...

シュミット石

by user

on
Category: Documents
27

views

Report

Comments

Transcript

シュミット石
木の引張試験
の状況写真
16kN
⇒山側の根破断
木の引張試験
張
力
kN
風による張力
P=21.9kN
変
位
mm
チルホールに
よる張力増加
張力低下
木の
変形
変形進行
時間(秒)
木の引張試験
ワイヤー
ピンク
木の中心断面
②80mm
2.5mm
30mm
落石発生源中心断面
③45mm
④30mm
根A
20mm
3.5mm
⑤20mm
-0.5mm
-3mm
⑦ー3mm
⑥-6mm
根B
-6mm
1.0mm
最新樹木根系図説(苅住昇)オニグルミのページを抜粋
背後から見た、根の全景
側方から見た、根の全景
木の引張試験
根A
オニグルミ
落下岩塊
根B
木の引張試験
実験動画
落石発生に木と根の成長が影響
今回:オニグルミの木の成長が不安定化要因
他の事例:木と根の成長が不安定化要因
対応:安定度評価に、木の影響を加味
安定度
1ランク
危険側
石の端部
距離1m以下
木の影響あり
木の中心
島根県の道路落石状況
年間⇒1万個の落石が発生
97%が、30㎝以下
道路パトロール時に処理した
落石の大きさ別箇所数
(H24~H27)
石の大きさ
0~10cm
10~20cm
全体延べ
42,758箇所
20~30cm
30~50cm
50cm以上
再発防止策について
再発防止策
落石発生が非常に多い(年間1万個発生)
県民協力が不可欠
道と川の相談ダイヤル
危険箇所番号標設置
再発防止策
落石発生が非常に多い(年間1万個発生)
県民協力が不可欠
道と川の相談ダイヤル
危険箇所番号標設置
スマホアプリ配信
再発防止策
落石発生が非常に多い(年間1万個発生)
県民協力が不可欠
道と川の相談ダイヤル
危険箇所番号標設置
スマホアプリ配信
落石発生情報の活用
落石発生状況DB化→点検・対策優先順位
97%が30㎝以下⇒30㎝以下を優先
段階施工(緊急対応→段階1→段階2)
段階施工の考え方
従来施工
不安定な石、全
てに対策工を実
施する。
コストが大⇒
危険箇所を全て
対策することが
難しい。
段階施工の考え方
緊急対応する石
段階施工
段階1で対応
段階1は
安価で
対策可能
段階2で対応
技術力向上・人材育成
落石災害:いろいろな要因で発生⇒技術力必要
道路パトロール者・県職員・コンサルタント
全地連:道路防災点検講習の受講
eラーニングによる学習
斜面防災アドバイザー制度の導入検討
おわり
地形・地質により発生件数が違う
落石箇所周辺の亀裂状況
P5_落石発生源付近の露頭亀裂
P5_落石岩塊下の露頭亀裂
P3_落石岩塊の亀裂
P2_ボーリングコアの亀裂
P5_亀裂解析
図-1 隣接露頭写真に亀裂の走向傾斜を記入
根A
N30W15N
4
根A
N86W64N
N68E15s
根C
根B
EW70S
N85W
85S
N50W
70S
NS90
5
N35W20W
2
N70W
78S
3
NS90
1
資料編P5
図-2 隣接露頭亀裂をシュミットネットに記入(赤丸)
隣接露頭の亀裂
最急勾配
の方向
資料編P5
図-3 落下岩塊のくぼみの表面下の岩盤状況
N70W方向
根A
N85W35N
NS70E
根C
EW40N
N48E70N
根B
N75W方向
資料編P5
木の根NS60W
図-4 落下岩塊のくぼみの表層下の亀裂をシュミットネット記入(青丸)
落下岩塊下側の岩盤面の亀裂
最急勾配
の方向
資料編P5
図-5 くぼみに落石岩塊を合わせた3D模型
資料編P6
落下岩塊Bの重心位置
図-6 落下岩塊の
亀裂方向の測定
岩塊Aと岩塊Bを
合わせた重心位置
落下岩塊Aの重心位置
2.3cm
根A
根B
最急勾配
の方向
資料編P6
図-7 落下岩塊の亀裂方向をシュミットネットに記入
落下岩塊の亀裂
最急勾配
の方向
資料編P6
Fly UP