト・ソーシャルワークについて学ぶ~
相談援助の理念Ⅰ-①
~ソーシャルワーカーにとっての価値について学ぶ~
相談援助の理念Ⅰ-②
~ソーシャルワーク実践における権利擁護の意義について学ぶ~
相談援助の理念Ⅱ-①
~自己決定およびエンパワメント,ストレングスとの関係について学ぶ~
相談援助の理念Ⅱ-②
~ノーマライゼーション及びソーシャル・インクルージョンについて学ぶ~
相談援助の理論と実践をつなぐ
~視聴覚教材等を用いて,ソーシャルワークを理解する~
前期のまとめと試験対策
※担当教員やゲスト講師の都合により,講義の順番や内容が変更となることもあります。
※課題は随時講義の途中で出します。
※毎回の授業態度やリアクションペーパーの内容等も成績評価の対象となります。
※相談援助の基盤と専門職Ⅰ及びⅡを連続して履修することが望ましいです。
207
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助の基盤と専門職Ⅱ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
田村
正人
書
新・社会福祉士養成講座「相談援助の基盤と専門職
参
考
書
適宜講義中に紹介する。
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
開 講
学期等
2
1
後期
・ソーシャルワーカーにとって重要な専門職倫理の必要性や倫理綱領・行動規範の内容を説明できる。
・ソーシャルワーカーとして総合的・包括的な視点を持ち,多職種と連携する意義や方法を説明できる。
・専門職としてのソーシャルワーカーに求められる態度や技術・実践手法を身につける。
ソーシャルワーカーとしての専門性や知識・技術を学ぶ基盤となる科目であることから,
「ソーシャルワ
ークとは何か」を事例を交えながら具体的に学ぶ。ソーシャルワーカーが専門職であることを十分理解で
きるよう,教科書の理論と実践現場の内容も踏まえながら,理論と実践を結び付けながら学ぶ。
科
第 1 回
履修
年次
ソーシャルワーカーとして業務を遂行するために必要な基礎的知識や専門的な価値観の獲得をし,ソーシ
ャルワーカーの業務を理解する。
教
成績評価方法
単位数
第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
試験 60%,課題 20%,出席状況(出席数・授業への取り組みや態度等)20%
オリエンテーション(講義の概要・講義の進め方・評価方法について相互に理解する)
専門職倫理と倫理的ジレンマ①
~専門職倫理の必要性と意義について理解する~
専門職倫理と倫理的ジレンマ②
~倫理綱領や行動規範の内容を理解し,倫理的視点を持ったソーシャルワーク実践を目指す~
専門職倫理と倫理的ジレンマ③
~ソーシャルワーク実践における倫理的ジレンマを理解し,対応方法を学ぶ~
総合的かつ包括的な相談援助①
~地域で展開する総合相談の動向と背景,及び基本的視座について理解する~
総合的かつ包括的な相談援助②
~地域を基盤としたソーシャルワークの機能について学ぶ
総合的かつ包括的な相談援助③
~ジェネラリスト・ソーシャルワークの視点から基礎理論を学ぶ
相談援助にかかる専門職の概念と範囲
~ソーシャルワーカーが専門職として機能を果たすための条件や機能を理解する~
総合的かつ包括的な相談援助における専門機能①
~予防機能・新しいニーズへの対応機能について学ぶ~
総合的かつ包括的な相談援助における専門機能②
~総合的支援機能・権利擁護機能について学ぶ~
総合的かつ包括的な相談援助における専門機能③
~社会資源開発機能について学ぶ~
現場での実践からソーシャルワークを考える
~現場での実践事例をもとに,ソーシャルワーカーとしての役割や意義について考える~
ソーシャルワークとは何か
~後期で学んだことをグループワークで考え,発表する~
相談援助の理論と実践をつなぐ
~視聴覚教材等を用いて,ソーシャルワークを理解する~
後期のまとめと試験対策
※担当教員やゲスト講師の都合により,講義の順番や内容が変更となることもあります。
※課題は随時講義の途中で出します。
※毎回の授業態度やリアクションペーパーの内容等も成績評価の対象となります。
※相談援助の基盤と専門職Ⅰ及びⅡを連続して履修することが望ましいです。
208
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
人体の構造と機能及び疾病
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
区分
必修
担当教員
坂本
宏史
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1
前期
他
心身機能と身体構造及び様々な疾病や障害の概要について、人の成長・発達や日常生活との関係を踏まえ
て理解する。国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要について理解する。リハビリテーションの
概要について理解する。
 身体と精神の成長・発達、老化の概要を説明できる。
 人体部位の名称を説明できる。
 各器官等の構造と機能を説明できる。
 リハビリテーションの概念と範囲を説明できる。
 健康の概念を説明できる。
 生活機能を低下させる疾病や障害についてその概要を説明できる。
 国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要を説明できる。
① 人の成長・発達
② 心身機能と身体構造の概要
③ リハビリテーションの概要
④ 健康の捉え方
⑤ 疾病と障害の概要
⑥ 国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要
教科書名:新・社会福祉士養成講座1
集委員会
人体の構造と機能及び疾病
第3版
編:社会福祉士養成講座編
出版社:中央法規出版
全体100%として、出席点20%、期末試験80%
担当教員:坂本
4月8日
担当教員:未定
精神の成長・発達
4月15日
担当教員:鈴木
老化
4月22日
担当教員:坂本
人体各部の名称と構造(1)
5月13日
担当教員:坂本
人体各部の名称と構造(2)
5月20日
担当教員:永井
人体各器官等と機能(1)
5月27日
担当教員:永井
人体各器官等と機能(2)
6月3日
担当教員:永井
人体各器官等と機能(3)
6月10日
リハビリテーションの概念と範囲:リハビリテーションの定義、目的、対 担当教員:佐藤
象、方法 その他
6月17日
担当教員:鶴原
病的遺伝子と環境の影響
6月24日
担当教員:佐藤
健康の概念:健康の定義、WHO憲章、健康状態と生活機能低下の概念
7月1日
担当教員:成
疾病と障害の概要1:悪性腫瘍、感染症、難病、認知症 その他
7月8日
疾病と障害の概要2:生活習慣病、内部障害、感覚障害、高次脳機能障害、 担当教員:佐藤・武田
発達障害、肢体不自由 その他
7月15日
担当教員:春山
精神疾患の概要と精神疾患の診断:統計マニュアル(DSM-IV)の概要
7月22日
担当教員:佐藤
国際障害分類(ICIDH)から国際生活機能分類(ICF)への変遷
7月29日
担当教員:永井 正則、佐藤 真一、小宮 三彌、鈴木 敦子、佐藤 栄一、鶴原 喬、春山 佳代、
成 昌燮、武田 清
特別講師:伊藤 隆造(5/13,5/20)
身体の成長・発達
209
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
保健医療サービス
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
区分
必修(社・精)
選択(発)
担当教員
楢木
博之
科
書
新・社会福祉士養成講座 17「保健医療サービス」第 4 版
参
考
書
適宜紹介する。
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
相談援助の対象者の問題は保健医療と関係している場合が多く、適切な保健医療サービスの活用支援が必
要である。本講義では、保健医療制度、保健医療専門職の役割を学習し、社会福祉士・精神保健福祉士と
保健医療サービスとの関わりについて理解することを目的とする。
①保健医療制度の概要、保健医療専門職の役割の概要を説明することができる。
②社会福祉士・精神保健福祉士と保健医療サービスとの関わりを説明することができる。
③保健医療専門職との連携がイメージでき、社会福祉士・精神保健福祉士の視点が説明できる。
保健医療分野において、なぜ社会福祉士・精神保健福祉士の支援が求められているのかについて考える科
目である。その上で支援に必要な保健医療制度、連携する各専門職や地域の社会資源について理解を深め
る。さらに、体験学習や事例検討を用いて保健医療サービスについて具体的に学習する。
教
成績評価方法
単位数
中央法規出版
全体 100%として、試験 50%、レポート 40%、毎回の授業態度・リアクションペーパーの内容 10%で評
価を行なう。
オリエンテーション
講義契約、講義の概略、講義の進めかた、学びの方法について理解する。
保健医療サービスとは何か
医療法、保健医療サービスの構成要素、保健医療サービスと社会福祉の接点について学習する。
国民医療費
国民医療費の概要について学習する。
医療保険制度
医療保険制度の概要について学習する
医療・所得保障
医療保険の保険給付、傷病時の所得保障、生活保護について学習する。
診療報酬制度
診療報酬の流れ、診断群分類別包括評価、終末期医療・社会福祉士などと診療報酬の評価を学習する。
保健医療サービスを提供する施設
医療法、政策医療、診療報酬、介護保険に基づく施設等の機能・類型について学習する。
保健医療サービスにおける価値と倫理
患者の権利、専門職の価値・倫理を学習する。
医療ソーシャルワーカーの業務と役割①
医療ソーシャルワーカーの歴史を学習する。
医療ソーシャルワーカーの業務と役割②
医療ソーシャルワーカーの業務指針を学習する。
医療ソーシャルワーカーの業務と役割③
医療ソーシャルワーカーの視点と援助過程を学習する。
医師、看護師、保健師、リハビリテーション関連職種の役割
法的定義や役割・業務を学習する。
保健医療サービスにおける専門職の連携
多職種連携について学習する。
保健医療サービスにおける地域の社会資源との連携
地域の社会資源を知り、保健医療サービスとの連携を学習する。
保健医療サービスの事例検討
事例を通して、医療ソーシャルワーカーの役割、多職種連携、社会資源について理解を深める。
授業において、事前・事後学習課題を課すので、各自取り組むようにすること。
出席点は成績評価に含まれないが、単位認定のためには 11 回以上の出席が必要となる。
毎回の授業態度・リアクションペーパーの内容も成績評価の対象になる。
210
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
公的扶助
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
必修
選択
必修(社・精)
選択(発)
科
書
なし
参
考
書
社会福祉学習双書第7巻
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
授
業
担当教員
樋川
隆
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
現代社会は経済格差が拡大しているといわれ、その格差は貧困という形で社会生活のあらゆる分野で影響
を及ぼしている。本講義では、貧困対策である公的扶助の歴史的経過、意義、内容を理解することを目的
とする。また、併せて生活保護制度に関わる現代の問題・課題を整理し理解する。
①貧困概念、公的扶助の歴史的経過を理解し説明できる。
②わがの国の生活保護制度の原理、原則、制度実施の実際を理解することができる。
③最近の貧困に関わる出来事を知り、その内容を分析し説明することができる。
講義形式で行うが、学生自身の世帯の最低生活費の算定などの作業を通じて、生活保護制度を身近な制度
であり、社会福祉制度の根幹であることを明らかにする。また、生活保護をめぐる諸問題を学生との議論
を行いながら明らかにする。
教
成績評価方法
区分
公的扶助論:社会福祉学習双書編集委員会編(全国社会福祉協議会)
期末試験、出席状況等を総合的に評価する。
オリエンテーション:講義の進め方、講義の概略
貧困問題のはじまりを学習する。
公的扶助の歴史①
イギリスの公的扶助の歴史について学習する。
公的扶助の歴史②
日本の公的扶助の歴史について学習する。
(戦前まで)
公的扶助の歴史③
日本の公的扶助の歴史について学習する。
(戦後)
第 5 回
社会保障制度審議会の勧告を学習する。
第 6 回
生活保護制度の目的と原理、原則を学習する。①
第 7 回
生活保護制度の目的と原理、原則を学習する。②
第 8 回
生活保護制度の実施体制、保護の種類と基準を学習する。①
第 9 回
生活保護制度の実施体制、保護の種類と基準を学習する。②
計
画
第10回
第11回
備
最低生活費を学習し計算する。
生活保護制度のソーシャルワークを学習する。①
生活保護制度関係施設、医療機関を学習する。
生活保護制度のソーシャルワークを学習する。②
第12回
生活保護制度をめぐる裁判を学習する。
第13回
一人親世帯と子どもの貧困をめぐる問題・課題を学習する。
第14回
労働形態と貧困問題を学習する。
第15回
総括講義
考
生活保護制度は、わが国の社会福祉制度の根幹であり、最後のセーフティネットでもある。社会福祉現場
だけでなく医療現場でも貧困問題を背景にした事例に遭遇する確率は非常に高い。積極的に授業に参加
し、現代社会の大きな課題に積極的に取り組む意思を醸成して欲しい。
211
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
権利擁護と成年後見制度
必修
選択
区分
必修(社・精)
選択(発)
担当教員
川村
岳人
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
学 習 目 的
認知症高齢者や知的障害者、精神障害者といった判断能力の不十分な人々の日常生活を法的に支援する必
要性を理解するとともに、社会的排除や虐待などの権利侵害に適切に対処するための方策を理解する。
学 習 目 標
①相談援助活動と法との関わりを説明することができる。
②相談援助活動において必要となる成年後見制度を説明することができる。
③成年後見制度の実際を説明することができる。
④社会的排除や虐待などの権利侵害や認知症などの日常生活上の支援が必要な者に対する権利擁護活動
の実際を説明することができる。
授 業 概 要
配布するプリントを中心に進める。教科書は適宜参照する。
教
科
書
山口光治編『権利擁護と成年後見制度』株式会社みらい
参
考
書
指定なし
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
全体を 100%として,中間試験 25%×1 回,期末試験 75%で評価する。
※5 回以上欠席した場合、期末試験の受験資格はない。
オリエンテーション
相談援助活動において想定される法律問題
福祉サービスの利用と契約・消費者被害と消費者保護・自己破産等
憲法Ⅰ
基本的人権の尊重①
憲法Ⅱ
基本的人権の尊重②
民法Ⅰ
契約・不法行為
民法Ⅱ
親族・相続
行政法Ⅰ
行政行為
行政法Ⅱ
行政事件手続・情報公開
成年後見の概要 Ⅰ
法定後見
成年後見の概要 Ⅱ
任意後見
成年後見の概要 Ⅲ
成年後見制度の最近の動向
日常生活自立支援事業
専門員・生活支援員の役割、最近の動向
成年後見制度利用支援事業
成年後見制度利用支援事業の概要
権利擁護にかかる組織、団体の役割と実際
家庭裁判所・法務局・市町村・専門職の役割
権利擁護活動の実際
認知症を有する者への支援の実際等
考
212
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
就労支援サービス
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
古川
奨
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2・3
後期(前半)
学 習 目 的
相談援助活動において必要となる各種の就労支援制度について理解する。
学 習 目 標
就労支援がどのような場面で必要とされているのかを理解し、就労支援制度について適切に紹介できる知
識を身に付ける。
授 業 概 要
就労支援に係る組織、団体及び専門職についての紹介、現場における連携の実際について講義する。
就労についての考えを深めるために必要に応じてグループディスカッション等を取り入れる。
教
科
書
新・社会福祉士養成講座18
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
就労支援サービス
第3版
中央法規
定期試験、出席状況(出席数・授業への取り組み、提出物)の総合評価
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、評価等についての説明)
、就労(働くという言葉)の意味について
第 2 回
仕事とアルバイトの違いについて学習する。
第 3 回
雇用・就労の動向と施策について学習する。
第 4 回
障害を抱えた方の就労支援について学習する。
(1)
第 5 回
障害を抱えた方の就労支援について学習する(2)
第 6 回
低所得者に対する就労支援について学習する。
第 7 回
就労支援における専門職の役割と実際について学習する。
(1)
第 8 回
就労支援における専門職の役割と実際について学習する。
(2)
授
業
計
画
備
考
理解を深めるため適宜グループディスカッションを取り入れる。積極的な発言を求める。
内容理解、知識定着のため授業の最後に提出物扱いとなるリアクションペーパー(質疑・感想・問題)を
実施する。
213
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
更生保護制度
必修
選択
区分
担当教員
必修(社)
選択(精・発)
川村
単位数
履修
年次
開 講
学期等
1
2・3
後期
岳人
学 習 目 的
刑務所を出所した高齢者や障害者の社会復帰を支援する必要性を理解するとともに、福祉サービスの利用
に向けて調整を進めるなど出所者が社会生活になじめるよう適切に支援するための方策を理解する。
学 習 目 標
①相談援助活動において必要となる更生保護制度について説明することができる。
②更生保護や刑事司法・少年司法分野で活動する組織、団体および専門職について説明することができる。
③刑事司法・少年司法分野の他機関との連携の在り方について説明することができる。
授 業 概 要
配布するプリントを中心に進める。教科書は適宜参照する。
教
科
書
清水義悳・若穂井透編『更生保護』第2版
参
考
書
山本譲司『累犯障害者』新潮社,2009 年
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
ミネルヴァ書房,2014 年
全体を 100%として,第 3 回〜第 7 回に実施する確認テスト(15%)および期末試験(85%)で評価する
※5 回以下の出席の場合、期末試験の受験資格はない。
オリエンテーション
犯罪者・非行少年に対する刑事司法の流れ
第 3 回
更生保護制度の概要 Ⅰ
刑事司法の中の更生保護・保護観察・生活環境調整・仮釈放等
第 4 回
更生保護制度の概要 Ⅱ
更正緊急保護・恩赦・被害者等支援・犯罪予防等
第 5 回
更生保護制度の担い手
保護監察官・保護司・更生保護施設・民間協力者
第 6 回
更生保護制度における関係機関・団体との連携
検察庁・裁判所・矯正施設・就労支援機関・福祉機関等との連携
第 7 回
医療観察制度の概要
生活環境調査・生活環境調整・精神保健観察・関係機関との連携等
授
業
計
画
第 8 回
備
更生保護における近年の動向と課題
考
214
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉行財政と福祉計画
必修
選択
区分
担当教員
必修(社・精)
選択(発)
川村
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3・4
後期
岳人
学 習 目 的
社会福祉制度を運用・実施する行政組織及び福祉財政の構造および機能を理解するとともに、社会福祉計
画を策定するための方策を理解する。
学 習 目 標
①福祉政策における国および都道府県、市町村の役割を説明することができる。
②福祉政策を実施する国および都道府県、市町村の行政組織を説明することができる。
③福祉計画の意義や方法を説明することができる。
授 業 概 要
社会福祉の行財政の実施体制(国・都道府県・市町村の役割、国と地方の関係、制度実施のための財源な
ど)について講義する。
福祉計画の意義や方法について講義する。
実際に作成された福祉計画を事例で取り上げ、福祉計画の内容を説明する。
教
科
書
杉岡直人編『福祉行財政と福祉計画』みらい
参
考
書
成績評価方法
授
業
全体100%として、出席点30%、期末試験70%で評価する。
※5回以上欠席した場合、期末試験の受験資格はない。
第 1 回
オリエンテーションで授業の進め方、評価方法の説明を受ける。
政治と行政の関係を学習する。
第 2 回
行政作用の種類(規制行政,給付行政,調達行政)を学習する。
第 3 回
行政の仕組み(行政主体,行政機関,行政庁)を学習する。
第 4 回
国内行政における国の役割および国の福祉行政のしくみ・組織を学習する。
第 5 回
地方公共団体の種類(普通地方公共団体,特別地方公共団体)および役割を学習する。
第 6 回
地方分権改革の経緯を学習する。
第 7 回
地方分権改革の内容を学習する。
第 8 回
福祉行政の諸機関(福祉事務所、地域包括支援センター等)およびそこに配置される専門職を学習する。
第 9 回
福祉の財源として国の財源、地方の財源、保険料財源、民間の財源を学習する。
第10回
福祉計画の歴史(萌芽期,試行期,展開期,確立期)を学習する。
第11回
福祉行財政と福祉計画の関係を学習する。
第12回
福祉計画の種類を学習する。
第13回
福祉計画の策定過程(政治的側面、技術的側面)を学習する。
第14回
福祉計画の策定方法を学習する。
第15回
福祉計画の評価方法を学習する。
計
画
備
考
215
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉サービスの組織と経営
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
田村
正人
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3・4
後期
学 習 目 的
福祉サービスの事業者や経営についての理論と実際について学び理解する。
学 習 目 標
学生が、法人、団体の組織、経営について歴史的な経緯や福祉サービス事業者の実際を学び理解すること
を到達目標とする。
授 業 概 要
テキストを中心に、法人やその他団体の経営に必要な基礎理論について講義を行う。
教
科
書
新・社会福祉士養成講座11
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
授
業
福祉サービスの組織と経営
備
中央法規出版
定期試験50%、出席状況(出席数・授業への取組み、提出物)50%の総合評価
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、評価等についての説明)
第 2 回
法人について(社会福祉法人1)
第 3 回
法人について(社会福祉法人2)
第 4 回
法人について(特定非営利法人)
第 5 回
法人について(医療法人、営利法人、公益法人)
第 6 回
福祉サービスの組織と経営の基礎理論1
第 7 回
福祉サービスの組織と経営の基礎理論2
第 8 回
サービス管理
第 9 回
サービスの質の評価
第10回
苦情対応とリスクマネジメント
第11回
人材育成
第12回
人事管理と労務管理
第13回
会計管理と財務管理
第14回
情報管理
第15回
まとめ
計
画
第4版
考
216
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助の理論と方法Ⅰ
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
渡邊
隆文
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
学 習 目 的
社会において様々な生活上の課題を抱え、社会福祉サービスを必要としている人々のニーズに対応するに
は、ソーシャルワークの基礎となる理論と方法論を学ぶ必要がある。本講義では、ソーシャルワークの実
践の方法とそれを支える理論について学ぶことを目的とする。
学 習 目 標
・相談援助技術(ソーシャルワーク)の意義、構造と機能について理解する。
・人と環境との交互作用について理解する。
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
対人援助技術としての相談援助技術(ソーシャルワーク)の基礎的な技術を習得する。そのための概念構
造と基礎理論について詳説し、ソーシャルワーカーに必要な技術的基盤について講義する。講義だけでは
なく、受講生同士のディスカッションやワーク等を通して理解を深める。
教科書名:新・社会福祉士養成講座 7 相談援助の理論と方法Ⅰ 第 3 版 編:社会福祉士養成講座編集委
員会 出版社:中央法規出版
適宜紹介する。
出席、講義中の課題 30%、試験 70%で評価を行なう。
オリエンテーション
講義契約、講義の概略、講義の進めかた、学びの方法について理解する。
相談援助とは、ソーシャルワークとは
ソーシャルワークの価値について学習する。
相談援助の構造と機能①
ソーシャルワークの構造・視点について学習する。
相談援助の構造と機能②
ソーシャルワークの過程と主な役割について学習する。
人と環境の交互作用①
実践における人と環境について学習する。
人と環境の交互作用②
支援と援助、環境のミクロ・メゾ・マクロについて学習する。
相談援助における援助関係①
ソーシャルワーカーが遵守する原則、援助構造と援助関係について学習する。
相談援助における援助関係②
ソーシャルワークの機能・役割、自己覚知について学習する。
相談援助における援助関係③
援助関係を生成することの効用と限界
相談援助における援助関係④
特徴的な援助関係について学習する。
相談援助の展開過程Ⅰ①
相談援助の展開過程について学習する。
アウトリーチ
アウトリーチの具体的方法と留意点について学習する。
相談援助の実際①
今まで学んだ知識を踏まえて、現場の実践者から相談援助の実際を学ぶ
相談援助の実際②
今まで学んだ知識を踏まえて、現場の実践者から相談援助の実際を学ぶ
まとめ
全体を通して重要な箇所を再度学習する。
授業では、聴いて覚える受け身の姿勢ではなく、積極的に考えて参加する姿勢が望ましい。
講義毎に出るリーディングの課題にも積極的に取り組むこと。
「相談援助の実際①.②」については、外部講師の都合により日程が変更する場合があります。
217
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助の理論と方法Ⅱ
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
渡邊
隆文
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
社会において様々な生活上の課題を抱え、社会福祉サービスを必要としている人々のニーズに対応するに
は、ソーシャルワークの基礎となる理論と方法論を学ぶ必要がある。本講義では、ソーシャルワークの実
践の方法とそれを支える理論について学ぶことを目的とする。
学 習 目 標
・相談援助技術(ソーシャルワーク)の意義、構造と機能について理解する。
・人と環境との交互作用について理解する。
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
対人援助技術としての相談援助技術(ソーシャルワーク)の基礎的な技術を習得する。そのための概念構
造と基礎理論について詳説し、ソーシャルワーカーに必要な技術的基盤について講義する。講義だけでは
なく、受講生同士のディスカッションやワーク等を通して理解を深める。
教科書名:新・社会福祉士養成講座 7 相談援助の理論と方法Ⅰ 第 3 版 編:社会福祉士養成講座編集委
員会 出版社:中央法規出版
適宜紹介する。
出席、講義中の課題 30%、試験 70%で評価を行なう。
オリエンテーション
講義契約、講義の概略、講義の進めかた、学びの方法について理解する。
相談援助の展開過程①
展開のプロセスとケース発見について学習する。
相談援助の展開過程②
インテークについて学習する。
相談援助の展開過程③
アセスメントについて学習する。
相談援助の展開過程④
プランニングについて学習する。
相談援助の展開過程⑤
インターベンションについて学習する。
相談援助の展開過程⑥
モニタリングについて学習する。
相談援助の展開過程⑦
エバリュエーションについて学習する。
相談援助の展開過程⑧
アフターケア、サービス開発について学習する。
相談援助の展開過程⑩.
ソーシャルアクションについて学習する。
相談援助のための技術
ジェノグラム、エコマップについて学習する。
相談援助のための技術②
面接において用いる技術とコミュニケーションについて学習する。
相談援助の実際①
今まで学んだ知識を踏まえて、現場の実践者から相談援助の実際を学ぶ
相談援助の実際②
今まで学んだ知識を踏まえて、現場の実践者から相談援助の実際を学ぶ
まとめ
全体を通して重要な箇所を再度学習する。
「相談援助の理論と方法Ⅰ」を受講していることが望ましい。
授業では、聴いて覚える受け身の姿勢ではなく、積極的に考えて参加する姿勢が望ましい。
講義毎に出るリーディングの課題にも積極的に取り組むこと。
「相談援助の実際①.②」については、外部講師の都合により日程が変更する場合があります。
218
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助の理論と方法Ⅲ
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
田中
結香
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
相談援助の知識を獲得し,理論と方法を学ぶことで,ソーシャルワークを総合的に理解する。
学 習 目 標
・ケアマネジメントの知識を獲得し,ケアマネジメントの必要性が説明できる。
・ソーシャルワーカーとしての調整能力を獲得できる。
授 業 概 要
ソーシャルワークの基礎的理解,ケアマネジメントの概要やソーシャルワークに付随する技術等を学習す
る。また,実際にグループワークや事例検討等を行い,様々な支援方法を修得する。
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
オリエンテーション(講義の概要・講義の進め方・評価方法について相互に理解する)
第 2 回
相談援助における対象を理解する
第 4 回
第 5 回
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
試験 60%,課題 20%,出席状況(出席数・授業への取り組みや態度等)20%
第 1 回
第 3 回
授
新・社会福祉士養成講座「相談援助の理論と方法Ⅰ 第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
新・社会福祉士養成講座「相談援助の理論と方法Ⅱ 第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
「改訂 保健医療ソーシャルワーク実践<1>~<3>」中央法規出版
「ケアマネジメント概論」中央法規出版(白澤政和監修)
考
ケアマネジメント①
~ケアマネジメントの基本とケアマネジメントの過程を理解する~
ケアマネジメント②
~アセスメントの意義と方法,また実際の事例でアセスメントを実践してみる~
ケアマネジメント③
~ケアプランの作成,支援の実施,モニタリング,ケアマネジメントの特徴を理解する~
ケアマネジメント④
~事例から実際にケアプランを作成することができる,ケアマネジメントのまとめ~
グループを活用した相談援助①
~相談援助におけるグループの意義を理解する~
グループを活用した相談援助②
~グループワークを実践することで,グループワークを活用することができる~
コーディネーションの方法及びネットワーキングの意義について学ぶ
社会資源の活用・開発・調整①
~ソーシャルワーク実践と社会資源の関係,ソーシャルアクションやアドボカシーについて理解する~
社会資源の活用・調整・開発②
~実際に存在する社会資源を調べ,事例に当てはめて社会資源を調整することができる~
さまざまな実践モデルとアプローチの基盤を理解する
相談援助の理論と実践をつなぐ①
~視聴覚教材等を用いて,ソーシャルワークを理解する~
相談援助の理論と実践をつなぐ②
~視聴覚教材等を用いて,ソーシャルワークを理解する~
前期講義のまとめと試験対策
※担当教員の都合により,講義の順番や内容が変更となることもあります。
※課題は随時講義の途中で出します。
※毎回の授業態度やリアクションペーパーの内容等も成績評価の対象となります。
※相談援助の理論と方法Ⅲ及びⅣを連続して履修することが望ましいです。
219
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助の理論と方法Ⅳ
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
楢木
博之
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
学 習 目 的
相談援助の知識を獲得し,理論と方法を学ぶことで,ソーシャルワークを総合的に理解する。
学 習 目 標
・ソーシャルワークのアプローチの違いを歴史的背景からも説明できる。
・スーパービジョンの概要や必要性が説明できる。
・ソーシャルワーカーにとっての研究の意義と必要性が説明できる。
授 業 概 要
ソーシャルワークのアプローチやスーパービジョンの必要性について学習する。また,実際にケースカン
ファレンスを実践する。事例研究を含めたソーシャルワーカーとしての研究の意義を理解する。
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
新・社会福祉士養成講座「相談援助の理論と方法Ⅰ 第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
新・社会福祉士養成講座「相談援助の理論と方法Ⅱ 第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
「改訂 保健医療ソーシャルワーク実践<1>~<3>」中央法規出版
「ソーシャルワークの実践モデル-心理社会的アプローチからナラティブまで」川島書店
試験 60%,課題 20%,出席状況(出席数・授業への取り組みや態度等)20%
オリエンテーション(講義の概要・講義の進め方・評価方法について相互に理解する)
さまざまな実践モデルとアプローチ①
~心理社会的アプローチ・機能的アプローチ・問題解決アプローチについて学ぶ~
さまざまな実践モデルとアプローチ②
~課題中心アプローチ・危機介入アプローチ・行動変容アプローチについて学ぶ~
さまざまな実践モデルとアプローチ③
~エンパワメントアプローチ・ナラティブアプローチについて学ぶ~
ソーシャルワーカーのアプローチについてのまとめ
~ワールドカフェ方式を用いて~
スーパービジョンの技術①
~スーパービジョンの基礎について理解する~
スーパービジョンの技術②
~スーパービジョン以外のソーシャルワーカーの支援体制について理解する~
ケースカンファレンスの技術①
~ケースカンファレンスの基礎を押さえ,展開過程を理解する~
ケースカンファレンスの技術②
~実際のケースカンファレンスを見て,事例からケースカンファレンスを実践する~
相談援助における個人情報の保護の概要及び情報通信技術の(ICT)の活用について学ぶ
ソーシャルワーカーにとっての研究の意義と必要性について学ぶ①
~量的研究・質的研究及び事例研究を含めた手法について理解する~
ソーシャルワーカーにとっての研究の意義と必要性について学ぶ②
~自身の関心がある内容について研究を始めてみよう~
相談援助の理論と実践をつなぐ①
~視聴覚教材等を用いて,ソーシャルワークを理解する~
相談援助の理論と実践をつなぐ②
~視聴覚教材等を用いて,ソーシャルワークを理解する~
後期講義のまとめと試験対策
※担当教員の都合により,講義の順番や内容が変更となることもあります。
※課題は随時講義の途中で出します。
※毎回の授業態度やリアクションペーパーの内容等も成績評価の対象となります。
※相談援助の理論と方法Ⅲ及びⅣを連続で履修することが望ましいです。
220
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
地域福祉の理論と方法Ⅰ
学 習 目 的
学 習 目 標
区分
必修(社・精)
選択(発)
担当教員
川村
岳人
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
地域福祉は、利用者の地域自立支援生活支援とそれを支える福祉コミュニティづくりを実践目標とする理
念であり、社会福祉法においてその推進が謳われるなど、社会福祉の今後の基本的方向性を示すものとし
て認識されている。このような地域福祉の歴史的経緯や理論、推進主体の役割を理解する。
①地域福祉の基本的考え方を説明することができる。
②地域福祉の主体と対象を説明することができる。
③地域福祉に係る組織、団体及び専門職の役割と実際を説明することができる。
授 業 概 要
配布するプリントを中心に進める。教科書は適宜参照する。
教
科
書
2015 社会福祉学習双書⑧ 地域福祉論~地域福祉の理論と方法~
編:社会福祉学習双書編集委員会 出版社:全国社会福祉協議会出版部
参
考
書
指定なし
成績評価方法
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
地域福祉の概念と範囲
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
全体を 100%として,中間試験 25%×2 回,期末試験 50%で評価する。
※5 回以上欠席した場合、期末試験の受験資格はない。
地域福祉の理論
(岡村理論、コミュニティワーク、コミュニティ・オーガニゼーション)
地域福祉とコミュニティ
(コミュニティ論、地域社会の分析枠組み)
地域福祉の発展過程Ⅰ
(自然村、慈善事業、福祉三法体制、福祉六法体制)
地域福祉の発展過程Ⅱ
(社会福祉の国民化と地域化、新たな社会福祉思想、在宅福祉サービスの展開)
地域福祉の発展過程Ⅲ
(社会福祉関係八法改正、社会福祉基礎構造改革、社会福祉法)
地域福祉における住民参加の意義
(住民主体の原則)
地域福祉の主体
(福祉コミュニティ、主体形成、福祉教育)
地域福祉における行政の役割と実際
(地方自治体)
地域福祉における民間組織の役割と実際Ⅰ
(社会福祉協議会)
地域福祉における民間組織の役割と実際Ⅱ
(民生委員、自治会)
地域福祉における民間組織の役割と実際Ⅱ
(ボランティア、NPO)
地域福祉における民間組織の役割と実際Ⅱ
(共同募金)
地域福祉の今日的課題
考
221
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
地域福祉の理論と方法Ⅱ
学 習 目 的
学 習 目 標
必修
選択
区分
必修(社・精)
選択(発)
担当教員
川村
岳人
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
地域福祉は、利用者の地域自立支援生活支援とそれを支える福祉コミュニティづくりを実践目標とする理
念であり、社会福祉法においてその推進が謳われるなど、社会福祉の今後の基本的方向性を示すものとし
て認識されている。このような地域福祉を推進する具体的な方法を理解する。
①地域福祉の推進方法について説明することができる。
②地域福祉の推進方法を状況に応じて実践することができる。
③地域を基盤としたソーシャルワークの理論を説明することができる。
授 業 概 要
配布するプリントを中心に進める。教科書は適宜参照する。
教
科
書
2015 社会福祉学習双書⑧ 地域福祉論~地域福祉の理論と方法~
編:社会福祉学習双書編集委員会 出版社:全国社会福祉協議会出版部
参
考
書
指定なし
成績評価方法
第 1 回
オリエンテーション
第 2 回
地域福祉計画と地域福祉活動計画
第 3 回
地域福祉とローカル・ガバナンス
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
全体を 100%として,中間試験 25%×2 回,期末試験 50%で評価する。
※5 回以上欠席した場合、期末試験の受験資格はない。
地域福祉の推進方法Ⅰ
(ネットワーキングの意義と方法および実際)
地域福祉の推進方法Ⅱ
(他職種・他機関との連携)
地域福祉の推進方法Ⅲ
(地域における社会資源の活用・調整)
地域福祉の推進方法Ⅳ
(地域における社会資源の開発)
地域福祉の推進方法Ⅴ
(地域組織化)
地域福祉の推進方法Ⅵ
(ソーシャル・サポート・ネットワーク)
地域福祉の推進方法Ⅶ
(地域における福祉ニーズの把握方法と実際)
地域福祉の推進方法Ⅷ
(地域トータルケアシステムの構築方法と実際①)
地域福祉の推進方法Ⅸ
(地域トータルケアシステムの構築方法と実際②)
地域福祉の推進方法Ⅹ
(地域における福祉サービスの評価方法と実際)
地域福祉の推進方法Ⅺ
(地域を基盤としたソーシャルワークの理論)
地域を基盤としたソーシャルワークの今日的課題
考
222
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助演習Ⅰ
学 習 目 的
学 習 目 標
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
楢木
博之
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
・相談援助の知識と技術に係る他の科目との関連性も視野に入れつつ、社会福祉士に求められる相談援助
に係る知識と技術について、次に揚げる方法を用いて、実践的に習得するとともに、専門的援助技術とし
て概念化し理論化し体系立てていくことができる能力を涵養する。
・個別指導並びに集団指導を通して、具体的な援助場面を想定した実技指導(ロールプレイング等)を中
心とする演習形態にできるようにする。
①ソーシャルワークに必要な価値と倫理の意味を理解し、対人援助を行う際意識することができる。
②ソーシャルワークに必要な「人の理解」を体感し、対人援助を行う際意識することができる。
③基本的なコミュニケーション技術を体感し、意識して実践することができる。
授 業 概 要
テキストを中心に演習形式で授業を行う。授業中に毎回、いくつか課題を提示し、グループで議論したり、
個人で考えてまとめていく。授業終了後はリアクションペーパーに授業のまとめ、感想等を記述する。
教
科
書
「社会福祉士
参
考
書
適宜紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
相談援助演習」第 2 版
中央法規出版
全体 100%として、試験 50%、レポート 40%、毎回の授業態度・リアクションペーパーの内容 10%で評
価を行なう。
オリエンテーション
講義契約、講義の概略、講義の進めかた、学びの方法について理解する。
演習科目の位置づけ
「論」
「演習」
「実習」との関連を理解する。
価値と倫理①
相談援助の価値と倫理を理解する。
価値と倫理②
事例から倫理綱領の意味を理解する。
価値と倫理③
ソーシャルワーカーの価値と個人の価値観の違いを理解する。
人を理解する①
「私」を理解する。
(自己覚知)
人を理解する②
「私」を理解する。
(自己覚知)
人を理解する③
「他者」を理解する。
人を理解する④
「他者」を理解する。
環境を理解する①
事例からソーシャルワークに必要な「環境」の理解を学ぶ。
環境を理解する①
事例からソーシャルワークに必要な「環境」の理解を学ぶ。
ソーシャルワークにおける関係性の理解①
援助者とクライエントとの関係性を理解する。
ソーシャルワークにおける関係性の理解②
ソーシャルワーク実践におけるジレンマを考える。
多様なコミュニケーション技術①
コミュニケーションとは何かを理解する。
多様なコミュニケーション技術②
非言語的コミュニケーションの重要性を体験しながら理解する。
・
「相談援助の基盤と専門職Ⅰ」
「相談援助の基盤と専門職Ⅱ」の単位を修得していることが本科目を履修
する条件となる。
・授業において、事前・事後学習課題を課すので、各自取り組むようにすること。
・出席点は成績評価に含まれないが、単位認定のためには 11 回以上の出席が必要となる。
・毎回の授業態度・リアクションペーパーの内容も成績評価の対象になる。
その他担当教員:宮沢 秀一
223
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助演習Ⅱ
必修
選択
区分
必修(社)
選択(精・発)
担当教員
楢木
博之
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
他
学 習 目 的
・相談援助の知識と技術に係る他の科目との関連性も視野に入れつつ、社会福祉士に求められる相談援助
に係る知識と技術について、次に揚げる方法を用いて、実践的に習得するとともに、専門的援助技術とし
て概念化し理論化し体系立てていくことができる能力を涵養する。
・個別指導並びに集団指導を通して、具体的な援助場面を想定した実技指導(ロールプレイング等)を中
心とする演習形態にできるようにする。
学 習 目 標
①基本的なコミュニケーション技術を応用し、他者と議論を促進することができる。
②コミュニケーション技術を応用し、基本的な面接技術を使って面接を行うことができる。
授 業 概 要
テキストを中心に演習形式で授業を行う。授業中に毎回、いくつか課題を提示し、グループで議論したり、
個人で考えてまとめていく。授業終了後はリアクションペーパーに授業のまとめ、感想等を記述する。
教
科
書
「社会福祉士
参
考
書
「聞く力-心をひらく 35 のヒント-」
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
相談援助演習」第 2 版
中央法規出版
阿川佐和子著
文春新書
全体 100%として、試験 50%、レポート 40%、毎回の授業態度・リアクションペーパーの内容 10%で評
価を行なう。
演習Ⅰの振り返り
基本的なコミュニケーション技術について理解する。
多様なコミュニケーション技術①
アイディアを出して情報を整理する際のコミュニケーション
多様なコミュニケーション技術②
議論を促進する際のコミュニケーション
多様なコミュニケーション技術③
プレゼンテーションを行う際のコミュニケーション技術①
多様なコミュニケーション技術④
プレゼンテーションを行う際のコミュニケーション技術②
多様なコミュニケーション技術⑤
プレゼンテーションを行う際のコミュニケーション技術③
相談援助における面接の目的と特性
面接の特性を理解する。
面接の基盤①
インテーク面接場面を体験する。
面接の基盤②
インテーク面接においてソーシャルワーカーが意識することを理解する。
面接における基本的応答技法①
面接における基本的応答技法を体験する。
面接における基本的応答技法②
ロールプレイを行い基本的な面接技法を身につける。
面接における基本的応答技法③
ロールプレイを行い基本的な面接技法を身につける。
ソーシャルワークの展開過程①
援助関係の確立までのプロセスを理解する。
ソーシャルワークの展開過程②
アセスメントから援助計画作成までのプロセスを理解する。
ソーシャルワークの展開過程③
計画実行後のモニタリングと終結のプロセスを理解する。
・
「相談援助の基盤と専門職Ⅰ」
「相談援助の基盤と専門職Ⅱ」の単位を修得していることが本科目を履修
する条件となる。
・授業において、事前・事後学習課題を課すので、各自取り組むようにすること。
・出席点は成績評価に含まれないが、単位認定のためには 11 回以上の出席が必要となる。
・毎回の授業態度・リアクションペーパーの内容も成績評価の対象になる。
その他担当教員:宮沢 秀一
224
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助演習Ⅲ
必修
選択
区分
選択
担当教員
田中
結香
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
ソーシャルワーカーとしての相談援助技術を獲得する。
学 習 目 標
ソーシャルワーカーとしての実践力を向上させ,面接技術やアセスメント力,情報収集能力等を身につけ
る。
授 業 概 要
学生が参加者として主体的に取り組めるようなグループワーク等を行い,理論と実践を結び付けられるよ
うな内容とする。現場での事例を活用しながら,実際の相談援助場面を設定し,ロールプレイ等を行う。
教
科
書
教科書は指定しない
参
考
書
新・社会福祉士養成講座「相談援助の基盤と専門職
新・社会福祉士養成講座「相談援助の理論と方法Ⅰ
新・社会福祉士養成講座「相談援助の理論と方法Ⅱ
成績評価方法
授
業
オリエンテーション(自己紹介,講義の概要・スケジュール・評価方法等を理解する)
第 2 回
ソーシャルワーカーにとっての「価値」と「倫理」の重要性について理解する
第 3 回
相談援助面接の技術習得 1;面接の目的と特性を理解する
第 4 回
相談援助面接の技術習得 2;インテークにおける面接技術を学ぶ
第 5 回
相談援助面接の技術習得 3;面接の基盤を学ぶ
第 6 回
相談援助面接の技術習得 4;面接における基本的応答技法を学ぶ
第 7 回
相談援助面接の技術習得 5;面接の展開過程を学ぶ①
第 8 回
相談援助面接の技術習得 6;面接の展開過程を学ぶ②
第 9 回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
授業やグループワーク等への参加状況(態度・熱意・積極性)及び発表や取り組み内容の達成度によって
行う。出席状況も評価の対象とし,総合的に判断する。
第 1 回
計
画
第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
面接によるアセスメント手法を学ぶ①
~クライエントのニーズ把握・情報収集の方法を学ぶ~
面接によるアセスメント手法を学ぶ②
~クライエントのニーズ把握・情報収集の方法を学ぶ~
電話によるニーズ把握・情報収集の手法を学ぶ
記録の重要性を学ぶ①
~相談援助面接における記録の方法を学び,実際に行う~
記録の重要性を学ぶ②
~カンファレンスにおける記録の方法を学び,実際に行う~
前期のまとめ①
~事例からインテーク面接場面を構想し,ロールプレイをして発表する~
前期のまとめ②
~事例からインテーク面接場面を構想し,ロールプレイをして発表する~
考
225
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助演習Ⅳ
必修
選択
区分
担当教員
単位数
履修
年次
開 講
学期等
未定
2
3
後期
選択
学 習 目 的
ソーシャルワーカーとしての相談援助技術を獲得する。
学 習 目 標
ソーシャルワーカーとしての実践力を向上させ,面接技術やアセスメント力,情報収集能力等を身につけ
る。
授 業 概 要
学生が参加者として主体的に取り組めるようなグループワーク等を行い,理論と実践を結び付けられるよ
うな内容とする。現場での事例を活用しながら,実際の相談援助場面を設定し,ロールプレイ等を行う。
教
科
書
教科書は指定しない
参
考
書
新・社会福祉士養成講座「相談援助の基盤と専門職
新・社会福祉士養成講座「相談援助の理論と方法Ⅰ
新・社会福祉士養成講座「相談援助の理論と方法Ⅱ
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
授
業
コミュニケーションスキルを高める①
~対立と葛藤の観点から望ましい対人関係のあり方を学ぶ~
コミュニケーションスキルを高める②
~対立と葛藤の観点から望ましい対人関係のあり方を学ぶ~
第 5 回
クライエントのストレングスを捉える②
第 7 回
チームアプローチの重要性を理解する①
~多職種連携の方法(退院調整)を学ぶ~
チームアプローチの重要性を理解する②
~多職種連携の方法(カンファレンス)を学ぶ
第 8 回
グループへの支援 1;準備期におけるソーシャルワーカーの役割を体験的に学ぶ
第 9 回
グループへの支援 2;開始期におけるソーシャルワーカーの役割を体験的に学ぶ
第10回
グループへの支援 3;作業期におけるソーシャルワーカーの役割を体験的に学ぶ①
第11回
グループへの支援 4;作業期におけるソーシャルワーカーの役割を体験的に学ぶ②
第12回
グループへの支援 5;終結期におけるソーシャルワーカーの役割を体験的に学ぶ
第13回
第14回
第15回
備
オリエンテーション(演習Ⅲの振り返り,講義の概要・スケジュール・評価方法等を理解する)
クライエントのストレングスを捉える①
計
画
授業やグループワーク等への参加状況(態度・熱意・積極性)及び発表や取り組み内容の達成度によって
行う。出席状況も評価の対象とし,総合的に判断する。
第 4 回
第 6 回
第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
第 3 版」中央法規出版(2015 年発行)
後期のまとめ①
~事例から面接場面を設定し,グループでロールプレイをして発表する~
後期のまとめ②
~事例から面接場面を設定し,グループでロールプレイをして発表する~
後期のまとめ③
~事例から面接場面を設定し,グループでロールプレイをして発表する~
考
226
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助演習Ⅴ
必修
選択
区分
選択
担当教員
古川
奨
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
前期
学 習 目 的
相談援助実習の振り返りを行い実習での個別的体験を一般化し幅広い知識と技術の習得を目指す。
学 習 目 標
他者の実習における体験をモデリングし実践的な知識と技術の充実化を図る。
授 業 概 要
実習を通して学んだ知識についての総復習をグループで行い、知識の分かち合いを行う。
教
科
書
なし
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
授
業
出席状況(出席数・授業への取り組み、提出物)の総合評価
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、評価等についての説明)
実習先・分野の確認
第 2 回
実習先の紹介(法人・法的根拠等)①
第 3 回
実習先の紹介(法人・法的根拠等)②
第 4 回
実習先の紹介(法人・法的根拠等)③
第 5 回
実習先の紹介(法人・法的根拠等)④
第 6 回
実習先の紹介(法人・法的根拠等)⑤
第 7 回
事例報告(実習中に行った個別支援の対象者について)①
第 8 回
事例報告(実習中に行った個別支援の対象者について)②
第 9 回
事例報告(実習中に行った個別支援の対象者について)③
第10回
事例報告(実習中に行った個別支援の対象者について)④
第11回
事例報告(実習中に行った個別支援の対象者について)⑤
第12回
事例報告(実習中に行った個別支援の対象者について)⑥
第13回
実習状況から不足の見られるソーシャルワーク技術について体験を通して学ぶ①
第14回
実習状況から不足の見られるソーシャルワーク技術について体験を通して学ぶ②
第15回
実習についてのまとめ
計
画
備
考
227
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助実習指導Ⅰ
必修
選択
区分
選択
担当教員
古川
奨
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
学外現場実習における各自の課題を考察し、具体的な目標を明確しにし、学外現場実習に必要となる、具
体的な知識を修得する。
学 習 目 標
学外現場実習に向けて、課程で学ぶ共通の実習課題を説明することができる。
授 業 概 要
講義や見学・体験学習などを通じて、実習に向けての課題を考える。
実習の準備として、相談援助の実践の場となる社会福祉施設等での見学・体験を行い、理解を広げる。
実習を予定する実践分野を含めた各分野について、広く社会福祉の実践に対する知識の獲得を図る。
教
科
書
学外実習マニュアル(学内発行)
参
考
書
適宜紹介する。
成績評価方法
授
第 1 回
オリエンテーション 実習指導の関係科目(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)について理解し、今後の予定を把握する。
相談援助実習実施に必要な履修科目の確認、昨年度の実習先一覧を参照し今後の計画を立てる。
第 2 回
総合学習1
ソーシャルワークの定義と社会福祉士の定義について理解を深める。
第 3 回
総合学習2
実習評価表を使い自己の課題を明確化する(学外実習の手引きを使用)
第 4 回
総合学習3
実習に関する記録物の確認(学外実習の手引きを使用)
第 5 回
分野学習1:
社会福祉士の実践分野について理解を深める。
第 6 回
分野学習2:
児童福祉分野における社会福祉士の実践について理解を深める。
第 7 回
分野学習3:
障害者福祉分野における社会福祉士の実践について理解を深める。
第 8 回
分野学習4:
高齢者福祉分野における社会福祉士の実践について理解を深める。
第 9 回
分野学習5:
地域福祉分野における社会福祉士の実践について理解を深める。
第10回
分野学習6:
保健医療福祉分野における社会福祉士の実践について理解を深める。
第11回
分野学習7:
社会福祉行政(行政機関等)における社会福祉士の実践について理解を深める。
第12回
分野学習8:
実習終了者の報告(発表)などを通じて、各自の課題を考察し、今後の学習目標を定める。
第13回
分野学習9:
実習終了者の報告(発表)などを通じて、各自の課題を考察し、今後の学習目標を定める。
第14回
分野学習10:
実習終了者の報告(発表)などを通じて、各自の課題を考察し、今後の学習目標を定める。
第15回
実習の心得:
実習生としての心構え、課題への取り組み方などについて学ぶ。
業
計
画
備
授業内での課題提出,授業への出席状況により定期試験受験の可否を決定し、科目の成績評価としては、
定期試験の結果を重視し評価する。
考
その他担当教員: 渡邊
隆文
228
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助実習指導Ⅱ
必修
選択
区分
担当教員
選択
古川
奨
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
学 習 目 的
学外現場実習における各自の課題を考察し、具体的な目標を明確にし、相談援助実習に向けて必要な準備
内容を理解し、その作業を進める。
学 習 目 標
相談援助実習に向けて各自の課題を整理し、実習計画書の完成を目指す。
授 業 概 要
実習の準備、事前の挨拶、実習中の対応、実習の記録、実習後の対応ならび留意事項などを実習マニュア
ルの活用によって理解し、グループ作業、個別指導を通し実習課題の設定を行う。
教
科
書
学外実習マニュアル(学内発行)
参
考
書
授業内で適宜に紹介していく。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
出席ならびに授業・作業等への参加状況、計画書やレポートなどの提出物の達成度等により行う。
オリエンテーション
実習指導の関係科目(Ⅱ・Ⅲ)について理解し、今後の予定を把握する。
相談援助実習に必要な科目の確認と、実習先一覧を参照し実習計画の確認を行う。
実習全体の理解
実習に係る内容(実習日数、巡回・帰校日指導、実習指導者)ならびに心構えについて理解する。
学外実習の手引きの各項目を熟読して、その内容を理解していく。
実習の準備
実習中の注意事項、事故等への対処方法などを理解する。実習における基本的なマナー、ルール等につい
て学ぶ。個人情報保護などについて理解する。
第 4 回
分野学習
実習終了者の報告(発表)などを通じて、各自の課題を考察し、今後の学習目標を定める。
第 5 回
分野学習
実習終了者の報告(発表)などを通じて、各自の課題を考察し、今後の学習目標を定める。
授
第 6 回
分野学習
実習終了者の報告(発表)などを通じて、各自の課題を考察し、今後の学習目標を定める。
業
第 7 回
個別指導
実習先に対する理解を深める。
第 8 回
個別指導
実習先の利用者に対する理解を深める。
第 9 回
個別指導
実習先の職員に対する理解を深める。
第10回
個別指導
実習先で考えられるソーシャルワークに対して理解を深める。
第11回
個別指導
実習計画書への指導を行う。
第12回
個別指導
実習計画書への指導を行う。
第13回
個別指導
実習生個人票の作成を行う。
第14回
個別指導
実習日誌の書き方についての指導を行う。
第15回
個別指導
実習計画書・実習生個人票を完成させ提出する。
実習準備の最終確認を行う。実習の記録、実習中の留意点について、さらに理解を深める。
計
画
その他担当教員:川村
備
岳人、渡邊
隆文
考
「相談援助実習指導Ⅰ」の単位を修得していることが本科目を履修する条件となる。
229
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助実習指導Ⅲ
必修
選択
区分
選択
担当教員
川村
岳人
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
前期(注)
学 習 目 的
実習という具体的な体験や援助活動を、専門的援助技術として概念化し理論化 し体系立てていくことが
できる能力を涵養する。個別指導、集団指導を通して、実習内容についての達成度を評価し、社会福祉士
を目指すにあたっての課題を明確化する
学 習 目 標
社会福祉士として求められる資質、技能、倫理、自己に求められる課題把握をする。
授 業 概 要
個別指導、集団指導を通して、実習内容についての達成度を評価し、社会福祉士を目指すにあたっての課
題を明確化する
教
科
書
学外実習マニュアル(学内発効)
参
考
書
授業内で随時紹介
成績評価方法
授
業
出席状況(出席数・授業への取り組み、提出物)及び実習指導者による実習評定の総合評価
第 1 回
オリエンテーション(実習状況についての確認、個別の進捗状況に合わせた指導を行う)
第 2 回
実習内容についての達成度の自己評価の振り返り
第 3 回
実習内容についての達成度の自己評価の振り返りに対する個別指導(1)
第 4 回
実習内容についての達成度の自己評価の振り返りに対する個別指導(2)
第 5 回
実習内容についての達成度の自己評価の振り返りに対する個別指導(3)
第 6 回
実習記録や実習体験を踏まえた課題の整理と実習総括の報告書の作成指導(1)
第 7 回
実習記録や実習体験を踏まえた課題の整理と実習総括の報告書の作成指導(2)
第 8 回
実習記録や実習体験を踏まえた課題の整理と実習総括の報告書の作成指導(3)
第 9 回
実習記録や実習体験を踏まえた課題の整理と実習総括の報告書の作成指導(4)
第10回
実習記録や実習体験を踏まえた課題の整理と実習総括の報告書の作成指導(5)
第11回
実習の評価全体総括会としての報告会(1)
第12回
実習の評価全体総括会としての報告会(2)
第13回
実習の評価全体総括会としての報告会(3)
第14回
実習の評価全体総括会としての報告会(4)
第15回
今後の課題について
計
画
備
考
その他担当教員:古川 奨、渡邊 隆文
※注 相談援助実習を修了した者への個別指導という本科目の性格上、学生の実習時期によっては開講
学期が変更となる可能性がある。
230
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
相談援助実習
必修
選択
区分
選択
担当教員
川村
岳人
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
6
3・4
冬春季
(集中)
学 習 目 的
ソーシャルワーカー(社会福祉士)として求められる総合的な対応能力を習得する。
学 習 目 標
基礎から応用まで、習得してきたさまざまな知識情報を現場で確認、体得する。施設・機関での学外実習
を通じて専門技術の体得を図り、専門家としての自覚と自立した業務遂行を達成することができる。
授 業 概 要
実践に向けた集大成の場として位置づけている。自己責任の下に各自が体験学習を行い、社会に貢献でき
る社会福祉専門職を目指す具体的な取り組みの場として構成する。「①利用者や関係者への対応を含む実
習②利用者理解や具体的な支援を含む実習③連携やチームアプローチの実践に触れる実習④実習機関の
特性に触れ、またその方法を学ぶ実習」を含む、幅広い実践的な取り組みを目指す。
担当教員による個別指導も行う。
教
科
書
学外実習マニュアル(学内発行)他
参
考
書
授業内で適宜に紹介していく。
成績評価方法
実習などでの出席と実習場面での取り組み状況、課題設定の内容、現場実習指導者の実習評価、実習目標
や計画の内容、実習関連各種記録、実習報告書、実習中間報告、実習報告、巡回指導結果、個別指導結果
など、達成状況を総合的に判断する。書類作成や提出状況など、日常的な取り組みも含めて評価する。
実習準備(※3 年次)
:学外実習に向けての、実習計画や各種手続き、各種書類等の準備などを行い
、実習環境を整えていく。実習予定先との連絡、事前相談(指導)、確認連
絡など、学生自らが取り組むべき内容についても実習の一環として位置づけ
て取り組む。
※相談援助実習指導Ⅰ、相談援助実習指導Ⅱと一体的に行う。
学外実習
(3 年次)
:180時間(23日間)以上の実習への取り組み、個別指導、直後指導
中間指導・中間報告
(3 年次~4 年次)
:実習の振り返り、報告、発表、個別指導、事後指導
(評価票内容について)
実習報告書の作成、提出に向けての個別指導
※相談援助実習指導Ⅲと一体的に行う。
最終指導
(学外実習終了後)
:相談援助実習としての成果を総合的に評価し、認定条件の充足状況を審査す
る。必要により、個別試問(面接)や追加実習などの判定を行う。
授
業
計
画
相談援助実習指導I,Ⅱ,Ⅲと一体的に行う。ゼミ担当教員によるゼミ形式の指導となる。
備
考
その他担当教員:齊藤
晋治、池谷
進、古川
231
奨、渡邊
隆文
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉相談援助の基盤Ⅰ
必修
選択
区分
担当教員
必修(精)
選択(社・発)
齊藤
晋治
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
精神保健福祉士が実際のソーシャルワーク実践を行う上で、どのような視点が必要かについて、援助対象
者の理解を通して学ぶ。
学 習 目 標
精神保健福祉士の援助対象者を理解するとともに、精神保健福祉士の基盤となる価値、倫理について理解
する。
授 業 概 要
授業では精神障害者への相談援助について体系的な理解を進めていくとともに、多職種協同による精神保
健福祉活動について学ぶ。授業はテキストを中心に進めていくが、毎回レジュメも配布する。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座
中央法規出版
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
第3巻
精神保健福祉相談援助の基盤(基礎・専門)第 2 版
授業内での課題提出(30%)
、試験(70%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明
第 2 回
精神保健福祉士制度化の歩み①
第 3 回
精神保健福祉士制度化の歩み②
第 4 回
精神保健福祉士の専門性
第 5 回
社会福祉士の役割と意義
第 6 回
社会福祉士の専門性
第 7 回
社会福祉士の役割と精神保健福祉士との協働
第 8 回
相談援助の定義
第 9 回
相談援助活動の定義と概念
第10回
相談援助の理念と価値
第11回
相談援助における権利擁護の概念と範囲①
第12回
相談援助における権利擁護の概念と範囲②
第13回
精神障害者の権利擁護と精神保健福祉士の役割①
第14回
精神障害者の権利擁護と精神保健福祉士の役割②
第15回
専門職倫理と倫理的ジレンマ
計
画
備
考
232
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉相談援助の基盤Ⅱ
必修
選択
区分
担当教員
必修(精)
選択(社・発)
齊藤
晋治
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
精神保健福祉士が実際のソーシャルワーク実践を行う上で、どのような視点が必要かについて、援助対象
者の理解を通して学ぶ。
学 習 目 標
精神保健福祉士の援助対象者を理解するとともに、精神保健福祉士の基盤となる価値、倫理について理解
する。
授 業 概 要
授業では精神障害者への相談援助について体系的な理解を進めていくとともに、多職種協同による精神保
健福祉活動について学ぶ。授業はテキストを中心に進めていくが、毎回レジュメも配布する。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第 3 巻
中央法規出版
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
精神保健福祉相談援助の基盤(基礎・専門)第 2 版
授業内での課題提出(30%)
、試験(70%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明
第 2 回
ソーシャルワークの源流
第 3 回
専門職化の進展・客観化を目指して
第 4 回
クライエントの主体性尊重
第 5 回
日本におけるソーシャルワークの形成過程
第 6 回
精神保健福祉分野におけるソーシャルワーク
第 7 回
精神保健福祉分野における相談援助活動の対象①
第 8 回
精神保健福祉分野における相談援助活動の対象②
第 9 回
精神保健福祉分野における相談援助活動の目的と意義
第10回
精神保健福祉分野における援助活動の現状と今後の展開
第11回
精神保健福祉士の概念
第12回
精神保健福祉分野にかかわる専門職の概念とその業務
第13回
総合的・包括的な援助を支える理論①
第14回
総合的・包括的な援助を支える理論②
第15回
他職種連携の意義と精神保健福祉士の役割
計
画
備
考
233
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅰ
区分
担当教員
必修(精)
選択(社・発)
森屋
直樹
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
学 習 目 的
精神障害者の生活の理解とそれをめぐる支援の歴史、社会的な現状を理解する。
学 習 目 標
精神障害者を取り巻く文化的要因と社会的現状について説明することができる。
授 業 概 要
精神障害者の生活実態と社会情勢、医療、福祉について(講義・説明・事例検討)から明らかにする。
少人数のグループに分かれてディスカッションを行い、事例検討の考察を行う。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第 4 巻
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
授
業
定期試験 80%
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅰ
課題への取組姿勢・発表・ディスカッションへの参加 20%
第 1 回
オリエンテーション
講義の概要・目的・評価方法について理解する
第 2 回
精神保健医療福祉の歴史と動向①
第 3 回
精神保健医療福祉の歴史と動向②
第 4 回
精神障害者に対する支援の基本的な考え方と必要な知識①
第 5 回
精神障害者に対する支援の基本的な考え方と必要な知識②
第 6 回
精神障害者に対する支援の基本的な考え方と必要な知識③
第 7 回
精神科リハビリテーションの概念と構成①
第 8 回
精神科リハビリテーションの概念と構成②
第 9 回
精神科リハビリテーションのプロセス①
第10回
精神科リハビリテーションのプロセス②
第11回
医療機関における精神科リハビリテーションの展開①
第12回
医療機関における精神科リハビリテーションの展開②
第13回
医療機関における精神科リハビリテーションの展開③
第14回
医療機関における精神科リハビリテーションの展開④
第15回
医療機関における多職種との協働・連携
計
画
備
考
※積極的に講義に参加し自己の学びを深める態度が必要です。
※グループ・ディスカッションを取り入れプレゼンテーションを行う予定です。
234
第2版
中央法規出版
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅱ
区分
担当教員
必修(精)
選択(社・発)
森屋
直樹
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
精神障害者の地域生活の実態とこれらを取り巻く社会情勢及び地域相談援助における基本的な考え方について
理解する。
学 習 目 標
地域移行の対象者及び支援体制について、相談援助を踏まえて説明することができる。
授 業 概 要
精神障害者の生活実態と社会情勢、医療、福祉について(講義・説明・事例検討)から明らかにする。
少人数のグループに分かれてディスカッションを行い、事例検討の考察を行う。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第 4 巻
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
授
業
定期試験50%
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅰ
課題への取組姿勢・発表・ディスカッションへの参加50%
第 1 回
オリエンテーション
講義の概要・目的・評価方法について理解する
第 2 回
精神障害者支援の実践モデルの意味と内容
第 3 回
代表的な精神障害者支援の実践モデル
第 4 回
地域を基盤とした相談援助
第 5 回
受理面接と契約
第 6 回
課題分析
第 7 回
支援計画
第 8 回
支援の実施と経過の観察
第 9 回
効果測定と支援の評価
第10回
終結とアフターケア
第11回
相談援助活動のための面接技法①
第12回
相談援助活動のための面接技法②
第13回
スーパービジョン
第14回
コンサルテーション
第15回
まとめ
計
画
備
考
※積極的に講義に参加し自己の学びを深める態度が必要です。
※グループ・ディスカッションを取り入れプレゼンテーションを行う予定です。
235
第2版
中央法規出版
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅲ
必修
選択
区分
担当教員
必修(精)
選択(社・発)
池谷
進
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
精神障害者への支援を行う上で、精神保健福祉士がどのような援助理論をもとに支援を行っているかを整
理するとともに、その実際的な援助の展開について学ぶ。
学 習 目 標
精神保健福祉士として必要な援助技術について、事例を交えながら理論と実践の援助の展開について理解
する。
授 業 概 要
授業はテキストを中心に行い、毎時間、捕捉レジュメを配布する。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座
中央法規出版
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
第5巻
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅱ
授業内での課題提出(30%)
、試験(70%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明
第 2 回
個別支援の実際
第 3 回
集団を活用した支援の実際
第 4 回
相談援助の検討
第 5 回
精神障害者と家族の関係
第 6 回
家族支援の方法
第 7 回
地域移行支援の対象
第 8 回
地域移行の体制
第 9 回
多職種との連携
第10回
地域移行にかかる組織・機関
第11回
精神障害者を取り巻く社会的状況
第12回
地域相談援助の主体
第13回
地域相談援助の対象
第14回
地域相談援助の体制
第15回
事例による地域を基盤にした相談援助活動の検討
計
画
備
考
236
第2版
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅳ
必修
選択
区分
担当教員
必修(精)
選択(社・発)
池谷
進
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
学 習 目 的
地域を基盤とした生活支援は、精神保健福祉士の支援の基本となる部分である。この科目では精神保健福
祉士の援助理論を整理し、理論がどのように実際の援助に用いられているかを学ぶことを目的とする。
学 習 目 標
対象者を生活者として捉える視点を醸成し、その生活を支援していくための援助技術について理解を深め
る。
授 業 概 要
授業はテキストを中心に行い、必要に応じて資料等を配布する。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座
中央法規出版
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
第5巻
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅱ
授業内での課題提出(30%)
、試験(70%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明
第 2 回
地域ネットワークの理解
第 3 回
アウトリーチ
第 4 回
地域生活支援事業と訪問援助
第 5 回
家族会・セルフヘルプグループ
第 6 回
精神保健福祉ボランティアの育成と活用
第 7 回
ケアマネジメントの原則
第 8 回
ケアマネジメントの意義と方法
第 9 回
ケアマネジメントの展開過程
第10回
チームケア
第11回
地域を基盤にした支援の概念
第12回
地域アセスメント
第13回
地域を基盤にした支援の具体的展開
第14回
包括的な支援の意義と展開
第15回
地域生活を支援する包括的な取り組みの検討
計
画
備
考
237
第2版
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉に関する制度とサービスⅠ
必修
選択
区分
必修( 精 )
選択(社・発)
担当教員
本
敏己
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
精神保健福祉法へ至る経過とその意義、内容を詳しく理解し、相談援助活動とのかかわりを考察するとと
もに、生活支援に関連する福祉制度を含む、わが国における社会保障制度を理解し修得する。
学 習 目 標
精神障害者の相談援助活動と精神保健福祉法の関連について述べる事ができる。生活支援に関連する社会
保障制度の理解をすすめ、福祉制度・福祉サービスの内容を説明することができる。精神保健福祉士とし
て、これらの法律や制度に基づき、相談援助活動や生活支援場面で実践する事ができる
授 業 概 要
教科書の流れに沿って、適宜、資料を用いて、正確に理解を深めることができるよう講義を行う。口頭で
の説明と板書を中心にすすめます。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第 6 巻 精神保健福祉に関する制度とサービス
中央法規出版
日本精神保健福祉士養成校協会(編)
参
考
書
成績評価方法
授
業
出席状況:0~100点
筆記試験 0~100点
第4版
1回の欠席はマイナス10点とする。講義出席表記入内容:0~100点
これらを合計し、総合的に評価する。
第 1 回
オリエンテーション(講義のねらい、進め方、成績評価方法等について)
第 2 回
精神障害者の相談援助活動と精神保健福祉法
第 3 回
相談援助活動と制度・サービスの相互作用の理解
第 4 回
精神病者監護法から精神保健福祉法成立までの経緯
第 5 回
精神保健法からせ精神保健福祉法成立とその意義およびその後の変化
第 6 回
障害者自立支援法(障害者総合支援法)成立による変化
第 7 回
精神保健福祉法の構成①
第 8 回
精神保健福祉法の構成②
第 9 回
精神保健福祉法における精神保健福祉士の役割①
第10回
精神保健福祉法における精神保健福祉士の役割②
第11回
最近の動向
第12回
障害者基本法と精神障害者施策とのかかわり
第13回
障害者総合支援法における福祉サービスの実際
第14回
精神障害者等を対象とした福祉施策・事業①
第15回
精神障害者等を対象とした福祉施策・事業②
計
画
備
考
精神保健福祉士国家試験にかかわる科目であることから、出席を重視し積極的な授業の参加を求める。
理論と実践に結びつけ、さらに国家試験に向けたポイントをふまえ授業を行う。
オリエンテーションでは成績評価等について説明を行うので必ず出席すること。
社会制度・施策は社会情勢と密接に関連しています。政治経済を含む社会の情勢を把握、理解し、講義に
参加してください。
238
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉に関する制度とサービスⅡ
学 習 目 的
学 習 目 標
必修
選択
区分
担当教員
必修( 精 )
選択(社・発)
本
敏己
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
精神障害者の支援において関係する施設・団体・関連機関の機能と役割を理解し認識する。さらに更生保
護制度、医療観察法の意義と実際および社会調査の概要と活用の理解を深め、これらにおける精神保健福
祉士の専門性と役割を考察し修得する。
精神障害者の相談援助にかかわる関連機関等の機能を延べることができ、これらとの協働について実践で
きる。司法制度、更生保護制度、医療観察法の中で活動する、精神保健福祉士の専門性と役割を述べるこ
とができる。社会資源の調整・開発にかかわる社会調査の意義、目的、倫理、方法を理解し説明すること
ができ、さらに応用することができる。
授 業 概 要
教科書の流れに沿って、適宜、資料を用いて、正確に理解を深めることができるよう講義を行う。口頭で
の説明と板書を中心にすすめます。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第 6 巻 精神保健福祉に関する制度とサービス
中央法規出版
日本精神保健福祉士養成校協会(編)
参
考
書
成績評価方法
授
業
出席状況:0~100点
筆記試験 0~100点
第4版
1回の欠席はマイナス10点とする。講義出席表記入内容:0~100点
これらを合計し、総合的に評価する。
第 1 回
相談援助にかかわる行政組織と民間組織
第 2 回
福祉サービス提供施設・機関の役割
第 3 回
刑事司法と更生保護
第 4 回
保護観察所と更生保護の担い手
第 5 回
司法・医療・福祉の連携の必要性と実際
第 6 回
医療観察法の意義と内容①
第 7 回
医療観察法の意義と内容①
第 8 回
医療観察法の審判と精神保健参与員の役割①
第 9 回
医療観察法の審判と精神保健参与員の役割②
第10回
指定入院医療機関における処遇①
第11回
指定入院医療機関における処遇②
第12回
地域処遇
第13回
社会復帰調整官の役割と実際
第14回
社会調査の目的、倫理及び方法と活用
第15回
社会資源の調整・開発に結びつけた事例
専門職や地域の支援者等
計
画
備
考
精神保健福祉士国家試験にかかわる科目であることから、出席を重視し積極的な授業の参加を求める。
理論と実践に結びつけ、国家試験に向けたポイントをふまえ授業を行う。
社会制度・施策は社会情勢と密接に関連しています。政治経済を含む社会の情勢を把握し、講義に参加し
てください。
239
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
精神障害者の生活支援システム
学 習 目 的
学 習 目 標
区分
担当教員
必修( 精 )
選択(社・発)
斉藤
麻美
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
精神障害者の生活支援の意義と特徴について詳細に理解し、居住・就労・生活の各支援活動の制度・施策
と相談援助活動のかかわりを修得する。生活支援において重要な役割を持つ行政機関における精神保健福
祉士の相談援助活動を修得する。
精神障害者の概念や生活の実際と人権について述べることができ、居住支援に関する相談援助業務を実践
することができる。職業リハビリテーションおよび就労支援に関する制度・施策が記述でき、日中活動支
援を含む相談援助活動を実践することができる。また、行政機関の機能を説明でき、精神保健福祉士が行
う相談援助業務を実践する事ができる
授 業 概 要
適宜、資料を用いて、正確に理解を深めることができるよう講義を行う。口頭での説明と板書を中心にす
すめます。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第7巻
参
考
書
適宜紹介する。
成績評価方法
授
業
精神障害者の生活支援システム
第2版
中央法規出版
出席状況と筆記試験から総合的に評価する。
第 1 回
障害の概念
第 2 回
障害者基本法による精神障害者
第 3 回
精神保健福祉法における精神障害者および特性
第 4 回
精神障害者の現状と家族の現状
第 5 回
精神障害者と地域社会
第 6 回
精神障害者の生活と人権①
第 7 回
精神障害者の生活と人権②
第 8 回
自立と社会参加のための地域生活支援システム
第 9 回
相談援助・雇用就業以外の就労・余暇活動・ソーシャルサポートネットワーク・支援の実際
第10回
居住支援制度と精神保健福祉士の役割①
第11回
居住支援制度と精神保健福祉士の役割②
第12回
精神障害者の雇用・就業支援①
第13回
精神障害者の雇用・就業支援②
第14回
市町村における相談援助活動
第15回
その他の行政機関における相談援助活動
地域生活支援モデルの動向
計
画
備
考
精神保健福祉士国家試験にかかわる科目であることから、出席を重視し積極的な授業の参加を求める。
理論と現場の実践に結びつけた授業と、国家試験に向けたポイントをふまえ授業を行う。
240
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
精神保健福祉援助演習Ⅰ
区分
必修(精)
選択(社・発)
担当教員
池谷
進
単位数
2
履修
年次
開 講
学期等
3(注1) 後期(注2)
学 習 目 的
精神保健福祉援助演習は、ソーシャルワーク実践に必要な援助技術の習得を目指した科目である。精神
保健福祉援助演習Ⅰでは対人援助職に必要なコミュニケーション技術を中心に学ぶ。
学 習 目 標
対人援助職に必要な基礎的な知識、コミュニケーション技術を習得するとともに情報収集、記録の方法
を理解する。
授 業 概 要
小グループ学習を中心として行っていく。そのため受講生は、主体的な事前学習やグループ内での積極
的な発言など、能動的な取り組みが必要となる。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第8巻
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
授
業
精神保健福祉援助演習(基礎・専門)
中央法規出版
授業内での課題提出(50%)
、授業への取り組み(50%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法の理解
第 2 回
自己理解と他者理解①
第 3 回
自己理解と他者理解②
第 4 回
専門職の価値と倫理①
第 5 回
専門職の価値と倫理②
第 6 回
利用者理解の実技①
第 7 回
利用者理解の実技②
第 8 回
援助関係形成の実技①
第 9 回
援助関係形成の実技②
第10回
情報・知識の収集・整理の方法
第11回
面接技術
第12回
記録の技術
第13回
地域の福祉ニーズ把握のための調査
第14回
社会資源の活用①
第15回
社会資源の活用②
計
画
備
考
※注1:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムの履修年次が異なるが、
教育効果を考慮して本シラバスに明記する「3年次」に履修すること。
※注2:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムと異なるが、注1と同
様の理由で「後期」に開講するので留意すること。
241
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉援助演習Ⅱ
必修
選択
区分
必修(精)
選択(社・発)
担当教員
池谷
単位数
進
2
履修
年次
開 講
学期等
4(注1) 前期(注2)
学 習 目 的
基本的なコミュニケーション技術や対人援助技術を踏まえ、ソーシャルワーク実践における様々な実践
モデルやアプローチ、課題、対象者を想定し、具体的なソーシャルワーク実践の知識や技術を習得する。
学 習 目 標
精神保健福祉士が活動する具体的な実践場面を想定し、ソーシャルワーク実践の知識や技術の習得を目
指す。
授 業 概 要
小グループ学習を中心として行っていく。そのため受講生は、主体的な事前学習やグループ内での積極
的な発言など、能動的な取り組みが必要となる。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第8巻
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
精神保健福祉援助演習(基礎・専門)
中央法規出版
授業内での課題提出(50%)
、授業への取り組み(50%)
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法の理解
実践モデルやアプローチにかかわる技術
危機介入、ストレングスモデル
実践モデルやアプローチにかかわる技術
SST、心理教育
実践モデルやアプローチにかかわる技術
デイケア、セルフヘルプグループ
実践モデルやアプローチにかかわる技術
ケアマネジメント、アウトリーチ、チームアプローチ
支援課題を基盤とした演習
医療に結びつける援助、自殺予防、児童虐待
支援課題を基盤とした演習
地域移行支援、地域定着支援、居住支援
支援課題を基盤とした演習
権利擁護、就労支援
支援課題を基盤とした演習
DV、地域活動支援センター、障害年金
対象者別に見た演習
認知症高齢者、高次脳機能障害
対象者別に見た演習
アルコール依存、薬物依存
対象者別に見た演習
うつ病、発達障害、パーソナリティ障害、不登校、引きこもり
対象者別に見た演習
医療観察法対象者、ホームレス、低所得者
対象者別に見た演習
自死遺族、ピアサポート、精神障害者家族、ボランティア
まとめ
※注1:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムの履修年次が異なるが、
教育効果を考慮して本シラバスに明記する「4年次」に履修すること。
※注2:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムと異なるが、注1と同
様の理由で「前期」に開講するので留意すること。
242
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
精神保健福祉援助演習Ⅲ
区分
選択
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
(注1)
後期(集中)
(注2)
学 習 目 的
精神保健福祉援助実習で体験した様々なケースを整理し、これまで座学で習得した理論と実習で体験した
実際の援助技術の統合を図る。
学 習 目 標
精神保健福祉援助実習で体験したケースから理論と実践の統合について理解する。
授 業 概 要
実習で体験した事例を基に、授業の中で事例を作成し、その事例について検討を深めていく。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第8巻
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
精神保健福祉援助演習(基礎・専門)
中央法規出版
授業内での課題提出(50%)
、授業への取り組み(50%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法
第 2 回
実習事例の整理①
第 3 回
実習事例の整理②
第 4 回
実習事例の整理③
第 5 回
作成事例の検討
第 6 回
事例の作成①
第 7 回
事例の作成②
第 8 回
事例の作成③
第 9 回
事例の作成④
第10回
作成した事例を基にした事例検討①
第11回
作成した事例を基にした事例検討②
第12回
作成した事例を基にした事例検討③
第13回
作成した事例を基にした事例検討④
第14回
作成した事例を基にした事例検討⑤
第15回
まとめ
計
画
※注1:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムの履修年次が異なるが、
教育効果を考慮して本シラバスに明記する「4年次」に履修すること。
備
考
※注2:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムと異なるが、注1と同
様の理由で「後期」に開講するので留意すること。
その他担当教員:池谷
進
243
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉援助実習指導Ⅰ
必修
選択
区分
選択
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
(注1)
後期(注2)
学 習 目 的
精神保健福祉援助実習に臨むうえで、精神保健医療福祉の現状を理解するとともに、実習に対する意義や
目的を自覚する。
学 習 目 標
精神保健福祉士の役割を理解するとともに、専門職養成における実習に意義、目的を理解できる。
授 業 概 要
講義、グループワークを通して、実習に向けた自己の課題を理解する。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第 9 巻
参
考
書
「学外実習の手引き」
(健康科学大学福祉心理学科編集)
成績評価方法
授
業
精神保健福祉援助実習指導・実習
第2版
中央法規出版
授業内での課題提出(10%)
、授業への取り組み(10%)
、試験(80%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法
第 2 回
精神保健医療福祉の現状の理解①
第 3 回
精神保健医療福祉の現状の理解②
第 4 回
精神保健福祉援助実習の意義・目的①
第 5 回
精神保健福祉援助実習の意義・目的②
第 6 回
精神保健福祉援助実習の意義・目的③
第 7 回
精神保健福祉援助実習への動機の吟味①
第 8 回
精神保健福祉援助実習への動機の吟味②
第 9 回
実習先種別の理解①(精神科医療機関・行政機関)
第10回
実習先種別の理解②(障害福祉サービス事業所)
第11回
実習先とその利用者への援助方法の理解
第12回
実習地域の理解①
第13回
実習地域の理解②
第14回
具体的課題の整理
第15回
実習先の選定方法
計
画
備
考
※精神保健福祉援助実習指導Ⅰの単位修得をしなければ、精神保健福祉援助実習指導Ⅱを履修することは
できない。
※注1:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムの履修年次が異なるが、
教育効果を考慮して本シラバスに明記する「3年次」に履修すること。
※注2:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムと異なるが、注1と同
様の理由で「後期」に開講するので留意すること。
その他担当教員:池谷 進
244
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉援助実習指導Ⅱ
必修
選択
区分
選択
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
(注1)
前期(注2)
学 習 目 的
精神保健福祉援助実習に臨むうえで、精神保健医療福祉の現状を理解するとともに、実習に対する意義や
目的を自覚する。
学 習 目 標
精神保健福祉士の役割を理解するとともに、専門職養成における実習に意義、目的を理解できる。
授 業 概 要
講義、グループワークを通して、実習に向けた自己の課題を理解する。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第 9 巻
参
考
書
「学外実習の手引き」
(健康科学大学福祉心理学科編集)
成績評価方法
授
業
精神保健福祉援助実習指導・実習
第2版
中央法規出版
授業内での課題提出(10%)
、授業への取り組み(10%)
、試験(80%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法
第 2 回
実習先とその利用者への援助方法の理解①
第 3 回
実習先とその利用者への援助方法の理解②
第 4 回
実習先とその利用者への援助方法の理解③
第 5 回
実習先地域の理解①
第 6 回
実習先地域の理解②
第 7 回
実習計画書の作成(医療機関)①
第 8 回
実習計画書の作成(医療機関)②
第 9 回
実習計画書の作成(医療機関)③
第10回
実習計画書の作成(障害福祉施設・行政機関等)①
第11回
実習計画書の作成(障害福祉施設・行政機関等)②
第12回
実習計画書の作成(障害福祉施設・行政機関等)③
第13回
実習記録の書き方①
第14回
実習記録の書き方②
第15回
事前訪問・
計
画
備
考
※精神保健福祉援助実習指導Ⅰの単位修得をしなければ、精神保健福祉援助実習指導Ⅱを履修することは
できない。
※注1:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムの履修年次が異なるが、
教育効果を考慮して本シラバスに明記する「4年次」に履修すること。
※注2:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムと異なるが、注1と同
様の理由で「前期」に開講するので留意すること。
その他担当教員:池谷 進
245
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
精神保健福祉援助実習指導Ⅲ
区分
選択
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
2
4
開 講
学期等
後期(集中)
(注1)
学 習 目 的
精神保健福祉援助実習を通して体得した精神保健福祉士の視点、支援を理論化した体系的な理解を深めて
いく
学 習 目 標
精神保健福祉援助実習を通して理解した精神保健福祉士の価値、実践について体系的に理解できる。
授 業 概 要
講義、個人ワークを通して、実習の振り返りを行う。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第 9 巻
参
考
書
「学外実習の手引き」
(健康科学大学福祉心理学科編集)
成績評価方法
授
業
精神保健福祉援助実習指導・実習
第2版
中央法規出版
授業内での課題提出(50%)
、授業への取り組み(50%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法
第 2 回
実習記録、実習体験を踏まえた自己の課題の整理①
第 3 回
実習記録、実習体験を踏まえた自己の課題の整理②
第 4 回
実習記録、実習体験を踏まえた自己の課題の整理③
第 5 回
実習で必要とされた精神保健福祉士の援助の視点の理解
第 6 回
実習で必要とされた精神保健福祉士の援助に必要な知識の理解
第 7 回
実習で必要とされた精神保健福祉士の援助に必要な技術の理解
第 8 回
精神保健福祉士として必要な専門職スキルの統合①
第 9 回
精神保健福祉士として必要な専門職スキルの統合②
第10回
実習総括レポート(実習報告書)の作成①
第11回
実習総括レポート(実習報告書)の作成②
第12回
実習総括レポート(実習報告書)の作成③
第13回
実習総括レポート(実習報告書)の作成④
第14回
実習報告会①
第15回
実習報告会②
計
画
※精神保健福祉援助実習指導Ⅰの単位修得をしなければ、精神保健福祉援助実習指導Ⅱを履修することは
できない。
備
考
※注1:平成 25 年度以前入学生及び転学科生については、適用するカリキュラムと異なるが、カリキュ
ラムの都合上「後期」に開講するので留意すること。
その他担当教員:池谷
進
246
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
精神保健福祉援助実習
必修
選択
区分
選択
担当教員
齊藤
晋治
単位数
履修
年次
開 講
学期等
8
4
夏季(集中)
他
学 習 目 的
精神保健福祉援助実習を通して、精神障害者のおかれている現状を理解し、その生活実態や生活上の課題
について把握するとともに、総合的かつ包括的な地域生活支援と関連分野の専門職との連携のあり方及び
その具体的内容を実践的に理解する。
学 習 目 標
精神保健福祉士として求められる資質、技能、倫理、自己に求められる課題把握等、総合的に対応できる
能力を習得する。
授 業 概 要
所定の実習施設において、28 日間かつ 210 時間以上の実習を行なうものとする。ただし実習期間のうち
12 日間(90 時間)以上は医療機関での実習を行う。
実習記録(実習日誌・実習報告書)を作成し、提出する。
教
科
書
新・精神保健福祉士養成講座第 9 巻
参
考
書
「学外実習の手引き」
(健康科学大学福祉心理学科編集)
成績評価方法
精神保健福祉援助実習指導・実習
第2版
中央法規出版
学外実習中の指導者による実習評価、実習自己評価、実習記録を総合的に評価
・厚生労働大臣が別に定める実習施設及び事業で行なう。
・精神保健福祉援助実習は、28 日間かつ 210 時間以上の実習をしなければならない。そのうち 12 日間
(90 時間)以上は医療機関での実習とする。
・精神保健福祉援助実習を通して、精神保健福祉援助並びに障害者等の相談援助に係る専門的知識と技術
について具体的かつ実際的に理解し実践的な技術等を体得する。
授
・実習前の担当教員による個別面接及び実習中の巡回指導を実施する。
業
計
画
備
考
※第 3 学年終了時までに、必修科目を含め、65 単位以上の単位を修得していることが条件となる(履修
の手引き)参照。
※実習に臨む態度や課題について達成できない場合は実習に参加できない、または実習を中断する場合が
ある。
その他担当教員:池谷
進
247
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
区分
必修(発)
選択(社・精)
心理データ解析
担当教員
牧野
順四郎
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
前期
学 習 目 的
心理学研究における統計的分析の必要性、考え方および解析方法を学ぶ。
学 習 目 標
基礎的統計分析(データの整理、相関、検定法)ができるようになる。
授 業 概 要
データの整理・統計検定の方法を具体的データの解析を練習を通して学ぶ。
教
科
書
教科書:
なし。資料の配布により授業をすすめる。
参
考
書
参考書:
イントロダクションで紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
備
期末試験の成績と宿題の総合的評価による。ただし、宿題の提出は必須。
1.イントロダクション・・・統計分析の重要性
2.測定と数量化: 尺度の4水準 (質的データと量的データ)
3.記述統計と推測統計
4.統計表 : 度数分布表とヒストグラム
練習と課題提出(宿題1)
5.代表値・・・平均と標準偏差、中央値と四分偏差、その他の代表値紹介
練習 (正規分布・平均・標準偏差)
6.正規分布と平均・標準偏差
練習 (標準偏差の意味)
練習 (標準正規分布、標準得点)
課題提出(宿題2)
7.相関・・・相関、逆相関、無相関(独立)の概念の理解-1
(1)ピアソンの相関係数 練習と課題提出(宿題3)
8.相関・・・相関、逆相関、無相関(独立)の概念の理解-2
(2)順位相関等 練習 (順位相関)
9. 推測統計-1
意味と考え方(標本分布・帰無仮説 vs 対立仮説・有意性など)
10.推測統計-2
母平均・母分散の推定 (中心極限定理) 練習
11.推測統計-3
母平均・母分散の推定 練習と課題提出(宿題4)
12.平均値の検定 … t検定-1
練習と課題提出
13.平均値の検定 … t検定-2
練習と課題提出(宿題5)
14.平均値の検定 … t検定-3 (対応のあるt検定)
練習と課題提出(宿題6)
第14回
15.心理データ解析Ⅱ(実験計画法の学習)への導入
第15回
16.これまでのまとめ
考
認定心理士取得希望者は必ず履修すること。
心理学理論と心理的支援の受講生も履修が望ましい。
受講者は常に電卓(安価なものでよい)と配布した資料をすべて毎回持参すること。
248
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
心理アセスメント法
必修
選択
区分
担当教員
必修( 発 )
選択(社・精)
小宮
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
後期
三彌
学 習 目 的
心理アセスメントとは、心理検査、行動観察などからの情報をもとに人を理解し、発達を支援する方法を
決定するために行われる測定や評価のことを言う。子ども(障害をもつ子どもも含めて)と関わり、支援
するためには、心理検査法についての専門的知識を学習し、技能を習得することが必要である。ここでは
、知能・発達検査法によるアセスメントについて理解することを目的とする。
学 習 目 標
知能・発達検査を子どもの発達支援に生かすために、知能・発達検査の種類と特徴について学習し、基礎
的知識を習得することで知能・発達検査のアセスメントについて理解することができる。
授 業 概 要
知能・発達検査のアセスメントでは、アセスメントの意義、知能の概念や知識・発達検査の種類とその特
徴などについて説明し、代表的な鈴木ビネー知能検査の実習を通じて知能・発達検査で必要なことを講義
する。
教
科
書
特に指定しない。資料配付等で授業を進める。
参
考
書
講義の中で、必要に応じて紹介する。
成績評価方法
授業への出席と取り組みの態度(40 点)
、課題提出(60 点)
、計 100 点。
第 1 回
オリエンテーション(授業の進め方、講義中の受講態度など)、心理アセスメントの意義、個人情報保護
法とインフォ-ムド・コンセントなどについて説明する。
第 2 回
心理アセスメントにおける情報の収集:①検査法について説明し、実習をする。
②1)行動観察法について説明し、グループに分かれて実習をする。
第 3 回
2)行動観察の実習
第 4 回
授
業
第 5 回
知能について:知能の意味、知能発達の要因について学習する。
第 6 回
知能検査について:知能検査・発達検査の種類、ビネ―法とウェクスラー知能検査法についての特徴につ
いて学習する。
第 7 回
知能検査の実施:改訂版鈴木ビネー知能検査の歴史と概要について学習する。
第 8 回
改訂版鈴木ビネー知能検査の実施方法の説明と準備について説明する。
第 9 回
改訂版鈴木ビネー知能検査の実習①
学生同士の実習を通して知能検査で知っておくことを学習する。
第10回
②
学生同士の実習を通して知能検査で知っておくことを学習する。
第11回
③
学生同士の実習を通して知能検査で知っておくことを学習する。
第12回
④
改訂版鈴木ビネー知能検査結果の整理の仕方について学習する。
計
画
備
第13回
各グループごとに改訂版鈴木ビネー知能検査法の実習した体験を発表し、知能検査について理解を深め
る。
第14回
精神発達検査法の種類とそれぞれの特性ついて学習する。
第15回
知能・発達検査アセスメントについてまとめる。
考
実習では、二人一組、およびグループに分かれて行うので特別な事情がない限り欠席はしないこと。
249
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
心理学基礎実験
必修
選択
区分
必修( 発 )
選択(社・精)
担当教員
飯田
成敏
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
心理学を専門的に学ぶ上で、講義で得られる知識の習得だけではなく、実験や調査といった研究を行う能
力の習得も重要である。そこで本実習では、心理学の分野で研究を行うために必要となる基本的な能力を
習得する。
学 習 目 標
本実習では、心理学実験の一連の流れを体験し、実験を実施する際の注意点、データの整理の仕方、得ら
れた結果を報告するためのレポートの書き方について、基礎的なスキルが身につくようにする。
授 業 概 要
心理学における基本的な実験を 2 回で 1 テーマ、合計 6 テーマ行う。実験手順を説明し小グループで実験
を行った後、主題の解説、実験結果のまとめ、レポートの書き方を学び、各個人が 1 テーマにつき 1 つの
レポートを作成・提出する。提出されたレポートは担当教員の添削指導を受けて返却される。
教
科
書
特に指定しない。毎回資料を配布する。
参
考
書
「心理学実験を愉しむ -心理学の日常性と科学性-」 宮原英種・宮原和子(監修) ナカニシヤ出版
「心理学のための実験マニュアル -入門から基礎・発展へ」 利島保・生和秀敏(編者) 北大路書房
成績評価方法
授
業
テーマ毎に作成・提出されるレポートを評価する。単位を取得するためには、レポート 6 本全ての提出(お
よび合格)が必要である。
第 1 回
オリエンテーション:実習の進め方について
第 2 回
1. 精神物理学的測定法①:触覚二点弁別閾と皮膚感覚の鋭敏性(1)
第 3 回
1. 精神物理学的測定法①:触覚二点弁別閾と皮膚感覚の鋭敏性(2)
第 4 回
レポートの書き方
第 5 回
2. 知覚運動学習:鏡映描写(1)
第 6 回
2. 知覚運動学習:鏡映描写(2)
第 7 回
Excelの使い方と統計処理の基礎
第 8 回
3. 精神物理学的測定法②:ミューラー・リヤー錯視(1)
第 9 回
3. 精神物理学的測定法②:ミューラー・リヤー錯視(2)
第10回
4. 認知的葛藤:ストループ効果(1)
第11回
4. 認知的葛藤:ストループ効果(2)
第12回
5. 質問紙法:SD法によるイメージの分析(1)
第13回
5. 質問紙法:SD法によるイメージの分析(2)
第14回
6. 実験社会心理学:集団意思決定(1)
第15回
6. 実験社会心理学:集団意思決定(2)
計
画
備
考
・「認定心理士」取得希望者は必ず受講すること。
・6 つの実験課題を全て経験することとレポートの全提出が単位取得の前提条件である。そのため、遅刻・
欠席は厳禁である。止むを得ない場合は、事前に(事前に出来ない場合は出来るだけ早急に)担当教員に相
談すること。
250
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
心理データ解析Ⅱ
必修
選択
区分
必修(発)
選択(社・精)
担当教員
牧野
順四郎
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
1・2
後期
学 習 目 的
データの整理・統計検定の方法を学ぶとともに、調査・実験の計画ができるようになること。
学 習 目 標
心理データ解析Ⅰを基礎として、心理学研究における実験計画及び統計分析の解析方法を学ぶ。
授 業 概 要
毎時間、例題を解きながら学習目的を達成するように授業を進める。さらに提出される宿題を解いてレポ
ートとして提出(提出必須)することで学習を深める。
教
科
書
なし。配布プリントが中心。
参
考
書
随時紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
業
第 7 回
計
第 8 回
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
備
期末試験の成績と提出された宿題の総合的評価による。ただし、宿題の提出は必須。
1.実験計画法と分散分析
(1)1要因の分散分析-1
練習(分散分析)
1要因の分散分析-2
練習(分散分析)と課題提出(宿題1)
(2)2要因の分散分析-1 (個体間)
練習(分散分析)
2要因の分散分析(-2 (個体内)
練習(分散分析)
(3)2要因の分散分析-3 (混合モデル)
練習(分散分析)と課題提出(宿題2)
(4)3要因の分散分析-4 (混合モデル)
練習(分散分析)と課題提出(宿題3)
(5)交互作用の意味-1
練習-1
(6)交互作用の意味-2
練習-2
(7)下位検定
練習
(8)下位検定
練習 課題提出(宿題4)
2.比率・度数の検定 … χ2 検定-1
練習(χ2 検定)
比率・度数の検定 … χ2 検定-2
練習(χ2 検定) 課題提出(宿題5)
3.その他のノンパラメトリック検定法
練習(ノンパラメトリック検定)
第14回
4.多変量解析の考え方
第15回
5.まとめ
考
認定心理士取得希望者は必ず履修すること。
心理学理論と心理的支援の受講生も履修が望ましい。
受講者は常に電卓(安価なものでよい)と配布した資料をすべて毎回持参すること。
251
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
心理アセスメント法Ⅱ
必修
選択
区分
必修(発)
選択(社・精)
担当教員
鈴木
真吾
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
心理アセスメント法の中でも特に投影法による人格査定法を体験し、結果を分析した上で検査報告書の様
式にまとめる技術を修得する。また査定法を生かした事例分析の観点も理解する。
学 習 目 標
代表的な投影法による人格査定法の各理論をふまえて、それぞれの査定法の実施および解釈ができるよう
になる。また査定法を施行した事例を精読することで、事例理解の視野が広くなる。
授 業 概 要
「心理アセスメント法Ⅱ」では、代表的な投影法による人格査定法の理論と、その実施・解釈法を講義し
た上で,受講生が自分で体験する。結果をレポートにまとめる。また査定法を施行した事例を精読する。
教
科
書
教科書は指定しない(講義に必要な資料は適宜配布する)
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
「心理査定実践ハンドブック」氏原寛・岡堂哲雄・亀口憲治・西村洲衞男・馬場禮子・松島恭子(編)
創元社
1つの心理査定法につき「体験+解釈」両方の受講で,出席を認定する。
全体の 1/3 を上回る欠席はレポート提出を認めず,単位認定しない。
評価はレポートの内容で ABC のいずれかを認定する(不備なレポートは D となる)
。
投影法による人格査定法の基礎
投影法を中心に人格査定法の理論背景について講義する。
質問紙法を体験,解釈する①
代表的な質問紙査定法を体験して、解釈する(YG,TEG,EPPS 等)
。
質問紙法を体験,解釈する②
代表的な質問紙査定法を体験して、解釈する(YG,TEG,EPPS 等)
。
SCT(文章完成法)①
SCT(文章完成法)を体験する。
SCT(文章完成法)②
SCT(文章完成法)を解釈する。
バウムテスト①
バウムテストを体験する。
バウムテスト②
バウムテストを解釈する。
TAT(主題統覚検査)①
TAT(主題統覚検査)を体験する。
TAT(主題統覚検査)②
TAT(主題統覚検査)を解釈する。
PF―スタディ①
PF―スタディを体験する。
PF―スタディ②
PF―スタディを解釈する(1)
PF―スタディ③
PF―スタディを解釈する(2)
心理臨床現場における査定法の事例①
投影法の査定を生かした実際の事例を精読する。
心理臨床現場における査定法の事例②
投影法の査定を生かした実際の事例を精読する。
心理査定法に関するレポートのまとめ方
単位取得の基準が本講義独自なものになっているので,初回講義に必ず出席して,十分な理解のもと受講
すること。
レポートは,体験+解釈した心理査定法に基づく「自己分析レポート」,および心理査定報告の書き方を
学ぶ「練習レポート」の 2 種類を課す。
双方とも必要十分な内容で提出して合格することが,単位取得に必須です。
252
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
生理心理学
必修
選択
区分
必修( 発 )
選択(社・精)
担当教員
飯田
成敏
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
学 習 目 的
我々の精神活動は脳を始めとした生理的機構により支えられており、こころと体は密接な関係にある。そ
こで本講義では、心と身体の関係、脳の働きに基づく心と行動のあり方について理解する。
学 習 目 標
具体的には、特に神経系の仕組み、脳の構造と機能、ストレスと体の関係について、基本的事項を理解で
きるようにする。
授 業 概 要
生理心理学とは、行動や精神機能の生物学的基礎を研究する学問領域である。本講義では、①脳と神経系
の構造と機能の理解、②脳機能と心理・行動との関係、③脳の機能障害によって生じる心理・行動上の問
題、④心と体の関係に関する興味深いトピックについて論じる。
教
科
書
特に指定しない。毎回資料を配布する。
参
考
書
「生理心理学 脳のはたらきから見た心の世界」 岡田隆・廣中直行・宮森孝史
「新生理心理学 1巻 生理心理学の基礎」 宮田洋監修 北大路書房
成績評価方法
授
業
備
第 1 回
オリエンテーション:生理心理学とは
第 2 回
神経細胞の仕組みとはたらき
第 3 回
脳・神経系の仕組みとはたらき(1)
第 4 回
脳・神経系の仕組みとはたらき(2)
第 5 回
生理心理学の研究法(1)
第 6 回
生理心理学の研究法(2)
第 7 回
欲求の生理的基礎
第 8 回
情動の生理的基礎
第 9 回
学習と記憶の生理的基礎
第10回
主な神経伝達物質の役割
第11回
連合野の機能
第12回
睡眠の生理的基礎
第13回
生物リズム
第14回
ストレスの生理
第15回
ストレスと疾患・免疫反応
考
サイエンス社
全体を 100%として出席状況 30%と期末試験 70%(2/3 回以下の出席は期末試験受験資格なし)で評価する。
計
画
共著
「認定心理士」取得希望者は受講すること。
253
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
臨床発達心理学
必修
選択
区分
必修(発)
選択(社・精)
担当教員
瀧口
綾
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
人が出生してから人生の最期を迎えるまでの生涯発達の経緯の中で直面する、さまざまな発達の障害や心
理的問題を理解し、具体的な支援について知識を深めることを目的とする。
学 習 目 標
各段階の発達の特徴、さらにその過程で直面するであろう発達的・心理的問題やさまざまな障害と具体的
な支援の方法を理解し、考察できるようになる。
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
第 7 回
業
第 8 回
計
画
第 9 回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
臨床発達心理学では、生涯発達の観点から各発達段階に特有な身体的・心理的な特徴や問題、発達障害児
への支援方法、発達臨床の現場に携わる職種などについて講義し、ビデオ教材や事例などを通して理解を
深める。
教科書は指定しない。
必要に応じて補足資料を配布する。
「よくわかる臨床発達心理学」第4版 麻生武、浜田寿美男編、ミネルヴァ書房
「発達のための臨床心理学」小林芳郎編、保育出版社
全体を 100%として出席点 30%、リアクションレポート(感想や振り返り)20%、期末テスト 50%で総
合的に評価する。
オリエンテーション(授業の流れ・進め方、評価方法などの説明)
臨床達心理学とはどのような学問かについて学習する。①
臨床発達心理学とはどのような学問か②
育ちにくさと生きづらさ、個別性と共同性などについて学習する。
発達していくこと~ライフ・スパンの視点から①
胎生期・周産期・新生児期の発達の特徴と発達上の問題について学習する。
発達していくこと~ライフ・スパンの視点から②
乳幼児期の発達の特徴と発達上の問題について学習する。
発達していくこと~ライフ・スパンの視点から③
学童期の発達と発達上の問題について学習する。
発達していくこと~ライフ・スパンの視点から④
思春期・成人期の発達と発達上の問題について学習する。
発達していくこと~ライフ・スパンの視点から⑤
高齢期の発達と発達上の問題について学習する。
発達と障害①
広汎性発達障害(アスペルガー症候群・自閉症)について学習する。
発達と障害②
学習障害について学習する。
発達と障害③
ADHDについて学習する。
発達と障害④
聴覚障害・視覚障害について学習する。
発達と障害⑤
知的障害について学習する。
発達と障害⑥
ダウン症について学習する。
発達臨床の現場
幼稚園や保育所、児童相談所、特別支援学校などさまざまな発達臨床の現場について学習する。
発達臨床にかかわる人々
臨床発達心理士、言語聴覚士、臨床心理士などの職種について学習する。
受講生の人数等により、進行・内容を変更する場合がある。
254
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
心理療法
必修
選択
区分
担当教員
必修(発)
選択(社・精)
中嶋
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
彩
学 習 目 的
心理療法を行うために必要とされる様々な理論や技法についての、基礎的な知識を学ぶとともに、臨床に
おいて必要とされる技術を理解する。
学 習 目 標
①心理療法についての理論や技法について述べることができる。
②心理療法の技法について配慮することができる。
③心理療法の技法について説明することができる。
授 業 概 要
心理療法では、心理療法の基本的な事項について説明し、臨床の場において、必要とされる具体的な技術
の獲得について、少人数のグループに分かれ、意見を述べ合い、実践的な理解を深める。
教
科
書
ソーシャルワーカーの力量を高める理論・アプローチ
参
考
書
授業の中で紹介する
成績評価方法
授
業
全体を 100%として、出席点 40%
課題点 30%
備
オリエンテーション、心理療法とは何かについて学習する
第 2 回
心理療法の実践活動について学習する
第 3 回
心理療法の技法を知る①
相談面接技術について学習する
第 4 回
心理療法の技法を知る②
心理療法の方法と目的について学習する
第 5 回
心理療法の技法を知る③
初回面接について学習する
第 6 回
精神分析①について学習する
第 7 回
精神分析②について学習する
第 8 回
分析心理学について学習する
第 9 回
クライエント中心療法①について学習する
第10回
認知行動療法①について学習する
第11回
認知行動療法②について学習する
第12回
家族療法について学習する
第13回
遊戯療法について学習する
第14回
芸術療法についてについて学習する
第15回
学習の総括を行う
考
学生の進度によって内容の改編を行う
心理療法Ⅱとともに履修することが望ましい
255
中央法規出版
期末試験 30%で評価する
第 1 回
計
画
川村隆彦
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
心理療法Ⅱ
区分
担当教員
選択
中嶋
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
彩
学 習 目 的
心理療法に必要とされる様々な理論や技法についての、基礎的な知識を学び、具体的な事例を通し、実践
的に学びながら、臨床において必要とされる技術を身につける。
学 習 目 標
①心理療法についての理論や技法について述べることができる。
②心理療法の技法について配慮することができる。
③心理療法の基本的な技術を身につける
授 業 概 要
心理療法Ⅱでは、各心理療法に基づいた事例について、少人数のグループに分かれ、意見を述べ合い、プ
レゼンテーションを行う。そして技法に基づいた解釈を行い、実践的な方法を学ぶ。
教
科
書
ソーシャルワーカーの力量を高める理論・アプローチ
参
考
書
授業の中で紹介する
成績評価方法
授
業
全体を 100%として、出席点 40%
課題点 30%
オリエンテーション、心理療法とは何かについて学習する
第 2 回
ワーク
心理面接技術
第 3 回
ワーク
初回面接について学ぶ
第 4 回
事例検討
精神分析理論①について学ぶ
第 5 回
事例検討
精神分析理論②について学ぶ
第 6 回
事例検討
分析理論
第 7 回
事例検討
クライエント中心療法について学ぶ
第 8 回
事例検討
クライエント中心療法②について学ぶ
第 9 回
事例検討
家族療法①について学ぶ
第10回
事例検討
家族療法②について学ぶ
第11回
事例検討
遊戯療法について学ぶ
第12回
事例検討
認知行動療法①について学ぶ
第13回
事例検討
認知行動療法②について学ぶ
第14回
心理療法の実際
第15回
学習の総括を行う
について学ぶ
について学ぶ
備
考
芸術療法について学ぶ
学生の進度によって内容を改編する
心理療法を履修していることが望ましい
256
中央法規出版
期末試験 30%で評価する
第 1 回
計
画
川村隆彦
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
臨床心理学
必修
選択
区分
選択
担当教員
新井
雅
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
学 習 目 的
保健・医療、福祉、心理の専門職など、現在の対人援助職においては広く重要なものとなっている臨床心
理学に関する歴史、知識、理論、実践的技能の基礎を学ぶ。
学 習 目 標
臨床心理学における実践・研究・専門活動の全体構造を学びつつ、対人援助職の活動で必要となる臨床心
理学的な知識、技能、態度、および支援方法などを理解し、実際場面で生かすことができるようになる。
授 業 概 要
保健・医療、福祉、心理の専門職など、現在の対人援助職に必要とされる臨床心理学に関する歴史、知識、
理論、実践的技能の基礎について講義する。
教
科
書
教科書は指定しない(講義に必要な資料は適宜配布する)
。
参
考
書
書名:よくわかる臨床心理学
書名:臨床心理学をまなぶ1
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
改訂新版 編:下山晴彦、出版社:ミネルヴァ書房
これからの臨床心理学 著:下山晴彦、出版社:東京大学出版会
全体を 100%として、出席・授業態度・作業課題への取り組み 50%、試験 50%で評価する。
(6回以上の欠席は期末試験受験資格なし)
オリエンテーション(授業の流れ・進め方、評価方法などの説明)
臨床心理学とはどのような学問かについて学習する。
臨床心理学概論①
日本および世界の臨床心理学の起源、歴史、現在に至るまでの展開について学ぶ。
臨床心理学概論②
臨床心理学における実践活動・研究活動・専門活動の概要を学ぶ。
臨床心理学概論③
現代の臨床心理学における重要概念(実証性、科学者-実践家モデルなど)を学ぶ。
臨床心理学における実践活動①
臨床心理学的な問題理解(アセスメント)の定義・概念(ケースフォーミュレーションなど)を学ぶ。
臨床心理学における実践活動②
臨床心理学的な問題理解(アセスメント)の実践法(面接、観察、検査法等に基づく事例理解)を学ぶ。
臨床心理学における実践活動③
臨床心理学に基づく介入技法(理論モデル)の視点と方法、実践的技能について学ぶ。
臨床心理学における実践活動④
臨床心理学に基づく介入技法(個人・集団)の視点と方法、実践的技能について学ぶ。
臨床心理学における実践活動⑤
臨床心理学的地域援助・コミュニティ支援の視点と方法、実践的技能について学ぶ。
臨床心理学における研究活動
臨床心理学研究の実際と実践的・学術的・社会的意義について学ぶ。
臨床心理学における専門活動
臨床心理学における社会的・職業的な専門活動(組織体制、倫理、資格、教育訓練など)について学ぶ。
臨床心理学的問題に対する支援の実際①
幼児期~児童期に特徴的な心理的問題とその援助法について学ぶ
臨床心理学的問題に対する支援の実際②
思春期~青年期に特徴的な心理的問題とその援助法について学ぶ
臨床心理学的問題に対する支援の実際③
成人期~老年期に特徴的な心理的問題とその援助法について学ぶ
臨床心理学での学びの総合的理解と対人援助への実践的指針、セルフケアの重要性について学ぶ。
考
257
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
人格心理学
必修
選択
区分
選択
担当教員
新井
雅
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
後期
学 習 目 的
保健・医療、福祉、心理の専門職として、人間を理解する一方法論である人格理解の基礎を理解する。
学 習 目 標
代表的な人格理論の骨子を説明できるようになり、それら人格理論に基づく人格類型を対人援助の実際場
面で見立て、支援に生かすことができるようになる。
授 業 概 要
「人格心理学」では、人間を理解する一方法論である人格理解について、代表的な人格理論とその骨子、
様々な人格類型、人格を見立てる技法論と対人援助への指針について講義する。
教
科
書
教科書は指定しない(講義に必要な資料は適宜配布する)
。
参
考
書
書名:性格心理学への招待 改訂版―自分を知り他者を理解するために 著:詫摩武俊ら、出版社:サイ
エンス社
書名:人格心理学―パーソナリティと心の構造、著:鈴木乙史・佐々木正宏、出版社:河出書房新社
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
全体を 100%として、出席・授業態度・作業課題への取り組み 50%、試験 50%で評価する。
(6回以上の欠席は期末試験受験資格なし)
オリエンテーション(授業の流れ・進め方、評価方法などの説明)
人格心理学とはどのような学問かについて学習する。
人格心理学概論①
「人格(Personality)
」、
「性格(Character)」
、
「気質(Temperament)
」などの概念、定義について学ぶ。
人格心理学概論②
古典的な人格理論である「類型論(Personality Typology)」に基づく人格理解の視点・方法について学ぶ。
人格心理学概論③
古典的な人格理論である「特性論(Trait Theory)
」に基づく人格理解の視点・方法について学ぶ。
人格心理学概論④
現代人格理論の動向と共に、
「特性5因子モデル(Big Five)
」に基づく人格理解の視点・研究・方法を学ぶ。
人格形成に影響する諸要因①
人間の人格形成に影響する遺伝的要因に関する視点、理論、研究法の実際について学ぶ。
人格形成に影響する諸要因②
人間の人格形成に影響する環境的要因(家庭、社会、文化など)に関する視点、研究法について学ぶ。
人格形成に影響する諸要因③
乳幼児期から老年期における人格の発達に関与する諸要因について学ぶ。
人格と対人関係
多様な人格的特性を持つ人々の間の対人コミュニケーションや関係性について学ぶ。
精神医療・心理現場における人格心理学的研究と理論①
精神医学での人格理論(DSM:パーソナリティ障害)について学ぶ。
精神医療・心理現場における人格心理学的研究と理論②
異常心理学研究に基づく「抑うつ」と人格特性との関係、自己理解、対人援助への示唆について学ぶ。
精神医療・心理現場における人格心理学的研究と理論③
異常心理学研究に基づく「不安」と人格特性との関係、特徴、自己理解、対人援助への示唆について学ぶ。
精神医療・心理現場における人格心理学的研究と理論④
異常心理学研究に基づく「怒り・攻撃」と人格特性との関係、自己理解、対人援助への示唆について学ぶ。
精神医療・心理現場における人格心理学的研究と理論⑤
健康心理学に基づく人格理解(タイプAと身体疾患など)の視点や方法、対人援助への示唆について学ぶ。
人格心理学での学びの総合的理解と対人援助への実践的指針について学ぶ。
考
258
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
心理学研究法
必修
選択
区分
選択
担当教員
新井
雅
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2・3
前期
学 習 目 的
自ら設定した研究テーマを遂行し体験することを通して、心理学研究の目的、意義、実施方法、成果発表、
留意点について学ぶ。
学 習 目 標
心理学研究に必要とされる基礎的な知識と技能を学びつつ、自ら設定した研究テーマをもとに、研究の計
画、実施、データ整理、分析、考察、および研究発表ができるようになる。
授 業 概 要
心理学研究法の目的、意義、実施方法、留意点の基礎と共に、研究テーマ・目的の設定、実施方法の計画、
データ整理・分析、考察、発表スキルなどについて体験学習を通して解説する。
教
科
書
教科書は指定しない(講義に必要な資料は適宜配布する)
。
参
考
書
書名:心理学研究法入門―調査・実験から実践まで、編者:南風原朝和ほか (編集)、出版社:東京大学出版会
書名:質問紙調査の手順 (心理学基礎演習) 、編者:小塩真司・ 西口 利文、出版社:ナカニシヤ出版
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
備
考
全体を 100%として、出席・授業への取組 15%、研究・作業課題 50%、試験 35%で評価する。特に研究・
作業課題のうちひとつでも未提出の場合は単位を認めない。
オリエンテーション(授業の流れ・進め方、評価方法などの説明)
心理学における研究とは何か、研究の臨床的・学術的・社会的意義について学ぶ。
心理学研究法の概論①
調査法、実験法、事例研究など、心理学における各種研究の方法について学ぶ。
心理学研究の概論②
心理学研究における研究プロセス(研究テーマの設定、計画、実施、分析・考察・まとめ)を学ぶ。
心理学研究の概論③
心理学研究の実際、文献、論文について紹介し、研究の質や研究倫理について学ぶ。
心理学研究の体験①
既存の文献・データを用いて心理学研究の実際の進め方について体験的に学ぶ。
心理学研究の体験②
既存の文献・データを用いて心理学研究の実際の進め方ついて体験的に学ぶ。
心理学研究の計画・遂行・体験学習①
興味・関心があり、かつ意義のある研究テーマを設定し、研究の目的、実施・データ分析の計画を立てる。
心理学研究の計画・遂行・体験学習②
興味・関心があり、かつ意義のある研究テーマを設定し、研究の目的、実施・データ分析の計画を立てる。
心理学研究の計画・遂行・体験学習③
各自の研究テーマに沿った研究を実施し、データの収集を行う。
心理学研究の計画・遂行・体験学習④
各自の研究テーマに沿った研究を実施し、データの収集を行う。
心理学研究の計画・遂行・体験学習⑤
収集された研究データの整理と分析を行う。
心理学研究の計画・遂行・体験学習⑥
収集された研究データの整理と分析を行う。
心理学研究の計画・遂行・体験学習⑦
研究の分析・結果に基づいて考察を深める。
心理学研究の計画・遂行・体験学習⑧
研究の分析・結果に基づいて考察を深める。
心理学研究の計画・遂行・体験学習⑨
各自、研究の成果を発表する。
・
「心理データ解析Ⅰ/Ⅱ」を履修済みであることが望ましい。また、
「卒業研究」を履修する希望のある
学生の受講が望ましい(特に発達臨床心理コース)
。
・体験学習は、受講生の人数によるが原則グループで行う。体験学習ではその都度課題の提出を求める。
提出した課題の内容(成果)が評価に達しない場合は再提出の機会を設ける。全ての課題の提出が単位
認定に必須であることを自覚して、履修すること。
259
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
心理面接法
区分
担当教員
選択
瀧口
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3・4
後期
綾
学 習 目 的
臨床心理学的介入に必要な面接技術の習得訓練と実際の臨床現場での観察・体験的関与を通じて、実際の
臨床心理学的実践を体験し、理解を深めることを目的とする。
学 習 目 標
臨床心理学の現場にて実際の面接法を習得することができる。
授 業 概 要
カウンセリングの基本的な面接技術や、実際の臨床の現場で役に立つ面接技法等、より実践的な臨床心理
学的技術について講義し、体験的に学習する。また健康科学大学リハビリテーションクリニックなどでの
観察や参加を通じて臨床心理学を体験する。
教
科
書
教科書は指定しない。講義で用いる資料を各回に配布する。
参
考
書
適宜紹介する。
成績評価方法
第 1 回
全体を 100%として出席点 30%、授業への取り組み 20%、リアクションレポート 10%、課題レポート
40%で総合的に評価する。
オリエンテーション:本講義および守秘義務についての説明
第 2 回
第 3 回
第 4 回
カウンセリングの基本的な面接技術を学ぶ
<傾聴技法:反射、感情の明確化、要約・言い換え等>
第 5 回
授
第 6 回
第 7 回
業
第 8 回
計
画
第 9 回
カウンセリングのさまざまな面接技術を学ぶ
<ブリーフセラピーや神経言語プログラミング(NLP)を用いた面接技術等>
第10回
第11回
第12回
附属リハビリテーションクリニックでの観察と体験
第13回
第14回
(以上はリハビリテーションクリニックの予約状況によって順番が入れ替わる可能性がある。
)
第15回
備
考
受講生同士、あるいは教員との 1 対 1 などの個別的なかかわりが多いことを事前に理解しておくこと。
また、業務を行っている臨床現場で観察あるいは参加することの重大さを理解し、守秘義務など倫理に対
する理解と専門家(の卵)としての自覚を持てない者は受講しないこと。
リハビリテーションクリニックの予約状況によっては、開講時間以外に活動する可能性があることを理解
しておいて欲しい。特に夕方に予約が入る可能性が高い(随時活動できるのが望ましいが、受講に必須で
はない)
。
260
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉心理学基盤演習Ⅰ
必修
選択
区分
必修
担当教員
瀧口
綾
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
前期
学 習 目 的
社会福祉、心理学の各領域についての理解を深めることで、福祉心理学専門演習に向けた関心領域の基礎
的な知識やスキルを習得する。
学 習 目 標
各領域に関する問題意識を高めるとともに、各々の関心領域を明確にすることができる。
授 業 概 要
クラスをグループに分け、それぞれのグループが各領域の教員の講義を受講、グループワーク等で理解を
深める。
教
科
書
指定なし
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
授業への参加意欲、発表、ディスカッションへの参加等の総合評価
第 1 回
オリエンテーション、授業概要、学習方法の説明
第 2 回
各専門領域の理解①
第 3 回
各専門領域の理解②
第 4 回
各専門領域の理解③
第 5 回
各専門領域の理解④
第 6 回
各専門領域の理解⑤
第 7 回
各専門領域の理解⑥
第 8 回
各専門領域の理解⑦
第 9 回
各専門領域の理解⑧
第10回
各専門領域の理解⑨
第11回
各専門領域の理解⑩
第12回
各専門領域の理解⑪
第13回
各専門領域の理解⑫
第14回
各専門領域の理解⑬
第15回
まとめ
計
画
備
考
各グループは 10 名程度で構成され、あらかじめグループ分けを行う。
積極的な参加、グループディスカッションでの発言など、主体的な参加を求めます。
他担当教員:牧野 順四郎、齊藤 晋治、永井 正則、川村 岳人、池谷 進、鈴木
新井 雅、渡邊 隆文
261
真吾、古川
奨、
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉心理学基盤演習Ⅱ
必修
選択
区分
必修
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
2
後期
学 習 目 的
社会福祉、心理学の各領域についての理解を深めることで、福祉心理学専門演習に向けた関心領域の基礎
的理解を深める。
学 習 目 標
各領域に関する問題意識を高めるとともに、各々の関心領域を明確にすることができる。
授 業 概 要
3 つのグループに分け、それぞれのグループが各領域の教員の講義を受講、グループワーク等で理解を深
める。
教
科
書
指定なし
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
授業への参加意欲、発表、ディスカッションへの参加等の総合評価
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要、学習方法の説明
第 2 回
各専門領域の基礎的理解①
第 3 回
各専門領域の基礎的理解②
第 4 回
各専門領域の基礎的理解③
第 5 回
各専門領域の基礎的理解④
第 6 回
各専門領域の基礎的理解⑤
第 7 回
各専門領域の基礎的理解⑥
第 8 回
各専門領域の基礎的理解⑦
第 9 回
各専門領域の基礎的理解⑧
第10回
各専門領域の基礎的理解⑨
第11回
各専門領域の基礎的理解⑩
第12回
各専門領域の基礎的理解⑪
第13回
各専門領域の基礎的理解⑫
第14回
各専門領域の基礎的理解⑬
第15回
まとめ
計
画
備
考
各グループは 10 名程度で構成され、あらかじめグループ分けを行う。
積極的な参加、グループディスカッションでの発言など、主体的な参加を求めます。
その他担当教員:牧野 順四郎、永井 正則、川村 岳人、瀧口 綾、池谷 進、鈴木 真吾、古川 奨、
新井 雅、渡邊 隆文
262
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉心理学専門演習Ⅰ
必修
選択
区分
必修
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
学 習 目 的
社会福祉に関する文献、研究論文を通して、社会福祉政策や社会状況が抱える課題を整理する
学 習 目 標
社会福祉士を取り巻く環境について理解するとともに、専門職の専門性について理解する
授 業 概 要
毎回発表者を決め、レジュメによるプレゼンテーションを行う
教
科
書
指定なし
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
授業内での課題提出(50%)
、授業への取り組み(50%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法
第 2 回
文献検索、情報収集、データ分析の方法
第 3 回
関連領域の現状と課題について
第 4 回
プレゼンテーション①
第 5 回
プレゼンテーション②
第 6 回
プレゼンテーション③
第 7 回
プレゼンテーション④
第 8 回
プレゼンテーション⑤
第 9 回
プレゼンテーション⑥
第10回
プレゼンテーション⑦
第11回
プレゼンテーション⑧
第12回
プレゼンテーション⑨
第13回
プレゼンテーション⑩
第14回
プレゼンテーション⑪
第15回
まとめ
計
画
積極的な参加、グループディスカッションでの発言など、主体的な参加を求めます。
その他の教員:川村
備
岳人、池谷
進、古川
考
263
奨、渡邊
隆文
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉心理学専門演習Ⅰ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
第 7 回
業
第 8 回
計
画
第 9 回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
考
区分
必修
担当教員
瀧口
綾
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
前期
臨床心理学及び健康心理学等に関連する基本的な知識や理解を深めるとともに、臨床場面における面接技
法を行うために必要な理論や技術に関する知識や技術を習得する。
臨床心理学や健康心理学等に特有の考え方や態度、技術を習得することができる。
心理面接やストレスへの対処等を行うために必要な援助者としての基本的な姿勢と技術を身につけるこ
とができる。
「福祉心理学専門演習Ⅰ」では、これまでに学んだ知識の復習とより専門的な知識を習得するために、臨
床心理学や健康心理学等の基本となるテーマを取り上げ、それに関する文献を講読し内容について発表、
討議を行う。
教科書は指定しない。
必要に応じて補足資料を配布する。
授業の中で適宜紹介する。
全体を 100%として、出席点 30%、受講態度 20%、発表課題点 50%で総合的に評価する。
オリエンテーション
授業の進め方、評価方法などについて説明を行う。
面接技法に関する理論、技法について学ぶ①
健康心理学の諸領域について学ぶ①
面接技法に関する理論、技法について学ぶ②
健康心理学の諸領域について学ぶ②
面接技法に関する理論、技法について学ぶ③
健康心理学の諸領域について学ぶ③
面接技法に関する理論、技法について学ぶ④
健康心理学の諸領域について学ぶ④
面接技法に関する理論、技法について学ぶ⑤
健康心理学の諸領域について学ぶ⑤
面接技法に関する理論、技法について学ぶ⑥
健康心理学の諸領域について学ぶ⑥
文献講読、発表、討議①
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議②
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議③
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議④
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑤
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑥
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑦
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
まとめ
その他担当教員:永井
備
必修
選択
正則、鈴木
真吾、新井
雅
原則として、発達臨床心理コースの学生はこの科目を選択すること。
授業の進行や内容、および発表回数や発表形式(個人またはグループ)は、諸事情により変わる場合があ
る。
264
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉心理学専門演習Ⅱ
必修
選択
区分
必修
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
学 習 目 的
社会福祉を取り巻く今日的な諸課題について、各自が社会環境をベースにその課題を掘り下げ、プレゼン
テーション及びグループワークを用いて理解を深める
学 習 目 標
諸課題について、文献、資料などを用いて自ら調べ、プレゼンテーションを行うことができるようになる。
授 業 概 要
毎回発表者を決め、レジュメによるプレゼンテーションを行う
教
科
書
指定なし
参
考
書
授業の中で随時紹介
成績評価方法
授
業
授業内での課題提出(50%)
、授業への取り組み(50%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法
第 2 回
プレゼンテーション①
第 3 回
プレゼンテーション②
第 4 回
プレゼンテーション③
第 5 回
プレゼンテーション④
第 6 回
プレゼンテーション⑤
第 7 回
プレゼンテーション⑥
第 8 回
事例検討①
第 9 回
事例検討②
第10回
事例検討③
第11回
事例検討④
第12回
事例検討⑤
第13回
事例検討⑥
第14回
事例検討⑦
第15回
まとめ
計
画
積極的な参加、グループディスカッションでの発言など、主体的な参加を求めます。
その他の教員:川村
備
岳人、池谷
進、古川
考
265
奨、渡邊
隆文
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉心理学専門演習Ⅱ
学 習 目 的
学 習 目 標
授 業 概 要
教
科
書
参
考
書
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
第 7 回
業
第 8 回
計
画
第 9 回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
考
区分
必修
担当教員
瀧口
綾
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
3
後期
「福祉心理学専門演習Ⅰ」で学んだ臨床心理学及び健康心理学等に関連する基本的な知識や理解をさらに
深めるとともに、臨床場面における面接技法を行うために必要な理論や技術に関する知識や技術を習得す
る。
臨床心理学及び健康心理学等に特有の考え方や態度、技術を習得することができる。
「福祉心理学専門演習Ⅰ」の内容を深めることによって、心理面接を行うために必要な援助者としての姿
勢と技術をさらに身につけることができる。
「福祉心理学専門演習Ⅰ」で学んだ知識の復習とより専門的な知識を習得するために、臨床心理学及び健
康心理学等の基本となるテーマを取り上げ、文献を講読し内容について発表、討議を行う。「福祉心理学
専門演習Ⅰ」に引き続き、臨床心理学的なかかわりに不可欠な面接技法に関する重要な技術を学ぶ。
教科書は指定しない。
必要に応じて補足資料を配布する。
授業の中で適宜紹介する。
全体を 100%として、出席点 30%、受講態度 20%、発表課題点 50%で総合的に評価する。
オリエンテーション
授業の進め方、評価方法などについて説明を行う。
面接技法に関する理論、技法について学ぶ⑦
健康心理学の諸領域について学ぶ⑦
面接技法に関する理論、技法について学ぶ⑧
健康心理学の諸領域について学ぶ⑧
面接技法に関する理論、技法について学ぶ⑨
健康心理学の諸領域について学ぶ⑨
面接技法に関する理論、技法について学ぶ⑩
健康心理学の諸領域について学ぶ⑩
面接技法に関する理論、技法について学ぶ⑪
健康心理学の諸領域について学ぶ⑪
面接技法に関する理論、技法について学ぶ⑫
健康心理学の諸領域について学ぶ⑫
文献講読、発表、討議⑧
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑨
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑩
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑪
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑫
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑬
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑭
担当教員が提示したテーマの中から関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
まとめ
その他担当教員:永井
備
必修
選択
正則、鈴木
真吾、新井
雅
原則として、発達臨床心理コースの学生はこの科目を選択すること。
授業の進行や内容、および発表回数や発表形式(個人またはグループ)は、諸事情により変わる場合があ
る。
266
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
福祉心理学専門演習Ⅲ
区分
必修
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
前期
学 習 目 的
4年次までの学習を踏まえ、社会福祉専門職としての知識を再確認する
学 習 目 標
社会福祉専門職として必要な知識を習得する
授 業 概 要
過去に実施された国家試験を参考に、専門科目分野について講義と解説を行う。
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
特に指定しない
成績評価方法
授
業
授業内での課題提出(50%)
、授業への取り組み(50%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法
第 2 回
社会福祉相談援助の基盤①
第 3 回
社会福祉相談援助の基盤②
第 4 回
社会福祉の理論と相談援助①
第 5 回
社会福祉の理論と相談援助②
第 6 回
社会福祉の理論と相談援助③
第 7 回
社会福祉の理論と相談援助④
第 8 回
社会福祉に関する制度とサービス①
第 9 回
社会福祉に関する制度とサービス②
第10回
社会福祉に関する制度とサービス③
第11回
生活支援システム①
第12回
生活支援システム②
第13回
生活支援システム③
第14回
専門分野の整理
第15回
まとめ
計
画
その他の教員
備
川村
岳人、池谷
進、古川
考
267
奨、渡邊
隆文
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉心理学専門演習Ⅲ
必修
選択
区分
担当教員
必修
瀧口
綾
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
前期
学 習 目 的
「福祉心理学専門演習Ⅰ・Ⅱ」で積み重ねてきた知識やスキルを土台として、臨床心理学に関する諸問題
について客観的な視点を持ち、適切な解決法を考えることができることを目的とする。
学 習 目 標
臨床心理学的な諸問題ついて、客観的に分析を行い、知識と方法論を用いて適切に対応することができる
ようになる。
授 業 概 要
「福祉心理学専門演習Ⅲ」では、臨床心理学に関する諸問題について調べ、また文献を講読し、発表を行
う。各諸問題について分析を行い、受講生全員で討論し、考察をする。
教
科
書
教科書は指定しない。
必要に応じて補足資料を配布する。
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
業
第 6 回
第 7 回
第 8 回
計
第 9 回
画
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
全体を 100%として出席点 50%、発表課題点 50%で総合的に評価する。
オリエンテーション
授業の進め方、評価方法などについて説明を行う。
課題の発表、討議①
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議②
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議③
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議④
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議⑤
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議⑥
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議①
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議②
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議③
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議④
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑤
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑥
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑦
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
まとめ
その他担当教員:鈴木
備
考
真吾、新井
雅
原則として、発達臨床心理コースの学生はこの科目を選択すること。
授業の進行や内容、および発表回数や発表形式(個人またはグループ)は、諸事情により変わる場合があ
る。
268
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
必修
選択
科目名
福祉心理学専門演習Ⅳ
区分
必修
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
後期
学 習 目 的
4年次までの学習を踏まえ、社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識を総合的に理解する
学 習 目 標
社会福祉士・精神保健福祉士として必要な知識を総合的に習得する
授 業 概 要
過去に実施された国家試験を参考に、専門科目分野について講義と解説を行う。
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
特に指定しない
成績評価方法
授
業
授業内での課題提出(50%)
、授業への取り組み(50%)
第 1 回
授業オリエンテーション、授業概要の説明、学習方法の理解
第 2 回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解①
第 3 回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解②
第 4 回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解③
第 5 回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解④
第 6 回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解⑤
第 7 回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解⑥
第 8 回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解⑦
第 9 回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解⑧
第10回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解⑨
第11回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解⑩
第12回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解⑪
第13回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解⑫
第14回
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な知識の総合的理解⑬
第15回
まとめ
計
画
その他の教員
備
川村
岳人、池谷
進、古川
考
269
奨、渡邊
隆文
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
福祉心理学専門演習Ⅳ
必修
選択
区分
担当教員
必修
瀧口
綾
単位数
履修
年次
開 講
学期等
2
4
後期
他
学 習 目 的
「福祉心理学専門演習Ⅰ~Ⅲ」で積み重ねてきた知識をさらに深め総括するとともに、臨床心理学に関す
る諸問題について客観的な視点と適切な解決法を駆使する姿勢を身につけることを目的とする。
学 習 目 標
臨床心理学に関する諸問題について、客観的に分析を行い、知識と方法論を用いて適切に対応することが
できるようになる。
授 業 概 要
「福祉心理学専門演習Ⅳ」では、臨床心理学に関する文献を講読し、発表してもらう。文化や時代背景な
ども考慮しながら、諸問題について分析を行い受講生全員で討論し、考察をする。
教
科
書
教科書は指定しない。
必要に応じて補足資料を配布する。
参
考
書
授業の中で適宜紹介する。
成績評価方法
第 1 回
第 2 回
第 3 回
第 4 回
第 5 回
授
第 6 回
第 7 回
業
第 8 回
計
画
第 9 回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
全体を 100%として、出席点 50%、発表課題点 50%で評価する。
オリエンテーション
授業の進め方、評価方法などについて説明を行う。
課題の発表、討議⑦
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議⑧
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議⑨
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議⑩
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議⑪
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
課題の発表、討議⑫
教員が提示した臨床心理学に関する諸問題について調べ、発表し、受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑧
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑨
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑩
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑪
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑫
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑬
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
文献講読、発表、討議⑭
個人(グループ)の関心のある文献を読み、発表する。受講生全員で討議を行う。
まとめ
その他担当教員:鈴木
備
考
真吾、新井
雅
原則として、発達臨床心理コースの学生はこの科目を選択すること。
授業の進行や内容、および発表回数や発表形式(個人またはグループ)は、諸事情により変わる場合があ
る。
270
[専門科目領域/専門科目群/福祉心理学科]
科目名
卒業研究
必修
選択
区分
選択
担当教員
齊藤
晋治
他
単位数
履修
年次
開 講
学期等
4
4
通年
学 習 目 的
4 年間の学習過程で関心を持った社会福祉学・心理学のテーマについて、文献研究、実験研究、調査研究
等を行うことにより、社会福祉学・心理学の研究方法、および論文の執筆方法を身につける。
学 習 目 標
関心を持ったテーマに関する研究を行い、卒業論文を完成させる。
授 業 概 要
指導教員の個別指導を受けながら、社会福祉学・心理学的テーマにつての文献研究、実験、調査等を行い、
研究結果を論文にまとめる。論文提出後、卒業研究最終発表会において研究結果を発表する。
教
科
書
特に指定しない
参
考
書
必要に応じて随時紹介する
成績評価方法
研究に対する取り組み、提出論文、研究発表会での発表に基づき、指導教員(主査)ともう 1 名の教員
(副査)で成績評価を行う
・オリエンテーション(日程の説明等)
・指導教員の決定と研究テーマの検討【指導教員届の提出締切:4 月 30 日】
前期
・個別指導(文献研究、研究計画立案)
授
・卒業研究の中間報告会:7 月中下旬(日程未定)
業
計
・個別研究指導(データ収集、データ解析、論文作成)
画
・研究論文の提出:【論文提出締切:10 月下旬(日程未定)
】
後期
・発表要旨の提出:11 月初旬(日程未定)
・卒業研究の最終発表会:11 月中旬(日程未定)
備
考
受講希望者は、4 年次が始まる前に「研究テーマ」および「指導を依頼する教員」の見通しをつけること
が望ましい。
「テーマが決まってから相談に行く」と考える必要はないので、指導を依頼したいと思って
いる教員になるべく早く相談に行き、相談しながら研究テーマを探すこと。研究指導の日程については
各担当教員と相談の上決定すること。
その他の担当教員:牧野 順四郎、井上 美奈子、永井 正則、川村 岳人、池谷 進、瀧口 綾、
鈴木 真吾、古川 奨
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272
付
録
[付録/教員別オフィスアワー一覧]
教員別オフィスアワー一覧
オフィスアワーとは、学生が学業や大学生活全般に関して質問・相談し、教員から個人的な指導等を
受けるために設定された時間です。有効に活用してください。
ただし、オフィスアワーとして設定されている時間であっても、会議や出張等で不在の場合がありま
すので注意してください。
また、オフィスアワーの時間帯以外でも、在室時には質問・相談を受け付けます。
※職位別50音順
○理学療法学科
職名
教員氏名
時間帯
学部長・学科長
教授
石黒
教授
金
教授
坂本
宏史
木曜日 12:15-17:00
教授
鈴木
敦子
木曜日 13:00-14:30、金曜日 14:40-16:10
教授
高村
美加
月曜日 12:10-13:00,16:10-17:00、火曜日 12:10-13:00,16:10-17:00
教授
成田
崇矢
前期:水曜日 10:40-12:10、後期:水曜日 9:00-10:30
教授
堀内
一美
火曜日 9:30-11:30、13:30-16:30
教授
山本
泰宏
水曜日 13:00-17:00
准教授
成
准教授
三科
貴博
火曜日 12:10-13:00、金曜日 13:00-14:00
准教授
村松
憲
月曜日 9:00-12:00
講師
粕山
達也
水曜日 12:00-13:00、金曜日 9:00-12:00
講師
関口
賢人
月曜日 9:30-11:30
講師
髙村
浩司
火曜日 14:40-16:00
講師
升
佑二郎
水曜日 16:20-17:50
助教
荒川
聡美
金曜日 15:00-18:00
助教
生友
聖子
月曜日 13:00-15:00
助教
高木
大輔
火曜日 10:00-12:00
助教
藤田
大輔
未定
友康
信敬
昌燮
火曜日 10:00-12:00、水曜日 9:00-12:00
火曜日 12:30-14:00
前期:火曜日 10:40-13:00、後期:水曜日 13:00-14:30
273
[付録/教員別オフィスアワー一覧]
○作業療法学科
職名
教員氏名
時間帯
学科長
教授
加藤
智也
火曜日 12:00-17:00、水曜日 9:00-11:00
教授
小沢
健一
火曜日 16:30-18:00、木曜日 16:30-18:00
教授
神谷
直樹
火曜日 16:20-17:50
教授
川手
豊子
金曜日 9:00-12:10
教授
佐藤
真一
木曜日 9:00-12:00
教授
佐藤
栄一
未定
教授
志村
まゆら
火曜日 9:00-12:00
教授
守口
恭子
木曜日 9:00-12:10
准教授
草野
明
月曜日 13:00-17:00
准教授
黒崎
真樹
火曜日 9:00-10:30、金曜日 10:30-12:00
准教授
中西
康祐
火曜日 13:00-14:30
准教授
原國
優子
月曜日 14:40-18:00、水曜日 14:40-18:00
講師
志茂
聡
木曜日 9:00-12:10、13:00-15:30
講師
中村
圭一
前期:金曜日 13:00-18:00、後期:金曜日 9:00-12:00
助教
海保
享代
未定
助教
春山
佳代
水曜日 9:00-10:30
○福祉心理学科
職名
学院長
教授
学科長
教授
クリニック院長
教授
図書館長
教授
教員氏名
時間帯
牧野
順四郎
火曜日 13:00-17:00
齊藤
晋治
木曜日 12:10-13:00
武田
清
水曜日 12:00-13:00
井上
美奈子
月曜日 12:10-13:00、火曜日 12:10-13:00
教授
永井
正則
火曜日 12:10-13:00、木曜日 12:10-13:00
准教授
池谷
進
木曜日 12:20-13:00、金曜日 12:20-13:00
准教授
川村
岳人
木曜日 12:10-13:00
准教授
瀧口
綾
水曜日 12:10-13:00、木曜日 12:00-13:00
講師
鈴木
真吾
水曜日 12:20-12:50
講師
古川
奨
火曜日 12:10-13:00
助教
新井
雅
水曜日 12:10-13:00、木曜日 12:10-13:00
助教
渡邊
隆文
火曜日 12:10-13:00
※記載のない教員については、後日お知らせ致します。
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