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■運行期間:平成16年10月1日∼平成17年1月31日(4ヶ月 間) ■運 賃:大人100円 小学生50円(小学生未満無料) ■運行時間:9時∼18時(最終便出発時刻) ■運行間隔:20分間隔 ■バス停数:19箇所 ■バス車両:小型バス4台 28便/日 平均25人乗り ■運行者 :中国バス㈱,鞆鉄道㈱,井笠鉄道㈱ ■ルート :一方向運行 8km/周 約50分/周 ■効果計測:アンケート調査,利用者OD調査 ■中国運輸局【バス利用促進等総合対策事業】 内港バスセンターにおいて出発 式を開催! 福山都市圏交通円滑化総合 計画推進委員会の関係者な ど約90人が出席 保育園児を乗せて出発! 運行状況と利用状況 運行内容等 全利用者数 43,835人 実績運行日数 123日 (10月∼1月) 実績運行便数 3,430便 (123 日×28 便/日−欠便(14)) 欠便 10/20 13 便(台風) 11/1 1 便(事故) ▼月別利用動向 (人/月) (人/日) 450 12,500 12,000 月間乗車人数 日当たり乗車人数 400 360 11,500 平均利用者数 357人/日 12.8人/便 343 373 350 11,560 ( 1.087) 11,000 月 間 10,500 乗 車 人 10,000 数 10,639 ( 1.000) 10,787 ( 1.014) 10,849 ( 1.020) 9,500 350 日 当 300 た り 乗 250 車 人 数 200 9,000 150 8,500 100 8,000 10 月 11 月 12 月 1月 注)乗車人数は、料金収入を100円で除して算出した利用者数 ▼曜日別日当たり利用動向 平日 (人/日) 550 土曜 日祝日 平均 519 500 450 400 350 465 448 428 409 426 360 343 423 410 350 373 333 300 297 302 10月 11月 314 特に,平日の利用が増加傾向 250 12月 10月 1月 11月 12月 1月 平 均 日当り 便当り 日当り 便当り 日当り 便当り 日当り 便当り 日当り 便当り 平日 297 1 0 .9 302 1 0 .8 314 1 1 .2 333 1 1 .9 312 1 1 .2 土曜日 426 1 5 .2 409 1 4 .6 423 1 5 .1 410 1 4 .6 417 1 4 .9 日 ・祝 日 428 1 5 .3 519 1 8 .6 448 1 6 .0 465 1 6 .6 465 1 6 .6 平均 343 1 2 .4 360 1 2 .9 350 1 2 .5 373 1 3 .3 357 1 2 .8 利用者OD調査 ■対象者 :中心部ループバス利用者 ■調査方法:乗込み調査員による調査 調査日 平 成 16年 平 成 17年 曜日 10月24日 10月27日 11月25日 11月28日 12月19日 12月21日 1月26日 1月30日 合 計 日曜 水曜 木曜 日曜 日曜 火曜 水曜 日曜 平日 日曜 計 調査対象者 433 368 284 501 511 336 345 525 1,333 1,970 3,303 ▼平日のバス停間利用(日平均) 東ルート約130人/日 西ルート約 40人/日 116 人/日 107 人/日 福山駅前 保健センター 新橋 16 人/日 57 人/日 14 人/日 福山駅前⇒内港バスセンター 新橋⇒福山駅前間の利用が多い 34 人/日 89 人/日 老人大学 13 人/日 住吉町 内港バスセンター ▼休日のバス停間利用(日平均) 東ルート約230人/日 西ルート約 70人/日 福山駅前 福山 ロッツ 新橋 69 人 /日 90 人 /日 11 人 /日 福山ロッツと内港バスセンターの 商業施設間の回遊も見られる 156 人 /日 15 人 /日 内 港 バ ス セ ン ター アンケート調査 ■対象者 :中心部ループバス利用者及び 主要施設利用者 ■配布方法:中心部ループバス車両内及び主要施設 にアンケート票を設置 運行期間中,平日・休日各1回/月, 車両及び主要施設で配布(全8日間) ■回収方法:調査票から回答票(ハガキ)を切離し, ポストへ投函 配布枚数 15,000枚 回収枚数 1,166枚 回収率 7.8% アンケート調査結果 ▼回答者の属性 未記入 18人 【1.5%】 回答者 1,166人 13歳未満 11人 【0.9%】 未記入 16人 【1.4%】 70歳以上 223人 【19.1%】 男性 男性 410人 410人 【35.2%】 【35.2%】 女性 女性 738人 738人 【63.3%】 【63.3%】 未記入 5人 【0.6%】 既利用者 771人 女性 552人 女性 552人 【71.6%】 【71.6%】 男性 男性 214人 214人 【27.8%】 【27.8%】 60歳代 215人 【18.4%】 1 3 歳∼2 0 歳 未満 37人 【3.2%】 20歳代 119人 【10.2%】 回答者 1,166人 50歳代 190人 【16.3%】 30歳代 200人 【17.2%】 40歳代 155人 【13.3%】 未記入 6人 【0.7%】 13歳未満 10人 【1.3%】 1 3 歳∼2 0 歳 未満 26人 【3.4%】 20歳代 73人 【9.5%】 70歳以上 186人 【24.1%】 既利用者 771人 60歳代 166人 【21.5%】 女性が約64%,年齢別では60歳以上が約38% 30歳代 125人 【16.2%】 40歳代 76人 【9.9%】 50歳代 103人 【13.4%】 ▼回答者の職業 370 【 31.7%】 (人) 400 276 【 23.7%】 300 200 100 19 16 11 11 【 0.9%】 【 0.9%】 【 1.4%】 【 1.6%】 54 【 4.6%】 50 【 4.3%】 未記入 無職 主婦 婦 主 公務員 会 社員 会 社 員 ・団 体 職 員 団体職員 自営業 大 学 ・専 門 学 校 生 高校生 中学生 小学生 0 191 【 16.4%】 168 【 14.4%】 注)会社員・団体職員 約 53%が 20 才代 約 63%が女性 主婦(約32%),会社員(約24%)と全体の約6割 ▼ルートの妥当性 未利用者 未利用者 未利用者 未利用者 未記入 22人 【5.6%】 別ルート 別ルート 143人 143人 【36.2%】 【36.2%】 395人 今回の 今回の ルートで良い ルートで良い 230人 230人 【58.2%】 【58.2%】 未利用 未利用 395人 395人 【33.9%】 【33.9% 】 既利用者 既利用者 未記入 12人 【1.6%】 1,166人 既利用 既利用 771人 771人 【66.1%】 【66.1% 】 別ルート 別ルート 178人 178人 【23.1%】 【23.1%】 771人 今回の 今回の ルートで良い ルートで良い 581人 581人 【75.4%】 【75.4%】 既利用者の66%のうち,75%が現在のルートで満足 ▼運行間隔・車両等の妥当性 運行間隔 バスの大きさ バス停間隔 (人 ) 700 (人 ) 700 600 600 600 500 500 400 400 300 300 200 200 200 100 100 487 【 63.2%】 500 400 300 52 【 6.7%】 49 【 6.4%】 100 75 【 9 .7 % 】 44 2 1 【 5 .7 % 】 8 8 【 2 .7 % 】 【 1 .0 %】 【 1 .0 % 】 未記入 :「20分間隔で良い」と答えた利用者が約63% :「ちょうど良い」と答えた利用者が80%以上 :「ちょうど良い」と答えた利用者が約80% その他 フリー乗降 もっと減らす もっと密に 未記入 0 615 【 7 9 .8 % 】 ち ょうう 良い ちょ どど 良い 15 6 【 1.9%】 【 0.8%】 その他 もっと小型に 座席を多くする 未記入 運行間隔 バスの大きさ バス停間隔 その他 もっと広げて良い 分間隔 で良い 2 0分 間 隔 で 良 い 20 0 649 【 84.2%】 ちょ ょう 良良 い い ち うどど 21 17 8 【 2.2%】 【 2.7%】 【 1.0%】 もっと頻繁に 0 238 【 30.9%】 (人 ) 700 ▼中心部内の従来の利用交通手段 (ループバス利用者) (人 ) 300 256 【 30.3%】 200 163 【 19.3%】 166 【 19.6%】 140 【 16.6%】 99 【 11.7%】 100 7 【 0.8%】 1 【 0.1%】 0 徒歩 徒歩 自転車 自転車 バイク バイク 自 家 用 車 タクシー タクシ ー 自家用車 バス バス 電車 電車 13 【 1.5%】 未記入 未記入 徒歩が約30%と最も多い。 自家用車やタクシーを利用されていた方が約28% ▼中心部ループバスの必要性 既利用者 既利用者 まだ わからない 40人 【5.2%】 あまり 未記入 思わない 6人 5人 【0.6%】 【0.8%】 771人 必要 必要 720人 720人 【93.4%】 【93.4%】 未利用者 未利用者 あまり 思わない 28人 【7.1%】 まだ わからない 90人 【22.8%】 未記入 16人 【4.1%】 395人 必要 必要 261人 261人 【66.1%】 【66.1%】 利用者の約93%,未利用者でも約66%が必要 評価と課題 ▼評価 ①東ルートについては,採算性の確保が期待できる。 ②利用者は増加傾向にあり,潜在需要を掘起こした。 ③自家用車利用からバスへ転換を促進した。 ④中心部内移動の容易性,安全性を確保できた。 ⑤必要性を望む声が多い。 ▼課題 ①乗り継ぎの利便性向上が必要。 ②スムーズな運行の確保が必要。 ③双方向運行等のサービス向上が必要。 ④低床バス等の導入が必要。 ▼今後の展開 本格運行の可能性について関係機関と協議