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=引用・参考資料= ・ 家庭教育手帳 文部科学省 HP ・ 企業と家庭で

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=引用・参考資料= ・ 家庭教育手帳 文部科学省 HP ・ 企業と家庭で
=引用・参考資料=
・ 家庭教育手帳
文部科学省 HP
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/2006_techou/mokuji.htm#1
・ 企業と家庭で取り組む早寝早起き朝ごはん
文部科学省 HP
・ 平成22年度
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/asagohan/1324894.htm
全国学力・学習状況調査【小学校】集計結果
国立教育政策研究所 HP
http://www.nier.go.jp/10chousakekkahoukoku/04shou_chousakekka_shiryou.htm
・ 平成 22 年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果
文部科学省 HP
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kodomo/zencyo/1300107.htm
・ 平成 24 年度全国学力・学習状況調査
調査結果のポイントについて~北海道における
抽出調査結果~/北海道教育委員会/2012.8
・ 子どもの睡眠―眠りは脳と心の栄養/神山潤/2003.7/芽ばえ社
・ 眠りを奪われた子どもたち(岩波ブックレット№621)/神山潤/2004.4/岩波書店
・ 平成 22 年度幼児健康度調査速報版/日本小児保健協会平成 22 年度幼児健康度調査委員
会/2010
北海道教育庁石狩教育局教育支援課社会教育指導班
平成 24 年 10 月
TEL 011-204-5879
FAX 011-232-1061
7
規則正しいすいみんと毎日の朝ごはん。簡単なようでいて、けっこ
テレビやテレビゲーム、ビデオにばかりのめり込み、画面の前に
う大変ですね。でも、早寝早起きや、朝ごはんをちゃんと食べてい
座ったままでは、健全な心身の発達に影を落としかねません。
る子どもほど、勉強も運動もよくできるというデータもあります。
小さい頃は遊びを通して、感覚を働かせ、運動し、創造的な力や人
「寝る子は育つ」、「早起きは三文の徳」という言葉もあります。
と関わる力を養います。思いきり体を動かしたり、じっくり絵本を
早寝早起き朝ごはんで、子どもも大人も元気な1日のスタートを切
読むこと、自然や生き物にふれること、家の手伝いをすることなど
りたいですね。
様々な体験の機会を大切にしましょう。
テレビ視聴3時間以上が4割も!
4時間以上
3~4時間
2~3時間
1~2時間
1時間以下
全く見ない
普段(月曜日~金曜日)、1日あたりどれくらい
テレビやビデオを見ているか
(対象:小学6年生)
全国
北海道
(神山潤「子どもの睡眠~眠りは脳と心の栄養~」より)
0%
20%
40%
60%
80%
平成24年度全国学力・学習状況調査より
眠っている間に、分泌される体内物質が不
足すると攻撃的になったり、無表情になるな
北海道の子どもは、全国に比べ
ど、情緒面に影響を与えることがあります。
て長時間テレビやビデオを視聴し
ている傾向があります。
1
100%
6
朝食が学力や体力にも影響!?
夜更かし・朝寝坊をしていると体温の
リズムも乱れてしまい、午前中にボーっ
としたり、疲れやすくなります。
(%)
朝食の摂取状況と平均正答率の関係
90
(対象:全国小学6年生)
80
70
朝食を毎日食べてい
る子どもの方が、テス
トの正答率が高い傾向
があります。
60
50
40
30
毎日食べている
20
(神山潤「眠りを奪われた子どもたち」より)
どちらかといえば食べている
10
あまり食べていない
0
国語A
全く食べていない
算数A
名前
平成22年度全国学力・学習状況調査より
備考
時に分泌のピーク
分解する。
きてくる生後4ヶ
朝食の摂取状況と新体力テスト
の体力合計点との関係
(ホルモン)
(対象:全国小学6年生)
メラトニン
暗くなると分泌され 抗酸化作用で癌の発生を防 幼児期が生涯のう
(ホルモン)
始め、深夜にピーク いだり、思春期まで第二次 ち最も多く分泌。
月頃から夜間睡眠
時に分泌される。
50
性徴が始まるのを抑える。 夜に強烈な光を浴
朝食を毎日食べてい
る子どもの方が、テスト
の正答率と同様に、体
力合計点が高い傾向
にあります。
40
30
20
メラトニンが分泌されると びると分泌が遅れ
体温が下がりスムーズな入 る。
眠が促される。
セロトニン
朝起床後分泌活発
朝の光、歩行やそしゃく、
(神経伝達物質)
日中規則的に分泌
呼吸などリズミカルな運動
によって分泌が高まり、気
毎日食べている
10
0
主な役割
寝入りばなの深睡眠 身体の成長を促し、脂肪を 昼夜のリズムがで
成長ホルモン
60
リズム
時々食べない
男子
女子
毎日食べない
文部科学省「平成 22 年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」より
*新体力テストは、握力や反復横とび、50m走、ソフトボール投げなど8種目
によって構成されています。
5
分を穏やかにする。
体温
明 け 方 安 静 に し て 脳と身体を活発に動かす。
いる状態が一番低
く、起床と共に上昇
し、午後がピークで
夜寝る前に下がる
リズム
2
夜10時以降に寝る幼児の割合
は、平成12年をピークに減りつ
つありますが・・・
「夜10時以降に寝る幼児の割合」
深夜テレビや24時間営業の店などが世の中にあふれる中、家庭に
S55
H2
H12
H22
60
おいても、大人の夜型の生活に子どもを巻き込んでいることが心配
40
されています。
早寝早起きの習慣をつけて、十分な睡眠をとることは、子どもの
健やかな成長と生活リズムを確立するために大切です。
20
人間の生体リズムをコントロールする体内時計は、1日25時間のサイクル
になっています。そのため脳の視交叉上核が毎朝、太陽の光を視覚で認識する
ことによって、生体リズムを1日24時間に調整しています。
5歳児
4歳児
3歳児
2歳児
1歳児
0
「目覚まし時計」は脳にある
幼児健康度調査報告書より
視床
松果体
夜になると、メラト
ニンの分泌を促進さ
せる。その結果、メラ
トニンの血液濃度が
高くなり、眠くなる
視床下部
大脳
視交叉上核
体内時計がある、
生体リズムの発信
地。睡眠と覚醒、体
温、ホルモンの分泌
などに関与する
小脳
朝食は一日の生活のスタートです。朝食をとることにより身体に
エネルギーを補給し、集中力ややる気、体力を発揮し持続させ、一
日の身体のリズムを整えることができます。
朝食をしっかりとる習慣を子どものころに身につけることは、生
涯を通じて健康な生活をおくる基礎を培うことにもつながります。
(神山潤「子どもの睡眠~眠りは脳と心の栄養~」より)
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