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健康おおふなと 21 プラン(第2次) 平成 27 年3月 大船渡市

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健康おおふなと 21 プラン(第2次) 平成 27 年3月 大船渡市
健康おおふなと 21 プラン(第2次)
~元気トントンおおふなと健康チャレンジプラン~
平成 27 年3月
大船渡市
0
目
次
第1章 計画改定にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
1
2
3
4
計画改定の背景と趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
計画の位置づけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
計画の期間と評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
計画の策定の進め方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
第2章 大船渡市の健康を取り巻く現状・・・・・・・・・・・・・・・5
1
2
3
人口動態・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
介護保険・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
国民健康保険・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
第3章 第1次計画推進期間の評価・・・・・・・・・・・・・・・・・13
1
2
3
評価の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
評価の方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
領域別評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
第4章 大船渡市におけるこれからの健康づくり・・・・・・・・・・・31
1
2
3
4
計画の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
第2次計画の特徴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
全体目標(第2次計画キャッチフレーズ) ・・・・・・・・・・・・・・・33
領域別目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
計画策定の経過・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
大船渡市健康づくり推進協議会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
意見聴取会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
市民アンケート調査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55
0
第1章
計画改定に
あたって
1
第1章 計画改定にあたって
1 計画策定の背景と趣旨
国や県においては、健康寿命の延伸や生活の質の向上を目的とした「健康日本 21」や「健
康いわて 21 プラン」が策定され、さまざまな関係機関の連携により、社会全体で個人の主
体的な健康づくりを支援する取り組みが行われてきました。
当市においても平成 15 年3月に、すべての人が健康でお互いに支え合う、健康と優しさ
に満ちた福祉社会づくりを進めるため、「健康おおふなと 21 プラン」を策定し、住民主体
の健康づくりを働きかけてまいりました。
この間、当市においては 65 歳以上の高齢者の割合は3割を超え、国や県を上回って高齢
化が進む一方、出生数は第 1 次計画策定時と比較し約3割減少しております。急速な高齢
化や生活習慣の変化により、疾病全体に占める生活習慣病の割合が増加していることに加
え、その重症化等が原因となり要介護状態となる方も増加の一途をたどっています。特に
も、岩手県においては脳血管疾患による死亡率が全国ワースト1位であり、当市において
も全国と比較し高率となっております。
また、平成 23 年3月に発生した東日本大震災では甚大な被害を受け、市民の多くが不自
由な生活を余儀なくされました。生活環境や居住環境の変化が身体的、精神的に与えた影
響は少なくありません。
このたび、国や県の計画の見直しを踏まえ、生活習慣病の増加や震災による影響を乗り
越え、さらに健康的に維持していくため、地域資源を活かした実践可能な健康づくり計画
として「健康おおふなと 21 プラン(第2次)~元気トントンおおふなと健康チャレンジプ
ラン~」を策定いたしました。
2 計画の位置づけ
(1)計画の法的根拠
本計画は、
「健康増進法」
(平成 14 年法律第 103 号)第8条2項に基づく本市の「健康増
進計画」であり、国の「健康日本 21(第2次)」に対応した計画として位置づけられます。
(2)関連計画の整合
本計画は国の「健康日本 21(第2次)」、県の「健康いわて 21 プラン(第2次)」の趣旨
を踏まえるとともに、大船渡市総合計画や市の関連計画と整合を図りました。
2
3 計画の期間と評価
(1) 計画の期間
平成 15 年3月に第1次計画を策定した際には、平成 24 年度を目標年度とする 10 か年計
画として推進してきましたが、各種計画との整合性を図るため、中間評価を当初の予定を
変更して平成 21 年度に行ったことに伴い、計画の推進期間の終期も平成 26 年度まで延長
しました。
第2次の計画は、県の「健康いわて 21 プラン(第2次)」の推進期間(平成 26 年度~平
成 34 年度の9年間)に準じ、平成 27 年度を初年度とし、平成 35 年度を、目標年次とする
9か年計画とします。
平
成
15
年
度
平
成
16
年
度
平
成
17
年
度
平
成
18
年
度
平
成
19
年
度
平
成
20
年
度
平
成
21
年
度
平
成
22
年
度
平
成
23
年
度
平
成
24
年
度
平
成
25
年
度
平
成
26
年
度
第 1 次計画推進期間
平
成
27
年
度
平
成
28
年
度
平
成
29
年
度
平
成
30
年
度
平
成
31
年
度
平
成
32
年
度
平
成
33
年
度
平
成
34
年
度
平
成
35
年
度
第2次計画推進期間
中
間
評
価
最
終
評
価
中
間
評
価
最
終
評
価
(2) 計画の評価
当市の健康づくりの推進組織の代表者等で構成する「大船渡市健康づくり推進協議会」
において、定期的に事業実績や進捗状況等を評価し、必要時改善策について検討し見直し
をします。
平成31年度に中間評価を行い、平成35年に最終評価を行います。
4 計画の策定の進め方
本計画は、以下の取り組みを通じて策定しました。
・大船渡市健康づくり推進協議会
・専門職や関係者等による意見聴取会
・住民アンケート調査
なお、本計画は公立大学法人岩手県立大学地域協働研究「地域資源を活用した健康増進
計画立案に関する研究」の一環として岩手県立大学の全面的な協力のもと策定いたしまし
た。
3
4
第2章
大船渡市の
健康を取り巻く
現状
5
第2章 大船渡市の健康を取り巻く現状
1 人口動態
(1) 人口と世帯数
平成 26 年4月 1 日時点の総人口は 38,608 人、世帯数は 14,703 世帯であり、人口減少が
続いています。将来人口推計からは、今後も人口の減少が続いていくことが予想されてお
り、1985 年~2010 年までは4~5%程度の割合で人口が減少していましたが、今後は7~
9%程度となることが予想されています。
60,000
50,000
20,000
49,041 47,219
46,277 45,160
43,331
将来推計
40,737
40,000
37,669
35,184
32,576
29,963
30,000
20,000
14,070 14,191
18,000
27,411
16,000
24,969
14,000
15,133 14,819
14,701 15,017
12,000
10,000
0
人
10,000
1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年
人口(人)
世帯数(世帯)
世帯
出典 1985 年~2010 年 国勢調査
2015 年~2040 年 国立社会保障・人口問題研究所「男女・年齢(5歳)階級データ『日本の地
域別将来推計人口』(平成 25 年3月推計)」
(2) 出生数、死亡数
1997 年(平成9年)から死亡数は出生数を上回っており、人口は自然減となっています。
1990 年(平成2年)頃までは年間 400 名を超える出生状況でありましたが、2013 年(平成
25 年)の出生数は約半数の 208 人となり、第 1 次計画を開始した 2003 年(平成 15 年)の出
生数 313 人と比較しても約3割減少しています。
1200
1000
1000
800
600
423
443
412
377
356
330
469
432
313
275
488
463
309
281
519
487
496
511
275
264
242
260
493
535
250
208
400
200
0
241
2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年
人
出生数
出典 大船渡市の統計
6
死亡数
(3) 合計特殊出生率
合計特殊出生率は 2004 年(平成 16 年)まで減少していましたが、2012 年(平成 24 年)に
は 1.66 に増加しており、全国の 1.41(2012 年)、岩手県の 1.44(2012 年)と比較し高率とな
っています。
1.66
1.70
1.65
1.60
1.55
1.50
1.45
1.40
1.35
1.30
1.25
1.20
1.66
1.64
1.56
1.47
1.46
1.45
1.46
1.44
1.49
1.41
1.40
1.30
2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年
人
出典 大船渡市の統計
(4) 将来推計人口(5歳階級別)
2010年
2015年
90歳以上
85~89歳
80~84歳
75~79歳
70~74歳
65~69歳
60~64歳
55~59歳
50~54歳
45~49歳
40~44歳
35~39歳
30~34歳
25~29歳
20~24歳
15~19歳
10~14歳
5~9歳
0~4歳
2,000
90歳以上
85~89歳
80~84歳
75~79歳
70~74歳
65~69歳
60~64歳
55~59歳
50~54歳
45~49歳
40~44歳
35~39歳
30~34歳
25~29歳
20~24歳
15~19歳
10~14歳
5~9歳
0~4歳
90歳以上
85~89歳
80~84歳
75~79歳
70~74歳
65~69歳
60~64歳
55~59歳
50~54歳
45~49歳
40~44歳
35~39歳
30~34歳
25~29歳
20~24歳
15~19歳
10~14歳
5~9歳
0~4歳
1,000
0
1,000
2,000
2,000
2025年
1,000
0
1,000
2,000
0
1,000
2,000
2,000
1,000
0
1,000
2,000
1,000
2,000
2035年
90歳以上
85~89歳
80~84歳
75~79歳
70~74歳
65~69歳
60~64歳
55~59歳
50~54歳
45~49歳
40~44歳
35~39歳
30~34歳
25~29歳
20~24歳
15~19歳
10~14歳
5~9歳
0~4歳
1,000
2,000
2030年
90歳以上
85~89歳
80~84歳
75~79歳
70~74歳
65~69歳
60~64歳
55~59歳
50~54歳
45~49歳
40~44歳
35~39歳
30~34歳
25~29歳
20~24歳
15~19歳
10~14歳
5~9歳
0~4歳
2,000
2020年
90歳以上
85~89歳
80~84歳
75~79歳
70~74歳
65~69歳
60~64歳
55~59歳
50~54歳
45~49歳
40~44歳
35~39歳
30~34歳
25~29歳
20~24歳
15~19歳
10~14歳
5~9歳
0~4歳
1,000
0
1,000
2,000
2,000
1,000
0
■男性 ■女性
出典 国立社会保障・人口問題研究所「男女・年齢(5歳)階級別データ『日本の地域別将来推計人
口』
(平成 25 年3月推計)」
7
(5)
標準化死亡比
男性
160.0
140.0
120.0
100.0
80.0
60.0
標準化死亡比(主要死因別)
全死亡
心疾患
市
115.1
99.7
111.7
83.6
65.7
133.3
87.6
108.4
県
113.7
119.0
142.1
102.2
86.8
111.3
105.4
133.5
国
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
男性
脳血管疾患 肺
炎 肝
疾
患 腎
不
全 老
衰 自
殺
標準化死亡比(悪性新生物:部位別)
160.0
140.0
120.0
100.0
80.0
60.0
全悪性新生物
胃
大 腸
肝及び肝内胆管
気管、気管支及び
肺
市
109.7
77.0
89.1
100.3
124.3
県
98.4
94.1
108.3
73.3
94.8
国
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
女性 標準化死亡比(主要死因別)
160.0
140.0
120.0
100.0
80.0
60.0
全死亡
心疾患
脳血管疾患 肺
炎 肝
疾
患 腎
不
全 老
衰 自
殺
市
117.6
95.6
134.4
70.1
106.4
91.2
84.3
103.0
県
110.4
106.4
134.4
97.7
87.2
100.3
101.5
130.9
国
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
女性
標準化死亡比(悪性新生物:部位別)
160.0
140.0
120.0
100.0
80.0
60.0
市
全悪性新生物
胃
大 腸
肝及び肝内胆管
気管、気管支及び
肺
102.1
66.2
99.7
116.3
113.0
県
96.2
85.2
115.1
75.8
83.6
国
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
出典 厚生労働省「人口動態保健所・市区町村別統計」平成20年~24年
標準化死亡比…その病気によって亡くなる人の国の平均を 100 としており、100 以上の場合には平均よ
り死亡率が多いと判断され、100 以下の場合は死亡率が低いと判断されます。
8
2 介護保険
(1) 高齢化率
人口に占める 65 歳以上の割合を表す高齢化率は 30.9%で、県(27.2%)や国(23.0%)
を上回っています。
年齢3階級別人口
市
11.9
県
12.7
国
13.1
0%
57.3
30.9
60.1
27.2
63.8
10%
20%
30%
23
40%
0~14歳
50%
60%
15~64歳
70%
80%
90%
100%
65歳以上
出典 国勢調査(平成 22 年)
(2) 要介護認定者数、要介護認定率
高齢者人口の増加に伴い、要介護認定者数及び介護認定率は増加しています。これは今
後も増加傾向が見込まれています。
要介護(要支援)認定者数(第1号及び第2号被保険者合計) (人)
要支援
第1号
被保険者
1
2
要介護
計
計
計
1
2
3
4
5
232
578
249
196
194
239
1,456
1,688
H17.3
11,551
H22.3
12,647
273
292
565
312
369
301
266
220
1,468
2,033
H26.3
12,736
202
425
627
331
509
339
301
212
1,692
2,319
出典 岩手県介護保険事業状況(大船渡市分抜粋)
要介護(要支援)認定率(第1号及び第2号被保険者合計)
20%
18%
16%
14%
12%
10%
8%
6%
4%
2%
0%
H17.3
H22.3
H26.3
要支援
1
要支援
2
2.2%
1.6%
2.3%
3.3%
要支援
計
2.0%
4.5%
4.9%
要介護
1
5.0%
2.5%
2.6%
要介護
2
2.2%
2.9%
4.0%
出典 岩手県介護保険事業状況(大船渡市分抜粋)
9
要介護
3
1.7%
2.4%
2.7%
要介護
4
1.7%
2.1%
2.4%
要介護
5
2.1%
1.7%
1.7%
要介護
計
12.6%
11.6%
13.3%
計
14.6%
16.1%
18.2%
3 国民健康保険
(1) 国保の加入状況
国民健康保険の被保険者数は 12,244 人で市民の約3割が加入しています。
また、加入者は疾病の発症率が高くなる 60-69 歳被保険者(33.7%)、70-74 歳被保険者
(17.8%)の構成比率が高くなっており、今後もますます高齢化が進行することにともな
い、医療費が増加していくことが予想されています。
大船渡市国保加入者
30歳未満
16.0%
0%
30-39歳
7.5%
10.1%
20%
30%
10%
年代別(H26)構成比率
40-49歳
50-59歳
15.1%
60-69歳
70-74歳
33.7%
40%
50%
60%
17.8%
70%
80%
90%
100%
出典 大船渡市の国保(H24)
(2) 医療費の現状
加入者一人当たりの療養諸費は 343,098 円と岩手県内平均と比較して 19,611 円上回って
います。
被保険者
世帯数
6,833 世帯
人数
12,244 人
加入率
世帯数
46.75%
一人当たりの療養諸費
人数
大船渡市
31.30%
343,098 円
出典 岩手県国民健康保険団体連合会 いわて国保の実態平成 24 年度版
10
(参考)
岩手県市町村
323,487 円
(3) 生活習慣病全体の治療状況
生活習慣病関連受診率の疾患別年次推移は、割合が高い順に、高血圧性疾患、糖尿病と
続いております。生活習慣病関連1件あたりの医療費では腎不全にかかる医療費が顕著に
高額となっており、これは腎不全の治療として行う人工透析にかかる医療費が高額である
ことが影響しています。
疾患別の受診件数
疾病分類
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
9位
高血圧性疾患
歯肉炎及び歯周疾患
糖尿病
その他の歯及び歯の支持組織の障害
その他の内分泌、栄養及び代謝疾患
その他の皮膚及び皮下組織の疾患
皮膚炎及び湿疹
その他の損傷及びその他の外因の影響
その他の眼及び付属器の疾患
う蝕
受診件数
1,733 件
1,079 件
530 件
503 件
440 件
328 件
289 件
288 件
281 件
281 件
出典 大船渡市国保 平成 24 年5月診療分
医療費の疾患別年次推移(生活習慣病関連の1件あたり)
400,000
350,000
300,000
250,000
200,000
150,000
100,000
50,000
円0
悪性新生
物
H21
92,807.1
H22
86,159.8
H23
104,773.5
H24
111,284.9
H24(県) 108206.3
糖尿病
16,768.8
15,510.2
18,501.0
22,291.5
22158.0
高血圧性
疾患
11,070.1
9,692.2
8,979.1
9,607.6
10100.1
出典 国保診療報酬明細(各年5月診療分)
11
虚血性心
疾患
38,415.9
32,512.0
56,620.6
53,740.1
42154.3
脳血管疾
患
48,573.3
87,424.4
48,744.5
67,367.4
64731.1
腎不全
330,167.7
252,459.5
372,489.8
301,614.5
340028.6
12
第3章
第1次計画推進
期間の評価
13
第3章 第1次計画推進期間の評価
1 評価の目的
健康おおふなと 21 プランの推進や保健活動の取り組みによる、市民の健康づくりに関
する意識や行動の変化を把握し、第2次計画策定に向けて取り組むべき課題や方向性を
明らかにするために行いました。
2 評価の方法
各種統計データによる比較のほか、計画策定時や中間評価と同様に市民アンケートに
より評価を行いました。
3 領域別評価
第1次計画策定時に定めた健康指標は下記の基準により到達度を評価しました。
到達度
A
B
C
D
--
評価基準
100%以上
50%以上 100%未満
0%超 50%未満
0%以下
評価不能
(目標達成)
(目標に対し 50%以上の達成)
(目標に対し 50%未満の達成)
(後退)
(調査データなし)
14
(1)
■
栄養
代表的な取り組み
・減塩講演会
・男の料理教室
・高校生のための料理教室
・親と子のふれあい教室
・簡単減塩クッキング
・仮設住宅入居者の栄養調査
・食生活改善推進員の養成及び育成
■
現状と課題
成人女性ならびに児童生徒の肥満度は改善が見られていますが、その他の項目では明ら
かな改善は見られていません。
各種調査から、塩分の過剰摂取、ビタミンやカルシウムの不足、1日3食野菜を食べる
者の割合が減少しています。
健康指標
1 一日の塩分摂取量
2 成人の1日あたりの野
菜の平均摂取量の増加
3 カルシウムに富む食品
(牛乳、乳製品、豆類、
緑黄色野菜)の成人の
1日あたりの平均摂取
量の増加
①牛乳・乳製品、②豆
類、③緑黄色野菜
第
1
次
計
4 朝食の欠食率の減少
①小学生、②中学生、
③高校生、④20 歳代男
性、⑤30 歳代男性
目標
計画策定時
中間評価
最終評価
達成状況
10g 以下
14g
11.8g
-
--
350g 以上
306.2g
275.1g
-
--
①130g 以上
②110g以上
③92.5g 以上
①118.8g
②108.5g
③ 92.5g
①93.4g
②82.3g
③89.0g
-
--
小中学生
9.8%
① 2.4%
② 5.0%
③11.7%
④13.3%
⑤25.6%
-
--
①34.6%
②24.3%
①C
②A
12.4%
B
①70.8%
②76.3%
C
D
-
--
130 人
D
①②③ 減少
④10%以下
⑤23%以下
④14.8%
⑤32.4%
5
成人の肥満者(BMI
①30%以下
①36.0%
①35.2%
≧25.0)の割合の減少
②27%以下
②37.0%
②30.6%
①男性、②女性
画
6 児童・生徒の肥満児
(日々式による標準体
10%以下
16.8%
13.3%
重の 20%以上)の割合
の減少
7 自分の適正体重を認識
し、体重コントロール
①80%以上
①62.6%
①71.8%
を実践する者の割合
②80%以上
②80.1%
②74.1%
①15 歳以上男性、②15
歳以上女性
8 自分の適正体重を維持
することができる食事
男 65.6%
量を理解している者の
女 73.0%
割合
9 食生活改善推進員団体
連絡協議会の会員数の 200 人
187 人
165 人
増加
出典 1~4 岩手県生活習慣実態調査
5 がん等疾病予防支援システム
6
7 市民アンケート
8 国民栄養調査
9 食改事務局
15
学校保健統計
栄養摂取の状況
栄
養
調
査
塩分摂取量
ビタミンA
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
カルシウム
過剰
68.7%
------
適正
31.3%
18.5%
17.6%
30.9%
17.3%
24.7%
不足
-81.5%
82.4%
69.1%
82.7%
75.3%
出典 応急仮設住宅入居者に対する栄養調査(H25)
あなたは毎日野菜を食べていますか
ア
ン
ケ
ー
ト
1日1
~2食
H14
58.1%
29.3%
H21
54.2%
29.2%
H26
27.6%
56.1%
出典 市民アンケート(H26)
1日3食
毎日では
ない
11.6%
11.6%
14.6%
ほとんど
食べない
0.4%
0.4%
1.3%
16
無回答
0.6%
4.5%
0.3%
(2) 身体活動
■ 代表的な取り組み
・運動普及推進員の養成および育成 ・ロコモティブシンドローム予防教室
・ラジオ体操普及講演会 ・エアロビ&ストレッチ教室 ・ウォーキング教室
・市民健康づくり体操の普及
■
現状と課題
高齢者が積極的に外出をしたり、地域活動に参加する機会は増加しています。習慣的に
運動を実践する者の割合は減少しており、県全体と比較しても少ない状況です。
(成人等の目標)
健康指標
第
1
次
計
画
1
目標
健康の維持増進のため
に意識的に運動をして
いる人の割合の増加
2 一日平均歩数の増加
計画策定時
中間評価
最終評価
達成状況
40%
33.2%
29.6%
27.2%
D
現状から
1000 歩増加
6349 歩
8694 歩
-
--
19.4%
7.3%
18.7%
D
3 60 歳未満の運動習慣者
25%
の割合の増加
出典 1 特定健診 循環器検診集計結果
2 運動普及推進員の歩数調査
3 市民アンケート
(高齢者の目標)
健康指標
第
1
次
計
画
目標
1 60 歳以上の運動習慣者
の割合の増加
2 外出について積極的な
態度を持つ者の増加
3 何等かの地域活動を実
施している者の割合の
増加
4 一日平均歩数の増加
出典 1~3 市民アンケート
計画策定時
中間評価
最終評価
達成状況
50%
40%
12.9%
32.4%
D
60 歳以上 70%
59%
64.1%
83.5%
A
60 歳以上 40%
28%
33.1%
38.7%
B
8280 歩
-
--
現状から
6349 歩
1300 歩増加
4 運動普及推進員の歩数調査
1 回 30 分以上の軽く汗をかく運動を週 2 日以上、1 年以上実施している者の割合
特
定
健
診
男
女
全体
H20
33.1%
26.5%
29.3%
H21
34.2%
26.7%
29.8%
H22
33.4%
29.0%
30.9%
H23
38.9%
31.4%
34.3%
出典 がん等疾病予防支援システム
17
H24
28.3%
21.3%
24.1%
H25
29.9%
25.3%
27.2%
H25(県)
33.4
29.9
31.4
(3)
喫煙
■ 代表的な取り組み
・喫煙とがんの影響に関する健康教育 ・喫煙者を対象とした呼吸機能検査
・個別健康教育(禁煙指導) ・広報記事の掲載「陸でおぼれる苦しさ…COPD」
・喫煙が母体の健康に及ぼす影響の指導(母子健康手帳発行時)
■
現状と課題
成人の喫煙者の割合は減少していますが、県平均と比較し喫煙率が高く、また妊婦の喫
煙率も県平均(2.3%)を上回っています。
タバコが健康に及ぼす害についての認知度は胃潰瘍を除き全体として向上しています。
特に肺がんおよび脳卒中については 20%以上認知度が向上しています。
健康指標
目標
計画策定時
中間評価
最終評価
達成状況
1 成人非喫煙者の増加
増加
73.9%
81.8%
82.6
0%
11.7%
10.5%
第 2 未成年者の喫煙率の減少
1 3 妊婦の喫煙率の減少
0%
5.7%
4.5
次
計 4 子育て中の母の喫煙する
12%
24%
画
割合の減少
5 喫煙が妊娠中の異常に影
響があると思う人の割合
80%
49%
58.0%
58.5%
の増加
出典 1・5 市民アンケート
2 岩手県生活習慣実態調査
3 がん等疾病予防支援システム
A
-C
-B
次の病気についてタバコを吸うとかかりやすくなると思いますか
肺がん
喘息
気管支炎
心臓病
脳卒中
胃潰瘍
55.7%
(2)
70.0%
(2)
72.2%
(2)
42.2%
(5)
53.9%
(5)
53.1%
(6)
35.7%
(6)
53.2%
(6)
57.2%
(5)
31.2%
(7)
41.0%
(7)
26.8%
(8)
妊娠に関連
した異常
48.8%
(4)
58.0%
(4)
58.5%
(3)
16.5%
10.9%
21.5%
-4.4%
9.7%
ア
ン
ケ
ー
ト
①H14
77.5%
53.8%
(順位)
(1)
(3)
②H21
87.2%
65.0%
(順位)
(1)
(3)
③H26
99.4%
57.6%
(順位)
(1)
(4)
H14 比
21.9%
3.8%
③-①
出典 市民アンケート(H26)
現在、たばこを習慣的にすっている
各
種
統
計
市
県
男性
28.9%
26.7%
女性
4.6%
4.3%
全体
14.4%
13.7%
出典 特定健診法定報告(H26)
18
歯周病
24.6%
(8)
35.7%
(8)
37.9%
(7)
13.3%
ア
ン
ケ
ー
ト
COPDという用語を知っていますか
内容を理解している
聞いたことはあるが
内容は分からない
聞いたことがない
10.2%
32.7%
54.7%
出典 市民アンケート(H26)
19
(4)
■
アルコール
代表的な取り組み
・アルコールに関する医師の講演会
・飲酒日記を使用した指導
・相談対応
・広報記事の掲載「お酒との上手な付き合い方」
■
現状と課題
市民アンケートにおいては1日 1.1 合以上飲酒する人の割合は減少していますが、特定
健診の問診項目の結果からは大きな数値の変化は見られていません。毎日飲酒する者の割
合は平成 24 年度以降男女ともに増加しています。
健康指標
目標
計画策定時
中間評価
最終評価
達成状況
49.4%
22.5%
A
89.7%
-
--
17.5%
-
--
1 一日 1.1 合以上飲酒する
40%以下
人の割合の減少
2 アルコールの飲み過ぎに
15 歳以上
よる健康への悪影響を知
83.2%
画
90%以上
っている人の割合
3 未成年者の飲酒率の減少
0%
23.3%
出典 1 市民アンケート
2・3 岩手県生活習慣実態調査
第
1
次
計
お酒を飲む頻度(%)
H20
H21
H22
毎日
41.5% 39.9% 41.6%
男
時々
22.3% 20.1% 19.7%
特
ほとんど飲まない 36.2% 40.0% 38.8%
定
毎日
2.9%
3.0%
2.8%
健
診
女
時々
12.0% 8.4%
9.7%
ほとんど飲まない 85.1% 88.6% 87.5%
毎日
19.2% 18.2% 19.1%
全体 時々
16.3% 13.2% 13.9%
ほとんど飲まない 64.4% 68.6% 67.1%
出典 がん等疾病予防支援システム 特定健診法定報告
H23
40.5%
20.1%
39.4%
2.6%
10.2%
87.1%
17.4%
14.1%
68.5%
H24
44.0%
18.5%
37.5%
4.0%
10.8%
85.2%
20.0%
13.9%
66.1%
H25
44.3%
17.6%
38.2%
4.1%
9.3%
86.6%
20.1%
12.6%
67.3%
H25(県)
47.5%
22.7%
28.8%
6.8%
17.3%
75.0%
24.0%
19.6%
55.5%
H23
30.6%
47.2%
19.1%
3.0%
85.9%
12.8%
0.0%
1.3%
44.4%
38.7%
14.4%
2.6%
H24
31.5%
40.6%
22.3%
5.6%
71.6%
21.2%
6.0%
1.2%
42.0%
35.5%
18.0%
4.5%
H25
17.4%
26.0%
15.2%
3.2%
9.7%
2.7%
0.8%
0.2%
12.8%
12.1%
6.6%
1.4%
H25(県)
25.4%
31.6%
13.6%
2.8%
26.4%
5.1%
1.1%
0.3%
26.0%
16.3%
6.3%
1.3%
飲酒日の1日あたりの飲酒量(%)
H20
H21
H22
1合未満
33.3% 31.5% 30.0%
1~2合未満
40.2% 42.3% 43.8%
男
2~3合未満
22.4% 20.5% 21.8%
3合以上
4.1%
5.7%
4.4%
特
定
1合未満
77.4% 68.4% 67.2%
健
1~2合未満
18.1% 23.7% 24.7%
診
女
2~3合未満
3.2%
6.2%
7.0%
3合以上
1.2%
1.7%
1.1%
1合未満
44.0% 39.4% 38.2%
1~2合未満
34.9% 38.3% 39.6%
全体
2~3合未満
17.7% 17.5% 18.6%
3合以上
3.4%
4.8%
3.7%
出典 がん等疾病予防支援システム 特定健診法定報告
20
(5) 口腔保健
■ 代表的な取り組み
・「歯のかわら板」の発行(年2回) ・成人を対象とした歯周疾患検診
・母子保健事業や乳幼児健診での歯科指導および情報提供
・幼児健康診査事業指導教室(ブラッシングと間食の指導)
■
現状と課題
むし歯を持たない子どもの割合や、おやつを食べる習慣等は改善が見られています。し
かし、県内他市町村と比較した場合、むし歯の有病者割合が高率となっており、平成 24 年
度には3歳児のむし歯の有病率が県内で最も多い状況でした。
(むし歯予防)
健康指標
1
目標
乳歯のむし歯を持たな
①増加
い子どもの割合の増加
②70%以上
①1 歳 6 か月児、②2 歳
③70%以上
6 か月児、③3 歳 6 か月
④35%以上
児、④就学時
2 永久歯のむし歯を持た
ない子どもの割合の増 ①増加
加
②70%
①就学時、②12 歳児
3 12 歳児の一人平均むし
1.0 本以下
歯本数の減少
第
1 4 3歳6か月児歯科健診
次
前にむし歯を持った子
計
どもで、3歳6か月時
画
50%
点でむし歯の本数を増
やさなかった子どもの
割合
5 3歳6か月児における
親に毎日仕上げ磨きを
90%
受ける子どもの割合
6 おやつを食べる時間が
決まっている子どもの
①70%
割合
②75%
①1 歳 6 か月児、②2 歳
③85%
6 か月児、③3 歳 6 か月
児、④就学時
出典 1①②③ 乳幼児健診
1④・2① 就学時健診
計画策定時
中間評価
①93.2%
②61.0%
③40.3%
④24.0%
①98.4%
②64.5%
③64.7%
④32.8%
①95.1%
②84.0%
③61.4%
④48.3%
①A
②A
③B
④A
①93.1%
②26.3%
①99.4%
②62.6%
① ②50.0%
①-②B
2.45 本
1.31 本
1.46 本
B
18.7%
-
-
--
70.0%
73.4%
77.8%
B
①50.4%
②48.9%
③66.8%
①61.2%
②48.0%
③79.5%
①64.5%
②74.1%
③76.7%
①B
②B
③B
21
2②・3 学校保健統計
最終評価
達成状況
5・6 乳幼児健診
(歯周病(歯肉炎、歯槽膿漏)及び歯の喪失の予防)
健康指標
1
第
1
次
計
画
2
3
4
出典 1
重度歯周病に罹ってい
る人の割合の減少
①25~44 歳、②45~64
歳
かかりつけ歯科医師が
いる人の割合の増加
喫煙が歯周病の原因に
なることを知っている
人の増加
65 歳以上における 20
歯以上有する人の割合
の増加
岩手県生活習慣実態調査
目標
計画策定時
中間評価
最終評価
達成状況
①29%
②38%
①29.6%
②38.4%
①23.0%
②36.1%
-
--
増加
-
43.5%
45.6%
A
50%
-
35.7%
37.9%
B
15%以上
11.8%
17.9%
-
--
2 市民アンケート
3 岩手県歯科疾患実態調査
むし歯有病者高率市町村別順位 ※高率 10 市町村圏外
各
種
統
計
H16
H17~H22
H23
H24
H25
※
※
5位(7.17%)
※
2位(4.86%)
5位(57.36%)
※
5位(39.8%)
1位(46.58%)
3位(38.58%)
1 歳6か月児
3歳児
出典 1 歳 6 か月児及び3歳児歯科健康診査実施状況
成人歯周疾患検診受診者数、受診率
各
種
統
計
H22
H23
H24
H25
H26
受診者数
129 人
11 人
158 人
128 人
147 人
受診率
5.4%
0.5%
4.0%
5.7%
6.7%
出典 歯周疾患検診実績
22
(6)
■
がん
代表的な取り組み
・がん検診の実施
・精密検査受診勧奨
・健康教育
・がん検診推進事業の実施(対象年齢の方に無料クーポンを配布)
■
現状と課題
乳がん、肺がんを中心に受診率は向上していますが、精密検査の受診率は低下していま
す。平成 20 年からの5年間で市の検診により延べ 120 人のがんが発見され、特にも大腸が
んの発見者数が突出しています。
健康指標
目標
計画策定時
1 がん予防 12 か条の内容
90%以上
30.6%
を知っている
2 肺がん死亡率の減少(人
減少
70.9
口 10 万人対)
3 大腸がん死亡率の減少
減少
39.9
(人口 10 万人対)
4 胃がん検診受診率の増
50%
25.4%
加
5 子宮頸がん検診受診率
50%
28.7%
の増加
第 6 肺がん検診受診率の増
50%
16.9%
1
加
次
計 7 乳がん検診受診率の増
50%
21.3%
加
画
8 大腸がん検診受診率の
50%
22.6%
増加
9 胃がん検診要精密検査
95%以上
90.3%
受診率の向上
10 子宮頸がん要精密検査
95%以上
91.4%
受診率の向上
11 肺がん要精密検査受診
95%以上
90.0%
率の向上
12 乳がん要精密検査受診
100%
100%
率の向上
13 大腸がん要精密検査受
85%以上
62.2%
診率の向上
出典 1 岩手県生活習慣実態調査
2・3 岩手県保健福祉年報
9~13 各種検診結果 地域保健・健康増進事業報告
23
中間評価
最終評価
達成状況
33.7%
-
--
59.3
84.7
D
52.2
43.7
D
16.3%
14.9%
D
17.7%
32.4%
C
15.4%
23.1%
C
17.0%
33.2%
C
21.0%
25.0%
C
93.2%
74.1%
D
92.3%
9.1%
D
96.1%
88.2%
D
95.8%
89.2%
B
90.8%
85.4%
A
4~8 各種検診結果
がん検診受診者数/要精密検査者数/がん発見者数(人)
胃
大腸
各
種
統
計
肺
乳
子宮
H20~25
H20
H21
H22
H23
H24
H25
受診者
2,360
2,053
2,452
1,151
2,166
2,199
12,381
100.00%
要精検
184
180
192
89
108
-
753
6.10%
がん
5
5
4
4
0
-
18
0.15%
受診者
3,229
3,778
3,995
2,020
2,751
3,705
19,478
100.00%
要精検
209
255
247
126
198
-
1,035
5.30%
がん
14
16
16
10
8
-
64
0.33%
受診者
2,323
2,554
3,433
1,472
3,058
3,428
16,268
100.00%
要精検
75
71
116
50
109
-
421
2.60%
がん
2
2
3
3
4
-
14
0.09%
受診者
1,591
1,638
2,123
1,235
1,264
1,883
9,734
100.00%
要精検
51
58
51
34
37
-
231
2.40%
がん
0
2
7
4
5
-
18
0.18%
受診者
1,838
1,842
2,230
1,146
1,340
1,803
10,199
100.00%
要精検
27
91
51
13
22
-
204
2.00%
がん
2
3
1
0
0
-
6
0.06%
受診者
11,341
11,865
14,233
7,024
10,579
13,018
68,060
100.00%
546
655
657
312
474
-
2,644
3.90%
23
28
31
21
17
-
120
0.18%
全がん 要精検
がん
出典 地域保健・健康増進事業報告
24
(7)
循環器疾患
■ 代表的な取り組み
・高血圧予防講演会 ・高血圧に関する記事の市広報紙への掲載(隔月)
・地域の公民館での血圧測定 ・特定健診受診勧奨 ・特定保健指導参加勧奨
■
現状と課題
特定健診受診率や特定保健指導実施率は向上していますが目標値は大幅に下回っていま
す。脳血管疾患、心疾患の死亡率は大きく変化していません。メタボリックシンドローム
の該当者は減少しました。
健康指標
目標
計画策定時
1 脳血管疾患死亡率(人
口 10 万人対)
の減少
(年
減少
119.6
齢調整死亡率)
2 心疾患死亡率(人口 10
万人対)の減少(年齢
増やさない
108.5
調整死亡率)
3 健診の受診率の増加
(特定健診受診率の向
65%
29.4%
上)
4 健診後の保健指導を受
第
ける人の割合の増加
1
45%
(特定保健指導実施率
次
計
の向上)
画
5 「運動習慣あり」の人
40%
33.2%
の割合の増加
6 成人1日あたりの平均
3.5g
3.1g
カリウム摂取量の増加
7 自分の血圧値を知って
90%
79.1%
いる人の割合の増加
8 総エネルギーに締める
25%以下
25.6%
脂肪摂取量の減少
9 メタボリックシンドロ
ーム(内臓脂肪症候群)
20%
の該当者・予備群の減
少
出典 1 岩手県生活習慣実態調査
2・3 岩手県保健福祉年報
9~13 各種検診結果 地域保健健康増進事業報告
中間評価
最終評価
達成状況
142.3
112.2
A
206.3
115.5
B
29.0%
38.1%
B
11.4%
13.5%
C
30.5%
27.2%
B
-
-
--
80.2%
-
--
23.2%
-
--
30.3%
26.4%
B
4~8 各種検診結果
対象者数/受診者数/受診率
特
定
健
診
対象者数
受診者数
受 男性
診 女性
率
全体
H20
9,558 人
2,771 人
25.0%
32.7%
29.0%
H21
9,525 人
2,543 人
22.2%
31.0%
26.7%
H22
9,274 人
2,449 人
22.6%
30.1%
26.4%
H23
9,009 人
948 人
8.6%
12.4%
10.5%
出典 がん等疾病予防支援システム 特定健診法定報告
25
H24
8,643 人
2,698 人
26.0%
36.2%
31.2%
H25
8,293 人
3,155 人
31.2%
44.2%
38.0%
ア
ン
ケ
ー
ト
あなたは自宅で血圧を測りますか
測る
測らない
無回答
39.8%
58.2%
2.0%
出典 市民アンケート(H26)
ア
ン
ケ
ー
ト
(測ると回答した者のみ)測定する頻度
毎日2回以上
毎日1回
1週間に概ね
2~6回
1週間に
1回以下
無回答
25.4%
17.6%
23.2%
32.7%
1.1%
出典 市民アンケート(H26)
年齢調整死亡率(人口10万人対)の推移
300.0
250.0
206.3
200.0
119.6
115.5
150.0
142.3
100.0
112.2
108.5
50.0
脳血管疾患
26
心疾患
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
1999年
1998年
1997年
1996年
1995年
1994年
1993年
1992年
1991年
1990年
1989年
1988年
1987年
1986年
1985年
1984年
0.0
(8)
糖尿病
■ 代表的な取り組み
・生活習慣病予防講演会(気仙医師会共催)・糖尿病予防健康教室
・特定保健指導参加勧奨
■
・特定健診受診勧奨
現状と課題
検査値(HbA1c、BMI)の結果は正常の範囲内にある者の割合が増えています。
夕食後に間食や夜食をとる習慣のある者の割合が県平均と比較し大きく上回っています。
目標
計画
策定時
中間評価
最終評価
達成状況
65%
29.4%
29.0%
38.0%
B
45%
-
11.4%
13.5%
C
30%以下
34.1%
34.3%
-
--
40%
33.2%
30.5%
27.2%
B
①減少
②減少
①7.8%
② -
① 8.1%
②25.9%
-
--
90%
72.0%
77.9%
95.1%
A
健康指標
1 健診の受診率の増加(特
定健診受診率の向上)
2 健診における有所見者の
事後指導を受ける人の割
合の増加(特定保健指導
第
実施率の向上)
1
次 3 健診における肥満度の有
計
所見者の割合の減少
画
4 「運動習慣あり」の人の
割合の増加
5 健診における糖代謝検査
の要指導者の割合の減少
①血糖値、②HbA1c
6 要治療者で適切な治療を
受けている人の割合
出典 1・2・4 特定健診集計結果
6 市民アンケート
夕食後に間食・夜食を食べることが週に3回以上ある者の割合
特
定
健
診
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H25(県)
男
19.8%
18.0%
19.9%
16.5%
20.3%
18.6%
11.4%
女
22.9%
26.4%
26.2%
25.5%
25.0%
27.4%
14.9%
全体
21.6%
22.9%
23.6%
22.0%
23.1%
23.9%
13.4%
出典 がん等疾病予防支援システム 特定健診法定報告
27
検査結果「BMI」(%)
男
特
定
健
診
女
全体
H20
H21
やせ
2.1%
2.0%
普通
61.5%
肥満
H22
H23
H24
3.0%
2.1%
2.6%
60.6%
63.0%
61.9%
62.9%
36.4%
37.4%
34.0%
36.1%
34.6%
やせ
4.6%
4.9%
5.5%
7.8%
5.7%
普通
66.1%
66.1%
68.4%
69.9%
67.9%
肥満
29.3%
29.0%
26.1%
22.3%
26.3%
やせ
3.6%
3.7%
4.4%
5.5%
4.5%
普通
64.1%
63.8%
66.1%
66.8%
65.9%
肥満
32.3%
32.5%
29.4%
27.7%
29.6%
【判定基準】
BMI
・肥満(25 以上)
・やせ(18.5 以下)
出典 がん等疾病予防支援システム 特定健診法定報告
検査結果「HbA1c」(%)
H20
男
特
定
健
診
女
全
体
H21
H22
H23
H24
正常
32.7% 31.8% 22.5% 47.0% 38.4%
保健指導
55.4% 57.1% 64.1% 43.9% 50.5%
受診勧奨
11.9% 11.1% 13.4%
9.0%
11.1%
正常
32.4% 27.7% 22.0% 44.8% 37.8%
保健指導
61.8% 65.9% 70.7% 51.1% 55.2%
受診勧奨
5.8%
6.4%
7.3%
4.1%
7.0%
正常
32.5% 29.4% 22.2% 45.7% 38.0%
保健指導
59.1% 62.3% 67.9% 48.3% 53.3%
受診勧奨
8.4%
8.3%
9.8%
6.0%
出典 がん等疾病予防支援システム 特定健診法定報告
28
8.6%
【判定基準】
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
・保健指導対象者
(HbA1c5.2%以上 6.1%未満)
・受診勧奨対象者
(HbA1c6.1%以上)
(9)
不慮の事故
■ 代表的な取り組み
・乳幼児健康診査や健康相談における誤飲等の事故防止や対処方法についての指導
■
現状
健康指標
1
2
第
1
次
計
3
画
4
出典 1
目標
計画策定時
不慮の事故による死亡
数(人口 10 万人対)の
減少
42.1
減少(年齢調整死亡率)
応急処置や心肺蘇生の
方法を知っている人の
70%以上
44.6%
割合
高齢者にとって安全で
暮らしやすい住宅環境
70%
59.4%
やその改善方法を知っ
ている人の割合の増加
家庭内での事故防止対
策が未実施で、実施予
20%
29.4%
定のない家庭の割合の
減少
岩手県保健福祉年報
2~4 岩手県生活習慣実態調査
29
中間評価
最終評価
達成状況
26.1
33.4
A
49.0%
-
--
64.2%
-
--
34.3%
-
--
(10) こころ・(11)
自殺
■ 代表的な取り組み
・健康教育(ストレスに強くなるセルフケア、うつの正しい知識)
・うつスクリーニングチェック ・ゲートキーパー養成講座
■
現状と課題
自殺死亡率は計画策定時と比較し低下しているものの、ストレスを感じている者の割合
は増加し、睡眠で休養がとれている者の割合は減少している。地域の住民とのつながりと
なる地域活動に参加している者の割合は増加している。
健康指標
睡眠時間が充分で熟睡し
ている人の割合の増加
(基準値の 10%増)
画 2 最近1か月にストレスを
感じた人の割合の減少
(基準値の 10%以上減)
出典 市民アンケート
第
1
次
計
目標
計画策定時
中間評価
最終評価
達成状況
45%以上
41%
41.9%
37.3%
D
40%以下
45%
51.5%
61.8%
D
計画策定時
中間評価
最終評価
達成状況
23.7
25.7
A
38.7%
A
1
健康指標
目標
1 自殺率
(人口 10 万人対)
減少
39.9
の減少
2 1年間に自殺を考えた
0.5%
1.0%
ことのある人の減少
画 3 何等かの地域活動を実
施している人の割合の 60 歳以上 増加
28%
増加
出典 1 岩手県保健福祉年報
2 岩手県生活習慣実態調査
第
1
次
計
1.0%
33.1%
3 市民アンケート
あなたは最近1か月間にストレスを感じたことがありましたか
ア
ン
ケ
ー
ト
H14
H21
H26
非常に感じた
感じた
8.9%
11.0%
14.9%
35.7%
40.5%
45.5%
あまり
感じなかった
40.2%
37.3%
30.3%
全く
感じなかった
11.0%
8.9%
7.0%
無回答
4.2%
2.2%
2.3%
出典 市民アンケート
あなたは睡眠による休養をとれていますか
ア
ン
ケ
ー
ト
H14
H21
H26
十分
とれている
40.9%
41.9%
36.5%
とれている
49.8%
48.3%
50.1%
あまり
とれていない
7.5%
8.1%
10.4%
出典 市民アンケート
30
全く
とれていない
0.5%
0.5%
1.0%
無回答
1.3%
1.2%
1.9%
第4章
大船渡市における
これからの
健康づくり
31
第4章 大船渡市におけるこれからの健康づくり
1 計画の推進
健康づくりは個人が生活習慣を見直していくことが基本となりますが、個人の力だけで
継続することは非常に大変です。一人ひとりの住民の取り組みを支えていくため、行政や
関係機関、団体、地域などがそれぞれの特徴を活かしつつ連携し、健康づくりを始めやす
い、そして続けやすい環境づくりを進めていく必要があります。
この計画は、市民一人ひとりが積極的に取り組むことを基本としており、計画の推進に
当たっては、市民が本計画を知り、健康づくりに楽しく参加することが重要となります。
個人の力だけでなく、地域や社会の力も合わせながら、すべての市民が共に支え合い、
健康で幸せに暮らせるとともに、病気や障害があっても自己実現を容易にし、幸福や生き
がいを実感できる社会を目指していきます。
2 第2次計画の特徴
(1)
地域の資源を活用した健康づくりを行います
健康づくり推進協議会や、健康づくりに関連する組織、団体の方々を対象とした意見聴
取会を開催し、日頃それぞれの立場で感じている現状を共有し、課題の整理を図りました。
また、取り組み内容には既存の社会資源や農林水産業の資源を有効に活用した内容を意
識的に取り入れました。
(2) 市民一人ひとりが取り組むことを「健康づくり 10 か条」として普及していきます
住民になじみやすい計画となるよう、この計画の主役である市民一人ひとりが取り組む
ことを「健康づくり 10 か条」として普及啓発していきます。
(3)
重症化予防に取り組みます
生活習慣を改善することによって健康を増進し、生活習慣病の発症を予防する「一次予
防」に重点を置き取り組んできましたが、高齢化や生活習慣病の増加等の社会背景を踏ま
え合併症の発症や、症状の悪化に着目した「重症化予防」にも合わせて取り組んでいきま
す。
(4) 重点的に取り組む項目を設定し健康づくりを推進していきます
第1次の取り組みの現状を踏まえ、第 1 次に定めた 11 領域を「栄養」、
「身体活動」、
「こ
ころ」、「口腔保健」4領域に統合し、この重点領域に集中的に取り組んでいきます。
第1次(11 領域)
栄養、身体活動、喫煙、アルコール
統合
優先順位付け
第2次(4領域)
栄養
身体活動
口腔保健
こころ
口腔保健、がん、循環器疾患
糖尿病、不慮の事故、こころ、自殺
32
3 全体目標(第 2 次計画キャッチフレーズ)
健康の「おすそ分け」によって、幸せを分かち合う
市民一人ひとりがつながりをもって家族や友人、同僚など周りの人たちに声を掛け合い
ながら健康づくりに取り組む人を増やしていきます。
4 領域別目標
重点的に取り組む4領域において「目指すべき姿」
「市民一人ひとりが取り組むこと」
「関
係機関や行政が取り組むこと」「評価指標」を定め、健康づくりに取り組んでいきます。
目指すべき将来像
該当分野で目指すべき、まち全体や住民(個人)の将来像
住民一人ひとりの取り 将来像の実現に向けた、住民一人ひとりの健康づくりの行動
組み
目標(健康づくり 10 か条)
関係機関や行政が取り 住民一人ひとりの取り組みを支援するために関係機関や行政
組むこと
評
価
指
標
が取り組む具体的事項
現状値
第2次計画の策定時(平成 26 年度)における評価指標の値
目標値
第2次計画の最終年度(平成 35 年度)における評価指標の値
目標値の考え方
県(健康いわて 21 プラン)と国(健康日本 21)の目標値等を
参考に設定しました
33
(1)
栄養
食べることは、健やかな成長や健康の保持増進のために欠くことのできないものであり、
多くの生活習慣病予防の観点から重要です。家族や友人たちと楽しく食べるということは
こころの健康づくりの一助となるほか、伝統料理や郷土料理の継承が図られるという文化
的側面もあります。
当市は豊かな農水産資源に恵まれ、それらをおすそ分けする習慣があり、食を通じたコ
ミュニケーションが図られています。しかし、来客に菓子や甘い飲み物、漬物を出しても
てなす習慣などもあるため、恵まれた地場産品を活用して、バランスの取れた食習慣や適
切な摂取量、間食や嗜好品の取り方についても正しい知識を身につけることが大切です。
目指すべき姿
【個 人】
自分にとって適切な食事が選択でき、楽しみながら食事ができる
【市全体】 地産地消で、望ましい食生活が身につくまち
市民一人ひとりが取り組むこと(健康づくり 10 か条)
主食、主菜、副菜の揃った食事を食べる
第1条
地元で取れた野菜や海草を活用しながら主食(ご飯やパン)、主菜(魚や肉のおかず)、副
菜(野菜や海草のおかず)が揃った食事をこころがけましょう。自分の食事の適切な摂取量を
身に着けることや、1日3回食べることも大切です。
夕食後に間食をしない
第2条
適切な間食は、栄養を補うことや食事の食べすぎの予防につながりますが、夕食後の間食
や夜食は脂肪として身体に溜まりやすく、翌朝の食欲減退にもつながるため控えましょう。
毎日体重を測る習慣をもつ
第3条
健診などの機会を利用して自分の適正体重を把握し、それを維持していくために、決まっ
た時間に同じ条件のもとで体重測定を行いましょう。
第4条
週に2日はお酒を飲まない
飲酒量は1日平均1合以下とし、週に2日は肝臓を休めましょう。
関係機関や行政が取り組むこと
・適切な摂取量やバランスがとれた望ましい食生活に関する知識の普及
・食事バランスガイドの普及
・間食や嗜好品の取り方や適切な摂取量に関する知識の普及
・適正体重を知るための健診の受診勧奨及び保健指導の実施
・朝食の重要性の普及
・郷土食や行事食で食事を楽しむことの推進
・地産地消の推進や地元食材を使った減塩料理の普及
・食生活改善推進員の養成と活動の支援
34
評価指標
現
状値 目
夕食後に間食(3食以外の夜食)をとる ①18.6%
1 ことが週に3回以上ある者の割合の減少
①男性 ②女性
2
③全体
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症
候群)該当者及び予備群の割合の減少
標値
出典
①11%
②27.5%
②15%
③23.9%
③13%
26.4%
19.8%
特定健診(H25)
特定健診(H25)
肥満傾向 (肥満度「中度」
「高度」の者) に ① 7.9%
3
ある子どもの割合の減少
①小学5年男子
学3年男子
4
②小学5年女子
②10.1%
③中 ③ 4.8%
④中学3年女子
学校保健統計
(H26)
④ 3.6%
毎日飲酒する者の割合の減少
①男性 ②女性
減少
③全体
5 1日3食野菜を食べる者の割合の増加
①44.3%
①40%
② 4.1%
② 3%
③20.1%
③18%
27.6%
40%
特定健診(H25)
市民アンケート
(H26)
目標値の考え方
1 県の現状値(男性 11.4%、女性 14.9%、全体 13.4%)と同率
県、国の目標値と同率(H25 年度比 25%減)
2
【参考】
「メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少」
県:現状 16.6 万人→目標 H23 年度比 25%減
国:現状 1,400 万人→目標 H20 年度比 25%減
県、国の目標値と同率
3
【参考】
「肥満傾向にある子どもの割合の減少」
県:①8.05%、②4.61%、③6.47%、④3.97%→減少
国:①4.60%、②3.39%→減少
県実績(男性 44.3%、女性 6.8%、全体 24.0%
※出典:H25 がん等疾病予防支援シス
テム)より低率であることから、当市において過去5年間で最も値の低かった H21 年度
4
実績と同程度(H23 年度は震災直後の実績であるため除いた)
【参考】
「健康に害を及ぼす量を飲酒している者の割合」
県:男 3.1%減(現状 16.1%→目標 13%)、女 1.1%減(現状値 7.5%→目標値 6.4%)
国:男 2.4%減(16.4%→14%)、女 1.1%減(7.4%→6.3%)
県、国と同程度の増加率(現状値 12.4%増)
5 【参考】「主食、主菜、副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合」
県:16.2%増(68.8%→85%)
、国:11.9%増(68.1%→80%)
35
(2)
身体活動
当市においては移動や通勤、通学の送迎に車を利用する機会が多く、定期的な運動をす
る習慣のある人は県平均と比較して少ない傾向にあります。
また、震災の影響により、学校の校庭や公園に応急仮設住宅が建設されていることや、
工事関係車両などの往来により、子どもたちが安全に体を動かして遊んだり、運動できる
場所が限られている現状にあります。
生活習慣病や要介護状態の予防や改善、心身のリフレッシュやストレス解消など、体を
動かすことの効果を理解し、定期的な運動習慣を確立していくことや、日常生活において
体を動かす機会を増やしていくことが必要です。
目指すべき姿
【個 人】
自分に合った運動を継続して実践できる
【市全体】 楽しく体を動かせるまち
市民一人ひとりが取り組むこと(健康づくり 10 か条)
毎日こまめに体を動かす
第5条
日常生活の中で家事や農作業、通勤通学などの機会を利用し、無理なく体を動かす機会
を増やしていきましょう。
自分にあった運動を楽しみながら行う
第6条
運動は生活習慣病などの予防や改善だけでなく、心身のリフレッシュやストレス解消の効
果もあることから、自分が継続して取り組んでいける運動を継続して行っていきましょう。
関係機関や行政が取り組むこと
・正しい運動の実践方法や運動習慣のきっかけづくりとなる健康教室の実施
・運動の効果や知識の普及啓発
・ロコモティブシンドロームの知識の普及
・運動が習慣となる支援を行う
・季節や天候、時間帯に応じた運動の情報提供
・体を動かす遊びや運動ができる施設の情報提供
・大船渡で実践できる運動の情報(サークル、教室等)の集約と周知
36
評価指標
1
現状値
健康増進のために意識的に運動している
目標値
25.3%
者の割合
35%
27.2%
1 回 30 分以上の軽く汗をかく運動を週2
2
(県
日以上、1 年以上実施している者の割合
31.4%)
3
スポーツ少年団の団員数が小学生の人口
37%
65.2%
に占める割合の増加
増加
出典
市民意識調査
(H25)
特定健診(H25)
大船渡体育協会
(H26)
運動が好きな子どもの割合の増加(「当て
4
はまる」「どちらかと言えば当てはまる」 ①89%
①90%
岩手県学習定着
と回答した者)
②90%
度調査(H26)
②90%
①小学5年生 ②中学2年生
5
運動に関連する事業の実施回数および参 251 回
加人数(延べ)
増加
3,101 人
事業実績(H25)
目標値の考え方
県、国の目標値と同率程度(現状値 10%増)
【参考】
「運動習慣者の割合の増加」
男性
1
20 歳~64 歳
県
65 歳以上
2
20 歳~64 歳
国
65 歳以上
10.6%増
女性
9.6%増
全体
5.1%増
(27.4%→38.0%)
(14.4%→24.0%)
10.1%増
9.7%増
10.4%増
(38.9%→49.0%)
(33.3%→43.0%)
(35.6%→46.0%))
9.7%増
(18.9%→24.0%)
10.1%増
(26.3%→36.0%)
(22.9%→33.0%)
10.4%増
10.4%増
(47.6%→58.0%)
(37.6%→48.0%)
参考となる具体的指標がないため、「増加」とする
3 (A)スポーツ少年団
56 団体 1,138 人(延べ)(H26 年度)
(B)6歳~11 歳人口 1,745 人(H26 年3月末時点)
現時点で県平均値を上回っているため、現状と同程度とする。
「どちらかと言えば当てはまる」と回答した者)
4 【参考】運動が好きな子どもの割合(「当てはまる」
県:小学5年生 86%、中学2年生 83%
5 参考となる具体的指標がないため、「増加」とする
37
(3)
口腔保健
乳幼児のむし歯の罹患率は全国的に減少傾向にありますが、全国や県と比較して当市は
依然として高い状況にあります。
子どもたちの歯を守っていくことや、壮年期以降に歯を失う大きな原因となる歯周病を
予防するためにも、親世代のみでなく、祖父母や保育者も含めて歯磨きや間食の摂り方等
の正しい生活習慣を身につけていく必要があります。
また、むし歯や歯周病と診断されてから治療に行くのではなく、歯科医院での定期的な
検診や歯石除去等を行い予防を図ることも大切です
目指すべき姿
【個 人】
一生おいしく自分の歯で食べることができる
【市全体】 歯に対する予防意識の高いまち
市民一人ひとりが取り組むこと(健康づくり 10 か条)
食べたら歯磨きをする
食事や間食の後には歯磨きを行い口の中の清潔を保ちましょう。歯磨きが十分にできない
第7条 子どもには大人が仕上げ磨きを行いましょう。歯磨きと合わせて、歯間ブラシや糸ようじな
どを活用することや、定期的に歯科医院を受診し歯石除去、フッ素塗布などを行うことも効
果的です。
タバコを吸わない、吸わせない
第8条
タバコは歯周病やがん、生活習慣病などの病気の原因となるだけでなく、妊婦の喫煙は低
出生体重児や早産の原因ともなることから、タバコが与える影響を知り、禁煙や受動喫煙の
防止に取り組みましょう。
関係機関や行政が取り組むこと
・正しい歯磨きや歯間清掃用具の使用方法の知識の普及
・歯質の強化に関する情報提供
・歯科検診を受けやすい環境づくりと受診勧奨
・保護者、保育者、育児支援者への教育
・歯の健康が全身の健康に及ぼす影響についての情報提供
・タバコの害の普及
・分煙の推進
・禁煙デーの設定
(例)毎月 22 日は「スワンスワンデー」として終日禁煙に取り組む
・禁煙に関する健康教育や保健指導の実施
・妊娠中や子育て期間の喫煙が、妊婦自身や胎児、子どもに与える影響の知識の普及
・妊婦自身や家族、同僚など妊婦や子どもを取り巻く人たちの禁煙支援
38
評価指標
1
2
3
現状値
むし歯を持たない子どもの割合
6か月児 ②3歳6か月児
①1歳 ①95.1%
②48.3%
12 歳児(小学6年生)でむし歯がある者の
割合の低下
毎日仕上げ磨きをしている者の割合(3
歳児)
出典
①100%
乳幼児健診
② 84%
(H25)
28%
学校保健統計
(H26)
がん等疾病予
77.8%
87%
防支援システ
ム(H25)
4 成人歯科検診受診率
5
42.1%
目標値
現在タバコを習慣的に吸っている
①男性 ②女性
③全体
6.7%
17%
①28.9%
①15%
② 4.6%
② 2%
③14.4%
③ 7%
4.5%
6 妊娠中の喫煙をなくす
(県 3.2%)
検診実績
(H26)
特定健診(H25)
がん等疾病予
0%
防支援システ
ム(H25)
目標値の考え方
H25 年度
最も低率の市町村実績と同率程度
1 【参考】「むし歯を持たない子どもの割合」
1歳6か月児歯科健康診査
葛巻町ほか全9町村 100%、3歳児歯科健康診査紫波町 83.5%
県の目標値と同率
2 【参考】「12 歳児(小学6年生)でむし歯がある者の割合の低下」
県:10.7%減(38.7%→28%)
市の現状から 10%増、県の現状比5%増と同率程度
3 【参考】「毎日仕上げ磨きをしている者の割合(3歳児)」
県:82.9%
4 市の現状から約 10%増
県、国の目標値と同程度の減少
5
【参考】
「成人に喫煙率の低下」
県:男 13%減(34.0%→21%)、女 1.9%減(5.9%→4%) 、全体 6.9%減(18.9%→12%)
国:全体 7.5%減(19.5%→12%)
県、国の目標値と同率
6 【参考】「妊娠中の喫煙をなくす」
県:3.8%→0%、国 5.0%→0%
39
(4)
こころ
日々の生活の中で、ご近所同士が挨拶をするなど、地域の中での交流があることは、地
域全体の健康増進につながる重要な要素です。震災により被害を受けた当市においては、
生活環境や居住環境の変化を強いられた方も多く、新たなコミュニティにおける関係性の
再構築が図られています。
また、核家族化や高齢化など社会環境の変化により、育児不安や虐待、孤立、閉じこも
りなどの問題も生じています。
睡眠や休養の重要性を理解し、ストレスに対する個人の対処能力を高めていくことや、
住民同士がコミュニケーション能力を高め、お互いが身近な人を支えていける存在となる
ことが、こころの健康づくりにつながっていきます。
目指すべき姿
【個 人】 ストレス解消法について知識を持ち、実践できる
【市全体】 住民同士がつながりを持って生活するまち
市民一人ひとりが取り組むこと(健康づくり 10 か条)
身近な人に気軽に声をかけ挨拶を交わす
第9条
家族や友人、同僚、近隣住民との挨拶をきっかけに心地よいコミュニケーションを図りな
がら、お互いに身近な人を支えていける存在を目指していきましょう。
自分にあったストレス解消法を見つける
第 10 条
睡眠や休養などを取り入れた正しい生活習慣や自分にあったストレス解消法をもち、スト
レスへの対処能力を高めていきましょう。
関係機関や行政が取り組むこと
・ストレス解消法の知識の普及
・睡眠に関する知識の普及
・正しい生活習慣(早寝、早起き、朝ごはん)の重要性の教育
・人と人をつなげるきっかけづくり
・世代間の交流が図れる機会の設定
・高齢者が外出しやすい環境に配慮し、閉じこもりや孤立の予防に取り組む
・市民が利用できるこころの相談の窓口に関する情報の集約と周知
40
評価指標
現状値
1 十分な睡眠と休養をとっている者の割合
目標値
50.5%
55%
2 る者の割合の増加(「そう思う」「どちら 50.1%
73%
何事も助け合える地域であると感じてい
かといえばそう思う」と回答した者)
3 自殺死亡率(人口 10 万人対)
18.1
18.0
出典
市民意識調査
(H25)
市民意識調査
(H25)
岩手県保健福
祉年報(H25)
目標値の考え方
県、国の目標値と同率
1 【参考】「睡眠による休養が十分にとれていない者の割合の低下」
県:3.4%減(16.0%→12.6%)、国:3.4%減(18.4%→15.0%)
県の目標値と同率
2 【参考】「居住地域でお互いに助け合っていると思う者の割合の増加」
県:16%増(57.0%→73%)
、国:19.3%増(45.7%→65%)
県実績(26.3
3
出典:H25 岩手県保健福祉年報)より低率であることから、当市において過
去5年間で最も値の低かった H25 年度実績と同程度
【参考】
「自殺死亡率(人口 10 万人対)
」
県:6.4 減(32.2→25.8)、国:(23.4→自殺総合対策大綱の見直しを踏まえて)
41
42
資料
43
資料編
Ⅰ 計画策定の経過
本計画の策定に当たっては、岩手県立大学の全面的な協力のもと、アンケート調査、意
見聴取会の結果を踏まえて計画案を作成し、健康づくり推進協議会での審議を経て策定し
ました。
年月日
主な取り組み
備考
岩手県立大学と本計画の策定に関して「地域協働研
平成 26 年7月
究にかかる協定書」を締結
アンケート調査の設問内容検討
アンケート調査表の発送
平成 26 年 8 月
アンケート調査表の回収
平成 26 年 10 月
平成 26 年 11 月
8月 15 日
~9月 10 日
アンケートの集計
大船渡市健康づくり推進協議会の開催
(第1次計画推進期間の評価)
意見聴取会の開催
11 月 17 日開催
12 月4日開催
平成 26 年 12 月
意見聴取会の意見集約作業
平成 27 年1月
計画案の作成作業
大船渡市健康づくり推進協議会の開催
平成 27 年3月
(計画原案提出、協議)
健康おおふなと 21 プラン(第2次)~元気トント
ンおおふなと健康チャレンジプラン~策定
44
3月2日開催
Ⅱ 大船渡市健康づくり推進協議会
1 大船渡市健康づくり推進協議会の概要
これからの大船渡市の健康づくりをどのように進めていくか、市内の健康づくりの関係
者及び有識者の皆さんに集まっていただき審議していただきました。日時及び委員につい
ては下記のとおりです。協議会では各分野の方々からさまざまなご意見を頂戴しました。
出された意見を項目ごとに次ページに記載しております。
(1)
目的
健康おおふなと 21 プラン(第1次)の評価および次期計画策定の審議
(2)
日時
第 1 回 平成 26 年 11 月1 7日(月) 午後 1 時 30 分~午後3時 00 分
第2回 平成 27 年3月1 7日(月) 午後 1 時 30 分~午後3時 00 分
(3)
場所
総合福祉センター
(4)
大会議室
委員名簿
氏名
(5)
職名
大津
定子
気仙医師会参与(小児科)
吉田
洋一
大船渡市グランドゴルフ協会副会長
菊池
正弘
大船渡歯科医師団(歯科)
千葉
晶子
気仙薬剤師会幹事
花崎
洋子
岩手県大船渡保健所保健課長
千葉
繁樹
大船渡市公衆衛生組合連合会副会長
中村
中
村上
守克
大船渡市国民健康保険運営協議会長
佐藤
優子
大船渡市地域婦人団体連絡協議会理事
近藤
良也
大船渡市農業協同組合生活部生活課大船渡購買センター長
新沼
如奈
つどいの広場サブスタッフ(大船渡市社会福祉協議会)
川原
智子
大船渡市食生活改善推進員団体連絡協議会会長
新沼ミツ子
大船渡市食生活改善推進員団体連絡協議会理事
橋本
禎子
大船渡市健康づくり推進員
川西
薫
大船渡市健康づくり推進員
大船渡市老人クラブ連合会長
助言者
岩手県立大学看護学部
教授
上林
美保子
45
2 協議会で出された意見
【栄養】
・食事の回数がでたらめな若者がいる。
・朝ごはんのメニューはどのようなものを食べているのか。食べやすいヨーグルトやバナ
ナのようなものばかり食べているのではないか。
・今後食事の回数や、朝ごはんのメニューも調査してみてはどうか。
・栄養領域の中で重点的に取り上げていきたい内容はどのようなものか。
【口腔保健】
・第1次の達成率はおおむね良好であったが目標設定が低かったのではないか。
・次期計画では少し背伸びをするくらいの目標を立ててもいいのではないか。
・乳幼児歯科の改善が見られているが、他の地域の改善のスピードに追いついていない
・全国や他の地域では 80 歳でも 20 歯以上ある人の割合が大船渡市よりも多い。
【こころ】
・単身世帯が増えていることと、自殺の関係はあるのか。
・震災直後から、丁寧に生活支援相談員や保健師が家庭を回った結果自殺者数は減ってき
たのではないか。
・今後移転等で移動し始めるときに進む中で“取り残され感“”孤立感“から自殺が増え
るのではないか。
【感染症に関して】
・エボラ出血熱やデング熱の流行があったが、致死率の高い感染症ほど予防をしっかりし
なければいけない。
46
Ⅲ 意見聴取会
1 意見聴取会の概要
健康づくりは個人の努力だけでも行政主導でもなく、住民一人ひとりの取り組みを関係
機関が相互に支援しあってなし得るものであるという、ヘルスプロモーションの理念に則
り、大船渡市の健康に関する現状や課題について行政と住民が共有する場として「意見聴
取会」を設けました。健康づくりに活用できる地域資源や地域の特性を抽出し、大船渡市
民が実践可能な行動目標の設定や、行政が行うべき支援の検討につなげることをねらいと
しています。
(1)
日時
平成 26 年 12 月4日(木)
(2)
場所
総合福祉センター
(3)
午後7時 00 分~午後8時 30 分
大会議室
参加者
第2次計画において重点領域とする項目に関連する組織、団体から代表者を選出して
いただきご出席いただきました。
参加者の氏名、団体名、職名
氏名
団体名・職名
橋
爪
正
一
大船渡歯科医師団
金
野
良
則
気仙薬剤師会
西
村
文
二
大船渡市老人クラブ連合会
齊
藤
喜
徳
大船渡市農業協同組合 総務部企画管理課課長
白
﨑
陽
彦
大船渡市体育協会
熊
谷
淳
一
大船渡市社会福祉協議会
川
原
智
子
大船渡市食生活改善推進員団体連絡協議会
会長
高
橋
美知子
大船渡市食生活改善推進員団体連絡協議会
理事
古
内
裕
子
大船渡市健康づくり推進員
菅
原
洋
子
大船渡市健康づくり推進員
門
間
修
大船渡警察署
生活安全課課長
金
野
うき子
大船渡保育会
会長
佐々木
伸
綾里漁業協同組合
柏
崎
百合子
養護教諭部会
及
川
アサ子
大船渡市運動普及推進員団体
一
団長
保険薬局部会長
事務局長
次長
業務課長補佐
代表
47
副会長
(4)
助言者
岩手県立大学看護学部
(5)
教授
上林
美保子
内容
計画の目的や、大船渡市の健康づくりに関する現状について市から説明を行い、その
説明を踏まえ、日頃住民が感じていることなど自由に意見を出していただきました。
意見聴取については数人ずつのグループ分かれ、職員が進行を行いました。
テーマ「市の現状を知って私が思うこと」
・話し合い(40 分):進行役(ファシリテーター)と記録係は職員が行った。
・発表(5分×3グループ
計 15 分):話し合った内容を各グループ5分以内
で発表し全体で共有。
・全体のまとめ(5分)
48
2 意見聴取会の結果
第2次計画の重点領域「栄養」
「身体活動」
「口腔保健」
「こころ」の4項目について、日
ごろ感じていることなどを自由に話していただきました。
(1)
栄養について
【塩分摂取について】
・減塩食は体に良いのは分かるが美味しくない。
・減塩食を食べると、自分の家の味との差を(薄味に)感じる。
・冬期間は、野菜を何でも漬物にして食べる習慣がある。かる塩を中央だけでなく、各地
域公民館単位で普及してほしい。
・晩酌のときに、噛めばいい味が出てくるのは分かっているけど、早食いであまり噛まな
いため、濃い味が良く感じる。
・共働きで忙しい家は、でき合いのものや外食が多くなり味付けが濃くなる傾向にある。
・国民栄養調査を行う場所は、個人差はあるが浜のほうが塩分摂取率が多い。また、個人
差があるため栄養調査について全体としてまとめるのが大変なのではないか。
・大きな声で言えないが、減塩料理はおいしくない。
・減塩には「だし」をきかせるのが良い事は知っているけれど、1 人暮らしだと「だし」
をとるのが億劫である。
・手作りのお菓子で薄味のものを出してあげたいけど、忙しく市販品を出してしまう。
【間食について】
・夕食後、寝るまで台所で過ごすことが多いので、間食やおつまみを摂取することが多い。
また、家族が多く一人が食べるとみんなで食べることがある。
・夕食後の間食は、家族の団らんの場所でありコミュニケーションを図る貴重な時間。
・夕食後に間食を摂るのは、ストレス解消のひとつ。自分の癒しであり、習慣になってい
る。
【栄養のバランスについて】
・独居暮らしの方は、栄養に偏りがある。
・子ども夫婦と同居をしているが、食事全体をみると野菜不足になっている。
・生活習慣病と低栄養状態の理解をする事が大切である。
・忙しさにかまけて栄養の改善をしない理由は、危機感にまだつながっていないから。
【検診や治療に関して】
・数年前に糖尿病と診断されていたが(軽度)、長年治療を放置し、さらに悪化してから
病院通院する方が多い。
・人間ドッグや会社の健康診断の結果が「B判定」できても、再検査や通院、生活に気を
つけようとあまり思わない。
・個人に合わせた保健指導が必要である。
49
(2)
身体活動
【年代や性別の傾向】
・子どもはゲーム漬け(理由としては、震災支援でもらって慣れ親しんだ)になっている。
・交通量が多かったり、子供たちが自由に体を動かして遊べるところも無い。
・若年層(20~30 代)の運動の機会が少ないと感じる。
・男性はどの世代においても、教室への参加者が少ない。(身体活動に限らず)
・女性は興味があれば、いくつでも掛け持ちして参加する傾向がある。
【運動教室に対する要望】
・地域全体が高齢化になり、運動の場所が限られ坂道など道路状況が悪い中、大きな会場
だけで運動教室を行うのではなく公民館単位で地域を細かく回ってほしい。
・運動普及推進員や一般市民の参加できる運動講習会があるが、運動普及推進員は講習を
受けて運動を覚えているので、一般市民としては少し参加しづらい雰囲気がある。
・地域の健康教室で行うラジオ体操や演歌に合わせての軽運動は、楽しみながら行うこと
ができたので継続していきたい。
・教室への参加は、どんな人がいるか不安でまっさらな状態からはハードルが高い。
【体を動かす機会】
・時間がとれず運動をする機会がない。
・仕事している方に運動を勧めるのは難しい。
・盛商店街で、ラジオ体操を流して運動を少しでも広めていきたい。
・一緒にやる相手がいると運動をやることができる。
・万歩計を使用しながら一万歩/日を目標にウォーキングを行っている。
・運動は自分のペースで行っている。
・肩こりなどの不調を自覚してから、体を動かすようになった。
50
(3)
口腔保健
【口腔保健に対する意識】
・歯は目に見えているため、逆に安心してしまうところがある。予防にまでは意識がむか
ない。
・危険性を知らないがゆえに、歯は痛くならないと行かない。
・歯は大事であることは分かっているけど、仕事と比較すると優先度が低く予防受診には
気が向かない。
・すぐに命を落とすような病気ではないので優先度が低い。
・痛くなってからでないと受診しない。
・痛みなどの症状があれば歯科医院に通院するかもしれない。
・定期的には、通院はしていない。
・生まれつき丈夫な歯もある。
(長年使用していく歯なので、定期的に歯科通院をし、普段
の生活に生かしていくことが必要。)
【子どものう歯(むし歯)について】
・昔、歯科医は痛い治療をするところというイメージがあったが、今は痛くないように治
療してくれるから、う歯になったら治療すればいいやと親としても思う。
・3歳児のむし歯の有病率が県内で最も多かったとあるが原因を追究したほうがいいので
はないか。
・両親は働いているため、どうしても子どもの世話を頼まなければいけない状況にある。
子守のために、どうしても祖父母はおやつを与えがちになってしまう。
・う歯も無く全体的に立派な子どもは、保護者もそうであることが多い傾向にある。
・綾里小では、
「口腔の健康が全身の健康につながる」として口腔保健を入口に健康教育を
行っている。他の地域と競い合ったり、体験学習を通して楽しみながら口腔衛生に取り
組んでいる。
【歯科医院について】
・市内の歯科医院は混雑しており予約が取りづらい。市外ではすぐに受診できる。
・歯科医院に行きたくても予約を取りづらい。また、時間が制約されて通えず面倒。
・歯科医院は怖いイメージがある。
・どこの歯科医院が良いのか分からない。
【検診について】
・「今さら行っても・・・。」という気持ちから歯周疾患検診には行かない。
・市外でも検診を受けられるようにしてもらえると良い。
・希望者だけではなく、ある程度の強制力を持たないとなかなか受診しない。
(希望者だけ
でなく、対象者全員に実施してみては?)
・歯周歯科健診においては、受けに行く暇が無い。受けさせるには、危機感をあおる情報
を日頃から発信すべきである。
51
・歯科検診は浸透していない。
【その他】
・障がい者歯科治療を市内で行えるようにしてほしい。
・高齢者の口腔保健のために訪問歯科があると良い。
・口腔保健条例を制定してほしい。
52
(4)
こころ
【東日本大震災による影響】
・震災後落ち着くまで、ずっと血圧が高かった。
・仮設住宅に残っている方と家を再建して退去された方の気持ちにギャップがあり、コミ
ュニティ作りが大変。(例:早く家を再建したいがまだめどがたたない、元の場所とは違
う場所に再建したが、仮設にいたほうが顔なじみの方々と集会所で会える時間があるの
で戻りたいなど)
・震災後に新しく地域に入ってくる人たちを迎え入れる側の心配やストレスもある。
【若年層のこころの健康】
・現実逃避をして家出をする中学生、高校生が多い。
・家庭環境の関係で家出をする学生が増加しているのではないか。
(スマホやパソコンなど
情報社会でコミュニケーション不足なのではないか・・・)
【自分たちで行っていること】
・職場単位でメンタルヘルス講習会を行っている。
・趣味(フラダンスや花壇の手入れなど)を持ち、ストレス解消方法を自分で持つこと。
53
(5)
その他
【人が集まらない】
・老人クラブは会員の高齢化が進んでおり、会員数も減っている。
・声をかけても健康教室への参加者が少なく困っている。(推進員より)
・良い事業をやっているのは分かるが、自分の身に迫ったことでないと参加しようという
気持ちにはなりにくいと思う。(自分に関係あることとは思えない。)
・何かをしようと思っても人が集まらない。
・「億劫なので参加しない」という声がある。
・男性は、仕事などで時間がないというのは事実。
・どうして活動に参加しないのかをいくら考えても、断る理由はいくらでもある。
【参加者を募る工夫】
・参加者が少ないのは、主催側がニーズに合った事業を提供できていないからではないか。
・参加してもらえるように、訪問して直接会って勧誘している。
・良いイメージが先行すれば行動につながるのではないか。
・事業を行うときには、同世代の参加者が集まれるようにすると良いのでは。
・企業を巻き込んだ事業を行うと、参加者が増えるのではないか。昼休みの運動習慣など。
(事業は平日の日中に行われることが多いが、仕事の休みをとってまで参加しようと思
う人は少ない)
・メリットがないと動かない、特に男性。
・一つ(一回)の行動で複数のメリットを感じられるように。
【検診について】
・女性は「乳がん検診、子宮がん検診は受けなければ」という気持ちになる。検診会場に
来てもいつも混雑している。
【健康おおふなと21プランについて】
・第1次計画については存在も知らなかった。第2次は広く市民に知ってもらうようにな
るといい。
54
Ⅳ 住民アンケート調査
住民の生活習慣や健康づくりに関する現状を把握し、第1次計画の評価及び第2次計画
の策定にかかる資料とするため大船渡市民を対象にアンケート調査を実施しました。
1 調査の概要
(1)
調査対象者
人口構成に応じて無作為抽出した 20 歳~84 歳までの大船渡市民 1,500 人
(2)
調査期間
平成 26 年8月 15 日から平成 26 年9月 10 日
(3)
調査方法
調査対象者に対し郵送で質問紙を個別配布した。調査は自記式質問紙で行い、回答者が
調査用紙を個別の返信用封筒に入れ郵便にて返送するよう文書で依頼した。
(4)
倫理的配慮
この調査の回答は自由意志であること、第2次計画策定にかかる資料とするためのもの
であり、調査の目的以外には使用しないこと、調査内容は個人が特定できないように取り
扱いことを文書に記載した。
(5)
調査内容
調査内容は 28 問。使用した調査用紙及び調査内容の詳細はP56~63 のとおり。
55
「健康おおふなと 21 プラン」に
関する市民アンケートのお願い
保健事業の推進につきましては、日頃からご理解、ご協力を
いただきありがとうございます。
さて、大船渡市では平成 14 年度に健康増進計画として「健康おおふなと 21 プラン」を
策定し、市民の健康増進を推進してまいりました。このたび、第1次の評価および次期計
画の策定にあたり、市民の皆様の健康づくりに関する現状を把握する調査を実施いたしま
す。
つきましては、ご多用中のところ恐縮に存じますが、別紙により調査にご協力ください
ますよう、よろしくお願いいたします。
平成 26 年8月
大船渡市長
戸田公明
調査用紙ご記入上の注意
●
調査封筒に書かれている宛名本人がお答えください。
●
調査用紙は全部で7ページ、28 問あります。
●
回答した調査用紙は、ばらさずにそのまま同封の返信用封筒(切手貼付不要)
に入れ平成
26 年9月 10 日(水)までに投函してください。
ご記入前にご一読ください
調査の対象者は、大船渡市にお住まいの 20 歳以上の方から 1,500 人を無作為に選んで
お送りしております。この調査への協力は自由であり、今回の調査協力の同意確認は調
査用紙への回答および返送を以って同意を得たものとさせていただきます。また、調査
の趣旨にご賛同いただけない場合であっても、対象者の方に不利益となることは一切あ
りません。調査は無記名で行い、この調査の目的以外に使用することはありません。デ
ータは統計的に処理しますので、個人が特定されることはありません。
お問い合わせ先
大船渡市生活福祉部保健介護センター
〒022-0003
大船渡市盛町字下舘下 14-1
56
成人保健係
電話
0192-27-1581
問1
あなたの年齢に当てはまる番号を○で囲んでください。
1.20~29 歳
2.30~39 歳
3.40~49 歳
4.50~59 歳
5.60~69 歳
6.70~79 歳
7.80 歳以上
問2
あなたの性別に当てはまる番号を○で囲んでください。
1.男
2.女
問3
問4
あなたの現在の身長と体重を記入してください。
現在の身長
cm位
現在の体重
kg位(妊娠中の方は、妊娠前の体重をお書きください)
あなたは現在自分の適正体重に近づけよう、あるいは維持しようと心がけています
か。当てはまる番号を○で囲んでください。
1.はい
2.いいえ
「1.はい」と答えた方のみお答えください。
それはなぜですか。当てはまる番号を○で囲んでください。
1.体重が増えはじめたから
2.病気を指摘されたから
3.健康のため
4.きれいで(かっこよく)ありたいから
5.その他(
)
57
次の問5から問 24 までは、それぞれの質問の中で最もあなたに近い答えを
1つだけ選んで○をつけてください。
問5
あなたは毎日朝食を食べていますか。
1.毎日朝食を食べている
2.週に4~6日は朝食を食べている
3.週に1~3日は朝食を食べている
4.ほとんど食べない
問6
あなたは毎日野菜を食べていますか。
1.1日3食野菜を食べている
2.1日1~2食野菜を食べている
3.毎日は食べていない
4.ほとんど食べない
問7
あなたは毎日牛乳を飲んでいますか。
1.毎日牛乳を飲んでいる
2.週に4~6日は牛乳を飲んでいる
3.週に1~3日は牛乳を飲んでいる
4.週に1日未満
問8
あなたは毎日果物を食べていますか。
1.毎日果物を食べている
2.週に4~6日は果物を食べている
3.週に1~3日は果物を食べている
4.週に1日未満
問9
あなたは日頃から、生活の中で、意識的に運動をしていますか。
1.いつもしている
2.ときどきしている
3.以前はしていたが、現在はしていない
4.まったくしたことがない
58
問 10
あなたには運動習慣がありますか。
(「運動習慣がある」とは、おおよそ、週に1~2回 30 分以上の運動を 1 年以上
継続している場合をいいます)
1.ある
2.ない
3. 健康上の理由でできない
問 11
あなたは「大船渡市民健康づくり体操」を知っていますか。
1.知っているし、体操もできる
2.知っているが、体操はできない
3.知らない
問 12
あなたはよく買い物や用足しなどに外出するほうですか。
1.する
2.しない
問 13
あなたは何か地域活動をしていますか。(地域活動の例…公民館活動、地域のお祭
り、ボランティアなど)
1.している
2.していない
問 14
あなたは最近1ヵ月間にストレスを感じたことがありましたか。
1.非常にストレスを感じた
2.ストレスを感じた
3.ストレスはあまり感じなかった
4.ストレスは全く感じなかった
問 15
あなたは睡眠による休養をとれていますか。
1.十分とれている
2.十分ではないがとれている
3.あまりとれていない
4.全くとれていない
59
問 16
あなたは普通の歯ブラシ以外にも歯間部清掃用器具を使用していますか。
1.デンタルフロス・糸(付)ようじ・歯間ブラシ
2.普通のつまようじ
3.使用していない
問 17
あなたはかかりつけの歯科医をもち、過去 1 年間に歯科検診(歯石除去・歯面清掃)
を受けましたか。当てはまる番号を○で囲んでください。
1.受けた
2.受けていない
問 18
義歯(入れ歯)をお使いの方は、毎日義歯の手入れをしていますか。
1.している
2. していない
3. 義歯を使用していない
問 19
あなたはタバコを吸いますか。
1.吸わない
2.以前は吸っていたが、現在は吸わない
3.現在喫煙している
問 20
あなたは平均して一日1合以上お酒を飲みますか。
1.飲む
2.飲まない
【参考】お酒の種類と1合相当量
ビール
(アルコール度数 5 度(%))なら
中びん 1 本
500ml
日本酒
(アルコール度数 15 度(%))なら
1合
180ml
焼酎
(アルコール度数 25 度(%))なら
0.6 合
約 110ml
ウイスキー
(アルコール度数 43 度(%))なら
ダブル 1 杯
60ml
ワイン
(アルコール度数 14 度(%))なら
1/4 本
約 180ml
60
缶チューハイ
(アルコール度数 5 度(%))なら
61
1.5 缶
約 520ml
問 21
あなたは健診で糖尿病または血糖が高いと言われたことがありますか。
1.ない
2.ある
「2.ある」と回答した方のみお答えください。
このことについて医師や保健師から結果の説明や生活の指導を受けましたか。
1.受けた
2.受けていない
問 22
あなたは健診で糖尿病の治療が必要と言われたことがありますか。
1.ない
2.ある
「2.ある」と回答した方のみお答えください。
治療を受けていますか。
1.受けている
2.受けていない
問 23
あなたは自宅で血圧を測りますか。(医療機関や健康教室での測定は除く)
1. 測る
2. 測らない
「1. 測る」と回答した方のみお答えください。
測定する頻度をお答えください。
1.
2.
3.
4.
毎日2回以上
毎日1回
1週間に概ね2~6回
1週間に1回以下
62
問 24
あなたは次の用語について内容を知っていますか。
(1)メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
1. 内容を理解している
2. 聞いたことはあるが、内容は分からない
3. 聞いたことがない
(2)ロコモティブシンドローム(運動器症候群)
1. 内容を理解している
2. 聞いたことはあるが、内容は分からない
3. 聞いたことがない
(3)COPD(慢性閉塞性肺疾患)
1. 内容を理解している
2. 聞いたことはあるが、内容は分からない
3. 聞いたことがない
次の問 25 から問 28 までは、それぞれの質問の中で当てはまる番号すべてに
○をつけてください。
問 25
次の病気について、タバコを吸うとかかりやすくなると思うものはどれですか。
当てはまる番号すべてに○をしてください。
1.
2.
3.
4.
5.
肺がん
喘息
気管支炎
心臓病
脳卒中
6.
7.
8.
胃潰瘍
妊娠に関連した異常
歯周病
63
問 26
あなたは最近1年間でむし歯予防や歯周病予防など、口の中の健康についての情報
をどのようなものから得ましたか。当てはまる番号すべてに○をしてください。
1.テレビ・ラジオ
2.本・雑誌
3.インターネット
4.かかりつけ歯科医院
5.パンフレット
6.その他(
7.気をつけたことがない
問 27
)
次の行動のうち、子どものむし歯の原因や影響として考えられると思うものはどれ
ですか。当てはまる番号すべてに○をしてください。
1. 大人が使ったスプーンや口にした食べ物を子どもに与える
2. 哺乳瓶に甘みのある飲み物(果汁や子ども用のイオン水等)を入れて飲ませる(ミ
ルクや麦茶、白湯は除く)
3. 乳歯のむし歯は、永久歯の歯並びに影響する
問 28
次のうち、大船渡市や岩手県の健康に関する現状として考えられると思うものはど
れですか。当てはまる番号すべてに○をしてください。
1. 大船渡市は県や全国と比較して肺がんの死亡率が高い
2. 大船渡市は全国と比較してがん検診や特定健診の受診率が低い
3. 岩手県は脳血管疾患(脳出血や脳梗塞)の死亡率が全国で一番高い
4. 岩手県は塩分摂取量が全国で一番多い
ご協力ありがとうございました。
64
2 調査結果
(1)調査結果の概要
対象者数 1,500 件
回収数
686 件(回収率 45.7%)
有効回答
684 件(有効回答率 99.7%)
(2)調査項目ごとの集計結果
問1
回答者の年齢
合計
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
無回答
実数
684
38
57
89
124
163
166
42
5
割合
100.0%
5.6%
8.3%
13.0%
18.1%
23.8%
24.3%
6.1%
0.7%
70 代
80 代
問2
回答者の性別
合計
H26
年代別(H26)
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
男性
43.3%
2.5%
3.9%
5.0%
7.7%
9.4%
12.0%
2.8%
女性
55.1%
3.1%
4.4%
8.0%
10.4%
14.0%
12.0%
3.2%
問3
回答者が申告した身長と体重から算出したBMI値の経年別・年代別比率
合計
~18.4
年代別(H26)
H14
H21
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
3.0%
1.8%
4.7%
8.8%
7.1%
8.0%
4.0%
3.8%
3.2%
2.6%
70.5% 82.4% 73.2% 71.6% 68.5% 71.1% 66.9%
71.1%
24.8%
26.3%
18.5~24.9 62.1% 73.2%
25.0~
26.8% 25.0%
無回答
8.1%
8.8% 19.6% 20.5% 27.4% 25.2% 29.9%
65
問4
現在自分の適正体重に近づけよう、あるいは維持しようと心がけているか
合計
年代別(H26)
H14
H21
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
はい
66.2%
73.2%
72.4%
65.8%
77.2%
77.5%
77.4%
71.8%
68.7%
64.3%
いいえ
24.3%
25.0%
25.4%
31.6%
22.8%
22.5%
22.6%
26.4%
28.3%
26.2%
無回答
9.5%
1.8%
2.2%
2.6%
0.0%
0.0%
0.0%
1.8%
3.0%
9.5%
*「はい」と答えた者の理由
合計
H14
年代別(H26)
H21
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
体重が増えはじめたから
12.9% 22.2% 24.0% 43.2% 37.7% 25.0% 15.4% 11.4% 11.1%
病気を指摘されたから
9.5%
健康のため
0.0%
4.5%
5.8% 12.5% 11.1% 13.2% 25.9%
59.0% 69.7% 65.9% 52.0% 45.5% 59.4% 66.7% 73.5% 72.8% 63.0%
きれいで(かっこよく)
2.5%
ありたいから
その他
14.0% 52.0% 25.0% 29.0%
2.7%
無回答
問5
10.8%
2.6%
7.3% 12.0%
3.5%
0.0%
3.7%
4.0%
2.3%
2.9%
3.1%
4.3%
3.5%
7.4%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
朝食を食べる頻度
合計
年代別(H26)
H21
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
94.6%
88.2%
68.4%
82.5% 77.5%
86.3%
93.9% 95.2%
92.9%
週に4~6日
2.6%
3.1%
7.9%
7.0%
2.2%
3.2%
3.1%
0.6%
4.8%
週に1~3日
1.2%
3.4%
10.5%
1.8%
7.9%
4.8%
1.8%
1.2%
0.0%
ほとんど食べない
1.5%
4.8%
13.2%
8.8% 12.4%
5.6%
0.6%
2.4%
0.0%
無回答
0.1%
0.6%
0.0%
0.0%
0.0%
0.6%
0.6%
2.4%
毎日
問6
0.0%
野菜を食べる頻度
合計
H14
H21
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
1日3食
58.1%
54.2% 27.6% 21.1% 15.8% 21.3% 31.5% 23.9%
33.7% 38.1%
1日1~2食
29.3%
29.2% 56.1% 65.8% 75.4% 55.1% 49.2% 54.6%
57.2% 50.0%
毎日は食べていない
11.6%
11.6% 14.6% 13.2%
8.8% 21.3% 17.7% 19.0%
8.4%
9.5%
ほとんど食べない
40.0%
40.0%
1.3%
0.0%
0.0%
2.2%
1.6%
2.5%
0.6%
0.0%
0.6%
4.5%
0.3%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
2.4%
無回答
66
問7
牛乳を飲む頻度
合計
H14
年代別(H26)
H21
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
毎日
38.7%
週に4~6日
14.0% 34.4% 12.3% 10.5% 12.3% 11.2% 12.1% 12.3% 14.5%
週に1~3日
19.5% 11.7% 21.5% 28.9% 14.0% 20.2% 23.4% 22.7% 22.3% 16.7%
週に1日未満
19.8% 18.3% 34.1% 44.7% 49.1% 46.1% 35.5% 32.5% 23.5% 21.4%
無回答
問8
9.2% 27.8% 13.2% 24.6% 22.5% 28.2% 28.8% 31.9% 35.7%
8.0% 26.3%
4.4%
2.6%
0.0%
0.8%
3.7%
7.8% 16.7%
果物を食べる頻度
合計
年代別(H26)
H14
H21
H26
20 代
毎日
38.9%
39.7%
23.0%
7.9%
週に4~6日
26.0%
22.7%
20.8%
週に1~3日
25.1%
23.5%
週に1日未満
無回答
問9
0.0%
9.5%
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
15.8% 10.1%
13.7%
25.8%
35.5%
42.9%
18.4%
15.8%
9.0%
21.0%
20.2%
29.5%
23.8%
34.8%
36.8%
31.6% 39.3%
46.8%
35.0%
26.5%
23.8%
8.5%
9.0% 21.2%
36.8%
36.8% 41.6%
18.5%
18.4%
8.4%
9.5%
1.5%
5.1%
0.0%
0.6%
0.0%
0.0%
0.3%
30 代
0.0%
0.0%
0.0%
日頃から、生活の中で、意識的に運動をしているか
合計
H14
H21
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
いつもしている
21.0% 22.9% 17.0% 21.1% 19.3%
ときどきしている
44.3% 43.0% 39.3% 28.9% 40.4% 28.1% 31.5% 45.4% 47.0% 42.9%
以前はしていたが、
現在はしていない
14.4% 16.7% 25.1% 23.7% 21.1% 36.0% 30.6% 24.5% 18.1% 21.4%
まったくしたことがない
18.0% 12.3% 18.1% 23.7% 19.3% 31.5% 25.0% 16.0%
無回答
問 10
2.3%
5.2% 99.6%
2.6%
0.0%
4.5% 12.9% 14.1% 27.1% 19.0%
0.0%
0.0%
0.0%
7.2% 16.7%
0.6%
0.0%
運動習慣があるか (「運動習慣がある」とは、おおよそ、週に1~2回 30 分
以上の運動を 1 年以上継続している場合をいいます)
合計
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
ある
25.3%
18.4%
31.6%
10.1%
18.5%
27.6%
37.3%
19.0%
ない
66.8%
76.3%
68.4%
87.6%
79.8%
67.5%
49.4%
45.2%
健康上の理由でできない
4.7%
2.6%
0.0%
1.1%
0.8%
3.1%
9.6%
19.0%
無回答
3.2%
2.6%
0.0%
1.1%
0.8%
1.8%
3.6%
16.7%
67
問 11
大船渡市民健康づくり体操を知っているか
合計
年代別(H26)
H21
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
知っているし、体操もできる
10.3%
5.1%
0.0%
0.0%
0.0%
2.4%
知っているが、体操はできない
24.4% 18.7%
5.3%
7.0%
5.6% 12.1%
28.2% 27.1% 23.8%
知らない
62.4% 73.8% 94.7% 93.0% 94.4% 84.7%
64.4% 57.2% 59.5%
無回答
問 12
2.9%
2.3%
0.0%
0.0%
0.0%
60 代
0.8%
70 代
80 代
5.5% 11.4%
9.5%
1.8%
4.2%
7.1%
買い物や用足しなどに外出するか
合計
H14
年代別(H26)
H21
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
する
57.3%
63.7%
81.6%
76.3%
91.2%
83.1%
83.9%
85.3%
82.5%
52.4%
しない
30.8%
30.3%
15.6%
23.7%
8.8%
15.7%
14.5%
12.9%
13.3%
38.1%
無回答
11.9%
5.9%
2.8%
0.0%
0.0%
1.1%
1.6%
1.8%
4.2%
9.5%
問 13
地域活動をしているか(地域活動とは公民館活動、地域のお祭り、ボランティアな
どをいいます)
合計
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
している
32.6%
18.4%
24.6%
25.8%
33.1%
41.7%
38.6%
14.3%
していない
64.9%
81.6%
75.4%
74.2%
66.1%
55.2%
58.4%
76.2%
2.5%
0.0%
0.0%
0.0%
0.8%
3.1%
3.0%
9.5%
無回答
問 14
最近1ヵ月間にストレスを感じたことがあるか
合計
H14
非常に感じた
H21
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
8.9% 11.0% 14.9% 26.3% 24.6% 27.0% 19.4% 11.0%
5.4%
4.8%
感じた
35.7%
40.5% 45.5% 42.1% 43.9% 52.8% 50.8% 47.2%
42.2% 28.6%
あまり感じなかった
40.2%
37.3% 30.3% 26.3% 28.1% 15.7% 25.0% 29.4%
42.2% 42.9%
感じなかった
11.0%
8.9%
7.0%
5.3%
1.8%
4.5%
4.0% 10.4%
7.2% 14.3%
4.2%
2.2%
2.3%
0.0%
1.8%
0.0%
0.8%
3.0%
無回答
68
1.8%
9.5%
問 15
睡眠による休養をとれているか
合計
H14
年代別(H26)
H21
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
十分とれている
40.9% 41.9% 36.5% 44.7% 35.1% 34.8% 29.0%
37.4% 40.4% 42.9%
十分ではないがとれている
49.8% 48.3% 50.1% 42.1% 56.1% 57.3% 48.4%
49.7% 51.2% 38.1%
あまりとれていない
7.5%
8.1% 10.4% 13.2%
8.8%
6.7% 18.5%
全くとれていない
0.5%
0.5%
1.0%
0.0%
0.0%
1.1%
無回答
1.3%
1.2%
1.9%
0.0%
0.0%
0.0%
問 16
10.4%
6.0%
9.5%
3.2%
0.6%
0.6%
0.0%
0.8%
1.8%
1.8%
9.5%
70 代
80 代
普通の歯ブラシ以外にも歯間部清掃用器具を使用しているか
合計
H14
年代別(H26)
H26
H21
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
デンタルフロス・糸(付)
ようじ・歯間ブラシ
14.6% 32.0% 34.5% 26.3% 36.8% 40.4% 33.1%
41.7% 30.1% 21.4%
普通のつまようじ
20.5% 19.3% 14.5%
1.8% 15.7% 16.1%
14.7% 17.5% 21.4%
使用していない
51.8% 42.2% 47.8% 71.1% 61.4% 43.8% 49.2%
41.1% 48.2% 40.5%
無回答
13.1%
問 17
6.5%
2.6%
3.2%
0.0%
0.0%
0.0%
1.6%
2.5%
4.2% 16.7%
かかりつけの歯科医をもち、過去 1 年間に歯科検診(歯石除去・歯面清掃)
を受けたか
合計
H14
H21
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
受けた
28.7%
43.5%
44.2%
28.9%
49.1%
40.4%
39.5%
49.7%
48.8%
35.7%
受けていない
59.4%
51.0%
52.6%
71.1%
50.9%
59.6%
58.9%
48.5%
48.2%
42.9%
無回答
11.9%
5.4%
3.2%
0.0%
0.0%
0.0%
1.6%
1.8%
3.0%
21.4%
問 18
(義歯(入れ歯)を使用している者を対象に)毎日義歯の手入れをしているか
合計
H14
している
していない
51.4%
7.1%
義歯を使用していない
無回答
H21
年代別(H26)
H26
49.1% 36.1%
6.8%
7.0%
20 代
30 代
40 代
50 代
2.6%
1.8%
6.7% 15.3%
7.9%
7.0%
6.7%
6.5%
46.1% 84.2% 78.9% 71.9% 64.5%
41.5%
44.1% 10.8%
5.3% 12.3% 14.6% 13.7%
69
60 代
70 代
80 代
46.0% 66.3% 81.0%
8.0%
7.8%
2.4%
34.4% 21.1%
7.1%
11.7%
9.5%
4.8%
問 19
喫煙の状況
合計
H14
吸わない
年代別(H26)
H21
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
59.9%
60.8% 69.0% 78.9% 57.9% 57.3% 66.1%
70.6% 77.7% 76.2%
14.3%
21.0% 10.7%
12.9%
現在喫煙している
13.5%
12.0% 16.8% 18.4% 29.8% 31.5% 19.4%
無回答
12.3%
以前は吸っていたが、
現在は吸わない
問 20
6.2%
2.6% 12.3% 10.1% 12.1%
3.5%
0.0%
0.0%
1.1%
8.4%
9.5%
12.9% 10.2%
0.0%
2.4%
3.7%
飲酒の状況(平均して1日1合以上)
合計
H26
年代別(H26)
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
飲む
22.1%
7.9%
14.0%
28.1%
23.4%
22.7%
22.9%
23.8%
飲まない
75.9%
92.1%
86.0%
71.9%
75.8%
76.1%
74.1%
66.7%
2.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.8%
1.2%
3.0%
9.5%
無回答
問 21
3.6% 14.3%
健診で糖尿病または血糖が高いと言われたことがあるか
合計
H14
H21
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
ない
76.1% 74.5% 81.3% 97.4% 94.7% 91.0% 82.3% 78.5%
71.1% 73.8%
ある
13.3% 19.0% 17.0%
27.1% 21.4%
(参考)わからない
2.6%
2.5%
無回答
8.0%
4.0%
※「ある」と回答した方のみ
1.8%
0.0%
3.5%
9.0% 16.9% 19.0%
2.6%
1.8%
0.0%
0.8%
2.5%
1.8%
4.8%
医師や保健師から結果の説明や生活の指導を受けたか
合計
年代別(H26)
H14
H21
H26
20 代
30 代
受けた
75.7%
69.3%
87.9%
100.0%
受けていない
19.3%
15.9%
12.1%
(参考)分からない
2.9%
1.5%
無回答
2.1%
13.3%
0.0%
70
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
0.0%
85.7%
87.1%
91.1% 100.0%
0.0%
0.0%
14.3%
12.9%
8.9%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
問 22
健診で糖尿病の治療が必要と言われたことがあるか
合計
H14
H21
ない
83.4%
ある
2.9%
8.4%
(参考)わからない
1.7%
1.4%
12.0%
7.0%
無回答
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
83.2% 84.8% 97.4% 100.0%
50 代
70 代
96.6% 89.5% 79.8%
8.9%
0.0%
0.0%
3.4%
8.1% 11.7%
6.3%
2.6%
0.0%
0.0%
2.4%
※「ある」と回答した方のみ
80 代
76.5% 64.3%
12.7% 19.0%
8.6% 10.8% 16.7%
治療を受けているか
合計
年代別(H26)
H14
H21
H26
受けている
71.7%
77.9%
受けていない
26.4%
(参考)分からない
無回答
問 23
60 代
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
95.1%
66.7%
90.0%
94.7% 100.0% 100.0%
10.8%
4.9%
33.3%
10.0%
1.9%
1.2%
1.2%
0.0%
10.0%
0.0%
5.3%
70 代
0.0%
H26
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
年代別(H26)
20 代
測る
39.8%
測らない
58.2% 89.5%
無回答
2.0%
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
7.9% 12.3% 14.6% 33.1% 46.0% 62.0% 66.7%
2.6%
87.7% 85.4% 66.1% 50.3% 34.3% 33.3%
0.0%
0.0%
※「測る」と回答した方のみ
0.8%
3.7%
3.6%
0.0%
血圧測定の頻度
合計
H26
年代別(H26)
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
毎日2回以上
25.2%
0.0%
14.3%
7.7%
9.8%
20.0%
33.0%
46.4%
毎日1回
17.8%
0.0%
0.0%
7.7%
22.0%
21.3%
16.5%
17.9%
1週間に概ね2~6回
23.3%
0.0%
0.0%
7.7%
34.1%
24.0%
23.3%
21.4%
1週間1回以下
32.6%
100.0%
85.7%
76.9%
34.1%
33.3%
26.2%
10.7%
1.1%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
1.3%
1.0%
3.6%
無回答
0.0%
100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%
自宅で血圧を測っているか(医療機関や健康教室での血圧測定は除く)
合計
80 代
71
0.0%
問 24
次の用語について内容を知っているか
(1)メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
合計
H21
H26
年代別(H26)
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
内容を理解している
70.3%
63.9% 65.8% 77.2% 77.5% 75.8% 67.5%
48.8% 26.2%
聞いたことはあるが、
内容は分からない
20.7%
31.7% 28.9% 22.8% 20.2% 21.8% 28.2%
45.2% 61.9%
聞いたことがない
4.5%
2.6%
0.0%
0.0%
1.1%
1.6%
3.1%
3.6%
7.1%
無回答
4.5%
1.8%
5.3%
0.0%
1.1%
0.8%
1.2%
2.4%
4.8%
70 代
80 代
(2)ロコモティブシンドローム(運動器症候群)
合計
H26
年代別(H26)
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
内容を理解している
10.1%
0.0% 10.5% 10.1% 10.5% 13.5% 10.2%
4.8%
聞いたことはあるが、
内容は分からない
31.9%
23.7% 15.8% 23.6% 30.6% 34.4% 39.8%
42.9%
聞いたことがない
56.3%
71.1% 73.7% 66.3% 58.1% 51.5% 47.6%
45.2%
無回答
1.8%
5.3%
0.0%
0.0%
0.8%
0.6%
2.4%
7.1%
(3)COPD(慢性閉塞性肺疾患)
合計
H26
年代別(H26)
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
7.9% 21.1% 15.7% 16.1%
9.2%
3.0%
0.0%
内容を理解している
10.2%
聞いたことはあるが、
内容は分からない
32.7%
34.2% 15.8% 31.5% 25.0% 33.1% 42.2%
42.9%
聞いたことがない
54.7%
52.6% 63.2% 51.7% 58.1% 55.2% 52.4%
50.0%
無回答
2.3%
5.3%
0.0%
1.1%
72
0.8%
2.5%
2.4%
7.1%
問 25
次の病気について、タバコを吸うとかかりやすくなると思うものはどれか。
(複数回答)
合計
H14
H21
年代別(H26)
H26
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
肺がん
77.5%
87.2% 96.3% 94.7% 96.5% 100.0% 93.5% 97.5%
96.4% 95.2%
喘息
53.8%
65.0% 55.8% 55.3% 56.1%
61.8% 57.3% 53.4%
51.8% 64.3%
気管支炎
55.7%
70.0% 70.0% 71.1% 66.7%
69.7% 67.7% 69.3%
74.1% 66.7%
心臓病
42.2%
53.9% 51.5% 50.0% 45.6%
59.6% 65.3% 54.0%
38.6% 45.2%
脳卒中
35.7%
53.2% 55.4% 57.9% 66.7%
65.2% 66.1% 55.2%
41.0% 45.2%
胃潰瘍
31.2%
41.0% 26.0% 28.9% 19.3%
34.8% 26.6% 25.8%
20.5% 31.0%
妊娠に関連した異常
48.8%
58.0% 56.7% 76.3% 77.2%
76.4% 62.1% 55.8%
38.0% 31.0%
歯周病
24.6%
35.7% 36.7% 60.5% 49.1%
53.9% 37.9% 36.2%
24.1% 11.9%
問 26
最近1年間でむし歯予防や歯周病予防など、口の中の健康についての情報をどのよ
うなものから得たか(複数回答)
合計
H21
テレビ・ラジオ
34.2%
H26
7.2% 16.7%
インターネット
0.7%
29.7%
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
53.1% 44.7% 49.1% 56.2% 50.0% 56.4%
本・雑誌
かかりつけ歯科医院
年代別(H26)
7.9% 17.5% 16.9% 24.2% 14.1%
6.1% 21.1% 14.0% 10.1%
8.9%
パンフレット
6.5% 10.1%
2.6%
7.0%
6.7%
6.5% 12.9%
その他
2.3%
0.0%
5.3%
2.2%
8.1%
気をつけたことがない
問 27
12.3%
80 代
57.8% 40.5%
15.1% 16.7%
1.8%
39.8% 23.7% 38.6% 38.2% 29.8% 41.7%
3.1%
70 代
1.2%
0.0%
49.4% 38.1%
15.1%
7.1%
1.8%
2.4%
1.2%
16.8% 28.9% 28.1% 19.1% 19.4% 16.0%
9.0% 14.3%
次の行動のうち、子どものむし歯の原因や影響として考えられると思うものはどれ
か。(複数回答)
合計
H26
大人が使ったスプーンや口にした
食べ物を子どもに与える
年代別(H26)
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
64.8% 76.3% 84.2% 84.3% 71.8%
67.5% 45.2% 38.1%
51.3% 60.5% 59.6% 55.1% 56.5%
53.4% 45.2% 28.6%
52.3% 39.5% 45.6% 57.3% 69.4%
57.1% 43.4% 28.6%
哺乳瓶に甘みのある飲み物(果汁や
子ども用のイオン水等)を入れて
飲ませる(ミルクや麦茶、白湯は除く)
乳歯のむし歯は、永久歯の歯並びに
影響する
73
問 28
次のうち、大船渡市や岩手県の健康に関する現状として考えられると思うものはど
れか。(複数回答)
合計
H26
大船渡市は県や全国と比較して
肺がんの死亡率が高い
大船渡市は全国と比較してがん検診や
特定健診の受診率が低い
岩手県は脳血管疾患(脳出血や脳梗塞)
の死亡率が全国で一番高い
岩手県は塩分摂取量が全国で一番多い
年代別(H26)
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
80 代
18.3% 15.8% 15.8% 12.4% 21.8%
17.2% 18.7% 28.6%
39.2% 47.4% 45.6% 43.8% 47.6%
39.3% 31.3% 19.0%
33.8% 23.7% 29.8% 36.0% 39.5%
35.0% 32.5% 26.2%
32.5% 44.7% 35.1% 28.1% 37.9%
30.1% 29.5% 28.6%
74
健康おおふなと 21 プラン(第2次)
~元気トントンおおふなと健康チャレンジプラン~
編集
発行 大船渡市
大船渡市生活福祉部保健介護センター
〒022-0003
岩手県大船渡市盛町字下舘下 14-1
TEL 0192-27-1581
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75
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