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OCA レポート
OCA レポート 1 OCA レポート 2016 年 7 月 2016年 5 月チュラロンコン大学生の日本研修プログラム 特集 スで川越の小江戸の街並みを見学し、ホテルの近くの居酒 屋で好きな日本食を楽しんで盛り上がりました。25 日は埼 2016 年 5 月 24 日から 6 月 2 日までの 10 日間経済学部の学 玉大学の学生 5 名が三鷹の国立天文台を案内し、午後は埼 生 6 名と経済学部のスタッフプロイさん、OCA アラムナイ 玉大学生と浅草、明治神宮、原宿を散策、夕食には鰻のか のミーさん、私の 9 名で東京、中津川、名古屋を訪問し、 ば焼きも試食しました。 各地で交流プログラムとホームステイを楽しみました。 5 月 26 日からは中央大学の学生 16 名との交流会です。中 今回の訪問は当初学生 12 名が参加する予定でしたが、直 央大学の学生達と学内食堂で昼食を取ったのち午後から長 前に熊本地震があった為キャンセルが相次ぎ、結局学生の 谷川教授が Industry and Trade in Global Economy とう 参加は 6 名となりました。 いうタイトルで講義を行いました。3 時 30 分からは日本の 学生 6 名が渋谷の街を案内し、6 時 30 分から代々木のミュ 東京 ーズホールでコモンビート、中央大、埼玉大の学生を入れ 東京では埼玉大学と中央大学の学生さんが受け入れを担当 て 60 人で歓迎パーテイを行いました。27 日は中央大の学 してくれました。 生 3 名が案内してデズニ―ランドを堪能しました。 チュラロンコン大学シリマー教授のレポート 埼玉大学では長島教授と 13 名の学生が交流会に参加され ました。5 月 24 日は埼玉大学の Noh Sung-Chul 博士が The Transformation of Labor Movement というタイトルで講義 を行い、その後学生達が自分の好きなレストランのプレゼ ンを英語で行いました。タイの学生が食べたい店を選んで 日本の学生と一緒に昼食を取り楽しみました。2 時からバ この間私は相馬夫妻とともに私の甥にあたる駐日タイ大使 を大使公邸に訪問してOCAの活動について説明を行い、 大使ご夫妻からティーパーティにご招待を受けました。夕 食は中央大学の長谷川先生、佐々木先生と一緒においしい 天ぷらを楽しみました。 2 OCA レポート 皆さんありがとうございました。 中津川 5 月 28 日~29 日学生たちは中津川でホームステイを楽し みました。今年で3年目を向かえた中津川でのホームステ イ。毎年学生達は中津川でのホームステイを楽しみにして います。ホストファミリーは子供達のいる家庭が中心で、 今回も典型的な日本の家庭の毎日の生活を体験することが できました。学生達は着物、浴衣の試着、和太鼓、いけば な、お茶、郷土料理などの文化体験や、城跡ハイキング、 古い町並散策、バーベキュウ、流しソーメンなど日本の文 化と家庭の雰囲気を味わうことができました。受け入れて くださったホストファミリーの皆さん大変ありがとうござ いました。 名古屋 5月30日名古屋商科大学を訪問。名古屋商科大学の学 生14名が参加してタイと日本の学生全員で「私の故郷 の祭りと食べ物」というテーマでスライドプレゼンテー ションを行いました。31日は名古屋商科大学の学生の 案内で名古屋城を見学、大須でショッピングを楽しみ、 夕食で Plug の誕生日をお祝いして大いに盛り上がりまし た。6月1日はリニアー鉄道博物館、トヨタ会館、日泰 寺等を見学し、夕食のさよなら会に続きカラオケ大会と 名古屋商科大学の学生さん達と名古屋の夜を堪能したよ うです。6月2日夢のような 10 日間が過ぎて夜行便でバ ンコックに向けて帰国しました。 10 日間の日本訪問を終えてバンコックに帰り、今は楽 しかった日々を振り返りながら少しホットしていま す。交流会に参加してくれた学生さんは埼玉大学 13 名、中央大学 16 名、名古屋商科大学 14 名合計 43 名 にもなりました。また中津川でのホームステイも 3 年 目となり地域の皆さんとも良い友達になっています。 学生たちは友達を作りメールで友情をつないでいるよ うです。訪問の学生数が変更になって準備をされてい た OCA 関係者の皆さんにもご迷惑をおかけしました。 参加者、関係者の皆さんに改めてお礼を申し上げたい と思います。チュラロンコン大学経済学部は毎年行わ れているこの日本訪問プログラムを経済学部の公式行 事として認定し、今年から参加するタイ学生に補助金 を支給することになりました。来年からはソンブーン 先生とプロイさんが中心になってこのプログラムを展 開してゆくことになります。来年もご協力くださるよ うよろしくお願いします。皆さん大変ありがとうござ いました。 3 OCA レポート 中央大学長谷川教授のコメント チュラロンコン大学との学生交流を始めた OCA (Off Campus Activity)の活動は、すでに 40 年を超えている ことは、大変素晴らしいことである。民間の非営利活 動として、多くの学生が日本-タイの間を相互に訪問 し合い、環境の違いを知り、相互の交流が深められて きたことは、青年期の学生にとっていかに有益なこと だろうか。 2016 年度の来日プログラムの中に、中央大学訪問と、 学生交流を企画していただいたことは、とても嬉しい ことであった。チュラロンコン大学と中央大学経済学 部は交流協定を結び、5 年前から相互に訪問し、学生シ ンポジウムを行ってきた。チュラロンコン大学内に は、OCA 委員会が設立されていて、活動に対して予算措 置も講じられていることを知った。私からは今回のプ ログラムの一環として日本とタイの経済活動に焦点を 当て、「グローバル化した経済における産業と貿易」 と題した講義をさせて頂いた。両大学の学生が一緒に なって講義を聴き、課外活動をする光景は、活気があ り、新鮮であった。このプログラムは、企画、運営す る OCA の皆さんによる大変な犠牲で成り立っているの だが、これからも益々交流の輪が広がることを期待し たい。 中津川でホームステイを担当された岡田さんの コメント 本年で中津川でのホームステイの受け入れも 3 年目に なりました。今回もタイ学生の受け入れを行ってくれ たホストファミリーは同世代の学生や子どものいる家 庭が中心でした。それぞれに着物、浴衣の試着、和太 鼓、いけばな、お茶、郷土料理などの日本文化体験、 城跡ハイキング、古い町並散策、バーベキュ、流しソ ーメンなどで交流を行いました。タイの学生さんも典 型的な日本の家庭生活を満喫できたと思います。また 来年中津川に来てください。楽しみにしています。 4 OCA レポート タイ学生 Mangpor の感想 今回のプログラムは生まれて初めての海外旅行で、私にとっても両親にとっても大変な出来事でした。何が起こるか とても心配でした。特にタイの学生と別れてホストファミリーの家に宿泊することが一番心配でした。しかしホスト ファミリーの方々はとても親切な人たちで暖かく受け入れて頂き、魚釣りやゴルフなど新しい経験をさせてくれまし た。本当に素晴らしい経験をしました。また日本に帰ってきたいと思います。ありがとうございました。 タイ学生 Nubploy の感想 私にとって初めての海外体験でした。今回私は大学の奨学金を受けてこのプログラムに参加することができまし た。埼玉大学生と電車で市内観光をしたこと、中央大学生と一緒に行ったデズニ―ランド、名商大の人たちといっ たレストランやカラオケ、たくさんの日本人の友達を作ることができました。ホストファミリーの皆さんはまるで 本当の娘のように接してくれました。またいつか日本に戻ってきます。私の事覚えていてくださいね。ありがとう ございました。 中央大学 道久君の感想 最初は英語の会話に戸惑いました。しかし渋谷を案内したり、デズニ―ランドを一緒に回ることで非常に楽しい時 間を過ごすことができました。タイの学生達とは今でも連絡を取り合っており、一生の友達を得ることができたと 思います。次は僕がタイを訪問するので彼らにタイの名所を案内してもらいたいと思います。 名古屋商科大学 藤原君の感想 楽しい時間でしたね。タイの学生のパワフルな姿に驚きました。特に最終日のカラオケでは皆が楽しんでいる様子 に驚きました。今でもあの時の動画を見て笑っています。皆さんタイに帰国してからたくさんのメールをもらいま した。日本で本当に楽しいひと時を過ごせたのだなと嬉しくなりました。次回会う時にまた楽しみましょう。あり がとう。 連絡先 財団法人 MRA ハウス OCA 国際交流事業 〒106-0047東京都港区南麻布4-9-17 電話 03-3445-5111 Fax 03-3444-8629