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損失補償基準等(PDF形式 8403 キロバイト)

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損失補償基準等(PDF形式 8403 キロバイト)
新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準
新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準の運用方針
新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準の細則
第1章
【基
総則
準】
(目的)
第1条
この訓令は、道路(林道を含む。)、河川、砂防、港湾(漁港を含む。)、海岸保全、
森林保安、土地改良等の公共施設に関する事業で、土地収用法(昭和26年法律第219号)
その他の法律により土地等を収用し、又は使用することができるものに必要な土地等の取
得又は土地等の使用に伴う損失の補償の基準を定め、もってこれらの事業の円滑な遂行と
損失の適正な補償の確保を図ることを目的とする。
2
庁舎等公用施設、宅地造成その他の事業で、前項に規定する事業以外のものに必要な土
地等の取得又は土地等の使用に伴う対価の見積りについては、この訓令に定める基準に準
じて行うものとする。
【基
準】
(定義等)
第2条
この訓令において「土地等」とは、土地、土地収用法第5条に掲げる権利、同法第
6条に掲げる立木、建物その他土地に定着する物件及び同法第7条に掲げる土石砂れきを
いう。
2
この訓令において「土地等の取得」とは、前項に掲げる土地、物件及び土石砂れきの取
得並びに同項に掲げる権利の消滅をいう。
3
この訓令において「土地等の使用」とは、第1項に掲げる土地及び物件の使用並びに同
項に掲げる権利の制限をいう。
4
この訓令において「土地等の権利者」とは、土地等の取得、又は土地等の使用に係る土
地等に関して権利を有する者、第1項に掲げる土石砂れきの属する土地に関して権利を有
する者及び当該土地、当該権利の目的となっている土地又は当該土石砂れきの属する土地
にある物件に関して権利を有する者をいう。
5
この訓令において「権利」とは、社会通念上権利と認められる程度にまで成熟した慣習
上の利益を含むものとする。
【基
準】
(補償額の算定の時期)
第3条
土地等の取得又は土地等の使用に係る補償額は、契約締結の時の価格によって算定
するものとし、その後の価格の変動による差額については、追加払いしないものとする。
-1-
【基
準】
(補償を受ける者)
第4条
損失の補償は、第5章に規定する場合を除き、土地等の権利者に対してするものと
する。
【基
準】
(個別払いの原則)
第5条
損失の補償は、各人別にするものとする。ただし、各人別に見積ることが困難であ
るときは、この限りではない。
【基
準】
(損失補償の方法)
第6条
2
損失の補償は、原則として、金銭をもってするものとする。
土地等の権利者が金銭に代えて土地又は建物の提供、耕地又は宅地の造成その他金銭以
外の方法による給付を要求した場合において、その要求が相当であり、かつ、真にやむを
得ないものであると認められるときは、事情の許す限り、これらの給付を行なうよう努め
るものとする。
【基
準】
(特殊な土地に対する損失の補償)
第7条
文化財保護法(昭和25年法律第214号)等により指定された特殊な土地等の取得又
は土地等の使用の場合において、この訓令の規定により難いときは、その実情に応じて適
正に補償するものとする。
第2章
第1節
【基
土地等の取得に係る補償
土地の取得に係る補償
準】
(土地の補償額算定の基本原則)
第8条
取得する土地(土地の附加物を含む。以下同じ。)に対しては、正常な取引価格を
もって補償するものとする。
2
前項の場合において、当該土地に移転すべき建物その他の物件があるときは、当該物件
がないものとしての当該土地の正常な取引価格によるものとする。
3
第1項の場合において、土地を取得する事業の施行が予定されることによって当該土地
の取引価格が低下したと認められるときは、当該事業の影響がないものとしての当該土地
の正常な取引価格によるものとする。
-2-
【基
準】
(土地の正常な取引価格)
第9条
前条の正常な取引価格は、近傍類地(近傍地及び類地を含む。以下同じ。)の取引
価格を基準とし、これらの土地及び取得する土地について、次の各号に掲げる土地価格形
成上の諸要素を総合的に比較考量して算定するものとする。
(1) 宅地
位置、形状、地積等画地の状態、街路の状態、公共施設、商業施設等の状態、
供給処理施設等の状態、土地の利用に関する規制、制約、自然的環境等
(2) 農地
地味、水利、消費地との距離その他の農業立地条件、収益性等
(3) 林地
土質、地勢、消費地との距離、林道等の整備の状態、その他の林業立地条件、
収益性等
(4) その他の土地
2
当該土地の種別に応じて必要と認められるもの
前項の場合において基準とすべき近傍類地の取引価格については、取引が行なわれた事
情、時期等に応じて適正な補正を加えるものとする。
3
地代、小作料、借賃等の収益を資本還元した額、土地所有者が当該土地を取得するため
に支払った金額及び改良又は保全のために投じた金額並びに課税の場合の評価額は、第1
項の規定により正常な取引価格を定める場合において、参考となるものとする。
4
第1項の規定により正常な取引価格を定める場合においては、一般の取引における通常
の利用方法に従って利用し得るものとして評価するものとし、土地所有者がその土地に対
して有する主観的な感情価値及び土地所有者又は特定の第三者がその土地を特別の用途に
用いることを前提として生ずる価値は、考慮しないものとする。
《方
針》
第1
新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準(昭和38年5月新潟県訓令第18号。以下
「基準」という。)第9条(土地の正常な取引価格)は、次により処理する。
1
土地の正常な取引価格は、次の各号のいずれかに該当する土地(以下「画地」という。)
を単位として評価するものとする。ただし、当該土地の形状等から一体的に利用するこ
とが困難なものは、一体的な利用が可能な範囲をもって画地とするものとする。
(1) 一筆の土地(次号に該当するものを除く。)
(2) 所有者及び使用者をそれぞれ同じくし、かつ、同一の用途又は同一の利用目的に供
されている一団の土地
2
評価に係る地域は、土地の用途的観点から、宅地地域、農地地域、林地地域、見込地
地域及びその他の地域に区分し、必要に応じて、更に区分するものとする。この場合に
おいて、区分された地域を用途的地域という。
3
宅地地域、農地地域、林地地域及び見込地地域内の土地は、次に定めるところにより、
原則として、標準地比準評価法により評価するものとする。
(1) 用途的地域を地域的特性に着目して同一状況地域に区分し、同一状況地域ごとに一
の標準的な画地(以下「標準地」という。)を選定し、これを評価し、当該標準地の評
価格から比準して各画地の評価格を求めるものとする。
(2) 標準地の評価格は、取引事例比較法により求めた価格を基準として、収益還元法又
-3-
は原価法により求めた価格を参考として求めるものとする。ただし、取引事例比較法
により価格を求めることが困難な場合は、収益還元法又は原価法により求めた価格を
基準とするものとする。
4
その他の地域内の土地(鉱泉地、池沼、牧場、原野等)は、前項の(2)の規定に準じ
て、各画地を個別に評価するものとする。ただし、前項の(2)の規定に準ずることが困
難なときは、近傍における土地の価格を参考とし、取得する土地の自然的条件、経済的
条件等を比較考慮して評価するものとする。
5
農地地域、林地地域及び見込地地域内にあって建物等の敷地の用に供されている土地
は、第3項の規定にかかわらず、当該土地の近傍の建物等の敷地の用に供されていない
農地、林地等の正常な取引価格に当該土地を建物等の敷地とするために通常要する費用
を加算して得た額を標準として評価するものとする。
6
標準地及びその他の地域内の土地(以下この項において「標準地等」という。)の評価
に当たっては、原則として、別に不動産鑑定業者に当該標準地等の鑑定評価を求めるも
のとする。この場合において、鑑定評価格と前3項の規定により、求めた評価格との間
に開差があるときは必要に応じて、当該鑑定評価を行った不動産鑑定業者に当該鑑定評
価格を決定した理由について説明を求めるとともに、前3項の規定により求めた評価格
について、資料の選定及び活用、評価方法の適用の方法等を再検討して、標準地等の適
正な評価格を求めるよう努めるものとする。
(細
則)
第1条
新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準(昭和38年5月新潟県訓令第18号。以
下「基準」という。)第9条及び新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準の運用方針
(平成20年3月25日付け用土第574号土木部長通知。以下「運用方針」という。)第1に規
定する土地の正常な取引価格については 、(別記1)「土地評価事務要領」により処理す
るものとする。
【基
準】
(地価公示区域における土地の正常な取引価格算定の準則)
第9条の2
地価公示法(昭和44年法律第49号)第2条第1項の規定による都市計画区域内
の土地を取得する場合において、前条の規定により当該土地の正常な取引価格を決定する
ときは、同法第6条の規定により公示された標準地の価格を規準としなければならない。
《方
針》
第1の2
基準第9条の2(地価公示区域における土地の正常な取引価格算定の準則)は、
次により処理する。
地価公示法(昭和44年法律第49号)第6条の規定により公示された土地価格(以下「公
示価格」という。)を規準とする方法は、公示価格に係る土地と標準地をそれぞれの土地の
位置、地積、環境等の土地の客観的価値に作用する諸要因について比較し、相互の価格に
均衡を保たせることにより行うものとする。
-4-
【基
準】
(所有権以外の権利の目的となっている土地に対する補償)
第10条
土地に関する所有権以外の権利の目的となっている土地に対しては、当該権利がな
いものとして前3条の規定により算定した額から次の節の規定により算定した当該権利の
価格を控除した額をもって補償するものとする。
《方
針》
第1の3
基準第10条(所有権以外の権利の目的となっている土地に対する補償)は、次に
より処理する。
控除すべき権利の価格の算定に当たっては、第1の4第1項ただし書の規定は適用しな
いものとする。
第2節
【基
土地に関する所有権以外の権利の消滅に係る補償
準】
(土地に関する所有権以外の権利の補償額算定の基本原則)
第11条
消滅させる土地に関する所有権以外の権利に対しては、正常な取引価格(一般的に
譲渡性のないものについては、土地の正常な取引における当該権利の有無による土地の価
格の差額)をもって補償するものとする。
2
第8条第3項の規定は、前項の場合について準用する。
【基
準】
(地上権、永小作権及び賃借権の正常な取引価格)
第12条
地上権、永小作権又は賃借権に係る前条の正常な取引価格は、近傍類地に関する同
種の権利の取引価格を基準とし、当該同種の権利の目的となっている土地及び消滅させる
権利の目的となっている土地の価格並びに当該同種の権利及び消滅させる権利に係る地
代、小作料又は賃借、権利金、権利の存続期間その他の契約内容、収益性、使用の態様等
を総合的に比較考量して算定するものとする。
2
第9条第2項から第4項までの規定は、前項の規定により地上権、永小作権又は賃借権
の正常な取引価格を定める場合について準用する。
《方
針》
第1の4
基準第12条(地上権、永小作権及び賃借権の正常な取引価格)は、次により処理
する。
1
基準第12条に規定する権利の正常な取引価格は、画地を単位として算定するものとす
る。ただし、同一の利用目的に供するため、同一の権利者が隣接する2以上の土地に権
利の設定を受けており、かつ、それらの権利の取引が一体的に行われることが通例であ
ると認められるときは、それらの土地からなる一の画地に権利が設定されているものと
みなして算定するものとする。
-5-
2
同一の利用目的に供するため土地所有者が所有地に隣接する土地に権利の設定を受け
ている場合における第1の3及び前項の規定の適用については、当該所有地に前項の権
利を設定しているものとみなすものとする。
(細
第2条
則)
基準第12条に規定する地上権、永小作権及び賃借権の正常な取引価格は、次により
算定するものとする。
1
地上権(借地権を除く)及び永小作権の価格は、その目的となっている土地の更地価格
に、次に掲げる割合を乗じて得た額とする。ただし、特別の慣習又は地主と当該権利者と
の合意による申出がある場合はその割合を乗じて得た額とする。
残存期間が10年以下のもの・・・・・・・・・・・・・・・100分の5
〃
10年を超え15年以下のもの・・・・・100分の10
〃
15年
〃
20年
〃
・・・・・100分の20
〃
20年
〃
25年
〃
・・・・・100分の30
〃
25年
〃
30年
〃
及び地上権で存続期間を定めないもの
・・・・・100分の40
残存期間が30年を超え35年以下のもの・・・・・100分の50
2
〃
35年
〃
40年
〃
・・・・・100分の60
〃
40年
〃
45年
〃
・・・・・100分の70
〃
45年
〃
50年
〃
・・・・・100分の80
〃
50年を超えるもの・・・・・・・・・・・・・100分の90
借地権及び耕作権の価格は、当該土地の更地価格に相続税課税評価の場合の借地権及び
耕作権割合をそれぞれ乗じて得た額とする。ただし、特別の慣習がある場合又は地主と借
地人との合意による申出がある場合は、その慣習の割合又は申出の割合をそれぞれ乗じて
得た額とする。
3
賃借権(借地権、借家権及び耕作権を除く。)に係る正常な取引価格は、近傍類地に関
する同種の権利の取引価格を基準とし、当該同種の権利の目的となっている土地及び消滅
させる権利の目的となっている土地の価格並びに当該同種の権利及び消滅させる権利に係
る借賃、権利金、権利の存続期間その他の契約内容、収益性、使用の態様等と総合的に比
較考慮して算定するものとする。
【基
準】
(使用貸借による権利に対する補償)
第13条
使用貸借による権利に対しては、当該権利が貸借権であるものとして前条の規定に
準じて算定した正常な取引価格に、当該権利が設定された事情並びに返還の時期、使用及
び収益の目的その他の契約内容、使用及び収益の状況等を考慮して適正に定めた割合を乗
じて得た額をもって補償するものとする。
-6-
【基
準】
(占有権)
第14条
占有権に対しては、補償しないものとする。
第3節
【基
建物、土石砂れき、漁業権等の取得又は消滅に係る補償
準】
(建物等の取得に係る補償の基本原則)
第15条
取得する建物その他の土地に定着する物件(以下「建物等」という。)に対する補
償については、第1節に規定する土地の取得に係る補償の例による。
【基
準】
(建物その他の工作物の取得に係る補償)
第16条
近傍同種の建物その他の工作物の取引の事例がない場合においては、前条の規定に
かかわらず、取得する建物その他の工作物に対しては、当該建物その他の工作物の推定再
建設費を、取得時までの経過年数及び維持保存の状況に応じて減価した額をもって補償す
るものとする。
《方
針》
第2
基準第16条(建物その他の工作物の取得に係る補償)は、次により処理する。
近傍同種の取引の事例がない場合の建物及び工作物の取得補償額は、次により算定した
額とする。
(1) 建物の取得補償額は、次式により算定した額に、経過年数に比し腐朽又は破損の著し
いもの、修繕等により改装したもの、維持保存の程度が良好なもの等、それぞれの建物
の状況に応じて相当と認められる額を増減して得た額によるものとする。
延べ面積1平方メートル当たり推定再建築費×現価率×建物の延べ面積
(2) 工作物の取得補償額は、建物の場合に準じて算定するものとする。
(細
第4条
則)
基準第16条及び運用方針第2に規定する建物その他の工作物の取得に係る補償につ
いては、前条に準ずるものとする。
【基
準】
(立木の取得に係る補償)
第17条
近傍同種の立木の取引の事例がない場合においては、第15条の規定にかかわらず、
取得する立木に対しては、次の各号に掲げる額をもって補償するものとする。
(1) 用材林の立木であって、伐期未到達のもので市場価値のあるものについては、伐期に
おける当該立木の価値の前価額と現在から伐期までの純収益(粗収入から経営費(自家
労働の評価額を含む。)を控除した額をいう。以下同じ。)の前価合計額との合計額
-7-
(2) 用材林の立木であって、伐期未到達のもので市場価格のないものについては、第39条
第1項第2号ア又はイによる額
(3) 薪炭林の立木の幹及び枝条部であって、伐期未到達のもので市場価格のあるものにつ
いては、伐期における当該幹及び枝条部の価格の前価額と現在から伐期までの純収益の
前価合計額との合計額
(4) 薪炭林の立木の幹及び枝条部であって、伐期未到達のもので市場価格のないものにつ
いては、第40条第1項第2号ア又はイによる額
(5) 薪炭林の台木については、第40条第1項第3号による額
(6) 果樹等の収穫樹については、第41条第2項第1号又は第2号による額
(7) 竹木については、当該竹木の平均年間純収益を資本還元した額
2
事業に必要な場合のほか、次の各号に定める場合においては取得し、又は使用する土地
に存する立木を取得することができるものとする。
(1) 土砂の流出、崩壊等を防止するため、土地を事業の用に供するまでの間、立木を残存
させることが適当であると認められる場合
(2) 土地が事業の用に供されるまでに相当な期間があるため、立木を移転することにより
当該土地の維持管理に相当の費用が必要となると見込まれる場合
(3) 用材林又は薪炭林の立木(天然生林を除く。)であって、当該立木に通常必要とされる
管理が適正に行われていないと認められる場合
3
前項第3号に定める場合に該当するときは、第1項第1号から第5号までに掲げる額を、
当該立木の管理の状況に応じて減価した額をもって補償するものとする。
《方
針》
第3
基準第17条(立木の取得に係る補償)は、次により処理する。
1
基準第17条第1項第1号又は第3号に掲げる補償額は、次の材木期望価方式により算
定した額とする。
Au+{Dn(1+r)u-n+・・・}-(B+V)(
{ 1+r)u-m-1}
(1+r)u-m
Au
伐期収入
当該地方の慣行伐期時における立木材積に、現在山元立木単
価を乗じて算定する。
Dn
間伐収入
間伐収穫材積に現在山元立木単価を乗じて算定する。
B
地
通常の山林経営を行う場合の標準的な地価を基準とし、近傍
価
類地の取引価格を勘案して算定する。
V
管理費資本
当該山林経営上投下される森林組合費、森林火災保険料、森
林見回り費等の年間経費の合計額を年利率で除して得た額。森
林見回り可能面積、年間見回り回数、1人1日当たり賃金は、
森林管理署、都道府県林務主管課、森林組合等で調査して定め
る。
-8-
U
慣行伐期齢
森林管理署及び都道府県林務主管課、森林組合等で当該地方
の慣行を調査するほか、森林法(昭和26年法律第249号)第5条
第2項の規定により都道府県知事が地域森林計画において定め
る標準伐期齢を参考として定める。
2
m
当該林齢
r
年
n
間伐年度
利
率
基準第17条第1項第2号又は第4号に掲げる補償額は第16第3項に、同条第1項第5
号に掲げる補償額は第17第2項に、同条第1項第6号に掲げる補償額は第18に、それぞ
れ定めるところに準じて算定した額とする。
3
基準第17条第1項第7号に掲げる補償額は、次式により算定した額とする。
R
r
R
平均年間純収益
評価時前3年間についての平均年間粗収入から平均年間経
営費を控除した額
経営費は地代、労賃(自家労働の評価額を含む。)、肥料代、農具及び役畜費、
公租公課並びに雑費とする。なお、地代は、通常の竹林経営を行う場合の標準
的な地価を基準とし、近傍類地の取引価格を勘案して算定する。
r
4
年利率
基準第17条第2項第3号に規定する必要とされる管理が適正に行われていないと認め
られる場合とは、間伐等が適切な時期に実施されていないため、適正な立木密度が確保
されていないと認められる場合をいう。
5
基準第17条第3項に掲げる額は、第1項又は第2項により算定した額に、次式を乗じ
た額とする。
n
n
n-1
m
m
m-1
(B+V){
(1+r) -1}+C1(1+r) +C2(1+r)
(B+V){
(1+r) -1}+C1(1+r) +C2(1+r)
B
地
価
V
管理費資本
C1、C2…Cm
+…+Cn(1+r)
+…+Cm(1+r)
(第3第1項参照)
(同条)
初年度、2年度…m年度に要した造林費
当該森林の造林に要する新植費、補植費、下刈、蔓切り、雪起、伐採等の手入れ
費等の投下経費
【基
n
直近の管理時点における林齢
m
当該林齢
r
年利率
準】
(建物等に関する所有権以外の権利の消滅に係る補償)
第18条
消滅させる建物等に関する所有権以外の権利に対する補償については、前節に規定
する土地に関する所有権以外の権利の消滅に係る補償の例による。
-9-
【基
準】
(土石砂れきの取得に係る補償)
第19条
取得する土地収用法第7条に掲げる土石砂れきに対しては、正常な取引価格をもっ
て補償するものとする。
2
前項の正常な取引価格は、近傍類地に属する土石砂れきの取引価格を基準とし、これら
の土石砂れき及び取得する土石砂れきの品質その他一般の取引における価格形成上の諸要
素を総合的に比較考量して算定するものとする。
《方
針》
第4
基準第19条(土石砂れきの取得に係る補償)は、次により処理する。
土石砂れきの価格は、当該土石砂れきを採取する土地の価格を上回らないものとする。
【基
準】
(漁業権等の消滅に係る補償)
第20条
消滅させる漁業権、入漁権その他漁業に関する権利(以下「漁業権等」という。)
に対しては、当該権利を行使することによって得られる平年の純収益を資本還元した額を
基準とし、当該権利に係る水産資源の将来性等を考慮して算定した額をもって補償するも
のとする。
《方
針》
第5
基準第20条(漁業権等の消滅に係る補償)は、次により処理する。
1
漁業権等の消滅とは、事業の施行により当該権利等に係る漁場の全部又は一部が失わ
れ、漁業権等の行使ができなくなることをいう。
2
漁業権、入漁権その他漁業に関する権利は、次のとおりとする。
(1) 漁業権とは、漁業法(昭和24年法律第267号)第6条に規定する権利をいう。
(2) 入漁権とは、漁業法第7条に規定する権利をいう。
(3) その他漁業に関する権利とは、許可漁業及び自由漁業(免許又は許可を受けること
なく営むことができる漁業)を当該漁場において反覆継続して営んでいること等当該
漁業の利益が社会通念上権利と認められる程度にまで成熟しているものをいう。
3
漁業権等の消滅に係る補償を受ける者は、次のとおりとする。
(1) 漁業権においては、当該権利の設定につき免許を受けている者
(2) 入漁権においては、当該権利を取得している者
(3) 許可漁業においては、当該漁業の権利を有する者
(4) 自由漁業においては、当該漁場の周辺において免許を有する漁業協同組合の組合員
と同程度の年間操業実績を有している者
4
基準第20条に規定する補償額は、次式により算定した額を基準とする。
R
r
R
平年の純収益
評価時前3年間から5年間までの平均(豊凶の著しい年を除
- 10 -
く。)魚種別漁獲数量(漁業法第129条第1項の遊漁規則に基づく漁獲分を除く。)
に魚価を乗じて得た平均年間総漁獲額から平均年間経営費を控除した額
平均魚種別漁獲数量は、当該地域における実情を調査し、統計及び税務申告
書等の資料を参酌して定めるものとし、自家消費に充てられたものを含むもの
とする。
魚価は、時価を基準として地域別、時期別及び漁法別の格差を勘案した魚種
別の価格とし、販売手数料を控除したものとする。
経営費は、漁船、漁網、漁具、建物、工作物等の減価償却費及び修理費、燃
料費、雇用労働費、自家労働費、公租公課並びにその他の経費(自己資本利子
を除く。)とする。
自家労働費は、漁業別、漁法別及び漁業規模別(陸上又は水上の別)に年間
労働時間を算定し、これらの年間総労働時間に1人1時間当たりの自家労賃を
乗じて得た額とし、自家労賃は、当該地域の漁業雇用労賃、農業労賃等を勘案
して定める。
ただし、上記の方法により難いときは、その地域における漁家を抽出し、経
営調査を行って得た純収益率を用いて計算するものとする。
なお、補償を受ける者に第五種共同漁業権に基づく遊漁料収入がある場合に
は、当該収入を平均年間総漁獲額に、遊漁料徴収に対応する増殖費用等を平均
年間経営費にそれぞれ加えるものとする。
r
5
還元利率
水産資源の将来性等を考慮する場合とは、次に掲げる場合等をいう。
(1) 増殖の施策を講じ、又は講じつつあることにより、漁獲が増大し、又は増大する
ことが明らかな場合
(2) 漁場の開発が行われ、又は開発が行われつつあるところであって、漁獲が増大し、
又は増大することが明らかな場合
6
前項の場合の補償額は、第4項の規定により算定した補償額に、将来の増減見込純
収益を継続見込期間、実現見込時期等を勘案して適正に補正した額を加減して算定す
るものとする。
7
漁業権等に係る漁場の一部が消失する場合の補償額は、次により算定する。
(1) 第4項の規定により漁場の全部が消失するものとして算定した補償額に当該漁場
の一部が消失することによる損失割合を乗じて算定した額を標準とする。
(2) 残存する漁場において魚族の増殖等をすることにより、従来の漁獲を維持するこ
とが可能であり、かつ、適当であってその増殖等に要する費用が(1)の規定により算
定した補償額と基準第4章第5節の規定により算定した補償額との合計額に照らし
て相当と認められるときには、(1)の規定により算定した補償額に代えて、増殖等に
要する費用相当額を補償することができる。
- 11 -
【基
準】
(鉱業権、租鉱権又は採石権の消滅に係る補償)
第21条
消滅させる鉱業権、租鉱権又は採石権に対しては、正常な取引価格をもって補償す
るものとする。
2
近傍同種の鉱業権、租鉱権又は採石権の取引の事例がない場合においては、前項の規定
にかかわらず消滅させる鉱業権、租鉱権又は採石権に対しては、当該権利の態様及び収益
性、当該権利の取得に関して要した費用等を考慮して算定した額をもって補償するものと
する。
《方
針》
第6
基準第21条(鉱業権、租鉱権又は採石権の消滅に係る補償)は、次により処理する。
1
鉱業権の消滅とは、事業の施行により鉱区の全部又は一部について当該権利の行使が
不可能となる場合をいう。
2
鉱業権、租鉱権及び採石権は、次のとおりとする。
(1) 鉱業権とは、鉱業法(昭和25年法律第289号)第11条に規定する試掘権及び採掘権
をいう。
(2) 租鉱権とは、鉱業法第6条に規定する権利をいう。
(3) 採石権とは、採石法(昭和25年法律第291号)第4条に規定する権利をいう。
3
鉱業権出願中のものは、補償の対象としないものとする。
4
鉱業権に係る基準第21条第2項の補償額は、次により算定した額とする。
(1) 操業している鉱山の鉱業権の場合
1
a×
-E
r
s+
(1+r)n-1
a
鉱山が毎年実現しうる純収益
年間可採鉱量に鉱石の平均単価を乗じて得た
額から採掘に要する費用(起業費の減価償却費を含まない。)を控除して得た
額。この場合において、年間可採鉱量は毎年一定とし、年間採掘実績、操業計
画及び鉱山監督官庁、学識経験者等の意見等を参酌して決定するものとする。
s
報酬利率
r
蓄積利率
n
可採年数
9パーセントから15パーセントまでの間において適正に定めた率
確定鉱量、推定鉱量及び予想鉱量の合計額(鉱量計算については
日本工業規格(工業標準化法(昭和24法律第185号)第17条第1項に規定する
工業標準をいう。)による。)を基準として算定した今後の可採鉱量を年間可採
鉱量で除して得た年数
E
今後投下されるべき起業費の現在価額
(2) 未着手のまま据置期間のある場合の鉱山の鉱業権の場合
- 12 -
1
1
×a×
(1+r)
-E
m
r
s+
(1+r)n-1
m
据置期間
a、s、r、n及びE
(1)に定めるとおりとする。
(3) 開坑後予定収益を生ずるまでに期間のある場合における鉱業権の場合
(1+r)n -1
a×
-E
r+s{(1+r)
m
n+m
-1}
補償時から予定収益を生ずるまでの期間
a、s、r、n及びE
(1)に定めるとおりとする。
(4) 探鉱中の鉱山又は未着手の鉱山であって、鉱量が不明であり、かつ、将来の収益が
不確定のものにおける鉱業権の場合
n
Cn(1+r) +Cnー1(1+r)
Cn n年前に投下した費用
nー1
+・・・+C1(1+r)+C0
鉱業権設定申請のための調査測量費用、申請書の印
刷代、印紙税、鉱業権設定登録税、鉱区税、探鉱中のものにあっては探鉱に要
した費用等で有効かつ適正な費用をいう。
r
蓄積利率
(5) (1)から(3)までにおいて起業費とは、鉱業用固定資産(鉱業権、主要坑道、鉱業用
地、建物、構築物(軌道、索道、ちんでん池、道路、水路、貯蔵場等土地に定着する
設備をいう。)、機械及び装置、船舶、車両運搬具、工具、器具、備品等並びに水利
権、特許権等の諸権利をいう。)の取得又は建設に要した費用並びに調査開発及び試
験研究に要した費用(操業開始後の経費と認められるものを除く。)とし、起業費の現
在価額は、次式により算定した額とするものとする。
E1
E=
E2
+
(1+r)
+・・・・・・+
(1+r)
E1、E2・・・・・・En
r
En
2
(1+r)n
今後の投下されるべき各年の起業費
蓄積利率
(6) 租鉱権が設定されている鉱業権に対する補償額は、当該租鉱権がないものとして算
定した当該鉱業権の補償額から当該租鉱権に対する補償額を控除した額とする。
5
租鉱権に係る基準第21条第2項の補償額は、前項に準じて適正に算定した額とする。
ただし、設定行為に基づき租鉱権者が支払う租鉱料相当額を鉱山が毎年現実しうる純収
益(a)から控除するものとする。
6
採石権に係る基準第21条第2項の補償額は、採石権の設定契約の内容に基づき、第4
項に準じて適正に算定した額とする。
- 13 -
【基
準】
(温泉利用権の消滅に係る補償)
第22条
2
消滅させる温泉利用権に対しては、正常な取引価格をもって補償するものとする。
近傍類似の温泉利用権の取引の事例がない場合においては、前項の規定にかかわらず、
消滅させる温泉利用権に対しては、次の各号に掲げる額をもって補償するものとする。
(1) 源泉に関する権利については、固定資産評価基準(昭和38年12月自治省告示第158号)
に定める鉱泉地の基本価格に同基準に定めるゆう出量指数及び温泉地指数のそれぞれを
乗じて得た額を基準として、当該鉱泉地の立地条件等を考慮して適正に算定した額。た
だし、分湯している場合においては、次号に掲げる額を控除するものとする。
(2) 分湯された権利については、前号の評価額を基準として分湯量の割合及び分湯条件等
を考慮して適正に算定した額
(3) 未利用の温泉利用権であって、将来利用される見込みがあり、かつ、その収益が不確
定なものについては、その温泉利用権に関し投下された適正な費用を現価に換算した額
(水を利用する権利等の消滅に係る補償)
《方
針》
第6の2
1
基準第22条(温泉利用権の消滅に係る補償)は、次により処理する。
温泉利用権の消滅とは、事業の施行により温泉の利用が全面的に不可能となる場合を
いう。
2
温泉利用権、分湯された権利及び未利用の温泉利用権は、次のとおりとする。
(1) 温泉利用権とは、温泉法(昭和23年法律第125号)に規定する温度又は物質を有し
ている地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分と
する天然ガスを除く。)を利用する権利をいう。
(2) 分湯された権利とは、いわゆる湯口権等であって通常鉱泉地の所有権又は使用権と
独立して処分される権利をいう。
(3) 未利用の温泉利用権とは、自然ゆう出、人工ゆう出のいずれかを問わず放任され、
又は利用の段階に至らないものをいう。
3
人工ゆう出の場合は、揚湯施設等については別途補償しない。
【基
第23条
準】
消滅させる河川の敷地又は流水、海水その他の水を利用する権利に対しては、当該
権利の態様及び収益性、当該権利の取得に関して要した費用等を考慮して適正に算定した
額をもって補償するものとする。
《方
針》
第7
基準第23条(水を利用する権利等の消滅に係る補償)は、次により処理する。
1
水を利用する権利(以下「水利権」という。)とは、行政官庁の特許又は慣行によって
生じ、公水を継続的、排他的に利用する権利でかんがい、飲料、鉱工業、発電等の目的
のために使用する権利をいう。
- 14 -
2
水又は水域の一般使用(遊水、洗濯、吸水等をいう。)及び許可使用(社会通念上権利
と認められる程度にまで成熟していないものに限る。)は、補償の対象としない。
3
消滅させる水利権に関する補償額は、次により算定した額とする。
(1) かんがい用水利権については、当該権利が行使されている土地の平均年間純収益額
の水利権の消滅による減少額を年利率で除して得た額その他それぞれの実情に応じて
適正に算定して得た額
(2) 飲料用水利権については、その障害を除去し、又は予防する施設の設置が可能かつ
適当である場合は、その施設を設置若しくは改造して提供し、又はその施設の設置若
しくは改造に要する費用相当額
(3) 鉱工業用水利権については、当該水利権をその用に供している事業の平均年間純収
益額の水利権の消滅による減少額を年利率で除して得た額その他それぞれの実情に応
じて適正に算定して得た額
(4) 特許を受けた後、その全部又は一部について未開発のまま放置されている水利権で
あって、将来の収益が不確定のものについては、その水利権に関して投下された適正
な費用を現価に換算して得た額。この場合において、投下費用については、他の同種
事業における資本投下の状況と比較する等適宜その適否を検討し、適正でないことが
明らかに認められる費用は、補償の対象から除外する。
第3章
【基
土地等の使用に係る補償
準】
(土地の使用に係る補償)
第24条
使用する土地(空間又は地下のみを使用する場合における当該土地を除く。以下こ
の条において同じ。)に対しては、正常な地代又は借賃をもって補償するものとする。
2
第8条第3項の規定は、前項の規定により正常な地代又は借賃を定める場合について準
用する。
3
第1項の正常な地代又は借賃は、使用する土地及び近傍類地の地代又は借賃に、これら
の土地の使用に関する契約が締結された事情、時期等及び権利の設定の対価を支払ってい
る場合においてはその額を考慮して適正な補正を加えた額を基準とし、これらの土地の第
9条の規定により算定した正常な取引価格、収益性、使用の態様等を総合的に比較考量し
て算定するものとする。
《方
針》
第8
基準第24条(土地の使用に係る補償)は、次により処理する。
基準第24条第1項の正常な地代又は借賃を算定するに当たっては、使用する土地の正常
な取引価格に一定の率を乗じて得た額を参考とするものとする。
(細
則)
第2条の2
基準第24条、運用方針第8に規定する土地の使用に係る補償は、次により処理
- 15 -
する。
運用方針第8に規定する一定の率は、土地の種別に応じ次に掲げる率とするものとする。
(1) 宅地、宅地見込地及び農地
6パーセント
(2) 林地及びその他の土地
5パーセント
【基
準】
(空間又は地下の使用に係る補償)
第25条
空間又は地下の使用に対しては、前条の規定により算定した額に、土地の利用が妨
げられる程度に応じて適正に定めた割合を乗じて得た額をもって補償するものとする。
2
前項の場合において、当該空間又は地下の使用が長期にわたるときは、同項の規定にか
かわらず、第9条の規定により算定した当該土地の正常な取引価格に相当する額に、当該
土地の利用が妨げられる程度に応じて適正に定めた割合を乗じて得た額を一時払いとして
補償することができるものとする。
(細
則)
第2条の3
1
基準第25条に規定する空間又は地下の使用に係る補償は、次により処理する。
同条に規定する空間又は地下の使用に係る補償額は 、(別記2 )「土地利用制限率算定
要領」の定めるところにより算定するものとする。
2
土地の最有効使用の方法、周辺地域を含めた公的規制の状況、将来の利用構想及びその
可能性、地盤・地質等の状況、地域における慣行等の事情を総合的に勘案して、土地の利
用が妨げられないと認められる場合等前項の算定要領により難い場合は、その適用はない
ものとする。
【基
準】
(土地の使用に代わる取得)
第25条の2
土地を使用しようとする場合(空間又は地下を使用しようとする場合で、土地
の通常の用法を妨げないときを除く。)において、土地所有者から当該土地の取得を請求
され、かつ、次の各号のいずれかに該当すると認められるときは、当該土地を取得するこ
とができるものとする。
(1) 土地の所有者が自ら使用している土地を3年以上にわたり使用しようとするとき。
(2) 土地の所有者が所有し、自ら使用している建物が使用しようとする土地にある場合に
おいて、当該所有者が仮住居若しくは仮営業所において生活若しくは営業をすること又
は使用終了後に使用対象地において生活若しくは営業をすることが困難である事情が存
すると認められるとき。
2
土地を使用とする場合において、第24条の規定により算定した補償額及びこれに伴い通
常生ずる損失の補償額(第58条の規定により算定した補償額を含む。)の合計額が当該土
地を取得した場合の価額及びこれに伴い通常生ずる損失の補償額の合計額を超えるとき
は、当該土地を取得することができるものとする。
- 16 -
【基
準】
(建物等の使用に係る補償)
第26条
使用する建物等に関する補償については、第24条に規定する土地の使用に係る補償
の例による。
《方
針》
第9
基準第26条(建物等の使用に係る補償)は、次により処理する。
使用する建物等に関する補償額の算定に当たっては、近傍又は類似の地域における使用
対象建物等に照応する建物等の新規賃貸事例において標準的と認められる月額賃貸料を参
考とするものとする。
【基
準】
(権利の制限に係る補償)
第27条
第20条から第23条までに規定する権利の制限に対しては、当該権利が消滅するもの
としてそれぞれそれらの規定により算定した額に当該権利の制限の内容等を考慮して適正
に定めた割合を乗じて得た額をもって補償するものとする。
《方
針》
第10
基準第27条(権利の制限に係る補償)は、次により処理する。
1
漁業権等の制限に係る補償
(1) 漁業権等の制限とは、当該権利に係る漁場の全部又は一部において、仮設工作物等
の設置又は工事占有水域の設定等により当該事業の施行中及び施行後原状に回復する
までの期間、当該漁業権等の行使ができなくなること、又は行使に支障を生ずること
並びに河川、港湾等に工作物等を設置することにより当該工作物等の周辺において、
当該漁業権等の行使ができなくなること又は行使に支障を生ずることをいう。
(2) 漁業権等の制限に係る補償を受ける者は、第5第3項に規定するものとする。
(3) 漁業権等の制限に係る補償額は、次に掲げる額とする。
ア
仮設工作物等の設置又は工事占有水域の設定等により当該事業の施行中及び施行
後原状に回復するまでの期間当該漁業権等の行使ができなくなる場合又は行使に支
障を生ずる場合は、基準第20条の規定により算定した額に次の割合を乗じて得た額
(1+r)n-1
Q=a×
(1+r)n
Q
基準第20条の規定により算定した額に乗ずる割合
a
被害率
漁業権等の行使が制限されることにより生ずる純収益の平均減少
率
イ
r
還元利率
n
制限期間年数
河川、港湾等に工作物等を設置することにより、当該工作物等の周辺において、
- 17 -
当該漁業権等の行使ができなくなる場合又は行使に支障を生ずる場合は、アの規定
により算定した額とし、この場合のnは当該工作物等の存続期間、漁法又は魚種の
転換の可能性等を考慮して定めるものとする。ただし、恒久的に立入制限水域を設
定する場合、狭小な閉鎖水域等で漁獲の回復が困難と認められる場合には、基準第
20条の規定により算定した補償額に被害率を乗じて得た額
ウ
ア又はイに定める場合において、従来の漁獲を維持し得る程度に魚族を復元する
こと(魚種の転換を含む。)が可能であり、かつ、適当であってその復元に要する
費用が、ア又はイの規定により算定した補償額と基準第4章第5節により算定した
補償額との合計額に照らして相当と認められるときは、ア又はイの規定により算定
した補償額に代えて、復元に要する費用相当額を補償することができるものとする。
2
鉱業権等の制限に係る補償
(1) 鉱業権(租鉱権及び採石権を含む。以下同じ。)、温泉利用権及び水利権の制限とは、
次のとおりとする。
ア
鉱業権の制限とは、鉱区の立体的特定部分について採掘が不可能となる場合及び
一定期間鉱業権の行使が不可能となる場合をいう。
イ
温泉利用権の制限とは、ゆう出量の減少等ゆう出状態の悪化した場合及び一定期
間その利用が不可能となる場合をいう。
ウ
水利権の制限とは、利用水量の減少又は一定期間水の利用が不可能となる場合等、
水利権の行使に支障を生ずる場合をいう。
(2) 鉱業権等の制限に係る補償額の算定に当たっては、当該権利の制限の内容を考慮し
て適正に算定した額をもって補償する。
第4章
第1節
【基
土地等の取得又は土地等の使用により通常生ずる損失の補償
移転料等
準】
(建物等の移転料)
第28条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地等に建物等(立木を除く。以下この条、
第29条、第30条及び第41条の2において同じ。)で取得せず、又は使用しないものがある
ときは、当該建物等を通常妥当と認められる移転先に、通常妥当と認められる移転方法に
よって移転するのに要する費用を補償するものとする。この場合において、建物等が分割
されることとなり、その全部を移転しなければ従来利用していた目的に供することが著し
く困難となるときは、当該建物等の所有者の請求により、当該建物等の全部を移転するの
に要する費用を補償するものとする。
2
建物等の移転に伴い木造の建築物に代えて耐火建築物を建築する等の建築基準法(昭和
25年法律第201号)その他の法令の規定に基づき必要とされる既設の施設の改善に要する
費用は、補償しないものとする。ただし、法令の規定に基づき改善を必要とする時期以前
に当該既設の施設の改善を行うこととなったときは、それにより通常生ずる損失を補償す
るものとする。
- 18 -
《方
針》
第11
土地等を取得する場合において、基準第28条(建物の移転料)は、次により処理する。
1
建物の移転料については、次により算定するものとする。
(1) 建物を移転させるときは、通常妥当と認められる移転先を残地又は残地以外の土地
のいずれとするかについて認定を行った上で、当該認定に係る移転先に建物を移転す
るのに通常妥当と認められる移転工法の認定を行い、当該移転先に当該移転工法によ
り移転するのに要する費用を補償するものとする。この場合において「移転」とは、
従前の価値及び機能を失わないよう、土地等の取得に係る土地に存する建物を当該土
地の外に運び去るすべての方法をいうものとする。
(2) 土地等の取得に係る土地に存する建物の一部が当該建物に比較してわずかであると
ともに重要な部分でないため除却しても従前の機能にほとんど影響を与えないと認め
られる場合又は建物を再現する必要がないと認められる場合には、(1)の規定にかか
わらず、通常妥当と認められる移転先の認定を要しないものとし、通常妥当な移転工
法として除却工法を認定するものとする。
(3) 建物の移転に伴い、当該建物と一体の利用に供されていた他の建物等が残地に存す
ることとなり、当該他の建物等を移転しなければ当該建物を従来利用していた目的に
供することが著しく困難となる場合においては、建物所有者の請求により、当該他の
建物等を移転するのに要する費用を補償するものとする。
(4) 通常妥当と認められる移転先の認定は、次に定めるところによるものとする。
ア
従前の建物と同種同等の建物を、植栽、自動車の保管場所その他の利用環境の面
を考慮した上で残地に再現することができると認められるときは、残地を通常妥当
と認められる移転先と認定するものとする。
イ
従前の建物の機能を確保するために必要と認められる最低限の建物階数の増加又
は建物の形状の変更並びにこれらに伴う床面積の増加、構造の変更又は設備の設置
を行うことにより、従前の建物と同等の規模であり、かつ、植栽、自動車の保管場
所その他の利用環境の面において従前の建物に照応する建物(第11及び第11の2に
おいて「従前の建物に照応する建物」という。)を残地に再現し、従前の生活又は営
業を継続することができると認められるときは、残地を通常妥当と認められる移転
先と認定できるものとする。
ウ
ア及びイに定める場合において、従前の建物が複数の用途に供されているときは、
従前の建物と同種同等の建物又は従前の建物に照応する建物を残地に再現すること
ができるか否かの判断を当該用途の一ごとに行うことができるものとする。
エ
アからウまでの規定に基づき残地を移転先と認定した場合に必要となる補償額
(建物の移転に伴い通常生ずる損失に対する補償額を含む。)に当該残地(借地権等
の場合は残権利)に関する損失及び工事費に係る補償額(残地に関する損失及び工
事費に係る補償額が残地の価額を超える場合は、当該残地の価額とする。)を加えた
額が、残地以外の土地に従前の建物と同種同等の建物を建築することにより必要と
なる補償額(建物の移転に伴い通常生ずる損失に対する補償額を含む。)に当該残地
(借地権等の場合は、残権利)の価額を加えた額を超えることとなる場合は、アか
- 19 -
らウまでの規定にかかわらず、残地を移転先と認定しないものとする。
(5) (1)に掲げる通常妥当と認められる移転工法は、次のとおりとするものとする。
ア
再築工法
残地以外の土地に従前の建物と同種同等の建物を建築することが合理的と認めら
れる場合に採用する工法(以下「構外再築工法」という。)及び残地に従前の建物と
同種同等の建物又は従前の建物に照応する建物を建築することが合理的と認められ
る場合に採用する工法(以下「構内再築工法」という。)
イ
曳家工法
曳家後の敷地と建物等の関係、建物の構造及び用途、建物の部材の稀少性の程度
等を勘案して、建物を曳家することが合理的と認められる場合に採用する工法
ウ
改造工法
建物の一部(土地等の取得に係る土地に存する部分と構造上又は機能上切り離す
ことができない残地に存する部分を含む。)を切り取り、残地内で残地部分を一部改
築し、又は増築して従前の機能を維持することが合理的と認められる場合に採用す
る工法
エ
復元工法
文化財保護法(昭和25年法律第214号)等により指定されている場合(文化財保
護法第57条の文化財登録原簿に登録されている場合を含む。)その他原形で復元す
ることが合理的と認められる場合に採用する工法
(6) 建物の移転料は、移転工法ごとに次に掲げる式により算定した額とする。この場合
において、取壊し工事費、切取工事費及び解体工事費には整地費及び廃材処分費を、
曳家工事費には整地費を、補修工事費、切取面補修工事費、残存部の一部改増築工事
費及び復元工事費には補足材費をそれぞれ含むものとする。
ア
再築工法
建物の現在価額+運用益損失額+取壊し工事費-発生材価額
ただし、(4)イに基づき残地を通常妥当と認められる移転先と認定したときは、
階数の増加又は建物の形状の変化に伴う構造材、設備又は建物面積の変化等を考慮
に入れて算定する従前の建物に照応する建物の推定建築費から従前の建物の推定再
建築費を控除した額を上式に加えるものとする。
運用益損失額
従前の建物の推定再建築費と従前の建物の現在価額との差額に係
る従前の建物の耐用年数満了時までの運用益に相当する額。建物の
現在価額と運用益損失額との合計額は、従前の建物の推定再建築費
に次式による再築補償率を乗じて算定するものとする。
n
再築補償率=(1-0.8
n
+α)+(0.8
N
n
従前の建物の経過年数
N
従前の建物の標準耐用年数
α
価値補正率
1
-α){1-
N
}
(1+r)
N-n+Nα
従前の建物が木造建物である場合における柱の寸法及び屋根、
内壁、外壁、柱、土台等の補修の状況を考慮した従前の建物の価値の補正率
- 20 -
r
イ
年利率
曳家工法
曳家工事費+補修工事費
ウ
改造工法
切取工事費+切取面補修工事費+残存部の一部改増築工事費-発生材価額
エ
復元工法
解体工事費+運搬費+復元工事費-発生材価額
オ
除却工法
(ア) 建物の一部を切り取る場合
切取部分の現在価額+切取工事費+切取面補修工事費-発生材価額
(イ) 建物を再現する必要がないと認められる場合
建物の現在価額+取壊し工事費-発生材価額
(7) 借地人が付加した造作又は増築部分であって建物の本体及び構成部分として建物に
付合するものに係る移転料は、建物所有者に補償するものとする。
2
工作物の移転料については、次によるほか、建物の移転料の算定方法に準じて算定す
るものとする。
(1) 移転しても従前の機能を確保することが可能な工作物については、原則として、建
物の復元工法に準じて算定するものとする。
(2) 建物に付随する工作物(大規模な工作物を除く。)については、原則として、建物の
移転料として算定するものとする。
(3) 総合的美的景観が形成されている特殊な庭園については、庭園の構成物件の移転料
のほか、現在の美的景観を形成するために要する造園費を加算できるものとする。
3
前項に定める工作物のうち、機械設備の移転料については、第1項で定める建物の移
転工法における復元工法及び再築工法の算定式に準じ、それぞれ復元費及び再築費とし
て、次により算定するものとする。
(1) 復元費
復元工事費(運搬費を含む。)+解体処分費-売却価格
(2) 再築費
機械設備の現在価額(再調達価格×現価率)+運用益損失額+解体処分費-売却価
格
機械設備の現在価額(再調達価格に現価率を乗じて算定する。)と運用益損失額と
の合計額
再調達価格に次式による再築補償率(小数点以下第四位を四捨五入した数
値とする。)を乗じて算定するものとする。
n
再築補償率=(1-0.8
n
)+(0.8
N
4
1
){1-
N
}
(1+r)
n
機械設備の経過年数
N
機械設備の標準耐用年数(又は実態的耐用年数)
r
年利率
N-n
第2項に定める工作物のうち、附帯工作物の移転料については、第1項で定める建物
- 21 -
の移転工法における復元工法及び再築工法の算定式に準じ、それぞれ復元費及び再築費
として、次により算定するものとする。
(1) 復元費
復元工事費(運搬費を含む。)+解体処分費-発生材価額
(2) 再築費
附帯工作物の現在価額(再調達価格×現価率)+運用益損失額+解体処分費-発生
材価額
附帯工作物の現在価額(再調達価格に現価率を乗じて算定する。)と運用益損失額
との合計額
再調達価格に次式による再築補償率(小数点以下第4位を四捨五入した
数値とする。)を乗じて算定するものとする。
n
n
再築補償率=(1-0.8
)+(0.8
N
5
1
){1-
N
}
(1+r)
n
附帯工作物の経過年数
N
附帯工作物の標準耐用年数(又は実態的耐用年数)
r
年利率
N-n
基準第28条第2項ただし書の補償は、次によるものとする。
(1) 法令には、施設の改善について制限を課している条例、要綱等の行政指導(成文化
され、かつ、公表されているものに限る。)を含むものとする。
(2) 法令の規定に基づき改善を必要とする時期とは、法令の規定に基づき改善の時期が
明らかである場合を除き、原則として、既設の施設の耐用年数満了時とする。
(3) 補償額は、次式により算定するものとする。
1
S×{1-
}
(1+r)
S
n
既設の施設を法令の規定に適合させるために必要となる最低限の改善費用。
既設の施設の構造変更を伴う場合にあっては既設の施設と同等の機能を有する
施設の推定建築費から既設の施設の推定再建築費を控除した額を、設備の新増
設を伴う場合にあっては設備の推定設置費から既設の設備の推定設置費を控除
した額を、施設の面積が増加することとなる場合にあっては当該増加する面積
に既設の施設の推定再建築費の単価を乗じて得た額を、それぞれ標準とするも
のとする。
r
年利率
n
施設の移転の時から法令の規定に基づき改善を必要とする時期までの期間
(年)
6
移転料を算定する場合における職種別賃金は、当該地域の慣行によるものとし、具体
的な算定に当たっては、公共事業労務費調査等の統計資料及び実態調査等により定める
こととする。
- 22 -
《方
針》
第11の2
土地等を使用する場合において、基準第28条(建物等の移転料)は、次により処
理する。
1
建物の移転料は、残地を移転先と認定するとき、使用終了後に使用対象地に復帰する
ことが困難なとき又は除却工法を移転工法として認定するときを除き、当該建物を使用
対象地から除去し、使用終了後に当該使用対象地に従前の建物と同種同等の建物又は従
前の建物に照応する建物を再現するのに必要な費用とし、第11第1項(5)に規定する再
築工法又は復元工法のうちから妥当な工法を認定し、使用開始時において補償するもの
とする。この場合において、使用後の土地の形質等に著しい変化が見込まれるときは、
当該変化を考慮するものとする。
2
工作物の移転料については、前項の規定に準ずるものとする。
3
前2項に定めるもののほか、土地等を使用する場合における基準第28条の規定による
処理については、第11の規定の例による。
(細
第3条
則)
基準第28条及び運用方針第11、第11の2に規定する建物等の移転料については、次
により処理するものとする。
1
建物等の移転料及びこれらの物件の移転に伴う損失の額は、北陸地区用地対策連絡会が
定める損失補償算定標準書(以下「標準単価書」という。)に定める単価、歩掛り等(以
下「標準単価」という。)により算定するものとし、標準単価がないものについては、新
潟県が建物、土木工作物等の工事を施行する場合の労賃及び資材の単価又は歩掛り(以下
「積算基準単価」という。)により算定するものとする。
2
標準単価及び積算基準単価によりがたい場合、又はよることが適当でない場合には、専
門家等の見積りを徴し、当該見積りに基づく単価又は歩掛りにより算定することができる
ものとする。
3
歴史上、芸術上若しくは学術上価値の高い建物、工作物、庭園、立木その他の物件の移
転料は、運用方針第11、第11の2の規定によらないで別に算定することができるものとす
る。
【基
準】
(移転困難な場合の建物等の取得)
第29条
建物等を移転することが著しく困難であるとき又は建物等を移転することによって
従来利用していた目的に供することが著しく困難となるときは、当該建物等の所有者の請
求により、当該建物等を取得するものとする。
【基
準】
(区分所有建物の取得等)
第29条の2
建物の区分所有等に関する法律(昭和37年法律第69号)の適用のある建物(以
下この条において「区分所有建物」という。)で移転が困難であるものがあるときは、当
- 23 -
該区分所有建物の区分所有者の請求により、これに係る区分所有権、共用部分の共有持分
及び敷地利用権(次項において「区分所有権等」という。)を取得することができるもの
とする。
2
前項の規定により区分所有権等を取得する場合における区分所有建物が所在する画地の
正常な取引価格については、第8条第2項の規定にかかわらず、当該区分所有建物がある
ものとしての当該画地の正常な取引価格によるものとし、敷地利用権たる所有権以外の権
利の正常な取引価格の算定については、第2章第2節の例によるものとする。
3
区分所有権の全部を取得する場合においては、規約により区分所有建物の敷地とされて
いるすべての土地に係る敷地利用権を取得するものとする。
(細
則)
第4条の2
基準第29条の2に規定する区分所有建物の取得等については、(別記3 )「区
分所有建物敷地取得補償実施要領」により処理するものとする。
【基
準】
(移転料多額の場合の建物等の取得)
第30条
建物等を移転させるものとして第28条の規定により算定した補償額が第15条の規定
により算定した当該建物等の価格をこえるときは、当該建物等を取得することができるも
のとする。
【基
準】
(動産移転料)
第31条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い移転する動産に対する補償については、第28
条第1項前段に規定する建物等の移転に係る補償の例による。
《方
針》
第11の3
1
基準第31条(動産移転料)は、次により処理する。
屋内動産の移転料については、次により算定する。
「屋内動産」とは、居住用家財、店頭商品、事務用什器その他の動産で普通引越荷物
として取り扱うことが適当なものをいう。
屋内動産の移転費は、建物の占有面積及びその収容状況を調査し、地域における標準
的な一般貨物自動車の運賃により算定する。
2
一般動産の移転料については、次により算定する。
「一般動産」とは、木材、薪炭、石灰、砂利、庭石、鉄鋼、据付けをしていない機械
器具又は金庫その他の動産で、容積及び重量で台数積算を行うのが適当なものをいう。
一般動産の移転費は、品目、形状、寸法、容量、重量その他台数算出上必要な事項を
調査し、前項の規定の例により算出する。
3
前2項の場合において、取扱いの困難な動産については、その実情に応じてこん包、
積上げ及び積卸しに要する人夫賃、易損品割増料その他必要と認められる特殊経費を加
- 24 -
算することができる。
4
土地等を使用する場合における使用終了後に従前地に移転する動産に対する補償の額
は、前3項の規定により算定した額と同額とし、使用開始時において補償するものとす
る。
(細
則)
第5条
基準第31条及び運用方針第11の3に規定する動産移転料については、原則として標
準単価書により処理するものとする。
【基
準】
(仮住居等の使用に要する費用)
第32条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地にある建物又は取得し、若しくは使用す
る建物に現に居住する者がある場合において、その者が仮住居を必要とするものと認めら
れるときは、通常仮住居の使用に要する費用を補償するものとする。
2
土地等の取得又は土地等の使用に伴い移転する動産を他に一時保管する必要があると認
められるときは、その保管に通常要する費用を補償するものとする。
《方
針》
第11の4
1
基準第32条(仮住居等の使用に要する費用)は、次により処理する。
基準第32条第1項の補償額は、仮住居の権利金等の一時金相当額と家賃との合計額と
する。
2
仮住居の権利金等の一時金相当額は、当該地域における借家等の際に要する権利金等
の一時金の額を考慮して、第12の例により定めるものとする。ただし、当該地域におい
て権利金等の一時金を支払う慣行のない場合は、補償しないものとする。
3
家賃は、次式により算定した額とする。
(1) 土地を取得する場合
ア
自用地又は借地で自家自用のとき。
標準家賃(月額)×仮住居補償期間(月)
イ
借家で基準第34条の借家人に対する補償の対象とならないとき。
(標準家賃(月額)-現在家賃(月額))×仮住居補償期間(月)
(2) 土地を使用する場合
ア
自用地で自家自用のとき。
標準家賃(月額)×仮住居補償期間(月)-使用対象地の地代補償額(月額)×
使用期間(月)
イ
借地で自家自用のとき。
標準家賃(月額)×仮住居補償期間(月)-使用対象地の借地権者(建物所有者)
に対する地代補償額(月額)×使用期間(月)
ウ
借家で基準第34条の借家人に対する補償の対象とならないとき。
(標準家賃(月額)-現在家賃(月額))×仮住居補償期間(月)
- 25 -
(3) (1)及び(2)に規定する標準家賃は、当該地域における同種の賃貸事例の家賃から比
準して算定した額を基準とし、仮住居の使用の実情に応じて適正に補正した額とする。
この場合において、事例の敷地面積が小さい等の事情により、標準家賃に含まれる地
代相当額(月額)が、使用対象地の地代補償額(月額)より少ないと認められるとき
は、(2)ア及びイに掲げる式においては、使用対象地の地代補償額(月額)に代えて
標準家賃に含まれる地代相当額(月額)を控除するものとする。
(4) 仮住居補償期間
ア
(1)に規定する仮住居補償期間は、各移転工法別の建物等の工事期間に前後の準
備期間を加えた期間とするものとし、工事期間は通常の木造建物の場合にあっては
曳家工法において2月、残地における再築工法において4月を標準として、耐火建
築又は構造複雑な建物、規模の大きい建物等にあってはその実情に応じてそれぞれ
定めるものとする。
イ
(2)に規定する仮住居補償期間は、アに定める期間に土地の使用期間を加えるも
のとする。
4
土地の使用に係る場合において、仮住居期間が長期にわたるときの仮住居等の使用に
要する費用の補償は、当該仮住居に係る契約の更新に伴い必要となると認められる一時
金相当額を補償するものとする。
5
当該地域において、仮住居を賃借りすることが著しく困難であると認められる場合に
おいては、前各項の規定にかかわらず、既設の建物を改造し、仮住居の用に供する仮設
建物を新設し、又は仮設組立建物等の資材をリースするのに要する費用を補償すること
ができるものとし、既設の建物を改造する場合の補償額は当該建物の改造に要する費用
相当額(電気、水道等の附帯施設に要する費用相当額を含む。)とし、仮住居を新設する
場合又は仮設組立建物等の資材をリースする場合の補償額は次式により算定する。ただ
し、この場合における仮住居の規模、構造及び設備等は、従前の生活機能を維持するた
めに必要なものとする。
(1) 土地を取得する場合
ア
自用地又は借地で自家自用のとき。
仮設建物の建設費又は資材のリース料(電気、水道等の附帯施設に要する費用及
び敷地の借入れに要する費用を含む。以下「仮設建物の建設費等」という。)+撤去
費-発生材価格
イ
借家で基準第34条による借家人に対する補償の対象とならないとき。
仮設建物の建設費等+撤去費-(発生材価格+現在家賃(月額)×仮住居補償期
間(月))
(2) 土地を使用する場合
ア
自用地で自家自用のとき。
仮設建物の建設費等+撤去費-(発生材価格+使用対象地の地代補償額(月額)
×使用期間(月))
イ
借地で自家自用のとき。
仮設建物の建設費等+撤去費-(発生材価格+使用対象地の借地権者(建物所有
者)に対する地代補償額(月額)×使用期間(月))
- 26 -
ウ
借家で基準第34条の規定による借家人に対する補償の対象とならないとき。
仮設建物の建設費等+撤去費-(発生材価格+現在家賃(月額)×仮住居補償期
間(月))
(3) 仮住居の敷地の借入れに要する費用が使用対象地の地代補償額よりも少ないと認め
られるときは、(2)ア及びイの式においては、使用対象地の地代補償額に代えて仮住
居の敷地の借入れに要する費用を控除するものとする。
6
基準第32条第2項の補償については、次によるものとする。
(1) 商品、機械その他の動産を倉庫業者等に委託して一時保管する必要があると認めら
れる場合においては、その保管料及び荷役料を補償するものとする。
(2) (1)の場合において、保管を委託すべき倉庫業者等がないときは、前項の規定に準
じて算定して得た額を補償することができるものとする。
(細
則)
第6条
基準第32条及び運用方針第11の4に規定する仮住居等の使用に要する費用について
は、原則として標準単価書により処理するものとする。
【基
準】
(家賃減収補償)
第33条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い建物の全部又は一部を賃貸している者が当該
建物を移転することにより移転期間中賃貸料を得ることができないと認められるときは、
当該移転期間に応ずる賃貸料相当額から当該期間中の管理費相当額及び修繕費相当額を控
除した額を補償するものとする。
《方
針》
第11の5
基準第33条(家賃減収補償)は、次により処理する。
基準第33条の補償額は、次式により算定するものとする。
(1) 土地を取得する場合
従前の建物の家賃(月額)×(1-α)×補償期間(月)
α
管理費及び修繕費相当額を考慮し、0.1の範囲内で適正に定めた率
(2) 土地を使用する場合
ア
土地の使用期間中に移転建物を建築する場合
従前の建物の家賃(月額)×(1-α)×補償期間(月)
α
イ
(1)に定める率
土地の使用期間中に移転建物を建築せず、使用期間満了後従前地に再建する場合
(ア) 自用地上の建物であるとき。
従前の建物の家賃(月額)×(1-α)×補償期間(月)+得られることが見
込まれる更新料相当額-使用対象地の地代補償額(月額)×使用期間(月)
α
(1)に定める率
ただし、建物の自用部分と賃貸部分とが併存する場合において控除すべき使
- 27 -
用対象地の地代補償額は、賃貸部分に係る部分のみとするものとする。
(イ) 借地上の建物であるとき。
従前の建物の家賃(月額)×(1-α)×補償期間(月)+得られることが見
込まれる更新料相当額-使用対象地の借地権者(建物所有者)に対する地代補償
額(月額)×
α
使用期間(月)
(1)に定める率
ただし、建物の自用部分と賃貸部分とが併存する場合において控除すべき使
用対象地の地代補償額は、賃貸部分に係る部分のみとするものとする。
(3) (1)及び(2)の従前の建物の家賃(月額)は、補償契約締結前の一年間における当該
建物に係る家賃収入額((4)により相当と認められる期間を加える場合にあっては、
当該借家人が移転してから補償契約締結までの期間の家賃収入の相当額を加えた額)
を12で除した額とする。
(4) (1)及び(2)アの補償期間は、第11の4第3項(4)アの規定に定める期間とし、(2)イ
の補償期間は第11の4第3項(4)イに定める期間とするものとする。この場合におい
て、基準第34条の借家人に対する補償を行う場合(建物の移転が構外再築工法による
ときを含む。)は、これらの期間に借家人の入退去の準備に要する期間(原則として各
1月)を加えることができるものとする。
なお、やむを得ない事由により、建物の移転に関する補償契約の締結以前に基準第
32条又は第34条の規定による補償を得て借家人が移転することにより、建物の全部又
は一部を賃貸している者が家賃を得ることができない場合は、相当と認められる期間
を加えることができるものとする。
【基
準】
(借家人に対する補償)
第34条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い建物の全部又は一部を現に賃借りしている者
がある場合において賃借りを継続することが困難となると認められるときは、その者が新
たに当該建物に照応する他の建物の全部又は一部を賃借りするために通常要する費用を補
償するものとする。
2
前項の場合において、従前の建物の全部又は一部の賃借料が新たに賃借りする建物につ
いて通常支払われる賃借料相当額に比し低額であると認められるときは、賃借りの事情を
総合的に考慮して適正に算定した額を補償するものとする。
《方
針》
第12
基準第34条(借家人に対する補償)は、次により処理する。
1
基準第34条第1項の賃借りを継続することが困難となると認められるときとは、次に
掲げるときとするものとする。
(1) 建物の移転先を残地以外の土地と認定したとき又は建物の移転工法として構内再築
工法を認定したとき。ただし、移転後の建物で賃貸借を継続することが確実であると
認められるときは、この限りでない。
- 28 -
(2) 建物の移転先を残地と認定し、かつ、建物の移転工法として構内再築工法以外の工
法を認定した場合において、新たな一時金の支出等従前の契約条件の著しい変更が確
実であると認められるとき。
2
基準第34条第1項の補償額は、次の(1)及び(2)に掲げる借地の際に要する一時金の区
分に応じて、(1)及び(2)に掲げる式により算定した額を標準として定めるものとする。
ただし、当該地域において一時金を支払う慣行のない場合は、補償しないものとする。
(1) 賃貸借契約において借地人に返還されないことと約定されている一時金
標準家賃(月額)×補償月数
標準家賃
従前の賃借建物に照応する建物(従前の建物が狭小なため当該地域に
照応する建物がないと認められる場合は当該地域に存在する借家事例を
勘案の上、20パーセントの範囲内で借家面積を補正した建物とすること
ができるものとする。この場合において、借家人が高齢である等の事情
があるため生活圏が限定され当該生活圏外への転居が著しく困難と認め
られるときは、当該生活圏において従前の居住を継続するのに社会通念
上相当と認められる規模の建物(借家面積を40パーセント増加補正した
建物を限度とする。)とすることができるものとする。以下同じ。)の当該
地域における新規賃貸事例において標準的と認められる月額賃貸料とす
る。
補償月数
従前の賃借建物に照応する建物の当該地域における新規賃貸事例にお
いて標準的と認められる一時金の額を月額賃貸料で除して得た数とす
る。
(2) 賃貸借契約において借家人に返還されることと約定されている一時金
(標準家賃(月額)×補償月数-従前貸主からの返還見込額)×
(1+r)n -1
(1+r)n
標準家賃及び補償月数
(1)に定めるとおりとする。
従前貸主からの返還見込額
現賃借時に支払われた一時金の額のうち、建物の移
転による契約終了に伴い貸主から借家人に契約上返還
されることとなる金額をいう。ただし、現賃貸借契約
終了時において修繕費等原状回復に要する費用又は借
家人の債務の不履行が存在する場合において、それら
について貸主が借家人に返還しないこととなる金額
は、返還見込額に含めるものとする。
r
年利率
n
賃借期間
従前の賃借建物において賃借りを継続したであろうと認められる
期間であって、10年を標準とする。
3
基準第34条第2項の補償額は、次式により算定した額とする。
(標準家賃(月額)-現在家賃(月額))×12×補償年数
標準家賃
従前の賃借建物に照応する建物の当該地域における新規賃貸事例にお
- 29 -
いて標準的と認められる月額賃借料とする。
補償年数
標準家賃と現在家賃との差額の多少等に応じ、5年の範囲内で適正に
定める年数とする。ただし、建物の全部又は一部を現に賃借りしている
者が居住用又は使用している期間が、この項で定める年数を下回る場合
は、当該期間(当該期間が1年未満の場合は1年)を年数とみなす。
なお、特段の事情があると認められるときは、補償年数を1年の範囲
内で補正することができるものとする。
【基
準】
(改葬の補償)
第35条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い墳墓について改葬を行うときは、通常改葬に
要する費用を補償するものとする。
《方
針》
第13
基準第35条(改葬の補償)は、次により処理する。
1
墳墓の改葬の補償額は、次に掲げる費用の合計額とする。この場合において、墳墓の
改葬の方法等については、当該地方の慣行によるものとする。
(1) 遺体又は遺骨の移転については、土葬又は火葬の別により掘上げ、埋戻し、運搬及
び埋葬に要する費用
(2) 墓碑類の移転については、構造及び形状により通常妥当と認められる工法に基づき、
これを移転するために要する費用
(3) 柵垣等については、移転及び補修に要する費用
2
無縁として取り扱う墳墓の移転については、特別の事情のない限り、前項の規定に準
じその墓地の所有者又は管理者に補償するものとする。
【基
準】
(祭し料)
第36条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い神社、仏閣、教会等の宗教上の施設を移転し、
又は墳墓について改葬を行なうときは、移転又は改葬に伴う供養、祭礼等の宗教上の儀式
に通常要する費用を補償するものとする。
《方
針》
第14
基準第36条(祭し料)は、次により処理する。
1
祭し料は、神社、仏閣、教会、墓地等の宗教上の施設の種類、格式及び移転規模等並
びに移転に際して行われる諸制式、宗派及び当該地方の慣行等を考慮し、解体式、しゅ
ん功式等に要する費用を適正に算定するものとする。
2
個々の墳墓の改葬に伴う弔祭料は、読経供養費、供花供物費その他通常必要とする費
用を適正に算定するものとする。
3
宗教上の施設であっても、神官、僧侶、牧師等が、専ら居住の用に供している建物を
- 30 -
移転させる場合は、通常の移転として取り扱い、祭し料は補償しないものとする。
【基
準】
(移転雑費)
第37条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い建物等を移転する場合又は従来の利用目的に
供するために必要と認められる代替の土地等(以下「代替地等」という。)を取得し、若
しくは使用する場合において、移転先又は代替地等の選定に要する費用、法令上の手続に
要する費用、転居通知費、移転旅費その他の雑費を必要とするときは、通常これらに要す
る費用を補償するものとする。
2
前項の場合において、当該建物等の所有者及び借家人又は当該代替地等を必要とする者
が就業できないときは、第44条、第47条及び第51条に規定するものを除き、それらの者が
就業できないことにより通常生ずる損失を補償するものとする。
《方
針》
第15
基準第37条(移転雑費)は、次により処理する。
1
従来の利用目的に供するために必要と認められる代替の土地等とは、次に掲げる土地
等とする。
(1) 次に掲げる手続等がとられていることにより、近い将来建物等の敷地の用に供され
ることが明らかであると認められる土地等の取得又は土地等の使用に係る空地(棚卸
資産を除く。以下「建設予定地」という。)の所有者又は借地人が建物等の敷地の用に
供するために当該建設予定地に代えて必要とする土地等
ア
建築基準法(昭和25年法律第201号)第6条の規定による確認若しくは確認申請
又は同法第15条の規定による届出
イ
農地法(昭和27年法律第229号)第5条の規定による許可、許可申請又は届出
ウ
土地に係る権原の取得条件として付された建築着工期日の制限があること。
エ
都市計画法(昭和43年法律第100号)第29条の規定による開発行為の許可又は許
可申請
オ
都市緑地法(昭和48年法律第72号)その他の法令による建築物等の新築の許可又
は許可申請
(2) 継続して資材置場、貯木場、自動車の保管場所、製品干場その他の作業場等の用に
供されており、かつ、その用に応ずるためのフェンス、アスファルト舗装等の施設が
整備されている土地等の取得又は土地等の使用に係る土地の所有者又は借地人が引き
続きこれらの用に自ら供するために必要とすると認められる土地等
(3) 事業の施行により経営地の全部又は大部分を取得され、かつ、当該地域における農
地の需給状況からみて代替農地の取得が客観的に可能な場合において農地の耕作者が
必要とする代替農地
2
移転先又は代替地等の選定に要する費用は、次により算定する。
(1) 建物等の所有者及び借家人又は前項に掲げる所有者、借地人若しくは耕作者が自ら
移転先等を選定する場合(以下「自己選定の場合」という。)においては交通費及び日
- 31 -
当に選定に要する日数を乗じて得た額とし、宅地建物取引業者に依頼して選定するこ
とが適当であると認められる場合(以下「業者選定の場合」をいう。)においては交通
費及び日当に選定に要する日数を乗じて得た額に宅地建物取引業法(昭和27年法律第
176号)第46条第1項の規定による宅地建物取引業者の報酬額に相当する額を加えた
額とする。
(2) (1)に掲げる報酬額に相当する額は、次による。
ア
建物等の所有者又は前項に掲げる所有者若しくは借地人が依頼する場合において
は、事業の用に供するため土地等を取得するときは当該土地等の価額(借地人の場
合においては、評価された借地権の価額)を基礎として算定した売買の媒介報酬相
当額とし、事業の用に供するため土地等を使用するときは当該土地等の貸借に必要
な媒介報酬相当額とする。ただし、残地が存する場合は、移転先又は代替地等を取
得し、又は貸借するのに処分する必要があると認められる面積の範囲内の当該残地
に係る土地等の価額相当額を加算して売買又は貸借の媒介報酬相当額を算定するも
のとする。
イ
借家人(ウに該当する場合を除く。)が依頼する場合においては、従前の貸借建物
に照応する建物の貸借に必要な媒介報酬相当額とする。
ウ
仮住居等を必要とする者については、仮住居等の面積に相応する借家の貸借に必
要な媒介報酬相当額とするものとする。
3
法令上の手続に要する費用は、次に掲げる費用のうち必要とされるものの合計額とす
る。
(1) 建築物確認申請手数料、建築物確認申請手続業務報酬額及び建築物の設計、工事監
理等業務報酬額
(2) 建物の滅失登記、表示変更の登記、表示の登記及び保存登記に要する費用(登録免
許税を含む。)。ただし、表示登記はなされているが保存登記がなされていないときは
表示登記に係る費用のみとし、表示登記がなされていないときは補償しないものとす
る。
(3) 事業の用に供するため取得する土地等(移転先又は代替地等を取得するために処分
する必要がある残地に係る土地等が存する場合は、当該土地等を含むものとする。)
について権原の登記がなされている場合は、当該権原が所有権のときは移転の登記に、
その他の権利のときは抹消及び設定の登記に要する費用(登録免許税を含む。)
(4) 建物等の移転又は代替地等の取得若しくは使用に伴い必要となる住民登録、印鑑証
明、転出証明、転入証明等の官公署等に対する法令上の手続に要する費用
(5) (1)から(4)までの手続のために必要な交通費及び日当
4
転居通知費、移転旅費その他の雑費は、次のうち必要とされる費用の合計額とする。
(1) 書状による転居通知のための費用
(2) 当該地域の慣習による引越あいさつのための物品の購入費用
(3) 建物等の所有者及び借家人又は第1項に掲げる所有者、借地人若しくは耕作者が負
担することとなる建物の移転又は代替地等の確保(従前と同種の権原に限る。)のため
の契約に要する費用(印紙税を含む。)
(4) 移転に伴い転校を余儀なくされる場合の新規教材購入費等の費用
- 32 -
(5) 当該地域の実情に応じて必要とされる地鎮祭、上棟式、建築祝のための費用
(6) 世帯人数に応じた移転のための交通費及び日当
5
建物等の所有者及び借家人又は代替地等を必要とする者が就業できないときとは、こ
れらの者が移転先等の選定、移転前後の動産の整理、移住、法令上の手続、移転工事監
督その他の事由のため就業できなくなる場合をいう。
6
就業できないことにより通常生ずる損失の補償額は、当該地域における平均的な労働
賃金(日額)に就業不能日数を乗じて得た額を基準として算定する。この場合において、
就業不能日数は、建物等の種類、構造及び移転工法等に応じて適正に定めた日数とする。
7
土地等の使用に係る場合において、当該使用の終了後に従前地へ移転するときに必要
となる雑費の補償額は、第3項、第4項及び前項の規定に基づき算定するものとし、使
用開始時において補償するものとする。ただし、同項の規定による算定に当たっては、
移転先の選定に要する日数を考慮しないものとする。
(細
則)
第7条
基準第37条及び運用方針第15に規定する移転雑費については、原則として標準単価
書により処理するものとする。
第2節
【基
立木補償
準】
(立木の移植補償)
第38条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地に立木(竹林を除く。)がある場合にお
いて、これを移植することが相当であると認められるときは、掘起し、運搬、植付け等の
移植に通常必要とする費用及び移植に伴う枯損等により通常生ずる損失(収穫樹にあって
は、移植に伴う減収による損失を含む。)を補償するものとする。
《方
針》
第15の2
1
基準第38条(立木の移植補償)は、次により処理する。
移植することが相当であると認められるときとは、果樹等の収穫樹にあっては基準第
38条の規定により算定した補償額が基準第41条の規定により算定した補償額を上回らな
いときとし、庭木等にあっては第18の2第1項に規定するとき以外のときであって、か
つ、基準第38条の規定により算定した補償額が基準第41条の2第1項の規定により算定
した補償額を上回らないときをいう。ただし、天然記念物等特殊な価値を有する立木に
あっては、この限りでない。
2
移植に伴う枯損等により通常生ずる損失額は、当該立木の正常な取引価格に10パーセ
ントを乗じて算定した額とする。ただし、次に掲げる場合には、次に掲げる率によるも
のとする。
(1) 移植適期以外の時期に移植する場合((3)に該当する場合を除く。)
を超えない範囲内で適正に定めた率
- 33 -
30パーセント
(2) 移植が困難であると認められる樹種又は老齢樹を移植適期に移植する場合
40パー
セントを超えない範囲で適正に定めた率
(3) 移植が困難であると認められる樹種又は老齢樹を移植適期以外の時期に移植する場
合
3
50パーセントを超えない範囲内で適正に定めた率
収穫樹の移植に伴う減収による損失額は、次式により算定した移植後の各年における
推定減収額の前価合計額とする。
粗収入×減収率×(1-α)
(1+r)n
粗収入
移植しない場合の各年における推定収穫量に補償時における当該地方の
平均的な当該果実の生産者価格を乗じて求めた額とする。この場合におい
て、各年における推定収穫量は、あらかじめ、当該地方における収穫樹の
樹種別及び樹齢別の収穫量のすう勢を調査して作成したそれぞれの各年に
おける標準推定収穫量を基準として、果樹園等にある収穫樹にあっては当
該収穫樹の収穫量、品質等を考慮してその20パーセントの範囲内で適正に
定めた量を加算し、又は減額して、果樹園等にある収穫樹以外の収穫樹に
あってはその50パーセントに相当する量を標準として、それぞれ求めるも
のとする。
n
移植後から回復時までの各年度(原則として4年を限度とする。)
r
年利率
α
生産費のうち減収に伴い不要となる経費分として、0.1を標準として適正に
定めた率によるものとする。
(細
第8条
則)
基準第38条から第41条の2まで及び運用方針第15の2から第18の4までに規定する
立木の移植補償等については、原則として標準単価書により処理するものとする。
【基
準】
(用材林の伐採補償)
第39条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地に用材林の立木がある場合において、こ
れを伐採することが相当であると認められるときは、次の次号に掲げる額を補償するもの
とする。
(1) 伐期未到達立木で市場価格のあるものについては、伐期における当該立木の価格の前
価額と現在から伐期までの純収益の前価合計額との合計額から、当該立木の現在価格を
控除した額
(2) 伐期未到達立木で市場価格のないものについては、伐採除却に通常要する費用相当額
とそれぞれ次に掲げる額との合計額から、伐採により発生した材料の価格を控除した額
ア
人工林については、現在までに要した経費の後価合計額から、現在までの収益の後
価合計額を控除した額
イ
天然生林については、伐期における当該立木の価格の前価額
- 34 -
2
通常妥当と認められる伐採方法、伐採時期等を選定できないことによって伐採搬出に要
する費用が増加し、又は木材価格が低下すると認められるときは、当該増加額又は当該低
下額に相当する額をもって補償するものとする。
3
伐期未到達立木で市場価格のあるものが次の各号のいずれかに該当し、かつ、やむを得
ないものであると認められるときは、第1項の規定にかかわらず、当該立木を取得するこ
とができるものとする。
(1) 人工林については、伐期における当該立木の価格の前価額と現在から伐期までの純収
益の前価合計額との合計額が、伐採搬出に通常要する費用相当額と第1項第2号アによ
る額との合計額を下回る場合
(2) 天然生林については、現在から伐期までの純収益の前価合計額が、伐採搬出に通常要
する費用相当額を下回る場合
4
前項の場合においては、第1項第2号ア又はイによる額を補償するものとする。ただし、
伐期における当該立木の価格から、伐採搬出に通常要する費用相当額を控除した額を超え
ないものとする。
5
第3項の場合であつて、かつ、第17条第2項第3号に定める場合に該当するときは、第
1項第2号アによる額を、当該立木の管理の状況に応じて減価した額をもつて補償するも
のとする。ただし、当該立木の現在価格から、伐採搬出に通常要する費用相当額を控除し
た額を超えないものとする。
《方
針》
第16
基準第39条(用材林の伐採補償)は、次により処理する。
1
基準第39条第1項第1号に掲げる補償額は、次式により算定した額とする。
材木期望価方式により
算定した材木期望価額
-
市場価逆算方式により算
定した山元現在立木価額
Au+{Dn(1+r)u-n+・・・}-(B+V)(
{ 1+r)u-m-1}
- Mm
(1+r)
u-m
A
×f
-E
1+n’r’
材木期望価額の算定は、第3第1項の規定に準じて行う。
A
素材の最寄市場単価
評価時前3年間の平均市場単価。平均市場単価は、当該立木から生産される素材
の樹種別、材種別、長級別、径級別、品種別の出材割合に基づいて算定する。
r’伐採事業の総資本月収益率
- 35 -
伐採事業の危険率等を考慮して月0.8パーセントから1.2パーセントまでの範囲内
で定める。
n’資本回収期間
当該立木を伐採開始後、その素材を搬出及び運搬して最寄市場において販売する
までの事業期間で、おおむね4月から8月までの範囲内で定める。
E
素材の単位材積当たりの事業費合計
素材を搬出及び運搬して最寄市場において販売するまでの伐採費、造材費、小運
搬費及び運搬費等の経費の合計額
f
利用率
素材材積(利用材積)の立木幹材積に対する割合とし、当該立木の樹種別に伐採、
搬出の便非及び当該地方の慣行を考慮して定める。
Mm 当該立木の当該林齢における材積
2
基準第39条第1項第2号ア及びイに掲げる額は、次により算定した額とする。
(1) アの人工林については、次の材木費用価方式により算定した額とする。
(B+V)(
{ 1+r)m -1}+C1(1+r)m+C2(1+r)m-1+・・・+Cm
(1+r)-{Da(1+r)m-a+・・・・・}
B
地価(第3第1項参照)
V
管理費資本(同上)
m
当該林齢
C1、C2・・・・・・Cm
初年度、2年度・・・・・・m年度に要した造林費
当該森林の造林に要する新植費、補植費、下刈り、蔓切り、雪起、伐除等の手
入費等の経費
Da
r
m年度以前a・・・・・・年度に得べき間伐収入
年利率
(2) イの天然生林については、第3第1項の林木期望価方式に準じて算定した額とする。
3
基準第39条第2項の規定により伐期到達立木について補償する額又は同項の規定によ
り伐期未到達立木(その幹及び枝条部が市場価格のないものを除く。)について同条第1
項の規定による補償額に加算する額は、それぞれ次に掲げる額とする。
(1) 通常妥当と認められる伐採方法、伐採時期等を選定できないことによって伐採搬出
に要する費用が増加すると認められる場合は、次式により算定した額
Mm×f×E×α
Mm、f、E
α
それぞれ第1項に定めるところによる。
0.3を超えない範囲内で適正に定めた率
(2) 通常妥当と認められる伐採方法、伐採量、伐採時期等を選定できないことによって
木材価格が低下し、又は木材の正常な取引価格に至らない価格で処分しなければなら
ないと認められる場合は、次式により算定した額
A
Mm×f×
×α
1+n’r’
Mm、f、n’、r’、A
それぞれ第1項に定めるところによる。
- 36 -
α
4
0.2を超えない範囲内で適正に定めた率
基準第39条第5項本文に掲げる額は、第3項第1号により算定した額に、第3第5項
に掲げる式を準じた額とする。
【基
準】
(薪炭林の伐採補償)
第40条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地に薪炭林の立木がある場合において、こ
れを伐採することが相当であると認められるときは、次の各号に掲げる額を補償するもの
とする。
(1) 伐期未到達立木の幹及び枝条部で市場価格のあるものについては、伐期における当該
幹及び枝条部の価格の前価額と現在から伐期までの純収益の前価合計額との合計額か
ら、当該幹及び枝条部の現在価格を控除した額
(2) 伐期未到達立木の幹及び枝条部で市場価格のないものついては、伐採除却に通常要す
る費用相当額とそれぞれ次に掲げる額との合計額から、伐採により発生した材料の価格
を控除した額
ア
人工林については、現在までに要した経費の後価合計額から、現在までの収益の後
価合計額を控除した額
イ
天然生林については、伐期における当該幹及び枝条部の価格の前価額
(3) 薪炭林の台木については、将来の各伐期における純収益の前価合計額
2
薪炭林の立木を伐採する場合においては、前条第2項の規定を準用する。
3
伐期未到達立木で市場価格のあるものが次の各号のいずれかに該当し、かつ、やむを得
ないものであると認められるときは、第1項の規定にかかわらず、当該立木を取得するこ
とができるものとする。
(1) 人工林については、伐期における当該立木の幹及び枝条部の価格の前価額、現在から
伐期までの純収益の前価合計額及び第1項第3号による額の合計額が、伐採搬出に通常
要する費用相当額と第1項第2号アによる額との合計額を下回る場合
(2) 天然生林については、現在から伐期までの純収益の前価合計額と第1項第3号による
額との合計額が、伐採搬出に通常要する費用相当額を下回る場合
4
前項の場合においては、第1項第2号ア又はイによる額と第1項第3号による額との合
計額を補償するものとする。ただし、伐期における当該立木の幹及び枝条部の価格と第1
項第3号による額との合計額から、伐採搬出に通常要する費用相当額を控除した額を超え
ないものとする。
5
第3項の場合であって、かつ、第17条第2項第3号に定める場合に該当するときは、第
1項第2号アによる額と第1項第3号による額との合計額を、当該立木の管理の状況に応
じて減価した額をもって補償するものとする。ただし、当該立木の幹及び枝条部の現在価
格と第1項第3号による額の合計額から、伐採搬出に通常要する費用相当額を控除した額
を超えないものとする。
- 37 -
《方
針》
第17
基準第40条(薪炭林の伐採補償)は、次により処理する。
1
基準第40条第1項第1号及び第2号に掲げる補償額は、第16の規定に準じて算定した
額とする。
2
基準第40条第1項第3号に掲げる補償額は、次により算定した額とする。
(1) 人工植栽による薪炭林の台木については、植栽後第3回伐採までの範囲内における
耐用年数に応じて次式により算定するものとする。
R1
R2
R3
+
(1+r)
u
+
(1+r)
R1、R2、R3
2u
(1+r)3u
各伐期時の粗収入の見込額から、各期間の支出費用の後価合計額
を控除した額
u
慣行伐期齢
森林管理署及び都道府県林務主管課、森林組合等で当該地方の慣行を調査する
ほか、森林法第5条第2項の規定により都道府県知事が地域森林計画において定
める標準伐期齢を参考として定める。
r
年利率
(2) 天然萌芽による薪炭林の台木については、次式により算定するものとする。
R
(1+r)u-1
R
伐期時における収益見込額
天然萌芽による場合は、人工植栽による場合と異なり収益性が低いので、この
収益見込額の算出に当たっては、森林管理署、都道府県林務主務課、森林組合等
で当該地方の実情を調査して定めるものとする。
u及びr
3
(1)と同じ。
基準第40条第5項本文に掲げる額は、第1項により第16第2項第1号を準用して算定
した額と前項第1号により算定した額との合計額に、第3第5項に掲げる式を乗じた額
とする。
【基
準】
(果樹等の収穫樹の伐採補償)
第41条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地に果樹等の収穫樹がある場合において、
これを伐採することが相当であると認められるときは、当該立木の正常な取引価格と伐採
除却に通常要する費用相当額との合計額から伐採により発生した材料の価格を控除した額
を補償するものとする。
2
近傍同種の果樹等の収穫樹の取引の事例がない場合においては、前項の規定にかかわら
ず、果樹等の伐採については、伐採除却に通常要する費用相当額と次の各号のいずれかに
掲げる額との合計額から、伐採により発生した材料の価格を控除した額を補償するものと
- 38 -
する。
(1) 未収益樹については、現在までに要した経費の後価合計額
(2) 収益樹については、残存効用年数に対する純収益の前価合計額
《方
針》
第18
基準第41条(果樹等の収穫樹の伐採補償)は、次により処理する。
1
基準第41条第2項第1項に掲げる額は、次式により算定した額とする。
A1(1+r)n+A2(1+r)n-1+・・・・・+An(1+r)
A1、A2・・・An
初年度、2年度・・・・・n年度に要した育成投下経費(地代、管理
費、造園費等)
2
n
樹齢
r
年利率
基準第41条第2項第2号に掲げる額は、次式により算定した額とする。
R1
R2
Rn
+
+・・・・・+
2
(1+r)n
(1+r)
(1+r)
R1、R2・・・Rn
各樹齢に応ずる年間純益額
平均収穫量に単価を乗じて得た粗収入から経費を差し引いた額
3
n
残存効用年数
r
年利率
前2項の算式中「A1、A2・・・An」及び「R1、R2・・・Rn」は、当該地方における樹
種別及び樹齢別の標準的な数値を使用することができるものとし、これらの数値を使用
する場合においては、果樹園等にある収穫樹にあっては管理の状況、収穫量、品質等を
考慮して20パーセントの範囲内で適正に定めた額を加算し、又は減額して算定するもの
とし、果樹園等にある収穫樹以外の収穫樹にあっては50パーセントに相当する額を標準
として算定するものとする。
【基
準】
(庭木等の伐採補償等)
第41条の2
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地に観賞上の価値又は防風、防雪その
他の効用があると認められる立木(以下「庭木等」という。)がある場合において、これ
を伐採することが相当であると認められるときは、当該庭木等の正常な取引価格と伐採控
除に通常要する費用相当額との合計額から伐採により発生する材料の価格を控除した額を
補償するものとする。
2
土地等の取得又は土地等の使用に伴い残地(同一の土地所有者に属する一団の土地の一
部を取得し、又は使用することによって生ずる残地をいい、同一の権利者に属する一体と
して同一目的に供している権利の一部を消滅させ、又は制限することによって生ずる残存
する権利の目的となる土地及び同一の土地所有者に属する土石砂れきの一部を取得するこ
とによって生ずる当該土石砂れきの属する土地の残地を含む。)に庭木等が存することと
- 39 -
なる場合において、建物等を移転することに伴い当該庭木等を移転することが相当である
と認められるときは、当該庭木等を移転するのに要する費用を補償するものとする。
《方
針》
第18の2
1
基準第41条の2(庭木等の伐採補償等)は、次により処理する。
庭木等を伐採することが相当であると認められるときとは、次に掲げるときとする。
(1) 樹齢、樹種、移植時期等にかんがみ、移植することが困難であると認められるとき。
(2) 移転工法として構内再築工法等を認定した場合、庭の大部分が取得され、又は使用
される場合等において、残地が庭木等の移植先とならないと認められるとき。
(3) 庭木等が大きいこと等により移植先へ運搬することが困難であると認められると
き。
2
庭木等の正常な取引価格とは、伐採する庭木等と同種又は根本周、株周、胸高直径、
樹高、枝張等に応じた価格が類似する種類であって同等の立木の植木市場における取引
価格(運搬及び植込みのための費用を含む。)を基準とし、伐採する庭木等の用途、樹勢
及びせん定その他の管理状況並びに当該庭木等の存する土地の状況等を勘案して算定す
る価格とする。ただし、これにより難いと認められる場合にあっては、立木価格に精通
した者の鑑定価格を参考とする方法その他の適切な方法により算定する価格によること
ができるものとする。
3
当該庭木等が防風、防雪その他の効用を有し、かつ、当該効用を維持し、又は再現す
る特別の事情があると認められる場合は、前項の規定にかかわらず、代替工作物の設置
に要する費用その他の当該効用を維持し、又は再現するのに通常要すると認められる費
用に相当する額を庭木等の正常な取引価格に代えることができるものとする。
4
建物等を移転することに伴い庭木等を移転することが相当であると認められるときと
は、次に掲げるときとする。
(1) 建物等を残地以外の土地に移転することに伴い、当該庭木等の所有者から当該庭木
等の移転の請求があり、当該請求が相当であると認められるとき。
(2) 建物等を残地に移転する場合であって、当該庭木等が建物等の建築予定土地(建築
工事に必要な土地を含む。)内に存することとなるとき。
【基
準】
(竹林の補償)
第42条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地に竹林がある場合において、これを移植
することが相当であると認められるときは、掘起し、運搬、植付け等の移植に通常必要と
する費用及び移植に伴う減収による損失を補償するものとする。
2
前項の場合において、これを伐採することが相当であると認められるときは、当該竹林
の正常な取引価格と伐採除却に通常要する費用相当額との合計額から伐採により発生した
材料の価格を控除した額を補償するものとする。
3
近傍同種の竹林の取引の事例がない場合においては、前項の規定にかかわらず、当該竹
林の平均年間純収益を資本還元した額と伐採除却に通常要する費用相当額との合計額から
- 40 -
伐採により発生した材料の価格を控除した額を補償するものとする。
《方
針》
第18の3
基準第39条から第42条までに掲げる立木以外の立木については、伐採除却に通常
要する費用相当額を補償するものとする。
《方
針》
第18の4
基準第39条から第42条まで及び第18の3に規定する伐採除却に通常要する費用相
当額には、廃材の処分に要する費用を含むものとする。
第3節
【基
営業補償
準】
(営業廃止の補償)
第43条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い通常営業の継続が不能となると認められると
きは、次の各号に掲げる額を補償するものとする。
(1) 免許を受けた営業等の営業の権利等が資産とは独立に取引される慣習があるものにつ
いては、その正常な取引価格
(2) 機械器具等の資産、商品、仕掛品等の売却損その他資本に関して通常生ずる損失額
(3) 従業員を解雇するため必要となる解雇予告手当相当額、転業が相当と認められる場合
において従業員を継続して雇用する必要があるときにおける転業に通常必要とする期間
中の休業手当相当額その他労働に関して通常生ずる損失額
(4) 転業に通常必要とする期間中の従前の収益相当額(個人営業の場合においては、従前
の所得相当額)
2
前項の場合において、解雇する従業員に対しては第62条の規定による離職者補償を行う
ものとし、事業主に対する退職手当補償は行わないものとする。
《方
針》
第19
基準第43条(営業廃止の補償)は、次により処理する。
1
通常営業の継続が不能となると認められるときとは、営業所、店舗等が次のいずれか
に該当し、かつ、個別的な事情を調査の上、社会通念上当該営業所、店舗等の妥当な移
転先がないと認められるときとする。
(1) 法令等により営業場所が限定され、又は制限される業種に係る営業所等
(2) 特定地に密着した有名店
(3) 公有水面の占有を必要とする業種その他物理的条件により営業場所が限定される業
種に係る営業所等
(4) 騒音、振動、臭気等を伴う業種その他の社会的条件により営業場所が限定される業
種に係る営業所等
(5) 生活共同体を営業基盤とする店舗等であって、当該生活共同体の外に移転すること
- 41 -
により顧客の確保が特に困難になると認められるもの
2
営業の権利等で資産とは独立して取引される慣習があるもの(以下「営業権等」とい
う。)の価格は、正常な取引価格によるものとし、正常な取引価格は近傍又は同種の営業
権等の取引価格を基準とし、これらの権利及び補償の対象となる権利等について営業の
立地条件、収益性、その他一般の取引における価格形成上の諸要素を総合的に比較考量
して算定する。
近傍又は同種の営業権等の取引事例がない場合においては、当該営業権等の正常な取
引価格は次式により算定した額を標準とする。
R
r
R
年間超過収益額
過去3年の平均収益額から年間企業者報酬額及び自己資本利子
見積額を控除して得た額
この場合において、自己資本利子見積額は、自己資本額に年利率を乗じて得た額
とする。
r
3
年利率
資産、商品、仕掛品等の売却損の補償については、次によるものとする。
(1) 建物、機械、器具、備品等の営業用固定資産の売却損の補償額は、その現在価格か
ら現実に売却し得る価格を控除して得られる価格とし、これらの現在価格の50パーセ
ントを基準とする。ただし、これらの資産が解体処分せざるを得ない状況にあるとき、
又はスクラップとしての価値しかないときは、その解体処分価格又はスクラップ価格
と現在価格との差額を補償するものとする。
(2) 商品、仕掛品、原材料等の営業用流動資産の売却損の補償額は、その費用価格(仕
入費及び加工費等)から現実に売却し得る価格を控除して得られる価格とし、費用価
格の50パーセントを標準とする。
4
解雇予告手当相当額の補償額は、解雇することになる従業員の平均賃金の30日分以上
とする。この補償及びその他の営業補償における平均賃金とは、労働基準法(昭和22年
法律第49号)第12条に規定する平均賃金を標準とし、同条に規定する平均賃金以外のも
のでも、通常賃金の一部と考えられる家族手当等は、その内容を調査の上平均賃金に算
入できるものとする。
5
基準第43条第1項第3号に規定する転業に通常必要とする期間は、雇主が従来の営業
を廃止して新たな営業を開始するために通常必要とする期間であって6月から1年まで
の間とし、この間の休業手当相当額は、この期間に対応する平均賃金の100分の80を標
準として当該平均賃金の100分の60から100分の100までの範囲内で適正に定めた額とす
る。
6
基準第43条第1項第4号に規定する転業に通常必要とする期間中の従前の収益相当額
(個人営業の場合においては、所得相当額)は、営業地の地理的条件、営業の内容、被
補償者の個人的事情等を考慮して、従来の営業収益(個人営業の場合においては、営業
所得)の2年(被補償者が高齢であること等により円滑な転業が特に困難と認められる
場合においては、3年)分の範囲内で適正に定めた額とする。この場合において、法人
営業における従前の収益相当額及び個人営業における従前の所得相当額は、売上高から
- 42 -
必要経費を控除した額とし、個人営業の場合には必要経費中に自家労働の評価額を含ま
ないものとする。
【基
準】
(営業休止の補償)
第44条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い通常営業を一時休止する必要があると認めら
れるときは、次の各号に掲げる額を補償するものとする。
(1) 通常休業を必要とする期間中の営業用資産に対する公租公課等の固定的な経費及び従
業員に対する休業手当相当額
(2) 通常休業を必要とする期間中の収益減(個人営業の場合においては、所得減)
(3) 休業することにより、又は店舗等の位置を変更することにより、一時的に得意を喪失
することによって通常生ずる損失額(前号に掲げるものを除く。)
(4) 店舗等の移転の際における商品、仕掛品等の減損、移転広告費その他店舗等の移転に
伴い通常生ずる損失額
2
営業を休止することなく仮営業所を設置して営業を継続することが必要かつ相当である
と認められるときは、仮営業所の設置の費用、仮営業であるための収益減(個人営業の場
合においては所得減)等並びに前項第3号及び第4号に掲げる額を補償するものとする。
《方
針》
第20
土地等を取得する場合において、基準第44条(営業休止の補償)は、次により処理す
る。
1
基準第44条第1項の補償については、次によるものとする。
(1) 通常休業を必要とする期間は、各移転工法別の建物等の工事期間に前後の準備期間
を加えた期間を標準とし、借家人が移転する場合又は建物の移転が構外再築工法によ
る場合は、その規模、業種設備等の移転期間、標準期間等を考慮し、2月の範囲内で
相当と認める期間とする。ただし、特殊な工作機械等があり、その移転に相当期間を
要する場合は、その実情に応じて定めるものとする。
(2) 固定的な経費の補償は、次に掲げるとおりとする。
ア
公租公課
固定資産税、都市計画税、事業税、自動車税等を対象として補償し、営業収益又
は所得に応じて課税される法人税及び所得税、印紙税、登録免許税等は除外する。
イ
電気、ガス、水道及び電話の基本料金
電気、ガス及び水道の基本料金は、構内移転のときはその使用が継続するものと
して全額を、構外移転でその休業期間が長い場合であって解約又は新設を適正と認
めるときはそれぞれの損失を適正に算定した額を補償し、電話の基本料金は、局預
け基本料を補償する。
ウ
営業用資産(建物、機械等)の減価償却費及び維持管理費
直接移転の対象となる建物を除き、休業期間中の営業用資産(機械等及び移転の
対象とならない建物)の陳腐化による減価償却相当額及び維持管理費相当額の合計
- 43 -
額として、それらの資産が休業期間中稼働しているものとして算定した減価償却費
の範囲内で適当と認められる額を補償する。
エ
借入地地代、借家家賃、機械器具使用料及び借入資本利子
休業の全期間について補償する必要はなく、営業の内容を調査して算定した必要
最小限の額を補償する。
オ
従業員のための法定福利費
従業員のための健康保険料、厚生年金保険料、労災保険料、失業保険料等の社会
保険料のうち、雇主の負担となる額を補償する。
カ
従業員のための福利厚生費
従業員のための厚生施設費等のうち、雇主の負担となる額を補償する。
キ
その他の固定経費
同業組合費、火災保険料、宣伝広告費等について適正に算定した額を補償する。
(3) 従業員に対する休業手当相当額は、その休業期間に対応する平均賃金の100分の80
を標準として当該平均賃金の100分の60から100分の100までの範囲内で適正に定めた
額とする。ただし、次に掲げる場合には、減額し、又は補償しないものとする。
ア
同一経営者に属する営業所が他にあり、そこで従業できるとき。
イ
営業所の休止に関係なく、外業(外交、注文取等)に従事できるとき。
ウ
従業員が一時限りで臨時に雇用されているとき。
エ
家族従業員であって、その賃金を自家労働評価額として必要経費から除外したと
き。
(4) 休業期間中の収益減又は所得減の補償額は、休業期間中、当該営業所により得られ
る予想収益相当額又は予想所得相当額とする。ただし、セールスマン等により営業の
一部を継続できる場合には、その予想収益相当額又は予想所得相当額を控除するもの
とする。
(5) 一時的に得意先を喪失することによって通常生ずる損失額は、次式により算定する
ものとする。
得意先喪失補償額=従前の1月の売上高×売上減少率×限界利益率
売上減少率
営業再開後、従前の売上高に回復するまでの間において、従前の1月
間の売上高を100とした場合の売上高の減少分
限界利益率
個々の営業体の営業実態、営業実績等に基づき次式により算出する。
(固定費+利益)÷売上高
この場合における固定費の認定は、財務諸表を分解して行うものとする。
ただし、財務諸表を分解して個々の企業ごとに限界利益率を算出すること
が困難な場合は、「中小企業の財務指標 」(中小企業庁編)の「実数分解
データ」「中分類」における業種別の損益計算書に掲げる計数を用いて次
式により算出することができるものとする。
限界利益率=(売上高-(売上原価-労務費-賃借料-租税公課))÷
売上高
2
基準第44条第2項の補償については、次によるものとする。
(1) 仮営業所を設置して営業を継続することが必要かつ相当であると認められるときと
- 44 -
は、次に掲げるときとする。
ア
銀行、郵便局等公益性の強い事業で、その営業活動を休止させることが社会通念
上妥当でないとき。
イ
仮営業所を設置するのに適当な場所が存すると見込まれ、かつ、基準第44条第2
項の規定による補償額が同条第1項の規定による補償額相当額以下であるとき。
ウ
急施を要する工事費のため、仮移転をさせる必要があるとき。
(2) 仮営業所の設置の費用は、営業を継続するために通常必要とする規模及び設備を有
する仮営業所を設置するために要する費用で、仮設組立建物等の資材をリースする方
法、建物等を借家する方法又は仮設建物等を建築する方法のうちから業種、建物規模、
地域の状況等により通常妥当なものとして認定した方法に従い、第11の4の規定に準
じて算定する費用とする。この場合において、営業所の部分と住居の部分を分離でき
ないときは当該住居の部分を設置するために要する費用を含めることができるものと
する。
(3) 仮営業所を設置する場合における基準第44条第1項第4号の店舗等の移転に伴い生
ずる損失は、仮営業所への移転及び再築建物等への移転のいずれについても算定する
ものとする。
《方
針》
第20の2
土地等を使用する場合において、基準第44条(営業休止の補償)は、次により処
理する。
1
土地等を使用する場合においては、原則として、仮営業所を設けて営業を継続するも
のとして補償を行うものとする。
2
立地規制等により営業の一部を継続することができないと認められるときは、基準第
45条の規定を準用するものとする。
3
前2項に定めるもののほか、土地等を使用する場合における基準第44条の適用につい
ては、第20の規定の例による。
【基
準】
(営業規模縮少の補償)
第45条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い通常営業の規模を縮少しなければならないと
認められるときは、次の各号に掲げる額を補償するものとする。
(1) 営業の規模の縮少に伴う固定資産の売却損、解雇予告手当相当額その他資本及び労働
の過剰遊休化により通常生ずる損失額
(2) 営業の規模の縮少に伴い経営効率が客観的に低下すると認められるときは、これによ
り通常生ずる損失額
2
前項の場合において、解雇する従業員に対しては第62条の規定による離職者補償を行う
ものとし、事業主に対する退職手当補償は行わないものとする。
- 45 -
《方
針》
第21
基準第45条(営業規模縮少の補償)は、次により処理する。
1
通常営業の規模を縮小しなければならないときは、営業用建物を改造工法により、そ
の規模を縮小して残地に存置する場合又はその規模を縮小して構内移転をする場合とす
る。
2
経営効率が低下することにより通常生ずる損失額は、一商品当たりの販売費、単位生
産物当たりの生産費等の増加及び企業者報酬の減少、従前の営業内容及び規模縮小の程
度等を勘案して縮小部分に相当する従前の収益又は所得相当額の2年分以内で適当と認
める額とする。
第4節
【基
農業補償
準】
(農業廃止の補償)
第46条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い通常農業の継続が不能となると認められると
きは、次の各号に掲げる額を補償するものとする。
(1) 農具等の売却損その他資本に関して通常生ずる損失額及び解雇予告手当相当額その他
労働に関して通常生ずる損失額
(2) 転業に通常必要とする期間中の従前の所得相当額(法人経営の場合においては、従前
の収益相当額)
2
前項の場合において、解雇する従業員に対しては第62条の規定による離職者補償を行う
ものとし、事業主に対する退職手当補償は行わないものとする。
《方
針》
第22
基準第46条(農業廃止の補償)は、次により処理する。
1
通常農業の継続が不能となると認められるときとは、事業の施行により経営地の全部
又は大部分を失い、かつ、近傍において農地等の取得が客観的に著しく困難であると認
められるときをいう。
2
農具等の売却損その他資本に関して通常生ずる損失額は、次式により算定した額とす
る。
(1) 農業用建物及び工作物
再建設費
×残存年数-売却価格
耐用年数
(2) 大農具
新品価格
×残存年数-売却価格
耐用年数
(3) 動物及び植物(立毛補償及び果樹等の収穫樹の伐採補償を受けるものを除く。)
- 46 -
現有価格-売却価格
(4) 農業用流動資産
階層別保有価額×売却損率
階層別保有価額
農家経済調査(農林水産省)による農業生産資材在庫価額と未処
分農産物在庫価額の合計額
売却損率
30パーセントから50パーセントまでの範囲内で当該地域の実情に応じて
適正に定めた率
3
解雇予告手当相当額その他労働に関して通常生ずる損失額は、営業廃止の例に準じて
算定した額とする。
4
基準第46条第1項第2号の補償については、次によるものとする。
(1) 転業に通常必要とする期間は、3年以内とする。
(2) 所得相当額は、次式により算定する。
農業粗収入-農業経営費
農業粗収入
過去3年の平均収穫量を基準とし、補償時の農産物価格により算定す
る(畜産及び養蚕についてもこれに準じて算定するものとする。)。
農業経営費
種苗費、肥料費、諸材料費、水利費、防除費、畜力費、建物費、農具
費、雇用労働費、借入資本利子、地代その他の経費とし、自家労働の評
価額及び自己資本利子見積額は、経費に算入しない。
【基
準】
(農業休止の補償)
第47条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い通常農業を一時休止する必要があると認めら
れるときは、次の各号に掲げる額を補償するものとする。
(1) 通常農地を再取得するために必要とする期間中の固定的な経費等
(2) 通常農地を再取得するために必要とする期間中の所得減(法人経営の場合においては、
収益減)
《方
針》
第23
基準第47条(農業休止の補償)は、次により処理する。
1
農業を一時休止する必要があると認められるときは、次に掲げる場合とする。
(1) 事業の施行により経営地の全部又は大部分を取得されても当該地域における農地の
需給状態からみて代替農地の取得が客観的に可能な場合において、農業を一時休止し
なければならないとき。
(2) 事業の施行により経営地の全部又は一部を使用させる場合において当該農地につき
農業を一時休止しなけれならないとき。
2
基準第47条第1号の固定的な経費等は、次に掲げるものとする。
(1) 公租公課
(2) 施設の減価償却費
(3) 施設の維持管理費
- 47 -
(4) その他第20第1項(2)に定めるところに準じて必要と認められる経費
3
基準第47条第2号の所得減は、次式により算定する。
休止前の所得相当額-休止後においても得られる予想所得相当額
所得相当額
農業粗収入から農業経営費(自家労働の評価額を含まない.)を控除し
た額。農業粗収入及び農業経営費については、第22第4項第2号を参照
4
農業休止期間が長期にわたる場合であって、その補償額が農業廃止の場合の補償額を
超えるときは、農業廃止の場合の補償額とする。
5
経営地の一部を使用する場合において、農業を一時休止することにより基準第47条の
農業休止補償を行うときは、農業の経営規模縮小の補償は行わないものとする。
【基
準】
(農業の経営規模縮少の補償)
第48条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い通常農業の経営規模を縮少しなければならな
いと認められるときは、次の各号に掲げる額を補償するものとする。
(1) 農業の経営規模の縮少に伴う資本及び労働の過剰遊休化により通常生ずる損失額
(2) 農業の経営規模の縮少に伴い経営効率が客観的に低下すると認められるときは、これ
により通常生ずる損失額
2
前項の場合において、解雇する従業員に対しては第62条の規定による離職者補償を行う
ものとし、事業主に対する退職手当補償は行わないものとする。
《方
針》
第24
基準第48条(農業の経営規模縮少の補償)は、次により処理する。
1
農業の経営規模の縮小に伴う資本の過剰遊休化に対する補償額は、次に掲げる額の合
計額を標準として算定する。
(1) 経営規模別固定資本額の差額に対応する売却損相当額
(2) 経営規模別流動資本額の差額に対応する売却損相当額
2
農業の経営規模の縮小に伴う労働の過剰遊休化に対する補償額は、次の額を標準とし
て算定する。
経営規模別家族労働費の差額(基準第46条第1項第2号の転業に通常必要とする期間
に対応する差額)
【基
準】
(農業補償の特例)
第49条
前3条の場合において、現に宅地化が予想される農地等に関して農業補償に相当す
るものの全部又は一部の額が土地等の正常な取引価格に含まれていると認められるとき
は、前3条の規定にかかわらず、当該額を前3条に規定する額から控除した額をもって補
償するものとする。
- 48 -
《方
針》
第25
基準第49条(農業補償の特例)は、次により処理する。
農地の正常な取引価格が収益還元法により算定した農地価格を上回る場合は、次式によ
り算定した額を補償額とする。ただし、算定額が負の値となるときは、零とする。
H-(X-Y)
H
基準第46条から第48条までの規定により算定して得た額
X
第1第3項の規定により算定した土地の正常な取引価格に取得面積を乗じて得た額
Y
収益還元法により算定した農地価格に取得面積を乗じて得た額
第5節
【基
漁業権等の消滅又は制限により通常生ずる損失の補償
準】
(漁業廃止の補償)
第50条
漁業権等の消滅又は制限に伴い通常漁業の継続が不能となると認められるときは、
次の各号に掲げる額を補償するものとする。
(1) 漁具等の売却損その他資本に関して通常生ずる損失額及び解雇予告手当相当額その他
労働に関して通常生ずる損失額
(2) 転業に通常必要とする期間中の従前の所得相当額(法人経営の場合においては、従前
の収益相当額)
2
前項の場合において、解雇する従業員に対しては第62条の規定による離職者補償を行う
ものとし、事業主に対する退職手当補償は行わないものとする。
《方
針》
第26
基準第50条(漁業廃止の補償)は、次により処理する。
1
漁業権等の消滅又は制限に伴い通常漁業の継続が不能となると認められるときとは、
次の場合をいう。
(1) 事業の施行により、当該権利に係る漁場の全部が失われ漁業権等の行使ができなく
なる場合
(2) 事業の施行により、漁業の継続が不能となると認められる程度に漁場の使用が制限
される場合
2
漁業廃止の補償を受ける者は、第5第3項に規定する者及び(1)又は(2)に該当する区
域において漁業を営んでいる者とする。
3
基準第50条第1項第1号の補償については、次によるものとする。
(1) 漁具等の売却損その他資本に関して通常生ずる損失額は、次により算定した額とす
る。
ア
漁船船体、漁船機関、漁網、養殖施設、電気器具等については、現有価格(新品
価格-償却分)から売却価格を差引いた額とする。現有価格及び売却価格について
は、都道府県水産主管課、精通者等の意見を参酌して決定する。
イ
網干場、舟小屋、網倉、投石、集魚施設、船溜り等の損失額は、その施設の焼却
- 49 -
未済分とし、次の(ア)及び(イ)の規定により算定した額とする。
(ア) 網干場、舟小屋、網倉等の施設
再建設費
×残存年数
耐用年数
(イ) 投石、集魚施設等
再投下経費
×残存効用期間
効用が継続する期間
施設の再建設費、耐用年数、再投下経費、効用が継続する期間等については、
都道府県水産主管課、精通者等の意見を参酌して決定する。
(2) 解雇予告手当相当額その他労働に関して通常生ずる損失額は、営業補償の例に準じ
て算定した額とする。
4
基準第50条第1項第2号の補償については、次によるものとする。
(1) 転業に通常必要とする期間は、4年以内とし、大規模な法人企業については、営業
補償の例による。
(2) 法人経営(漁業協同組合を除く.)の場合の従前の収益相当額の計算に当たっては、
歩合制で雇用されている者の労賃は、基本賃金と歩合部分との合計額とし、これを経
営費に含めるものとする。
【基
準】
(漁業休止の補償)
第51条
漁業権等の消滅又は制限に伴い通常漁業を一時休止する必要があると認められると
きは、次の各号に掲げる額を補償するものとする。
(1) 通常漁業を休止することを必要とする期間中の固定的な経費等
(2) 通常漁業を休止することを必要とする期間中の所得減(法人経営の場合においては、
収益減)
《方
針》
第27
基準第51条(漁業休止の補償)は、次により処理する。
1
漁業権等の消滅又は制限に伴い通常漁業を一時休止する必要があると認められるとき
とは、次のような場合をいう。
(1) 事業の施行により、漁業権等が消滅し、漁場の全部が失われたことに対し、代替漁
場の提供がなされるまでの間一時漁業を休止する場合
(2) 事業の施行により漁業権等が制限され、一時漁業を休止する場合
2
漁業休止の補償を受ける者は、第26第2項に規定する者に準ずる者とする。
3
基準第51条第1号の固定的な経費等は、施設の減価償却費、公租公課、借入資本利子、
組合経費、経営維持修繕費、雇用労働費等とする。
4
基準第51条第2号の収益減の算定に当たっては、第26第4項(2)の規定を適用するも
- 50 -
のとする。
5
漁業休止期間が長期にわたる場合であって、その補償額が漁業廃止の補償額を超える
ときは、漁業廃止の補償額の範囲内の額とする。
6
漁業権等の消滅又は制限に伴い、漁業を一時休止することにより漁業休止補償を行う
場合は、漁業の経営規模縮小の補償は行わないものとする。
【基
準】
(漁業の経営規模縮少の補償)
第52条
漁業権等の消滅又は制限に伴い通常漁業の経営規模を縮少しなければならないと認
められるときは、次の各号に掲げる額を補償するものとする。
(1) 漁業の経営規模の縮少に伴う資本及び労働の過剰遊休化により通常生ずる損失額
(2) 漁業の経営規模の縮少に伴い経営効率が客観的に低下すると認められるときは、これ
により通常生ずる損失額
2
前項の場合において、解雇する従業員に対しては第62条の規定による離職者補償を行う
ものとし、事業主に対する退職手当補償は行わないものとする。
《方
針》
第27の2
1
基準第52条(漁業の経営規模縮少の補償)は、次により処理する。
漁業権等の消滅又は制限に伴い通常漁業の経営規模を縮小しなければならないと認め
られるときとは、事業の施行により漁業権等の一部が消滅し、又は制限される場合をい
う。
2
漁業の経営規模縮小の補償を受ける者は、第26第2項に規定する者に準ずる者とする。
3
基準第52条第1項第1号の損失額は、経営規模の縮小に伴う過剰漁具等の売却損、過
剰雇用者の解雇予告手当相当額等とする。
4
基準第52条第1項第2号の損失額は、一定期間中(漁業権等の消滅又は制限に伴う損
失を、漁業経営者が経営の合理化、技術の改良等により回復するために必要な期間であ
って、通常4年以内とし、大規模な法人企業については、6月から1年までの範囲内で
適正に定めた期間とする。)の従前の所得相当額と漁業規模縮小後の所得相当額との差額
とする。
第6節
【基
残地等に関する損失の補償
準】
(残地等に関する損失の補償)
第53条
同一の土地所有者に属する一団の土地の一部若しくは同一の物件の所有者に属する
一団の物件の一部を取得し、若しくは使用し、同一の権利者に属する一体として同一目的
に供している権利の一部を消滅させ、若しくは制限し、又は同一の土地所有者に属する一
団の土地に属する土砂砂れきの一部を取得することによって、残地、残存する物件、残存
する権利又は当該土石砂れきの属する土地の残地に関して、価格の低下、利用価値の減少
- 51 -
等の損失が生ずるときは、これらの損失額を補償するものとする。ただし、事業の施行に
より生ずる日陰、臭気、騒音その他これらに類するものによる不利益又は損失については、
補償しないものとする。
《方
針》
第28
基準第53条(残地等に関する損失の補償)は、次により処理する。
1
土地の一部を取得することにより、その残地に関して生ずる損失の補償額は、次によ
り算定した額とする。
(1) 残地に関して生ずる損失の補償額は、次式により算定した額とする。
{取得に係る当該画地の評価格-当該残地の評価格×(1-売却損率)}×当該残
地の面積
(2) 残地の評価格は、標準地の評価格に補正率を乗じて得た額とし、補正率は、当該残
地に係る面積狭小による補正、奥行短小による補正、間口狭小による補正、不整形に
よる補正等を考慮して定めるものとする。
(3) 残地の売却損率は、建物の移転先又は第15第1項に掲げる土地を取得するため当該
残地を早急に売却する必要があると認められる場合に考慮することとし、当該残地の
評価格、早急な売却の必要性の程度等を勘案の上、30パーセントまでの範囲内で適正
に定めるものとする。
(4) 残地の状況が次のア又はイのいずれかに該当する場合は、(1)から(3)までの規定に
かかわらず、当該残地を相当と認める他の利用目的に転換するために通常要する費用
及び当該利用目的に転換することにより生ずる価格の低下に相当する額を補償するこ
とができるものとする。この場合の補償額は、取得に係る画地の評価格に残地の面積
を乗じて得た額を限度とするものとする。
ア
取得に係る画地が建物等の敷地であって、その残地が合理的な移転先とならない
と認められ、かつ、周囲の土地の状況等からこれを従前の利用目的に供することが
著しく困難になると認められる場合
イ
取得に係る画地が農地地域内の田又は畑であって、その残地の水利が不良となる
こと等により、これを従前の利用目的に供することが著しく困難になると認められ
る場合
2
取得に係る画地が宅地の場合における借地権等の残権利(以下この項において「残借
地権等」という。)に関して生ずる損失の補償額は、次により算定する。
(1) 残借地権等に関して生ずる損失の補償額は、次式により算定する。なお、売却損及
び売却損率については、前項(3)の規定に準ずるものとする。
{消滅させる借地権等に係る当該画地の借地権等の評価格-当該残借地権等の評
価格×(1-売却損率)}×当該残借地権等に係る面積
(2) 残借地権等に係る残借地等が通常妥当と認められる移転先とならない場合であっ
て、当該地域における借地権等の取引の実情等から、当該残借地権等の市場性が相当
程度減ずると認められるときは、残借地等の面積に対応する従前の借地権等の価格相
当額を限度として適正に算定した額を補償することができるものとする。
- 52 -
3
土地の一部を使用(空間又は地下のみを使用する場合を除く。)することによりその残
地に関して生ずる損失の補償額は、使用期間中の土地の有効利用度の低下分とし、次式
により算定する。この場合において、従前画地及び残地のそれぞれの有効利用度は、土
地の評価格又は1平方メートル当たりの年賃貸料相当額としてとらえるものとする。
(1+r)n-1
A-B
年土地使用料×
×
A
(細
×残地面積
r(1+r)
A
従前画地の有効利用度
B
残地の有効利用度
r
年利率
n
使用期間
n
則)
第9条
基準第53条及び運用方針第28に規定する残地等に関する損失の補償については、次
により処理するものとする。
1
運用方針第28第1項(3)に掲げる残地の売却損率は、次の表(残地売却損率表)を参考
として求めるものとする。
残地売却損率表
標 準 地 と残 地
の格差率
(単位:%)
5% 未 満
必 要 とな る
早急 性の程度
高 い
普 通
低 い
5 % 以 上 1 0% 以 上 2 0% 以 上
10 % 未 満 2 0% 未 満
10
5
0
20
15
5
25
20
10
30
25
20
(注)「必要となる早急性の程度」の判断に当たっては、事業施行の緊急性等を勘案する
ことができるものとする。
2
運用方針第28第1項の取扱いについては、残地の状況が次のいずれかに該当する場合
は、同項によらず、当該残地を相当と認める他の利用目的に転換するために通常要する
費用及び当該利用目的に転換することにより生ずる価格の低下に相当する額を補償する
ことができるものとする。この場合の補償額は取得に係る画地の評価格に残地の面積を
乗じて得た額を限度とするものとする。
(1) 取得に係る画地が建物等の敷地であって、その残地が合理的な移転先とならないと認
められ、かつ、周囲の土地の状況等からこれを従前の利用目的に供することが著しく困
難になると認められる場合
(2) 取得に係る画地が農地地域内の田又は畑であって、その残地の水利が不良になること
等により、これを従前の利用目的に供することが著しく困難になると認められる場合
- 53 -
【基
準】
(残地等に関する工事費の補償)
第54条
前条本文の場合において、残地、残存する物件の存する土地、残存する権利の目的
となっている土地、当該土石砂れきの属する土地の残地(第60条において「残地等」とい
う。)、残存する物件又は残存する権利の目的となっている物件に関して、通路、みぞ、
かき、さく、その他の工作物の新築、改築、増築若しくは修繕又は盛土若しくは切土(次
条第2項において「残地工事」という。)をする必要が生ずるときは、これに通常要する
費用を補償するものとする。
《方
針》
第28の2
1
基準第54条(残地等に関する工事費の補償)は、次により処理する。
基準第54条による工事に伴い建物その他の工作物を移転し、若しくはかさ上げし、又
は立木を伐採し、若しくは移植する必要が生じた場合は、これに通常要する費用及びこ
れに伴い通常生ずる損失を補償するものとする。
2
前項に規定する建物その他の工作物の移転の方法は、通路の新設等の工事に伴うもの
については再築工法、曳家工法又は改造工法のうちから、盛土又は切土の工事に伴うも
のについては再築工法又は揚家工法(建物の基礎を盛土し、若しくは切土した敷地に築
造し、又はかさ上げし、これに従前の建物を定着させる方法)のうちから、敷地条件そ
の他の事情を考慮し、通常妥当な工法を採用するものとする。ただし、これらの工法に
より難い事情が存するときは、適当と認められる他の工法を採用できるものとする。
3
第1項に規定する通常生ずる損失は、次に掲げるものとする。
(1) 仮住居に要する費用
(2) 動産移転料
(3) 家賃の減収額
(4) 借家人に係る費用
(5) 移転雑費
(6) 営業上の損失(仮営業所設置又は営業休止に係る損失)
(7) 基準第28条第2項ただし書の損失に準ずる損失
(8) その他必要と認められる費用
(細
第10条
則)
基準第54条及び運用方針第28の2に規定する残地等に関する工事費の補償について
は、次により処理するものとする。
運用方針第28の2に関する高低差に係る残地工事費の補償額については、(別記4)「残
地工事費補償実施要領」により算定するものとする。
【基
準】
(残地の取得)
第54条の2
同一の土地所有者に属する一団の土地の一部の取得に伴い当該土地所有者から
- 54 -
残地の取得を請求された場合においては、次の各号のすべてに該当するときは、これを取
得することができるものとする。
(1) 当該残地がその利用価値の著しい減少等のため従来利用していた目的に供することが
著しく困難になると認められるとき。
(2) 当該残地を取得しないことが土地所有者の生活再建上支障となると認められるとき。
2
同一の土地所有者に属する一団の土地の一部の取得に伴い残地について残地工事をする
必要が生ずる場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、当該残地を取得する
ことができるものとする。
(1) 当該残地に建物が存する場合であって、かつ、前2条の規定により算定した補償額の
合計額が当該残地を取得する場合の価額及びこれに伴い通常生ずる損失の補償額の合計
額を超えるとき。
(2) 取得する土地に存する建物を残地に移転させるものとして算定した補償額が当該残地
を取得する場合の価額及びこれに伴い通常生ずる損失の補償額の合計額を超えるとき。
3
前2項の規定は、残地が所有権以外の目的となっている場合においては、原則として、
適用がないものとする。
4
第1項又は第2項の規定により残地を取得する場合の当該残地の価格の算定について
は、事業に必要な土地の例による。
《方
針》
第28の3
1
基準第54条の2(残地の取得)は、次により処理する。
基準第54条の2第1項第2号に規定する土地所有者の生活再建上支障となると認めら
れるときとは、残地に利用上の制限が生ずることにより、残地を他の者に処分すること
が困難となると認められるときをいう。
2
土地所有者からの取得の請求に係る残地が2箇所以上あるときは、それぞれの残地に
ついて、基準第54条の2第1項の要件を満たしているか否かを判断するものとする。
第7節
【基
その他通常生ずる損失の補償
準】
(立毛補償)
第55条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地に農作物の立毛があるときは、当該立毛
の粗収入見込額から当該土地の引渡時以後に通常投下される農業経営費(自家労働の評価
額を含む。)を控除した額を補償するものとする。この場合において、当該立毛に市場価
格があるときは、当該立毛の現在の処分価格を控除するものとする。
2
前項に掲げる土地に農作物を作付するためすでに費用を投下したときは、当該費用を補
償するものとする。
《方
針》
第29
基準第55条(立毛補償)は、次により処理する。
- 55 -
1
粗収入見込額は、豊凶著しい年を除き、当該立毛作物の評価時前3年間の平均収穫量
に当該作物の生産者価格を乗じて得た額と副産物の価格との合計額とする。
2
農業経営費は、肥料費、諸材料費、防除費、建物費、農具費、雇用労働費、自家労働
費、公租公課、借入資本利子及びその他の経費とする。
3
基準第55条第1項に規定する場合において、当該立毛に市場価格があるときの補償額
は第1項により算定した額から当該立毛の現在処分価格(生産者価格とする。以下同じ。)
を控除した額とし、市場価格の有無及び現在処分価格については、都道府県農務主管課
等で当該地方の実情を聴取して定めるものとする。
4
基準第55条第2項に掲げる補償額は、当該土地について既に投下した種苗費、肥料費、
耕耘、整地その他の労働費(自家労働の評価額を含む。)等の経費の合計額とする。
【基
準】
(養殖物補償)
第56条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い藻類、魚介類等の養殖物を他に移植すること
が相当であると認められるときは、その移植に要する経費と移植に伴う減収予想額との合
計額を補償するものとする。
2
土地等の取得又は土地等の使用に伴い養殖物を移植することが困難又は不可能なとき
は、前条の規定に準じて補償するものとする。
《方
針》
第30
基準第56条(養殖物補償)は、次により処理する。
1
養殖物とは、一定の区域において特定人の支配の下に管理される市場価値のある藻類、
魚介類等の水産動植物をいう。
2
基準第4章第3節又は第5節の規定による補償の対象となる場合は、基準第56条の養
殖物補償は行わないものとする。
3
移殖に要する経費は、荷造り、運搬費その他移殖に通常要する経費とする。
4
移殖に伴う減収予想額は、水産動物についてはへい死及び肥育率の低下等による減収
予想額とし、都道府県水産主管課等で当該地方の実情を聴取して定めるものとする。
【基
準】
(特産物補償)
第57条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い松たけ、しいたけ等の特産物を移植すること
が困難又は不可能なときは、当該特産物を収穫することによって得られる平均の純収益を
資本還元した額を補償するものとする。
2
土地等の取得又は土地等の使用に伴い特産物を移植することが相当であると認められる
ときは、前条第1項の規定に準じて補償するものとする。
《方
針》
第31
基準第57条(特産物補償)は、次により処理する。
- 56 -
1
特産物とは、その地域特有の自然条件の下に農耕される市場価値のある植物をいう。
2
基準第41条に規定する果樹等の収穫樹の補償の対象となる場合は、基準第57条の特産
物補償は行わないものとする。
3
基準第57条第1項の補償額は、次式により算定した額とする。
R
r
R
平年の純収益
豊凶の著しい年を除き、評価時前3年間の平均収穫額から年
間総経営費を控除した額とする。
経営費は、管理、採取等の労働費(自家労働の評価額を含む。)、地代、公租
公課、諸材料費等とし、新潟県農務主管課等により調査した資料を基準として
定めるものとする。
r
【基
年利率
準】
(土地等の返還に伴う補償)
第58条
使用する土地等を返還する場合において、当該土地等を現状に回復することが必要
と認められるときは、当該土地等の原状回復に通常要する費用相当額及び当該土地等の原
状回復に通常必要な期間中の地代又は借賃相当額の範囲内で通常生ずる損失額を補償する
ものとする。
2
使用する土地等を原状に回復することが困難な場合において返還時の状態のまま引き渡
すときは、当該土地等の形質変更、改造等によって生ずる損失を適正に算定した額を補償
するものとする。
3
第1項の規定による補償額又は前項の規定による補償額は、当該土地等を取得するもの
として算定した当該土地等の価格をこえないものとする。
《方
針》
第31の2
1
基準第58条(土地等の返還に伴う補償)は、次により処理する。
使用する農地を原状に回復することが必要と認められる場合の補償は、次によるもの
とする。
(1) 原状回復に通常要する費用は、水利施設の復旧費、客土費、一定期間の肥料費等従
前と同程度の生産能力を有する農地に復するための費用とする。
(2) 原状回復に通常必要な期間は、水利施設の復旧工事及び客土工事に要する期間に加
え、施肥等による地味の回復が必要であること及び作付適期に作付けできないことを
考慮して、適正に定めるものとする。
2
基準第58条第2項の返還時の状態のまま引き渡す場合の損失に対する補償額は、使用
開始時の土地と返還時の土地の使用開始時における評価額の差額相当額とし、使用開始
時において補償するものとする。
- 57 -
【基
準】
(造成費用の補償)
第58条の2
土地等の取得又は土地等の使用に伴い、急しゅんな地形等の制約、生業の状況
等の事情を総合的に勘案して、周辺の類似する地域において斜面地等を宅地として造成す
ることにより建物等の移転先を確保しなければ生活再建を図ることが著しく困難であると
認められるときは、当該移転先の造成に要する費用の全部又は一部を補償するものとする。
《方
針》
第31の3
基準第58条の2(造成費用の補償)は、次により処理する。
1
周辺の類似する地域とは、原則として、同一市町村内における類似する地域とする。
2
補償額は、次式により算定するものとする。
(A+B-C)×S
A
移転先の平方メートル当たり素地価格
ただし、従前地の宅地に係る権原が地
上権、賃借権等である場合においては、素地に同種の権利が設定された場合の当
該権利の評価額相当額の平方メートル当たりの価格とする。
B
平方メートル当たり造成費用単価
なお、造成費用は、造成工事費、間接経費
及びその他の経費とする。
C
従前の宅地又は従前の宅地に係る地上権等の平方メートル当たり価格
ただ
し、具体の移転先が予定されている場合において、造成後の移転先地又は移転先
地に係る地上権等の平方メートル当たり評価格がこれを上回るときは、当該評価
格とする。
S
補償面積(従前の宅地面積(移転先を取得するために処分する必要があると認
められる残地が存する場合は、当該残地の面積を含むものとする。)又は周辺地域
における標準的な宅地面積のいずれか小さい面積とする。)
ただし、従前の宅
地面積が周辺地域における標準的な宅地面積を超える場合において従前の宅地に
住居用又は生業用の建物があるときは当該建物を移転するのに通常妥当な面積と
し、従前の宅地面積が著しく狭小な場合において従前の宅地に住居用又は生業用
の建物があるときは当該建物を移転するのに法令上最低限必要な面積とする。
3
補償は、自ら居住又は生業の用に供している建物等の所有者であって、移転先の確保
を必要とする者に対して行うものとする。
【基
準】
(その他通常生ずる損失の補償)
第59条
本節及び前6節に規定するもののほか、土地等の取得又は土地等の使用によって土
地等の権利者について通常生ずる損失は、これを補償するものとする。
《方
針》
第31の4
基準第59条(その他通常生ずる損失の補償)に規定するその他通常生ずる損失の
補償の処理については、次に掲げるほか適正に行うものとする。
- 58 -
(1) 土地等の取得又は土地等の使用に伴い工場敷地内の従業員宿舎を生産施設と分離し
て構外へ移転する場合における通勤費その他の建物等の一部を分割して移転すること
に伴い通常増加すると認められる費用については、その2年分を限度として適正に算
定した額を補償するものとする。
(2) 借地権等の残存する残地に賃借人所有の建物を再築することが妥当と認められる場
合又は土地の使用終了後に当該土地に賃借人が建物を再築することが予定される場合
において、土地所有者に再築に係る承諾料を支払う必要があると認められるときは、
従前の建物の残存耐用年数に対応する当該承諾料の運用益損失額を補償するものとす
る。
第5章
【基
土地等の所得又は土地等の使用に伴うその他の措置
準】
(隣接土地に関する工事費の補償)
第60条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地を事業の用に供することにより、当該土
地、当該物件の存する土地、当該権利の目的となっている土地及び当該土石砂れきの属す
る土地並びに残地等以外の土地に関して、通路、みぞ、かき、さくその他の工作物の新築、
改築、増築若しくは修繕又は盛土若しくは切土をする必要があると認められるときは、こ
れらの工事をすることを必要とする者に対して、その者の請求により、社会通念上妥当と
認められる限度において、これに要する費用の全部又は一部を補償するものとする。
《方
針》
第31の5
1
基準第60条(隣接土地に関する工事費の補償)は、次により処理する。
基準第60条の規定による工事に伴い建物その他の工作物を移転し、若しくはかさ上げ
し、又は立木を伐採し、若しくは移植する必要が生じた場合は、これに要する費用及び
これに伴い通常生ずる損失を考慮して同条の規定を適用するものとする。
2
前項に規定する建物その他の工作物の移転の方法は、第28の2第2項の規定に準ずる
ものとする。
3
第1項に規定する通常生ずる損失は、第28の2第3項(1)、(2)、(5)及び(6)に規定す
る損失のうち仮営業所設置に要する損失等とする。
4
営業休止による損失については、隣接土地の所有者からその補償の請求があり、かつ、
その額が仮営業所設置に要する損失の範囲内である場合には、これを補償するものとす
る。
(細
第11条
則)
基準第60条及び運用方針第31の5に規定する隣接土地に関する工事費の補償につい
ては、次により処理するものとする。
運用方針第31の5に関する高低差に係る工事費の補償額については、(別記4)「残地
工事費補償実施要領 」(ただし、同要領第7条第2項を除く 。)に準じて算定するものと
- 59 -
する。
【基
準】
(少数残存者補償)
第61条
土地等の取得又は土地等の使用に係る土地を事業の用に供することにより、生活共
同体から分離される者が生ずる場合において、これらの者に受忍の範囲をこえるような著
しい損失があると認められるときは、これらの者に対して、その者の請求により、個々の
実情に応じて適正と認められる額を補償することができるものとする。
《方
針》
第32
基準第61条(少数残存者補償)は、次により処理する。
1
ダム築造等の大規模な工事の施行によって、生活共同体の大部分が移転するため、残
存者が生業を維持し、又は生活を継続することが社会通念上ほとんど不可能となると認
められるときは、残存者の移住を認めるものとし、移住に要する費用及び移住に伴い通
常生ずる損失を補償するものとする。
2
ダム築造等の大規模な工事の施行によって、生活共同体の相当部分が移転するため残
存者に受忍の範囲を超えるような著しい損失が生ずると認められるときは、次により算
定した額を基準として補償するものとする。
(1) 営業規模の縮小による損失については、基準第45条の規定により算定した額
(2) 水利権、組合費等従前の社会生活を営むために必要な費用の増加額については、個
々の実情に応じて適正に算定した額
【基
準】
(離職者補償)
第62条
土地等の取得又は土地等の使用に伴い、土地等の権利者に雇用されている者が職を
失う場合において、これらの者が再就職するまでの期間中所得を得ることができないと認
められるときは、これらの者に対して、その者の請求により、再就職に通常必要とする期
間中の従前の賃金相当額の範囲内で妥当と認められる額を補償することができるものとす
る。
《方
針》
第33
基準第62条(離職者補償)は、次により処理する。
1
基準第62条の補償を受ける者は、常雇(雇用期間を特に定めることなく雇用される者)
並びに臨時雇のうち雇用契約の更新により1年を超える期間にわたり実質的に継続して
同一事業主に雇用された者とする。
2
基準第62条の補償額は、次式により算定した額を基準とする。
賃金日額×補償日数-失業保険金相当額
賃金日額
算定時前6月以内に被補償者に支払われた賃金(雇用保険法(昭和49年
法律第116号)第4条に規定する賃金をいう。)の総額をその期間の総日数
- 60 -
で除して得た額の100分の80を標準として当該額の100分の60から100分の
100までの範囲内で適正に定めた額
補償日数
55歳以上の常雇については、1年とし、臨時雇及び55歳未満の常雇につ
いては、その者の雇用条件、勤続期間、年齢、当該地域における労働力の
需給関係等を考慮して、1年の範囲内で適正に定めた日数
失業保険金相当額
第6章
【基
雇用保険金受給資格者について、受給予定額を算定する。
事業の認定を受けた起業地に係る補償
準】
(事業の認定を受けた起業地に係る補償)
第63条
土地収用法第26条第1項の規定による事業の認定の告示があった起業地に係る土地
等で、同法第71条(同条の規定を準用し、又はその例による場合を含む。)の規定により
補償すべきものに対しては、第2章から第4章までの規定の例により算定した事業の認定
の告示の時における当該土地等の価格に土地収用法施行令(昭和26年政令第342号)の例
により算定した契約締結の時までの物価の変動に応ずる修正率を乗じて得た額をもって補
償するものとする。
(細
則)
第12条
運用方針中の補償額の算定に用いる年利率等は、次により処理する。
(1) 第3第1項、第3項及び第5項、第11第1項(6)及び第3項(3)、第12第2項、第15の
2第3項、第16第2項、第17第2項並びに第18第1項及び第2項の年利率は、2パーセ
ント
(2) 第5、第7第3項、第10(1)、第19第2項及び第31の年利率は、8パーセント
(3) 第6第4項の蓄積利率は、6パーセント
(4) 第28第3項の年利率は、土地の種別に応じ細則第2条の2に定める率
(細
第13条
則)
自動車の保管場所に係る補償は、(別記5)「自動車保管場所補償実施要領」によ
り処理するものとする。
- 61 -
(別記1)
土地評価事務要領
土地評価事務要領細則
【要
領】
(趣旨)
第1条
新潟県の公共事業の施行のために必要な土地の評価については、基準及び運用方
針に定めるもののほかこの要領に定めるところによるものとする。
《細
則》
(趣旨)
第1条
要領において、別に定めることとされた事項その他要領の運用に必要な事項につ
いては、この細則に定めるところによるものとする。
【要
領】
(土地の面積)
第2条
土地の価額を求める場合は、土地登記簿に記載されている面積にかかわらず、実
測面積によるものとする。
【要
領】
(用途的地域の区分)
第3条
1
運用方針第1第2項の地域の区分は、次の各号に定めるところによるものとする。
宅地地域
居住、商業活動、工業生産活動等の用に供される建物等の敷地の用に供されること
が自然的、社会的、経済的及び行政的観点から合理的と判断される地域とし、住宅地
域、商業地域及び工業地域に区分する。
イ
住宅地域
居住の用に供される建物等の敷地の用に供されることが自然的、社会的、経済的
及び行政的観点から合理的と判断される地域とし、優良住宅地域、標準住宅地域、
混在住宅地域、農家集落地域、別荘地域等に区分する。
a
優良住宅地域
敷地が広く、街区及び画地が整然とし、植生と眺望、景観等が優れ、建築の施
工の質の高い建物が連たんし、良好な近隣環境を形成する等居住環境の極めて良
好な従来から名声の高い地域
b
標準住宅地域
敷地の規模及び建築の施工の質が標準的な住宅を中心として形成される居住環
境の良好な地域
c
混在住宅地域
比較的狭小な戸建住宅及び共同住宅が密集する地域又は住宅を主として店舗、
-1-
事務所、小工場等が混在する地域
d
農家集落地域
農家等で集落を形成している地域又は市街地的形態を形成するに至らない戸建
住宅地域
e
別荘地域
高原、湖畔、海浜等自然環境の良好な場所にあって、主として、避暑、避寒、
保養又はレクリエーション等に利用される住宅が現に存し、又は建てられること
が予定される地域
ロ
商業地域
商業活動の用に供される建物等の敷地の用に供されることが自然的、社会的、経
済的及び行政的観点から合理的と判断される地域とし、高度商業地域、準高度商業
地域、普通商業地域、近隣商業地域、郊外路線商業地域等に区分する。
a
高度商業地域
大都市の都心又は副都心にあって、広域的商圏を有し、比較的大規模な中高層
の店舗、事務所等が密集している地域
b
準高度商業地域
高度商業地域に次ぐ商業地域であって、広域的商圏を有し、店舗、事務所等が
連たんし、商業地としての集積の程度が高い地域
c
普通商業地域
高度商業地域、準高度商業地域、近隣商業地域及び郊外路線商業地域以外の商
業地域であって、都市の中心商業地域及びこれに準ずる商業地域で、店舗、事務
所等が連たんし、多様な用途に供されている地域
d
近隣商業地域
主として近隣の居住者に対する日用品の販売を行う店舗等が連たんしている地
域
e
郊外路線商業地域
都市の郊外の幹線道路(国道、都道府県道等)沿いにおいて、店舗、営業所等
が連たんしている地域
ハ
工業地域
工業生産活動の用に供される建物等の敷地の用に供されることが自然的、社会的、
経済的及び行政的観点から合理的と判断される地域とし、大工場地域、中小工場地
域等に区分する。
a
大工場地域
標準的な敷地の規模が30,000平方メートル程度の大規模な工場が立地する地域
b
中小工場地域
標準的な敷地の規模が3,000平方メートル程度の中小規模の工場が立地する地
域
2
農地地域
農業生産活動のうち耕作の用に供されることが自然的、社会的、経済的及び行政的
観点から合理的と判断される地域とし、田地地域、畑地地域等に区分する。
-2-
イ
田地地域
大部分の土地が水田として利用されている地域
ロ
畑地地域
大部分の土地が畑地として利用されている地域
3
林地地域
林業生産活動のうち木竹の生育に供されることが自然的、社会的、経済的及び行政
的観点から合理的と判断される地域とし、都市近郊林地地域、農村林地地域、林業本
場林地地域及び山村奥地林地地域等に区分する。
イ
都市近郊林地地域
都市の近郊にある地域で、宅地化の影響を受けている地域
ロ
農村林地地域
農家集落の周辺にある地域で、いわゆる「さとやま」とよばれ、一般に農業を主
に林業を兼業している農家の多い地域
ハ
林業本場林地地域
林業経営を主とする林家の多い地域又は地方の有名林業地で、有名林業地として
の銘柄の用材又はこれに準ずる用材を生産している地域
ニ
山村奥地林地地域
農家集落への距離等の交通接近条件の劣る地域で、林家は少なく、かつ、散在し
ている地域
4
見込地地域
宅地地域、農地地域及び林地地域に他の地域から転換しつつある地域とし、宅地見
込地地域、農地見込地地域及び林地見込地地域に区分する。
イ
宅地見込地地域
宅地地域以外の地域から宅地地域へと転換しつつある地域とし、大中規模開発地
域及び小規模開発地域に区分する。宅地見込地地域の判定は、別に定めるところに
より行うものとする。
a
大中規模開発地域
周辺の宅地化率が低く、道路等も未整備で、相当規模で宅地開発をすることが
合理的と判断される地域
b
小規模開発地域
市街地に近接し、宅地への転換度合いが高く、小規模開発で宅地化が可能と判
断される地域
ロ
農地見込地地域
農地地域以外の地域から農地地域へと転換しつつある地域
ハ
林地見込地地域
林地地域以外の地域から林地地域へと転換しつつある地域
5
その他の地域
宅地地域、農地地域、林地地域及び見込地地域以外の地域(鉱泉地、池沼、牧場、
原野等)とする。
-3-
《細
則》
(宅地見込地地域の判定指標)
第2条
要領第3条第4号のイの宅地見込地地域の判定に当たっては、次の各号に掲げる
事項を総合的に考量するものとする。
1
母都市の人口、世帯数及び住宅建設の動向
2
母都市への企業の進出の状況
3
周辺の宅地開発地の分布状況及び開発後の利用状況
4
母都市の都市までの距離
5
最寄鉄道駅までの距離
6
幹線道路までの距離
7
小学校及び中学校までの距離
8
地勢、地盤等の状況
9
開発行為の許可の可能性及び採算性
10
その他開発に伴い必要となる事項
【要
領】
(同一状況地域の区分の場合の留意事項)
第4条
運用方針第1第3項の( 1)の同一状況地域は、次の各号に掲げるものに配意して
区分するものとする。
1
地勢及び地盤
2
道路、鉄道、河川、水路及び公園
3
街区及び集落
4
土地利用の状況
5
市町村、大字、字等の境界
6
都市計画法の地域地区等
7
駅勢圏及び通学区域
【要
領】
(標準地の選定方法)
第5条
運用方針第1第3項の( 1)の標準地は、同一状況地域において、別に定める個別
的要因がおおむね標準的と認められる一の画地とするものとする。
《細
則》
(標準地選定の個別的要因)
第3条
要領第5条の個別的要因は 、「国土利用計画法の施行に伴う土地価格の評価等に
ついて」(昭和50年50国土地第4号国土庁土地局地価調査課長通達)別添1土地価格比
準表、別添3林地価格比準表及び別添4農地価格比準表(以下「比準表」という。)の用
途的地域ごとの個別的要因とするものとする。ただし、比準表に該当する用途的地域が
定められていない地域の標準地については、類似する用途的地域の比準表を適正に補正
-4-
するものとし、当該補正を行った比準表の個別的要因とするものとする。
【要
領】
(標準地からの比準)
弟6条
運用方針第1第3項の( 1)の標準地から各画地への比準は、別に定めるところに
より標準地の個別的要因と各画地の個別的要因を比較して行うものとする。
《細
則》
(比準の方法)
第4条
要領第6条及び第7条の個別的要因の比較並びに要領第7条の地域要因の比較
は、比準表を適用することにより行うものとする。ただし、比準表に該当する用途的地
域が定められていない土地については、類似する土地に係る比準表を適正に補正して使
用するものとする。
2
比準表に定められた格差率が当該近隣地域の実態に適合しないと認められるときは、
当該格差率を当該近隣地域の実態に適合するように補正することができるものとする。
この場合において、格差率の補正は、不動産鑑定業者の意見等により適正に行うものと
する。
【要
領】
(取引事例比較法による標準地の評価)
第7条
運用方針第1第3項の(2)の取引事例比較法は、近隣地域(同一状況地域のうち
評価対象地を含む地域をいう。)又は類似地域(近隣地域を含む同一需給圏内から選定し
た当該近隣地域と類似する地域をいう。)に存する取引事例を用い、次式により算定し
て得た価格を比較考量して行うものとする。
M×C×T×H×S×N
M
1平方メートル当たりの取引価格
別に定めるところにより選択した取引事例
の価額のうち土地に係る部分を取引面積で除して得た価格
C
事情補正率
取引事例が別に定める特殊な事情が存する取引である場合の適正
に定めた補正率
T
時点修正率
取引の時点が価格時点と異なる場合の別に定めるところにより求
めた土地価格の変動率
H
建付減価補正率
取引価格が建付減価していると認められる場合の当該建付減
価に係る補正率
S
標準化補正率
取引事例地が近隣地域にある場合にあっては当該近隣地域の標
準地の個別的要因、類似地域にある場合にあっては当該類似地域の標準地の個別
的要因と取引事例地の個別的要因を別に定めるところにより比較して求めた格差
率
N
地域要因の格差率
取引事例地が類似地域にある場合において、近隣地域の地
域要因と当該類似地域の地域要因を別に定めるところにより比較して求めた格差
-5-
率
《細
則》
(取引事例地の選択)
第5条
要領第7条に基づき取引事例を選択するに当たっては、次の各号に掲げる要件を
備えたものを選択するよう努めるものとする。
1
事情補正率が30パーセント程度以内で適正に補正できること
2
取引時期が2年程度以内であること
3
個別的要因の比較が容易であること
4
画地の面積が著しく相違していないこと
5
敷地と建物等が一括して取引されている場合においては、配分法が合理的に適用で
きること
6
違法な取引に係る不動産でないこと
《細
則》
(事情補正)
第6条
要領第7条の特殊な事情が存する取引は、次の各号に掲げるものをいうものとす
る。
1
投機目的の取引
2
中間利益の取得を目的とした業者間又は系列会社間における取引
3
場所的限定がある事業を営むことを前提とした取引
4
宅地造成業者等が事業の必要上からした過大な額の取引
5
過大な造成費が考慮された取引
6
売買手数料、登記料、立退料等土地の対価以外のものが含まれている取引
7
買主又は売主の不動産に関する知識や情報の不足により生じた過大又は過小な額の
取引
8
金融ひっ迫、倒産等のため緊急を要した取引
9
知人、親類等の間で行った恩恵的な取引
10
調定、競売等により価格決定された取引
11
その他減価又は増価すべき特殊な事情に係る取引
《細
則》
(時点修正)
第7条
要領第7条の土地価格の変動率は、次の各号に掲げるもののうち妥当と認められ
る変動率を基に適正に定めるものとする。
1
近隣地域又は同一需給圏内の類似地域内の公示価格の対前年変動率
2
近隣地域又は同一需給圏内の類似地域内の基準地の標準価格の対前年変動率
3
都道府県別又は市町村別の用途別の公示地の公示価格又は基準地の標準価格の対前
年変動率
-6-
4
財団法人日本不動産研究所調査に係る用途地域別市街地価格指数並びに田畑価格及
び山林素地価格の対前年変動率
5
全国農業会議所調査に係る田畑価格の対前年変動率
6
類似不動産の取引価格の推移に基づく変動率
7
不動産鑑定業者が適当と認める変動率
《細
則》
(標準地評価の標準様式)
第8条
【要
標準地の評価は、別に定める様式を標準として行うものとする。
領】
(収益還元法による標準地の評価)
第8条
1
運用方針第1第3項の(2)の収益還元法は、次の各号の式によるものとする。
宅地地域内の土地
R
r
R
1平方メートル当たり宅地の純収益
1年を単位として、土地及び建物等の賃
貸収入から諸経費を控除し、さらに建物等に属する純収益の部分を控除し、土地
の面積で除して求める。
賃貸収入は、賃料、敷金等の一時金の償却額、運用益その他の収入の合計額と
する。
諸経費は、減価償却費、維持管理費、公租公課、損害保険料その他の経費の合
計額とする。
建物等に属する純収益の部分は、建物等の現在価格に期待利回り(年利率7パ
ーセントを標準とする。)を乗じて得た額とする。
r
2
還元利回り
年利率5パーセントを標準とする。
農地地域内の土地
R
r
R
1平方メートル当たり平均純収益
1年を単位として、農業粗収入から農業経
営費を控除し、土地の面積で除して求める。
農業粗収入は、農産物の販売収入、自家消費分相当額その他の収入の合計額と
する。
農業経営費は、種苗費、肥料費、諸材料費、水利費、防除費、建物費、農機具
費、畜力費、雇用労働費、自家労働費、賃料料金、公租公課その他の経費の合計
額とする。
r
3
還元利回り
年利率4パーセントを標準とする。
林地地域内の土地
-7-
Au+Dn1(1+r)
u-n1
+…-{C1(1+r)u-1+…Cu}
(1+r)u-1
Au
1平方メートル当たり伐期収入
-V
当該地方の慣行伐期時における立木材積に
現在山元立木価格を乗じて得た額を土地の面積で除して求める。
Dn 1…
1平方メートル当たり間伐収入
間伐収穫材積に現在山元立木価格を乗
じて得た額を土地の面積で除して求める。
u
慣行伐期令
当該地方の慣行伐期令を調査し、森林法の地域森林計画において
定める標準伐期令を参考として定める。
n 1…
間伐年
C 1…Cu
植林より間伐までの年数
1平方メートル当たり造林費
当該森林の造林に要する新植費、補植
費、下刈、つる切り、伐除等の手入費その他の経費の合計額を土地の面
積で除して求める。
V
1平方メートル当たり管理資本
当該森林の経営上投下される森林組合費、森
林火災保険料、森林見回り費等の年間経費の合計額を土地の面積で除した後、管
理資本還元利率(年利率4パーセントを標準とする。)で除して算定する。
r
【要
年利率
4パーセントを標準とする。
領】
(原価法による標準地の評価)
第9条
1
運用方針第1第3項の(2)の原価法は、次の各号の式によるものとする。
宅地地域内の土地(次号に該当する場合を除く。)
G+D
G
1平方メートル当たり素地価格
当該近隣地域内の素地の取得価額を取得面積
で除して求める。
D
1平方メートル当たり造成工事費等
当該近隣地域内の土地の造成に要する標
準的な1平方メートル当たりの工事費及び付帯費用
2
最近造成された一団地の宅地
(G+D+I)÷S
G
素地の取得価額
D
造成工事費等
開発区域全体の素地の取得価額
当該開発区域の造成に要する工事費及び公共施設負担金の合計
額とする。この場合の工事費は、測量調査費、設計費、道路築造費、排水工事費
等の直接工事費及び運搬費、準備費、仮設費、現場管理費等の間接工事費とする。
3
I
付帯費用
通常必要とされる販売費、一般管理費、その他の経費の合計額
S
宅地面積
開発区域内の有効宅地部分の総面積
農地地域内の土地及び林地地域内の土地
第1号又は第2号に準ずる。
4
宅地見込地地域内の土地
{Lf-D(1+nc)-Lfi}÷(1+n'c)÷(1+r)
L
1平方メートル当たり転換後造成後の更地価格
-8-
m
想定上の開発区域内における
宅地開発後の標準的な画地の更地価格を類似の宅地開発地の取引事例等により算
定する。
f
有効宅地化率
想定上の開発区域の規模、自然的条件、公共施設の整備水準等
を考慮して作成した想定開発図による有効宅地化率を基に類似の宅地開発地の有
効宅地化率を参考にして定める。
D
1平方メートル当たり造成工事費等
当該開発区域の想定上の開発設計及び想
定開発図を基に造成に要すると見込まれる工事費に公共施設負担金を加え、開発
区域全体の面積で除して求める。
i
付帯費用割合
通常必要とされる販売費、一般管理費その他の経費の合計額が
転換後造成後の更地価格に占める割合であって、想定上の開発区域の規模、開発
期間等を考慮して適正に定める。
n
工事等の期間
造成工事費等の支払時から宅地販売時までの標準的な所要月数
n'
素地取得等の期間
c
月当たり投下資本収益率
r
年利率
m
熟成までの期間
素地取得時から宅地販売時までの標準的な所要月数
月利率1パーセントを標準とする。
6パーセントを標準とする。
評価時点から素地取得までの期間とする。当該開発区域の位
置、自然的条件、都市発展の動向等をしんしゃくして求める。
5
農地見込地地域内の土地及び林地見込地地域内の土地
第4号に準ずる。
【要
領】
(公示価格等との均衡)
第10条
運用方針第1の2により公示価格と標準地の評価格を比較するときは、第7条の
取引事例比較法の算定式を準用するものとする。
2
近隣地域又は類似地域に公示価格に係る土地がない場合において、国土利用計画法施
行令(昭和49年政令第387号)第9条に規定する基準地があるときは、当該基準地の標
準価格と標準地の評価格について前項に準じて比較を行うものとする。
-9-
(別記2)
土地利用制限率算定要領
(土地利用制限率)
第1条
基準第25条に掲げる「土地の利用が妨げられる程度に応じて適正に定めた割合」
(以下「土地利用制限率」という。)の算定は、この要領の定めるところによるものと
する。
(土地の利用価値)
第2条
土地の利用価値は、地上及び地下に立体的に分布しているものとし、次の各号に
掲げる使用する土地の種別に応じ、当該各号に掲げる利用価値の合計とすることを基本
とし、それぞれの利用価値の割合は 、(別表第1 )「土地の立体利用率配分表」に定め
る率を標準として適正に定めるものとする。
(1) 高度市街地内の宅地
建物による利用価値及びその他の利用価値(上空における通信用施設、広告用施設、
煙突等の施設による利用及び地下における特殊物の埋設、穽井による地下水の利用等
をいう。以下同じ。)
(2) 高度市街地以外の市街地及びこれに準ずる地域(おおむね、市街化区域内又は用途
地域が指定されている高度市街地以外の区域をいう。)内の宅地又は宅地見込地建物に
よる利用価値、地下の利用価値及びその他の利用価値
(3) 農地又は林地
地上の利用価値、地下の利用価値及びその他の利用価値
(土地利用制限率の算定方法)
第3条
土地の利用制限率は、次式により算定するものとする。
(1) 前条第1号の土地の場合
建物による利用価値の割合×
B
+その他の利用価値の割合×α
A
A
建物利用における各階層の利用率の和
B
空間又は地下の使用により建物利用が制限される各階層の利用率の和
α
空間又は地下の使用によりその他利用が制限される部分の高さ又は深さ
による補正率(0~1の間で定める。)
(2) 前条第2号の土地の場合
建物による利用価値の割合×
B
A
+地下の利用価値の割合×p+その他の利用価値
の割合×α
A、B
それぞれ前号に定めるところによる。
p
地下の利用がなされる深度における深度別地下制限率
α
前号に定めるところによる。
- 10 -
(3) 前条第3号の土地の場合
地上の利用価値の割合×q+地下の利用価値の割合×p+その他の利用価値の割
合×α
q
空間又は地下の使用により地上利用が制限される部分の利用率の割合
p
第2号に定めるところによる。
α
第1号に定めるところによる。
(建物利用における各階層の利用率)
第4条
前条に規定する建物利用における各階層の利用率を求める際の建物の階数及び用
途は、原則として、使用する土地を最も有効に使用する場合における階数及び用途とす
るものとし、当該階数及び用途は、次の各号に掲げる事項を総合的に勘案して判定する
ものとする。
(1) 当該地域に現存する建物の階数及び用途
(2) 当該地域において近年建築された建物の標準的な階数及び用途
(3) 土地の容積率を当該土地の建ぺい率で除して得た値の階数
(4) 当該地域における都市計画上の建ぺい率に対する標準的な実際使用建ぺい率の状況
(5) 当該地域における用途的地域
(6) 当該地域の将来の動向等
2
建物の各階層の利用率は、当該地域及び類似地域において近年建築された建物の階層
別の賃借料又は分譲価格等を多数収集の上これを分析して求めるものとする。この場合
において、高度市街地内の宅地にあっては 、(別表第2 )「建物階層別利用率表」を参
考として用いることができるものとする。
(深度別地下制限率)
第5条
第3条に規定する深度別地下制限率は、地域の状況等を勘案して定めた一定の深
度までの間に、1~10メートルの単位で設ける深度階層毎に求めるものとし、原則とし
て当該深度階層毎に一定の割合をもって低下するとともに、最も浅い深度階層に係る深
度別地下制限率を1として算定するものとする。
(農地等の地上利用)
第6条
第3条に規定する地上利用が制限される部分の利用率は、農地及び林地における
農業施設の所要高、立木の樹高の最大値等を考慮の上、地域の状況に応じて、地上利用
の高さ及び高度別の利用率を決定することにより適正に定めるものとする。
(空間又は地下の使用による残地補償)
第7条
同一の土地所有者に属する土地の一部の空間又は地下を使用することによって残
地の利用が妨げられる場合の当該残地に関する損失の補償額の算定は、次式によるもの
とする。
土地価格×建物利用制限率×残地補償対象面積
残地補償対象面積=残地面積-建築可能面積
- 11 -
建築可能面積
当該残地の建ぺい率、画地条件、周辺の環境及び直接利用制限部分
との関係等を考慮して適正に定める。
建物利用制限率
使用する土地の土地利用制限率(その他の利用価値に係る制限率
が含まれる場合は、これを除く。)
2
工作物の移転料については、前項に準ずるものとする。
3
前2項に定めるもののほか、土地等を使用する場合における同条の処理については、
第11の例による。
- 12 -
(別記3)
区分所有建物敷地取得補償実施要領
(目的)
第1条
本要領は、建物の区分所有等に関する法律(昭和37年法律第69号。次条において
「区分所有法」という。)の適用のある建物で移転が困難なものの敷地の取得に当たって
必要となる当該建物及びその敷地に係る補償について、一般的と認められる方法を定め
るものである。
(用語の意義)
第2条
本要領における用語の意義は、区分所有法の定めるところ等により次の各号のと
おりとするほか、同法によるものとする。
(1) 区分所有建物
1棟の建物でその構造上区分された数個の部分で独立して住居、店
舗、事務所又は倉庫その他建物としての用途に供することができるものそれぞれが所
有権の目的とされているものをいう。
(2) 区分所有権
区分所有建物の前号に規定するそれぞれの部分(規約により共用部分
とされたものを除く。)を目的とする所有権をいう。
(3) 区分所有者
区分所有権を有する者をいう。
(4) 専有部分
区分所有権の目的たる建物の部分をいう。
(5) 共用部分
支柱、耐力壁、屋根、外壁、基礎等建物の基本的な構造たる部分、数個
の専有部分に通ずる廊下、階段室等構造上区分所有者の全部又は一部の用に供される
部分等専有部分以外の建物の部分、専有部分に属しない建物の附属物及び規約により
共用部分とされた附属の建物をいう。
(6) 区分所有建物の敷地
(7) 規約敷地
区分所有建物が所在する土地及び規約敷地をいう。
規約により区分所有建物の敷地とされた土地をいい、区分所有建物が所
在する土地とは筆を異にする土地であって庭、通路、自動車の保管場所、附属の建物
等の用に供するためこれと一体として管理又は使用をする関係にあるものである。
(8) 敷地利用権
専有部分を所有するための区分所有建物の敷地に関する権利をいい、
所有権又は地上権、賃借権等が該当する。
(補償金の支払方法)
第3条
次の各号に掲げる補償については、集会の決議による管理者、管理組合法人の理
事等区分所有者を代表する権限を有する者と契約を締結し、この者に一括して補償金を
支払うことに努めるものとする。
(1) 第13条第1項に規定する残存部分に対する補修費等の補償
(2) 第16条第1項に規定する残存部分の維持管理費の増分に対する補償
(3) 第17条に規定する附属の建物等に対する補償
(4) 第18条に規定する立木等に対する補償
- 13 -
(区分所有建物の敷地の画地)
第4条
区分所有建物の敷地の評価に係る画地については、運用方針第1第1項(2)の規
定にかかわらず、所有者を異にする場合においても、区分所有建物の敷地を構成する一
団の土地とする。
(敷地利用権の価格の評価)
第5条
敷地利用権が所有権である場合におけるその価格の評価は、敷地利用権の対象で
ある画地の正常な取引価格による価額(画地が2以上ある場合においてはそれぞれの価
額の合計額とする。)に当該敷地利用権の共有持分の割合を乗じて行うものとする。この
場合において、区分所有建物の老朽化が著しいにもかかわらず建替計画が具体化してい
ないこと、建物と敷地の関係が不適合であると認められること、付近の土地利用からみ
て有効な利用と認められないこと等により、土地価格に減価が生じていると認められる
ときは、適正に減価補正するものとする。
2
前項の共有持分の割合については、原則として、不動産登記簿に記載されている敷地
権の割合により確認し、定めるものとする。ただし、敷地権の割合が区分所有建物の共
用部分の共有持分の割合と著しく異なる場合には、その事情を確認の上で適切に定める
ものとする。
(借地権等である場合の取扱い)
第6条
敷地利用権が所有権以外の権利である場合におけるその価格の評価は、前条の規
定に準じて行うものとする。
(残存区分所有者の敷地利用権の持分の取得方法)
第7条
区分所有建物の一部のみを取得する場合において、残存する区分所有者が有する
敷地利用権のうち事業に必要な用地に相当する部分については、できる限り区分所有権
の取得に伴い事業者が取得した敷地利用権のうち残地に相当する部分と交換することに
よって取得するよう努めるものとする。この場合において、交換差額が生ずるときは、
清算を行うものとする。
(区分所有権の取得価格)
第8条
取得に係る区分所有権(共用部分の共有持分を含む。)の正常な取引価格は、当該
区分所有権(共用部分の共有持分を含む。)及びその敷地利用権(以下「区分所有権等」
と総称する。)の価格から、第5条及び第6条の規定に基づき求めた敷地利用権の価格を
控除して求めるものとする。
2
前項の区分所有権等の正常な取引価格は、次条に定める取引事例比較法により求めた
価格を基準として、第10条に定める原価法により求めた価格を参考として求めるものと
する。ただし、取引事例比較法により価格を求めることが困難な場合は、原価法により
求めた価格を基準とするものとする。
- 14 -
(取引事例比較法による区分所有権等の比準価格)
第9条
区分所有権等の取引事例比較法による比準価格を算定するに当たっては、原則と
して、当該区分所有権等の属する区分所有建物及び事例の区分所有権等の属する区分所
有建物のそれぞれに評価の基準となる区分所有権等(評価の基準として適当と認められ
る階層において評価に適当と認められる位置に存する専有部分に係る区分所有権等をい
い、以下「基準戸」という。)を設定するものとする。
2
区分所有権等の比準価格は、おおむね、次の各号に定める順序に従って算定するもの
とする。
(1) 事例の区分所有権等の属する区分所有建物に係る基準戸における価格時点の専有部
分1平方メートル当たりの正常な取引価格を、事例の区分所有権等と当該基準戸の次
項第3号及び第4号に掲げる個別的要因の比較等により算定する。
(2) 事例の区分所有権等の属する区分所有建物に係る基準戸と取得に係る区分所有権等
の属する区分所有建物に係る基準戸の格差率を、地域要因、次項各号に掲げる個別的
要因等の比較により算定する。
(3) 取得に係る区分所有権等の属する区分所有建物に係る基準戸と取得に係る区分所有
権等の格差率を、次項第3号及び第4号に掲げる個別的要因等の比較等により算定す
る。
(4) 取得に係る区分所有権等の比準価格は、第1号の規定により算定した正常な取引価
格に前2号の規定により算定した格差率を乗じて算定する。
3
前項に規定する個別的要因は、おおむね、次の各号に例示するとおりとする。
(1) 区分所有建物に係る個別的要因
ア
施工の良否
イ
建物の経過年数及び残存耐用年数
ウ
建物の構造、設計、設備等の良否
エ
玄関、集会室等の施設の状態
オ
建物の階数
カ
建物の用途及び利用の状態
キ
管理の良否
ク
居住者、店舗等の構成の状態
(2) 敷地に係る個別的要因
ア
敷地の形状及び空地部分の広狭の程度
イ
敷地内施設の状態
ウ
敷地の規模
エ
敷地に関する権利の態様
(3) 専有部分に係る個別的要因
ア
階層及び位置
イ
日照、眺望及び景観の良否
ウ
室内の仕上げ及び維持管理の状態
エ
専有面積及び間取りの状態
オ
隣接不動産等の利用の状態
- 15 -
カ
エレベーター等の共用施設の利便性の状態
キ
敷地に関する権利の態様及び持分
(4) 専用使用権に係る個別的要因
ア
自動車の保管場所の形態及びその権利の態様
イ
専用庭の有無
ウ
バルコニー、トランクルーム等の施設の状態
(原価法による区分所有権等の積算価格)
第10条
区分所有権等の原価法による積算価格は、当該区分所有権等が属する区分所有建
物一棟及びその敷地利用権全体について求めた原価法による積算価格に、当該区分所有
権等に係る効用比による配分率を乗じて算定するものとする。
2
前項の区分所有建物1棟及びその敷地利用権全体について求める積算価格は、当該区
分所有建物の再調達原価を減価修正した額と当該敷地利用権全体の再調達原価を減価修
正した額を合計した額に、第5条第1項後段に規定する減価補正を適正に行って算定す
るものとする。
3
前項に定める減価修正は、区分所有建物については建物又は設備の破損及び老朽化に
係る要因を主として行うものとし、敷地利用権については擁壁、石垣等の破損があるよ
うな場合に限りその復旧費用を考慮して行うものとする。
4
第1項の効用比による配分率は、次の各号の項目を参考にして適正に定めるものとす
る。
(1) 当該区分所有建物販売時における当該区分所有権等に係る戸の設定価格の全戸の設
定価格の総額に対する割合
(2) 近隣地域若しくは同一需給圏内の類似地域に存する同類型、同品等、同階建の区分
所有建物(以下本号において「近隣区分所有建物等」という。)の階層別設定価格を参
考にして定めた階層別効用比率及び近隣区分所有建物等の評価対象の区分所有権と同
一の階層における設定価格を参考にして定めた位置別効用比率の相乗積
5
前項第2号の階層別効用比率及び位置別効用比率は、次式により求める。
対象階の階層別効用比×対象階の専有面積
階層別効用比率=
(各階の階層別効用比×各階の専有面積)の合計値
対象区分所有権の位置別効用比×対象区分所有権の専有面積
位置別効用比率=
(対象区分所有権の存する階の各戸の位置別効用比×各戸の専有面積)の合計値
(内装に要する費用等の補償)
第11条
区分所有権等の価格が、専有部分の壁、天井等の内装又は台所、浴室等の水回り
設備が改修されていない状態のものとして算定されているときは、これら内装又は水回
り設備の改修に要する費用を補償するものとする。
- 16 -
(建物の一部が支障となる場合に取得する建物の範囲)
第12条
区分所有建物の一部が事業の支障となる場合における取得する建物の範囲につい
ては、次の各号に掲げる項目について取り壊すことによる影響の程度を総合的に検討し
て取り壊すべき建物の範囲を定めた上で、当該範囲を取得するものとする。
(1) 構造の安全性
(2) 法令の規定の充足度
(3) 取り壊し工事の難易度
(4) 残存部分に対する補修費、補強費と残存する効用との対照
2
前項の検討に当たっては、あらかじめ一級建築士等の建築の専門家に構造の安全性等
につき診断を求めなければならない。
(残存部分に対する補修費等の補償)
第13条
区分所有建物の一部のみを取得する場合においては、残存する区分所有建物の区
分所有者が有する取得部分の共用部分の共有持分に対する金銭による補償は行わず、残
存部分を存置させるために必要な次の各号に掲げる工事に要する費用を補償するものと
する。
(1) 切断面の補修
(2) 設備の移設、取り替え
(3) 構造部の補強
(4) その他必要となる工事
2
前項に掲げる工事の期間中、区分所有者又はその借家人が仮住居を必要とし、又は営
業を一時休止する必要があると認められるときは、仮住居を通常要する費用又は休止に
よる収益減(若しくは所得減)を補償するものとする。
(残存専有部分に対する工事費等の補償)
第14条
十分な広さを有する専有部分の一部が事業の支障となる場合で、当該専有部分の
残存部分を専有部分として利用することが可能であり、かつ、妥当であると認められる
ときは、利用を可能とするための工事に要する費用を補償するものとする。この場合に
おいて、当該残存部分を第三者に譲渡することが妥当と認められるときは、売急ぎに伴
う売却損相当額を補償するものとする。
(残存部分の価値減等に対する補償)
第15条
区分所有建物の一部の取り壊しに伴い残存部分に存する区分所有権の価値が低下
すると認められる場合は、価値の低下相当額を補償するものとする。
2
価値の低下に対する補償額は、従前建物と残存部分との外観の差異等による市場性の
低下の程度、残存部分に対する補修、補強等の措置の程度、建物と敷地の適合性の程度
等を総合的に検討して定めるものとする。この場合において、不動産鑑定業者等の意見
を参考とするものとする。
- 17 -
(残存部分の維持管理費の増分に対する補償)
第16条
残存する区分所有者が残存部分を維持管理するために負担する諸費用のうち次の
各号に掲げる費用で区分所有者の数に比例して減少しないものについては、次項に定め
るところにより維持管理費の増加分を補償するものとする。
(1) 電気料金、水道料金等の基本料金に係る費用
(2) エレベーター、テレビジョン受信施設等の点検費、修繕費
(3) 給排水施設の清掃費、修繕費
(4) 外壁等の塗装費、補修費
(5) 集会所等の共同施設の管理費
(6) 管理委託費用
(7) その他の費用
2
維持管理費の増分は、次式により算定する。
(1+r)n -1
(A-B)×
r(1+r)n
A
残存する区分所有者1人当たりの残存部分における維持管理費の合計額
B
残存する区分所有者1人当たりの従前建物における維持管理費の合計額
r
年利率
n
補償期間
残存部分の残耐用年数又は20年のいずれか短い期間とする。
(附属の建物等に対する補償)
第17条
集会所等の附属の建物を再築する必要があると認められるときは、残存する区分
所有者の数に見合った適正な規模の建物の再築に要する費用を補償するものとする。
2
取得した専有部分に事業の支障とならず、かつ、集会所等として利用が可能であるも
のがあるときは、これを前項の補償に代えて提供することができるものとする。この場
合においては、集会所等とするための室内の改造等に要する費用を補償するものとする。
3
不足する自動車の保管場所を確保する必要があると認められるときは、残存する区分
所有者の数、従前の区分所有者の数と自動車の収容台数との割合、従前の保管場所の形
態等を考慮し、適正な保管場所を確保するのに要する費用を補償するものとする。
(立木等に対する補償)
第18条
立木又は工作物(前条に規定するものを除く。)を移転する必要があると認められ
るときは、当該移転に要する費用を補償するものとする。
(管理組合法人の理事等の費消時間に対する補償)
第19条
区分所有建物の管理組合法人の理事等で、分離処分可能規約の作成のための集会
の開催等敷地の売却に係る法令上の手続きを行った者に対しては、これらの実施のため
通常必要となる費消時間に対して補償するものとする。
2
前項の補償については、就業不能補償に係る運用方針第15第6項の規定を準用する。
この場合において、通常必要となる費消時間(日数)は、関係する区分所有者の数、実
- 18 -
際に時間を費消する理事等の数及び建物の支障となる程度に応じて、当該理事等の業務
の内容を適正に認定した上で定めるものとする。
- 19 -
(別記4)
残地工事費補償実施要領
(目的)
第1条
本要領は、残地と道路の路面高との間に高低差が発生し又は拡大する場合におい
て必要と認められる残地の従前の用法による利用を維持するための工事に通常要する費
用の補償について定めることを目的とする。
(通路等の設置の補償)
第2条
残地の規模、利用状況等に鑑み、通路又は階段を設置することにより従前の用法
による利用を維持することができると認められるときは、通路又は階段を設置するのに
通常要する費用を補償するものとする。
(盛土又は切土の工事費の補償)
第3条
残地における盛土又は切土の工事に要する費用の補償は、次の各号のいずれにも
該当するときに実施するものとする。
(1) 残地に建物が存するとき又は残地が取得する土地に存する建物の通常妥当な移転先
と認定されるとき。
(2) 前条に規定する通路等の設置では、従前の用法による利用を維持することができな
いと社会通念上認められるとき。
(盛土高)
第4条
事業施行後において、道路の路面より残地が低くなる場合における補償の対象と
する盛土高の標準は、高低差が事業施行前の状態に復するまでの間の値とする。ただし、
事業施行前において道路の路面より0.5メートル以上高い敷地の残地にあっては、路面
より0.5メートル高くなるまでの高さを限度とする。
(切土高)
第5条
事業施行後において、道路の路面より残地が高くなる場合における補償の対象と
する切土高の標準は、下表によるものとする。
事業施行前の状態
補償対象切土の高さ
道路の路面と敷地が等高又は
敷地が低い場合
(住宅敷地の場合)
事業施行後の道路の路面と残地の高低差が1
メートルを超える場合は、高低差が1メートル
となるまでの間の値
(店舗等敷地の場合)
等高になるまでの間の値
- 20 -
道路の路面より敷地が高い場
合
(住宅敷地の場合)
事業施行後の道路の路面と残地の高低差が1
メートルを超える場合は、高低差が1メートル
になるまでの間の値。ただし、事業施行前すで
に高低差が1メートルを超えていた場合は、事
業施行前の状態に復するまでの間の値
(店舗等敷地の場合)
事業施行前の状態に復するまでの間の値
(盛土高及び切土高の限界)
第6条
前2条に規定する盛土高又は切土高が当該地域における地勢の状況、宅地の擁壁
高の状況、隣接宅地との関係等を勘案し、社会通念上妥当と認められる範囲を超えると
きは、当該範囲において盛土高又は切土高を決定するものとする。
(標準的な盛土高又は切土高としない場合の処置)
第7条
前条により第4条又は第5条に規定する盛土高又は切土高としない場合におい
て、残地に接面道路への出入りのための通路等を設置し、及び必要により自動車の保管
場所を確保する場合においては、これらの工事に通常要する費用を補償するものとする。
2
前条に規定する範囲における盛土又は切土の工事及び前項に規定する工事を実施して
もなお社会通念上妥当と認められる範囲を超えて価値減が生じていると認められるとき
は、当該価値減相当額を補償するものとする。
(盛土又は切土の平面的な範囲)
第8条
補償の対象とする盛土又は切土の範囲は、原則として、残地の全部とする。ただ
し、残地のうち盛土し、又は切土する必要性がないと認められる部分は除く。
(補償の限度)
第9条
残地に関する損失及び工事費の補償額の合計額は、残地を取得した場合の価額(取
得価格に残地面積を乗じて算定した価額)を限度とする。ただし、当該地域の地価水準
等を勘案して、特に必要があると認められる場合において、本要領に基づく補償を行う
ことを妨げるものではない。
- 21 -
(別記5)
自動車保管場所補償実施要領
(適用範囲)
第1条
本要領は、次に掲げる要件に該当する自動車の保管場所について適用する。
(1) 平屋建又は二階建の建物の存する一団の土地内の自動車の保管場所の一部又は全部
が取得又は使用(以下「取得等」という。)されることにより使用できなくなる当該自
動車の保管場所
(2) 現に自動車の保管場所の用に供されており、引続き同一目的に供されると見込まれ
る自動車の保管場所
なお、自動車の保管場所と共に建物が取得等される土地に存する場合には、自動車
の保管場所の機能回復を含めて当該支障建物の移転工法を検討することから、本要領
は適用しない。ただし、この場合には、本要領のうち参考となる事項について、これ
に準じて取扱うものとする。
(定義)
第2条
「自動車の保管場所」とは、自動車の保管場所の確保等に関する法律(昭和37年
6月1日法律第145号)第2条第3号に規定する保管場所(車庫、空地その他自動車を
通常保管するための場所)及び業務用建物敷地内における当該業務と密接不可分な車両
の駐車のための場所(以下「保管場所」という。)をいう。
2
「一団の土地」とは、居住用建物又は業務用建物及び保管場所が機能的に一体利用さ
れている画地をいう。
なお、この場合において、土地に関する権利の形態については、自己の所有権と所有
権以外の権利(借地権等)が混在していても差支えないものとする。
(補償方法)
第3条
一団の土地内に存する自動車の保管場所の一部又は全部が取得等される場合にお
いては、原則として、次により補償するものとする。
なお、この場合において、残地内の建物等の移転、近隣の貸駐車場(保管場所)の借
上げ又は残地内での立体駐車場(保管場所)の設置を行わなければ従来利用していた目
的に供することが著しく困難となるときは、一団の土地に存する建物の所有者の請求に
より、補償するものとする。
また、本要領は標準的な取扱いを示すものであり、これにより難い場合は個々の具体
的な実情に即して妥当な補償となるよう適正に運用するものとする。
(1) 保管場所の機能回復の方法
保管場所の機能回復の方法は、一団の土地の用途(一般住宅敷地、共同住宅(貸家)
敷地又は業務用建物敷地)により、残地の状態、保管場所の機能回復に要する費用の
経済性等を検討の上、次表に掲げる回復方法の中から合理的な方法を決定する。
- 22 -
番号
用途
保管場所の機能回復
の方法
1
一般住宅敷地
共同住宅敷地
業務用建物敷地
残地内の建物を移
転することなく保管
場所を確保
残地内の主たる建物を移転する
ことなく、物置その他の工作物及
び立竹木を再配置することによっ
て、保管場所を含む現状機能を確
保
2
一般住宅敷地
共同住宅敷地
業務用建物敷地
近隣に保管場所と
することができる土
地を確保
「近隣」とは、現在の保管場所
から概ね200メートルの範囲を標
準とするが、具体的には各地域の
実情等によって決定(以下におい
て同じ。)
3
一般住宅敷地
業務用建物敷地
近隣の貸駐車場(保
管場所)を借上げ
比較的容易に借上げが可能な場
合とし、順番待ち等の状況(短期
間で確実に借上げできる場合を除
く。)にあるときは、該当しない。
4
共同住宅敷地
業務用建物敷地
残地内に立体駐車
場(保管場所)を設
置
地域内の一部に立体化された駐
車場(保管場所)が設置されてい
る地域においては、これらの使用
実態、設置場所、設備の種類(機
械式、半自走式、自走式)等の調
査を行い、残地内に設置する設備
を検討・決定
5
一般住宅敷地
共同住宅敷地
業務用建物敷地
残地内の建物を構
内に移転して、保管
場所を確保
残地内の主たる建物の一部又は
全部を移転することによって、保
管場所を含む現状機能を確保
6
一般住宅敷地
共同住宅敷地
業務用建物敷地
構外に建物を移転
して保管場所を確保
前記の五つの方法による保管場
所の確保が困難な場合又は他の方
法に比べ経済合理性を有する場合
には、構外移転によって、保管場
所を含む現状機能を確保
機能回復の方法の内容
(注)合理的な回復方法は、番号1から順次検討を行った上で決定するものとする。
留意事項
①共通
ア
表中、番号2の「保管場所とすることができる土地」とは、一団の土地に存
する建物の所有者が所有等する土地又は土地に関する権利の取得等が明らかな
他人の土地で、保管場所とすることができる土地をいう。
イ
保管場所を借上げにより確保することの可否、及び保管場所を一団の土地以
外の土地に確保することが行われている地域であるか否かの判定に当たって
- 23 -
は、地元不動産業者等からの聞込み等により行うものとする。
ウ
立体駐車場(保管場所)は必要最小規模のものとし、二段式を妥当とする。
この場合における駐車台数の決定に当たっては、単に起業地内の支障となる台
数分だけでなく、設置するために新たに支障となる分も含めたものとする。
エ
残地内の建物を移転して保管場所を確保する方法の検討に当たっては、建物
の一階部分を保管場所とするなど、立体的な機能回復方法の検討も行うものと
する。
オ
建物の移転工法を構外再築工法と決定する場合には、他の方法による保管場
所の確保が困難である旨の資料等を十分備えた上で、慎重に判断するものとす
る。
カ
保管場所の規模等の検討に当たっては、現在の保管場所の利用状況、使用頻
度(使用率)等を検討して判断するものとする。
したがって、保管場所の利用状況、使用頻度(使用率)等によっては、現状
の保管場所機能の完全な回復を必要としない場合もあることに留意するものと
する。
②住宅敷地内の保管場所
ア
住宅敷地内の保管場所で本要領の対象とするのは、生活上自動車が不可欠な
地域(通勤、買物等に自動車を使用することが一般的な地域)内の保管場所と
する。
③共同住宅敷地内の保管場所
ア
保管場所を備えていることを必ずしも貸家の一般的な条件としていない地域
内の共同住宅(貸家)の保管場所については、残地内の建物の移転又は立体駐
車場(保管場所)の設置等による機能回復の必要性までは認められないことに
留意するものとする。
したがって、このような地域内の共同住宅(貸家)の保管場所が支障となっ
た場合には、残地の簡易な工作物等を移転すること等により、できる限りの保
管場所を確保するものとする。
イ
建物の一部を分割して構外に移転する工法を採用するに当たっては、構外再
築工法と同様に他の方法による保管場所の確保が困難である旨の資料等を十分
備えた上で、慎重に判断するものとする。
④業務用建物敷地の保管場所
ア
保管場所の支障の状態、業種等によっては、本要領による保管場所の確保に
要する費用の補償と保管場所の機能回復を行わずに営業規模の縮少による補償
とを比較検討するものとする。
イ
現状と同様移転後も残地に保管場所を確保することを標準とするが、次のよ
うな使用実態等にある場合には、建物の存する土地と保管場所とが分離(割)
することが可能であると判断することを原則とする。
・従業員が通勤に使用している保管場所
・主として夜間に多く使用されている業務用トラック等の保管場所
・その他、分離(割)が可能と認められるとき。
- 24 -
ウ
立体駐車場(保管場所)の設置の検討に当たっては、業種、保管場所の使用
状況、使用頻度等から総合的に検討するものとする。
(2) 補償額の算定式
自動車の保管場所の確保に要する費用の補償額は、次の各号に掲げる場合の区分に
応じ、当該各号に掲げる式により算定した額とする。
なお、建物等の移転に伴い営業休止、家賃減収等が生ずる場合には、その損失額を
補償するものとする。
一
残地内の建物を移転することなく保管場所を確保する場合
補償額=保管場所の移転料+物置その他の工作物移転料+立竹木移転料+(動産
移転料)+(移転雑費)
注1
移転先又は従前の保管場所の残存部分に整地を行うことが必要であると認
められる場合には、これに要する費用は保管場所の移転料に含む(以下にお
いて同じ。)。
二
近隣に保管場所とすることができる土地を確保する場合
補償額=保管場所の移転料+移転雑費(移転先選定に要する費用、契約に要する
費用、就業できないことによる損失額等)
三
近隣の貸駐車場(保管場所)を借上げる場合
補償額=貸駐車場(保管場所)の利用料相当額+現在の保管場所の現在価額+現
在の保管場所の取り壊し工事費-発生材価額
貸駐車場(保管場所)=当該地域における標準的利用料金(1か月)×0.9×月
数の利用料相当額
注1
0.9は、現在の保管場所に対する管理費、土地に係る公租公課等相当分を
考慮し、補正したものである。
2
四
月数は、24か月以内で適正に定めるものとする。
残地内に立体駐車場(保管場所)を設置する場合
補償額=立体駐車場(保管場所)設置費用相当額+立体駐車場(保管場所)の維
持管理費相当額+(移転雑費)+現在の保管場所の取り壊し工事費-発生材価額
注1
立体駐車場(保管場所)の維持管理費相当額は、設置する設備が機械式で
あって、通常の維持管理費が必要と認められる場合に、補償できるものとし、
次式により算定する。
(1+r)n -1
維持管理費相当額=A×
r(1+r)n
・Aは、新設した設備に係る年均等化経常費から既存の設備に係る年均等
化経常費を控除した額とする。
・rは、年利率
・nは、新設した設備の維持管理費の費用負担の対象となる年数とし、当
該補償設備の耐用年数に相応する一代限りの期間とする。
2
立体駐車場(保管場所)の設置に伴い工作物及び立竹木の移転の必要を生
ずる場合には、これらを移転するのに要する費用を補償するものとする。
- 25 -
五
残地内の建物を構内に移転して保管場所を確保する場合
補償額=建物移転料(曳家、改造、除却又は再築工法)+保管場所の移転料+そ
の他の工作物移転料+立竹木移転料+動産移転料+移転雑費
六
構外に建物を移転して保管場所を確保する場合
補償額=建物移転料(再築工法)+保管場所の移転料+その他の工作物移転料+
立竹木移転料+動産移転料+移転雑費
- 26 -
建物移転料算定要領
第一章 総則
(適用範囲)
第1条 この要領は、新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準の運用方針
(平成 20 年 3 月 25 日付け用土第 573 号土木部長通知。以下「運用方針」と
いう。
)第 11 第 1 項(6)に規程する建物の移転料に係る調査算定に適用する
ものとする。
(建物の区分)
第2条 調査算定に当たり、建物は次表のとおり区分する。
建 物 区 分
木 造 建 物
〔Ⅰ〕
判
断
基
準
土台、柱、梁、小屋組等の主要な構造部に木材を使
用し、軸組(在来)工法により建築されている専用住
宅、共同住宅、店舗、事務所、工場、倉庫等の建物で
主要な構造部の形状・材種、間取り等が一般的と判断
される平屋建又は2階建の建物
木 造 建 物
〔Ⅱ〕
土台、柱、梁、小屋組等の主要な構造部に木材を使
用し、軸組(在来)工法により建築されている劇場、
映画館、公衆浴場、体育館等で、主要な構造物の形状
・材種、間取り等が一般的でなく、木造建物〔Ⅰ〕に
含まれないと判断されるもの又は 3 階建の建物
木 造 建 物
〔Ⅲ〕
土台、柱、梁、小屋組等の主要な構造部に木材を使
用し、ツーバイフォー工法又はプレハブ工法等軸組(
在来)工法以外の工法により建築された建物
木造特殊建物
土台、柱、梁、小屋組等の主要な構造部に木材を使
用し、軸組(在来)工法により建築されている神社、
仏閣、教会堂、茶室、土蔵等の建物で建築に特殊な技
能を必要とするもの又は歴史的価値を有する建物
非木造建物
〔Ⅰ〕
柱、梁等の主要な構造部が木材以外の材料により建
築されている鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋
コンクリート造、コンクリートブロック造等の建物
非木造建物
〔Ⅱ〕
石造、レンガ造及びプレハブ工法により建築されて
いる鉄骨系又はコンクリート系の建物
注)建築設備及び建物付随工作物(テラス、ベランダ等建物と一体として
施工され、建物の効用に寄与しているもの)は、建物の調査に含めて行う
ものとし、この場合の「建築設備」とは、建物と一体となって、建物の効
用を全うするために設けられている、又は、建物の構造と密接不可分な関
係にあるおおむね次に掲げるものをいう。ただし、借家人等の建物所有者
と異なる者の所有であり、かつ、容易に取り外しが行えるような場合は、
この限りでない。
(1)電気設備(電灯設備、動力設備、受・変電設備(キュービクル式受変
電設備を除く。)、ソーラーパネル等発電設備等)
(2)通信・情報設備(電話設備、電気時計・放送設備、インターホン設備、
警備設備、表示設備、テレビジョン共同受信施設等)
(3)ガス設備
(4)給・排水設備、衛生設備
(5)空調(冷暖房・換気)設備
(6)消火設備(火災報知器、スプリンクラー等)
(7)排煙設備
(8)汚物処理設備
(9)煙突
(10)運搬設備(昇降機、エスカレーター等。ただし工場、倉庫等の搬送設備
を除く。)
(11)避雷針
第二章 調査及び積算
(木造建物の調査及び積算)
第3条 木造建物の調査及び推定再建築費の積算は、別添一木造建物調査積算
要領(以下「木造建物要領」という。)により行うものとする。
(非木造建物の調査及び積算)
第4条 非木造建物の調査及び推定再建築費の積算は、別添二非木造建物調査
積算要領(以下「非木造建物要領」という。)により行うものとする。
第三章 算定
(移転料の構成)
第5条 運用方針第 11 第 1 項(6)ア及びウからオの移転工法ごとの移転料の
構成は次のとおりとする。
(移転料の算定)
第6条 運用方針第 11 第1項(6)ア及びウからオの建物の移転料は移転工法
ごとに建物移転料算定表(様式第 1 号から 4 号)を用いて算定した額とする。
なお、運用方針第 11 第 1 項(6)ア ただし書きの算定については、次の
各号によるものとする。
一 照応建物の推定建築費が従前建物の推定再建築費を上回る場合は次に
掲げる式により算定した額とする。
従前建物の現在価額+運用益損失額+(照応建物の推定建築費-従前
建物の推定再建築費)+取りこわし工事費-発生材価額
二 照応建物の推定再建築費が従前建物の推定再建築費を下回り、かつ、
照応建物の推定再建築費が従前建物の現在価額を上回る場合は次に掲げ
る式により算定した額とする。
従前建物の現在価額+(照応建物の推定建築費-従前建物の現在価額)
×運用益損失額率+取りこわし工事費-発生材価額
三 照応建物の推定建築費が従前建物の推定再建築費を下回り、かつ、現在
価額を下回る場合は次に掲げる式により算定した額とする。
従前建物の現在価額+取りこわし工事費-発生材価格
2 取りこわし工事費、解体工事費、切取工事費及び切取面補修工事費(以下
「取りこわし工事費等」という。)は、次に掲げる式により算定した額とする。
取りこわし工事費等=解体純工事費+廃材運搬費+諸経費+廃材処分費
一 解体純工事費
解体純工事費は、次に掲げる式により算出した額とする。
解体純工事費=解体直接工事費+共通仮設費
(一)解体直接工事費
解体直接工事費は解体撤去に要する費用(廃材運搬費及び廃材処分費
を除く。)とし、木造建物にあっては様式第 5 号を用いて、非木造建物
にあっては非木造建物要領別添 3 工事内訳明細書式を用いて算出する。
(二)共通仮設費
ア 共通仮設費の内容は、木造建物にあっては木造建物要領第 22 条第2
項第 1 号のとおりとし、非木造建物にあっては非木造建物要領別添 3
の6①のとおりとする。
イ 共通仮設費は、木造建物にあっては木造建物要領別添2木造建物数
量積算基準第 14 に定める共通仮設費率、非木造建物にあっては非木造
建物要領別添 3 別記に定めるⅠ共通仮設費率表に基づき、次の式によ
り算定するものとする。ただし、第 2 条の建物区分のうち、木造建物
〔Ⅱ〕、木造建物〔Ⅲ〕及び木造特殊建物並びに非木造建物〔Ⅱ〕につ
いては、これを適用しないものとする。
共通仮設費率=解体直接工事費×共通仮設費率
共通仮設費率は解体直接工事費の合計額に対応した率を適用す
るものとする。ただし、移転先を残地と認定した建物については
建築工事の共通仮設を解体工事でも共用できるため、共通仮設費
は計上しないものとする。
二 廃材運搬費
廃材処分場までの廃材の運搬費を計上する。
三 諸経費
(一) 諸経費の内容は、木造建物にあっては木造建物要領第 22 条第 2 項第
2 号及び第 3 号のとおりとし、非木造建物にあっては非木造建物要領別
添 3 の 6 ②のとおりとする。
(二) 諸経費は、木造建物にあっては木造建物要領別添 2 木造建物数量積
算基準第 15 に定める諸経費率表、非木造建物にあっては非木造建物要
領別添 3 別記に定めるⅡ諸経費率表に基づき、次の式により算定する
ものとする。ただし、第 2 条の建物区分のうち、木造建物〔Ⅱ〕、木造
建物〔Ⅲ〕及び木造特殊建物並びに非木造建物〔Ⅱ〕については、こ
れを適用しないものとする。
諸経費=(解体純工事費+廃材運搬費)×諸経費率
諸経費率は、一発発注(建築及び解体)を単位として算定された
純工事費と廃材運搬費の合計額に対応した率を適用するものとする。
なお、原則として建物と附帯工作物については別発注、木造建物
と非木造建物については一発発注として算定するものとする。
四 廃材処分費
解体撤去で発生した廃材の処分費用を計上する。
3 前項各号に掲げる費用の算定に当たっては、石綿含有建材が存する場合に
は、当該各号によるほか、石綿調査算定要領により算定を行うものとする。
4 発生材価格は、解体撤去により発生する市場価値のある発生材について、
種別、等級等に区分し、必要に応じ計上するものとする。
(移転料の端数処理)
第7条 建物の移転料の算定を行う場合の端数処理は、原則として、次の各号
に掲げる場合を除き、1 円未満切り捨てとする。
一 補償単価及び資材単価等は次による。
イ 100 円未満のとき1円未満切り捨て
ロ 100 円以上 10,000 円未満のとき 10 円未満切り捨て
ハ 10,000 円以上のとき 100 円未満切り捨て
二 共通仮設費及び諸経費にあっては、100 円未満を切り捨てた金額を計上
する。この場合において、その額が 100 円未満のときは、1 円未満切り捨
てとする。
別添一
木造建物調査積算要領
第1章
総
則
(適用範囲)
第1条 この要領は、建物移転料算定要領(平成 28 年 9 月 26 日付け用土第 142 号。
以下「建物算定要領」という。
)第 3 条に係る木造建物の調査及び推定再建築費の積算
に適用するものとする。
(木造建物の区分)
第2条 調査積算に当たり、木造建物は建物算定積算要領第 2 条による区分に従い、木
造建物〔Ⅰ〕
、木造建物〔Ⅱ〕
、木造建物〔Ⅲ〕及び木造特殊建物にそれぞれ区分する。
2 木造建物〔Ⅰ〕の調査及び推定再建築費の積算については、第 2 章及び第 3 章に定
めるところによる。ただし、対象となる建物の構造、形状、材種等から判断して、こ
の要領を適用することが妥当でないと認められるときの調査積算は、木造建物〔Ⅰ〕
以外の木造建物として扱うものとする。
3 木造建物〔Ⅱ〕
、木造建物〔Ⅲ〕及び木造特殊建物の調査については、第 2 章の規
定を準用して行うほか、推定再建築費の積算が可能となるよう行うものとし、積算に
ついては、別添 2 の木造建物数量積算基準(以下「数量積算基準」という。)に定め
る諸率は適用しないものとし、第 3 章の規定を準用した積み上げによるか、又は専門
メーカー等の見積を徴することにより行うものとする。
第2章
調
査
(所在地等の調査)
第3条 建物の調査を行うに当たっては、あらかじめ、次の事項について調査を行うも
のとする。
一 建物の所在地
二 建物所有者の氏名又は名称(代表者の氏名)、住所又は所在地及び電話番号
三 建築年月
四 構造及び用途
(調査の方法)
第4条 建物調査は、建物平面等のほか第 7 条から第 19 条までに定める建物の部位ご
とに区分して行うものとする。
2 不可視分の調査は、既存図が入手できる場合にはこれを利用することができるもの
とする。この場合において、可能な範囲内で写しを入手するものとする。また、既存
図が入手できない場合には建物所有者、設計者又は施工者からこれらの状況を聴取す
る等の方法により調査を行うものとする。ただし、既存図が入手できる場合でも当該
建物と既存図の間に相違があると認められる場合には、既存図が入手できない場合の
調査を行い補正するものとする。
(平面の調査)
第5条 建物平面の調査は、建物の改装ごとの平面図を作成するために必要な次の各号
に係るものについて行うものとする。
一 間取り、寸法及び各室の名称
二 柱及び壁の位置
三 床の間及び押入れ等の位置
四 開口部(引き違い戸、開戸、開口等別)の位置
五 その他必要な事項
2 建物の各室の平面の寸法は、柱の中心間の長さによるものとする。
(仮設の調査)
第6条 仮設の係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 1階の外壁の面数 (出幅が 45 センチメートル以内の出窓の面数は除く。)
二 シート張りの要否(都市計画法の指定区域、周辺の状況等)
(基礎の調査)
第7条 基礎に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 基礎の種類
二 布基礎の基礎天端幅及び地上高(地盤面から基礎天端までの高さとする。以下同
じ。)
三 多雪区域等の高床式基礎の形状寸法
四 べた基礎の基礎立上部分の天端幅、地上高、底盤部分の施工面積及び形状寸法
五 独立基礎、玉石基礎の形状寸法
六 床下防湿コンクリートの施工面積及び形状寸法
七
傾斜地に建築されている建物で車庫等に利用されている半地下式の基礎又は松
杭若しくはコンクリート杭等で補強している建物の基礎の形状寸法
八 束立てを施工してある部分の面積(用途区分が専用住宅であるときを除く。)
九 玄関、浴室等直接コンクリートが打設されている部分の施工面積及び形状寸法
十 仕上げ
十一 その他必要な事項
(軸部の調査)
第8条 軸部に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 柱径(最も多く使用されている柱とする。
)
二 柱長(1 階及び 2 階の別)
三 柱の材種、品等及びこれらの分布
四 その他必要な事項
(屋根の調査)
第9条 屋根に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 屋根形状(切妻、寄棟、入母屋等)
二 軒出及び傍軒出
三 屋根勾配
四 仕上材種
(外壁の調査)
第10条 外壁に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 各階の外壁周長
外壁周長は、柱の中心間で測定する。
二 各階の壁高
1階の壁高は、外壁の施工されている下端から軒(敷)桁又は胴差し(2 階梁)
の上端までとし、2 階の壁高は、胴差し(2 階梁)の上端から軒(敷)桁の上端ま
でとする。
三 屋根の形状が切妻の場合は、梁間及び妻高
四 仕上材種
五 軒天井が仕上げ施工されている場合は、その位置及び仕上材種
六 その他面積の算出に必要な事項
(内壁の調査)
第11条 内壁に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 各室の天井
二 仕上材種が腰壁等と異なる場合には、仕上材ごとの高さ等
三 仕上材種
(床の調査)
第12条 床に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 各室の仕上材種
二 畳の材種及び数量(帖数)
(天井の調査)
第13条 天井に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 各室の天井の種類(竿縁、底目地、舟底、打上げ等)
二 各室の仕上材種
三 その他面積の算出に必要な事項
(開口部〔金属製建具〕の調査)
第14条 金属製建具に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 サッシュ窓
ア 設置位置
イ 種類(引違い、両引き、片開き、ルーバー、固定式等)
ウ 材質
エ 規格寸法
オ 面格子の有無
カ 雨戸の有無及び鏡板の有無
(開口部〔木製建具〕の調査)
第15条 木製建具に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 設置位置
二 種類及び規格寸法
三 材質
四 面格子の有無
五 雨戸の有無
六 その他必要な事項
(造作の調査)
第16条 造作に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 種類(床の間、書院、床脇、欄間、造付けタンス、階段、手摺、押入れ、造付け
下駄箱、床下収納庫、堀りこたつ、霧除庇等。ただし、軸部工事に係る木材材積量
に含まれる構造部材を除く。
)
二 形状寸法
三 数量
四 その他必要な事項
(樋の調査)
第17条 樋に係る調査は、次の事項について行うものとする。なお、第三号の数量は、
原則として設計寸法又は図示の寸法による延長又は箇所数によるものとする。
一 形状寸法(軒樋、堅樋、谷樋、集水器別)
二 形質
三 数量(軒樋、堅樋、谷樋については延長、集水器については箇所数)
(建築設備の調査)
第18条 建築設備に係る調査は、次の事項について行うものとする。
一 電気設備
ア 電灯、コンセント、スイッチ及び分電盤の設置位置
イ 規格(コンセントは埋込、露出の別及び口数等、スイッチは埋込、露出の別及
び連数、分電盤は回路数)
ウ 数量
エ 照明器具の種類
二 ガス設備
ア
都市ガス又はプロパンガスの別
イ
配管の位置
ウ
ガス管の種類、規格及び延長
エ
ガス栓の規格及び数量
三 給水・給湯設備
(一)建物内
ア 給水・給湯の水栓(蛇口)の設置位置
イ 水栓の種類及び規格
ウ 水栓の数量(外水栓を除く。)
(二)建物外(敷地内)
ア 水道管の敷設位置
イ 計量器の位置
ウ 水道管の種類、規格及び延長
エ 水栓の数量
(三)上記以外の設備の種類、規格寸法、数量等
四 排水設備
建物外(敷地内)
ア 排水管、枡等の敷設位置
イ
排水管、枡等の種類、規格寸法及び数量
ウ 排水管の延長
五 衛生設備
ア 種類(浴槽、洗面台、便器等)
イ 規格寸法
ウ 数量
六 厨房設備
ア 種類(流し台、調理台等)
イ 規格寸法
ウ 数量
七 その他の設備(空調(冷暖房)設備、消火設備、浄化槽等)
ア 種類
イ 規格寸法
ウ 数量
(建物付随工作物の調査)
第19条 建物付随工作物については、次の事項について調査するものとする。
一 種類(テラス、ベランダ等)
二 設置位置
三 形状寸法
四 数量
(木造建物調査表及び図面の作成)
第20条 調査が終了したときは、様式第1による木造建物調査表を作成するものとす
る。
2 図面は、別添 1 木造建物図面作成基準(以下「図面作成基準」という。)により作
成するものとする。
(写真撮影等)
第21条 次により写真を撮影し、所有者ごとに写真台帳を作成するものとする。
一 写真撮影
次の箇所を撮影する。
ア 四方からの外部及び屋根
イ 各室
ウ 造作、建築設備及び建物付随工作物
二 写真台帳
撮影の位置、方向及び写真番号を記載した建物の配置図及び平面図を添付し、
撮影年月日を記入する。
第3章
積
算
(推定再建築費の構成)
第22条 木造建物の推定再建築費の構成は、次のとおりとするものとする。
共通仮設費
仮設工事費
基礎工事費
純工事費
軸部工事費
屋根工事費
直接工事費
外壁工事費
内壁工事費
床工事費
天井工事
開口部〔金属製建具〕工事費
開口部〔木製建具〕工事費
造作工事
樋工事費
塗装工事費
建築設備工事費
建物付随工作物工事費
その他工事費
現場経費
諸 経 費
一般管理費等
2 共通仮設費、現場経費及び一般管理費等の内容は、それぞれ次のとおりとする。
一 共通仮設費
準備費(敷地整理費)、仮設物費(仮囲い費、下小屋費及び簡易トイレ設置費)、
動力用水光熱費(仮設電力設置費、電気料金及び水道料金)、整理清掃費(建物敷
地及び接面道路の清掃費)
、その他費用
二 現場経費
労務管理費、租税公課、保険料、従業員給料手当、退職金、法定福利費、福利厚
生費、事務用品費、通信交通費、補償費、雑費その他原価性経費配賦額
三 一般管理費等
一般管理費(役員報酬、従業員給料手当、退職金、法定福利費、福利厚生費、修
繕維持費、事務用品費、通信交通費、電力用水光熱費、調査研究費、公告宣伝費、
営業債権貸倒償却、交際費、寄付金、地代家賃、減価償却費、試験研究費償却、開
発費償却、租税公課、保険料及び雑費)及び不可利益(法人税、株主配当金、役員
賞与金、内部留保金)
(積算単価等)
第23条 補償金の積算に用いる単価は次の各号によるものとする。
一
損失補償算定標準書の単価
二
損失補償算定標準書に記載されていない細目の単価については、
「建設物価(一
般財団法人建設物価調査会発行)」、「積算資料(一般財団法人経済調査会発行)」
又はこれらと同等であると認められる公刊物に記載されている単価及び専門業
者の資料単価
(数量積算)
第24条 建物の部位別の工事費の算定は、別添2の木造建物数量積算基準(以下「数
量積算基準」という。)に定めのあるものは、これを用いて行うものとする。
(計算数値の取扱い)
第25条 補償金の積算に必要となる構造材、仕上げ材等の数量算出の単位は通常使用
されている例によるものとする。
ただし、算出する数量が少量であり、通常使用している単位で表示することが困難
な場合は、別途の単位を使用することができるものとする。
2 構造材、仕上げ材等の数量計算は、原則として、それぞれの単位を基準として次の
方法により行うものとする。
一 数量計算の集計は、木造建物建築直接工事費計算書(様式第 9)に計上する項目
ごとに行う。
二 前項の使用単位で直接算出できるものは、その種目ごとの計算過程において、
小数点以下第 3 位(小数点以下第 4 位切捨て)まで求める。
三 前項の使用単位で直接算出することが困難なものは、種目ごとの長さ等の集計
を行った後、使用単位数量に換算する。この場合における長さ等の集計は、原則
として、小数点以下第 2 位をもって行うものとし、数量換算結果は、小数点以下
第 3 位まで算出する。
(木造建物建築直接工事費計算書に形状する数値)
第26条 木造建物建築直接工事費計算書(様式第 9)に計上する数値は、次の各号
によるもののほか、図面作成基準第 5 による計測値を基に算出した数値とする。
一 建物の延べ床面積は、図面作成基準第 6 第 3 項で算出した数値とする。
二 構造材、仕上げ材その他の数量は、前条第 2 項第二号及び第三号で算出したもの
を小数点以下第 2 位(小数点以下第三位四捨五入)で計上する。
(仮設工事費)
第27条 仮設工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 仮設工事面積 × 単価
仮設工事面積:数量積算基準第 3 による。
(基礎工事費)
第28条 基礎工事費は、次の方法により算出するものとする。
一 布基礎
ア
布コンクリート等基礎
工事費 = 布基礎長 × 単価
布基礎長:数量積算基準第 4 第一号アによる。
イ
布基礎仕上げ
工事費 = 基礎外周長 × 単価
基礎外周長:1階の外壁周長とする。
二 束 石
工事費 = 束石数量 × 単価
束石数量:数量積算基準第 4 第二号による。
三 べた基礎
ア
べた基礎
工事費 = 底盤部分の工事費 + 立ち上がり部分の工事費
=〔(1階の底盤部分の施工面積×単価)〕+〔(布基礎長×単価)〕
1階の底盤部分の施工面積:第 7 条第四号で調査し、算出した数値とする。
布基礎長(立ち上がり部分):数量積算基準第 4 第一号イによる。
イ
べた基礎仕上げ
工事費 = 基礎外周長 × 単価
基礎外周長:1階の底盤部分の外周長(柱の中心間の測定値)とする。
四 独立基礎、玉石基礎
工事費 = 独立基礎数又は玉石基礎数 × 単価
独立基礎数又は玉石基礎数:第7条第五号で調査した数量とする。
五 土間コンクリート
工事費 = 施工面積 × 単価
施工面積:第7条第九号で調査し、算出した数値とする。
六 床下防湿コンクリート
工事費 = 施工面積 × 単価
施工面積:第 7 条第六号で調査し、算出した数値とする。
(軸部工事費)
第29条 軸部工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 軸部木材費 + 労務費(大工手間等)
=〔(木材材積量×単価)〕+〔(延床面積×単価)〕
木材材積量:数量積算基準第 5 による。
(屋根工事費)
第30条 屋根工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 施工面積 × 単価
(仕上材種別の合計額を求める。)
施工面積:数量積算基準第 6 による。
(外壁工事費)
第31条 外壁工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 施工面積 × 単価 (仕上材種別の合計額を求める。)
施工面積:数量積算基準第 7 による。
(内壁工事費)
第32条 内壁工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 施工面積 × 単価 (仕上材種別の合計額を求める。)
施工面積:数量積算基準第 8 による。
(床工事費)
第33条 床工事費は、次の方法により算出するものとする。
一 床仕上材種
工事費 = 施工面積 × 単価
(仕上材種別の合計額を求める。)
施工面積:数量積算基準第 9 による。
二 畳敷き
工事費 = 数量(帖数)× 単価 (畳の材種別の合計額を求める。)
数量(帖数):数量積算基準第 9 による。
(天井工事費)
第34条 天井工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 施工面積 × 単価
(仕上材種別の合計額を求める。)
施工面積:数量積算基準第 10 による。
(開口部〔金属製建具〕工事費)
第35条 金属製建具に係る工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 数量 × 単価 (種類別の合計額を求める。)
数量:数量積算基準第 11 による。
(開口部〔木製建具〕工事費)
第36条 木製建具に係る工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 数量 × 単価 (種類別の合計額を求める。)
数量:数量積算基準第 12 による。
(造作工事費)
第37条 造作工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 数量 × 単価 (種類別の合計額を求める。)
数量:第 16 条で調査した数量とする。
(樋工事費)
第38条 樋工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 1階床面積 × 単価
数量:第 17 条で調査した数量とする。
(塗装工事費)
第39条 塗装工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 延床面積 × 単価
(建築設備工事費)
第40条 建築設備工事費は、設備の種類ごとに次の方法により算出するものとする。
一 電気設備工事費
工事費 = 器具設置数量 × 単価
器具設置数量:数量積算基準第 13 第一号による。
二 ガス設備工事費
ア
都市ガス
各地域の工事費の実態により算出する。
イ
プロパンガス
工事費 = プロパンガス調整器等設置費 +(配管数量×単価)
+(ガス栓数量×単価)
配管数量、ガス栓数量:第 18 条第二号で調査し、算出した数量とする。
三 給水、給湯設備工事費
工事費 = 水栓工事費 + 建物内配管工事費 + 建物外配管工事費
=〔水栓(蛇口)の種類ごとの数量×単価〕+〔水栓(蛇口)数量×単価〕
+〔本管取付から計量器までの工事費+(計量器からの配管数量×単
価)〕
水栓(蛇口)の種類ごとの数量:数量積算基準第 13 第二号アによる。
水栓(蛇口)数量:数量積算基準第 13 第二号イによる。
計量器からの配管数量:第 18 条第三号(二)で調査し、算出した数値とする。
四 排水設備工事費
工事費 = 建物内排水設備工事費 + 建物外排水設備工事費
=〔水栓(蛇口)数量×単価〕+〔(種類別配管数量×単価)+(桝等の数
量×単価)〕
水栓(蛇口)数量:数量積算基準第 13 第三号による。
種類別配管数量及び枡等の数量の数量:第 18 条第四号で調査し、算出した数値
とする。
五 衛生設備工事費
工事費 = 数量 × 単価 (種類別の合計額を求める。)
数量:第 18 条第五号で調査した数量とする。
六 厨房設備工事費
工事費 = 数量 × 単価 (種類別の合計額を求める。)
数量:第 18 条第六号で調査した数量とする。
七 その他の設備工事費
工事費 = 数量 × 単価 (種類別の合計額を求める。)
数量:第 18 条第七号で調査した数量とする。
(建物附随工作物工事費)
第41条 建物附随工作物工事費は、次の方法により算出するものとする。
工事費 = 数量 × 単価 (種類別の合計額を求める。)
数量:第 19 条で調査した数量とする。
(その他の工事費)
第42条 第 27 条から第 41 条までに掲げる工事以外の工事費は、第 27 条から第 41 条
までに掲げる工事の方法に準じて算出するものとする。
(共通仮設費)
第43条 共通仮設費は、次の式により算出するものとする。
共通仮設費 = 直接工事費 × 共通仮設費率
直接工事費:第 27 条から第 42 条までに算出した各工事費の合計額とする。
共通仮設費率:数量積算基準第 14 による。
なお、共通仮設費率は、移転先ごとの建築直接工事費の合計額に乗ずるも
のとし、除却工法を認定した建物は、当該建物の建築直接工事費に乗ずるも
のとする。
(諸経費)
第44条 諸経費は、次の式により算出するものとする。
諸経費 = 純工事費 × 諸経費率
純工事費:直接工事費に共通仮設費を加えた額とする。
諸経費率:数量積算基準第 15 による。
なお、第 23 条第二号に規定する単価を積算に用いる場合において、当
該単価に第 22 条第 2 項第二号及び第三号に規定する費用と同等の諸経費
が含まれている場合は諸経費の対象としないものとする。
2
諸経費率は、一発注(建築及び解体)を単位とし、純工事費と廃材運搬費の
合計額に対応した率を適用するものとする。
なお、原則として建物と附帯工作物については別発注、木造建物と非木造建
物については一発注として算定するものとする。
(推定再建築費の積算)
第45条 建築直接工事費は、様式第 9 により算出するものとする。
別添1
木造建物図面作成基準
(作成する図面)
第1 作成する図面の種類及び作成方法については、原則として、別表に掲げるものと
する。
(用紙及び図面)
第2 図面の大きさは、原則として、工業標準化法(昭和 24 年法律第 185 号)第 11 条
により制定された日本工業規格(以下「日本工業規格」という。)A列3判横とする。
2 平面図は様式第 7 により、
配置図、立面図その他の図面は様式第 8 により作成する。
(図の配置)
第3 平面図、配置図等は、原則として、図面の上方が北の方位となるように配置し、
立面図、断面図等は、上下方向を図面の上下に合わせる。
(図面の縮尺)
第4 作成する各図面の縮尺は、原則として、別表に表示する縮尺とし、各図面に当該
縮尺を記入する。ただし、これにより難い場合は、この限りでない。
(建物の計測)
第5 建物の調査において、長さ、高さ等の計測単位は、メートルを基本とし、小数点
以下第2位(小数点以下第3位四捨五入)までとする。ただし、排水管等の長さ等で
小数点以下第2位の計測が困難なものは、この限りでない。
2 面積に係る計測は、原則として、柱又は壁の中心間で行うこととする。
3 建物等の構造材、仕上げ材等の厚さ、幅等の計測は、原則として、ミリメートルを
単位とする。
(図面等に表示する数値及び面積計算)
第6 調査図面に表示する数値は、第 5 の計測値を基にミリメートル単位で記入するも
のとする。
2 面積計算は、前項で記入した数値をメートル単位により小数点以下第 4 位まで算出
し、それを各階ごとに累計し、小数点以下第 2 位(小数点以下第 3 位切捨て)までの
数値を求めるものとする。
3 延べ床面積は、前項で算出した各階別の小数点以下第 2 位までの数値を合計した数
値とするものとする。
4 1棟の建物が 2 以上の用途に使用されているときは、用途別の面積を前2項の定め
るところにより算出するものとする。
(図面表示記号)
第7 図面に表示する記号は、原則として、日本工業規格の図記号を用いる。
(線の種類)
第8 線は、原則として、次の 4 種類とする。
実 線
破 線
点 線
鎖 線
2 線の太さは、原則として、0.2 ミリメートル以上とする。
(文字)
第9 図面に記載する文字は、原則として、横書きとする。ただし、寸法を表示する数
値は寸法線に添って記入する。
2 文字のうち、漢字は楷書体を用い、術語のかなは平仮名、外来語は片仮名、数字は
算用数字とする。
3 文字の大きさは、原則として、漢字は 3.0 ミリメートル角以上、平仮名、片仮名、
算用数字等は 2.0 ミリメートル角以上とする。
(勾配の表示)
第 10 勾配の表示は、原則として、正接を用いるものとする。この場合において、分
母を 10 とした分数で表示する。
図 面 名 称
配 置 図
作 成 の 方 法 等
配置図は、次により作成するものとする。
建物等の所有者(同族法人及び親子を含む。)を単位
として作成する。
二 縮尺は、原則として、次の区分による。
(1) 建物、庭園及び墳墓を除く工作物、庭木等を除く立竹
木
100分の1又は200分の1
(2) 庭園、墳墓、庭木等
50分の1又は100分の1
三 用紙は、日本工業規格A列3判を用いる。ただし、建
物の敷地が広大であるため記載することが困難である
場合には、A列2判によることができる(以下この節に
一
縮 尺
備考
おいて同じ。)。
四 敷地境界線及び方位を明確に記入する。方位は、原則
として、図面の上方を北の方位とし図面右上部に記入する
。
五 土地の取得等の予定線を赤色の実線で記入する。
六 建物、工作物及び立竹木の位置等を記入し、建物、工
作物及び立竹木ごとに番号を付す。ただし、工作物及び
立竹木が多数存する場合には、これらの配置図を各々作
成することができる。
七 図面中に次の事項を記入する。
(1) 敷地面積
(2) 用途地域
(3) 建ぺい率
(4) 容積率
(5) 建築年月
(6) 構造概要
(7) 建築面積(一階の床面積をいう。以下同じ。)
(8) 建物延べ床面積
平 面 図
(1) 平面図は、様式第7に建物ごとに作成する。ただし、2
階建の建物で1枚の用紙に作成できない場合は、様式第8
を使用する。
(2) 建物の方位は、原則として、図面の上方を北の方位と
し、図面右上部に記入する。
(3) 建物の面積計算に必要な部分及び借家人の占有面積、
店舗等の用途区分に応じて主要間仕切りに寸法線を記入
する。
(4) 建物の面積計算は、各階の床面積ごとに行い、原則と
して、図面の左下側に記入する。
(5) 変形建物等で通常の面積計算により算出が困難な場
合には、当該部分の三斜計算を行う。
(6) 店舗、事務所、工場等の用途別の面積及び占有区分の
面積については、別途必要と認められる部分のみの計算を
行う。
(7) 各室の仕上げは、次表を用いて表示する。
1/100
室 名
壁
床
天 井
(8) 建具については、その位置を表示する。ただし、別に
建具表(図面)を作成することができる。
(9) 外壁仕上げは、特に必要な場合はその名称を記入する
。
(10)当該建物に用地取得等の予定線が掛かる場合は、赤色
の実線で表示する。
立 面 図
立面図は、様式第8を使用し(以下同様の様式を使用す
1/100
る。)、4面を作成し、仕上材種の名称を記入する。
屋 根 伏 図
屋根伏図は、屋根の形状、勾配、軒出、傍軒出及び葺材
名称及び樋の形状寸法、材質並びに延長(数量)を記入し
、屋根面積及び樋集計表(計算過程を含む)を記載する。
建築設備位置図
平面図を基に、電灯等の区分別に設置されている位置を
(電気設備)
表示する。
建築設備位置図
平面図を基に、給水・給湯の水栓が設置されている位置
(給水・給湯設備)
を表示する。ただし、排水設備を同一の図面で作成するこ
とができる。
建築設備位置図
平面図を基に、屋内排水は浴槽、洗面台、便器等の設置
(屋内・排水設備)
されている位置を表示する。
(注) 給水・給湯設備と同一の図面で作成することができ
る。
建築設備位置図
配置図を基に、屋外排水の設置されている位置を表示す
(屋外・排水設備)
る。ただし、同一の敷地内に複数棟の建物がある場合は兼
用することができる。
建築設備位置図等
厨房設備、空調設備、浄化槽等が設置されている場合に
(上記以外の建築設備) は、各々の設備の積算に必要な図面を作成する。
ただし、厨房(流し台等)設備及び空調(クーラー等)
設備については、平面図に表示することができる。
1/100
写真撮影方向図
1/100
又は
1/200
配置図及び平面図を基に、写真撮影の位置を明確にする
ための位置図を作成する。
1/100
1/100
1/100
1/100
又は
1/200
必要
に応
じて
作成
する
別添2
木造建物数量積算基準
(適用範囲)
第1 この数量積算基準に定める諸率を適用することができる建物の用途の区分は、次
表のとおりとする。
(適用方法)
第2 この数量積算基準に定める諸率の適用方法については、次条以下に定めるところ
による。この場合において、次条以下の表により算出された数値がそれぞれの欄の前
欄において算出される数値の最高値に達しないときは、その最高値を限度として補正
することができる。
(仮設工事費)
第3 仮設工事費の算出に用いる仮設工事面積は、次の方法により算出する。
仮設工事面積 = 延床面積 × 規模補正率 × 建物形状補正率
一 規模補正率は、次表の延床面積の区分に対応した率とする。
二 建物形状補正率は、次表の建物形状(1 階の外壁の面数)に対応した率とする。
三 建築年次が異なる建物が接合している場合の仮設工事面積の算出にあたっては、
一体の建物として延床面積を算出することとし、それに対応した規模補正率及び建
物形状補正率を用いるものとする。
(基礎工事費)
第4 基礎工事費の算出に用いる布基礎長及び束石数量は、次の方法により算出する。
一 布基礎長は、1階床面積に基礎率を乗じた値とする。なお、べた基礎の立ち上が
り部分の布基礎長にあっては、1階の底盤部分の施工面積に基礎率を乗じた値とす
る。また、これらの布基礎長の算出に用いる基礎率は、次表の面積区分及び各用途
に対応した率とする。
ア
布コンクリート等基礎
布基礎長 = 1階床面積 × 基礎率
イ
べた基礎の立ち上がり部分
布基礎長 = 1階の底盤部分の施工面積 × 基礎率
二 束石数量は、1階床面積に専用住宅の基礎率を乗じた値とする。なお、専用住宅
以外の用途にあっては、個別に算出した束石施工面積に専用住宅の基礎率を乗じた
値とする。また、これらの束石数量の算出に用いる基礎率は、次表の面積区分に対
応した率とする。
ア
用途が専用住宅の場合
束石数量 = 1階床面積 × 基礎率
イ
用途が専用住宅以外の場合
束石数量 = 束石施工面積 × 基礎率
2 1 階が 2 以上の用途に区分されているときは、1階床面積に対応した面積区分にお
いて用途ごとに対応した基礎率により基礎長を算出する。
3 一つの用途の場合において基礎の種類が異なる場合は、その種類ごとに施工面積を
算出し、面積区分に対応した基礎率により基礎長を算出する。
4 建物の形状又は間仕切りの状況から、次表の基礎率を使用することが困難と認めら
れるときは、別途個別に基礎長を算出する。
基 礎 率〔1階床面積1㎡当たり〕
面 積 区 分
用 途
Ⅰ
種 類
単 位
50㎡未満
布基礎
m
1.28
束石
個
共同住宅
布基礎
店舗・事務所
工場・倉庫
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
50㎡以上
70㎡以上
100㎡以上
70㎡未満
100㎡未満
130㎡未満
1.21
1.14
1.06
0.43
0.44
0.45
0.47
m
1.30
1.24
1.18
1.10
布基礎
m
1.05
0.98
0.92
0.84
布基礎
m
0.74
0.68
0.61
0.54
専用住宅
5 建築年次が異なる建物が接合している場合の布基礎長及び束石数量の算出にあた
っては、一体の建物として一階床面積を算出することとし、それに対応した基礎率を
用いるものとする。
(軸部工事費)
第5 軸部工事費の算出に用いる木材材積量は、次の方法により算出する。なお、木材
材積量の算出に用いる木材材積率は、次表の用途、柱径、柱長及び面積区分に対応し
た率とする。
木材材積量 = 延床面積 × 木材材積率
2
併用住宅である場合又は現状では一つの用途の建物であっても建築時に異なる用
途で建築されている場合は、その用途ごとに床面積を算出し、次表の延床面積に対応
した面積区分において、用途毎の木材材積率により木材材積量を算出する。
3 1階と2階の柱長が異なる場合は、それぞれの床面積ごとに延床面積に対応した木
材材積率を乗じることにより木材材積量を算出する。
木 材 材 積 率〔延床面積 1 ㎡当たり〕
用
途
柱 径
90 mm
専用住宅
共同住宅
店
舗・
事務所
工
場・
倉 庫
柱 長
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
50 ㎡未満
50 ㎡以上
70 ㎡以上
100 ㎡以上 130 ㎡以上
70 ㎡未満
100 ㎡未満 130 ㎡未満 180 ㎡未満
Ⅵ
Ⅶ
180 ㎡以上 250 ㎡以上
250 ㎡未満
3.00 m
0.19
0.18
0.17
0.16
0.15
0.13
0.12
×90 mm 4.00 m
0.20
0.19
0.18
0.17
0.16
0.14
0.13
105 mm
3.00 m
0.21
0.20
0.19
0.18
0.16
0.14
0.13
×105 mm
4.00 m
0.23
0.22
0.21
0.19
0.18
0.15
0.15
120 mm
3.00 m
0.24
0.23
0.22
0.20
0.19
0.16
0.15
×120 mm
4.00 m
0.26
0.25
0.24
0.22
0.20
0.18
0.17
90 mm
3.00 m
0.18
0.17
0.17
0.16
0.14
0.12
0.11
×90 mm 4.00 m
0.20
0.19
0.18
0.17
0.15
0.13
0.12
105 mm
3.00 m
0.20
0.19
0.18
0.17
0.16
0.13
0.13
×105 mm
4.00 m
0.22
0.21
0.20
0.19
0.17
0.15
0.14
120 mm
3.00 m
0.23
0.22
0.21
0.20
0.18
0.15
0.14
×120 mm
4.00 m
0.25
0.24
0.23
0.22
0.20
0.17
0.16
90 mm
3.00 m
0.16
0.15
0.14
0.13
0.12
0.10
0.09
×90 mm 4.00 m
0.17
0.16
0.16
0.15
0.13
0.11
0.10
105 mm
3.00 m
0.18
0.17
0.16
0.15
0.13
0.11
0.10
×105 mm
4.00 m
0.19
0.18
0.17
0.16
0.15
0.12
0.11
120 mm
3.00 m
0.20
0.19
0.18
0.17
0.15
0.13
0.12
×120 mm
4.00 m
0.22
0.21
0.20
0.19
0.17
0.14
0.13
90 mm
3.00 m
0.15
0.14
0.14
0.13
0.11
0.09
0.08
×90 mm 4.00 m
0.16
0.15
0.15
0.14
0.12
0.10
0.09
105 mm
3.00 m
0.17
0.16
0.15
0.14
0.13
0.10
0.09
×105 mm
4.00 m
0.18
0.17
0.16
0.15
0.14
0.11
0.10
120 mm
3.00 m
0.19
0.18
0.17
0.16
0.15
0.12
0.11
×120 mm
4.00 m
0.21
0.20
0.19
0.18
0.16
0.13
0.12
注) 木材材積量に含まれる構成部材は、次表のとおりである。
4 柱径が 120 ミリメートルを超え、若しくは柱長が4メートルを超える建物又は
建物の各部位の施工状況が通常でない建物の木材材積量は、次の各号に定めると
ころにより補正して求める。この場合において複数の補正を必要とするときは、
それぞれの補正率を相乗する。
一
柱径(120 ㎜超から 180 ㎜まで)の補正を要する建物
補正後の木材在籍量=木材在籍量(当該建物の延床面積区分に応ずる柱径 120
㎜・柱長のもの)×下表に掲げる補正率
二 柱長(柱長4m超から5mまで)の補正を要する建物
補正後の木材材積量=木材材積量(当該建物の延床面積区分に応ずる柱径・柱長4
mのもの)×下表に掲げる補正率
三 各部位の施工状況で補正を要する建物
補正後の木材材積量=木材材積量(当該建物の延床面積に応ずる柱径・柱長のもの)
×下表に掲げる割引率を用いて算出した補正率(1-各部位の割引率の和)
イ 用途が工場、倉庫の場合
部 位
床
判 断 基 準
店舗・事務所内の 1 階余暇が土間コンクリート等で仕上げら
れており、木材による床組等が施工されていない場合
間仕切壁
割引率
0.06
店舗・事務所内の面積が 20 ㎡以上で間仕切壁等が一切無い
場合
0.13
内 壁
店舗・事務所内に天井が一切施工されていない場合
0.06
天 井
店舗・事務所内に天井が一切施工されていない場合
0.03
5 建築年次が異なる建物が接合している場合の木材材積量の算出にあたっては、一体
の建物として延床面積を算出することとし、それに対応した木材材積率を用いるもの
とする。
(屋根工事費)
第6
屋根工事費の算出に用いる施工面積は、次の方法により算出する。なお、屋根
勾配伸び率は、次表による。
施工面積 = 屋根伏面積 × 屋根勾配伸び率( 1+(勾配)2 )
勾
配
1/10
1.5/10
2/10
2.5/10
3/10
3.5/10
4/10
1.005
1.011
1.020
1.031
1.044
1.059
1.077
配
4.5/10
5/10
5.5/10
伸び率
1.097
1.118
1.141
伸び率
勾
(外壁工事費)
第7
外壁工事費の算出に用いる施工面積は、次の方法により算出した仕上材種ごとの
値とし、様式第 2 により求める。この場合の外部開口部面積には、一か所当たりの開
口部の面積が 0.50 平方メートル以下のものは、算入しない。
施工面積 = 外壁面積(開口部面積を含む。)- 外壁開口部面積
(内壁工事費)
第8
内壁工事費の算出に用いる施工面積は、次の方法により算出した仕上材種ごとの
値とし、様式第 3 より求める。この場合の内部開口部面積には、一か所当たりの開口
部の面積が 0.50 平方メートル以下のものは、算入しない。
施工面積 = 内壁面積(開口部面積を含む。)- 内壁開口部面積
2 階段室の内壁施工面積は、次表に掲げる面積を標準とする。
階段の形式
内壁施工面積
備 考
直 階 段
廻 り 階 段
折り返し階段
10.80㎡
1階床より2階床までの面積
(床工事費)
第9
床工事費の算出に用いる施工面積は、仕上材種ごとに算出した値とし、様式第4
により求める。ただし、畳敷きについては、畳の材種ごとの数量(帖数)の合計を
求める。
(天井工事費)
第10
天井工事費の算出に用いる施工面積は、仕上材種ごとに算出した値とし、様
式第 4 により求める。
(開口部〔金属製建具〕工事費)
第11 開口部〔金属製建具〕工事費の算出に用いる種類別数量は、次の方法により算
出するものとし、様式第 5 により求める。
一 サッシュ窓(ルーバー及び固定式を除く。)は、次の種類別の窓面積の合計とす
る。また、サッシュ窓のうちルーバー及び固定式については、各々の窓面積の合計
とする。
ア
雨戸無し面格子無し
イ
雨戸無し面格子有り
ウ
雨戸有り鏡板無し
エ
雨戸有り鏡板有り
二 玄関、勝手口、窓手摺り、出窓等は、各々の種類、材質及び規格寸法別の箇所数
の合計とする。
(開口部〔木製建具〕工事費)
第12 開口部〔木製建具〕工事費の算出に用いる種類別数量は、次の方法により算出
するものとし、様式第 6 により求める。
一 木製建具は、次の種類別の建具枚数の合計とする。
ア
フラッシュ戸(戸ふすま含む。)
イ ガラス戸、窓
ウ 雨戸
エ
障子
オ
ふすま
二 格子戸、戸袋、出窓等は、各々の種類、材質及び規格寸法別の建具枚数又は箇所
数の合計とする。
(建築設備工事費)
第13 建築設備工事費の算出に用いる数量は、次の方法により算出する。
一 電気設備工事費
ア
電灯
建物に設置されている電灯の数量とする。
イ
スイッチ、コンセント及び分電盤
第 18 条で調査した規格ごとの数量とする。
ウ
配管配線
建物に設置されている電灯、スイッチ、コンセント及び分電盤の合計数とする。
二 給水、給湯設備工事費
ア
水栓工事費
水栓(蛇口)の種類ごとの数量は、洗面器具及び水洗便器等の器具に附随する
水栓(蛇口)数を除いた各々の合計とする。
イ
建物内配管工事費
水栓(蛇口)数量は、洗面器具及び水洗便器等の器具に附随する水栓(蛇口)
数を含む合計とする。
三 建物内排水設備工事費
水栓(蛇口)数量は、洗面器具及び水洗便器等の器具に附随する水栓(蛇口)数
を含む合計とする。
(共通仮設費)
第14 共通仮設費率は、3 パーセントとする。
(諸経費)
第15 諸経費率は、次表の純工事費に対応した率による。
諸経費率表
純工事費(百万円)
10
諸経費率(%)
純工事費(百万円)
諸経費率(%)
以下
24.9
55
を超え 60
以下
18.9
10
を超え
12 以下
24.2
60
を超え 70
以下
18.4
12
を超え
14 以下
23.6
70 を超え 80
以下
18.1
14
を超え
16 以下
23.1
80 を超え 90
以下
17.7
16
を超え
18 以下
22.7
90 を超え 100 以下
17.5
18
を超え
20 以下
22.3
100 を超え 120 以下
17.0
20
を超え
22 以下
22.0
120 を超え 140 以下
16.6
22
を超え
24 以下
21.7
140
を超え 160 以下
16.2
24
を超え
26 以下
21.5
160
を超え 180 以下
15.9
26
を超え
28 以下
21.2
180 を超え 200 以下
15.7
28
を超え
30 以下
21.0
200
を超え 250 以下
15.2
30
を超え
35 以下
20.5
250 を超え 300 以下
14.7
35
を超え
40 以下
20.1
300 を超え 350 以下
14.4
40
を超え
45 以下
19.7
350 を超え 400 以下
14.1
45
を超え
50 以下
19.4
400
13.6
50
を超え
55 以下
19.1
500 を超えるもの
を超え 500 以下
13.3
注)1 本表の諸経費率によって算出された額が、それぞれの欄の前欄において算出さ
れる額の最高額に達しないときは、その最高額まで増額することができる。
2 本表の諸経費率を適用する純工事費は、一発注(建築+解体)を単位として算
定された額とする。
なお、本表の諸経費率の適用に当たっては、原則として建物と附帯工作物につ
いては別発注、木造建物と非木造建物については一発注として算定するものとす
る。
3
住宅瑕疵担保履行法に基づく資力確保費用の対応については別途考慮する。
別添二
非木造建物調査積算要領
第1章 総
則
(適用範囲)
第1条 この要領は、建物移転料算定要領(平成 28 年 9 月 26 日付け用土第 142 号。
以下「建物算定要領」という。)第 4 条に係る非木造建物の調査及び推定再建築費
の積算に適用するものとする。
(用語の定義)
第2条 この要領において「既存図」とは、調査対象建物の建築確認申請通知書の設計
図、請負契約書の添付設計図、完成時の竣工図等の図面及びその他法令の定めによっ
て作成された図面をいう。
2 この要領において「不可視部分」とは、建物の調査を行う場合に剥離及び破壊等を
行わなければ容易に調査できない部分をいう。
3 この要領において「細目」とは、非木造建物工事内訳明細書式に計上する補償金額
積算の最小単位の項目をいい、細目は原則として数量に単価を乗じて計算する。
4 この要領において「複合単価」とは、材料・労務・機械器具等複数の原価要素を含
んだ細目の単価をいう。
5 この要領において「合成単価」とは、複数の細目の複合単価から構成される単価を
いう。
(非木造建物の区分)
第3条 調査算定に当たり、非木造建物は、建物算定容量第 2 条による区分に従い、非
木造建物〔Ⅰ〕及び〔Ⅱ〕に区分する。
2 非木造建物〔Ⅰ〕の調査及び推定再建築費の積算については、第 2 章及び第 3 章に
定めるところによる。
3 非木造建物〔Ⅱ〕の調査については、次条、第 5 条及び第 6 条の規定を準用して
行うほか、推定再建築費用の積算が可能となるよう行うものとし、積算については、
別添 2 非木造建物数量計測基準Ⅰ第 5 号に規定する別表の統計数量値及び別添 3 非木
造建物工事内訳明細書式の 6 に規定する別記非木造建物補償諸率表は適用しないも
のとし、第 3 章の規定を準用した積み上げによるか、又は専門メーカー等の見積を徴
することにより行うものとする。
第2章
調
査
(調査)
第4条 非木造建物の調査は、現地において当該建物の位置、用途、構造、規模、
仕様、規格、経過年数、管理状況等建築費が算出できるようにするための調査
を行うものとする。
(既存図の利用)
第5条 前条の調査を行うに当たっては、既存図がある場合はこれを利用して調査
することができるものとする。
(不可視部分の調査)
第6条 不可視部分の調査については、既存図が入手できる場合にはこれを利用して
調査を行うものとする。この場合において、可能な範囲内で写しを入手するものと
する。ただし、当該不可視部分の数量を別に定める統計数量により計算する場合に
は、当該不可視部分の調査は不要とする。
2 前項の調査において、当該建物に既存図がない場合又は当該建物と既存図の間に
相違があると認められる場合においては、所有者、設計者又は施工者からの聞き込
み等の方法により調査を行うものとする。
(構造計算)
第7条 既存の建物の一部又は全部を変更して積算を行う場合については、建築基準法
第 20 条第2項に規定する構造計算を行うものとする。ただし、鉄骨造りの建物につ
いては、建物の構造が軽量鉄骨造りから重量鉄骨造りに、又は重量鉄骨造りから鉄筋
コンクリート造りに変更になる場合等を除いて構造計算は不要とする。
(補償金積算に必要な図面の作成)
第8条 補償金額を積算する場合の図面は、別添1非木造建物図面作成基準(以下「図
面作成基準」という。)に基づき作成するものとする。
(写真撮影等)
第9条 次により写真を撮影し、所有者毎に写真台帳を作成するものとする。
一 写真撮影
次の箇所の写真を撮影する。
ア 四方からの外部及び屋根
イ 各室
ウ 造作、建築設備及び建物付随工作物
二 写真台帳
撮影の位置、方向及び写真番号を記載した建物の配置図及び平面図を添付し、撮
影年月日を記入する。
第3章
積
算
(積算単価等)
第10条 補償金の積算に用いる単価は次の各号によるものとする。
一 損失補償算定標準書の単価
二 損失補償算定標準書に記載されていない細目の単価については、「建設物価(一
般財団法人建設物価調査会発行)」、「積算資料(一般財団法人経済調査会発行)」
又はこれらと同等であると認められる公刊物に記載されている単価及び専門業
者の資料単価
(数量の計測・計算)
第11条 細目の数量は、原則として、当該建物の作成図面に基づいて計測・計算する
ものとする。計測・計算方法等は、別添 2 非木造建物数量計測基準によるものとする。
(計算数値の取扱い)
第12条 補償金の積算に必要となる構造材、仕上げ材等の数量算出の単位は、通常
使用されている例によるものとする。
ただし、算出する数量が少量であり、通常使用している単位で表示することが困難
な場合は、別途の単位を使用することができるものとする。
2 構造材、仕上げ材等の数量計算は、原則として、それぞれの単位を基準として次の
方法により行うものとする。
一 数量計算の集計は、別添 3 非木造建物工事内訳明細書式(以下「工事内訳明細書
式」という。
)に計上する項目ごとに行う。
二 前項の使用単位で直接算出できるものは、その種目ごとの計算過程において、小
数点以下第 3 位(小数点以下第 4 位切捨て)まで求める。
三 前項の使用単位で直接算出することが困難なものは、種目ごとの長さ等の集計を
行った後、使用単位数量に換算する。この場合における長さ等の集計は、原則とし
て、小数点以下第 2 位をもって行うものとし、数量換算結果は、小数点以下第 3 位
まで算出する。
(非木造建物工事内訳明細書式に計上する数値)
第13条 工事内訳明細書式に計上する数値は、次の各号によるもののほか、図面作成
基準 8 による計測値を基に算出した数値とする。
一 建物の延べ床面積は、図面作成基準 9(3)で算出した数値とする。
二 構造材、仕上げ材その他の数量は、前条第 2 項第 2 号及び第 3 号で算出したも
のを小数点以下第 2 位(小数点以下第 3 位四捨五入)で計上する。
(内訳書の表示)
第14条 積算結果を表示する内訳書は、別添 3 非木造建物工事内訳明細書式によるも
のとする。
別添1
非木造建物図面作成基準
(趣旨)
1 この基準は、非木造建物調査積算要領第 8 条に規定する図面の作成基準である。
(既存の設計所、図面等の準用)
2 補償対象となる非木造建物等について既存図がある場合は、現地調査において当該
建物と照合を行ったうえでこれを使用して図面を作成できるものとする。
(作成図面)
3 作成する図面の種類、縮尺及び記載事項等は(別表)に掲げるものを標準とする。
(用紙及び図面)
4 (1) 図面の大きさは、原則として、工業標準化法(昭和 24 年法律第 185 号)第 11
条により制定された日本工業規格(以下「日本工業規格」という。
)A 列 2 判横
とし、中 2 つ折りにして製本するものとする。
(2) 各図面には、おおむね 3cm程度の枠を設けるものとする。
(3) 各図面の右下におおむね縦 5cm、横 12cmの標題欄を設け、業務名称、図面
名称、図面の縮尺、図面番号、請負者の名称、資格及び資格登録番号並びに作成
者氏名を記載し、作成者の押印を行うものとする。
(4) 図面の表紙には、作成年度、業務名称、作成年月、計画機関の名称及び作業機
関の名称を記載するものとする。
標 題 欄 参 考
業務名称
図面名称
5.0cm
縮 尺
図面番号
受注者の名称
資格及び登録番号
作成者氏名 印
12.0cm
(文字)
5 (1) 文字は明瞭に書き、原則として横書きとする。
(2) 漢字は楷書、述語のかなはひらがな、外来語はかたかな、数字はアラビア数字
とする。
(3) 文字の大きさは、原則として漢字は 3.0 ミリメートル以上、アラビア数字、
かな及びローマ字は 2.0 ミリメートル以上とする。
(図の配置)
6 平面図、配置図などは、原則として図面の上方が北の方位となるよう配置し、
立面図、断面図などは、原則として上下方向を図面の上下に合わせる。
(縮尺及びその表示)
7 (1) 尺度(原寸及び縮尺)は、原則として次の 13 種類とし、表示もこれによる。
1/1
1/10
1/100
1/2
1/20
1/200
1/250
1/5
1/30
1/300
1/50
1/500
1/600
(2)
尺度の記入箇所は表題欄とする。同一図面に異なる尺度を用いるときは図ご
とに、表題欄にはこれらの主な尺度を記入する。
(建物の計測)
8 (1)
建物の調査において、長さ、高さ等の計測単位は、メートルを基本とし、小
数点以下第 2 位(小数点以下第 3 位四捨五入)までとする。ただし、排水管等の
長さ等で小数点以下第 2 位の計測が困難なものは、この限りでない。
(2) 面積に係る計測は、原則として、柱又は壁の中心間で行うこととする。
(3)
建物等の構造材、仕上げ材等の厚さ、幅等の計測は、原則として、ミリメー
トルを単位とする。
(図面等に表示する数値及び面積計算)
9 (1)
調査図面に表示する数値は、8 の計測値を基にミリメートル単位で記入する
ものとする。
(2) 面積計算は、前項で記入した数値をメートル単位により小数点以下第 4 位ま
で算出し、それを各階ごとに累計し、小数点以下第 2 位(小数点以下第 3 位切
捨て)までの数値を求めるものとする。
(3) 延べ床面積は、前項で算出した各階別の小数点以下第 2 位までの数値を合計
した数値とするものとする。
(4) 1 棟の建物が 2 以上の用途に使用されているときは、用途別の面積を前 2 項
の定めるところにより算出するものとする。
(線)
10 (1) 線は、原則として次の 4 種類とする。
実
線
破
線
点
線
鎖
線
なお、基準線を示す場合には原則として鎖線を用いる。
(2) 線の太さは、原則として、0.2 ミリメートル以上とする。
(3)
線間隔(中心距離)は次のとおりとする。
① 平行線の場合は、その線間隔を線の太さの 3 倍以上とする。
② 密集する交差線の場合は、その線間隔を線の太さの 4 倍以上とする。
(寸法及び切断の表示)
11 (1) 寸法は、原則として寸法線にそって横書きするものとする。
(2) 切断は、原則として切断面を鎖線で表示するものとする。
(角度及びこう配の表示)
12 角度及びこう配は、原則として度又は正接を用い、正接による場合は、一般に分子
を 1 とした分数を用いてもよい。
(記号、略号等)
13 図面に記載する記号、略号等については、原則として、日本工業規格の図記号によ
る。
(別 表)
図
配
面 名
置
図
縮
尺
作 成 の 標 準
配置図は、次により作成するものとす
る。
一
建物等の所有者(同族法人及び親子
を含む。
)を単位として作成する。
二
縮尺は、原則として、次の区分によ
る。
(1) 建物、庭園及び墳墓を除く工作物、
庭木等を除く立竹木
備 考
100 分の 1 又は 200 分の 1
(2) 庭園、墳墓、庭木等
50 分の 1 又は 100 分の 1
三
敷地境界線及び方位を明確に記入す
る。方位は、原則として、図面の上方
を北の方位とし図面右上上部に記入す
る。
四
土地の取得等の予定線を赤色の実線
で記入する。
五
建物、工作物及び立竹木の位置等を
記入し、建物、工作物及び立竹木ごと
に番号を付す。ただし、工作物及び立
竹木が多数存する場合には、これらの
配置図を各々作成することができる。
六
図面中に次の事項を記入する。
(1) 敷地面積
(2) 用途地域
(3) 健ぺい率
(4) 容積率
(5) 建築年月
(6) 構造概要
(7) 建築面積(一階の床面積をいう。
以下同じ。
)
(8) 建物延べ床面積
平
面
図
50/1
~
(1) 平面図は、建物及び各階(R 階を
1/100
含む)ごとに作成する。
(2) 建物の方位は、原則として、図面
上方を北の方位とし、図面右上部に
記入する。
(3) 建物の面積計算に必要な部分及び
借家人の占有面積、店舗等の用途区
分に応じて主要間仕切りに寸法線を
記入する。
(4) 建物の面積計算は、各階の床面積
ごとに行い、原則として、図面の左
(5) 変形建物等で通常の面積計算によ
り算出が困難な場合には、当該部分の
三斜計算を行う。
(6) 店舗、事務所、工場等の用途別の
面積及び占有区分の面積については
別途必要と認められる部分のみの計
算を行う。
(7) 各室の仕上げは、次表を用いて表示
する。
室
名
壁
床
天
井
(8) 建具については、その位置を表示す
る。ただし、別に建具表(図面)を
作成することができる。
(9) 外壁仕上げは、特に必要な場合はそ
の名称を記入する。
(10) 当該建物に用地取得等の予定線が
掛かる場合は、赤色の実線で表示す
る。
構 造 詳 細 図
(断
面
図)
1/50
〜 1/100
(杭地業想定設計図)1/20
1 面程度、地盤(GL)
、最高高さ・軒高
・階高・天井高・床高
杭伏図
〜 1/100
(根切想定設計図)1/20
〜 1/100
杭配置・杭種・杭寸法
①根切平面図
統計値を使用して算
②根切断面図
定を行う場合には作
成する必要はない
(数量計測基準Ⅲ建
築(土工)3 参照)
(上部く体現伏図) 1/20
〜1/100
柱・梁・床版・壁・階段・土間コンクリ
土間コンクリート
-ト・その他の図面
を除き、統計値を
①柱・梁・床版・壁伏図(配置)
使用して算定を行う
②柱・梁・床版・壁断面図
場合には作成する
(形状・寸法)
必要はない(数量
計測基準 V 建築(
く体)参照)
立面図他
(立 面
図)
1/50
〜 1/100
(写真撮影方向図) 1/50
外観各面の立面図
各外面の仕上、開口部の位置
建物平面図等に写真方向を記載する
〜1/100
(配 置
図)
1/100
〜1/250
①敷地形状・寸法、隣接道路・建物・
施設等
②当該建物等の位置・寸法・方位
③補償に関係する計画道路・計画施設
等と当該建物及び敷地との関係
その他調査書
(仕 上
表)
①外部仕上表(下地を含む)
屋上・外壁・外部天井・外部階段・
庇・犬走り等場所別に表示
②内部仕上表(下地を含む)
床・壁・幅木・天井・回り縁・内部
階段・造付建具・機器類等各階各室
別に表示
(面 積
表)
①敷地面積図・求積表
建築面積、床面積
②建物面積表
延べ床面積は建築
1)建築面積
基準法上の名称
2)各階床面積・同合計
測量の成果を利用
3)延べ床面積
可能な場合①は作
成不要
(建 具
表)
①建具配置図(キープラン)
②建具表
建具番号・建具の名称・材質・姿図
同種・同様の開口
寸法・箇所数・建具枠・ガラス・塗
部については寸法
装・建具金物・開口部としての附合
等の表示のみによ
物(面格子・額縁・網戸)等のうち
ることができる
必要な事項
建築設備
(電 気 設 備)
器 具 一 覧 表
器 具 配 置 図
1/50
〜 1/100
受 変 電 設 備 図
1/50
〜 1/100
幹 線 系 統 図
1/50
〜 1/100
動力設備系統図
1/50
〜 1/100
建物平面図を利用
して作成する
建物平面図を利用
して作成する
建物平面図を利用
して作成する
建物平面図を利用
して作成する
(給排水衛生設備)
器 具 一 覧 表
器 具 配 置 図
1/50
〜 1/100
消火設備系統図
1/50
~ 1/100
汚水処理設備図
1/50
~ 1/100
建物平面図を利用し
て作成する
建物平面図を利用し
て作成する
建物平面図を利用し
て作成する
(空気調和設備)
器 具 一 覧 表
器 具 配 置 図
1/50
~ 1/100
建物平面図を利用し
て作成する
(昇 降 設 備)
諸
元
表
(その他設備)
必要に応じて作成
する
(注)その他積算に必要となる図面は上記以外のものであっても適宜作成するものとする。
別添2
非木造建物数量計測基準
Ⅰ 総則
1 この基準は、非木造建物調査積算要領第 11 条に規定する工事数量の計測及び
計算等の基準である。
2 数量を求める対象は、別添 3 非木造建物工事内訳明細書式において、数量の表
示されている細目又はこれに準ずる細目を標準とする。
3 この基準において「数量」とは、原則として設計数量(設計寸法に基づく計算
数量)をいう。ただし計画数量(施工計画に基づく数量)又は所要数量(市場
寸法による切り無駄及び施工上のやむを得ない損耗などを含む予測数量)を必
要とする場合は、この基準に基づいて計算する。
4 この基準において「設計寸法」とは、別添1非木造建物図面作成基準に基づい
て作成した図面等に表示された寸法及び表示された寸法から計算することので
きる寸法をいう。
また、この基準において「図示の寸法」とは、図面について物指により読み
取ることのできる寸法を含むものとする。
5 この基準において使用する統計値は(別表)に掲げるものとする。
Ⅱ 建築(直接仮設)
1 直接仮設の数量は、図面により仮設計画を想定し、細目ごとに計画数量を算出
する。算出方法は次を標準とする。
(1) 水盛やりかた
建物の建築面積とする。
(2) 墨出し
建物の延べ面積とする。
(3) 現寸型板
建物の延べ面積とする。
(4) 外部足場
①
足場面積とする。足場面積は、建物の壁芯から1m離れた部分の水平延長に
建物の外壁上部の高さを乗じた面積とする。なお、外壁の高さが異なる場合の
外壁上部の高さは、平均高とする。
②
外部足場の使用区分は表-1を標準とする。ただし、立地条件等を考慮して
他の足場を使用することができる。
表-1 外部足場使用区分
建物の高さ
建物の階数
区 分
4 m 以下
平屋建
単管一側足場(布板)
9 m 以下
2階建
単管一側足場(ブラケット)
31 m 以下
3~8階建
単管本足場
45 m 以下
9~12階建
枠組本足場
(5) 登り桟橋
掛延長(m)とする。原則として 3 階以上の建物で必要である場合に設ける。
登り桟橋の勾配は 30 度以下とする。
(6) 内部足場
①
棚足場の数量は、足場の平面面積(伏㎡)とする。
②
脚立足場の数量は、足場の供用延べ床面積とする。
③
本足場、一側足場を使用する場合は、(4)外部足場に準ずる。
④
内部足場の使用区分は表-2 を標準とする。ただし、施工条件等を考慮して他
の足場を使用することができる。
表-2
内部足場使用区分
項 目
く 体
階高 階高
仕上(天井)
仕 上(壁)
設 備
高さ 高さ
条 件
区 分
4.0m 以下
脚立足場
4.0m 超
枠組棚足場
3.5m
脚立足場
3.5m
以下
超
高さ 3.5m
以下
高さ 3.5m
超
高さ
3.5m
以下
高さ
3.5m
超
棚足場
脚立足場
本足場
脚立足場
移動式足場
(7) 乗入構台
構台の平面面積により算出する。市街地又は地下室のある建物で必要ある場合
に設ける。
(8) 災害防止
①
枠付き金網張り、ネット張り、シート張り、水平ネット張り、朝顔などを必
要に応じて計上する。
②
数量の算出は、垂直方向に設置するものは垂直掛け面積、水平に設置するも
のは水平掛け面積、朝顔は設置延長により算出する。
(9) 養生
建物の延べ面積により算出する。
(10) 清掃片付け
① 建物の延べ面積により算出し、工事期間中の清掃片付け、整理整頓、及び
竣工時の清掃片付けなどの費用を計上する。
② ダストシュートを設置する場合は箇所当たりで算出する。
Ⅲ 建築(土工)
1 「土工」とは、根切、埋戻、盛土、不用土処分、砂利敷など建築工事のための土
の処理並びにこれらに伴う山止、排水などをいう。
2 土工のうち、根切及び砂利敷などは別表統計数量表により算出する。
3 根切数量が統計数値によりがたい場合、並びに根切及び砂利敷などを除く他の細
目の数量は次による。
(1) 土工の計測・計算は、その土の処理、山止、排水などについては計画数量とす
る。
(2) 土工の計測は、原則として設計地盤を基準線(GL)とする。ただし、現地盤
(敷地の平均高さ)が設計地盤と異なるときは、現地盤を基準線とすることがで
きる。
(3) 土の処理による土砂量(以下、土量という)の増加又は突き固めなどによる土
量の減少はないものとする。
(4) 根切
「根切」とは、基礎又は地下構築物などのための土の掘削をいい、その数量は
計算上次の各号に定めるところにより根切側面を垂直とみなし、その根切面積と
根切深さとによる体積による。
「根切面積」とは、原則として基礎又は地下構築物などの底面の設計寸法による
各辺の左右に余幅を加えて計算した面積をいう。
「根切深さ」とは、基準線から基礎又は地下構築物の底面までの深さに、捨コ
ンクリート及び砂利敷などの厚さを加えたものをいう。ただし、地下構築物など
のための総掘後の独立基礎、布基礎、基礎梁などのための基礎根切については、
総掘根切底を基準線とみなす。
①
余幅は、原則として作業上のゆとり幅に根切側面の崩壊にそなえるため根切
深さに土質と根切深さとに応ずる係数を乗じた法幅(基準線における根切のひ
ろがり)の 1/2 を加えた幅とする。
作業上のゆとり幅は、基準線から根切深さ 2.0mまでは 0.3m、2.0mを超
えるときは 0.6mを標準とする。
土質と根切深さとに応ずる係数は、適切な統計値によるものとし、一般には
普通土として根切深さ 5.0mまでは 0.3 を、5.0mを超えるときは 0.6 を標準
とする。必要あるときは山止を計画するものとし、山止を設ける場合の余幅は
1.0mを標準とする。
②
基礎梁のための根切の長さは、独立基礎のための根切側面から計測するもの
とし、交叉する基礎梁又は布基礎のための根切の長さは、いずれか一方の根切
側面から計測する。
③
基礎根切に囲まれて残存することとなる部分のいずれか一方の辺の長さが
1.0m以下であるときは、その残存部分はないものとみなす。
④
抗の余長による根切量の減少はないものとみなす。
(5) 埋戻
「埋戻」とは、根切と基礎又は地下構築物などとの間隙の土又は砂などによる
充てんをいい、その数量は、根切数量から基準線以下の基礎又は地下構築物の体
積及び砂利敷き、捨コンクリートの体積を減ずるものとする。余盛は加算しない
ものとする。
根切土を使用する場合と購入土などを使用する場合などに分類する。
(6) 盛土
「盛土」とは、図示によって土又は砂などを盛ることをいい、その数量は盛土
すべき面積と、基準線からの平均厚さとによる体積とする。余盛は加算しないも
のとする。
根切土を使用する場合と購入土などを使用する場合などに分類する。
(7) 不用土処分
「不用土処分」とは、当該建築工事について不用となる土の処分をいい、その
数量は選択した工法により根切の数量から埋戻及び盛土数量を減じた数量とす
る。
(8) 山止
① 「山止」とは、根切側面の土の崩壊などを防御するための仮設備をいい、そ
の数量は、根切深さを高さとする山止高さと山止壁周長とによる山止壁面積、
及び根切面積による切ばり面積による。基礎根切などの山止については、それ
ぞれの山止高さと山止長さによる箇所を数量とすることができる。
②
山止壁、腹起し、切ばりなど山止用機材類の数量を求める必要があるときは、
前項による山止数量と土質、湧水量などに基づいて山止計画を設定したうえ計
測・計算する。
(9) 排水
① 「排水」とは、工事中の湧水及び雨水の排除をいい、その数量は湧水量及び
降雨量により、一式で計上する。
②
排水用機材類の数量を求める必要があるときは、前項による排水の数量と土
質などに基づいて排水計画を設定したうえで計測・計算する。
Ⅳ 建築(地業)
1 「杭地業」とは、既製杭、場所打コンクリート杭など、独立基礎、布基礎又は底
盤など建築物の底面に接続して建築物を支持する部分をいう。
2 杭地業の数量は、次により算出するものとする。
(1) 杭地業の計測は、図面による。
(2) 既製杭の数量は、材種、形状、寸法、工法などにより区分し、杭の本数によ
る。
(3) 場所打コンクリート杭の数量は、材種、形状、寸法、工法などにより区分し、
原則として箇所数による。
(4) 杭間さらえ又は杭頭の処理などの数量を求める必要があるときは、杭打ち部
分の面積又は杭の本数による。
Ⅴ 建築(く体)
1 コンクリート
(1) コンクリートは積算上、捨コンクリート、土
間コンクリート、く体コンクリートに区分し、
土間コンクリートを除く各部分の数量は、別表
統計数量表により算出する。
①
く体コンクリートは必要に応じて、基礎く体
と上部く体とに区分することができる。壁式構
造の場合も本基準に準ずる。
②
基礎部分には基礎柱・基礎梁を含むものとす
る。
③
コンクリートは必要に応じて、捨コンクリー
ト、無筋コンクリート、鉄筋コンクリート、軽
量コンクリートなどの調合、強度、材料などに
より区分する。
(2) 土間コンクリートを設計寸法により計測、計算
する場合には、次に定めるところによる。
①
鉄筋及び小口径管類(一般的な設備配管)に
よるコンクリートの欠除はないものとみなす。
2 型枠
(1) 型枠の数量は別表統計数量表により算出する。
(2) 型枠の数量は、普通型枠、打放し型枠、曲面型枠及びラーメン構造、璧式構造
など材料、工法、コンクリート打設面などにより区分して計算する。
3 鉄筋
(1) 鉄筋の数量は別表統計数量表により算出する。
(2) 鉄筋の敷量は、ラーメン構造、壁式構造に区分して計算する。
4 鉄骨
(1) 鉄骨の数量は、別表統計数量表により算出する。
(2) ボルト類の数量は、算出した鋼材の数量を計上し、鋼材重量(t)で表す。
(3) 工場塗装の数量は、算出した鋼材の数量を計上し、鋼材重量(t)で表す。
(4) 工場加工の数量は、算出した鋼材の数量を計上し、鋼材重量(t)で表す。
(5) 現場溶接の数量は、算出した鋼材の数量を計上し、鋼材重量(t)で表す。
(6) 現場建方の数量は、算出した鋼材の数量を計上し、鋼材重量(t)で表す。
Ⅵ 建築(仕上)
1 間仕切下地
「間仕切下地」とは、く体に符合する壁の骨組下地をいい、下地(板)類は含ま
ないものとする。
間仕切下地は、仕上の計測においてく体とみなし、準く体という。
(1) 間仕切下地の計測、計算
①
間仕切下地はその主な材種別に、材質、形状、寸法、工法などにより区別す
る。主な材種別はおおむね「工事内訳明細書」における科目の材料名による。
②
間仕切下地の数量は、原則としてく体又は準く体の設計寸法又は図示の寸法
による面積から、建具類の内法寸法など開口部の面積を差し引いた面積とす
る。
ただし、開口部の内法面積が1箇所当たり 0.5 ㎡以下のときは差し引かな
い。
③
間仕切下地の開口部のための補強は原則として計測の対象としない。
(2) 間仕切下地の材種による特則
材種による間仕切下地の計測の特則は、以下に定めるところによる。
①
コンクリート材
材料としてコンクリート、型枠、鉄筋の数量を求める必要があるときは、そ
れぞれⅤ建築(く体)の1、2、3の定めによる。
②
既製コンクリート材
ALC板、PC板、PS板などによる間仕切下地は、図示による枚数・面積
又は体積を数量とすることができる。
③
木材
木材による間仕切下地について、材料としての木材の所要数量を求める必要
があるときは、設計寸法又は図示の寸法による長さをm単位に切り上げた長さ
と、図示の断面積とによる体積に5%の割増しをした体積とする。ただし、長
さの短いものについては切り使いを考慮するものとする。
④
金属材
軽量鉄骨などの間仕切下地で金属材の胴縁を伴うときは、胴縁を含めた数量
とすることができる。
2 仕上
「仕上」とは、く体又は準く体の保護、意匠、装飾その他の目的による材料、
製品、器具類などの附合又はく体の表面の加工などをいう。ただし建築設備に
属するものを除く。
(1) 仕上の区分
①
外部仕上と内部仕上
仕上は積算上建築物の内外を遮断する面を基準とし、外部仕上と内部仕上
とに大別する。ただし、内外を遮断する開口部としての建具類は外部仕上に
属するものとする。
②
外部仕上
外部仕上は、原則として屋上、各側面、外部階段、玄関、ピロティ、バル
コニーなどごとに以下に定めるところにより、屋根、外部床、外壁、外部開
口部、外部天井の部分に区分する。これらの部分に区分することが適当でな
いもの又は区分することができないものは外部雑とする。
Oa 屋根・外部床
「屋根・外部床」とは、建築物外部の上面又は見下ろし面をいう。床段
違いの側面、階段蹴上げなどは床に属するものとし、必要あるときはそれ
ぞれ区別する。
Ob 外壁
「外壁」とは、建築物外部の側面をいい、開口部を除く。独立柱、璧付柱、
壁付梁、開口部周囲の見込、パラペット笠木、手すり笠木などは外壁に属す
るものとし、必要あるときはそれぞれ区別する。
Oc 外部開口部
「外部開口部」とは、建具類(シャッター、エアカーテンなどを含む。以
下同じ。)及び各部分の開口部枠類をいう。建具類の枠、額縁、窓台、靴摺
などは開口部に属するものとし、必要あるときはそれぞれ区別する。
Od 外部天井
「外部天井」とは、建築物外部の見上面をいう。天井付梁、天井段違い側
面、庇の小端などは天井に属するものとし、必要あるときはそれぞれ区別す
る。
Oe 外部雑
外部雑は、各部分に附合する製品、器具類などを必要によって区分する場
合及びルーフドレイン、樋類、煙突などOa~Od の部分に区分することが
適当でないもの又は区分することができないものを総称する区分で、原則と
してそれぞれ適当な名称を付して区別する。
③
内部仕上
「内部仕上」とは、原則として各階、各室、内部階段などごとに、以下に定
めるところにより内壁、内部開口部、内部天井、内部床の部分に区分する。こ
れらの部分に区分することが適当でないもの又は区分することができないも
のは内部雑とする。
Ia 内部床
「内部床」とは、建築物内部の見下ろし面をいう。床段違い側面、階段
蹴上げなどは床に属するものとし、必要あるときはそれぞれ区別する。
Ib 内壁
「内壁」とは、建築物内部の側面をいい、開口部を除く。独立柱、壁付柱、
壁付梁、幅木、開口部周囲の見込、階段ささら桁、手摺、笠木などは壁に属
するものとし、必要あるときはそれぞれ区別する。
Ic 内部開口部
「内部開口部」とは、建築物内部の建具類及び開口部枠類などをいう。建
具類の枠、額縁、膳板、靴摺などは内部開口部に属するものとし、必要ある
ときはそれぞれ区別する。
Id 内部天井
「内部天井」とは、建築物内部の見上げ面をいう。独立柱、天井段違い側
面、回縁などは天井に属するものとし、必要あるときはそれぞれ区別する。
Ie 内部雑
内部雑は、各部分ごとに附合する製品、器具類などを必要によって区分す
る場合及びスクリーン、家具類、仕上ユニット製品などIa~Id の各部分
に区分することが適当でないもの又は区分することができないものを総称
する区分で、原則としてそれぞれ適当な名称を付して区別する。
(2) 仕上の計測、計算
①
ア
共通事項
各部分の計測
仕上計測の定めは、原則として外部、内部又は壁、開口部、天井、床、雑
の各部分について共通とする。
イ
計測上の区別
仕上は、その主な材種別に材質、形状、寸法、工法などにより区別する。
主な材種別はおおむね「工事内訳明細書」における科目の材料名による。
ウ
仕上の構成
仕上の構成は、表面処理、主仕上、仕上下地及び附合物よりなるものとす
る。
(ア)「表面処理」とは、仕上表面の保護又は意匠、装飾などのための塗装、
吹付などをいう。
(イ)「主仕上」とは、表面処理を除く仕上表面層をいう。
(ウ)「仕上下地」とは、主仕上とく体又は準く体との中間層をいい、骨組下
地、下地(板)類などに区別する。
(エ)「附合物」とは、仕上の保護又は意匠、装飾などのために主として主仕
上に附合する材料製品、器具などをいう。
エ
仕上計測の対象
仕上は、原則として表面処理、主仕上、附合物、仕上下地などの組合せに
より区別し、その計測の対象は主仕上とする。表面処理、主仕上、附合物、
仕上下地の複合物としての建具類、カーテンウォール、その他の仕上ユニッ
トについてもその主仕上を計測の対象とする。
オ
表面処理、附合物、仕上下地の計測
表面処理、附合物又は仕上下地について計測する必要があるときは、原則
として主仕上の設計寸法又は図示の寸法を設計寸法とする。
②
主仕上の計測、計算
ア
原則
(ア) 主仕上の数量は、原則としてく体又は準く体の設計寸法又は図示の寸法
による面積から、建具類など開口部の内法寸法又は図示の寸法による面積
を差し引いた面積とする。ただし、開口部などの面積が 0.5 ㎡以下のと
きは開口部等による主仕上の欠除はないものとみなす。
(イ) (ア)の定めにかかわらず、天井高は図示の寸法を設計寸法とする。
(ウ) (ア)の定めにかかわらず、主仕上の表面からく体又は準く体の表面まで
の仕上代が 0.05mを超えるときは、原則としてその主仕上の表面の寸法
を設計寸法とする。
イ
附合物などの計測
附合物などについて計測する必要があるときは、原則として主仕上の設計
寸法又は図示に基づく長さ、面積又は箇所数を数量とする。
ウ
仕上ユニットの計測
建具類、カーテンウォール、その他の仕上ユニットの数量は、その内法寸
法又は図示の寸法による面積、個数又は箇所数による。
エ
特殊材料などの計測
一般に用いられない材料、特に高価な材料による場合又は特殊な加工を要
する場合など前各号の定めによらないときはその旨明記する。
(3) 仕上の材種による特則
材種による主仕上計測の特則及び附合物又は表面処理について計測する必要
があるときの特則は、以下のア項に定めるところにより、仕上下地について計測
する必要があるとき又は仕上下地を区別して骨組下地、下地(板)類、防水層等
について計測する必要があるときの特則は、以下のイ項の定めるところによる。
①
コンクリート材
ア
打放し仕上、コンクリート面のはつり、目荒し加工などについて計測する
必要があるときは、そのコンクリート面の面積を数量とする。
イ (ア) 防水押え各種コンクリートについて計測する必要があるときは、その
平均厚さと設計寸法に基づく面積又はこれらによる体積を数量とする。
(イ) 防水押えコンクリートの補強メッシュなどについて計測する必要があ
るときは防水押えコンクリートの面積を数量とする。
②
既製コンクリート
ア
ALC板、PC板、PS板などによる仕上又は仕上下地の数量は、設計寸
法又は図示の寸法による枚数、面積又は体積によることができる。
イ
防水立上り部の押えブロック、れんがなどの組積材について計測する必要
があるときは、設計寸法又は図示に基づく長さ又は面積を数量とする。
③
防水材
ア (ア) 防水材による主仕上及び仕上下地の計測の特則は、原則として共通と
する。
(イ) 防水層などの数量は、原則としてく体又は準く体の設計寸法又は図示
の寸法による面積とする。
(ウ) 立上り防水層などの数量は、その立上り寸法に基づく長さ又はこれら
による面積による。
(エ) 伸縮目地、開口部などのコーキング防水などについて計測する必要が
あるときは、図示の長さ、開口部などの内法寸法に基づく周長を数量と
する。
④
石材
ア (ア) 天然石、人造石など石材による主仕上の計測に当たっては、2(2)②ア
原則の定めにかかわらず、その主仕上の表面の寸法を設計寸法とする面
積から建具類など開口部の内法寸法又は図示の寸法による面積を差し引
いた面積とする。
ただし、開口部などの面積が 0.1 ㎡以下のときは開口部等による主仕
上の欠除はないものとみなす。
(イ) 石材による主仕上の役物類の処理については、図示の寸法こよる長さ
又は箇所数を数量とすることができる。
石材による主仕上の数量は、設計寸法又は図示による体積又は個数に
よることができる。
石材による主仕上の取付金物、裏込材、目地仕上などについて計測す
る必要があるときは設計寸法又は図示の寸法に基づく長さ又は個数を数
量とする。
⑤
タイル材
ア (ア) 陶磁器タイル材による主仕上の役物類の処理については、設計寸法又
は図示の寸法による長さ又は箇所数を役物類の数量とする。
(イ) タイル材による主仕上の取付金物、モルタル、目地仕上などは、主仕
上の構成部材とみなし、原則として計測の対象としない。
⑥
木材
ア (ア) 木材による開口部などの枠、額縁などの数量は、原則として図示の寸
法による箇所数による。必要あるときは開口部などの内法寸法に基づく
周長を数量とする。
(イ) 銘木類は図示の寸法による本数、枚数又は面積を数量とすることがで
きる。
(ウ) 木材による主仕上について、材料としての木材の所要数量を求める必
要があるときは、ひき立寸法による図示の断面積と、設計寸法又は図示
の寸法による長さに両端の接合などのための必要な長さとして 0.15m
を加えた長さとによる体積に、5%の割増をした体積による。ひき立寸
法が示されていないときは、図示の断面を囲む最小の長方形又は正方形
の辺の長さに、削り代として片面削りの場合は 0.003m、両面削りの場
合は 0.005mを加えた寸法をひき立寸法とみたす。
(エ) 板類の木材による主仕上げについて、材料としての木材の所要数量を
求める必要があるときは、その設計数量に次の割増率加えたものを標準
とする。
板材
突き付けの場合
10 %
実はぎの場合
15 %
合じゃくり、羽重ねの場合
15 %
各種合板類
15 %
各種フローリング類
10 %
(オ) 養生砥の粉塗りなどは、原則として計測の対象としない。
イ (ア) 木材による天井又は床の骨組下地について計測する必要があるときは
く体からの図示の寸法により区別し、その主仕上の数量による。
(イ) 木材による下地板類について計測する必要があるときは、原則として
その主仕上の数量による。壁胴縁などは仕上下地の構成部材とみなし、
原則として計測の対象としない。必要あるときは図示の寸法による面積
を数量とする。
(ウ) 骨組下地又は下地板類の木材としての所要数量を求める必要があると
きは、1間仕切下地(2)③木材の定めによる。
(エ) 板類の所要数量を求める必要があるときは、ア(エ)の定めによることが
できる。
⑦
屋根材
ア (ア) 瓦、スレート、金属又は合成樹脂製などの屋根材による主仕上の計測
に当たっては、2仕上(2)②主仕上の計測、計算の定めは適用せず、原則
として軒先などまでの図示の寸法による面積から、天窓の内法寸法など
図示の寸法による開口部の面積を差し引いた葺上げ面積を数量とする。
(イ) 棟瓦、鬼瓦、軒瓦などは、原則として役物類としない。特殊な役瓦な
どについて計測する必要があるときは、図示の形状、寸法などに基づく
長さ又は個数を数量とする。
(ウ) スレート、金属、合成樹脂製などの屋根材の役物類について計測する
必要があるときは、原則としてその設計寸法又は図示の寸法による長さ
又は箇所数を数量とする。
⑧
金属材
ア (ア) 金属材による手摺、タラップ、面格子、改め口、投入口など又は谷樋、
呼び樋、軒樋、ルーフドレイン、立樋、養生管などの数量は、原則とし
て設計寸法又は図示の寸法による長さ又は箇所数による。
(イ) ルーフドレイン、立樋、養生管など雨水排水金物類などで系統又は組
として機能するものは、系統又は組ごとの箇所数を数量とすることがで
きる。
(ウ) (ア)に類するもので合成樹脂材などによるものについては、原則として
材種を明記して金属材の定めを準用する。
イ (ア) 金属材による天井又は床の骨組下地について計測する必要があるとき
は、く体からの図示の寸法により区別し、その主仕上の数量による。
(イ) 金属材などによる骨組下地の開口部などのための補強について計測す
る必要があるときは、図示の寸法による開口部の箇所数を数量とする。
(ウ) メタルラス、ワイヤラスなど金属材による下地類について計測する必
要があるときは、原則としてその主仕上の数量による。壁胴縁は、仕上
下地の構成部材とみなし、原則として計測の対象としない。必要あると
きは図示の寸法に基づく面積を数量とする。
⑨
左官材
ア (ア) 左官材による笠木、水切、幅木、ボーダー、側溝などの数量は、原則
として設計寸法又は図示の寸法による高さ、幅又は糸尺ごとの延べ長さ
による。
(イ) 左官材による表面処理は、原則として計測の対象としない。必要ある
ときは表面処理すべき主仕上の数量による。
イ (ア) モルタル下地、ラスこすりなど左官材による下地類について計測する
必要があるときはその主仕上の数量による。
(イ) 建具類の周囲モルタル充てんなどについて計測する必要があるとき
は、建具類の内法寸法に基づく周長を数量とする。
⑩
木製建具
ア (ア) 木製建具類は、表面処理、主仕上、附合物、仕上下地の複合した仕上
ユニットとみなし、主仕上の材質、形状などにより区別し、建具類の内
法寸法による面積ごとの箇所数を数量とする。
(イ) 塗装などの表面処理について計測する必要があるときは、⑬塗装材ア
の定めによる。
(ウ) 附合物のうち建具金物などについて計測する必要があるときは、その
規格、仕様などごとの組数又は個数を数量とする。
(エ) ガラスについて計測する必要があるときは、⑫ガラス材アの定めによ
る。
⑪
金属製建具類
ア (ア) 金属製建具類は表面処理、主仕上、附合物、仕上下地及び枠類を複合
した仕上ユニットとみなし、主仕上の材質、形状などにより区別し、建具
類の内法寸法による面積ごとの箇所数を数量とする。
(イ) 塗装などの表面処理について計測する必要があるときは、⑬塗装材ア
の定めによる。
(ウ) 附合物のうち特殊な金物などについて計測する必要があるときは、そ
の規格仕様などごとの組数又は個数を数量とする。
(エ) ガラスについて計測する必要があるときは、⑫ガラス材アの定めによ
る。
(オ) 強化ガラス、アクリルなどによる建具類の計測こついては、原則とし
て材種を明記し、金属製建具類の定めを準用する。
⑫
ガラス材
ア (ア) 全面がガラスである建具類のガラスについて計測する必要があるとき
は、材質規格などごとに、原則として建具類の内法寸注による面積を数
量とする。ただし、かまち、方立、桟などの見付幅が 0.1mを超えるも
のがあるときは、その見付幅を差し引いた寸法を内法寸法とみなす。
(イ) 額入建具などのガラスについて計測する必要があるときは、原則とし
て図示の寸法による。
(ウ) 特殊寸法、特殊形状あるいは特殊な性質を有するガラス材については、
図示の寸法による。
(エ) トップライト、デッキガラス、ガラスブロック、アートブロックなど
のガラス材による主仕上の数量は、図示の寸法による面積又は箇所数に
よる。枠金物のあるトップライト、デッキガラスなどは、ガラスを主仕
上とする仕上ユニットとみなし、枠金物としては計測の対象としない。
(オ) 鏡などガラス加工品の数量は、図示の形状、寸法による枚数又は箇所数
による。
(カ) ガラス類の清掃、養生などを計測する必要あるときはガラスの数量に
よる。
(キ) パテ、シール、コーキング、ガスケットなどについて計測する必要が
あるときはガラスの設計寸法に基づく周長を数量とする。
⑬
塗装材
ア・イ (ア) 塗装材による表面処理の数量は、原則として表面処理すべき主仕
上の数量による。
(イ) 表面に凹凸がある場合など複雑な主仕上又は役物類などの塗装材によ
る表面処理について計測する必要あるときは、主仕上の表面の糸尺によ
る長さを設計寸法とする面積を数量とする。建具類又は鉄骨などの塗装
材による表面処理について計測する必要があるときは、適切な統計値に
よることができる。
⑭
内(外)装材
ア (ア) 布張り、紙張りなどの重ね代は計測の対象としない。
(イ) 内外装材による主仕上の底目地、ジョイント工法による目地などは、
主仕上の構成部材とみなし、原則として計測の対象としない。必要ある
ときは図示の寸法に基づく長さ又は箇所数を数量とする。
(ウ) たたみ、じゅうたんなどの数量は、図示の寸法による面積又は枚数に
よる。
イ
仕上下地としての布張り、紙張りの重ね代は計測の対象としない。
⑮
仕上ユニット
ア (ア) 間仕切ユニットなどは、材種、規格などにより区別し、設計寸法又は
図示の寸法による面積又は箇所数を数量とする
(イ) 仕上ユニットとしての浴室、便所などは、図示の性能、形状などごと
に組数又は個数を数量とする。
(ウ) 家具、備品、スクリーンなどは、図示の寸法による組数又は個数を数
量とする。
(エ) 造付の家具、カウンター、浴槽、シンク、換気塔などは、表面処理、
主仕上附合物、仕上下地を複合して仕上ユニットとみなし、個数又は箇
所数を数量とすることができる。
⑯
カーテンウォール
ア (ア) コンクリート材、金属材などによる外壁のカーテンウォ-ルは、仕上
ユニットとみなし、その数量は原則として図示の形状、寸法による面積
又はユニットの個数による。
(イ) カーテンウォールの建具類又はガラスについて計測する必要があると
きは、それぞれ⑪の金属製建具類又は⑫のガラス材の定めによる。
(ウ) 方立、力骨、取付金物、エキスパンション、ジョイント、シーリング、
さび止め処理などは、仕上の構成部材とみなし、原則として計測の対象
としない。必要あるときは図示の寸法に基づく長さ又は面積を数量とす
る。
⑰
その他
ア・イ
防音、防湿など特別の目的のある材料もしくは前記の材種に区別する
ことが適当でない材料又は区別することができない材料による仕上又は仕
上下地の計測については、原則として材種又は材質の近似する材種の特則を
準用し、必要に応じて適当な名称を付して区別する。ただし、その材料につ
いて特別の定めがある場合は、その定めによる。
Ⅶ 電気設備
1 共通工事
(1) 土工事
建築に準ずる。ただし、別表統計数量表は適用しない。
(2) コンクリート工事
建築に準ずる。ただし、別表統計数量表は適用しない。
(3) 配管配線工事
統計単価によりがたい場合は次による。
①
建物別(棟別)、工事種目別、科目別並びに屋内又は屋外工事別に区分する。
②
電線保護管等は種別、寸法別とし、いんぺい、露出、幹線、分岐別に区分す
る。
③
配管配線は、階別に明示する。
④
位置ボックス、ジョイントボックスは使用区分により区分する。
⑤
プルボックス、ダクト、ラック類は、形式、寸法、材料、仕上別に区分する。
⑥
電線ケーブル類は、規格、寸法別、幹線、分岐別、保護材料別及び工事方
法別に区分する。
⑦
ケーブルの端末処理は、規格、寸法別に個数を算出する。
⑧
配管配線の平面図上における寸法(長さ)の起点、端末の位置は次による。
ア
位置ボックス相互間は、各位置ボックスの中心とする。
イ プルボックス相互間は、各プルボックスの中心とする。
ウ 分電盤、制御盤、端子盤類の起点は、図上の中心の壁面とする。
エ 壁面にとりつく位置ボックスは、壁面に接する中心とする。
オ ダクト内配線は布設方向の中心寸法とする。
カ
配管配線は原則として図面上の平面部分と立上り、引下げ部分とに区分す
る。
⑨
材料としての所要数量を求める必要があるときは、その設計数量に次の割
増しをすることを標準とする。
電
線
10%
ケ ー ブ ル
10%
電
10%
線
管
(4) 接地工事
① 接地種別、接地極別、材質、寸法別に箇所数を算出する。
② 接地端子箱は記号別に区分する。
③ 接地極埋設標を計上する。
(5) 塗装工事
① 塗装工事を必要とする鋼材などは、その部分の外表面積とする。
② 複合工事単価に塗装費を含む材料については、計測の対象としない。
(6) はつり工事
①
配管がコンクリート壁を貫通する場合は、貫通口径又は断面積、コンクリー
ト壁の厚さ別の数量(箇所)とする。
②
溝はつりの場合は、はつり幅と深さにより区別し、床、壁、天井別に長さを
算出する。
③
面はつりの場合は、はつり部分の面積を算出する。
(7) 搬入費
搬入費を必要とする機器の重量による。
2 各設備工事
(1) 電灯設備
電灯設備に関して統計単価による場合は器具設置数量を計上する。
器具設置数量は、建物に設置されている電灯取付箇所、コンセント、スイッ
チ、分電盤の合計数とする。
統計単価によりがたい場合は次による。
①
配線器具
ア
タンブラスイッチは、極数、容量、形状などによる組合せ(プレート共)
を単位として算出する。
イ
コンセントは、壁付、床付に区別し、極数、容量、形状などによる組合せ
(プレート共)を単位として算出する。またプラグ付の場合はその旨明示す
る。
ウ
②
その他の配線器具などについては上記に準ずる。
照明器具
ア
照明器具は、形式、記号などにより区分する。
イ
数量は、回路別、階別又は室別に区分し集計表を作成する。
③ 分電盤
分電盤は、名称、記号、形式別及び階別に区分する。
④ その他
その他の機材は上記に準ずる。
(2) 動力設備
①
制御盤
ア
制御板は名称、記号、形式別負荷容量別及び階別に区分し集計表を作成す
る。
イ
モーターヘの結線材料は、可とう電線管などを規格別に計上する。
(3) 避雷設備
①
突針種別、支持パイプの記号寸法別に区分する。
②
むね上導体、導線は、規格、寸法別とし、支持金物は支持方法別に区分する。
(4) 構内配電線路
①
架空線路
ア
電柱、支柱及び支線柱は、種別、規格及び寸法別に区分する。
イ
装柱材料等は、種別、規格及び寸法別に区分する。
ウ
支線は、規格及び寸法別に区分し、箇所数を計上する。
エ
架空電線及び引込線は、規格及び寸法別に区分する。
オ
高圧引下線、低圧引下線及び通信引下線は、規格及び寸法別に区分する。
カ
柱上変圧器、気中開閉器等は、電気方式、種別及び容量別に計上する。
②
地中線路
ア
地中ケーブルの保護材料は、種別、規格及び寸法別に区分する。
イ
マンホール及びハンドホールは、記号及び寸法別に区分する。
ウ
暗きょ内に布設するケーブルラック等は、形式、寸法、材質及び仕上別に
区分する。
(5) 受変電設備
①
高低圧配電盤などは、形式、構造、規格別により区分する。
②
監視制御盤、継電器盤類は、形式、構造別などにより区分する。
③
直流電源装置は、形式、構造、規格、容量などにより区分する。
④
変圧器は、電気方式、絶縁方式、容量別に区分する。
⑤
交流しゃ断器は、種別、規格別により区分する。
⑥
高圧(特別高圧)進相コンデンサなどは、規格、容量別により区分する。
⑦
断路器は、極数、容量、操作方式別により区分する。
⑧
高圧負荷開閉器、その他機器類は、電気方式、定格、容量別により区分する。
⑨
各機器類に対応する付属品類を計上する。
⑩
電線、ケーブル類、保護材料などは、1共通工事(3)の当該事項による。
⑪
制御用ケーブルなどは、⑩によるほか、機器相互間の長さを規格別、系統別
に計上する。
⑫
バスダクトは、構造、規格、容量別に所要長さを計上し、付属品はエルボ、
ティーエンドクローザーなどに区分する。
⑬
接地母線、分岐線は第1種、第2種、第3種、特別第3種などの接地工事の
種類により区分する。
(6) 自家発電装置
①
交流発電機、原動機は、形式、構造、性能、容量などにより区分する。
②
配電盤などは、(5)②による。
③
燃料槽、減圧水槽などは、材質、容量別に計上する。
④
その他の機器類は、(5)①~⑨による。
⑤
燃料油、冷却水、排気用配管などは、系統別、管種別、寸法別に区分する。
⑥
上記以外の工事材料については、(5)⑩~⑬による。
(7) 電話設備
電話設備に関して統計単価による場合は、電話機設置箇所数量を計上する。
統計単価によりがたい場合は次による。
①
ボックス類
壁付位置ボックス、フロアボックスに区分する。
②
フロアダクト
種別、寸法別に区分する。
③
端子盤類
端子盤は、記号、形式、構造、容量別及び階別に区分する。
(8) インターホン設備、電気時計・拡声設備、テレビ共同受信設備、火災報知設備
インタ-ホン、電気時計、拡声、テレビ共聴及び火災報知装置などの機器類
は、形式、記号別に区分する。
(9) 構内交換設備
①
交換機は、形式、構造、容量などにより区分する。
②
局線中継台は、形式、構造などにより区分する。
③
本配線盤類は、形式、構造、容量などにより区分する。
④
電源装置は、形式、構造、定格、容量などにより区分する。
⑤
電話機は、形式別に区分する。
⑥
その他の計器類については、上記に準ずるものとする。
⑦
電線、ケーブル、保護材料などは、1(3)の当該事項による。
Ⅷ 電気設備以外の設備
1 共通工事
(1) 土工事
建築に準ずる。ただし、別表統計数量表は適用しない。
(2) コンクリート工事
建築に準ずる。ただし、別表統計数量表は適用しない。
(3) 配管工事
統計単価によりがたい場合は次による。
①
建物別、工事種目別、科目別、用途別、管種別、施工場所別、呼び径別に区
分する。
②
材料としての所要数量を求める必要があるときは、その設計数量に次の割増
をすることを標準とする。
屋内配管
屋外配管
鋼
管
10 %
銅
管
5 %
鉛
管
5 %
硬質塩ビ管
10 %
鋼
管
5 %
硬質塩ビ管
5 %
(4) 保温工事
①
工事科目別などに区分する。
②
配管の保温数量は、保温工事を必要とする配管の設計数量とする。
③
風道の保温数量は、保温工事を必要とする風道の設計数量とする。
④
チャンバー及び消音エルボの吸音材の内張数量は、その鉄板の設計数量とす
る。
⑤
機器類、槽類で保温を必要とする場合は、それらの表面積による。
⑥
室内冷水管、冷温水管に取り付ける呼び径 65 以上の弁、ストレーナーなど
の保温工事は、区分する。
(5) 塗装工事
①
工事科目別などに区分する。
②
配管の塗装数量は、塗装を必要とする配管の設計数量とする。
③
風道の塗装数量は、塗装を必要とする風道の設計数量とする。
④
機器類で塗装を必要とする場合は、それらの表面積による。
⑤
複合単価に塗装費を含む材料については、数量計測の対象としない。
(6) はつり工事
①
工事料目別などに区分する。
②
壁又は床を配管もしくは風道が貫通する場合は、貫通口径、断面積、コンク
リートの厚さ別の数量(箇所)とする。
③
溝はつりの数量は、はつり幅、深さ別の長さを計測する。
④
面はつりの数量は、はつり部分の面積を計測する。
(7) スリーブ入れ
①
スリーブの数量はスリープの口径別、コンクリート壁の厚さ別に区分して計
算する。
②
箱入れ数量は、貫通口の断面積、コンクリートの梁又は壁の厚さ別に区分し
て計算する。
(8) 搬入費
搬入費を必要とする機器の重量などによる。
2 給排水衛生設備
給排水設備に関して統計単価による場合は、器具設置数量を計上する。
給排水設備の器具設置数量は、建物に設置されている水栓、水洗便器、手洗器
洗面器等の合計数とする。
統計単価によりがたい場合は次による。
(1) 衛生器具設備
衛生器具は、種類、規格、寸法、記号など別に区分する。
(2) 給排水設備の機器
①
ポンプ類、給湯ボイラ、貯油槽、高置水槽、受水槽、ガス湯沸器、屋内消火
栓箱、厨房器具などの各機器は、工事科目、形式、能力、容量、規格寸法など
別又は記号別に区分して数量を計算する。
②
弁、水栓類、ボールタップ、弁きょう、量水器、排水トラップ、掃除口、排
水金物、可とう継手、防振継手などの各機器は、形式、規格、呼び径別などに
区分して数量を計測する。
③
弁ます、量水器ます、ためます、インバートますなどのます類については、
記号別、GLから管底までの深さ別に区分して組数を計算する。
3 空気調和設備
(1) 空気調和設備
①
ボイラ及び付属機器設備
ア
ボイラ、空調用ポンプ類、熱交換器、還水槽、地下貯油槽、サービスタン
ク、膨張水槽、管寄せ、温風暖房器、送風機などの数量は、形式、能力、容
量、規格寸法などの別又は記号別に区分して計算する。
イ 鋼板製煙道は、板厚別に外周面積を計算する。
②
冷凍機設備
冷凍機、冷却塔及び冷却水ポンプは、①アに準ずる。
③
空気調和機設備
ユニット型空気調和機、パッケージ型空気調和機、全熱交換器、ファンコイ
ルユニット、送風機、集じん器などの機器は、①アに準ずる。
④
風道設備
ア
建物別、工事科目別に、矩形風道、スパイラルダクト、円形風道(排煙用)
の名称別に分け、矩形風道は板厚別に、スパイラルダクト及び円形風道は口
径別に区分し、さらに、各階別、系統別、設置場所別(屋内露出、天井内、
ダクトシャフト内、屋外露出など)に区分する。
イ
⑤
風道の長さは、ダクトの中心線の長さを計測する。
風道付属品
ア
フレキシブルダクトの数量は口径別に区分し、長さを計測する。
イ
風道と送風機を連結するたわみ継手の数量は、送風機の仕様(形番、両吸
込み形、片吸込み形)別に区分し、箇所数を計算する。風道と空調機を連結
する場合は、長さを計測する。
⑥
ウ
ガラリは、材質及び形状、大きさ(幅×高さ)別に区分して計測する。
エ
チャンバーの数量は、名称、板厚、大きさ別に区分し、表面積を計測する。
仕切弁、玉形弁、安全弁、圧力計、温度計、伸縮継手、可とう継手、防振継
手、ストレーナー、ボールタップなどの器具は、2(2)②に準ずる。
(2) 換気設備
空気調和設備の当該事項に準ずる。
(3) 排煙設備
空気調和設備の当該事項に準ずる。
4 昇降設備
必要に応じて計上する。
5 その他設備
必要に応じて計上する。
Ⅸ 解 体
解体工事は、次によるものとする。
1 仮設工事
立地条件、工法、使用機材などを十分考慮する。
(1) 外部足場
足場面積によるものとする。
(2) 内部足場
必要部分の床面積により算出する。
(3) 養 生
セーフティネット、シート、金網及び朝顔などの必要なものを計上する。
(4) その他
その他必要に応じて計上する。
2 直接解体
(1) 労務費
①
鉄筋コンクリート造
ア
ブレーカ工法、スチールボール工法、ジャッキ工法及び圧砕工法などの工法
別に区別する。
イ
②
地上部分と地下部分に区分する。
鉄骨造
①に準ずる。
(2) 機械器具費
解体に要する機械損料、工具損料、損耗品、燃料及びそれらの運搬費などを計上
する。
3 廃棄材処理
(1) ガラ処理
解体の際、発生するガラを捨てるための運搬費、捨て場代などで、場所、条件な
どを考慮する
(2) 発生材
解体の際、発生する市場価値のある材を種別、等級などに区別して計上する。
別表 統計数量表
第1 総則
1 用途の取扱い
統計数量表で区分する用途以外の用途については、表(1)による区分に応じ、それ
ぞれの用途の統計数量表を適用することができるものとする。
表(1)
用
専
用
共
同
途
適用することができる範囲
住 宅 併用(店舗、事務所等)住宅、医院等で構造く体の形状が専用住宅に類似
するものを含むものとする。
マンション、アパート、家族寮、独身寮、病院、診療所、老人ホーム等で
住 宅 構造く体の形状が共同住宅に類似するものを含むものとする。
銀行、信用金庫、郵便局、公民館等で構造く体の形状が店舗又は事務所に
店 舗・事 務 所 類似するものを含むものとする。
なお、大型小売店舗等で構造く体の形状が他の用途に類似する場合は、そ
の用途を認定し、適用することができるものとする。
作業所、畜舎等で構造く体の形状が工場又は倉庫に類似するものを含むも
工 場 ・倉 庫 のとする。
旅館・ホテル等で構造・く体の形状が校舎、園舎に類似するものを含むも
校 舎 ・ 園 舎 のとする。
なお、学校等のその他の施設(事務室、給食室等)については、その構造
く体の形状によって、他の用途を適用するものとする。
車
庫 基礎(土台)、屋根、壁等があり建物として取り扱うことができるもの。
注 本表で適用することが困難な公衆浴場、劇場、映画館、体育館、神社、仏閣、
教会、土蔵等については、原則として、別途個別に各数量を計算するものとする。
2 階層の取扱い
統計数量表の階層の認定は、次式により算出した数量を基に表 (2)の区分により
行うものとする。
階層率 = 建物延べ床面積 ÷
1 階床面積
第2 土工(基礎)関係
1 工種別の数量
基礎に係る工種別の数量は、次式によって算出するものとする。
数量=1階床面積×(統計数量値×杭地業による補正率×地盤状況による補正率)
イ 統計数量値
各工種の数量値は、表(5)から(9)の構造用途等の区分によるものとする。
ただし、表(5)及び(6)の鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造のラーメン
式及び壁式の基礎コンクリートは、表(12)及び(13)のく体コンクリートに含まれてい
るので重複計上に注意すること。
また、統計数量値には、地下階の数量は含まれていないので地下階がある場合には、
その地下階部分の数量を別途算出して計上するものとする。
ロ 杭地業による補正
杭地業による補正は、重複鉄骨造(S造)及び軽量鉄骨造(LGS造)について行
うものとし、杭地業の有無による補正率は表(3)の区分による。
ただし、補正は、根切、砂利・割石敷き、捨コンクリート及び基礎コンクリートに
ついて行い、型枠及び鉄筋は補正の対象としない。
表(3)
杭地業の有無
補正率
有
0.90
無
1.00
ハ 地盤状況(地耐力)による補正
地盤状況(地耐力)による補正は、重複鉄骨造(S造)及び軽量鉄骨造(L
GS造)について行うものとし、地盤状況(地耐力)による補正率は、表(4)の
区分による。
ただし、杭地業がある場合は、補正の対象としない。
また、補正は、根切、砂利・割石敷き、捨コンクリート及び基礎コンクリー
トについて行い、型枠及び鉄筋は補正の対象としない。
注 地盤の状況は、補償建物の存ずる敷地における基礎の底面での地耐力
で判定するものとするが、地耐力は当該建物の建築時のボーリング調査
または近隣地域におけるボーリング調査資料を参考として判断すること
ができるものとする。
土工(基礎)関係統計数量表
表(5)
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC
造)
区
分
階
層
工
根
ラーメン式
種
専
住
位
用
宅
共
住
同
宅
店舗・
事務所
工場・
倉 庫
校舎・
園 舎
1階床面積
‰
1.22
1.13
1.17
1.29
1.31
1 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.141
0.130
0.135
0.149
0.151
捨コンクリート
〃
‰
0.03
0.028
0.029
0.032
0.032
基礎コンクリート
〃
‰
0.26
0.24
0.25
0.27
0.27
1階床面積
‰
1.46
1.36
1.40
1.55
1.57
2 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.170
0.156
0.162
0.179
0.181
捨コンクリート
〃
‰
0.036
0.034
0.035
0.038
0.038
基礎コンクリート
〃
‰
0.31
0.29
0.30
0.32
0.32
1階床面積
‰
1.83
1.70
1.76
1.94
1.97
3 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.212
0.195
0.203
0.224
0.227
捨コンクリート
〃
‰
0.045
0.042
0.044
0.048
0.048
基礎コンクリート
〃
‰
0.39
0.36
0.38
0.41
0.41
1階床面積
‰
2.26
2.09
2.16
2.39
2.42
4 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.261
0.241
0.250
0.276
0.279
捨コンクリート
〃
‰
0.056
0.052
0.054
0.059
0.059
基礎コンクリート
〃
‰
0.48
0.44
0.46
0.50
0.50
1階床面積
‰
2.68
2.49
2.57
―
2.88
5 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.310
0.286
0.297
―
0.332
捨コンクリート
〃
‰
0.066
0.062
0.064
―
0.070
基礎コンクリート
〃
‰
0.57
0.53
0.55
―
0.59
1階床面積
‰
3.11
2.88
2.98
―
3.34
6 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.36
0.332
0.340
―
0.385
捨コンクリート
〃
‰
0.077
0.071
0.074
―
0.082
基礎コンクリート
〃
‰
0.66
0.61
0.64
―
0.69
根
根
根
根
根
注1)
2)
切
単
切
切
切
切
切
備
考
各工種の数量は、1階床面積1㎡当たりの数量である。
基礎コンクリートには、土間コンクリート分が含まれていないので、施工されている場合
には、別途個別に算出して計上するものとする。〔以下表(6)から(9)についても同じ。〕
- 1 -
表(6)
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)
区
分
壁
階
層
工
根
種
単
専
住
位
用
宅
共
住
同
宅
店舗・
事務所
校舎・
園 舎
1階床面積
‰
1.07
0.99
1.02
1.13
1 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.124
0.114
0.118
0.132
捨コンクリート
〃
‰
0.026
0.024
0.025
0.028
基礎コンクリート
〃
‰
0.22
0.21
0.22
0.23
1階床面積
‰
1.28
1.19
1.22
1.36
2 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.149
0.137
0.142
0.158
捨コンクリート
〃
‰
0.031
0.029
0.030
0.034
基礎コンクリート
〃
‰
0.26
0.25
0.26
0.28
1階床面積
‰
1.61
1.49
1.53
1.70
3 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.186
0.171
0.177
0.198
捨コンクリート
〃
‰
0.039
0.036
0.038
0.042
基礎コンクリート
〃
‰
0.33
0.32
0.33
0.35
1階床面積
‰
1.98
1.83
1.89
2.09
4 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.229
0.211
0.218
0.244
捨コンクリート
〃
‰
0.048
0.044
0.046
0.052
基礎コンクリート
〃
‰
0.41
0.39
0.41
0.43
1階床面積
‰
2.35
2.18
2.24
2.49
5 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.273
0.251
0.260
0.290
捨コンクリート
〃
‰
0.057
0.053
0.055
0.062
基礎コンクリート
〃
‰
0.48
0.46
0.48
0.51
1階床面積
‰
2.73
2.52
2.60
2.88
6 砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.316
0.291
0.301
0.337
捨コンクリート
〃
‰
0.066
0.061
0.064
0.071
基礎コンクリート
〃
‰
0.56
0.54
0.56
0.59
根
根
根
根
根
切
式
切
切
切
切
切
- 2 -
備
考
表(7)
構
造
重量鉄骨造(S造)
区
分
肉厚4㎜を超え9㎜未満のもの及び肉厚9㎜以上のもの
階
層
工
根
種
切
単
専
住
位
用 共
宅 住
同 店舗・ 工場・
車
宅 事務所 倉 庫
庫 備
1階床面積
‰
0.80
0.80
0.68
0.58
0.58
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.089
0.089
0.073
0.076
0.076
1 捨コンクリート
〃
‰
0.023
0.023
0.018
0.015
0.015
基礎コンクリート
〃
‰
0.218
0.218
0.165
0.134
0.134
型
枠 基礎コンクリート ㎡
6.02
6.02
6.02
5.80
5.80
鉄
筋
〃
t
0.105
0.105
0.087
0.109
0.109
根
切
1階床面積
‰
0.96
0.96
0.82
0.70
―
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.107
0.107
0.088
0.091
―
2 捨コンクリート
〃
‰ 0 .028
0.028
0.022
0.018
―
基礎コンクリート
〃
‰ 0 .262
0.262
0.198
0.161
―
型
枠 基礎コンクリート ㎡
5.72
5.72
5.72
5.51
―
鉄
筋
〃
t
0.105
0.105
0.087
0.109
―
根
切
1階床面積
‰
1.20
1.20
1.02
0.87
―
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.134
0.134
0.110
0.114
―
3 捨コンクリート
〃
‰
0.035
0.035
0.027
0.023
―
基礎コンクリート
〃
‰
0.327
0.327
0.248
0.201
―
型
枠 基礎コンクリート ㎡
5.12
5.12
5.12
4.93
―
鉄
筋
〃
t
0.105
0.105
0.087
0.109
―
根
切
1階床面積
‰
1.48
1.48
1.26
―
―
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.165
0.165
0.135
―
―
4 捨コンクリート
〃
‰
0.043
0.043
0.033
―
―
基礎コンクリート
〃
‰
0.403
0.403
0.305
―
―
型
枠 基礎コンクリート ㎡
4.52
4.52
4.52
―
―
鉄
筋
〃
t
0.105
0.105
0.087
―
―
根
切
1階床面積
‰
―
1.76
1.50
―
―
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
―
0.196
0.161
―
―
5 捨コンクリート
〃
‰
―
0.051
0.040
―
―
基礎コンクリート
〃
‰
―
0.480
0.363
―
―
型
枠 基礎コンクリート ㎡
―
4.21
4.21
―
―
鉄
筋
―
0.105
0.087
―
―
注
〃
t
考
本表の型枠・鉄筋については、基礎コンクリート1㎥当たりの数量である。〔以下
表(8)から(9)についても同じ。〕
- 3 -
表(8)
構
造
軽量鉄骨造(LGS造)
区
分
肉厚4㎜未満のもの
階
専
工
種
単
車
住
切
同 店舗・ 工場・
位
層
根
用 共
宅 住
宅 事務所 倉
庫
庫
1階床面積
‰
0.48
0.48
0.47
0.40
0.40
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.081
0.081
0.081
0.094
0.094
1 捨コンクリート
〃
‰
0.020
0.020
0.018
0.015
0.015
基礎コンクリート
〃
‰
0.120
0.120
0.110
0.102
0.102
型
枠 基礎コンクリート ㎡
8.90
8.90
7.75
6.75
4.91
鉄
筋
〃
t
0.121 0.121
0.116
0.114
0.114
根
切
1階床面積
‰
0.58
0.58
0.56
0.48
―
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.097
0.097
0.097
0.113
―
2 捨コンクリート
〃
‰
0.024
0.024
0.022
0.018
―
基礎コンクリート
〃
‰
0.144
0.144
0.132
0.122
―
型
枠 基礎コンクリート ㎡
8.46
8.46
7.36
6.41
―
鉄
筋
〃
t
0.121
0.121
0.116
0.114
―
根
切
1階床面積
‰
0.72
0.72
0.71
―
―
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.122
0.122
0.122
―
―
3 捨コンクリート
〃
‰
0.030
0.030
0.027
―
―
基礎コンクリート
〃
‰
0.180
0.180 0.165
―
―
注
型
枠 基礎コンクリート ㎡
7.57
7.57
6.59
―
―
鉄
筋
0.121
0.121
0.116
―
―
〃
t
備
梁、屋根部分がコンクリートで施工されている場合には、その部分を別途個別に算出
して計上するものとする。
- 4 -
表(9)
構
造
コンクリートブロック造(CB造)
区
分
―
階
層
工
根
種
切
単
専
住
位
用 共
宅 住
同 店舗・ 工場・
車
宅 事務所 倉 庫
庫 備
1階床面積
‰
0.57
0.57
0.57
0.64
0.64
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.112
0.112
0.112
0.127
0.127
1 捨コンクリート
〃
‰
0.021
0.021
0.021
0.026
0.026
基礎コンクリート
〃
‰
0.192
0.192
0.192
0.253
0.253
型
枠 基礎コンクリート ㎡
8.65
8.65
8.65
9.51
9.51
鉄
筋
〃
t
0.082
0.082
0.082
0.103
0.103
根
切
1階床面積
‰
0.68
0.68
0.68
0.77
―
砂 利 ・ 割 石 敷
〃
‰
0.134
0.134
0.134
0.152
―
2 捨コンクリート
〃
‰
0.025
0.025
0.025
0.031
―
基礎コンクリート
〃
‰
0.230
0.230
0.230
0.304
―
注)
型
枠 基礎コンクリート ㎡
8.22
8.22
8.22
9.03
―
鉄
筋
0.082
0.082
0.082
0.103
―
〃
t
考
梁、屋根部分がコンクリートで施工されている場合には、その部分を別途個別に算出し
て計上するものとする。
- 5 -
第3
く体コンクリート量関係
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)及び鉄筋コンクリート造(RC造)のく体コンクリー
ト等に係る数量は、次式によって算出するものとする。
く体コンクリート量=延床面積×(統計数量値×階高補正率)
型枠・鉄筋=コンクリート量×統計数量値
イ
統計数量値
コンクリート量の数量値は、表(12)から(13)の構造、区分(ラーメン式・壁式)
及び用途によるものとする。
ただし、コンクリート量には、表(5)及び(6)の基礎コンクリート量を含むものと
する。
ロ 階高による補正
統計数量値の階高は3m未満を基準としたものであり、階高が3m以上の場合は、
表(10)による補正を行うものとする。
ただし、補正は、コンクリート量についてのみ行うものとする。
表(10)
階高
項目
補
正
率
3m以上
4m未満
4m以上
5m未満
5m以上
6m未満
6m以上
7m未満
7m以上
3m未満
1.00
1.15
1.30
1.45
1.60
1.75
ハ
SRC造のコンクリート量及び鉄骨量の取扱い
SRC造のコンクリート量及び鉄骨量の取扱いは、次により行うものとする。
(1) 鉄骨量
鉄骨量は、次式によって算出するものとする。
鉄骨量=延床面積×統計数量値
注
統計数量値は、表(11)の区分による。
表(11)
用
途
延床面積当たりの鉄骨量
共 同住宅
0.053 t
事 務 所
店
舗
0.085 t
工
倉
場
庫
0.073 t
校
園
舎
舎
0.059 t
- 6 -
(2)
く体コンクリート量
SRC造建物のコンクリート量は、統計数量値によって算出したコンクリート総量から、
次式によって算出した数量を控除するものとする。
く体コンクリート量=く体コンクリート量総量-〔鉄骨量×0.127‰〕
注
(3)
鉄骨量7.85t当たりコンクリート1.00‰を基準としている。
型枠の取扱い
SRC造建物の型枠については、RC造として算出したコンクリート量を基準として算
出するものとする。
(4)
鉄筋の取扱い
SRC造建物の鉄筋については、RC造として算出したコンクリート量から鉄骨分のコ
ンクリート量を控除した数量を基準として算出するものとする。
- 7 -
く体コンクリート量等関係統計数量表
表(12)
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
区
分
ラーメン式・階高3m未満
用 階
単
種
途 層
延
別
床
200㎡以上
面
積
500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上 3000㎡以上
位 200㎡未満 500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
コンクリート ‰
0.74
0.73
0.73
0.72
0.71
0.70
1 型
枠 ㎡
8.37
8.04
7.70
7.37
7.03
6.70
鉄
筋 t
0.114
0.114
0.116
0.119
0.121
0.123
0.73
0.72
0.71
0.71
0.70
0.69
コンクリート ‰
2 型
枠 ㎡
8.29
7.95
7.62
7.29
6.96
6.63
鉄
筋 t
0.114
0.114
0.116
0.119
0.121
0.123
0.72
0.71
0.70
0.70
0.69
0.68
専
コンクリート ‰
用 3 型
枠 ㎡
8.20
7.87
7.55
7.22
6.89
6.56
住
鉄
筋 t
0.120
0.120
0.122
0.124
0.127
0.129
宅
コンクリート ‰
0.71
0.70
0.69
0.69
0.68
0.67
4 型
枠 ㎡
8.12
7.79
7.47
7.14
6.82
6.50
鉄
筋 t
0.125
0.125
0.128
0.130
0.133
0.135
0.70
0.69
0.68
0.67
0.67
0.66
コンクリート ‰
5 型
枠 ㎡
8.04
7.71
7.39
7.07
6.75
6.43
鉄
筋 t
0.131
0.131
0.134
0.136
0.139
0.142
0.68
0.68
0.67
0.66
0.66
0.65
コンクリート ‰
6 型
枠 ㎡
7.95
7.63
7.32
7.00
6.68
6.36
鉄
筋 t
0.137
0.137
0.140
0.142
0.145
0.148
注1
コンクリート量は、建物の延床面積1㎡当たりの数量である。ただし、土間コンクリ
ートは含まれていないため、別途個別計算をして計上するものとする。
2
型枠は、コンクリート量1‰当りの数量である。
3
鉄筋は、コンクリート量1‰当りの数量である。
〔以下表(13)について同じ。〕
- 8 -
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
区
分
ラーメン式・階高3m未満
用 階
単
種
途 層
別
床
200㎡以上
面
積
500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上 3000㎡以上
位 200㎡未満 500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
コンクリート ‰
0.68
0.67
0.67
0.66
0.65
0.65
1 型
枠 ㎡
8.37
8.04
7.70
7.37
7.03
6.70
鉄
筋 t
0.114
0.114
0.116
0.119
0.121
0.123
0.67
0.66
0.66
0.65
0.64
0.64
コンクリート ‰
共
延
2 型
枠 ㎡
8.29
7.95
7.62
7.29
6.96
6.63
鉄
筋 t
0.114
0.114
0.116
0.119
0.121
0.123
0.66
0.65
0.65
0.64
0.63
0.63
コンクリート ‰
同 3 型
枠 ㎡
8.20
7.87
7.55
7.22
6.89
6.56
住
鉄
筋 t
0.120
0.120
0.122
0.124
0.127
0.129
宅
コンクリート ‰
0.65
0.64
0.64
0.63
0.62
0.62
4 型
枠 ㎡
8.12
7.79
7.47
7.14
6.82
6.50
鉄
筋 t
0.125
0.125
0.128
0.130
0.133
0.135
0.64
0.63
0.63
0.62
0.61
0.61
コンクリート ‰
5 型
枠 ㎡
8.04
7.71
7.39
7.07
6.75
6.43
鉄
筋 t
0.131
0.131
0.134
0.136
0.139
0.142
0.63
0.62
0.62
0.61
0.60
0.60
コンクリート ‰
6 型
枠 ㎡
7.95
7.63
7.32
7.00
6.68
6.36
鉄
筋 t
0.137
0.137
0.140
0.142
0.145
0.148
- 9 -
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
区
分
ラーメン式・階高3m未満
用 階
単
種
途 層
別
床
200㎡以上
面
積
500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上 3000㎡以上
位 200㎡未満 500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
コンクリート ‰
店
延
0.71
0.70
0.70
0.69
0.68
0.67
1 型
枠 ㎡
8.37
8.04
7.70
7.37
7.03
6.70
鉄
筋 t
0.114
0.114
0.116
0.119
0.121
0.123
コンクリート ‰
0.70
0.69
0.69
0.68
0.67
0.66
2 型
枠 ㎡
8.29
7.95
7.62
7.29
6.96
6.63
鉄
筋 t
0.114
0.114
0.116
0.119
0.121
0.123
コンクリート ‰
0.69
0.68
0.67
0.67
0.66
0.65
舗 3 型
枠 ㎡
8.20
7.87
7.55
7.22
6.89
6.56
・
鉄
筋 t
0.120
0.120
0.122
0.124
0.127
0.129
事
コンクリート ‰
0.68
0.67
0.66
0.66
0.65
0.64
務 4 型
枠 ㎡
8.12
7.79
7.47
7.14
6.82
6.50
所
筋 t
0.125
0.125
0.128
0.130
0.133
0.135
コンクリート ‰
0.67
0.66
0.65
0.65
0.64
0.63
鉄
5 型
枠 ㎡
8.04
7.71
7.39
7.07
6.75
6.43
鉄
筋 t
0.131
0.131
0.134
0.136
0.139
0.142
コンクリート ‰
0.66
0.65
0.64
0.64
0.63
0.62
6 型
枠 ㎡
7.95
7.63
7.32
7.00
6.68
6.36
鉄
筋 t
0.137
0.137
0.140
0.142
0.145
0.148
- 10 -
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
区
分
ラーメン式・階高3m未満
用 階
単
種
途 層
別
床
200㎡以上
面
積
500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上 3000㎡以上
位 200㎡未満 500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
コンクリート ‰
工
延
0.78
0.77
0.76
0.76
0.75
0.74
1 型
枠 ㎡
6.83
6.56
6.28
6.01
5.74
5.46
鉄
筋 t
0.110
0.110
0.112
0.114
0.117
0.119
0.77
0.76
0.75
0.75
0.74
0.73
コンクリート ‰
場 2 型
枠 ㎡
6.76
6.49
6.22
5.95
5.68
5.41
・
鉄
筋 t
0.110
0.110
0.112
0.114
0.117
0.119
倉
コンクリート ‰
0.76
0.75
0.74
0.73
0.73
0.72
庫 3 型
枠 ㎡
6.69
6.43
6.16
5.89
5.62
5.35
鉄
筋 t
0.116
0.116
0.118
0.120
0.122
0.125
0.74
0.74
0.73
0.72
0.72
0.71
コンクリート ‰
4 型
枠 ㎡
6.63
6.36
6.10
5.83
5.57
5.30
鉄
筋 t
0.121
0.121
0.123
0.126
0.128
0.131
- 11 -
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
区
分
ラーメン式・階高3m未満
用 階
単
種
途 層
別
床
200㎡以上
面
積
500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上 3000㎡以上
位 200㎡未満 500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
コンクリート ‰
0.79
0.78
0.77
0.77
0.76
0.75
1 型
枠 ㎡
7.75
7.44
7.13
6.82
6.51
6.20
鉄
筋 t
0.116
0.116
0.118
0.121
0.123
0.125
0.78
0.77
0.76
0.75
0.75
0.74
コンクリート ‰
校
延
2 型
枠 ㎡
7.67
7.37
7.06
6.75
6.44
6.14
鉄
筋 t
0.116
0.116
0.118
0.121
0.123
0.125
0.77
0.76
0.75
0.74
0.74
0.73
コンクリート ‰
舎 3 型
枠 ㎡
7.60
7.29
6.99
6.68
6.38
6.08
・
鉄
筋 t
0.122
0.122
0.124
0.127
0.129
0.132
園
コンクリート ‰
0.75
0.75
0.74
0.73
0.72
0.72
舎 4 型
枠 ㎡
7.52
7.22
6.92
6.62
6.31
6.01
鉄
筋 t
0.128
0.128
0.130
0.133
0.135
0.138
0.74
0.74
0.73
0.72
0.71
0.71
コンクリート ‰
5 型
枠 ㎡
7.44
7.14
6.84
6.55
6.25
5.95
鉄
筋 t
0.133
0.133
0.136
0.139
0.141
0.144
0.73
0.72
0.72
0.71
0.70
0.69
コンクリート ‰
6 型
枠 ㎡
7.36
7.07
6.77
6.48
6.18
5.89
鉄
筋 t
0.139
0.139
0.142
0.145
0.148
0.150
- 12 -
表(13)
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)
区
分
壁式・階高3m未満
用 階
単
種
途 層
延
別
床
200㎡以上
面
積
500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上 3000㎡以上
位 200㎡未満 500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
コンクリート ‰
0.72
0.71
0.71
0.70
0.69
0.68
1 型
枠 ㎡
9.91
9.51
9.12
8.72
8.32
7.93
鉄
筋 t
0.085
0.085
0.087
0.088
0.090
0.092
0.71
0.70
0.70
0.69
0.68
0.67
コンクリート ‰
2 型
枠 ㎡
9.81
9.42
9.03
8.63
8.24
7.85
鉄
筋 t
0.085
0.085
0.087
0.088
0.090
0.092
0.70
0.69
0.68
0.68
0.67
0.66
コンクリート ‰
専 3 型
枠 ㎡
9.71
9.32
8.93
8.55
8.16
7.77
用
鉄
筋 t
0.089
0.089
0.091
0.093
0.095
0.096
住
コンクリート ‰
0.69
0.68
0.67
0.67
0.66
0.65
宅 4 型
枠 ㎡
9.61
9.23
8.84
8.46
8.07
7.69
鉄
筋 t
0.094
0.094
0.095
0.097
0.099
0.101
0.68
0.67
0.66
0.66
0.65
0.64
コンクリート ‰
5 型
枠 ㎡
9.51
9.13
8.75
8.37
7.99
7.61
鉄
筋 t
0.098
0.098
0.100
0.102
0.104
0.106
0.67
0.66
0.65
0.65
0.64
0.63
コンクリート ‰
6 型
枠 ㎡
9.41
9.04
8.66
8.28
7.91
7.53
鉄
筋 t
0.102
0.102
0.104
0.106
0.108
0.110
- 13 -
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)
区
分
壁式・階高3m未満
用 階
単
種
途 層
別
床
200㎡以上
面
積
500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上 3000㎡以上
位 200㎡未満 500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
コンクリート ‰
0.65
0.64
0.64
0.63
0.62
0.62
1 型
枠 ㎡
9.91
9.51
9.12
8.72
8.32
7.93
鉄
筋 t
0.085
0.085
0.087
0.088
0.090
0.092
0.64
0.63
0.63
0.62
0.61
0.61
コンクリート ‰
共
延
2 型
枠 ㎡
9.81
9.42
9.03
8.63
8.24
7.85
鉄
筋 t
0.085
0.085
0.087
0.088
0.090
0.092
0.63
0.62
0.62
0.61
0.61
0.60
コンクリート ‰
同 3 型
枠 ㎡
9.71
9.32
8.93
8.55
8.16
7.77
住
鉄
筋 t
0.089
0.089
0.091
0.093
0.095
0.096
宅
コンクリート ‰
0.62
0.61
0.61
0.60
0.60
0.59
4 型
枠 ㎡
9.61
9.23
8.84
8.46
8.07
7.69
鉄
筋 t
0.094
0.094
0.095
0.097
0.099
0.101
0.61
0.60
0.60
0.59
0.59
0.58
コンクリート ‰
5 型
枠 ㎡
9.51
9.13
8.75
8.37
7.99
7.61
鉄
筋 t
0.098
0.098
0.100
0.102
0.104
0.106
0.60
0.60
0.59
0.58
0.58
0.57
コンクリート ‰
6 型
枠 ㎡
9.41
9.04
8.66
8.28
7.91
7.53
鉄
筋 t
0.102
0.102
0.104
0.106
0.108
0.110
- 14 -
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)
区
分
壁式・階高3m未満
用 階
単
種
途 層
別
床
200㎡以上
面
積
500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上 3000㎡以上
位 200㎡未満 500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
コンクリート ‰
0.69
0.68
0.68
0.67
0.66
0.66
1 型
枠 ㎡
9.91
9.51
9.12
8.72
8.32
7.93
鉄
筋 t
0.085
0.085
0.087
0.088
0.090
0.092
0.68
0.67
0.67
0.66
0.65
0.65
コンクリート ‰
店
延
2 型
枠 ㎡
9.81
9.42
9.03
8.63
8.24
7.85
鉄
筋 t
0.085
0.085
0.087
0.088
0.090
0.092
0.67
0.66
0.66
0.65
0.64
0.64
コンクリート ‰
舗 3 型
枠 ㎡
9.71
9.32
8.93
8.55
8.16
7.77
・
鉄
筋 t
0.089
0.089
0.091
0.093
0.095
0.096
事
コンクリート ‰
0.66
0.65
0.65
0.64
0.63
0.63
務 4 型
枠 ㎡
9.61
9.23
8.84
8.46
8.07
7.69
所
筋 t
0.094
0.094
0.095
0.097
0.099
0.101
0.65
0.64
0.64
0.63
0.62
0.62
鉄
コンクリート ‰
5 型
枠 ㎡
9.51
9.13
8.75
8.37
7.99
7.61
鉄
筋 t
0.098
0.098
0.100
0.102
0.104
0.106
0.64
0.63
0.63
0.62
0.61
0.61
コンクリート ‰
6 型
枠 ㎡
9.41
9.04
8.66
8.28
7.91
7.53
鉄
筋 t
0.102
0.102
0.104
0.106
0.108
0.110
- 15 -
構
造
鉄筋コンクリート造(RC造)
区
分
壁式・階高3m未満
用 階
単
種
途 層
別
床
200㎡以上
面
積
500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上 3000㎡以上
位 200㎡未満 500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
コンクリート ‰
0.77
0.76
0.75
0.75
0.74
0.73
1 型
枠 ㎡
9.46
9.08
8.70
8.32
7.95
7.57
鉄
筋 t
0.098
0.098
0.100
0.102
0.104
0.106
0.76
0.75
0.74
0.74
0.73
0.72
コンクリート ‰
校
延
2 型
枠 ㎡
9.37
8.99
8.62
8.24
7.87
7.49
鉄
筋 t
0.098
0.098
0.100
0.102
0.104
0.106
0.75
0.74
0.73
0.72
0.72
0.71
コンクリート ‰
舎 3 型
枠 ㎡
9.27
8.90
8.53
8.16
7.79
7.42
・
鉄
筋 t
0.103
0.103
0.105
0.107
0.109
0.111
園
コンクリート ‰
0.74
0.73
0.72
0.71
0.71
0.70
舎 4 型
枠 ㎡
9.18
8.81
8.44
8.08
7.71
7.34
鉄
筋 t
0.108
0.108
0.110
0.112
0.114
0.116
0.72
0.72
0.71
0.70
0.69
0.69
コンクリート ‰
5 型
枠 ㎡
9.08
8.72
8.36
7.99
7.63
7.27
鉄
筋 t
0.113
0.113
0.115
0.117
0.119
0.122
0.71
0.71
0.70
0.69
0.68
0.68
コンクリート ‰
6 型
枠 ㎡
8.99
8.63
8.27
7.91
7.55
7.19
鉄
筋 t
0.118
0.118
0.120
0.122
0.125
0.127
- 16 -
第4
く体鉄骨量関係
鉄骨造建物のく体に係る鉄骨量は、次式によって算出するものとする。ただし、統計
数量値には、内外階段は含まれるが、デッキプレート、材料、製品、工具等の収納棚、
歩行(点検)路等の造作に係る鉄骨量は含まれていないので、これについては別途算出
して加算するものとする。
鉄骨量=延床面積×統計数量値
イ
統計数量値
鉄骨量の数量値は、表(14)から(16)の重量鉄骨造、軽量鉄骨造、肉厚の区分及び
用途によるものとする。
ロ
クレーンが設置されている場合の補正
建物に走行クレーンが設置されている場合は、次式により鉄骨量の補正を行うこ
とができるものとする。
鉄骨量 ={〔S 1 ×(V×1.1)〕+〔S 2 ×V〕}
V = 統計数量値
S 1 = 走行クレーンの可動(設置)する床面積
S 2 = 走行クレーンの可動(設置)しない床面積
ただし、S 1 +S 2 =床面積
- 17 -
く体鉄骨量関係統計数量表
表(14)
構 造
重量鉄骨造(S造)
区 分
肉厚9㎜以上のもの
用
途
階
平均階高
層
延
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
76㎏
76㎏
76㎏
―
―
―
3m以上
4m未満
79
79
79
―
―
―
4m以上
5m未満
82
82
82
―
―
―
5m以上
85
85
85
―
―
―
3m未満
83
83
83
―
―
―
3m以上
4m未満
86
86
86
―
―
―
専
4m以上
5m未満
90
90
90
―
―
―
用
5m以上
93
93
93
―
―
―
住
3m未満
90
90
90
―
―
―
宅
3m以上
4m未満
94
94
94
―
―
―
4m以上
5m未満
97
97
97
―
―
―
5m以上
101
101
101
―
―
―
3m未満
95
95
95
―
―
―
3m以上
4m未満
99
99
99
―
―
―
4m以上
5m未満
103
103
103
―
―
―
5m以上
107
107
107
―
―
―
1
2
3
4
注)
鉄骨量は、建物の延床面積1㎡当たりの数量である。
〔以下表(15)から(16)について同じ〕
- 18 -
用
途
階
平均階高
層
1
2
共
同
住
3
宅
4
5
延
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
76㎏
76㎏
76㎏
76㎏
76㎏
76㎏
3m以上
4m未満
79
79
79
79
79
79
4m以上
5m未満
82
82
82
82
82
82
5m以上
85
85
85
85
85
85
3m未満
83
83
83
83
83
83
3m以上
4m未満
86
86
86
86
86
86
4m以上
5m未満
90
90
90
90
90
90
5m以上
93
93
93
93
93
93
3m未満
90
90
90
90
90
90
3m以上
4m未満
94
94
94
94
94
94
4m以上
5m未満
97
97
97
97
97
97
5m以上
101
101
101
101
101
101
3m未満
95
95
95
95
95
95
3m以上
4m未満
99
99
99
99
99
99
4m以上
5m未満
103
103
103
103
103
103
5m以上
107
107
107
107
107
107
3m未満
101
101
101
101
101
101
3m以上
4m未満
105
105
105
105
105
105
4m以上
5m未満
109
109
109
109
109
109
5m以上
113
113
113
113
113
113
- 19 -
用
途
階
平均階高
層
1
2
店
3
舗
4
5
延
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
76㎏
76㎏
76㎏
76㎏
76㎏
76㎏
3m以上
4m未満
79
79
79
79
79
79
4m以上
5m未満
82
82
82
82
82
82
5m以上
85
85
85
85
85
85
3m未満
83
83
83
83
83
83
3m以上
4m未満
86
86
86
86
86
86
4m以上
5m未満
90
90
90
90
90
90
5m以上
93
93
93
93
93
93
3m未満
90
90
90
90
90
90
3m以上
4m未満
94
94
94
94
94
94
4m以上
5m未満
97
97
97
97
97
97
5m以上
101
101
101
101
101
101
3m未満
95
95
95
95
95
95
3m以上
4m未満
99
99
99
99
99
99
4m以上
5m未満
103
103
103
103
103
103
5m以上
107
107
107
107
107
107
3m未満
101
101
101
101
101
101
3m以上
4m未満
105
105
105
105
105
105
4m以上
5m未満
109
109
109
109
109
109
5m以上
113
113
113
113
113
113
- 20 -
用
途
階
平均階高
層
1
2
事
務
3
所
4
5
延
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
79㎏
79㎏
79㎏
79㎏
79㎏
79㎏
3m以上
4m未満
82
82
82
82
82
82
4m以上
5m未満
85
85
85
85
85
85
5m以上
88
88
88
88
88
88
3m未満
87
87
87
87
87
87
3m以上
4m未満
90
90
90
90
90
90
4m以上
5m未満
94
94
94
94
94
94
5m以上
97
97
97
97
97
97
3m未満
94
94
94
94
94
94
3m以上
4m未満
98
98
98
98
98
98
4m以上
5m未満
102
102
102
102
102
102
5m以上
105
105
105
105
105
105
3m未満
99
99
99
99
99
99
3m以上
4m未満
103
103
103
103
103
103
4m以上
5m未満
107
107
107
107
107
107
5m以上
111
111
111
111
111
111
3m未満
105
105
105
105
105
105
3m以上
4m未満
109
109
109
109
109
109
4m以上
5m未満
113
113
113
113
113
113
5m以上
118
118
118
118
118
118
- 21 -
用 階
途 層
工
場
延
平均階高
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
72㎏
71㎏
69㎏
68㎏
66㎏
65㎏
3m以上 4m未満
75
74
72
71
69
68
4m以上 5m未満
78
76
75
73
72
70
5m以上 6m未満
89
88
86
84
82
80
1 6m以上 7m未満
102
100
98
96
94
92
7m以上 8m未満
114
112
109
107
105
103
8m以上 9m未満
126
124
121
119
116
114
9m以上10m未満
162
158
155
152
149
145
10m以上
197
193
189
185
181
177
3m未満
84
82
80
79
77
75
3m以上 4m未満
87
85
84
82
80
78
4m以上 5m未満
90
89
87
85
83
81
5m以上 6m未満
104
102
100
98
95
93
2 6m以上 7m未満
118
116
113
111
109
106
7m以上 8m未満
132
130
127
124
122
119
8m以上 9m未満
146
143
141
138
135
132
9m以上10m未満
187
184
180
176
172
169
10m以上
228
224
219
215
210
206
3m未満
95
93
91
89
88
86
3m以上 4m未満
99
97
95
93
91
89
4m以上 5m未満
103
101
99
97
95
93
5m以上 6m未満
118
116
113
111
109
106
3 6m以上 7m未満
134
132
129
126
123
121
7m以上 8m未満
150
147
144
141
138
135
8m以上 9m未満
167
163
160
157
153
150
9m以上10m未満
213
209
205
200
196
192
10m以上
260
255
249
244
239
234
- 22 -
用 階
途 層
倉
庫
延
平均階高
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
67㎏
66㎏
65㎏
63㎏
62㎏
61㎏
3m以上 4m未満
70
69
67
66
64
63
4m以上 5m未満
73
71
70
68
67
65
5m以上 6m未満
83
82
80
78
77
75
1 6m以上 7m未満
95
93
91
89
87
85
7m以上 8m未満
106
104
102
100
98
96
8m以上 9m未満
118
115
113
111
108
106
9m以上10m未満
151
148
145
142
139
136
10m以上
184
180
176
173
169
165
3m未満
78
76
75
73
72
70
3m以上 4m未満
81
80
78
76
75
73
4m以上 5m未満
84
83
81
79
78
76
5m以上 6m未満
97
95
93
91
89
87
2 6m以上 7m未満
110
108
106
103
101
99
7m以上 8m未満
123
121
118
116
113
111
8m以上 9m未満
137
134
131
128
126
123
9m以上10m未満
175
171
168
164
161
157
10m以上
213
209
205
200
196
192
3m未満
89
87
85
83
82
80
3m以上 4m未満
92
91
89
87
85
83
4m以上 5m未満
96
94
92
90
88
86
5m以上 6m未満
110
107
106
104
101
99
3 6m以上 7m未満
125
123
120
118
115
113
7m以上 8m未満
140
138
135
132
129
126
8m以上 9m未満
155
152
149
146
143
140
9m以上10m未満
199
195
191
187
183
179
10m以上
242
238
233
228
223
218
3m未満
100
98
96
94
92
90
3m以上 4m未満
104
101
99
97
95
93
4m以上 5m未満
108
105
103
101
99
97
5m以上 6m未満
123
121
118
116
114
111
4 6m以上 7m未満
140
138
135
132
129
126
7m以上 8m未満
157
154
151
148
145
142
8m以上 9m未満
174
171
167
164
160
157
9m以上10m未満
223
219
214
210
205
201
10m以上
272
266
261
256
250
245
- 23 -
く体鉄骨量関係統計数量表
表(15)
構 造
重量鉄骨造(S造)
区 分
肉厚4㎜を超え9㎜未満のもの
用
途
階
平均階高
層
1
専
用
住
2
宅
3
延
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
63㎏
63㎏
63㎏
―
―
―
3m以上
4m未満
65
65
65
―
―
―
4m以上
5m未満
68
68
68
―
―
―
5m以上
70
70
70
―
―
―
3m未満
69
69
69
―
―
―
3m以上
4m未満
72
72
72
―
―
―
4m以上
5m未満
74
74
74
―
―
―
5m以上
77
77
77
―
―
―
3m未満
75
75
75
―
―
―
3m以上
4m未満
77
77
77
―
―
―
4m以上
5m未満
80
80
80
―
―
―
5m以上
83
83
83
―
―
―
- 24 -
用
途
階
平均階高
層
1
2
共
同
住
3
宅
4
5
延
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
63㎏
63㎏
63㎏
63㎏
63㎏
63㎏
3m以上
4m未満
65
65
65
65
65
65
4m以上
5m未満
68
68
68
68
68
68
5m以上
70
70
70
70
70
70
3m未満
69
69
69
69
69
69
3m以上
4m未満
72
72
72
72
72
72
4m以上
5m未満
74
74
74
74
74
74
5m以上
77
77
77
77
77
77
3m未満
75
75
75
75
75
75
3m以上
4m未満
77
77
77
77
77
77
4m以上
5m未満
80
80
80
80
80
80
5m以上
83
83
83
83
83
83
3m未満
79
79
79
79
79
79
3m以上
4m未満
82
82
82
82
82
82
4m以上
5m未満
85
85
85
85
85
85
5m以上
88
88
88
88
88
88
3m未満
83
83
83
83
83
83
3m以上
4m未満
87
87
87
87
87
87
4m以上
5m未満
90
90
90
90
90
90
5m以上
93
93
93
93
93
93
- 25 -
用
途
階
平均階高
層
1
2
店
3
舗
4
5
延
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
63㎏
63㎏
63㎏
63㎏
63㎏
63㎏
3m以上
4m未満
65
65
65
65
65
65
4m以上
5m未満
68
68
68
68
68
68
5m以上
70
70
70
70
70
70
3m未満
69
69
69
69
69
69
3m以上
4m未満
72
72
72
72
72
72
4m以上
5m未満
74
74
74
74
74
74
5m以上
77
77
77
77
77
77
3m未満
75
75
75
75
75
75
3m以上
4m未満
77
77
77
77
77
77
4m以上
5m未満
80
80
80
80
80
80
5m以上
83
83
83
83
83
83
3m未満
79
79
79
79
79
79
3m以上
4m未満
82
82
82
82
82
82
4m以上
5m未満
85
85
85
85
85
85
5m以上
88
88
88
88
88
88
3m未満
83
83
83
83
83
83
3m以上
4m未満
87
87
87
87
87
87
4m以上
5m未満
90
90
90
90
90
90
5m以上
93
93
93
93
93
93
- 26 -
用
途
階
平均階高
層
1
2
事
務
3
所
4
5
延
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
63㎏
63㎏
63㎏
63㎏
63㎏
63㎏
3m以上
4m未満
66
66
66
66
66
66
4m以上
5m未満
69
69
69
69
69
69
5m以上
71
71
71
71
71
71
3m未満
70
70
70
70
70
70
3m以上
4m未満
73
73
73
73
73
73
4m以上
5m未満
75
75
75
75
75
75
5m以上
78
78
78
78
78
78
3m未満
76
76
76
76
76
76
3m以上
4m未満
79
79
79
79
79
79
4m以上
5m未満
82
82
82
82
82
82
5m以上
85
85
85
85
85
85
3m未満
80
80
80
80
80
80
3m以上
4m未満
83
83
83
83
83
83
4m以上
5m未満
86
86
86
86
86
86
5m以上
90
90
90
90
90
90
3m未満
84
84
84
84
84
84
3m以上
4m未満
88
88
88
88
88
88
4m以上
5m未満
91
91
91
91
91
91
5m以上
95
95
95
95
95
95
- 27 -
用 階
途 層
工
場
延
平均階高
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
3m未満
56㎏
54㎏
53㎏
52㎏
51㎏
50㎏
3m以上 4m未満
58
57
55
54
53
52
4m以上 5m未満
60
59
58
56
55
54
5m以上 6m未満
69
68
66
65
63
62
1 6m以上 7m未満
78
77
75
74
72
71
7m以上 8m未満
88
86
84
83
81
79
8m以上 9m未満
97
95
93
91
89
88
9m以上10m未満
124
122
119
117
114
112
10m以上
152
149
146
143
140
137
3m未満
64
63
62
61
59
58
3m以上 4m未満
67
66
64
63
62
60
4m以上 5m未満
70
68
67
65
64
63
5m以上 6m未満
80
78
77
75
74
72
2 6m以上 7m未満
91
89
87
85
84
82
7m以上 8m未満
102
100
98
96
94
92
8m以上 9m未満
113
111
108
106
104
102
9m以上10m未満
144
141
139
136
133
130
10m以上
176
172
169
165
162
158
3m未満
73
72
70
69
67
66
3m以上 4m未満
76
75
73
72
70
69
4m以上 5m未満
79
78
76
74
73
71
5m以上 6m未満
91
89
87
85
84
82
3 6m以上 7m未満
103
101
99
97
95
93
7m以上 8m未満
116
114
111
109
107
104
8m以上 9m未満
128
126
123
121
118
116
9m以上10m未満
164
161
158
154
151
148
10m以上
200
196
192
188
184
180
- 28 -
用 階
途 層
平均階高
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
52㎏
51㎏
50㎏
49㎏
48㎏
47㎏
3m以上 4m未満
54
53
52
51
50
49
4m以上 5m未満
56
55
54
53
52
50
5m以上 6m未満
64
63
62
61
59
58
1 6m以上 7m未満
73
72
70
69
67
66
7m以上 8m未満
82
80
79
77
75
74
8m以上 9m未満
91
89
87
85
84
82
9m以上10m未満
116
114
112
109
107
105
10m以上
142
139
136
133
130
128
3m未満
61
59
58
57
55
54
3m以上 4m未満
63
61
60
59
58
56
4m以上 5m未満
65
64
62
61
60
59
5m以上 6m未満
75
73
72
70
69
67
2 6m以上 7m未満
85
83
82
80
78
76
7m以上 8m未満
95
93
91
89
88
86
8m以上 9m未満
105
103
101
99
97
95
9m以上10m未満
135
132
130
127
124
121
10m以上
164
161
158
155
151
148
3m未満
69
67
66
64
63
62
3m以上 4m未満
71
70
68
67
66
64
4m以上 5m未満
74
73
71
70
68
67
5m以上 6m未満
85
83
82
80
78
76
3 6m以上 7m未満
97
95
93
91
89
87
7m以上 8m未満
108
106
104
102
100
97
8m以上 9m未満
120
118
115
113
110
108
9m以上10m未満
154
150
147
144
141
138
10m以上
187
183
180
176
172
168
庫
用 階
途 層
延
平均階高
3m未満
1 3m以上 4m未満
庫
200㎡未満
床
3m未満
倉
車
延
4m以上
200㎡未満
床
面
積
200㎡以上 500㎡以上 1000㎡以上 2000㎡以上
3000㎡以上
500㎡未満 1000㎡未満 2000㎡未満 3000㎡未満
42㎏
41㎏
40㎏
―
―
―
44
43
42
―
―
―
45
44
44
―
―
―
- 29 -
く体鉄骨量関係統計数量表
表(16)
構 造
軽量鉄骨造(LGS造)
区 分
肉厚4㎜未満のもの
用
途
専
階
層
1
用
2
住
宅
共
3
1
同
2
住
宅
3
1
店
2
舗
3
延
平均階高
床
面
積
100㎡未満
100㎡以上
200㎡未満
200㎡以上
300㎡未満
300㎡以上
3m未満
33㎏
33㎏
33㎏
33㎏
3m以上 4m未満
35
35
35
35
4m以上
36
36
36
36
3m未満
34
34
34
34
3m以上 4m未満
36
36
36
36
4m以上
37
37
37
37
3m未満
35
35
35
35
3m以上 4m未満
37
37
37
37
4m以上
38
38
38
38
3m未満
33
33
33
33
3m以上 4m未満
35
35
35
35
4m以上
36
36
36
36
3m未満
34
34
34
34
3m以上 4m未満
36
36
36
36
4m以上
37
37
37
37
3m未満
35
35
35
35
3m以上 4m未満
37
37
37
37
4m以上
38
38
38
38
3m未満
34
34
34
34
3m以上 4m未満
35
35
35
35
4m以上 5m未満
36
36
36
36
5m以上
38
38
38
38
3m未満
35
35
35
35
3m以上 4m未満
36
36
36
36
4m以上 5m未満
37
37
37
37
5m以上
39
39
39
39
3m未満
36
36
36
36
3m以上 4m未満
37
37
37
37
4m以上 5m未満
38
38
38
38
5m以上
40
40
40
40
- 30 -
用
途
階
層
1
事
務
2
所
3
工
場
倉
庫
1
2
1
2
車
1
庫
延
平均階高
床
面
積
100㎡未満
100㎡以上
200㎡未満
200㎡以上
300㎡未満
300㎡以上
3m未満
36㎏
36㎏
36㎏
36㎏
3m以上 4m未満
38
38
38
38
4m以上 5m未満
39
39
39
39
5m以上
41
41
41
41
3m未満
37
37
37
37
3m以上 4m未満
39
39
39
39
4m以上 5m未満
40
40
40
40
5m以上
42
42
42
42
3m未満
39
39
39
39
3m以上 4m未満
40
40
40
40
4m以上 5m未満
42
42
42
42
5m以上
43
43
43
43
3m未満
32
31
30
29
3m以上 4m未満
34
33
32
31
4m以上 5m未満
36
34
33
32
5m以上
37
36
35
34
3m未満
33
32
31
30
3m以上 4m未満
35
34
33
32
4m以上 5m未満
37
35
34
33
5m以上
38
37
36
35
3m未満
31
30
29
28
3m以上 4m未満
33
32
31
30
4m以上 5m未満
35
33
32
31
5m以上
36
35
34
33
3m未満
32
31
30
29
3m以上 4m未満
34
33
32
31
4m以上 5m未満
36
34
33
32
5m以上
37
36
35
34
3m未満
30
29
28
27
3m以上 4m未満
32
31
30
29
4m以上 5m未満
34
32
31
30
- 31 -
別添3
非木造建物工事内訳明細書式
(趣旨)
1
この書式は、非木造建物調査積算要領第10条に規定する内訳書の標準書式であ
る。
(工事費の構成)
2
工事費は、通常次のとおり構成され、種目別、科目別及び細目別の段階がある。
工事内訳明細書は、工事費の内容と金額を示すものであり、その記載要領は8に規
定するものとする。
工事費の構成
(種目)―(科目)―(細目)
工事費
工事価格
工事原価
純工事費
直接工事費
A棟建築
A棟設備
B棟建築
B棟設備
屋外施設
共通仮設費
現場経費
諸
経
(共通費)
費
一般管理費等配賦額
消費税相当分
(種目別内訳)
3
種目別内訳は工事の種目別の金額を示す。種目区分は、A棟建築、A棟設備、
B棟建築、B棟設備などに区分し、建築設備に含めることが適当でない屋外施設、
取りこわしなどについては、適切な名称の種目を設けることができる。
(科目別内訳)
4
科目別内訳は各種目について科目別の金額を示す。科目別区分は、次を標準と
して、工事の内容規模等に応じさらに細分又は集約できるものとする。
- 32 -
(大科目)
1
直接仮設
(中科目)
(小科目)
1.1
やりかた墨出し等
1.2
足場
1.3
構台等
1.4
災害防止
1.5
養生片付
1.6
その他
※ 直接仮設は中科目を省略して細目を記載することができる。
2
3
土工・地業
く体
2.1
土工
2.2
地業
2.3
△△土工地業
3.1
基礎く体
3.2
3.3
上部く体
△△く体
2.1.1
土の処理
2.1.2
山止
2.1.3
排水
2.2.1
杭
3.○.1
コンクリート
3.○.2
型枠
3.○.3
鉄筋
3.○.4
鉄骨
3.○.5
既製コンクリート
※ く体は中科目を省略することができる。
4
5
外部仕上
内部仕上
4.1
屋根
4.○.1
間仕切準く体
4.2
外壁
4.○.2
下地材
4.3
外部開口部
4.○.3
仕上材
4.4
外部天井
4.○.4
木製建具
4.5
外部雑
4.○.5
金属製建具
4.6
外部△△
4.○.6
その他
5.1
内部床
5.○.1
間仕切準く体
5.2
内壁
5.○.2
下地材
5.3
内部開口部
5.○.3
仕上材
5.4
内部天井
5.○.4
木製建具
5.5
内部雑
5.○.5
金属製建具
5.6
内部△△
5.○.6
その他
※ 外部仕上以下の小科目は、種として細目の記載順序を示し、小科目名、小科目集計
を省略することができる。
- 33 -
6
電気設備
6.1
電灯設備
6.2
動力設備
6.3
避雷設備
6.4
構内配電線路
6.5
受変電設備
6.6
自家発電設備
6.7
電話設備
6.8
インターホン設備
6.9
電気時計、拡声設備
6.10 テレビ共同受信設備
6.11 火災報知設備
6.12 構内交換設備
6.13 その他
7
8
9
10
給排水衛生設備
空気調和設備
昇降設備
7.1
衛生器具設備
7.2
給水設備
7.3
排水設備
7.4
給湯設備
7.5
消火設備
7.6
ガス設備
7.7
厨房機器設備
7.8
さく井設備
7.9
その他
8.1
空気調和設備
8.2
換気設備
8.3
排煙設備
8.4
その他
9.1
乗用エレベータ設備
9.2
電動ダムウェーター設備
9.3
その他
その他設備
- 34 -
(細目別内訳)
5
細目別内訳は、各科目について原則として細目別の数量、単価、金額を記載す
る。一式計上する細目は、備考欄に計算方法等を略記する。細目は材料費、施工費
(手間その他)、機械器具費等を含む合成費又は複合費等をもって示す。細目区分
は工事の内容、金額の大小等に応じて定め、その記載内容は次による。
①
運搬費、小運搬費は、通常、材料費、施工費、複合費等に含ませるが、特に必
要ある場合は別に計上する。
②
仮設的費用、機械器具費、運搬費等は、各科目ごとに分けられるものはその科
目に、数科目に共通のものは種目ごとの仮設工事費に、全般的なものは共通仮設
費に計上する。
③
摘要欄には、材種、規格、品等、寸法その他必要事項を記載する。
細目によってはどの科目に属するか一概に定められないものがあるが、そのよ
うな細目については、工事の内容、材料の品種、施工の専門別等を考慮のうえ適
当な科目に計上する。
(共通費)
6
共通仮設費及び諸経費については、次により記載する。
①
共通仮設費は、別記に定めるⅠ共通仮設費率表に基づき、次の式により算出す
るものとする。
共通仮設費
=
直接工事費
×
共通仮設費率
共通仮設費率は移転先ごとの直接工事費の合計額に対応した率を適用するもの
とする。
なお、除却工法を認定した建物は、当該建物の建築直接工事費に対応した率を
適用するものとする。共通仮設費に含まれる内容は次に示す費用とする。
共通仮設費
準
備
費
敷地測量及び整理、仮道路、仮橋、道坂、借地
等に関する費用
仮
設
物
資
仮囲、仮事務所、宿舎、下小屋、便所、倉庫、
災害防止設備等に関する費用
安
全
費
動力用水光熱費
共通的なもの
動力、用水、光熱等に関する費用
試 験 調 査 費
全般的な試験、試作、調査等に関する費用
整 理 清 掃 費
全般的な整理、清掃、跡片付、養生等に関する
費用
機 械 器 具 費
数種目に共通的な機械器具に関する費用
運
数種目に共通的な運搬、又は共通仮設に伴う運
搬
費
- 35 -
搬に関する費用
そ
②
の
他
数種目に共通なその他の仮設的費用
諸経費は別記に定めるⅡ諸経費率表に基づき、次の式により算出するものとする。
諸経費=純工事費×諸経費率
純工事費:直接工事費に共通仮設費を加えた額とする。
諸経費率:一発注(建築及び解体)を単位として、純工事費及び廃材運搬費の合
計額に対応した率を適用するものとする。
諸経費
現場経費
労務管理費、租税公課、保険料、従業員給料手当、
退職金、法定福利費、福利厚生費、事務用品費、
通信交通費、交際費、補償費、雑費、その他原価
性経費配賦額
一般管理費等配賦額
一般管理費
役員報酬、従業員給料手当、退職金、法定福利
費、福利厚生費、修繕維持費、事務用品費、通
信交通費、電力用水光熱費、調査研究費、広告
宣伝費、営業債権貸倒償却、交際費、寄付金、
地代家賃、減価償却費、試験研究費償却、開発
費償却、租税公課、保険料、雑費
付加利益(法人税、株主配当金、役員賞与金、内
部留保金等)
なお、非木造建物調査積算要領第10条第2号に規定する単価を補償金の積算に
用いる場合において、上記の内容と同等の諸経費が含まれている当該単価は、諸
経費の対象としない。
(工事内訳明細書のまとめ方と記載例)
7
用紙はA列4判を標準とし、様式、記載例は、次頁以下による。なお、記載例
は標準的なものを掲げており、必要に応じ、種目、科目及び細目を設けるものとす
る。
- 36 -
機械設備調査算定要領
第1章 総
則
(適用範囲)
第1条
この要領は、新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準の運用方針(平成20年3月25日
付け用土第573号土木部長通知)第11第2項に規定する工作物の移転料のうち、機械設備の移転料
に係る調査算定に適用するものとする。
2
前項の機械設備は、次表に区分する工作物のうち、機械設備の項に掲げるものをいう。
工作物区分
判
断
基
準
機械設備
原動機等により製品等の製造又は加工等を行うもの、
又は製造等に直接係わらない機械を主体とした排水処理
施設等をいい、キュービクル式受変電設備、建築設備以
外の動力設備、ガス設備、給・排水設備等の配管、配
線及び機器類を含む。
生産設備
当該設備が製品等の製造に直接・間接的に係わっている
もの又は営業を行う上で必要となる設備で次に例示する
もの等をいう。ただし、建物として取扱うことが相当と
認められるものを除く。
A 製品等の製造、育生、養殖等に直接係わるもの
園芸用フレーム、わさび畑、養殖池(場)(ポンプ配水設
備を含む。)、牛、豚、鶏その他の家畜の飼育又は調教施設
等
B 営業を目的に設置されているもの又は営業上必要な
もの
テニスコート、ゴルフ練習場等の施設(上家、ボール
搬送機又はボール洗い機等を含む。)
、自動車練習場のコー
ス、遊園地(公共的な公園及び当該 施設に附帯する駐車
場を含む。)、釣り堀、貯木場等
C 製品等の製造、育生、養殖又は営業には直接的に係
わらないが、間接的に必要となるもの
工場等の貯水池、浄水池(調整池、沈澱池を含む。)、
駐車場、運動場等の厚生施設等
D 上記AからCまでに例示するもの以外で次に例示す
るもの
コンクリート等の煙突、給水塔、規模の大きな貯水槽又
-
は浄水槽、鉄塔、送電設備、飼料用サイロ、用水堰、橋、
火の見櫓、規模の大きなむろ、炭焼釜等
(用語の定義)
第2条 この要領において「機器等」とは、原動機等により製品等の製造又は加工等を行う機械
装置、キュービクル式受変電設備、これらに付属する2次側の配線・配管・装置等をいい、
1次側の配線・配管、受配電盤等の設備を含まないものとする。
2 この要領において「機械基礎」とは、通常コンクリート構造物等で施工された機器等を固定する土
台部分をいう。
3 この要領において「復元」とは、既存の機器等を再利用可能なように解体撤去し、残地又は残地以
外の土地に運搬し、据え付けることをいう。
4 この要領において「再築」とは、残地又は残地以外の土地に、原則として、従前の機器等と同種同
等又は市販されている機器のうち、その機能が従前の機器等に最も近似の機器等を購入し、据え付
けることをいう。
5 この要領において「復元費」とは、機器等の復元に要する費用をいう。
6 この要領において「再築費」とは、機器等の再築に要する費用をいう。
第2章 調査及び調査表等の作成
(調査)
第3条 機械設備の調査は、現地における調査を基本とし、必要に応じて聴き取り調査、資料調査、
市場調査等の補足調査(以下「現地調査等」という。
)を行うものとする。
2 不可視部分(調査困難な場所に機器等が設置されている場合など)の調査は、既存の機器等に関
する資料の写しなどを入手し、これを利用することができるものとする。また、資料の入手が
困難な場合には、所有者又は機器等を設置したメーカー等から調査表等の作成に必要となる
事項を聴取するなどの方法により調査を行うものとする。
3 復元することが困難と認められる機器等については、機器等を設置したメーカー等から復元が困
難である理由等について聴取するものとする。
4 現地調査等を行うに当たっては、事前に監督職員と協議し、調査の実施について必要な指示を受
けるものとする。
5 機械設備の調査は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に掲げる事項について行うものとす
-
る。
一
機械配置
建物平面及び敷地の範囲を基準とした機器等の設置位置
二
機器等
機械装置の名称、仕様(型式、能力、原動機の出力等)、製作所名、
形状・寸法、質量、所有区分、取得年月等
三
機械基礎
構造、仕様、形状・寸法、機器等の設置状況等
四
電気設備
受・配電系統、使用器材の用途、種別、規格寸法、経路、長さ、敷設
方法等
五
配管設備
配管の用途、種別、規格寸法、経路、長さ、敷設方法、流向、終・始
端、被覆、塗装等
六
プロセスコン
種別、規格寸法、フロー、LAN配線、長さ、敷設方法、取得年月等
ピューター設備
七
八
稼動状況
復元の可否
九
その他
各機器等の役割、各機器等間の関連性、稼動状況等
復元の困難性、移設工期等
イ
写真撮影
第6条の規定に基づき写真を撮影する。
ロ
製造(加工)工程
現地調査、聴取調査等により製造(加工)工程を調査する。
ハ
固定資産台帳
取得価格、取得年月等について調査する。
二
申請手数料等
移転に伴い必要となる各種法令上の許認可申請費用、手数料
及び検査費用等について調査する。
6
ホ
法令適合性等
各種法令に係る適合状況等を調査する。
ヘ
その他
その他必要な事項について調査する。
前項第6号のプロセスコンピューター設備とは、製品等の製造に直接携わっている工業用の自
動制御コンピューター設備をいう。
7
第5項第9号ハの固定資産台帳とは、直近1年の事業年度の固定資産台帳をいう。
8
前項までの調査に当たっては、石綿含有建材の使用の有無について、石綿調査算定要領に
より調査を行うものとする。
(調査表)
第4条 機械設備の調査表は、前条の調査の結果に基づき、様式第1の機械設備調査表に、次の各号
に掲げる項目につき、それぞれ当該各号に定める事項を記載することにより作成するものとする。
一
二
三
四
五
六
所在地
調査年月日
調査者
所有者氏名
所有者住所
業種区分
機械設備の所在地
調査を実施した年月日
調査を実施した担当者の氏名
機械設備の所有者の氏名又は名称
機械設備の所有者の住所又は主たる事務所の所在地
当該事業所の事業種別(日本標準産業分類による。)
-
七 製造(加工)工程
八 稼働状況等
九 法令の適合性等
十 機械番号
十一 機械名称
十二 数量
十三 取得年月
十四
十五
十六
十七
十八
十九
仕様
製造所名等
形 状 ・寸 法
質量
基礎寸法・設置状況
その他
製造等の系統又は製品ごとの製造・加工工程等
稼動状況、操業時間等
関係する法令等の概要と適合状況等
機器等ごとに一連の番号を付し、整理する。
機器等の名称は、一般的な名称を記載する。
配管設備の名称は、
流体別、
系統別等に区分しそれぞれの名称を記入する。
電気設備の名称は、高圧受変電設備、幹線設備、動力配線設備等に区分し、
それぞれの名称を記入する。
機器等の設置台数
機器等の取得年月(中古取得した機器等の場合は、中古取得以前の使用
年数等を含む。
)
機器等の型式、能力、原動機の出力等
機器等の製作所名
機器等の形状及び寸法(m)
機器等一台当たりの質量(t)(2次側の配線、配管等を除く。
)
機械基礎の形状・寸法、設置状況(ボルト固定、コロ付等)等
復元の可否、リース物件等、その他必要な事項
(機械設備図)
第5条
機械設備の図面は、原則として、所有者ごとに別添1機械設備図面作成基準により作成する
ものとする。
(写真撮影等)
第6条 機械設備の写真の撮影は、次によるものとし、原則として、所有者ごとに写真台帳を作成
するものとする。ただし、写真撮影が困難なものについては姿図とすることができるものとする。
一 機器等及び電気設備等の写真は、原則として、第4条に定める機械設備調査表の機械番号ごと
に撮影する。
二 写真台帳は、機械番号順に整理し、撮影年月日、機械名称等を記載する。
三 電気設備、配管設備等の写真は、写真番号を付し整理し、撮影の位置、方向及び写真番号を記
載した写真撮影方向図を添付する。
-
第3章
算
定
(補償額の構成)
第7条
機械設備の復元費及び再築費の構成は、次のとおりとする。
<復元費の構成>
復元費
復元工事費
工事原価
純工事費
直接工事費
据付費
機械基礎費
運搬費
直接経費
補修費等
材料その他
共通仮設費
据付間接費
現場管理費
(諸経費)
一般管理費等
解体処分費
撤去費(諸経費等含む)
廃材処分費
△売却価 格
申請手数料・検査料等
<再築費の構成>
再築費
機械設備の現在価格(再調達価格×現価率)+運用益損失額
機器等購入費
再築工事費
工事原価
純工事費
直接工事費
据付費
機械基礎費
(再調達価格)
運搬費
直接経費
材料その他
共通仮設費
据付間接費
現場管理費
一般管理費等
解体処分費
撤去費(諸経費等含む)
廃材処分費
△売却価 格
申請手数料・検査料等
-
(諸経費)
2
共通仮設費の内容は、次のとおりとする。
一
運搬費
建設機械、機材等(足場材等)及び機器・材料の現場内小運搬
等に関する費用
二
準備費
基準点測量、完成時の清掃及び後片付け等に関する費用
三
事業損失防
事業損失を未然に防止するために必要な調査等に関する費用
止施設費
四
安全費
安全管理上の監視、安全施設類(標示板、保安灯、防護柵、バ
リケード等)等に関する費用
五
役務費
動力、用水等の基本料等
六
技術管理費
施工管理・品質管理・行程管理のための試験又は資料作成等に
関する費用
七
営繕費
現場事務所、労働者宿舎、倉庫、材料保管場、監督員詰所等に
関する費用
3
据付間接費及び諸経費の内容は、次のとおりとする。
一
据付間接費
据付工事部門等に係る労務管理費、事務用品費、通信交通費、会議費、
交際費、法定福利費、福利厚生費、動力用水光熱費、印刷製本費、教育
訓練費、地代家賃、保険料、租税公課及び雑費
二
諸
経
費
イ 現場管理費
現地採用の労働者及び事務員に係る労務管理費、安全訓練等に要する
費用、租税公課、保険料、事務員給与手当等、退職金、法定福利費、福
利厚生費、事務用品費、通信交通費、補償費、交際費、据付外注経費、
工事登録費及び雑費
ロ 一般管理費等
一般管理費(役員報酬、従業員給与手当等、退職金、法定福利費、福
利厚生費、修繕維持費、事務用品費、通信交通費、動力・用水光熱費、
調査研究費、広告宣伝費、交際費、寄付金、地代家賃、減価償却費、験
研究費償却、開発費償却、租税公課、保険料、契約保証費及び雑費)及
び付加利益(法人税、株主配当金、役員賞与金、内部留保金等)
-
(補償額の算定)
第8条
機械設備の復元費及び再築費は、次に掲げる式により算定した額とする。
一
復元費 = 復元工事費+解体処分費-売却価格
二
再築費 = 機械設備の現在価額(再調達価格×現価率)+運用益損失額+解体処分費-売却価
格
2
機械設備の現在価額(再調達価格に現価率を乗じて算定する。)と運用益損失額との合計額は、
再調達価格に次式による再築補償率(小数点以下第四位を四捨五入した数値とする。
)を乗じて算定
するものとする。
再築補償率=(1-0.8
n
N
)+(0.8
n
N
){1-
1
(1+r)N-n
}
n 機器等、電気設備及び配管設備等の経過年数
N 機器等、電気設備及び配管設備等の標準耐用年数(又は実態的耐用年数)
r 年利率
一
経過年数
既存の機器等、電気設備及び配管設備等の購入(新品としての購入とする。
)から補償額算
定の時期までの経過年数をいい、固定資産台帳等の取得年月等から認定するものとする。
二
標準耐用年数
機器等、電気設備及び配管設備等の標準耐用年数は、別表-1の機械設備等標準耐用年数
表を適用して求めるものとする。
ただし、機械設備等標準耐用年数表によることが適当でないと認められる場合は、専門
メーカー等からの意見聴取等、その他適切な方法により、その機器等、電気設備及び配管
設備等のもつ実態的耐用年数を定めることができるものとする。
(工事費の算定)
第9条
復元工事費、再築工事費、解体処分費及び売却価格を算定するに当たっての数量計算及び各
工事費の算定は、別添2機械設備工事費算定基準によるものとする。
-
第4章 移転工法案の検討資料等の作成
(製造工程図)
第10条
工場等の敷地の一部が取得等の対象となる場合の移転工法案の検討に当たって必要となる製
造工程図(製品等の製造、加工又は販売等の工程を図式化したもの)については、次により作成す
るものとする。
一 製造工程図は、原則として、製造等の系統又は製造、加工等行う製品ごとに作成する。
二 製品等の製造工程等に沿って略図を作成し、工程順に番号を記載する。
三
製造、加工工程ごとに設置されている主要な機器等の名称及び製造又は加工工程の内容につい
て記載する。
四
その他可能な限り、製品名、製品の規格等、原材料、副資材及び一の工程の単位時間を記載
する。
(動線配置図)
第11条
工場等の敷地の一部が取得等の対象となる場合の移転工法案の検討に当たって必要となる
動線配置図(製品等の製造、加工又は販売等の工程と建物等の配置との関係を図式化したもの)に
ついては、次により作成するものとする。
一 動線配置図は、原則として、製造等の系統又は製造、加工等行う製品ごとに作成する。
二 建物等の配置図等を基に、原材料及び製品等の移動(作業)動線を製造工程等に沿って作成し、
製造工程図に付した工程順の番号を記載する。
(移転工程表)
第12条
復元及び再築に係る建物、機械設備等の移転工程表に つ い て は 、次により作成するも
のとする。
一 機器等の移転工期は、専門メーカー等から聴取した移転工期、見積書に記載された移転工
期又は据え付け・撤去の工数に基づき作業人数・班体制から算出した日 数 に よ り 認 定
す る 。
二 建物、工作物及び動産の移転と機器等の移転との関係を表示する。
三 機器等の移転に伴い営業休止等が生じる期間を表示する。
四 その他必要に応じて、移転を要する機器等の製造等の系統を表示する。
-
別添1
機械設備図面作成基準
(趣旨)
第1
この基準は、要領第5条に定める機械設備図面の作成基準である。
(作成する図面)
第2
作成する図面の種類及び作成方法については、原則として、別表に掲げるものとする。
(用紙)
第3
図面の大きさは、原則として、日本工業規格A列3判横とする。
(図の配置)
第4
機械設備位置図、電気設備図等は、原則として、図面の上方が北の方位となるように配
置する。
(図面の縮尺)
第5
作成する各図面の縮尺は、原則として、別表に表示する縮尺とし、各図面に当該縮尺を
記入する。ただし、これにより難い場合は、この限りでない。
(機械設備の計測)
第6
機械設備の調査において、 長さ、高さ等の計測単位は、メートルを基本とし、小数点以下
第2位(小数点以下第3位四捨五入)までとする。ただし、排水管等の長さ等で小数点以下第
2位の計測が困難なものは、この限りでない。
2
3
面積に係る計測は、原則として、柱又は壁の中心間で行うこととする。
構造材、仕上げ材等の厚さ、幅等の計測は、原則として、ミリメートルを単位とする。
(図面等に表示する数値及び面積計算)
第7
2
図面等に表示する数値は、前条の計測値を基にミリメートル単位で記入するものとする。
面積計算は、前項で記入した数値をメートル単位により小数点以下第4位まで算出し、小数点以
下第2位(小数点以下第3位切捨て)までの数値を求めるものとする。
(図面表示記号)
第8
図面に表示する記号は、原則として、工業標準化法(昭和24年法律第185号)第11条に
より制定された日本工業規格(JIS)の図記号を用いる。
(線の種類)
第9
線は、原則として、次の4種類とする。
実 線
破 線
点 線
鎖 線
2
線の太さは、原則として、0.2ミリメートル以上とする。
(文字)
第10
図面に記載する文字は、原則として、横書きとする。ただし、寸法を表示する数値は
-
寸法線に添って記入する。
2
文字のうち、漢字は楷書体を用い、術語のかなは平仮名、外来語は片仮名、数字は算用数
字とする。
3
文字の大きさは、原則として、漢字は3.0ミリメートル角以上、平仮名、片仮名、算用数
字等は2.0ミリメートル角以上とする。
(勾配の表示)
第11
勾配の表示は、原則として、正接を用いるものとする。この場合において、分母を10
とした分数で表示する。
(別表)
図 面 名 称
配置図
作
成
の
方
法
等
縮 尺
建物移転料算定要領(以下「建物算定要領」という。)
別添一木造建物調査積算要領別添1木造建物図面作成基
準(別表)又は建物算定要領別添二非木造建物調査積算要
領別添1非木造建物図面作成基準(別表)の配置図の項に
掲げるとおりとする。
機械設備位置図
ア 機器等の設置位置に機械番号を付し、機械名称、仕
様、台数等の一覧表を記入する。
1/100
又は
イ 機器等が上下に重なるなどにより、明確に表示困難
1/200
な場合は、補足して内容を記入する。
ウ 天井 クレー ン等 のレー ルは、機械 設備 位置図 に記入
する。
電気設備図
ア 機器等に係る電気設備図は、原則として、建築設備
図と区分して作成する。
イ 電気、動力、受変電設備等の機器類は、機械設備位
置図に準じて表示する。
ウ 高圧受変電設備図、幹線設備図、動力配線設備図等
は、規模等に応じて、それぞれ区分して作成する。
エ 高圧受変電設備図は、電力引込み箇所から低圧配電
盤まで表示する。
オ 引込み部分には、責任分界点、財産分界点を明確に
表示する。
カ 幹線設備図は、高圧受電設備の2次側出力線から各
分電盤、動力盤まで表示する。ただし、低圧引込みの
場合は、引込み部分から表示する。
キ 動力配線設備図は、各分電盤、動力盤の2次側出力
線から各機械制御盤、始動器、モーター、手元開閉
器等まで表示する。
ク 分電盤、動力盤の仕様等の一覧表を記入する。
ケ トラフ、フロアダクト、レースウェイ、ケーブルラ
ック等は、配線図に記入する。
-
1/100
又は
1/200
備 考
配管設備図
ア 機器等に係る配管設備図は、原則として、建築設備図
と区分して作成する。
イ 配管設備図は、原則として、流体及び系統別に区分し
1/100
又は
1/200
て作成する。
ウ 建築設備の配管から分岐する場合は、その区分位置
を明確に表示する。
エ 配管に関連する機器等は、鎖線で表示する。
オ 機器等に含む機器廻り配管と1次側配管の区分を明
確に表示する。
機械基礎図
ア 機械基礎図は、原則として、機器等ごとに作成し、
構造、仕様及び形状・寸法等を記入する。
1/50
又は
イ 杭地業が施工されている場合は、杭の位置を表示し、 1/100
杭の仕様、形状・寸法等を記入する。
ウ 方形基礎等の簡易な機械基礎の場合は、数量計算書
等に姿図等を記入することにより、機械基礎図を省
略することができる。
プロセスコンピューター
設備図
ア 当該敷地内に設置されている機器間の関連(構成な
1/100
ど)を示すシステム図(フロー図、LAN配線図等)
又は
を作成する。
1/200
イ 他工場等のとの関連を記入する。
ウ その他積算に必要な図面を作成する。
写真撮影方向図
ア 機械設備位置図等を基に、写真撮影の位置等を明確
にするための位置図を作成する。
イ 位置図には、撮影の位置、方向及び写真番号を記入
する。
ウ 機器等、電気機器、電気設備、配管設備等、写真台
帳の整理方法に応じて区分し作成する。
-
1/100
又は
1/200
別添2
機械設備工事費算定基準
第1章
総
則
(趣旨)
第1
この 基準 は、 要領第 9条に 定める機械 設備の復元 及び再築に 要する工事 費の算定基 準
である。
第2章 数量計算
(数量計算書)
第2
数量の算出は、次の各号によるものとし、本基準に定めのない場合は、原則として、建物移転
料算定要領別添二非木造建物調査積算要領の別記2非木造建物数量計測基準に準じて算出するもの
とする。
一 運搬
トラック積載質量(t)の選定に当たっては、輸送を要する機器等の形状・寸法、質量及び接続
道路の幅員等の立地条件を考慮する。
二 配線・配管設備
配線・配管設備等の数量は、上記、非木造建物数量計測基準の電気設備及び電気設備以外の設
備の規定に準じて算出する。
三 機械基礎・機器等に付属する架台等
機械基礎、コンクリート造ピット及び機器等の周りに存する架台等の構築物の数量は、原則と
して、機器等ごとに区分して算出する。
2
構造材、仕上げ材等の数量計算は、原則として、次の方法により行うものとする。
一
数量計算の集計は、補償額算定調書に計上する項目ごとに行う。
二
前項の使用単位で直接算出できるものは、その種目ごとの計算過程において、小数点以下第3
位(小数点以下第4位切捨て)まで求める。
三
前項の使用単位で直接算出することが困難なものは、種目ごとの長さ等の集計を行った後、使
用単位数量に換算する。この場合における長さ等の集計は、原則として、小数点以下第2位まで
の数値をもって行うものとし、数量換算結果は、小数点以下第3位まで算出する。
3 構造材、仕上げ材その他の補償額算定調書に計上する数値(価格に対応する数量)は、前項第2
号及び第3号で算出したものを小数点以下第2位(小数点以下第3位四捨五入)までで計上するも
のとする。
-
第3章 単価及び見積
(見積書等)
第3
工事費の算定に用いる資材単価及び機器等の価格は、「建設物価〔(一財)建設物価調査会発
行〕」、「積算資料〔(一財)経済調査会発行〕」、これらと同等であると認められる公刊物に掲載さ
れている単価又は専門メーカー等の資料価格(カタログ価格等)及び見積価格によるものとする。
なお、カタログ価格等による場合は、実勢価格を適正に判断し取り扱うものとする。
2 専門メーカー等から徴する見積書の取扱いは、次の各号によるものとする。
一 見積徴収の要否
機器等購入費等を算定するに当たり専門的な知識が必要であり、かつ、専門メーカー等でなけ
れば算定が困難と認められる機器等について、見積を徴するものとする。
原則として、次表の区分により専門メーカー等から当該機器等と同種同等の機器等について、
その購入費に係る見積を徴するものとする。
なお、当該機器等と同種同等の機器等について見積を徴することができない場合は、市販され
ている機器等のうち、その機能が最も近似の機器等について、見積を徴するものとする。
区
分
機器等購入費
再築費に関する
直接工事費
復元費に関する
直接工事費
摘 要
(機 械 分 類 )
二
新品価格が公刊
物等に掲載され
ている機器等
建設物価、カタ
ログ等の価格
新品価格が公刊
物等に掲載され
ていない機器等
見積徴収
歩掛積算
歩掛積算
歩掛積算
歩掛積算
電動工具
溶 接 機
ポ ン プ
空調機械
空圧機器
送 風 機
等の小型汎用機械
工作機械
包装機械
荷 役 機 械、
鍛圧機械
木工機械
油圧機械
貯 槽 類
搬送機械
等で質量が
10t以下の機械
見積依頼先
-
見積依頼先を選定するに当たっては、次の方法により行うものとする。
イ
原則として被補償者又はその利害関係人であって、適正な見積を徴することの妨げ
となる者から、見積を徴してはならない。
ロ
見積依頼先を選定するときは、実績、経験、技術水準等を勘案して行うとともに、
見積依頼先が妥当であるとした理由を記載した書面を作成するものとする。
三
見積徴収
見積を徴収するに当たっては、次の方法により行うものとする。
イ
見積の依頼は、書面により行うものとする。
ロ
見積を依頼する書面には、機器等の見積範囲(特に機械基礎、配管等との関係等)、
仕様、同時発注台数などの見積条件を明示するものとする。
ハ
原則として、機器等ごとに見積を徴するものとする。
二
見積は、原則として、2社以上から徴するものとし、様式第8による機械設備見積
比較表を用いて比較するものとする。
四
見積書の記載事項及び資料収集
見積書には、原則として、次の項目について記載を得るとともに、見積書に記載され
た機器等の仕様書など、見積書が見積条件に適合していることを検証するために必要と
認められる資料を、収集するものとする。
イ
宛名(見積を依頼する書面と見積書の関係を明らかにするため。)
ロ
見積書に記載された機器等の名称、規格(型式、質量)、製造メーカー名及び機能
ハ
新品機器等の購入費(一般管理費等を含む販売価格。)
二
総合試運転費
ホ
中古品売却価格
へ
特別管理産業廃棄物(廃油、廃PCB等)等の処分費
ト
その他雑費(材料費、仮設費等。)
チ
消費税等
リ
機器等1台当たりの質量(t)
ヌ
移転工期
ル
その他、見積書が見積条件に適合していることを検証するために必要と認められる事項
五
見積書の検証
見積を徴したときは、次の項目について検証するとともに、理由を記載した書面を作成す
るものとする。
イ
見積書に記載された機器等について、同種同等であるとした理由又は同種同等の機器等
が既に製造されていないなど、当該機器等と同種同等の機器等の見積を徴することができ
ないとした理由
ロ
機能が最も近似の機器等について見積を徴したときは、見積書に記載された機器等につ
いて、機能が最も近似であるとした理由
ハ
見積書が、見積条件に適合しているとした理由
-
第4章 工数歩掛等
(工数歩掛)
第4 本基準に定めのない工数歩掛等は、次の優先順位により採用するものとする。
一
公共建築工事積算基準((一財)建築コスト管理システム研究所発行)
二
建設工事標準歩掛((一財)建設物価調査会発行)
三
工事歩掛要覧((一財)経済調査会発行)
四
下水道工事積算基準((公財)下水道新技術推進機構発行)
五
これらと同等であると認められる公刊物に掲載されている工数歩掛等
六
専門メーカー等から見積を徴するなど、その他適切な方法
(据付工数)
第5 機器等の据付に要する工数は、様式第6による機械設備据付工数等計算書を用いて、
次の各号により算出するものとする。
一 据付工数
据付工数は、次表の機械区分によるものとし、機器等の1台当たりの質量(t)に基づき工
数歩掛により算出する。
ただし、質量が10tを超える場合などでこの工数歩掛により難い場合及びキュービクル式
受変電設備については、本基準第4により算定するものとする。
機械区分
第1類
簡易な機器等
工数歩掛
2.4X
0.776
判断基準
○ 構造が簡単で、運動部分が少ない単体機械
○ 可搬式、床置式、簡易固定式等で容易に移
動が可能なもの
○ 通常、簡単なレベル調整程度で、芯だし調
整を要しないもの
○ 他の機械との関連性がなく、単体で機能す
るもの
第2類
一般汎用機器等
4.8X 0.776
○ 構造が複雑で、運動部分を有する単体機械
○ 通常、基礎及び架台等に固定されているも
の
○ 精度の高いレベル調整、芯だし調整等を要
するもの
第3類
貯槽類等
4.8X
-
○ 分解、組立をしなければ移動が不可能なも
の ○ 構造 が比較的簡単で、運動部分が少な
いもの
○ 通常、基礎及び架台等に固定されているも
の
○ レベル調整、芯だし調整等を要するもの
○ 他の機械との関連性が少なく、単体で機能
するもの
第4類
搬送・荷役機器等
7.5X
○ 分解、組立をしなければ移動が不可能なも
の
○ 構造が複雑又は特殊で、運動部分が多いも
の
○ 通常、基礎及び架台等に固定されているも
の
○ 精度の高いレベル調整、芯だし調整等を要
するもの
注1) この工数歩掛のXは、機器等の1台当たり質量(t) (2次側の配線・配管・装置等
の質量は除く。)とする。
注2)この工数には、機械基礎のアンカー溶接、さし筋、芯だし及び墨だし等に要する費用を含
むものである。
注3) この工数には、据付完了後の単体試験(機器単体調整試験及び動作確認試験等)に要
する費用を含むものである。
注4) この工数には、2次側の配線・配管・装置等の据付に要する費用を含むものである。
二
作業環境による補正
据付工数は、施工現場の状況、作業環境及び施工条件等により、下表の作業区分に応
じ、次の式により補正することができるものとする。
ただし、残地以外の土地を移転先とする場合は、原則として、悪環境における作業及
び錯綜する場所における作業の補正はしないものとする。
( 補正据付工数=据付工数×(1+補正率))
作業区分
危険作業
高所又は地下
補正率
0.1
における作業
悪環境における
判断基準
○ 地表又は各階床面より5m以上の場所
○ 地下2m以上の場所
0.2
作業
○ 毒性ガスの発生する恐れのある場所
○ 危険物、毒劇物を保管している場所
○ 施工の作業性の悪い場所
(人力作業に限定される場所や傾斜地等)
錯綜場所
錯綜する場所
0.3
における作業
○ 機器回り、管廊等で特に錯綜する場所
(ボイラー室、機械室、監視室及び排水
処理施設等 で、機器等の設置に必要な作
業用空間に 多数の配管、配線、ダクト等
-
が存する場合)
注1)
作業区分欄の2以上の項目に該当する場合は、その該当する補正率を加算する
ものとする。
三
職種別構成
上記一により算出した据付工数は、その90%を設備機械工とし、10%を普通作業員とす
る。
(撤去工数)
第6
機器等の撤去に要する工数は、様式第6による機械設備据付工数等計算書を用いて、次
により算出するものとする。
撤去工数
機器等の撤去工数は、復元する場合と再築する場合に区分し、据付工数に次表の撤去費率
を乗じて算出する。
( 撤去工数=据付工数×撤去費率 )
なお、第5二ただし書きの規定により作業環境の補正をしていない場合で、機器等の撤去
に当たり、悪環境における作業又は錯綜する場所における作業となる場合の据付工数は、
第5二で定める式により補正するものとする。
区
分
撤去費率
復元する場合
(又は中古品として処分する場合)
据付工数の60%
再築する場合
据付工数の40%
注1)
機器等を再築する場合等で、既存の機器等を中古品として処分することが可能な場合の
撤去工数は、上記区分の「復元する場合」の撤去費率により算出するものとする。
(運搬台数)
第7
機器等の運搬に要するトラック等の台数は、様式第7による機械設備運搬台数計算書を
用いて、次により算出するものとする。
一
二
三
四
機器等の形状・寸法等
機器等の面積
質量基準運搬台数
面積基準運搬台数
機械設備調査表に記載した形状・寸法、質量による。
機器等の形状・寸法から面積を算出する。
機器等の質量を使用トラックの積載可能質量で除して算出する。
機器等の面積を使用トラックの積載可能面積で除して算出する。
五
認定運搬台数
質量基準運 搬台数と面 積基準運搬 台数を比較 し、数量が 多い台
-
数とする。
第5章
算
定
(算定内訳書)
第8
工事費の算定は、様式第1の機械設備調査表で作成した機器等ごとに様式第2、様
式第3及び様式第4による機械設備算定内訳書及び様式第5による機械設備直接工事費
明細書を用いて算定するものとする。
(据付費)
第9
据付費とは、機器等の各部組立、レベル合わせ、芯だし、据付完了後の単体試験(機器
単体調整試験及び動作確認試験等)及び据付等に要する費用をいい、次の各号により算定す
るものとする。
一
据付労務費
据付労務費とは、据付工事を施工するに当たり直接従事する作業員に対して支払われる
賃金をいい、次の式により算定する。
( 据付労務費=据付工数×労務単価(設備機械工又は普通作業員) )
ニ
仮設費
仮設費とは、機器等の据付に当たって必要となる仮設材等の費用をいい、必要に応じて、
積上げにより算定する。
(撤去費)
第10
撤去費とは、機器等の解体及び撤去等に要する費用をいい、次の各号により算定するも
のとする。
一
撤去労務費
撤去労務費とは、撤去工事を施工するに当たり直接従事する作業員に対して支払われ
る賃金をいい、機器等を再使用する場合と再使用しない場合に区分し、次の式により算
定する。
( 撤去労務費=撤去工数×労務単価(設備機械工又は普通作業員) )
ニ
基礎撤去費
基礎撤去費とは、機器等の撤去完了後の機械基礎、基礎ピット等の解体及び撤去に要
する費用をいい、機械基礎図等の図面に基づき積上げにより算定する。
三
仮設費
仮設費とは、高所や地下、他と近接する等の条件がある機器等を撤去するに当たって
必要となる仮設足場、防護工及び土留工等の設置に要する費用をいい、必要に応じて積
-
上げにより算定する。
2
撤去費の算定に当たっては、石綿含有建材が存する場合には、前項各号によるほか、石
綿調査算定要領により算定を行うものとする。
(機械基礎費)
第11
機械基礎費とは、機械基礎及び基礎ピット等の築造に要する費用をいい、機械基礎図
等の図面に基づき積上げにより算定するものとする。
(運搬費)
第12
運搬費とは、機器等の輸送に要する費用をいい、原則として次の式により、算定する
ものとする。
( 運搬費=認定運搬台数×運搬単価 )
認定運搬台数は、第7(運搬台数)により算出した台数とし、運搬単価は、第2(数量
計算書)により選定した積載質量(t)のトラック運搬費とする。
一
復元運搬費
復元運搬費とは、機器等を復元するに当たり現在地から移転先地までの輸送に要する
費用をいう。
二
持込輸送費
持込輸送費とは、最寄りの機器製作工場等から移転先地までの機器等の輸送に要する
費用をいう。
(直接経費)
第13
直接経費とは、機器等の据付け完了後に実施する総合試運転等に要する費用をいい、
次の各号により算定するものとする。
一
総合試運転費
総合試運転費とは、製造工程等において複数の機器等が関連する場合に、運転開始後に
円滑な運転管理が行えるよう一連の設備に実負荷をかけて総括的に一定期間(時間)運
転し、各機器・設備間の連携運転による作業状況と総合的な機能の確認等に要する費用
をいい、その目的、範囲、方法、内容及び期間等を考慮し、必要に応じて算定する。
なお、機器等の据付け完了後に実施する機器単体調整試験、動作確認試験及び別途電気
設備工事で実施する組合せ試験等については、据付労務費に含むものとする。
二
電力料等
電力料等とは、単体試験及び総合試運転等の実施に必要な電気、水道、ガスの使用料並
びに燃料費等をいい、必要に応じて算定する。
三
機械経費
機械経費とは、機器等の据付及び撤去工事に必要な工具、器具等の損料等をいい、次の
-
式により算定する。
( 機械経費=据付労務費×機械経費率 + 撤去労務費×機械経費率)
機械経費率は、2%とする。
(補修費等)
第14
補修費等とは、機器等を復元する場合の、機器等の補修・整備に要する費用並びに補
修等を行うに際し補足を要する材料・部品等の費用をいい、次の式により算定するものと
する。
ただし、これによることが適当でないと認められる場合は、その他適切な方法により算
定することができるものとする。
( 補修費等=据付労務費×補修費率 + 撤去労務費×補修費率 )
補修費率は、20%とする。
なお、補修費等には、機器等の塗装に要する費用は含まれないため、必要に応じて別途
個別に算定し、加算することができるものとする。
(材料その他)
第15
材料その他とは、機器等の据付及び撤去工事の施工に当たり必要となるその他の費用
をいい、必要に応じて算定するものとする。
(共通仮設費)
第16
共通仮設費は、通常必要と認められる運搬費、準備費及び安全費について、別表-2
共通仮設費率表に基づき、次の式により算定するものとする。
( 共通仮設費=直接工事費×共通仮設費率 )
なお、別表2共通仮設費率に含まれない事業損失防止施設費、役務費、技術管理費及び営
繕費等の共通仮設費については、必要に応じて個別に算定し、加算することができるものと
する。
(据付間接費)
第17
据付間接費は、据付工事部門等に係る労務管理費、事務用品費、交際費及び法廷福利
費等をいい、次の式により算定するものとする。
( 据付間接費=据付労務費中の設備機械工据付労務費×据付間接費率 )
据付間接費率は、130%とする。
既存の機器等を再使用する場合に当たっては、撤去労務費中の設備機械工撤去労務費に据
付間接費率を乗じて撤去労務費に係る据付間接費を計上するものとする。
なお、据付間接費は、諸経費に含まれる現場管理費の対象としないものとする。
(諸経費)
第18
諸経費は、別表3諸経費率表に基づき、次の式により算定するものとする。
( 現場管理費
=純工事費×現場管理費率 )
-
( 一般管理費等=工事原価×一般管理費等率 )
ただし、この率により求めた諸経費が適切と認められない場合は、専門メーカー等から見
積を徴するなど、その他適切な方法により算定することができるものとする。
(機器等購入費)
第19
新品の機器等の購入に要する費用をいい、機器等購入費は、当該製品メーカーの一般
管理費等を含む販売価格とし、共通仮設費及び諸経費の対象としないものとする。
(売却価格)
第20
売却価格とは、機器等を再築又は復元する場合における既存の機器等の売却価格をい
い、次の式により算定するものとする。
一
スクラップ(発生材)価格
イ
鉄くず
機器等
機器質量×鉄屑スクラップ価格(円/t)
そ の 他 構 造 物(鉄筋コンクリート造等の機械基礎を除く)
設計質量×80%×鉄屑ス
クラップ価格(円/t)
ロ
銅くず
銅鋳物単体類
機器質量×銅屑スクラップ価格(円/㎏)
銅管、銅線類
設計質量×80%×銅屑スクラップ価格(円/㎏)
なお、被覆銅線の処分に当たっては、ナゲット処理費(被覆物の処理に要する費用)を控
除する。
ニ
中古品売却価格
中古品としての市場性があると認められる機器等の中古品売却価格は、原則としてその
現在価格の50%を控除する。ただし、この規定により難い場合は、専門メーカー等からの
意見聴取等、その他適切な方法により当該機器等の売却価格を算定し、控除するものとす
る。
(廃材処分費)
第21
廃材処分費とは、機器等の撤去又は機械基礎の撤去等に伴い発生する廃材等の処分又
は処理等に要する費用をいい、次の各号により算定するものとする。
一
廃材運搬費
廃材運搬費とは、撤去に伴い発生した廃材等の処分場までの輸送に要する費用をいい、
廃材等の区分に応じた処分場までの運搬距離により算定する。
二
廃材処分費
廃材処分費とは、撤去に伴い発生した廃材等の処分又は処理等に要する費用をいい、廃
材等の区分に応じた処分場の受入価格等により算定する。
-
2
廃材処分費の算定に当たっては、石綿含有建材が存する場合には、前項各号によるほか、
石綿調査算定要領により算定を行うものとする。
(申請手数料・検査料等)
第22
機器等の復元又は再築に伴い必要となる各種法令上の許認可申請手数料及び検査料等
は、必要に応じて個別に算定するものとする。
(リース機械)
第23
リース契約による機器等を復元又は再築するに当たっては、個々の契約内容(リース
期間、リース料、物件の所有者、損害保険の内容、契約終了時の処置等)に応じて個別に算
定するものとする。
-
別表1
機械設備等標準耐用年数表
01
単位:年
食料品工業
食肉又は食鳥処理加工設備
鶏卵処理加工又はマヨネーズ製造設備
市乳処理設備及び発酵乳、乳酸菌飲料その他の乳製品製造
設備(集乳設備を含む。)
水産練製品、つくだ煮、寒天その他の水産食料品製造設備
つけ物製造設備
トマト加工品製造設備
その他の果実又はそ菜処理加工設備
むろ内用バナナ熟成装置
その他の設備
かん詰又はびん詰製造設備
化学調味料製造設備
味そ又はしょう油(だしの素類を含む。)製造設備
コンクリート製仕込そう
その他の設備
21
18
マカロニ類又は即席めん類製造設備
その他の乾めん、生めん又は強化米製造設備
21
23
21
砂糖製造設備
23
18
16
18
砂糖精製設備
水あめ、ぶどう糖又はカラメル製造設備
パン又は菓子類製造設備
荒茶製造設備
再製茶製造設備
清涼飲料製造設備
ビール又は発酵法による発ぽう酒製造設備
清酒、みりん又は果実酒製造設備
その他の酒類製造設備
その他の飲料製造設備
30
23
21
18
23
23
32
28
23
28
21
食酢又はソース製造設備
18
その他の調味料製造設備
精穀設備
小麦粉製造設備
豆腐類、こんにゃく又は食ふ製造設備
その他の豆類処理加工設備
コーンスターチ製造設備
その他の農産物加工設備
粗製でん粉貯そう
その他の設備
21
23
30
18
21
23
02
14
21
18
16
58
21
28
7
30
21
23
37
18
繊維工業
自動繰糸機
その他の設備
繭乾燥業用設備
紡績設備
合成繊維かさ高加工糸製造設備
ねん糸業用又は糸(前号に掲げるものを除く。)製造業用設備
織物設備
メリヤス生地、編み手袋又はくつ下製造設備
染色整理又は仕上設備
圧縮用電極板
その他の設備
18
26
34
26
21
29
26
26
8
18
洗毛、化炭、羊毛トップ、ラップペニー、反毛、製綿又は再生綿
業用設備
整経又はサイジング業用設備
不織布製造設備
フェルト又はフェルト製品製造設備
鋼、網又はひも製造設備
レース製造設備
ラッセルレース機
その他の設備
塗装布製造設備
繊維製又は紙製衛生材料製造設備
縫製品製造業用設備
その他の繊維製品製造設備
26
26
23
26
26
31
36
36
23
18
39
製材・木製品工業
可搬式造林、伐木又は搬出設備
動力伐採機
その他の設備
製材業用設備
製材用自動送材装置
その他の設備
04
動植物油脂製造又は精製設備(マーガリン又はリンター製造設
備を含む。)
冷凍、製氷又は冷蔵業用設備
結氷かん及び凍結さら
その他の設備
発酵飼料又は酵母飼料製造設備
その他の飼料製造設備
その他の食料品製造設備
たばこ製造設備
58
28
生糸製造設備
03
酵母、酵素、種菌、麦芽又はこうじ製造設備(医薬用のものを除く。)
7
14
19
29
家具・建具工業
金属製家具若しくは建具又は建築金物製造設備
めっき又はアルマイト加工設備
溶接設備
その他の設備
18
26
34
チップ製造業用設備
単板又は合板製造設備
その他の木製品製造設備
木材防腐処理設備
19
22
24
31
05
紙・紙加工品工業
パルプ製造設備
手すき和紙製造設備
丸網式又は短網式製紙設備
長網式製紙設備
ヴァルカナイズドファイバー又は加工紙製造設備
06
段ボール、段ボール箱又は板紙製容器製造設備
その他の紙製品製造設備
枚葉紙樹脂加工設備
セロファン製造設備
繊維板製造設備
28
23
21
21
30
金属板その他の特殊物印刷設備
製本設備
写真製版業用設備
複写業用設備
21
19
13
11
印刷・製本業
日刊新聞紙印刷設備
モノタイプ、写真又は通信設備
その他の設備
印刷設備
活字鋳造業用設備
07
28
16
28
32
28
10
21
19
21
化学工業
アンモニア製造設備
22
硫酸又は硝酸製造設備
溶成りん肥製造設備
19
19
その他の化学肥料製造設備
24
配合肥料その他の肥料製造設備
ソーダ灰、塩化アンモニウム、か性ソーダ又はか性カリ製造設
備(塩素処理設備を含む。)
硫化ソーダ、水硫化ソーダ、無水ぼう硝、青化ソーダ又は過酸
化ソーダ製造設備
その他のソーダ塩又はカリ塩製造設備
金属ソーダ製造設備
アンモニウム塩(硫酸アンモニウム及び塩化アンモニウムを除
く。)製造設備
31
石油又は天然ガスを原料とするエチレン、プロピレン、ブチレ
ン、ブタジエン又はアセチレン製造設備
ビニールエーテル製造設備
アクリルニトリル又はアクリル酸エステル製造設備
エチレンオキサイド、エチレングリコール、プロピレンオキサイト、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール又はポリプロピレングリコール製造設備
スチレンモノマー製造設備
17
その他のオレフィン系又はアセチレン系誘導体製造設備
19
17
アルギン酸塩製造設備
24
22
24
フルフラル製造設備
セルロイド又は硝化綿製造設備
26
24
22
酢酸繊維素製造設備
19
炭酸マグネシウム製造設備
17
繊維素グリコール酸ソーダ製造設備
24
苦汁製品又はその誘導体製造設備
19
29
軽質炭酸カルシウム製造設備
19
カーバイド製造設備(電極製造設備を除く。)
硫酸鉄製造設備
その他の硫酸塩又は亜硫酸塩製造設備
臭素、よう素又は塩素、臭素若しくはよう素化合物製造設備
よう素用坑井設備
その他の設備
ふっ酸その他のふっ素化合物製造設備
塩化りん製造設備
りん酸又は硫化りん製造設備
りん又はりん化合物製造設備
べんがら製造設備
鉛丹、リサージ又は亜鉛華製造設備
酸化チタン、リトポン又はバリウム塩製造設備
無水クロム酸製造設備
その他のクロム化合物製造設備
二酸化マンガン製造設備
ほう酸その他のほう素化合物製造設備
青酸製造設備
硝酸銀製造設備
二硫化炭素製造設備
過酸化水素製造設備
ヒドラジン製造設備
酸素、水素、二酸化炭素又は溶解アセチレン製造設備
加圧式又は真空式製塩設備
22
17
22
その他の有機薬品製造設備
塩化ビニリデン系樹脂、酢酸ビニール系樹脂、ナイロン樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート系樹脂、ふっ素樹脂又はけい素樹脂製造設備
ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリブテン製造設備
尿素系、メラミン系又は石炭酸系合成樹脂製造設備
その他の合成樹脂又は合成ゴム製造設備
レーヨン糸又はレーヨンステープル製造設備
酢酸繊維製造設備
合成繊維製造設備
石けん製造設備
硬化油、脂肪酸又はグリセリン製造設備
合成洗剤又は界面活性剤製造設備
ビタミン剤製造設備
その他の医薬品製造設備(製剤又は小分包装設備を含む。)
7
17
14
12
17
24
14
26
22
17
22
19
24
19
17
19
24
17
24
24
殺菌剤、殺虫剤、殺そ剤、除草剤その他の動植物用製剤製造設備
産業用火薬類(花火を含む。)製造設備
その他の火薬類製造設備(弾薬装てん又は組立設備を含む。)
塗料又は印刷インキ製造設備
その他のインキ製造設備
染料又は顔料製造設備
抜染剤又は漂白剤製造設備
試薬製造設備
合成樹脂用可塑剤製造設備
合成樹脂用安定剤製造設備
有機ゴム薬品、写真薬品又は人造香料製造設備
つや出し剤、研摩油剤又は乳化油剤製造設備
接着剤製造設備
22
19
17
19
22
17
19
22
19
22
19
17
22
22
17
14
17
19
17
14
22
31
17
17
17
19
17
19
26
22
その他のかん水若しくは塩製造又は食塩加工設備
合成樹脂製濃縮盤及びイオン交換膜
その他の設備
活性炭製造設備
7
17
14
その他の無機化学薬品製造設備
29
石炭ガス、オイルガス又は石油を原料とする芳香族その他の化
合物分離精製設備
染料中間体製造設備
アルキルベンゾール又はアルキルフェノール製造設備
カプロラクタム、シクロヘキサノン又はテレフタル酸(テレフタル
酸ジメチルを含む。)製造設備
イソシアネート類製造設備
炭化水素の塩化物、臭化物又はふっ化物製造設備
メタノール、エタノール又はその誘導体製造設備
その他のアルコール又はケトン製造設備
アセトアルデヒド又は酢酸製造設備
シクロヘキシルアミン製造設備
トール油精製設備
りゅう脳又はしょう脳製造設備
化粧品製造設備
ゼラチン又はにかわ製造設備
写真フィルムその他の写真感光材料(銀塩を使用するものに限
る。)製造設備
17
22
22
14
19
磁気テープ製造設備
14
17
19
化工でん粉製造設備
活性白土又はシリカゲル製造設備
24
24
17
選鉱剤製造設備
22
17
17
22
19
17
17
電気絶縁材料(マイカ系を含む。)製造設備
カーボンブラック製造設備
その他の化学工業製品製造設備
石油精製設備(廃油再生又はグリース類製造設備を含む。)
アスファルト乳剤その他のアスファルト製品製造設備
ピッチコークス製造設備
練炭、豆炭類、オガライト(オガタンを含む。)又は炭素粉末製
造設備
29
19
31
19
34
17
19
アミン又はメラミン製造設備
19
ぎ酸、しゅう酸、乳酸、酒石酸(酒石酸塩類を含む。)、こはく
酸、くえん酸、タンニン酸又は没食子酸製造設備
19
その他の石油又は石炭製品製造設備
34
26
26
26
糸ゴム製造設備
その他のゴム製品製造設備
23
26
23
21
その他の革製品製造設備
29
35
セメント製造設備
生コンクリート製造設備
セメント製品(気ほうコンクリート製品を含む。)製造設備
移動式製造又は架設設備及び振動加圧式成形設備
その他の設備
33
23
石灰又は苦石灰製造設備
20
08
ゴム製品製造業
タイヤ又はチューブ製造設備
再生ゴム製造設備
フォームラバー製造設備
09
皮革製品製造業
製革設備
機械ぐつ製造設備
10
19
窯業
板ガラス製造設備(みがき設備を含む。)
その他のガラス製品製造設備(光学ガラス製造設備を含む。)
るつぼ炉及びデータンク炉
溶解炉
その他の設備
陶磁器、粘土製品、耐火物、けいそう土製品、はい土又はうわ
薬製造設備
倒炎がま:塩融式のもの
倒炎がま:その他のもの
トンネルがま
その他の炉
その他の設備
炭素繊維製造設備
黒鉛化炉
その他の設備
その他の炭素製品製造設備
黒鉛化炉
その他の設備
人造研削材製造設備
溶融炉
その他の設備
研削と石又は研摩布紙製造設備
加流炉
トンネルがま
その他の焼成炉
その他の設備
8
33
23
8
13
18
20
30
10
25
10
30
13
23
20
18
13
25
石こうボード製造設備
焼成炉
その他の設備
ほうろう鉄器製造設備
るつぼ炉
その他の炉
その他の設備
石綿又は石綿セメント製品製造設備
岩綿(鉱さい繊維を含む。)又は岩綿製品製造設備
石工品又は擬石製造設備
その他の窯業製品又は土石製品製造設備
トンネルがま
その他の炉
その他の設備
18
30
13
30
8
18
30
30
30
30
30
25
38
11
非鉄金属工業
銅、鉛又は亜鉛精錬設備
アルミニウム精錬設備
ベリリウム銅母合金、マグネシウム、チタニウム、ジルコニウム、タンタル、クロム、
マンガン、シリコン、ゲルマニウム又は希土類金属精錬設備
ニッケル、タングステン又はモリブデン精錬設備
その他の非鉄金属精錬設備
12
28
34
20
非鉄金属鋳物製造業用設備
28
34
ダイカスト設備
その他の設備
22
28
31
22
31
26
31
31
31
鉄鋼鍛造業用設備
鋼鋳物又は銑鉄鋳物製造業用設備
金属熱処理業用設備
その他の鉄鋼業用設備
電線又はケーブル製造設備
光ファイバー製造設備
金属粉末又ははく(圧延によるものを除く。)製造設備
26
22
22
33
22
18
18
24
粉末冶金製品製造設備
22
15
金属製品工業
鋼索製造設備
鎖製造設備
溶接棒製造設備
くぎ、リベット又はスプリング製造業用設備
ねじ製造業用設備
溶接金網製造設備
その他の金網又は針金製品製造設備
縫針又はミシン針製造設備
押出しチューブ又は自動組立方式による金属かん製造設備
その他の金属製容器製造設備
電気錫めっき鉄板製造設備
その他のめっき又はアルマイト加工設備
金属塗装設備
脱脂又は洗浄設備及び水洗塗装装置
その他の設備
14
チタニウム造塊設備
非鉄金属圧延、押出又は伸線設備
鋳鍛造製造業
製銑設備
純鉄又は合金鉄製造設備
製鋼設備
連続式鋳造鋼片製造設備
鉄鋼熱間圧延設備
鉄鋼冷間圧延又は鉄鋼冷間成形設備
鋼管製造設備
鉄鋼伸線(引き抜きを含む。)設備及び鉄鋼卸売業用シャーリ
ング設備並びに伸鉄又はシャーリング業用設備
鉄くず処理業用設備
13
25
34
29
26
24
26
22
24
31
29
24
31
26
15
合成樹脂被覆、彫刻又はアルミニウムはくの加工設備
脱脂又は洗浄設備及び水洗塗装装置
その他の設備
手工具又はのこぎり刃その他の刃物類製造設備
農業用機具製造設備
金属製洋食器又はかみそり刃製造設備
鋼製構造物製造設備
プレス、打抜き、しぼり出しその他の金属加工品製造業用設備
めっき又はアルマイト加工設備
その他の設備
核燃料物質加工設備
その他の金属製品製造設備
15
24
26
26
24
29
15
26
24
33
15
20
機械器具製造業
ボイラー製造設備
エンジン、タービン又は水車製造設備
農業用機械製造設備
建設機械、鉱山機械又は原動機付車両製造設備
28
25
28
25
金属加工機械製造設備
23
鋳造用機械、合成樹脂加工機械又は木材加工用機械製造設備
風水力機器、金属製弁又は遠心分離機製造設備
冷凍機製造設備
28
23
28
28
25
玉又はコロ軸受若しくは同部分品製造設備
23
機械工具、金型又は治具製造業用設備
繊維機械(ミシンを含む。)又は同部分品若しくは附属品製造設備
歯車、油圧機器その他の動力伝達装置製造業用設備
産業用ロボット製造設備
その他の産業用機器又は部分品若しくは附属品製造設備
事務用機器製造設備
食品用、暖ちゅう房用、家庭用又はサービス用機器(電気機器
を除く。)製造設備
産業用又は民生用電気機器製造設備
銃弾製造設備
銃砲、爆発物又は信管、薬きょうその他の銃砲用品製造設備
自動車分解整備業用設備
上記以外の機械器具、部分品又は附属品製造設備
機械産業以外の設備に属する修理工場用又は工作工場用機
械設備
23
25
30
25
30
25
23
28
30
32
32
15
電気機械器具製造設備
電気計測器、電気通信用機器、電子応用機器又は同部分品
製造設備
光ディスク(追記型又は書換え型のものに限る。)製造設備
交通信号保安機器製造設備
電球、電子管又は放電灯製造設備
半導体集積回路(素子数が500以上のものに限る。)製造設備
28
抵抗器又は蓄電器製造設備
25
17
34
22
14
20
プリント配線基板製造設備
フェライト製品製造設備
電気機器部分品製造設備
乾電池製造設備
その他の電池製造設備
17
25
34
25
34
自動車製造設備
自動車車体製造又は架装設備
鉄道車両又は同部分品製造設備
車両用エンジン、同部分品又は車両用電装品製造設備(ミッ
ション又はクラッチ製造設備を含む。)
車両用ブレーキ製造設備
22
24
26
鋼船製造又は修理設備
木船製造又は修理設備
舶用推進器、甲板機械又はハッチカバー製造設備
26
29
22
鋳造設備
22
24
その他の設備
26
その他の車両部分品又は附属品製造設備
26
航空機若しくは同部分品(エンジン、機内空気加圧装置、回転機器、プロペラ、計
器、降着装置又は油圧部品に限る。)製造又は修理設備
22
自転車又は同部分品若しくは附属品製造設備
めっき設備
その他の設備
その他の輸送用機器製造設備
29
15
26
レンズ又は光学機器若しくは同部分品製造設備
ウォッチ若しくは同部分品又は写真機用シャッター製造設備
クロック若しくは同部分品、オルゴールムーブメント又は写真
フィルム用スプール製造設備
24
24
真空蒸着処理業用設備
マッチ製造設備
コルク又はコルク製品製造設備
つりざお又は附属品製造設備
墨汁製造設備
ろうそく製造設備
リノリウム、リノタイル又はアスファルトタイル製造設備
畳表製造設備
織機、い草選別機及びい割機
その他の設備
畳製造設備
その他のわら工品製造設備
木ろう製造又は精製設備
松脂その他樹脂の製造又は精製設備
蚕種製造設備
人工ふ化設備
その他の設備
真珠、貴石又は半貴石加工設備
水産物養殖設備
竹製のもの
その他のもの
漁ろう用設備
前掲以外の製造設備
20
33
35
33
20
18
30
その他の半導体素子製造設備
16
17
輸送機械製造設備
精密機械器具製造業
試験機、測定器又は計量機製造設備
医療用機器製造設備
26
29
理化学用機器製造設備
26
18
29
その他製造業
楽器製造設備
レコード製造設備
吹込設備
その他の設備
がん具製造設備
合成樹脂成形設備
その他の設備
万年筆、シャープペンシル又はペン先製造設備
ボールペン製造設備
鉛筆製造設備
絵の具その他の絵画用具製造設備
身辺用細貨類、ブラシ又はシガレットライター製造設備
製鎖加工設備
その他の設備
前掲の区分によらないもの
ボタン製造設備
スライドファスナー製造設備
自動務歯成形又はスライダー製造機
自動務歯植付機
その他の設備
合成樹脂成形加工又は合成樹脂製品加工業用設備
発ぽうポリウレタン製造設備
繊維壁材製造設備
歯科材料製造設備
28
20
30
23
28
28
25
33
28
20
30
28
23
18
13
28
20
20
23
30
13
35
13
20
30
28
20
25
18
5
10
18
38
19
燃料販売業
石油又は液化石油ガス卸売用設備(貯そうを除く。)
洗車業用設備
ガソリンスタンド設備
36
28
22
液化石油ガソリンスタンド設備
機械式駐車設備
22
42
クリーニング設備
故紙梱包設備
18
18
15
33
火葬設備
40
天然色写真現像焼付設備
その他の写真現像焼付設備
種苗花き園芸設備
砂利採取又は岩石の採取若しくは砕石設備
砂鉄鉱業設備
金属鉱業設備(架空索道設備を含む。)
石炭鉱業設備(架空索道設備を含む。)
採掘機械及びコンベヤ
その他の設備
前掲の区分によらないもの
石油又は天然ガス鉱業設備
坑井設備
掘さく設備
その他の設備
天然ガス圧縮処理設備
硫黄鉱業設備(精錬又は架空索道設備を含む。)
その他の非金属鉱業設備(架空索道設備を含む。)
鋼索鉄道又は架空索道設備
鋼策
その他の設備
電気事業用水力発電設備
その他の水力発電設備
汽力発電設備
内燃力又はガスタービン発電設備
送電又は電気事業用変電若しくは配電設備
需要者用計器
柱上変圧器
その他の設備
鉄道又は軌道事業用変電設備
列車遠隔又は列車集中制御設備
15
20
25
20
20
23
蓄電池電源設備
フライアッシュ採取設備
石炭ガス、石油ガス又はコークス製造設備(ガス精製又はガス
事業用特定ガス発生設備を含む。)
ガス事業用供給設備
ガス導管:鋳鉄製のもの
ガス導管:その他のもの
需要者用計量器
その他の設備
上水道又は下水道業用設備
国内電気通信事業用設備
デジタル交換設備及び電気通信処理設備
アナログ交換設備
その他の設備
国際電気通信業用設備
デジタル交換設備及び電気通信処理設備
アナログ交換設備
その他の設備
ラジオ又はテレビジョン放送設備
その他の通信設備(給電用指令設備を含む。)
ホテル、旅館又は料理店業用設備及び給食用設備
引湯管
その他の設備
公衆浴場設備
かま、温水器及び温かん
その他の設備
遊園地用遊戯設備(原動機付のものに限る。)
ボーリング場用設備
レーン
その他の設備
前掲の機械及び装置以外のもの並びに前掲の区分によらない
もの
主として金属製のもの
その他のもの
キュービクル式受変電設備
サーキットブレーカー形(CB形)
パワーヒューズ・スイッチ形(PF・S形)
20
その他の産業
13
23
20
8
13
30
25
15
23
8
30
55
50
38
38
38
45
55
50
30
25
55
33
33
38
30
15
40
23
15
40
18
15
23
13
23
8
20
23
13
25
43
20
25
20
別表2
○ 共通仮設費率;下表の直接工事費に対応した率とする。
共通仮設費率表(機械設備)
直接工事費
(百万円)
共通仮設費率
( % )
直接工事費
(百万円)
共通仮設費率
( % )
3 以下
12.88
50 をこえ
55 以下
6.67
3 をこえ
4 以下
12.36
55 をこえ
60 以下
6.51
4 をこえ
6 以下
11.22
60 をこえ
70 以下
6.42
6 をこえ
8 以下
10.25
70 をこえ
80 以下
6.21
8 をこえ
10 以下
9.58
80 をこえ
90 以下
6.02
10 をこえ
12 以下
9.27
90 をこえ
100 以下
5.87
12 をこえ
14 以下
8.89
100 をこえ
120 以下
5.68
14 をこえ
16 以下
8.64
120 をこえ
140 以下
5.51
16 をこえ
18 以下
8.39
140 をこえ
160 以下
5.38
18 をこえ
20 以下
8.21
160 をこえ
180 以下
5.22
20 をこえ
22 以下
8.00
180 をこえ
200 以下
5.10
22 をこえ
24 以下
7.88
200 をこえ
300 以下
4.90
24 をこえ
26 以下
7.76
300 をこえ
400 以下
4.54
26 をこえ
28 以下
7.61
400 をこえ
500 以下
4.27
28 をこえ
30 以下
7.50
500 をこえるもの
30 をこえ
35 以下
7.39
35 をこえ
40 以下
7.12
40 をこえ
45 以下
6.95
45 をこえ
50 以下
6.81
4.13
注)① 本表の率によって算出した額が、それぞれの欄の前欄において算出した額の最高額に達しな
いときは、その最高額まで増額することができる。
② 本表の率を適用する直接工事費は、原則として、一発注(据付費+撤去費+基礎費等)を単
位として算定した額とする。
③ 本表の共通仮設費率に含まれる費目とその内容は、以下のとおり。
運 搬 費
準 備 費
安 全 費
現場内における敷地内倉庫又は仮置場から据付現場までの運搬に要する費用
a.機器及び材料の運搬
b.仮設材料の運搬
工事着手前の基準点測量等や工事着手時の準備費用
完成時の清掃及び跡片付け費用
工事地域内全般の安全管理上の監視、あるいは連絡等に要する費用
不稼動日の保安要員等の費用
安全用品等の費用
安全委員会等に要する費用
標示板、標識、保安灯、防護柵、バリケード、照明等の安全施設類の設置、撤去、補修
に
要する費用及び使用期間中の損料
別表3
○ 現場管理費率 ;純工事費(直接工事費+共通仮設費)に対応した率とする。
○ 一般管理費等率;工事原価(純工事費+据付間接費+現場管理費)に対応した率とする。
諸経費率表(機械設備)
3
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
35
40
45
50
55
60
70
80
90
100
120
140
160
180
200
300
400
500
純 工 事 費
(百万円)
3
をこえ
4
をこえ
6
をこえ
8
をこえ
10
をこえ
12
をこえ
14
をこえ
16
をこえ
18
をこえ
20
をこえ
22
をこえ
24
をこえ
26
をこえ
28
をこえ
30
をこえ
35
をこえ
40
をこえ
45
をこえ
50
をこえ
55
をこえ
60
をこえ
70
をこえ
80
をこえ
90
をこえ
100
をこえ
120
をこえ
140
をこえ
160
をこえ
180
をこえ
200
をこえ
300
をこえ
400
をこえ
500
をこえるもの
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
現場管理費率
( % )
30.01
29.79
29.29
28.83
28.49
28.22
27.99
27.80
27.64
27.49
27.36
27.25
27.14
27.04
26.95
26.80
26.62
26.46
26.32
26.20
26.08
25.93
25.76
25.61
25.47
25.29
25.09
24.92
24.78
24.65
24.47
23.94
23.66
23.54
Y=60.95X-0.0475
Y:現場管理費率(%) X:純工事費(円)
工 事 原 価
(百万円)
5
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
35
40
45
50
55
60
70
80
90
100
120
140
160
180
200
300
400
500
5
をこえ
6
をこえ
8
をこえ
10
をこえ
12
をこえ
14
をこえ
16
をこえ
18
をこえ
20
をこえ
22
をこえ
24
をこえ
26
をこえ
28
をこえ
30
をこえ
35
をこえ
40
をこえ
45
をこえ
50
をこえ
55
をこえ
60
をこえ
70
をこえ
80
をこえ
90
をこえ
100
をこえ
120
をこえ
140
をこえ
160
をこえ
180
をこえ
200
をこえ
300
をこえ
400
をこえ
500
をこえるもの
一般管理費等率
( % )
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
以下
16.03
15.96
15.80
15.63
15.50
15.39
15.29
15.21
15.13
15.07
15.01
14.95
14.90
14.85
14.77
14.68
14.59
14.52
14.45
14.39
14.31
14.21
14.13
14.06
13.96
13.84
13.75
13.67
13.59
13.49
13.18
13.01
12.94
Y=-1.5434LogX+26.368
Y:一般管理費等率(%) X:工事原価(円)
注)① 本表の率によって算出した額が、それぞれの欄の前欄において算出した額の最高額に達しな
いときは、その最高額まで増額することができる。
② 本表の率を適用する純工事費又は工事原価は、原則として、一発注(据付費+撤去費+基礎
費等)を単位として算定した額とする。
様式第1-①
機 械 設 備 調 査 表
機械設備の所在地
調 査 年 月 日
機械設備所有者
の氏名又は名称
機械設備所有者の住所又
は主たる事業所の所在地
製造(加工)工程
(当該工場における製品等
の製造、加工又は販売等
の工程及び建物等の配置
との関係が複雑な場合は、
製造、加工等行う製品ごと
に第11条の「製造工程図」
及び第12条の「動線配置
図」を作成する。)
稼 動 状 況 等
法令の適合性等
そ
の
他
年 月 日
調 査 者
整理番号
業種区分
(産業分類)
様式第1-②
機 械 設 備 調 査 表
番号
機 械 名
数
取得年月
量
仕 様
型 式 ・ 能 力
出力(Kw)
製造所名等
形状・寸法 (m)
( W
・
L
・
H )
質量
基礎寸法・設置状況
(t)
( W・L・H )
備 考
様式第2
機 械 設 備 算 定 内 訳 書 (総括表)
整理番号 :
所有者氏名:
所在地 :
復元費又は再築費 計
(C)
番号
撤去費 計
(D)
機 械 名
数量
小 計
合 計
廃材運搬費
(E)
機 器 別
移転工法
計
C+D+E=(F)
復元工事費又は
再築工事費
(A)
法定
耐用年数
消費税等相当額
F×5%=(G)
工 法 :
業種区分 :
算定年月 :
年 月 日
廃材処分費
(H)
売却処分益(I)
スクラップ価格
中古処分利益
再築補償率(%)
業種別
標準
経過
倍 率 耐用年数
年数
補償率
(B)
復元費又は
再築費
A又は A×B=(C)
補 償 額
F+G+H-I
撤去費
備 考
(D)
様式第3
機 械 設 備 算 定 内 訳 書(復元工事費又は再築工事費)
数量
番号
機 械 名
(A)
小 計
合 計
機器別
移転
工法
直接工事費
機械別
計
工事費
A × B
(B)
(C)
共通仮設費
C×
%
(D)
純工事費
C + D
(E)
据付間接費
設備機械工
計
A×据付労務費
F×130%
(F)
(G)
〔 ○○工法 〕
現場管理費
工事原価
一般管理費等
E×
%
(H)
E + G + H
(I)
I×
%
(J)
機器等購入費
購入費
計
単価
A × K
(K)
(L)
復元工事費又は
再築工事費
I + J + L
(M)
備考
様式第4
機 械 設 備 算 定 内 訳 書 (撤去費)
番号
機 械 名
数量
(A)
小 計
合 計
機器別
移転
工法
直接工事費
機械別
計
工事費
A × B
(B)
(C)
共通仮設費
C×
%
(D)
純工事費
C + D
(E)
〔 ○○工法 〕
据付(撤去)間接費
設備機械工
計
撤去労務費
F×130%
(F)
(G)
現場管理費
工事原価
一般管理費等
撤去費
E×
%
(H)
E + G + H
(I)
I×
%
(J)
I + J
(K)
備
考
様式第5
機械設備直接工事費明細書
項 目
①据付費
内 訳
仕 様
設備機械工
人
(据付労務費 計)
③運搬費
据
④直接経費
付
⑤補修費等
単位
人
普通作業員
②機械基礎費
番 号
=a
仮設費
式
基礎工事費
式
基礎ボルト
式
復元運搬費
台
持込輸送費
台
総合試運転費
式
電力料等
式
機械経費
a×2%
式
復元のみ
a×20%
式
⑥材料その他
式
直接工事費(据付) 計
⑦撤去費
設備機械工
人
普通作業員
人
(撤去労務費 計)
=b
仮設費
⑧基礎撤去費
撤
⑨直接経費
⑩補修費等
去 ⑪材料その他
式
式
機械経費
b×2%
式
復元のみ
b×20%
式
式
直接工事費(撤去) 計
単 価
機 械 名
復 元
数量
金 額
再 築
数量
金 額
備 考
様式第6
機 械 設 備 据 付 工 数 等 計 算 書
番号
機 械 名
機器等
の質量
(t)
機
械
区
分
据 付 工 数
機械区分(工数歩掛)
(A)
1
2.4X
2
0.776
4.8X
0.776
3
4
4.8X
7.5X
環境
補正
(B)
工数歩掛
(人)
A×B
(C)
撤 去 工 数
中古
処分
復元する場合
再築する場合
設備機械工 普通作業員
の可否 設備機械工 普通作業員 設備機械工 普通作業員
(人)
(人)
C×0.9
(D)
C×0.1
(E)
可:○
D×0.6
(F)
E×0.6
(G)
D×0.4
(H)
E×0.4
(I)
備 考
様式第7
機 械 設 備 運 搬 台 数 計 算 書
機械等の質量、形状・寸法
番号
機 械 名
質量(t)
(A)
W・L・H(m)
運搬車輌( t車)
面積(㎡)
(B)
積載質量
(C)
積載面積
(D)
質量基準
運搬台数
面積基準
運搬台数
認定台数
A÷C=(E)
B÷D=(F)
E又はF
備 考
様式第8
機 械 設 備 見 積 比 較 表
番号
機 械 名
見 積 業 者 名 及 び 見 積 金 額(円)
安価な金額
(A)
割引率
(B)
採用金額(円)
A×B
備 考
(参考)補償方法判定フローチャート
機械設備の補償方法は、下記のフローチャートに基づき判定する。
START
No
機能回復
除却費
Yes
No
物理的に
再築費
Yes
復元費の算定
再築費の算定
補償総額で比較し決定する
(補償額の算定式)
復元費 = 復元工事費+解体処分費-売却処分益
再築費 = 機械設備の現在価額(再調達価格×現価率)+運用益損失額+解体処分費
-売却処分益
除却費 = 機械設備の現在価額(再調達価格×現価率)+解体処分費-売却処分益
附帯工作物調査算定要領
第1章
総
則
(適用範囲)
第1条
この要領は、新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準の運用方針(平成20年
3月25日付け用土第573号土木部長通知)第11第2項に規定する工作物の移転料のうち、
附帯工作物の移転料に係る調査算定に適用するものとする。
2 前項の附帯工作物は、次表に区分する工作物のうち、附帯工作物の項に掲げるものを
いう。
工作物区分
判
機械設備
断
基
準
原動機等により製品等の製造又は加工等を行うもの、
又は製造等に直接係わらない機械を主体とした排水処理
施設等をいい、キュービクル式受変電設備、建築設備以
外の動力設備、ガス設備、給・排水設備等の配管、配線
及び機器類を含む。
生産設備
当該設備が製品等の製造に直接・間接的に係わっている
もの又は営業を行う上で必要となる設備で次に例示する
もの等をいう。ただし、建物として取扱うことが相当と
認められるものを除く。
A
製品等の製造、育生、養殖等に直接係わるもの
園芸用フレーム、わさび畑、養殖池(場)(ポンプ配水設
備を含む。)、牛、豚、鶏その他の家畜の飼育又は調教施設
等
B
営業を目的に設置されているもの又は営業上必要な
もの
テニスコート、ゴルフ練習場等の施設(上家、ボール
搬送機又はボール洗
い機等を含む。)、自動車練習場の
コース、遊園地(公共的な公園及び当該
施設に附帯す
る駐車場を含む。)、釣り堀、貯木場等
C
製品等の製造、育生、養殖又は営業には直接的に係
わらないが、間接的
に必要となるもの
工場等の貯水池、浄水池(調整池、沈澱池を含む。)、
駐車場、運動場等の
D
厚生施設等
上記AからCまでに例示するもの以外で次に例示す
るもの
コンクリート等の煙突、給水塔、規模の大きな貯水槽
又は浄水槽、鉄塔、 送電設備、飼料用サイロ、用水堰、
橋、火の見櫓、規模の大きなむろ、炭
附帯工作物
焼釜等
建物及び他の工作物区分に属するもの以外のすべての
ものをいい、主として次に例示するものをいう。
門、囲障、コンクリート叩き、アスファルト舗装通路、
敷石、敷地内排水設備、給・排水設備、ガス設備、物干
台(柱)、池等
庭
園
立竹木、庭石、灯籠、築山、池等によって造形されてお
り、総合的美的景観が形成されているものをいう。
墳
墓
墓地として都道府県知事の許可を受けた区域又はこれ
と同等と認めることが相当な区域内に存する死体を埋葬
し、又は焼骨を埋蔵する施設をいい、これに附随する工
作物及び立竹木を含む。
(用語の定義)
第2条
この要領において「復元」とは、既存の附帯工作物を構成する各部材を再利用す
ることを基本として解体及び撤去し、残地又は残地以外の土地に運搬し、移設すること
をいう。
2
この要領において「再築」とは、原則として従前と同種同等の附帯工作物を、残地又
は残地以外の土地に新設することをいう。
3
この要領において「復元費」とは、附帯工作物の復元に要する費用をいう。
4
この要領において「再築費」とは、附帯工作物の再築に要する費用をいう。
第2章
調査及び調査表等の作成
(調査)
第3条
附帯工作物の調査は、現地における調査を基本とし、必要に応じて聴き取り調査、
資料調査に基づき、次の事項について行うものとする。
一
当該権利者が所有し、又は使用する一画の敷地における建物及び附帯工作物の配
置状況
二
附帯工作物の種類、構造、形状、寸法、数量、所有者等及び設置(又は新設)年
月
三
その他補償額算定に必要と認められる事項
四
当該権利者が所有し、又は使用する一画の敷地の状況及び附帯工作物の現況が把握
できる写真の撮影
2
前項第二号の設置年月の調査については、固定資産台帳、請負契約書等、施工業者又
は所有者からの聴き取り、専門家の意見等の方法により、必要な調査を行うものとする。
3
第1項の調査に当たっては、石綿含有建材の使用の有無について、石綿調査算定要領
により調査を行うものとする。
(調査表)
第4条
附帯工作物の調査表は、前条の調査の結果に基づき、様式第1の附帯工作物調査
表に、次に掲げる項目につき、それぞれ当該各号に定める事項を記載することにより作
成するものとする。
一
所在地
二
調査年月日
三
調査者
四
整理番号
五
所有者氏名
附帯工作物の所有者の氏名又は名称
六
所有者住所
附帯工作物の所有者の住所又は主たる事務所の所在地
七
種類
八
構造、形状、寸法
九
数量
十
設置年月
十一
備考
附帯工作物の所在地
調査を実施した年月日
調査を実施した担当者の氏名
所有者ごとの番号
附帯工作物の種類又は名称
附帯工作物の構造、外形寸法(幅×奥行×高さ)等
附帯工作物の数量
附帯工作物の設置(又は新設)年月
復元の可否、及びその他参考事項(必要に応じ附帯工作物の
所在する土地所有者の氏名又は名称等)
(図
第5条
面)
作成する図面の種類は、次のとおりとする。
一
附帯工作物配置図
二
附帯工作物の詳細図
三
写真撮影方向図
2
附帯工作物の図面は、原則として、次により作成するものとする。
一
図面は、附帯工作物の所有者ごとに作成する。
二
図面の大きさは、原則として、日本工業規格A列3判横とする。
三
図面は、原則として、上方が北の方位となるように配置する。
四
図面に表示する記号は、原則として、工業標準化法(昭和24年法律第185号) 第 11
条により制定された日本工業規格(JIS)の図記号による。
五
長さ、高さ等の計測単位は、メートルを基本とし、小数点以下第2位(小数点以下
第3位四捨五入)までとする。ただし、排水管等の長さ等で小数点以下第2位の計測
が困難なものは、この限りでない。
六
面積に係る計測は、原則として、柱又は壁の中心間で行うこととする。
七
構造材、仕上げ材等の厚さ、幅等の計測は、原則として、ミリメートルを単位とす
る。
八
図面等に表示する数値は、前条の計測値を基にミリメートル単位で記入するものと
する。
九
図面等に表示する面積計算は、前項で記入した数値をメートル単位により小数点以
下第4位まで算出し、小数点以下第2位(小数点以下第3位切捨て)までの数値を求
めるものとする。
十
配置図は、別添一木造建物調査積算要領別添1木造建物図面作成基準(別表)又は
別添二非木造建物調査積算要領別添1非木造建物図面作成基準(別表)の配置図の項
に掲げるとおりとする。
十一
詳細図は、必要に応じて作成し、構造、外形寸法(幅×奥行き×高さ)等を記載
する。
十二
写真撮影方向図は、附帯工作物配置図等を基に、撮影の位置、方向及び写真番号
を記入する。
十三
3
その他算定に必要となる図面は、適宜作成する。
次の各号に掲げる各図面の縮尺は、原則として、当該各号に定める縮尺によるものと
し、各図面に該当縮尺を記入する。ただし、これにより難い場合は、この限りでない。
一
附帯工作物配置図
100分の1又は200分の1
二
各附帯工作物の詳細図
三
写真撮影方向図
50分の1又は100分の1
100分の1又は200分の1
第3章
算
定
(補償額の構成)
第6条
附帯工作物の復元費及び再築費の構成は、次のとおりとする。
<復元費の構成>
復 元 費
復元工事費
工事原価
純工事費
仮
設
費
資
材
費
(補足資材)
現場経費
労
務
費
基
礎
費
雑
材
費
運
搬
費
(諸 経 費)
一般管理費等
解体処分費
解体撤去費 (諸経費等を含む)
廃材運搬費 (諸経費等を含む)
廃材処分費
△発生材価額
<再築費の構成>
再 築 費
附帯工作物の現在価額(再調達価格×現価率)+運用益損失額
再築工事費
工事原価
純工事費
(再調達価格)
現場経費
仮
設
費
資
材
費
労
務
費
基
礎
費
雑
材
費
(諸 経 費)
一般管理費等
解体処分費
解体撤去費 (諸経費等を含む)
廃材運搬費 (諸経費等を含む)
廃材処分費
△発生材価額
(補償額の算定)
第7条
附帯工作物の復元費及び再築費は、附帯工作物補償額算定書(様式第2)を用い
て、次の各号に掲げる式により算定した額とする。
一
復元費 = 復元工事費 + 解体処分費 - 発生材価額
二
再築費 = 附帯工作物の現在価額(再調達価格×現価率)
+ 運用益損失額 + 解体処分費 - 発生材価額
2
附帯工作物の現在価額(再調達価格に現価率を乗じて算定する。)と運用益損失額と
の合計額は、再調達価格に次式による再築補償率(小数点以下第四位を四捨五入した数
値とする。)を乗じて算定するものとする。
再築補償率=(1 - 0.8
n
N
)+(0.8 ×
n
N
1
) { 1-
(1+r)
N-n
}
n:附帯工作物の経過年数
N:附帯工作物の標準耐用年数(又は実態的耐用年数)
r:年利率
一
附帯工作物の経過年数
附帯工作物の経過年数は、既存の附帯工作物の設置(又は新設)から補償額算定の
時期までの年数をいうものとする。
二
附帯工作物の標準耐用年数
附帯工作物の標準耐用年数は、別表に定める附帯工作物標準耐用年数表を適用して
求めるものとする。
なお、標準耐用年数によることが適当でないと認められる場合は、専門家等からの
意見を聴取するなど、その他適切な方法により、その附帯工作物のもつ実態的耐用年
数を定めることができるものとする。
3
復元費の純工事費は、次に掲げる費用の合計額とし、各費用の計上方法は当該各号に
定めるところによる。
一
仮設費
やりかた、墨出し、仮設足場等に要する費用を必要に応じ計上する。
二
資材費
補足を必要とする主要資材・副資材の費用を計上する。
三
労務費
復元工事に要する費用を計上する。
四
基礎費
基礎工事に要する費用を必要に応じ計上する。
五
雑材費
機械、工具類の損料及び消耗材料費を計上する。
六
運搬費
再使用材の運搬に要する費用を計上する。
4
再築費の純工事費は、次に掲げる費用の合計額とし、各費用の計上方法は当該各号に
定めるところによる。
一
仮設費
やりかた、墨出し、仮設足場等に要する費用を必要に応じ計上する。
二
資材費
主要資材、副資材の費用を計上する。
三
労務費
再築工事に要する費用を計上する。
四
基礎費
基礎工事に要する費用を必要に応じ計上する。
五
雑材費
機械、工具類の損料及び消耗材料費を計上する。
5
解体処分費は、次に掲げる費用の合計額とし、各費用の計上方法は当該各号に定める
ところによる。
6
一
解体撤去費
解体撤去に要する費用を計上する。
二
廃材運搬費
廃棄物処分場までの廃材の運搬費を計上する。
三
廃材処分費
解体撤去で発生した廃材の処分費用を計上する。
前項各号に掲げる費用の算定に当たっては、石綿含有建材が存する場合には、当該各
号によるほか、石綿調査算定要領により算定を行うものとする。
7
諸経費は、純工事費及び解体処分費(廃材処分費を除く。)の各々に、別表2諸経費
率表による諸経費率を乗じて計上するものとする。
8
発生材価額は、解体撤去により発生する市場価値のある発生材について、種別、等級
等に区分し、必要に応じ計上するものとする。
別表1
附帯工作物標準耐用年数表
区
1
分
木製類
判断基準
主たる構造が木製のもの
標準耐用年数
31
2
36
コンクリート 2 次製品を主要資材として施工されたもの
コンクリートブロック類
主たる構造がコンクリート造のもの
3
鉄筋コンクリート類
4
石材類
主たる構造が鉄筋コンクリート造のもの
46
石材を主要資材として施工されたもの
38
構造が石材のもの
5
れんが類
6
鋼製類・アルミ類
レンガを主要資材として施工されたもの
40
主たる構造が金属製(鋼製、鋳鉄製、アルミ製など)
30
のもの
7
電気設備等
8
舗
装
9
井
戸
別表2
電気、給排水、衛生、ガス設備関係
32
アスファルト、コンクリート等土間叩きのもの
34
打込井戸
29
堀井戸
72
諸経費率表
純工事費(百万円)
10
諸経費率(%)
純工事費(百万円)
諸経費率(%)
以下
24.9
55
を超え
60
以下
18.9
10
を超え
12 以下
24.2
60
を超え
70 以下
18.4
12
を超え
14 以下
23.6
70
を超え
80
以下
18.1
14
を超え
16
以下
23.1
80
を超え
90
以下
17.7
16
を超え
18
以下
22.7
90
を超え
100
以下
17.5
18
を超え
20
以下
22.3
100
を超え
120 以下
17.0
20
を超え
22
以下
22.0
120
を超え
140
以下
16.6
22
を超え
24
以下
21.7
140
を超え
160
以下
16.2
24
を超え
26
以下
21.5
160
を超え
180
以下
15.9
26
を超え
28
以下
21.2
180
を超え
200
以下
15.7
28
を超え
30
以下
21.0
200
を超え
250
以下
15.2
30
を超え
35
以下
20.5
250
を超え
300
以下
14.7
35
を超え
40
以下
20.1
300
を超え
350
以下
14.4
40
を超え
45
以下
19.7
350
を超え
400
以下
14.1
45
を超え
50
以下
19.4
400
を超え
50
を超え
55
以下
19.1
500
を超えるもの
注)1
500
以下
13.6
13.3
本表の諸経費率によって算出された額が、それぞれの欄の前欄において算出さ
れる額の最高額に達しないときは、その最高額まで増額することができる。
2
本表の諸経費率を適用する純工事費は、一発注(建築+解体)を単位として算
定された額とする。
なお、本表の諸経費率の適用に当たっては、原則として建物と附帯工作物につ
いては別発注、木造建物と非木造建物については一発注として算定するものとす
る。
様式第1
附帯工作物調査表
様式第2
附帯工作物補償額算定書
石綿調査算定要領
(適用範囲)
第1条
この要領は、新潟県の公共事業の施行に伴う損失補償基準の運用方針(平成20
年3月25日付け用土第573号土木部長通知)第11の建物等の移転料の算定に係る取りこ
わし工事費、切取工事費、解体工事費及び曳家工事費のうち、石綿含有建材に係るもの
の調査積算に適用するものとする。
(用語の定義)
第2条
この要領において「対象石綿」とは、「建築物解体工事共通仕様書」
(国土交通
省大臣官房官庁営繕部)に定める「アスベスト含有吹付け材」、「アスベスト含有保温
材等」及び「アスベスト含有成形板」をいう。
2
この要領において「石綿調査」とは、石綿障害予防規則(平成17年2月24日厚生労働
省令第21号。以下「石綿則」という。)第3条に基づき建物等の対象石綿の使用状況を
調査し、使用の有無を判定することをいう。
3
この要領において「不可視部分」とは、石綿調査の対象となる建物等に対して剥離又
は破壊をしなければ調査ができない部分をいう。
4
この要領において「既存図」とは、石綿調査の対象となる建物等の建築確認申請書の
設計図、建築請負契約書の添付設計図、建物等完成時の竣工図、その他法令の定めによ
って作成された図面のほか、修繕等の建築記録をいう。
5
この要領において「分析調査」とは、対象石綿の有無を確認するため、石綿調査の対
象となる建物等から試料を採取し、採取した試料(以下「検体」という。)を分析し、
必要に応じた採取箇所の補修を行うまでの一連の作業をいう。
(調査の施行)
第3条
石綿調査に当たっては、この要領に定めるもののほか、廃棄物の処理及び清掃に
関する法律(昭和45年法律第137号)、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)、労働安
全衛生法施行令(昭和47年政令第318号)、労働安全衛生規則(昭和47年9月30日労働省
令第32号)、特定化学物質障害予防規則(昭和47年9月30日労働省令第39号)及び石綿則
等の規定に準拠するものとする。
(石綿調査)
第4条
石綿調査は、現地における調査を基本とし、次の各号に掲げる区分に応じ、当該
各号に定める方法により、調査を行うものとする。
一
石綿含有吹付材及び石綿含有保温材等
イ
建物等の調査により、建物等の建築等時期及び修繕の実施状況等を確認の上、目
視、既存図の確認、施工業者等への対象石綿の使用の有無の聞き取り等の調査を行
い、施工箇所及び使用されている材ごとに「石綿使用なし」又は「石綿使用の可能
性あり、または不明」の判定を行うものとする。
ロ
イによる調査の結果、
「石綿使用の可能性あり、または不明」と判定した場合は、
建物等の所有者の協力を得て分析調査を実施し、対象石綿の有無を特定するものと
する。
二
石綿含有成形板
イ
建物等の調査により、建物等の建築等時期及び修繕の実施状況等を確認の上、目
視、既存図の確認、施工業者等へ対象石綿の使用有無の聞き取り等の調査を行い、
施工箇所及び使用されている材ごとに「石綿使用なし」「石綿使用あり」「不明」の
判定を行うものとする。
ロ
イによる調査の結果、「不明」と判定した場合は、可能な限り分析調査を行うも
のとする。ただし、試料採取箇所の補修を行うことが通常妥当と認められないよう
な場合には、石綿則第3条第2項の規定に基づき対象石綿が使用されているとみな
すこと(以下「みなし含有」という。)ができるものとする。
ハ
分析調査を行う場合は、建物等の所有者の協力を得て実施し、対象石綿の有無を
特定するものとする。
二
みなし含有とする場合は、アスベスト診断士等の専門家の意見を参考とし、調査
可能な範囲をもって対象石綿の種類及び施工範囲を決定するものとする。
2
前項の調査の結果、対象石綿の使用が確認された場合(みなし含有とした場合を含む。)
には、対象石綿の施工状況が把握できる写真を撮影するものとする。
(調査表)
第5条
対象石綿の調査表は、前条の調査結果に基づき、様式第1号の石綿調査表より作
成し、次の各号に掲げる項目につき、それぞれ当該各号に定める事項を記載するものと
する。
一
所在地
調査した建物等の所在地
二
調査年月日
三
調査者
四
整理番号
五
所有者氏名
建物等の所有者の氏名又は名称
六
所有者住所
建物等の所有者の住所又は主たる事務所の所在地
七
建物等の仕上材等の調査結果
八
検体の分析結果
九
最終判定
十
備考
調査を実施した年月日
調査を実施した担当者の氏名
所有者ごとの番号
調査した仕上材等の名称、調査方法
検体の分析結果(専門機関の報告書を含む。)
対象石綿の使用の有無
判定根拠に関する事項及びその他参考事項
(図面)
第6条
2
作成する図面の種類は、次に掲げるとおりとする。
一
石綿施工状況図
二
写真撮影方向図
石綿施工状況図は、建物移転料算定要領別添一木造建物調査積算要領、別添二非木造
建物調査積算要領、機械設備調査算定要領及び附帯工作物調査算定要領に定める図面を
利用し、対象石綿の使用されている位置、範囲、厚さ等を明示するとともに、その確認
方法についても記載するものとする。
3
写真撮影方向図は、前項に定める図面のうち対象石綿の位置が確認できるものを基に、
撮影の位置、方向及び写真番号を記入するものとする。
(分析調査)
第7条
分析調査は、専門機関に依頼することを原則とし、分析調査費用については、専
門機関からの見積を徴収することとする。
2
試料の採取は、建物等の所有者に対し、調査の目的、試料の採取方法及び試料採取後
の補修の方法について必要となる事項を説明の上、当該調査の実施について建物等の所
有者の承諾を得て実施するものとする。承諾が得られたときは、承諾の条件を明示した
様式第2号の調査承諾確認書を作成し、所有者の署名押印を求めるものとする。
試料の採取及び検体分析の方法は、JIS A 1481(建材製品中のアスベスト含有率測定
3
方法)とする。
4
検体の分析は、定量分析までを行うことを原則とする。ただし、定性分析において含
有が確認されなかった場合は、定量分析を行わないものとする。
5
検体の分析結果は、石綿調査表に記載し、検体の分析を行った専門機関の報告書を添
付するものとする。
(補償額の算定)
第8条
対象石綿の除去処分費用は、大気汚染防止法、労働安全衛生法、廃棄物の処理及
び清掃に関する法律、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律その他関係法令等
に定める方法等に基づく除去処分に要する諸費用について適正に算定するものとする。
2
石綿含有吹付け材及び石綿含有保温材等の除去処分に要する費用は、第6条に定める
図面を提示し、第5項に定める記載事項及び記載方法を明確にした上で原則として2社
以上の専門業者から石綿則等の関係法令に準拠した除去処分に要する費用の見積を徴す
ることとし、見積価額等の妥当性を検証した上で最も低額な見積価額を採用することを
原則とする。
3
石綿含有吹付け材又は石綿含有保温材等を使用した建物等の撤去処分に要する補償額
の算定に当たっては、石綿含有吹付け材及び石綿含有保温材等が使用されていない場合
の撤去処分に要する費用に前項による除去処分に要する費用を加えた額を原則とする。
4
石綿含有成形板の除去に要する費用については、施工の箇所及び状況に応じた適切な
除去方法を選択し、除去に要する費用の必要性が認められるものについて、当該費用を
算定することとする。なお、当該費用を見積により徴する場合は第2項に準じるものと
する。
5
第2項による見積は、原則として次に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に掲げる額
について記載を得ることとし、建物等が複数ある場合は、各棟ごとに記載又は、各棟ご
とに分別が可能な記載とする。
一
石綿含有吹付け材又は石綿含有保温材等が使用されている場合
イ
作業場の隔離、養生等の費用
ロ
保護衣・呼吸用保護具等の費用
ハ
湿潤化の費用
二
石綿の除去費用
ホ
石綿廃材の運搬費用
へ
石綿廃材の処分費用
ト
諸経費等
二
石綿含有成形板が使用されている場合
イ
石綿の除去費用
ロ
石綿廃材の運搬費用
ハ
石綿廃材の処分費用
ニ
諸経費等
ホ
イからハのうち、記載が必要な項目
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