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平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ - 北の道リサーチ

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平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ - 北の道リサーチ
平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ(兼第20回寒地道路連続セミナー)
目次
◆Hondaのナビゲーションへの取り組み
◆プレミアムクラブについて(コンセプト・概要)
◆インターナビ防災情報
・豪雨地点予測情報と地震情報
・被災地域走行時「位置情報付き安否連絡サービス」
◆インターナビVICS状況と成果
・フローティングカー原理
・高精度化への取組み内容
・成果
◆フローティングカーを活用した新たな取り組み
◆主要道リアルタイム地図更新(参考)
Hondaナビゲーションシステムへの取り組み
カーナビ情報サービスの魅力(ベスト10)
2000年 n=4,007
インターナビ・プレミアムクラブ
■交通情報で最適ルート案内、最新地図の更新、駐車場満空情報などへの期待が高い
2002
日 本
1位
全国道路交通情報
全国道路交通情報
2位
地図情報更新
地図情報更新
3位
情報ダウンロード
情報ダウンロード
4位
駐車情報空き情報
駐車情報空き情報
1998
1990
1981
双方向通信型インターナビ
デジタルマップ・ナビゲーション
5位
AcuraLink
のカーナビゲーションシステム
ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ
2004
北 米
1996
メンテナンス情報通知
メンテナンス情報通知
6
目的地の映像
7
緊急ヘルプ情報表示
8
緊急ヘルプ(オペレーター)
9
ニュース読み上げ
10
他者への現在位置通知
0
US向けナビゲーション
インターナビ・プレミアムクラブとは
10
20
30
40
50
60
70 (%)
オーナ向けホームページ
より安全で快適なカーライフを実現する、
新しいドライブ情報サービス・ネットワーク。
お客さま
情報センター
コンテンツ
●ナビで…
●交通情報
●自宅や会社のPCで…
●気象情報
年会費無料
●駐車場満空情報
パーソナルホームページ
・ニュース
・ドライブ情報など
●携帯端末で…
QQコール
ディーラー
地図無償更新
サービス
*2年目1
年目1回
会費4,000‐/年
オーナ向けホームページ
インターナビ・プレミアムクラブ機能進化と会員数
[千人]
540
520
500
480
460
440
420
400
380
360
340
320
300
280
260
240
220
200
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
Internavi BIZ
Google Earth連携
Earth連携
54万人
会員数 54万人
出発時刻アドバイザー
(‘07年7月)
07年7月)
車線別情報
インターナビウェザー
渋滞予測
HDD
DVD
フローティングカーシステム
QQコール
インターナビVICS
インターナビVICS
★第1回ネット家電優秀賞受賞
10月11月12月1月 2月 3月4月5月6月7月 8月9月10月11月12月1月 2月3月4月5月 6月7月8月9月10月11月12月1月 2月3月4月 5月6月7月8月 9月10月11月12月1月 2月 3月4月5月6月7月 8月9月10月11月12月1月 2月3月4月5月
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
(独)土木研究所 寒地土木研究所・北海道ITS推進フォーラム
Page 1
平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ(兼第20回寒地道路連続セミナー)
インターナビ 主要車種装着率
インターナビ購入理由
2007年2月 n=1,645
プロコマType
エリシオン
91%
91%
アコード
60%
60%
90%
90%
エディックス
55%
55%
インテリアデザインとマッチ
50.7
40.5
インターナビ・プレミアムクラブに魅力
インスパイア
オデッセイ
自動車メーカのナビだと信頼性が高く安心
70%
70%
ステップワゴン
40%
40%
ストリーム
40%
40%
37.7
28.9
オーディオ一体型だったから
25.2
「サウンドコンテナ」に魅力
CRCR-V
アコードワゴン
65%
65%
70%
70%
今までのカーナビよりも機能・性能が充実
40%
40%
シビック
23.9
16.2
プログレッシブコマンダーが便利そう
0
20
40
60 (%)
目次
インターナビ満足度(会員調査結果)
2007年2月 n=4,064
●会員の満足度86%と非常に高い。
◆Hondaのナビゲーションへの取り組み
◆プレミアムクラブについて(コンセプト・概要)
特に地図無料更新サービスと「インターナビVICS」の高度な交通情報に対し満足。
◆インターナビ防災情報
・豪雨地点予測情報と地震情報
・被災地域走行時「位置情報付き安否連絡サービス」
サービス満足度
◆インターナビVICS状況と成果
大変満足
満足
38.6%
・フローティングカー原理
・高精度化への取組み内容
・成果
10.5%
やや満足
不満
42.0%
やや不満
5%
◆フローティングカーを活用した新たな取り組み
◆主要道リアルタイム地図更新(参考)
インターナビ防災情報
インターナビ防災情報
インターナビ・ウェザー
近年の水害状況
2004年10月
気象情報も走行上大事な情報
⇒出発時に目的地までのドライブに影響する気象情報を提供
近年、大雨が増加傾向にあり、それに伴い水害も多数発生。
2004年には
1時間に50mm
50mmを超える雨
を超える雨が全国で
が全国で470
470回
回も発生している
2004年には1時間に
*ナビ連動型として
■台風・大雨・雷・雪・津波警報など、気象状況を地図上
に重ね合わせ表示
台風・大雨・雷・雪・津波警報など、気象状況を地図上に重ね合わせ表示
財団法人 日本気象協会
現況データ
雷雨
雷雨
台風進路
台風進路
出発時の音声案内
インターナビ情報センター
現在、静岡県東部
に大雨警報が発令
されています
出典:国土交通省河川局
津波
津波
雪
雪
インターナビ防災情報
インターナビ防災情報
豪雨地点予測
豪雨地点予測 サービス概要
【現状のインターナビ・ウェザー】
ルート上に関わる台風情報、警報・注意報、雨が降っている地域などを通知
日本気象協会から1km
メッシュ単位で提供される
で提供される降雨予測情報
降雨予測情報と
と
日本気象協会から1kmメッシュ単位
インターナビVICS
の通過予定時刻をもとに
をもとに
インターナビVICSの通過予定時刻
およそ10
分先の豪雨予測地点を警告。
を警告。
およそ10分先の豪雨予測地点
警告画面
警告画面
台風進路図
現況情報の提供
警報・注意報
地図上への表示
地図上への表示
予測情報の提供
今までの天気情報に加え10
分先の50mm/h
50mm/h以上の豪雨地点
以上の豪雨地点“
“身に迫る危険“
今までの天気情報に加え10分先の
身に迫る危険“
をピンポイントで予測して通知。(ドライバーの自助力の援助)
(京都大学防災研究所巨大災害研究センター 林教授と共同研究)
2006年10月~トライアルで開始
(独)土木研究所 寒地土木研究所・北海道ITS推進フォーラム
Page 2
平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ(兼第20回寒地道路連続セミナー)
本日の発表内容
インターナビ防災情報
2)インターナビ防災情報
トライアル版アンケート結果と対応
日本気象協会の情報について
2,213人登録
(配信した人数:59人)
改善要望(多かった意見)
●提供されるデータは10
分毎の3時間先までの予測データ
提供されるデータは10分毎の3時間先までの予測データ
●インターナビの豪雨情報では、現況・
10分後予測、
分後予測、20
20分後予測
分後予測のデータを利用
のデータを利用
●インターナビの豪雨情報では、現況・10
・もっと弱い雨でも提供してほしい
・地震情報も提供してほしい
・大雪情報も提供してほしい
・音声でも案内してほしい
・迂回ルートを提供してほしい
・アイコンデザインを向上してほしい
◆その他ご意見
・非常にすばらしい。
ホンダのお客に対する安全への回答だと思っている
・先進的でホンダらしいサービスである
・このようなサービスがあるのでホンダを選んだ
・ホンダのナビにしておいて良かった
・インターナビの重要な特徴としてほしい
・正式版をリリースしてほしい
予測に対する実際の降雨量
10分後予測
分後予測
10
予測に対する実際の降雨量
10分後予測
●
「豪雨地点予測情報」は時間雨量30mm
以上で警報
「豪雨地点予測情報」は時間雨量30mm以上で警報
●「豪雨地点予測情報」は時間雨量30mm以上で警報
●「地震情報」を加え正式運用開始
時間雨量30mm以上とは「道路が川の様になる」「ハイドロプレーニング現象が起きやすい」と定義 (気象庁の基準)
インターナビ防災情報
インターナビ防災情報
実際の水害を用いたシミュレーション
実際の水害を用いたシミュレーション
2007年5月31日 神奈川県豪雨
07年5月31日 18時頃 30mm/hを越えた地域
の猛烈な雨を記録
■
川崎市中原区、高津区付近でそれぞれ 90mm/hの猛烈な雨を記録
90mm/h
■川崎市中原区、高津区付近でそれぞれ
90mm/hの猛烈な雨を記録
■相模川の新相模大橋上流50
50メートルの
メートルの 河川敷で自動車が立ち往生した
■相模川の新相模大橋上流
■相模川の新相模大橋上流50メートルの
河川敷で自動車が立ち往生した
■床上浸水1棟、床下浸水3棟、停電890
890世帯の被害が出た
世帯の被害が出た
■床上浸水1棟、床下浸水3棟、停電
■床上浸水1棟、床下浸水3棟、停電890世帯の被害が出た
5月31
31日
日18時
5月
18時
5月31日18時
30mm/hを超えた地域を表すメッシュ
ナビ画面
ナビ画面
5月31
31日
日18時
5月
18時
5月31日18時
レーダー強度(mm/h)
0
1
2
4
8
12
16 24
32 40
48
56
64 80
横浜地方気象台より(http://www.tokyo-jma.go.jp/home/yokohama/yoko070531.pdf)
インターナビ防災情報
インターナビ防災情報
インターナビ地震情報
位置情報つき安否連絡
南関東地震の大地震発生確率は、30年以内に70%と予測されている
ルート上に発生した、震度
5弱以上の地震情報 を知らせる
ルート上に発生した、震度5
*このサービスは秋より開始
自車位置が、震度5
自車位置が、震度5弱以上の地域内にある場合
目的地方面 13時
13時53分頃
53分頃 埼玉
県南部で震度5弱の地震が発生
しました
発生地域
※音声はFit以降~
目的地設定
目的地設定
地震情報が表示される
同時
【震度5弱】
道路に被害が生じることがある
ナビのルートをサー
バへアップ
安否を連絡
地震発生
災害情報作成
災害情報作成
発生地域
ナビルートを監視
ルート上に
地震発生!
現況情報
インターナビ
情報センター
家族にメールが届く
クルマの位置を確認
安否連絡のメールが届く
目次
安否と位置の再確認
*メール送信特定サービス利用
※04M NewステップWGN.以降の対象車種
インターナビ・プレミアムクラブの考え方
◆Hondaのナビゲーションへの取り組み
◆プレミアムクラブについて(コンセプト・概要)
考え方
カーナビ本来目的である
より早く、安全で快適に目的地に到着したい
◆インターナビ防災情報
・豪雨地点予測情報と地震情報
・被災地域走行時「位置情報付き安否連絡サービス」
目的地までの道路交通情報、気象情報など、
ルート上の必要な情報をタイムリーに入手し、的確な誘導を実現
◆インターナビVICS状況と成果
・フローティングカー原理
・高精度化への取組み内容
・成果
核となるサービス
■
最新地図更新サービス
■最新地図更新サービス
◆フローティングカーを活用した新たな取り組み
■
インターナビVICS
■インターナビVICS
インターナビVICS
◆主要道リアルタイム地図更新(参考)
■
インターナビウェザー
■インターナビウェザー
(独)土木研究所 寒地土木研究所・北海道ITS推進フォーラム
Page 3
平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ(兼第20回寒地道路連続セミナー)
インターナビVICS
2003年10月
インターナビ・フローティングカーシステム
従来のカーナビの課題
メンバーのクルマが収集した交通情報を
メンバーのクルマが収集した交通情報を
メンバー間で共有する
仕組み
メンバー間で共有する仕組み
出発時に目的地までの交通情報
がわからない
出発時に目的地までの交通情報がわからない
出発時に目的地までの交通情報がわからない
通行上必要な道路全ての交通情報
が得られない
通行上必要な道路全ての交通情報が得られない
通行上必要な道路全ての交通情報が得られない
センターから情報を入手
情報をアップ
インターナビ情報センター
インターナビVICS
出発地から目的地までのVICS情報
計測区間の
所要時間をアップ
フローティングカー対象道路
インターナビ・フローティングカーシステム
渋滞予測
計測終了地点
計測開始地点
目的地までの最適なルートの提供が可能に
インターナビ・フローティングカーシステム
インターナビ・フローティングカーシステム
横浜周辺のVICS
情報提供道路
横浜周辺のVICS情報提供道路
横浜周辺のフローティングカー
情報提供状況
横浜周辺のフローティングカー情報提供状況
インターナビ・フローティングカーシステム
(‘06年9月)
インターナビ・フローティングカーシステム
フローティングカーデータ収集状況
フローティングカーデータ収集状況
フローティングカーデータ表示画面(北海道)
フローティングカーデータ表示画面(北海道)
30,000
サービス開始から3
億Kmを突破
サービス開始から3年8ヶ月で累計2.5
ヶ月で累計2.5億
Kmを突破
25,000
億Km
総累積距離:2.5億
2.5
2.5億Km
20,000
アップロード実績状況
平日:約20万km/day
平日:約20万km/day
土日:約40万km/day
土日:約40万km/day
GW最大約100万km/day
GW最大約100万km/day
15,000
10,000
5,000
0
2005
2006
2007
2007‐6月
フローティングカーデータの評価
フローティングカーデータの評価
実用的なリンク旅行時間の生成
六本木交差点~飯倉片町交差点
実用的なリンク旅行時間の生成
DataData-1
(秒)
1200
北海道・滝川~富良野間
DataData-2
【06年1月~07年6月までのデータ】
70
1000
60
FCDによる平均値
FCDによる平均値
FCD(フローティングカーデータ)
800
FCDにより補正した速度
により補正した速度
FCD
FCDにより補正した速度
50
FCDにより補正した速度(59km/h)
FCDにより補正した速度(59km/h)
600
ナビの静的リンク旅行時間
FCD
FCD(フローティングカーデータ
(フローティングカーデータ))
FCD(フローティングカーデータ)
FCD(フローティングカーデータ)
40
30
400
ナビの静的リンク旅行時間(35km/h
35km/h)
)
ナビの静的リンク旅行時間(
ナビの静的リンク旅行時間(35km/h)
ナビの静的リンク旅行時間(35km/h)
ナビの静的リンク旅行時間(35km/h)
件数
平均速度
静的速度
20
200
速度(km/h)
□
□
10
0
□
0:00-0:15
2:00-2:15
1:00-1:15
4:00-4:15
3:00-3:15
6:00-6:15
5:00-5:15
8:00-8:15
7:00-7:15
10:00-10:15
9:00-9:15
12:00-12:15
11:00-11:15
14:00-14:15
13:00-13:15
16:00-16:15
15:00-15:15
18:00-18:15
17:00-17:15
20:00-20:15
19:00-19:15
22:00-22:15
21:00-21:15
23:00-23:15
0
30
(独)土木研究所 寒地土木研究所・北海道ITS推進フォーラム
Page 4
平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ(兼第20回寒地道路連続セミナー)
高精度化への取組み
インターナビVICSの効果
リアルタイム性を高める
ルート比較(羽田空港⇒駒沢オリンピック公園)
インターナビ
情報センター
情報処理速度
2007年5月25日
羽田空港を同時刻(16:31)に出発し駒沢オリンピック公園まで実走した結果
インターナビVICSに
最短で2分後に配信
接続しない場合
【実際の到着時刻】
実際の到着時刻】17:
17:41
【出発時の到着予想時刻】
出発時の到着予想時刻】17:
17:25
最短5分間隔でアップ
誤差
誤差
+16分
分
+16
+16分
Willcomカードによる定額通信サービス
高速代
高速代
700円
円
700
700円
【【所要時間が大幅に短い】
所要時間が大幅に短い】
所要時間が大幅に短い】
70分⇒41分
70分⇒41分 29分早く到着
29分早く到着
【【到着予想時刻の精度が高い】
到着予想時刻の精度が高い】
到着予想時刻の精度が高い】
+16分
分 ⇒
分
+16
+5
+16分
⇒ +5分
+5分
インターナビVICSに
接続した場合
【実際の到着時刻】
実際の到着時刻】17:
17:12
【出発時の到着予想時刻】
出発時の到着予想時刻】17:
17:07
29早く到着
早く到着
29
29早く到着
目次
インターナビVICSの効果
◆Hondaのナビゲーションへの取り組み
インターナビに接続する事で、素ナビに対し約20%
早いルートが出る
インターナビに接続する事で、素ナビに対し約20%早いルートが出る
時間短縮率
時間短縮率
◆プレミアムクラブについて(コンセプト・概要)
対素ナビ
19.8%
◆インターナビ防災情報
対3メディアVICS
8.1%
0
5
10
15
20 (%)
・豪雨地点予測情報と地震情報
・被災地域走行時「位置情報付き安否連絡サービス」
◆インターナビVICS状況と成果
平均車速
平均車速
36.8
36.8km/h
インターナビ車
3メディアVICS車
34.3km/h
34.3km/h
素ナビ車
30.6km/h
0
CO
CO22削減率
削減率
(計算値)
10
20
30
対素ナビ
40 (km/h)
19.5%
対3メディアVICS
・フローティングカー原理
・高精度化への取組み内容
・成果
◆フローティングカーを活用した新たな取り組み
◆主要道リアルタイム地図更新(参考)
6.2%
6.2%
0
5
チームマイナス6%に参加
10
15
20 (%)
※東名阪100サンプルを用いたシミュレーション結果
今後の取り組み
今後の取り組み
フローティングカー情報の災害時の活用
フローティングカー情報の災害時の活用
2004年 新潟中越地震
2004年 新潟中越地震
280箇所に及ぶ通行止め発生
280箇所に及ぶ通行止め発生
280箇所に及ぶ通行止め発生
280箇所に及ぶ通行止め発生
●その状況を地図に落とし込めたのは三日後
●その状況を地図に落とし込めたのは三日後
●応援隊や物流業者が入手できた情報は
●応援隊や物流業者が入手できた情報は
「道路名と通行不能区間名」の羅列FAX
「道路名と通行不能区間名」の羅列FAX
●土地勘が無いので使うのに困難だった
●土地勘が無いので使うのに困難だった
今後の取り組み
今後の取り組み
フローティングカー情報の災害時の活用
フローティングカー情報の災害時の活用
2007年 新潟中越沖地震(警察資料)
2007年 新潟中越沖地震
国土交通省 長岡道路局
新潟県警
(独)土木研究所 寒地土木研究所・北海道ITS推進フォーラム
Page 5
平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ(兼第20回寒地道路連続セミナー)
今後の取り組み
今後の取り組み
フローティングカー情報の災害時の活用
フローティングカー情報の災害時の活用
2004年 新潟中越地震
2007年 新潟中越沖地震
通れなかった道路、
Uターンしている軌跡データを多数検出。
「どの道路が通れて、どの道路が通れないか」
「どの道路が通れて、どの道路が通れないか」
の把握が可能。
の把握が可能。
防災科学技術研究所「災害時道路情報共有化に関する研究」に協力
今後の取り組み
今後の取り組み
フローティングカー情報の災害時の活用
フローティングカー情報の災害時の活用
2007年 新潟中越沖地震
件名:新潟県中越沖地震の被災地域周辺を走行される会員の方へ
**************************************************************
インターナビ・プレミアムクラブのカーナビで、災害対策本部に協力を。
・・という案内が届きました。
新潟県中越沖地震の被災地域周辺を走行される会員の方へ
**************************************************************
自分が都合良く使っていただけのフローティングカーデータですが、
このような使い方もあるんだ!と、感心してしまいました。
平素は、インターナビ・プレミアムクラブのカーナビゲーションを
ご愛用いただき、誠にありがとうございます。
被災された方々におかれましては、一刻も早い復旧をお祈りいたします。
プレミアムクラブから会員の皆様にご協力のお願いです。
現在、道路状況の悪化に伴い被災地に向かう各所で渋滞が発生して
皆様のご協力により、現地の交通情報を強化することができます。
おります。
これを柏崎市災害対策本部で活用していただくことで、現地を走行
インターナビ情報センターは、被災地の交通状況の把握と共有の為
する方や各種応援隊の方々に役立つことが出来ればと考えております。
に、柏崎市災害対策本部にフローティングカーデータを提供する形
ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。
で協力させていただくことになりました。
====================================================
そこで、この地区を走行する会員の方々にお願いがあります。
本田技研工業株式会社
インターナビ・フローティングカーデータの情報量と鮮度を上げる
インターナビ・プレミアムクラブ サポートデスク
為、インターナビへの積極的な接続をお願いすると共に、通信接続
All Rights Reserved by Honda Motor Co., Ltd.
周期の頻度を上げていただけますでしょうか。
============================================================
今後の取り組み
「『新潟県中越沖地震の被災地域周辺を走行される会員方へ』を読み
何時もながら、この取り組みに感銘
を受けます。車選びは性能、スタイルだけではありません。これからも
ホンダを心から応援しています。頑張ってください!!」
通信費の増加が懸念されるのであれば、新潟県内の接続に対して、
通信費を免除するのが、
本田としての、正しい呼びかけではないでしょうか?」
何も知らずの危険区域を走行するのは大変危険である。
便利な機能と言われればそうかも知れないが、現場と繋がって情報を提供し
なければ便利な
機能にならず、大変危ない機能となってしまうことを理解して欲しい。
今後の取り組み
フローティングカー情報の災害時の活用
2007年 新潟中越沖地震
フローティングカー情報の災害時の活用
http://www.premium-club.jp/
C 防災推進機構
http://www.premium-club.jp/
インターナビTOPページに公開
今後の取り組み
目次
フローティングカー情報の災害時の活用
◆Hondaのナビゲーションへの取り組み
フローティングカー情報が、被災地の道路状況の検出に有効。
今後もインターナビが収集した交通情報の社会的活用に協力していく。
◆プレミアムクラブについて(コンセプト・概要)
◆インターナビ防災情報
ライフライン情報
提供者
防災関係機関
防災関係機関
・豪雨地点予測情報と地震情報
・被災地域走行時「位置情報付き安否連絡サービス」
政府機関
政府機関
電
電力
力
ガ
ガス
ス
通
通信
信
◆インターナビVICS状況と成果
・フローティングカー原理
・高精度化への取組み内容
・成果
災情報共有
プラットフォーム
道
道路
路
◆フローティングカーを活用した新たな取り組み
都道府県
都道府県
Honda
Honda
市町村
市町村
共有
◆主要道リアルタイム地図更新(参考)
(独)土木研究所 寒地土木研究所・北海道ITS推進フォーラム
Page 6
平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ(兼第20回寒地道路連続セミナー)
主要道リアルタイム地図更新
主要道リアルタイム地図更新
開通計画
サービス概要
新型Fitより順次適用
新規主要道路開通時にインターナビサーバより地図データを配信。
開通時点から新道路でルート誘導可能とするサービス。
*‘主要道’とは利用頻度が高く交通ネットワーク上重要となる道路(有料道路、高速道路に限らない)
圏央道(順次開通)
開通の案内
ナビに反映
外郭環状道路
地図差分データ
ダウンロード
第2東名・名神
首都高中央環状
数分
(新宿線 H19.12開通)
H19.12開通)
2007年6月23日 圏央道 あきる野IC~八王子JCT
あきる野IC~八王子JCT 開通
主要道リアルタイム地図更新
主要道リアルタイム地図更新
地図データ制作工程
地図データ制作工程
現状の制作工程
新しい制作工程
主要道開通
主要道開通
工事図面
数ヶ月
デジタル化作業
航空写真
現地実走調査
コンパイル
(コンピュータによる編集作業)
デジタル化作業
差分データ制作
コンパイル
(コンピュータによる編集作業)
インターナビサーバ
にセット
検証
配信
リリース
新主要道リアルタイム地図更新
主要道リアルタイム地図更新
今までの地図データ構造
これまでのデータ更新
地図と自車位置を表示するためのデータ
●地図画像
●道路データ
・ノード(結節点)データ
・リンクデータ
●データ更新時には
データを全て更新する必要があった
マスターデータ
マスターデータ
表示データ
ナビの地図データ
ナビの地図データ
道路一本追加する場合でも
表示データや経路探索データ
なども変更する必要がある
表示データ
経路探索を行なうためのデータ
●経路計算用データ
表示データ
全データ更新
経路検索データ
地図データ
経路検索データ
経路検索データ
データ量
データ量 →大きい
→大きい
検索データ
名称や電話番号などから特定の施設を
目的地として探索するためのデータ
●施設データ
●検索用インデックスデータ
約
13GB
約13GB
データ量
データ量
約
13GB
約13GB
主要道リアルタイム地図更新
●更新に必要なデータのみを抽出できる構造
にし、更新時のデータ量を大幅に削減
マスターデータ
マスターデータ
コスト
コスト →高い
→高い
データ量
データ量
検索データ
主要道リアルタイム地図更新
差分更新の仕組み
検索データ
時間
時間 →長い
→長い
ナビの地図データ
ナビの地図データ
全国地図データ更新時
ディスク全更新の仕組み
■自車位置周辺や目的地までの地図を優先的に更新。
■更新開始から30分で新地図を利用可能。
■その後は、バックグランドで全地図データを更新。
差分更新イメージ
目的地
通信で実現
差分データ更新
カーナビ
データ量
データ量 →少ない
→少ない
更新データ
のみ抽出
時間
時間 →短い
→短い
コスト
コスト →安い
→安い
データ量
データ量
データ量
データ量
数
10KB~数
MB
10KB~数MB
数10KB~数MB
数
10KB~数
MB
10KB~数MB
数10KB~数MB
差分DVD
(独)土木研究所 寒地土木研究所・北海道ITS推進フォーラム
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平成19年8月29日 寒地ITSワークショップ(兼第20回寒地道路連続セミナー)
2007年6月23日 圏央道 あきる野IC~八王子での実走映像
特 徴(まとめ)
◆主要道リアルタイム更新
・主要道は即時配信し、数分でルート案内可能
◆わかりやすい操作方法
・通常の目的地設定の中で、ナビ側から地図更新を案内
◆全国地図データ更新
・HDDを取り外すこと無く、約30分で新しい地図が利用可能
・現在地や目的地を優先的に更新し、
その後、バックグラウンドで全国の地図データを自動的に更新
Hondaはすでに次のステージに!
“クルマに情報性能という新基準“
(独)土木研究所 寒地土木研究所・北海道ITS推進フォーラム
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