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Cardiovascular Health 心血管の健康

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Cardiovascular Health 心血管の健康
Cardiovascular Health
心血管の健康
LOOK, FEEL AND LIVE BET TER
心血管系の健康と ピクノジェノール®
病気の大半には、血管機能の不全がなんらかの形で関係しています。酸素と栄養をからだの各部に供給する事は、生
命維持に必須であり、僅かな不調がエネルギーや代謝に無理を生じさせ、結果として集中力や健康に不備をきたしま
す。血管機能は概して加齢に伴いゆっくりと静かに低下していきます。血圧や血糖、アテローム性動脈硬化が気付かな
いうちに広く形成され、診断されるまでの間に血管システムに不可逆性のダメージをおこします。積極的な運動や食事
への介入を含む健康的な生活は、著しく心血管系のリスクを退けるものです。大量の臨床試験はピクノジェノール®が血
管を良い状態に保つ為に大変効果的であり、心血管系健康問題を寄せ付けないものである事を証明しております。
ピクノジェノール®
は健康な血管内皮機能に修復する
大部分の心血管系危険因子の一般的な共通特徴は、
最も重要な血管内情報伝達物質である一酸化窒素
(NO)の血管内での産生が不能になることです。一酸
化窒素は継続的に、血管壁に内張りされた細胞(内皮
細胞)により合成されています。NO分子は血管内に拡
散し、動脈平滑筋の受容体と結合し、血管を弛緩させ
結果として血管の直径を広げます。これは次に血液の
かん流を良くして、血圧を正常に戻します。一酸化窒
素は血液細胞に対しても働きかけます。血小板との特
有の反応により、血小板の活性を下げ、べたつかなく
する事により、血小板凝集を抑制します。
高血圧やアテローム性動脈硬、糖尿病と徐々に進行
する老化により血管内皮細胞における一酸化窒素の
産生が低下します。これにより血管は収縮し、血液の
流れに不調を起こし、血小板の『べたつき』を増やし、
血栓のリスクを高めます。
ピクノジェノール® は一酸化窒素を産生する血管内皮
中の酵素に対して触媒的に働きかけます。ピクノジェ
ノールの存在により、血管内皮一酸化窒素合成酵素
(eNOS)はより効率的に前駆物質であるアミノ酸、L-
アルギニンから一酸化窒素を産生します。
[Fitzpatrickら, 1998].
このピクノジェノール®による一酸化窒素の産生促進
は、広い範囲の心血管系健康効果につながるもので
ある。[Watson 2003].
ピクノジェノール®
は血液の流れを改善する
顕微鏡を用いた指の爪の元にある微小血管の評価で
は、一日当たり60mgのピクノジェノールを4週間摂取す
る事により有為な血管拡張作用と微小循環の改善を
示しました。 [Kohama, 2004].
ピクノジェノール®の摂取を止めた後も、改善された微
小循環は4週間持続しました。
ピクノジェノール®入りタブレットを噛んだ時には、被験
者の78%で15分後には微小循環における血流が顕著
に増大しました。
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心血管の健康
内皮に依存する血管緊張低下と血流に関する研究は
16名の若い被験者を用いて二重盲検法プラセボコント
ロール試験において行われました。[Nishiokaら, 2007].
内皮を介在とする血管緊張低下は一酸化窒素の合成
を促進する神経伝達物質であるアセチルコリンの量を
増やす静脈注射によって開始されます。その結果であ
る前腕部血流はプレシスモグラフの平均値でモニター
されました。ピクノジェノール®を二週間摂取した後、ア
セチルコリンに誘発される血管緊張低下はベースライ
ンと比較して前腕部血流が46%高まりました。この効果
は、プラセボと比較して有意なものでした。被験者が
NO合成阻害剤(NGメチル-L-アルギニン)を与えら
れた場合、ピクノジェノール®はいかなる効果も示しま
せんでした。これはピクノジェノール®が内皮一酸化窒
素合成酵素に対して触媒的に働く事で、NOの合成を
高めている事を示しています。
ピクノジェノール®
と高血圧
ピクノジェノール®は、内皮一酸化窒素合成酵素に触
媒として働きかける結果、動脈が弛緩し、上昇した血
圧を正常化する事を促進します。
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+38%
+30%
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糖尿病患者のような特定の病理において、血行不良
は重大な健康問題を引き起こします。糖尿病性細小
血管症のような不十分な血液微小循環は組織壊死と
治癒に非常に時間を要する潰瘍の原因となります。
ピクノジェノール®の投与により糖尿病患者の血流が
改善し、糖尿病性潰瘍の治癒を改善する事が分かっ
ています。ピクノジェノール®の糖尿病に対する働きの
詳細は、別紙『糖尿病とピクノジェノール®』をご参照下
さい。
ピクノジェノール®は、降圧薬を処方されていないが、
高血圧と診断される境界域に血圧が達している被験
者を用いて、二重盲検、プラセボコントロール、クロス
オーバー試験により試験されました。ピクノジェノール
®
を8週間に渡り投与した群は、収縮期血圧がプラセボ
群と比較して有意に低下しました。また、拡張期血圧
も低下する傾向が見られました。 [Hosseiniら, 2001].
ピクノジェノール®はカルシウム拮抗剤であるニフェデ
ィピン(20mg/日)を用いた治療を受けている高血圧患
者においても更なる試験がおこなわれました。一方の
患者グループは、ニフェディピンに加えてピクノジェノ
ール®を受け取り、他方はニフェディペンの投薬計画に
加えて偽薬を投与されました。二週間毎に個々のニフ
ェディピン投薬量は調整され、血圧は130mmHgに維
持されました。ピクノジェノール®投与群の約60%の患
者は、彼らの血圧を健康なレベルに維持する事によ
り処方される薬の投薬量を半分にする事が出来まし
た。[Liu ら, 2004].
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心血管の健康
更に、ピクノジェノール®は被験者の内皮機能の不調
を優位に改善しました。血管収縮性エンドセリン1は有
意に低下し、血管拡張NOとプロスタサイクリン(血小
板抑制因子)は上昇しました。
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21%
ピクノジェノール®は、喫煙者という血小板活性が上昇
する典型的な存在において、用量依存的に血小板活
性を低下させる事を示しています。ピクノジェノールの
単回投与の前と2時間後に採血されます。結果は、明
らかに用量依存的に血小板活性を下げる事を示しま
した。25mgという既に十分低い容量においても、血小
板のべたつきは低減されました。[Pütterら, 1999].
ピクノジェノール®はこれらの試験において、アスピリ
ンと同等の血小板活性コントロール効果を示されまし
た。[Pütterら, 1998]. 更に、アスピリンにおいて良く知
られている副作用である、有意に出血時間を延長する
22%
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57%
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ピクノジェノール®
は血小板活性を正常化する
高血圧やアテローム性動脈硬化、糖尿病は、血管壁
に進行性のダメージを与える一方で、血小板が凝集
する事により血栓や心臓発作の間に急性の問題も発
生します。血管壁へのダメージは、一酸化窒素の合成
を低下させるという形でも現れます。一酸化窒素の不
足は、血小板の活性化を助長し、凝集体を形成し易く
します。血小板が、血管壁に傷がついたという病理的
変化を認識したとき、血餅の形成が誘発されます。血
栓形成の結果、血管が詰まる(塞栓症)原因となり、結
果として体の当該部分への血流が遮断されます。血
餅が肺動脈を遮った場合、酸素の吸入が出来なくな
り、生命にかかわる事態となります(肺動脈塞栓)。心
筋に保持されている動脈(冠動脈)が冒された場合、
酸素の供給が妨げられる事により、心筋梗塞を発症
します。
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25mg
150mg
50mg
200mg
100mg
という効果があるが、ピクノジェノール®においては出
血時間の延長は観察されませんでした。ピクノジェノ
ール®の血小板機能の最適化効果は特許化されてお
ります(米国特許 5,720,956).
内皮一酸化窒素の産生が増える効力により、ピクノ
ジェノール®は血小板活性を有意に低減させます。NO
は、血小板活性を解除する為に元々体が持っている
信号伝達分子です。
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心血管の健康
ピクノジェノール®は血栓を形成するリスクが高い200
名の人々で試験されました。[Belcaroら, 2004]. 被験
者は8時間を超える長時間飛行の間着席姿勢のまま
でした。これらの条件は、足に静脈血を貯留し、血栓
の形成に関与する事が知られております。この試験の
結果、プラセボグループにおいては97名中5名に血栓
が発生しました(5.15%)。対照的に、101名のピクノジェ
ノール投与群においては長距離飛行中に血栓の形成
はありませんでした。
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104 mg/dL
104 mg/dL
-7%
97 mg/dL
53 mg/dL
54 mg/dL
+10%
48 mg/dL
プラセボ
ピクノジェノール ®
乗客数
97
101
浅部静脈血栓
1
0
深部静脈血栓
4
0
5.51%
0%
血栓発生率
ピクノジェノール®
は血中脂質のプロフィールを改善する
ピクノジェノール®は三件の臨床試験においてLDLコレ
ステロールを下げ、HDLコレステロールを上げる事が
発見されています。
血中脂質の有意な改善は当初若く、健康な被験者に
より確認されました。 [Devaraj ら, 2002].
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HDLコレステロールは6カ月の試験期間中4.6%有意に
上昇しました。総トリグリセライドについては特に効果
は見られませんでした。
それゆえ、ピクノジェノール®はアテローム性動脈硬化
指数を有意に改善し、コレステロールの動脈内への蓄
積の発現の予防を助けます。
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111 mg/dL
-5.5%
ピクノジェノール®を6週間投与する事により、有意に
HDLが増え、LDLコレステロールが低下します。ピクノ
ジェノール®摂取停止4週間後におこなわれたフォロー
アップ検査においては、LDLは元のレベルに戻ってし
まったのに対して、HDLは大部分変わらず高いレベル
にありました。また、総トリグリセライドについては特に
効果が見られませんでした。
軽度の高コレステロール血症の人々にピクノジェノー
ル®を3カ月以上投与した試験では、統計的に有意に
総コレステロールとLDLコレステロールを夫々9.4%と
16%低減しました。[Durackovaら, 2003].
-9.9%
105 mg/dL
100 mg/dL
45.3 mg/dL
44.7 mg/dL
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㻸㻰㻸䝁䝺䝇䝔䝻䞊䝹
46.8 mg/dL
+4.6%
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㻢䛛᭶㛫ᦤྲྀ
㻴㻰㻸䝁䝺䝇䝔䝻䞊䝹
200名の更年期症の女性被験者を用いた大規模な二
十盲検、プラセボコントロール臨床試験では、試験開
始時と比較して大幅なLDLコレステロールの低下が確
認され、プラセボ群との比較においても9.9%の改善が
見られました。[Liaoら, 2007].
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心血管の健康
ピクノジェノール®
は毛細血管壁を強化します。
ピクノジェノールは、コラーゲン骨格との相互作用によ
り毛細血管を安定させます。 [Rohdewald, 2002]. これ
は、機械的な破れに対して血管に抵抗性を与え、毛
細血管ろ過を有意に低下させます。低減された毛細
血管浸透性は浮腫に対して高い有効性を示しました。
幾つかの臨床試験により、ピクノジェノールが浮腫を
低減し、関連する症状を緩和する事により、慢性静脈
不全を強く改善する事が示されています。 [Cesarone
ら, 2006].
より詳細な情報は『静脈の問題とピクノジェノール』を
ご参照下さい。
ピクノジェノールは糖尿病性網膜症において網膜にお
ける出血に対して有効である事を示しております。合
計被験者が1200名を超える5件の臨床試験により、ピ
クノジェノールが網膜症の進行を止めることが分かっ
ています。[Schönlauら, 2002]. 更なる情報は『目の健
康とピクノジェノール』をご参照下さい。
ピクノジェノール®は、心血管系の全ての代表的な危険因子に対して同時に、安全で栄養的なアプローチをご提供しま
す。ピクノジェノール®はLDLコレステロールを下げ、糖尿病における血糖値を下げ、上昇した血圧を正常化し、そして血
栓予防を促進する事により、血中脂質のプロフィールを改善します。
参考文献
Belcaro G, Cesarone MR, Ricci A, Ippolito E, et al. Prevention of venous thrombosis in long-haul flights with Pycnogenol®. Clin
Appl Thromb Hemost 10: 373-377, 2004.
Cesarone MR, Belcaro G, Rohdewald P, et al. Comparison of Pycnogenol® and Daflon in treating chronic venous insufficiency: a
prospective, controlled study. Clin Appl Thromb Hemost 12: 205-212, 2006.
Devaraj S, Vega-López S, Kaul N, et al. Supplementation with a pine bark extract rich in polyphenols increases plasma antioxidant capacity and alters the plasma lipoprotein profile. Lipids 37: 931-934, 2002.
Durackova Z, Trebaticky B, Novotny V, et al. Lipid metabolism and erectile function improvement by Pycnogenol®, extract from
the bark of Pinus pinaster in patients suffering from erectile dysfunction – a pilot study. Nutr Res 23: 1189-1198, 2003.
Fitzpatrick DF, Bing B, Rohdewald P. Endothelium-dependent vascular effects of Pycnogenol®. J Cardiovas Pharmacol 32: 509515, 1998.
Hosseini S, Lee J, Sepulveda RT, Fagan T, et al. A Randomized, double blind, placebo controlled, prospective, 16 week crossover
study to determine the role of Pycnogenol® in modifying blood pressure in mildly hypertensive patients. Nutr Res 21(9): 67-76,
2001.
Kohama T. Clinical applications of Pycnogenol® in Japan. Prog Med 24: 1503-1510, 2004.
参考文献ご希望の方はご連絡を願います。
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