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インクジェット式錠剤印刷機「DP-i3000」に関するお知らせ

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インクジェット式錠剤印刷機「DP-i3000」に関するお知らせ
インクジェット式錠剤印刷機「DP-i3000」に関するお知らせ
2014 年 7 月 24 日
株式会社ダルトン
当社は、2010 年の㈱イトーキとの資本・業務提携を経て、2011 年の同社への連結子会社化を“第
2の創業”と位置付け、当社グループ内で独自の技術ノウハウの集約を進めるとともに、従来の事業
活動の枠組みを超えた他社との柔軟な連携=オープンイノベーションの推進に取り組んでおります。
この度、錠剤印刷機の市場参入にあたり、業界を超えたパートナーとして、大日本スクリーン製造
株式会社の製品開発に協力し、下記の新製品を発表する運びとなりました。
インクジェット式錠剤印刷機:
「DP-i3000」
医薬業界では、調剤ミスや誤飲防止などを目的に、錠剤本体への印刷等により識別性を向上させる
取り組みが進んでおります。従来は、コーティングされた錠剤に対しグラビア印刷などの接触方式で
印刷されておりましたが、近年では、嚥下能力が低い幼児やお年寄りの服用を考慮した口腔内速崩壊
錠(以下、OD 錠)の普及が加速しております。この OD 錠は崩壊性を維持するためコーティングさ
れていない素錠である場合が多く、従来の接触方式の錠剤印刷機では印刷が困難な場合が多いため、
非接触式の錠剤印刷機のニーズが高まっております。
こうした市場動向を受け、製薬会社などで製剤される素錠や OD 錠などに、非接触で両面印字お
よび印字検査をおこなうインクジェット式錠剤印刷機「DP-i3000」の発売を来春に予定しています。
本装置は、印刷技術や画像処理技術に高い評価を得ている大日本スクリーン製造株式会社を開発・
製造元とし、医薬製剤業界に数多くの機器販売実績を持っている粉体機器メーカーであるダルトンが
開発に協力し、販売を担うパートナーとして参画してまいりました。
現時点では試作デモ機に対して更なる改良を加えるとともに、同時に、耐光性や耐候性を考慮した
複数色の可食顔料インクの開発も進められております。今後、早期に製品化し、新薬メーカー、ジェ
ネリックメーカーおよび製剤受託企業など製薬業界からの錠剤印刷のご要望にお応えしてまいりま
す。
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【製品の特徴】
1.両面印字処理能力
MAX 30 万錠/時間
2.600dpi の高解像度印刷が可能
3.耐光性顔料インキに対応(複数色を準備)
4.同じ錠剤への多色印字可能(オプション)
5.高度な画像解析で割線に沿った印刷が可能
6.非割線面においても割線面と向きを合わせた印刷が可能
7.両面印刷に標準対応
8.印刷前の黒点検査と印刷後の外観検査に対応
9.乾燥性向上のためのラバーヒーターを搭載
尚、本装置のデモ機を、7 月 2 日(水)から 4 日(金)まで東京・有明の東京ビッグサイトで開催
された「第 27 回インターフェックス ジャパン」に於いて、当社ブースにてご紹介させていただき
ました。お蔭様で、大変なご好評をいただくと同時に、来春の発売に向けて多くの貴重なご意見を頂
戴しました。ご来場いただきました皆様には、重ねて御礼を申し上げます。
【新製品の発売に関するお問い合わせ先】
株式会社ダルトン
パウダー・システム機器事業部 事業企画課
TEL:072-947-5260
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