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2012 年 6 月 - 日本パブリックリレーションズ協会

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2012 年 6 月 - 日本パブリックリレーションズ協会
日本パブリックリレーションズ協会会員誌
2012 年 6 月
NO.231
T
O
P
I
C
S
「危機のパラドックス
~カントリー・ブランド調査で日本の観光が 1 位に躍進」
(公社)日本パブリックリレーションズ協会 監事 西谷 武夫
MESSAGE P3
「広報PRアカデミー2012
第 1 回広報・PRプロジェクト最新事例セミナーを開催」
ATTENTION P4
「広報PRアカデミー2012
6 月 6 日よりPRプランナー3 次試験対応講座を開講」
ATTENTION P5
「広報PRアカデミー2012
ソーシャルメディア基礎講座 締め切り迫る」」
ATTENTION P6
「第 11 回PRプランナー資格認定検定試験
7 月 13 日まで 1 次試験受験予約受付中!」
ATTENTION P7
公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会
〒106-0032 東京都港区六本木 6 丁目 2 番 31 号
六本木ヒルズノースタワー
5F 電話(03)5413-6760 ファックス(03)5413-2147
URL http://www.prsj.or.jp/
関西支部 〒530-0003 大阪市北区堂島 2-1-27 桜橋千代田ビル 3F
電話(06)6344-3002 ファックス(06)6344-3005
発行人:森
健
6月・7月のスケジュール
1
MESSAGE(メッセージ)
「危機のパラドックス ~カントリー・ブランド調査で日本の観光が1位に躍進」
3
ATTENTION(お知らせ)
「広報PRアカデミー2012 広報・PRプロジェクト最新事例セミナーを開催」
4
〃
「広報PRアカデミー2012 6月6日よりPRプランナー3次試験対応講座を開講」
5
〃
「広報PRアカデミー2012 ソーシャルメディア基礎講座 締め切り迫る」
6
〃
「第11回PRプランナー資格認定検定試験 7月13日まで1次試験受験予約受付中!」
7
「第1回通常総会・懇親パーティ 開催」
8
〃
「広報PRアカデミー2012 ソーシャルメディア実践講座」
9
〃
「第10回PRプランナー資格認定検定試験 2次試験を5月13日に実施」
11
〃
「PRYearbook 2011-12 発刊」
12
〃
「第21回PRスキル研究会 開催報告」
13
「第139回定例研究会開催報告」
14
BULLETIN(活動報告)
REPORT(講演レポート)
PR TREND(PRトレンド(国内) 「ELトレンド指数で見るキーワード・ランキング2012年4月度」
17
BOOKS
「誤解だらけの放射能ニュース」
18
PLAZA(会員情報)
「入退会・変更会員/新会員インタビュー/会員社名・住所変更」
19
理事会報告
「公益社団法人 第2回 5月度理事会開催」
23
表4
広報PRアカデミー2012
PRプランナー試験対応コース
「3 次試験対応講座」
日 時
:
6 月 6 日(水)・13 日(水)・20 日(水)・27 日(水)
7 月 4 日(水)・11 日(水) 全 6 回 いずれも 19:00~21:30
六本木アカデミーヒルズ 49
会 場
:
企業部会フォーラム メディア研究会
(企業部会)
日 時
会 場
講 師
:
:
:
テーマ
:
6 月 11 日(月) 18:30~
六本木ヒルズクラブ
日本航空㈱(JAL) 広報部長 溝之上 正充氏
同 顧客戦略部推進グループ グループ長 浅香 浩司氏
「ダイレクトメディア Facebook に取り組む JAL に学ぶ」
広報PRアカデミー2012
専門・応用コース
「広報・PRプロジェクト最新事例
セミナー」
日 時
会 場
:
:
6 月 14 日(木) 19:00~21:30
㈱博報堂 本社 会議室
広報PRアカデミー2012
基礎コース
「ソーシャルメディア基礎講座」
日 時
会 場
講 師
:
:
:
6 月 21 日(木) 18:00~21:00
協会 会議室
㈱arex シニア・アカウント・エグゼクティブ 石山 香織氏
㈱arex シニア・アカウント・エグゼクティブ 山本みやこ氏
第 6 回PRプランナー交流会
日 時
会 場
:
:
6 月 22 日(金) 19:00~21:30
㈱アサツー ディ・ケイ 11Fラウンジ
第 141 回定例研究会
日 時
会 場
講 師
テーマ
:
:
:
:
6 月 27 日(火) 12:00~14:00
日本外国特派員協会(FCCJ)
日本経済新聞大阪本社 編集局経済部 編集委員 竹田 忍氏
「記者から見た“使える広報”“使えない広報”
― 広報担当者が備えるべき要件とは?ー」
会員納涼懇親会
日 時
会 場
:
:
7 月 20 日(金) 18:30~21:00
原宿「ベニーレベニーレ」
広報PRアカデミー2012
PRプランナー試験対応コース
「1 次試験対応講座」
日 時
:
会 場
:
7 月 24 日(火)・31 日(火)・8 月 7 日(火)・21 日(火)
全 4 回 いずれも 19:00~21:30
六本木アカデミーヒルズ 49
-1-
定例理事会(6月度)
日 時
場 所
:
:
6 月 14 日(木) 12:00~14:00
六本木ヒルズクラブ
幹部会(経営会議)(6月度)
日 時
場 所
:
:
6 月 14 日(木)
協会会議室
10:30~11:45
教育委員会(6月度)
日 時
場 所
:
:
6 月 8 日(金)
協会会議室
10:30~12:30
資格委員会(6月度)
日 時
場 所
:
:
6 月 28 日(木)
協会会議室
12:00~14:00
交流委員会(6月度)
日
場
時
所
:
:
未定
協会会議室
広報委員会(6月度)
日 時
場 所
:
:
未定
協会会議室
企業部会幹事会(6月度)
日 時
場 所
:
:
6 月 8 日(金)
協会会議室
16:00~17:30
PR業部会幹事会(6月度)
日 時
場 所
:
:
6 月 14 日(水)
協会会議室
16:00~18:00
IT委員会(6月度)
日 時
場 所
:
:
6 月 15 日(金)
協会会議室
12:00~14:00
-2-
危機のパラドックス
~カントリー・ブランド調査で日本の観光が1位に躍進
(公社)日本パブリックリレーションズ協会
監事
西谷 武夫
フューチャー・ブランド社(本社:ニューヨーク)が昨年 11 月に発表した調査によると、日本
の「カントリー・ブランド・インデックス」
(CBI)は、総合で前年より 2 ランクあげて、世界
第 4 位に躍進した。また、観光分野では、前年 4 位から、世界第 1 位になるという快挙になった。
このカントリー・ブランド調査は、毎年行われており、今回で 7 回目。2011/2012 版の総合ラ
ンキングは、①カナダ、②スイス、③ニュージーランド、④日本、⑤オーストラリア、⑥アメリ
カ、⑦スウェーデン、⑧フィンランド、⑨フランス、⑩イタリーの順である。総合評価のほか、
「価値システム」
(政治や許容性、環境等)、
「生活の質」、
「ビジネス環境」、
「遺産・文化」
、
「観光」
の 5 分野の魅力度ランキングがある。日本は、
「ビジネス環境」では例年 4 位と評価が高いが、
「観
光」では前年までは 7 位にすぎなかった。
なぜ日本が、観光で第 1 位になったのか? 観測史上最大の烈震と大津波、そのためシビア・ア
クシデントを起こしてしまった福島第一原子力発電所の一大危機にも関わらず、である。海外で
は、放射能汚染で日本からの食物輸入を制限している中で、なぜわざわざ日本へ観光に来たいと
思うのか。まさか、怖いもの見たさではあるまいし、不可解である。
これは「危機のパラドックス」だという。悪いニュースでも大量に繰り返し流され、露出され
ることでその国への関心が高まり、カントリー・イメージに多大な影響を及ぼす。そのニュース
が意図的な悪事でなく、不可抗力の自然災禍であれば、同情心もでてくる。あの空前の大災害に
あっても秩序を保ち、冷静沈着に対応した日本人の姿。そしてまた、日本の社会の強い絆がTV、
新聞、ネットを通じて世界中に報道され、賞賛された。海外では、これは信じがたいことだとい
う。忘れられていた日本人と日本の規律や底力が、改めて再認識されたのである。
それは大変ありがたいことだ。しかし、これからが問題である。高い評価とその賞賛すべき日
本に行ってみたい、という期待にどう応えられるか。放射能汚染の懸念で、日本への観光客数は
どうなるか心配である。今年11月の日本のカントリー・ブランド・インデックスがどうなるか、
大変気がかりだ。
強いブランドは危機を乗り越えられるという。しかし、強いブランドも、人々の思いと期待に
応えられなければあえなく壊れてしまう。ブランドは、花の如く美しい。中国語で、
「名牌如花」。
しかし、美しいものはまた壊れやすいものである。せっかくの日本ブランドをどう守れるか。世
界の期待に応えていかなければならない。
「危機はまたチャンスである」、ともいう。しかし、それを契機として活かすためには、危機を
乗り越えるだけの努力と発信をして、自ら評判を取戻さなければならない。戦略的、積極的にコ
ミュニケーション活動に取り組んでこそ、ブランドの信頼を取戻し、より一層高めることができ
るのである。
あらゆる危機が潜み、ますます激化するグローバル市場では、コミュニケーション戦略は、国
や企業が成功する要諦である。ひたすら良い物を作っていれば売れる時代ではない。PRが足り
ないのではないか。日本のコミュニケーション活動は、まだまだ受け身ではないだろうか。日本
の政府、企業の一層能動的なコミュニケーション活動が今こそ必要なのではないだろうか。
-3-
広報PRアカデミー2012
第 1 回「広報・PRプロジェクト最新事例セミナー」を開催
6 月 14 日第 2 回セミナーの聴講受付中
教育委員会・顕彰委員会
去る 5 月 16 日、第 1 回「広報・PRプロジェ
クト最新事例セミナー~PRアワードグランプ
リ表彰企業の取り組みに学ぶ」を、博報堂東京本
社・大会議室にて開催いたしました。
当日は、
「PRアワードグランプリ 2011」にお
ける「マーケティング・コミュニケーション」、
「ソーシャル・コミュニケーション」
、
「イノベー
ション」の 3 部門で最優秀賞を受賞した 3 つのプ
ロジェクト事例に関する講演、また各賞に関する
講評とPRのトレンドに関する講演が江戸川大
学・教授の濱田 逸郎氏により行われました。会
場には 130 名余の聴講者が参加し、ユニークなプ
ロジェクトの説明に熱心に聴き入る姿が目立ちました。
なお協会では、6 月 14 日午後 7 時より第 2 回「広報・PRプロジェクト最新事例セミナー」の
開催を予定しています。今回は、「コーポレート・コミュニケーション部門 最優秀賞」を受賞し
た宇都宮市による都市ブランド構築に向けたプロジェクト、さらに堂々、PRアワードグランプ
リの栄冠に輝いたさいたま市による議会広報誌の刷新に向けた取り組みをご紹介いたします。
当協会会員及びPRプランナー資格取得者の聴講料は 2,100 円、一般は 3,150 円です(いずれ
も消費税込)
。聴講は 6 月 11 日まで受付けています。その他講座の詳細と受講申込みは以下の協
会 Web サイト「セミナー/イベントを探す」
(下記 URL)ページをご参照ください。皆様のふるっ
てのご参加をお待ちしております。
(http://event.prsj.or.jp/event/advanced/case_study)
(事務局・真部)
■第 2 回「広報・PRプロジェクト最新事例セミナー」プログラム
日 時
6 月 14 日
(木)
19:00
~
21:30
会
場
㈱博報堂
時間
容
講演会社・団体
19:00
ご挨拶
日本PR協会 顕彰委員会
19:10
●コーポレート・コミュニケーション部門最優秀賞
『宇都宮市都市ブランド戦略プロジェクト 宇都宮
プライド ~100 年先も誇れるまちを、みんなで~』
㈱オズマピーアール
宇都宮市関係者
19:40
●PRアワード 2011 グランプリ受賞
『議会広報誌のイノベーション ~さいたま市議会
「ロクマル」の挑戦~』
㈱電通パブリックリレーションズ
さいたま市関係者
20:10
休
20:20
質疑応答
講演者全員
20:40
講評と講演/最近の広報・PRトレンドと「PRアワー
ドグランプ 2011」における表彰事例の意義(仮題)
ブレーメンコンサルティング㈱
代表取締役
岡本享二氏
東京本社
会議室
内
憩
-4-
●お知らせ
広報PRアカデミー2012
6 月 6 日よりPRプランナー3 次試験対応講座を開講
--協会Webで受講申込みを受付中-教
育 委
員 会
先にもご案内しておりますが、協会ではPRプランナー3 次試験受験者を対象とした「PRプ
ランナー3 次試験対応講座」を、6 月 6 日(水)より六本木・アカデミーヒルズにて開講します。
現在、受講のお申込みを協会 Web で受付中です。会場受講は 6 月 1 日まで申込みを受付けており、
またインターネットを通じて講義の再履修及び遠隔地からの受講を可能とした「Web 受講サービ
ス」については、講座開始後もお申込みいただけます。
本講座は、PRプランナー3 次試験の合格に求められる広報・PRの知識とスキルのポイント
を 6 回にわたる講義と実習を通じて短期間で習得できます。本講座の受講修了者は高い合格率を
誇り、来る 7 月 21 日に予定されている第 10 回 3 次試験に向けた準備として最適です。PRプラ
ンナーをめざす皆様の受講をお待ちします。
なお、講座の詳細と受講申込みは以下の協会 Web サイト「セミナー/イベントを探す」
(下記 URL)
をご参照ください。
http://event.prsj.or.jp/event/prp/3rd_exam
■PRプランナー認定 3 次試験対応コースの概要
日
程
講座テーマ
講 座 概 要
講 師
受講料
6月6日
・13 日
「合格するニ
ュースリリー
スの作成法」
課題に基づくニュースリリー
スの作成に必要な知識、ス
キルを講義と演習で学ぶ
田代 順 氏
(㈱ミラ・ソル/代表
取締役)
6 月 20 日
・27 日
「広報・PR企
画の立案作
成(マーケテ
ィング課題)」
マーケティング課題に基づく
広報・PR計画の企画立案に
必要な知識、スキルを講義と
演習を通じて学ぶ
赤坂幸正 氏
(㈱インテグレート/
チーフプランナー)
7月4日
・11 日
「広報・PR企
画の立案作
成(コーポレ
ート課題)」
コーポレート課題に基づく広
報・PR計画の企画立案に必
要な知識、スキルを講義と演
習を通じて学ぶ
岡本純子 氏
(㈱電通パブリック
リレーションズ/シニ
アコンサルタント)
会 場 受 講 +
Watershed 視聴
日本PR協会会員
社員 31,500 円
PRプランナー(准・
補)取得者
42,000 円
一般 47,250 円
Watershed
視聴のみ
会員・PRプランナ
ー ・ 一 般 と も
31,500 円
申込締切
会場受講+
Watershed
視聴
6 月 1 日まで
Watershed
視聴
講座開始後
でも受付けま
す
日本PR協会会員社員の受講料は、法人正会員社員、もしくは個人正会員ご本人様のみとなります。
(事務局・真部)
予 告
「PRプランナー1 次試験対応講座」を 7 月に開講
協会では、「PRプランナー1 次試験対応講座」の 7 月下旬
開講に向けて、現在、準備を進めています。今回はより実
践的な試験対策となるよう、過去に 1 次試験で実際に出題
された問題を使用した模擬試験形式を採用し、4 回にわた
っての講座の実施を検討しています。
受講申込みの受付け開始は 2012 年 6 月中旬を予定して
おります。詳細のご案内と申込みの受付は協会 Web を通じ
て行います。1 次試験の突破をめざす、多くの皆様の受講
をお待ちいたします。
-5-
第 10 回1次試験風景
●お知らせ
広報PRアカデミー2012
基礎コース「ソーシャルメディア基礎講座
~ 今さら聞けないSNS ~」締め切り迫る
教
育 委
員 会
当協会では、来る 6 月 21 日(木)当協会会議室にて、
「広報PRアカデミー2012 基礎コース『ソ
ーシャルメディア基礎講座 今さら聞けないSNS』」を開講いたします。
本講座は、昨今休息に普及した Twitter や Facebook 等のソーシャルメディアに関する基本的な
知識と利用法を、講義と実習を通じて習得する講座です。
これら Twitter や Facebook 等のソーシャルメディアの普及に刺激を受け、これから利用に取り
組もうという意欲のある人々で、社会中堅層以上/SNS未経験者を対象に、SNSの基礎知識
から実際のアカウント作成までを、ベテラン講師 2 名により 1 人 1 台のノート型パソコンを使用
しながら協会会議室というクローズドな空間でこっそりと習得します。
定員 10 名と小人数ですので、参加ご希望の方はお早目にお申込みください。皆様の受講をお待
ちしております。
日
会
時
場
受講料(税込)
お支払方法
申込期間
定
員
講座内容
講
師
その他
2012 年 6 月 21(木) 18:00~21:00
日本PR協会 会議室
〒106-0032 東京都港区六本木 6 丁目 2 番 31 号 六本木ヒルズノースタワー5F
http://www.prsj.or.jp/about/access
○レンタルノートPC付
一 般
: 31,500 円
PRプランナー資格取得者(准・補含む) : 27,300 円
日本PR協会会員: 21,000 円
○ノート型PCをご持参
一 般
: 26,250 円
PRプランナー資格取得者(准・補含む) : 22,050 円
日本PR協会会員: 15,750 円
※本講座では一人1台のノートPCを使用いたします。
銀行振込 ※手数料はご負担ください。
6 月 15 日(金)まで
10 名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。(開講最低人数:6 名)
第1部SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の基礎知識
・はじまり/・種類と特徴/・ビジネスモデル
第2部Twitterの基礎的な使い方(アカウント作成)
・ユーザー登録から使い方、他のユーザーとのコミュニケーション(情報収集)
第3部Facebookの基礎的な使い方(アカウント作成)
・ユーザー登録から使い方、他のユーザーとのコミュニケーション
・写真のアップ、ファンサイト(いいね!)について
第4部まとめ
・利用時の注意(やってはいけないこと)/・SNSのこれから/・質疑応答
※各部の間に休憩を予定しております。
石山 香織氏(株式会社エイレックス シニア・アカウント・エグゼクティブ)
山本 みやこ氏(株式会社エイレックス シニア・アカウント・エグゼクティブ)
Facebook アカウント作成の際、アカウント登録用に写真を撮影させていただきます。(ご希
望者のみ)お写真は、USB等で持参いただくことも可能です。
詳細・お申込みは、
セミナー/イベントホームページ → 基礎コース → ソーシャルメディア基礎講座
http://event.prsj.or.jp/event/elementary/social_media
(事務局・宮松)
-6-
●お知らせ
第 11 回「PRプランナー資格認定検定試験」
7 月 13 日(金)まで1次試験受験予約受付中!
資
東京会場
大阪会場
格 委
員 会
札幌会場
第 11 回PRプランナー資格認定検定試験 1 次試験(実施:8 月 26 日(日))では、東京・大阪
以外での各地域での開催希望の声に応え、第 8 回に引き続き北海道にて、
「PRプランナー資格認
定制度/検定第 1 次試験」を実施します。
日本PR協会が認定する「PRプランナー資格認定制度」は、広報・PRの業務に求められる
専門的な知識やスキル、職能意識等を検定し資格として認定する、公益法人としてわが国唯一の
資格制度です。検定試験は第 1 次から第 3 次にわたり、さらに書類審査により、広報・PRに関
する高い専門能力の保有を認定する「PRプランナー」資格を取得することができます。本制度
は 2007 年より発足しすでに 10 回の試験を実施、難関を突破し資格を取得した 1,205 名のPRプ
ランナーが一般企業、PR会社、政府機関や自治体等で活躍しています。
受験予約申込は、7 月 13 日(金)までとなっておりますが、定員に達し次第締め切らせていた
だきますので、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
PRプランナー資格認定制度/検定第 1 次試験
試
験
会
札幌会場
実施概要
日
2012 年 8 月 26 日(日)
[東京会場、大阪会場と同日実施]
場
北海道建設会館(札幌市中央区北 4 条西 3-1、JR札幌駅南口から徒歩 3
分)
募
集
定
員
札幌会場の最少実施人数は 20 名となります。
※札幌会場での受験者が、20 名に満たない場合は、受験料のご返金、もし
くは東京・大阪いずれかの会場に変更となりますので、予めご了承ください。
受験応募・申込方
資格制度ホームページで受験予約を行った上で申込書を郵送
法
受 験 予 約 期 間
2012 年 6 月 1 日(金)~ 2012 年 7 月 13 日(金)
申込書送付期間
2012 年 6 月 4 日(月)~ 2012 年 7 月 20 日(金)<必着>
(事務局・宮松)
-7-
第 1 回「通常総会」
・「懇親パーティ」開催
公益社団法人としての第 1 回通常総会が、
5 月 30 日(水)午後 5 時から、東京都港区六本
木の六本木ヒルズ森タワー49 階 アカデミ
ーヒルズ 49「スカイスタジオ」において開催
されました。
出席者 38 名、議決権行使書提出者 254 名
で、合計 292 名。定足数の 210 名を超え、総
会は成立しました。
総会では、次の 3 つの議案の審議と 2 つの
報告が行われ、議案事項は全て承認されまし
た。
【議案審議】
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
【報告事項】
第 1 号報告
第 2 号報告
平成 23 年度事業報告
平成 23 年度収支決算報告
並びに監査報告
新役員選任
平成 24 年度事業計画
平成 24 年度収支予算
午後 7 時から、同階「タワーホール」におい
て懇親パーティが行われ、こちらも 124 名(招
待者含む)の参加者を迎え、大変な盛況でした。
パーティ席上では、新理事長挨拶、新任理
事の紹介、退任理事への記念品贈呈などのセ
レモニーが行われ、盛況の内に閉会しました。
(事務局・縮)
-8-
●活動報告
広報PRアカデミー2012
広報担当者のためのソーシャルメディア実践講座
(第 5 回)を 5 月 22 日に実施
当日参加者は 130 名+WEB視聴者
教育委員会・IT委員会・組織委員会
5 月 22 日、5 回目となる同時生中継セミナー
「広報PRアカデミー2012 広報担当者のため
のソーシャルメディア実践講座(第 5 回)」は、
アカデミーヒルズ 49Fで 19 時より開催され、当
日の会場には、80 名の受講者が参加されました。
ソーシャルメディアの円滑な運用に欠かせない
社内教育やリスク管理、広聴体制の整備につい
て、具体的な取り組み事例を紹介しながら実施
いたしました。
今回の講
師には、
パネリス
トとして、小川 一 氏
(毎日新聞社 コンテ
ンツ事業本部次長兼
「教育と新聞」推進本
部長)、関口 良幸 氏
(デル株式会社 広報
本部 シニアマネージ
毎日新聞社 小川 一氏
ャ ー )、 豊 岡 隆 行 氏
(株式会社ベネッセコ
ーポレーション 教育
株式会社 ベネッセコーポレーション
事業本部 副本部長)、
豊岡 隆行氏
コーディネーターとして
鶴野 充茂氏(ビーンスター㈱ 代表取締役、(公社)日本パ
ブリックリレーションズ協会 理事)を迎え、前半の第 1 部
では、
「ソーシャルメディア運用と社内教育」と題し、各パ
ネリストのご紹介からは
じまり、各社のソーシャ
ルメディア運用の社内体
デル株式会社 関口 良幸氏
制、ソーシャルメディア運用の
状況(ソーシャルメディア・ガイドラインの策定、社員教育・
トレーニングなどの実施状況)をお話しいただきました。
後半の第 2 部では、
「ソーシャルメディア運用の実際とリスク
管理」と題し、自社の取り組みについての課題と今後の計画に
ついて、リスク管理の対策、ソーシャル・リスニング機能の整
備を含め、お話いただきました。
-9-
ビーンスター 株式会社
鶴野充茂氏
●活動報告
また、今回の講座でも、講座中の質問・感想を「セミナー/イベント」サイトにある日本PR
協会のオリジナル Twitter で受付し、左側スクリーンでツイートをリアルタイムに表示し、パネ
リストの事例紹介を右画面のスクリーンで表示。その様子は Ustream を介し、同サイトのトップ
画面でWEB生中継いたしました。
その結果、来場者最大で 30 名の方がWEB視聴をされ、Twitter にも書き込みがございました。
なお、この「広報担当者のためのソーシャルメディア実践講座」は、第 1 回(2011 年 2 月 14 日)、
第 2 回(3 月 3 日)、第 3 回(6 月 3 日)、第 4 回(9 月 6 日)と、今回の第 5 回を含め、過去のア
ーカイブとしてご参照いただくことができます。
※第 1 回~第 5 回のこれまでのご視聴は、当協会「セミナー/イベント」の中の「動画配信アー
カイブ」よりご視聴ください。(http://event.prsj.or.jp/archive)
(事務局・宮松)
- 10 -
●活動報告
第 10 回「PRプランナー資格認定検定試験」
2 次試験を 5 月 13 日に実施
291 名の受験者が挑戦!
資 格 委 員 会
5 月 13 日(日)、第 10 回PRプランナー資格検定 2 次試験が東京・学習院大学、大阪・毎日イ
ンテシオで行われました。今回の 2 次試験では、289 名(東京会場:240 名、大阪会場:49 名)
の方が受験申込をされ、当日は 266 名(東京会場:250 名、大阪会場:41 名)の受験者が受験し、
そのうち 137 名が合格されました(4 科目一括合格者のみ)。
今回も当日は、東京・大阪会場ともに、好天に恵まれ、無事終了することができました。ご協
力いただきました関係者の皆様には、厚くお礼申し上げます。
なお、今回の 2 次試験の受験者および合格者・合格率は以下の通りです。
<
第 10 回 科目別 2 次試験合格率 >
科目A:CSR、IR、危機管理等、企業経営とコミュニケーションに関する知識
受験者 229 名(東京 188 名・大阪 41 名)、合格者 170 名、合格率 74.2%
科目C:広報・PR実務に関する知識
受験者 218 名(東京 180 名・大阪 38 名)、合格者 199 名、合格率 91.3%
科目D:時事知識
受験者 232 名(東京 193 名・大阪 39 名)、合格者 167 名、合格率 72.0%
科目B:マーケティング、ブランドマネジメントに関する知識
受験者 224 名(東京 184 名・大阪 40 名)、合格者 188 名、合格率 83.9%
<
第 10 回 2 次試験合格者 >
4 科目合格者
168 名(科目A、C、D、B合格者)
※上記 4 科目合格者数は、過去に合格された科目を加算した上で、今回新たに合格された方の
人数となり、今回の試験結果のみでの合格者数ではございませんので、ご了承ください。
<受験会場>
<学習院大学
南5号館>
(事務局・宮松)
- 11 -
●活動報告
「PR Yearbook
2011-12」発刊
~PR この 1 年~
広
報 委
員 会
今年も 1 年間の国内外のパブリックリレーションズの動きを網羅した「PR Yearbook 2011
-12」を発刊いたしました。本誌は、2011 年の広報・PRに関する動向や注目のトピックスを取
り上げ、独自の視点で 1 年を振り返る年鑑で、今号で 4 号目になります。
特に今号の特長としては、
・東日本大震災の発生と福島第一原子力発電所の事故にまつわる政府、東電の広報活動等を踏
まえて、これからの広報のあり方、広報パーソンとしての持つべき視点を考えました。
・震災、原発事故の動きを時系列で捉え、広報視点でのコメントも読んでいただけます。
・会員外にも門戸を開放した「PRアワードグランプリ」の優秀作品を紹介、広報の実務家に
とって参考になる広報事例を豊富に掲載いたしました。また、事例の中にも震災関連のもの
が含まれています。
広報実務に携わる方に、必ずお役に立てる 1 冊として自信を持ってお送り申し上げます。
●
●
名 称
発行元
:
:
●
●
●
発行部数:
発行日 :
体 裁 :
● 定 価 :
● 会員価格:
「PR Yearbook 2011-12」
公益社団法人
日本パブリックリレーションズ協会
1,100 部
平成 24 年 6 月 1 日(金)
A4 判/92 頁/平綴じ/
表紙関係 4 色、本文 2 色
1,000 円(+税 50 円)
800 円(税込み)+送料
☆会員の皆様には会員価格にて販売いたしますので、
購入ご希望の方は、日本PR協会までご連絡くだ
さい。
また、今回は会員のご紹介があれば会員以外の皆様
にも会員価格にて販売いたしますので、お声掛けく
ださい)
●
購入方法:
●
発
売
:
アマゾン等のネット書店および協会
事務局で販売また、全国の書店注文
にも対応いたします。
㈱アーク出版
(事務局・縮)
- 12 -
●活動報告
第 21 回PRスキル研究会
「マーケティング視点で見た
3 大ソーシャルメディアの活用法」
講師:オプト㈱ 代表取締役CEO 鉢嶺 登氏
同 ソーシャルメディア・シニアコンサルタント 田村 憲孝氏
P R 業 部 会
第 21 回目の「PRスキル研究会」のテーマ
は、「マーケティング視点で見た 3 大ソーシャ
ルメディアの活用法」。㈱オプトの市ヶ谷オフ
ィスで開催された。第一部は「ソーシャルメデ
ィアの市場概況」、第二部では「ソーシャルメ
ディアの最適な使い方と最新事例の紹介」につ
いて扱われた。
e マーケティング事業を展開する㈱オプト代
表取締役CEO鉢嶺 登氏は、第一部の中で、
現在の 3 大ソーシャルメディアである
「facebook」「Twitter」「 ブログ」を取り上
げ、それぞれのユーザー特性や、ビジネスに活
用する際注目すべき点を紹介された。第二部では、㈱オプト ソーシャルメディア・シニアコンサ
ルタント 田村 憲孝氏が、㈱オプトで取り扱った、「facebook」「Twitter」「ブログ」活性化を
目的としたさまざまな事例 7 つを取り上げられた。
「facebook ページのファンが増えない」「『い
いね!』ボタンを押してもらえない」など、ソー
シャルメディアを運用している多くの企業が抱
えているであろう悩みに対し、一つひとつ具体的
なソリューションを紹介された。また、優良
facebook ページとして、「ANA」「 無印良品」
「東急ハンズ」を挙げられ、実際に担当者がおこ
なっている効果的な運用術、ファンとほどよい距
離間を保つことの重要性など、改めて気付かされ
ることも多々あった。
Web3.0 の時代に突入したと言われる昨今、ソーシャルメディアの台頭によりコミュニケー
ションの形が変化していることを日々感じる。現在、ソーシャルメディアは、もっとも急速かつ
多角的に変化し続けているメディアであると言えるだろう。
今回気になったのが、企業におけるソーシャルメディアの運用体制だ。現在、多くの企業は、
「広報・PR」や「マーケティング」担当者がおこなっているが、日本企業特有の縦割り体制が
障害になっているケースがまだまだ多い。ソーシャルメディアをどう活用していくのかが、今後
ますますビジネスの鍵となることを考えると、企業内の部署や縦割りを超えた柔軟な運用体制、
組織づくりが、早急な課題であろう。
㈱インテグレート 伊丹 沙友里
- 13 -
第 139 回定例研究会
“30 分 1 テーマ”で時代を先読みする「クローズアップ現代」
-変化の予兆を掴み取る広報・PRの視点を如何に築くか-
講
師:NHK 制作局 経済・社会情報番組部
チーフ・プロデューサー
細田 美和子氏
<講師略歴>
1990 年
1993 年
1995 年
2001 年
2005 年
2006 年
2010 年
NHK入局
本局(社会情報番組)
「サンデー経済スコー
プ」、「プライム10」、
「NHKスペシャル」
他を担当。
「クローズアップ現
代」、経済、教育、医療、
文化など様々なテーマ
で番組制作。
大阪放送局へ異動
新番組「プロフェッシ
ョナル」の番組開発、
NHKの改革プロジェ
クト専任メンバー。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」レギュラー放送スタート時より担当。
「クローズアップ現代」チーフ・プロデューサー、様々なテーマによる特集を制作。
<講演概要>
◎「クローズアップ現代」とは?
「クローズアップ現代(クロ現)
」は報道局の 15 人と制作局の 6 人のチーフ・プロデューサー
が作っております。この番組には「クロ現憲法」というものがあります。もちろん成文の憲法と
は違いますが、立ち上げの時の志を今でも持ち続けているということです。番組を紹介するホー
ムページ(http://www.nhk.or.jp/gendai/index.html)をご覧ください。一言で言えば生放送へ
のこだわりでしょうか。
「クローズアップ現代」の放送時間は 26 分です。構成は、VTRが 2 本か 3 本で合計約 15 分、
スタジオトークが 7~8 分といったところでしょうか。VTRは多くの場合、こんな事例の次には
こんな事例と、事例の横滑りによる構成は許されません。事例のあとは背景や対応策などで深め
ていくVTR。そして生のスタジオトーク。ディレクターが何を感じたかが大事であって、必要
だと思われるものはすべて取材することと指示しています。逆説的ですが、もっとも効率的なの
は、すべて取材することなのです。こうした方針があるため「『クローズアップ現代』を作るのは
難しい」とディレクターの間では言われております。
- 14 -
●講演レポート
しかし、伝統ある番組ではありますが、新しいこともできるというのが、
「クロ現」です。ネッ
トとの融和ということで「ニコニコ動画」にスタジオの前、生放送中、放送後とすべて載せるこ
ともしました。おもしろいと統括チーフ・プロデューサーが言えば、企画がすぐ通るというフッ
トワークの軽さが利点でもあります。最も「新しいこと」「面白いこと」「本質的なこと」が「す
ぐにできる」番組であり続けるという矜持があるのです。
私は 1990 年にNHKに入局し 95 年には「クローズアップ現代」にディレクターとして勤務、
2001 年まで務めていました。その後、大阪へ転勤、東京に戻って「プロフェッショナル」の番組
開発をして、2010 年に再び「クローズアップ現代」にチーフ・プロデューサーとして戻りました。
戻ってきて驚いたのは、一部のディレクターたちが、構成の立て方や企画などについて「『クロー
ズアップ現代』はこんなもの」と言っているではありませんか。
「プロフェッショナル」という新
番組で「テレビはこんなもの」という固定概念を崩すことをチームで目指してきた私としては、
そして「クロ現愛」の深い私としては、このような考えに我慢できませんでした。この2年間、
番組内容の改革を目指しております。
◎ネタの見つけ方・深掘りの観点
新聞やネット記事、本、人との雑談などがもと
になるという点では、目新しいものはありません。
でも同じモノを見て、聞いて、知っていても、番
組にできる、できないに分かれます。ポイントは、
何に焦点を当てるか、その「意味合い」は何なの
か、それが人の心にフックがかかるかだと思いま
す。
90 年代のディレクター時代は、副作用が指摘
されている抗ガン剤も、それを分かっていて使う
人がいることに注目、薬への向き合い方には人そ
れぞれのライフスタイルがあると考えて番組を
作りました。
また山一証券の破たんでは、名簿から探して 35 歳課長の再スタートを取材し、同期の就職活動
を通じた明暗を描き、人材流動化時代を探りました。山一証券の破たんは涙を流した社長会見が
有名ですが、一人の課長、平社員から見て、時代を読み解くことをめざしたのです。
2010 年に「クローズアップ現代」のチーフ・プロデューサーに就任してからは、新しい価値、
概念について当事者として自分自身での違和感、共感を大事にしています。昨年 3 月 10 日に放送
した「テレビはいらない?!」では、「およそ 2000 万人の会員を誇るニコニコ動画や Ustream な
ど、ネットを情報源とする報道が相次ぎ、娯楽番組でも、素人制作のインターネット番組が人気
を集めている。編集をしないリアリティ、自らもコメントなどで番組参加できる双方向性。テレ
ビは「遠い」けど、インターネット放送は「近い」と、若者たちのテレビ離れが加速している。
番組では、インターネット放送の最前線を追いながら、中継で、ニコニコ生放送のスタジオとも
結び、急増するインターネット放送が私たちの生活をどう変えていくのか、放送の役割とは何な
のか考える。」(NHK「クローズアップ現代」HPより)として、テレビとネットが一緒に何が
できるのか挑戦しました。テレビの当事者としてテレビとネットが対立するのではなく、それぞ
れの新たなありよう・連携の仕方を模索したつもりです。
昨年 6 月 2 日の「幸せのモノサシ」では幸福度指数に注目しました。私自身も 3 人目の子供を
生んでから幸福について考えるようになりました。特に震災後、人々の価値観が変化しているこ
とを実感、金銭的に豊かになることや会社で評価されることなどから、社会の中で家族の中で、
どのくらい大事にされているか、役に立てるかということに人々の幸福感が変わっているのでは
ないか、という視点から番組を作りました。
- 15 -
●講演レポート
また、由紀さおりさんのヒットCD「1969」。ピンク・マルティーニと共演したもので、世界的
にヒット、すでに民放などで取り上げられていました。しかし、私はBSで武田鉄矢さんが「日
本の歌謡曲は母音が特徴」と話していることにヒントを得て、1 か月かけて、日本語に焦点を当
てて専門家の分析などを取材し、「“日本語の歌”には、母音の使い方・イントネーション・発声
方法など、世界でも稀に見る独特の“美しさ”があると見直されている。番組では、専門家によ
る様々なアプローチで由紀さんの“日本語の”歌声を分析し、世界中の人々の心をとらえる日本
語の響きと日本語の繊細な世界を、今改めて考える」(NHK「クローズアップ現代」HPより)
番組にしました。今年 2 月 21 日に放送したこの「世界を魅了する日本の歌謡曲」は大変多くの反
響を呼び、視聴率も 15.3%となりました。
◎広報・PRからの売り込みとネタ
広報・PR関係者からの情報提供はもちろん歓迎しますが、忙しい時間にいきなり電話されて、
ものすごい勢いで話されても困ってしまいます。
「クローズアップ現代」は夜 7 時半から始まる番
組ですから、担当の放送がある日は午後 3 時から 4 時の間はとても忙しいです。情報提供のポイ
ントは、その情報の「意味合い」、社会へのインパクト。それによっては本当に番組になることも
あります。ただ、私が興味を持って質問しても、広報担当者がそれ以上答えられないということ
もあります。また、会議の様子を取材させてくれたのはよいが、台本ができているのが分かって
しまうことも……。「神は細部に宿る」。その場をしのぐ「作り物」はすぐわかってしまうもので
す。私たちは「10 を聞いて 100 を伝える」のではなく、「100 を聞いて 10 を伝える」のです。
“視聴率を気にするか?”という質問にお答えします。民放と違いNHKの番組ですので、視
聴率に一喜一憂することはありません。しかし、多くの人には見てもらいたい。
とはいえ例えば、高齢問題、医療問題を制作すると視聴率がとれるからと言って、そればかり
作っていては飽きられます。むしろ「久しぶりにNHKを見て、家族で話しました」というよう
な反響があった時が、一番うれしいのです。
※上記は、本年 4 月 27 日開催の「第 139 回定例研究会」講演の要旨です。
広報委員会委員 尾関謙一郎(メディアと広報研究所 主宰)
- 16 -
ELトレンド指数で見るキーワード・ランキング
2012 年 4 月度
エレクトロニック・ライブラリーは、2012年4月度の「話題のキーワード・ランキング」を発表
しました。
これは、4 月に発行された新聞 96 紙・雑誌約 100 誌のうち、
「ELNET」に登録されている
キーワード約 263 万語のヒット数の増減を数値化した「ELトレンド指数」等をもとに「一般キ
ーワード」と「企業キーワード」に分けて分析したものです。
「一般キーワード」と「企業キーワード」のTOP10 は以下の通りです。
■ 2012 年 4 月度
EL一般キーワード TOP10
順位
トレンド
指数
1位
7.62
弾道ミサイル
6位
4.49
一体改革
2位
6.96
発射
7位
4.45
避難区域
3位
6.91
大飯原子力発電所
8位
4.41
人工衛星
4位
5.02
原子力規制庁
9位
4.00
追加緩和
5位
4.55
発射実験
10位
3.76
打ち上げ
キーワード
■ 2012 年 4 月度
順位
トレンド
指数
キーワード
EL企業キーワード TOP10
順位
トレンド
指数
1位
3.77
AIJ投資顧問
6位
1.51
シャープ
2位
2.32
関西電力
7位
1.46
国際協力銀行
3位
1.91
鴻海精密工業
8位
1.45
JR四国
4位
1.57
かんぽ生命保険
9位
1.45
東京急行電鉄
5位
1.55
日本板硝子
10位
1.44
新名神高速道路
キーワード
順位
トレンド指
数
キーワード
※ELNETホームページでは毎月の発表を週刊にバージョンアップした上で、
「ELウィークリートレンド」として毎週水曜日に発表しています。
詳細は以下ご参照ください。
http://www.elnet.co.jp/el/trend/index.html
(事務局・縮)
- 17 -
『誤解だらけの放射能ニュース』
小島 正美 著
エネルギーフォーラム
900 円(+税)
その実在を確認できない不可思議な対象でありながら、人々の
畏敬を集めるのが「霊」である。その存在の否定は、「霊」を盲
信する人々にとってはいかなる科学的な根拠をもってもかなわ
ず、「霊」の神秘的な魔力から解き放つことは困難だろう。
昨年 3 月 11 日の東日本大震災により被災した福島第一原子力
発電所からは大量の「放射能」が放出された。その危険性につい
て様々な見解や主張が明らかな根拠もないまま世に溢れ、国民の
多くを恐怖のどん底に陥れた。著者は、本書「誤解だらけの放射
能ニュース」
(エネルギーフォーラム刊)の冒頭で、
「放射能」が
「霊」と似ている、と始める。
福島第一原子力発電所の事故は、言うまでもなくわが国原子力
史上最悪となる未曽有の大事故である。地震による津波が直接的
な原因とはいえ、想定外の放射能の大量放出はかつて原爆の惨禍
に見舞われ放射能被害の悲惨な状況を知る日本国民を震え上が
らせた。事故直後からメディアは原発から放出される放射能の危
険を大きく報じ、生命と生活を脅かすとして国民の不安を大きく
煽り立てた。
著者はニュースの影響度の大きさを決定付ける要素として「特
異な現象」
「物語」
「アクション」をあげ、
「方程式」を模して3つの要素を乗じた結果が影響度の
強さを示すと説く。この「方程式」が原発事故の報道にも適用され影響度を増幅された数々の報
道が、放射能リスクに対する国民の認識を形成する背景となったことは否定できぬであろう。
著者は共感を集める報道が、必ずしも科学的根拠に裏付けられた合理的な認識をともなわない
ことに警鐘を鳴らす。支持を得るには、
「あくまで科学的な根拠を示したエビデンス(証拠や根拠)
を提示して認められたとき」とし、このことが発表や報道のスタンスとして重要とする。本書で
は、物事の判断は科学的な根拠に基づくべきというスタンスから、リスクに関する評価や判断に
ついての論点を検証し、その問題点を抉り出す。たとえば、
「一般人の被ばく限度は、年間1ミリ
シーベルトと法律で決められている。それを超えたら危ない」という表現の問題点を指摘する。
実際には被ばく限度を年間1ミリシーベルトとする法律は存在していないこと、ICRP(国際
放射線防護委員会)が示す放射線作業従事者の被ばく基準が年間 50 ミリシーベルト(5 年間で 100
ミリシーベルト)であり、その基準のもとで作業者の健康状態が維持されていること、自然界か
ら被ばくする放射線量は地域によっては年間1ミリシーベルトを超えていること、居住地域によ
る被ばく線量の多少と健康への影響の間の相関関係は見受けられないことなど根拠を明確にした
検証を進める。そして、このような姿勢が、専門家やジャーナリストによる座談会の記録で構成
される本書後半の章も含め、バックボーンとして本書全編を貫く。
本書は、放射能リスクについて科学的に十分な検証を行うことなく国民の不安を煽りがちなメ
ディアに反省を提起するとともに、メディアから際限なく流れる報道の真偽を見極めることの必
要と重要性を人々に訴える貴重な提言とも言える。一方、影響度の大きさに関する「方程式」に
象徴されるメディアの報道特性、取材にあたる記者の科学知識や理解力、様々な見解や主張に関
する科学的な吟味の必要性など、広報に携わる人々が意識せざるを得ないことも多い。広報パー
ソンにとっても、精読に値する一冊だろう。
(事務局・真部)
- 18 -
■ 入退会・変更会員
入
会
◇ 法人正会員
濱田 卓史氏
宮下健太郎氏
曽我部晃央氏
玉井 智子氏
◇ 個人正会員A
中里 好宏氏
4名
㈱ECC 総合研究所・マーケティング部 広告広報課 ゼネラルマネージャー
推薦者 森
健氏
(㈱電通)
推薦者 大原 寿一
((公社)日本パブリックリレーションズ協会)
バリューコマース㈱ 総務部 広報
推薦者 森
健氏
(㈱電通)
推薦者 大原 寿一
((公社)日本パブリックリレーションズ協会)
㈱富士通システムズ・ウエスト 経営推進本部 経営企画統括部
ブランド推進部 担当課長
推薦者 山田 悦朗氏
(富士通㈱)
推薦者 森
健氏
(㈱電通)
UCCホールディングス㈱ 広報室 室長
推薦者 礒井 純充氏
((公社)日本パブリックリレーションズ協会 副理事長)
推薦者 片山 實規氏
(TDK㈱)
1名
㈱博報堂 広報室 シニアプロデューサー
推薦者 森
健氏
(㈱電通)
推薦者 大原 寿一
((公社)日本パブリックリレーションズ協会)
◇ 個人賛助会員C 6名
大谷
隆氏
(一般)
松尾 剛志氏
(一般)
退
5 月度の理事会で審議・承認された入会・変更の皆さま
をご紹介します。
(敬称略)
川上雄一郎氏
真鍋 順子氏
(一般)
(一般)
出張 宏明氏
横山佳代子氏
(一般)
(一般)
会
5 月度の退会は個人正会員A1 名、個人賛助会員A1 名の 2 名
変
更
◇ 法人正会員
川崎 日郎氏
5名
から
井口
富義氏
田村 康弘氏
から
出口 裕康氏
前田 一郎氏
八重樫芳美氏
から
から
中山 喜昭氏
河瀬 祥子氏
稲葉
から
宮川
誠一氏
誠氏
(㈱オリコム 企画制作本部 コミュニケーションデザイン局
プロモーションプランニング部 担当部長)に交代
(㈱損害保険ジャパン コーポレートコミュニケーション企画部
部長)に交代
(東レ㈱ 広報室 広報室長)に交代
(ニフティ㈱ コーポレートコミュニケーション室
室長)に交代
(日本電気㈱ コーポレートコミュニケーション部
コーポレートコミュニケーション部長)に交代
- 19 -
●会員情報
◇ 個人正会員A
2名
藤下 直人氏
から
大澤 和浩氏
横塚
厚氏
から
嶋村
孝氏
((社)生命保険協会 広報部 広報部長)に交代
(㈱東京ドーム 広報IR室 室長)に交代
◇ 個人賛助会員A 1名
森
健氏
から
石田
(㈱電通 ⅰPR局 部長)に交代
(社名50音順/敬称略)
茂氏
会員数(2012年5月度理事会時点)
法人正会員
個人正会員A
個人正会員B
法人登録会員
個人賛助会員A
個人賛助会員B
個人賛助会員C
特別会員
218名
152名
29名
23名
17名
9名
44名
8名
総 会 員 数
法人賛助会員
500名
1社
■ 新会員インタビュー
新入会、変更による新規会員の皆さんをご紹介します。
法人正会員
◇ 新入会員
百武
鉄雄氏
(オリンパス㈱ 広報・IR室長)
「はじめまして。オリンパスの百武と申します。本年 4 月 1 日付けで
広報・IR室へ異動したのを機に、5 月 1 日からPRSJへ入会させ
て頂きました。弊社は昨年秋から一連の不祥事によりメディアを通じ
世間をお騒がせしておりましたが、現在は、第三者委員会による調査
報告書のご指摘をもとに様々な課題を解決しながら、新経営体制の下、
信頼の回復と事業再生へ向けた中期ビジョンの策定を推進しておりま
す。広報部門としては、新生オリンパスがより社会から信頼される企
業となるべく、より積極的、そして適切な情報開示による企業の透明
性の確保が重要な使命と考えております。そのためには、広報部門の
スキルアップと幅広い情報収集が必要と考え、この度、PRSJに入
会をすることにいたしました。セミナー等のほか、会員の皆様との交
流や情報交換ができることを楽しみにしております。どうぞよろしく
ご指導のほどお願いいたします」
- 20 -
●会員情報
個人賛助会員C
◇ 新入会員
出張 宏明氏 (㈱電通 営業局)
「ソーシャルメディアが発達し、個々人の情報発信力が強まる中、P
Rの社会的重要性が今後ますます高まっていくと考えております。そ
のため、今後、より良いコミュニケーションデザインを行い、豊かな
社会をつくっていくことに貢献していくためには、PRに関する知恵
や創意工夫が必要と考え、今回入会致しました。社会に有益かつ有用
な情報を発信する力を高める一助とさせていただき、実務に活かして
いくとともに、その経験を協会へ還元し、PRの発展に寄与できれば
と考えております」
真鍋 順子氏 (㈱リブセンス)
「これまでIRに携わってきたのですが、昨春リブセンスに入社して
広報を兼務することになり、情報収集や相談できる場がほしいと思い
入会しました。2011 年 12 月の上場を機に、少しずつ社名が外に出る
ようになったものの、効果的なパブリシティによって知名度を高めて
いくことが課題です。また、企業規模が拡大する中で社内広報を強化
し、今後の成長・組織づくりの一助となればと思っています。
趣味・興味分野は、仕事と言いたいところですが(もちろん仕事も好
きです!)、舞台・絵画・音楽鑑賞、旅行、美味しいものを食べること、
加圧式トレーニング、カラオケ、書道です。
会員のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします」
■ 会員社名変更
(旧)
住友信託銀行㈱
→ (新) 三井住友信託銀行㈱
■ 会員住所変更
アマゾンジャパン㈱
〒153-0064 東京都目黒区下目黒 1-8-1 アルコタワーアネックス
TEL:03-6367-4117
FAX:03-4288-4350
チバビジョン㈱
〒107-0052 東京都港区赤坂 2-17-7 赤坂溜池タワー
TEL:03-5461-1307
FAX:03-5461-1398
- 21 -
●会員情報
㈱フォーランナー
〒105-0003 東京都港区西新橋 1-20-10 西新橋エクセルビル 7F
TEL:03-6268-8603
FAX:03-6268-8619
三井住友信託銀行㈱
〒100-8233 東京都千代田区丸の内 1-4-1
TEL:03-6256-6302
FAX:03-3286-4668
編集担当より
会員のみなさんの情報をお寄せください!!
本誌では会員の動向・消息や、会員から会員へのお知らせなどを積極的に掲載いたします。
ビジネスに直結する情報に限らず、会員交流に関するものでも結構ですので是非ご一報ください。
- 22 -
●理事会報告
公益社団法人 第 2 回 5 月度理事会開催
5 月 9 日(水)12:00~14:00
委員会・部会・特別委員会報告と活動予定(理事会報告(5 月 9 日現在))
◎組織委員会
◇組織委員会
・4 月 19 日(木)開催の委員会報告は以下の通り。
①理事会報告 ②組織再編について(組織整理統合)③会員交流 ④シナジー検討
⑤その他
◇組織再編について
・理事会の討議内容を委員に説明。大方の理解を得る。今後「交流委員会」に再編された場の運
営等に課題を残すが、新体制下でこれも討議することとした。
◇会員交流
・総会後の懇親パーティの進行について討議した。司会進行には杉山理事を推薦した。
◇シナジー検討
・「交流委員会」で合流する国際委員会のメンバーと意見交換を行う予定。
◇その他
・次回 5 月度の委員会は 5 月 17 日(木)14:30~開催する。
◎国際委員会
◇国際委員会
・4 月 13 日(金)日本外国特派員協会(FCCJ)にて開催した。大島、西谷、橋本、市瀬、塚本と
事務局から 2 名が参加した。委員会報告は以下の通り。
①理事会報告 ②組織再編について(組織整理統合)③特別国際セミナー ④異文化勉強会
⑤英文ホームページについて ⑥その他
◇特別国際セミナー
・アジア諸国の経済、PRならびにメディア事情に関しての講演会、TPPに関しての広報・P
Rの立場からの講演会等、委員会で今後検討を続ける。また、過去に好評だったカントリーブ
ランディングの講演会も再度行う方向で検討する。また、西谷氏からセミナー「カントリーブ
ランディング」を開催するとともに東京オリンピック誘致を説明するという提案があった。
◇異文化勉強会
・次回訪問したい国の大使館を検討(ロシア・インドネシア・イラン・カナダ等)。会員にとって
広報・PR関係のビジネスチャンスのある国々の大使館を選んで訪問したい。ただ協会組織が
変更になるので、現在あたっていないが、できたら 6 月ごろに実施したい。
◇英文ホームページについて
・現在、協会の役割を市瀬氏に書いていただき、大島氏に内容チェックをお願いしている。
追記:大島氏は、筑波学院大学の学長になられた。
◇その他
・協会ニュースに外務省が開催した『東日本大震災とメディアの役割―内外メディアの視点』セ
ミナーから海外メディアの意見を抜粋して紹介した。内容は外務省のメールマガジンから許可
を得て掲載した。
・次回の国際委員会は 5 月 18 日(金)に開催する。
- 23 -
●理事会報告
◎教育委員会
◇教育委員会
・5 月度委員会は理事会開催の前日の 5 月 8 日に開催したため、委員会報告は次回 6 月度理事会
で報告する。
◇定例研究会
・第 139 回定例研究会は 4 月 27 日(金)日本外国特派員協会(FCCJ)で開催した。講師にN
HK「クローズアップ現代」チーフプロデューサー 細田 美和子氏で、テーマは「“30 分 1テ
ーマ”で時代を先読みする「クローズアップ現代」 -変化の予兆を掴み取る広報・PRの視点
を如何に築くか-」。参加者は 70 名。
・第 140 回定例研究会は 5 月 31 日(木)六本木アカデミーヒルズ 49 で開催する。講師はテレビ
東京 報道局 ニュースセンター デジタル編集担当部長 鈴木 宏昭氏で、テーマは「テレビの
新境地を開拓するWBSの Facebook 戦略」を予定。5 月 8 日現在の参加者は 40 名(+無料 3
名)。※定員 64 名。
・第 141 回定例研究会は、6 月 27 日(水)日本外国特派員協会(FCCJ)で開催予定。講師に
は日本経済新聞大阪本社 経済部 編集委員 竹田 忍氏を招聘する。
◇広報PRアカデミー
・2012 広報PRアカデミー「基礎コース:広報・PR基礎講座」
PR会社や広報セクション等に入社、配属された経験の浅い広報・PR業務担当者が広報・P
Rの基礎を学ぶ。4 月 13 日(金)・16 日(月)・17 日(火)の 3 日間で開催した。参加者は以
下のとおり。
3 日間受講 49 名(会員 37、一般 12)
1 日目(4 月 13 日)受講 7 名(会員 1、一般 6)
2 日目(4 月 16 日)受講 6 名(会員 5、一般 1)
3 日目(4 月 17 日)受講 10 名(会員 3、PRプランナー1、一般 6)
・2012 広報PRアカデミー「専門・応用コース:広報・PRプロジェクト最新事例セミナー
--PRグランプリ表彰企業の取組みに学ぶ--」 教育委員会・顕彰委員会(共催)
・第 1 回(5 月 16 日(水) 19:00~21:30 開催・於:博報堂本社会議室)は、マーケティング・
コミュニケーション部門最優秀賞、ソーシャル・コミュニケーション部門最優秀賞、イノベ
ーション部門最優秀賞の各受講者による発表。その後、講評に続き、「最近の広報・PRト
レンドと「PRアワードグランプ 2011」における表彰事例の意義」(仮題)として、江戸川
大学教授・濱田 逸郎氏から講演いただく。5 月 8 日現在の参加者は以下のとおり。
110 名(会員 54、PRプランナー15、一般 41)
・第 2 回(6 月 14 日(木) 19:00~21:30 開催・於:博報堂本社会議室)は、コーポレート・
コミュニケーション部門最優秀賞、PRアワード 2011 グランプリの各受講者による発表と、
宇都宮市関係者による「ブランド戦略」に関する講演ならびに、さいたま市関係者による「さ
いたま市議会の取り組み」について講演いただき、ブレーメン・コンサルティング 岡本 亨
二氏から講評と講演をいただく。
・「2012 広報PRアカデミー「専門・応用コース:ソーシャルメディア実践講座」
ソーシャルメディア運用のためのインナーコミュニケーション
第 5 回目となるソーシャルメディア実践講座では、5 月 22 日(火)19:00 から「ソーシャル
メディア運用のためのインナーコミュニケーション」と題し、ソーシャルメディアの円滑な
運用に欠かせない社内教育やリスク管理、広聴の体制整備について、具体的な取り組み事例
を紹介しながら討議する。
パネリストはデル㈱ 広報室シニアマネージャー 関口 良幸氏、㈱ベネッセコーポレーション
教育事業本部 副本部長 豊岡 隆行氏、毎日新聞社 コンテンツ事業本部次長 小川 一氏、コ
ーディネーターには鶴野 充茂氏(PR協会理事)を招聘。
第 6 回は 6 月末~7 月開催予定。
- 24 -
●理事会報告
・2012 広報PRアカデミー「基礎コース:ソーシャルメディア基礎講座
・・・今さら聞けないSNS」
・Twitter や Facebook 等のソーシャルメディアの普及に刺激を受け、これから自社でも SNS の
利活用に取り組もうという意欲のあるPRパーソン(主に中堅層以上の年齢を対象)に対し
て、Twitter や Facebook 等のソーシャルメディアに関する基本的な知識と利用法を講義と実
習を通じて習得する講座(初心者向け)。
・会場は協会会議室を予定し、定員は 10 名。1 人 1 台のノートパソコンを協会で準備する。応
募人数に応じて、同一内容の講座を年 2 回~4 回まで開催したい。講師にはSNSの実務家
を招聘し、第1回目を 5 月~6 月に開催予定。開催時間は 18:00~21:00。
◎広報委員会
◇広報委員会
・5 月 24 日(火)開催の委員会報告は以下の通り。
①理事会報告 ②組織再編について ③協会ニュース ④メディアリレーションズ
⑤ホームページ ⑥その他
◇組織再編について
・
「広報委員会」
「顕彰委員会」
「出版委員会」が統合して「広報委員会」となることは了承された。
統合後の新しい組織構成・メンバーについては、通常総会後に調整することとした。
◇協会ニュース
・協会ニュース 5 月号は 5 月 7 日に会員に発送した。
◇メディアリレーションズ
・4 月 27 日(金)『「PRプランナー資格認定制度」第 11 回資格検定試験の受験者募集を 6 月 1
日から開始』の報道資料を東商記者クラブに配布した。
・協会が編著し 4 月 5 日に刊行した「広報・PR資格試験 参考問題集」、「改訂版 広報・PR
概論」について、電通報で取り上げられた。記事中では、
「広報・PR資格試験 参考問題集」、
「改訂版 広報・PR概論」の判型、ページ数、価格、問合せ先が紹介されている。
◇ホームページ
・4 月のアクセス状況(PVとUU)は以下のとおり。
WEB名
PV
UU
協会(www.prsj.or.jp)
11,278
3,007
上位のコンテンツ
1.
トップページ
3,402
2,565
2.
資格制度について
604(※1)
533
3.
セミナー/イベントを探す
520(※2)
448
※1:PRプランナー資格制度(リンク)
※2:セミナー/イベント(リンク)
【参考】2012 年 3 月
WEB名
PV
UU
%(PV)
協会(www.prsj.or.jp)
11,596
9,252
97.3%
トップページ
3,525
2,695
96.5%
資格制度について
607(※1)
548
99.5%
協会について
520
412
-%
※1:PRプランナー資格制度(リンク)
2012 年 4 月度:アクセスは 27 日までの月~金に中心(130~180UU/day)。PR会社検索ページ
は、987/758、英文HPのPVとUUは、256/174。
- 25 -
●理事会報告
・ホームページ(セミナー/イベント)の 4 月のアクセス状況は以下のとおり。
WEB名
PV
UU
セミナー/イベント
5,635
3,978
上位のコンテンツ
1.
トップページ
911
576
2.
セミナー/イベントを探す
790
389
3.
広報・PR最新事例セミナー
662
557
【参考】2012 年 3 月
WEB名
PV
UU
%(PV)
セミナー/イベント
5,771
4,277
97.6%
広報・PR基礎講座
1,164
955
-%
トップページ
903
571
100.9%
セミナー/イベントを探す
702
399
112.5%
2012 年 4 月度:4 月上旬と下旬にアクセスが集中(50~150UU/day)。5 月に開催される広報・
PR最新事例セミナーにアクセスが多い。
・ホームページ(PRプランナー資格制度)の 4 月のアクセス状況は以下のとおり。
WEB名
PV
UU
PRプランナー資格
23,319
2,668
上位のコンテンツ
1.
トップページ
4,539
2,787
2.
受験する
1,666
1,009
3.
資格制度について
1,402
930
【参考】2012 年 3 月
WEB名
PV
UU
%(PV)
PRプランナー資格
30,130
2,825
77.4%
トップページ
5,180
3,348
87.6%
資格制度について
1,835
1,280
76.4%
受験する
1,833
1,152
76.5%
2012 年 4 月度:アクセスのピークは 4 月 11 日(2 次試験Web予約締切前々日)
、PVとU
Uは、1,589/201。
◇その他
・次回広報委員会は 5 月 28 日(月)17:00~協会会議室で開催する。
◎出版委員会
◇出版委員会
・4 月 19 日(水)開催の委員会報告は以下の通り。
①理事会報告 ②PR手帳 ③PRイヤーブック
◇PR手帳
・前年実績を基に適正部数を検討し、2,000 部減の 9,000 部(会員配布 6,000 部、市販 3,000 部)
と決定。→約 20 万円減。
・収入増策としての、割引率の改定(現状は 100 冊以上が 10%割引、500 冊以上が 20%割引)に
ついては継続的に検討。
・2011 年版まで製作を担当していた会社より、2012 年版については辞退の意思表明があり、急遽
対応を検討。4 月 5 日に会員に対して公募を行ったが(4 月 12 日締め切り、総額 670 万円以内)、
応募は㈱ティーツーのみ。
- 26 -
●理事会報告
・4 月 16 日、出版委員長、同副委員長、担当理事、常務理事により㈱ティーツーの面接と審査を
行い適任の判断で全員一致。4 月 19 日、出版委員会の承認を受け、委託先を同社に決定。
・4 月 24 日、出版委員長立会いのもとに、前制作会社の㈱キャデックと㈱ティーツーで引継ぎを
実施。印刷データ、手帳の社名箔押し用の版を無償で提供を受けた。PR協会への権利帰属を
明確にするために㈱ティーツーと契約を結ぶ。
◇PRイヤーブック
・1 月 23 日の出版委員会にて理事会での承認を報告し、編集及び原稿執筆がスタート。現在順調
に進行。
・3 月7 日理事会にて、『PRイヤーブック』について以下の基本方針を述べた。
①PRイヤーブックはPR協会発足当時より発行された「協会報」をルーツとし、現在もその
使命を負っている。
②会報誌の性格が強いため書店販売は50 冊程度に留まり、収益事業に位置づけること自体に無
理がある。
③今後は公益法人として、PR の重要性と社会的使命の理解を得るための公共誌と位置づけ、
公益性を高めることが必要。
④加えて、新会員獲得のツールとして活用を図ることが必要。
・3 月 13 日「東日本大震災によって問われた広報のあり方とは」森健理事長にモデレーターを務
めていただき、猪狩誠也氏(東京経済大学名誉教授)、濱田逸郎氏(江戸川大学教授 日本広報
学会理事長)との座談会終了。
・3 月 15 日 佐川急便取材、3 月 28 日ニューヨークタイムズ・ファクラー氏取材、3 月 29 日石巻
赤十字病院取材済み。
・スケジュール:入稿 5 月 2 日、校正 5 月 11 日、発行 5 月 25 日。広告は 2 社減の 12 社で確定し、
4 月 20 日締め切りで原稿集稿済み。
・費用については①96 ページ(20 ページ削減)②1100 部(400 部削減)により、80 万円の削減。
・定価は 20 ページ減に伴い 200 円値 下げの「1000 円+消費税」とする。
◇その他
・3 月 7 日理事会にて 2012 年度事業計画案/予算案製作総費用について、「総額 100 万円の費用
削減(PRイヤーブックで 80 万円、PR手帳で 20 万円削減)により、協会案の収支▲50 万円
に到達。今後も詳細検討の段階でさらに収支改善を行う」と報告。
・上記報告内容をもとに継続的に収支改善を検討していくが、PRイヤーブック の広告減(セッ
ト1 社14 万円、単独1 社10 万円)により収入が24 万円減の見込み。(3 月末時点)
・次回出版委員会は5月23日(水) 17:00~協会会議室で開催する。
◎顕彰委員会
◇顕彰委員会
・4 月 21 日(水)開催の委員会報告は下記の通り。
①理事会報告 ②組織再編について(組織整理統合) ③PRパーソン・オブ・ザ・イヤー
④PRアワードグランプリ
◇組織再編について
・「PRパーソン・オブ・ザ・イヤー」「PRアワードグランプリ」等の顕彰事業に関しては旧顕
彰委員会のメンバーを中心に構成したい。新メンバーの増員も検討する。
◇PRパーソン・オブ・ザ・イヤー
・目的(PRパーソン・オブ・ザ・イヤーをなぜ選ぶのか)及び定義(PRパーソン・オブ・ザ・
イヤーとは何か)が不明確となっている。選定プロセスの変更が必要。見直しを委員会で議論
しているが、理事の皆様のご意見も伺いたい。5 月度以降の委員会で方向性を決めたい。
◇PRアワードグランプリ
・例年のスケジュールにのっとり、細部改編のうえ、行っていく。
◇その他
・次回顕彰委員会は 5 月 16 日(水)12:00~協会会議室で開催する。
- 27 -
●理事会報告
◎資格制度委員会
◇資格制度委員会
・4 月~5 月の進捗状況報告は以下の通り。
①実施運営報告 ②試験専門委員会 ③参考図書出版状況報告 ④広報普及
⑤PRプランナー交流 ⑥その他・資格制度ホームページ等
◇実施運営
・第 10 回 2 次試験(5 月 13 日(日)に東京・大阪で実施)の受験予約状況は下記の通り。
<第 10 回 2 次受験予約>合計 347 名
東京 262 名、大阪 54 名 ※第 9 回合計:331 名、第 8 回合計:351 名
<第 10 回 2 次受験申込>合計 289 名
東京 240 名(会員 67、一般 157、学生 17)
大阪 49 名(会員 7、一般 41、学生 1) ※第 9 回合計:286 名、第 8 回合計:312 名
・第 10 回PRプランナー補(4 月 11 日(水)に合否通知送付)の認定申請状況は下記の通り。
<第 10 回PRプランナー補の認定申請申込状況は下記の通り>
104 名(会員 6、一般 81、学生 17)うち、入金あり 96 名(会員 5、一般 77、学生 14)
・PRプランナー(准・補)取得者数
PRプランナー補 1532 名※、准PRプランナー326 名、
PRプランナー1202 名(※現在受付中)
・PRプランナー認定更新状況:117 名(182 名中)、カード希望:36 名
・PRプランナー補認定更新状況:19 名(158 名中)、カード希望:7 名
・PRプランナー更新率アップのため、施策を検討した。
◇試験専門委員会
・第 10 回 2 次試験問題作成。
・第 10 回 3 次試験問題作成。
・2 次試験合否判定会議を 5 月 17 日に開催予定。
◇テキスト出版
・
「広報・PR 資格試験問題集」を発刊(4 月 5 日)。初版 1,500 部。4 月 26 日時点の在庫は 760
部。
・
「改訂版 広報・PR概論」を発刊(4 月 5 日)。発刊部数は 1,000 部。価格:2,500 円(消費税
別)。
第 2 刷(500 部)を 4 月 20 日に発刊。4 月 26 日時点の在庫は 50 部+500 部。
・「広報・PR実務」は在庫数 370 部(4 月 26 日時点)。
・
「広報・PR概論」全面改定に向けて、基本用語の検討会議として第 8 回会議を 5 月 9 日に実施
予定。
◇広報普及
・学生向けアンケートから、第 8 回・第 9 回 1 次試験合格者に対象を変更し、アンケートを実施
し、133 名(24%)より回答あり。)※対象者 第 8 回:293 名+第 9 回 269 名=562 名
集計結果・コメントを資格制度ホームページで発表。
・ニュースリリース
4 月 27 日、第 11 回 1 次試験のスケジュールを東商記者クラブで資料配布。
・日本広報学会に対して、資格認定制度実施状況に関する報告書を作成し、送付した。
◇その他
・次回以降の委員会は、5 月 24 日(木)12:00~、協会会議室で開催する。
◎企業部会
◇幹事会
・3 月 28 日の幹事会で現体制での幹事会は終了した。今後は新体制で活動を開始する。
- 28 -
●理事会報告
◇新体制について
・渡邉理事、野村理事、杉山理事が中心となり、幹事会メンバーの拡大を図る。
◇企業部会フォーラム
・6月11日(月)18:30~ヒルズクラブにて開催する。企業広報活動のSNS成功事例としてJA
Lを取り上げる。講師は日本航空㈱(JAL)広報部長 溝之上 正充氏と顧客戦略部推進グル
ープ グループ長 浅香 浩司氏。テーマは「ダイレクトメディアFacebookの活用事例をJAL
企業広報の先進事例に学ぶ」(仮)。
◇広報活動研究会
・第5回広報活動研究会は京王電鉄㈱ 富士見ヶ丘車庫見学会を4月6日(金)に開催した。京王電鉄
の「地域社会と広報・CSR活動」について広報部長 武井 良仁氏と車両電気部車両課長 梁
瀬 哲夫氏のお二人からの講演後に富士見ヶ丘車両基地の見学会を行った。見学会は盛況に終了
した。終了後懇親会を開催し、こちらも参加者同士の懇親を深めた。参加者は16名。
◎PR業部会
◇幹事会
・4 月 12 日(木)開催の幹事会報告は以下の通り。
①理事会報告 ②組織再編について(組織整理統合)③活動報告 ④その他
◇組織再編について
・4 月 12 日 PRスキル研究会終了後、PR業部会幹事と懇親会席上で組織再編の意義と対応に
ついて協議、意見交換を行った。財政面に関してのみではなく、公益法人としての正しい姿勢
とその周知を統一化した。
◇PRスキル研究
・第 20 回PRスキル研究会を 4 月 12 日(木)会場を㈱内外切抜通信社 B-1ホールに移して
17:00~開催した。講師は㈱内外切抜通信社 営業部長 前田 裕伸氏で、テーマは「メディア露
出調査と広報成果の関連性を考える」。参加者は 34 名。
・第 21 回PRスキル研究会を 5 月 24 日(水)17:00~㈱オプト内 会議室で開催する。講師は
㈱オプト 代表取締役CEO 鉢嶺 登氏、同 シニアコンサルタント 田村 憲孝氏。テーマは
「マーケティング視点で見た 3 大ソーシャルメディアの活用法」。企業部会会員にも案内する。
◇PR業インデックス
・6 月に改訂。更新費用は掛からないことをさらにアピールする。
◇PR業近未来予測研究会
・担当部長鳥潟氏欠席のため次回報告とした。
◇コンサルタント資格制度(仮)検討会
・組織再編と新年度に向け基本概要を策定中。
◇その他
・PRスキル研究会との同日開催をしていたPR業部会だが、同研究会会場の問題より、著しく
PR業部会幹事会の参加が減少した。
他の関連スケジュール鑑み、今後のPR業部会開催
の編成を検討したい。
◎関西部会
◇定例会
・第 214 回定例会は 4 月 20 日(金)、JR西日本大阪駅のコンテナヤード再開発の中心プロジェ
クトに関して、「梅田北ヤード再開発見学会」を開催した。参加者は 32 名で、約 1 時間半にわ
たり、大阪で一番注目されている都市再開発事業のコアを学んだ。
・第 215 回定例会は目下、検討中。新しく理事に就任される予定の㈱大阪ガスの小西池 透氏と相
談しながら決めたい。
- 29 -
●理事会報告
◇2012 年広報基礎講座
・新人・新任広報、PR担当者やPRプランナーを目指す人達向けの講座を 5 月 24 日(木)、25
日(金)の 2 日間、中央電気倶楽部にて開催。「メディアリレーションズ」では産経新聞社 経
済部長、毎日放送 広報部長らから「メディアの特性」をテーマに開講。また、企業関係者、P
R専門家を講師に「パブリックリレーションズの基礎」「ニュースリリースの書き方」、そして
「危機管理」の基礎と演習および「模擬記者会見」の実施を含む研修科目を、2 日間にわたっ
て実施する。
◇その他
・定例会講師に機会があれば、衆議院議員の近藤議員(自民党 2 期目、女性)を考えている。彼女
はテレビ大阪のニュースキャスターから転進しており、取材する立場から「取材される立場」
となり、企業の広報マンにとっても関心があるのではないかと考えている。
◎IT委員会
◇IT委員会
・委員会開催が 5 月 18 日(金)と理事会開催後になるので、委員会開催報告は次回 6 月度理事会
で報告する。よって今月は報告事項はない。
◎報告及び審議事項
◇事業報告・事業計画承認の件
・4 月度理事会で理事各位に最終確認をお願いしたが、本理事会で承認された。
◇2012 年度 4 月収支報告並びに 2011 年度決算監査報告及び決算承認の件
・5 月 7 日(月)開催の監査会議で、決算報告の記載事項、記載金額に相違ないことが確認・承認
された、との報告が大原常務理事よりあった。
・併せて 2011 年度の決算が確定し、事業費に関しては収支差予算▲2,170,000 のところ、+705,674
円の利益をあげた収支差となった。皆様のご協力の結果と感謝する。また、会費に関しては入
会金含めて 58,840,000 円の予算のところ 56,600,000 円の決算額となり、▲2,240,000 円の赤
字となった。これは個人正会員Aの会費の減少によるところ。また、管理費は 57,308,000 円の
支出予算を見ていたが、55,518,917 円の支出で終わることができた。投資活動収支は明確な目
的を持たない引当金を明確な目的を持つ引当金(退職引当金及び賞与引当金)に積み替えた。
以上、平成 23 年度決算は 1,982,201 円の黒字収支で今期は終了し、前期繰越収支額 4,102,687
円と合わせて 6,084,888 円次期繰り越しとなった。また、公益社団法人の正式な決算報告書は
資産ベースとなっており、平成 23 年度の期末資産は正味財産合計 17,021,918 円となった、と
の報告が大原常務理事からあった。平成 23 年度の決算報告に関して、承認された。
・4 月度の収支報告が大原常務理事からあり、了承された。
◇通常総会の件
・通常総会日程決定【会場:六本木アカデミーヒルズ49】
5月30日(水) 通常総会
17:00~「スカイスタジオ」
懇親パーティ 19:00~「タワーホール」
※ 臨時理事会(総会前の事前打ち合わせ) 16:00~
・通常総会・懇親パーティ進行に関して、確認・了承された。
・議案書に関して、5 月 10 日印刷、14 日正会員各位に発送することで了承された。
・総会開催通知書及び議決権行使書に関して、内容確認のうえ、了承された。
◇次期役員(理事会推薦役員)承認の件
・役員選挙での理事立候補者10名に加えて、理事候補者7名、監事候補者3名の推薦が理事長から
あり、承認された。17名の理事候補及び3名の監事候補で5月30日の通常総会において
審議・承認いただく。
- 30 -
●理事会報告
◇2012年度予算及び組織体制承認の件
・4月度理事会でご報告した予算に関して、異議なく承認された。修正・追加等があった場合はそ
の都度理事会で承認いただき、修正していく。
・組織体制に関して、4月度理事会で各委員会のネーミングと枠組みが決定・了承されたが、本理
事会で最終的に決定し、承認された。
◇その他
・幹部会(経営会議)の件
幹部会は定款にも幹部会として定義されているので、4 月度理事会で報告した内容を以下のと
おり修正する旨、理事長からあり、承認された。『「幹部会」は「経営会議」と位置付け、協会
の年度方針(事業計画、組織計画、予算案)、中期計画、会員維持拡大、組織強化のための施策
を検討し、理事会をサポートする』
・顧問の件
現在顧問をお願いしている3名の方(片山實規氏・曽根 進氏・越智慎二郎氏)の任期が満了に
なることから、新たに次の3名の方の顧問をお願することで了承された。
片山實規氏(再任)・礒井純充氏(新任)・大原寿一(新任)
- 31 -
編集担当より
本誌の内容に関するご意見・ご希望をお寄せください。
中身の濃い会員誌に育てていきたいと思いますので、
よろしくお願い致します。
広報委員会
Eメール
FAX
[email protected]
03-5413-2147
※
禁転載
広報PRアカデミー2012 講座概要
コース
基礎コース
コース目標
対象者
講座名
PR会社や広報セクション等に
入社、配属された新任もしくは
従来、初級・入門編と 経験の浅い広報・PR業務の担
して実施していた座学 当者。広報・PRを基礎から学
びたい方
の集中カリキュラム
開催時
期
講座概要
期間
定員
全日講座/3日
間
60名
180分
10名
各150分(夜間)
150名
240分/1回
60名
240分/1回
60名
240分/1回
60名
夜間 120分
150名
[第1日]
・パブリックリレーションズの基礎 (90分)
・広報・PR実務と計画立案の基本 (90分)
・コーポレート・コミュニケーションズと企業における
広報・PR活動の実際 (90分)
・インターナル・コミュニケーションの実際 (90分)
・広報・PRパーソンの心構えと自己啓発 (90分
企業の新任広報担当者、PR会社等の広報業務従事者に必要な基本的な知識、ス
キルを3日間で習得する。
広報・PR基礎講座
講座構成
4月
[第2日]
・PR会社の役割と仕事 (90分)
・広報・PRの倫理と法規(著作権等) (90分)
・ニュースリリースの基本作成実習 (240分)
[第3日]
・新聞、テレビ、雑誌等のメディア特性とメディアリ
レーションズ (90分)
・ネットの特性と広報における活用 (90分)
・メディアリレーションズの基本実習(「実践メディアリ
レーションズ」) (240分)
SNS未利用者(初心者)
ソーシャルメディア基礎講座
「今さら聞けないSNS」
Twitter、Facebookの最も基本的な使い方を学ぶ。会員限定。
6月
[事例研究]広報・PRプロジェクト最新事例セミナー
PRアワード受賞プロジェクトに
・「PRアワード2011」のグランプリ、4部門最優秀賞を2回に分けて紹介し、プロジェ
---「PRアワードグランプリ表彰企業の取組みに学ぶ-興味のある広報・PR関係者
クト事例の解説し、企画の考え方について学ぶ。
-
広報・PR
実務スキルの向上に意欲のあ 実践スキル
アップコース
る広報・PR関係者
広報・PRにおけるソーシャルメ
ディアの活用に興味のある方
ニュースリリース活用講座
--ネット時代に対応したニュースリ
リースの活用--
・第1回 PRアワード趣旨/MC部門/イノベーション
5月・6月 部門
・第2回 GP/CC部門/ソーシャル部門
ニュースリリースの概念や基本的な作成法、メディアの種別や特性を学び、ネットと
とも連動する広報ツールとしてニュースリリースの効果的な活用法を講義と演習を
通じて習得する。
9月
マーケティングPR強化講座
マーケティングPRの概念やソーシャルメディアをはじめとするさまざまなメディアを
--IMCとソーシャルメディアの活用-- 効果的に活用する活動計画の立案法を、講義と演習を通じて習得する。
講義と演習(240分)
3回一括受講者に対してはパッケージ価格として10%
引きとする
クライシスコミュニケーション強化講座
緊急記者会見のシミュレーショントレーニングの経験を通じて、企業や団体の危機
--緊急記者会見と危機対応のポイント的事態における心構え、マスメディアへの対応のポイントについて習得する。
実際に企業や団体の広報、マーケティングの分野で多様なソーシャルメディアを活
ソーシャルメディア実践講座
用しているキーマンによるパネルディスカッションをとおし、活用のポイントや留意す 5月~10月 ・パネルディスカッション(各120分)
(全4回)
べき問題点について探っていく。
コーポレート・コミュニケーションの概
念と戦略・計画の立案
従来、中級・上級編と
して実施していた座学
専門・応用コース 及び演習付きカリキュ
ラム
広報・PRにおける専門的な知
識、スキルの習得に意欲があ
り、プロフェッショナルとして自ら
の実務能力の向上をめざす方
・広報・PRにおけるソーシャルメディア活用概論(60分)
・Twitter、Facebook等の操作実習(120分)
講義(120分)
19:00~21:00
不祥事や事故、ネットにおける炎上や情報漏洩など、企業団体における危機的事
危機管理の心構えとクライシス・コミュ
態の原因、成功や失敗について実例を通じて解説し、広報・PR担当者が備えるべ
ニケーション推進のポイント
き心構えや対応のポイントを習得する。
講義と演習(240分)
17:00~21:00
マーケティングPRのベースとなるマーケティングやブランディングの概念、考え方を
マーケティング/ブランディングを基礎
解説し、演習をとおしてコミュニケーション計画の立案や活動実施のポイントを習得
としたコミュニケーションの計画と実施
する。
講義と演習(240分)
17:00~21:00
プロフェッ
ショナル
広報・PR実 CSR、IRと連携した経営と広報・PR
務シリーズ 戦略の展開
広報・PRに関する知
識やスキルを習得さ
PRプランナー
広報・PR業務に興味を持ち、P
せ、PRプランナー資
試験対応コース
Rプランナー試験の合格をめざ
格認定・検定制度試
す方
験を合格できる実力
を育成する
11月~2
月
講義(120分)
19:00~21:00
グロバール企業におけるグループ広 グローバルにグループ展開している日本企業が行うコミュにーション活動について、
報の実際とコミュニケーション戦略
多様なケーススタディを通じてその戦略立案や計画推進のポイントを学ぶ。
講義(120分)
19:00~21:00
企業広報におけるインターネット導入 マスメディアと共存する新しいメディアとしてWebやソーシャルメディアを企業広報に
の実際と効果的な活用
どのように位置付け、活用していくべきか、実例をとおしてそのポイントを学ぶ。
講義(120分)
19:00~21:00
広報・PR活動を評価する効果測定の 広報・PR活動の効果測定の現状と新しい傾向を実例を通して学び、どのように効
実際と新技法
果測定を実施し活用していくべきかそのポイントを学ぶ。
講義(120分)
19:00~21:00
企業価値の向上に不可欠となっているCSRやIRの企業経営における位置付けや
機能を確認し、先進企業のケーススタディをとおして企業をとりまくステークホール
ダーへのコミュニケーションのポイントを習得する。
1次試験対応講座
過去問題を活用し、模擬試験と解説で構成。全4回。
3次試験対応講座
ニュースリリース、広報・PR計画の立案作成(マーケティング)、広報・PR計画の立
6月、12月 講義と演習(150分)
案作成(コーポレート)の3テーマを講義と演習でそれぞれ構成。全6回。
※各講座の詳細につきましては、順次ホームページ(http://event.prsj.or.jp)で発表いたします。
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企業広報の基本となるコーポレートコミュニケーションの概念を企業の実例を交えて
解説し、広報戦略や計画の立案のポイントについて習得する。
7月、1月 演習(120分)
各60名
各120分/週1
60名(会場
回
受講者)
4日間(夜間)
各150分/週1
60名(会場
回
受講者)
6日間(夜間)
*カリキュラム及び講師については、変更する場合があります。予めご了承ください。
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