...

ニュースリリース RCM

by user

on
Category: Documents
18

views

Report

Comments

Transcript

ニュースリリース RCM
RCM-28 OMNEO Network and DSP Module
RCM-28 は OMNEO に対応した TG シリーズ・パワーアンプ用 DSP モジュールです。
OMNEO
2011 年 6 月に Bosch が発表したメディアトランスポー
トとシステムコントロールをパッケージにした業務用メ
ディアネットワーキングソリューションです。
メディアトランスポートには Audinate 社「Dante™」、シ
ステムコントロールには OCA を使用し、標準 Ethernet
上で、1 本のケーブルで各ネットワークを構築できます。
Bosch は OMNEO の技術を公開して将来の標準化を目指
します。OCA、IEEE 802.1 AVB などが標準規格となった
とき、OMNEO はそれらに準拠し、標準 Ethernet 上でメ
ディアトランスポートとシステムコントロールネットワ
ークをともに構築できる、業務用メディアネットワーキ
ングの待望のソリューションとなります。
OCA OPEN CONTROL ARCHITECTURE
AES によって 1990 年代に開発された AES-24 を原型に、
Bosch で開発されたシステム・コントロール・プロトコ
ルです。
TCP プロトコル上で動作し、TLS 暗号化、複数のコント
ローラーリモートファームウェアアップデートなど多く
の有効な特徴を備えています。
現在プロオーディオメーカー9 社及びオブザーバーメン
バーから構成される OCA Alliance が組織され、標準規格
化に向けての作業を進めています。
基本仕様

電源 +5V DC/1A, +15V DC/180mA, -15V DC/110mA

消費電力 9.35W

動作範囲温度 0 - 40 度

寸法 W x H x D 84.7 x 80.4 x 230.8mm

本体重量 400g

付属品 6 ピンユーロブロックコネクター
コントロール

リモートコントロールソフトウェア
IRIS-Net™ V2.8
対応 OS Windows XP, Windows Vista, Windows 7/8
最大コントロール台数 100 台
但し同じサブネット上に RCM-28 のみ

インターフェース
OMNEO, Dante™, IRIS-Net™ RJ-45 ポート x 2
1000base-T / 100base-TX スイッチ内蔵
GPIO コントロールポート x 6 ピンユーロブロック
2 コントロール入力 max. 5V
2 コントロール出力 2 x 100mA
2 リファレンス出力 +5V, 200mA, GND
標準価格¥141,750- (本体価格 135,000)
2013 年 11 月現在
オーディオ

3 種のオーディオ入力
Dante™ デジタルオーディオネットワーク入力
Primary / Secondary
AES / EBU デジタル入力 (パラレル出力 XLR)
アナログ入力 (アンプ本体のコネクターを使用)

周波数特性 20 – 20kHz (±0.5dB)

S/N 比 (A ウェイト)
ADC 120dB / DAC 120dB
AES/EBU 128dB / アナログ 116dB

ダイナミックレンジ 116dB

歪率 < 0.0002%

クロストーク < -100dB@1kHz

レイテンシー
アナログインプット 2.375ms
AES / EBU 1.563ms
高い処理能力を持った DSP を搭載し、スピーカープロセッシングに必要な機能をすべて備え、システム
をリアルタイムで遠隔監視、遠隔操作が可能な RCM-28 は、完成されたシステムマネージメント DSP モ
ジュールです。
RCM-28 と TG シリーズ・パワーアンプと IRIS-Net™ソフトウェアは優れたサウンドだけでなく、ライ
ブサウンド、固定音響設備のフィールドで重要な要素である SR システムの信頼性とハイパワードライブ
時の安全性、そして確実な監視、検査機能でシステムの性能保全を提供します。
プロセッシング

DSP
デュアルコア 500MIPS

サンプリングレート
外部 32-192kHz 内蔵 SRC
内部 48kHz

データーフォーマット
24 ビットリニア A/D, D/A コンバージョン
48 ビットプロセッシング
監視、検査

ネットワーク

パワーアンプ
電源状況 ( ON/OFF, 電圧, 電流 )
温度状況
入出力レベル

スピーカー
インピーダンス
測定
結果をインピーダンス曲線で保存
次回測定時に比較可能
不具合や欠陥がすぐに判明
リアルタイム
下限数値アラート
スピーカーの接続台数を監視
上限数値アラート
スピーカーの破損状況を監視

各種ジェネレーター機能
ピンクノイズジェネレーター
正弦波ジェネレーター
パイロットトーンジェネレーター
スピーカーマネージメント

入力
10 バンドパラメトリックイコライザー
ディレイ 最大 1000ms
ルーティング機能

ARRAY CONTROL
5 バンドパラメトリックイコライザー
ディレイ 最大 100ms

出力
6 バンドパラメトリックイコライザー
クロスオーバー
Trim -30dB - +6dB
アラインメントディレイ 最大 20ms
極性反転
フィルター
Hi-Pass / Lo-Pass 6dB/Oct, 12dB/Oct
Bessel 12/18/24 dB/Oct
Butterworth 12/18/24 dB/Oct
Linkwitz Riley 12/24 dB/Oct
FIR フィルター
リニアフェイズフィルター
ブリックウォールクロスオーバー
ディレイ 最大 1000ms
リミッター
ピーク予測リミッター
TEMP リミッター
パラメトリックイコライザー
各バンドでフィルター形式の選択が可能
PEQ, Lo-Shelf, Hi-Shelf, Hi-Pass, Lo-Pass
ディレイ
表記単位の切り替えが可能
µs, ms, cm, m, inch, feet, sample
ARRAY CONTROL
SR システムでは同じアレイ内でも遠距離向けと近距離向けシステムや、インフィルシステムなど目的や設置場所が
異なる複数のシステムで構成されるケースがほとんどです。この場合全体の音響調整とは別に各システムで、より
細かな補正が必要となります。ARRAY CONTROL はこれを可能にするコントロールセクションです。
FIR フィルター
Electro-Voice はスピーカーシステムの性能を最大限に引き出すために、優れた位相特性が得られる FIR フィルター
を使用したクロスオーバーと、システムの適正化を早くから推奨してきました。Electro-Voice ではこのテクニック
を FIR-Drive と呼び、当初ラインアレイ・システムからスタートしたこのテクニックも、現在はポイントソースシス
テムほぼ全機種のスピーカーセッティングファイルも整いました。FIR-Drive で適正化されたスピーカーシステムは
ナチュラルでパワフルなサウンドを提供出来ます。
TEMP リミッター (Thermal Energy Management and Protection Limiter)
トランスデューサーを長時間の過振幅による熱破損から保護するリミッター機能で、Electro-Voice ではすべてのト
ランスデューサーを破壊すまで測定し、その結果を元に TEMP リミッターのアルゴリズムを定義しています
Fly UP