「大和市路上喫煙の防止に関する条例」 10月からスタート

「大和市路上喫煙の防止に関する条例」
10月からスタート
安全・安心で快適な生活環境を実現するために
火がついたたばこの先端の温度は約700℃にもなります。また、歩きながらたばこを持つ手は、子供や車い
すを使用する人の顔とほぼ同じ高さになり、大けがにつながる危険性があります。
近年、路上喫煙については、ほかの歩行者にやけどを負わせたり、衣服を焦がしたり、吸い殻のポイ捨てに
より街の美観を損ねたりするなど、多くの被害や迷惑が社会問題化しています。また、市民の皆さんからも、改
善を求めるさまざまな意見や要望が寄せられています。
そこで市は、路上喫煙の防止をより効果的に推進し、だれもが安全・安心を実感できる街を目指すため、
「大
和市路上喫煙の防止に関する条例」を制定しました。
10月に施行した同条例についてお知らせします。
「路
上喫煙」をやめましょう
同条例において「路上喫煙」とは、道路、駅前広場
（所
など、市民等が自由に通行する屋外の公共の場所
定の喫煙場所を除く）
での、歩行中、立ち止まってい
るときおよび自転車等に乗りながらの喫煙をいいま
す。携帯灰皿を持っていても、路上喫煙となります。
10月から、市民等は市内全域でこうした路上喫煙
をしないよう努めなければなりません。
※市民等：市内在住者や通勤、通学、買い物、旅行などで、
市域に滞在したり通過したりする人々をいいます。
人 通りの多い場所
では規制を強化します
歩行者の安全を確保するため、市は、人通りの多
い駅や小・中学校周辺を「路上喫煙禁止区域」に指定
し、終日路上喫煙を禁止します。
さらに、
「路上喫煙禁止区域」のうち特に人通りが
多い駅周辺は、路上喫煙による危険性が高まること
から、
「路上喫煙重点禁止区域」に指定し、路上喫煙
の規制を強化します。同区域内で、市から路上喫煙
をやめるよう注意・指導されたにもかかわらず、従わ
なかった場合には、罰則が適用され過料2,000円を
徴収します
（罰則は来年4月1日から適用）
。
「路上喫煙禁止区域」と「路上喫煙重点禁止区域」の
具体的な範囲は、12月以降に広報やまとや市のホー
ムページなどでお知らせします。
所定の喫煙場所
同条例では、道路等
喫煙場所
の管理者が設置または
設置を許可した喫煙場
所での喫煙は、規制の
対象としていないこと
から、こうした所定の
喫煙場所の利用を促し
ていきます。
所定の喫煙場所は、
駅周辺の路上喫煙禁止区域内へ設置する予定です。
歩行者の主な通路から外れた場所に、必要最小限
確保していきます。
喫煙者の皆さんのご協力をお願いします。
問い合わせは、市役所環境総務課路上喫煙防止対策担当☎（260）5493へ。
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