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2007 J A 三 次

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2007 J A 三 次
ごあいさつ
皆さまには、平素より、私ども三次農業協同組合(愛称JA三次)をお引き立てい
ただきまして、厚く御礼申しあげます。
わが国の経済は、第 2 次安倍内閣の「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間投
資を喚起する成長戦略」の三本の矢を柱とする一体的な経済政策により、円安・株高
基調が続き、景気は全般的に回復傾向にあります。
農業を巡る情勢については、生産調整の見直しやTPP問題に関する先行き不透明
感から大きな転換期を迎えようとしていますが、今後のJAの事業展開への影響も懸
念されます。
このような中、平成 25 年度の経常収支については当期剰余金 1 億 8 千万円余り、
未処分剰余金は 2 億 3 千万円余りを計上することができました。
また、財務面においては、自己資本比率は 13.14%となり、JAバンク自主ルール
の基準である 8%を大きく上回り、安定的な水準を確保することができました。
JA三次では、これら平成 25 年度の経営状況並びに各種の情報開示を通じて経営
の透明性を高め、当JAに対するご理解を一層深めていただくために、主な事業の内
容や組織概要、経営の内容などについて、利用者の皆さまのためにわかりやすくまと
めたディスクロージャー誌「2014JA三次REPORT」を作成いたしました。
皆さまが当JAの事業をさらにご利用いただくための一助として、是非ご一読いた
だきますようお願い申しあげます。
また、併せて、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し
あげます。
平成 26 年7月
三 次 農 業 協 同 組 合
代表理事組合長
1
村 上 光 雄
1.経営理念
JA三次では、その基本的な経営理念として次の3つを掲げ、地域における積極的な協同組
合運動の展開に心掛けています。
1、信頼と期待されるJAを目指します
2、地域社会に貢献するJAを目指します
3、活力ある地域農業を目指します
2.経営方針
~
第5次(H25~H27)中期計画重点方針
~
(1) 「地域力を結集した強固な農業生産基盤確立」
(第6次地域営農振興計画の実践)
現役世代のみならず、次世代の若者や女性等を含めた多様な農業者の力を結集し農業生産
及び生活の基盤である「集落」を支える担い手づくりに取り組みます。また、「消費者」と
「生産者」を結ぶ交流・連携の促進により、生活者と農業者が一体となった地域づくりに取
り組みます。
(2) 「願いをかなえる態勢づくり」
改めてJA事業・活動の拠点は、支店・事業所と位置付け、今までJAを支えてきた組合
員・次世代組合員あるいは地域住民の方に、身近な存在となるよう態勢整備と一層の支店・
事業所の機能強化を進めるとともに、職員一人ひとりの能力と資質の向上を図ります。
(3) 「未来につなぐ絆づくり」
JA管内の組合員・利用者の、一人ひとりの暮らしに密着したJAならではの各事業の提
案・相談機能を発揮し、組合員・地域の利用者をはじめ、とくに次世代の方にも喜んで利用
してもらえる事業活動への転換を図ります。
(4) 「ゆるぎない信頼づくり」
地域協同組合組織として、取り巻く事業環境に対応した事業改革をすすめ、コンプライア
ンスをはじめ、適切な執行体制の確立・リスク管理を強化し、一層の内部管理態勢の高度化
を図ります。
3.経営管理体制
経営執行体制
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代
会」の決定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「理事会」が業
務執行を行っています。また、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務執行全
般の監査を行っています。
組合の業務執行を行う理事には、組合員の各層の意思反映を行うため、地区選出のほか女
性組織からも理事の登用を行っています。また、信用事業については専任担当の理事を置く
とともに、農業協同組合法第 30 条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンス
の強化を図っています。
2
4.事業の概況(平成25年度)
(1) 全体的な概況
① 事業全般の経過と成果
平成 25 年度の日本経済は、前年に発足した第 2 次安倍内閣において安倍首相が表明した 3
本の矢を柱とする経済政策により、円安の進行と、その円安による輸出企業の採算改善を先取
りする形で株高が進んだことや、消費者マインドの改善により個人消費の回復につながるなど
デフレ脱却へ向けた動きが広まりました。
一方農業政策では、自民党の農政公約である「攻めの農林水産業」のもと、所得倍増の目標
を設定し経営所得安定対策や米政策の見直しが進められました。さらには環太平洋連携協定
(TPP)を巡っては、昨年 3 月に「聖域なき関税撤廃」が前提ではないとの認識に立ったとし
て交渉参加表明がされ、閣僚会議や首脳会合にて交渉が重ねられ、結果的に妥結にはいたりま
せんでしたが、経済・農政が大きく動いた一年となりました、この動きは今後も継続する事か
ら、引き続き、地域農業、農村の将来を守るため、農政や経済連携協定の動きに注視しながら、
組織を結集した運動を続けて行く必要があります。
農業に関しては、米の消費者価格の高止まりによる消費の低迷などを原因とした価格の下落
傾向の中、作況指数は広島県で 99、県北部では 100 となりましたが、猛暑、集中豪雨などの異
常気象により上位等級比率が下がるなど厳しい年になりました。また、アンテナショップの販
売高は依然減少傾向にあり、生産力の維持拡大が喫緊の課題となっております。
この様な厳しい情勢下ではありますが、各事業を積極的に進めた結果、決算では計画を 1 億
17 百万円上回る 1 億 81 百万円の当期剰余金を計上することができました。
営農販売事業においては、第6次地域営農振興計画の初年度として、農業生産基盤の強化を
最重要課題として、多様な担い手づくりや、生産力・販売力強化を目指した産地づくり、さら
には食と農を基軸とした地域づくりに取り組んだ結果、販売品取扱高は、36 億 92 百万円とな
りました。
購買事業は、地域特性を反映し多様な農業体系に対応した安全・安心な資材の安定供給と、
組合員・利用者の要望に対応した暮らしに身近な生活用品の供給に取り組み、生産資材では前
年実績及び計画を上回る 11 億 1 百万円、生活物資では 6 億 28 百万円の供給実績となりました。
信用事業は、組合員・利用者ニーズに応えた事業展開により、年度末の貯金残高は計画を 73
億円上回る 1,098 億円に伸長し、貸出金残高は計画を 2 億円上回る 238 億円となりました。ま
た共済事業は、時代のニーズにあった「ひと・いえ・くるま」の総合保障を基本に据えた事業
展開により、推進総合ポイントでは計画対比で 104.2%の達成率となりましたが、保障金額で
は 91.7%の達成率となりました。短期共済では、自動車共済等の「お見積りキャンペーン」取
り組みにより、推進ポイントは計画以上の伸長となりました。
なお、財務健全性の指標である自己資本比率(バーゼルⅢ国内規制)は 13.14%となり、引
き続き JA バンク自主ルールに定める 8%基準を大きく上回り、安定的な水準を確保することが
できました。
② 対処すべき重要な課題
第5次中期計画の第 2 年度目として、その重点方針を着実に実践することにより、10 年後の
JA三次の将来あるべき姿に向け、具体的成果の実現を目指します。
3
(2) 信用事業
組合員・利用者の視点に立った金融サービスの提供と安定的な経営基盤確立を目指す取り組
みを展開し、貯金は年間を通じて 1,000 億円以上を確保することができました。また、融資事
業においては、住宅ローンを中心に増税前の駆け込み需要もあり個人貸出については堅調に推
移しました。
(3) 共済事業
利用者満足度の向上を目指した「ひと・いえ・くるま」の総合保障の普及拡大と、共済金支
払の迅速化等に努めました。
また、事故や満期等による共済金の支払いは、総額 64 億 965 万円となっており、大切な財
産やかけがえのない人に対する保障により、「暮らしの安心」のお手伝いをすることができま
した。
(4) 購買事業
① 生産資材
人 と 環 境 に や さ し い「 安 心 ・ 安 全 な 生 産 資 材 」の 選 定 と 供 給 を 営 農 指 導 員 と 連 携 し
て行いました。配送センターでは予約購買を中心に生産資材のコスト低減に取り組
み、年間を通じて適期に計画的な配送に取り組みました。
ま た 環 境 に 配 慮 し た 農 業 生 産 の 取 り 組 み の 一 環 と し て 、農 業 用 資 材 廃 棄 物 回 収 を 2
回実施しました。
② 生活物資
組 合 員 の 健 康 で 豊 か な 生 活 を 目 指 し 、「 安 全 ・ 安 心 ・ 信 頼 」 の お け る 生 活 物 資 の 供
給 に 努 め る と 共 に 、 平 成 24 年 度 か ら 総 合 渉 外 2 種 を 支 店 に 配 置 し 、 き め 細 か な 対 応
を基本に組合員ニーズに応じた生活物資の供給に努めました。
食材センターについては、あらたに生鮮食品等の配達に取り組みました。
ま た 、ギ フ ト セ ン タ ー で は 、お 中 元・お 歳 暮 の 内 見 会 等 を 実 施 し 、多 様 な ニ ー ズ へ
の対応に努めました。
配 食 セ ン タ ー は 、地 域 食 材 を 基 本 に 四 季 折 々 の 行 事 に 併 せ た 弁 当 ・ オ ー ド ブ ル や ア
スクとの連携による法要膳等の配食に取り組みました。
(5) 販売事業
① 米
集荷では全量集荷運動による広報活動や全職員による戸別訪問活動に取り組みました。
また、更なる販売強化を図るため積極的に県内外の米卸業者や量販店への販売活動に臨みま
した。集荷数量は 275,436 袋(計画対比 89.4%)販売高 2,096,283 千円(計画対比 97.4%)
となりました。
② 畜 産
子牛価格は前年比 121.6%、出荷頭数は 99.0%でした。
水田放牧については、レンタル牛リストの整備により賃貸が容易になり、水田放牧頭数は
45 頭となりました。(前年水田放牧頭数 38 頭)
③ 野 菜
アスパラガスは、4 月~7 月にかけてハウス・露地栽培とも生育状況が順調に推移し販売数
量 104.2t(前年対比 117.6%)となりました。
8 月以降は高温による樹勢低下、長雨による斑点病等が発生したこともあり、全体的には販
売量が伸び悩みました。
販売数量は、158.6t(前年対比 99.9%)販売高は、145,109 千円(前年対比 109.3%)とな
りました。
新規植栽の生産者は 6 名で、植栽面積は 0.6haの推進結果となり、栽培面積 30.5ha(前
年 29.0ha)となりました。
4
ピーマンは、54 名の生産者数(前年 64 名)栽培面積 1.1ha(前年 1.3ha)となりました。
販売数量は、33.4t(前年対比 91.6%)販売高は、8,938 千円(前年対比 129.6%)となり
ました。
④ 花 卉
菊は、8 月出荷向けの挿し苗の発根不足と、活着不良となったこともあり、販売数量は 600
千本(前年対比 95.7%)となりました。
価格は市場への他産地からの入荷量が、台風・高温障害等の影響により減少し平均価格は、
39.3 円/1 本となりました。(前年対比 104.3%)
⑤ 果 樹
ぶどうは、ハウスものは粒肥大、着色とも例年並みの生育状況で推移したものの、一部でス
リップス等の害虫が発生しました。
露地ものは 7 月中旬の着色初めから高温が続いたことで着色不良が多く見られ、秀品率低下、
収穫量低下となりましたが、販売高は 657,338 千円(前年対比 95.7%)となりました。
⑥ アンテナショップ
販売実績は、生産者の高齢化等の影響による出荷量の減少により 419,646 千円(前年対比
94.3%)となりました。
収支改善の取り組みとして、費用の受益者負担の取り組みにより事業運営の健全化を図り
損益差額で△400 千円(前年△23,029 千円)となりました。
(6) 福祉事業
高齢者が住み慣れた地域で、安心して老後を過ごすことができるように、在宅サービスを中
心に福祉事業に取り組みました。
福祉事業収支全体で、3 月末計画 20,748 千円に対して実績 24,055 千円となり、計画対比で
3,307 千円(115.9%)、前年対比も 5,321 千円(128.4%)上回る実績となりました。
(7) 指 導 事 業
① 営農指導
第 6 次地域営農振興計画に基づき営農指導を行いました。売る振興作物の基盤拡大とアンテ
ナショップの生産力強化のため、新規生産者の募集と合わせ部会別重点品目の推進・省力播種
技術の普及に向けた栽培研修を実施しました。
また、指導員ごとのリレー出荷を計画的に実施し出荷量の確保に努めました。
畜産は和牛経営基盤強化に向けて双三和牛改良組合と連携し、改良の三原則に即した和牛改
良に取り組みました。
食農教育活動では、各支店と協同して、ちゃぐりんキッズクラブを小学校などで開催して田
植えなどの農業体験のイベントを行いました。
② 生活指導
「食」と「農」を中心に健康で豊かな生活と住みよい地域づくりを目指し食農教育、健康管
理活動、生活文化活動、高齢者福祉活動などに取り組みました。
また、次世代対策や女性部活動、助け合い活動、東日本大震災支援活動なども行いました。
③ 農政活動
懸案であるTPPについては断固阻止に向けて国民運動として取り組んで来ましたが、残念
ながら政府は交渉参加へ踏み切りました。
このままでは日本農業が危機的状況に至ることから、JAグループとして重要5品目(米、
麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物)は必ず守るよう求め、国会決議という形で約束を取
り付けるとともに、食の安全・安心の確保や国民に対する十分な情報提供等を求める運動を展
開しました。
また、農商工連携による米粉の消費宣伝、学校給食で使用する米に対する助成や、農青連を
中心としたバケツ稲づくり等による次世代対策にも積極的に取り組みました。
5
④ 広報活動
JA三次の取り組みや農業・地域情報等を組合員に発信することによって、JAへの理解や
地域とのコミュニケーションを図ることを目的として、JA三次広報誌「かがやき」を毎月発行
しました。また、三次ケーブルビジョンの放送番組「お元気ナビ」を通じ、消費者と生産者の
架け橋となる旬な「食」と「農」の情報発信に努めました。
家の光三誌と日本農業新聞の普及並びに同誌紙面へ管内情報記事の積極的な提供を行いま
した。平成 25 年度は広島県北部 3JA(広島北部、三次、庄原)合同で日本農業新聞移動編集
局(10 月 21 日~25 日)を開局し、JAや地域の身近な情報を全国に発信しました。
5.トピックス
JA三次ポイントサービス開始
JA三次では新たな取り組みとして、平成 25 年 4 月より「JA三次ポイントサービス」
を開始いたしました。
JAグリーンセンターなどで、生活用品や肥料・農薬などをご購入いただいた場合、また
は定期貯金やローンのご利用、給与振込や年金振込に応じてポイントが貯まるお得なサービ
スで、平成 26 年 3 月末までに 6,924 件のご加入をいただいております。
これからも組合員・利用者のみなさまのお役にたてるサービスに取り組んでまいります。
6.地域・農業への貢献に向けた活動
JA三次では、信用・共済や購買・販売など事業活動の展開のほか、地域農業の発展や豊か
な地域社会づくりに貢献するため、次のとおり様々な活動に取り組んでいます。
【地域農業振興への貢献】
○ 「あすなろう塾(農業塾)」の開催
○ アンテナショップの展開による都市・農村交流と地産地消への取り組み
○ アンテナショップ生産者大会の開催
○ 三次市水田農業推進協議会の実施
○ 地区別営農懇談会の開催
○ 地域営農集団の活動支援
○ 農業法人の設立支援と出資参加
○ 農業用廃プラスチックの回収
○ 米消費拡大イベントの開催
ほか
【地域社会への貢献】
○ ふれあい助けあい組織「たんぽぽの会」の活動支援
○ ちゃぐりんキッズクラブの展開
○ 地域食材を利用した配食サービスの実施
○ 健康管理活動(1日人間ドック健診)への取り組み
○ 飲料水水質検査の実施
ほか
【組合員・利用者の交流】
○ JA三次ふるさと祭の開催
○ 共済友の会の地域行事の実施
○ 定期積金旅行友の会の親睦旅行、公年金友の会の親睦旅行の実施
○ 定期積金ゴルフコンペの実施
○ JA三次カップ少年サッカー大会の開催
○ 女性部・青壮年部活動の展開
ほか
【情報の発信】
○ 広報誌「かがやき」の発行
○ ホームページの運営
○ 三次ケーブルビジョンでの農業情報番組の放送
○ 三次ケーブルビジョンでの「お元気ナビ」の放送
ほか
6
7.リスク管理の状況
◇ リスク管理体制
〔リスク管理基本方針〕
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い
経営を確保し、信頼性を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべく「リ
スク管理基本方針」を策定し、認識すべきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、リスク
管理の基本的な体系を整備しています。
また、この基本方針に基づき、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施
などを通じてリスク管理体制の充実・強化に努めています。
① 信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを含む。)
の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、個別の
重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、通常
の貸出取引については、本店に融資審査部門を設置し各支店と連携を図りながら、与信審
査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力
の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行ってい
ます。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に
行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り
組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「債権の償却・引当基
準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、
資産・負債(オフ・バランスを含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債か
ら生み出される収益が変動し損失を被るリスクのことです。主に金利リスク、価格変動リ
スクなどをいいます。金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債
の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、利益が低下
ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リスクとは、有価証券等の価格の変
動に伴って資産価格が減少するリスクのことです。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールす
ることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と
収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを
実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当
JAの保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方
針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報
交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委
員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運
用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェ
ックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③ 事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことによ
り金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に
対応して、正確な事務処理を行うため事務マニュアルを整備するとともに、自主検査・自
店検査を実施し事務リスクの削減に努めています。また、事故・事務ミスが発生した場合
には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監査により重点的なチェックを行い、
再発防止策を実施しています。
7
〔リスク管理体制図〕
監査室
理
事
会
監事会
各常任委員会
A
資金課
(余裕金運用)
L
M
委
員
会
融資課
企画管理課
(融資審査・債権回収)
(資産査定2次)
生産資材課・組合員生活課
(督促回収指示)
支店、各経済事業センター
◇ 法令遵守体制
〔コンプライアンス基本方針〕
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳し
い批判に鑑みれば、組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性
の高い経営を行うことがますます重要になっています。
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつとして位置づけ、
この徹底こそが不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点にたち、
コンプライアンスを重視した経営に取り組みます。
〔コンプライアンス運営態勢〕
コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、コンプライアンス委員会を
設置するとともに、コンプライアンスの推進を行うため、本店各部門・各支店にコンプラ
イアンス推進担当者を設置しています。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を策
定し、研修会を行い全役職員に徹底しています。
毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に努めるとともに、統
括部署を設置し、その進捗管理を行っています。
8
◇ 金融ADR制度への対応
① 苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容を
ホームページ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、
迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図ります。
当JAの苦情等受付窓口(電話:信用 0824-63-9918 / 共済 0824-63-9927)
② 紛争解決措置の内容
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。
・信用事業
弁護士会仲裁センター(公益社団法人「総合紛争解決センター」電話:06-6364-7644)
①の窓口または広島県JAバンク相談所(電話:082-545-1601)にお申し出ください。な
お、弁護士会仲裁センターに直接紛争解決をお申立ていただくことも可能です。
・共済事業
㈳日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757)
㈶自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部 03-5296-5031)
㈶日弁連交通事故相談センター(電話:本部 03-3581-4724)
㈶交通事故紛争処理センター(電話:東京本部 03-3346-1756)
最寄の連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせください。
◇ 内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び
各部門の業務の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善
事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の維持・改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、年度の内部監査計画に基づき
実施しています。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、
定期的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。また、監査結果の概
要を定期的に理事会に報告することとしていますが、特に重要な事項については、直ちに理
事会、代表理事組合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じています。
8.自己資本の状況
◇ 自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるた
め、財務基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、
不良債権処理等に取り組んだ結果、平成 26 年 3 月末における自己資本比率は、13.14%となり
ました。
◇ 経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の出資のほか、内部留保によっています。
○ 出資による資本調達額
1,972 百万円(前年度 1,990 百万円)
○ 内部留保による資本調達額
1,623 百万円(前年度 1,460 百万円)
当JAは、
「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比
率を算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれら
のリスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自
己資本の充実に努めています。
9
9.主な事業の内容
(1) 主な事業の内容
〔信用事業〕
信用事業は、貯金、融資、為替などいわゆる銀行業務といわれる内容の業務を行ってい
ます。
この信用事業は、JA・信連・農林中金の総合力を結集し、組合員・利用者の皆さまに
より一層の「便利」と「安心」をお届けしています。
◆ 貯金業務
組合員はもちろん、地域住民の皆さまや事業主の皆さまからの貯金をお預かりしてい
ます。
普通貯金、当座貯金、貯蓄貯金、定期貯金、定期積金、総合口座などの各種貯金を目
的・期間・金額にあわせてご利用いただいています。
◆ 融資業務
組合員への融資をはじめ、地域住民の皆さまの暮らしや、農業者・事業者の皆さまの
事業に必要な資金を融資しています。
また、地方公共団体、農業関連産業などへもご融資し、地域経済の向上・発展に貢献
しています。
さらに、株式会社日本政策金融公庫の融資の申し込みのお取次ぎもしています。
◆ 為替業務
全国のJA・信連・農林中金の約 8,400 ヶ所(平成 26 年 4 月現在)におよぶ店舗を
はじめ、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で結び、当JAの窓口をとおして
全国どこの金融機関へでも送金や手形・小切手等の取り立てが安全・確実・迅速にでき
る内国為替をお取り扱いしています。
◆ サービス・その他
当JAでは、オンラインシステムを利用して、各種自動受取、各種自動支払や事業主
の皆さまのための給与振込サービス、口座振替サービスなどをお取り扱いしています。
また、全国のJAでの出し入れや銀行・信用金庫などでも現金引き出しのできるキャ
ッシュサービスの拡大に努め、平成 25 年 11 月 18 日からは、セブン銀行に続き、ロー
ソンATMとイーネットATMでも相互無料化を開始しました。(ただし、利用する曜
日、時間帯で無料サービスをご利用できない場合があります。)
〔共済事業〕
共済事業は、加入者の様々なリスクを保障するいわゆる生命保険・損害保険業務といわ
れる内容の業務を行っています。
この共済事業は、系統二段階(JA・全共連)を通じて一体化した事業運営を展開して
います。
◆ 有利性
「安い掛金」「優れた保障」でより質の高いサービスの提供に努めています。
◆ 生活設計アドバイス
組合員個々の必要保障額の設計と併せ、仕組み・情報の提供、アドバイスなどの相談
業務を行っています。
◆ 自動車事故処理対応
JAと全共連のネットワークを強化し、現場急行サービス、夜間休日の事故受付サー
ビスの充実により、安心してご利用いただけます。
◆ 福祉・広報活動
全国共済連との連携を密にしながら、健康管理、高齢者福祉、交通安全対策、次世代
対策、広報活動を実施しています。
10
〔経済事業〕
経済事業は、多様化する消費者ニーズに応えるため、衣食住に関わる情報を広く提供し、
暮らしに役立つ物資の供給を行っています。
また、安全・安心な農業生産に必要な良質な資材を提供するとともに、配送センターか
らの一括配送などにより、資材コストの低減に努めています。
◆ ギフトセンター「花かご館」
冠婚葬祭、記念品、各種贈答用品の取り扱いをしています。
◆ ふれあい食材センター
国内産の農畜産物と新鮮な魚介類を中心に、健康で豊かな暮らしづくりのために必要
な食材を週3回ご自宅までお届けしています。
◆ 配食センター「彩膳館」
地域で採れた安全・安心な農畜産物を中心に、祝膳や法要膳などをはじめ、各種仕出
料理等をご提供しています。
◆ 配送センター
注文いただいた購買品をセンターより一括配送しています。
◆ JAグリーンみよし・十日市
肥料、農薬、園芸資材等の各種生産資材を年中無休(ただし、盆・正月を除く)営業
で供給しています。
◆ Aコープ(関係会社4店舗)
新鮮な商品の品揃えと鮮度管理の徹底により、良質な商品をお買い求めいただいてい
ます。
〔高齢者福祉事業〕
急速に進む高齢社会に対応するため、居宅介護支援事業、訪問介護事業、通所介護事業、
福祉用具レンタル事業、福祉用具販売事業を行っています。
〔営農販売事業〕
営農販売事業は、組合員への農畜産物の生産指導や、出荷された農畜産物の販売などの
業務を行っています。
また、生産から加工・販売に関する施設を設け、良品質の農畜産物を消費者へお届けし
ています。
◆ アンテナショップ「三次きん菜館」「地産地消バイキング」
「地産地消」運動として、畑からのもぎたて新鮮野菜等を直接販売するとともに、地
産地消バイキングにて地元の野菜を提供しています。
◆ 精米・米粉製粉施設
JA三次管内産「三次きんさい米」の精米・米粉販売を行っています。
◆ 育苗センター
水稲の健苗育成を行っています。
◆ 種子センター
厳しい品質管理のもと、優良な水稲種子の確保をしています。
◆ 籾乾燥貯蔵施設(カントリーエレベーター)
籾を乾燥貯蔵し、美味しい今摺米としてお届けしています。
11
(2) 商品のご案内
〔貯金のご案内〕
商品名
内
容
期
普通貯金と定期貯金がセットになり、貯め
る ・ 借 り る ・支 払 う が 一 冊 に・ ・ ・ 給 料 ・ 年
総
合
口
座
金 の お 受 取 りや 、 公 共 料 金 など の お 支 払 い が
で き ま す 。 決済 用 総 合 口 座 もご 利 用 に な れ ま
間
期間の定めはありません
お預け入れ金額
1 円以上 1 円単位
(定期貯金の期間、金額については各種定期貯金の案
内をご参考ください。)
す。
お 財 布 代 わ りに 使 え る 貯 金 です 。 キ ャ ッ シ ュ
普
通
貯
金
期間の定めはありません。
1 円以上 1 円単位
期間の定めはありません。
1 円以上 1 円単位
期間の定めはありません。
1 円以上 1 円単位
期間の定めはありません。
1 円以上 1 円単位
期間の定めはありません。
1 円以上 1 円単位
カ ー ド な ら 全国 の 提 携 金 融 機関 の キ ャ ッ シ ュ
コーナーをご利用になれます。
当
座
性
普
通
貯
金
( 決 済 貯 金 )
貯 金 保 険 制 度に よ り 全 額 保 護さ れ る 無 利 息 貯
当
小 切 手 、 手 形の ご 利 用 で 小 口か ら 大 口 取 引 ま
座
貯
金
金 で す 。( 決 済 口 座 で あ る こ と を 条 件 と し ま
す)
で、決済手段として最適です。
普 通 貯 金 の よう に い つ で も 出し 入 れ 自 由 。 残
貯
貯
蓄
貯
金
金
高 に 応 じ て 金利 が ア ッ プ す る、 1 ヶ 月 複 利 の
便 利 で 有 利 な貯 金 で す 。 キ ャッ シ ュ コ ー ナ ー
もご利用になれます。
納 税 準 備 貯 金
納 税 資 金 を 準備 す る た め の 貯金 で す 。 普 通 貯
金より利息がお得で、非課税です。
お預入れから 7 日経てばいつでも払戻しがで
期 間 の 定 め は あ り ま せ ん 。 5 万円以上 1 円単位
き ま す の で 、短 期 間 の お 預 入れ に 適 し て い ま
(ただし 7 日間以上据置必
す。法人もご利用いただけます。
要)
ス ー パ ー 定 期
( 複 利 型 )
最 も 身 近 で 半年 複 利 の お 得 な定 期 貯 金 で す 。
定型方式
ス ー パ ー 定 期
( 単 利 型 )
お預入れ期間は 1 ヶ月から 5 年まで。毎年利
通
知
貯
金
口
定
期
息 を 受 け 取 れる タ イ プ の 商 品で す 。 法 人 も ご
利用になれます。
す 。 単 利 型 の商 品 で す か ら 、毎 年 利 息 を 受 け
定
変 動 金 利 定 期
( 複 利 型 )
金 利 は 半 年 ごと に 変 動 し ま すが 、 元 本 保 証 の
複 利 型 と 同 様に 金 利 が 変 動 する 定 期 で す 。 利
期
変 動 金 利 定 期
( 単 利 型 )
1,3,6 ヶ月
1~5 年
満期日指定方式
定型方式
1,3,6 ヶ月
1,000 万円以上 1 円単位
1~5 年
満期日指定方式
1 ヶ月超 5 年未満
定型方式
3年
1,000 円以上 1 円単位
安全な定期です。半年複利で有利に増やせる 3
年定期です。個人の方のみご利用可能です。
息 は 半 年 ご とに 受 け 取 れ ま す。 法 人 も ご 利 用
になれます。
1 年 経 て ば ご都 合 に あ わ せ て満 期 日 を 自 由 に
期 日 指 定 定 期
定型方式
1 ヶ月超 5 年未満
取れます。法人もご利用いただけます。
貯
1,000 円以上 300 万円未
満、1 円単位
1,000 万 円 か ら の 大 き な 資 金 の 運 用 に 最 適 で
大
3 年、4 年、5 年
個人の方のみご利用可能です。
最長預入れ期間
3年
指定できる、1 年複利、最長預入れ 3 年の定期
1,000 円以上 300 万円未
満、1 円単位
です。1 年経過後 1 万円以上 1 円単位で一部支
払ができます。
金
積 立 式 定 期
( エンドレス型 )
目 的 に あ わ せて 積 み 立 て て 、必 要 な 時 に は 一
1 回あたり積立額 1,000
円以上、1 円単位
6 ヶ月以上 10 年以下
積 立 式 定 期
( 満 期 型 )
(1 ヶ月以上 3 年以下の
据え置きも含む)
老後は自分でという方に、毎月 5,000 円以上
積 立 式 定 期
( 年 金 型 )
期間の定めはありません。
部支払いができる積立定期です。
3 年以上 10 年以内
を 積 み 立 て て、 受 取 期 間 中 指定 さ れ た 受 取 周
毎 月 5,000 円 以 上 、
1,000 円単位
期(1,2,3,6 ヶ月)により、組入貯金の満期日
ごとにお支払いします。
ア ス ク 定 期
J A ア ス ク の割 引 特 典 が セ ット に な っ た お 得
「虹のかけはし」
な定期貯金です。
12
5年
20 万円以上
定
期
積
金
定
(
定
(
商品名
期 積
定 額 式
期 積
目 標 式
内
金
)
金
)
定 期 積 金
(満期分散式)
ア ス ク 積 金
「虹のかけはし」
容
期
間
積立期間は 6 ヶ月から 8 年まで。目標に向け
6 ヶ月以上 8 年(96 ヶ月)
て毎月コツコツとお積み立てください。
毎月積立
お預け入れ金額
1,000 円以上、1 円単位
お 客 様 の ご 都合 に あ わ せ 満 期額 を 設 定 し て 目
標に向けて積み立てます。
積立期間は 3 年、4 年、5 年の 3 コース。1 年
3 年、4 年、5 年(契約日か
3 年 6,000 円以上、4 年
毎 に 満 期 が やっ て き て 、 受 取金 額 は 毎 年 ア ッ
ら一年毎を満期日とした複
8,000 円 以 上 、 5 年
プ す る 楽 し さ一 杯 の 積 金 で す。 個 人 の 方 の み
数のスーパー積金を 1 口の契約
10,000 円 以 上 、 1,000
ご利用可能です。
とします。)
円単位
J A ア ス ク の割 引 特 典 が セ ット に な っ た お 得
5年
5,000 円以上
1,000 万円以上、大口一括預入れによる満期日
・満期日指定方式
1,000 万円以上 1 円単位
指定方式の安心貯金です。
・最短預入期間を預入日の
な定期積金です。
曜日の 2 週間後に応当する
譲渡性貯金(NCD)
曜日とし、最長預入期間を
預入から 2 年後の応当日と
する満期日指定方式
(注)平成 17 年 4 月より、決済用貯金(普通・当座・別段などの内、無利息口座)は全額保護となります
が、それ以外の上記商品については、1 貯金者当たり元本 1 千万円とその利息が貯金保険により保護さ
れます。 ~決済用貯金については、窓口へご確認ください~
JAバンクでは、「貯金保険制度」+「JAバンク支援基金」による『JAバンク・セーフティネッ
ト』を構築し、組合員・利用者の皆さまにより一層の「安心」をお届けします。
〔ローンのご案内〕
種
住
宅
関
類
内
容
ご融資金額
住 宅 ロ ー ン
一戸 建て 、 マン ショ ン、 中 古住 宅の 購入 、住
住 宅 ロ ー ン
(借換応援型)
現在 借入 期 間中 の住 宅資 金 の借 換に ご利 用い
リフォーム
ローン
係
5,000 万円以内
3 年以上 35 年以内
4,000 万円以内
3 年以上 32 年以内(現
宅の新築・増改築にご利用いただけます。
在借入期間中の残存期
ただけます。
間)
増改 築を は じめ 、お 住ま い のリ ニュ ーア ルに
ご利用いただけます。
1,000 万円以内(自営業の方
1 年以上 15 年以内(融資
は 700 万円以内)
金額が 500 万円以内の
場合は 10 年以内)
住宅 に設 置 する 太陽 光等 発 電シ ステ ムの 購入
太陽光発電ローン
ご融資期間
500 万円以内
1 年以上 15 年以内
500 万円以内
13 年 6 ヶ月以内(在学期
設備 資金 お よび 関連 する 増 改築 資金 にご 利用
いただけます。
海外 留学 や ホー ムス テイ に もご 利用 いた だけ
JA教育ローン
ます 。融 資 金は お子 さま の 口座 や学 校の 指定
間+7 年 6 ヶ月)。ただし、
口座に自動送金できます。
JA住宅ローン借入者
は 15 年以内(在学期間
+9 年)
目
JAマイカーローン
自動 車・ バ イク 購入 、点 検 、修 理、 車検 、そ
500 万円以内(車庫建設資金
7 年以内。ただし、JA
の購 入に 附 帯す る諸 費用 、 運転 免許 の取 得資
は 100 万円以内)
住宅ローン借入者は 10
金、車庫建設等幅広くご利用いただけます。
営 農 ロ ー ン
別
耕地 面積 な どの 規模 によ り ご利 用金 額が 決ま
年以内
耕作地・畜産物等の規模に
ります。簡単な手続きでご利用いただけます。 よる
1 年(原則として、自動
更新)
金
農業 施設 の 取得 、農 地の 取 得に 必要 な資 金、
個人
1,000 万円以内
並びに運転資金にご利用いただけます。
法人
3,000 万円以内
農 機 具 ロ ー ン
農業機械器具の購入時にご利用いただけま
600 万円以内
7 年以内
農業 近代 化 資金 助成 法、 施 行令 に基 づき 、利
事業費の 80%以内かつ万円
利子補給期間
子補 給承 諾 を受 けた もの に ご利 用い ただ けま
単位
農
業
資
別
農 業 近 代 化 資 金
20 年以内
す。
す。
農業サポートローン
農機 具等 の 取得 や運 転資 金 など 農業 に関 する
300 万円以内(災害時の運転
資金としてご利用いただけます。
資金 200 万円以内ですが、
機械施設等の資金とは別枠
でご融資いたします)
13
6 ヶ月以上 7 年以内
種
目
的
別
類
内
ご融資金額
農機 具・ 農 業施 設等 の取 得 から 、他 金融 機関
農 機 ハ ウ ス ロ ー ン
ご融資期間
1,800 万円以内
1 年以上 10 年以内
生活 に必 要 な一 切の 資金 と して ご利 用い ただ
500 万円以内(主婦・パート
1 年(原則として、満
けます。
の方は 30 万円以内)
70 歳まで自動更新)
ピア ノ、 海 外旅 行、 家具 、 家電 、シ ョッ ピン
200 万円以内
6 ヶ月以上 5 年以内
300 万円以内
4 年以内で、担保とする
の農 機具 ロ ーン の借 換え 資 金ま で幅 広く ご利
用いただけます。
J A カ ー ド ロ ー ン
生
容
ク ロ ー バ ロ ー ン
グなどに最適です。
融資 金額 は 定期 積金 の満 期 給付 金額 の範 囲以
定 期 積 金 ロ ー ン
内で最高 300 万円です。定期積金の満期日ま
活
定期積金の満期日まで
でにご返済ください。
冠婚 葬祭 ・ 旅行 ・医 療介 護 など の生 活に 必要
冠婚葬祭
200 万円
5 年以内
な資金としてご利用いただけます。
出産
50 万円
3 年以内
旅行
100 万円
5 年以内
年金
100 万円
3 年以内
医療
100 万円
5 年以内
給振
200 万円
5 年以内
介護機器
200 万円
5 年以内
住宅修理
200 万円
5 年以内
資
カムフォートローン
金
(3) 手数料一覧
〔振込手数料(窓口利用の場合)〕
自
系
農
統
協
金
本
・
融
支
機
店
あ
て
関
あ
て
文
書
扱
い
電
信
扱
い
他金融機関あて
3 万円未満
3 万円以上
1 万円未満
1 万円以上 3 万円未満
3 万円以上
1 万円未満
1 万円以上 3 万円未満
3 万円以上
1 万円未満
1 万円以上 3 万円未満
3 万円以上
〔送金手数料〕
系 統 金 融 機 関 あ て
他 金 融 機 関 あ て 普通扱い(送金小切手)
〔代金取立手数料〕
系 統 金 融 機 関 あ て
他
金
融
機
関
あ
て
普通扱い
至急扱い
〔その他の手数料〕
送 金 ・ 振 込 の 組 戻 料
取 立 手 形 組 戻 料
取 立 手 形 店 頭 呈 示 料
不
渡
手
形
返
却
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
432 円
648 円
1 件につき
1 件につき
1 件につき
432 円
648 円
864 円
1 件につき
1 通につき
1 通につき
648 円
648 円
648 円
(ただし 648 円を超える実費を要する場合は、その実費を要する)
料
1 通につき
14
648 円
108 円
216 円
108 円
216 円
432 円
324 円
432 円
648 円
432 円
540 円
756 円
〔保護預かり手数料〕
国
債
無
〔融資関係手数料〕
貸 出 金 残 高 証 明 書
貸出金条件変更及び乗換え(注)
全 額 繰 上 償 還 ( 注 )
一 部 繰 上 償 還 ( 注 )
ロ
ー
ン
カ
ー
ド
料
1 通につき
1 件につき
1 件につき
1 件につき
発行手数料
再発行手数料
1 枚につき
216 円
2,160 円
2,160 円
2,160 円
無料
1,296 円
(注)公共資金、貯金担保、定期積金担保、共済担保、市職員貯金担保、財形貯蓄見返、職員厚生資金及
び農業制度資金については手数料は無料です。
〔貯金関係手数料〕
貯 金 残 高 証 明
書
小切手
発
行
手
数
料 約束手形
マル専手形
通帳
再
発
行
手
数
料 証書
ICキャッシュカード
JAパソコンサービス利用料(月額)
平成15年1月以降
取 引 明 細 書 発 行 手 数 料
平成14年12月以前
1 通につき
1 冊につき
1 枚につき
1 枚につき
1 冊につき
1 通につき
1 枚につき
1 契約につき
1 口座につき
1 口座につき
216 円
864 円
32 円
540 円
324 円
324 円
1,080 円
3,240 円
216 円
432 円
〔両替手数料(窓口)〕
紙幣・硬貨の合計枚数
100 枚以下
101 枚~300 枚以下
301 枚~500 枚以下
501 枚~1,000 枚以下
1,001 枚以上
お取引 1 件あたり手数料
無料
108 円
216 円
324 円
500 枚毎に 324 円加算
(注)枚数はお持込・お受取枚数のいずれか多い方になります。
新券への両替(同一金種への変更のみ)、汚損した現金の交換、記念硬貨への交換は無料です。
〔貸金庫料(年額)〕
1
種
2
種
3
種
4
種
組合員
員 外
組合員
員 外
組合員
員 外
組合員
員 外
1
1
1
1
1
1
1
1
15
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
2,700
3,240
3,024
3,628
3,780
4,536
5,400
6,480
円
円
円
円
円
円
円
円
〔ATM利用手数料〕
ご利用のキャッシュカード
お
引
き
出
し
お
預
け
入
れ
~8:45
8:45~18:00
18:00~
~9:00
土曜日 9:00~14:00
14:00~
日曜日・祝日
~8:45
平 日 8:45~18:00
18:00~
平
日
県内JA
県外JA
無料
無料
無料
9:00~14:00
14:00~
日曜日・祝日
HNS※
216 円
108 円
108 円
無料
216 円
108 円
お取扱いできません
無料
216 円
108 円
無料
無料
216 円
108 円
無料
無料
お取扱い
できません
お取扱い
できません
お取扱い
~9:00
土曜日
銀行等
無料
できません
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀
行の定める
手数料とな
ります
ゆうちょ銀
行の定める
手数料とな
ります
お取扱い
できません
無料
無料
無料
※ HNSとは、「ひろしまネットサービス」(ATM利用手数料無料化提携)の略です。なお、HNSに
加入の金融機関は、広島県に本店を置くすべての地方銀行・第二地方銀行・信用金庫・農業協同組合が
対象となります。
※ ご利用可能開始・終了時間は各ATMで異なります。
※ セブン銀行のキャッシュカードは当JAおよび県内他JAのATMコーナーではご利用になれません。
(4) 系統セーフティネット(貯金者保護の取り組み)
当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度で
ある「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との2重のセーフティネットで守
られています。
◇「JAバンクシステム」の仕組み
JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグルー
プの名称です。組合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけ
るよう、JAバンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関として活動する「J
Aバンクシステム」を運営しています。
「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事業推進」を2つの柱
としています。
◇「破綻未然防止システム」の機能
「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組み
です。JAバンク法(農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及
び強化に関する法律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題点
の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルール
基準(達成すべき自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。
また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより適切な経営改
善指導を行います。
◇「一体的な事業推進」の実施
良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強
化、共同運営システムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推
進の取り組みをしています。
◇貯金保険制度
貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、
貯金者を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを
目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預金保険制度」と同様な制度
です。
16
【経営資料】
Ⅰ
決算の状況
1.貸借対照表
(単位:千円)
科
目
1 信用事業資産
(1)現金
(2)預金
系統預金
系統外預金
(3)有価証券
国債
地方債
政府保証債
社債
(4)貸出金
(5)その他の信用事業資産
未収収益
その他の資産
(6)貸倒引当金
2 共済事業資産
(1)共済貸付金
(2)共済未収利息
(3)その他の共済事業資産
(4)貸倒引当金
3 経済事業資産
(1)経済事業未収金
(2)経済受託債権
(3)棚卸資産
買取販売品
購買品
その他の棚卸資産
(4)その他の経済事業資産
(5)貸倒引当金
4 雑資産
雑資産
貸倒引当金
5 固定資産
(1)有形固定資産
建物
機械装置
土地
その他の有形固定資産
減価償却累計額(控除)
(2)無形固定資産
6 外部出資
(1)外部出資
系統出資
系統外出資
子会社等出資
(2)外部出資等損失引当金
7 繰延税金資産
資
産
合
計
平成 24 年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
103,410,841
299,766
77,255,932
77,255,500
432
1,254,442
-
627,780
-
626,662
24,529,049
288,147
154,583
133,564
△216,495
78,518
77,739
920
119
△260
1,302,595
553,635
9,664
746,969
648,271
85,190
13,507
13,625
△21,299
144,716
145,010
△294
4,118,138
4,109,033
4,970,554
1,321,708
2,617,013
1,105,877
△5,906,119
9,104
4,378,709
4,388,685
4,076,291
101,392
211,001
△9,975
162,933
113,596,454
17
平成 25 年度
(平成 26 年 3 月 31 日)
107,769,719
273,370
81,562,976
81,562,280
696
2,145,798
301,880
1,133,955
197,160
512,803
23,863,345
156,090
46,356
109,734
△231,863
77,716
76,978
907
88
△257
1,258,231
580,186
168,618
516,319
417,333
86,714
12,271
11,906
△18,798
136,243
136,522
△278
4,064,252
4,057,346
4,964,757
1,417,148
2,617,013
1,088,127
△6,029,700
6,906
4,389,165
4,389,165
4,076,291
101,871
211,001
-
155,163
117,850,493
(単位:千円)
平成 24 年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
106,389,793
105,069,838
-
999,394
320,559
93,635
226,924
平成 25 年度
(平成 26 年 3 月 31 日)
110,296,797
109,845,348
-
126,355
325,093
55,681
269,411
2 共済事業負債
(1)共済借入金
(2)共済資金
(3)共済未払利息
(4)未経過共済付加収入
739,999
77,739
356,328
920
305,011
751,486
75,690
372,876
868
302,050
3 経済事業負債
(1)経済事業未払金
(2)経済受託債務
(3)その他の経済事業負債
413,205
392,873
16,470
3,861
632,561
421,215
209,595
1,750
4 設備借入金
5 雑負債
(1)未払法人税等
(2)資産除去債務
(3)その他の負債
-
224,549
32,547
9,240
182,761
-
259,325
53,322
9,406
196,596
6 諸引当金
(1)賞与引当金
(2)退職給付引当金
(3)役員退職慰労引当金
(4)ポイント引当金
674,996
69,861
581,034
24,100
-
620,918
68,335
516,735
25,107
10,739
528,932
108,971,476
3,471,045
1,998,401
1,480,503
1,291,744
529,889
113,090,979
3,614,744
1,976,389
1,642,636
1,411,744
188,759
(134,162)
△7,859
230,892
(181,928)
△4,281
1,153,931
39,480
1,114,451
1,144,769
31,275
1,113,493
4,624,977
113,596,454
4,759,513
117,850,493
科
目
1 信用事業負債
(1)貯金
(2)譲渡性貯金
(3)借入金
(4)その他の信用事業負債
未払費用
その他の負債
7 再評価に係る繰延税金負債
負
債
合
計
1 組合員資本
(1)出資金
(2)利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
(3)処分未済持分
2 評価・換算差額等
(1)その他有価証券評価差額金
(2)土地再評価差額金
純 資 産 合 計
負 債 及 び 純 資 産 合 計
18
2.損益計算書
(単位:千円)
科
目
平成 24 年度
平成 25 年度
( 平 成 24 年 4 月 1 日 ~ 平 成 25 年 3 月 31 日 )
( 平 成 25 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 )
2,296,903
1,133,958
1,018,021
(547,104)
(10,198)
(460,705)
(13)
72,909
-
(-)
43,026
243,402
108,287
(83,238)
(3,629)
(793)
(19,717)
(907)
18,148
-
116,966
(-)
(△13,105)
890,555
1,009,594
969,031
2,466
38,096
98,876
2,463
59,515
34,323
2,573
(△50)
910,718
1,748,930
1,734,820
14,109
1,541,445
1,411,371
121,887
8,187
(5,699)
(-)
207,484
841,321
541,878
180,062
119,380
701,518
525,687
91,461
84,369
(△6)
139,803
2,302,370
1,137,807
1,027,683
(566,973)
(18,174)
(426,933)
(15,602)
72,910
17,712
(17,712)
19,501
225,734
68,845
(56,335)
(2,755)
(1,273)
(6,844)
(1,635)
18,810
-
138,079
(15,367)
(-)
912,072
971,665
942,847
2,175
26,641
98,302
2,164
58,732
34,644
2,760
(△2)
873,363
1,743,241
1,730,054
13,187
1,544,841
1,420,219
125,384
△761
(-)
(△2,391)
198,399
846,959
579,117
193,883
73,957
693,971
561,744
86,548
45,678
(617)
152,987
1 事業総利益
(1)信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息配当金)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
(うち国債等債券売却益)
その他経常収益
(2)信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補填備金繰入)
(うち譲渡性貯金利息)
(うち借入金利息)
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
信用事業総利益
(3)共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
(4)共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
共済事業総利益
(5)購買事業収益
購買品供給高
その他の収益
(6)購買事業費用
購買品供給原価
購買供給費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
購買事業総利益
(7)販売事業収益
買取販売品販売高
受託販売手数料
その他の収益
(8)販売事業費用
買取販売品販売原価
販売費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
販売事業総利益
19
科
目
平成 24 年度
平成 25 年度
( 平 成 24 年 4 月 1 日 ~ 平 成 25 年 3 月 31 日 )
( 平 成 25 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 )
(9)農業倉庫事業収益
(10)農業倉庫事業費用
農業倉庫事業総利益
(11)加工事業収益
(12)加工事業費用
加工事業総利益
(13)利用事業収益
(14)利用事業費用
利用事業総利益
(15)福祉事業収益
(16)福祉事業費用
福祉事業総利益
(17)その他事業収益
(18)その他事業費用
その他事業総利益
(19)指導事業収入
(20)指導事業支出
指導事業収支差額
2 事業管理費
(1)人件費
(2)業務費
(3)諸税負担金
(4)施設費
(5)その他管理費用
事
業
利
益
3 事業外収益
(1)受取雑利息
(2)受取出資配当金
(3)賃貸料
(4)貸倒引当金戻入益
(5)外部出資等損失引当金戻入
(5)雑収入
4 事業外費用
(1)支払雑利息
(2)貸倒損失
(3)寄付金
(4)雑損失
(5)貸倒引当金繰入
経
常
利
益
5 特別利益
(1)固定資産処分益
(2)一般補助金
(3)貸倒引当金戻入益
(4)外部出資等損失引当金戻入
(5)その他の特別利益
6 特別損失
(1)固定資産処分損
(2)固定資産圧縮損
(3)外部出資等損失引当金繰入
(4)減損損失
(5)その他の特別損失
税 引 前 当 期 純 利 益
法人税・住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期剰余金
当期首繰越剰余金
土地再評価差額金取崩額
当期未処分剰余金
38,447
44,959
△6,511
607
557
50
239,874
91,142
148,732
151,737
133,003
18,733
20,353
537
19,815
39,474
71,954
△32,479
2,193,277
1,528,610
219,860
63,256
364,061
17,487
103,625
82,690
1,674
35,151
34,733
8
-
11,121
3,774
-
-
40
3,734
-
182,542
-
-
-
-
-
-
3
3
-
-
-
-
182,539
39,577
8,798
48,376
134,162
54,596
-
188,759
20
55,777
46,043
9,733
483
475
8
235,147
100,477
134,670
152,956
128,900
24,055
34,604
827
33,777
37,506
74,203
△36,697
2,144,869
1,512,836
197,540
63,878
353,352
17,260
157,500
100,631
1,465
46,983
32,273
15
9,975
9,918
2,805
-
-
60
2,745
-
255,327
-
-
-
-
-
-
1,668
188
1,479
-
-
-
253,658
62,916
8,812
71,729
181,928
48,963
-
230,892
3.注記表等
平成 24 年度
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
(1)子会社株式及び関連株式会社:移動平均法による原価法
(2)その他有価証券
① 時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法に
より処理し、売却原価は移動平均法により算定)
② 時価のないもの:移動平均法による原価法
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1) 買取販売品・・・・・個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(2) 購買品・・・・・・・売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(3) その他の棚卸資産・・最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方
法)
3.固定資産等の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)については
定額法)、特別会計は定額法を採用しています。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によってい
ます。また、取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規
定に基づき、3年間で均等償却しています。
(2) 無形固定資産
定額法を採用しています。
4.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当基準に
則り、次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそ
れと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分
可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による
回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認め
られる額を計上しています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金
額を計上しています。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 10 により算定した金額に基づき
計上しています。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から
独立した監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行ってい
ます。
(2) 賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上
しています。
(3) 退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産等の見込額
に基づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。なお、当組合は職員
数300人未満の小規模企業等に該当するため、
「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」
(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 13 号平成 11 年9月 14 日)により簡便法を採用し
ています。
(4) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上してい
ます。
(5) 外部出資等損失引当金
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについては有
価証券の評価と同様の方法により、株式以外のものについては貸出等債権と同様の方法により、
必要と認められる額を計上しています。
21
平成 24 年度
5.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が当組合に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引の
うち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法
に準じた会計処理によっています。
6.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。ただし、固定資産の係る控除
対象外消費税等は雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っています。
7.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表
示しています。
貸借対照表に関する注記
1.直接控除した引当金
債権額から引当金の金額を直接減額した金額は、次のとおりです。
経済未収金・・・・466 千円
2.有形固定資産に係る圧縮記帳額(累計額)
国庫補助金の受領等により、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は 949,832
千円であり、その内訳は、次のとおりです。
(単位:千円)
国庫補助金等による圧縮記帳額
保険金等による圧縮記帳額
合
計
建物
610,163
3,855
614,019
圧縮金額
構築物
機械装置
13,709
244,050
-
1,363
13,709
245,413
工具器具備品ほか
73,939
2,750
76,690
3.リース契約により使用する重要な固定資産
貸借対照表に計上した固定資産の他、信用端末機 36 台、共済端末機 31 台、購買端末機 33 台、
オフィスコンピュータ 2 台、LAN機器 115 台については、リース契約により使用しています。
リース物件の所有権が当組合に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引は下
記のとおりです。
①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額 (単位:千円)
工具器具備品
ソフトウエア
建物・構築物
機械装置
取得価額相当額
6,875
43,600
48,553
20,232
減価償却累計額相当額
3,895
36,147
48,095
20,119
期末残高相当額
2,979
7,452
457
113
② 未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
合 計
4,307 千円
4,505 千円
8,812 千円
③ 当期の支払リース料、減価償却費等
支払リース料
減価償却相当額
支払利息相当額
12,070 千円
13,366 千円
570 千円
④ 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっています。
⑤ 利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期への配分方法に
ついては利息法によっています。
4.担保に供している資産等
定期預金 4,100,000 千円を為替決済の担保に、定期預金 24,000 千円を指定金融機関等の事務取
扱に係る担保に、それぞれ供しています。
5.子会社等に対する金銭債権・債務の総額
子会社等に対する金銭債権の総額
22,111 千円
子会社等に対する金銭債務の総額
174,089 千円
22
平成 24 年度
6.役員との間の取引による役員に対する金銭債権・債務の総額
役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務はありません。
7.貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
(単位:千円)
債権区分
破綻先債権
延滞債権
3か月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
金額(貸倒引当金控除前)
12,621
637,325
-
-
649,947
リスク管理債権合計
○破 綻 先 債 権: 元本又は利息の遅延が相当期間継続していることその他の事由により、元本又は
利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出
金(貸出償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のう
ち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホま
でに揚げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金
○延
滞
債
権: 未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図
ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
○3か月以上延滞債権:元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破
綻先債権及び延滞債権に該当しないもの
○貸出条件緩和先債権:債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶
予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出
金で破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないもの
8.土地の再評価に関する事項
「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日法律第 34 号)及び「土地の再評価に関す
る法律の一部を改正する法律」に基づき、事業用土地の再評価を行い、当該再評価差額に係る税
効果相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土
地再評価差額金」として純資産の部に計上しています。
○再評価を行った年月日
平成12年3月31日
○再評価の方法は土地の再評価に関する法律施行令第2条第2号、第3号、第4号の規定に基づ
き、合理的に算出しています。
○再評価を行った事業用土地の時価の合計額が当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額
を下回る金額 523,645 千円
損益計算書に関する注記
1 .子 会 社 等 と の 事 業 取 引 に よ る 取 引 高 の 総 額 及 び 事 業 取 引 以 外 の 取 引 に よ る 取 引 高 の 総 額
(1)子会社等との取引による収益総額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
(2)子会社等との取引による費用総額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
18,228 千円
12,647 千円
5,581 千円
36,296 千円
30,834 千円
5,462 千円
金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体な
どへ貸付、残った余裕金を広島県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、地方債などの債
券による運用を行っています。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証
券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクにさらされてい
ます。
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で
保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスク
にさらされています。
23
平成 24 年度
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定して
います。また、通常の貸出取引については、本店に融資審査部門を設置し各支店と連携を
図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フロー
などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、
与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産
の自己査定を厳格に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、
資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資
産の償却・引当基準規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めていま
す。
②市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールす
ることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と
収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを
実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当
組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方
針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報
交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委
員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運
用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェッ
クし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
市場リスクに係る定量的情報
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当
組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預
金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的
な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたって、期末時
点の定量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる
金利が 0.75%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 34,752 千円減少するものと把
握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他の
リスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響
が生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含
めて計算しています。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、
安定的な流動性確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行
ううえでの重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、
運用方針などの策定の際に検討を行っています。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価
格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。
当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によっ
た場合、当該価額が異なることもあります。
2.金融商品の時価に関する事項
(1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価額
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)
に記載しています。
24
平成 24 年度
貸借対照表計上額
77,255,932
(単位:千円)
差額
△14,363
時価
77,241,569
預金
有価証券
その他有価証券
1,254,442
1,254,442
-
貸出金
24,529,049
-
-
貸倒引当金(*)
△216,495
-
-
貸倒引当金控徐後
24,312,553
25,645,531
1,332,977
資産計
102,822,928
104,141,542
1,318,614
貯金
105,069,838
104,956,408
△113,430
負債計
105,069,838
104,956,408
△113,430
(*)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(2) 金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によ
っています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートで
ある円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定し
ています。
② 有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用
状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿
価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計
額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当
金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、元利金の合計額をリスクフリーレートで
ある円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対
する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定してい
ます。また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸
倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなして
います。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フロー
をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代
わる金額として算定しています。
(3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)
の金融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*)
4,388,685
外部出資等損失引当金
△9,975
同引当金控除後
4,378,709
(*)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて
困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
(4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
預金
有価証券
その他有価証券の
うち満期のあるもの
貸出金(*1,2,3)
合 計
(単位:千円)
4年超
5年超え
5年以内
1年以内
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
77,255,932
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1,254,442
4,742,103
2,330,286
2,080,203
2,360,360
1,881,189
11,008,299
81,998,036
2,330,286
2,080,203
2,360,360
1,881,189
12,262,741
25
平成 24 年度
(*1)貸出金のうち、当座貸越 724,588 千円については「1年以内」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3カ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した債権等 125,710 千円は償還の
予定が見込まれないため、含めていません。
(*3)貸出金の分割実行案件うち、貸付決定金額の一部実行案件 896 千円は償還日が特定できな
いため、含まれていません。
(5)有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
5年超え
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
貯金(*1)
87,537,448
7,743,991
6,684,501
1,454,596
1,599,489
49,811
合 計
87,537,448
7,743,991
6,684,501
1,454,596
1,599,489
49,811
(*1)貯金のうち、要求払貯金については、「1年以内」に含めています
有価証券に関する注記
1.有価証券の時価等
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
(1) その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれら
の差額については、次のとおりです。
取得原価又は償却原価
貸借対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
種 類
地方債
599,903 千円
627,780 千円
27,876 千円 27,876 千円
-
社 債
600,000 千円
626,662 千円
26,662 千円 26,662 千円
-
合 計
1,199,903 千円
1,254,442 千円
54,538 千円 54,538 千円
-
なお、上記評価差額から繰延税金負債 15,058 千円を差し引いた額 39,480 千円が、
「その他有価
証券評価差額金」に計上されています。
2.有価証券の売却状況等
(1) 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券
当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
(2) 当事業年度中に売却したその他有価証券
当事業年度中に売却したその他有価証券はありません。
3.当事業年度中において、保有目的区分を変更した有価証券
当事業年度中において、保有目的が変更となった有価証券はありません。
退職給付に関する注記
1.退職給付に関する注記
(1)採用している退職給付制度
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度に加えて、全国共済農
業協同組合連合会との契約による確定給付企業年金制度、全国農林漁業団体共済会との契約によ
る特定退職金共済制度を採用しています。
なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては「退職給付に係る会計基準の設定に関
する意見書」(平成 10 年 6 月 16 日企業会計審議会)に基づき、簡便法により行っています。
(2) 退職給付債務の額及びその内訳
① 平成 24 年度末の退職給付債務
② 年金資産
確定給付企業年金制度
特定退職金共済制度
③ 未積立退職給付債務
④ 退職給付引当金
(3) 退 職 給 付 費 用 の 内 訳
① 勤務費用
△1,430,376 千円
849,341 千 円
675,009 千 円( 契 約 先:全 国 共 済 農 業 協 同 組 合 連 合 会 )
174,331 千 円 ( 契 約 先 : 全 国 農 林 漁 業 団 体 共 済 会 )
△ 581,034 千 円
△ 581,034 千 円
63,745 千 円
26
平成 24 年度
2.特例業務負担金に関する注記
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合
を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共
済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金
21,828 千円を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成 25 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の
将来見込額は 325,443 千円となっています。
税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等
(1) 発生原因別の主な内訳
(単位:千円)
繰
延
税
金
資
産
繰延税
金負債
金額
162,826
10,439
20,532
3,113
46
767
4,779
793
1,503
2,420
785
6,654
2,754
42,786
5,014
2,308
2,551
738
270,817
△92,360
178,456
△15,058
△464
退職給付引当金超過額
固定資産減価償却超過額(建物等)
賞与引当金損金算入限度超過額
未払費用否認額(賞与法定福利費)
未払費用否認額(貯金利息過大計上)
未払費用否認額(懸賞金付定期貯金等)
未払費用否認額(その他)
未払金否認額
減価償却超過額(共済連贈呈車両)
借地権償却否認額
固定資産減価償却超過額(大ホール緞帳)
役員退職慰労金引当繰入否認額
外部出資等損失引当金繰入否認額
貸倒引当金損金限度超過額
未収貸付金利息不計上額
未払事業税
資産除去債務
その他
繰延税金資産小計
控除額(評価性引当額)
繰延税金資産合計 (A)
その他有価証券評価差額金
資産除去費用資産計上額
繰延税金負債合計 (B)
繰延税金資産の純額 (A)+(B)
△15,522
162,933
(2) 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の主な原因
29.39%
3.17%
△2.92%
1.49%
△5.14%
△0.31%
1.07%
△0.25%
26.50%
調整
法定実効税率
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当等永久に益金に算入されない項目
住民税均等割
評価性引当額の増減
中小企業等特別控除額
税率変更による繰延税金資産の増減
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
27
平成 25 年度
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
(1) 子会社株式及び関連会社株式:移動平均法による原価法
(2) その他有価証券
① 時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、
売却原価は移動平均法により算定)
② 時価のないもの:移動平均法による原価法
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1) 買取販売品・・・・・個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(2) 購買品・・・・・・・売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(3) その他の棚卸資産・・最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
3.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)、特別会計
は定額法を採用しています。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。また、
取得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3 年間で均
等償却しています。
(2) 無形固定資産
定額法を採用しています。
4.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当基準規程に則り、
次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の
状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証
による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻
懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除
し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上しています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上し
ています。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 9 により算定した金額に基づき計上してい
ます。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した監
査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。
(2) 賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上していま
す。
(3) 退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込に基づき、当事
業年度に発生していると認められる額を計上しています。なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算
に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を採用しています。
(4) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しています。
(5)ポイント引当金
利用促進等を目的とするポイント制度に基づき組合員・利用者に付与したポイントの使用による費用発
生に備えるため、当該事業年度末において将来発生すると見込まれる額を計上しています。
28
平成 25 年度
5.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が当組合に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会
計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理に
よっています。
6.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。ただし、固定資産に係る控除対象外消
費税等は雑資産に計上し、5 年間で均等償却を行っています。
7.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示していま
す。
会計方針の変更に関する注記
1.減価償却方法の変更
法人税法の改正に伴い、当事業年度より平成 24 年 4 月 1 日以後に取得した有形固定資産について、改正
後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しています。これによる、当事業年度の損益に与える影響は軽
微であります。
貸借対照表に関する注記
1.資産に係る圧縮記帳額
有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は 951,312 千円であり、その内訳は、次のとおり
です。
建物
614,019 千円
構築物
13,709 千円
機械装置
246,893 千円
工具器具備品
76,690 千円
2.リース契約により使用する重要な固定資産
貸借対照表に計上した固定資産の他、信用端末機 36 台、共済端末機 31 台、購買端末機 33 台、オフィス
コンピュータ 2 台、LAN機器 115 台については、リース契約により使用しています。リース物件の所有権
が当組合に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引は下記のとおりです。
① リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
(単位:千円)
建物・構築物
機械装置
工具器具備品 ソフトウエア
取得価額相当額
6,875
31,300
22,562
8,168
減価償却累計額相当額
4,583
27,795
22,562
8,168
期末残高相当額
2,291
3,504
-
-
② 未経過リース料期末残高相当額 (単位:千円)
1年以内
1年超
合 計
1,431
3,073
4,505
③ 当期の支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額 (単位:千円)
支払リース料
減価償却費相当額
支払利息相当額
4,667
5,206
360
④ 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっています。
⑤ 利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期への配分方法については利
息法によっています。
3.担保に供している資産等
定期預金 4,100,000 千円を為替決済の担保に、定期預金 24,000 千円を指定金融機関等の事務取扱に係る
担保に、それぞれ供しています。
29
平成 25 年度
4.子会社等に対する金銭債権及び金銭債務
(単位:千円)
子会社等に対する金銭債権の総額
15,623
子会社等に対する金銭債務の総額
159,283
5.役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務
役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務はありません。
6.貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
(単位:千円)
債権区分
金額(貸倒引当金控除前)
破綻先債権
10,197
延滞債権
562,495
3か月以上延滞債権
-
貸出条件緩和債権
-
リスク管理債権合計
572,692
○破 綻 先 債 権:元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により、元本
又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった
貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)
のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイから
ホまでに揚げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金
○延
滞
債
権:未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図る
ことを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
○3か月以上延滞債権:元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破
綻先債権及び延滞債権に該当しないもの
○貸出条件緩和債権:債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、
元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で
破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないもの
7.土地の再評価に関する法律に基づく再評価
「 土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法
律の一部を改正する法律」に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差
額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土
地再評価差額金」として純資産の部に計上しています。
○再評価を行った年月日
平成 12 年 3 月 31 日
○再評価の方法は土地の再評価に関する法律施行令第 2 条第 2 号、第 3 号、第 4 号の規定に基づき、合理
的に算出しています。
○再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額
589,634 千円
損益計算書に関する注記
1.子会社等との事業取引による取引高の総額
( 1) 子 会 社 等 と の 取 引 に よ る 収 益 総 額
11 , 77 2 千 円
うち事業取引高
6, 4 9 9 千 円
うち事業取引以外の取引高
5 , 27 2 千 円
(2 ) 子 会 社 等 と の 取 引 に よ る 費 用 総 額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
36,610 千 円
30,400 千 円
6,210 千 円
30
平成 25 年度
金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付、
残った余裕金を広島県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用
を行っています。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、
貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。
また、有価証券は、主に債券であり、純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発
行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されています。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。ま
た、通常の貸出取引については、本店に融資審査部門を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査
を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行う
とともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において
資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳格に行っています。不良債権については
管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸
倒引当金については「資産の償却・引当基準規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化
に努めています。
②市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることによ
り、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバラン
スを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に
対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有
有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、
経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っていま
す。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価
証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切
な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
市場リスクに係る定量的情報
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合におい
て、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券
のうちその他有価証券に分類している債券、貯金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動
幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用していま
す。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が
0.3%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 63,445 千円減少するものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数
の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる
可能性があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な
流動性確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行ううえでの重要な要
素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検
討を行っています。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない
場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定に
おいては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なる
こともあります。
31
平成 25 年度
2.金融商品の時価等に関する事項
(1) 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載し
ています。
貸借対照表計上額
81,562,976
時価
81,522,566
(単位:千円)
差額
△40,410
預金
有価証券
その他有価証券
2,145,798
2,145,798
-
貸出金
23,863,345
-
-
貸倒引当金(*)
△231,863
-
-
貸倒引当金控徐後
23,631,482
24,763,121
1,131,639
資産計
107,340,257
108,431,487
1,091,229
貯金
109,845,348
109,751,211
△94,136
負債計
109,845,348
109,751,211
△94,136
(*)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(2) 金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。
満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワ
ップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
② 有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行
後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスク
フリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代
わる金額として算定しています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除
した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。
また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリー
レートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定し
ています。
(3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商
品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*)
4,389,165
(*)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であ
ると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
32
平成 25 年度
(4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
1年超
2年超
1年以内
2年以内
3年以内
預金
81,562,976
-
-
有価証券
その他有価証券の
-
うち満期のあるもの
-
(単位:千円)
519
3年超
4年以内
-
4年超
5年以内
-
-
-
5年超
-
2,145,278
貸出金(*1,2)
5,153,952
2,174,609
2,419,632
1,910,162
1,825,589 10,280,250
合 計
86,716,929
2,174,609
2,420,152
1,910,162
1,825,589 12,425,529
(*1)貸出金のうち、当座貸越 696,742 千円については「1年以内」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3か月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 99,147 千円は償還
の予定が見込まれないため、含めていません。
(5)有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1年超
2年超
3年超
1年以内
2年以内
3年以内
4年以内
貯金(*1)
95,091,647
7,160,696
4,790,199
1,597,259
合 計
95,091,647
7,160,696
4,790,199
1,597,259
(*1)貯金のうち、要求払貯金については、「1年以内」に含めています。
4年超
5年以内
1,146,547
1,146,547
5年超
58,997
58,997
有価証券に関する注記
1.有価証券の時価等
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
(1) その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額に
ついては、次のとおりです。
種
貸借対照表計上
額が取得原価又
は償却原価を超
えるもの
貸借対照表計上
額が取得原価又
は償却原価を超
えないもの
合
類
国 債
地方債
社 債
小 計
国 債
地方債
政府保証債
社 債
小 計
計
取得原価又は償却原
価
1,597
899,788
400,000
1,301,386
300,296
200,000
198,824
100,000
799,120
2,100,507
貸借対照表計上額
1,600
936,854
413,603
1,352,057
300,279
197,101
197,160
99,200
793,740
2,145,798
(単位:千円)
差額(*1)
2
37,065
13,603
50,671
△16
△2,899
△1,664
△800
△5,380
45,291
(*1)なお、上記評価差額から繰延税金負債 14,015 千円を差し引いた額 31,275 千円が、「その他有価証券評価
差額金」に計上されています。
2.有価証券の売却状況等
(1) 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券
当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
(2) 当事業年度中に売却したその他有価証券
種 類
売却額
売却益
国 債
302,133
3,021
社 債
314,691
14,691
合 計
616,824
17,712
33
(単位:千円)
売却損
-
-
-
平成 25 年度
3.当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券
当事業年度中において、保有目的が変更となった有価証券はありません。
退職給付に関する注記
1.退職給付に関する注記
(1) 採用している退職給付制度の概要
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。また、この
制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため全国農林漁業団体共済会との契約による特定退
職金共済制度、全国共済農業協同組合連合会との契約による確定給付型年金制度を採用しています。
なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債
務とする方法を用いた簡便法を適用しています。
(2) 退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
① 期首における退職給付引当金
581,034 千円
② 退職給付費用
60,122 千 円
③ 退職給付の支払額
△ 49 , 7 5 1 千 円
④ 確定給付型年金制度への拠出金
△ 74,670 千 円
⑤ 期末における退職給付引当金
516,735 千 円
(3) 退職給付債務及び年金資産と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表
① 退職給付債務
1,422,629 千円
② 特定退職共済制度
△179,896 千円
③ 確定給付型年金制度
△725,997 千円
④ 未積立退職給付債務
516,735 千円
⑤ 退職給付引当金
516,735 千円
(4) 退職給付に関する損益
簡便法で計算した退職給付費用
60,122 千円
特定退職共済制度への拠出金
11,104 千円
合計
71,226 千円
※特定退職共済制度への拠出金は厚生費で処理しています。
2.特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るため
の農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)
が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金 21,353 千円を含めて計上して
います。
なお、同組合より示された平成 26 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の将来見込額
は 325,094 千円となっています。
34
平成 25 年度
税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳
(単位:千円)
繰
延
税
金
資
産
繰延税
金負債
金額
142,884
9,137
18,867
3,183
31
929
4,963
627
931
2,728
368
6,944
46,883
3,772
11,278
3,835
2,601
731
1,488
262,189
△92,683
169,505
△14,015
△326
退職給付引当金超過額
固定資産減価償却超過額(建物等)
賞与引当金損金算入限度超過額
未払費用否認額(賞与法定福利費)
未払費用否認額(貯金利息過大計上)
未払費用否認額(懸賞金付定期貯金等)
未払費用否認額(その他)
未払金否認額
減価償却超過額(共済連贈呈車両)
借地権償却否認額
固定資産減価償却超過額(大ホール緞帳)
役員退職慰労金引当繰入否認額
貸倒引当金損金限度超過額
未収貸付金利息不計上額
販売仮受金(買取米)
未払事業税
資産除去債務
その他
有価証券評価損
繰延税金資産小計
控除額(評価性引当額)
繰延税金資産合計 (A)
その他有価証券評価差額金
資産除去費用資産計上額
繰延税金負債合計 (B)
△14,341
繰延税金資産の純額 (A)+(B)
155,163
(2) 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
(単位:%)
法定実効税率
交際費等永久に損金に算入されない項
目
受取配当等永久に益金に算入されない
項目
住民税均等割
評価性引当額の増減
中小企業等特別控除額
税率変更による繰延税金資産の増減
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
29.39%
2.29%
調整
△ 2.85%
1.08%
0.06%
△ 1.93%
2.10%
△ 1.86%
28.28%
35
4.剰余金処分計算書
(単位:千円)
科
目
平成 24 年度
平成 25 年度
1 当期未処分剰余金
188,759
230,892
2 剰余金処分額
139,795
179,561
(1)利益準備金
120,000
120,000
(2)任意積立金
-
40,000
経営安定化積立金
-
30,000
農業基盤強化積立金
-
10,000
19,795
19,561
(3)出資配当金
3 次期繰越剰余金
48,963
51,331
(注)1.出資配当の割合は、次のとおりです。
平成 24 年度 1%
平成 25 年度 1%
2.任意積立金のうち、目的積立金の種類及び積立目的、積立基準等は次のとおりです。
目的積立金の種類
積立目的
積立目標額及び積立・取崩基準
経営安定化積立金
組合経営の健全性
確保のため
農業基盤強化積立金
農業の生産基盤の
強化充実のため
積立目標額:3 億円
取崩基準:外部環境の変化、災害、その他不
測の事態等により、経営に重大な影響を及ぼ
した年度の決算期に取り崩す。
積立目標額:1 億円
取崩基準:農業の生産基盤強化に関する施設
等に支出した年度の決算期に取り崩す。
3.次期繰越剰余金には、営農指導・生活文化改善事業の費用に充てるための繰越額が含ま
れています。
平成 24 年度 20,000 千円
平成 25 年度 20,000 千円
36
5.部門別損益計算書(平成 25 年度)
(単位:千円)
区
分
合
計
信用事業 共済事業
事業収益①
5,216,149 1,137,807
事業費用②
2,913,779
225,734
農業関連 生活その 営農指導
事業
他事業
事業
971,665 2,249,492
819,678
37,506
98,302 1,834,078
684,178
71,486
共通管理
費等
事業総利益③
2,302,370
912,072
873,363
415,414
135,499 △33,979
(①-②)
事業管理費④
2,144,869
712,059
521,120
546,942
275,178
89,568
(うち人件費)
(1,512,836) (497,755) (429,103) (326,940) (191,291)
(67,745)
(うち減価償却費)
(156,147)
(25,527)
(19,981)
(82,527)
(19,869)
(8,241)
※うち共通管理費⑤
159,656
136,550
125,796
91,699
12,765
△526,467
(うち人件費)
(71,617)
(61,252)
(56,428)
(41,134)
(5,726) (△236,159)
(うち減価償却費)
(15,820)
(13,530)
(12,464)
(9,086)
(1,264) (△52,166)
事業利益⑥
157,500
200,013
352,242 △131,528 △139,678 △123,548
(③-④)
事業外収益⑦
100,631
38,968
28,500
16,178
15,665
1,319
※うち共通分⑧
16,501
14,113
13,001
9,477
1,319
△54,414
事業外費用⑨
2,805
850
727
670
488
68
※うち共通分⑩
850
727
670
488
68
△2,805
経常利益⑪
255,327
238,131
380,015 △116,020 △124,501 △122,297
(⑥+⑦-⑨)
特別利益⑫
-
-
-
-
-
-
※うち共通分⑬
-
-
-
-
-
-
特別損失⑭
1,668
-
-
-
1,668
-
※うち共通分⑮
-
-
-
-
-
-
税引前当期利益⑯
253,658
238,131
380,015 △116,020 △126,170 △122,297
(⑪+⑫-⑭)
営農指導事業分
18,352
17,573
83,589
2,781 △122,297
配付額⑰
営農指導事業分配付後
253,658
219,778
362,441 △199,609 △128,951
税引前当期利益⑱
(⑯-⑰)
※⑤、⑧、⑩、⑬、⑮は、各事業に直接課すことのできない部分。
(注)1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等
(1)共通管理費等
各部門の人員数の割合に 0.7、各部門の事業総利益の割合に 0.3 を乗じた割合の合計によって配
賦基準を設定しています。
(2)営農指導事業
各部門の事業総利益に対し、農業関連事業は 100%、農業関連事業以外の事業は 10%を乗じた
額の、各部門構成割合によって配賦基準を設定しています。
2.配賦割合(1の基準で算出した配賦の割合)
農業関連
生活その
営農指導
区
分
信用事業
共済事業
計
事業
他事業
事業
共通管理費等
30.33%
25.94%
23.89%
17.42%
2.42%
100%
営農指導事業
15.01%
14.37%
68.35%
2.27%
100%
3.部門別の資産
区
分
(単位:千円)
合計
事業別の総資産
11 7 ,8 5 0, 4 9 3
総資産(共通資産配分後) 117,850,493
(うち 固定資産)
(4,064,252)
信用事業
共済事業
その他事業
営農指導
事業
共通資産
2,632,999
11 0 ,9 1 5, 9 9 4
899,816
3,273,599
128,082
111,714,475
(733,866)
1,582,738
(545,478)
4, 3 61 , 35 1
(2 , 60 5 ,8 2 9 )
191,927
(179,078)
( 注)共通資産の他部門への配賦基準は、上記1の共通管理費と同様の割合にて配賦しております。
37
6.財務諸表の正確性にかかる確認
確
認
書
1
私は、当JAの平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日までの事業年度に
かかるディスクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべ
ての重要な点において、農業協同組合法施行規則に基づき適正に表示されている
ことを確認いたしました。
2 この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備され、
有効に機能していることを確認しております。
(1) 業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が整
備されております。
(2) 業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効性
を検証しており、重要な事項については理事会等に適切に報告されております。
(3) 重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。
平成 26 年 7 月 31 日
三次農業協同組合
代表理事組合長
村
38
上
光
雄
㊞
Ⅱ
損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標
(単位:百万円、口、人)
項
目
平成 21 年度
経常収益(事業収益)
信用事業収益
共済事業収益
農業関連事業収益
生活その他事業収益
営農指導事業収益
経常利益
当期剰余金
出資金
(出資口数)
純資産額
総資産額
貯金等残高
貸出金残高
有価証券残高
剰余金配当金額
出資配当額
職員数
単体自己資本比率
平成 22 年度
平成 23 年度 平成 24 年度
平成 25 年度
5,279
1,334
1,054
1,930
907
52
175
121
2,079
5,517
1,269
1,006
2,334
860
46
120
102
2,058
5,210
1,179
1,010
2,167
813
39
138
92
2,033
5,224
1,133
1,009
2,229
812
39
182
134
1,990
5,216
1,137
971
2,249
820
37
255
181
1,972
(2,079,559)
(2,058,612)
(2,033,920)
(1,990,542)
(1,972,108)
4,337
109,395
100,276
26,398
1,898
20
20
214
12.75%
4,399
114,768
106,749
26,604
696
20
20
216
12.65%
4,513
114,884
106,465
27,426
498
20
20
207
12.73%
4,624
113,596
105,069
24,529
1,254
19
19
203
12.93%
4,759
117,850
109,845
23,863
2,145
19
19
199
13.14%
(注) 1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
3.信託業務の取り扱いは行っていません。
経常収益の推移
(百万円)
(百万円)
5,600
経常利益・当期剰余金の推移
経常利益
400
当期剰余金
5,517
5,500
300
255
5,400
5,300
5,279
5,210
5,200
5,224
200
182
175
5,216
121
100
120
138
102
181
134
92
5,100
0
5,000
21年度
22年度
23年度
24年度
21年度
25年度
39
22年度
23年度
24年度
25年度
純資産の推移
出資金残高の推移
(百万円)
(百万円)
5,000
2,500
2,079
2,058
2,033
1,990
2,000
1,972
4,759
4,800
4,624
1,500
4,600
1,000
4,400
500
4,200
0
4,337
4,399
21年度
22年度
4,000
21年度
22年度
23年度
24年度
25年度
24年度
25年度
(百万円)
120,000
120,000
117,850
100,000
114,768 114,884
115,000
23年度
貯金残高の推移
総資産の推移
(百万円)
110,000
4,513
113,596
100,276
106,749 106,465 105,069 109,845
80,000
109,395
60,000
40,000
105,000
20,000
0
100,000
21年度
22年度
23年度
24年度
21年度
25年度
26,604
25年度
2,500
27,426
24,529
25,000
24年度
(百万円)
(百万円)
26,398
23年度
有価証券残高の推移
貸出金残高の推移
30,000
22年度
2,145
23,863
2,000
20,000
1,898
1,500
1,254
15,000
1,000
696
10,000
498
500
5,000
0
0
21年度
22年度
23年度
24年度
21年度
25年度
40
22年度
23年度
24年度
25年度
2.利益総括表
(単位:百万円、%)
項
目
資金運用収支
役務取引等収支
その他信用事業収支
信用事業粗利益
(信用事業粗利益率)
事業粗利益
(事業粗利益率)
平成 24 年度
909
54
△73
890
(78.53)
2,296
(43.96)
平成 25 年度
958
54
△100
912
(80.16)
2,302
(44.13)
増
減
49
△0
△26
21
(1.63)
5
(0.17)
3.資金運用収支の内訳
(単位:百万円、%)
平成 24 年度
平成 25 年度
平均残高
利 息
利回り
平均残高
利 息
利回り
資金運用勘定
104,603
1,018
0.97
104,517
1,012
0.96
うち預金
79,712
547
0.69
80,254
566
0.70
うち有価証券
781
10
1.31
1,382
18
1.31
うち貸出金
24,109
460
1.91
22,881
426
1.86
資金調達勘定
107,816
107
0.10
108,201
67
0.06
うち貯金・定期積金
106,310
86
0.08
106,990
59
0.05
うち譲渡性貯金
578
0
0.14
909
1
0.14
うち借入金
928
19
2.13
301
6
2.26
総資金利ざや
-
-
0.05
-
-
0.13
(注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回り+経費率)
2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連からの事業分量配当、奨励金が含まれています。
項
目
4.受取・支払利息の増減額
(単位:百万円)
項
目
平成 24 年度増減額
平成 25 年度増減額
資金運用勘定
△48
△5
うち預金
△5
19
うち有価証券
6
8
うち貸出金
△49
△33
資金調達勘定
△ 24
△39
うち貯金・定期積金
△33
△26
うち譲渡性貯金
0
1
うち借入金
8
△12
差
引
△24
33
(注)1.増減額は前年度対比です。
2.受取利息の預金には、信連からの事業分量配当、奨励金が含まれています。
41
Ⅲ
事業の概況
1.信用事業
(1) 貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
(単位:百万円、%)
種
類
平成 24 年度
平成 25 年度
流動性貯金
43,323
(40.6)
45,854
(42.5)
定期性貯金
62,880
(58.8)
61,056
(56.6)
その他の貯金
106
(0.1)
79
(0.1)
計
106,310
(99.5)
106,990
(99.2)
譲渡性貯金
578
(0.5)
909
(0.8)
合
計
106,888
(100.0)
107,900
(100.0)
(注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金
2.定期性貯金=定期貯金+定期積金
3.()内は構成比です。
増
減
2,531
△1,824
△27
680
331
1,011
② 定期貯金残高
(単位:百万円、%)
種
類
平成 24 年度
平成 25 年度
増 減
定期貯金
56,596
(100.0)
61,313
(100.0)
4,717
うち固定金利定期
56,545
(99.9)
61,269
(99.9)
4,724
うち変動金利定期
50
(0.1)
43
(0.1)
△6
(注)1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金
2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金
3.()内は構成比です。
(2) 貸出金等に関する指標
① 科目別貸出金平均残高
(単位:百万円)
種
類
手形貸付
証書貸付
当座貸越
割引手形
金融機関貸付
合
計
平成 24 年度
平成 25 年度
-
22,932
747
-
429
24,109
増
-
21,728
723
-
429
22,881
減
-
△1,203
△24
-
-
△1,227
② 貸出金の金利条件別内訳残高
(単位:百万円、%)
種
類
平成 24 年度
固定金利貸出
21,168
(86.3)
変動金利貸出
2,579
(10.5)
その他
781
(3.2)
合
計
24,529
(100.0)
(注)1.()内は構成比です。
42
平成 25 年度
20,693
(86.7)
2,411
(10.1)
757
(3.2)
23,863
(100.0)
増
減
△475
△167
△23
△666
③ 貸出金の担保別内訳残高
(単位:百万円)
種
類
貯金・定期積金等
有価証券
動産
不動産
その他担保物
小
計
農業信用基金協会保証
その他保証
小
計
信 用
合
計
平成 24 年度
791
-
-
28
943
1,763
12,599
34
12,633
10,131
24,529
平成 25 年度
増
減
803
-
-
23
1,127
1,954
12,729
33
12,762
9,145
23,863
12
-
-
△4
184
191
129
△1
128
△985
△666
④ 債務保証見返額の担保別内訳残高
該当する残高はありません。
⑤ 貸出金の使途別内訳残高
(単位:百万円、%)
種
設備資金
運転資金
合
類
計
平成 24 年度
15,091
(61.5)
9,438
(38.5)
24,529
(100.0)
平成 25 年度
15,171
(63.6)
8,691
(36.4)
23,863
(100.0)
増
減
80
△746
△666
(注)1.()内は構成比です。
⑥ 貸出金の業種別残高
(単位:百万円、%)
種
類
農業
林業
水産業
製造業
鉱業
建設・不動産業
電気・ガス・熱供給水道業
運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・サービス・飲食業
地方公共団体
非営利法人
その他
合
計
平成 24 年度
1,519
(6.2)
47
(0.2)
0
(0.0)
3,208
(13.1)
44
(0.2)
1,932
(7.9)
279
(1.1)
861
(3.5)
596
(2.4)
4,389
(17.9)
8,757
(35.7)
249
(1.0)
2,639
(10.8)
24,529
(100.0)
(注)1.()内は貸出金全体に対する構成比です。
43
平成 25 年度
1,478
(6.2)
44
(0.2)
5
(0.1)
3,232
(13.5)
63
(0.3)
1,909
(8.0)
280
(1.2)
891
(3.7)
578
(2.4)
4,494
(18.8)
8,012
(33.6)
218
(0.9)
2,653
(11.1)
23,863
(100.0)
増
減
△41
△3
4
24
18
△23
0
29
△18
105
△745
△30
13
△666
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
1)営農類型別
(単位:百万円)
種
類
農
業
穀作
野菜・園芸
果樹・樹園農業
工芸作物
養豚・肉牛・酪農
養鶏・養卵
養蚕
その他農業
農業関連団体等
合
計
平成 24 年度
1,229
240
15
101
3
74
-
-
795
-
1,229
平成 25 年度
1,131
231
17
95
2
54
-
-
729
-
1,131
増
減
△98
△8
1
△5
△0
△19
-
-
△65
-
△98
(注)1.農業関係の貸出金は、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に
必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。
なお、上記⑥の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残
高です。
2.「その他農業」には複合経営で主たる業種が明確に位置づけられていない者、農業サービス業、
農業所得が従となる農業者等が含まれています。
3. 「農業関連団体等」には、JAや全農とその子会社等が含まれています。
2)資金種類別
〔貸出金〕
(単位:百万円)
種
類
プロパー資金
農業制度資金
農業近代化資金
その他制度資金
合
計
平成 24 年度
530
699
130
569
1,229
平成 25 年度
489
641
154
486
1,131
増
減
△40
△58
24
△83
△98
(注)1.プロパー資金とは、当組合原始の資金を、融資しているもののうち、制度資金以外のものをい
います。
2. 農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が
利子補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫の資金を転貸融資す
るものがあり、ここでは②と③を対象としています。
3. その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業基盤整備資金などが該
当します。
〔受託貸付金〕
該当する残高はありません。
44
⑧ リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
区
分
破綻先債権額
延滞債権額
3 ヵ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合
計
平成 24 年度
平成 25 年度
12
637
-
-
649
増
10
562
-
-
572
減
△2
△74
-
-
△77
(注)1.破綻先債権
元本又は利息の遅延が相当期間継続していることその他の事由により、元本又は利息の取立
て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸出償却を行った部分
を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第
97 号)第 96 条第 1 項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金をいいます。
2.延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目
的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金をいいます。
3.3ヵ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及
び延滞債権に該当しないものをいいます。
4.貸出条件緩和先債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、債権放棄
その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延
滞債権に該当しないものをいいます。
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
(単位:百万円)
債
権
区
分
破綻更生債権及びこれらに準
ずる債権
危険債権
要管理債権
小
計
正常債権
合
計
債権額
担保
保
保証
全
額
引当
合計
286
17
183
85
286
285
-
572
23,313
23,886
63
-
80
129
-
313
92
-
178
285
-
572
(注)1.上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成 10 年法律第 132
号)第 6 条に基づき、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したもの
です。なお、当 JA は同法の対象とはなっていませんが、参考として同法の定める基準に従い債
権額を掲載しております。
① 破綻更生債権及びこれらに準ずる債権
法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれに準ずる債権
② 危険債権
経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収ができない可能
性の高い債権
③ 要管理債権
3ヵ月以上延滞貸出金および貸出条件緩和貸出債権
④ 正常債権
上記以外の債権
45
< 自 己 査 定 債 務 者 区 分 >
信用事業総与信
対
象
債
権
貸出金
< 金 融 再 生 法 債 権 区 分 >
信用事業総与信
信用事業
以外の
その他の 与信
債権
貸出金
破綻先
<
ス
ク
管
理
債
信用事業総与信
信用事業
以外の
その他の 与信
債権
その他の
債権
貸出金
権
>
信用事業
以外の
与信
破綻先債権
破産更正債権及びこれらに
準ずる債権
実質破綻先
リ
延滞債権
危険債権
破綻懸念先
3カ月以上延滞債権
要
注
意
先
要管理先
要管理債権
貸出条件緩和債権
その他要注意先
正常債権
正常先
●破綻先
法的・形式的な経営破綻の事実が発生している債
務者
●破産更正債権及びこれらに準ずる債権
破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申
立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に
対する債権及びこれらに準ずる債権
●実質破綻先
法的・形式的な経営破綻の事実は発生していない
ものの、深刻な経営難の状態にあり、再建の見通し
がない状況にあると認められる等実質的に経営破綻
に陥っている債務者
●危険債権
債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財
政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の
元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高
い債権
●破綻懸念先
現状経営破綻の状況にはないが、経営難の状態に
あり、経営改善計画等の進捗状況が芳しくなく、今
後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務
者
●要管理債権
三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権(経済的
困難に陥った債務者の再建又は支援を図り、当該債
権の回収を促進すること等を目的に、債務者に有利
な一定の譲歩を与える約定条件の改定等を行った貸
出債権
●要管理先
要注意先の債務者のうち当該債務者の債権の全部
または一部が次に掲げる要管理先債権である債務者
ⅰ 3カ月以上延滞債権
元金または利息の支払いが、約定支払日の翌日を
起算日として3カ月以上延滞している貸出債権
ⅱ 貸出条件緩和債権
経済的困難に陥った債務者の再建または支援をは
かり、当該債権の回収を促進すること等を目的に、
債務者に有利な一定の譲歩を与える約定条件の改定
等を行った貸出債権
●正常債権
債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない
ものとして、同項第1号から第3号までに掲げる債権
以外のものに区分される債権
●破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続してい
ることその他の事由により元本又は利息の取立て又
は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上し
なかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以
下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法
人税法施行令第96条第1項第3号 のイからホまでに
掲げる事由又は同項第4号 に規定する事由が生じて
いる貸出金
●延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として
利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
●3カ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三月
以上遅延している貸出金(破綻先債権及び延滞債権
を除く)
●貸出条件緩和債権
債務者の経営再建等を図ることを目的として、金
利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権
放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸
出金(破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債
権を除く)
●その他の要注意先
要管理先以外の要注意先に属する債務者
●正常先
業況が良好、かつ、財務内容にも特段の問題がな
いと認められる債務者
⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はありません。
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:百万円)
平成 24 年度
区
分
期首残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合
計
60
185
246
期中
増加額
55
182
238
平成 25 年度
期中減少額
目的使用
-
0
0
その他
60
184
245
期末残高
期首残高
55
182
238
55
182
238
期中
増加額
56
194
251
⑫ 貸出金償却の額
(単位:百万円)
項
目
貸出金償却額
平成 24 年度
平成 25 年度
-
(注)貸出金償却額は、個別貸倒引当金控除前の償却額です。
46
-
期中減少額
目的使用
-
-
-
その他
55
182
238
期末残高
56
194
251
(3) 内国為替取扱実績
(単位:件、百万円)
種
送金・振込為替
代金取立為替
雑為替
合
計
平成 24 年度
仕 向
被仕向
158,580
197,833
87,981
97,255
13
5
14
18
1,896
3,078
252
6,383
160,489
200,916
88,249
103,658
類
件
金
件
金
件
金
件
金
数
額
数
額
数
額
数
額
平成 25 年度
仕 向
被仕向
161,339
199,428
89,259
103,334
12
4
17
0
2,949
3,904
349
6,399
164,300
203,336
89,626
109,733
(4) 有価証券に関する指標
① 種類別有価証券平均残高
(単位:百万円)
区
分
国債
地方債
政府保証債
金融債
その他の証券
合
計
平成 24 年度
平成 25 年度
-
425
-
-
355
781
増
減
67
884
33
-
397
1,382
67
459
33
-
41
600
② 商品有価証券種類別平均残高
該当する取引はありません。
③ 有価証券残存期間別残高
(単位:百万円)
種
類
平成 24 年度
国債
地方債
政府保証債
金融債
その他の証券
平成 25 年度
国債
地方債
政府保証債
金融債
その他の証券
期間の定
1 年超
3 年超
5 年超
7 年超
3 年以下
5 年以下
7 年以下
10 年以下
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
627
-
-
626
-
-
-
-
-
-
627
-
-
626
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
299
1,133
197
-
512
-
-
-
-
-
301
1,133
197
-
512
1 年以下
47
10 年超
めのない
合
計
もの
(5) 有価証券等の時価情報
① 有価証券の時価情報等
(単位:百万円)
平成 24 年度
取得価額
時 価
評価損益
-
-
-
-
-
-
1,199
1,254
54
1,199
1,254
54
保有区分
売買目的
満期保有目的
その他
合
計
平成 25 年度
取得価額
時 価
評価損益
-
-
-
-
-
-
2,100
2,145
45
2,100
2,145
45
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっています。
2.取得価額は取得原価または償却原価によっています。
3.その他有価証券については、時価を貸借対照表価額としています。
② 金銭の信託の時価情報等
該当する取引はありません。
③ デリバティブ取引、金融デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引
該当する取引はありません。
2.共済取扱実績
(1) 長期共済新契約高・長期共済保有高
(単位:百万円)
種
類
終身共済
定期生命共済
養老生命共済
うちこども共済
医療共済
がん共済
定期医療共済
介護共済
年金共済
建物更生共済
合
計
生
命
総
合
共
済
平成 24 年度
新契約高
保有高
24,301
205,356
590
821
4,520
93,866
564
20,961
534
15,011
-
1,547
-
934
-
-
146
3,866
8,953
212,422
38,899
530,246
平成 25 年度
新契約高
保有高
19,387
203,193
32
243
5,433
89,049
701
20,871
1,396
10,790
-
1,382
-
844
125
124
111
3,812
8,048
208,545
34,424
514,455
(注)金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付
加された定期特約金額等を含む)、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。
(2) 医療系共済の入院共済金額保有高
(単位:件、万円)
種
医療共済
がん共済
定期医療共済
合
類
計
平成 24 年度
新契約高
保有高
1,010
4,572
336
1,913
2
520
1,349
7,006
(注)金額は、入院共済金額を表示しています。
48
平成 25 年度
新契約高
保有高
915
5,282
220
1,973
1
486
1,136
7,742
(3)介護共済の介護共済金額保有高
(単位:件、万円)
種
介護共済
合
類
計
平成 24 年度
新契約高
保有高
-
-
-
-
平成 25 年度
新契約高
保有高
45,892
45,779
45,892
45,779
(注)金額は、入院共済金額を表示しています。
(4) 年金共済の年金保有高
(単位:件、万円)
種
年金開始前
年金開始後
合
類
計
平成 24 年度
新契約高
保有高
14,661
270,184
-
116,427
14,661
386,612
平成 25 年度
新契約高
保有高
11,175
262,739
-
118,549
11,175
381,288
(注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっても、最低保証年金額)を表示しています。
(5) 短期共済新契約高
(単位:件、万円)
種
類
件
火災共済
自動車共済
傷害共済
定額定期生命共済
賠償責任共済
自賠責共済
合
計
平成 24 年度
数
掛 金
3,150
2,734
13,689
63,526
36,857
6,152
137
212
310
53
9,785
22,444
63,928
95,124
件
平成 25 年度
数
掛 金
3,145
2,789
13,680
67,106
38,126
7,116
134
210
320
55
9,447
25,380
64,852
102,659
3.農業関連事業取扱実績
(1) 購買品(生産資材)取扱実績
(単位:千円)
種
肥料
農薬
飼料
農業機械
その他
合
類
計
平成 24 年度
供給高
粗収益
278,424
43,740
336,819
45,467
67,272
5,259
11,633
2,503
405,132
59,907
1099,281
156,879
49
平成 25 年度
供給高
粗収益
287,415
43,259
332,217
44,704
68,867
5,605
11,345
2,363
401,840
54,631
1,101,686
150,564
(2) 販売品取扱実績
(単位:千円)
種
平成 24 年度
取扱高
手数料
1,997,079
81,063
146,354
4,390
16,586
490
156,704
4,749
709,359
6,328
31,531
645
240,445
1,569
898
21
444,956
96,584
10,474
414
3,754,390
196,253
類
米
種子
麦・豆
野菜
果樹
花卉・花木
畜産物
林産物
アンテナショップ
その他
合計
平成 25 年度
取扱高
手数料
1,949,712
81,716
146,571
4,357
17,049
479
166,994
5,084
682,025
6,003
27,647
575
273,980
1,725
539
14
419,646
110,961
8,100
342
3,692,269
211,256
(3) 農業倉庫事業取扱実績
(単位:千円)
種
類
保管料
荷役料
その他の収益
収益計
倉庫材料費
倉庫労務費
その他の費用
費用計
平成 24 年度
13,391
12,777
12,278
38,447
557
19,025
25,376
44,959
平成 25 年度
20,858
14,932
19,986
55,777
117
18,752
27,174
46,043
(4) 利用事業取扱実績
(単位:千円)
種
類
ライスセンター
育苗センター
種子センター
その他利用収益
合
計
平成 24 年度
取扱高
収 益
5,028t
127,955
100,476 箱
69,239
445t
28,331
-
14,346
-
239,874
(5) 加工事業取扱実績
(単位:千円)
種
加工収益
加工費用
類
平成 24 年度
607
557
平成 25 年度
483
475
50
平成 25 年度
取扱高
収 益
4,591.8t
109,735
102,548 箱
86,400
442.7t
28,206
-
10,805
-
235,147
4.生活その他事業取扱実績
(1) 購買品(生活物資)取扱実績
(単位:千円)
種
食料品
衣料品
耐久消費財
日用保健雑貨
家庭燃料
その他
合
類
計
平成 24 年度
供給高
手数料
308,954
99,168
20,444
3,558
13,168
764
58,922
9,190
12,522
1,035
221,527
52,853
635,538
166,569
(2) 福祉事業取扱実績
(単位:千円)
種
類
介護報酬
補助金・受託料
手数料
その他の収益
収益計
人件費
その他の費用
費用計
平成 24 年度
135,651
-
12,381
3,704
151,737
96,617
36,386
133,003
平成 25 年度
135,789
-
12,399
4,767
152,956
87,429
41,471
128,900
5.指導事業
(単位:千円)
種
類
賦課金
指導補助金
実費収入
収入計
営農改善費
生活文化事業費
教育情報費
支出計
平成 24 年度
9,191
26,077
4,205
39,474
58,408
3,328
10,216
71,954
平成 25 年度
10,345
24,907
2,253
37,506
61,389
2,717
10,096
74,203
51
平成 25 年度
供給高
手数料
293,157
92,036
16,201
3,045
18,097
1,809
72,157
10,511
13,349
660
215,404
51,206
628,367
159,270
Ⅳ
経営諸指標
1.利益率
(単位:%)
項
目
総資産経常利益率
資本経常利益率
総資産当期純利益率
資本当期純利益率
平成 24 年度
0.16
3.94
0.11
2.90
平成 25 年度
0.21
5.36
0.15
3.82
増
減
0.05
1.42
0.04
0.92
(注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産残高×100
2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定残高×100
3.総資産当期純利益率=当期剰余金/総資産残高×100
4.資本当期純利益率=当期剰余金/純資産勘定残高×100
2.貯貸率・貯証率
(単位:%)
項
貯貸率
貯証率
目
期末
期中平均
期末
期中平均
平成 24 年度
23.3
22.6
1.1
0.7
平成 25 年度
21.7
21.2
1.9
1.2
(注)1.貯貸率=貸出金残高/貯金残高×100(期中平均は平残により算出)
2.貯証率=有価証券残高/貯金残高×100(期中平均は平残により算出)
52
増
減
△1.6
△1.4
0.8
0.5
Ⅴ
自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円)
項
目
平成 25 年度
コア資本に係る基礎項目
経過措置に
よる不算入額
(1)
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額
3,595
うち、出資金及び資本準備金の額
1,976
うち、再評価積立金の額
-
うち、利益剰余金の額
1,642
うち、外部流出予定額(△)
(△)19
うち、上記以外に該当するものの額
△4
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
56
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
56
うち、適格引当金コア資本算入額
-
適格旧資本調達手段の額のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目
の額に含まれる額
-
うち、回転出資金の額
-
うち、上記以外に該当するものの額
-
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段
の額のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の 45 パーセントに相当する
額のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
コア資本に係る基礎項目の額
(イ)
コア資本に係る調整項目
-
739
4,391
(2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く)の
-
4
-
-
-
4
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く)の額
-
-
適格引当金不足額
-
-
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
-
-
-
-
前払年金費用の額
-
-
自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く)の額
-
-
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
-
-
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
-
-
特定項目に係る 10 パーセント基準超過額
-
-
-
-
-
-
-
-
額の合計額
うち、のれんに係るものの額
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の
額
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される
額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するも
のの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連す
るものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る)に関連するものの額
53
(単位:百万円)
項
目
平成 25 年度
特定項目に係る 15 パーセント基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するも
のの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連す
るものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る)に関連するものの額
コア資本に係る調整項目の額
(ロ)
自己資本
自己資本の額
(ハ)
リスク・アセット等
-
-
-
-
-
-
-
-
4,391
(3)
信用リスク・アセットの額の合計額
29,263
資産(オン・バランス)項目
29,263
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
△4,053
うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によると し
てリスク・アセットの額に算入されることになったものの額の う
ち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ラ イ
4
ツに係るものを除く)に係るものの額
うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によると し
てリスク・アセットの額に算入されることになったものの額の う
-
ち、繰延税金資産に係るものの額
うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によると し
てリスク・アセットの額に算入されることになったものの額の う
-
ち、前払年金費用に係るものの額
うち、他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージ ャ
ーに係る経過措置を用いて算出したリスク・アセットの額から 経
過措置を用いずに算出したリスク・アセットの額を控除した額
(△)5,701
(△)
うち、上記以外に該当するものの額
1,643
オフ・バランス項目
-
CVAリスク相当額を8パーセントで除して得た額
-
中央清算機関関連エクスポージャーに係る信用リスク・アセットの額
-
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額
4,146
信用リスク・アセット調整額
-
オペレーショナル・リスク相当額調整額
-
リスク・アセット等の額の合計額
(ニ)
33,409
自己資本比率
自己資本比率
((ハ)/(ニ))
13.14%
54
よる不算入額
-
-
((イ)-(ロ))
経過措置に
-
(単位:百万円)
項
目
基本的項目
(A)
出資金
(うち後配出資金)
回転出資金
再評価積立金
資本準備金
利益準備金
任意積立金
次期繰越剰余金
処分未済持分
その他有価証券の評価差損
営業権相当額
企業結合により計上される無形固定資産相当額
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
補完的項目
(B)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
負債性資本調達手段
期限付劣後債務
補完的項目不算入額
自己資本総額
(C)=(A)+(B)
控除項目
(D)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係
る控除額
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクスポージャー(ファンドのうち裏付資産を把握でき
ない資産を含む)及び信用補完機能を持つ 1/0 ストリップス(告示第 223 条を準用する場合を含む)
控除項目不算入額
自己資本額
(E)=(C)-(D)
リスクアセット計
(F)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額
基本的項目比率
(A)/(F)
自己資本比率
(E)/(F)
平成 24 年度
3,451
1,998
△
-
-
-
1,291
-
168
7
-
-
-
-
795
739
55
-
-
-
-
4,246
-
-
-
-
-
-
-
4,246
32,817
28,721
-
4,095
10.51%
12.93%
(注)1.農協法第 11 条の 2 第 1 項第 1 号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る三紙
紀に基づき算出しており、平成 24 年度は旧告示(バーゼルⅡ)に基づく単体自己資本比率を記載してい
ます。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用について
は信用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法
を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
4.平成 24 年度のついては、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準等の特例を定め
る告示(平成 24 年金融庁・農水省告示第 13 号)」に基づき基本的項目から、その他有価証券評価差損を
控除していないため、「その他有価証券の評価差損」は「-」(ハイフン)で記載しています。
55
2.自己資本の充実度に関する事項
① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:百万円)
平成 24 年度
わが国の中央政府及び中央銀行向け
わが国の地方公共団体向け
地方公共団体金融機構向け
わが国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
信用保証協会等保証付
共済約款貸付
出資等
他の金融機関等の対象資本調達手段
特定項目のうち調整項目に算入されないもの
複数の試算を裏付けとする資産(いわゆるファンド)のうち、個々の資産の把握
が困難な資産
証券化
経過措置によりリスク・アセットの額に算入、不算入となるもの
上記以外
標準的手法を適用するエクスポージャー別計
CVAリスク相当額÷8%
中央清算機関関連エクスポージャー
信用リスク・アセットの額の合計額
エクスポージャー
リスク・アセ
所要自己資本額
エクスポージャー
リスク・アセ
所要自己資本額
の期末残高
ット額 a
b=a×4%
の期末残高
ット額 a
b=a×4%
-
9,411
601
-
-
77,753
262
2,215
66
6
127
12,623
77
4,388
-
-
-
-
60
-
-
15,894
126
1,075
21
6
44
1,244
-
4,388
-
-
-
-
2
-
-
635
5
43
0
0
1
49
-
175
-
-
501
9,115
100
300
100
82,008
250
2,175
62
6
96
12,742
76
588
3,801
-
-
-
10
30
20
16,744
48
1,068
20
6
23
1,257
-
588
9,502
-
-
-
0
1
0
669
1
42
0
0
0
50
-
23
380
-
-
-
-
-
-
-
-
-
6,251
-
-
-
113,788
-
-
5,859
-
-
-
28,721
-
-
234
-
-
-
1,148
-
-
4,328
-
-
-
116,255
-
△4,053
3,996
-
-
-
29,263
-
△162
159
-
-
-
1,170
オペレーショナルリスクに
オペレーショナル・リスク相
当額を 8%で除して得た額
対する所要自己資本の額
a
<基礎的手法>
所 要 自 己 オペレーショナル・リスク相
資 本 額
当額を 8%で除して得た額
B=a×4%
4,095
リスク・アセット等
(分母)合計
所要自己資本額
平成 25 年度
a
163
所要自己
資 本 額
B=a×4%
32,817
a
1,312
所要自己
資 本 額
B=a×4%
4,146
リスク・アセット等
(分母)合計
a
165
所要自己
資 本 額
B=a×4%
33,409
1,336
(注)1.
「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類
ごとに記載しています。
2.
「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸
出金や有価証券等が該当します。
3.
「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞している債務者に係るエク
スポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウェイ
トが 150%になったエクスポージャーのことです。
4.「出資等」と、出資等エクスポージャー、重要な出資エクスポージャーが該当します。
5.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産に係る信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポー
ジャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのこと
です。
56
6.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、
コア資本に係る調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)および土地再評価差額金に係る経
過措置により、リスク・アセットに算入したもの、不算入としたものが該当します。
7.
「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共
部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)・間接清算参加者向け・
信用リスク削減手法として用いる保証またはクレジットデリバティブの免責額が含まれます。
8.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、当JAでは基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近 3 年間の合計額
÷
8%
直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数
3.信用リスクに関する事項
① 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手
法により算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエ
イトの判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依
頼格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&I)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody‘s)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注)
「リスク・ウェイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するた
めの掛目のことです。
(イ)リスク・ウエイトの判定にあたり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・
リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
カントリー・リスク・スコア
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクスポージャー
日本貿易保険
法 人 等 向 け エ ク ス ポ ー ジ ャ ー R&I,Moody’s,JCR,S&P
(長期)
,Fitch
法 人 等 向 け エ ク ス ポ ー ジ ャ ー R&I,Moody’s,JCR,S&P
(短期)
,Fitch
57
② 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上
延滞エクスポージャーの期末残高
(単位:百万円)
平成 24 年度
平成 25 年度
信用リスクに関するエクスポージャー
三月以上延滞
信用リスクに関するエクスポージャー
三月以上延滞
の残高
エクスポー
の残高
エクスポー
ジャー
うち貸出金等
うち貸出金等
うち債券
うち債券
ジャー
農業
221
221
-
-
271
240
-
-
林業
-
-
-
-
0
-
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
147
147
-
-
246
140
-
-
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
建設・不動産業
77
77
-
-
78
78
-
-
電気・ガス・熱供
給・水道業
21
21
-
-
15
15
-
-
1
1
-
-
48
1
-
-
77,684
429
-
-
87,993
429
2,105
-
209
140
-
-
485
136
-
-
8,811
8,811
-
-
8,012
8,012
-
-
16
16
-
-
40
38
-
9
個人
14,779
14,757
-
127
14,880
14,794
-
87
その他
11,816
-
1,202
-
4,183
-
-
-
113,788
24,624
1,202
127 116,255
23,887
2,105
96
77,048
1,724
-
84,436
2,856
-
1,361
1,361
-
1,430
1,430
0
1,723
1,723
-
1,372
1,372
-
2,425
2,425
-
2,854
2,852
1
4,913
4,913
-
3,090
3,090
-
11,808
11,808
1,202
13,685
11,581
2,103
14,507
668
-
9,385
703
-
113,788
24,624
1,202
116,255
23,887
2,105
法
人
運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・飲
食・サービス業
日本国政府・地方
公共団体
上記以外
業種別残高計
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期限の定めのないもの
残存期間別残高計
平均残高計
103,828
24,117
781
103,846
22,880
1,382
(注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化
エクスポージャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相
当額を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バ
ランスシート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間・融
資枠の範囲内で、お客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。
「貸出金等」には、コミットメントの融資可能残額も含めています。
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ
月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
5.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略してお
ります。
58
③ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:百万円)
平成 24 年度
区
分
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
期首残高
期中増加額
60
185
55
182
平成 25 年度
期中減少額
目的使用
その他
-
0
60
184
期末残高
期首残高
期中増加額
55
182
55
182
56
194
期中減少額
目的使用
その他
-
-
55
182
期末残高
56
194
④ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
(単位:百万円)
平成 24 年度
区
分
期 首
期 中
残 高
増加額
期中減少額
目 的
その他
使 用
平成 25 年度
期 末
貸出金
期 首
期 中
残 高
償 却
残 高
増加額
期中減少額
目 的
その他
使 用
期 末
貸出金
残 高
償 却
農業
-
-
-
-
-
-
-
10
-
-
10
-
林業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
29
-
-
29
-
-
-
-
-
-
-
-
9
-
-
9
-
185
182
0
184
182
-
182
145
-
182
145
-
185
182
0
184
182
-
182
194
-
182
194
-
水産業
法 製造業
鉱業
建設・不動産業
電気・ガス・熱供給・水道業
人
運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・飲食・サービス
業
その他
個人
業種別計
59
⑤ 信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト 1250%を適用する残高
(単位:百万円)
平成 24 年度
リスク・ウエイト 0%
リ ス リスク・ウエイト 2%
ク 削 リスク・ウエイト 4%
減 効 リスク・ウエイト 10%
果 勘 リスク・ウエイト 20%
案 後 リスク・ウエイト 35%
残高 リスク・ウエイト 50%
リスク・ウエイト 75%
リスク・ウエイト 100%
リスク・ウエイト 150%
リスク・ウエイト 200%
リスク・ウエイト 250%
その他
リスク・ウエイト 1250%
計
信用
平成 25 年度
格付あり
格付なし
計
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
9,789
-
-
13,224
77,371
66
76
2,215
11,015
27
-
-
-
-
113,788
9,789
-
-
13,224
77,371
66
76
2,215
11,015
27
-
-
-
-
113,788
格付あり
格付なし
計
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
11,016
-
-
12,975
81,704
62
71
1,502
10,555
15
-
-
-
-
117,904
11,016
-
-
12,975
81,704
62
71
1,502
10,555
15
-
-
-
-
117,904
(注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクス
ポージャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含
みます。
2.「格付あり」には、エクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、
「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないものを記
載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
3.経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後の
リスク・ウエイトによって集計しています。また、経過措置によってリスク・アセットを参入した
ものについても集計の対象としています。
4.1250%には、非同時決済に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デ
リバティブの免責に係るもの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリスク・ウエイト 1250%を
適用したエクスポージャーがあります。
5.平成 24 年度の「1250%」の項目には、自己資本控除とした額を記載しています。
4.信用リスク削減手法に関する事項
① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額算
出において、エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されて
いる場合に、エクスポージャーのリスク・ウエイトに代えて、担保や保証人に対するリ
スク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。
信用リスク削減手法として、
「適格金融資産担保」、
「保証」、
「貸出金と自組合貯金の相殺」
を適用しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、
取引相手または取引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減さ
れている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リスク削減
手法の簡便手法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央
政府等、わが国の地方公共団体、地方公共団体金融機構、わが国の政府関係機関、外国
の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関または第一種金融商品取引業
者、これら以外の主体で長期格付が A-または A3 以上の格付を付与しているものを適格
保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被保証部分について、被
保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイトを適用しています。
60
ただし、証券化エクスポージャーについては、これら以外の主体で保証提供時に長期
格付が A-または A3 以上で、算定基準日に長期格付が BBB-または Baa3 以上の格付を付
与しているものを適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被
保証部分について、被保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイ
トを適用しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定
その他これらに類する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であ
ることを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺契約下にあ
る貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、③自組合
貯金が継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相
殺後の額が、監視および管理されていること、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約
下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポー
ジャー額としています。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見
直しを行っています。なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。
② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:百万円)
区
分
地方公共団体金融機構向け
わが国の政府関係機構向け
地方三公社向け
金融機関向け及び第一種金融商
品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
証券化
中央清算機関関連
上記以外
合計
平成 24 年度
適格金融資産担保
保
-
-
-
証
-
-
-
平成 25 年度
適格金融資産担保
保
-
-
-
証
-
-
-
-
-
-
-
41
40
-
-
0
-
-
-
82
-
63
-
-
-
-
-
-
63
32
16
-
-
-
-
-
18
67
-
44
-
-
-
-
-
-
44
(注)1.基本的な用語の定義は、2の①の(注)と同様です。
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
61
7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項
① 出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資その他これに類するエクスポージャー」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定
及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されているものであり、当JAにおいては、
これらを①子会社および関連会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区
分して管理しています。 ①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図
ることにより、当JAの事業のより効率的運営を目的として、株式を保有しています。こ
れらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の他、定期的な連絡会議を行う等適切
な業況把握に努めています。
②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場
リスクの把握およびコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しな
どの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方針を
定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及
び意思決定を行っています。運用部門は理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決
定された取引方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部
門が行った取引については企画管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし
定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、
日常的な協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の
対応を行っています。
な お 、こ れ ら の 出 資 そ の 他 こ れ に 類 す る エ ク ス ポ ー ジ ャ ー の 評 価 等 に つ い て は 、
① 子 会 社 お よ び 関 連 会 社 に つ い て は 、取 得 原 価 を 記 載 し 、毀 損 の 状 況 に 応 じ て 子
会 社 等 損 失 引 当 金 を 、② そ の 他 有 価 証 券 に つ い て は 時 価 評 価 を 行 っ た 上 で 、取 得
原 価 と の 評 価 差 額 に つ い て は 、「 そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 」 と し て 純 資 産 の 部
に 計 上 し て い ま す 。③ 系 統 お よ び 系 統 外 出 資 に つ い て は 、取 得 原 価 を 記 載 し 、毀
損 の 状 況 に 応 じ て 外 部 出 資 等 損 失 引 当 金 を 設 定 し て い ま す 。ま た 、評 価 等 重 要 な
会計方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。
② 出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:百万円)
上 場
非上場
合 計
平成 24 年度
貸借対照表計上額
時価評価額
-
-
4,388
4,388
4,388
4,388
平成 25 年度
貸借対照表計上額
時価評価額
-
-
4,389
4,389
4,389
4,389
(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
③ 出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:百万円)
売却益
-
平成 24 年度
売却損
-
償却額
-
売却益
-
62
平成 25 年度
売却損
-
償却額
-
④ 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額
(保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
(単位:百万円)
平成 24 年度
評価益
平成 25 年度
評価損
-
評価益
評価損
-
-
-
⑤ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等)
(単位:百万円)
平成 24 年度
評価益
平成 25 年度
評価損
-
評価益
評価損
-
-
-
8.金利リスクに関する事項
① 金利リスクの算定方法の概要
金 利 リ ス ク と は 、金 利 変 動 に 伴 い 損 失 を 被 る リ ス ク で 、資 産 と 負 債 の 金 利 又 は
期 間 の ミ ス マ ッ チ が 存 在 す る 中 で 金 利 が 変 動 す る こ と に よ り 、利 益 が 減 少 な い し
損失を被るリスクをいいます。
当 J A で は 、金 利 リ ス ク 量 を 計 算 す る 際 の 基 本 的 な 事 項 を「 金 利 リ ス ク 量 計 算
要 領 」に 、ま た リ ス ク 情 報 の 管 理 ・ 報 告 に か か る 事 項 を「 余 裕 金 運 用 等 に か か る
リ ス ク 管 理 手 続 」に 定 め 、適 切 な リ ス ク コ ン ト ロ ー ル に 努 め て い ま す 。具 体 的 な
金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。
・市 場 金 利 が 上 下 に 2% 変 動 し た 時( た だ し 0% を 下 限 )に 発 生 す る 経 済 価 値 の
変化額(低下額)を金利リスク量としてを毎月算出しています。
・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求に
よって随時払い出される要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金
融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過去 5 年の最低残高、②過去
5 年 の 最 大 年 間 流 出 量 を 現 残 高 か ら 差 し 引 い た 残 高 、 ③ 現 残 高 の 50% 相 当 額
の う ち 、 最 小 の 額 を 上 限 と し 、 0~ 5 年 の 期 間 に 均 等 に 振 り 分 け て ( 平 均 残 存
2.5 年 ) リ ス ク 量 を 算 定 し て い ま す 。
・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺し
て算定します。
金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△)
算 出 し た 金 利 リ ス ク 量 は 毎 月 経 営 層 に 報 告 す る と と も に 、四 半 期 ご と に A L M 委
員会および理事会に報告して承認を得ています。また、これらの情報を踏まえ、
四半期ごとに運用方針を策定しています。
② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
63
平成 24 年度
△25
平成 25 年度
△302
Ⅵ
連結情報
1.グループの概況
(1) グループの系統図
JA三次のグループは、当JA、子会社1社、関連法人等7社で構成されています。
なお、連結自己資本比率を算出する対象となる連結グループと、連結財務諸表規則に基
づき連結の範囲に含まれる会社に、相違はありません。
子会社
J A 三 次
(株)三次クミアイ燃料
関連会社
(株)広島三次ワイナリー
関連会社
(株)JA農機広島サービス
関連会社
(株)三次ケーブルビジョン
関連会社
(株)JAアスク
関連会社
(株)布野特産センター
関連会社
吉舎食品(株)
関連会社
(有)みらさか農業公社
(2) 子会社等の状況
(単位:千円、%)
会社名
(株)三次クミアイ燃料
(株)広島三次ワイナリー
(株)JA農機広島サービス
(株)JAアスク
(株)布野特産センター
吉舎食品(株)
(有)みらさか農業公社
(株)三次ケーブルビジョン
所在地
三次市
三次市
三次市
三次市
三次市
三次市
三次市
三次市
事業内容
ガス・自動車小売他
食品加工販売
農機小売他
葬祭業
農産物加工販売他
農産物加工販売他
農作業受委託他
有線TV放送他
64
設立
年月
資本金
H2.9
H3.1
H12.8
H9.6
H8.8
H2.10
H5.3
H15.7
35,000
254,000
84,007
35,000
20,000
15,000
10,800
200,000
議決権
他の子会社等の
保有割合
議 決 権 比 率
51.4
39.4
25.0
28.6
25.0
33.3
46.3
23.5
51.4
39.4
25.0
28.6
25.0
33.3
46.3
23.5
(3) 連結事業概況(平成 25 年度)
平成25年度の当組合の連結決算は、子会社を1社連結し、関連法人等7社に対して持分
法を適用しております。
年度末の総資産は 118,450 百万円で、当期利益は 202 百万円となりました。
なお、自己資本比率は前年度より 0.17 ポイント上昇し、14.17%(単体 13.14%)となり
ました。
(4) 最近5年間の連結事業年度の主要な経営指標
(単位:百万円)
項
目
連結経常収益
信用事業収益
共済事業収益
農業関連事業収益
その他事業収益
営農指導事業収益
連結経常利益
連結当期剰余金
連結純資産額
連結総資産額
連結自己資本比率
平成 21 年度
6,602
1,330
1,054
1,930
2,235
52
209
148
4,741
109,861
13.71%
平成 22 年度
6,933
1,263
1,006
2,334
2,282
46
145
120
4,822
115,272
13.59%
平成 23 年度
6,868
1,173
1,010
2,166
2,479
39
168
116
4,962
115,459
13.71%
平成 24 年度
7,000
1,123
1,009
2,229
2,598
39
214
159
5,101
114,136
14.00%
平成 25 年度
7,009
1,132
971
2,249
2,618
37
280
202
5,258
118,450
14.17%
(注)
「連結自己資本比率」は、
「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」
(平成18年金融庁・農水省告示第2号)に基づき算出しております。なお、平成24
年度以前は旧告示(バーゼルⅡ)に基づく連結自己資本比率を記載しています。
65
連 結 財 務 諸 表
66
(5) 連結貸借対照表
(単位:千円)
科
目
1 信用事業資産
(1)現金
(2)預金
(3)有価証券
(4)貸出金
(5)その他の信用事業資産
(6)貸倒引当金
2 共済事業資産
(1)共済貸付金
(2)その他の共済事業資産
(3)貸倒引当金
3 経済事業資産
(1)受取手形及び経済事業未収金
(2)棚卸資産
(3)その他の経済事業資産
(4)貸倒引当金
4 雑資産
5 固定資産
(1)有形固定資産
建物
機械装置
土地
その他の有形固定資産
リース資産
減価償却累計額
(2)無形固定資産
(3)その他固定資産
平成 24 年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
103,415,317
307,632
77,274,123
1,254,442
24,507,468
288,147
△216,495
78,518
77,739
1,039
△260
1,443,875
668,414
774,569
23,290
△22,399
153,232
4,238,590
4,223,626
5,031,700
1,345,343
2,641,013
1,149,822
48,871
△5,993,124
14,964
-
平成 25 年度
(平成 26 年 3 月 31 日)
107,783,733
280,350
81,585,110
2,145,798
23,848,245
156,090
△231,863
77,716
76,978
996
△257
1,438,723
724,098
553,598
180,525
△19,498
143,427
4,179,383
4,163,835
5,021,321
1,440,783
2,641,013
1,137,653
53,738
△6,130,675
15,548
-
4,643,672
4,653,648
△9,975
4,672,100
4,672,100
-
162,933
114,136,141
155,163
118,450,247
6 外部出資
(1)外部出資
(2)外部出資等損失引当金
7 繰延税金資産
資
産
合
計
67
(単位:千円)
科
目
1 信用事業負債
(1)貯金
(2)譲渡性貯金
(3)借入金
(4)その他の信用事業負債
(5)債務保証
2 共済事業負債
(1)共済借入金
(2)共済資金
(3)その他の共済事業負債
3 経済事業負債
(1)支払手形及び経済事業未払金
(2)その他の経済事業負債
4 設備借入金
5 雑負債
6 諸引当金
(1)賞与引当金
(2)退職給付引当金
(3)役員退職慰労引当金
(4)ポイント引当金
7 再評価に係る繰延税金負債
8 連結調整勘定
負
債
合
計
1 組合員資本
(1)出資金
(2)利益剰余金
(3)処分未済持分
(4)子会社の所有する親組合出資金
2 評価・換算差額等
(1)その他有価証券評価差額金
(2)土地再評価差額金
3 少数株主持分
純 資 産 合 計
負 債 及 び 純 資 産 合 計
平成 24 年度
(平成 25 年 3 月 31 日)
106,216,226
104,896,272
-
999,394
320,559
-
739,999
77,739
356,328
305,931
542,534
522,202
20,332
-
273,981
732,899
77,861
627,439
27,598
-
528,932
-
109,034,573
3,842,214
2,033,401
1,851,672
△7,859
△35,000
1,153,931
39,480
1,114,451
105,421
5,101,567
114,136,141
68
平成 25 年度
(平成 26 年 3 月 31 日)
110,132,505
109,681,056
-
126,355
325,093
-
751,486
75,690
372,876
302,919
801,829
590,484
211,345
-
298,634
677,415
74,635
562,826
29,214
10,739
529,889
-
113,191,762
4,006,153
2,011,389
2,034,045
△4,281
△35,000
1,144,769
31,275
1,113,493
107,563
5,258,485
118,450,247
(6) 連結損益計算書
(単位:千円)
科
目
平成 24 年度
平成 25 年度
( 平 成 24 年 4 月 1 日 ~ 平 成 25 年 3 月 31 日 )
( 平 成 25 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 )
2,577,168
1,123,831
1,017,901
(547,104)
(10,198)
(460,585)
(13)
62,904
-
(-)
43,026
242,842
108,121
(83,073)
(3,629)
(793)
(19,717)
(907)
18,148
-
116,572
880,989
1,009,594
969,031
40,563
98,401
93,423
4,977
911,193
3,535,115
3,491,845
43,269
3,041,071
2,824,328
207,039
9,703
494,043
841,321
541,878
180,062
119,380
700,961
525,687
91,461
83,812
140,360
2,576,300
1,132,231
1,027,576
(566,973)
(18,174)
(426,826)
(15,602)
67,440
17,712
(17,712)
19,501
225,261
68,682
(56,173)
(2,755)
(1,273)
(6,844)
(1,635)
18,810
-
137,768
906,969
971,665
942,847
28,817
97,836
92,979
4,856
873,829
3,541,792
3,504,162
37,630
3,067,392
2,862,107
206,446
△1,161
474,399
846,959
579,117
193,883
73,957
693,485
561,744
86,548
45,193
153,473
1 事業総利益
(1)信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息配当金)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
(うち国債等債券売却益)
その他経常収益
(2)信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補填備金繰入)
(うち譲渡性貯金利息)
(うち借入金利息)
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
信用事業総利益
(3)共済事業収益
共済付加収入
その他の収益
(4)共済事業費用
共済推進費・共済保全費
その他の費用
共済事業総利益
(5)購買事業収益
購買品供給高
その他の収益
(6)購買事業費用
購買品供給原価
購買供給費
その他の費用
購買事業総利益
(7)販売事業収益
買取販売品販売高
受託販売手数料
その他の収益
(8)販売事業費用
買取販売品販売原価
販売費
その他の費用
販売事業総利益
69
科
目
平成 24 年度
( 平 成 24 年 4 月 1 日 ~ 平 成 25 年 3 月 31 日 )
(9)その他事業収益
(10)その他事業費用
その他事業総利益
2 事業管理費
(1)人件費
(2) その他事業管理費
事
業
利
益
3 事業外収益
(1)受取雑利息
(2)受取出資配当金
(3)持分法による投資益
(4)その他の事業外収益
4 事業外費用
(1)支払雑利息
(2)持分法による投資損
(3)その他の事業外費用
経
常
利
益
5 特別利益
(1)固定資産処分益
(2) その他の特別利益
6 特別損失
(1)固定資産処分損
(2)減損損失
(3) その他の特別損失
税金等調整前税引前当期利益
法人税・住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前当期利益
少数株主利益
当期剰余金
490,495
339,914
150,581
2,466,058
1,727,783
738,274
111,109
110,752
1,692
32,541
25,532
50,985
7,788
-
-
7,788
214,073
-
-
-
5
5
-
-
214,067
43,185
8,798
51,984
162,083
2,529
159,553
70
平成 25 年度
( 平 成 25 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 )
516,476
348,847
167,628
2,407,616
1,705,218
702,397
168,683
118,784
1,486
44,113
20,412
52,771
7,394
-
-
7,394
280,074
-
-
-
1,668
188
-
1,479
278,405
64,772
8,812
73,585
204,820
2,651
202,168
(7) 連結キャッシュフロー計算書
(単位:千円)
科
目
平成 24 年度
平成 25 年度
( 平 成 24 年 4 月 1 日 ~ 平 成 25 年 3 月 31 日 )
( 平 成 25 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 )
1.事業活動によるキャッシュフロー
税金等調整前当期利益
減価償却費
減損損失
貸倒引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
役員退職慰労引当金の増加額
ポイント引当金の増加額
信用事業資金運用収益
信用事業資金調達費用
共済貸付金利息
共済借入金利息
受取雑利息及び受取出資配当金
支払雑利息
有価証券関係損益
固定資産売却損益
固定資産圧縮損
持分法による投資損益
214,067
184,823
42
△7,955
△82
△46,025
5,119
-
△1,060,927
108,121
△2,466
2,463
△34,234
-
△3
-
-
△25,512
278,405
170,117
△9,975
12,448
△3,226
△64,612
1,615
10,739
△1,047,078
68,682
△2,175
2,164
△45,600
-
△17,746
-
1,479
△20,412
2,892,136
△1,500,000
△1,417,797
776,462
2,757
△190,741
659,222
△1,500,000
4,784,784
△873,039
23,830
44,649
11,630
△11,630
△342,482
△8,551
2
-
761
△2,049
16,547
△2,960
30
-
100,250
5,240
△261,208
△71,071
△744
3,275
549
△55,683
△158,953
220,970
68,281
193,125
1,718
△2,111
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
貸出金の純増減
定期預金の純増減
貯金の純増減
信用事業借入金の純増減
その他の信用事業資産の純増減
その他の信用事業負債の純増減
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
共済貸付金の純増減
共済借入金の純増減
共済資金の純増減
未経過共済付加収入の純増減
その他の共済事業資産の純増減
その他の共済事業負債の純増減
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
受取手形及び経済事業未収金の純増減
経済受託債権の純増減
棚卸資産の純増減
支払手形及び経済事業未払金の純増減
経済受託債務の純増減
その他の経済事業資産の純増減
その他の経済事業負債の純増減
71
科
目
平成 24 年度
平成 25 年度
( 平 成 24 年 4 月 1 日 ~ 平 成 25 年 3 月 31 日 )
( 平 成 25 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 )
(その他の資産及び負債の増減)
17,923
△70,527
△23,340
1,075,100
△204,071
2,576
△2,573
120,574
36,514
-
△36,266
120,823
△17,866
△11,488
44,920
1,155,304
△108,798
2,189
△2,216
3,815,995
48,040
-
△45,864
3,818,171
△699,900
-
-
△60,387
-
△1,938
31,920
△730,305
△1,500,185
617,328
-
△112,389
-
△499
20
△995,726
-
-
5,978
△49,356
△20,144
△510
△64,032
-
-
16,518
△34,952
△19,795
△510
△38,739
△673,515
2,783,705
5.現金及び現金同等物の期首残高
999,771
326,255
6.現金及び現金同等物の期末残高
326,255
3,109,961
その他の資産の純増減
その他の負債の純増減
未払消費税等の純増減
信用事業資金運用による収入
信用事業資金調達による支出
共済貸付金利息による収入
共済借入金利息による支出
小
計
雑利息及び出資配当金の受取額
雑利息の支払額
法人税等の支払額
事業活動によるキャッシュフロー
2.投資活動によるキャッシュフロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有価証券の償還による収入
固定資産の取得による支出
固定資産の売却による収入
外部出資の取得等による支出
外部出資の譲渡等による収入
投資活動によるキャッシュフロー
3.財務活動によるキャッシュフロー
設備借入による収入
設備借入の返済による支出
出資の受入による収入
出資の払戻による支出
出資配当金の支払額
少数株主への配当金支払額
財務活動によるキャッシュフロー
4.現金及び現金同等物の増減額
72
(8) 連結注記表
平成 24 年度
連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
1.連結の範囲に関する事項
① 連結される子会社・子法人等
1社
(株)三次クミアイ燃料
② 非連結の子会社・子法人等
0社
2.持分法の適用に関する事項
① 持分法適用の関連法人等
7社
(株)広島三次ワイナリー、(株)JA農機広島サービス、(株)JAアスク、(株)布野特産センター、
吉舎食品(株)、(有)みらさか農業公社、(株)三次ケーブルビジョン
② 持分法非適用の関連法人等
0社
3.子会社・子法人等の事業年度に関する事項
① 連結される子会社・子法人等の決算日は次のとおりであります。
3月末日
1社
② 連結される子会社・子法人等は、決算日の財務諸表により連結しております。
4.連結される子会社・子法人等の資産および負債の評価
連結される子会社・子法人等の資産および負債の評価については、法令等により時価評価
とされているものを除き、全面取得原価法を採用しております。
5.連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定は該当がありません。
6.利益処分項目等の取扱に関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計年度において確定した利益処分に基づいて作成しております。
7.連結キャッシュフロー計算書における現金及び現金同等物の範囲
① 現金及び現金同等物の範囲
資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」、「預金」中の当座預金、普通預金
及び「有価証券」中の公社債投信となっています。
② 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表上の科目金額との関係
現金、預金及び有価証券勘定
①における資金の範囲外のもの
現金及び現金同等物
78,836,197 千円
▲
78,509,942 千円
326,255 千円
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.有価証券の評価基準・評価方法
① その他の有価証券
○時価のあるもの:移動平均法に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は
移動平均法により算定)
○時価のないもの:移動平均法による原価法
73
平成 24 年度
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1) 買取販売品・・・・・・・
売価還元法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げ
の方法)
(2) 購買品
・・・・・・・・
売価還元法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げ
の方法)
(3) 上記以外の棚卸資産
・・
最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切
下げの方法)
3.固定資産等の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法)、
特別会計は定額法を採用しています。
なお耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。また取
得価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3 年間で均等
償却しています。
(2) 無形固定資産
定額法を採用しています。
4.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び償却・引当基準により、次のとおり
計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の
状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻
懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められ
る額を控除し、その残額のうち債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上していま
す。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上し
ています。
この基準に基づき、当期は租税特別措置法第 57 条の 10 により算定した金額に基づき計上しています。
すべての債権は、資産査定規程に基づき資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した監査
部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。
(2) 賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、次期支給見込額のうち当事業年度負担分を計上してい
ます。
(3) 退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産等の見込額に基づき、
当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。なお、当組合は職員数300人未満の小規
模企業等に該当するため、「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(日本公認会計士協会会計制度
委員会報告第 13 号平成 11 年9月 14 日)により簡便法を採用しています。
(4) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しています。
(5) 外部出資等損失引当金
当組合の子会社・関連会社その他の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のも
のについては有価証券の評価方法と同様の考え方により、株式以外のものについては貸出等債権と同様の
考え方により、資産価値の毀損の危険性の度合いに応じて必要と認められる額を計上しています。
74
平成 24 年度
5.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が当組合に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引で、前期末以前
に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。
6.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜き方式によっています。ただし、固定資産に係る控除対象外消費
税等は雑資産に計上し、5 年間で均等償却を行っています。
7.連結調整勘定の償却方法
連結調整勘定は、該当がありません。
8.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載金額は千円未満を切り捨てて表示しています。なお、金額が千円未満のものは「0」で、期末に該当残
高がないものは「-」で表示しています。
連結貸借対照表に関する注記
1.固定資産の圧縮記帳額等(累計額)
国庫補助金の受領等により、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は次のとおりです。
(単位:千円)
圧
建物
国庫補助金等による圧縮記帳額
計
構築物
金
額
機械装置
工具器具備品ほか
610,163
13,709
244,050
73,939
3,855
-
1,363
2,750
614,019
13,709
245,413
76,690
保険金等による圧縮記帳額
合
縮
2.貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
(単位:千円)
金額(貸倒引当金控除前)
破綻先債権
12,621
延滞債権
637,325
3ヶ月以上延滞債権
-
貸出条件緩和債権
-
リスク管理債権合計
649,947
3.子会社等に対する金銭債権・債務の総額
子会社等に対する金銭債権の総額
22,111 千円
子会社等に対する金銭債務の総額
174,089 千円
4.土地の再評価に関する事項
土地の再評価に関する法律(平成 10 年3月 31 日法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を
改正する法律」に基づき、事業用土地の再評価を行い、当該再評価差額に係る税効果相当額を再評価に係る繰
延税金負債として負債の部に計上し、残額を土地再評価差額金として純資産の部に計上しています。
○再評価を行った年月日
平成12年3月31日
○再評価の方法は土地の再評価に関する法律施行令第2条第1項第2号、第3号、第4号の規定に基づき、
合理的に算出しています。
○今年度決算期において、再評価を行った事業用土地の時価の合計額が当該事業用土地の再評価後の帳簿価
額の合計額を 523,645 千円下回っています。
75
平成 24 年度
連結損益計算書に関する注記
1.子会社等との事業取引による取引高の総額及び事業取引以外の取引による取引高の総額
(1)子会社等との取引による収益総額
うち事業取引高
うち事業取引いがいの取引高
(2)子会社等との取引による費用総額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
18,228 千円
12,647 千円
5,581 千円
36,296 千円
30,834 千円
5,462 千円
金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、
残った余裕金を広島県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債などの有価証券による運用を行って
います。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出
金は顧客の契約不履行によってもたらされる信用リスクにさらされています。また、有価証券は、主に債券
であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発行体の信用リスク、
金利の変動リスク市場価格の変動リスクにさらされています。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、
通常の貸出取引については、本店に融資審査部門を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行っ
ています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、
担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性
の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳格に行っています。不良債権については管理・回収方針
を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金について
は「債権の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
②市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、
収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重
視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応でき
る柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有
価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営
層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用
部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買
やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っ
ているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
市場リスクに係る定量的情報
(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出
金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債権、貯金です。当組合では、これらの金融資産及
び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利
の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。金利以外のすべてのリスク変数が一定
であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が 0.75%上昇したものと想定した場合には、経
済価値が 34,752 千円減少するものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の
相関を考慮していません。また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を
超える影響が生じる場合があります。なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未
実行金額についても含めて計算しています。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流
動性確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位
置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っ
ています。
76
平成 24 年度
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合
には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては
一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもありま
す。
2.金融商品の時価に関する事項
(1) 金融商品の貸借対照表計上額および時価額
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。なお、時価を把握する
ことが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載しています。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
時価
差額
預金
77,274,123
77,259,760
△14,363
有価証券
その他有価証券
1,254,442
1,254,442
-
貸出金
24,507,468
-
-
貸倒引当金(*)
△216,495
-
-
貸倒引当金控徐後
24,290,972
25,623,950
1,332,977
資産計
102,819,537
104,138,152
1,318,614
貯金
104,896,272
104,782,842
△113,430
負債計
104,896,272
104,782,842
△113,430
(*)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(2) 金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。
満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワッ
プレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
② 有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後
大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元金利の合計額をリスクフ
リーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる
金額として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、元金利の合計額をリスクフリーレートである円Lib
or・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、
貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定しています。また、延滞債権・期限の利益を喪失
した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、
定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートで
ある円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
(3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商品
の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
4,653,648
外部出資(*)
△ 9,975
外部出資等損失引当金
4,643,672
同引当金控除後
(*)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難である
と認められるため、時価開示の対象とはしていません。
77
平成 24 年度
(4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
1年以内
1年超
2年以内
-
2年超
3年以内
-
3年超
4年以内
-
(単位:千円)
4年超
5年超え
5年以内
-
-
預金
77,274,123
有価証券
その他有価証券
のうち満期のあ
-
-
-
-
-
1,254,442
るもの
貸出金(*1,2)
4,720,522
2,330,286
2,080,203
2,360,360
1,881,189
11,008,299
合 計
81,994,645
2,330,286
2,080,203
2,360,360
1,881,189
12,262,741
(*1)貸出金のうち、当座貸越 724,588 千円については「1年以内」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3 ヶ月以上延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 125,710 千円は償還の
予定が見込まれないため、含めていません。
(*3)貸出金の分割実行案件うち、貸付決定金額の一部実行案件 896 千円は償還日が特定できないため、含ま
れていません。
(5)有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1年超
2年超
3年超
4年超
5年超え
1年以内
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
貯金(*1,2)
87,363,882
7,743,991
6,684,501
1,454,596
1,599,489
49,811
合 計
87,363,882
7,743,991
6,684,501
1,454,596
1,599,489
49,811
(*1)貯金のうち、要求払貯金については、「1年以内」に含めています。
有価証券に関する注記
1.有価証券の時価等
有価証券の時価等は次のとおりです。
(1) その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額につ
いては、次のとおりです。
種
類
取得原価又は償却原価
地方債
599,903 千円
貸借対照表計上額
627,780 千円
評価差額
27,876 千円
27,876 千円
うち益
うち損
-
社債
600,000 千円
626,662 千円
26,662 千円
26,662 千円
-
合計
1,199,903 千円
1,254,442 千円
54,538 千円 54,538 千円
-
なお、上記評価差額から繰延税金負債 15,058 千円を差し引いた額 39,480 千円が、「その他有価証券評価
差額金」に計上されています。
2.有価証券の売却状況等
(1)当事業年度中に売却した満期保有目的の債券
当事業年度中に売却した満期保有目的の債権はありません。
(2)当事業年度中に売却したその他有価証券
当事業年度中に売却したその他有価証券はありません。
3.保有目的区分を変更した有価証券
当期中において、保有目的が変更となった有価証券はありません。
退職給付に関する注記
1.退職給付に関する注記
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基づく退職一時金制度に加えて、その一部に充てるため、
全国共済農業協同組合連合会との契約による適格退職年金制度、全国農業協同組合役職員共済会との契約
によるJA退職金給付制度を採用しています。なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては「退
職給付に係る会計基準の設定に関する意見書」(平成 10 年 6 月 16 日企業会計審議会)に基づき、簡便法
により行っています。
78
平成 24 年度
(1) 退職給付債務の額及びその内訳
① 平成 24 年度末の退職給付債務
② 年金資産の額
確定給付企業年金制度
特定退職金共済制度
③ 未積立退職給付債務
④ 退職給付引当金の額
△1,476,780 千円
8 4 9, 3 4 1 千 円
6 7 5, 0 0 9 千 円 (契約先:全国共済農業協同組合連合会)
1 7 4, 3 3 1 千 円 ( 契 約 先 : 全 国 農 林 漁 業 団 体 共 済 会 )
△ 6 2 7, 4 3 9 千 円
△ 6 2 7, 4 3 9 千 円
(2) 退 職 給 付 費 用 の 内 訳
① 勤務費用
68,881 千円
税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等
(1) 発生原因別の主な内訳
繰
延
税
金
資
産
繰延税
金負債
退職給付引当金超過額
固定資産減価償却超過額(建物等)
賞与引当金損金算入限度超過額
未払費用否認額(賞与法定福利費)
未払費用否認額(貯金利息過大計上)
未払費用否認額(懸賞金付定期貯金等)
未払費用否認額(その他)
未払金否認額
減価償却超過額(共済連贈呈車両)
借地権償却否認額
固定資産減価償却超過額(大ホール緞帳)
役員退職慰労金引当繰入否認額
外部出資等損失引当金繰入否認額
貸倒引当金損金限度超過額
未収貸付金利息不計上額
未払事業税
資産除去債務
その他
繰延税金資産小計
控除額(評価性引当額)
繰延税金資産合計 (A)
その他有価証券評価差額金
資産除去費用資産計上額
繰延税金負債合計 (B)
繰延税金資産の純額 (A)+(B)
(単位:千円)
当期末
162,826
10,439
20,532
3,113
46
767
4,779
793
1,503
2,420
785
6,654
2,754
42,786
5,014
2,308
2,551
738
270,817
△92,360
178,456
△15,058
△464
△15,522
162,933
調整
(2)法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の主な原因
法定実効税率
29.39%
交際費等永久に損金に算入されない項目
3.17%
受取配当等永久に益金に算入されない項目
△2.92%
住民税均等割
1.49%
評価性引当額の増減
△5.14%
中小企業等特別控除額
△0.31%
税率変更による繰延税金資産の増減
1.07%
その他
△0.25%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
26.50%
79
平成 25 年度
連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
1.連結の範囲に関する事項
① 連結される子会社・子法人等
(株)三次クミアイ燃料
② 非連結の子会社・子法人等
1社
0社
2.持分法の適用に関する事項
① 持分法適用の関連法人等
7社
(株)広島三次ワイナリー、(株)JA農機広島サービス、(株)JAアスク、(株)布野特産センター、
吉舎食品(株)、(有)みらさか農業公社、(株)三次ケーブルビジョン
② 持分法非適用の関連法人等
0社
3.子会社・子法人等の事業年度に関する事項
① 連結される子会社・子法人等の決算日は次のとおりであります。
3月末日
1社
② 連結される子会社・子法人等は、決算日の財務諸表により連結しております。
4.連結される子会社・子法人等の資産および負債の評価
連結される子会社・子法人等の資産および負債の評価については、法令等により時価評価
とされているものを除き、全面取得原価法を採用しております。
5.連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定は該当がありません。
6.利益処分項目等の取扱に関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計年度において確定した利益処分に基づいて作成しておりま
す。
7.連結キャッシュフロー計算書における現金及び現金同等物の範囲
① 現金及び現金同等物の範囲
資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」、「預金」中の当座預金、普通預金
及び「有価証券」中の公社債投信となっています。
② 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表上の科目金額との関係
現金、預金及び有価証券勘定
84,011,260 千円
①における資金の範囲外のもの
▲80,901,298 千円
現金及び現金同等物
3,109,961 千円
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.有価証券の評価基準・評価方法
① その他の有価証券
○時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却
原価は移動平均法により算定)
○時価のないもの:移動平均法による原価法
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1) 買取販売品・・・・・・・
(2) 購買品 ・・・・・・・・
(3) 上記以外の棚卸資産 ・・
個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
3.固定資産等の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法)、特
別会計は定額法を採用しています。
なお耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。また取得
価額 10 万円以上 20 万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3 年間で均等償却
しています。
80
平成 25 年度
(2) 無形固定資産
定額法を採用しています。
4.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当基準規程に則り、次
のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状
況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による
回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻懸
念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上しています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上して
います。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 9 により算定した金額に基づき計上していま
す。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した監査
部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。
(2) 賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上しています。
(3) 退職給付に係る負債
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込に基づき、当事業
年度に発生していると認められる額を計上しています。なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、
退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を採用しています。
(4) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しています。
(5) ポイント引当金
利用促進等を目的とするポイント制度に基づき組合員・利用者に付与したポイントの使用による費用発生
に備えるため、当該事業年度末において将来発生すると見込まれる額を計上しています。
5.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が当組合に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基
準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によって
います。
6.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜き方式によっています。ただし、固定資産に係る控除対象外消費
税等は雑資産に計上し、5 年間で均等償却を行っています。
7.連結調整勘定の償却方法
連結調整勘定は、該当がありません。
8.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載金額は千円未満を切り捨てて表示しています。なお、金額が千円未満のものは「0」で、期末に該当残
高がないものは「-」で表示しています。
連結貸借対照表に関する注記
1.固定資産の圧縮記帳額等(累計額)
有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は次のとおりです。
建物 614,019 千円 構築物 13,709 千円 機械装置 246,893 千円
工具器具備品 76,690 千円
81
平成 25 年度
2.貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
(単位:千円)
金額(貸倒引当金控除前)
破綻先債権
10,197
延滞債権
562,495
3ヶ月以上延滞債権
-
貸出条件緩和債権
-
リスク管理債権合計
572,692
3.子会社等に対する金銭債権及び金銭債務
(単位:千円)
子会社等に対する金銭債権の総額
15,623
子会社等に対する金銭債務の総額
159,283
4.土地の再評価に関する事項
「 土地の再評価に関する法律」(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関する法律の
一部を改正する法律」に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係
る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価
差額金」として純資産の部に計上しています。
○再評価を行った年月日
平成 12 年 3 月 31 日
○再評価の方法は土地の再評価に関する法律施行令第 2 条第 2 号、第 3 号、第 4 号の規定に基づき、合理的
に算出しています。
○再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額
589,634 千円
連結損益計算書に関する注記
1.子会社等との事業取引による取引高の総額
(1) 子会社等との取引による収益総額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
(2) 子会社等との取引による費用総額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
11,772 千円
6,499 千円
5,272 千円
36,610 千円
30,400 千円
6,210 千円
金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付、
残った余裕金を広島県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券による運用を
行っています。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸
出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。
また、有価証券は、主に債券であり、純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発行
体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されています。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、
通常の貸出取引については、本店に融資審査部門を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行っ
ています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、
担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性
の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳格に行っています。不良債権については管理・回収方針
を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金について
は「資産の償却・引当基準規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
82
平成 25 年度
②市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、
収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重
視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応でき
る柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有
価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営
層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用
部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買
やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っ
ているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
市場リスクに係る定量的情報
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合におい
て、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券の
うちその他有価証券に分類している債券、貯金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅
を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が 0.3%
上昇したものと想定した場合には、経済価値が 63,445 千円減少するものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の
相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可
能性があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流
動性確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行ううえでの重要な要素と
位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行
っています。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない
場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定にお
いては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なること
もあります。
2.金融商品の時価に関する事項
(1) 金融商品の貸借対照表計上額および時価額
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に記載してい
ます。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
時価
差額
預金
81,585,110
81,544,700
△40,410
有価証券
その他有価証券
2,145,798
2,145,798
-
貸出金
23,848,245
-
-
貸倒引当金(*)
△231,863
-
-
貸倒引当金控徐後
23,616,382
24,748,021
1,131,639
資産計
107,347,291
108,438,521
1,091,229
貯金
109,681,056
109,586,919
△94,136
負債計
109,681,056
109,586,919
△94,136
(*)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
83
平成 25 年度
(2) 金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。
満期
のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・ス
ワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
② 有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後
大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフ
リーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる
金額として算定しています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除し
た額を時価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。ま
た、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレー
トである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定していま
す。
(3) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金融商
品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*)
4,672,100
(*)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極
めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
(4) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
81,585,110
1年超
2年以内
-
2年超
3年以内
-
-
-
519
1年以内
預金
有価証券
その他有価証券のう
ち満期のあるもの
(単位:千円)
3年超
4年超
4年以内
5年以内
-
-
-
-
5年超え
-
2,145,278
貸出金(*1,2)
5,138,852
2,174,609
2,419,632
1,910,162
1,825,589 10,280,250
合 計
86,723,963
2,174,609
2,420,152
1,910,162
1,825,589 12,425,529
(*1)貸出金のうち、当座貸越 696,742 千円については「1年以内」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3 ヶ月以上延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 99,147 千円は償還の予
定が見込まれないため、含めていません。
(5)有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
貯金(*1,2)
94,927,356
7,160,696
4,790,199
1,597,259
1,146,547
合 計
94,927,356
7,160,696
4,790,199
1,597,259
1,146,547
(*1)貯金のうち、要求払貯金については、「1年以内」に含めています。
84
5年超え
58,997
58,997
平成 25 年度
有価証券に関する注記
1.有価証券の時価等
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
(1) その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額につい
ては、次のとおりです。
(単位:千円)
種 類
取得原価又は償却原
貸借対照表計上額
差額(*1)
価
貸借対照表計上
国 債
1,597
1,600
2
額が取得原価又
地方債
899,788
936,854
37,065
は償却原価を超
社 債
400,000
413,603
13,603
えるもの
小 計
1,301,386
1,352,057
50,671
貸借対照表計上
国 債
300,296
300,279
△16
額が取得原価又
地方債
200,000
197,101
△2,899
は償却原価を超
政府保証債
198,824
197,160
△1,664
えないもの
社 債
100,000
99,200
△800
小 計
799,120
793,740
△5,380
合
計
2,100,507
2,145,798
45,291
なお、上記評価差額から繰延税金負債 14,015 千円を差し引いた額 31,275 千円が、「その他有価証券評価
差額金」に計上されています。
2.有価証券の売却状況等
(1) 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券
当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
(2) 当事業年度中に売却したその他有価証券
(単位:千円)
種 類
売却額
売却益
売却損
国 債
302,133
3,021
社 債
314,691
14,691
合 計
616,824
17,712
-
-
-
3.当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券
当事業年度中において、保有目的が変更となった有価証券はありません。
退職給付に関する注記
1.退職給付に関する注記
(1) 採用している退職給付制度の概要
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。また、この制
度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため全国農林漁業団体共済会との契約による特定退職金
共済制度、全国共済農業協同組合連合会との契約による確定給付型年金制度を採用しています。
なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務
とする方法を用いた簡便法を適用しています。
(2) 退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
① 期首における退職給付引当金
② 退職給付費用
③ 退職給付の支払額
④ 確定給付型年金制度への拠出金
⑤ 期末における退職給付引当金
627,439
6 5 ,2 0 8
△ 4 9 , 75 1
△ 7 4 ,6 7 0
5 6 2 ,8 2 6
千円
千円
千円
千円
千円
(3) 退職給付債務及び年金資産と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表
① 退職給付債務
1,468,720 千円
② 特定退職共済制度
△179,896 千円
③ 確定給付型年金制度
△725,997 千円
④ 未積立退職給付債務
562,826 千円
⑤ 退職給付引当金
562,826 千円
85
平成 25 年度
(4) 退職給付に関する損益
簡便法で計算した退職給付費用
65,208 千円
特定退職共済制度への拠出金
11,104 千円
合計
76,312 千円
※特定退職共済制度への拠出金は厚生費で処理しています。
税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等
(1) 発生原因別の主な内訳
繰
延
税
金
資
産
(単位:千円)
金額
142,884
9,137
18,867
3,183
31
929
4,963
627
931
2,728
368
6,944
46,883
3,772
11,278
3,835
2,601
731
1,488
262,189
△92,683
退職給付引当金超過額
固定資産減価償却超過額(建物等)
賞与引当金損金算入限度超過額
未払費用否認額(賞与法定福利費)
未払費用否認額(貯金利息過大計上)
未払費用否認額(懸賞金付定期貯金等)
未払費用否認額(その他)
未払金否認額
減価償却超過額(共済連贈呈車両)
借地権償却否認額
固定資産減価償却超過額(大ホール緞帳)
役員退職慰労金引当繰入否認額
貸倒引当金損金限度超過額
未収貸付金利息不計上額
販売仮受金(買取米)
未払事業税
資産除去債務
その他
有価証券評価損
繰延税金資産小計
控除額(評価性引当額)
繰延税金資産合計
繰延税
金負債
(A)
169,505
その他有価証券評価差額金
資産除去費用資産計上額
△14,015
△326
繰延税金負債合計
(B)
△14,341
(A)+(B)
155,163
繰延税金資産の純額
(2) 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
(単位:%)
29.39%
2.29%
△ 2.85%
1.08%
0.06%
△ 1.93%
2.10%
△ 1.86%
28.28%
調整
法定実効税率
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当等永久に益金に算入されない項目
住民税均等割
評価性引当額の増減
中小企業等特別控除額
税率変更による繰延税金資産の増減
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
86
(9) 連結剰余金計算書
(単位:千円)
科
目
(資本剰余金の部)
1 資本剰余金期首残高
2 資本剰余金増加高
3 資本剰余金減少高
4 資本剰余金期末残高
(利益剰余金の部)
1 利益剰余金期首残高
2 利益剰余金増加高
当期剰余金
その他
3 利益剰余金減少高
配当金
4 利益剰余金期末残高
平成 24 年度
平成 25 年度
-
-
-
-
-
-
-
-
1,712,263
159,553
159,553
-
20,144
20,144
1,851,672
1,851,672
202,168
202,168
-
19,795
19,795
2,034,045
(10) 連結ベースのリスク管理債権残高
(単位:百万円)
区
分
破綻先債権額
延滞債権額
3 ヵ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合
計
平成 24 年度
平成 25 年度
12
637
-
-
649
(注)1.各債権分類の定義は、単体の頁での記載と同様です。
87
増
10
562
-
-
572
減
△2
△74
-
-
△77
(11) 連結ベースの事業別経常収益等
(単位:百万円)
区
分
信用事業
共済事業
農業関連事業
その他事業
計
項 目
事業収益
経常利益
資産の額
事業収益
経常利益
資産の額
事業収益
経常利益
資産の額
事業収益
経常利益
資産の額
事業収益
経常利益
資産の額
平成 24 年度
1,123
880
103,415
1,009
911
78
2,229
402
1,443
2,639
382
9,198
7,000
2,577
114,136
平成 25 年度
1,132
906
107,783
971
873
77
2,249
410
1,438
2,656
384
9,150
7,009
2,576
118,450
(注)1.連結事業収益は、銀行等の連結経常収益に相当するものです。
2.連結経常利益は、JAの損益区分では事業総利益に相当するものです。
3.資産の額について明確に区分できないものは、すべて「その他事業」に含めています。
2.連結自己資本の充実の状況
◇ 連結自己資本比率の状況
平成 26 年 3 月末における連結自己資本比率は、14.17%となりました。
連結自己資本は、組合員の普通出資のほか、内部留保によっています。
○ 出資による資本調達額
1,972 百万円(前年度 1,990 百万円)
○ 内部留保による資本調達額 2,034 百万円(前年度 1,851 百万円)
当連結グループは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、JA
を中心に信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応し
た十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実
に努めています。
88
(1) 自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円)
項
目
平成 25 年度
コア資本に係る基礎項目
経過措置による
不算入額
(1)
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額
3,986
うち、出資金及び資本準備金の額
1,976
うち、再評価積立金の額
-
うち、利益剰余金の額
2,034
うち、外部流出予定額(△)
(△)19
うち、上記以外に該当するものの額
△4
コア資本に係る調整後少数株主持分の額
107
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
57
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
57
うち、適格引当金コア資本算入額
-
適格旧資本調達手段の額のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目
の額に含まれる額
-
うち、回転出資金の額
-
うち、上記以外に該当するものの額
-
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段
の額のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の 45 パーセントに相当する
額のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
コア資本に係る基礎項目の額
(イ)
コア資本に係る調整項目
-
739
4,890
(2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く)の
-
11
-
-
-
11
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く)の額
-
-
適格引当金不足額
-
-
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
-
-
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
-
-
前払年金費用の額
-
-
自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く)の額
-
-
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
-
-
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
-
-
特定項目に係る 10 パーセント基準超過額
-
-
-
-
-
-
-
-
額の合計額
うち、のれんに係るものの額
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るも
の以外の額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するも
のの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連す
るものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る)に関連するものの額
89
(単位:百万円)
項
目
平成 25 年度
特定項目に係る 15 パーセント基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するも
のの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連す
るものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る)に関連するものの額
コア資本に係る調整項目の額
(ロ)
自己資本
自己資本の額
(ハ)
リスク・アセット等
-
-
-
-
-
-
-
-
4,890
(3)
信用リスク・アセットの額の合計額
29,836
資産(オン・バランス)項目
29,836
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
△4,046
うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によると し
てリスク・アセットの額に算入されることになったものの額の う
ち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ラ イ
11
ツに係るものを除く)に係るものの額
うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によると し
てリスク・アセットの額に算入されることになったものの額の う
-
ち、繰延税金資産に係るものの額
うち、調整項目に係る経過措置により、なお従前の例によると し
てリスク・アセットの額に算入されることになったものの額の う
-
ち、前払年金費用に係るものの額
うち、他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージ ャ
ーに係る経過措置を用いて算出したリスク・アセットの額から 経
過措置を用いずに算出したリスク・アセットの額を控除した額
(△)5,701
(△)
うち、上記以外に該当するものの額
1,643
オフ・バランス項目
-
CVAリスク相当額を8パーセントで除して得た額
-
中央清算機関関連エクスポージャーに係る信用リスク・アセットの額
-
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額
4,672
信用リスク・アセット調整額
-
オペレーショナル・リスク相当額調整額
-
リスク・アセット等の額の合計額
(ニ)
34,508
自己資本比率
自己資本比率
((ハ)/(ニ))
14.17%
90
不算入額
-
-
((イ)-(ロ))
経過措置による
-
(単位:百万円)
項
目
基本的項目
(A)
出資金
(うち後配出資金)
回転出資金
資本剰余金
利益剰余金
処分未済持分
その他有価証券の評価差損
連結子法人等の少数株主持分
営業権相当額
連結調整勘定相当額
のれん相当額
企業結合により計上される無形固定資産相当額
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
補完的項目
(B)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
負債性資本調達手段
期限付劣後債務
補完的項目不算入額
自己資本総額
(C)=(A)+(B)
控除項目
(D)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
連結の範囲に含まれない金融子会社及び金融業務を営む子法人等、金融業務を営む関連法人等の資本調達手段
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係
る控除額
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクスポージャー(ファンドのうち裏付資産を把握でき
ない資産を含む)及び信用補完機能を持つ 1/0 ストリップス(告示第 223 条を準用する場合を含む)
控除項目不算入額
自己資本額
(E)=(C)-(D)
リスクアセット計
(F)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額
基本的項目比率
(A)/(F)
自己資本比率
(E)/(F)
(注)1.注記事項については、単体の頁と同様です。
91
平成 24 年度
3,947
1,998
-
-
1,851
△7
-
105
-
-
-
-
-
796
739
56
-
-
-
-
4,743
-
-
-
-
-
-
-
-
4,743
33,869
29,239
-
4,630
11.65%
14.00%
(2) 自己資本の充実度に関する事項
① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:百万円)
平成 24 年度
平成 25 年度
エクスポージャー
リスク・アセ
所要自己資本額
エクスポージャー
リスク・アセ
所要自己資本額
の期末残高
ット額 a
b=a×4%
の期末残高
ット額 a
b=a×4%
-
9,411
601
-
-
77,753
262
2,215
66
6
127
12,623
77
4,388
-
-
60
-
-
15,894
126
1,075
21
6
44
1,244
-
4,388
-
-
2
-
-
635
5
43
0
0
1
49
-
175
501
9,115
100
300
100
82,008
250
2,175
62
6
96
12,742
76
588
3,801
-
-
-
10
30
20
16,744
48
1,068
20
6
23
1,257
-
588
9,502
-
-
-
0
1
0
669
1
42
0
0
0
50
-
23
380
-
-
-
-
-
-
-
経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの
-
上記以外
6,768
標準的手法を適用するエクスポージャー別計
-
CVAリスク相当額÷8%
-
中央清算機関関連エクスポージャー
-
信用リスク・アセットの額の合計額 114,305
-
-
6,376
-
-
-
29,239
-
-
255
-
-
-
1,169
-
-
4,900
-
-
-
116,828
-
△4,053
4,568
-
-
-
29,836
-
△162
182
-
-
-
1,193
わが国の中央政府及び中央銀行向け
わが国の地方公共団体向け
地方公共団体金融機構向け
わが国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
信用保証協会等保証付
共済約款貸付
出資等
他の金融機関等の対象資本調達手段
特定項目のうち調整項目に算入されないもの
複数の試算を裏付けとする資産(いわゆるファンド)のうち、個々の
資産の把握が困難な資産
証券化
オペレーショナルリスクに対する所
要自己資本の額
<基礎的手法>
オペレーショナル・リスク相
当額を 8%で除して得た額
所要自己
資 本 額
オペレーショナル・リスク相
当額を 8%で除して得た額
所要自己
資 本 額
a
B=a×4%
a
B=a×4%
4,630
所要自己資本額
185
4,672
186
リスク・アセット等
(分母)合計
所要自己
資 本 額
リスク・アセット等
(分母)合計
所要自己
資 本 額
a
B=a×4%
a
B=a×4%
33,869
1,354
34,508
1,380
(注)1.注記事項については、単体の頁と同様です。
(3) 信用リスクに関する事項
① リスク管理の方法及び手続きの概要
連結グループでは、JA以外で与信を行っていないため、連結グループにおける信用リ
スク管理の方針及び手続等は定めていません。JAの信用リスク管理の方針及び手続等の
具体的内容は、単体の開示内容をご参照ください。
92
② 標準的手法に関する事項
連結自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法によ
り算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの
判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依
頼格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&I)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody‘s)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(イ)リスク・ウエイトの判定にあたり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・
リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
カントリー・リスク・スコア
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクスポージャー
日本貿易保険
法 人 等 向 け エ ク ス ポ ー ジ ャ ー R&I,Moody’s,JCR,S&P
(長期)
,Fitch
法 人 等 向 け エ ク ス ポ ー ジ ャ ー R&I,Moody’s,JCR,S&P
(短期)
,Fitch
③ 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上
延滞エクスポージャーの期末残高
(単位:百万円)
平成 24 年度
信用リスクに関するエクスポージャー
三月以上延
信用リスクに関するエクスポージャー
三月以上延滞
の残高
滞エクスポ
の残高
エクスポージ
ージャー
うち貸出金等
うち貸出金等
農業
林業
水産業
製造業
鉱業
法 建設・不動産業
電気・ガス・熱供
給・水道業
運輸・通信業
金融・保険業
人 卸売・小売・飲
食・サービス業
日本国政府・
地方公共団体
上記以外
個人
その他
業種別残高計
平成 25 年度
うち債券
うち債券
ャー
221
221
-
-
271
240
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
147
147
-
-
246
140
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
77
77
-
-
78
78
-
-
21
21
-
-
15
15
-
-
1
1
-
-
48
1
-
-
77,684
429
-
-
87,993
429
2,105
-
209
140
-
-
485
136
-
-
8,811
8,811
-
-
8,012
8,012
-
-
16
16
-
-
40
38
-
9
14,779
14,757
-
127
14,880
14,794
-
87
12,333
-
1,202
-
4,756
-
-
-
114,305
24,624
1,202
127
116,828
23,887
2,105
96
93
平成 24 年度
平成 25 年度
信用リスクに関するエクスポージャー
三月以上延
信用リスクに関するエクスポージャー
三月以上延滞
の残高
滞エクスポ
の残高
エクスポージ
うち貸出金等
ージャー
うち貸出金等
うち債券
ャー
うち債券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
77,048
1,724
-
84,436
2,856
-
1,361
1,361
-
1,430
1,430
0
1,723
1,723
-
1,372
1,372
-
2,425
2,425
-
2,854
2,852
1
4,913
4,913
-
3,090
3,090
-
11,808
11,808
1,202
13,685
11,581
2,103
期限の定めのないもの
15,025
668
-
9,958
703
-
残存期間別残高計
114,305
24,624
(注)1.注記事項は、単体の頁と同様です。
1,202
116,828
23,887
2,105
④ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:百万円)
平成 24 年度
区
分
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
期首残高
期中増加額
60
185
55
182
平成 25 年度
期中減少額
目的使用
その他
-
0
60
184
期末残高
期首残高
期中増加額
55
182
55
182
56
194
期中減少額
目的使用
その他
-
-
55
182
期末残高
56
194
⑤ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
(単位:百万円)
平成 24 年度
区
分
期 首
期 中
残 高
増加額
期中減少額
目 的
その他
使 用
平成 25 年度
期 末
貸出金
期 首
期 中
残 高
償 却
残 高
増加額
期中減少額
目 的
その他
使 用
期 末
貸出金
残 高
償 却
農業
-
-
-
-
-
-
-
10
-
-
10
-
林業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
29
-
-
29
-
-
-
-
-
-
-
-
9
-
-
9
-
185
182
0
184
182
-
182
145
-
182
145
-
185
182
0
184
182
-
182
194
-
182
194
-
水産業
法 製造業
鉱業
建設・不動産業
電気・ガス・熱供給・水道業
人
運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・飲食・サービス
業
その他
個人
業種別計
94
⑥ 信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト 1250%を適用する残高
(単位:百万円)
平成 24 年度
平成 25 年度
格付あり
格付なし
計
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
9,789
-
-
13,224
77,371
66
76
2,215
11,532
27
-
-
-
-
114,305
9,789
-
-
13,224
77,371
66
76
2,215
11,532
27
-
-
-
-
114,305
リスク・ウエイト 0%
減 リスク・ウエイト 2%
効 リスク・ウエイト 4%
果 リスク・ウエイト 10%
勘 リスク・ウエイト 20%
案 リスク・ウエイト 35%
後 リスク・ウエイト 50%
残 リスク・ウエイト 75%
高 リスク・ウエイト 100%
リスク・ウエイト 150%
リスク・ウエイト 200%
リスク・ウエイト 250%
その他
リスク・ウエイト 1250%
計
削
格付あり
格付なし
計
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
11,016
-
-
12,975
81,704
62
71
1,502
11,128
15
-
-
-
-
118,476
11,016
-
-
12,975
81,704
62
71
1,502
11,128
15
-
-
-
-
118,476
(注)1.注記事項は、単体の頁と同様です。
(4) 信用リスク削減手法に関する事項
① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要
連結自己資本比率の算出にあたって、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」
において定めています。信用リスク削減手法の適用及び管理方針、手続は、JAのリスク
管理の方針及び手続に準じて行っています。JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的
内容は、単体の開示内容をご参照ください。
② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:百万円)
区
分
地方公共団体金融機構向け
わが国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
証券化
中央清算機関関連
上記以外
合 計
平成 24 年度
適格金融資産担保
保
-
-
-
-
41
40
-
-
0
-
-
-
82
(注)1.注記事項は、単体の頁と同様です。
95
証
-
-
-
-
-
63
-
-
-
-
-
-
63
平成 25 年度
適格金融資産担保
保
-
-
-
-
32
16
-
-
-
-
-
18
67
証
-
-
-
-
-
44
-
-
-
-
-
-
44
(5) 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
(6) 証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
(7) オペレーショナル・リスクに関する事項
① オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結グループにかかるオペレーショナル・リスク管理は、子会社においてはJAの管
理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。また、関連会社については、これ
らに準じたリスク管理態勢を構築しています。JAのリスク管理の方針及び手続等の具
体的内容は、単体の開示内容(P.8)をご参照ください。
(8) 出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項
① 出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結グループにかかる出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理
は、子会社においてはJAのリスク管理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。
また、関連会社についても、子会社に準じたリスク管理態勢を構築しています。JAのリ
スク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.8)をご参照ください。
② 出資その他これに類するエクスポージャーの連結貸借対照表計上額及び時価
(単位:百万円)
平成 24 年度
貸借対照表計上額
時価評価額
0
0
4,643
4,643
4,643
4,643
上 場
非上場
合 計
平成 25 年度
貸借対照表計上額
時価評価額
0
0
4,672
4,672
4,672
4,672
(注)1.注記事項は、単体の頁と同様です。
③ 出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:百万円)
平成 24 年度
売却益
売却損
-
-
償却額
-
平成 25 年度
売却益
売却損
-
-
償却額
-
④ 連結貸借対照表で認識され、連結損益計算書で認識されない評価損益の額
(保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
(単位:百万円)
平成 24 年度
評価益
平成 25 年度
評価損
-
評価益
-
評価損
-
96
-
⑤ 連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等)
(単位:百万円)
平成 24 年度
評価益
平成 25 年度
評価損
-
評価益
評価損
-
-
-
(9) 金利リスクに関する事項
① 金利リスクの算定方法の概要
連結グループの金利リスクの算定方法は、JAの金利リスクの算定方法に準じた方法に
より行っています。JAの金利リスクの算定方法は、単体の開示内容(P.8)をご参照くだ
さい。
② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
97
平成 24 年度
△25
平成 25 年度
△302
【JAの概要】
1.機構図
( 平 成 26 年 7 月 1 日 時 点 )
監
査
室
コンプライアンス対策課
総務教育課
総
務
部
企画管理課
ふれあい課
ふれあい福祉センター
デイサービスセンター
常勤監事
代表監事
監 事 会
金融共済部
普
及
課
資
金
課
融
資
課
共
済
課
事故サービス課
営農企画課
専
販
売
課
務
副組合長
組 合 長
総 代 会
組 合 員
営農指導課
アンテナショップ
育苗センター
種子センター
営農経済部
米
穀
課
ライスセンター
理 事 会
カントリーエレベーター
総務委員会
金融共済委員会
営農経済委員会
生産資材課
JAグリーン
配送センター
ギフトセンター
組合員生活課
食材センター
配食センター
1室3部15課
11統括支店
1第二支店
金融共済課
統括支店
総合普及課
営農経済課
第二支店
2.特定信用事業代理業者の状況
該当ありません
98
3.役員構成
役 職 名
代表理事組合長
代表理事副組合長
代表理事専務
理事兼金融共済部長
理事兼営農経済部長
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
氏
村
上
新
田
冨 野 井
山
﨑
山
田
鷲
尾
山
口
小 早 川
小
滝
中
本
棚
多
寺
重
加 井 妻
天
野
敷
本
名
光
雄
靖
利 弘
保
雄
克
彦
操
勝
則
敦 子
洋
治
博
秀
子
光
彰
敏 幸
昌
治
馨
役 職 名
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
代表監事
次席監事
常勤監事
監 事(員外監事)
監 事
監 事
氏
平
澤
向
三
石
有
政
山
福
久
升
山
渡
古
名
律
潤 二
多 真
隆
哲
雅
香
井
郎
井
規
上
己
田
二
田
俊
森
進
崎
一
男
永
重
夫
保 田
弘 二
本
美 知 子
口
幸
三
部
直
文
川
充
4.組合員数
(単位:人、団体)
区
正組合員
個 人
法 人
准組合員
個 人
法 人
合
分
計
平成 24 年度
13,034
12,969
65
7,441
7,324
117
20,475
増
平成 25 年度
12,826
12,758
68
7,456
7,338
118
20,282
減
△208
△211
3
15
14
1
△193
5.組合員組織の状況
(単位:人)
組 織 名
JA三次青壮年連盟
JA三次女性部
JA三次ふれあい助け合い組織「たんぽぽの会」
JA三次米づくり委員会連絡協議会
JA三次集落法人グループ
JA三次地域営農集団連絡協議会
JA三次大型農家生産グループ
三次地域ピーマン部会
JA三次アンテナショップ生産連絡協議会
JA三次酒米生産連絡協議会
三次市採種組合
JA三次アスパラ連絡協議会
三次市菊生産組合
構成員数
42
1,527
456
646
28
66
66
41
1,011
156
48
148
20
組 織 名
三次タデ生産組合
三次市ぶどう部会
上井田果樹組合
三次ピオーネ生産組合
JA三次ぶどう振興協議会
三次市ぶどうの里づくり部会
三次市柚子販売促進協議会
亀の丸果樹生産組合
三和町メロン部会
三和町やきごめ部会
三和町ピーマン部会
布野町農業振興協議会
布野町ほうれん草部会
99
構成員数
7
27
4
19
70
22
19
3
6
3
6
20
9
組
織
名
JA三次横谷堆肥施用こだわり米生産部会
作木町野菜振興会
作木町椎茸生産振興会
作木町果樹園芸組合
高丸農園
作木花き生産振興会
吉舎町山の芋部会
三良坂ピオーネ生産組合
双三和牛改良組合
JA三次公年金友の会
JA三次定期積金旅行友の会
構成員数
9
19
8
7
4
4
17
7
112
7,566
6,979
6.地区一覧
三次市(甲奴町を除く)
7.沿革・あゆみ
年
度
平成 3 年度
平成 4 年度
平成 5 年度
平成 7 年度
平成 8 年度
平成 9 年度
平成 10 年度
平成 11 年度
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
平成 17 年度
平成 18 年度
平成 19 年度
平成 20 年度
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
主
な
出
来
事
・三次市・君田村・布野村・作木村・吉舎町・三良坂町・双三三和町の7JAが合併
して「三次農業協同組合」となる。
・貯金量 600 億円達成
・JA三次配送センター開所
・貯金量 700 億円達成
・JA三次旅行センター開所
・貯金量 800 億円達成
・新勘定系オンラインシステム導入
・日計システム導入
・三次市配食サービス事業開始
・購買システム導入
・協同会社(有)みらさか農業公社設立
・米麦品質向上物流合理化施設(集約倉庫)竣工
・中山間地域在宅保健福祉サービス推進モデル事業開始
・総合営農拠点施設(営農センター)竣工
・地域食材供給施設(彩膳館)竣工
・ふれあい福祉センター設置(高齢者福祉事業開始)
・(株)JA農機広島サービス設立
・JA三次ホームページ開設
・全事業所LAN導入
・アンテナショップ設置
・デイサービスセンター設置
・貯金量 900 億円達成
・河戸発電所竣工
・アンテナショップ来店者 10 万人突破
・JASTEM移行
・(株)三次ケーブルビジョン設立
・福祉用具レンタル事業所「和(のどか)」開設
・4月1日行政合併により新三次市が誕生し、JA三次が「市指定金融機関」として
指定を受ける。
・Aコープみよし新築オープン
・JA三次生活センターリニューアルオープン
・第2次中長期計画による支店再編完了
・JA広島中央会会長に村上組合長就任
・アンテナショップ来店者 100 万人突破
・女性理事定数設定による女性理事2名選任
・固定比率 100%到達
・アンテナショップ舟入店設置
・移動金融店舗車ちょきんぎょ号運行開始
・貯金量 1,000 億円達成
・平成 21 年度男女共同参画優良表彰 農林水産大臣賞受賞
・精米・製粉加工施設竣工
・JA三次合併 20 周年
・全国家の光大会 農林水産大臣賞受賞
・三次きん菜館 10 周年
・やすらぎ館 10 周年
・JA三次女性部 20 周年
・あぐりスクール全国サミットinJA三次
・JA三次ポイントサービス開始
100
8.店舗等のご案内
(1) 本・支店(14ヶ店)
店
本
名
郵便番号
住
所
電話番号
ATM
所
728-8503
三次市十日市東三丁目 1-1
(0824)63-6111
営農センター
729-6213
三次市廻神町 3370
(0824)66-3850
本
店
(統括支店)
728-8503
三次市十日市東三丁目 1-1
(0824)63-9920
市 役 所 支 店
(第二支店)
728-0012
三次市十日市中二丁目 8-1
(0824)62-6175
八
次
支
店
(統括支店)
728-0006
三次市畠敷町 1705-1
(0824)62-2890
北
部
支
店
(統括支店)
728-0021
三次市三次町 1738-6
(0824)62-2384
東
部
支
店
(統括支店)
729-6213
三次市廻神町 709-5
(0824)66-1020
西
部
支
店
(統括支店)
729-6332
三次市上志和地町 180-1
(0824)68-2225
三
和
支
店
(統括支店)
729-6615
三次市三和町上板木 613
(0824)52-3101
君
田
支
店
(統括支店)
728-0401
三次市君田町東入君 180-1
(0824)53-2211
布
野
支
店
(統括支店)
728-0201
三次市布野町上布野 1354-1
(0824)54-2211
作
木
支
店
(統括支店)
728-0124
三次市作木町下作木 608-1
(0824)55-2211
吉
舎
支
店
(統括支店)
729-4204
三次市吉舎町三玉 600-2
(0824)43-3131
三 良 坂 支 店
(統括支店)
729-4304
三次市三良坂町三良坂 2119-7
(0824)44-3101
☆
☆
・ATM欄の☆の店舗は、店舗外にATMを設置しております。
(2) 店舗外ATM設置場所(3ヶ所)
設 置 場 所
住
所
三次中央病院
三次市東酒屋町 531
フードオアシス三次(塩町店)
三次市江田川之内町 503-1
Aコープみらさか
三次市三良坂町三良坂 2119-7
A
設置場所
T
M
稼
働
時
間
平日
土曜日
日曜日
祝日
店
8:00~21:00
8:45~20:00
8:45~19:00
8:45~19:00
院
9:00~17:00
9:00~17:00
-
-
フードオアシ ス三次(塩町店 )
8:45~20:00
8:45~20:00
8:45~19:00
8:45~19:00
上
8:45~19:00
8:45~19:00
8:45~19:00
8:45~19:00
本
三
次
中
記
央
以
病
外
101
(3) その他事業所
資材倉庫(資材店舗)
JAグリーンみよし
〒729-6213
三次市廻神町 3370
TEL(0824)66-2323
JAグリーン十日市
〒728-0013
三次市十日市東三丁目 1-1
TEL(0824)63-9406
ふれあい福祉センター
居宅介護支援事業所
〒728-0013
三次市十日市東三丁目 1-1
TEL(0824)63-7100
訪問介護事業所
〒728-0013
三次市十日市東三丁目 1-1
TEL(0824)63-9960
福祉用具レンタル事業所
和(のどか)
〒728-0013
三次市十日市東三丁目 1-1
TEL(0824)63-9990
通所介護施設
デイサービスセンターやすらぎ館
〒728-0007
三次市小文町 439-2
TEL(0824)65-1177
ギフトセンター
ギフトセンター花かご館
〒728-0013
三次市十日市東三丁目 1-1
TEL(0824)64-0550
農畜産物直売所
アンテナショップ三次きん菜館
〒731-0121
広島市安佐南区中須二丁目 14-7
TEL(082)831-8311
食材供給施設
食材センター
〒728-0006
三次市畠敷町 916-2
TEL(0824)64-3009
配食センター
配食センター彩膳館
〒728-8503
三次市十日市東三丁目 1-1
TEL(0824)63-9956
(4) 子会社等の主な事業所
(株)三次クミアイ燃料
本社
〒728-0025
三次市粟屋町 2512-6
TEL(0824)62-8521
作木車輌センター
〒728-0124
三次市作木町下作木 1169-5
TEL(0824)55-2011
三次SS
〒728-0013
三次市十日市東三丁目 1-1
TEL(0824)63-9957
三良坂SS
〒729-4304
三次市三良坂町三良坂 2120-1
TEL(0824)44-3107
(株)JA農機広島サービス
本社
〒728-0016
三次市四拾貫町 758-1
TEL(0824)64-6420
三次事業センター
〒729-6213
三次市廻神町 3368
TEL(0824)65-3511
三和事業センター
〒729-6615
三次市三和町上板木 613
TEL(0824)52-3104
(株)JAアスク
本社
〒728-0006
三次市畠敷町 918-5
TEL(0824)63-2411
葬祭会館JA虹のホール三次
〒728-0006
三次市畠敷町 918-5
TEL(0824)63-2411
葬祭会館JA虹のホール酒屋
〒728-0023
三次市東酒屋町 568-1
TEL(0824)63-2422
102
(株)Aコープ西日本
Aコープみよし
〒728-0013
三次市十日市東三丁目 1-1
TEL(0824)63-9955
Aコープかわち
〒729-6332
三次市上志和地町 180-2
TEL(0824)67-3211
Aコープみわ
〒729-6615
三次市三和町上板木 613
TEL(0824)52-3108
Aコープみらさか
〒729-4304
三次市三良坂町三良坂 2131-2
TEL(0824)44-3110
個人委託SS
作木SS
〒728-0124
三次市作木町下作木 608-1
TEL(0824)55-2260
布野SS
〒728-0202
三次市布野町下布野 353-5
TEL(0824)54-2663
君田SS
〒728-0401
三次市君田町東入君 200-1
TEL(0824)53-2219
三和SS
〒729-6612
三次市三和町下板木 269
TEL(0824)52-2928
103
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