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こちら - 関西福祉科学大学

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こちら - 関西福祉科学大学
関西福祉科学大学 心理・
心理・教育相談センター
教育相談センター主催
センター主催
「修了生を
修了生を対象とした
対象とした事例検討会
年度」ご案内
とした事例検討会 2012 年度」
修了生のみなさま、お元気でお過ごしでしょうか。今年は玉手山学園の創立 70 周年という記念の年に当たりま
す。また心理臨床学専攻をみると、この 3 月で 8 期生を送り出し、修了生数は総勢 100 名を超えるまでになりまし
た。大変感慨深いものがあります。その一方で学内にも年々変化があり、気が付いてみれば創立当初からの先生
方は、数えるほどになってしまいました。心理臨床学専攻ができてそれだけの歴史を刻んできたのだと実感すると
ころです。
さて本年度は、多くの修了生が参加しやすいように、また、本学の先生方を知っていただくためにこの事例検討
会の趣向を少し変えてみました。まず、事例検討会の場として、本学のほかに上本町サテライトを加えました。次に、
経済的な負担を軽くする意味で、参加した回だけの参加費(3000 円)をいただくことにしました。さらに、本学の新
しい先生方に馴染んでいただく目的で、講師の先生として本学の先生方を多く選ばせて頂きました。結果として、
幅広いジャンルの先生方をお呼びすることができたのではないかと考えます。
ということで今年も心理・教育相談センター主催「修了生を対象とした事例検討会」を開催いたしますので、遅く
なりましたがここにご案内を申し上げます。今年は第7期となります。ますます多くの方々のご参加をお待ちしてい
ます。
最後になりましたが、ご存じの方も多いと思いますが、昨年度で横井先生が本学を去られ、不肖、粟村が引き継
ぐことになりました。この事例検討会について、もし何かご意見がありましたら、メールででも構いませんのでご意
見・ご感想をお寄せください。この会を修了された皆さんと一緒に、より良い研修の場にしていければと思います。
どうか多数の修了生の方々のご参加を心からお待ちしています。
関西福祉科学大学 心理・教育相談センター
センター長
粟村 昭子
<実施概要>
実施概要>
1.開催日程 :毎月1回、18:30~20:45 まで(途中 15 分休憩)
年間 10 回(7 月 4 日(水)より)
2.場 所
:関西福祉科学大学 心理・教育相談センター 2階カンファレンスルーム
もしくは、上本町サテライト教室(上本町ハイハイタウン 12 階)
3.形 式
:講師1名を招いてのグループによる事例検討
(毎回、参加者のうち1名が事例提供をし、参加者はディスカッション、講師の先生からはアドバ
イスやコメントをいただき、事例の理解や技法の検討、臨床的なものの見方を学びます。)
4.参加資格 :関西福祉科学大学大学院心理臨床学専攻の修了生の方
5.参加費
:各回 3,000 円 (参加時にお支払いください)
*一度納入いただいた参加費は返却できません。あらかじめご了承ください。
6.その他
:*心理臨床学専攻の大学院生が「お手伝いスタッフ」として参加します。ご了解お願い致します。
*会場設営や領収書の準備の都合上、参加される回には、できれば 1 週間前くらいまでにセンタ
ーへメールでご連絡いただけたら助かります。もちろん連絡なくとも当日参加 O.K.です。
*日本臨床心理士資格認定協会の定例型研修会として申請予定です。資格更新のポイント(4P)
申請のためには、全 10 回のうち、7 回以上の出席が必要となります。条件を満たされた方には、
参加証明書を発行致します。
7.問合せ先 : 関西福祉科学大学 心理・教育相談センター
〒582-0026 大阪府柏原市旭ヶ丘 3-11-1
Tel & Fax : 072-977-9598
e-mail : [email protected]
担当:宿谷仁美
8.日程、講師ご紹介
日
時
場
所
講
かみざわ
師
つくる
神澤 創 先生
①
7 月 4 日(水)
上本町サテラ
イト教室
*現職 : 帝塚山大学心理学部教授。臨床心理士。奈良
県自殺対策連絡協議会座長。
*ご略歴 : 関西学院大学文学研究科博士課程後期課程
満期退学後、関学その他の大学で非常勤講師を務めな
がら大阪府下の保健所や精神科病院で臨床心理士とし
て勤務。1997 年、関西福祉科学大学着任、2006 年より
現職。専門は心理療法ですが、最近は地域で精神障害
を持つ人の支援や自殺対策など、コミュニティで活動す
ることが多くなりました。
*皆様へ一言 : 臨床で求められるのは自由な想像力と、
その基礎となる着実な知識だと思います。最近、「技法」
ばかりを求めてその背景にある「理論」をおろそかにする
人が増えているようですが、基本を学ばずに実践を行う
のは、ちょっと危ない気がしています。初心の(まだ頭の
柔らかい)間は、できるだけ幅広く知識を求めるとともに、
これと思うものを見つけたら、しばらくのめりこんで自分の
ものにしてください。得意技を一つ持つと、きっといろいろ
と応用ができると思います。
よ こ い こういち
横井 公一 先生
②
8 月 8 日(水)
上本町サテラ
イト教室
*現職 : 微風会浜寺病院医師。精神科医、臨床心理士、
日本精神分析学会認定精神療法医。
*ご略歴 : 香川県高松市に生まれる。金沢大学医学部を
卒業後、大阪にて就職。大阪警察病院神経科、アルバ
ート・アインシュタイン医科大学トランスカルチュラル・フェ
ロー、大阪市立総合医療センター児童青年精神科、関
西福祉科学大学を経て、現職。
*皆様へ一言 : 精神分析的心理療法はすべての心理面
接に適応できるわけではありませんが、心理面接の基礎
として、どんなアプローチをとるにしても役立ちます。ぜひ
学んでみてください。
つ
だ
ま
ち
こ
津田 真知子 先生
③
8 月 29 日(水)
上本町サテラ
イト教室
*現職 : 大阪心理臨床研究所 代表。NPO 法人子どもの
心理療法支援会 副理事長。臨床心理士、日本精神分
析学会認定心理療法士スーパーバイザー。関西福祉科
学大学非常勤講師。
*ご略歴 : 奈良女子大学大学院修了。大阪市家庭児童
相談室に20年近く勤務した後、関西心理センター・谷町
こどもセンター所長を10数年間勤め、昨年から大阪心理
臨床研究所を開設し、後輩の育成に尽力している。
*皆様へ一言 : 軽薄短小の世の中で、臨床の世界でも
手っ取り早く成果が目に見えるものを求める傾向がありま
す。しかし人間の心の成長は手っ取り早くできるものでは
ありません。クライエントさんに役立つためには、心理士
自身が、じっくりと自分で悩み考えることのできる力を培う
ことが大切です。そのためにはじっくりと考えることのでき
る研究会やSV等に積極的に参加されることを望みます。
事例提供者
と く つ
し ん こ
得津 愼子 先生
*現職 :関西福祉科学大学社会福祉学部社会福祉学科
教授
* ご略歴 : 関 西学院 大学 文学部 卒業 、 University of
Pennsylvania, School of Social Work 修了。システムズア
プローチ研究所にて家族療法臨床を経て現職。
心理・教育相談
④ 9 月 21 日(金)
*皆様へ一言 : 「家族療法は面白いけどむつかしい!」
センター
という印象で当学を修了された方々(がいらっしゃれ
ば)! 「家族療法のリクツはムツカしいけど、実践は楽し
い」のです。システム論が基本ですから、家族だけではな
いあらゆるシステムに適用できるはず、、、なのです。「シ
ステム」であれ、「家族」であれ、自分を含めた対象への
効果的な働きかけを今一度見直してみましょう。
かしわぎ
ゆ う じ ろ う
柏木 雄次郎 先生
*現職、資格など:関西福祉科学大学社会福祉学部臨床
心理学科教授
精神保健指定医 医学博士
*ご略歴 : 佐賀医科大学卒業、大阪大学第三内科、同
大学神経科精神科、関西労災病院心療内科・精神科管
心理・教育相談
⑤ 10 月 17 日(水)
理部長、大阪大学医学部臨床准教授、大阪府立成人病
センター
センター心療・緩和科主任部長等を経て、現職に至る。
*皆様へ一言 : 実証的根拠に基づいて臨床心理学の論
理的構築を考えていますが、その一方で人間的な優しさ
を基盤とした暖かさを失わないように、論理的偏重に陥ら
ないように心がけたいと思います。つまり、理屈も大切で
すが、何よりも優しさや思いやりを大切にできる皆さんと
共に学びたいと思います。
なかし ま
な お み
中島 ナオミ 先生
*現職、資格など : 関西福祉科学大学学社会福祉学部
臨床心理学科教授。日本描画テスト・描画療法学会理
事、同学会機関紙『臨床描画研究』編集委員。日本学校
心理士会奈良支部副支部長。臨床心理士、学校心理
士、精神保健福祉士。
*ご略歴 : 昭和 46 年 3 月に関西学院大学文学部心理学
科卒業後、大阪府立公衆衛生研究所に心理職として勤
務し、主に子どもの心理臨床に携わる。平成 6 年に大阪
府立こころの健康総合センター(現大阪府こころの健康
心理・教育相談
⑥ 11 月 30 日(金)
総合センター)診療課に異動し、平成 12 年度からの 3 年
センター
間は大阪府保健所での精神保健相談員としての業務も
行う。平成 15 年 4 月から関西女子短期大学保育科に勤
務し、関西福祉科学大学社会福祉学科を経て現在に至
る。修士論文題目「学習障害児の認知機制に関する研
究」(平成 17 年 3 月)、博士論文題目「バウムテストの発達
指標に関する研究」(平成 23 年 3 月)。
*皆様へ一言 : 臨床の現場は、研究の宝庫です。しっか
りとそして真摯に臨床に取り組む姿勢が研究に繋がり、
その成果を臨床に活かすことができるのです。だから臨
床を大切に!
て づか
ち え こ
手塚 千恵子 先生
⑦
12 月 12 日(水)
上本町サテラ
イト教室
*現職、資格など : 大阪市こころの健康センター非常勤
嘱託、大阪市立総合医療センター精神神経科臨床心理
職、関西福祉科学大学大学院、甲子園大学大学院、非
常勤講師。臨床心理士、日本精神分析学会認定心理療
法士。
*ご略歴 : 大阪市立大学卒業後、大阪市立病院精神神
経科で臨床心理業務に従事、現在に至る。
*著作、論文 : 「力動的集団精神療法」分担執筆 金剛
出版。「精神分析と文化」分担執筆 岩崎学術出版社。
「自死遺族相談」における絆の回復 自殺予防と危機介
入 第32巻1号
*皆様へ一言 :心理師の国家資格化にかなり近づいたと
聞いています。皆様が先輩他職種の方々と、心理業務
専門職として働かれる日が待たれます。
たけうち
け ん じ
竹内 健児 先生
⑧
2013 年
上本町サテラ
1 月 23 日(水)
イト教室
*現職、資格など:立命館大学心理・教育相談センター
カウンセラー。臨床心理士。
*ご略歴 : 京都大学大学院教育学研究科博士後期課程
学習認定退学,トゥレーヌ甲南学園,奈良産業大学,京
都光華女子大学,徳島大学准教授を経て現職。
*皆様へ一言 : 自分らしく、意欲的に、そして謙虚に。
あわむら
あきこ
粟村 昭子 先生
*現職、資格など : 関西福祉科学大学社会福祉学部臨
床心理学科教授、臨床心理士。
*ご略歴 : 関西学院大学文学部教育心理学科卒業、同
大学大学院修了。精神科単科病院である佐野サナトリウ
心理・教育相談
⑨ 2 月 27 日(水)
ム(現、新生病院)および大阪厚生年金病院神経精神科
センター
にて臨床心理士として勤務後、現職。
*皆様へ一言 : ロールシャッハテストなど投影法は臨床
現場での使用頻度は非常に高いものの「勉強する場が
ない」とよく嘆かれます。意外と原理はわかりやすく、その
結果を臨床に生かしやすいものなので、ぜひこのチャン
スにコツをつかんで帰ってください。
ほんぐう
ゆき たか
本宮 幸孝 先生
*現職、資格など:関西福祉科学大学大学院教授、臨床
心理士。地域医療機関の若手医師研修会コメンター、研
究グループ“AID”代表。日本心身医学会初期から心身
症研究に参画。日本心理臨床学会・日本人間性心理学
会の設立にむけての集いから参画。心身医学、アレルギ
ー研究及び癌の自然退縮研究の中川俊二先生に師事。
日本死の臨床研究会立ち上げの会に参加、院内にター
ミナルケア研究会を立ち上げる。
心理・教育相談 *ご略歴:関西大学大学院修了(臨床心理学研究)後大阪
⑩ 3 月 13 日(水)
センター
教育大学大学院研究生(高木俊一郎教授に師事・小児
心身医学、障がい児臨床の研究)。44 年間医療の場で心
理臨床を実践(院内独立型の臨床心理相談室を開設)。
この間、医療教育保健福祉連携を実践、臨床心理行為
の研究。
*皆様へ一言:人は、自分が如何に大事な存在であるかに
案外気づいていません。自分が如何に大切かに気づく
と、その心は他者を大切に思う心に繋がっています。皆さ
んの日々の心理臨床経験に出会えることを楽しみにして
います。
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