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イントロダクション

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イントロダクション
イントロダクション
Welcome to Tango!
Tango は、伝統的なコンソールと新しいアイデアがミックスされたユニークなコンソールです。
ミキシングだけでなく全てのオーディオ プロダクションに使用できるように設計されており、
かつてなかった音楽的な機能も取り入れています。
SmartAV のマニュアルは、マニュアルが嫌いな人のためのものです。
各セクションではチュートリアルを設けており Tango のユニークな機能を紹介しています。
TANGO Smart Console - マニュアル
2
TABLE OF CONTENTS
TANGO の概要……………………………...………………………………………….4
FADERセクション……..…………...…………..…………………………………….5
モニタリング………………….…………..…...………………………………………7
トランスポート&ショートカット...……………...…………………………………8
EXPERTパネル…..………………………..…………………………………………11
タッチスクリーン……………………………………………………………….……20
バーチャル・キーボード………………..………………………….………………...37
バーチャル・エディットパネル………………………………….………………....38
SYSTEMメニュー…….……………………………………………………………...48
オペレーティング・システム……………………………………………...………...49
エクステンションベイ(拡張ベイ)……………………………………...………...51
タッチスクリーンのクリーニング….……………………………………………...52
トラブルシューティング.......……….……………………………………………...52
TANGO Smart Console - マニュアル
3
TANGO の概要
下図は Tango Smart Console の各セクションの名称です。
各セクションの操作方法はこの後の章で説明しています。
TANGO Smart Console - マニュアル
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FADER セクション
Tango のフェーダーはセレクターの様に動作します。フェーダーにタッチすると、DAW の対応するトラッ
クを選択したり、選択された MonARC 上のチャンネル名や番号が白に変わります。
SOLO タッチポイント
各ストリップの SOLO ボタンは、チャンネル エンコーダーの下、MUTE ボタンの上にあります。
触るとトラックをソロにします。この情報は色々な場所に表示されます – アクティブ・チャンネル・エリ
アのメイン・チャンネル・エリアや MonARC や、もちろんタッチポイントの上にも黄色の SOLO LED が
点灯し、ワークステーションのスクリーン上にも表示されます。
MUTE ボタン
各ストリップのミュートボタンはソロの下でインジェクト・タッチポイントの上にあります。
押すとトラックをミュートします。この情報も色々な場所に表示されます–アクティブ・チャンネル・エリ
アのメイン・チャンネル・エリアや MonARC や、もちろんミュートボタン自身も点灯します。
INJECT タッチポイント
インジェクトはその1つのチャンネルを別のストリップに素早く割り当てたい時に使用します。
また、後述するいろいろなスマートな機能にも使用します。
インジェクトポイントを使用するには、単に指でどれかのチャンネルのインジェクトポイントを触りなが
ら MonARC を触ります。MonARC で触ったチャンネルがそのスロットに“インジェクト”されます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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Smart Tip#1: インジェクトを触りながら MonARC 上をなぞると、素早くコンソール全体が見渡せます。
これは、1つのパラメーターの設定ミスを探しだすのに便利です。例えば、ミキシング中に低域に違和感
を感じたら、インジェクトポイントに指を置き、LF-EQ のエンコーダーを見つめながら MonARC をもう
一つの手でなぞります。これで全てのチャンネルの LF-EQ を目線を逸らさずに確認することができます。
Smart Tip#2:SYSTEM -> CONFIG -> USER INTERFACE にある“Inject range rather than swap”を設
定すると、インジェクトポイントを使っていろんなことができます。
“True”に設定すると:最初にインジェクトポイントを触ったスロットから、次に触ったインジェクトポ
イントのスロットまでを最初に触ったスロットからの並びのチャンネルに変更します。
“False”に設定すると: 最初にインジェクトポイントを触ったスロットと次に触ったスロットの位置を
交換します。
Inject の保持(Latch)
インジェクトの機能を保持するには、インジェクトに触りながら同じチャンネルの hold ボタンを押します。
これでインジェクトから指を離してもインジェクトが保持されます。この状態で MonARC を触ることで、
片手だけでそのスロットだけを別のチャンネルに換えパラメーターを変更したりすることができます。
HOLD ボタン
一番下にあるホールドボタンは、それぞれのチャンネル・ストリップをロックする機能を持っています。
ホールドボタンを押す(あるいは手のひらでこするようにして)ホールドすると、Chair モードやリコール
機能やどのようなモードで別のチャンネルを選択しても、チャンネルは変更されません。
この機能はマスターバスやボーカルなど自分の前に置いておきたいチャンネルに使うと便利な機能です。
Note: 複数のチャンネルをホールドすると Chair モードで変更されるストリップ数は少なくなります。
例えばチャンネル1をフェーダー1にロックした場合、ホールドボタンを外すまでチャンネル1に固定さ
れています。
Note: そのため、同じチャンネルが複数のスロットに出てくる可能性もあります。
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モニタリング
ボリュームの上げ/下げ方
ボリュームエンコーダーを回してください。
スピーカーの Dim
マスターボリュームエンコーダーを押してください。
Dim レベルの調整
Dim にした後にマスターボリュームエンコーダーを回してください。
別のスピーカーを選択する
Big または Small ボタンを押してください。
mono ミックスを聴くには
mono ボタンを押してください。
あらかじめ決めたリファレンスレベルで聴くには
REF ボタンを押してください。
Note: リファレンスレベルが設定されていない場合、リファレンスはオフになっています。
リファレンスレベルの設定方法
REF ボタンを押しながら、モニターボリュームエンコーダーを回してください。スピーカーセット毎にリ
ファレンスレベルは設定できます。設定したリファレンスレベルは Tango が覚えています。
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ワークステーションのトークバック機能を使ってトークバックするには
Talk 1 か Talk 2 を押してください
– 現在これらは同じ動作をするようになっています。
モニタースクリーン・ディスプレイ
アクティブチャンネルの上にモニター機能のエリアがあります。
モニターボリュームや Dim レベルが外部,ソースセレクトボタンや 6 つのモニタリングメーター、スピー
カーミュートインジケーターと共に表示されています。
モニタースクリーン・コントロール
モニターセクションにタッチすると大きなモニターセクションウィンドウが表示されます。
タッチスクリーン上で望む機能を押してください。ウィンドウ内右下の Close ボタンで表示を元に戻せま
す。
トランスポート&ショートカット
JOG ホイール
JOG ホイールはプロジェクトを前後にナビゲートします。
現在、Nuendo では音の出ない JOG のみをサポートしています。
Logic ではデフォルトは音の出ない JOG です。
ポーズの状態では選択したトラックの音が出る JOG となります。
ホイール・モディファイア
JOG ホイールは、これらのスイッチを押しながら JOG ホイールを回すことで別の機能となります。
Nuendo では
キーは group E button 2 にアサインされており“Wheel Locate”キーとなっています。
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これは現在、ユーザー・プログラムができないキーです。JOG ホイールを回すと 1 分の間隔でロケートを
行います。
キーは group E button 3 にアサインされており、“Wheel Track”キーとなっています。
これは選択したトラックをホィールを使って上下にスクロールさせます。
Logic では両方のキーはプログラムしないと動作しません(virtual EDIT 参照)。
カーソル・キー と ENTER キー
これらのキーは Virtual Keyboard アプリケーション上でカーソル・キーに割り当てられています。
従ってワークステーション側の PC にアプリケーションがインストールされていなかったり、PC に接続さ
れていなかったりした場合は動作しません(セットアップマニュアル参照)
。
SEARCH キー
このキーは Group 5 button 3 にリンクされており、virtual EDIT パネルで“Search”に割り当てられていま
す。このキーは別機能に割り当てることも可能です – transport keys と virtual EDIT のセクションを参照
してください。
SHIFT キー
押しながら上のトランスポート・ボタンを押すことで、それらに別の機能を持たせることができます。
Virtual EDIT パネルで shift キーに割り当てられています。
トランスポート・ボタン
下段のトランスポート・ボタン(cycle, rewind, play/stop, fast forward, record)は、それぞれの専用コント
ロールです。上段のボタンは EDIT パネルボタンに割り当てられており、ユーザによる変更が可能です。
またこれらは、SHIFT(
)キーにより別の機能を持つことができます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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Left Locator は
edit ボタン group 8,button 2 – “Set Left”エディット・キー
Nudge Left は
edit ボタン group 9,button 1 – “Nudge Left”エディット・キー
Nudge Right は
edit ボタン group 9,button 2 – “Nudge Right”エディット・キー
Locate Left は
edit ボタン group 8,button 0 – “Loc Prev”エディット・キー
Locate Right は
edit ボタン group 8,button 1 – “Loc Next”エディット・キー
Right Locator は
edit ボタン group 9,button 0 – “Set Right”エディット・キー
にマップされています。
これらのキーの情報とプログラムの方法は virtual EDIT をご覧ください。
Note: Nuendo 4 ではこれらのボタンはデフォルトで割り当てられています。
Logic Pro 8 ではデフォルトがありません。これらのキーを使用するにはプログラムをしなければなりませ
ん。
ロケーター
Smart ロケーターと呼ばれる 5 つのロケーターが装備されています。
Smart ロケーターは1ボタンでプロジェクトの重要な箇所へ簡単にロケートできます。
Smart ロケーターにロケートしたい場所をメモリーするには
メモリーボタン 1-5 をどれでも点灯するまで押します。
これでボタンを押した時のタイムコードがメモリーされました。
Smart ロケーターでロケートするには
メモリーしたロケートボタンを短く押します。Play 中に押すとロケート後に Play を開始します。
それ以外のモードで押すとロケート後 Stop します。
TANGO Smart Console - マニュアル
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EXPERT パネル
TANGO Smart Console - マニュアル
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SMART ボタン
Smart ボタンは全体のモディファイアあるいはシフトキーのように動作します。
常に別のボタンまたはタッチポイントと共に動作しますので、詳細はそれぞれの機能に沿って紹介します。
SOLO モード
SOLO モードは、pfl(プリフェーダー・リッスン),afl(アフターフェーダー・リッスン),sip(ソロ・イ
ンプレース)のモードが切り替えられるようになっています。
Nuendo では全ての SOLO モードがサポートされています。Logic では sip のみサポートされます。
SOLO クリアー・タッチポイント
大きな赤い solo clear の LED は、プロジェクトのどこかがソロになったときに点灯します。
LED に触るとソロは全てクリアされます。
またこのタッチポイントは、全てのエスケープあるいはクリアキーとして働きます。
例えばグループを作る過程で、途中で止めたい場合は、このタッチポイントを触ると途中まで作られたグ
ループは無効となり、グループモードから抜け出すことができます。また、ARC モディファイア上のメモ
リーをクリアしたい場合、メモリーボタンを押しながらこのボタンにタッチしてください。
クリア LED が機能するものについては、後述するそれぞれの機能の詳細に記述されています。
ERGONOMIC SPREAD コントロール
常に“ERGONOMIC SPREAD(エルゴノミック・スプレッド)”を参照してチャンネルがスロットに呼び
出されます。
目の前に並べたいチャンネルを並べるには、いくつかの方法があります。
主に使用されるであろう 2 つのモードは CHAIR モードと WIPE モードです。
これらのモードの切換は、EXPERT PANEL(エキスパート・パネル)の CHAIR ボタンで行います。
CHAIR ボタンが点灯している場合、コンソールは CHAIR モードになっており、消灯していれば WIPE モ
ードです。
Chair モード
コンソールが Chair モードの時に MonARC を触ると、触ったチャンネルの前に椅子を動かして座るのと同
じことが起こります。つまり、MonARC のチャンネル 16 に触ると、チャンネル 13 から 20 が目の前のス
ロットに割り当てられます。MonARC 上を指でなぞるとプロジェクト全体を見ることができます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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Wipe モード
Wipe モードでは、連続しないチャンネルを選択して並べることができます。
MonARC で触った順番に左からチャンネルをスロットに割り当てていけます。
この割り当てに要する時間にある程度の時間が経過すると、コンソールは再度左から割り当てを開始しま
す。割り当て時間の間隔調整は timommeter というタイマーによって決められます。
タイマーが 0 になると再度左のスロットからチャンネルの割り当てを開始します。
タイマーは小さな赤いバーでタイムコード表示エリアに表示されます。
バーがボトムに到達すると、再度左のスロットからのチャンネル割り当てが開始されます。
Timommeter の時間は現在調整できません(coming soon!)。
TOUCH ボタン
Touch ボタンが点灯している時、1つ以上のタッチセンサーのないパラメーターが動かされたことを示し
ています。ボタンを押すと“un-touch”にすることができます。このボタンは、オートメーション時に、
触ったパラメーターの書き込みをストップするために使用します。
今どのチャンネルをコントロールしているか?
どのような場合でも、どのチャンネルをコントロールしているか、MonARC を見れば一目でわかります。
スロットにアサインされているチャンネルは MonARC 上でチャンネル番号と名前が黄色で表示されます。
現在アクティブチャンネルになっているチャンネルは白で表示され、アサインされていないチャンネルは
青で表示されます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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Tango のメインスクリーンでは、チャンネル番号と名前が下の方に表示されます。チャンネルがアクティ
ブの時、そのチャンネルはチャンネル番号の部分が白色に変わります。また、ロックされた場合、チャン
ネル名も白色に変わります。
Undo/Redo
Undo/Redo ボタンは Ergonomic Spreads にのみ動作します。
これらは実際のミキサーのパラメーターとは無関係です。Undo を押すと、以前のスロットのチャンネル割
り当てを再現します。同様に Redo は Undo する前の状態を再現します。100 回の Undo/Redo が可能です。
ちょっと前の割り当てにもどしたいのであればこのキーを使ってください。
Note: Hold ボタンを押しているスロットは、Undo/Redo や Recall の影響を受けません。
Ergonomic Spread の保存
現在のスロットのチャンネル割り当てを後で呼び出したい場合、Expert パネルの 4 つの Hotkey に保存す
るか MonARC のセグメントに保存することができます。
ホットキーへ保存するには
Store ボタンを押してフラッシュが開始したら e1 から e4 の保存したいキーを押します。
ホットキーは点灯して情報が保存されていることを表示します。
途中でエスケープする場合は clear の LED に触れてください。
ホットキーから呼び出すには
単純に e1-e4 のホットキーを押してください。ただし、Hold されているチャンネルは変更されません。
TANGO Smart Console - マニュアル
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ホットキーの情報をクリアするには
E1-e4 のクリアしたいキーを押しながら Clear LED に触ってください。
ホットキーの点灯は消え、情報も消されます。
MonARC のセグメントに情報を保存するには
Store ボタンを押してフラッシュを開始したら MonARC 上の保存したいセグメントに触ります。
既に情報が保存されているセグメントには UPO インジケーターが点灯します。
保存したセグメントには 2 秒間 UPO が点灯します。
MonARC のセグメントからリコールするには
Recall ボタンを押してフラッシュが開始したらリコールしたい MonARC のセグメントを触ります。
情報が保存されているセグメントには UPO インジケーターが点灯します。
リコールしても、Hold されているチャンネルは変更されません。
途中でリコールを止めたい場合は、Clear LED に触ればリコールモードから抜けることができます。
GROUP コントロール
Tango でのグルーピングは、早くて簡単でフレキシブルです。
現在、フェーダーグループ,ミュートグループ,ソログループをつくることができます。
Group ボタンを押して Group モードに入ると、Group ボタンが点灯します。
Group モードに入ることで、素早く新しいグループを組んだり、現在あるグループを変更したりすること
ができます。
新しいフェーダーグループをつくるには
Note: この説明は現在グループが存在していないとします。
現在のフェーダーグループを変更するには“グループのメンバーを追加/削除するには”をご覧ください。
Group ボタンを押して Group モードに入ります。(Group ボタンが点灯します)
TANGO Smart Console - マニュアル
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グループにしたいフェーダーを触ります。
コンソールは現在グループが存在していないことを知っていますので自動的に“add to group mode”とな
り、+ボタンが点灯します。
グループにしたい他のフェーダーを触るか MonARC のセグメントに触ります。
グループに入ったフェーダーの touch が点灯し、MonARC 上では UPO が点灯します。
グループを組み終えたら、もう一度 Group ボタンを押して Group モードから抜け出ます。
グループを組んでいる途中でグループをつくるのを止めたい場合は Clear LED に触って Group モードから
抜け出てください。
グループにしたフェーダーのバランスを変更したい
グループにしてあるフェーダーをどれでも 1 つ触りながら、バランスを変えたいフェーダーの調整を行っ
てください。どのグループになっているフェーダーを 1 つ触ることで、同じグループのフェーダーのバラ
ンスを自由に変えることができます。
Note:オートメーション情報を受け取っているワークステーション側もこれらフェーダーの位置情報を記
録しています。つまりオートメーションを使いながらグループのバランスを変更することができます。
グループになっているチャンネルを探すには
Group ボタンを押して Group モードに入ります。MonARC では UPO インジケーター上に全てのグループ
に入っている全てのメンバーの UPO が点灯します。Group モードから抜けるにはもう一度 Group ボタン
を押すか Clear LED に触ってください。
Group モードで、グループになっているフェーダーか MonARC のセグメントに触るとそのグループが
“active”となります。するとそのメンバーの UPO のみが表示されます。別のグループのメンバーを見た
い場合は一度 Group モードを抜け再度グループモードに入り、見たいグループを選びなおしてください。
グループのメンバーを追加/削除するには
グループを選択したら(“グループになっているチャンネルを探すには”をご覧ください)+ボタンか-ボ
タンを押します。メンバーを追加したい場合は+を、削除したい場合は-を押してください。押されたボ
タンは点灯します。
グループの追加/削除モードに入ったら追加/削除したいチャンネルのフェーダーか MonARC のセグメ
ントに触ります。メンバーの追加と削除は+と-を押すだけで変更できます。変更が完了したら Group ボ
タンを押して Group モードを抜け出てください。
一時的にグルーピングを止めたい場合
Group モードに入っていない時に Group ボタンを押し続けると、全てのグループは一時的にグループ解除
TANGO Smart Console - マニュアル
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となります。これによりオートメーション中でもリアルタイム中でも個別にバランスを変更することがで
きます。Group ボタンを離すと次の2つのうち、どちらかが起こります。
グループされているフェーダーに触っていた場合、グループの他のフェーダーは直ちにそのままのバラン
スを保って触られているフェーダーの位置に動きます。
グループされているフェーダーに触っていない場合、動かされたフェーダーは以前の位置に戻ります。
グループモードに入ってから行ったバランスの変更を無効にしてグループモードを抜けたい
変更を無効にして Group モードから抜けたい時は、Clear LED に触ります。
素早くステレオチャンネルのフェーダーをグルーピングするには
2 つのフェーダーをグループにしたい場合(それらがグループになっていない場合)
、グループにしたいフ
ェーダーを2つ触りながら、Group ボタンを 2 回押します。
Note:これは単純に上記の手順を行ったにすぎません。つまり、“まだグループのメンバーでないフェー
ダーを Group モードに入ってフェーダーに触ることでグループにする”を行ったことになります。
ミュートグループの作り方
コンソールのグルーピングはどのパラメーターでもフェーダーの場合と同様のルールに従っています。違
いはコンソールにどのパラメーターをグルーピングするかを伝えることです。
Group ボタンを押し Group モードに入ります。次にグループにしたいフェーダー/Mute/Solo ボタンを
タップします。このタップにより Group モードはフェーダー/ミュート/ソロに切り替わります。
別の Group モードに切り替えるには、Group モードに入りなおし、次にグルーピングしたいもの
(フェーダー/ミュート/ソロ)を触ります。
上記の方法で Group タイプを選択し、グループの作成/変更を行ってください。
ALL ボタン
All ボタンは様々な場合に使われます。ボタンの名前の通り現在の機能を全てのチャンネルに与えます。All
ボタンだけでは何も動作しません。MonARC のセグメントを触ると動作するようなモードに入らなければ
なりません。つまり MonARC のセグメントを全て触るのと同じ効果ですが、数が多い場合に All ボタンを
使うと便利です。以下に例を挙げます。
例 1:あるグループを解除したい場合、グループモードに入りグループを選びます。
-グループキーを押します。次に All を押すとそのグループは解除されます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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例 2:全てのフェーダーをユニティにしたい場合、modifier(後述を参照してください)の unity を押しな
がら All を押します。これで全チャンネルがユニティになります。
ARC モディファイア
ARC モディファイアは、チャンネルのパラメーターに触らなくても値を変更できるボタンです。
このボタンを押した後に MonARC を触るかタッチポイントを触ると、その機能が動作します。
残念ながら、現在のところ全ての ARC モディファイアが動作してはいません。
またオートメーション用のモディファイアは、コントロールするワークステーションにより動作が違いま
す。
POSITIVE ASSERTION(ポジティブ・アサーション)
ARC モディファイアでチャンネルのミュートやソロを行う場合、“ポジティブ・アサーション”と呼ばれ
る機能が動作します。これらのボタンを押しながら MonARC のセグメントを触ると、最初に触ったチャン
ネルが動作するステートがその後に触るチャンネルに与えるステートになり、ARC モディファイアを押し
続けている間は同じ動作となります。
例えば、ARC モディファイアを押しながら最初のチャンネルのミュートを外すと、ARC モディファイアを
押し続けている限り“ミュートを外す”動作となり、他のチャンネルにも“ミュートを外す”という動作
になります。
ミュートされていないチャンネルの MonARC を触っても効果がありません。
そのため MonARC をなぞるだけで全てのチャンネルのミュートが外れます。
ミュートされているチャンネルのみミュートを外すより圧倒的に速く操作が行えます。
mute
Mute モディファイアはチャンネルのミュート/ミュート解除を行います。Mute ボタンを押しながら
MonARC のセグメントに触ります。このときの動作は“ポジティブ・アサーション”となります。
solo
Solo モディファイアはチャンネルのソロ/ソロ解除を行います。Solo ボタンを押しながら Mon ARC のセ
グメントに触ります。このときの動作は“ポジティブ・アサーション”となります。
TANGO Smart Console - マニュアル
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unity
Unity モディファイアはフェーダー位置をユニティにします。Unity ボタンを押しながら MonARC のセグメ
ントに触るか Inject タッチポイントを触ります。Unity モディファイアが押されている間、UPO インジケ
ーターは Unity ゲインのチャンネルを表示します。
arm
Arm モディファイアはチャンネルの ARM/ARM 解除を行います。Arm ボタンを押しながら Mon ARC の
セグメントに触るか Inject タッチポイントを触ります。Arm モディファイアが押されている間、UPO イン
ジケーターは Arm されているチャンネルを表示します。
custom
Custom ボタンは現在ハードコードになっており、下記のように設定されています。
Nuendo では、オートメーション・パネルウィンドウの開け閉めをします。Logic では、動作しません。
write, read, isolate
これらのボタンはチャンネルのオートメーション・ステートを変更します。
Nuendo では、write はチャンネルの“write+read”に、read はチャンネルの“read”に、isolate はチャン
ネルのオートメーションをオフにします。
Logic では、write はチャンネルの“touch”に、read はチャンネルの“read”に、isolate はチャンネルの
オートメーションをオフにします。
m1, m2
アーク・モディファイアのメモリーは、チャンネルのパラメーターを他のアーク・モディファイアの機能
と同じ速さでコピーできます。メモリー・モディファイア(m1,m2)を押しながら、Tango スクリーン
上のコピーしたいパラメーターに触ります。保存された時、モディファイア・ボタンが点灯します。保存
したパラメーターをペーストする場合は、ペースとしたいチャンネルのインジェクト・ポイントに触るか、
対応する MonARC のセグメントにタッチしてください。EQ,ダイナミクス,AUX,パンなどのブロック
全体でも、一つのパラメーターでもスクリーンへのタッチもしくは、エンコーダーを回すことによりコピ
ーできます(エンコーダーを回しても、メモリー・ボタンが押されている場合はパラメーターが変化しま
せん)
。1 つ以上のパラメーターをコピーしたい場合は、メモリー・ボタンを押しながらそれらのパラメー
ターにタッチしてください。その後、ARC のセグメントもしくはインジェクト・ポイントにタッチしてペ
TANGO Smart Console - マニュアル
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ーストしてください。
cross, latch, touch ,trim, snapshot
これらは Configure-Edit Keys ページでプログラムできます。
to start, to end, punch, loop, gaps
これらは Configure-Edit Keys ページでプログラムできます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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タッチスクリーン
重要:
Tango コンソールはアコースティック・ウェーブ方式のタッチスクリーンを
使用しています。このタッチスクリーンは取り扱いに注意し、常にお手入れを
してください。タッチスクリーンが汚れていると誤動作の原因となります。
また水でぬらさないでください。
MonARC – View One – 27 Channels
TANGO Smart Console - マニュアル
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MonARC – View Two – 54 Channels
MonARC – View Three – 108 Channels
MonARC – インジケーター詳細
FADER POSITION & FADER MOVEMENT
白い縦のラインがフェーダー位置を示しています。上下の三角がフェーダーの動きを示します。
中央の長方形がフェーダーが触られたことを示します。
AUTOMATION INDICATOR
オートメーション・モードがここに表示されます。
青の T=touch(read+write),赤の W=write,緑の R=read,暗い I=isolarte,黄色の Tr=trim を示します。
NOTE:全てのワークステーションが全てのオートメーション・モードをサポートしている訳ではありま
せん。
インジケーターは、フェーダーにタッチしている時、黄色に変わります。グループになっているフェーダ
ーも同様です。この表示が消えるまで 2 秒かかります。これにより、フェーダーをタップするとどのチャ
ンネルのフェーダーを触っているかが容易に確認できます。また、どのチャンネルが同じグループにいる
かも確認できます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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METER
26 セグメントのピークホールド機能付きのチャンネルメーターです。
AUX, EQ & DYNAMICS INDICATOR
AUX や EQ やダイナミクスがある場合、青いインジケーターが表示されます。
SOLO & MUTE INDICATOR
これらのインジケーターは、チャンネルがソロかミュートになっているとき表示されます。
CHANNEL NAME & CHANNEL NUMBER
チャンネル名と番号がここに表示されます。Group compact モード(後述をご覧ください)の時、グルー
プの最初のチャンネル名と番号が表示されます。
UPO INDICATOR
ユニバーサル・プログラミング・オーバービューは、何を行っているかによって表示されるものが変わり
ます。例えば、グループモードではどのチャンネルがグループになっているかを表示し、ARC モディファ
イアが押されるとどのチャンネルがそのモードになっているかを表示します。また、エルゴノミック・ス
プレッドを保存/読み出ししようとすると、既に使われている MonARC のセグメントを表示します。
MonARC オプション
MonARC のオプションは、まず MonARC に触り次に SMART ボタンを押し続けている間、表示されます。
このオプションは単に触って選択します。
Chrome モディファイアは、現在 Tango では動作しません。
meters モディファイアは、現在 Tango では動作しません。
Group expand オプションは、MonARC 表示に全てのチャンネルを表示でき、選択できるようにします。
Group compact オプションは、フェーダーグループされたフェーダーをまとめることで、コンパクトな表
示にします。
TANGO Smart Console - マニュアル
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NOTE: チャンネルの他のパラメーターはグループ化されていないかもしれません。その為、それらは 1/2
のアイコンで表示されて、値が分かるようになっています。多くのチャンネルがグループ化されている場
合、6 チャンネルまで表示します。
View One, View Two, View Three は MonARC で表示させるチャンネル数を 27,54,108 に変化させた場
合です。
Smart ボタンを押しながら(するとオプションが表示されます)
、MonARC にタッチし左右にドラッグする
と、表示される MonARC のチャンネルをスクロールできます。MonARC にタッチしている間、メーター
はフリーズします。これにより、ミックスのスナップショットを取ることができ、作業でアサインするチ
ャンネルのスピードを上げることができます。
また、もっと多くのチャンネル表示に切り替え、作業したいチャンネルを選び、再びもとの表示に戻るこ
ともできます。作業しているチャンネルを常に MonARC 上に表示できるため、スクロールなしに作業がで
きます。
PAGE SELECTOR
左端の縦列にあるのは、18 ページのセレクターボタンです。
これらの多くは将来の拡張用で、現在使用されていません。
現在あるページは以下です。
SYSTEM
Tango のシステムメニューです。ここに触れるとスクリーン右側に(Active Channel と Active Encoder 表
示エリアに替わって)システムメニューが表示されます。後述の System ページの詳細をご覧ください。
KEYBOARD
このボタンは、ワークステーションにテキストを打ち込むためのバーチャル・キーボードを表示させます
(ミキシングと編集に外部キーボード用のスペースが必要ありません)。
EDIT
このボタンはバーチャル・エディットパネルを表示させます。これはワークステーションの機能をバーチ
ャルにコントロールします。例えば REDO を行うためにキーボードで<Ctrl>+<Shift>+<Z>と押す代わりに
エディットパネル上の“Edit Redo”を押すことで REDO が行えます。詳しくは後ろのページをご覧くだ
さい。
TANGO Smart Console - マニュアル
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CHANNEL DISPLAY
このボタンはワークチャンネル表示の切換を行います。
現在はシングルレイヤーですので何も動作しません。
ACTIVE DISPLAY
このボタンはアクティブ・チャンネル・ディスプレイをトグルします。
現在はパンナーとダイナミクスが切り替わります。
ACTIVE ENCODERS
このボタンはアクティブ・チャンネル・エンコーダーの表示をトグルします。
現在は Nuendo の EQ のアクティブ・エンコーダー・レイアウトを変更します。
CHANNEL ENCODERS
このボタンはパラメーター用チャンネル・エンコーダーのロック/ロック解除を行います。
現在は動作していません。
WORK CHANNELS
メインのチャンネルエリアは、様々なパラメーターを表示した 8 つのワークチャンネルが表示されていま
す。これらはフェーダーと同じ列に並んでいます。
それぞれのストリップは、タッチするとアクティブ・エンコーダーにアサインされる部分毎に分けられて
います。同時にアクティブ・チャンネル・ディスプレイに詳細な情報が表示されます。
このセクションがブランクの時は、ワークステーションのチャンネル・ストリップ側に存在していないこ
とを表します。
NOTE: Tango は名前でチャンネルの存在を決めます。ワークステーション側にトラックが存在していて
も Tango に現れない場合は、最低でも 1 文字をトラック名に付けてください。
NOTE: Nuendo はミキサーインターフェースのスクリーンにチャンネルを隠すことができます。トラッ
クがスクリーン上から隠されているときは、Tango からも隠れてしまいます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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INPUT
Nuendo では、Trim と Phase を表示します。Logic では、このセクションは空です。
INSERTS
Nuendo では、8 つのインサートされたエフェクトが表示されます。Logic では、最初の 7 つのインサート
されたエフェクトとインサートされたインストゥルメント(instrument チャンネルの場合)が表示されま
す。
DYNAMICS
Nuendo では、(インサートされていれば)VS3 COMPRESSOR プラグインを表示します。
Logic では、(インサートされていれば)COMPRESSOR プラグインを表示します。
TANGO Smart Console - マニュアル
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EQUALISER
Nuendo では、全てのチャンネルに常にある 4 バンドのイコライザーを表示します。
Logic では、(インサートされていれば)8 バンド EQ プラグインを表示します。
SENDS
Logic, Nuendo ともに 8 つの AUX を表示します。
TANGO Smart Console - マニュアル
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PAN
Nuendo, Logic ともにパンナーを表示します(ステレオまたはサラウンド)
。
チャンネル・ディスティネーションはこのエリアに表示されています。
ダイバージェンスとサブ・レベルも 53 セグメントのチャンネルメーターと同様、表示されています。
CHANNEL INFORMATION
このセクションは、そのスロットに割り当たったチャンネルの詳細を表示しています。
TANGO Smart Console - マニュアル
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CHANNEL ENCODER DISPLAY
各ストリップのボトムには、チャンネル・エンコーダー・ディスプレイがあり、各チャンネル・エンコー
ダーが何にアサインしているかを表示しています。
これらのパラメーターは、メイン・チャンネル・エリアで何にタッチしたか、一つ前に何をコントロール
したかで変化します。
その機能により、チャンネル・エンコーダーは、押すことによりパラメーターをトグルすることができま
す(AUX の ON/OFF やフェーズなど)
。
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ACTIVE ENCODERS
アクティブ・エンコーダー・ディスプレイは、チャンネル・エンコーダーの様に、
タッチスクリーン右側にあるエンコーダーがアサインされている各パラメーターの状態を
表示します。
これらのパラメーターは、メイン・チャンネル・エリアで何にタッチしたか、
一つ前に何をコントロールしたかで変化します。
その機能により、アクティブ・エンコーダーは、押すことによりパラメーターをトグル
することができます(AUX の ON/OFF やフェーズなど)。
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MULTIPLE ACTIVE ENDODERS DISPLAYS
チャンネルのあるセクションでは、複数のアクティブ・エンコーダー・ディスプレイが用意されています。
アクティブ・エンコーダー・ディスプレイの表示を切り替えるには(タッチスクリーン上の左側にある)
Page Selector の“Active Encoders”ボタンを押します。
例えば、Nuendo と Logic の EQ には 2 つのエンコーダー・ディスプレイがあります。
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CHANGING THE PARAMETER BEING CONTROLLED
あるアクティブ・エンコーダー・ディスプレイには、1 つ以上のパラメーターが表示されます。
この場合、パラメーターのコントロールはエンコーダーを押すことによりトグルされます。
例えば、Logic Pro 8 EQ は 8 バンドの EQ があり、バンド毎に 2 つのエンコーダーしか割り当てられませ
ん。周波数と Q は同じエンコーダーに割り当てられていますが、エンコーダーを押すことにより周波数と
Q のコントロールがトグルされ、ゲインのエンコーダーを押すことにより EQ バンドを On/Off します。
ACTIVE CONTROLS
アクティブ・コントロール・ディスプレイはチャンネル/アクティブ・エンコーダーと同様、現在アサイン
されているパラメーターの状態を表示します。
アクティブ・コントロールは現在割り当たっているパラメーターをコントロールします。
アクティブ・エンコーダー・ディスプレイを直接タッチすることもできます。
このパラメーターは、次のセクションに触ることで、自動的に新しいパラメーターにアサインされます。
3 つのアクティブ・コントロールがあり、左のエンコーダーは最も細かい調整を行います。
中央のコントローラーはパラメーターのトグルに使用し、点灯します。
右側のコントローラーにはモーターがついており、実際のノブ位置を再現できるように回しきりで止まり
ます。
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ACTIVE CHANNEL AREA
アクティブ・チャンネル・エリアは、1 つのチャンネル・ストリップにある全てのパラメーターを表示し
ます。
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MONITOR OVERVIEW
外部機器モニター及びソースモニター・セレクターを含むモニター・コントロールの全体表示です。
MONITOR METERS
各スピーカー独立のソロ/ミュート機能がついた 5.1 モニター・メーターです。
TIMECODE DISPLAY
SMPTE タイムコード表示です。
OVERVIEW DISPLAYS
INPUT, INSERT, DYNAMICS, EQUALIZER, SENDS, OUTPUT 各セクションの詳細とオーバービューです。
METERING
ピーク値表示がついた 53 セグメントのメーターです。
FADER POSITION
フェーダーの位置表示です。
ACTIVE CHANNEL STATUS
SOLO, MUTE, AUTOMATION, RECORD, MONITOR, CHANNEL NAME, NUMBER の表示がついたチャン
ネルのステータス表示です。
アクティブ・チャンネル名を押すと LOCK/UNLOCK が行えます(LOCK すると他のチャンネルのフェーダ
ーなどを触ってもアクティブ・チャンネルは常に同じチャンネルを表示します)。
ACTIVE DISPLAY
選択部分により表示セクションが変わるため監視にも利用できる、コントロール用の大きな表示エリアで
す。
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MULTIPULE ACTIVE CHANNEL DISPLAYS
チャンネル上のあるセクションは、複数種のアクティブ・チャンネル・ディスプレイを持つ場合がありま
す。Page Selector の“Active Display”ボタンを押すとアクティブ・チャンネル・ディスプレイに用意さ
れたレイアウトを切り替えられます。
例えば Tango にはダイナミクスとパンナーに 2 つのレイアウトが用意されています。
TANGO Smart Console - マニュアル
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Tango は、各セクションで前回使用したレイアウトを保持します。例えばパンナーをコントロールした後
に別のコントロールをして、再びパンナー・コントロールに戻った場合、前回のレイアウトを覚えていま
す。
ROUTING WITH NUENDO
Nuendo では、Routing で各チャンネルの出力先のコントロールと表示を行います。
Tango では Group と Effects は 1 つの 24Group にアサインされているため、Nuendo の出力は 6 つの Mix
Stem の 1 つにアサインされます。Tango が正しくミックスとグループにアサインされるように、下記の名
前付けのルールを守ってください。
Mix Stems
Tango は Mix Stem を Nuendo の VST コネクションの Outputs ウィンドウで表示したのと同じ順序で並べ
ます。
仮に Output ページで“5.1”の次に“Stereo”をつくった場合、
“5.1”は mix stem A にアサインされ、
“Stereo”
は mix stem B にアサインされます。
特殊な順序をつくりたい場合、Nuendo の Output バスの名前に(A),(B),(C),(D),(E),(F)の文字を当てはまる
mix stem に使用してください。例えば“Stereo (A)”とすると mix stem A にアサインされ、
“5.1(B)”とす
ると mix stem B にアサインされます。同様の事は Group と FX にも当てはまります。Tango の特定の mix
stem にバスを割り当てたい場合、(カッコ)の中にバスの文字を入れた名前を付けてください。
Groups & FX
Tango は Nuendo の Group と FX バスをそれぞれの名前をもとにアサインします。従って“Group 1”は
Group 1 に、“Group 2”は Group 2 にアサインされます。FX バスは Group 17 から Group 24 にアサイン
されます。従って“FX 1”は Group 17 に、“FX 2”は Group 18 にアサインされます。
Group や FX に名前を付けたい場合は、必ず名前にこれらの番号を付けて、Tango にどの Group ボタンを
どの Group(もしくは FX)に割り当てたいか分かるようにしてください。
例えば、Group に“Vocals”と名前を付けて Group 1 にアサインさせたい場合、必ず“Vocals(G1)”とし
てください。同様のルールは、FX や Output にも適用されます。
NOTE:(),[],{}などのカッコをつけることもできます。
Tango は、Nuendo からバスフォーマットを決定することができません。そのため Tnago が正
しいパンナーを表示できるように名前の一致という機能を加えました。Group や FX バスをモノ
としたい場合は、:M を名前の終わりに付けてください。Group や FX バスを 5.1 にしたい場合
は、:5.1 を名前の終わりに付けてください。これらが見つからない場合、Tango はそれらをステレオ・バ
スとして表示します。また、:S を付けて、Group や FX バスをステレオとすることもできますが、
TANGO Smart Console - マニュアル
36
特に必要はありません。
NOTE:Tango が FX や Outputs に同じ名前の Group を見つけた場合(両方に(G2)が付けられた場合な
ど)、最初の 1 つのバスのみがアサインされ、もう一つのバスは見えなくなるかアサインされなくなります。
ROUTING WITH LOGIC PRO 8
Tango を Logic に初めて接続した時、Tango は出力名をスキャンします。このスキャンはコンピューター
の速度によって数分かかります。最初のオーディオもしくはソフトウェア・インスツルメントのチャンネ
ルを見つけ出力の名前をひろいます。デフォルトではサラウンドが最初のミックスとしてマップされ、残
りの 5 つのステムは 5 つのステレオ出力としてマップされます(オーディオ・インターフェースが対応し
ている場合)。また、バス 1~21 は Group1~21 にマップされます。それ以外のバス/出力は Group22 にマッ
プされます。外部 MIDI チャンネルは Group23 に表示され、そのほかは Group24 となります。
デ フ ォ ル ト は 出 力 と バ ス の 名 前 付 け に よ り 上 書 き さ れ ま す 。 出 力 と バ ス の 名 前 は 、 ”Logic’s
Options>Audio>I/O Labels…”メニューで変更できます。名前に(A),(B),(C),(D),(E),(F)が含まれていたら、ミ
ックス・セクションの対応するステムにマップされます。{A}や[A]のフォーマットも使用できます。名前か
らマッピングするステムがなければ、デフォルトを参照してマッピングされます。その中の最初のステム
がサラウンドにマップされます。
同様にグループでは、(G1)から(G21)を出力/バスの名前に使用するとグループ・ボタンにアサインされま
す。
TANGO Smart Console - マニュアル
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バスと出力の名前を変更したら、Tango の System メニューで“Scan Outputs & Busses”を行ってくださ
い。行わない場合、Tango は前回スキャンした出力/バスの名前を表示します。なんらかの理由で出力名が
ひろえない場合、Mixes/Group ボタンに“(Re-scan)”と表示されます。この場合、
“Scan Outputs & Busses”
をもう一度行ってください。
チャンネル出力を変更するには、そのチャンネルを選択し、ステムか Group のボタンを押してください。
出力のタイプによって、Tango はステレオもしくはサラウンドのパンナーを表示します。
INSERT CONTROL
Tango では、スロットを選択して選んだワークステーションのチャンネルのインサートを表示し、コント
ロールすることができます。これは Nuendo 4 でも Logic Pro 8 でも可能です。
例外は Logic で、Logic では 1 つをインストゥルメントにリザーブされているため、7 つのプラグイン・ス
ロットしか使用できません。Nuendo では 8 つのスロット全てが利用できます。
8 つのプラグイン・スロットはアクティブ・ディスプレイの中のタッチボタンでプラグインの変更からパ
ラメーターの変更、ワークステーション上のプラグイン・ウィンドウの開け閉めまでもがコントロールで
TANGO Smart Console - マニュアル
38
きます。
CHANGING THE INSERT FROM TANGO
Tango スクリーンの“Change Plug-In”と書かれたタッチボタンを押し、プラグインの追加用ウィンドウ
を開いてください。
新しいプラグインに変更するには、希望するプラグインの名前が書かれたボタンにタッチし、“Change”
ボタンをタッチします。
現在のプラグインを取り除くには“Remove”ボタンにタッチします。
NOTE: Nuendo 4 は(最初に change ページに入ったとき)一度しかスキャンしません。リストが不完
全な場合など、もう一度スキャンさせる必要がある場合は“RESCAN”ボタンを使用してください。
Logic Pro 8 では、チャンネルのスロットを変更する度にスキャンを行います。Logic Pro 8 ではチャンネル
のタイプによって、またそれぞれのインサート・スロットにどのプラグインがインストールされているか
により異なったリストを持っています。
プラグインのリストをアルファベット順に並べたい場合は、ボトムにある“Sorted”ボタンにタッチして
ください。
もし 128 以上のプラグインがインストールされている場合、Prev と Next ボタンを使って次のリストへ移
動してください。
TANGO Smart Console - マニュアル
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バーチャル・キーボード
Tango にはタッチスクリーン上で使用するキーボードが装備されています。
キーボードを画面に出すには、
(画面上左側にある)Page Selector の“Keyboard”ボタンにタッチします。
このキーボードは通常のキーボードの様に動作しますが、一度に押せるキーは一つだけです。
この機能を使用するには、Smart AV Virtual Keyboard ソフトウェアを DAW 側にインストールする必要が
あります(Tango インストールガイドをご覧ください)。
“Shift”,“Ctrl”,“Win”,“Alt”のキーはラッチされ、次のキーが押されるとリリースされます。
ラッチしている状態はディスプレイ上で確認できます。
Mac もしくは PC のキーボード・レイアウトが、Configure-Options ページで選べます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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バーチャル・エディットパネル
Tango にはタッチスクリーン上で使用する Edit Panel(エディットパネル)も装備されています。
これは Nuendo や Logic の編集機能を Tango 画面上からコントロールするものです。
Edit Panel を表示させるには、Page Selector の“Edit Panel”にタッチします。
Edit Panel の一番上には 10 個のタブボタンがあり、10 枚のカスタマイズできるパネルを切り替えて使え
ます。
それぞれの Edit Panel には、100 個のカスタマイズできる編集ボタンがあります。これらは、ボタンにタ
ッチするか、タッチしてジョグホイールを回すことにより実行できる機能を割り付けることができます。
これらボタンへの名前と機能の割り付け方については、後述の Edit Panel and Edit Keys Configuration をご
覧ください。
Tango コントロール・サーフェス上の様々なエディット・キーもカスタマイズすることができます。
キーの機能をカスタマイズできるだけでなく、タブもカスタマイズできます。
従って、バーチャルなエディット・キーやハードウェア・キーをポストプロダクション, ミキシング, 編集,
コンポジションといったグループに分けて利用することができます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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Edit Panel & Edit Keys Configuration
Edit Panel タブや Edit Key をカスタマイズするには、Page Selector の”Configure”にタッチし、さらに“Edit
Page”もしくは“Edit Keys”にタッチします。
“Edit Page”では、10 枚の Edit Panel タブにある 100 個のボタンのカスタマイズを行います。
“Edit Keys”では、コントロール・サーフェス上にある 10 個のハードキーのカスタマイズを行います。
Tab ボタンか Edit Panel ボタンを押すと、スクリーンの上側に Edit Panel が現れます。
また、エディターが、その下に現れます。
TANGO Smart Console - マニュアル
42
EDIT BUTTON を押すと、名前とアサインする機能を入力することができます。
1.
ボタンへの名前付け
NAME アイコンが表示されているとき、バーチャル・キーボードを使って名前を入力してください。
2.
ボタンの色づけ
ボタンの色を 10 色のカラーセレクターの中から選んでください。
TANGO Smart Console - マニュアル
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3.
“Remote”か“VirtKey”を選ぶ
REMOTE か VIRTKEY がトグルしますので、そのボタンをどちらにするか決めます。
REMOET モードの場合、Tango は DAW へのコマンドをリモート・コントロール・プロトコルとして送り
ます。
VIRTKEY モードでは、バーチャル・キーボードからキーボードのコマンドとして送ります。従ってキーボ
ードにはマクロなどの命令をあらかじめ割り付けておく必要があります(次の項をご覧ください)
。
4.
バーチャルキーボードのマクロを編集する
ボタンを VirtKey モードにアサインした場合、ボタンの機能を動作させるためにキーボード・マクロをアサ
インしなければなりません。
タッチスクリーンのキーボードを使って機能を割り付けてください。
NOTE: 訂正をする場合は、特別に設けられた BACKSPACE キーを使ってください(通常のバックスペー
スキーはマクロの対象となります)
。
バーチャル・キーボードのマクロにジョグホイールの機能も割り付けたい場合は、Wheel Left, Wheel Right
のボタンを使ってください。
NOTE: ホイールの機能付き機能を割り付けようとすると、注意を促すためにメインバーの色が赤に変わり
ます。
5.
Remote キーと VirtKey の機能をテストする
エディットページ上で割り当てた機能をテストするためには、DIRECT.WHEEL LEFT,WHEEL RIGHT のセ
レクターを押してみてください。これによりアサインした機能を実際に送ってみることができます。
ボタンを REMOTE としてアサインした場合、ボタンを押すと実際にコマンドがメッセージとして送られ
ます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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NOTE: Nuendo では、リモートボタンは EDIT BUTTON として表示されます。T1,B1 は Tab 1 の Button 1
として、T2,B2 は Tab2 の BUTTON 2 として表示されます。これらは同時に、Nuendo の Device Setup ペ
ージに 10 edit panel devices として表示されます。
ボタンを VIRTKEY としてアサインした場合、ボタンを押すと対応するマクロ・メッセージとしてバーチ
ャル・キーボード・アプリケーションから送られます。従って、ワークステーション側でもテストをする
ことができます。
Naming Tabs
Tab ボタンにタッチするとタブが切り替わり、同時にタブに名前を付けることができます。
タブの前に付けられている~のシンボルは、デフォルトのタブであることを意味しています(これらは現
在リードオンリーであり、将来の Tango ソフトウェアのアップデートにより書き換えが可能となる予定で
す)。Edit ボタンを何か変更すると(リモート機能や名前,色などの変更)、名前はそのままですが、~のシ
ンボルは無くなります。また、ページ名の変更はいつでも可能です。名前を変更すると自動的に現在のタ
ブのコピーがつくられ、新しい名前が付けられます。またタブの名前付けモードでは、Prev と Next ボタ
ンで、前につくったタブや次のタブをめくることができます。
Prev と Next ボタンを使うと、無制限の別レイアウトを 10 個のタブそれぞれに作ることができます。しか
し、リモート機能はそれぞれのタブに 1 つしか存在させられないため、1 つのタブには 1 つのリモートコ
ントロールのセットを入れることが基本となります。バーチャル・キーボードのマクロを利用すればこの
限りではありませんが…。
別レイアウトの意味は、使いやすいレイアウトや機能,テキストを試すためにあります。
TANGO Smart Console - マニュアル
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最後に、REMOVE TAB 機能は注意をして下さい。現在、プロテクトや警告が出ない状態となっています。
実際に REMOVE TAB にタッチするとタブは消えます。
Edit Keys
Edit Keys のコンフィグレーション・ページは Edit Panel コンフィグレーション・ページと別にあります。
このページでは、キーの番号ではなく対応するキーのアイコンが描かれています。
10 枚の Edit タブで別のキーアサインを持たせることができますので、どの Edit タブを使っているかで機
能を変えて使用できます。例えば Logic では、それぞれのタブで同じ機能をそれぞれのタブで行わせよう
とすると、各タブで LEARN NEW ASSIGNMENT を行う必要があります。
TANGO Smart Console - マニュアル
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ADDINGMENT OF REMOTE CONTROL FUNCTIONS
LOGIC PRO 8
Logic ではこれらのキーを Key Commands ウィンドウと“LEARN NEW ASSIGNMENT”ボタンを利用し
て、あらゆるキーコマンドにアサインできます。
例えば、Edit Panel の“Shit”+“To Left”を Logic の“Go to Left Locator”に割り付けたい場合、下記の
ように行います。
1.
Tango で Page Selector の“Edit”を押し、Edit Panel を開きます。
2.
Logic で Preferences の Key Commands を開きます。
3.
“Go to Left Locator”コマンドを探し、セレクトします。
4.
“Learn New Assignment”ボタンをクリックします。
TANGO Smart Console - マニュアル
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5.
Tango の Configure を押し、次に Edit Keys を押します。
6.
T1,K11 ボタンにタッチし、選択します。
7.
次に、ダイレクト・ボタンを押し、MIDI メッセージを Logic に送ります。
TANGO Smart Console - マニュアル
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8.
Logic 側では、
“Assignment Learned”メッセージが出て、Assignments リストにリモートメッセージ
が表示されます。
9.
以上を繰り返し、Edit Key にコマンドを割り当てて行きます。同時に、キーに名前を付けているのも
忘れないようにしてください。
TANGO Smart Console - マニュアル
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NUENDO 4
Nuendo 4 には、Edit Panel の Tab1 と 10 個の Edit Key に簡単なデフォルトのマッピングが行われていま
す。
これらは Nuendo の Devices > Device Setup ウィンドウを使って変更することができます。
Smart Console – Edit Panel – Tab 1 をセレクトすると下図のように見えます。
このウィンドウで、Category と Command を選択し、各ボタンにアサインしてください。
ボタンは 10 のグループに定義され、ダイレクト,ボタン+Wheel Left,ボタン+Wheel Right にアサインでき
ます。
B1
は Button 1 のダイレクトにアサインします
B1 + Lft
は Button 1 とホイールの左回しにアサインします
B1 + Rgt は Button 1 とホイールの右回しにアサインします
NOTE:10 個全ての Edit Panel タブと Edit Keys タブを使用するためには、installation guide で説明して
いる Device List の対応するモジュールを Nuendo にインストールしなければなりません。
TANGO Smart Console - マニュアル
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SYSTEM メニュー
System メニューにアクセスするには、Page Selector の System ボタンにタッチします。
TANGO Smart Console - マニュアル
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オペレーティング・システム
基本ソフトウェアのコンフィグレーションにアクセスするには、Operating System ボタンを押します。
このページで基本ソフトウェアに関する設定を行ってください。
Tango のネットワークアドレスの設定
モニターのリセット
Tango をエクステンションベイの電源を入れる前に起動させてしまったら、エ
クステンションベイを起動後にこのボタンを押してください。スクリーンが再構成されます。
タッチスクリーンの調整
USER FILES
ユーザーファイルページにアクセスするためには User File ボタンを押してください。
このページはユーザーファイルの選択,名前付け,コピー,消去ができます。
ユーザーファイルはグループやエルゴノミック・スプレッド,メモリーのテンプレートです。現在、残念
ながら Nuendo と Logic のプロジェクトにリンクすることができません。この機能を使ってマニュアルで
管理してください。
空のユーザーファイルは“No Name”とラベルされダークグレイで表示されます。データが入っているフ
ァイルは白い字で表示されます(ただし、名前を付けなかった場合は“No Name”とラベルされたままで
す!)。選択された(従ってアクティブな)ユーザーファイルは黄色い字で表示されます。新しいユーザー
ファイルを選択すると現在の設定が自動的に上書き保存されます。従って設定を失うことがありません。
今選択しているユーザーファイルをコピーするには、Copy ボタンを押し、コピーしたい先のボタンを押し、
Confirm します。
TANGO Smart Console - マニュアル
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今選択しているユーザーファイルをクリアするには、Clear ボタンを押し、Confirm します。
注意:これにより全てのユーザーデータが消去されます。また、取り消しはできません。
“No Name”に名
前を戻すこともできません。
ユーザーファイルをリネームするには、Rename を押します。バーチャルキーボードがポップアップしま
すのでユーザーファイルの名前を変更してください。入力し終わったら Enter キーで終了します。Esc キ
ーを押す(もしくは Cancel ボタンを押す)とキャンセルされます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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エクステンションベイ(拡張ベイ)
Tango にはフェーダーとチャンネル・ディスプレイを拡張できるエクステンションベイがあります。
セットアップとインストレーションに関しては、Tango Extension Bay Install Guide をご覧ください。
下図は Tango の左側にエクステンションベイを装着した様子です。エクステンションベイは、Tango のど
ちら側でも装着させることができます。エクステンションベイには Tango と同様のチャンネルコントロー
ルと 16 個のユーザープログラム可能なマクロキーが装備されています。
エクステンションベイのスクリーンには、12 のチャンネルと 30 の MonARC ディスプレイが表示されます。
TANGO Smart Console - マニュアル
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タッチスクリーンのクリーニング
Tango コンソールは、アコースティック・ウェーブ方式のタッチスクリーンを使用しています。
このユニットはシャープなイメージと高い耐久性を持っており、プロフェッショナルな環境に適応した信
頼性を備えています。
タッチスクリーンは繊細なパーツであり、使用に際しては注意が必要です。
また、クリーニングも必要です。スクリーンの汚れはタッチの誤作動につながることがあります。
スクリーンの表面はガラスでできており、通常のガラスクリーナーを使用して掃除ができます。
製品にはマイクロファイバーのクリーナーが付属しています。少量の水をクリーナーにつけて拭き、指紋
を取り除いてください。
警告:
クリーニング時には水を付けすぎないで下さい。
スクリーンの周辺には電子回路がありますので、ダメージを与える可能性があります。
また水濡れによる故障は、保障期間内であっても保障の対象から外れる場合があります。
トラブルシューティング
Tango が起動しない
Tango のパワーサプライは On になっているか確認してください。
Tango がホストにつながらない
Tango の Host IP がホスト PC の IP とあっているか、確認してください。
IP があっていてもつながらない場合、Software Setup BY Host のセクションを参照して、ホスト側のソフ
トウェアが正しくセットアップされているか確認してください。
Tango がシャットダウンしない
Tango の On スイッチを数秒押し続けてシャットダウンさせてください。
Tango のフェーダーが正常に動かない
Tango をシャットダウンし、再起動してください。
より詳しいトラブルシューティングは、サービスマニュアルをご覧下さい。
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Fly UP