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啓 北 - 苫小牧市

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啓 北 - 苫小牧市
《学校教育目標》
○やり通す
○協力する
○前進する
啓
啓北
北
苫小牧市立啓北中学校 学校通信
平成27年 7月24日(金)発行
校長
村
上
廣
啓北中四本柱
・挨拶励行 ・環境美化
・私語撲滅
行
4月の入学式から392名がともに過ごした70日の1学期
を終えます。1年間の授業日数が210日程ですから、学校
生活の3分の1を過ごしたことになります。体育大会や中体
連大会は啓中生徒の活躍が際立ち、良き伝統を継承させて
くれています。卓球・テニス・柔道等全道大会にコマを進め
た部活動には、大きな活躍を期待しています。
1学期は体育大会や宿泊研修・修学旅行など学校行事
が多く、仲間とのかかわりや集団行動、自主性、協調性など
「生きていく上でとても大切なこと」を学ぶことができました。多
くの友達と関わる中で「協力すること」「ルールを守ること」「我
慢すること」「全力を尽くすこと」を一つひとつ学び直した1学
期だったようです。
生徒全員に配布され夏休みに家庭に持ち帰る「私たちの
道徳」に、「励まし合い高め合う生涯の友を」と題して友情に
関わる逸話がありました。自動車メーカの創業者本田宗一
郎さんが親友の藤沢武夫さんとの友情について次のように
語っています。「男同士の友情なんて派手な言葉は好きじゃ
ないが、他人に友情を求めるなら相手の秘密を絶対に守る
こと。人間親しくなれば当然相手の不可侵領域まで立ち入
るようになる。それを軽々しく他人に喋るようじゃ、友情だの
信頼だのが成り立つわけがない。」友達から聞いた秘密を
軽々しく口にして、大切な友情を壊してしまった人も多かっ
た1学期でした。「友情は、人間感情の中で最も洗練され
た、そして純粋な美しいものの一つだと思う」という本田さん
の言葉を、口が軽くなってしまった現代社会に生きる自らの
戒めにしたいと思います。江戸時代の会津藩士の心構え
「什の掟」に『虚言をいう事はなりませぬ 卑怯な振舞をし
てはなりませぬ 弱い者をいじめてはなりませぬ』とありま
す。親友を得るということは、互いに高め会える友達になれ
るよう、自らを鍛え上げることでもあります。
今日手渡された通知表には、1学期の授業や生活の様
子が評定や所見として記入されています。学力を向上させ
るには、当たり前の落着いた生活ができていることが条件
になります。「人の話を聞く」「場に応じた行動をする」「挨拶を
する」「人に迷惑をかけない」「自分のことは自分でする」など
人間としての基本が身に付いている生徒は、学力・体力共
に向上します。生徒にとって、通知表が2学期の生活改善
の一助になることを願っています。
明日から夏休みに入ります。数年前には市内の中学生
が海岸で亡くなるという痛ましい事故がありました。苫小牧
海岸は遊泳に適さず、とても危険です。絶対に泳がないで
下さい。交通事故、不審者被害、夜遊び、万引き、喫煙・飲
酒など、生徒の規範意識と安全意識が試されています。夏
休みの過ごし方については、学校としても事前指導を行い
ますが、保護者の皆様には十分な保護監督をお願します。
・時間厳守
~むごく育てていませんか?~
戦国大名今川義元が、隣国三河の徳川家から幼い家
康を人質に取り、家康が将来、今川家に災いを及ばさぬ
ようにするため、家臣にこう命じたといいます。
「むごく育てよ!」
義元が命じた「むごく」とは、常に辛く苦しい試練を与
え、何事にも厳しく当たり、スパルタ教育で締め上げよと
いうことだったのでしょうか?実はその正反対で、義元が
命じた「むごく」とは、子供の欲しがるものは何でも与え
て、厳しいことや辛いことはさせずに甘やかし放題に育て
て、武士として役に立たない「ふぬけ」にしてしまえ!とい
う意味だったのです。つまり、決して今川家に弓を引くこ
とのないような意気地のない「だめ人間」にせよと命じた
のでした。義元は桶狭間で織田信長に敗れたため、家康
はむごく育てられることなく、その後信長・秀吉の元で武
将として厳しく鍛えられ、やがて時を経て、江戸に幕府を
開き以後260年間に及ぶ武家社会の土台を築いた人物
へと成長しました。
便利で豊かで快適になった現代社会は、「普通」の生
活が子供にとって「むごい」環境にあると言えます。テレ
ビ、ゲーム、パソコンにケータイ。個室、エアコン、ジュー
スにスナック・カップ麺。車、厚着、運動不足に過保護・過
干渉と。実に「むごい」環境の中に現代の子供たちは置
かれていると言えます。時には冷水と寒風の中で地肌を
鍛えてやることが、子供の将来の自立に向けて必要で
す。
「かわいい子には、旅をさせよ!」と言います。一人で
生き抜く知恵と力を身につけさせるべく、我が子を千尋の
谷へと突き落とす母ライオンのように、私達人間も我が
7月18日(土)、19日(日)に開催されたライオンズ
杯、3年生中心のメンバーで戦い、最後まであきらめ
ることなく接戦を勝ち抜き、見事優勝しました。これ
まで練習してきた成果を思う存分発揮しての勝利!
平成4年に優勝して以来の2度目の栄冠でした。
1㈯ 中体連全道大会ソフトテニス(苫小牧~2日)
中体連全道大会卓球(中標津~2日)
2㈰ 日胆地区吹奏楽コンクール(市民会館)
3㈪ 合唱指揮者講習会(13:30~)
4㈫ 合唱伴奏者講習会(9:00~)
近畿日本ツーリスト杯野球大会(~6日)
女子バレー部ジュニアキャンプ(総体~6日)
中体連全道大会柔道(函館市~6日)
5㈬ 合唱伴奏者講習会(9:00~)
7㈮ 苫小牧港祭り~9日
8㈯ サッカー部地区カブスリーグ(浦河)
9㈰ サッカー部地区カブスリーグ(静内三中)
12㈬ 部活動休止期間(~14日)
19㈬ 2学期始業式 職員会議
21㈮ 部活動集会 PTA札幌大会
22㈯ サッカー部地区カブスリーグ(柏原)
バスケットボール部静内ライオンズ杯
23㈰ サッカー部地区カブスリーグ(柏原)
バスケットボール部静内ライオンズ杯
24㈪ 校内研究会
25㈫ 学校祭準備開始 苫小牧市母親委員会
26㈬ 全校制作
27㈭ 全学年学力テスト
29㈯ 中央高校体験入学 厚沢部バレーボールフェスティバル
サッカー部地区カブスリーグ(柏原)
30㈰ サッカー部地区カブスリーグ(静内)
厚沢部バレーボールフェスティバル
31㈪ 中央委員会・常任委員会・局会・協議会
PTA厚生委員会(19:00~美術室)
今年度は下記の4つの部活動、7名が中体連全道
大会に出場します。胆振地区、そして本校の代表と
して全力を尽くし、先につながる戦績を期待してい
ます。
【体操部】7/24~26(北見)
個人 ・青木竜也君1年、岩森千夏さん1年
【卓球部】7/31~8/2(中標津)
男子個人戦 ・宇出津亜玖瑠君2年・田村敬汰君3年
【ソフトテニス部】7/31~8/2(苫小牧)
男子個人戦 ・浅田浩太君3年、久保誠貴君3年
【柔道部】8/4~6(函館)
女子個人戦 ・川多由記さん3年
1 規律正しい生活【自由と責任】
この時こそ自分を自分で鍛え、自分を見つめる夏
休みとして、誘惑や自分の内側から出る欲求に流さ
れることなく、善と悪、正と不正の判断のきちんと
した生活をしましょう。特に「水の事故防止」
「交通
事故の防止」
「非行事故の防止」について、自分の行
動は自分が一番知っているはずです。自分が自分に
責任をもって生活しましょう。
2 継続は力なり【忍耐】
何かこのことだけはというものをじっくり取り組
んでみるのが夏休みです。
学習はもちろん、読書、創作活動、描画、体力づ
くり等など。結果にとらわれずに、続けてやったと
いう忍耐・努力することに挑戦してみましょう。
3 家族の一員としての心がけを【協力・感謝】
7月15日に1年
生がアルテンで炊
事遠足を行いまし
た。グループ毎に
火を熾し、それぞ
れ味や具材に工夫
を凝らしたカレー
を作りました。
2年生は同日15
日出発で札幌への施設見学、16日は小樽の自主研修の
宿泊研修に行ってきました。生徒たちは各施設の見学
や集合場所へ時間厳守で行動し、来年の修学旅行につ
ながる良い経験をしてきました。
学んだことを今後の学校生活に生かしてほしいものです。
家族という集団のはたらきの中で、中学生らしい
生き方をし続ける夏休みにしましょう。
身の周りの整とん、家事の分担、父母への協力な
ど家族の一員として目あてをもって、やり抜く夏休
みにしましょう。また、家庭でのルールを守ること
も重要です。特に勉強時間、運動時間、読書の時間、
テレビやゲームの時間、携帯電話やスマートフォン
の使い方などを決め、しっかりと守る強い気持ちを
持ちましょう。
12日 オヤジの会主催“ソフトボールレク”
オ
ヤジの会の事業で
あるスポーツ交流
会が啓北中野球グ
ランドで行われま
した。オヤジの会
OBも含め、20
名余名が参加し、
野球部生徒と他参
加生徒と合わせて40余名の参加者で楽しい3時間近
くを過ごしました。試合は好プレーと白熱した1点
差ゲームも展開され、大変盛り上がりました。
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