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太宰府観光列車『旅人-たびと-』誕生

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太宰府観光列車『旅人-たびと-』誕生
<平成 26 年 1 月 30 日発表>
西鉄沿線のさらなる活性化と魅力向上を目指して
太宰府観光列車 『旅人-たびと-』 誕生
〔福岡(天神)→太宰府〕急行列車を新設!西鉄電車の新たな旅がはじまる
● 西日本鉄道㈱では、本年 4 月に天神大牟田線福岡~久留米間開業 90 周年という節目を迎えるに
あたり、“選ばれる沿線づくり”に向けた新たな取り組みとして、福岡(天神)発太宰府行き急行列車を
新設いたします。
● 天神、太宰府、柳川といった福岡を代表する観光資源を沿線に有する西鉄電車では、沿線地域の
活性化と魅力向上に向けた取り組みを推進しております。今回、人気の観光スポットである太宰府へ
の列車の旅を一層お楽しみいただけるよう、福岡(天神)発太宰府行き急行列車を新設することで、
太宰府へお越しのお客さまの利便性向上を図ります。
● また、太宰府のさらなる活性化に向け、太宰府市をはじめ、太宰府天満宮や太宰府観光協会などの
ご協力のもと、車両の内外装に太宰府一色のラッピングを施した太宰府観光列車「旅人‐たびと‐」を
運行いたします。新たな観光列車の誕生にあたり、「旅人‐たびと‐」のネーミングは、第 39 代太宰府
天満宮宮司の西高辻 信良(にしたかつじ のぶよし)様から命名していただきました。
● 外装デザインは、“太宰府名所巡り”をテーマに太宰府天満宮や九州国立博物館、だざいふ遊園地
といった太宰府の観光スポットを、日本画風の“和”の世界観を意識しながら清楚で上品に表現いた
します。内装デザインには、開運への願いを意味する和文様をあしらいます。〔学業=梅〕や〔健康長
寿=亀甲〕、〔縁結び=貝合わせ〕など計 6 つの「願い」を、外装デザインとの調和を第一にアレンジす
ることで、“見て楽しい、乗って楽しい”デザインといたします。
● また、車内には太宰府の観光パンフレットや物産品を展示するディスプレイキャビネットを設置するほ
か、観光客やお子さま向けの乗車記念スタンプ台も設置いたします。今後も、記念乗車券の発売や
太宰府観光協会ボランティアとのタイアップ企画の実施、専用ホームページの開設など、地域の皆さ
まから観光客の皆さままで楽しんでいただける魅力ある観光列車を目指してまいります。
● なお、福岡(天神)発太宰府行き急行列車および太宰府観光ラッピング電車「旅人‐たびと‐」は、本
年 3 月 22 日(土)から運行を開始いたします。なお、同日には天神大牟田線のダイヤ改正を予定し
ております。改正内容の詳細につきましては、2 月下旬ごろにお知らせいたします。
■ 福岡(
福岡(天神)
天神)発太宰府行き
発太宰府行き急行列車の
急行列車の運行について
運行について
【運行開始日】
平成 26 年 3 月 22 日(土)
【運 行 形 態】
福岡(天神)発太宰府行き 急行列車
《停車駅》 福岡(天神)→薬院→大橋→春日原→下大利→二日市→五条→太宰府
※二日市駅で乗り換えなしの直通運行
【所 要 時 間】
福岡(天神)→太宰府間(最速) 約 27 分
【本数 ・ 時刻】
《平 日》 3 本〔福岡(天神)発時刻 ①9:46 ②10:16 ③10:46〕
《土休日》 5 本〔福岡(天神)発時刻 ①9:46 ②10:17 ③10:47 ④11:17 ⑤11:47〕
平日・土休日ともに
福岡(天神)9:46 発太宰府行き急行列車を、
太宰府観光列車「
太宰府観光列車「旅人旅人-たびとたびと-」(2 頁以降参照)
で運行いたします。
1
太宰府観光列車
太宰府観光列車
「万葉集の
葉集の代表的な
代表的な歌人である
歌人である大伴旅人
おおとものたびと)
である大伴旅人(おおとものたびと)
は大宰師(
大宰師(だざいのそち
だざいのそち)
そち)として大
として大宰府に赴任していた
赴任していた
経験を
経験を持ち、大宰府の
宰府の地で多くの歌
くの歌を残しています
しています。
ます。
『西鉄電車に
西鉄電車に乗って旅
って旅に出る』ことを強
ことを強く印象
づけるネーミングとしまし
けるネーミングとしました
ました。」
第39代太宰府天満宮宮司
39代太宰府天満宮宮司
西高辻信良
外装デザインテーマ
太宰府名所巡り
太宰府名所巡り
太宰府は歴史ある観光地であることから、日本画風の“和”の世界観を意識しながら清楚で上品
に表現しました。
《6 号車》
太宰府方面
太宰府天満宮
御神牛 心字池・
心字池・太鼓橋
《5 号車》
梅ヶ枝餅
だざいふ遊園地
だざいふ遊園地
《4 号車》
観世音寺
戒壇院
《3 号車》
榎社
竈門神社
《2 号車》
九州国立博物館
水城跡
《1 号車》
二日市方面
宝満山
大宰府政庁跡・
宰府政庁跡・四王寺山
2
内装デザインテーマ
6 つの願
つの願い
古来、人々の願いを叶えるのに役立つ文様と言われている 6 つの「和文様」を各車両の壁面にあ
しらいました。また、網棚の上には太宰府の名所を紹介するポスターや、各文様が表す意味の説
明を 4 カ国語(日本語、英語、中国語、韓国語)にて掲出します。
《6 号車》
梅→学業(
学業(合格)
合格)
冬に蕾をつけ、雪の中でも咲くことから、試練を乗り越えて花開くおめでたい柄とされ
ています。
《5 号車》
亀甲→
亀甲→健康長寿
長寿吉兆の象徴「鶴亀」に結び付くため、亀甲模様は古くから非常に多用され
ています。
《4 号車》
矢羽根→
矢羽根→厄除け
厄除け
矢羽には、邪気を払う破魔矢(はまや)の意味があり、さまざまなものに
古来より用いられています。
《3 号車》
波兎→
波兎→安産
兎は多産の象徴とされ、安産のお守りにもよく使われている柄で
す。
《2 号車》
七宝→
七宝→家内安全
円は円満を表し、繋ぐほど模様が広がっていく様子が、子孫
繁栄や出会いを招くとされています。
《1 号車》
貝合わせ
貝合わせ(
わせ(貝文)
貝文)→縁結び
縁結び
対となるただ一枚の貝としか重ならないことから男女の
恋愛を象徴しています。
先頭車の最前列シート 6 箇所・12 席は、
梅文様をデザインした落ち着いた雰囲気
の特別仕様シートといたします(6 号車と
1 号車の 2 両)。
3 号車には、太宰府の観光パンフレット
や物産品を展示するディスプレイキャビ
ネットを設置するほか、観光客やお子さ
ま向けの記念スタンプ台も設置します。
ディスプレイキャビネット
梅文様
記念スタンプ台
3
【投 資
額】
車両制作費 3,500 万円
【運行開始日】
平成 26 年 3 月 22 日(土)
【運 行
日】
毎日運行
※車両点検時(3 ヶ月 1 回の定期点検、その他点検)は別の車両で運行いたします。
その際は、事前に専用ホームページ(本年 2 月下旬ごろ開設予定)にてお知らせ
いたします。
【料
金】
特別料金は不要です。通常の運賃でご利用いただけます。
【運行時間帯】
《平 日》
①福岡(天神)発太宰府行き急行列車 〔福岡(天神)9:46 発→太宰府 10:13 着〕
②太宰府到着後は、太宰府~二日市間(普通列車)を 10 往復運行します。
《土休日》
①福岡(天神)発太宰府行き急行列車 〔福岡(天神)9:46 発→太宰府 10:14 着〕
②太宰府到着後は、太宰府~二日市間(普通列車)を 13 往復運行します。
【今後の予定】
○「旅人‐たびと‐」記念乗車券の発売
○太宰府観光協会ボランティアとのタイアップ企画の実施
○専用ホームページ(4 ヶ国語対応)の開設
○オリジナルグッズの制作 など
この件に関するお問い合わせは、西鉄お客さまセンター(℡0570-00-1010) まで
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