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PINK CUP 2010 個人競技規定
PINK CUP 2010 個人競技規定 【競技内容】 シークレットパイロン デュレーション ターゲット 【競技成立】 フライトの意思を表明した選手の全員が最低 1 フライトすれば、その日の競 技は成立とする。 【競技中止】 気象条件により、フライトが困難な場合や競技の公平性が失われている(上 級者のみフライト可能な場合など)と競技委員長が判断した場合、その日の競 技は中止とする場合がある。 【一般】 フライヤー自身の足で離着陸しなければならない。 ヘルメット、レスキューパラシュート、スカイレジャー無線機は必ず装着す る。 ラインチェック、プレフライトチェックは各自で行うこと。 ハングチェックは必ず行うこと。 フライト計器は使用可とする。(ただし無線機は受信のみ。緊急時のみ送信 可。) アウトランディングした者は、そのフライトを失格とする。 ツリーランディングした者は、そのフライトを失格とする。回収については 大会役員の指示に従う。 テイクオフに失敗した者は、T.O.スタッフの指示に従う。 雲中飛行、飛行禁止空域飛行、空中接触、フライトルール違反の他、危険な 飛行と判断される場合、そのフライトを失格、或いは競技失格とする場合が ある。 期間中、万一事故、障害や損害が生じた場合、エリアルールに基づき、本人 の責任において速やかに処理し、役員に報告すること。 【緊急事態】 ツリーランディング等の事故が発生し、大会スタッフのみで事故の対応が不 可能とした場合や重大な事故と判断された場合は競技を中止する場合がある。 競技中止後は大会スタッフの指示に従って下さい。 以下 T.O.…テイクオフ L.D.…ランディング T.D.…テイクオフディレクター G.O.…ゲートオープン G.C.…ゲートクローズ T.C.…タスククローズ R.C.…帰着申告クローズ と明記する。 競技内容 【セットアップ】 ハンググライダーのセットアップ場所はテイクオフに近い側から、1 日目はエ ントリーの早い順、2 日目は 1 日目の成績順とする。(1 日目の競技が不成立の 場合、1 日目の順番をそのまま用いる。) 【テイクオフ順】 ハンググライダーの場合 T.O.したい場合、ハンググライダーの選手はセットアップ場所から花道にグラ イダーを移動し早い者順に並ぶこと。花道の最後列よりセットアップ場所がテ イクオフに近い選手は、セットアップ場所の真横の列に割り込むことができる。 パラグライダーの場合 パラグライダーの場合は数分ごとに T.O.を希望する選手を数名(通常 4 名) ずつ募集する。募集人数以上の選手が T.O.を希望した場合、優先順に T.O.を許 可する。優先順は、1 日目はエントリーの早い順、2 日目は 1 日目の成績順とす る。(1 日目の競技が不成立の場合、1 日目の順番をそのまま用いる。)、 【テイクオフ】 ハング、パラ交互に数機(通常 4 機)ずつ T.O.する。 T.O.は十分一山第一テイクオフのみ使用可。 T.D.の合図から 2 分以内にフライト可。 時間内なら何本でもリフライト可。 T.O.に失敗した場合は T.O.スタッフの指示に従うこと。そのままフライトを 許可する場合もあれば、一旦 T.O.を取りやめてもらう場合もある。 【ランディング】 T.C.時間で全ての競技を終了する。T.C.時にフライト中の選手も T.C.時間で 時間計測終了とする。ターゲット得点に関しては T.C.後も有効とする。 T.C.後は同時侵入にならないように速やか L.D.して下さい。 R.C.時間までに L.D.し帰着申告を完了するようにして下さい。 アウトサイドした場合、そのフライトは失格とする。 アウトサイドした選手は速やかに大会本部に連絡し、大会スタッフの指示に 従うこと。 アウトサイド時、万一、第 3 者への傷害や損害を発生させた場合、エリアル ールに基づき、本人の責任において速やかに処理し、役員に報告すること。 同時進入などでアウトサイドした場合、失格とするか否かは、役員の判断に よる。 同時進入と見なされた場合、ターゲットに乗っても無効とする。 【リフライト】 リフライトしたい選手は公式車で T.O.まで輸送する。公式車以外の車を使用 することは原則認めない。 リフライトしたい選手はグライダーを車に乗せられる状態にしてから、リフ ライトの申告を受付で行う。 リフライト申告をした順に車にグライダーを乗せ、満員になった時点で T.O. に移動する。(リフライトを希望する選手が少ない場合は満員でならなくて も T.O.に移動する。) 【ハンディキャップ】 各選手が技術の差および機体性能の差を均等にするために、得点に対して以 下の HANDICAP を設ける。 機体差をパイロン得点に、技術差をデュレーション得点にかけ得点計算を行 う。各選手の機体がどの機体差に該当するかは競技委員長の判断で決定する。 機体差 技術差 初級機 :1.4 倍 B級 :1.4 倍 中級機 :1.2 倍 C 級 NP 証 :1.2 倍 上級機 :1.1 倍 P、XCP 証 :1.0 倍 ツノ無 :1.0 倍 【特殊ハンディキャップ】 特に技術の高いと判断された選手は以下の特殊ハンディキャップを設ける。 どの選手が特殊ハンディキャップに該当するかは競技委員長が判断する。 特殊ハンディキャップの詳細を以下に示す。 機体差 技術差 0.9 倍 0.8 倍 【各得点】 ①シークレットパイロン 4ケ所のパイロンそれぞれに難易度に応じた得点を課する。 それぞれのパイロンの位置はあらかじめ指示するが、書かれている記号や文 字は公表しない。 選手は上空からパイロンを確認し、それぞれの記号や文字を L.D.スタッフ に報告する。 一日のフライトで同一の得点は重複しない。 それぞれのパイロンの得点を以下に示す。 難易度 A 300Point 難易度 B 200Point 難易度 C 100Point ②デュレーション 競技時間内であれば何本でもフライト可能で、全てのフライトの総滞空時間 の合計を競う。 1 フライトの滞空時間とは T.O.時に足が地面から離れた時間から L.D.時に 足が地面について瞬間を言う。 ③ターゲット ターゲットを踏んだ選手に対して、ボーナスの得点を加算する。 ハードランディング等、危険行為をした選手はターゲット得点から減点を行 う。 ターゲット得点の詳細を示す。 中心 周り ソアリング禁止 600Point 300Point B、C、NP、P、XCP 証 300Point 100Point 減点対象となる危険行為とその詳細を以下に示す。 対称 内容 共通 アウトサイド ハング パラ ソアリング禁止 それ以外 原則的に失格 原則的に失格 ボディーラン、ノーズクラッシュ、 ベースバーランディング、 ロケットフレア等 -50Point -100Point ケツラン、 転倒(ブルーシートで滑っても)等 -50Point -100Point *これらは複数同時に行っても、減点を 100Point までとする。 【得点計算】 FP=(1000×T/Tmax×HCG+PP×HCK+LP)/FPmax×1000 FP :フライト得点 FPmax:最高フライト得点 HCG :技能ハンディキャップ HCK :機体ハンディキャップ LP :ランディング得点 PP :パイロン得点 Tmax:その日の最高フライト時間[sec] T :自分の今日の総フライト時間[sec] *二日間の合計フライト得点を競う。 また上記の規定は天候により変更することがある。