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2015 協同のあゆみ

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2015 協同のあゆみ
2015
協同のあゆみ
[ミニディスクロージャー誌]
ホームページを
リニューアルしました。
ぜひ、ご覧ください。
http : //home.ja-ashin.or.jp
阿新農業協同組合
概要(平成27年3月末)
は じ め に
設立 昭和47年10月
JA阿新は農業振興をはじめ豊かな暮らしの実現
に向け、組合員の皆様の負託とニーズに応えられる
幅広い事業を展開しています。特に平成 25 年度か
らは新たな3か年計画「JA阿新経営基盤強化実践
計画」に基づき、組合員加入、JA運営や事業への
参画・参加の促進による組合員組織の活性化、組織
基盤の拡充に力を入れています。併せて機構改革や
所在地 岡山県新見市高尾2423
総資産 720億円
貯金 647億円 貸出金 101億円
長期共済保有高 2,777億円
自己資本額 51億円
自己資本比率 18.35%
役員数 22名 職員数 215名(臨時除く)
※記載の計数は、単位未満を切り捨て表示しています。
不祥事の未然防止、資産査定、職員教育など経営管
理の強化にも取り組み、信頼性と健全性の向上にも
努めています。
3か年計画では、次代へつなぐ協同をテーマに
「持続可能な地域農業の実現」「豊かで暮らしやすい
地域社会の実現」
「協同組合としての経営基盤強化
の実現」の3つを基本方針に掲げています。
基本方針実現のため組合員の皆様へ積極的に情報
を伝え、意見を反映したいと考えております。本誌
では当JAの経営や事業の状況のほか、業務内容な
ども紹介しています。ぜひともご一読いただき、J
A運営や事業に対するご理解を一層深めていただけ
れば幸いに存じます。今後も組合員の皆さまの期待
と信頼に応えるとともに、地域社会に貢献できる事
業運営に万全を期して取り組みますので、一層のご
理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
もくじ
経営理念…………………………………3
⃝平成26年度事業報告
活動内容と成果………………………4
貸借対照表……………………………7
損益計算書……………………………8
剰余金処分……………………………9
損益計算書の概要……………………10
組合員一人当たりの利用状況………13
⃝3か年計画および平成27年度事業計画
3か年計画重点実施事項……………14
平成27年度事業方針…………………14
平成27年度各事業取り扱い計画……16
総合損益計画…………………………18
⃝組織のすがた…………………………20
⃝主な事業のご案内……………………22
⃝事業所のご案内………………………24
JA阿新公式キャラクター
Ⓒ
㆓
千屋牛をはじめ地元農畜産物の広告塔として
市内外でPR活動を展開しています。
【経営理念】
地域とともに
生きる・ふれあう・感動する
1. 私たちは農業振興を通じて、「食」と「農」と「緑」を守り、
次世代に引き継ぎます。
2. 私たちは地域とともに生き、地域との共感の中で、心ふれ
あう地域づくりを進めます。
3. 私たちは高い倫理観と責任感を持ち、地域社会に貢献でき
る事業と組織づくりに取り組みます。
【基本方針】〜 次代へつなぐ協同 〜
1. 持続可能な地域農業の実現
2. 豊かで暮らしやすい地域社会の実現
3. 協同組合としての経営基盤強化の実現
信頼されるJA阿新へ 新体制でスタート
JA阿新は、6月 27 日より新たな役員体制でスタートしました。任期満了に伴う役員選任を
受け、同日に開いた第 44 回通常総代会ならびに理事会・監事会を経て新しい理事 17 人、監事
5人による新執行体制を決めました。
代表理事組合長
山本日吉司
代表理事専務
二摩 一正
常務理事
武田 彰夫
代表監事
林 信行
常勤監事
小林 祥一
理事 藤澤 清、上原正博、橋本澄男、大原亀義、佐倉節雄、山﨑 護、峠田一也
棟森寿男、大月礼子、川瀬康昭、中上市男、奥津賢司、大隅康正、溝尾美惠子
監事 後藤保夫、宮本方美、新持 正
3
平成㆓⓺年度の事業報告
⑴ 活動内容と成果
(生活)
・JA厚生連と連携した組合員健診や健康教室など
全般的な概況
を実施し、生活習慣病の予防に努めました。
新たな米政策やJA改革、TPP交渉など農業が
刑部、野馳)で野菜づくりやフラワーアレンジメン
大きな変革を求められている中、JAグループは、
トの体験学習をしました。
組合員の意思に基づく自己改革に全力を挙げて取り
・文化、教養活動では、女性大学を開校し、概ね
組むことを決めました。持続可能な農業と豊かで暮
50 歳までの女性 30 人が年間7回の講座で学びまし
らしやすい地域社会の実現に向け、「JA阿新経営
た。また、
「家の光」の購読普及を進めました。
・食農教育活動は、市内小学校4校(塩城、新見南、
基盤強化実践計画(次代へつなぐ協同)」の2年次
に沿って総合事業を展開し、「食と農を基軸として
地域に根ざした協同組合」としての役割を発揮しま
した。
全般的な事業実績は、消費税増税や農畜産物の価
販売事業
「あしん源流米」に新パッケージ
格低迷、異常気象による減収などの影響を受け、経
・26 年産の管内の農産物は全般的に夏の記録的な
常利益が前年度を 7,000 万円ほど下回る1億 5,095 万
日照不足により、品質低下や収量減などの影響を受
円余りにとどまりました。経営の健全性を示す自己
けました。
資本比率は 18.35%で、高い水準を維持しました。
・米は作況指数が 92 の不良となり、集荷量は約
5万 4,500 俵(内 3,100 俵は備蓄米・加工米・飼料米等)
指導事業
農業生産の拡大を進める
(営農)
にとどまりました。全国的に在庫量が多く、60 ㎏
当たりの概算金1万円割れが予想される中、当JA
は中国四国地区では最高となるコシヒカリ1等1万
200 円の概算金を設定。イメージキャラクター「千
屋牛娘」をデザインした新パッケージや手軽な2㎏
・新たな米政策に対応し、水田のフル活用による所
袋入り製品を発売するなど新たな戦略で「あしん源
得の増大を支援しました。備蓄米や加工米の作付け、
流米」の販売拡大に取り組みました。
主力園芸品目やふれあい市場での直売を視野に入れ
・子牛せり市の相場は平均価格が 60 万円に迫るな
た地域振興作物の生産拡大などを進めました。
ど好調を維持し、計 565 頭を出荷しました。
・農産物の安全安心な生産のため、農業生産工程管
理(GAP)による作業確認、農薬・農機具の安全
啓発、毒劇物の取扱いを減らすなどの指導をしまし
販売事業の主な実績
販売品販売高 30億8,965万円
た。
花卉 4,263万円(100万7,000本)
・就農準備講座や園芸品目新規栽培説明会の開催、
農地中間管理機構を通じた農地集積などによる担い
手の育成支援、農作業受委託による作業支援に取り
組みました。
・和牛生産では耕畜連携による飼料自給率の向上と
コスト削減を進めながら、優良和牛の安定生産に取
り組みました。
・農業収支の記帳と帳簿等の保存義務に対応し、独
自ソフトや農業簿記システムの普及活用を通じて税
務申告をサポートしました。
2,286万円
(338ⓣ)
トマト
1億5,317万円
(502ⓣ)
米
6億9,957万円
(56,577.5俵)
1等83%
ブドウ
7億6,217万円
(1,076ⓣ)
畜産
10億4,035万円
(子牛565頭、肉牛786頭)
広げました。
・日本農業新聞を活用し、営農技術や農政改革など
㆕
その他 3,645万円
(麦・雑穀・その他果樹野菜)
大根
・青壮年部は交流活動に力を入れ、農業への理解を
の情報提供に努めました。
ふれあい市場 2億6,076万円
菌茸類 1,082万円
桃 6,084万円(118ⓣ)
購買事業
共済事業
予約購入でコスト減に努める
医療介護ニーズに応える
・環境保全型農業の取り組みとして、農業用廃プラ・
これまでJA共済と付き合いのなかった世代や家族
廃農薬を計 26 t回収しました。また、「すずらん堆
の新規契約の獲得を強化する一方、既契約者への情
肥」の普及活用を進めました。
報提供や保障点検を実施し、一人ひとりのニーズに
・肥料・農薬の予約購入の拡大に取り組み、仕入れ
応じた「ひと・いえ・くるま」の総合保障を通じて
コストの低減に努めました。
安心と満足を提供しました。異常気象による自然災
・自動車整備工場は、前年度を大幅に上回る 1,472
害の備えとして「建物更生共済」の点検を実施した
台の車検を引き受けました。
他、ニーズが高まっている「医療共済」
「介護共済」
・農機では安全使用の観点から点検・整備に力を入
で新契約を伸ばしました。コンプライアンスに基づ
れました。
く提案活動を行いました。
・生活事業では、計 28 回の展示会を開きました。
・Aコープやあしん広場、アンテナ店では、地産地
消や都市部での産直販売を基本に、千屋牛、あしん
共済金支払実績
合計 28億7,170万円 源流米、青果物などの消費宣伝に努めました。
くるまの保障
お支払い2億2,124万円
購買事業の実績
購買品供給高 合計44億2,455万円
疾病
7億3,556万円
満期
7億3,680万円
いえの
保障
生産資材
(肥料・農薬・飼料・
農業機械・農産資材)
生活物資
12億3,061万円
(食品・耐久消費財・衣料品・
自動車・燃料など)
31億9,394万円
信用事業
笑顔・親切の窓口つくる
火災等
1億2,079万円
ひとの
保障
満期
10億5,716万円
年金共済の共済金のお支払いは
「ひとの保障」
の満期に含む。
他に賠償責任共済の支払いが㆒3万円あります。
農政広報活動
JA改革や米価下落などに対応
JAグループ全国機関や関係団体などと連携し、
地域に密着したメインバンクとして、組合員・利用
環太平洋連携協定(TPP)交渉やJA改革への対
者に選ばれる金融サービスを提供するため、「笑顔・
応、米価下落に対する農業施策充実に向けた農政運
親切」をモットーにした窓口づくりに取り組みまし
動を展開しました。
TPP交渉が大詰めを迎える中、
た。貯金の満期管理を徹底するとともに、各種キャ
米や牛肉など重要品目を関税撤廃の除外または再協
ンペーン(春、夏、冬)を展開し、貯金残高の積み
議の対象とすること」などを求めた国会決議の遵守
上げに努めました。また、厳格な貸出審査、ALM
を政府・与党に対して強く求めました。
委員会による健全運用、不祥事防止のため職員研修
会や連続職場離脱などを実施しました。
⓹
総務・経営管理
「千屋牛娘」をイメージキャラ認定
規範の意味を含んでいます。JA阿新はコンプライ
アンスの実践を事業活動や組合運営の最重要課題の
一つと位置づけ、法令遵守はもちろん、社会規範に
則した誠実かつ公正で透明性の高い協同組合活動に
・より身近で親しみのあるJAを目指し、公式イメ
取り組んでいます。常勤監事および員外監事の設置
ージキャラクターに「千屋牛娘」を認定してイベン
のほか、監査室やコンプライアンス対策室も設け、
トやリーフレットなどで活用を始めました。
監査機能の強化、コンプライアンス態勢の確立、不
・JAや農業のファン拡大を目指し、JAグループ
祥事の未然防止に努めています。
岡山の統一広報活動としてテレビ番組「笑味ちゃん
コンプライアンス対策室 電話72−3131
天気予報」の企画放映を始めました。RSK山陽放
送・月曜日~金曜日の午後6時 50 分から放送。
・臨時職員の嘱託職員への登用、嘱託職員の正職員
への登用を進めました。
万全の体制で安全安心を確立
JAバンクセーフティーネット
JAバンク
(全国JAグループ金融サービス総称)
は、利用者に一層の安心を届けるため、独自の安全
網「JAバンクセーフティーネット」を構築してい
ます。金融機関が万一、破綻した時に貯金者を保護
する公的制度「貯金保険制度」に加え、JAバンク
全体で健全性を確保し、破綻を防ぐ「破綻未然防止
システム」を整えています。この2重の安全網によ
RSKで好評放送中 月∼金 午後 6:50
りゆるぎない安心を届けます。
JAバンク・セーフティーネット
⑵ 健全性とリスク管理
自己資本比率 18.35%
破綻未然
防止システム
破綻未然防止のための
JAバンク独自の制度
+
貯金保険制度
貯金者等保護のための
公的な制度
自己資本額は 51 億円で、金融機関の健全性をし
めす自己資本比率は 18.35%となっています。国際
基準の8%を大きく上回り、JA阿新の健全性は高
い状況です。
震災後もゆるぎない安心
JA共済
信用リスク管理
JA共済では巨大地震や風水害等の大災害に備え、
貸出取引、有価証券運用など信用部門のリスク管
備金等の計画的な造成に取り組んできました。今後、
理は、理事会での方針を踏まえ、定期的にALM委
東日本大震災に匹敵する大災害が発生した場合でも、
員会や資産の自己査定を行うなど、資産・財務の健
自己資本の充実により基礎基盤の強化が図れている
全化に努めています。
ので、共済金の支払いができる十分な備えを確保し
海外再保険等によるリスク移転に加え、異常危険準
ています。
コンプライアンス態勢
コンプライアンスとは「法令遵守」にとどまらず、
健全な組織として「してはならないこと」は行わず
「した方が良いこと」を行うという企業倫理や社会
⓺
平成㆓⓺年度の事業報告
⑶ 貸借対照表(平成27年3月31日現在)
(単位:千円)
資 産
科 目
1. 信用事業資産
負債及び純資産
金 額
科 目
63,623,649
1. 信用事業負債
65,124,289
(1)現金
354,185
(2)預金
42,444,583
(2)借入金
174,783
(3)有価証券
10,697,076
(3)その他の信用事業負債
210,606
(4)貸出金 10,168,728
(5)その他の信用事業資産
48,866
(1)貯金
金 額
2. 共済事業負債
(1)共済借入金
(6)貸倒引当金
△ 89,791
2. 共済事業資産
28,590
(3)共済未払利息
(1)共済貸付金
25,245
(4)未経過共済付加収入
(2)共済未収利息
319
(3)その他の共済事業資産
3,111
(4)貸倒引当金
△ 86
3. 経済事業資産 1,799,462
(2)共済資金
(5)その他の共済事業負債
3. 経済事業負債
64,738,899
328,949
25,245
149,517
319
152,448
1,418
767,217
(1)経済事業未払金
425,119
(2)経済受託債務
298,819
(1)経済事業未収金
467,098
(2)経済受託債権
476,108
(3)棚卸資産
752,225
(1)未払法人税等
3,403
(4)その他の経済事業資産
135,910
(2)リース債務
2,602
(5)貸倒引当金
4. 雑資産
△ 31,880
88,516
(3)その他の経済事業負債
4. 雑負債
(3)その他の負債
5. 諸引当金
5. 固定資産
1,678,593
(1)賞与引当金
(1)有形固定資産
1,672,125
(2)役員退職慰労引当金
(2)無形固定資産
6,468
6. 外部出資
7. 前払年金費用
4,628,659
223,612
6. リース資産減損勘定
7. 繰延税金負債
負債の部合計
72,071,084
151,553
145,548
146,691
121,026
25,665
67
121,157
66,639,927
1. 組合員資本
5,136,387
(1)出資金
1,518,130
(2)利益剰余金
3,623,045
(3)処分未済持分
△ 4,788
2. 評価・換算差額等
294,769
純資産の部合計
資産の部合計
43,278
負債及び純資産の部合計
5,431,156
72,071,084
柒
⑷ 損益計算書(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
科 目
1. 事業総利益
(1)信用事業収益
資金運用収益
役務取引等収益
その他経常収益
(2)信用事業費用
資金調達費用
役務取引等費用
その他経常費用
信用事業総利益
(3)共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
(4)共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
共済事業総利益
(5)購買事業収益
購買品供給高
修理サービス料
その他の収益
(6)購買事業費用
購買品供給原価
購買供給費
修理サービス費
その他の費用
購買事業総利益
(7)販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
その他の収益
(8)販売事業費用
販売品販売原価
販売費
その他の費用
販売事業総利益
(9)農業倉庫事業収益
(10)農業倉庫事業費用
農業倉庫事業総利益
(11)加工事業収益
(12)加工事業費用
加工事業総利益
(13)利用事業収益
(14)利用事業費用
利用事業総利益
(15)旅行事業収益
(16)旅行事業費用
旅行事業総利益
⓼
(単位:千円)
金 額
2,313,003
702,935
669,648
22,780
10,507
139,350
77,602
8,749
52,998
563,584
557,751
538,490
737
18,522
40,707
674
19,892
1,821
18,318
517,043
4,735,759
4,424,555
247,059
64,144
4,031,898
3,749,010
9,257
98,867
174,763
703,860
179,843
53,767
99,637
26,438
75,240
50,443
1,280
23,516
104,603
16,298
3,535
12,763
694,695
479,913
214,781
478,197
278,084
200,113
5,914
595
5,319
平成㆓⓺年度の事業報告
(単位:千円)
科 目
金 額
(17)その他事業収益
肥育事業収益
繁殖事業収益
その他の収益
(18)その他事業費用
肥育事業費用
繁殖事業費用
その他事業総利益
(19)指導事業収入
(20)指導事業支出
指導事業収支差額
2. 事業管理費
(1)人件費
(2)業務費
(3)諸税負担金
(4)施設費
(5)その他事業管理費
事 業 利 益
3. 事業外収益
4. 事業外費用
経 常 利 益
5. 特別利益
6. 特別損失
税引前当期利益
法人税・住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期剰余金
当期首繰越剰余金
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首繰越剰余金
減損対応積立金取崩額
当期未処分剰余金
305,938
289,179
14,732
2,026
282,137
267,095
15,042
23,801
22,837
55,704
△ 32,866
2,236,543
1,721,907
146,234
76,644
284,347
7,408
76,460
85,624
11,128
150,956
3,469
18,416
136,009
2,938
38,034
40,973
95,036
98,547
2,711
101,259
16,412
212,708
⑸ 剰余金処分(平成26年度)
科 目
1.当期未処分剰余金
2.剰余金処分額
⑴ 利益準備金
⑵ 任意積立金
減損損失対応積立金
税効果積立金
システム対応積立金
⑶ 出資配当金
3.
次期繰越剰余金
(単位:円)
金 額
212,708,160
119,298,779
20,000,000
61,798,779
50,000,000
1,798,779
10,000,000
37,500,000
93,409,381
(注)1.出資配当金は、年2.5%の割合です。
2.次期繰越剰余金には、営農指導、生
活・文化改善事業の費用(いわゆる教
育情報繰越金)に充てるための繰越額
500万円が含まれています。
⓽
⑹ 損益計算書の概要
㆒.信用事業
3.購買事業
資金運用収益
購買品供給高
預金利息 285,597千円
4,424,555 千円は、一般購買(店舗事業部以外)
・
系統預金利息 285,583 千円、系統外預金利息 14
千円の合計です。
有価証券利息 141,679千円
額面に対するクーポン(利息)収入の額です。
なお、27 年 3 月末の簿価は時価表示とし、含み
益から繰延税金負債 114,240 千円(含み益 413,017
千円 × 法定実行税率 27.66%)を控除したものを
純資産の部の評価差額金に計上しています。
A コープ・あしん広場特産館・グリーンセンター・
宝 塚 購 買 の 合 計 で、 内 訳 と し て 一 般 購 買:
2,980,108 千円、A コープ:1,174,487 千円、あしん
広場:171,720 千円、宝塚:98,239 千円となってい
ます。
その他の費用
174,763 千 円 は、 購 買 雑 費( 一 般、A コ ー プ、
あしん広場、宝塚)173,458 千円と購買貸倒引当
貸出金利息 210,527千円
金 1,291 千円と購買貸倒損失 12 千円です。
貸出残高の減少により貸出利息も前年比 10,141
購買貸倒引当金は購買未収金に対するものです。
千円減少しています。
また、資産査定により債務者区分破綻懸念先・
実質破綻先・破綻先の未収利息 6,289 千円を貸出
利息から控除しています。
その他受入利息:31,844千円
農林中央金庫奨励金 31,834 千円、信用受入雑利
㆕.販売事業
販売品販売高
息 10 千円の合計です。
53,767 千円は、買取販売(買取米・買取野菜)
その他経常費用
3,035,890 千円を控除したものです。
52,998 千円は、信用雑費 53,740 千円から信用貸
買取販売品の収益は、販売品販売高から販売品
倒引当金の戻入 741 千円を控除したものです。
販売原価を控除した 3,323 千円です。
のみの金額で受託販売品(農産・園芸・畜産)の
販売手数料
99,637 千円は、受託販売品 3,035,890 千円に対す
㆓.共済事業
共済付加収入
その他の費用
538,490 千円は、共済保有高の減少により共済
23,516 千円は、販売雑費 23,490 千円と販売未収
付加収入も前年比で 776 千円の減少となっていま
金等に対する販売貸倒引当金 26 千円です。
す。
その他の費用
18,318 千円は、共済雑費 18,330 千円から共済貸
倒引当金の戻入 11 千円を控除したものです。
㆒₀
る販売手数料です。
平成㆓⓺年度の事業報告
⓹.加工事業
加工事業収益
加工事業は、精米所、A コープ仕出し、あし
ん広場焼肉千屋牛・宝塚焼肉店、正田の農産加工
場の合計で内訳は下記のとおりです。
項 目
精米所
収 益
製品販売高
あしん広場焼肉
245,498
宝塚店焼肉
160,964
農産加工
198,199
合 計
18,285
694,433
費 用
261
−
−
−
−
261
計
71,747
245,498
160,964
198,199
18,285
694,695
加工原材料
64,356
138,202
96,500
114,723
7,402
421,185
加工雑費
809
7,202
1,816
5,939
1,286
17,054
加工労務費
370
4,691
7,960
20,461
8,190
41,673
65,536
150,096
106,277
141,124
16,878
479,913
6,211
95,401
54,686
57,075
1,407
214,781
計
差
A コープ仕出
71,485
加工雑収入
(単位:千円)
引
損
益
(生活関連)
⓺.利用事業
(単位:千円)
項 目
その他収益
計
3,420
270,728
274,148
利用材料費
1,261
110,004
111,266
利用労務費
16
6,040
6,056
その他費用
348
10,948
11,296
1,625
126,993
128,619
1,794
143,734
145,529
場使用と営農関連のカントリーエレベーター・ラ
用
共同利用施設・ぶどう、トマト等の選果場の合計
イスセンター・水稲育苗・園芸育苗・機械銀行・
で内訳は以下のとおりです。
利 用 料
3,182
263,070
266,253
237
7,657
7,895
計
差 引 損 益
(営農関連)
項 目
合 計
費
利用事業は、生活関連の葬祭(やすらぎ)・会
葬祭事業
収 益
利用事業収益
会場利用
(単位:千円)
カントリーエレベーター ライスセンター
水稲育苗
園芸育苗
農業機械銀行 共同利用施設
選果場
利用事業合計
利
用
料
31,632
15,027
71,961
18,292
16,388
347
50,398
204,048
原
材
料
2,941
868
31,972
11,257
246
−
−
47,286
労
務
費
1,575
3,286
13,578
2,096
−
−
21,949
42,487
電
気
料
4,337
1,512
2,744
172
−
−
3,249
12,016
燃
料
費
1,919
990
1,398
594
−
−
259
5,162
運
搬
費
−
−
4,432
−
−
−
135
4,568
修
繕
費
7,234
4,545
2,512
164
−
−
4,938
19,395
委
託
料
−
−
−
−
14,730
−
−
14,730
消 耗 品 費
93
65
73
7
−
−
136
375
水道・電話料
319
220
160
26
−
−
545
1,273
雑
費
272
185
545
251
43
−
944
2,242
費 用 合 計
18,693
11,674
57,419
14,571
15,020
−
32,159
149,537
差 引 損 益
12,939
3,353
14,542
3,721
1,367
347
18,239
54,511
㆒㆒
柒.その他の事業
㆒₀.特別
肥育・繁殖事業
一般補助金
特別会計の牛の部門ですが、粗利益は黒字とな
1,945 千円は、県、市等から補助事業に対する
っていますが、事業管理費まで考慮すると 5,916
補助金として受け取ったものです。内訳は、岡山
千円損失を計上しています。飼料の高騰が原因と
県肉用牛経営安定対策補完事業に 310 千円、ふる
なっています。
さと特産物生産団地事業に 1,635 千円です。
減損損失
⓼.指導事業
16,412 千円は、減損会計の基準に則り当組合の
指導事業収入
定した結果、千屋支所・大佐支所の固定資産簿価
22,837 千円は、指導補助金・実費収入の合計で
が前記の金額だけ回収できないと判断されたので、
す が 内 訳 は 指 導 補 助 金 11,670 千 円、 実 費 収 入
千屋支所で 9,109 千円と大佐支所で 7,303 千円を直
11,167 千円となっています。
接減額しました。
固定資産の簿価に対する回収可能額を全箇所で測
指導事業支出
55,704 千円は、営農改善費・教育情報費等の合
計です。運営委員手当 9,912 千円もこのなかから
支払っています。
㆒㆒.その他
記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を切り捨てして表示して
います。
⓽.事業外
受取出資配当金
81,957 千円は、当組合が外部に出資しているも
のに対して受け取った配当金です。内訳は、農林
中金 58,510 千円、全共連 20,579 千円、全農 2,826
千円、㈱農協観光 40 千円、㈱日本農業新聞 1 千
円です。
寄付金
6,552 千円は、信用事業の破綻防止のための積
立金制度であるJAバンク県相互援助事業に
6,372 千円のほか新見市内の団体へ拠出したもの
です。
㆒㆓
そのため内訳金額を合計した金額が合計金額欄
金額と一致しない場合がありますあります。
平成㆓⓺年度の事業報告
⑺ 組合員1戸当たりのJA利用状況
貯金高
(単位:万円)
1400
1,225
1120
1,074
947
840
1,302
1,213
1,023
809
715
977
971
1,013
神代
矢神
哲多
平均
4,134
3,934
4,162
4,348
神代
矢神
哲多
平均
885
560
280
0
千屋
上市
熊谷
駅前
美穀
草間
豊永
4,977
5,014
大佐
共済保障額
5,661
6000
4,808
5000
5,041
4000
3,954
3,798
駅前
美穀
4,571
3000
2000
1000
0
千屋
上市
熊谷
草間
豊永
60
59
大佐
購買利用高 (支所購買)
70
75
60
47
50
40
40
37
33
30
17
20
53
39
39
21
10
0
千屋
上市
熊谷
駅前
美穀
草間
豊永
大佐
神代
矢神
168
販売品販売高 (正組合員)
哲多
平均
116
100
77
80
54
60
35
40
20
0
9
千屋
33
29
駅前
美穀
31
25
上市
熊谷
26
26
草間
29
24
44
15
出資金
30
39
20
20
21
駅前
美穀
豊永
大佐
神代
矢神
哲多
平均
23
24
哲多
平均
31
22
24
26
15
10
5
0
千屋
上市
熊谷
草間
豊永
大佐
神代
矢神
㆒3
JA阿新経営基盤強化実践計画及び
平成㆓柒年度事業計画
⑴ 3か年計画重点実践事項
〜次代へつなぐ協同
⑵ 平成㆓柒年度事業方針
指導事業(営農)
❶ 持続可能な
地域農業の実現
管内の農業は農家数・農業就業者の減少、さら
管内集落維持が待ったなしの状況下に入る中、
放棄地の増大など農業生産基盤の弱体化が進むこ
新たな「JA営農振興計画(担い手・農地集積・
とが危惧されます。加えて、異常気象による農産
施設整備・振興作目・販売戦略・経営税務等)」
物への影響、価格低迷や生産コストの増加など地
を基本に新見市・新見農業普及指導センター・市
域農業を取り巻く環境は厳しい状況となっていま
農業委員会・JA系統組織等との連携で、地域組
す。
合員を主体とした「地域営農ビジョン」の策定に
このような中、JA では地域の活性化に資する
取り組みます。
ため、主要品目のブランド化、ふれあい市場への
あわせて、次世代農業者への承継支援及び、多
生産物の出荷拡大等により、農業生産額と農家所
様な担い手の育成・確保につとめ、地域農業の持
得の増大に努めて参ります。
続性の実現と生産拡大に向けた営農類型・戦略的
また、持続可能な農業の実現に向けて、「日本
な販売で農家所得の向上に努めます。
型直接支払制度」の活用、集落営農・新規就農・
また、
JAグループを通じTPP交渉参加問題・
定年帰農など幅広い担い手への事業対応を基軸と
農林予算等農政活動にも取り組みます。
して、関係機関と連携し地域農業振興・営農を支
❷ 豊かで暮らしやすい
地域社会の実現
組合員・地域住民の多様なニーズに対応と次世
に高齢化・担い手不足が加速し、労力不足・耕作
援して参ります。
指導事業(生活)
代生活環境の豊かさを求め、JA総合事業活動と
組合員・地域住民の多様なニーズへの対応と次
新たに地域企業との連携も発展させ、地域の活性
世代生活環境の豊かさを求め、食農教育・高齢者
化と「JAくらしの活動」を通じ豊かで暮らしや
生活支援等の活動を通じ、組合員・地域住民の負
すい地域社会の実現に取り組み、あわせて支所(出
託に応える活動を展開します。
張所)を拠点とした相談機能の充実も図ります。
また、「安心で豊かな地域づくり」のために、
❸ 協同組合としての
経営基盤強化の実現
JAの役割発揮のため「健全性・持続性」の向
上に向け、法務・会計・税務・労務管理の他、「内
部統制とリスク管理」の強化に取り組み、不祥事
の未然防止を図ります。
またJA組合員の世代交代・新規加入促進で、
「組織基盤」を強化し、強化される自己資本規制
組合員・地域住民との結びつきを大切にして交流
を図り、次世代との共生促進など、地域社会に向
けた取り組みを強化します。
女性部バレーボール大会 7/5(日)
小学生ソフトボール大会 7/26(日)
ゲートボール大会 9/3(木)
グラウンドゴルフ大会(各支所で計画)
JAまつり 10/17(土)~18(日)
にも対応するため機構改革等による業務改善と内
部留保にも努め、
「財務基盤」も強化します。
さらに、
「将来の監査制度」も見据えたJA内
㆒㆕
信用事業
部監査の質的向上及び、「活力ある職場」に向け
地域に密着したメインバンクとして組合員・利
各種研修を通じた人材の計画的育成と、職員個々
用者の皆様方に対し、引き続き親切で明るい窓口
の健康管理にも留意します。
づくりに取り組みます。
特に年金獲得を柱として貯金残高の底上げを図
子の提供により取扱高の拡大で消費者ニ-ズに対
り、満期管理を徹底し、個人貯金の流出防止に努
応できる販売に努めます。
めるとともに、制度資金や農林中央金庫の利子補
畜産部門においては優良牛の導入と更新・市場
給制度を活用し、農業融資の拡充を図ります。
上場子牛の斉一化、肉牛の枝肉重量・上物率の向
上又新規販売市場の開拓による販路拡大に努めま
共済事業
JA共済では、「もっと安心・もっと信頼され
す。
また3部門を通して「地産地消」と「直販事業」
の拡大を進めます。
るJA共済」を目指して既加入者に対する「あん
しんチェック」の実施とニューパートナー対策を
柱とし、利用者満足度向上と信頼の強化を図りま
加工事業
す。
あしん源流米の高付加価値化をすすめ、生産農
特に、
「エリア戦略」に基づいた「ひと・いえ・
家の所得向上に資するため精米施設の稼動率向上
くるまの総合保障」の確立強化を図りながら、地
とともに積極的な販売活動・市場開拓により取扱
域密着型の提案活動に取り組みます。
の拡大と部門利益の確保を図ります。
あわせて、コンプライアンスを遵守した推進体
A コープ仕出し部門では、葬祭事業との連携
制により、組合員・利用者に喜ばれる共済事業を
を強化し、利用者ニーズに対応し食の安全性を重
展開します。
視した商品の提供を行い顧客満足度の向上と、取
扱いの向上に努めます。
購買事業
農産加工場では、ひめのもち米を使用した「餅」
関連商品の販売を重点に、加工品の拡販に努めます。
中山間地域の人口減少、農業従事者の高齢化、
焼肉加工では、「千屋牛」の宣伝強化と地元の
農地集積問題等課題は山積しています。
食材を使用した料理を提供します。また、接客マ
このような中、経済部では、組合員・地域住民
ナーの向上と明るい店づくりに努め、集客力の拡
の多様化するニーズに対応し、生産と生活の両面
大に努めます。
で組合員利用者の満足度向上を基本に事業展開を
行い部署間の連携をさらに強化し、あわせて事業
の効率化をすすめます。
利用事業
また、店舗事業部では、ふれあい市場商品を中
利用者のニーズに応えられる事業の展開と体制
心に、千屋牛・あしん源流米・園芸品目等で地産
強化を図り、事業の拡大に積極的に取り組み部門
地消の拡大と食の安心・安全に配慮した商品提供
収支の改善に努めます。
に努めるとともに明るい店舗づくりを推し進めま
す。Aコープでは食材宅配事業に代わる「買い物
代行サービス事業」を試験的に取り組み中高齢者
等の利便性の向上に努めます。
経営管理
❶組織基盤を維持・拡充するため、女性や担い手
の正組合員加入、正組合員の一戸複数化と准組
販売事業
合員の新規加入を進めます。
❷組合員・地域住民のあらゆるニーズに対応する
農産部門では安全・良質な「あしん源流米」生
ために、JAの総合事業の力を発揮して、地域
産による売れる米作り、多様な組合員ニー ズに
生活への各種機能の提供・支援を行い、利用者
対応できる集荷体制の確立と買い取りによる戦略
満足の向上に取り組み、事業基盤の強化に結び
的販売を展開します。
付けます。
園芸部門では主力品目の維持拡大により主力市
❸活力ある職場づくりを通じた人材育成に取り組
場への重点出荷・契約販売、また輸出にも取り組
むため、全ての職員に経営理念等の基本的事項
みます。また、ふれあい市場の会員加入促進とあ
を伝え、階層別研修会により職員自身のモラル
わせて多様品目の出荷、新規作物の提供・苗や種
や満足度の向上に努めます。
㆒⓹
⑶ 事業の取り扱い計画
信用事業
(単位:千円・%)
種 類
前年度実績
貯 金
前年比
64,738,899
66,034,089
102.0%
要
求
払
21,133,286
21,556,363
102.0%
定
期
性
43,605,612
44,477,725
102.0%
174,783
144,732
82.8%
証 書
174,783
144,732
82.8%
借 入 金
42,444,583
44,525,000
104.9%
当座性
2,717,994
3,500,000
128.7%
定期性
39,701,000
41,000,000
103.2%
25,588
25,000
97.7%
有価証券
10,697,076
10,097,000
94.3%
貸 出 金
10,168,728
9,863,549
96.9%
系統
預 金
本年度計画
系
統
外
手形貸付
109,240
108,700
99.5%
証書貸付
9,907,986
9,608,000
96.9%
その他貸付
383
263
68.6%
当座貸越
151,119
146,586
97.0%
共済事業
長期共済保有高
種 類
終身共済
(単位:件・千円)
前年度実績
件数
8,188
本年度計画
保有高金額
件数
103,769,165
8,688
保有高金額
99,724,165
生命総合共済
定期生命共済
23
185,300
25
195,760
養老生命共済
4,886
44,930,513
4,816
40,593,513
1,390
7,871,580
1,555
8,171,580
医療共済
こども共済
6,565
4,375,600
7,315
4,164,600
がん共済
1,609
397,500
1,919
388,200
定期医療共済
349
526,800
354
526,800
介護共済
367
331,931
737
672,931
年金共済
建物更生共済
合 計
4,667
5,000
4,667
5,000
10,959
123,188,133
11,359
127,459,133
37,613
277,709,943
39,880
273,730,103
(注)1.金額は、保障金額(「がん共済」はがん死亡共済金額、「医療共済」及び「定期医療共済」は死亡給付金額(付加された定期特
約金額等を含む。)、「介護共済」は一時払契約の一時払掛金相当額、
「年金共済」は付加された定期特約金額。
)です。
2.こども共済は、養老生命共済の内書きです。
3.生命総合共済は、生命総合共済開始以前に契約された養老生命、こども、長期定期生命、終身、年金の各共済契約についての
合算を計上しています。
短期共済
種 類
前年度実績
件数
本年度計画
掛金
件数
掛金
火災共済
2,571
33,703
2,500
32,700
自動車共済
7,908
356,886
8,000
361,000
22,492
59,345
22,000
58,000
195
426
190
410
1,861
48,267
1,685
43,700
35,027
498,629
34,375
495,810
傷害共済
賠償責任共済
自賠責共済
合 計
㆒⓺
(単位:件・千円)
平成㆓柒年度の事業計画
購買事業
種 類
販売事業
(単位:千円)
前年度実績
本年度計画
肥料
208,252
221,000
農薬
197,120
223,000
飼料
175,011
169,100
農業機械
373,794
403,700
その他
米
子牛
276,434
314,000
3,193,941
3,257,200
1,399,914
1,410,600
89,254
85,000
451,457
506,000
26,383
26,000
自動車
387,593
390,000
ふれあい市場
家庭燃料
821,501
820,000
合 計
17,836
19,600
4,424,555
4,588,000
生活物資
衣料品
耐久消費財
日用雑貨・保健用品
その他
合 計
加工事業
取扱部門
(単位:千円)
前年度実績
精米所
本年度計画
肉牛
園芸
食品
21,000
1,040,352
912,000
281,333
235,200
823,566
990,700
野菜
201113
274,800
菌茸類
10,824
8,500
花き
42,630
46,000
260,768
300,000
3,089,657
3,182,000
利用事業
(単位:千円)
取扱部門
245,498
250,000
営農部門
359,163
370,000
20,000
629,000
10,833
果樹
焼肉
730,000
699,571
676,800
Aコープ仕出
18,285
650,000
1,620,000
生活関連
694,433
710,404
759,019
90,000
合 計
前年度実績
274,148
合 計
区分
211,148
587,748
13,935
10,000
89,000
(単位:千円)
前年度末実績
(A)
本年度末計画
(B)
増減額(B−A)
1,518,130
1,568,130
50,000
3,623,045
3,648,545
25,500
利益準備金
1,097,800
1,117,800
20,000
その他利益剰余金
2,525,245
2,530,745
5,500
1,120,892
1,120,892
−
384,123
434,123
50,000
税効果積立金
システム対応積立金
56,521
58,320
1,798
150,000
160,000
10,000
特別積立金
601,000
601,000
−
当期未処分剰余金
212,708
156,409
△ 56,298
処分未済持分
合 計
20,000
6,657
出資金
信用事業基盤強化積立金
本年度計画
86,082
利益剰余金
減損対応積立金
376,600
204,048
ライスセンター(俵)
⑷ 組合員資本充実計画
本年度計画
478,196
前年度実績
カントリーエレベーター
(俵)
水稲育苗(箱)
種 類
本年度計画
1,338,901
71,485
農産加工
前年度実績
麦・雑穀・その他
畜産
1,330,800
種 類
農産
生産資材
1,230,613
(単位:千円)
△ 4,788
−
4,788
5,136,387
5,216,675
80,288
㆒柒
⑸ 平成㆓柒年度総合損益計画(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)
(単位:千円)
科 目
事業総利益
本年度計画
2,285,822
2,301,373
信用事業収益
702,935
688,710
(預金利息)
285,597
301,810
(有価証券利息)
141,679
126,000
(貸出金利息)
209,856
195,000
670
600
(受入利子補給金)
(その他)
65,131
65,300
140,092
141,700
72,270
72,900
(給付補填備金繰入)
1,682
1,700
(借入金利息)
2,990
2,900
信用事業費用
(貯金利息)
(その他)
63,147
64,200
562,843
547,010
共済事業収益
557,751
547,390
(共済付加収入)
538,490
530,000
信用事業利益
(共済貸付金利息)
737
400
(その他)
18,522
16,990
共済事業費用
40,719
38,830
674
400
19,892
18,250
(共済借入金利息)
(共済推進費)
(共済保全費)
(その他)
共済事業利益
1,821
1,830
18,330
18,350
517,031
508,560
購買事業収益
4,735,759
4,897,960
(購買品供給高)
4,424,555
4,588,000
247,059
247,600
(修理サービス料)
(その他)
64,144
62,360
購買事業費用
4,030,594
4,172,200
(購買品供給原価)
3,749,010
3,894,900
9,257
9,000
(購買供給費)
(修理サービス費)
98,867
97,100
(その他)
173,458
171,200
購買事業利益
705,165
725,760
販売事業収益
3,215,734
3,318,135
(販売品販売高)
3,089,658
3,182,000
(販売手数料)
99,637
107,819
(その他)
26,438
28,316
販売事業費用
3,111,104
3,204,100
(販売品受入高)
3,086,333
3,178,050
(その他)
24,771
26,050
104,629
114,035
農業倉庫事業収益
16,298
18,500
農業倉庫事業費用
3,535
4,200
12,763
14,300
販売事業利益
農業倉庫事業利益
㆒⓼
前年度実績
加工事業収益
694,695
730,500
加工事業費用
479,913
515,100
加工事業利益
214,781
215,400
平成㆓柒年度の事業計画
科 目
利用事業収益
(会場利用)
前年度実績
本年度計画
484,112
494,048
3,420
3,800
(観光)
5,914
6,300
(葬祭)
270,728
272,800
(営農関連)
204,048
211,148
利用事業費用
278,746
283,505
(会場利用)
1,625
2,000
(観光)
595
1,000
(葬祭)
126,993
128,800
(営農関連)
149,531
151,705
利用事業利益
205,366
210,543
その他事業収益
305,937
328,915
(肥育センター)
289,179
297,725
14,732
28,940
2,026
2,250
その他事業費用 309,829
329,165
(肥育センター)
285,422
297,225
24,406
31,940
▲ 3,890
▲ 250
(繁殖事業)
(その他)
(繁殖事業)
その他事業利益
指導事業収支額
▲ 32,866
▲ 33,985
事業管理費
2,208,850
2,254,873
人件費
1,697,625
1,749,000
業務費
146,234
153,700
76,644
57,000
280,937
287,300
7,408
7,873
事業利益
76,972
46,500
事業外損益
73,984
41,500
諸税負担金
施設費
その他事業管理費
経常利益
特別損益
法人税・住民税及び事業税
150,956
88,000
▲ 14,947
▲ 10,000
2,938
15,000
法人税等調整額
38,034
当期利益金
95,036
63,000
㆒⓽
組織のすがた
⑴ 役員構成(平成27年7月1日現在)
役 員
氏 名
備考
役 員
氏 名
備考
代表理事組合長
山本日吉司
理事
大月 礼子
代表理事専務
二摩 一正
理事
川瀬 康昭
常務理事
武田 彰夫
信用担当
理事
中上 市男
理事
藤澤 清
企画総務・信用部委員長
理事
奥津 賢司
理事
上原 正博
理事
大隅 康正
理事
橋本 澄男
理事
溝尾美惠子
理事
大原 亀義
代表監事
林 信行
理事
佐倉 節雄
監事
小林 祥一
農畜産部委員長
店舗事業・経済部委員長
理事
山﨑 護
監事
後藤 保夫
理事
峠田 一也
監事
宮本 方美
理事
棟森 寿男
監事
新持 正
員外監事
⑵ 組合員数(単位:人、団体)(平成27年3月末現在)
区 分
24年度
25年度
26年度
増 減
6,279
6,258
6,189
△ 69
個 人
6,269
6,246
6,177
△ 69
法 人
10
12
12
0
1,815
1,961
2,028
67
個 人
1,796
1,941
2,011
70
法 人
19
20
17
△3
8,094
8,219
8,217
△2
正組合員
准組合員
合 計
⑶ 組合員組織の状況(平成27年7月1日現在)
組 織 名
㆓₀
代表者氏名
構成員数
組 織 名
ぶどう部会
田中 邦男
310
桃部会
藤野 和孝
トマト部会
代表者氏名
構成員数
椎茸部会
森岡 章
20
65
水稲担い手部会
池上 弘幸
151
橋本 澄男
73
肥育部会
峠田 一也
7
大根部会
小林 幹夫
4
青壮年部
井藤 孝久
46
アスパラ部会
梶原 進
4
女性部
舩越 昌子
1,375
花卉部会
田辺 薫明
31
⑷ 組合の構成
(2室5部1
7課、1
1支所、3出張所、8営業所)
平成27年7月1日現在
専 務
常 務
次長
清水
隆昌
岡﨑
孝昌
店舗事業部
小川
広文
2名
コンプライアンス対策室
企画総務・信用部委員会
農 畜 産 部 委 員 会
店舗事業・経済部委員会
次長
真壁
雄二
浅田
健
信用 部
小川
広文
参
事
理事会
総代会
総
会
組合長
次長
棟森
英樹
福田
護
企画総務部
元田禎一郎
3名
監査室
監 事 会
区域総代協議会
企画会議
次長
道繁
要
佐々木友仁
農畜産部
行政関係機関連絡協議会
運 営 委 員 会
業種別生産者組織
J A 女 性 部
JA青壮年部
次長
田邉
直樹
野中
虎男
経済部
経理電算課 6名 藤原 由美 金融課 7名 山本 英利
共済課 5名 前原 正典
共済査定課 4名 石田富士夫
推進課 22名 真壁 雄二
店舗課 28名 〔Aコープあしん〕
清水 隆昌 〔Aコープ支所店舗〕
利用課 10名 〔旅行センター〕
小林 正明 〔葬祭センター〕
直販課 22名 〔あしん広場〕
岡﨑 孝昌 〔農産加工場〕
〔あしん館〕
〔花のみち店〕
営農センター
園芸課 9名 〔園芸育苗センター〕
藤本 則之 〔選果場〕
〔カントリー・ライスセンター〕
農産課 6名 〔精米所〕
赤坂 英樹 〔水稲育苗センター〕
〔機械銀行〕
畜産課 10名 〔肥育センター〕
道繁 要 〔繁殖センター〕
資材課 17名
田邉 直樹
自動車燃料課 24名
﨏田 実
生活課 5名
真壁 百江
13名
川上淳司
哲多支所
大平加代子
11名
矢神支所
15名
戎
俊文
神代支所
農機課 10名
千香 順司
田治部営業所
9名
審査課 2名 田村 収
磯田健一
大佐支所
足見営業所
10名
伴藤義朝
豊永支所
山本昌弘
草間支所
11名
井倉営業所
石蟹営業所
10名
小早川尚
美穀支所
安田純一
駅前支所
塚原直次
熊谷支所
7名
菅生営業所
清水洋二
上市支所
5名
相文営業所
村澤賢二
千屋支所
7名
企画管理課 9名 棟森 英樹
17名
新郷出張所 野馳出張所
武坂祐介 名越博輝
新砥出張所
田村雄二
油野営業所
万歳営業所
㆓㆒
主な事業のご案内
信用事業
心温まる金融サービスがJAバンクです。
JAバンクの愛称で親しまれています。地域で暮
らす人々の身近で便利、安心なメインバンクを目指
グや食事などの電子決済に使えます。使うほどポイント
が付きます。
し、貯金や貸出などの金融サービスを全国規模で提
供しています。
貯める 貯金の目的や期間、金額に合わせ、普通貯金、
貯蓄貯金、総合口座、定期貯金、定期積金などの商品を
そろえています。
借りる 住宅ローン、マイカーローン、教育ローン、幅
広い用途に使える「トータルプラン」などを用意し、営
農と暮らしに関する資金づくりの相談にのっています。
JAカード一体型
便利 平日日中に無料で利用できるATMは、全国に
約9万台あります。
手数料無料で利用できる提携ATM
使う キャッシュカードとクレジットカードが一体と
なった「JAカード」は、ATMで自由に貯金の入出金
ができる他、公共料金の支払い、国内外でのショッピン
共済事業
一人ひとりと向き合い、
安心を育てます。
生活の中では、けがや病気、自然災害、不慮の事
故など、いろいろな危険が隣り合わせです。安心し
くるまの保障 自動車事故のさまざまなリスクに充
実の保障とサービスで応えます。
て暮らすため、JA共済は相互扶助(助け合い)の
理念に基づいて運営し、「ひと・いえ・くるま」の
保障を提供しています。交通安全機器や救急車の寄
贈など、安心して暮らせる環境づくりにも貢献して
います。
ひとの保障 万一の保障や医療の保障、年金の備えな
どで自身と家族の暮らしを支えます。
ライフアドバイザー職員に
タブレットを導入し、保障
の提案内容などが、より分
かりやすくなりました。
いえの保障 火災のほか、地震、台風などの自然災害
から大切な建物や家財を守ります。
指導事業
栽培から税務まで相談にのります。
組合員の農業経営の改善、生活の向上のため、ニ
ーズに沿った研修などを通じて情報やノウハウの提
供、相談、アドバイスをしています。栽培技術指導
や農地の有効活用、税務申告、食生活の改善、健康
増進、文化教養の向上のほか、広報活動や食農教育
活動などにも取り組み、組合員や次世代への教育、
学びあうための支援をしています。
水稲あぜみち講習
㆓㆓
販売事業
農畜産物を責任もって売ります。
組合員が生産する農畜産物(米、青果物、花き、
肉牛など)の集出荷や販売をまとめて取り引きし、
組合員の収入を確保しています。一方で消費者に安
全安心な農畜産物を安定的に届ける大切な役割も担
っています。直売所やAコープ店、アンテナ店など
を通じて直販事業にも取り組み、地産地消による地
域農業の振興、地域活性化も目指しています。
新米の受け入れ検査
購買事業
必要な資材を届けます。
肥料・飼料・農薬・農機具など農業生産に必要な
資材のほか、自動車や燃料、家電、衣料、食品など
の生活資材も取り扱っています。共同購入や予約購
入、展示会などを通じ、より良質なものを安定的に、
安価に届けられるよう取り組んでいます。営農指導・
販売事業と連携し、環境にやさしい農業や安全安心
な農畜産物の生産、農作業の低コスト・省力化も支
援します。
加工事業
プロの農業から趣味の園芸まで役立つ資材や
情報を提供している「グリーンセンター」
「地元のおいしい」
を特産品に
組合員が生産する農畜産物を弁当、惣菜、もち、
みそ、精肉などに加工して販売し、組合員の所得向
上に取り組んでいます。
JA直営の焼き肉レストラン「千屋牛」
利用事業
「あったらいいな」
をサービスに
❶冠婚葬祭の運営や旅行の企画・取次ぎ業務などを
提供しています。葬祭には会館を整えています。
❷カントリーエレベーター、育苗センター、選果場、
農業機械など共同施設・機械の運営による農作業
の受委託で生産コスト低減と省力化をはかってい
ます。JAが農地所有者の委任を受け、担い手に
貸し付ける農地利用集積円滑化事業にも対応して
います。
水稲共同育苗施設
㆓3
⃝事業所のご案内⃝
事業所
所在地
本所
新見市高尾2423
企画総務部
(2階)
信用部
(1階)
農畜産部
(1階)
旅行センター
(1階)
宗金総合事務所
新見市西方1406
経済部
生活課
資材課(資材配送センター)
農機課(農機センター)
自動車燃料課
自動車整備工場
新見市高尾2235−1
LPGセンター
新見市高尾2248−2
高尾セルフ給油所
千屋支所
新見市千屋実1437ー4
相文営業所
新見市千屋花見6
上市支所
新見市上市631−1
熊谷支所
新見市上熊谷3973−1
菅生営業所
新見市菅生6134−3
駅前支所
新見市高尾2423
美穀支所
新見市唐松2759−1
石蟹営業所
新見市石蟹83−1
井倉営業所
新見市井倉498−1
草間支所
新見市草間7454−1
足見営業所
新見市足見2588−1
豊永支所
新見市豊永佐伏1093−1
大佐支所
新見市大佐小阪部1544−1
購買事務所
新見市大佐小阪部1534−1
田治部営業所
新見市大佐田治部2863−1
神代支所
新見市神郷下神代4210
新郷出張所
新見市神郷釜村1174−1
油野営業所
新見市神郷油野2005
矢神支所
新見市哲西町上神代6560
野馳出張所
新見市哲西町八鳥303−1
哲多支所
新見市哲多町本郷576
新砥出張所
新見市哲多町蚊家4413−1
万才営業所
新見市哲多町矢戸666−2
Aコープあしん店
新見市高尾2423
葬祭センターやすらぎ
新見市高尾2423
哲西カントリーエレベーター 新見市哲西町上神代6566
あしん広場
新見市正田397−2
焼肉・千屋牛
グリーンセンター
特産館
農産加工場
あしん館宝塚店
兵庫県宝塚市中野町1−14
宝塚花のみち店
兵庫県宝塚市栄町1−6
新見市役所本庁舎
ATMコーナー きらめき広場哲西
電話番号
FAX番号
0867−72−3131
0867−72−3132
0867−72−3134
0867−72−3133
0867−71−0280
0867−72−4000
0867−72−7117
0867−72−7117
0867−72−7118
0867−72−6977
0867−72−2624
0867−72−3365
0867−72−6978
0867−72−6978
0867−72−6978
0867−72−8334
0867−72−3352
0867−72−3360
0867−72−3353
0867−77−2111
0867−77−2114
0867−72−2702
0867−78−1202
0867−78−1041
0867−72−3135
0867−76−1144
0867−76−1022
0867−75−2226
0867−74−2121
0867−74−2101
0867−74−2111
0867−98−2125
0867−98−2021
0867−98−3030
0867−92−6012
0867−93−5032
0867−95−7024
0867−94−3115
0867−94−2121
0867−96−2211
0867−96−2341
0867−96−2311
0867−72−2424
0867−72−8821
0867−94−3391
0867−72−7705
0867−72−6605
0867−72−7706
0867−72−3017
0867−72−3027
0797−74−7702
0797−87−0301
0867−72−3374
0867−72−2052
0867−72−2052
0867−77−2112
0867−77−2115
0867−72−2998
0867−78−1445
0867−78−1042
0867−72−2421
0867−76−1145
兼用
0867−75−2227
0867−74−2137
兼用
0867−74−2112
0867−98−2126
0867−98−3505
0867−98−3333
0867−92−6141
0867−93−5137
兼用
0867−94−3116
0867−94−2120
0867−96−2212
0867−96−2342
0867−96−2312
0867−72−2490
0867−72−8851
兼用
0867−72−7709
0797−76−3307
0797−87−1132
ATM
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
Fly UP