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6月号(PDF/1.02MB)
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2012 年 6 月号 ■NOTICIAS■ 国際協力機構アルゼンチン事務所 ■NOTICIAS■
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01 プロジェクト便り
「アルゼンチン・チャコ地方における生物資源管理プロジェクトがスタート!」
三須裕二 職員
02 ボランティア便り
「あざやか!卓球人生」
仲村渠功 シニア海外ボランティア
03 日系社会便り
「日系高齢者福祉の展望」
関野奈美 日系社会青年ボランティア
04 アルゼンチン文化 コーナー
「アルゼンチンの医療事情」
山本フアン・カルロス 次長
05 最近の動向
「JICA日程」
アルゼンチン・チャコ地方における生物資源管理プロジェクトがスタート!
三須裕二 職員
この度、アルゼンチンにおける草の根技術協力の新規案件として、財団法人
る、フォルモサ州の自然資源の持続的利用を
自然環境研究センターによ
フォルモサ州
目的としたプロジェクト(
「生物資源の持続可
能な利用による地域住民の生計向上支援」
)が
開始されます。アルゼンチン生物多様性財団
エストレジャ湿地
(NPO)が、アルゼンチン側の実施機関であり、
ラスロミータス
同地域における持続可能な資源利用を進めな
がら生態系保全を図る仕組みづくりを行う 5
フォルモサ州
年間のプロジェクトです。
このプロジェクトのサイトとなるのは、ア
ルゼンチンの北東部、パラグアイに接するチ
ャコ地方のフォルモサ州です。同州の面積は、
フォルモサ州の位置
対象地域(ラス・ロミタス地区とエストレジャ湿地)
ほぼ北海道に匹敵する広さで約 72 千 km2。人口は約 48 万人とされています。同州の中でも、先住民、貧
困住民人口の多い、パティーニョ(Patiño)郡のラスロミータス(Las Lomitas)市が、その対象地域で
あり、本プロジェクトでは、地域住民とも連携を図りながら生物資源の保全活動を行います。
同地域には、エストレジャ湿地(El Bañado La Estrella)と呼ば
れるパラグアイ川の右岸に位置する湿地生態系があり、ここには、
单米に生息する 4 種のボア科アナコンダの 1 種であるイエローアナ
コンダ(Eunectes notaeus)が生息しています。これは、アルゼン
チンに生息するアナコンダの中でも最大のもので、体長は 4m に達す
るものもあります。また、イエローアナコンダの皮は強靱で名前の
とおり黄色味をおびた皮であり、バッグ、ベルト、靴などの装飾用
としての利用価値があります。
そしてチャコ生態系アルゼンチン北部の森林の中でも、建築材、家具材あるいは木彫材などの重要な森
林資源として特に注目されているのがパロサント(Bulnesia sarmientoi;緑檀)と呼ばれるハマビシ科
の高木です。成長すると高さ 15 m 程度になり、この木材からは芳香性のある有用なアロマオイルが抽出
され、現在では、香料、化粧品や石けんの成分として活用されています。これ以外に骨や関節の痛みを和
らげる薬用、或いは、抗癌剤などとして、その遺伝子資源としての利用も注目されています。
今回のプロジェクトでは、こうしたイエローアナコンダやパロサントといったチャコ生態系の重要な自
然資源の持続可能な利用を促進するため、地域住民の生計向上にもつなが
る仕組みづくりの整備が目的です。具体的には、貧しいが故に環境保全に
ついての意識がほとんどない地域住民に対し、様々な機会を捉え、環境教
育を推進します。そして、実際に生物資源が生計向上の糧となることを実
証させることで、自然を守ることが、金の卵を産むニワトリを守ることと
同じであるということを住民に理解してもらい、自然と共存しながら生計
向上を図るという好適サイクルを構築することが目的です。
財団法人
自然環境研究センターは、過去にもミシオネス州で JICA の
プロジェクトに深く関与し、同地域においては、豊富な経験を有しているため、本プロジェクトについて
も関係者の期待は大きなものがあります。本プロジェクトの本格的始動に向けて、2012 年 6 月より財団
法人
自然環境研究センターから 3 名のスタッフが、フォルモサ州ラスロミータス市に現地調整員として
派遣され、現地での活動が開始されました。
あざやか!卓球人生
仲村渠功 シニア海外ボランティア
指導科目:卓球
早いものでシニア海外ボランティアとしてのアルゼンチンでの卓球指導の活動が間もなく終了します。
2008 年 3 月~2010 年 3 月と 2010 年 6 月~2012 年 6 月の計 4 年間の指導で、
「これで終わり」ではあり
ませんが、アルゼンチン卓球連盟及び卓球界に日本の伝統スポーツ“卓球”を“心・技・体・智”の指
導理念を基本とする考え方で伝達出来たことに満足しています。
この 4 年間、特に“心・精神面”の教育に力を入れたのは、選手たちの「マナーの悪さ」からでした。
「試合に負けるとラケットを投げる」
、
「1 本取られる毎にわめき散らす」
、
「床につばを吐いて靴の滑り止
めにする」
、
「人の説明中に隣同士でふざけ合う」
、
「人の話を聞かない」、
「無断で練習時間に遅刻してくる」、
「練習中に意味のない(集中力のない)ボールを打つ」、
「服装をだらしなく着る」等、技術以前の問題を
改善しない限りは、技術は向上しないと考え、信念を持って徹底的に指導しました。
その後、指導効果が現れてくると他国の監督らからは、「アルゼンチンのチームは、素晴らしく良いチ
ームに変わった。
」と賛辞を頂くようになり、心の中で「やった!」と叫んだものです。
シニア海外ボランティア派遣を要望したスポーツ省アルゼンチン卓球連盟の要請内容は、以下のような
ものでした。
①21 才以下ナショナルチーム対象選手の強化
②卓球界全体の向上及び普及と発展
③国家強化プランへの支援
しかしながら、②に集中することで他の要望にも応えることができるため、結局、卓球に関連する全て
の人・グループを指導の対象として活動することにしました。
また、連盟での活動は、北は Jujuy から单は Rio
Gallegos と殆どの州を巡回し、指導することができ
ました。ブエノス・アイレスでは、ナショナルチー
ムを構成する選手の約半分が活動する CeNARD(ナシ
ョナルスポーツセンター)で指導を行いました。
他にもブエノス・アイレス近郊に点在する日系社
会での指導や日本人学校では毎年「卓球教室」を開
催した他、日亜学院を始め全国の現地小学校での模
範演技や卓球の妙技を披露した普及活動も行いま
した。一部貧しい地域では、卓球活動を通じての「非
行防止の支援」も行い、本当に広い範囲でボランテ
ィア活動ができました。
また、卓球連盟では、冷遇されていた女子選手の待遇が改善され、世界選手権団体の部には、過去、男
子チームしか派遣されませんでしたが、2010 年 5 月のモスクワ大会に続き、2012 年 3 月ドイツで開催さ
れた大会にも女子チームが派遣されるようになりました。
さらに 2011 年 8 月の日本女子ナショナルチームの当地来訪に際しては、在亜日系団体連合会(FANA)の
協力もあり、アルゼンチン卓球連盟だけでなく、日系社会の活性化にも繋がりました。また、選手たちの
頑張りもあり、お陰で今回の世界大会の女子代表選手 4 名のうち、日系社会から 3 名がアルゼンチン代表
に選ばれました。
2012 年 4 月に開催された 15-18 才の单米選手権では、アルゼンチンの卓球史上、初めて全チームがベ
スト 4 に入り(15 才男子優勝、18 才男女 2 位、15 才女子 3 位)
、ラテンアメリカ選手権メキシコ大会へ
の出場権を獲得しました。
卓球指導以外の生活面のことも尐し触れると、4 年前、アルゼンチンに居を構え、驚いたことは、アル
ゼンチンには、多くの移住者・日系人の方々がおられ、当地でしっかりと地域社会での信用を築いておら
れるということでした。しかも、その約 8 割が沖縄県からの移住者の方々とそのご家族で、日本ではまと
もに読んでもらえなかった苗字「仲村渠(なかん
だかれ)」姓も大変多いことにも驚かされました。
私の活動を通じて日系社会との関係が深まるにつ
れ、赴任前に日系社会についてもっと勉強してお
くべきであったと痛感したものです。
家内も「生活に有益な話が聞ける」と現地の様々
なグループの活動に参加させていただき、彼女自
身も日系社会でボランティアをさせていただきま
した。また、「現地で生活するには避けて通れな
い。」とスペイン語の学習に明け暮れ、尐し理解で
きる様になると、市内の交通網を駆使しながら 1
ヶ月に 1 度開催される日系社会のお年寄りが集まる「お楽しみ会」での昼食作りのボランティア活動、日
系人生活困窮者が生活するグレウの施設訪問、同施設への寄付金集めを目的としたバザーへの参加、さら
には、高齢者グループの日本舞踊の練習会への参加等に至るまで、充実した日々を過ごし、日系社会の方々
から貴重なお話も伺うことが出来ました。
100 年以上にも亘るアルゼンチンの日本人移住史の中で、勤勉に働き、知恵を出し合って生活してきた
移住者・日系人社会の方々が、アルゼンチン社会から厚い信頼を受け、当国地域社会に受け入れられてき
たという話を様々な場面で耳にし、私も「ボランティア活動を通して、精進しなければ」と励みになりま
した。
初回のシニア海外ボランティアとして赴任する直前の 3 月、NHK ラジオ深夜便の番組「ないとエッセー」
で「あざやか、卓球人生」と題し、4 夜連続で私自身の肉声とともに放送されました。本稿のタイトルは
その時のものです。当時の放送でもお話ししましたが、
「夢は叶うもの」です。本当に偶然でしたが、JICA
のシニア海外ボランティアへの参加を通じて「大好きな卓球」で、お陰様で有意義なボランティア活動を
することができました。
アルゼンチンを去るに当たり、後ろ髪引かれる思いですが、全国の恵まれない中で卓球に励んでいる子
供達、ナショナルチームの選手達、地方の指導者の方々、さらには、様々な場面で応援・協力していただ
いた日系社会の方達、そして、こうした機会を提供して下さった JICA に心から感謝申し上げます。
4 年間本当にありがとうございました。
最後にボランティア活動中の皆様方、健康に留意され、活動が意義のあるものになるよう祈念しており
ます。
日系高齢者福祉の展望
関野奈美 日系社会青年ボランティア
指導科目:ソーシャルワーカー
この 2 年間、ソーシャルワーカーとして、アルゼンチン日系高齢者福祉の充実のため、活動してきまし
た。現在、アルゼンチンの高齢化率は約 10%、ブエノス・アイレスでは約 15%とされています。高齢化
率が 7%を越えると高齢化社会と呼ばれますので、アルゼンチンも高齢化社会に突入していると言えま
す。(ちなみに日本は約 23%、超高齢社会です。
)
アルゼンチン日系社会も例に漏れず、高齢化が進んで
きています。エスコバール市にある日系福祉施設、日亜
荘では現在 1 世の高齢者 5 人が生活されています。この
施設では入所者は受け取っている年金を納め、その費用
により運営されています。入所者の皆さんはとてもお元
気で、また皆さん 1 世のため、日本語で生活できる環境
がとても良い、と仰っています。しかし、この施設は、
自分で身の回りの世話ができることが入所の条件となっ
ています。入所者の年金だけでは運営が難しく、介護す
る人を雇用できないからです。
アルゼンチン日系社会では長年に亘り、日系人専用介
護付老人ホームの建設について、話し合いが行われてき
ました。しかし、資金の確保や運営方法などの問題があり、現在までそういった施設はありません。(ブ
ラジル日系社会には、このような施設が運営されています。)解決策が見つからないまま、1 世の数が減
っているのが現状です。
アルゼンチン全体の福祉のレベルも、日本と比べるとまだまだ低いのも現実です。日本は 1987 年に介
護福祉士という国家資格ができましたが、アルゼンチンでは、まだそういった資格はありません。また、
日本のホームヘルパーのように自宅を訪問して介護する人の殆どは、日本の家政婦にあたる、いわばお手
伝いさんのような専門技術を持たない人です。日系高齢者の福祉の充実の前に、アルゼンチン社会におけ
る福祉全体のレベルアップが必要なのは、言うまでもありません。
日系社会では、高齢者の生活の充実のため、日系高齢者
を対象とした集まりが多く開催されています。皆さん集ま
ってお茶を飲んだり、手作りのお饅頭に舌鼓を打ったり、
健康体操をしたり、カラオケをしたり。時には近郊の街に
遠足に行くことも・・・。とにかく、この集まりに参加す
るため尐しお化粧をする、この集まりのためにシャツにア
イロンをかけるなど、何かの目的のために集まるというよ
り、その集まりが外出の目的になっているところもあり、
高齢者にとっては、とても良い刺激になっています。アル
ゼンチンにいる日系高齢者は、こちらの生活が長く、アル
ゼンチンに良く馴染んでいらっしゃるせいか、日本で見か
ける高齢者に比べ、おしゃべりが大好きで、友達付き合いを大切にされているように感じます。また、日
本の高齢者はデイサービスなどに参加されても、何かアクティビティがないと退屈してしまう方が多いの
に比べ、こちらの高齢者は、何もなくてもおしゃべりを楽しまれます。時にはアクティビティそっちのけ
でお話に夢中になられることも・・。でも、そのお友達との時間を大切にされること、それがとても重要
なのだと思います。
今年 3 月、配属先の在亜日系団体連合会で、
「第 1 回日
系団体会議」が開催され、アルゼンチン全土から各日系
団体、日本人会の代表者が集まりました。そこでの大き
なテーマのうちの1つは「高齢者福祉」でした。各団体
とも、高齢者が多く、今後は各日本人会に福祉部門を設
け、高齢者福祉活動を行っていく提案がなされました。
1世の高齢者が減り、日亜荘のように日本語での生活を
望む方が尐なくなってきている中、今後は施設建設より
も、今、元気な高齢者に、更に元気で長生きしてもらう
活動にシフトしていくように思われます。今後、現在行
われているような高齢者の集まりが、更に多くの場所で
開催され、日系高齢者の生活の刺激になり、日系高齢者
福祉の充実につながるよう願っています。
アルゼンチンの医療事情
山本フアン・カルロス 次長
アルゼンチンの医療サービスは、中单米地域では、最も質が高く、効率的な医療システムを有すること
で知られてきましたが、近年、医療サービスの質が徐々に低下してきています。
アルゼンチンの医療システムは、公共医療サービス、組合健康保険システム(Obra Social)と民間医療
システム(Medicina Prepaga)の 3 つのサブ・システムより構成されています。
特に 90 年代初頭、それまで国が運営していた公共医療サービスが地方分権化され、州、市町村管轄下
に移管されたことにより、多くの地域で医療サービスの質の低下が確認され、保健医療事情の地域間格差
が更に増大しています。
国内でのこうした格差は、平均寿命や乳児死亡率などの指標にも反映しており、アルゼンチンにおける
2010 年の平均寿命は 76 歳(出典:世銀)となっていますが、ブエノス・アイレス市では 75.91 歳、チャ
コ州では 69.97 歳です(出典:国立統計センサス局 2001 年データ。州では、2001 年が最新)。また、2009
年の乳児死亡率(出典:国立統計センサス局)についても全国平均 12.1 に対し、单部のティエラ・デル・
フエゴ州では 4.6、北部のフォルモサ州では 20.5 と地域格差が顕著になっています。
GDP に占める保健医療支出は、約 10%で比較的高く、主要疾患が、心血管疾患、癌、肺疾患、糖尿病な
どの非伝染性疾患であり、先進国並みですが、開発途上国で見られる伝染性感染症(シャーガス病感染者
が 2.3 百万人)も未だ大きな問題として残っています。
公共医療サービスは、無料で主に健康保険でカバーされていない人々を対象にしています。正規に企業
等で雇用されている国民は、業界別の労働組合が運営している健康保険組合に加入していますが、正規に
登録されていない雇用者(総数の約 40%)や失業者も多く、公共医療サービスの需要は非常に高いもの
があります。(健康保険非加入人口:48%)また、十分にそのニーズが満たされていない状況で、多くの
公共医療施設が飽和状態にあります。
正規の雇用扱いを得ることができた場合は、組合健康保険への加入は義務であり、保険料の負担は、企
業と従業員で折半されています。全国に存在する 300 弱の組合健康保険には、加入者が僅か 3,000 人前後
の保険機関と 100 万人を超えるものがありますが、30 の大規模保健機関が加入者の 70%を占めています。
これらの他に、人口の約 8.3%をカバーする年金所得者向けの組合保険(PAMI)も存在します。さらに
比較的所得が高い層は、毎月保険料を支払い、民間健康保険に加入しています。
医療従事者については、アルゼンチンは医師数が多い国とされ、医師1人あたりの人口は 331 人で医師
数の増加率が人口増加率を大幅に(4%対 1.6%)上回っているため、この指標は上昇する傾向にありま
す。
(ブエノス・アイレスでは、人口 94 人に医師1人)因みに英国(610 人)、日本(518 人)、カナダ(437
人)は、人口比での医師数はアルゼンチンより低く、米国(358 人)とフランス(330 人)は、ほぼ同等
であり、イタリア(181 人)
、スペイン(236 人)
、ウルグアイ(270 人)
、ドイツ(286 人)は、アルゼン
チンを上回っています。他方で看護師の不足は顕著であり、全国で約 9 万人不足していると言われていま
す。国内には 29 の大学医学部が存在しますが、国立ブエノス・アイレス大学の医学部は、学生の約 40%、
年間卒業生の約 20%を占めており、アルゼンチンの医学教育の拠点となっています。なお、医師資格を
取得するためには、通常、8 年~10 年かかるとされています(最短で 6 年)。アルゼンチン人医師の水準
は、比較的高く、多くの医師が欧米諸国で活躍しており、ノーベル生理学・医学賞受賞者も 2 名輩出して
います。(バーナード・アルバート・ウッセイ(1947 年)
、セーサル・ミルスタイン(1984 年)
近年、ブエノス・アイレスを中心に、心臓血管外科、美容外科、歯科、不妊治療など、様々な分野で高
度とされる医療サービスを求める外国人患者が増え、いわゆるメディカルツーリスムが盛んになってお
り、その数は 1 万人を超えています。外国人患者の約 80%は、中单米地域の他国出身の患者であり、質
の高い医療サービスを、欧米諸国に比べて大幅に安い医療費で受けられることが理由です。(例えば、米
国で約 10 万ドルかかる心臓バイパス手術は、アルゼンチンでは 1,7 万ドル)また、無料の公共医療サー
ビスを求めてアルゼンチンにやってくる近隣諸国の貧困層の人たちも後を絶ちません。
6 月 12~16 日:PPJA プロジェクト「パラグアイ国養殖産業強化プロジェクト」
終了時評価合同調査団派遣
6 月 18 日:日系(シニア・青年)ボランティア(5 人)、シニア海外ボランティア(2 人)離任
6 月 22 日~7 月 6 日:草の根技術協力「生物資源の持続可能な利用による地域住民の生計向上支援」・
実施団体(財団法人 自然環境研究センター)調査団
6 月 26 日:日系青年ボランティア(5 名)、シニア海外ボランティア(1 名)着任
来亜
平成 24 年 6 月-114 号
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