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防災デモンストレーション 提案書

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防災デモンストレーション 提案書
防災情報共有アプリケーション
デモンストレーション環境
提案書
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ご提案のポイント(提案者の理解度)
防災ユニットの実装例
–
–
–
防災ユニット仕様の一部をプログラム実装
防災ユニット採用時の効果を具体的に示す
市側システムと県側システムとの連携を
防災業務アプリケーションユニット標準仕様v0.9に従い一部実装させる
防災アプリの準備を喚起
–
–
防災アプリ(防災ユニットベース)システムの優位性を表現
防災アプリがあれば、容易になる管理情報があることを証明
リアリティ
–
–
–
–
2年以内の導入に繋がる現実的なシステムのひな形
夢物語にならない現実的な解をベースにシナリオとデモを作成
個人情報保護、地図や座標の正確性などの考慮シナリオの用意
上記を踏まえた、災害発生時の状況を想定した時間の流れや自治体職員の動きを
イベントシナリオにまとめた上で、デモが進行する形を採用
簡単な操作方法(聴講者と操作者の両方にとって分かりやすいデモ流れの用意)
–
自治体職員がこれならできると思う容易な操作性を実現
•
•
–
画面、キーボード、マウス、アイコン
正確性と容易性のバランス
デモ実演者がミスなく紹介できるもの
(音声を流すか、ポップアップ画面を表示させるか)
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災害発生時の自治体の対応シーンを想定してデモを構成
•
災害想定
–
–
–
•
登場人物(災害対策本部員・PCオペレータ)
–
•
この地域は、過去水害が発生し、
砂防ダム、水位計、雨量計の
設置がされている地域で、
ハザードマップも配布済み
災害内容:大雨
日時:2008年9月1日 16:00 (平日)
場所:架空の自治体(河川、道路、下水道、線路などがある自治体)
本デモはPCオペレータを想定
被害状況(案)
–
–
9月1日から県内全域に降り続いた雨は、土石流、河川増水により、床上浸水が広範囲にわたり発生し、
依然、停滞した豪雨は止まず、一部地域では避難勧告の指示が出ている
平日の午後4時(災害対策本部設置)から
架空の自治体
災害対策本部解散翌日午前2時までの
状況とする
役場
災害対策本部(市)
■■山
●●町役場
●●町役場
県
□
□
川
■■山
○○高原
●●町役場
○○高原
CCクラブ
水位計
砂防ダム
□
□
川
雨量計
□□川
国道50線
■■山
田
茶畑
○○高原
水害エリア
●●町役場
荒地
●●市役場
JR
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ハザード
エリア
災害対応シナリオ(案)
#
時刻
イベント
1
14:00
前日より各地域の雨量 (地域単位の1時間雨量は過去3年間の計測を遥かに超えている)
2
15:00
振り出しから、1時間経過後には、複数市町村に床上浸水が始まる
3
15:30
大雨洪水警報が出される
4
16:00
市町村(上流の2町及び1村、下流の1市に「災害対策本部」が設置される
5
16:01
上流の○○町では、○○河川付近で、急激に増水した河川でアユ釣りの人が、行方不明となる
6
16:10
上流○○村では、増水により土砂流出が発生し、民家の半倒壊が発生する
7
16:10
半倒壊により、住民が重傷を負う。○○消防に入電・救急車出動、市民病院に搬送する
8
17:00
2町1村1市では、死者1名、行方不明2名となる
9
17:10
床上浸水地域を指定し、一時避難命令を発令する
(負傷者5名、家屋の全壊2棟、半倒壊5棟、床上浸水50世帯、床下浸水80世帯)
10
17:10
災害対策本部は、床上浸水地域に担当職員現地確認部隊を派遣する
11
17:15
増水河川付近には、担当課員の確認部隊を派遣し、災害状況写真の撮影する
12
17:20
出動中の消防署職員より、現地撮影した浸水地域画像を、本部に送信する(流木被害・道路潅水・床上浸水・橋脚被害)
13
17:25
浸水地域に救助隊派遣要請する
14
17:30
避難勧告地域のエリア内に独居老人世帯、高齢者世帯の把握を対策本部で実施する(把握後現地に通報)
15
17:35
対象エリアの独居老人世帯・高齢者のみ世帯情報を、現地確認部隊に連絡
16
17:40
現地救助隊から、消防本部レスキュー隊の増員要請連絡が有る
17
17:45
本部は早急に、消防本部・警察・病院へ連絡を開始する(随時収容連絡有) ★避難場所での住民確認開始
18
17:50
避難場所への搬送を開始するが、数人の健康状況が悪いので、救急車搬送要請する
19
18:00
救急車搬送により、市立○○病院へ連絡する<3名の高齢者搬送>
20
18:05
対策本部へ住民から通報がある
市道○○線の下水管より、排水能力を超え増水し水があふれている、通行止めをしたら・・ との情報
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災害対応シナリオ(案)
#
時刻
イベント
21
18:10
災害対策本部より、市道○○線の下水管増水処理について、暫定的に現地で交通整理対策と警察と協力して対策をするように
指示する
22
18:10
本市のライフライン被災状況概要が判明する(水害により流木流出被害による電柱の倒壊 浸水地域内30本)
23
18:10
水道管が増水の影響を受け、数か所で道路陥没・浸水破損し、断水が発生、
断水地位対象世帯は、総計で120世帯となる
24
18:10
地域内で電柱の倒壊が発生し、停電地域が80世帯となる
災害対策本部より電力会社に、災害地域状況を報告、早急に対策を要請する
25
18:10
同様に、通信回線が断線しており、同規模の電話不通状況が発生する
災害対策本部よりNTTに状況報告、すでに対応を開始していると回答する
26
18:15
市広域避難場所に避難した住民増加、追加情報の確認が始まる
27
18:15
床上浸水地域の避難勧告地域住民情報と避難場所住民情報とのマッチングにより、5世帯12名の不明が確認する
28
18:20
不明者は、小学生5名、会社勤務者4名、病院に通院中の高齢者2名、消防団員1名=計12名
29
18:20
上記確認は、消防団員1名は確認、小学校5名の確認、他は確認中
30
18:20
隣接自治体から、不明者確認要請、隣接の住民が避難場所に避難場所に避難した可能性があるため、
住民情報の突合依頼の要請がある
31
18:20
市内工場から、従業員の不明者確認のため照合依頼がある
32
18:20
県河川である、河川に数代の車両が流されている写真を確認し、県土木に連絡、すでに出動済みであるが、
車両が流されたことにより、護岸から決壊の恐れがあることが判明。・・・・道路通行止め
33
18:30
JR線路潅水、重機により流れている車両の撤去と、下流JR橋脚に車両数台が滞留することにより、
鉄橋橋脚の破損が想定される。・・・・対策本部は、鉄道会社に連絡
34
18:50
午後3時、降り続いていた雨もようやく峠を越す(気象レーダーにより確認)
35
19:00
河川水位も徐々に減水しはじめる
36
19:10
県への報告準備(災害情報の整理開始)
37
19:30
情報入力—決済---報告
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災害対応シナリオと要求仕様の基本シナリオのマッピング
#
1
要求仕様の基本シナリオ
1
2
3
4
6
○
2
3
5
○
○
4
5
○
○
6
○
7
○
9
○
○
10
○
11
○
#
要求仕様の基本シナリオ
1
2
3
4
5
21
○
22
○
○
23
○
○
24
○
○
25
○
26
○
8
12
その
他
○
27
○
28
○
29
○
○
30
○
○
31
○
○
32
○
13
○
33
○
14
○
34
○
15
○
35
16
○
17
○
18
○
19
○
20
6
○
36
○
37
○
○
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その
他
提案するデモンストレーションアプリケーションの構成
• 災害対応シナリオの時間の流れとデモ実演を同期する形の
芝居型のデモンストレーションアプリケーションを提案
– デモ実演者が迷わず、説明が実施できる
– 聴講者がリアルなストーリーをベースに説明が流れ
訴求ポイントを正確に理解してもらえる
• デモ用の2台のPCを有効に活用
– 市用と県用とに割り当てる
– デモアプリのメインは市用とする
– 県用のPCでは、県側のデモアプリの他にポワーポイントのビューアーを構成し
災害対応シナリオを表示しながら、デモンストレーションの流れを誘導
• 防災ユニットおよび防災共有情報DBは
県と市の既存防災システムに連携させた構成をイメージする
• 住民情報の表示は
事前に住民から許可を頂いたものを利用するシナリオとしている
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提案するデモンストレーションアプリケーションの構成
市用のPC
県用のPC
15:00
雨が激しくなる
15:30
県愛数か所に警報発令
15:35
防災情報提供センター
(リアルタイムレーダー)
気象庁
(気象警報・注意報)
国土交通省
( 川の防災情報へも接
続)
近隣市町村に降り続いた雨量が
R1=60を超える
近隣市町村に大雨洪水警報発令
対策本部設置準備
15:45
16:00
災害対策本部設置
対策本部海上環境整備
対策本部長より挨拶
デモシナリオの
流れを紹介
県より、大雨洪水警報の連絡
パワーポイントビューアー
#5
上流の○○町では、○○
河川付近で、急激に増水
した河川でアユ釣りの人
が、行方不明となる
災害対策本部(市)
県
時
県報告
事前登録
間
自治体コード
入力年月日
対策本部設置
記録者
気象庁
国交省
被災アイコン
自治体情報表示
被災地域図
の
基本情報表示
緊急連絡先
流
現場情 報
床上浸水
床下浸水
れ
(
デ
モ
の
行方不明
事前登録
家屋倒壊
家屋半壊
死
自治体情報表示
●●町
役場
被災地域図
緊急連絡先
床上浸水
床下浸水
□□
川
行方不明
家屋半壊
死
亡
病院収容
れ
)
●●町
役場
■■山
現場情 報
○○高
原 ●●町
役場
○○高
原
●●町
役場
負傷者:3人
床上浸水:5棟
■■
亡
病院収容
基本情報表示
家屋倒壊
流
■■
山
□
□
川
□
□
川
避難場所情報
○○高
原 CC
クラブ
避難者 問合
国道50
線
様々な報告の入力
山
●●市
役場
避難場所情報
避難者 問合
市からの報告情報
の表示
J
R
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デモシステム構成図
パワーポイント
ビューアー
県防災システム
市防災システム
県専用ユーザー
インタフェース
情報表示/入力画面
市専用ユーザー
インタフェース
情報表示/入力画面
防災DB
防災ユニット
防災ユニット
防災共有情報DB
• 災害情報
• 災害概況情報
• 被害状況速報
• 被害状況速報詳細
• 避難勧告_指示情報
• 避難所情報
• 災害対応活動情報
• 配備態勢情報
防
災
I
F
防
XMLメッセージ
災
I
F
防災共有情報DB
• 災害情報
• 災害概況情報
• 被害状況速報
• 被害状況速報詳細
• 避難勧告_指示情報
• 避難所情報
• 災害対応活動情報
• 配備態勢情報
地域情報PF
地域情報PF
GISユニット
26業務
ユニット
地名辞典DB
県のシステム用PC
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市のシステム用PC
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防災DB
• 防災マニュアル
• 事前登録された
救助情報
• ハザードマップ
市側の画面イメージ(特に情報のエントリー方法を紹介)
県報告
事前登録
自治体コード
入力年月日
対策本部設置
記録者
気象庁
国交省
被災アイコ
ン
自治体情報表
示被災地域図
被災状況に合わせて
防災マニュアルの
必要項目だけが表示
される
基本情報表示
緊急連絡先
現場情報
床上浸水
床下浸水
行方不明
家屋倒壊
家屋半壊
死
亡
病院収容
避難場所情報
避難者 問合
右のアイコンを
マウスで地図上に
ドラッグ&ドロップして
情報を登録
情報入力は情報入力は
ウィザード形式で
テンプレートで
入力漏れを防止する
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県側の画面イメージ(現実解レベルでの地図表示と市との同期)
• 共有レスポンス
• 位置情報
●●町
役場
■■
山
●●町
役場
□
□
川
■■山
○○高
原
●●町
役場
○○高
原 CC
クラブ
□
□
川
□
□
川
負傷者:3人
床上浸水:5棟
■■
○○高
原
国道50
線
市から県へ
情報が送信される
タイミングは
対策本部長が
指示したタイミング
もしくは、登録情報に
確定フラグのような
ものを設け、
自動集計する
シナリオでもOK
ワーキングメンバーで
検討が必要
山
●●町
役場
●●市
役場
J
R
県システムでの地図表示
送信される情報は
集計データ
また、場所を特定する
座標情報もないので
県側の地図画面では
場所の特定はなく
統計的管理情報だけが
表示される
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市システムでの地図表示
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デモンストレーションアプリケーションの提案範囲
• 要求シナリオ1の市と県と連携部分は、2つのプログラムを実装し、
防災業務アプリケーションユニット標準仕様v0.9のIFを介してデータ交換を行う
• その他のシナリオは、スタンドアロン構成とする
– 市のシステムのDBが、県や国の情報を受信した後の状態と仮定し、
DBから読み取った情報を画面に表示するプログラムとする
• 上記の両方のシナリオで採用するDBは、
防災業務アプリケーションユニット標準仕様v0.9のスキーマに合わせる
• 動画は、動画表示フレームまでを用意、動画情報については
ワーキンググループからの提供を受けたい
– 本提案の中には、動画を製作するコストや時間は含まれていない
• 地図は、架空のものを用意する
– 地図およびGISも簡易なものを用意する
– GISユニットの地名辞典DBの活用についても検討する
特に、基本シナリオ6を将来性のものと定め、そのシーンでの活用を検討する
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納品物
• DVD-ROM(2部)
– 設計書
• デモシナリオ & デモ操作手順書
• システム設計図
• FAQ
– ソースプログラム
• プログラム開発
– 実行形式
– アプリケーションインストール手順書
– デモ用データ
• 借用ノートPC2台
– 構築済みデモンストレーション環境(デモをセットアップ済み)
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スケジュール
作業項目
第1期(シナリオ1-4)
シナリオ調整会議(シナリオ1-6)
システム設計
パワーポイントスライド作成
プログラム開発
中間報告
デモデータ投入と動作検証
第2期(シナリオ5-6)
シナリオ1-4のフィードバック反映
システム設計
パワーポイントスライド作成
プログラム開発
中間報告
デモデータ投入と動作検証
納品作業準備
開始日
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終了日
8月21日
8月25日
8月25日
9月1日
9月12日
9月20日
8月29日
9月5日
9月24日
9月24日
9月12日
9月26日
10月1日
10月27日
11月4日
11月4日
11月14日
12月8日
12月15日
10月24日
11月7日
12月5日
12月5日
11月14日
12月12日
12月24日
Rights Reserved.
見積もり
項目
人日 単価(円) 金額(円)
シナリオ作成
10
30,000
300,000
システム設計(アイコン作成)
5
30,000
150,000
システム設計(ウィザード設計)
2
30,000
60,000
設定地図作成
4
45,000
180,000
地図とシナリオとの調整
2
25,000
50,000
プログラム開発
40
50,000
2,000,000
パワーポイントスライド作成
30
45,000
1,350,000
デモデータ投入
6
25,000
150,000
成果物作成
6
30,000
180,000
FAQ想定資料作成
4
25,000
100,000
インストール手順書作成
3
30,000
90,000
諸経費
備考
140,000
ノートPCに必要なソフトウェア
0
小計
4,750,000
合計(消費税含む)
4,987,500
Copyright(C) 2007 CROSS CULTURE Ltd. All
• Windows VISTAが
インストールされたPCを
用意してください
• その他のソフトウェアは
無償のものを使用
Rights Reserved.
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