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こちら - 日本パブリックリレーションズ協会

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こちら - 日本パブリックリレーションズ協会
日本パブリックリレーションズ協会会員誌
2012 年 11 月
NO.235
T
O
P
I
C
S
「立ち止まって考えるソーシャルメディア」
(公社)日本パブリックリレーションズ協会 理事 小西池 透
MESSAGE P3
「広報PRアカデミー2012
プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ
11 月よりアカデミーヒルズにて開講」
ATTENTION P4
「広報PRアカデミー2012
PRプランナー3 次試験対応講座を 12 月開講」
ATTENTION P5
「第 12 回 1 次試験を 2013 年 3 月 3 日に実施
受験予約開始は 12 月 3 日(月)から!」
ATTENTION P6
「『広報・マスコミハンドブック(PR手帳)2013』を刊行
ATTENTION P7
「2012 年度日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」・
「シチズン・オブ・ザ・イヤー」及び
「PRアワードグランプリ」今後の予定
ATTENTION P8
公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会
〒106-0032 東京都港区六本木 6 丁目 2 番 31 号
六本木ヒルズノースタワー5F
電話(03)5413-6760 ファックス(03)5413-2147
URL http://www.prsj.or.jp/
関西支部 〒530-0003 大阪市北区堂島 2-1-27 桜橋千代田ビル 3F
電話(06)6344-3002 ファックス(06)6344-3005
発行人:森
健
11月・12月のスケジュール
1
MESSAGE(メッセージ)
「立ち止まって考えるソーシャルメディア」
3
ATTENTION(お知らせ)
「広報PRアカデミー2012「プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ」を11月より開講」
4
〃
「広報PRアカデミー2012「PRプランナー3次対応講座を12月開講」
5
〃
「第12回1次試験を2013年3月3日に実施 受験予約は12月3日(月)から!」
6
〃
「『広報・マスコミハンドブック(PR手帳)2013』を刊行」
7
〃
「2012年度「パーソン・オブ・ザ・イヤー」「シチズン・オブ・ザ・イヤー」「PRアワードグランプリ」今後の予定」
8
「第10回PRプランナー認定が終了 109名のPRプランナーが誕生し、累計1311名に!」
9
〃
「第41回親睦ゴルフ会 日本カントリークラブで開催」
12
〃
「第6回広報活動研究会開催報告」
13
〃
「第8回広報ゼミ開催報告」
14
〃
「第23回PRスキル研究会開催報告」
15
「第142回定例研究会報告」
16
「第46回プレミアム・インセンティブショウ秋2012 尾関謙一郎氏がセミナーで講演」
19
BULLETIN(活動報告)
REPORT(講演レポート)
〃
PR TREND(PRトレンド(国内) 「ELトレンド指数で見るキーワード・ランキング2012年9月度」
20
PR TREND(PRトレンド(関西) 「関西の風:安うて、美味いんのんが当たり前」
21
PLAZA(会員便り)
「帝人 宇佐美広報室長の「企業広報功労・奨励賞」受賞を祝う会が盛大に開催」
22
「㈱タカオ・アソシエイツが「広報ツールの手引き」を作成 「手引きシリーズ」第2弾」
23
「入退会・変更会員/新会員インタビュー/会員社 社名・住所変更」
24
PRSJ in Media
「10月度協会掲載記事」
27
理事会報告
「公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会 第6回 10月度理事会開催」
28
〃
会員情報
広報PRアカデミー2012
「プロフェッショナル
広報・PR実務シリーズ」
日 時
会 場
講 師
:
:
:
11 月 14 日(水) 19:00~21:00
六本木アカデミーヒルズ 49
㈱野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部長
野村武司氏
「コーポレート・コミュニケーションの概念・任務と戦略・計画の立案」
テーマ
:
第 11 回PRプランナー資格検定
2 次試験
日 時
会 場
: 11 月 18 日(日) 9:30~15:40
: 明治大学リバティータワー(東京)
毎日インテシオ(大阪)
第8回企業部会フォーラム
(企業部会)
日 時
会 場
講 師
テーマ
:
:
:
:
11 月 20 日(火) 18:30~21:00
六本木ヒルズクラブ
日経BP社 日経ビジネス オンライン編集長 飯村かおり氏
「日経ビジネスのデジタルメディア戦略について」
PR プランナー交流会
日 時
会 場
:
:
11 月 21 日(水) 19:00~21:00
㈱アサツー ディ・ケイ 11F ラウンジ
第 144 回定例研究会
日 時
会 場
講 師
:
:
:
テーマ
:
11 月 29 日(木) 12:00~14:00
六本木アカデミーヒルズ 49
㈱電通パブリックリレーションズ 第 2 ディレクション室 次長
井口 理氏
「「カンヌライオンズ 2012」にみるPRの世界的潮流
-先進的なコミュニケーション表現やしかけ作りを
受賞PR作品に学ぶ-」
第 25 回広報学校(関西部会)
日 時
会 場
テーマ
11 月 28 日(水)・29 日(木) 9:30~17:00
中央電気倶楽部
「企業価値を高める -広報の役割」
広報PRアカデミー2012
「PRプランナー試験対応コース」
3 次試験対応講座
日 時
12 月 4 日(火)・・11 日(火)・18 日(火)・1 月 8 日(火)
1 月 15 日(火)・22 日(火) いずれも 19:00~21:30
六本木アカデミーヒルズ 49
PRアワードグランプリ
最終審査会・表彰式
日 時
会 場
:
:
12 月 6 日(木) 13:00~18:00
六本木アカデミーヒルズ 49 「オーディトリアム」
広報PRアカデミー2012
「プロフェッショナル
広報・PR実務シリーズ」
日 時
会 場
講 師
テーマ
:
:
:
:
12 月 12 日(水) 17:00~21:00
六本木アカデミーヒルズ 49
中央大学大学院 戦略経営研究科 教授 田中 洋氏
「マーケティング/ブランディングを基礎とした
コミュニケーションの計画と実施」
会 場
-1-
定例理事会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 13 日(火) 12:00~14:00
六本木ヒルズクラブ
幹部会(経営会議)(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 13 日(火)
協会会議室
10:30~11:45
教育委員会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 7 日(水)
協会会議室
11:00~13:00
資格委員会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 22 日(木)
協会会議室
17:30~18:30
交流委員会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 15 日(木)
協会会議室
12:00~13:30
広報委員会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 21 日(水)
協会会議室
16:00~18:00
PR小委員会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 21 日(水)
協会会議室
14:00~16:00
顕彰小委員会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 21 日(水)
協会会議室
12:00~14:00
企業部会幹事会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 8 日(水)
協会会議室
13:30~14:30
PR業部会幹事会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 14 日(水)
協会会議室
16:00~18:00
IT委員会(11 月度)
日 時
場 所
:
:
11 月 2 日(金)
協会会議室
12:00~14:00
-2-
立ち止まって考えるソーシャルメディア
公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
理事 小西池 透
世はまさにソーシャルメディアの時代と言われている。既存のマスメディアや企業は日々その
対応に追われているが、一方で使用目的や効果がはっきりせず、使用すること自体が目的化して
いる例も散見される。「ソーシャルメディをいかに活用していくか」、走りながら考えるのでは
なく、一度立ち止まって考えてみてはと感じる今日この頃である。
ソーシャルメディア白書 2012 によると、ソーシャルメディアの利用率は 57%と情報媒体とし
て確実に定着しつつある。スマートフォンの普及とともにこの率はさらに向上し、電話やインタ
ーネットと同様に日常のインフラとして我々の生活に組み込まれていくであろう。しかし、事業
への活用という視点で見ればどうか。一時、ソーシャルメディアによるプロモーションが主流に
なると喧伝され、「これからはソーシャルマーケティングで関係性を構築する時代」などと言わ
れたりもした。利用者の急激な増加に伴い、ソーシャルメディアは既存のマスメディアに代わる
新しくて安価な発信メディアと捉えられていた感がある。しかしそう考えて広報・宣伝部門が立
ち上げた大半のアカウント(特に発信だけに特化したもの)が、担当者の業務負荷の増大と疲弊
をもたらし、効果への疑問符をつきつける結果をもたらしているのもまた事実である。
こうした実態を踏まえれば、ソーシャルメディアの本質はメディアというよりもまさにコミュ
ニケーションツールに近いものではないだろうか。「ソーシャルメディアのアカウントを持つと
いうことはメールアドレスを取得するのと同じようなものだ」と例える関係者もいる。それが現
実だとすれば、誰かと受発信(コミュニケーション)を続けなければソーシャルメディアを活用
する意味はなくなってしまう。またメール同様、具体的なコミュニケーションの積み重ねだけが、
ファン作りを可能にする。そのステップは多くの時間を要し、恐ろしく労働集約的でもある。
ただ、メールと違うのは第三者に対してもオープンなコミュニケーション手段であり、共感が
得られれば広く拡散する可能性がある点だ。つまり、拡散を狙って発信するのではなく、最初に
コミュニケーションをとりたい相手の存在があり、そのコミュニケーションが行なわれた結果、
共感とともに拡散するということである。また一方でソーシャルメディアは、これまで広報・宣
伝部門が独占してきた外部とのコミュニケーションを、社内の各部門に解放するという性格も持
っている。広報・宣伝部門のみならず、各部門にどのような活用を促すのか、本当にコミュニケ
ーションツールとして使いこなせるのか、企業には難しい課題が突き付けられているが、その解
決に向けて今こそ次の一歩踏み出していかなければならない。
-3-
広報PRアカデミー2012
広報PRアカデミー2012
「プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ」を
11 月よりアカデミーヒルズにて開講
教
育 委
員 会
協会では、11 月 14 日より来年 3 月にかけて、「広報PRアカデミー2012」の一環として、広
報・PRの実務者の養成をめざす「プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ」5 講座を六本
木アカデミーヒルズ 49 にて開講します。
「プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ」は、事業会社の広報部門やPR会社における
広報・PRの第一線で活躍する実務者を対象としており、コーポレート、マーケティング/ブラ
ンド、CSR、クライシス、グローバルの 5 つのコミュニケーション分野において、より高いレ
ベルにおける業務の遂行に不可欠な広報・PRの専門的知識や理論、考え方などの習得をめざす
実務能力強化講座です。昨年まで 3 期にわたり開講した「マネジメントコース」の内容や実施要
領を全面的に見直し、教育効果の高いより洗練された内容に強化をはかり、いっそう受講しやす
いプログラムとして企画されています。
広報・PRのプロフェッショナルを志し、現場で活躍する実務者の皆様に受講をお薦めいたし
ます。なお、本講座の詳細及び受講申込方法については、協会のWebサイト「セミナー/イベン
ト」ページをご参照ください(以下URL)。
http://event.prsj.or.jp/event/advanced/professional
■「プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ」の概要
日 程
講座
時間
講座テーマ
11 月
14 日
(水)
19:00
~
21:00
[講座 1]
コーポレート・コミュニケーションの
概念・任務と戦略・計画の立案
㈱野村総合研究所
コーポレートコミュニ
ケーション部長
野村武史 氏
12 月
12 日
(水)
17:00
~
21:00
[講座2]
マーケティング/ブランドの基礎理
論と戦略的なコミュニケーション活
動への応用
中央大学大学院
戦略経営研究科
教授 田中 洋 氏
1月
30 日
(水)
19:00
~
21:00
[講座3]
経営課題としてのCSRと広報・PR
戦略の推進
帝人㈱
広報IR室長
宇佐美吉人 氏
2月
13 日
(水)
17:00
~
21:00
[講座4]
危機管理の心構えとクライシス・コ
ミュニケーション推進のポイント
㈱田中危機管理
広報事務所
代表取締役社長
田中正博 氏
3月
13 日
(水)
19:00
~
21:00
[講座5]
世界に向けたグロバール・コミュニ
ケーションの戦略と活動(仮題)
講
選定中
師
申込
締切
11 月
9日
(金)
12 月
7日
(金)
1月
25 日
(金)
会員料金
(消費税込)
[講座 1]
[講座3]
[講座5]
各 9,450 円
[講座2]
[講座4]
各 18,900 円
※会員料金。
法人正会員社
員、もしくは個
2月
8日
(金)
人正会員ご本
3月
8日
(金)
ー、一般は別
人様のみ。
※PRプランナ
途設定
(事務局・真部)
-4-
●お知らせ
広報PRアカデミー2012
PRプランナー3 次試験対応講座を 12 月開講
— 第 11 回 3 次試験の受験準備に最適 —
教
育 委
員 会
協会では、PRプランナー資格検定 3 次試験の
合格をめざす「PRプランナー3 次試験対応講座」
を、来る 12 月 4 日(火)より 1 月 22 日(火)ま
で、6 回にわたり六本木・アカデミーヒルズで開
講します。
「PRプランナー3 次試験対応講座」は、3 次
試験で出題されるニュースリリースの作成や広
報・PR計画の立案に関する課題解決に必要な知
識とスキルを短期間で効果的に習得することを
目的としており、PRプランナー3 次試験の受験
準備として最適です。今回も株式会社ミラ・ソル
の田代 順氏、株式会社インテグレートの赤坂幸
正氏、株式会社電通パブリックリレーションズの岡本純子氏の 3 名のベテラン講師がそれぞれの
分野を 2 回ずつ担当、合格をめざす受験者の取り組みを支援します。今年 7 月に開講した講座で
は受講者多数が第 10 回 3 次試験に合格し、PRプランナーの称号を手にしています。
なお、本講座は、インターネットの活用により時と場所を選ばない履修を行える Web 受講、ア
カデミーヒルズにおけるグループワーク等により高い履修効果を得ることのできる会場受講のい
ずれかを、ニーズにあわせて申し込むことができます。
講座の詳細と受講申込みは協会Webサイトの「セミナー/イベント」のページをご参照くだ
さい(以下URL)。
http://event.prsj.or.jp/event/prp/3rd_exam
■PRプランナー認定 3 次試験対応コースの概要
日
程
12 月 4 日・
12 月 11 日
12 月 18 日・
1月8日
1 月 15 日・
1 月 22 日
講座テーマ
講 座 概 要
講 師
「合格する
ニュースリ
リースの作
成法」
課題に基づくニュースリリー
スの作成に必要な知識、ス
キルを講義と演習で学ぶ
田代 順 氏
(㈱ミラ・ソル/代表
取締役)
「広報・PR
企画の立案
作成(マー
ケティング
分野)」
マーケティング課題に基づく
広報・PR計画の企画立案に
必要な知識、スキルを講義と
演習を通じて学ぶ
赤坂幸正 氏
(㈱インテグレート/
ダイレクター)
「広報・PR
企画の立案
作成(コー
ポレート分
野)」
コーポレート課題に基づく広
報・PR計画の企画立案に必
要な知識、スキルを講義と演
習を通じて学ぶ
岡本純子 氏
(㈱電通パブリック
リレーションズ/シニ
アコンサルタント)
受講料
申込締切
会場受講+
Watershed 視聴
日本PR協会会員
社員 31,500 円
PRプランナー(准・
補)取得者
42,000 円
一般 47,250 円
Watershed
視聴のみ
会員・PRプランナ
ー・一般とも
31,500 円
会場受講+
Watershed
視聴
11 月 30 日
(金)まで
Watershed
視聴のみ
11 月 29 日
(木)まで
日本PR協会会員社員の受講料は、法人正会員社員、もしくは個人正会員ご本人様のみとなります。
(事務局・真部)
-5-
●お知らせ
第 12 回 1 次試験を 2013 年 3 月 3 日に東京・大阪・福岡で実施
受験予約開始は 12 月 3 日(月)から!
資
格 委
員 会
第 12 回PRプランナー資格検定1次試験の受験者募集受付を、12 月 3 日(月)の午前 10 時か
ら開始いたします。
今回も昨年の第 10 回に引き続き、東京・大阪会場以外に、福岡(定員:80 名)でも実施いた
します。さらに 2013 年 5 月に実施されます 2 次試験でも、東京・大阪会場以外で、福岡でも実施
いたしますので、福岡近隣の方は、是非この機会をご利用いただければ幸いです。
本制度は 2007 年より発足しすでに 11 回の試験を実施、難関を突破し資格を取得した 1,311 名
のPRプランナーが一般企業、PR会社、政府機関や自治体等で活躍しています。受験を予定さ
れている会員社員の皆様には、早目のお申込みをお勧めいただければ幸いに存じます。併せて、
受験の促進につきまして、引き続き皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、1 次試験の試験日は、2013 年 3 月 3 日(日)(会場:東京、大阪、福岡)となります。
詳細は、日本PR協会の資格制度専用Webサイト(http://pr-shikaku.prsj.or.jp/)をご覧く
ださい。
第 12 回 1 次試験 実施概要
試
験
日 2013 年 3 月 3 日(日)
会
場 ※1 東京会場:法政大学市ヶ谷キャンパス
大阪会場:毎日インテシオ
福岡会場:福岡建設会館(地下鉄空港線 東比恵駅 下車徒歩 2 分)
募
集
定
員 東京会場:400 名、大阪会場・福岡会場※2:各 80 名
受験応募・申込方法 資格制度Webサイトで受験予約を行った上で申込書を郵送
受 験 予 約 期 間 2012 年 12 月 3 日(月)~2013 年 1 月 18 日(金)
申 込 書 送 付 期 間 2012 年 12 月 4 日(火)~2013 年 1 月 25 日(金)<必着>
試
験
日
会
場 ※1
受 験 予 約 期 間
申込書送付期間
第 12 回 2 次試験 実施概要
2013 年 5 月 19 日(日)
東京会場・大阪会場・福岡会場※2
2013 年 3 月 18 日(月)~4 月 5 日(金)
2013 年 3 月 19 日(火)~4 月 12 日(金)<必着>
※1 実施会場は変更する場合がございますので、予めご了承ください。
※2 福岡の最少実施人数は 20 名となります。福岡会場での受験者が、20 名に満たない場合は、受験料のご返金、
もしくは東京・大阪いずれかの会場に変更となりますので、予めご了承ください。
(事務局・宮松)
-6-
●お知らせ
『広報・マスコミハンドブック(PR手帳) 2013』を刊行
広報委員会 出版小委員会
「PR手帳」は協会設立以来継続して発刊され、今回で 33 回目を迎えます。
11 月下旬に書店店頭に並ぶ予定ですが、会員の皆様には一足早い 11 月中旬に送付させていただ
きます。
この「PR手帳」は、最新のPR・マスメ
ディア情報を満載したデータ集であることか
ら、マスコミへのアプローチに不可欠の一冊、
“情報源バイブル”として、広報・PR、宣
伝販促、IR・CSRの担当者を中心に、幅
広く活用されています。
内容は毎年刷新して実務により役立つ内容
を充実させ、最新データに更新しています。
●主要コンテンツと掲載データ:
2013 年のキーワード/広報業務チェッ
リスト/主要メディア連絡先一覧/
記者クラブ/官公庁・各種団体/ホール・
イベント会場/PR・IR用語ミニ辞典/
「PR」の解説/PR関連団体/企業の文
化施設/2013 年記念日カレンダーなど
●価格:税込み 1,800 円
(会員は 1,000 円)
●販売:
協会事務局、首都圏・大阪・名古屋をは
じめ、福岡・札幌等、全国主要書店で広
く販売されています。
表紙カバーデザイン(予定)
事務局では随時注文を承っており、皆さまのご利用をお待ち申し上げております。
なお、協賛広告のご出稿をいただきました会員会社各位には、この場をお借りしてお礼申し上
げます。
※
「『広報マスコミハンドブック(PR手帳)2013』を刊行」のニュースリリースを
11 月 19 日ごろに東商記者クラブに配布する予定ですので、発表までは情報の取り扱いに
ご注意ください。
(事務局・縮)
-7-
●お知らせ
2012 年度 「パーソン・オブ・ザ・イヤー」
「シチズン・オブ・ザ・イヤー」
「PRアワードグランプリ」 今後の予定
広報委員会 顕彰小委員会
2012年度から、協会が公益法人に移行したことを記念して、従来の「PRパーソン・オブ・ザ・
イヤー」とは別に、「PRシチズン・オブ・ザ・イヤー」を新設、表彰することに致しました。
これは、「地道で独創的な広報・PR活動」の掘り起しを目的に、一般にはあまり知られていな
いが、企業や市井で長年にわたり独創的な広報・PR活動を実践し、広く社会や地域あるいは団体
の発展に寄与し、奨励に値する成果を収めた人またはグループ(NPOを含む)を公益法人として
認定・顕彰するものです(ただし協会会員及び協会会員とビジネス関係にある個人・グループは対象
外とします)。
また、この2つの部門を総称する名称として「日本PR大賞」を冠に、それぞれ「日本PR大賞
パーソン・オブ・ザ・イヤー」と「日本PR大賞 シチズン・オブ・ザ・イヤー」にすることも併
せて決定されました。
「パーソン・オブ・ザ・イヤー」については、広報委員会 顕彰小委員会ならびにプロジェクト
チームの予備選考を経て絞り込んだ方々を、11 月 5 日、会員の皆様に投票をお願いいたしました
が、その際に「シチズン・オブ・ザ・イヤー」については、具体的な候補事例を参考いただき、会
員の皆様からも適任者を推薦し、それをふまえて委員会で協議・決定することとなりました。
今後の進行として、11月5日に会員各位へ投票を依頼(16日締切)、11月度小委員会で両部門の
候補者を最終決定し、各候補者へ折衝、12月度理事会で承認という流れで進めていく予定です。
「PRアワードグランプリ」は 10 月 31 日(水)、作品のエントリー募集を締め切り、部門審査
に入ります。
部門審査は各部門(コーポレート・コミュニケーション部門/マーケティング・コミュニケー
ション部門/ソーシャル・コミュニケーション部門/イノベーション部門)各 5 名の審査員で構
成され、部門ごとに一同に会し、エントリーシート及び添付資料を基に審査します(残念ながら
今年度はイノベーション部門のエントリーはありませんでした)。
審査のポイントは、「課題の重要度または難易度・課題解決のための戦略性または独創性・目
標に対する直接的成果及び間接的成果・活動内容の専門性または完成度・社会的または業界的影
響力」です。この部門審査で最終審査会へ通過する各部門 3 作品(予定)が決まります。
最終審査は部門審査通過作品(9 作品予定)のプレゼンテーションによる審査で、12 月 6 日(木)
六本木アカデミーヒルズ 49「オーディトリアム」で行われます。
審査は外部から特別審査員(4 名)と各部門審査委員長(4 名)及び会員・一般審査員(公募
50 名)で行い、グランプリ 1 作品、最優秀部門賞 3 作品、優秀賞 5 作品を決定します。
表彰式は最終審査会終了後、同会場にて引き続き行います。
会員審査員の公募は、11 月下旬に事務局からご案内しますので、ぜひご応募ください。会員の
代理者の応募でもかまいません(1 社から 2 名に審査権が与えられます)。
Ustream でのライブ配信ですが、最終審査会終了後の表彰式のみを配信いたします。ご了承く
ださい。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
(事務局・縮)
-8-
第 10 回PRプランナー認定が終了
109 名のPRプランナーが誕生し、累計 1311 名に!
資 格 委 員 会
今年 7 月に実施された第 10 回PRプランナー資格検定 3 次試験の合格者 113 名のうち 109 名の
方が、審査を経て、PRプランナーの資格を取得されました。
ここに、長期間にわたるご奮闘に敬意と祝意を表してご氏名を公表させていただきますととも
に、今後のさらなるご研鑽とご活躍を期待いたします。
また、ご協力いただきました関係者の皆様、大変ありがとうございました。
なお、今回合格されましたPRプランナーのプロフィールは下記の通りです。
<第 10 回PRプランナー 所属別プロフィール>
男性
女性
合計
PR関連
一般企業
一般企業
会社
(広報・PR
(その他の
関連部署)
部署)
19 人
9人
28 人
27 人
29 人
56 人
各種団体
教育機関
自治体 ・
その他
全体
行政機関
4人
3人
7人
3人
0人
3人
<PRプランナー 年齢別プロフィール>
20 代
30 代
40 代以上
男性
10 人
28 人
24 人
女性
9人
32 人
6人
合計
19 人
60 人
30 人
全体比
17.4%
55.0%
27.5%
2人
0人
2人
合計
62 人
47 人
109 人
100.0%
3人
2人
5人
4人
4人
8人
62 人
47 人
109 人
全体比
56.6%
43.4%
100.0%
<第 1~10 回PRプランナー 累計所属別プロフィール>
男性
女性
合計
PR関連
一般企業
一般企業
会社
(広報・PR
(その他の
関連部署)
部署)
281 人
200 人
481 人
316 人
309 人
625 人
47 人
34 人
81 人
各種団体
教育機関
自治体 ・
その他
全体
行政機関
7人
6人
13 人
13 人
7人
20 人
23 人
12 人
35 人
<第 1~10 回PRプランナー 累計年齢別プロフィール>
20 代
30 代
40 代以上
合計
全体比
男性
123 人
338 人
259 人
720 人
55.0%
女性
145 人
331 人
115 人
591 人
45.0%
合計
268 人
669 人
374 人
1311 人
100.0%
全体比
20.5%
51.0%
28.5%
100.0%
-9-
33 人
23 人
56 人
720 人
591 人
1311 人
●活動報告
2012 年度前期(第 10 回) PRSJ認定PRプランナー
(50 音順/敬称略)
◇個人名、所属団体・企業名で掲載了承をいただきました方
相山 大輔 (㈱産業編集センター)
青木 之 (㈱サン・クリエイティブ・パブリシティ)
安部 浩之 (三菱UFJニコス㈱)
飯野 基 (中日新聞 東海本社)
内場 裕子 (文部科学省)
靱 恭彦 (大日本印刷㈱)
枝野 彰彦 (富士生命保険㈱)
戎 俊行 (西日本高速道路㈱)
大崎 知典 (㈱博報堂プロダクツ)
大島 一豊 (㈲マーケティングメソッド研究所)
大西 美穂子 (㈱インタートレード)
大林 佐也加 (ジョンソン・エンド・ジョンソン㈱ビジョンケアカンパニー)
大山 妙子 (GMOメイクショップ㈱)
小野 巧 (日本郵政㈱)
小野田 司 (ジヤトコ㈱)
河野 晴美
川東 麻由子 (㈱セガ)
川村 匡 (文部科学省)
河本 栄士 (西日本高速道路㈱)
京極 靖司 (西日本高速道路㈱)
河野 未来 (オルビス㈱)
後藤 大典 (㈱ラプレ)
小林 正樹 (ソーシャルワイヤー㈱)
近藤 剛史 (弁護士法人みお)
澤竹 大輔 (㈱タカオ・アソシエイツ)
鈴木 勇紀 (アクサ生命保険㈱)
瀬 順弘 (公益財団法人立川市地域文化振興財団)
太古 益樹 (㈱日本経済広告社)
高山 幸一 (㈱エドベック)
田代 信行 (㈱コンセント)
田中 啓介 (㈱ヤマハミュージックメディア)
辻田 健作 (㈱ブレインパッド)
中川 博人 (ドコモ・ヘルスケア㈱)
中東 郁子
長沼 史宏 (YKK AP㈱)
中村 憲太 (学校法人武庫川学院)
西間木 美幸 (㈱セブン銀行)
野々山 裕記 (西尾信用金庫)
野村 和徳 (遠州鉄道㈱)
萩 佑 (㈱ノーザンクロス)
橋本 朋枝 (リコーITソリューションズ㈱)
長谷川 絢子 (㈱電通パブリックリレーションズ)
藤田 謙 (小田急箱根ホールディングス ㈱)
牧原 雅規 (㈱ユニバーサルホーム)
松尾 雄介 (㈱電通パブリックリレーションズ)
松沢 典明 (㈲ソリッドノート)
水井 俊充 (㈱フリーマン)
宮脇 久美 (㈱アンデルセンサービス)
茂木 直子 (富士通㈱)
山﨑 沙緒里 (オリンパス㈱)
山崎 亮平 (SGホールディングス㈱)
山田 和男 (㈱ユースプラニングセンター)
山田 順子 (㈱神戸新聞事業社)
山村 尚志 (㈱ゼンリン)
山本 佳子 (㈱十字屋)
横須賀 愛 (大日本印刷㈱)
横山 敬史 (リコージャパン㈱)
吉田 潤子 (㈱NTTデータ)
吉冨 太郎 (ニフティ㈱)
◇個人名、所属団体・企業種別で掲載了承をいただきました方
貴田
近内
武澤
平田
安田
幸 (一般企業(広報・PR関連部署))
健晃 (一般企業(広報・PR関連部署))
桂一 (一般企業(広報・PR関連部署))
まりや (一般企業(広報・PR関連部署))
圭太 (一般企業(広報・PR関連部署))
熊倉
関根
中嶋
藤井
山崎
- 10 -
完至 (一般企業(広報・PR関連部署))
真理 (一般企業(広報・PR関連部署))
渉 (一般企業(広報・PR関連部署))
賢 (その他)
佳美 (一般企業(その他の部署))
●活動報告
◇所属団体・企業名で掲載了承をいただきました方
㈱NTTデータ…女性 1 名
㈱オズマピーアール…男性 1 名
大同特殊鋼㈱…男性 1 名
㈱野村総合研究所…女性 1 名
森六ホールディングス㈱…女性 1 名
㈱エル・ビー・エス…女性 1 名
㈱神戸ポートピアホテル…女性 1 名
㈱テレビ東京…女性 1 名
㈱プラップジャパン…男性 1 名
◇所属団体・企業種別で掲載了承をいただきました方
PR関連会社…男性 2 名 女性 2 名
一般企業(広報・PR関連部署)…男性 1 名 女性 5 名
一般企業(その他の部署)…男性 1 名 女性 1 名
各種団体…女性 2 名
自治体・行政機関…男性 2 名 女性 1 名
※上記PRプランナーの皆様には、事前に掲載の承諾を得ております。
(事務局・宮松)
- 11 -
●活動報告
第 41 回親睦ゴルフ会
日本カントリークラブで開催
交 流 委 員 会
10 月 25 日、「日本カントリークラブ」(埼玉県入間郡)にて、交流委員会(辻田邦彦委員長)
主催の「第 41 回親睦ゴルフ会」が会員相互の交流と親睦を目的として開催されました。ゴルフ会
には日頃より腕に覚えのある 13 名が参加、秋の爽やかな空気のもとで熱戦が繰り広げられました。
穏やかな薄曇りの秋の空気に包まれ、
和やかな雰囲気の中で午前 10 時ちょう
どに最初のパーティがアウト・コース
をスタート。ティーショットの快音と
ともに打ち放たれたボールは、済んだ
青空を背景に、鮮やかな弧を描いて勢
いよくフェアウェイに飛びました。
以後、7 分間隔で3パーティが続き、
なだらかな起伏のあるコースを舞台に
コンペがスタートしました。
様々な木々に彩られ、日本の四季を
感じさせる日本カントリークラブ。フ
ェアウェイは広いが距離もあり、グリ
ーン周りに巧みにバンカーが配置されています。当日のグリーンは比較的速く、多くのプレーヤ
ーがスコアをまとめるのに一苦労していました。
昼食をはさみ、きれいに晴れた午後はややトリッキーなイン・コースをラウンド。そして日が
傾き始めた午後 3 時頃にはプレーヤー全員がホールアウトし、互いの健闘を讃え合いました。
プレー後は、参加者が集うパーティと
表彰式が行われました。競技は新ぺリア
方式で競われ、優勝は㈱内外切抜通信社
の近藤義昭氏が獲得、準優勝は㈱アー
ク・コミュニケーションズの 檜森雅美
氏、3 位にはアズ・ワールドコム・ジャ
パン㈱の廣瀬修二氏が続きました。用意
された順位賞に加え、ドラコン、ニアピ
ンなどの各賞に微笑むメンバーの笑顔
が印象的でした。
談笑に包まれた約 1 時間のパーティ。
参加メンバーの新ハンディキャップも
定められ、相互の交流をいっそう深める
ことのできた楽しい一日となりました。
優勝の栄冠を手にした近藤氏(中央)、準優勝の
檜森氏(右)、3 位の廣瀬氏(左)
(事務局・真部)
- 12 -
●活動報告
第 6 回「広報活動研究会」開催報告
パナソニック㈱ 見学研修 9 月 20 日開催
企 業 部 会
今回で第6回を迎える広報活動研究会の活動では、さまざまな企業の広報部を訪問し、講演と施
設見学を通じて、企業広報活動の事例を学んでいます。
今回は、総勢 25 名で、東京・汐留のパナソニック㈱ エコソリューションズ社を訪問し、さま
ざまなお話を伺いました。
まず、パナソニック㈱ エコソリューショ
ンズ社の広報・宣伝グループ 広報チーム
統括 宮野尾 哲司氏より、事業概要の説明、
ならびに広報組織の概要紹介がありました。
特に、広報部長としての取り組み・心構え
として、ミッション達成のために積極的な
発信をメンバーに奨励するとともに、「塀
の上を歩く」ことを拡張し、「塀の外を歩
く」、すなわち、世の中の動きを積極的に
取り入れ、組織内の常識ではなく世の中の
常識で自社を見ることを心がけた、という
お話をいただきました。
つづいて、同じく広報チームの奥瀬氏より、「イベントを基軸とした企業広報」と題してミ
ラノサローネと東京スカイツリーのケースを題材に講演がありました。
ミラノサローネには2008年から出展。「素晴らしいデザインを生み出すパナソニック」という
イメージを逆輸入しようとして取り組みを始め、その年ごとに明確なテーマを設定し、著名なデ
ザイナーを起用することで、パナソニックのブランドイメージを戦略的に発信し、成功を収めた
事例を紹介いただきました。
東京スカイツリーのケースでは、LED
照明でスカイツリーを彩る技術力を発信す
べく、記者会見を仕掛けたり、技術を理解
してもらうために見せ方の工夫をされた事
例をお話いただきました。社内のプレゼン
テーターの計画的な育成などの試みも功を
奏し、取材件数も大幅にアップしたとのこ
とで、戦略的な取り組みの実践模様に、参
加者は非常に興味深く聞き入っていました。
その後、バーチャル映像をサイバードーム
で体験、
で体験、さらにパナソニック汐留ミュージア
ムと体感型のリビングショウルームなど、ビ
ル全体がブランド体験の場となっている様子を見学しました。最後は同社 24Fスカイラウンジで
懇親会を実施し、参加者同士で話の尽きない、大変密度の濃い見学会となりました。
なお、この場をお借りしまして、今回の広報活動研究会に多大なご協力をいただきましたパナ
ソニック㈱ エコソリューションズ社 宮野尾氏はじめご関係の皆さまに、
心から御礼申し上げま
す。どうもありがとうございました。
※次回の広報活動研究会は、2013年1月18日に小田急電鉄㈱訪問を予定しています。
ぜひ奮ってご参加ください。
企業部会 副部会長 冨岡 洋子
(㈱NTTデータ)
- 13 -
●活動報告
第 8 回「広報ゼミ」を 10 月 18 日に開催
「CSR素材を生かした広報活動」
企 業 部 会
さる10月18 日(木)16:00から、企業部会は「広報ゼミ」を㈱富士通ラーニングメディア 品
川本社 会議室にて開催しました。
「広報ゼミ」は、比較的少人数で各社の広報活動の実態を互いに共有・研究しあうもので、今
回で8 回目となります。
今回の「広報ゼミ」のテーマは「C
SR素材を活かした広報活動」とし、
15 社17 名の会員が参加されました。
当日は参加者自己紹介の後、代表す
る5社からそれぞれの会社の中でのC
SRに関する取り組みの広報事例など
について発表していただきました。ま
た後半の質疑応答や意見交換では広報
活動に留まらずCSRについても活発
な議論が交わされました。
18:30からは場所を移して懇親会を
開催し、ざっくばらんな意見交換を行
いました。業種・業態を超え、親睦を
深められたようです。
今回、開催後にアンケートも取得しております。アンケート結果において、全体評価、有用性
など、高評価を得ています。
集計結果やご意見は、今後の「広報ゼミ」に反映してまいります。
企業部会 幹事 鈴木
都
(小田急電鉄㈱)
- 14 -
●活動報告
第 23 回PRスキル研究会
「今、使えるPR誌の機能とは!」
~あとから効いて来るPR誌の機能とは!~
2012 年 9 月 26 日に行われた第 23 回PRスキル研究会では、
㈱一粒舎 代表取締役 多羅尾 智子氏を講師にお迎えし、P
R誌についてお話を伺いました。多種多様のPR誌を実際に
閲覧しながら進行するという工夫もあり、大変わかりやすく
興味深いお話を伺うことができました。
P
R 業
部 会
ステークホルダー別の明快な目的、他媒体との協働と差別化
PR誌の編集制作は、「誰が」「誰に」「何を」伝えるのか、
目的によって多彩な工夫が可能です。例えば、ある保険会社
の場合、セールスレディが顧客と話すネタをつくる目的で PR
誌を制作しているため、先ず表紙自体がネタになるよう珍し
い動物を起用するなどの工夫をしています。鉄道会社の場合、
若い人に好意を持ってもらって将来的にも同鉄道を利用して
もらいたいという目的で、近隣の大学と共同でWEBサイト
への流入窓口も意識したPR誌を制作している例もあるそう
です。また、自宅に持って帰ってもらいやすいようサイズを小さくしたり、工場で働く社員が閲
覧しやすいよう滑りにくい手触りにしたり、ホッチキスの針が落ちないよう内側に綴じるなどの
気遣いは、紙媒体だからこそできる工夫であるとご紹介いただきました。
きめ細かい編集制作の継続で、より深く強固な信頼関係を築く
PR誌の編集制作は、その会社を丸裸にし
ていく作業を行います。制作した PR 誌が
目的の通りに使用されているか?設置場
所から冊数が減っていないのはなぜか?
といった細かなケアも継続的に行い、レベ
ルアップを図るそうです。また、社員の誰
がどんな活躍をしているのかといった内
部情報や未完成プロダクトの情報を得る
こと、取材でトップと会う機会を持つこと
ができるのは、編集制作ならではのメリッ
トです。より深い話し合いができるため、
結果として他の案件相談がされやすい環
境をつくり出す事にもつながる というお
話には「ナルホド納得」と頷く参加者が多く見受けられました。
PR誌の編集制作のように、得意先の細かな情報までを熟知し信頼関係を築くことは、どんな
業態であっても大変重要なスキルであると感じることができました。また、料金体系や雑誌との
違いなど、質疑応答も白熱した印象的な第 23 回PRスキル研究会でした。
PR業部会 幹事 中山 智恵
(㈱オプト)
- 15 -
第 142回定例研究会
NHKスポーツ放送 その舞台裏を探る
—スポーツ報道、スポーツ番組は如何にして創られるのか—
講 師:㈱NHK出版
執行役員 編集局教育文化編集部長
橋本 隆 氏
<講師略歴>
1977 年、記者としてNHK入局。初任地は旭
川局。報道局社会部、科学文化部長などを経
て、2006 年スポーツ報道センター長(Head of
Sports)。オリンピックの放送権交渉などに
携わる。2011 年 NHK 出版に転籍し現職に至る。
<講演概要>
◎スポーツ中継とは
放送局のスポーツ放送部門は、一般に、放
送権の管理やオリンピックなどの事務局を担
う「業務管理」系、スポーツニュースを制作する「ニュース」系、スポーツ中継などを担当する
「スポーツ中継」部門などがある。NHKでは、現在、「スポーツ業務管理部」「スポーツニュ
ース部」「スポーツ番組部」が置かれている。
NHKではラジオを含めて年間 5,000 時間を超えるスポーツ番組を放送している。「オリンピ
ックから綱引選手権まで」と云っているが、公共放送の役割として競技人口の少ないスポーツも
扱っている。
スポーツ中継ではディレクターができることは限られていて、アスリートによるゲーム展開に
すべてを委ねなければならない。だからこそ、プロデューサーは何を中継するか、どの放送権を
獲得していくのかを見極める必要がある。誰をコメンテーターや解説者とするかも重要な要素だ。
◎世界の大型スポーツイベントと放送権
放送権が発生するスポーツイベントは限られていて、オリンピックやFIFAワールドカップ
(W杯)のほか、アジア大会、世界陸上などの世界選手権、ゴルフ 4 大大会、テニス 4 大大会な
どに人気があるが、近年はヨーロッパサッカーもBS、CS局を中心に、獲得合戦が激しくなっ
ている。
2011 年は大規模な国際的なスポーツイベントが少ない年だった。NHKは 5 月アルゼンチン開
催のサッカー「コパ・アメリカ」の放送権を獲得していたが、東日本大震災の影響で日本代表が
出場を辞退し、日本国内では盛り上がりに欠ける大会となった。一方、BS放送権を購入してい
た「ドイツ・女子ワールドカップ」は「なでしこジャパン」が優勝して大当たり。それまであま
り注目されなかった女子サッカーも、代表戦は今や人気コンテンツとなっている。
- 16 -
●講演レポート
◎オリンピックと放送権
■放送権の獲得とジャパンコンソーシアム
オリンピックの放送権は様々な変遷を経て、1992 年のバルセロナ大会からは、大会ごとにNHK
と日本民間放送連盟(民放連)で「ジャパンコンソーシアム(JC)」という放送機構を結成し、
国際オリンピック委員会(IOC)から直接放送権を購入している。サッカーW杯も、JCで
対応しているが、国際サッカー連盟(FIFA)はアジア全域の権利(放送権に限らず)を早い
時期に電通に販売しているので、JC は電通から放送権のみを購入している。
■放送権の高騰について
放送権の高騰は、世界の放送界全体の課題である。2008 年の北京大会でJCが支払った放送権
料は 1 億 8000 万ドル(当時のレートで 198 億円)。さらに制作費が必要となるので放送局側の負
担はかなり大きい。私が担当したバンクーバー大会とロンドン大会の放送権交渉では、JC内部
から「『買わない』という選択肢もあるのではないか」という意見が出るほど協議は難航した。
ただし、日本のすべての放送局が放送権を放棄すれば、IOCが折れるかと云うとそうとも限ら
ない。放送事業者でなくとも放送権は買えるし、仕組みは複雑になるが、サブライセンスするこ
とにより利益を生むことも不可能ではない。
◎オリンピック放送のしくみ
■放送拠点について
オリンピック放送は、会場につくられる国際放
送センター(IBC)内に設置されたブースで JC
プログラムとして制作し、国際回線によって日本
に送られる。JCのスタッフは総勢 200 人弱。事
務局のほか実況アナウンサーや解説者、制作スタ
ッフ、技術スタッフ、通訳・コーディネーターな
どで構成し、日本からの要員は、原則として、NHK
と民放連で半数ずつ人材を出すことになっている。
■オリンピック中継に使われる映像
中継映像は、オリンピック放送機構(OBS)の国際信号とJCが設置したカメラ(ユニカメ
ラ)によってつくられる。ユニカメラの設置には高額な費用がかかるため、ロンドン大会では陸
上競技場や競泳・柔道・レスリング会場などに限定して設置したと聞いている。
■JCプログラム
JCプログラムとは、国際映像とユニカメラを使った映像信号に実況や解説などの日本語によ
る音声信号を入れたものである。JCとして派遣されたアナウンサーは所属と関係なくどのテレ
ビ局でも放送できる実況をする必要があり、選手名の呼称もJCルールに従う。こうしてつくら
れたJCプログラムはIBC内の日本の各放送局ブースを介し、回線を通じて日本に送られる。
◎オリンピック放送とニューメディアの関係
IOCは、放送権の 1/3 程度をニューメディア放送権とするビジネスモデルの構築を提案して
いる。今後、放送事業者の負担も少なからずこの影響を受けるであろう。
■ライブ・ストリーミング
NHKではロンドン大会で 900 時間を超すライブ・ストリーミング中継を実施したと聞いてい
る。配信された映像をそのまま使い、実況や解説はなかったが、テレビ中継されない男子テニス
予選やアーチェリー予選を中心に、相当数のアクセスがあったと聞いている。今後のあり方につ
いては、JCとしてさらに協議が進められ、新しいビジネスモデルが形成されるかもしれない。
- 17 -
●講演レポート
■スーパーハイビジョンとパブリックビューイング
NHK放送技術研究所が中心となって開発が進むスーパーハイビジョンは、ハイビジョンの 16
倍の画像処理と 22.1 サラウンドの音声が特徴で、今までにない臨場感が味わえる。ロンドオリン
ピックに際してNHKではパブリックビューイング会場をロンドン、NY、東京などに設置し、
観客を集めた。パブリックビューイングを利用すれば、世界中の人が会場にいる人と同じような
感覚で楽しめるだろう。
■3D中継
3D中継はNHKでは行わなかった。家庭での視聴形態などから健康被害の可能性が否定できな
いのが主な理由だと聞いている。
◎スポーツの商業化と広報活動
スポーツの商業化が取り上げられて久しい
が、個人的にはプロスポーツについてはある
程度は止むを得ないと思っている。ただ、競
技の妨げとなるような企業広告には疑問を感
じる。たとえば球場のバッターボックス裏の
広告によってボールが見えづらくなってしま
うような例は好ましくない。
テニスのウィンブルドン大会は、会場に広
告がまったくなく、シンボルカラーで統一さ
れていてとても美しい。広告が目立たないの
はなぜかと関係者に尋ねたら、「それはウィ
ンブルドンだからだ」と返事がかえってきた。
つまり、ウィンブルドンという歴史と伝統の
ある大会を育ててきた行為そのものが、企業のPRになるという考えだ。こうした形の広報活動
が広がることを期待したい。
今後も世界規模のスポーツイベントが開催される。注目されているのは、2020 年のオリンピッ
ク開催地についてだ。16 年の開催地がリオデジャネイロに決まる瞬間を 2009 年のIOC総会で
見届けたが、初の南米開催という点で非常に説得力があった。2020 年の立候補 3 都市の中では、
初のイスラム圏での開催になる点を評価すると、イスタンブールはあなどれないだろう。来年の
ブエノスアイレスでの総会では、東京開催の理念を審査員にしっかりと伝えられるかどうかが決
め手となりそうだ。
※上記は本年 9 月 28 日開催の「第 142 回定例研究会」講演の要旨です。(㈱一粒舎 田邉泰子)
- 18 -
●講演レポート
「第 46 回プレミアム・インセンティブショウ秋 2012」
尾関謙一郎氏が併設セミナーで講演
10 月 18 日(木)、当協会会員で「メディ
アと広報研究所」代表の尾関謙一郎氏が、東
京・池袋のサンシャイン・シティで開催され
た「第 46 回 インターナショナル・プレミア
ム・インセンティブショー秋 2012」(主催:
ビジネスガイド社)の併設セミナーで講演さ
れました。
毎年、春と秋の 2 回開催され、多くの来場
者を集めているのが「プレミアム・インセン
ティブショー」です。販売促進や営業、マー
ケティング関係者を主な対象とするイベン
トながら、最近では市場に対するコミュニケ
ーションにおいて広報・PRの果たす役割の
重要性が認識されており、併設されるセミナーでは広報・PRをテーマとして講演が設けられて
います。今回の開催にあたっては、当協会の広報・PRの啓発・普及活動の一環として広報委員
会を通じ、尾関氏に講演を依頼しました。
尾関氏の講演テーマは、「マーケティング
(販促)広報は無料の宣伝か? そう考えて
いると大やけど」。
長年、新聞記者や広報部長として活躍され
た尾関氏の豊富な経験をもとに、記者の考え
方や行動原理に触れ、企業や団体にとって広
報がなぜ必要なのか、その活動を進める上で
注意すべきことは何かなどについて、90 分間
にわたり熱のこもった講演が行われました。
当日のセミナー会場では、一般企業やPR
会社の広報関係者多数が参加しています。滅
多に聴くことのないメディアの内幕を示す
迫真に満ちた尾関氏の講演には、聴講者の多
くが最後まで興味深く聞き入っていました。
(事務局・真部)
- 19 -
ELトレンド指数で見るキーワード・ランキング
2012 年 9 月度
㈱エレクトロニック・ライブラリーは、2012 年 9 月度の「話題のキーワード・ランキング」を
発表しました。
これは、9 月に発行された新聞 96 紙・雑誌約 100 誌のうち、「ELNET」に登録されている
キーワード約 263 万語のヒット数の増減を数値化した「ELトレンド指数」等をもとに「一般キ
ーワード」と「企業キーワード」に分けて分析したものです。
「一般キーワード」と「企業キーワード」のTOP10 は以下の通りです。
■ 2012 年 9 月度
順位
トレンド
指数
1位
12.95
2位
EL一般キーワード TOP10
順位
トレンド
指数
反日デモ
6位
4.85
環境戦略
12.64
日本維新の会
7位
4.67
地方票
3位
9.30
自民党総裁選
8位
4.57
日中関係
4位
5.52
国有化
9位
4.41
尖閣問題
5位
5.07
新党
10位
4.30
オスプレイ
キーワード
■ 2012 年 9 月度
順位
トレンド
指数
1位
2.97
2位
キーワード
EL企業キーワード TOP10
順位
トレンド
指数
鴻海精密工業
6位
1.54
シャープ
1.66
日本取引所グループ
7位
1.49
ドイツ連邦銀行
3位
1.65
企業再生支援機構
8位
1.48
ECB
4位
1.56
ムーディーズ・ジャパン
9位
1.45
住友銀行
5位
1.54
中国東方航空
10位
1.43
コロワイド
キーワード
キーワード
※ELNETホームページでは毎月の発表を週刊にバージョンアップした上で、「ELウィーク
リートレンド」として毎週水曜日に発表しています。
詳細は以下ご参照ください。
http://www.elnet.co.jp/el/trend/index.html
(事務局・縮)
- 20 -
<コラム
関西の風>
安うて、美味いのんが当たり前
三基商事㈱
総務課長
佐藤
茂
2002 年 4 月総務部に異動になり、当時の常務から「広報の重要性」を強く訴えられ、PR協会
加入に際しては関西の企業数社からもいろいろ教えていただいた。しかし、「何か、ヤヤコシイ
ことになったなぁ」と、いうのが当初の本音であった。ところが、企業広報の勉強を重ねる度に
『危機管理』の重要性が認識でき、当社の体制整備に繋げることができたことは、PR協会に入
会したからこそ達成できたことであり、ご指導いただいた諸先生・先輩方に感謝したい。
さて、総務になって大きく変わったのは、出張に殆ど行かなくなったことである。出張先で仕
事を終え、駅近くの居酒屋で呑む冷えたビール! 「グビッ」といって「プハー」、 もう最高!!
私だけではないだろうが、この瞬間のためにここまで来た。と言っても過言ではない。
帰りの電車や飛行機の時間がタイトな時は、会社近くの“立ち飲み屋”で呑むのは、帰巣本能
が働いているのだと考えている。(これは、私だけ?)
当社はJR大阪駅から約 5 分。大阪駅前第 2 ビルにあり、地下の飲食街とりわけ“立ち飲み屋”
はしばしばTVに取り上げられる程だが、「安くて美味いのが当たり前」の大阪で生き残るのは
相当大変である。
先月、隣接の大阪駅前第 1 ビルに新たな立ち飲み屋がオープンした。早速呑みに行った知人に
聞くと「高い」「今どき外税やで」という。壁のメニューと値段を即座に頭の中の算盤ではじき、
財布の中身と相談しつつ会話を楽しむ。十数円のことだが、僅かな小遣いを遣り繰りしている身
には切羽詰った問題なのである。ビールの大ビンが 1 本 330 円だったり、豚シャブサラダ 100 円
の店もあり、大阪の立ち飲み屋は「安くて美味い!」を実践している。
来阪された際には是非、“大阪の立ち飲み屋”を経験していただきたい。注意していただきた
いのは「ソースの二度つけ禁止」ではなく、隣で呑んでいるオッサンが、いきなり会話に割り込
んでくる可能性があるということ。とりわけプロ野球シーズンの頃は顕著である。至る所に阪神
ファンがおり、その殆どが監督、コーチになりきった話しを展開する。それにチャチャを入れる
一見さんもいて、店内が笑いで満たされる。
そんな“大阪の立ち飲み屋”に「いらっしゃ~い」
- 21 -
■ 会員便り
帝人㈱ 宇佐美広報室長の「企業広報功労・奨励賞」受賞を祝う会が
森理事長、渡邉副理事長なども参加して盛大に開催
帝人㈱ 広報室長の宇佐美 吉人氏が、経済広報センターが主催する第 28 回「企業広報賞」で「企
業広報功労・奨励賞」を受賞したことを受け、そのお祝いの会が 10 月 12 日、お茶の水の「紫紺
館椿山荘」で開催されました。
当日は、宇佐美氏と親交のある企業広報
関係者、マスコミ、知人・友人など約 60
名が参加。
最初にあいさつに立った日本パブリッ
クリレーションズ協会の森 健理事長は、
宇佐美氏が広報PRアカデミーの講師を
務めるなど、協会でも大きな役割を担って
いることを紹介するとともに、「これから
も後人の指導をお願いしたい」と述べまし
た。
次いで宇佐美氏の元上司で、帝人OBの
吉川 勝氏が乾杯の音頭をとり、㈱永谷園
執行役員 広報部長の久我 光枝氏や、
宇佐美氏のあいさつを聞く参加者たち
「AERA」の記者で、PJニュースの編集長
も務める小田 光康氏が祝辞を述べました。
最後に中締めを行った日本パブリックリレーションズ協会の渡邉 幹夫副理事長は、広報仲間と
してエールを送るとともに、協会活動では企業部会へのさらなる協力を要請。
会は終始明るい雰囲気に包まれ、答礼で関係者に感謝を述べた宇佐美氏に温かい拍手が送られ
ました。
「企業広報功労・奨励賞」は、企業広
報の発展に功労が大きく、奨励に値する
独創的な企業広報を実践している広報
実務者などに授与されるもので、このた
びの受賞は、宇佐美さんが 14 年間にわ
たって広報業務に携わり、帝人グループ
のコミュニケーション活動を牽引して
きたこと、Bto B企業として緻密な広
報を展開し、コーポレートブランド価値
の向上に貢献したこと、そして社内の広
報マインドの醸成や積極的なメディア
対応などの姿勢が評価されたものです。
お祝いの花束を受け取る宇佐美氏。右は筆者
お祝いの会事務局
廣野 友里恵(㈱タカオ・アソシエイツ)
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●会員便り
㈱タカオ・アソシエイツが「広報ツールの手引き」を作成
「報道分析の手引き」に続く「手引きシリーズ」第2弾
会員会社の㈱タカオ・アソシエイツが、このほど「的確な情報発信のための広報ツールの手引
き」(A5 判 52 ページ×2 色、非売品)を作成しました。これは先に発行した「広報効果測定の
ための報道分析の手引き」に続く「手引きシリーズ」の第 2 弾で、広報部門が関わる各種広報ツ
ールについて、その特徴や最近の傾向などを紹介しています。
紙媒体の広報ツールは、Webサイ
ト、電子媒体、SNSの広がりの中で、
ややもすると時代遅れのように見ら
れがちですが、(財)経済広報センター
が 2012 年 3 月に発表した「企業の広報
活動に関する意識実態調査」によると、
広報部門が対応している業務の割合は
「社内報」や「PR紙・誌」の作成
が 3 年前の調査より 5 ポイント以上増
加しており、デジタル化の反動からか、
従来の広報ツールが再び見直される
ようになってきたようです。
本書では、こうしたデータを盛り
込みながら、情報発信の手段、各種
広報ツールのターゲットやポジシ
ョニング、特徴や最近のトレンドなどを解説。たとえば「ニュースレター」では、台割構成
のサンプルなどを掲載するとともに、ニュースレターが有するリレーションズ効果やパブリ
シティ効果を実際の調査データに基づいて紹介。目新しい「手帳型ファクトブック」につい
ても、その誌面イメージなどを掲載するとともに、マスコミからの評価を含めて特徴や発行
意義を箇条書きで説明しています。
また、「社史・年史」については、ハードカバーの豪華装丁本ではなく、最近のトレンドである
簡易型社史を紹介。これは、会社の沿革などを必要最小限にまとめ、ソフトカバーのハンディサイズ
としたもので、印刷コストが大幅に削減できるほか、社員全員に持たせることでインナー・コミュニ
ケーション・ツールとしての役割も担います。
そのほか、「企業出版」や「PR誌」では、そのPR的効果や歴史などを紹介。日本のPR誌のル
ーツは、胃腸薬の
「宝丹」を販売していた守田治兵衛商店が明治 10 年
(1877 年)に出版した「芳譚雑誌」
であること、また、企業出版の始まりは明治 21 年(1888 年)に発行された天賞堂の「時計取扱方心
得」であることなどが紹介され、これらの冊子が日本のPRの源流であるとしています。
ほかにも、「危機管理マニュアル」「CSRレポート」「社内報」「ホームページ(We
bサイト)」について、その要諦や問題点などが説明され、最後に「広報ツール・手法の用
語解説」「文章作成上の注意点」「取材上の注意点」「漢字・仮名の一般的な使い方」が補足
資料として掲載されています。
本書をご希望の方は、ご連絡いただければ着払いでお送りいたします。
㈱タカオ・アソシエイツ 業務推進部
木本 麻由
TEL:03-3296-0768
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●会員情報
■ 入退会・変更会員
入
10 月度の理事会で審議・承認された入会・変更の皆さまを
ご紹介します。(社名 50 音順)
会
◇ 個人正会員A
中村 優子氏
1名
㈱ハークスレイ 経営企画室 マーケティング部 マーケティング課 課長
推薦者 奥谷安規子氏
推薦者 中里 好宏
((公社)日本パブリックリレーションズ協会)
◇ 個人賛助会員C 2名
長岡 史宏氏
(一般)
退
会
変
更
室岡 信吾氏
(一般)
なし
◇ 法人正会員
要
良朋氏
3名
から
山根 紀子氏
細川 浩二氏
から
江川 哲雄氏
曽我部晃央氏
から
竹本 正信氏
◇ 個人正会員A
1名
金井 徳幸氏
から
服部 道太氏
◇ 法人登録会員
1名
江川 哲雄氏
から
市川 邦雄氏
(SGホールディングス㈱
経営企画部 広報・CSRユニット シニアマネージャー
兼 佐川急便㈱ 経営企画部 広報担当部長)に交代
(パナソニック㈱ ブランドコミュニケーション本部
広報グループ グループマネージャー)に交代
(㈱富士通システムズ・ウエスト 経営推進本部
経営企画統括部 ブランド推進部 部長)に交代
(日本興亜損害保険㈱ 広報部 広報部長 )に交代
(パナソニック㈱ ブランドコミュニケーション本部
広報グループ 東京メディア担当室 室長)に交代
会員数(2012年10月度理事会時点)
法人正会員
個人正会員A
個人正会員B
法人登録会員
個人賛助会員A
個人賛助会員B
個人賛助会員C
特別会員
229名
151名
29名
25名
19名
11名
51名
8名
総 会 員 数
法人賛助会員
523名
1社
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●会員情報
■ 新会員インタビュー
新入会、変更による新規会員の皆さんをご紹介します。
法人登録会員
◇ 新規会員
鈴木
孝徳氏(㈱井之上パブリックリレーションズ 取締役
アカウント・サービス本部長)
「PR業界に身を転じましたのが 2000 年。それ以前はエレクトロニク
ス関連の媒体で副編集長を務めていました。180 度違う立場ながら、
それまでの経験を活かし、クライアントの情報発信につき最適なコン
サルテーションをする、これが今、私の大事にしているポイントです。
東日本大震災以降、日本企業を取り巻くビジネス環境は激変しました。
様々なステークホルダー(パブリック)との良好な関係を構築・維持
させるリレーションシップ・マネジメントであるパブリックリレーシ
ョンズは、ビジネスをグローバル展開するうえで不可欠な経営資源だ
と感じています。日本を元気にするため、そしてPR業界がますます
重要な産業として発展するよう微力ながら貢献できればと考えており
ます。皆さまよろしくお願いいたします」
尾上玲円奈氏(㈱井之上パブリックリレーションズ
アカウント・サービス本部 戦略企画部 部長)
「初めまして、尾上(おのうえ)と申します。この度井㈱井之上パブリ
ックリレーションズから日本PR協会へ入会させていただきました。
私は大学で学問としてのパブリックリレーションズに初めて触れ、広
く深いPR領域の仕事に想いを馳せつつNHKに就職しました。放送
記者として取材をし、番組制作にも関わるうちに日本国内に慢性的に
PRの戦略家が不足していることに問題意識を持ち、転職を決意しま
した。現在は㈱井之上パブリックリレーションズにてジャーナリスト
や国会議員秘書としての経験や人脈を活かしながら、アカウントサー
ビス本部の中にある戦略企画部の部長として、コンサルティングや戦
略立案、メディアトレーニングの他にスピーチライティング、ロビイ
ングやマーケティングサポートなどの業務に携わっております。
諸先輩方、まだまだ若輩者ですのでご指導のほど宜しくお願い申し上
げます」
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●会員情報
■ 会員社名変更
(旧)
東洋紡績㈱
→ (新) 東洋紡㈱
■ 会員住所変更
(株)ジェイアンドティプランニング
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南 1-2-9 小林ビル 4F
TEL:03-5768-7339
FAX:03-3712-1460
編集担当より
会員のみなさんの情報をお寄せください!!
本誌では会員の動向・消息や、会員から会員へのお知らせなどを積極的に掲載いたします。
ビジネスに直結する情報に限らず、会員交流に関するものでも結構ですので是非ご一報くだ
さい。
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●協会掲載記事
PRSJ in Media
●10 月 24 日(火) 『マイナビ ニュース』
当協会が認定するPRプランナー資格が、『マイナビニュース』の記事「ガチで役に立った資
格ランキング」の中でとり上げられました。
「ガチで役に立った資格ランキング」は、活躍しているビジネスパーソンにとって、実際に役
に立っている資格についてマイナビニュース会員 200 名を対象に調査を行い、その結果を報じた
記事です。その中で、「広報担当の視点を得られ、企画書作りの精度が劇的にあがった」「広報
に関する知識が増える」など、役立つ資格としてPRプランナーを推薦したビジネスパーソンの
コメントが掲載されています。
以下は、本記事のURLです。
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/10/post_2447.html
(事務局・真部)
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●理事会報告
公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
第 6 回 10 月度理事会開催
10 月 9 日(火)12:00~14:00
委員会・部会・特別委員会報告と活動予定(理事会報告(10 月 9 日現在))
◎教育委員会
◇教育委員会
・9 月 25 日(火)来年 1 月 23 日開催の「新春PRフォーラム」講師選定の臨時委員会を開催し
た。(※新春PRフォーラムの項参照)
・10 月 3 日(水)開催の委員会報告は以下の通り。
①定例研究会 ②広報PRアカデミー ③新春PRフォーラム
◇定例研究会
・第 142 回定例研究会を 9 月 28 日(金)、アカデミーヒルズで開催。講師は㈱NHK出版 執行
役員 編集局教育文化編集部長 橋本 隆氏。テーマは「NHKスポーツ放送 その舞台裏を探
る-NHKのスポーツ報道、スポーツ番組は如何にして創られるのか-」。参加者は 38 名。
・10 月に開催される第 143 回定例研究会は、10 月 26 日(金)に開催。「メディアの黒子」をテ
ーマに、共同通信社 論説委員兼編集委員 谷口 学氏を招聘し、通信社の体制や編集方針、業務
の実際、新聞社との違い、ネットにおける今後の展開等を聴く。会場は、日本外国特派員協会
(FCCJ)。10 月 9 日時点の申込者は、参加者 44 名。
・11 月に開催される第 144 回定例研究会は、「カンヌライオンズ」の審査員を務めた㈱電通パブ
リックリレーションズの井口 理氏を講師に 11 月 29 日(木)六本木アカデミーヒルズで開催
する。
◇広報PRアカデミー2012
・「専門・応用コース:ソーシャルメディア実践講座」
第 7 回は、「企業・団体広報とソーシャルメディア、戦略的運用とリスク対策」と題し、企
業・団体広報にみる新たなソーシャルメディア活用事例、企業・団体広報におけるソーシャ
ルメディアの運用とリスク対策に焦点をあて、10 月 12 日(金)開催する。講師は、大谷和
彦氏(弁護士、NY州弁護士)、北島 昇氏(㈱ガリバーインターナショナル、マーケティ
ングチーム チームリーダー)、塩原信夫氏(茨城県 広報監)。10 月 9 日時点の申込者は、
有料参加者 30 名。
・「PRプランナー試験対応コース:1 次試験対応講座」
1 次試験対応を 7 月 24 日~8 月 21 日まで開催した。受講期間は 4 日間。合格率は下記の通
り。(Watershed 配信あり)
1 次会場受講合格率93%/1 次Web受講合格率100%/1 次講座受講者合計合格率97%
1 次全体(除:1 次受講者)合格率72%/1 次全体合格率74%
今回より、前半に模擬試験、後半に解答と解説で試験項目を履修する形式で実施。講座では、
1 次試験項目を要約し、新規に作成したPPTを使用した。
会場受講 :12 名(会員 5、学生 0、一般 14)
Web受講:24 名(会員 2、学生 1、一般 18)
計 40 名
講師:㈱プロペラ・コミュニケーションズ 代表取締役 永井昌代氏、協会 真部 一善。
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●理事会報告
・「専門応用コース:広報・PRスキルアップ講座」
9 月 5 日から実施した「ニュースリリース活用講座 --ネット時代に対応したニュースリリ
ースの活用--」、
「マーケティングPR強化講座 --IMCとソーシャルメディアの活用--」、
「クライシス・コミュニケーション強化講座 --緊急記者会見と危機対応のポイント--」の
3 つの講座を開催した。
【ニュースリリース活用講座 (9 月 5 日実施)】
受講者:21 名(会員 11、PRプランナー3、一般 7)
講師:㈱電通パブリックリレーションズ コミュニケーションデザイン局
次長 青木浩一氏
【マーケティングPR強化講座(9 月 12 日実施)】
受講者:23 名(会員 12、PRプランナー8、一般 3)
講師:㈱電通パブリックリレーションズ 関西支社 ディレクション部 兼
本社事業開発部 シニア・コンサルタント 林 恵司氏
【緊急時対応/模擬記者会見(9 月 19 日実施)】
受講者:20 名(会員 13、PRプランナー4、一般 3)
講師:井澤リスクマネジメント事務所 所長 井澤幹夫氏
・専門応用コース:プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ」
11 月より実施する「プロフェッショナル広報・PR実務シリーズ(全 5 科目/5 日間/定員
20 名)」の講師・内容について確認した。
●コーポレート・コミュニケーション講座(2012 年 11 月 14 日(水)
19:00~21:00)
講師:㈱野村総合研究所 コーポレート・コミュニケーション部長 野村武司氏
●マーケティング/ブランド・コミュニケーション講座
(2012 年 12 月 12 日(水) 17:00~21:00 )
講師:中央大学大学院 戦略経営研究科教授 田中 洋氏
●CSRコミュニケーション講座(2013 年 1 月 30 日(水) 19:00~21:00)
講師:帝人㈱ 広報室長 宇佐美吉人氏
●クライシス・コミュニケーション講座(2013 年 2 月 13 日(水)
17:00~21:00)
講師:㈱田中危機管理広報事務所 代表取締役社長 田中正博氏
●グローバル・コミュニケーション講座(2013 年 3 月 13 日(水)
19:00~21:00)
講師:選定中
◇新春PRフォーラム
・教育委員会“新春PRフォーラム”で菊地委員長からの説明のとおり、①寺島実郎氏 ②望月
晴文氏 ③船橋洋一氏 ④手嶋龍一氏 ⑤岸井成格氏 ⑥阿川佐和子氏の順番で講師の交渉を
進めることで了承された。交渉は教育委員会主導で事務局がフォローする。公益社団法人化の
第 1 回開催のPRフォーラムとしてふさわしい内容で、できれば①~⑤の中で講師を決定して
基調講演としたいとの報告が菊地委員長からあり了承された。次回 11 月度理事会で内定として
報告し、承認とする。また、⑥阿川佐和子氏だが、PRパーソン・オブ・ザ・イヤーの候補に
も挙がっていることから、できればPRパーソン・オブ・ザ・イヤーに阿川氏になっていただ
ければ阿川氏にもご講演いただきたいとの要望が菊地委員長からあった。
◇その他
・次回教育委員会は、11 月 7 日(水)11:00~開催する。
・2013 年度の教育プログラムでは、ソーシャルメディア実践講座及びプロフェッショナル広報・
実務シリーズを中心に見直す。同 2013 年プログラムの改定作業は、11 月より開始する。
- 29 -
●理事会報告
◎資格委員会
◇資格委員会
・9 月~10 月の進捗状況報告は以下の通り。
①実施運営報告/制度関連検討 ②試験専門委員会 ③参考図書出版状況報告 ④広報普及
⑤PRプランナー交流 ⑥その他・資格制度ホームページ等
◇実施運営/制度関連
・9 月 10 日より受付開始した第 11 回 2 次試験予約・申込は下記の通り。
・第 11 回 2 次試験(11 月 18 日 東京・大阪)
・第 11 回 2 次試験受験予約
・東京 289 名:会員社員 82 名、一般 187 名、学生 20 名
・大阪 77 名:会員社員 9 名、一般 60 名、学生 8 名
計 366 名 (第 10 回:347 名、第 9 回:331 名)
・第 11 回 2 次試験受験申込(9 月 27 日現在、10 月 5 日まで受付)
・東京 59 名:会員社員 14 名、一般 39 名、学生 6 名
・大阪 13 名:会員社員 2 名、一般 10 名、学生 1 名
計 72 名 (第 10 回:289 名、第 9 回:286 名)
・9 月 10 日より受付開始した第 11 回PRプランナー補認定申請予約は下記の通り。
・第 11 回PRプランナー補認定申請予約(10 月 1 日現在、10 月 4 日まで受け付け)
・計 126 名 会員社員 16 名、一般 84 名、学生 26 名(第 10 回:136 名、第 9 回:121 名)
・10 月 1 日現在の各認定者数は以下のとおり。
・PRプランナー :1,277 名
・准PRプランナー: 383 名
・PRプランナー補:1,536 名
・第 12 回 2 次試験での合否通知書、および実施時間等を確認。
・PRプランナー補、准PRプランナー、PRプランナーの認定更新要項を再度確認。
◇試験専門委員会
・第 11 回 2 次試験(11 月 18 日実施)に向け、問題作成。
・第 11 回 3 次試験(2013 年 1 月 26 日実施)に向け、問題作成。
・次回試験専門委員会は、11 月 22 日(木)18:30~に開催する。
◇テキスト出版
・9 月 26 日時点の改訂版「広報・PR概論」、「広報・PR実務」、「広報・PR過去問題集」
の在庫状況(前回 8 月 30 日時点)
・1 次対応テキスト「改訂版 広報・PR概論」
出版社在庫:195 部(303 部)▲108 部 (2012 年 4 月 1500 部・新刷)
・2・3 次対応テキスト「広報・PR実務」
出版社在庫:260 部(387 部)▲127 部 (2011 年 10 月 700 部・重刷)
・過去問題集「広報・PR 資格試験問題集」
出版社在庫:445 部(486 部)▲41 部 (2012 年 4 月 1500 部・新刷)
・増刷の時期について、スケジュールを検討。
・現在の試験項目の改定については、5 年、10 年先の協会の「広報・PR」に対する方向性を検
討し、資格委員会のみならず、教育委員会、広報委員会等の代表とも協議し、10 月より、ミー
ティングを数回重ねる。メンバーは、資格委員会のほか、教育委員会より菊地氏、広報委員会
より渡邉氏、およびPR業部会から、共同PR㈱ 取締役副社長 篠崎良一氏、また、企業部会
とPR業部会の両部会にも報告を実施し、理解を賜る。
◇広報普及
・第 12 回PRプランナー資格認定検定試験の実施要項を 10 月 4 日に発表(東商ニュースリリー
ス)。
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●理事会報告
・西日本新聞に対して、記事化を訴求していく。
・特に「九州地区」の広報普及を重点的に注力する。
・大学のキャリアセンターに個別アプローチを行う。
・経済産業省に対し、後援名義を申請する準備を行う。
◇PRプランナー交流会
・第 7 回PRプランナー交流会を 11 月 21 日(水)開催に向け調整。
・内容は 2 部制。今回も、2 部の交流会につなげるため 1 部はグループワークが望ましいと、P
Rプランナー交流会準備委員同士による交流会にて確認された。
◇その他
・次回委員会は、10 月 25 日(木)12:00~開催する。
◎交流委員会
◇交流委員会
・9 月 20 日(木)開催の委員会報告は以下の通り。
①理事会報告 ②会員交流 ③他団体との交流 ④その他の活動 ⑤その他
冒頭、新規メンバーの参加もあったことから、参加者の自己紹介を行った。
◇会員交流
・異文化勉強会
ロシア駐日大使館の訪問を 10 月(場合によっては 11 月)に実施できるよう交渉している。当
協会の日程とバッティングしないよう調整してもらっている。
・特別国際セミナー
海外企業(特に外資系PR会社)のCEOやスペシャリストの来日時に、特別講演をしてもら
う。現在特別な案件はない。
・親睦ゴルフ会
第 41 回親睦ゴルフ会を 10 月 25 日開催する。場所は埼玉県越生にある日本カントリークラブ。
10 月 5 日現在の参加者 13 名。
・なでしこカウンシル
9 月の委員会で協議。開催方法について、いくつかの案を検討してもらい、次回委員会で討議
することにした。
◇他団体との交流
・日本広報学会
6 月に広報学会事務局長が交代したが、新事務局長も旧知の仲で、日常的な意見交換をしてい
る。PR協会の主要行事は学会で告知してもらっている。
・国際PR協会(IPRA)
大きな動きはなし。
・海外各国のPR協会
「米国のPR協会でパブリシティの広告換算を禁止したらしい」との意見があり、真偽・内容
等について、米国の団体(アメリカPR協会)や関係者に事実関係を問い合わせている。
◇その他の活動
・海外研修旅行
海外研修を実施するなら、来年の春(ゴールデンウィーク頃)か、秋、訪問先は米国という
前提で企画検討に入った。実施する際は、グローバルに拠点を持つが外資系のPR会社の協力
を得ることが得策であり、市瀬担当理事、ヒル アンド ノウルトン ジャパン㈱
吉川氏で話し合ってもらった。近々プロジェクトチームを設ける。
◇その他
・次回委員会は 10 月 18 日(木)12:00~協会会議室で開催する。
- 31 -
●理事会報告
・上記「パブリシティの広告換算の禁止」に関して、市瀬理事からアメリカは禁止をすることは
現状ではできていないが、広告換算はやめていこうということで進めている。各国の協会でも
やめる方向で議論が進んでいるので、当協会としても積極的に摺り合わせをし同方向に活動す
る。今後委員会で議論することも了承された。
◎広報委員会
◇広報委員会
・「広報委員会」のミッションは広報・PRの社会的認知を高め、日本における広報活動の質的
向上を図り、広く社会に寄与するという(公益社団法人である)日本パブリックリレーション
ズ(PR)協会の認知とステータスを高めること。
・そのために広報委員会で方針をたて、
「PR小委員会」
「出版小委員会」
「顕彰小委員会」は相互
連携を図り、施策立案と実行を行う。
・加えて、広報委員会は協会の全体施策を検討し、理事会への提案や他の委員会との連携を進め
る。
◇PR小委員会
・9 月 19 日(水)開催した。委員会報告は以下のとおり。
①活動報告 ②課題と今後のテーマ ③その他
・前回に引き続き、協会活動の認知拡大と組織強化を図っていくためには、PRの軸足をどこに
置くのか、また、どういった枠組みの中でPRを図っていくかを中心に議論を行った。なお、
PRプランナーの組織化の問題については、資格委員会に設置される検討会の進捗状況を見な
がら検討を進めることとした。
・「協会ニュース」
協会ニュース 10 月号は 10 月 3 日に会員に発送した.
・「メディアリレーションズ」
10 月 4 日に「PRプランナー資格認定制度 2013 年前期における実施計画を策定 -第 12
回 1 次試験予約受付は 12 月 3 日より開始-」のニュースリリースを東商記者クラブに配布し
た。
・「協会」Webサイトのアクセス状況は以下のとおり。
WEB名
PV
UU
協会
9,052
3,154
(www.prsj.or.jp)
上位のコンテンツ
1
トップページ
2,331
1,733
2
協会について(会員一覧)
1,705
1,281
3
調べる(PR会社検索)
922
668
【参考】2012 年 8 月
WEB名
PV
UU
%(PV)
協会
9,261
2,586
97.7%
(www.prsj.or.jp)
1
トップページ
2,434
1,804
95.8%
2
協会について(会員一覧)
1,543
1,206
110.5%
3
調べる(PR会社検索)
982
836
93.9%
※2012 年 9 月度:アクセスのピークは 9 月 10 日(2 次試験受験予約開始日)。概ね平日のア
クセス。英文webサイトは、PV/UU:196/156。
- 32 -
●理事会報告
・「セミナー/イベント」Webサイトの 9 月のアクセス状況は以下のとおり。
WEB名
PV
UU
セミナー/イベント
4,438
1,328
(event.prsj.or.jp)
上位のコンテンツ
1
セミナー/イベントを探す
2,319
1,695
2
スキルアップコース申込
675
380
3
トップページ
629
410
【参考】2012 年 8 月
WEB名
PV
UU
%(PV)
セミナー/イベント
5,882
1,727
75.5%
(event.prsj.or.jp)
1
セミナー/イベントを探す
3,509
2,543
66.1%
2
トップページ
713
460
88.2%
3
アーカイブを見る
707
545
-
※2012 年 9 月度:アクセスのトップは 9 月 20 日。(ソーシャルメディア実践講座案内配信)。
セミナー/イベントWebサイトは、PV/UUともに 3 カ月連続減少傾向。
・「PRプランナー資格制度」Webサイトの 9 月のアクセス状況は以下のとおり。
WEB名
PV
UU
PRプランナー資格
24,168
4,426
(pr-shikaku.prsj.or.jp)
上位のコンテンツ
1
トップページ
4,502
2,842
2
資格制度について
4,034
3,286
3
受験する(2 次試験受験予約)
3,539
2,526
【参考】2012 年 8 月
WEB名
PV
UU
%(PV)
PRプランナー資格
19,325
3,970
125.1%
(pr-shikaku.prsj.or.jp)
1
トップページ
5,480
3,703
82.2%
2
受験する
4,510
3,024
105.1%
3
資格制度について
3,366
2,593
119.9%
※2012 年 9 月度:アクセスのピークは 9 月 10 日(2 次試験予約開始日、訪問者数:533)。
9 月 28 日締切の 2 次試験受験予約受付に伴い、同期間で高いアクセスを維持。
・課題と今後の活動テーマ
1)情報発信力の強化(内部情報集約とメディアリレーションズ)
2)協会の認知拡大(トリプルメディアの活用)
3)PRプランナー資格取得者の増加と取得者の組織化
◇出版小委員会
・「PRイヤーブック」
・「PR Yearbook2012-13」は今号と同じ仕様で 2013 年 6 月発行予定。見直しのポイントは
①第二特集テーマ、 ②定点観測、 ③PRプランナー、 ④協会活動。
・現在は情報収集とトレンドを観測中。12 月より企画、翌年 2 月より原稿依頼開始予定。
・9 月 12 日の出版小委員会で上記を確認。
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●理事会報告
・「PR手帳」
・改編のポイント①「パブリックリレーションズとは」をコンパクトにし前半ページに移動
②「チェック&フロー」を①に続けて前半に移動。 ③「会員名簿」はホームページに合わ
せた記載に変更。
・広告は予定数の 20 社決定。
・定価及び会員価格は変更なし(次年度は販売状況を見て検討)。
・9 月 12 日の出版小委員会で以下の事項が確認された。
・市販用カバーは本年度イヤーブックの基調色と合わせ、グリーン系とする。表紙は、昨年
同様グレー系を第一候補とするが、特殊な表装材なので在庫がない場合は、市販用カバー
と合わせ、グリーン系のものから選択する。
・表 2 および表 2 対抗ページに入っているカレンダーから、前年のカレンダーを削除し、当
該年度と翌年のカレンダーのみを記載する。
・知っておきたい Factdeta の地方紙販売部数は、県別のシェアを掲載する案もあったが、検
討の結果従来通りの掲載法となった。
・KEYワードおよび用語事典の内容チェックを委員が分担して進めることになった。
・現在、原稿執筆と編集進行中で、発行日は、例年とほぼ同時期の 11 月 20 日を予定する。
21 日より順次、会員に発送される。市販分は月内に書店に並べきる。
・10 月 2 日現在の予約注文数は以下のとおり。
名入れあり:2,992 冊(29 社)/名入れなし:1,831 冊(75 社)/計 4,823 冊(104 社)
※ 昨年度(参考)
名入れあり:2,914 冊(31 社)/名入れなし:1,753 冊(87 社)/計 4,667 冊(118 社)
◇顕彰小委員会
・日本PR大賞 「パーソン・オブ・ザ・イヤー」「シチズン・オブ・ザ・イヤー」
9 月 19 日に開催された顕彰小委員会で、プロジェクトチームが選考した「PRパーソン・オ
ブ・ザ・イヤー」の候補者と、今年度から新設する「シチズン・オブ・ザ・イヤー」の定義・
対象などに付いて協議。その結果、①両部門を総称する名称として「日本PR大賞」をつけ、
それぞれ「日本PR大賞 パーソン・オブ・ザ・イヤー」と「日本PR大賞 シチズン・オブ・
ザ・イヤー」にすること、②パーソン・オブ・ザ・イヤーについては、プロジェクトチームが
推薦した 8 人の候補者以外に、追加候補がいないかを次回小委員会までに検討すること、③
シチズン・オブ・ザ・イヤーについては具体的な候補事例を持ち寄るとともに、パーソン・オ
ブ・ザ・イヤーの会員投票の際に、会員からも適任者を推薦してもらい、それをふまえて小委
員会で協議することなどを決定した。
・「PRアワードグランプリ」
・9 月 3 日(月)「2012 年度PRアワードグランプリ」エントリー募集案内を会員に送った。
・エントリー数 50 作品を目標にする。
・公益法人として広く外部にエントリー応募を要請するために、日本広報学会、日本広報協会
にPRアワードグランプリの紹介をお願いした。
・協会のセミナーに今までに参加いただいた方々へエントリー募集案内を送付した。
・10 月 9 日現在エントリー応募数がないことから、10 月 15 日(月)に再送することとした。
・エントリー数を増やし、応募ストレスを軽減するために、一般も含め「PRアワードグラン
プリエントリー説明会」を 9 月 21 日 13:30 から実施。(8 社 8 名参加)
・最終審査会“ネット配信”について
委員会で検討した結果、最終審査会でのネット配信は、諸々の問題がクリアにされていな
いことから、最終審査会終了後の表彰式のみを配信したい。また、今年度開催し好評だっ
た教育委員会主催の「広報・PRプロジェクト最新事例セミナー ---PRアワードグラン
プリ表彰企業の取組みに学ぶ--」もネット配信する方向で進めたい。
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●理事会報告
◇その他
・次回委員会及び各小委員会予定は以下のとおり。会場は全て協会会議室。
・出版小委員会 10 月 10 日(水)16:00~18:00
・顕彰小委員会 10 月 24 日(水)12:00~14:00
・PR小委員会 10 月 24 日(水)14:00~16:00
・広報委員会
10 月 24 日(水)16:00~18:00
◎企業部会
◇幹事会
・10 月 3 日(水)に開催の幹事会報告は以下のとおり。
①企業部会フォーラム ②広報活動研究会 ③広報ゼミ ④その他
◇企業部会フォーラム
・11 月 20 日(火)18:30~、六本木ヒルズクラブにて「日経ビジネスのネット戦略」をテーマ
に、日経BP社 日経ビジネス オンライン編集長 飯村かおり氏に講演を依頼。参加者 50 名程
度を見込む。
◇広報活動研究会
・9 月 20 日(木)15:00~19:30、東京汐留のパナソニックリビングショウルーム東京の見学会
を実施。見学会 25 名、懇親会 19 名参加。パナソニック㈱ エコソリューションズ社 宮野尾氏
の「ブランド統合をきっかけにどう広報戦略が変わったか」、奥瀬氏の「イベントを活用した広
報活動」という大変興味深いプレゼンを皮切りに、バーチャル映像をサイバードームで体験、
さらにパナソニック汐留ミュージアムと体感型のリビングショウルームを見学。最後は同社
24F スカイラウンジで懇親会実施。密度の濃い見学会になった。
・2013 年 1 月 18 日(金)15:30~ 小田急電鉄相模大野工場見学会を開催予定。 参加者 20 名
程度を予定。
◇広報ゼミ
・第 8 回広報ゼミを、10 月 18 日(木)16:00~21:00、
「CSR素材を活かした広報活動」をテ
ーマに富士通ラーニングメディア品川本社 会議室にて開催。当日は参加各社の「CSR×広報」
領域の現状、
「CSR×広報」に関する課題等、相互の状況を発表しあい意見交換する。ただ、
参加企業全てに報告してもらうのではなく、事前申し込みに段階で 確認し、当日発表して頂く
企業をある程度限定する予定。9 月 21 日(金)企業部会会員に案内した。懇親会も予定。10
月 5 日現在の参加者は 6 名。
・第 9 回広報ゼミは 2 月 15 日(金)または 2 月 22 日(金)に、
「SNSなどを利用した社内コ
ミュニケーション」を予定。
・第 10 回広報ゼミは 4 月に「危機管理広報」を予定。
◇その他
・次回幹事会は 11 月 8 日(木)13:30~14:30 協会会議室で開催予定。
◎PR業部会
◇幹事会
・9 月 13 日(木)開催の幹事会報告は以下の通り。
①理事会報告 ②2012 年度活動計画 ③活動報告 ④新メンバー補充の件 ⑤その他
◇PRスキル研究
・第 23 回PRスキル研究会を 9 月 26 日(水)17:00~開催した。会場は㈱内外切抜通信社 B
-1 ホール。講師は㈱一粒舎 代表取締役 多羅尾智子氏。テーマは「~あとから効いて来る
PR誌の効果効能~ 今、使えるPR誌の機能とは!」。参加者は 21 名。
・また、新体制対応として、今後担当副部会長 ㈱博報堂 朴 載午氏、担当幹事 ㈱オプト 中山智
恵氏、アドバイザーとして従前よりの㈱フルハウス 木村茂樹氏とした。
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●理事会報告
◇PR業インデックス
・協会Webサイトで稼働しているPR会社検索を 10 月中に更新する。参加会社は 86 社。
◇PR業近未来予測研究会
・担当副部会長 ビルコム㈱ 鳥潟氏の下、活動中の最終会合を 10 月から 11 月中に実施する。
終了次第、まとめ統括報告書を作成し実施報告とする。
◇コンサルタント資格制度(仮)検討会
・大石担当部長が新体制の組織メンバーを検討中。また、海外事例収集及び広報学会との意見交
換などの検討に入る。
◇PR業市場調査アンケート
・来年度初頭に実施予定とされる 2 年に 1 度のPR業会同行調査の内容検討に入る。㈱電通パブ
リックリレーションズ 福家慎一氏が担当副部会長として決定された。
◇その他
・新体制として次回より共同PR㈱へのPR業部会幹事会の参加を要請することとした。
・次回幹事会は 10 月 11 日(木)16:00~ 協会会議室で開催する。
◎関西部会
◇定例会
・第 217 回定例会は、9 月 27 日(木)に中央電気倶楽部で開催した。講師は拓殖大学 客員教授の
石平氏。中国の政権交代をにらんで、「中国報道の読み方」をテーマに、中国指導部の交代―
習近平次期国家主席の下、これからの中国を分析と展望を語っていただいた。尖閣諸島問もあ
り、出席者は 46 人と結構、盛会だった。終了後は講師も交えて交流会を行った。
・第 218 回定例会は 10 月 24 日(水)、東大阪市にある司馬遼太郎記念館を訪問、館長の上村洋
行氏を講師に「新聞記者・司馬遼太郎」(仮題)をテーマに講演を実施。その後、司馬記念館
の見学を行う。また交流会は大阪・難波に場所を移して開催の予定。
・第 219 回定例会は 12 月中または下旬で、大阪中央電気倶楽部にて開催予定。
◇広報学校
・11 月下旬、大阪中央電気倶楽部を会場に 2 日間の予定で開催を計画している。講師陣について
は選任中で、詳細については今後詰めていく。
◇その他
・新規会員の加入を目指して、企業訪問に注力の予定。
◎IT委員会
◇IT委員会
・委員会開催が 10 月 12 日(金)と理事会開催後になるので、委員会開催報告は次回 11 月度理事
会で報告する。よって今月は報告事項はない。
◎2012 年度 9 月度収支報告
・9 月度の収支報告が中里常務理事からあり、了承された。
◎その他
・清水理事から、10 月 6 日(土)~7 日(日)、京都で開催された日本広報学会「第 18 回研究発
表会」の報告とお礼があった。
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編集担当より
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広報委員会
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