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21 - 公益社団法人新潟県介護福祉士会

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21 - 公益社団法人新潟県介護福祉士会
佐 渡 ブ ロ ッ ク 研 修
ミュージックケア研修に参加して
◦佐渡ブロック 伊藤みゆき
「だれでも・どこでも・いつでも」のキャッチコピーの様に気楽
に参加できたミュージック・ケアでした。音楽に合わせて体を動
かす、ハードからソフトまで、汗が出る物から、ホッと出来る癒
される物など盛り沢山で、アッというまの時間でした。隣にいた
人は話もした事の無い初対面の人が、終了後には楽しく笑顔で話
をしている。音楽の力はコミュニケーションには最高の手段だと
感じました。
音楽に合わせて体を動かすのは、わたしにとって大好きな事の
一つで終わってから、もっと遣りたい、仲間に入りたいと思わせ
て貰えたひと時でした。笑顔を沢山貰える「ミュージックケア」ま
た参加して、今度はわたしの笑顔をあげたいと思います。
ずかしさが入っていた様に思えましたが、音楽が進むにつれ笑顔
も増え、動作も大きく、笑い声も出てきました。会話もはずみ楽
しさが全体から伝わってきました。
「ミュージック・ケア」は「音楽によってひとつの世界を共有す
る瞬間(とき)を生みだすこと」により対人的な関係の質を向上さ
せ、情緒の回復や安定を図れるそうです。
おかげ様で心身共に軽くなりその後の総会にも緊張することな
く参加することが出来ました。
介護する側の私達も心身共に豊かになることにより、より良い
介護につながることと思いますので是非またこのような企画をお
願いします。
皆さん、こんにちは!
この4月に、佐渡ブロックの総会に初めて出席させて頂きました。
総会の前に「ミュージック・ケア」の講座があり、私にとっては
二度目の体験となりました。
最初は皆さん少し緊張された様子で、声も小さめ、動きにもは
た。当日はあいにくのくもり空の中でしたが妙高のさわやかな
空気を満喫できたのではないでしょうか
佐藤先生のお話も大変勉強になり、早速日々の仕事にとり入
れられたらと思います。皆様はいかがでしたでしょうか
上越ブロックは今年度も介護技術をはじめとした多彩な研修
を予定しております。ご好評いただいております園芸療法やレ
クリエーション等も再度開催する予定となっています。皆様の
多数のご参加をお待ちしております。
中越ブロック 菅井ミヨ 先日、知人のNさんから近況報告がありました。母親の介護を
通して、
「ちょっぴり心にゆとりが出来て、お茶の一服がおいしい。
そうそう、ドクダミの花、かわいいのよ。知らなかったでしょ。」
と弾んだ声に、こちらも嬉しくなってくる。
この知人のお母さん、自宅の畳のへりにつまずき転倒。骨折、
り、全員の皆様の色々な感想や御意見、情報が書かれてあり、
ためになります。
大きく変化する介護業界の中で基本的な一人一人と向かい合
い、常に相手の立場に立ち相手の痛みを感じとる事が大切だと
思います。
今後、介護のニーズは益々増え、質の高い支援が求められま
す。介護福祉士会が共に学ぶ姿勢を持ち処遇の向上になればと
思います。2 ヶ月に1回の広報会報が会員同志のかけはしにな
れる事を祈念します。
佐渡ブロック T.W
介護実技講習会では、自分に取り入れることが多く、とても
勉強になりました。これからは、介護サービスを提供するプロ
として、利用者が心から望んで
いる本当のニーズと向かい合い、
その人の自立になにが必要か考
えていきます。
入院、リハビリ、退院とお決まりのコース。ところが自宅に戻っ
現実は厳しい。これは事実。だけど捉え方は様々。彼女の笑顔、
声が聞かれて嬉しい。これが最終目的だなと感じた日でした。
読んでくださった皆様、ありがとうございました。
下越ブロック 下野正和
会員の皆様も様々な勤務体制、御多忙の中で会える機会も少
ないと思われます。2 ヶ月に1回の新しいかけはしも21号にな
平成21年度 通常総会 開催
2009年6月6日㈯〜7日㈰ in 妙高
人三脚で運営してきた丸山さんが同じ顔をしていまし
まぬ上越に第1回新潟県介護福祉士会通常総会及び公
た。一気に開放された私は、各ブロックの催し物に狂
開講演会がやってまいりました。会場は妙高パインバ
喜乱舞し楽しい懇親会となりました。また2日目の講師
レー。大自然に囲まれマイナスイオンを浴びながら、
である佐藤ちよみ先生が花を添え、前事務局主任岡田
すばらしい2日間を過ごしました。
さんの涙もあり(長い間お疲れ様でした)、明日への活
始めに何を語っていいのやら盛りだくさんの2日間
力を与える懇親会になりました。
(本当は2週間?)だったものですから・・・まずは遡っ
2日目は楽しかった懇親会のエピソードも交えなが
て実行委員長に任命された夜からスタートしましょう
ら佐藤先生が楽しい講演会を行ってくださいました。
か。上越の丸山ブロック長に「宮本君、上越主催の通常
「相手を知るためには、自分自身を知る」という事を改
総会、実行委員長なんぞやらをやってはくれんかね?・
・
めて理解できる場となりました。またこの2日間、講演
いやバックアップは今井副会長と共に手伝うからさ、
会等を通して人のあたたかさを感じたのも良い収穫と
大丈夫、大丈夫、いや無理はしなくていいからさ~」と
なりました。最後に大塚副会長より「まだまだ介護福祉
軽~いタッチで任命された訳であります。
「介護福祉士
士会は、未熟です。これからはもっと成長し組織を大
会に入会してまだ1年のオイラに何ができるんじゃい」
きくし、頑張っていかなければなりません」という言葉
とは言わず、快く「はい」と高い声で答えてみせました。
を強く受け止めました。
それから上越スタッフとは打ち合わせはしたものの6
2日間無事終了し、ものすごいパワーをもらったよう
月なんてまだまだと思いきや、当日はすぐにやってき
な気がします。介護福祉士会の皆さんに会うと、福祉
ました。
に対して人生に対してどこまでも前向きな姿勢を学ば
当日は朝から曇り空、嫌な予感を感じつつも会場へ。
されます。この未熟な私を支えて頂いた上越ブロック
設営から会場案内、司会進行の準備等、上越スタッフ
の皆さん、宮崎会長を始め介護福祉士
は(妙高パインバレーは庭だよと言わんばかり)機敏な
会の皆さん本当にありがとうご
行動、迅速な対応にてあっという間に開始の時間を迎
ざいました。お疲れ様でした。
える事が出来ました。あの嫌な予感はなんだったのか
これからも新潟県介護福祉
と思う間もなく開会宣言へ。そして実行委員長、演台
士会劇場はまだまだ続きま
に立った途端、味わった事のない緊張がこみ上げ頭が
す。皆様、乞うご期待。
を振り返りながらなんとか開会挨拶を終え、宮崎会長
編集後記
爽やかな空気のもと、妙高での通常総会が無事に終わ
りました。上越ブロックの皆様、大変お世話になりまし
た。参加された方々より講演会がとってもわかりやすく
よかったとの声があちらこちらで聞かれました。懇親会
も盛り上がりましたね。
下越ブロック 諸橋 里子
お申し込み・お問い合わせ 新潟県介護福祉士会 事務局(TEL:025-281-5531)
にバトンを渡しました。そこからは言うまでもありま
せん。宮崎会長が場を落ち着かせ、妙高市長の流暢な
挨拶で無事通常総会へ向かう事が出来ました。公開講
演会も横幕章人先生のすばらしい講演、また倉茂司会
者のスムーズな進行によりいつの間にか懇親会へ。息
つく暇もなく懇親会の挨拶がやってまいりました。ま
たまた味わった事のない緊張が…倒れそうになりなが
ら無事挨拶を終え、横目で司会者を見るとそこには二
号
〒950-0994 新潟市中央区上所2丁目2番2号ユニゾンプラザ3F
TEL 025-281-5531 FAX 025-281-7710
http://www.kaigo-niigata.or.jp/
E-mail:[email protected]
「天地人」
「直江兼続」
・・・そうです、熱が冷め止
真っ白に(嫌な予感はここでした)
。言葉を失い、後ろ
たら、あれれっ?―そう認知症も始まってしまったのです。いろ
いろ経過があり、やっと上記の様子となりました。
社団法人 新潟県介護福祉士会
21
◦実行委員長(上越ブロック) 宮本鉄也
各ブロックから
無事に6月の介護福祉士会総会及び公開講演会が終わりまし
第
嗚呼、すばらしき新潟県介護福祉士会
◦佐渡ブロック 岩崎弘恵
上越ブロック 中嶋恵美子
2009.6 発行
総会をおえて
◦上越ブロック 倉茂浩司
平 成21年 度 第1回 通 常 総 会 及 び 公 開 講 演 会 を6月6日
(土)・7日(日)の2日間、上越ブロックが担当し、妙高パ
インバレーセミナーハウスを会場に行いました。
初日の総会前に行われた式典では、ご来賓の新潟県福祉
保健部長 石上和男様と妙高市長 入村明様よりご祝辞を
いただきました。
そして、総会は、議長として選出された中越ブロック 関好子さんの議事進行によりスムーズに終了しました。
今回、上越ブロックが担当した総会及び公開講演会が何
事もなく、無事に終わることができたのは、副会長の今井
美奈子さんを始めブロック長 丸山健太郎さん、実行委員
長 宮本鉄也さん、そして、多くのスタッフが一致団結し、
それぞれの役割を最後までやり遂げた結果だと思います。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
◦下越ブロック 石山裕江
平成21年度第1回総会参加のため朝5時30分頃家を出ました。幸い
雨にあたることなく久々の遠出にワクワクしながら吉川号に便乗しま
した。7人乗りの車中は当然のことながら賑やかで楽しいものでした。
やっぱり同職の仲間はいいなぁとあらためて感じてしまいました。
妙高は地元の関川より空気が冷たく、又違った香りでした。上越ブ
ロックの会員の方々事務局の方々のおかげで終始楽しく元気の貰える
総会だったように思います。
対人援助についてご講演頂いた佐藤ちよみ先生はとても明るくほが
らかで一緒にその場に居るだけでも心が穏やかになるようでした。
対人の仕事をさせて頂けるこの介護の仕事は魅力のある仕事。こた
えは見つからないことも多いけどとても大好きな仕事。対人を想い合
い、心が真ん中にある「愛」をもって真心を持って接して行きたいと再
確認できる良い機会となりました。ありがとうございました。皆さん
と又賑やかにはじけたいですね♡
厚生労働省官房国際課国際企画室長
横幕章人先生
演題「介護福祉士を取り巻く動向」
◦下越ブロック 田辺妙子
平成21年度社団法人新潟県介護福祉士会通常総会が終了しました。公開講演
会2日目、対人援助スキルアップ研究所所長 佐藤ちよみ先生より「介護福祉士
に求められる相談援助技術〜かかわり方を意識することで相談援助技術が向上
する〜」と題して講演していただきました。楽しい講演の中で、「自己覚知」の重
要性が大切であるということ。対人援助をする人(あなた自身)がその場の状況
や、相手に態度や行動に合わせていけること。すなわち、援助者自身の価値観や、
道徳規範をとりあえずは抑制し、相手の価値観や道徳規範を尊重して相談援助
が展開できることを学びました。相手(利用者やその家族)の考え方にあわせて
いけること。コチラの価値観で相手を批判したりしない。相手にとって相談し
てよかったと思える。こちらが相手にあわせる。相性が合わないと思わせない。
そのためには自分はどうすればよいか。相手にはどう見えるのか。今回使用し
た「自己チェックリスト」はとても興味深いものでした。1回の講演だけでは時
間が足りない感じがしました。また次の機会をお願いしたいです。
懇親会はとても楽しいひと時でした。各ブロックからの余興に皆さん快く参
加していただき、懇親会から参加された佐藤先生もまきこんで、これぞ新潟県
介護福祉士会!といったノリのよさ。全県の会員さんとの交流がより深まりま
した。
私、今回は運というかツキがよかったというか。おかげでこの原稿依頼も引
き当ててしまいました。なにはともあれ、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
これからも頑張りましょう。
選挙管理委員が決まりました
◎選挙管理委員長 ○選挙管理副委員長
◎
○
倉茂 浩司(上越ブロック)
松井ふさ子(上越ブロック)
吉田サチ子(中越ブロック)
遠藤 孝行(中越ブロック)
金巻麻理子(下越ブロック)
橋本キミ子(下越ブロック)
坂野千代子(佐渡ブロック)
安西恵美子(佐渡ブロック)
各種研修
対人援助スキルアップ研究所所長
佐藤ちよみ先生
演題「介護福祉士に求められる相談援助技術」
◦下越ブロック 吉川篤治
入梅前の季節新緑に包まれた、妙高パインバ
レーにてH21年度通常総会及び講演会が開催さ
れました。
当日は、7名で乗り合わせて一路妙高へ。早朝
出発にも関わらず到着まで皆元気で、総会への意
気込みを感じながらハンドルを握りました。総
会・公開講演会もスムーズに進行し1日目を無事
終えた夜の部懇親会へ移り、講演会2日目の佐藤
ちよみ先生も参加され各ブロックによる余興で
日頃の疲れも吹き飛ぶ盛り上がりでした。その
後部屋で飲みサッカー中継で大いに盛り上がっ
たのでは……
2日目は介護福祉士に求められる相談援助技
術、講演会では「楽しかった思い出」を語り合い、
語り合った他者にどのようなイメージを持った
か、意識して話をして会話で相手が見えてくる、
介護は対人援助であり援助を受けた方がどのよ
うなイメージを持ったかを知る事の大切さを講
演会にて感じ明日から実践出来る内容で自分を
見つめ直す良い機会になりました。
独立行政法人福祉医療機構助成金事業
潜在介護福祉士のための再就労支援事業研修会
公開講演会・公開研修会・福祉体験イベントの開催について
開催日:平成21年9月6日(日) 会場:朱鷺メッセ新潟
幅広い方を対象に、再度介護に触れて頂くことを目的としたイベント
を現在企画中です。 詳細は後日ご案内いたします。お楽しみに。
(担当:事務局 磯部・岡田)
「認知症ケア研修会〜杉山孝博Dr.の
認知症の理解と援助〜」の受講をおえて
◦下越ブロック 池田貫一
4月26日(日)の研修会場はユニゾンプラザ四階、新潟市
内は桜が満開。大研修室は受講生で満員でした。
講義次第は午前中は認知症の基礎的理解、午後は数人で
グループディスカッション、発表講評という流れでした。
それでは少し内容についてふれてみます。
1. 高齢者介護と認知症について
① 平均寿命の伸び。男性79才、女性86才
② ラ イフサイクルの変化─ 子育て終了後の期間。男性約24年、
女性約32年
③ 認知症高齢介護者の普遍化。認知症のある要介護認定者の3人
に1人が動ける認知症高齢者で、その6割は自宅にいる。
2. ぼけても心は生きている
① 家族を通じてぼけの人の思いを知る。
☆ 頭の中に音が秩序を失っている。
② 家族の受け止め
☆ 食 べてもいい、徘徊してもいい、私を忘れても構わない、
お母さん長生きしてね…。等の内容が説明されました。
特に午前中の感想は、◦認知症をよく理解するための八大法則、
一原則 ◦徘徊とその対応等が参考になりました。
午後は事例検討でしたが特に「訪問介護」について、玄関で利用者
さんの応答が無い場合、第一発見者にならないよう注意されました。
私にとって大変有意義な研修会でした。
実習指導者研修の受講を終えて
◦上越ブロック 村松剛晶
今回職場から機会を頂き、実習指導者研修に参加させていただき
ました。受講の内容には、介護福祉士がより一層の資質向上を求め
られている現状にあること・実習生の受入れを行うにあたって様々
な課題があることなどが挙げられており、色々な方々とのグループ
ワークも通して、私自身たいへん良い刺激となりました。
また、私も養成施設を卒業してこの世界に飛び込んだ者の1人な
ので、実習生には少しでも良い経験をしてもらいたいと考えていま
すが、そのためには、受入れ施設と職員〜学校と実習生の双方が、
密に連携を取っていくことが大切であると感じました。
そして、実習生を育成するということは、未来の介護福祉士を育
成するということに直結していくため、私達は重要な役割を担って
いると改めて確認することができました。
認知症ケア研修会参加者アンケートより(抜粋)
・具体的でわかりやすい。
明日からの業務にいかせそうである。
・と ても楽しい研修で、昔の世界に戻った方の対応、考え方
を変えるだけで、介護が楽になる。
・自分の仕事を見直して、利用者に接したい
・認 知症の様々な症状に対し、どのような対応をして良いか
参考になった。
・認知症をとりまく社会資源、社会の動き、内容が充実していた。
・毎日、毎日、悩んでいた課題が解決した。
・利用者の人生、プライドを大切にし介護していきたい。
ファーストステップ研修に参加して
◦下越ブロック 大月伸晃
介護の仕事をはじめて、早いもので今年で11年目になりま
した。中堅職員として責任ある立場となり、今まで以上に勉
強していかなければならないと感じていました。ファースト
ステップ研修は前回参加した職場の同僚の研修報告をきき、
介護福祉士としての専門性を高められるのではと思い参加に
至りました。
研修は個別ケア、チームケア、チームの運営と3つの領域
に分かれ長期間にわたり行われてきました。各分野で活躍さ
れている先生方の講義を受け、今まで分かっているようで分
かっていなかったことを理解することが出来ました。例えば
“気づき”“コミュニケーション”
“観察”など、普段現場でよ
く飛び交う言葉ですが、これらにも奥深い構成要素があり、
また実践するためのスキルが必要であると知り、自分自身の
勉強不足を感じたりもしました。
講義だけでなく、グループディスカッションの機会も多く
ありました。様々な現場で働いているたくさんの人との意見、
情報交換が行えて、とても有意義な時間を過せたと思います。
最後に、今回の研修参加者の中で男性は基本的に私一人で
した。(黒一点なんて言われもしました)少し心細い思いもあ
りました。まだ参加されていない男性介護福祉士の皆さん、
興味を持たれたら是非受けてみて下さい。次々とくり出され
る事前事後課題は大変ですけど、とても良い研修ですよ!
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