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インドネシア鉄筋加工会社の設立

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インドネシア鉄筋加工会社の設立
News Release
2013 年 5 月 31 日
〒103-8247
東京都中央区日本橋 1-4-1
日本橋一丁目ビルディング
伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社
インドネシア鉄筋加工会社の設立
伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(本社:東京都中央区、社長 松浦康夫)はインドネ
シア現地法人 PT. Marubeni-Itochu Steel Indonesia を通じ、インドネシア国
営鉄筋メーカーPT. KRAKATAU WAJATAMA(以下、KWT 社)、シンガポールの鉄筋メ
ーカーNAT STEEL ASIA PTE LTD(以下、NSA 社)とともに、インドネシアにおい
て鉄筋加工事業を行う事を決定し、合弁契約書を締結いたしました。
本事業は、鉄筋の切断・曲げ加工(CUT & BEND)及び鉄筋杭、鉄筋籠(CAGING)
を客先の要望する寸法と形に組み上げた上で、建設現場へジャストインタイム
の納入を行うものです。
インドネシアでは経済成長に伴ってインフラの整備が急務となっており、日本
ODA の案件も数多く進められておりますが、過密なジャカルタ市内でのインフラ
整備には現場作業用地の確保が難しくなっており、更に大型インフラ案件は今
後ますます厳しい品質・納期・コスト管理が求められて来ております。
こうしたニーズに応えるべく本事業では KWT 社から鉄筋の供給を受け、シンガ
ポール等で鉄筋加工事業を展開している NSA 社の技術サポートにより、鉄筋製
品の詳細設計、加工、納入のワンストップサービスを提供致します。
製品販売においては当社の営業ネットワークを活かして日系 ODA 案件、特に先
般ジャカルタ特別州により事業開始が発表されたジャカルタ地下鉄(MRT-J)事
業への供給を目指し、事業立ち上げを進めて参ります。
当社は本事業を通じてインドネシア鉄鋼業の技術的発展に寄与すると共に、急
速に伸びるインドネシアのインフラ鉄鋼需要を捕捉する地産地消型の鉄鋼ビジ
ネスモデルの確立を目指してまいります。
【合弁新会社概要】
会社名
:PT. Krakatau Natsteel Construction Solution(予定)
所在地
:インドネシア ジャカルタ
稼動開始 :2013 年末(予定)
事業内容 :鉄筋の加工および販売
資本金
:約 600 万ドル(予定)
加工能力 :年間 7 万トン
株主構成 :PT. KRAKATAU WAJATAMA
45.0%
NAT STEEL ASIA PTE LTD
45.0%
PT. Marubeni-Itochu Steel Indonesia 10.0%
【合弁先の会社概要】
PT. KRAKATAU WAJATAMA
所在地 : インドネシア ジャカルタ
代表者 : Setiawan Surakusumah(セティアワン スラクスマ)
創 業 :1962 年
事業内容:鉄筋棒ミル。生産能力 25 万トン/年。
インドネシア国営ミルである Krakatau Steel の 100%子会社。
NAT STEEL ASIA PTE LTD
所在地 : シンガポール
代表者 : Vivek Kamra(ヴィヴェク カムラ)
創 業 : 1961 年
事業内容:シンガポール唯一の電炉ミル。丸棒生産能力 70 万トン/年。
2005 年よりインド Tata Steel の 100%子会社。
シンガポール・タイ・ベトナム・フィリピン・オーストラリア
・中国に拠点。
<本件に対する問い合わせ先>
伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 経営企画部
高島・正田
03-5204-3252
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