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全社協 アクションReport 第63号(平成27年12月
2015(平成 27)年 12 月 15 日 全 社 協 社会福祉法人 全国社会福祉協議会 日 Japan National Council of Social Welfare (全社協 ぜんしゃきょう) 政策企画部 広報室 [email protected] Action Report TEL03-3581-4657 FAX03-3580-5721 〒100-8980 東京都千代田区霞が関 3-3-2 新霞が関ビル 第 63 号 Topics 自民党「平成 28 年度税制改正大綱」了承へ、公益法人課税検討は平成 29 年度以降へ 児童福祉関係者は、「子どもの貧困」へどのような支援ができるのか~子ども・子育て全国フォー ラム 変化する人口構造と経済状況における総合的な福祉活動の展開に取り組む~社会福祉トップ セミナー 東日本大震災支援の現状と課題~東日本大震災被災地民児協支援会議 福祉医療施設の存在意義となすべき実践を考える~第 26 回全国福祉医療施設大会 施設全体の養育の質向上をめざす~第 4 回乳児院上級職員セミナー 地域の福祉力を高める方策と社協が果たすべき役割~地域の福祉力セミナー 社会福祉法人経営者研修会~経営管理コースを開催 いま改めて人権擁護を考える~救護施設福祉サービス研修会 インフォメーション 社会保障・福祉政策情報 1 ■ 自民党「平成 28 年度税制改正大綱」了承へ、公益法人課税 検討は平成 29 年度以降へ 自民党は、12月10日(木)、消費増税時に導入する軽減税率を除く平成28年度税 制改正大綱(案)を了承しました。 大綱(案)では、「企業が収益力を高め、前向きな国内投資や賃金引上げにより積 極的に取り組んでいくよう促していく必要がある」ことから、「成長志向の法人税改革を 更に大胆に推進し、制度改正を通じた課税ベースの拡大等により財源をしっかりと確 保しつつ、法人実効税率の『20%台』への引き下げを実現する」とされました。 法人税制をめぐる諸課題として、公益法人等課税については、「非収益事業につい て民間競合が生じているのではないかとの指摘がある一方で、関連制度の見直しの 動きも見られており、実効的な対応となるかどうか、動向をよく注視する。あわせて、収 益事業への課税において、軽減税率とみなし寄附金制度がともに適用されることが過 剰な支援となっていないかといった点について実態を丁寧に検証しつつ、課税のあり 方について引き続き検討を行う」とされました。 今後の社会福祉法改正や社会福祉法人改革において、社会福祉法人が主体性を 発揮し、より一層社会へ貢献していることを誰もが認める存在となりうるかどうか、今後 の取り組みが問われています。 ■ 児童福祉関係者は、「子どもの貧困」へどのような支援ができる のか~子ども・子育て全国フォーラム 全社協児童福祉部は「子ども・子育て全国 フォーラム~児童福祉関係者は、『子どもの 貧困』へどのような支援ができるのか~」を12 月2日(水)に開催しました。 近年、「子どもの貧困」が社会的に大きな問 会場の様子 2 題となっています。 貧困状態にある子どもとその家庭は、社会 的に孤立して必要な支援を受けることができ なくなる場合も多く、その結果虐待を生じさせ るなど、より深刻な状態に陥ってしまう状況も 少なくありません。 同フォーラムは、子ども・子育て環境の向上を目的に毎年開催しており、今年度は 課題を「子どもの貧困」に焦点化して、子ども・子育て支援関係者として理解を深めな がら、地域で活動する児童福祉関係者が近隣の支え合いを基本としたプラットフォー ムで協同することにより、「子どもの貧困」において起こる各種の課題に対してどのよう な支援を行うことができるのかについて考え合う機会としました。 フォーラム前半では、「『子どもの貧困』に対して子ども・子育て関係者は何ができる のか」と題して、首都大学東京教授の阿部彩氏より、統計に基づいて分析した「相対 的貧困」に関するご講演をいただきました。 後半ではコーディネーターに同志社大学大学院教授の上野谷加代子氏、シンポジ ストに新宿区立かしわヴィレッジ施設長の渋谷行成氏、社会福祉法人子供の家アフタ ーケア事業ゆずりは所長の高橋亜美氏、大津市社協の井ノ口浩士氏、国分寺市社協 の牛田純一氏の各氏をお迎えしたシンポジウム「社会的排除や孤立を防ぐために地 域でできること」を行い、それぞれの活動を通じて、貧困状態にある子どもとその家族 を「排除しない」、「孤立させない」ために、地域において何が必要なのかについて理 解を深める機会となりました。 ■ 変化する人口構造と経済状況における総合的な福祉活動の 展開に取り組む~社会福祉トップセミナー 全社協は、12月8日(火)~9日(水)に 全社協・灘尾ホールにて社会福祉トップ セミナーを開催しました。当日は、社会福 祉協議会や社会福祉法人・福祉施設の 役員・幹部職員等222名が参加しました。 全国社会福祉法人経営者協議会磯彰 格会長により、「社会福祉法改正への対 応と社会福祉法人のあるべき姿」をテー マに基調講演をいただき、“Speed”(=先 手をうって社会福祉法人の考えを示す)、 基調講演の様子 “Evidence”(=報酬改定への対応などに ついて信頼性のあるデータを示し、思いを「かたち」にする)、“Tactics”(=ネガティブ なイメージの払拭など戦略をもって人材の発掘と確保に取り組む)の3つがSET(=周 到な準備)されることが必要であり、社会福祉法人は組織と意識の改革をはかっていく ことが必要ではないかとの旨の課題を提起されました。 3 続く講演Ⅰでは、慶應義塾大学権丈善一教授より、「成熟 した経済が超少子高齢社会を迎えると社会保障改革はどうあ るべきか ピケティブームにわいた2015年を振り返りながら」を テーマにご講演いただきました。トマ・ピケティの主張と現在の 日本のおかれた状況を比較し、また、迷走する日本の経済政 策のからくりを説きながら、日本の社会保障が今後、どのよう 権丈教授による講演 な姿を目指していくべきなのか、参加者に投げかけました。 講演Ⅱでは、渡邊醫院副院長で元慶應義塾大学医学部 小児科専任講師の渡辺久子氏より、「今を生きるこどもたちの ために」というテーマでご講演いただきました。豊富な臨床経 験から、胎児が羊水に抱かれているように、子どもが心地よく いられることが成長・発達に非常に重要であること、子どもが 子どもらしくいるために大人が連携して守る必要があること等 について、桃太郎やかぐや姫の子育てを例に交えながら語ら 渡辺氏による講演 れました。 2日目は、「地域で援助・支援を必 要とする人々への総合的な福祉活 動の展開」をテーマに、社協、障害、 子ども、医療の各分野の現場実践を 担う方々にご登壇いただき、シンポジ ウムを行いました。従来の制度の「縦 割り」を打開し、地域コミュニティを基 盤として、子ども・子育て、障害、介 護などの福祉関係組織や、さらに医 シンポジウムの様子 療が連携・協働し、同じテーブルにつ いて取り組んでいくことが必要ではないかと提起されました。また、実践を担う人材の 確保、育成、定着や専門性の向上についても重要な課題とされました。 ■ 東日本大震災支援の現状と課題~東日本大震災被災地民 児協支援会議 全国民生委員児童委員連合会(堀江正俊会長/以下、「全民児連」)では、東日本 大震災の被災地における住民の生活状況やその相談支援にあたる民生委員・児童 4 委員の活動状況に関する情報交換、および その支援に向けた協議等を行うため、平成 24年度より毎年「被災地民児協支援会議」を 開催しています。 本年度は、12月4日(金)、宮城県仙台市 で岩手県、宮城県、福島県、仙台市の民児 協の関係者や厚生労働省社会・援護局地 域福祉課の関係者が集まり、協議を行いま した。また、前日には開催地となった宮城県 の名取市と仙台市の仮設住宅の訪問等も行 日和山からみた閖上地区(宮城県名取市)の様子。 海から1km 以内の木造建物はすべて喪失したという。 いました。 東日本大震災は発生から4年9か月が経過しましたが、復興状況は自治体によって かなりの相違が生じています。現在、復興住宅の建設が進んでいるところですが、完 成しても家賃等の自己負担が課題となって仮設住宅に住み続けざるを得ない人や、 復興住宅移転後の新たなコミュニティになじめずひきこもりがちになる人等がおり、引 き続ききめ細かい相談支援が必要となっています。自治体によっては、仮設住宅やみ なし仮設住宅への支援終了の時期を示しているところもあり、今後、復興住宅への移 転が難しい住民への支援が大きな課題となってくると見込まれます。 民生委員・児童委員の活動では、高齢者や支援ニーズの高い人が多くなり負担が 大きくなっていること、来年12月には民生委員・児童委員の一斉改選に伴いなり手確 保が困難になっている等の課題を確認し、全民児連としても、引き続き必要な支援を 継続していくことを確認しました。 ■ 福祉医療施設の存在意義となすべき実践を考える~第 26 回 全国福祉医療施設大会 全国福祉医療施設協議会(桑名斉会長)では、11月26日 (木)~27日(金)の2日間、神奈川県横浜市において「福祉 医療施設の存在意義となすべき実践を考える」をテーマとし た標記大会を開催しました。全国の無料低額診療事業を行う 病院・診療所から234名が参加し、福祉医療施設の今日的な 存在意義となすべき実践について研究・協議を行いました。 桑名斉会長による基調報告 桑名会長は基調報告の中で、昨今の福祉医療施設をとり まく状況に触れながら、「私たちは、厚生労働省と意見交換を 5 し、議論しながら本会活動の方向性を探り、実践をしていく必要がある」と述べました。 その後、厚生労働省社会・援護局総務課の田中健太郎課長補佐による行政説明 に続き「経営実践・看護・介護実践報告」、「MSW実践報告」の2つの分科会を行いまし た。「無料・低額診療事業の現状と課題」や「病院における看取りケア」、「経済的困窮 者の支援」、「総合相談としての無料低額診療事業のあり方について」などをテーマに、 各施設で働くMSW、看護師等から現場での取り組みや今後の展開についての発表が 行われました。 大会2日目は、国際医療福祉大学大学院教授の渡辺俊介氏から、「これからの社会 保障・社会福祉」をテーマにご講演をいただきました。渡辺氏は、「無料低額診療事業 には今日もなお存在意義がはっきりとある。もっと積極的に情報発信を進めていただき たい」と呼びかけました。 その後のシンポジウムでは、福祉医療施設の今日的な存在意義と実践をテーマとし て、渡辺氏に加え聖隷横浜病院長の林泰広氏、京都桂病院長の野口雅滋氏、全国 社会福祉協議会の寺尾徹常務理事を登壇者として、これからの福祉医療施設のあり 方や地域包括ケアシステムと無料低額診療事業の役割について活発な意見交換が 行われました。 福祉医療施設が展開していく事業の方向性について共有を図り、今後の実践に向 けての契機となったところで2日間の大会を終了しました。 ■ 施設全体の養育の質向上をめざす~第 4 回乳児院上級職員 セミナー 全国乳児福祉協議会(平田ルリ子会長/以下、「全乳協」)は、第4回乳児院上級職 員セミナー(以下、「上級職員セミナー」)を、全社協5階会議室(東京都千代田区)に て11月25日(水)~27日(金)の3日間で開催し、全国の乳児院から91名の参加があり ました。 上級職員セミナーは、日頃から乳児院でリーダー的役割を担っている職員を対象 に、自己の養育の質の向上だけでなく、施設全体の養育の質を高めるために必要な 知識や技術、情報共有することを目的に開催しています。 今回の上級職員セミナープログラムは、近年の動向、参加者の関心をふまえ、 ①乳児院の養育・支援に必要な理念や知識 (1日目:里親との関係性構築、医療的な対応、楽しい食事) ②チーム養育における重点 (2日目:効果的なカンファレンス、リラクゼーション法とメンタルヘルス) 6 ③乳児院における権利擁護(3日目) をそれぞれ取りあげました。 講義形式だけではなく、演習や実践、事前アンケートの内容を中心にした参加型プ ログラム等を盛りこんだ内容となりました。 ■ 地域の福祉力を高める方策と社協が果たすべき役割~地域の 福祉力セミナー 全社協・地域福祉推進委員会は、11月27日(金)、地域の福祉力セミナーを富山県 黒部市の黒部市国際会館セレネで約100名 の参加を得て開催しました。 冒頭、全社協・地域福祉部による基調報告 の後、ルーテル学院大学総合人間学部の和 田敏明教授による「これからの地域福祉と地 域福祉計画・地域福祉活動計画の意義」をテ ーマに、社会福祉法改正や生活困窮者自立 支援法施行などの動きの中で社協が地域と の協働をいかに進めるか、地域における計画 づくりの重要性等について基調講演をしてい 地域の福祉力セミナー「事例報告」の様子 ただきました。 基調講演を受けて「これからの協議体づくり・計画づくりと社会福祉協議会の役割~ 先駆的取組から見る地域福祉の可能性~」のテーマのもと事例報告を行いました。愛 知県・安城市社会福祉協議会の吉村了子地域福祉課長からは地域福祉計画策定に 係る経緯や町内福祉委員会の取り組みなどについて、また、島根県・安来市社会福 祉協議会の足立卓久地域包括支援センター長からは社会福祉施設との協働による地 域の公益的な活動を推進する視点から市の社会福祉法人連絡会の取り組みについ て、それぞれ報告いただきました。 本セミナーは、住民自らが地域の福祉力を育み、地域福祉課題の解決に取組むプ ロセスをいかに社協がサポートできるかを研究・協議するため、全国小地域・校区福祉 活動サミットの開催と合わせて平成19年から毎年開催しています。本年度は各社協の 取り組みを通し、社会福祉法の改正を視野に置きながら、これから社会福祉協議会が 地域で果たすべき役割や可能性を見つめつつ、地域の福祉力を高めていくための方 策を考える場となりました。 7 ■ 社会福祉法人経営者研修会~経営管理コースを開催 中央福祉学院は、11 月 17 日(火)~19 日(木)の 3 日間、「社会福祉法人経営者研 修会~経営管理コース~」を開催し、全国から社会福祉法人の役員および施設長等 管理職員が受講しました。同コースは、社会福祉法人のあり方が問われている中、現 在直面する状況を認識し、社会福祉法人の使命や存在意義について再確認を行うこ とを目的とし、熱気に満ちた講義・演習が行われました。 研修会は、「社会福祉法人をめぐる現状と課題」の講義に始まり、労務管理、財務 管理の講義により、実務にそった労働トラブルの現状と対策や、財務管理の基本から 経営者として備えるべき財務管理のポイントを学びました。 続いて経営戦略の講義では、社会福祉法人のこれまでの歴史を踏まえながら、社 会福祉法の改正により求められる地域公益活動の実践例などから、これからの社会福 祉法人としての経営戦略の立て方について学びました。さらに、社会福祉法人の内部 留保問題のほか、貸借対照表を利用した演習なども行い、経営管理を取り巻く重要な 課題を中心に理解を深めました。 特別講義では、ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテルの総支配人を迎え、 経営者としての人材育成のあり方やリーダーシップなどについてご講義いただき、異 業種でありながら、社会福祉法人にも活かせる組織経営などについて学びました。 なお、研修後のアンケートでは、「社会福祉法人改革という一貫したテーマで有意 義な研修だった」「最新の情報なども聞けてとても良かった」など、満足度の高いご意 見をいただきました。また、「全体的にどの講義も時間が足りず、もっと時間を取って欲 しい」というご意見を多数いただきましたので、来年度に向け改善してまいります。 ■ いま改めて人権擁護を考える~救護施設福祉サービス研修会 全国救護施設協議会(大西豊美会長/ 以下、「全救協」)では、12月7日(月)~8日 (火)の2日間、タイム24ビル(東京都江東区) において、救護施設に勤務する約110名の 職員の参加を得て、平成27年度救護施設 福祉サービス研修会を開催しました。 1日目は大西会長の開会挨拶の後、全 救協品川卓正副会長の基調報告や、明治 学院大学新保美香教授からの「昨今の貧 8 グループ討議の様子 困と生活困窮者支援に必要な視点」をテーマとした講義に加え、毎日新聞論説委員 の野澤和弘氏より「障害者差別解消法」をテーマとした講義があり、救護施設を取り巻 く昨今の状況について学ぶとともに、障害者差別解消法が平成28年度施行となるなか で、合理的配慮の考え方や具体的な事例、さらに合理的配慮の実践にあたっては 様々な角度から見た障害者ニーズの検証が必要であることを学びました。 2日目は厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課発達障害対策専門 官の日詰正文氏からの「発達障害者の理解と支援のポイント」をテーマとした講義に続 き、「障害者の虐待防止に向けた取り組みと障害者虐待防止の手引きチェックリストの 活用」をテーマに平田厚弁護士、社会福祉法人常盤会久木元司理事長、全救協調 査・研究・研修委員会守家敬子委員長による鼎談を行った後にグループ討議を行い、 障害者虐待防止に向け活発な討議や意見交換がすすめられました。グループ討議で は、障害者虐待防止に向けた職員のセルフチェックや施設の体制整備チェックを行い ながら、他施設の取り組み状況について共有しあい、今後取り組むべき課題や実践す べき事項が整理されたとの感想が聞かれました。 今年の研修テーマである「なぜ、いま人権擁護を考えるべきか」について、参加者そ れぞれが多くの学びを得て、2日間の研修が終了となりました。 9 インフォメーション 詳細につきましては、中央福祉学院ホームページ をご覧ください。 http://www.gakuin.gr.jp/ 平成 27 年度 スーパービジョン研修会 「組織としての対応力向上をめざすスーパービジョン」コースの募集について 中央福祉学院では、社会福祉施設等の管理職員、指導的職員を対象とした、標記 研修会の受講者を募集しております。 本研修会は福山和女氏(ルーテル学院大学教授)ほか数名の講師による演習中心 のプログラムによって、組織として取り組むスーパービジョンの意義や方法を学び、そ の習得をめざすものです。 講義形式でスーパービジョンの 概念、歴史、構造、内容等を学ぶ ほか、日常業務の中で行っている スーパービジョンを意識・理解する 演習、スーパービジョンの形態を理 解する演習、ユニットスーパービジ ョン及びフィードバックの体験を通 してその必要性と活用を考える演 習などを行います。 研修日程等は次のとおりです。 (→画像をクリックすると中央福祉学院ホームページにジャンプします) 10 日 程 受 講 料 申込期限 事前課題 : : : : 平成 28 年 1 月 19 日(火)~1 月 21 日(木) 30,900 円 12 月 25 日(金)〔12 月 11 日(金)の締切を延長いたしました。〕 受講にあたっては事前課題を提出していただきます(提出期限:1 月 6 日(水))←但し、申し込まれた時期により別途期限をご案内する場合が ございます。受講決定通知でご確認ください)。 受講案内・申込書は、中央福祉学院ホームページ(http://www.gakuin.gr.jp/) から取得可能です。多くの皆さまの受講をお待ちしております。 11 詳細につきましては、出版部ホームページをご覧く 図書・雑誌 ださい。 https://www.fukushinohon.gr.jp/ 全社協の新刊・月刊誌 出版部で発売した図書と月刊誌の特集をご案内いたします。いずれの書籍も読者 の関心が高いテーマや重要な課題をとりあげていますので、関係者への周知にご協 力くださるようお願いいたします。 <図書> ●『シリーズ 住民主体の生活支援サービスマニュアル 第 2 巻 「身近な地域での見守り支援活動」』 (全国社会福祉協議会地域福祉部編) 本シリーズ(全 7 巻)は、地域における助け合い や「お互いさま」の関係を基盤として、住民が主体と なって立ち上げ、運営する生活支援の取り組みを 地域に広げていくことを目的に、活動の考え方や 成り立ちの背景、活動を立ち上げる際のポイント等 をわかりやすくまとめたものです。 シリーズ第 2 巻である本書では、「見守り支援活 動」についてまとめています。近年、一人暮らし高 齢者の「孤立死」など「社会的な孤立」の問題がクロ ーズアップされています。そうしたなかで、住民同 士のつながりを取り戻し、安心・安全な地域を住民 自身の手で作り上げていく取り組みとして、今、見 守り支援活動に改めて注目が集まっています。本 書は、各地で取り組まれている活動の事例を紹介 し、さらに見守り支援活動のヒントや工夫、エッセン スをふんだんに盛り込んでいます。 (12 月 11 日発行、定価本体 1,200 円税別) 12 (↑画像をクリックすると図書購入ページにジャンプ します) <月刊誌> ●特集「地域力と福祉」 『月刊福祉』1 月号 平成 27 年には、子ども・子育て支援新制度がス タートし、生活困窮者自立支援法、改正介護保険 法が施行されました。これらの制度は、それぞれの 地域のもつ「地域力」による取り組みを重視してい ます。今号では、地域力を高めるための方策を考 えていきます。(12 月 7 日発売 定価本体 971 円税 別) (↑画像をクリックすると図書購入ページにジャンプ します) ●特集「子どもとあそび」 『保育の友』1 月号 子どもはさまざまなあそびから集団でのルールを 学んだり、集中力を高めたり、達成感を味わうなど多 くのことを学んでいます。しかし近年、テレビゲーム などのメディアによるあそびが広がっており、子ども の成長・発達に与える影響を心配する声も聞かれま す。そこで乳幼児期におけるあそびが、子どもの成 長・発達にどのような影響を与えるのか、また伝承あ そびの魅力や五感を通したあそびについて、専門 家からのアドバイスをいただき、あそびを通した保育 実践をより豊かなものとしていくために必要な視点 やかかわりについて考えます。 (12 月 8 日発売 定価本体 581 円税別) 【問合せ先:出版部 TEL 03-3581-9511】 (↑画像をクリックすると図書購入ページにジャンプ します) 13 詳細につきましては、全社協・政策委員 会サイト内「社会保障・福祉政策の動向 社会保障・福祉政策情報 と対応」をご覧ください。 http://zseisaku.net/trend/ ※ 政策の動きや審議会等の会議情報、厚生労働省新着情報等をお知らせします。 政策動向 ■ 保育の担い手確保に向けた緊急的な取りまとめ【12 月 4 日】 平成 27 年 11 月より開催の「保育士等確保対策検討会」報告書。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000106584.html ■ 平成 27 年第 21 回経済財政諮問会議【12 月 7 日】 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2015/1207/agend a.html ■ 社会保障審議会(新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会〈第 4 回〉) 【12 月 10 日】 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000106652.html ■ 「医療等分野における番号制度の活用等に関する研究会」報告書とりまとめ【12 月 10 日】 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000106604.html ■ 第 3 回介護プロフェッショナルキャリア段位制度の在り方に関する検討会【12 月 10 日】 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000106772.html 14 厚生労働省新着情報より ■ 平成 26 年「国民健康・栄養調査」結果 所得により生活習慣の状況に差、健診の未受診者で健康状態に課題。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000106405.html ■ 第 3 回 21 世紀成年者縦断調査(平成 24 年成年者)及び第 13 回 21 世紀成 年者縦断調査(平成 14 年成年者)の概況 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen16/index.html ■ 平成 27 年度雇用政策研究会報告書を公表 「人口減少下での安定成長を目指して」をテーマにとりまとめ http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000105744.html 15 全社協 Action Report の配信方法が変わります(平成 28 年 1 月~) 本レポートは、これまで配信メールへの「添付ファイル」として配信していましたが、今後、メール 本文に各号専用の URL を記載し、その URL をクリックしていただくことで、本レポートをお読みいた だけるよう、配信方法を変更いたします。 〔配信メールのイメージ〕 以下のようなメールを配信します。 ■□■□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 全社協 Action Report 第 64 号 2016(平成 28)年 1 月 4 日 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□■□■ このレポートは、報道関係者、都道府県・指定都市社協、種別協議会等正副 会長、政策委員会委員、本会理事・評議員の方々にお送りしています。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ★全社協 Action Report 第 64 号は以下の URL をクリックしてご覧ください。 ≪専用のURL http://www.………≫ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ______________________________________ 《トピックス》 ▼○○報告をとりまとめ ▼××研修会を開催 ▼ …… ここに記載されている URL をクリックしてく ださい。 クリックすると、全社協 Action Report の PDF が開きます。 《インフォメーション》 《社会保障・福祉政策情報》  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ <レポート送付先> 本レポートは、報道関係者、都道府県・指定都市社協、種別協議会等正副会 長、政策委員会委員、本会理事・評議員の方々にお送りしています。 16