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First Call for Papers
3rd Call for Papers 3rd Call for Papers UIA 2017 Seoul UIA 2017 Seoul World Architects Congress September 3-10, 2017 in COEX, Seoul, Korea UIA世界建築大会は、単なる展示と講演中心の他の諸建築展示会とは異なり、世界中の 建築家たちが一堂に会して最新の建築トレンドについて議論し、未来の発展の方向性を導き出すため に3年ごとに開催されている大会です。特に、この度の第26回ソウル大会は、ソウルが伝統と現代が共 存する姿を持ち、韓流の中心地であることから世界的に大きな関心を集めています。 こうした期待に応えるため、国際建築家連合(UIA)と韓国の建築家、関連機関、政府が一丸となって 多彩なプログラムを開発し、著名な方々による講演と各個人の研究論文発表、グローバル展示会、学 生及び若い建築家のためのプラットフォーム、ゴールドメダル授賞式、建築界最高の議決機構である総 会まで、全てが一ヵ所に集められて開催されます。様々な学術的研究と建築作品の紹介を発表してい ただけることを期待し、沢山の方々のご参加をお待ちしております。 *1st Call for Papers : 2016年3月29日 *2nd Call for Papers : 2016年7月25日 * 下記の変更された項目をご確認ください。 (既存) 抄録テキスト制限 : 200ワード A4 1枚以内 (変更案) 抄録テキスト制限 : 500ワード A4 1枚以内 26th World Architects Congress 1 3rd Call for Papers 大会テーマ, 都市の魂 Soul of City 生きとし生けるものは魂を持っている。魂なき肉体はただの死体に過ぎない。UIA 2017 Seoul のテー マは、「都市の魂」である。人間の生活の場である都市と建築の中に溶け込んでいる魂について自覚し、 その重要性を認識しつつ出発する。 「鶏は内側と外側からなる動物である。外側を取り除けば内側が残る。内側さえもなくしてしまうとようや く魂(Soul)が見えるだろう」。ジャン=リュック・ゴダールが描き出す鶏のように、都市もまた、生ける有 機体として、内側と外側からなっている。都市の外側とは、遠景として映る都市の外観を意味し得るもの でもあり、また、マスタープランといったシステムによってコントロールされた都市の全体の形象に喩え 得るものでもある。都市の内側は広場や道路、または主要な建物などといった都市の内臓器官と連想 し得るであろう。こうした内側と外側が合わさって都市の全き肉体(Body)を形成する。それでは、はたし て、都市の魂とは何であろうか。明快に答えるのは容易ではないが、確かなことは、物質的な肉体とは 異なり、魂は非物質的な要素であるという点である。 魂は精神(Spirit)とも区別される。精神は絶えず歴史の中で、客観的理性、集団的価値、神格的存在 の世界、超越的意志などを表現するときに使用されてきた象徴性を持つ。近代建築のトピックであった 「時代精神(Zeitgeist)」が代表的である。一方、魂は人間であれば誰もが所有しているものである。そ して、日常的な生活の中で蓄積されてきた記憶、感情、情熱などによって無意識的に形成される。魂自 体は、たとえ一個人のものであるとしても、多様かつ複合的で、刻々と変化し得る。さらには善と悪、喜 びと悲しみ、愛と憎悪のように対立する感情が同時に共存する矛盾的な状態が、何らの問題もなく展開 される。 人間と同じように、人間の都市においても魂は根本的な要素である。都市をよみがえらせようとするな ら、改善させるべきものはその肉体だけではない。都市の魂を呼び起こさなければならないのである。 このために、何よりも先行されるべきものは、特定の場所にだけ属する固有の魂の価値を見つけること である。人間の持つ魂のように、都市の魂も意志とは無関係に自然に形成される。都市の別のものと は区別される個性を持つ。ある都市の魂は、人為的に創造、加工されるものではない。ただ、自ら存在 し、「発見される」だけである。 「都市の魂」を見つけて露にしなければならないならば、建築家たちの社会的役割は、いつにも増して 重要になってくる。今日の建築家は「文化(Culture)」、「未来(Future)」、「自然(Nature)」のように、都 市を持続可能にする様々な価値を融合、融解させ、豊かで幸せな生活を与える都市環境を構築してい かなければならない。UIA 2017の学術プログラムが、文化、未来、自然、そして情熱、人間的価値とい った様々なテーマを通じて、世界中の建築家やエンジニア、学者や学生など、全てが一堂に会して互い に共感し合い、交流し、発展を図るチャンスを創り出すことを願っている。 26th World Architects Congress 2 3rd Call for Papers 抄録提出案内 (Guidelines for Abstract Submission) UIA 2017 Seoul の学術プログラムでは、2017年9月3日から10日まで、ソウル・COEXとDDPで開か れる UIA 2017 ソウル世界建築大会で、「都市の魂」をメインテーマに論文発表セッションが行われま す。本プログラムは、文化(Culture)、未来(Future)、自然(Nature)、そしてその他のテーマ(Passion, Human など)と関連する諸論文の発表とパネルディスカッションで構成されます。UIA 2017 Seoul に 関心をお持ちの方々の沢山のご参加をお待ちしております。 A. 小テーマ 提出論文は、UIA 2017 ソウル世界建築大会のテーマである「都市の魂(Soul of City)」に合わせて、 下記の論題の中のひとつと関連する内容での作成をお願いします。 Subject 1. 文化(歴史) 都市は、それぞれ固有の文化が積み重なって発展してきた。都市は、それぞれ異なる時代の建物が組 み合わさって形成される。ひとつの都市の中でも、その文化と建物は多彩である。さらには異質な場合 も多い。このように、多彩で異質の文化と建築を基に都市が形成されるなら、都市の固有のアイデンテ ィティはどのように規定され得るのか。また、いかなる方式によって表現されるべきなのか。特に、今日 の多文化現象のように、互いに異なったり対立する文化の共存が現実となっている状況の中で、都市と 建築はどのように対応すべきなのか。 伝統建築の生産的保存 歴史的遺産と都市風景の組み合わせ 様々な文化の融合 文化と関連するその他のテーマ Subject 2. 未来(技術) 都市は、文明のゆりかごである。そして、人類は都市化を持続してきた。過去の時代から、都市は人口 増加といった様々な生存の問題を解決するためのテクノロジーを発展させてきた。都市政策が都市の 効率的開発や社会的平等といった伝統的な諸問題に集中していたとき、環境汚染、人口の急減、政治 及び経済的権力の不均衡、未来の住居問題など、人間本来の価値を脅かす新たな現象に対する対応 は不十分であった。こうした状況の中で、人間の肉体的生存と共に、感性的欲求まで満たすことのでき る技術的な想像力が建築家にとって改めて必要な状況となっている。 幸せのための技術 次世代のための住宅 インスタント生活と開放型都市 未来と関連するその他のテーマ 26th World Architects Congress 3 3rd Call for Papers Subject 3. 自然(持続可能) 都市の成長は、自然環境の破壊をも意味した。自然の大地を侵食していき、都市の領土は拡大してき た。こうした敵対的関係にあるにもかかわらず、都市は自然を必要とする。たとえ「家畜化された自然風 景」であっても、公園や親水空間のような自然空間の計画は、都市の構成要素の中で必須である。自 然風景は、都市の生活の中でも渇望される。広い意味で、人間は自然の構成員である。都市もまた、た とえ人為的に造られたものであっても、自然の生態系の一部であることになる。こうした観点から、都市 と建築は、「自然の法則」に順応する有機的組織体として考慮されるべきであるかもしれない。 自然からインスピレーションを得た建築 自然景観の文明 持続可能な開発と人間のウェルビーイング 自然と関連するその他のテーマ Subject 4. 自由テーマ 上記の小テーマに含まれない他の建築的テーマの論文も提出可能である。UIA 2017 の中心テーマ である「都市の魂」と直接・間接的につながり得るテーマが扱われることを勧告する。情熱(芸術と情熱、 都市の空間芸術、建築と芸術)、人間(癒しと縫合、正義と衡平、社会的価値)といったテーマを例として 示すことができる。 B. 抄録(Abstract)作成及びオンライン提出 抄録の提出前に、下記の案内を確認後、抄録を作成及び提出してください。 発表カテゴリ 抄録の性格に合わせて、Paper 又は Design Work を選択する。Paper は、一般的な学術論文の抄 録として受諾された抄録は Full Paper を提出する必要がある一方、Design Work は、大会テーマと 関連する作品説明であり、Full Paper の提出は行わない。 抄録を提出する際、著者は希望する発表方法(口頭又はポスター)を選択しなければならない。 形式 抄録はテーマと関連する学術的な内容を英語で作成する。 5ワード以内のキーワードを含まなければならず、抄録は目的、背景、方法、結論で構成する。 抄録のタイトルは50ワード以内とし、単語の最初の文字は大文字で作成する。 本文の内容は500ワード以内で作成し、A4用紙1ページを超えることはできない。 抄録は基本形式(A4 縦、行間 1.0、文字のサイズ 10、フォント Arial)で作成しなければなら ない。 抄録のフォームは、UIA 2017 Seoul ホームページからダウンロードできます。 抄録はPDF形式でホームページにアップロードして提出しなければならない。 抄録本文にテーブル、図表、画像ファイルを挿入することは許容されず、これらは別のファイル (JPG, PNG, GIF, PDF など)としてアップロードして提出できる。 26th World Architects Congress 4 3rd Call for Papers 発表時間は15分間で、発表10分、Q&A に5分が提供される。 提出された論文は重複掲載や二重出版にならない未発表の論文でなければならない。 受諾された論文は論文集に掲載される予定である。 採択された優秀論文には賞を授与する予定であり、学術委員会で編集した論文が出版される可 能性を持つ。 C. 提出方法 第1段階 Sign-up www.uia2017seoul.archi で会員登録をします。ホームページに初めてアクセスする方は、使用可能な メールアドレスと簡単な個人情報を入力して会員登録をする。 第2段階 抄録提出 抄録の提出はホームページから、オンラインを通じてのみ受け付けます。ホームページのメニュー 「PRESENTATION - オンライン論文受付」をクリックし、論文提出ガイドラインを確認します。 第3段階 抄録提出確認 オ ン ラ イ ン で 抄録 の 提出 が 完了 し た ら 、登録 し た メ ー ル ア ド レ ス に 「提出完了 メ ー ル (Acknowledgement of Abstract Submission)」が送信されます。このメールは抄録が受諾されたこと を意味するメールではなく、提出確認をお知らせするメールであることをお知り置きください。 提出された抄録は、締切日(2016年11月30日)までホームページの「My Page」から修正してアップロ ードできます。 第4段階 抄録受諾通知 学術委員会は、ガイドラインに従って作成され、提出締切日までに受け付けられた抄録を審査します。 また、委員会は先に言及された提出規定を遵守しない抄録を拒否する権利を持っています。合格通知 を受け取った発表著者は登録を完了しなければならず、登録しない場合は Proceeding に含まれなく なることがあります。 D. 主な日程 下記の提出締切日を遵守してください。 抄録受付締切 2016年11月30日 抄録受諾通知 2017年 1月31日 論文受付締切 2017年 5月31日 論文審査結果通知(修正要請) 2017年 7月 5日 修正論文受付締切 2017年 8月 5日 発表資料受付締切 2017年 8月25日 26th World Architects Congress 5 3rd Call for Papers CONTACT INFORMATION If you have any inquiries regarding abstract preparing and submission, please contact Yiseul KIM ([email protected]) who will gladly assist you. UIA 2017 Seoul Secretariat 1603-55, 9F, Seocho01-dong, Secho-gu, Seoul, Korea T. +82-2-6288-6358 E. [email protected] www.uia2017seoul.archi 26th World Architects Congress 6