...

資料5参照

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

資料5参照
飲酒運転について
飲酒運転による懲戒処分等
①本県教職員としての懲戒処分
本県教育委員会では、酒気帯び運転又は酒酔い運転による交通違反・事故に係る懲戒処分は、原則とし
て免職としている。
また、飲酒運転となることが分かっていて、それを見過ごした職員も懲戒処分の対象となる場合もある。
②懲戒処分による給与等への影響
免職の場合は、退職手当は支給されない。
平成21年5月1日に免職の懲戒処分を受けた場合の損失額(試算)は、次のとおり。
〈30歳・高校教諭が懲戒免職となった場合の失った給与等〉
○ 退職手当
勤続年数8年で普通退職した場合の退職金約132万円
※その後定年まで勤務したとした勤務年数38年の退職手当 約2,764万円
○ 給与等
※その後定年まで勤務したとして30年間の給料等 2億150万円
③民事上の責任
相手方の自動車の修理代や、人身事故による治療費、慰謝料などの賠償金を支払わなければならない。
④行政処分
運転免許停止処分(30日~90日間の停止)又は取消し処分
※道路交通法の改正により、21.6.1 以降は、
・呼気1リットル当たり0.15mg 以上0.25mg 未満の場合は停止期間90日
・呼気1リットル当たり0.25mg 以上の場合は免許取消し(免許欠格期間 2年)となる。
・酒酔い運転の場合は、免許取消し(免許欠格期間 最長7年)となる。
⑤刑事上の責任
検察庁により道路交通法違反で起訴され
酒酔い運転の場合 - 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
酒気帯び運転の場合 - 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 となる。
※危険運転致死傷罪の場合 - 人を負傷させた者は15年以下の懲役
人を死亡させた者は1年以上の有期懲役
【関係法令等】
○ 道路交通法
(酒気帯び運転等の禁止)
第65条 何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。
2 何人も、前項の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがある者に対し、車両等を提供
してはならない。酒類を提供し、又は飲酒をすすめてはならない。
3 何人も、第一項の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがある者に対し、酒類を提供
し、又は飲酒をすすめてはならない。
第117条の2 次の各号のいずれかに該当する者は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処
する。
1 第65条(酒気帯び運転等の禁止)第1項の規定に違反して車両等を運転した者で、その運転をし
た場合において酒に酔った状態(アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をい
う。
)にあったもの
第117条の2の2 次の各号のいずれかに該当する者は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に
処する。
1 第65条(酒気帯び運転等の禁止)第1項の規定に違反して車両等(軽車両を除く。次号において
同じ。
)を運転した者で、その運転をした場合において身体に政令で定める程度以上にアルコールを保
有する状態にあったもの
※政令で定める程度とは、呼気1リットル当たり0.15ミリグラム
○ 刑法
(危険運転致死傷)
第208条の2 アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ、よっ
て、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役に処する。
その進行を制御することが困難な高速度で、又はその進行を制御する技能を有しないで自動車を走行さ
せ、よって人を死傷させた者も、同様とする。
(自動車運転過失死傷)※平成 19 年 6 月 12 日施行
第211条
2 自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、7年以下の懲役若しくは禁錮又は
100万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除すること
ができる。
わいせつ行為について
わいせつによる懲戒処分等
①本県教職員としての懲戒処分
強姦、強制わいせつ、公然わいせつ又はわいせつ目的を持って体に触れる等の行為をした職員は、免職
停職、又は戒告としている。
②懲戒処分による給与等への影響
飲酒運転の例を参照
③刑事上の責任
・公然とわいせつ行為をおこなった場合は「公然わいせつ罪」、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為
をおこなった場合は、
「強制わいせつ罪」として刑事上の責任を負う。
【関係法令等】
○ 刑法
(公然わいせつ)
第174条 公然とわいせつな行為をした者は、6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留
若しくは科料に処する。
(強制わいせつ)
第176条 13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上1
0年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。
(強姦)
第177条 暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期
懲役に処する。13歳未満の女子を姦淫した者も、同様とする。
(準強制わいせつ及び準強姦)
第178条 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心身を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、
わいせつな行為をした者は、第176条の例による。
○ 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(児童買春)
第4条 児童買春をした者は、5年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処する。
Fly UP