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柱4 文化・スポーツ・社会教育の活動を盛んにする [PDFファイル
Ⅳ 文化 文化・スポーツ・ ・スポーツ・社会教育 ・スポーツ・社会教育の 社会教育の活動を 活動を盛んにする 1 文化の 文化の振興 (1) 県民文化芸術活動の振興 ≪施策23≫ 社会教育課 平成25年度 施策の基本的なねらい ◇ 次代 を担う子どもたちの創 造性をはぐくみ、多 様な個性と豊かな人 間性の形成を図るため 、関係機 関との連携を強化しながら、子どもの文化芸術活動を推進します。 ◇ 県立 美術館の機能充実に努 め、県民の ・創 活動の 進を図る とともに、新しい県立 美術館の 体 な整備の を検討します。 具 的 鑑賞 方針 作 促 平成25年度 主な取組・事業 取組・事業名 概 「子ども文化事業」及び 「芸術体験講座」の実施 中学校文化連盟 注 45)、高等学校 芸術・文化連盟 注 46) への支援 要 ・県民文化祭「子ども文化事業」の実施 ・県民文化祭「芸術体験講座」の実施 5市 30 校(小学校 23 校、中学校3校、特別支援学校4校) ・福岡県芸術・文化活動事業補助金の交付 ・総合文化祭やスチューデントミュージックフェスティバル 注 47) な ど各種事業の開催に関する広報協力 ・展覧会の実施 常設展(コレクション展Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)「はるかなる風景」 「坂本繁二郎と静物画」「美を寿ぐ」 企画展 県立美術館の機能の充実 「郷土の美術をみる・しる・まなぶ 特別編 風ノ影、絵ノ奥ノ光」 実行委員会展 「マリー・アントワネット物語展」 江上茂雄 平成 25 年度所蔵品巡回展 「移動美術館展」(田川市で開催) 第 69 回福岡県美術展覧会(県展) (出品総数 3,477 点、入選総数 1,374 点) ・県民の芸術活動発表の場としての展示室貸出(54 団体) ・美術館ニュース「とっぷらいと」 注 48) の発行(年3回)及び美術 教養講座等の実施 新しい県立美術館の 整備検討の推進 指 ・他県等先行事例現地調査の実施 標 指 標 県立美術館の利用 指 指 標 の 概 要 文化部活動の推進 県立美術館の入館者数 現状値 目標値 120,620 人 160,000 人 (H25 年度) (H26 年度) 標 達成状況 △ - 51 - 指 標 の 概 要 芸術・文化系の部活動に参加し ている県立高等学校生徒の割合 現状値 目標値 22.4% (H25 年度) 22% (H28 年度) 達成状況 ◎ スクール・ミュージアム事業の実施により県立美術館と学校教育との連携が図られています。 ・県民文化祭に お いて、知 事部 局 と連携して「子ども文化事業」を県 内市 町村 で、 「芸術体験講座」を県 内 の 小・中・特別支援学校で実施しました。「芸術体験講座」を実施した学校や 児童生徒 からは、「体験講座に取 り組む子ども達の意欲はとても高く、普段見られない子ども達の姿を見ることができました。」「体験講座を 通して、和楽器を実際に体験してみていい経験になりました。」など、概ね好評価を得ています。 ・福岡県高等学校芸術・文化連盟及び福岡県中学校文化連盟に 対 して、総合文化祭等の開催に支援を行った ことにより、文化芸術活動の推進が図られました。 ・県立美術館に つ いては、耐震改修工 事に 伴 う 休 館(平成 26 年 1月~8月 )のため、年間を 通じ ての入館者 数は 24 年度に 比べ減少 しましたが、開館中の 1日当 た り の平 均 入館者数は 増加 しました。特に「マリー・ア ントワネット物語展」では、 カ ル ナヴァ レ博 物館や ナポ レ オ ン 財 団の所蔵品及びフ ラ ンス 貴族 が代 々受け継 いで き た 貴重 な 史料 を展 観 で き た こ とから好評 を 博 しました。また、企画展「郷土の美術をみる・しる・ま なぶ特別編 江上茂雄 風ノ影、絵ノ奥ノ光」では、100 歳 まで「アマチュア」画 家 として 生き続けた 作家 の画業を 紹介 する こ とで、多くの 来 場者に衝撃 と 希望 を 与え る こ とができ ました。 さ らに、 作家 に ゆか り の ある大牟田市立カルタ歴史資料館及び田川市美術館との同時期開催が実現でき、地域に根差すミュージアム の活動の 可 能性を広 げ ました。 ・平成 21 年度から 児童 ・ 生徒 の 鑑賞 活動を支援する「スクール・アートバス事業」(現「スクール・ミュー ジア ム 事業」)を実施する ことに より 、県立美術館と学校教 育 との 一層 の連携を図 り ました。 成 果 課 題 新しい県立美術館の具体的な検討を進める必要があります。 具体的な整備を行うため、立地条件の検討など、より具体的な検討を進める必要があ り ・福岡県美術展覧会(県展)の 公募 の部にはレ ベ ルの高い 作 品が多く出品 され ましたが、出品数 全 体では 減 少傾向にありましたので、出品数増、入場者数増となるよう、チラシを配布するなど広報の改善を実施する 必要があります。 ・新しい県立美術館の ます。 対 応 向け 引き続き関係機関と調整し、情報収集を図るなど、検討を進めます。 ゆ りの優れた画家等を調査研究の上、これまで蓄積した当館の財産及び ノ ウハウ を 生 かした展覧会を開催するとともに、県民の芸術 的 ニー ズ を重視 した実行委員会展を開催するな ど、県民の美術に関する 鑑賞 ・創 作 活動の更 なる 促 進を図 り ます。また、 集客 力を高める取組として、民間 企業との連携に よ る 効果 の高い広報や、 イン タ ーネット等を 使 った 情 報発 信 を 積極的 に行います。 ・新しい県立美術館の整備に 、 ・県立美術館に いては、福岡県 か つ 注釈 注 46)中学校文化連盟:県内の中学校及び特別支援学校中学部の生徒の文化活動の振興・発展を図ることを目的に、福岡県中学校総合 文化祭等の事業を行っている団体。美術や音楽等 11 の専門部を有する。 注 47)高等学校芸術・文化連盟:県内の高等学校及び高等部を設置する特別支援学校における芸術文化活動の振興を図ることを目的に、 福岡県高等学校総合文化祭等の事業を行っている団体。演劇や吹奏楽等 19 の専門部会を有する。 注 48)スチューデントミュージックフェスティバル:中学校文化連盟が平成 22 年度開催の全国中学校総合文化祭福岡県大会を契機に、 平成 23 年度から発表の機会の少ない中学校の文化部の生徒達に発表の場を与えたり、福岡県高等学校芸術・文化連盟 注 39)と交 流し、より高度な技術や表現を学ぶ機会としたりすることを目的として実施。 注 49)とっぷらいと:県立美術館が作成する広報紙で年3回発行している。内容は展覧会紹介や今後のスケジュールのほか、「コレク ション通信」「アートの質問」等のコラムを掲載している。 - 33 - Ⅳ 文化 文化・スポーツ・ ・スポーツ・社会教育 ・スポーツ・社会教育の 社会教育の活動を 活動を盛んにする 1 文化の 文化の振興 (2) 文化資源の保存と活用 ≪施策24≫ 文化財保護課 平成25年度 施策の基本的なねらい ◇ 歴 史と伝統に培われ た貴重な文化資源 を永く後世に伝え るため、福岡県文 化財保護基本指針 を踏ま え、保護活動の充実を 図 り、 情 報 提供や 文化財に 対す る理 解 を 深 める 施策 を 推 進しま す。 ◇ 地域の文化や特色を 伝承する民俗芸能や伝統工芸技術の 保存・継承・活用 を図るとともに、 大宰府 関連史跡を始めとする重要大規模遺跡等の保存・整備・活用を進めます。 平成25年度 主な取組・事業 取組・事業名 文化財保護指導委員による 保護活動の充実と文化財 保護思想の普及啓発 実績 ・文化財保護指導委員(17 名)による県内の文化財を毎月巡視 年間延べ 1,492 件 ・九州歴史資料館の年間入館者数 24,926 人 ・特別展(1回) 「戦国 武将の誇 りと祈り -九 州の覇 権のゆく え-」H25.9 .28~ 11.10 入館者 6,653 名 ・企画展(7回) 「きゅうおにタイムトラベル-大昔のくらしと国づくり-」H25. 4.9~7.15 「発掘速報展 2013」 H25.7 .17~9.29 「水城・大野城跡調査研究事始め」H25.11.19~H26.1.13 九州歴史資料館の利用促進、 調査・研究の充実 <重点事業16> 「五卿と志士-維新前夜の太宰府-」H26.1 .5~2.16 等 ・パネル展(5回) 「朝鮮半島の文化遺産(4)-高麗の山城-」H25.4.23~7.15 「福岡県の鉄道遺産ものがたり-鹿児島本線編-」H25.7.17~ 10.20 「 な か に う ま っ て い る も の は ・ ・ ・ -科 学 の 目 で み た 古 賀 市 船原古墳遺物埋納坑調査の最前線-」H26.3.4~6 .15 ・教育普及講座 等 名誉館長講座・九歴講座・九歴ゼミ・夜のギャラリートーク・ 特別展等記念講演会 等 延べ 38 回開催 延べ 5,498 名受講 ・イベント(15 回) きゅうれき七夕イベント・ナイトミュージアム in きゅうれき・ 開館 40 周年・移転3周年記念イベント等 延べ 1,727 名参加 ・古代体験(ボランティア養成事業) 延べ 6,034 名参加 ・指定管理者による自主事業(4回) 「 紅蘭の彩 りのお た 」、「 かり 旧福岡県公会堂貴賓館の利用促進 関連史跡の公有化の推進等 要 規模遺跡注 50)の保存・整備・ 大宰府 重 大 活用 花 ち あ 絵の世界 」展、「押し 花絵展 示」、「松尾美子創作人形展」等 ・指定管理者による 各種コ ン サ ート 「 宮村 将 広 ・ 田中陽子コ ン サ ート」 36 名参加 ・大宰府 関連 史跡公 有 化事業 3市 町 5件 補助 ・大宰府史跡 環境整備 事業(大野城跡 増 長 天地区 発掘調査等、水城 跡 土塁断面 発掘調査及 び仮設 展 示施設設置 ) ・県内 8つ の大 規模 遺跡に 対 し、保 存 活用に 係 る 協議 (19 回) - 53 - 指 標 標 指 指 標 の 概要 現状値 目 標値 九州歴史資料館 の利用 九州歴史資料館の入館者数 24,926 人 (H25 年 ) 35,000 人 (毎年 ) 旧福岡県公会堂 貴賓館の利用 旧福岡県公会堂貴賓館の入館者数 6,385 人 (H25 年 ) 4,800 人 (毎年 ) 度 九州歴史資料館の入館者数 成 果 達成状況 度 度 度 △ ◎ 旧福岡県公会堂貴賓館の入館者数 旧福岡県公会堂貴賓館の入館者数が 6,385 人となりました。(目標達成) 期的 有効 問題 早期 や様々 見す こ ・文化財保護指導委員による定 な文化財巡視は、県内の文化財の 点等を に発 る とができ、 な を講 るために な活動でした ・九州歴史資料館では、 展をは め特別展「戦国武将の誇りと祈り」 な企画展、教育普及講座、 ボランティアによる体験活動等により、発掘調査の成 大宰府史跡等の歴史文化遺産の を くの県 に える とができました ・旧福岡県公会堂貴賓館では、 トランとしての活用 指定管理者による自主事業な の により、目 を 成 る とができました 必要 対応策 じ 常設 。 伝 こ 標値 達 す こ 課 題 じ 。 果や や レス 。 魅力 多 ど 効果 民 九州歴史資料館においては、今後も展示内容の更なる充実に努める必要があります。 や 今後 推 す 必要 あ す。 含 今後 示 容の充実に努 向けた活用方策 ・九州歴史資料館においては、入館者の利用促進 教育普及活動の充実のため、 も展 内 めるとともに、九歴ボランティア 注 51)を活用した活動を 進 る が りま ・旧福岡県公会堂貴賓館に いては、指定管理者による自主事業を め、 も利用促進に の ・企画により の充実を る が りま 検討 対 つ 一層 図 必要 あ す。 応 常時把握 存 助言 び 解 ・文化財保護指導委員による文化財巡視は、県内の文化財を 、指導・ 及 文化財保護の理 の ため、 も して実 し、保護活動の充実を りま ・九州歴史資料館に いては、 も文化財の調査研究、保 活用等の事業を充実し、 な 報活動の 実 により入館者 を るとともに、文化財保護思想の普及・啓発に めま ・大 遺跡等に いては、 も 市 と を りながら、保 ・ ・活用を進めま 施 今後 継続 規模 つ 増 図 つ 施 図 す。 今後 今後 関係 町村 連携 図 注釈 努 す。 存 整備 効果的 広 す。 注 50)大規模遺跡:平成 13 年1月に県文化財保護審議会から「福岡県重要・大規模遺跡の保存活用基本計画」の建議を受けた。この 計画では、大規模遺跡として、①伊都国地域、②奴国地域、③津屋崎古墳群、④大宰府及びその関連地域、⑤英彦山・求菩提山 修験道遺跡、⑥平塚川添遺跡、⑦八女古墳群、⑧装飾古墳群を選定し、整備体制の推進や整備基本計画・実施計画の策定を提言 されている。 注 51)九歴ボランティア:九州歴史資料館では、土曜、日曜・祝日に、歴史体験イベントや館内案内に必要な知識・技能を身に付けた ボランティアによる研修講座や体験イベント、バックヤードの解説を行っている。平成 26 年3月末現在、23名が登録されて いる。 - 54 - Ⅳ 文化 文化・スポーツ・ ・スポーツ・社会教育 ・スポーツ・社会教育の 社会教育の活動を 活動を盛んにする 2 スポーツの振興 スポーツの振興 (1) 県民スポーツ活動の振興 ≪施策25≫ 体育スポーツ健康課 平成25年度 施策の基本的なねらい ◇ 県民に 夢や感動を与えるトップア スリートを育成し、本県 の競技力向上を図るため 、関係機関・団 体と連携し て、一貫指導システムの 構築を推進するとともに 、指導者の資質向上やス ポーツ情報の活 用促進などに取り組みます。 平成25年度 主な取組・事業 取組・事業名 世界に羽ばたく中高生 スポーツ選手育成事業 <重点事業17> 平成25年度全国高等学校 総合体育大会の開催 <重点事業18> 実績 ①トップコーチ養成研修事業 ②育成コーチ養成研修事業 ③スポーツ医科学研修事業 ④中高生スポーツ指導者派遣事業の実施(受講者650名) 期日:平成 25 年7月 28 日(日)~8月 20 日(火) 福岡県5市2町で 11 種目開催 本県参加者数 選手:9,491 人 監督・コーチ 2,005 人 観覧者数:延べ 589,550 人 計 11,496 人 ・スポーツ医・科学測定・分析機能の活用 体力・運動能力測定・評価を 24 団体で実施 スポーツ医事・健康体力相談を 19 団体で実施 県立スポーツ科学情報センター の機能充実と活用促進 ・スポーツに関する情報の発信 「ふくおかスポネット 注 52」」による情報提供 アクセス 204,349 件 「福岡スポーツウェブ(fs-web) 注 53」」による情報提供 162 回 指 標 指 標 競技スポーツ の振興 トップアスリート の育成 指 標 の 概 要 国民体育大会における男女総合成績 全国高等学校総合体育大会入賞数 国民体育大会における男女総合成績 現状値 目標値 8 位 8位以内 (H25 年度) (毎年度 ) 92 (H25 年度) 105 (H25 年度) 達成状況 ◎ △ 全国高等学校総合体育大会入賞数 - 55 - ジュニア強化により、国民体育大会で8位入賞しました。 ・競技団体ごとの課題を分析し、ジュニア強化を中心とした効果的な事業の実施に努めた結果、平成 25 年度には目標である国民体育大会8位入賞という、好成績が残せました。 ・本県を含む北部九州4県で開催した全国高等学校総合体育大会においても、昨年に比べ入賞数、優勝 数ともに増加しており、ジュニア期の競技力は確実に向上していると考えられます。 成 果 指導者間の情報共有、指導者研修の充実が必要です。 ・指導者研修においては、県内の指導者総数からすれば、受講者数として十分とはいえない状況であり ます。今後は、研修会の設定期日を工夫したり、内容の充実を図る必要があります。 ・各競技団体においては、一貫指導の理念が浸透しつつありますが、県版の競技者育成プログラムの作 成や、指導者間の情報共有ができていない団体も見うけられます。今後は、県教育委員会と県体育協会、 県スポーツ振興センターが更に連携を深め、更なる体制整備に取り組んでいく必要があります。 課 題 対 応 ・最新のスポーツ医・科学に立脚した指導方法等を習得できるような指導者研修会を開催するために、 体育協会や各競技団体とも連携を図り、子どもたちの発達の段階に応じて、適切で質の高い指導を行う ことができる指導者の養成に努めます。 ・県タレント発掘事業で蓄積された、発掘・育成の手法や、一貫指導システムに係る県内のモデルケー ス(成功事例)等も活用し、競技団体と連携して継続的にトップアスリートを育成できる体制の整備に 取り組みます。 注釈 注 52)ふくおかスポネット:平成 12 年6月に県立スポーツ科学情報センターにおいて開設したホームページ。子どもの体力向上に係 る動画や個人体力診断システムをはじめ、スポーツ指導者及びスポーツ団体の活動等の情報を発信している。 注 53)福岡スポーツウェブ(fs-web):県内外のスポーツや、子どもの体力向上等、体育・スポーツに関する最新情報を、市町村教育 委員会、学校、部活動の指導者及び各競技団体等に発信するメール配信システム。 - 56 - Ⅳ 文化 文化・スポーツ・ ・スポーツ・社会教育 ・スポーツ・社会教育の 社会教育の活動を 活動を盛んにする 3 社会教育の 社会教育の推進 (1) 社会教育活動の推進 ≪施策26≫ 社会教育課 平成25年度 施策の基本的なねらい ◇ 県民の学習に対する意 欲を高め、主体的な学習活動を促進するため、関係機関 、団体(PTA・子 ども会など)との連携・協力体制の整備を図ります。 ◇ ◇ 高度化、多様化する県民の学習ニーズに応えるため、よりよい学習環境を提供します。 県民の学習ニーズや社 会的課題に対応した学習機会を提供するとともに、学習 成果を活用する機会 の充実を図ります。 平成25年度 主な取組・事業 取組・事業名 実績 NPO 注 54) やボランティア団体との 連携・協力の推進 ・ふくおか子どもの育ち支援フォーラム 参加者 223 名 ・中国・四国・九州地区生涯教育実践研究交流会の開催(2日間) 参加者延べ 800 名 社会教育関係団体等に 対する育成支援・補助 ・公共性のある適切な活動を行う社会教育団体への助成 10 団体 ・市町村新任社会教育関係職員研修(2回) 受講者延べ 131 名 ・県社会教育主事等研修会 社会教育関係職員の資質向上 (3回) 受講者延べ 656 名 ・ふくおか社会教育ネットワーク アクセス件数 288,316 件 県立社会教育総合センター等 での学習情報の提供 及び学習相談の充実 ・メールマガジンの配信 年 12 回 (登録者数約 300 名) 現代的な課題に関する学習機会の 提供とボランティア活動の促進 指 ・英彦山環境ボランティア研修 受講者延べ 99 名 標 指 標 社会教育に関する 学習情報提供の充実 指 標 の 概 要 ふ く お か 社 会教 育 ネ ット ワ ー クへ の アクセス件数 ふくおか社会教育ネットワークへのアクセス件数 - 57 - 現状値 288,316 件 (H25 年度) 目標値 300,000 件 (H28 年度) 達成状況 ○ 成 果 ふくおか社会教育ネットワークへのアクセス件数が増加しています。 ・中国・四国・九州地区生涯教育実践交流会では、多様化・複雑化する住民の学習ニーズに応えるため、行 政だけでなく、NPOやボランティア、企業等地域で活動を行う様々な団体等が集い、生涯学習・社会教育 に係る様々な実践を交流し協議を深めることで、連携・協力体制の充実と学習環境整備のための情報交流を 行うことができました。 ・社会教育関係団体へ助成を行うことで、それぞれの特色ある活動をとおした地域における生涯学習・社会 教育振興につながりました。 ・HP「ふくおか社会教育ネットワーク」の随時更新やメールマガジン配信において、県内外の社会教育に 係る先進的・特徴的な取組事例、学習情報の提供を行うことで、県民への学習情報提供の充実を図ることが でき、アクセス件数の増加につながりました。 ・社会教育関係職員や社会教育施設におけるボランティア研修を実施することで、参加者 クを 広げるとともに、事業・活動内容の充実・発展に資することができました。 課 題 同士のネットワー 社会教育関係職員やボランティアの能力向上を図る研修のさらなる充実が必要です。 強 換 場 密 定 必要があります。 利活用者のニーズの把握を行う とともに、社会教育事業などに関する情報の 収 集・整 理 を行う 必 要があります。 ・県民のニーズに応え、地域の社会教育振興を図る社会教育関係職員やボランティアの 能 力向上を図る研修 を さら に充実 させ ていく 必 要があります。 ・社会教育関係団体との連携 化を図るための情報交 の を に設 する ・県民への学習情報等の提供を図る ーム ージの更なる充実を図るため、 対 ホ ペ 応 家庭教育や子育て支援、環境問題等、現代的な課題の解決を図ることを目的とした社会教育関係者同士、 さらには企業や大学等様々な立場の人々の学習と交流の場を設定していきます。 ・社会教育関係団体事業への情報提供・研修会支援等の充実を図ります。 ・社会教育関係機関が情報 収 集・整 理 を 積極 的に行い、学習情報の提供を適時適切に行います。 ・地域の社会教育振興を さら に高めるボランティア等、社会教育関係者の研修の充実を図ります。 ・ 注釈 注 54)NPO:Non Profit Organization の略で、ボランティア活動などの社会貢献活動を行う、営利を目的としない「民間非営利組 織」のこと。株式会社などの営利企業とは違い、利益追求のためではなく、社会的な使命の実現を目指して活動する組織や団体。 - 58 - Ⅳ 文化 文化・スポーツ・ ・スポーツ・社会教育 ・スポーツ・社会教育の 社会教育の活動を 活動を盛んにする 3 社会教育の 社会教育の推進 (2) 社会教育施設の充実 ≪施策27≫ 社会教育課 平成25年度 施策の基本的なねらい ◇ 社会 教育を振興する県立 社会教育施設の機能 充実と利用促進を図 るとともに、社会教 育関係職員の 専門性を高めます。 平成25年度 主な取組・事業 取組・事業名 実績 ・県立社会教育施設における事業内容改善、体験プログラムの開発 ・県立図書館 遠隔地サービス利用数 11,718 冊 県立社会教育施設の機能充実 学校貸出図書セット 8,760 冊 レファレンス受付数 55,466 件 ・県立図書館及び公立図書館等の相互貸借のネットワーク構築 貸出借受冊数 18,827 冊 ・県民の利用促進を行うため、企業や大学等への周知、広報活動の 充実と開所日数の増加 社会教育総合センター、英彦山青年の家、少年自然の家「玄海 県立社会教育施設の利用促進 の家」(県立3施設)の開所日数 1,013 日(昨年比8日増) ・県立社会教育施設(県立3施設、ふれあいの家4施設) 研修者数 240,725 人 ・県立図書館 図書館貸出冊数 448,075 冊 入館者数 571,455 人 ・青少年科学館 入館者数 317,550 人 ・プレイリーダー研修(福岡県子ども会育成会連合会と共催) プレイリーダー1級 受講者数 50 名 社会教育施設職員の資質向上 (少年自然の家「玄海の家」において1回実施) プレイリーダー2級(6教育事務所において各1回実施) 受講者数延べ 296 名 ・専門研修 郷土資料研修 参加者 参考調査業務研修 参加者 「子どもと読書」研修会 24 人 26 人 67 人 ・青少年科学館 民間と連携したプラネタリウム研修 指 年間 10 日間程度 標 指 標 指 標 の 概 要 現状値 県立社会教育 社 会教 育総合 センタ ー、 英彦山 青年の 家、 施設の利用 少年自然の家「玄海の家」などの研修者数 県立図書館の 利用 青少年科学館 の利用 240,725 人 (H25 年度) 447,920 冊 県立図書館の図書貸出冊数 県立図書館の入館者数 青少年科学館の入館者数 - 59 - 目標値 270,000 人 (H26 年度) 450,000 冊 (H25 年度) (H28 年度) 571,456 人 (H25 年度) 528,000 人 (H28 年度) 317,550 人 (H25 年度) 322,500 人 (H28 年度) 達成状況 〇 〇 ◎ 〇 成 果 社会教育施設の研修者数 県立図書館の図書貸出冊数 県立図書館の入館者数 青少年科学館の入館者数 県立少年自然の家「玄海の家」や図書館などの利用者数が増加しています。 ・県立社会教育施設では、事業内容の改善、体験プログラムの開発に取り組み、利用促進に努めており、少 年自然の家「玄海の家」は、1 割程度の利用者増となっています。 ・県立図書館では、遠隔地サービスや学校貸借図書セットの充実、相互貸借ネットワークの構築等、利用者 サービスの向上によって、図書館貸借数、入館者数等が増加しました。 ・青少年科学館では、県民のニーズに応じた取組や、科学性と娯楽性のバランスを考慮した企画を行うこと より、30 万を超える入館者数を維持しています。 ・プレイリーダー研修を実施することで、福岡県で一定の研修水準を保つことで、全県的な知識、技術を習 得した指導者を 課 題 多く養成でき、関係団体の活性化につながりました。 施設に応じた特色あるプログラムの開発が必要です。 層の充実のために、施設に応じた特色あるプログラムの開 強化等更なる対策が必要です。 ・県立図書館においては、遠隔地サービスにおける全 市町村 との連携体制 の構築が 必 要です。 ・青少年科学館においては、民間の専門機関との連携を 生か し、より 効率 的・ 効果 的な事業 運営 に努めるこ とが 必 要です。 ・県立3施設においては、子どもの体験活動の一 必 発が 要です。 ・ふれあいの家4施設においては、研修者数の増加に向け、広報の 対 応 代 課題 条 か 域 化 推 ・ふれあいの家4施設については、ふれあいの家利用促進等 検討委 員会において研修者の増加に向けた 検討 を行うとともに、学校や民間 団 体等に 対 する広報・ 啓 発の充実を図ります。 ・県立図書館については、公共図書館との連携 強化 を図り、 さら なる利用者サービスの充実に努めます。 ・青少年科学館については、県民のニーズを的 確 に 捉 え、特別展 やプラネタリウム 番 組等の充実を図ります。 ・県立3施設については、現 的 や自然等の立地 件を活 したプログラムの開発に努めます。また、 施設間の連携事業等を実施することで県 での事業活性 を 進します。 - 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