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4月(PDF形式 454 キロバイト)

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4月(PDF形式 454 キロバイト)
平成 25 年4月現地情報
糸魚川駐在
~
漁業就業面談会開催
~
13 日に上越漁協筒石支所の千束館(糸魚川市)で、新潟県漁連主催による漁業就業希望
者と乗組員募集経営体との面談会が開催されました。今回は県内各地の底びき網と定置網
の5経営体の求人に対し、5人の求職者の参加があり、遠くは千葉県から参加された方も
いらっしゃいました。
面談会ではまず各経営体が自身の操業形態や労働条件等について説明を行ったのち、各
求職者との個別面談が行われ、求職者から熱心に質問する姿も見受けられました。
今回の面談会での求人者と求職者のマッチングが結実することをお祈りするとともに、
今後もこうした機会が多く持たれることで、漁業の担い手確保や育成に繋がっていくもの
と期待しています。
経営体からの説明の様子
個別面談の様子
平成 25 年4月現地情報
新潟駐在
~ご存じですか?「なまぐさごうこ」~
イワシが各地で近年にない豊漁となっていますが、そんなイワシを使った漬け物、「な
まぐさごうこ」をご存じでしょうか?新潟市西蒲区の角田浜・越前浜地区では、古くから
郷土料理として、なまぐさごうこが作られてきました。名前の由来はやはり生臭いからく
るのでしょうか?
作り方はイワシを半年かけて塩漬けし、半年後にイワシを形がなくなるまで煮込みます。
この煮汁で大根をつけ込むことで完成。気温の高い時期に漬け込むと酸味が出てしまうた
め、冬の寒くなる時期に入ってから行うそうです。
イワシも豊漁ですし、材料もイワシ、大根、塩でできるので、一度試してみてはい
かがでしょうか。今年度の冬にはおいしいなまぐさごうこが食べられますよ。
半年間つけ込んだイワシ
煮汁でつけ込む
イワシを煮込んだ煮汁
完成した「なまぐさごうこ」
写真:新潟地域振興局企画振興部HPより
平成 25 年4月現地情報
村上駐在
~直売所 5 周年ミニさかなまつり~
新潟漁協が運営する岩船港直売所は新装開店から 5 周年となりました。これを記念し、
20・21 日に「周年祭(ミニさかなまつり)」が開催されました。
大漁旗がはためく屋外の特設会場では、組合員・職員のみなさん が協力し、ひらめ、の
どぐろ、やなぎがれいなど、多くの鮮魚が販売されました。また、 会場内に漂う香りが食
欲をそそる地魚のフライや浜焼き、たこ焼きなどの軽食の販売も行われました。
これまで、ひらめは、購入された後でお客様の希望により身おろししていたのですが、
今年はあらかじめパック詰めした刺身(さく取り)とし、また、みずだこは、茹でたあと
切り分けたままの状態での販売だったのですが、あらかじめパック詰めして価格を表示す
ることに変更するなど、お客様が買い求めやすい販売スタイルとなるよう一手間かけて準
備したことが功を奏したのか、例年、販売に苦戦するこれらの 2 種も今回は順調に売れて
いたようでした。
一日目は晴天で来場者も多かったのですが、二日目は肌寒い雨天となり屋外イベントの
難しさを感じさせる開催となりました。ただし、合計すると 鮮魚の売上げは例年を若干上
回ったとのことから、天候に左右されながらも岩船港の美味しいお魚を多くの人に味わっ
てもらうことができたのではないでしょうか。
「調理に手間や時間をかけられない消費者」の増加や「さかな離れ」が進んでいるとい
われる中、地魚の魅力を伝えるこのような取組を工夫を重ねながらぜひとも続けていって
ほしいものです。
多数用意された岩船港のお魚
買い求める来場者
平成 25 年4月現地情報
佐渡駐在
~佐渡の海
情報交換会~
5日(金)、新潟交通ビル(佐渡市佐和田)において、佐渡観光と水産業の振興を目的
とし、観光関係者に対して佐渡の漁業やマリンレジャーに関する勉強会を開催しました。
勉強会には、観光の最前線に位置する、新潟交通のバスガイドをはじめ、佐渡汽船スチ
ュワーデス、美佐渡会(ホテル女将の団体)、タクシー協会関係者ほか総勢約 40 名が参加
しました。
はじめに、新潟フードブランドの南蛮エビ、佐渡寒ブリや漁業の話を水産庁舎の米山振
興課長が行い、つづいて佐渡のダイビングスポットやダイビングで観察できる魚について
スキューバ・ダイビング協会の正司会長が説明しました。約3時間に渡る勉強会でしたが、
参加者は熱心にメモをとりながら聞き入っていました。
今後は佐渡の農業についても学習するなど、観光のオフシーズンに1日単位で数日間の
勉強会をしてはどうかとの提案も頂いております。
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