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第4号 - 熊本県教育情報システム

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第4号 - 熊本県教育情報システム
第一高等学校
賢い女性
・
挨
拶
・
目
標
・
感
謝
平成18年度
〈第4号〉
2月6日 発行
「ジャンプの年」
学校長 大畑誠也
平成19年(2007年)が明けた。3
年目である。1月9日(火)始業式
では「ジャンプの年」であるこ
とを宣言した。陸上競技の三段
跳 び の「ホ ッ プ、ス テ ッ プ、ジ ャ ン プ」の
「ジャンプ」である。ここで大切なことは「着
地」である。従って「完全なる定着の年」とし
た。具 体 的 に は「賢 い 女 性」育 成 の 為 の ① 挨
拶、②目標、③感謝の完全なる定着である。①
挨拶はほぼ定着しつつある。朝の家族への挨拶
が 調 査 す る 度 に 90% 台 で あ る(1 月 平 均
97.7%)。こ れ を 完 全 な る 定 着 と す る た め に
は、挨拶の10段階「自分から笑顔で心を込めて
正面から挨拶できる」ことである。この段階毎
の調査も段々と増加してきている。先日、他校
の教頭先生から「第一の生徒の挨拶が良くなっ
たですね」と聞いた。嬉しかっ
た。続けて「服装も良くなり、
短いスカートの生徒もほとんど
見かけなくなりましたね」と言
われた。ほめ言葉は外から聞く
と一段と嬉しい。②目標につい
ては、特に進路目標に向かって一丸となってき
た。その表れが大学入試センター試験の受験で
あ る。302 名(昨 年 276 名)受 験 し た(受 験 率
85.5%)。これまで機会ある毎に「受験は団体
戦である」と言ってきた。すでに推薦入試等で
合格している生徒も含めて、全員で受験ムード
を作り上げている。3年生の教室に行くと「全
員合格」「最後まで諦めない」「自分との闘い
に 勝 て」「あ と 1 点 で 合 格」等 の 檄 文 や、単
語、公式、年号、事件名等掲示物が目立つ。ク
ラスによっては、昼休みを全員自習の時間と決
めている所もある。これから目標達成への挑戦
が続く。③感謝の表現・・・これが今年の最大
課題である。完全なる定着のためには、常時80
~90%台の感謝の表現ができればありがたい。
かつて全日本剣道連盟の会長さんが「教育の最
後は、ものごとに『感謝する人間』」をつくる
ことです」と言われている。かみしめたい言葉
である。
「楽しさはじける修学旅行」 1年生★関西
今年度の修学旅行は
11月末に4泊5日、京
都・奈良・宝塚を中心
に行われた。生徒達は
紅葉が真っ盛りの中、日本の歴史の里、奈
良・京都を飛鳥時代や奈良時代の情景を思い
浮かべながら法隆寺など古い建物や仏像、古
墳壁画等を見学して楽しんだ。特に、4日目
の宝塚劇場での歌劇団の華やかな歌と踊りに
は生徒全員が感動と羨望の声を上げていた。
ほとんどの生徒が「友達とたくさんの交流が
でき、多くの思い出ができた。」「楽しい修
学旅行だった。」と言っている。
1年1組の小窪純子さんも修学旅行の感想を
次のように述べています。
「楽しかった、行って良かった。」修学旅
行から帰った私は、家族の者にそう言ってい
ました。100時間を越える拘束と団体行動の苦
手な私にとって、期待よりも不安の方が大き
かったのです。不思議なことに団体で行動す
ることの楽しさ、連帯感というものを私たち
は皆、感じ取っていたように思います。個性
と協調を重んじる社会に於いて、一つの目標
薬師寺での法話
に向かうこと、あるいは喜びを共有すること
の大切さを知ることができたのは、両親はも
とより引率の先生方、旅行会社の方々、そし
て私たちの健康面をサポートして下さった看
護師の皆さんのお陰だと感謝しています。三
度目の修学旅行で今までにない経験と、本校
に於いての文化祭や体育祭などと違った連帯
感というものを肌で感じ取ったことは、今後
の私にとって、社会にはばたき世界を飛び回
る為の一つの大きなステップになったと改め
て感謝します。
歴史の苦手な私にとって古都を訪れること
は、日本人であることの誇りと日本文化の素
晴らしさを再確認することで自信と可能性を
深めると共に挑戦する気持ちを沸き立たせま
す。
多感な高校生の私たちにとって、修学旅行
を通して皆で同じ時間に同じ場所で同じ行動
をすることで、感動と喜びを共有できたこと
大津のホテルでの夕食
に驚きと可能
性を感じまし
た。これか
ら、2年生、3
年生へと進級する中でこのことを後輩に伝え
ていきたいと思います。
法隆寺の五重塔
シンガポールから聖歌隊
シンガポー
ルのパイオニ
ア・ジュニ
ア・カレッジ
から聖歌隊が本校を訪問し、交流活動を
行った。本校の1・2年生が体育館で出迎え
た。挨拶の後、聖歌隊が数曲合唱を披露す
ると、本校の合唱部による合唱、邦楽部に
パイオニア・Jr.・カレッジ
よる琴の演奏で応えた。両校の演奏の後、
プレゼント交換が2校間で行われ、第一高校
の校歌斉唱で閉会した。
聖歌隊はその後、音楽室
へ移動し、合唱部との交
流を行った。
ソーラン節等を歌う聖歌隊
★はじまった「大学入試センター試験」とりくむ白梅乙女たち★
願ってもない受験日和となった。本校の3年生302名も、受験会場である
熊本学園大学に集合時間の8
時10分にhは全員が顔を見
試験)が、1月 せ、大畑学校長・坂田好文会
20日(土)・21日 会長の激励のもと、1限目(9
(日)にかけて 時30分開始)の「公民」を皮
行われた。受 切りに、まるまる2日間の長
験生にとって い日程に取り組んでいた。引
は最初の関門 率の先生は3年担当が中心で
であり、国公 あったが、好文会役員の方や
立大学の2次試 多くの先生方の陣中見舞い
験やセンター に、試験に出掛けていく生徒
弓道部
試験利用の私 も心強い様子であった。また、センター受験をしない生徒が、朝早くか
ら横断幕を作成して激励に訪れており、生徒同士の温かい思いやりも感
立大学受験を突破する上で大きな意味を持つ試験である。試験の間の2
日間は心配されていた寒気に伴う天候の崩れもなく、受験生にとっては じられ、第一高校の団結力を示す2日間となった。
平成19年大
学入試セン
ター試験(本
校内ダンス
発表会 燃えた
清香会(第一高
校同窓会)が、現
役の後輩が志高く
学ぶための援助と
して、各学年5名に
対して月額20,000
円の奨学金を給付
している。本年度2
回目の贈呈式が平
成18年12月5日後期
奨学生に対し清香会館で行われた。
本年度前期において、学業、学校
行事、部活動等に素晴らしい成果を
発揮した、3年5名、2年5名、1年5名
の計15名が奨学生に選ばれた。
生徒および保護者の代表が、「清
香会の支援に感謝し、奨学金を有意
義に使います」とお礼を述べた。
超えた 心ひとつ!
奨学生代表挨拶
平成18年12月20日(水)に実
施された校内ダンス発表会
で、 最優秀賞に2年1組「生
命の喜び」、優秀賞に2組
「9.11からの悲劇」と8組
「9.11テロ」が選ばれた。優秀賞の2クラスは1月13日(土)熊本市女性セン
ターでの熊本市の発表会に出演した。最優秀賞の1組は2月10日(土)県立劇
場で開催される県下高校ダンス発表会に出場する。代表の山下悠さん(不知
火中)は、「校内発表会ではまさかの最優秀賞で、本当に驚いています。
せっかくの機会なので、例年入賞している先輩に続くよう、もう一度クラ
スのみんなと協力して、精一杯踊ろうと思います。」と抱負を語った。
バトントワリング部
平成18年12月20日(水)に熊本県立劇場で行われた第10回熊
本県高等学校文化連盟吹奏楽部新人コンクールで熊本県合同
チームとして参加し、金賞を受賞した。本コンクールは、第
19回熊本県高等学校総合文化祭と第31回全国高等学校総合文
化祭(島根大会)の予選を兼ねており、出場の推薦を受けた。
邦楽部
平成18年12月15日(金)に熊本県立劇場で開催された全国高
総文祭県予選で、金賞を受賞した。顧問の岩尾教諭は、来年
はより上位を目指し地道に練習を重ねていきたいと語った。
音楽部
平
成
十
八
年
十
一
月
十
九
日
・西
日
本
新
聞
平
成
十
八
年
十
一
月
二
十
二
日
・読
売
新
聞
平成18年12月15日熊本県立劇場において、全国高総文祭県
予選が開催され、音楽部は金賞を受賞した。顧問の松本教諭
は「次は委嘱作品の3作目の発表と、定期演奏会での発表へ
向けて練習していきたい」と意気込みを見せている。
生物部は、熊本交通センターにすむ「ヒメアマツバメとイワ
ツバメの繁殖」で「バイオ甲子園2006」優勝。ヒメアマツバメ
とイワツバメの営巣研究で日本学生科学賞において優秀賞・熊
本県代表として東京での中央審査に進んだ。2月10日・11日(日)九州東海
大学での九州高等学校理科研究発表大会で県代表として発表を行う。
バトントワリング部
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