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長崎県県庁舎跡地活用検討懇話会(グループ別意見交換会)

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長崎県県庁舎跡地活用検討懇話会(グループ別意見交換会)
長崎県県庁舎跡地活用検討懇話会(グループ別意見交換会)
平成25年5月13日(月)
13:30 ∼ 15:30
配布資料一覧
・平面配置イメージ【ケーススタディ】
・・・・・・・資料1
・ケーススタディと着眼点 ・・・・・・・・・・・・資料2
・個別の用途機能の検討【ケーススタディ】・・・・・資料3
・優良事例集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・資料4
・類似施設の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・資料5
県庁舎跡地活用検討懇話会(グループ別意見交換)
平成25年5月13日(月)
13時30分∼15時30分
出席者
氏
1 犬
名
塚
2 奥
職 名 等
純
一
公募委員
真
美
首都大学東京教授
3 潟 永 秀 一 郎
週刊誌「サンデー毎日」編集長(元毎日新聞長崎支局長)
4 菅 原 千 二 郎
公募委員
5 田
公募委員
川
尚
美
6 原 田 千 桂 子
諫早商工会議所女性会理事
7 福
田
修
志
公募委員
8 本
馬
貞
夫
長崎学アドバイザー
剛
(一社)長崎青年会議所理事長
# 村 木 昭 一 郎
野母商船(株)代表取締役社長
9 武
藤
(50音順、敬称略)
資料1
平面配置イメージ
【ケーススタディ】
平面配置のパターンの要素
建物と広場の関係
①広場を国道側
②広場を出島側
③広場を江戸町公園側
④広場を江戸町商店街側
①現状の形で活用
②江戸町公園と一体化して活用
③本庁舎敷地と一体化して活用(石垣一部保存しない)
第三別館
①埋蔵文化財顕在化 →掘り下げ
②埋蔵文化財現状 →公園又は広場
③埋蔵文化財記録保存等 →本庁舎敷地と一体化して活用
正門
建物分散or建物連たん
広場の大きさ
②周辺の街並や景
②周辺の街並や景
観との調和をどう考
観との調和をどう考
える?
える?
玄
関
8.8m
4.4m
江戸町公園
11.4m
本館
⑧石垣は保存する?
⑧石垣は保存する?
しない?
しない?
民地
車
車庫
庫
第二別館
第一別館
①現状の形で活用
②第三別館と一体化して活用(移転)
③本庁舎敷地と一体化して活用(移転)
①石垣顕在化 →掘り下げ
②石垣現状 →公園又は広場
③石垣保存せず →本庁舎敷地
と一体化して活用
民地
南門
4.2m
0
10
20
(m)
50
出島復元計画の長期計画のとおり、出島を元の形に戻す
ことを想定する場合には道路用地として必要となる土地
調査で確認した
江戸期の石垣
⑥奉行所の南門石段は
⑥奉行所の南門石段は
復元する?しない?
復元する?しない?
表門橋
調査結果から想定される
江戸期の石垣ライン
絵図面から想定される
江戸期の石垣ライン
敷地面積等
県庁舎
約13,000㎡
本館・第一別館 約11,300㎡
(うち石垣上段 約9,500㎡)
第二別館
約 600㎡
第三別館
約1,100㎡
江戸町公園
約1,800㎡
用途地域 商業地域
建ぺい率 80%
容積率
600%
県庁舎跡地活用 平面配置イメージ 【ケーススタディ 1】
広場+芸術ホール+出島資料館(観光案内)+バス駐車場+展望+会議室(コンベンション)+アンテナショップ+附置駐車場
※この平面配置イメージは、平成25年3月に
中間整理された13の用途・機能の平面配置
のパターンや着眼点に対する考え方の整理
を行うため、懇話会の議論のたたき台とし
て、事務局において準備したケーススタディ
であり、活用案ではない。
3階建
第三別館
会議室
(コンベンション)
芸術ホール
25m×25m
カフェ・レストラン
40m×45m 8.8m
4.4m
広場
50m×40m
駐車場
43台
11.4m
車
庫
石垣上部復元
江戸町公園
あ
あ
あ
石垣顕在化
40m×7m
出島資料館
(観光情報
センター)
公 園
石垣顕在化により公園部分
は本庁舎敷地より1段下に
第一別館
25m×24m
展望
フロア
平屋建
出店・特産品アンテナショップ
江戸町公園も一体的に利用し、前面
をオープンスペースにすることも可
5階建
2∼5階
敷地面積等
県庁舎 約13,000㎡
本館・第一別館 約11,300㎡
(うち石垣上段 約9,500㎡)
第二別館 約 600㎡
第三別館 約1,100㎡
江戸町公園 約1,800㎡
南 門
4.2m
バス駐車場
5階建
1階
5階又は6階
用途地域 商業地域
建ぺい率 80%
容積率 600%
0
表門橋
10
20
(m)
50
県庁舎跡地活用 平面配置イメージ 【ケーススタディ 2】
広場+歴史資料館+くんち展示体験館+飲食・物販・展望+バスベイ+地下バス駐車場
※この平面配置イメージは、平成25年3月に
中間整理された13の用途・機能の平面配置
のパターンや着眼点に対する考え方の整理
を行うため、懇話会の議論のたたき台とし
て、事務局において準備したケーススタディ
であり、活用案ではない。
2階建
2階建
第三別館
解体→公園化
11.4m
歴史資料館
長崎くんち、佐世保くんち、
本館
平戸くんち、志佐くんち
くんち展示体験館
40m×30m
4.4m
40m×30m
8.8m
11.4m
駐車場
40台
車
庫
江戸町公園
敷地面積等
県庁舎 約13,000㎡
本館・第一別館 約11,300㎡
(うち石垣上段 約9,500㎡)
第二別館 約 600㎡
第三別館 約1,100㎡
江戸町公園 約1,800㎡
広場
80m×40m
用途地域 商業地域
建ぺい率 80%
容積率 600%
20m×15
飲食・物販
施設
展望
フロア
バス乗降場(バスベイ)
南 門
地下バス駐車場
4.2m
4階
2階建又は3階建
0
表門橋
10
20
(m)
50
県庁舎跡地活用 平面配置イメージ 【ケーススタディ 3】
広場+野外ステージ+多目的ホール(複合施設)+歴史資料館+展望+バスベイ+防災公園+附置駐車場
※この平面配置イメージは、平成25年3月に
中間整理された13の用途・機能の平面配置
のパターンや着眼点に対する考え方の整理
を行うため、懇話会の議論のたたき台とし
て、事務局において準備したケーススタディ
であり、活用案ではない。
地下1階
地上2階
3階建
第三別館
本館
各階 歴史資料館
約360㎡
15m×15
m
広場
50m×40m
8.8m
4.4m
貯水池
11.4m
車
庫
敷地面積等
県庁舎 約13,000㎡
本館・第一別館 約11,300㎡
(うち石垣上段 約9,500㎡)
第二別館 約 600㎡
第三別館 約1,100㎡
江戸町公園 約1,800㎡
石垣上部復元
附置駐車場
※(43台)
用途地域 商業地域
広場から資料館屋上へは 建ぺい率 80%
緑地として一体化
容積率 600%
江戸町公園
ステージ
多目的ホール(複合施設)
展望
施設
バスベイ
(乗降車場)
※観光情報+会議室+飲食・物販等
※屋上緑地化
5階建(出島側道路が1階)
南 門
4.2m
0
表門橋
10
20
(m)
50
県庁舎跡地活用 平面配置イメージ 【ケーススタディ 4】
広場+大屋根+長崎遊学館(映像ホール・会議室・学習室・情報コーナー等)+バス駐車場+附置駐車場
※この平面配置イメージは、平成25年3月に
中間整理された13の用途・機能の平面配置
のパターンや着眼点に対する考え方の整理
を行うため、懇話会の議論のたたき台とし
て、事務局において準備したケーススタディ
であり、活用案ではない。
遺構展示
駐車場
40台
11.4m
長崎遊学館①
(映像ホール・エ
ントランス)
広場
50m×40m
30m×40m
大屋根
江戸町公園
50m×30m
長崎遊学館②(会議室・学習室
・情報コーナー・飲食・物販)
50m×18m
敷地面積等
県庁舎 約13,000㎡
本館・第一別館 約11,300㎡
(うち石垣上段 約9,500㎡)
第二別館 約 600㎡
第三別館 約1,100㎡
江戸町公園 約1,800㎡
展望
フロア
バス駐車場
公園化
用途地域 商業地域
建ぺい率 80%
容積率 600%
5階建
0
10
20
(m)
50
県警本部跡活用イメージ 【ケーススタディ5】 再開発の種地
★連鎖型再開発
換地
換地
換地
県警本部跡活用イメージ【ケーススタディ6】 立体駐車場
★参考例
<山形県 県営駐車場>
遊学館等県都中心地域におけ
る各種公共施設利用者の利便
性を図ると共に、周辺商店街の
駐車場不足の解消を目的とし
て、県営駐車場を建設し、平成
2年10月から営業を開始。
所在地 山形市旅籠町3丁目5
番10号
収容台数 300台
駐車場形式 自走式立体駐車
場
建物構造 鉄骨造り、地上5階
建(5階6層)
資料2
●ケーススタディと着眼点
ケーススタディ1
主な
構成
施設
ケーススタディ2
ケーススタディ3
ケーススタディ4
A 広場(2,000㎡)
広場(3,200㎡)
広場(2,000㎡)
広場(大屋根付)
(2,000㎡,屋根1,500㎡)
B 芸術ホール(1,800㎡)
歴史資料館
(1,200㎡×2階)
野外ステージ(1,500㎡)
多目的ホール(1,200㎡)
会議室、学習室等
(900㎡×5階)
C
出島資料館(観光情報セン くんち展示体験館
ター)(600㎡×5階)
(1,200㎡×2階)
多目的ホール等(複合施
設)(1,500㎡×2+800
㎡+600㎡+200㎡)
D
会議室等
(625㎡×3階)
飲食物販展望施設
(300㎡×4階)
歴史資料館
(585㎡×3階)
E
駐車場
(普通43台、バス5台)
駐車場
駐車場
(普通40台、バス11台) (普通43台)
1 公益性
集客性
2 ・
交流性
駐車場
(普通40台、バス8台)
A∼D)誰もが利用でき、 A∼D)誰もが利用でき、 A∼D)誰もが利用でき、 A∼C)誰もが利用でき、
公益性は確保されている。 公益性は確保されている。 公益性は確保されている。 公益性は確保されている。
A)県民利用はソフト面に
大きく依存する。
B)創作活動のため廉価で
使用できるのであれば、利
用者数は多くは見込めない
が、一定の稼働率が見込ま
れる。
C)観光客の利用が一定見
込まれる。
D)平日における市民の利
用も一定程度見込まれる。
A)県民利用はソフト面に
大きく依存する。
B, C, D)観光客の利用が一
定見込まれる。
A、B)県民利用はソフト
面に大きく依存する。
D)観光客の利用が一定見
込まれる。
A、B)県民利用はソフト
面に大きく依存する。
C)平日における市民の利
用も一定程度見込まれる。
展望フロアについては、観 展望フロアについては、観 展望フロアについては、観
光客の利用が一定程度見込 光客の利用が一定程度見込 光客の利用が一定程度見込
まれる。
まれる。
まれる。
公園機能については、平日
における市民の利用も一定
程度見込まれる。
展望フロアについては、観
光客の利用が一定程度見込
まれる。
象徴性
3 ・
発信性
4 歴史性
周辺に
ある機
5 能との
関係
B)創作活動を行うホール
となれば発信性を持つ。
C)この土地の歴史に関連
したものであれば象徴性の
あるものとなる。
B)この土地の歴史に関連
したものであれば象徴性の
あるものとなる。
C)くんちによりこのまち
の魅力を内外に発信するも
のとなる。
C)屋上を広場から連続し
た緑地とするなど、整備さ
れる一帯が公園機能を併せ
持ち、市民の憩いの場とな
れば、今後長きにわたり相
応しいものとなる。
D)この土地の歴史に関連
したものであれば象徴性の
あるものとなる。
B)この土地の歴史に関連
したものであれば歴史性に
配慮したものとなる。
C)くんちゆかりの土地で
その歴史について学ぶ場と
江戸時代の石垣を一部復元 して活用もできる。
するなど、長崎の歴史を感 D)出島を一望できる展望
じることができる。
フロアにより長崎の歴史を
感じることができる。
D)この土地の歴史に関す
る資料の展示により長崎の
歴史を感じることができ
る。
C)出島に特化することで
歴博等との棲み分けは可
能。展望機能も含めて出島
側に配置することで出島と
の一体性も確保できる。
A、B)浜町を含むエリア
に重複するものはなく、棲
み分けは可能。
D)出島を中心にこの土地
の歴史に特化することで歴
博等との棲み分けは可能。
展望機能も含めて出島側に
配置することで出島との一
体性も確保できる。
C)出島に関する資料の展
示や出島を一望できる展望
フロアにより長崎の歴史を
感じることができる。
C)グラバー園内の資料館
との調整は必須であるが、
くんちとゆかりのある場所
である。
D)展望機能を出島側に配
置することで出島との一体
性も確保できる。
B、C)現代版長崎遊学の
施設となれば、長崎が日本
の国際化において象徴的な
土地であることを示すこと
ができ、それに関わる活動
が発信性を持つ。
B、C)出島と密接に関係
のある長崎遊学をテーマと
することで、歴史性に配慮
したものとなる。
出島を一望できる展望フロ
江戸時代の石垣を一部復元 アにより長崎の歴史を感じ
するなど、長崎の歴史を感 ることができる。
じることができる。
B、C)新県庁舎や駅西側
で検討されているMICE機
能等とのソフト面や規模面
も含めた棲み分けは必要。
出島と密接に関係のある長
崎遊学をテーマとし、展望
機能を出島側に配置するこ
とで出島との一体性も確保
できる。
●ケーススタディと用途・機能
ケーススタディ1
ケーススタディ2
ケーススタディ3
ケーススタディ4
○
○
○
×
○
×
○
×
3 体験型観光集客施設
×
△
(出し物展示場)
×
×
4 世界遺産館
△
△
△
×
展望機能
(展望台、展望ロビー)
○
○
○
○
6 くんち広場、出し物展示場
×
○
×
×
7
広場
(イベントスペース含む)
○
○
○
○
8
特産品・土産品店
(アンテナショップ含む)
○
○
○
○
9 飲食店、カフェ、レストラン
○
○
○
○
△
駐車場兼用
○
○
△
駐車場兼用
○
○
○
○
○
×
△
(野外音楽堂)
×
○
(会議室)
×
○
○
1 歴史系の資料館・博物館
2
5
10
県の観光・歴史文化の情報拠点
(観光の出入口となる拠点)
バス乗降場
(バスベイ)
11 駐車場、地下駐車場
12
文化芸術ホール
(音楽、演劇、美術、映像等)
13
多目的ホール
(中小コンベンション系)
資料 3
個別の用途機能の検討
【ケーススタディ】
(1、4)歴史系の資料館・博物館 ※歴史・文化の研究、情報収集・発信拠点と統合・世界
遺産館
【中間整理】
○跡地の歴史や長崎を往来した人物、海外から
入ってきた文化や技術の伝播、出島の歴史的
に重要な役割などを子供も含めて学べると
ともに情報発信を行う施設を整備する
○文献資料をアーカイブデータとして使用し、
歴史研究の拠点とする
○教会などキリスト教関連遺産や近代化遺産
をアピールする施設として第三別館や複合
施設の一構成要素として整備する
利 ・この場所の持つ歴史性を活かせる
点 ・出島との一体性がある
課 ・長崎歴史文化博物館とのすみ分け
題 ・既存図書館等とのすみ分け
点
利 ・サブ機能としては一定の集客が見込め
点
る
課 ・構成資産との距離
題 ・本格的な資料館として検討すべき
点
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
○記念性の観点から
・記念性には、整備する側が感じる記念性と利用する側が感じる記念性の二種類がある。
県庁跡地の整備においては、整備する側が記念性を感じるもの(たとえば、とってつけた
ような巨大な施設やモニュメントのようなもの)はおそらく不要で、利用する側が跡地一
帯の歴史的記念性を感じられるものが必要と思われる。
・上記の視点から考えた場合、岬の教会・奉行所・海軍伝習所・出島等、かつてこの一帯に
は、長崎の歴史において重要な役割を果たしてきたものが存在しており、これらに関する
関連資料を一体的に展示し、考察することができる施設があれば、跡地一帯に歴史的記念
性を持たせるに十分ではと考えられる。
・また、他県にない長崎特有のもの、このまちの核・拠点として象徴的なもの、今後長きに
わたり、この土地にあるべきものになるのではと考えられる。
・跡地には江戸期の石垣が残存しており、広場等を整備する中で石垣を顕在化し、利用者の
目に触れさせることで、歴史的記念性を補完することも考えられる。
○棲み分けの観点から
・岬の教会・奉行所・海軍伝習所・出島等、かつてこの一帯には、長崎の歴史において重要
な役割を果たしてきたものが存在した。
・出島との一体性を持った整備を行うべきとの意見が多い。
・国指定の史跡に認定されている出島内では、資料の展示に限界がある。
(資料展示は史跡外
において行うことが望ましい。)
・一方で、長崎歴史文化博物館は、海外交流史を中心とした博物館として、出島が繁栄した
時代をメインとした施設となっている。
・また、長崎近代交流史については、旧香港上海銀行長崎支店記念館及び孫文・梅屋庄吉と
長崎近代交流史展示室(仮称)で取り扱う予定となっている。
・したがって、長崎歴史文化博物館等との棲み分けを考えれば、県庁跡地においては、出島
1
をはじめ、何らかの特定分野に特化した歴史資料を中心に展示し、それらについて学べる
博物館・資料館とすることが考えられる。
○集客性等の観点から
・単独での集客性は不明だが、出島との協調により一層の集客効果が期待できる。
・県内観光案内機能を併設することで、出島に来た観光客を県内他地域の誘客に結びつける
ことが考えられる。
・スポーツ体験施設(出島から日本に入ってきたもの)など、平日の利用を促進するための
何らかの仕掛けも必要と思われる。
【考えられる機能の例示】
・出島で発掘された資料の展示
・映像による出島を中心としたこの土地の歴史の紹介
(出島を通じて初めて日本に入ってきたもの等 例:ボウリング、バトミントン)
・関連書籍を集めた図書室、情報検索
・県内観光案内機能の併設
・世界遺産の紹介
・出島の概観を一望できる展望台
・学習室
・総合案内
・石垣の顕在化
【確認事項】
・この場所の歴史資料の展示や石垣の顕在化により、歴史的記念性を感じられるものとなる
か。歴史性が感じられるためにどのうような工夫が考えられるか。
・歴史資料を展示する場合、他施設との棲み分けを踏まえて、どのような分野を考えるか。
【参考例】
・長崎歴史文化博物館 海外交流史を中心とした県・市共同の歴史博物館
・旧香港上海銀行 孫文・梅家庄吉の関係等、近代交流史を扱う歴博分館の構想
・高知県立坂本龍馬記念館 坂本龍馬を中心とした歴史博物館
・石橋記念公園(石橋記念館) 鹿児島市内の江戸期の橋を移築保存し紹介する施設
2
(2、4)県の観光・歴史文化の情報拠点(観光の出入口となる拠点)※観光の出入口となる
拠点(まずここに来てそこから回遊)と統合・世界遺産館
【中間整理】
・県内全域の観光や魅力を紹介・発信する施設がな
○国内外の観光客がワンストップで
い。新幹線開業なども見据え観光客等の目を県内
離島を含む県内の歴史・文化・観
全域にも向け、再度訪問するきっかけをつくる取
光情報を発信する、観光のスター
組みも必要で、その拠点となる可能性がある
ト地点となる施設
利
・中心市街地にも近く、都市の中心となる場所であ
○外国語に対応し、さるくガイドと
点
ること
の連携も含めた周遊観光ルートや
・この場所の持つ歴史性を活かせる
ショッピング等の案内が可能な観
・地域の新たな魅力や価値の発見につながり、観光
光インフォメーション機能を持
の魅力アップにつながる
ち、県内観光の PR 展示機能を備
え、パンフレットの入手やパソコ
・観光客の入口である駅やバスターミナルから、情
ン検索による情報収集も可能
報収集のためにわざわざ移動するか。本物を見に
○ソーシャルネットワーク等を活用
行くのでは。
し、世界へ長崎の魅力を発信
・観光情報はネットで見るのではないか。
○観光バスで立ち寄ることができる
・市内への交通アクセスをどう考えるか整理が必要
・出発点となるには、集合のための交通機能が必要
・出発点となるには、大型バス駐車場が周辺に必要
課 ・観光案内機能の単独では、集客数は多くを見込め
題
ない
点 ・市内、県内の現地に誘う具体性が必要
・平日の対策が必要(県民市民向け)
・長崎駅の総合観光案内所機能との重複、棲み分け
・歴史文化博物館は、まずここで長崎の歴史の知識
を得て、県内全域に行ってもらうための施設と位
置づけられていたが、これとの棲み分け
・観光情報拠点という言葉では、色々な意味に捉え
られる。もう少し整理していく必要がある。
○教会などキリスト教関連遺産や近 利 ・サブ機能としては一定の集客が見込める
代化遺産をアピールする施設とし 点
て第三別館や複合施設の一構成要 課 ・構成資産との距離
素として整備する
題 ・本格的な資料館として検討すべき
点
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
・観光客が長崎を訪れた際に、次はここに行きたいと思わせることで、リピーターにつなが
る施設は必要ではないかとの意見があった。
・市内のみならず県内全域の観光情報の発信拠点となることが求められる。
・観光客を長崎駅等からこの場所へ引き込むことが必要となる。
3
【考えられる機能の例示】
・観光情報センター機能、県内全域の観光情報の提供
・世界遺産の情報発信
【確認事項】
・観光客をこの場所に誘導できる交通アクセスとはどのようなものが考えられるか。
・この場所から市内、県内の現地に誘う具体性とはどういったものか。
・観光情報拠点は中間整理の内容でよいか。観光情報拠点の言葉の意味とは何か。
【参考例】
・浅草観光情報センター
展望や両替、レクチャールームを備える浅草観光情報発信拠点
4
(3、6)体験型観光集客施設・くんち広場、出し物展示場
【中間整理】
○県民市民参加型の体験型観光施設
○くんちに特化した資料館又は広場
○常時くんち及び県内の伝統芸能を
披露する施設。
(屋根付きか、屋外
踊り場かは要検討)
○くんち期間中は、
「くんち広場」と
して活用
○他のイベントスペースや、公園、
駐車場としても利用可能
利
点
課
題
点
利
点
課
題
点
・県民・市民の集まる場所となる
・県民市民が参加する体験型観光施設での集客性
・各地域の伝統芸能や伝統工芸を知ってもらうことで、
土産物消費増や観光客増に寄与
・
「長崎くんち」という特色を活かせる
・本物のくんちの演し物がくんち期間外でも見れるの
であれば賑わい創出に寄与
・リピーターを迎えるには常に何らかのイベントが必要
・屋内と屋外の一体的、効果的な活用が必要
・特に平日閑散とする恐れ有り
・類似事例を見る限り、本物(退役含む)の展示が必要
・グラバー園内の伝統芸能資料館等の既存の資料館等と
のとのすみ分け、整理
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
・長崎で整備するとすれば、キッザニアやカジノではなくて、県民参加型の体験観光施設で
はないかとの意見があった。
・居住者だけではなく、来訪者も含めて人が行き来し、集い、交流する場であることが一定
程度必要であると中間整理の着眼点で述べられている。
・伝統工芸の体験工房などは、類似事例から集客性の面では苦しいと考えられる。
・くんち広場、出し物展示場の項目の意見では、伝統芸能資料館として考えるのではなく、
くんちに特化して考える方がよいとの意見があった。体験型観光施設の項目においても、
こうした考えを取り入れ、くんちに関して展示と体験が同時にできる施設として整理する
ことが考えられる。
・長崎くんちを中心に県内全域のくんちについて展示紹介することで、長崎くんちを入口に
他のくんちにも興味を向けてもらうことが考えられる。
【考えられる機能の例示】
・くんち出し物の展示(県内全域)
・くんちの映像
・くんちの体験
・くんちの歴史紹介
【確認事項】
・くんちに特化することで、県民・市民が参加できる体験型観光施設となりえるか。
・屋内と屋外のどちらで考えるか。
【参考例】
・岸和田だんじり会館
岸和田だんじりの展示や子供向け体験などもできる施設
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(5)展望機能(展望台、展望ロビー)
【中間整理】
○出島を見渡すことができる展望場 利 ・長崎を展望するには、稲佐山等にまで行く必要が
所(現在の県庁舎の最上階程度の 点
あるが、身近な景色や夜景を楽しめる
高さや小高い丘でもよい)
・景観阻害施設にもなる可能性があることに留意す
べきで、周囲の景観への配慮が必要(出島との調
課
和)
題
点 ・展望機能は、新県庁舎とのすみ分けが必要
・諏訪の森、立山役所まで見えると最も良い
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
・展望タワーの機能までは必要ではなく、出島が俯瞰できる高さがあればよい(諏訪の森や
諏訪神社まで眺望できれば、なお良い)との意見があった。
・展望機能については、現在の県庁舎の5階∼6 階程度の高さは必要との意見があった。
・低階層で眺望を確保するには、できるだけ出島に近い位置に展望施設を置くことが望まれ
る。
・出島や跡地周辺を見渡すことで、長崎の歴史性を感じることができる。
・出島を俯瞰できれば相当数の観光客の利用も見込めるものと考えられる。
【考えられる機能の例示】
・展望ロビー(全周又は四隅など)
・眺望している施設等の紹介
・展望喫茶、休憩場所等の提供
【確認事項】
・出島を一望するには、県庁舎5∼6階を超える高さが必要となるが、周囲の景観への配慮
について、どう考えるか。
【参考例】
・一支国博物館
展望施設を持つ、壱岐にある原の辻遺跡を紹介する歴史博物館
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(7)広場(イベントスペース含む)※歴史公園、史跡公園、イベントスペースと統合
【中間整理】
○長崎港や出島を一望でき、まちの
中心部での県民の憩いの場とな
る、広場
○石垣の一部や遺構を見える形で残
すなど、長崎奉行所や海軍伝習所
などこの場所の江戸期の歴史を顕
在化し、出島とも連携した、歴史
を感じられる広場
○イベントスペースとしても利用可
能
○公共施設を適度に配置する
○防災広場・緊急避難場所としても
利用
利
点
課
題
点
・将来発生するニーズにも対応できる拡張性があ
り、可変的である
・この場所の持つ歴史性を活かせる
・積極的にオープンスペースをつくり交流や賑わい
を健在化させることで、都市の賑わいが活性化
・急坂の休憩地点として高齢者に利用いただける
・災害時の避難場所として利用できる
・本物がない中で歴史性をどう表現するか
・江戸町公園又はその代替も含めた整理
・多様な占用、使用を認めて、交流、交易などが活
発に行われる「経済効果のある」施設として検討
が必要
・屋外の場合、周辺住宅・店舗等への騒音
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
・街の中心となる広場が長崎には欠けているとの意見があった。
・跡地に将来何か必要となった場合、広場であれば柔軟に対応できるとの意見があった。
・居住者だけではなく、来訪者も含めて人が行き来し、集い、交流する場であることが一定
程度必要であると中間整理の着眼点で述べられている。
・単に広場を置くだけではなく、例えばマルシェ(市)のある広場など、賑わいを創出でき
るソフト面での工夫が必要で、それにより、集客性も生まれると考えられる。
・周辺にある機能と重複せず、特にこの場所に求められる機能として、大屋根の設置により
全天候型の広場とすることで雨天時のイベントも可能な広場とすることや長崎くんちの踊
り場としての活用などが考えられる。
【考えられる機能の例示】
・散策や休憩をしたり、知り合いと会話を交わす都市における憩いの場
・イベント開催場所
・災害時の避難所
・マルシェなど、市が立つような賑わいを作れる場所
【確認事項】
・賑わいを創出できる広場の使い道とは。また、その際の材質とは(石張り、土、芝生)。
・象徴性や記念性のある広場とするためにどのうような工夫が考えられるか。
・大屋根を付けることで全天候型とすることはどうか。
【参考例】
・みゆきドーム(嬉野総合運動公園内) 全天候型屋内多目的広場(50m×50m)
・フラノ・マルシェ(北海道富良野市) 地元の食材が揃う観光・地域活性化の拠点(野菜
市・フリーマーケット等のイベント、農産物直売
所・カフェ・物産センター・テイクアウト食品店)
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(8)特産品・土産品店(アンテナショップ含む)
【中間整理】
○県内各地の名品、特産品の物販・
飲食施設、アンテナショップとし
て、県産品をアピールするととも
にマーケティングにも活用。
○観光地の情報発信機能も併設。
利 ・地元市民も県内他地域の特産品を求めることがで
点
きるので平日も一定の集客が見込まれる
・共通テーマや統一コンセプトが重要
課
・民間との競合
題
・単独での運営は難しい
点
・商業施設の企画にどこまで踏み込めるか
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
・土産物は駅や空港で買えば済むので、跡地で整備するならば特産品等のアンテナショップ
にすべきではとの意見があった。
・出島と県庁の間の通りを賑わいのある通りにすべきとの意見があった。
・県庁敷地の江戸期の奉行所時代の絵図では、第2別館付近は町屋風の店舗が軒を並べてお
り、賑わいを生み出す仕掛けとしての活用は考えられる。また出島との一体性も生まれる。
・また、地元市民に対しても県内の特産品・加工品等の魅力をアピールすることができ、県
内産品の販路拡大にもつながることが考えられる。
【考えられる機能の例示】
・町屋風の外観で統一し、出島と調和したデザイン
・県内の特産品を扱うアンテナショップ
【確認事項】
・県内各地域の魅力をアピールすることができる共通テーマやコンセプトは何か。
【参考例】
・平戸瀬戸市場
・鷹ふぐバル
産直レストランや直売所、観光情報発信機能を有する拠点施設
として整備。
展望所や観光案内所などを併設した2階建
イベント会場にも使える約 100 台分の駐車場
松浦市の食材を使った料理を提供する、松浦市の知名度アップ
にターゲットを絞ったアンテナショップ。(福岡市天神)
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(9)飲食店、カフェ、レストラン
【中間整理】
○サブ機能としてのカフェ、レスト
ラン
○話題となるレストランの誘致も検
討
利
点
課
題
点
・メイン施設の認知向上への寄与
・急坂の休憩地点として高齢者に利用いただける
・話題づくりが必要
・地元飲食店等との競合
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
・サブ機能としてのレストランという意見があった。
・県では地産池消を推進している。
・ 高校生レストラン のように、役場と高校、地元が一体となったような取り組みは、地域
づくりやコミュニティ・ビジネスの新しい事例となっている。
・サブ機能としてのレストランであれば、地元の経済界との共同商品開発、食を通じた高齢
者や子どもとの福祉交流、食育活動など、幅広い地域連携の展開も考えられる。
【考えられる機能の例示】
・休憩機能を備えた飲食施設
・県産品を使用した料理等の提供
・有名店舗等による集客力の向上
・マーケティングへの活用
【確認事項】
・特産品、土産品店との一体的整備(イートインスペース)を図るのか、単機能としてのレ
ストランを整備するのか。
【参考例】
・石川県政記念
しいのき迎賓館
石川県庁跡地にあり、講座室、ギャラリーなどを備え、
有名フランスレストランを誘致している、旧県庁の前面
ハザード部分を生かして背後部分を新増築した施設
・まごの店(高校生レストラン) 高校生の研修を目的に、地産地消のレストランを高校生
が運営する町営施設
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(10、11)バス乗降場(バスベイ)・駐車場、地下駐車場
【中間整理】
○バス乗降場(バスベイ)
利
点
課
題
点
○サブ機能としての大型バス駐車場 利
(施設付帯駐車場は検討)
点
課
題
点
・日常的に乗降が発生し、その一部は周辺に流れる
ことも考えられ、賑わい創出には寄与する可能性
がある
・民間売却等が検討のポイントか。
・市内への交通アクセスをどう考えるか整理が必要
・渋滞対策
・市内の他施設とのすみ分け
・大型バスの駐車場は不足しており、特に出島や中
心商店街等との関係で寄与するものとなる
・整備費用が高い
・民間との競合
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
・バスを集中させると渋滞が発生するため、ターミナル機能までは不要との意見があった。
・観光バス用に、地下を利用した駐車場やバスベイ設置ができればとの意見があった。
・出島との一体性を考えれば、観光バスが現在のバスベイに駐車するのは景観的にも支障が
あるとの意見があった。
・目立たない場所へバスベイや観光バス駐車場を設けることで、出島と県庁跡地の一体性を
高めることができる。
・観光客の集客・利便性の向上という観点からは、設置は効果的であると考えられる。
・市内中心部における大型バスの駐車場については、民間との競合は考えにくい。
【考えられる機能の例示】
・観光バス駐車場
・観光バスのバスベイ(乗降場)
※駐車は他の場所へ
【確認事項】
・バスベイとしてどの程度の台数を確保するか。出島側のバスベイの代替とするか。
【参考例】
・首里城地下駐車場
首里城観光のための地下駐車場(バス+普通車)
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(12)文化芸術ホール(音楽、演劇、美術、映像等)
※コンサートホール(音楽)と統合
【中間整理】
○演劇、ライブ、コンサート、練習 利 ・音楽や演劇等の専門性の高いホールが必要との要
室など小規模ホール(創作活動と 点
請に応えられる
して使用可能なものを検討)
課 ・市内の他のホール等とのすみ分け
題 ・イベントがない時に閑散とするおそれ
点
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
・長崎にはさまざまな芸術創造活動を行っている人が多くいるが、気軽に創作や発表の場と
して使える場所がないという議論がある。
・これを満たす施設であれば、公益性も高く、長崎における創造・発信の拠点として県内か
ら広く利用される施設となる可能性はある。
・しかしながら、一方で芸術文化活動については、その後の運営においてソフト面に依存す
る部分が大きく、施設活用における仕掛けが必要となると思われる。
【考えられる機能の例示】
・金沢市民芸術村を参考とし、24 時間 365 日利用可能な「マルチ」、
「ドラマ」、
「ミュージ
ック」、「アート」等の工房と多目的に利用できる「オープンスペース」等
・金沢市民芸術村を参考とし、利用者の「創作活動の自由の保障」と「経済的負担の軽減」
に最大限配慮した運営を行い、かつ発表の場としての機能は必要最小限にとどめ、小規模
で気軽に使うことができる施設
【確認事項】
・特定の芸術に特化するとした場合、その芸術分野とは何か。
・県が整備するに相応しい文化芸術ホールとはどのようなものか。
【参考例】
・金沢市民芸術村 将来的な発表行為を前提に安価な貸し出しを行う芸術関係の練習の場で、
簡易な発表の場も備えた施設
・兵庫県立ピッコロ劇場 県立劇団を持ち、大中小のホールを備え、講師陣により演劇やス
タッフの育成なども手がける施設
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(13)多目的ホール(中小コンベンション系)
【中間整理】
○会議や大会等を主目的とするホー
ルや会議室(50人∼500人に
対応可能な比較的小規模のもの)
を整備
利 ・会議機能等の不足に応えることができる
点
課 ・市内の他の会議室等とのすみ分け
題 ・イベントがない時に閑散とするおそれ
点
※H24.7∼H25.3まで懇話会委員の意見を整理した「県庁舎跡地活用に係る検討状況の中間整理
について」中の「◇個別の用途・機能にかかる検討状況」より抜粋
【検討のポイント】
・1つのものに限定して作るという考えは捨てて、複合的なもので考えたほうがよいとの意
見がある。
・建物にもこれをあてはめる場合、汎用性のある施設として、多目的ホールと会議室で構成
する中小コンベンション機能が考えられる。
・50 人∼200人程度の小規模のホール等は不足しているとの意見もあり、5百人以下の質
の高い小規模なホールは考えられる。
・県内、市内の多目的ホールや会議室との棲み分けは必要となる。
・施設(ハード)単体での集客性はないので、ソフト部分での集客や利用を図る必要がある。
【考えられる機能の例示】
・質の高い多目的ホール(映像対応、音響がよい、収納式の固定イス等)
・講座室、研修室はもとより、事務室、避難所としても使用できるような汎用性の高い空間
(LAN 機能を備えるなど)
・映画祭、NPO 交流、国際交流、生涯学習など、ソフト面での活用を検討
【確認事項】
・県が整備するに相応しい多目的ホールとはどのようなものか。
【参考例】
・福井県国際交流会館
可動式の固定椅子を備えた小規模ホール、会議室、研修室、情報コ
ーナー等で構成される施設
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資料 4
優良事例集
資料 5
類似施設の状況
類似施設の状
チトセピアホール
JR長崎本線
重点地域:長崎市中央部・臨海地域(約1,360ha)
歴史民族資料館
浦上駅
博多・広島・新大阪
長崎ブリックホール
新幹線
計(画 )
長崎市総合観光案内所
長崎県物産館
長崎歴史文化
博物館
長崎駅
稲佐山
市役所
市民会館
市立
図書館
水辺のプロムナード軸
公会堂
メルカつきまち
県庁
MICE候補地
おくんち広場
浜市アーケード
回遊ルート
県美術館
出島
まちなか軸
崇福寺
水辺の森公園
旧香港上海銀行
国際航路
ターミナル
長崎伝統芸能
資料館
東山手伝統的建造物群保存地区
南山手伝統的建造物群保存地区
五島列島
伊王島・高島 上海など
東アジア地域
小菅修船場跡
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