Comments
Description
Transcript
社会福祉法人真宗協会 定年退職職員再雇用規程 第 1 章 総 則 (目的
社会福祉法人真宗協会 定年退職職員再雇用規程 第 1 章 総 則 (目的) 第1条 この規程は社会福祉法人真宗協会G職員就業規則第20条第1項及びE職員就業 規則第19条第1項に基づき定年退職した職員を、同第2項により再雇用する場合 の必要事項を定め、定年退職者の能力の有効活用と生活の安定を図ることを目的と する。 2 本規定に定めのないことは、G職員・E職員就業規則を準用し、あるいは労働基 準法その他の法令による。 (定義) 第2条 本規程において、使用する用語の定義は次の各号に定めるところによる。 (1) 定年退職者 G職員就業規則第20条第1項及びE職員第19条第1項の規定 により定年退職した者をいう。 (2) 再雇用 定年退職者を雇用することをいう。 (3) 再雇用者 前号の規程を適用される者をいう。 2 この規程はパートタイマー職員及び常勤嘱託職員並びに非常勤嘱託職員には適用 しない。 (対象者) 第3条 満60歳の誕生日の属する年度の末日をもって定年退職した職員であって、定年 後も引続き雇用されることを希望する職員を対象とする。 第 2 章 採 用 (雇用期間) 第4条 雇用期間の終了は、再雇用された職員の満65歳の誕生日の属する年度の末日を とする。 (再雇用の手続) 第5条 再雇用を希望する職員は、所属長に対して次の手続きを再雇用が始まる前月の初 日までに完了しなければならない。 (1)再雇用希望申請書の提出 (2)所属長との面談 (3)法人が必要と認める場合の医師の診断書の提出 (不採用の基準) 第6条 再雇用を希望する職員が、次の各号のいずれかに該当する者は再雇用の資格を失 う。 (1)定年退職時にG職員就業規則第12条(3)(4)以外の事由により休職中の者。 (2)定年退職時にE職員就業規則第11条(3)(4)以外の事由により休職中の者。 (3)定年退職時にG職員就業規則第23条の各号に該当している者。 (4)定年退職時にE職員就業規則第22条の各号に該当している者。 (5)定年退職時にG職員就業規則第66条の(1)以外の各号に該当している者。 (6)定年退職時にE職員就業規則第65条の(1)以外の各号に該当している者。 (職場及び職種) 第7条 再雇用する職場及び職種は原則としてそれまで在籍していた施設並びに職種とす る。但し、業務上の必要がある時は、職場及び職種を変更することがある。 (役職解任) 第8条 再雇用に際し、定年時に役職のある者については役職を解任しての再雇用とする。 但し、法人が必要と認めた者については、役職待遇で再雇用することがある。 第 3 章 労 働 条 件 (労働形態並びに労働時間及び休憩時間) 第9条 労働する日数並びに労働時間及び休憩時間は、再雇用時の契約により各人別に定 める。 (休日) 第10条 休日は再雇用契約書に定める。 2 業務上必要がある場合には、前項で定める休日を他の労働日と振り替えること がある。 (時間外労働) 第11条 業務上必要がある場合には、労働基準法の定めるところにより労働時間の延長、 又は法定時間外、深夜及び休日に勤務させることがある。但し、労働基準法第3 6条に基づく協定の範囲内とする。 (年次有給休暇) 第12条 定年退職時に保有する年次有給休暇は、再雇用後もそのまま有効とする。 2 再雇用後の年次有給休暇の算定方法その他については、G職・E職就業規則の 定めるところによる。 (その他の条件) 第13条 再雇用職者には原則として休職を命じない。但し、法人が特に認めた場合は、 休職の規定に従い取り扱うことがある。 第 4 章 賃 金 (賃金構成) 第14条 再雇用者に対する賃金は次の通りとする。 (1)基本給 (2)諸手当 (基本給) 第15条 再雇用の基本給は、次の点を考慮して個別に再雇用契約を締結する際に法人が 決定する。 (1)定年退職時の賃金 (2)高齢者雇用継続給付並びに在職老齢年金の額 (3)退職前の資格・技能・経験 2 諸手当は宿直手当、夜勤手当、年末年始手当、通勤手当の支給とする。 看護職については該当する施設におけるオンコール手当を勤務日数に応じて支給 する。 (定期昇給) 第16条 再雇用者の定期昇給は、原則として行わない。但し、物価上昇分程度の調整を 行うことがある。 (賃金の支払い日) 第17条 賃金のうち基本給は当月の初日から末日までの分を、諸手当は前月末日までの 分を、当月25日に支払う。但し、支払日が休日もしくは金融機関等が休業の場 合はその前日に繰り上げて支払う。 (割増料金) 第18条 再雇用者が法定時間外労働勤務、所定休日の勤務及び深夜勤務(午後10時か ら翌午前5時まで)をした場合には、就業規則による割増賃金を支払う。 (賞与) 第19条 再雇用者への賞与は原則として支給しない。但し、勤務成績及び法人・施設の 経営状況により支払うことがある。その際の額は個別に取り決めるものとする。 (退職金) 第20条 再雇用者への退職金は基本として支給しない。 第 5 章 服 務 規 律 (出退勤) 第21条 再雇用者は、出退勤に際し、次の事項を守らなければならない。 (1) 始業時刻開始前に出勤し、始業時刻開始と同時に職務に就ける様準備すること。 (2) 再雇用職員は、出退勤にあたり、忘れずに本人自らがタイムカードを打刻するこ と。但し、業務の都合で勤務する施設以外に直行又は直帰する場合で、施設長の 許可を得た者についてはこの限りではない。 (服務心得) 第22条 再雇用者は、G職員就業規則第28条(服務の心得)を守り他の職員と互いに 協力し、定められた職務を施設長の指揮のもとに迅速かつ誠実に履行しなければ ならない。 (遅刻、早退、欠勤等) 第23条 再雇用者は、勤務時間中において遅刻、早退、欠勤または私用外出をする場合 には、あらかじめ施設長に届け出て許可を得なければならない。尚、無断及び無 届欠勤に対する有給休暇の振替は認めない。 2 病気とその他の理由で欠勤する場合には、欠勤前日までに所定の様式にて、そ の理由と欠勤予定日数を記入し、施設長に届け出て許可を受けなければならない。 但し、急病・親族の不幸等突発的な理由による場合は、始業時までに電話等によ りその旨を伝え、事後に所定の手続きをとるものとする。 3 傷病のため、引き続き欠勤が5勤務日以上に及ぶ場合は、医師の診断書を提出 しなければならない。 (就業の制限) 第24条 再雇用者が、次の各号の一に該当する場合は、就業を禁止し、または退勤させ ることがある。 (1) 職場の風紀秩序を乱し、またはそのおそれがあるとき。 (2) 業務を妨害もしくは混乱させ、またはそのおそれがあるとき。 (3) 病気伝播のおそれがある伝染病にかかったとき。 (4) 精神障害のため、現に自身を傷つけ、または他人に害を及ぼすおそれのあると き。 (5) 心臓、腎臓、肺等の疾患にかかり、労働のために病勢が著しく憎悪するおそれ のあるとき。 (6) 前各号に準ずる疾病で厚生労働大臣が定める病気にかかったとき。 2 前項により就業を禁止されたときは欠勤、所定の終業時刻前に退勤させられた ときは早退として取扱い、その分の賃金は支払わない。 但し、(1) (2)の場合を除き有給休暇がある者については、その有給休暇を使 用することができる。 第 6 章 解 雇 及 び 退 職 (解雇) 第25条 再雇用者が、次の各号の一に該当する時は解雇する。 (1) 精神または身体に障害を生じ、もしくは虚弱、疾病のために業務に耐えられな いとき。 (2) 勤務が怠慢で退職前に比べその労働力が著しく劣るとき。 (3) 1ヶ月を通じ3勤務日以上無断欠勤し、再三の注意にもかかわらず、改善の見 込みがないとき。 (4) 法人の経営上の理由により事業を縮小し、再雇用者の雇用の必要性を認めなく なったとき。 (5) 法人・施設の経営方針に反対し、その業務遂行を阻害したとき。 (6) その他各号に準ずる理由があるとき。 (解雇予告) 第26条 法人は前条による場合、30日前に予告するか、または1ヶ月の勤務日数に相 当する賃金を支払って解雇することができる。 2 予告の日数は、支払った平均賃金の日数分を短縮する。 (退職) 第27条 再雇用者が次の各号の一に該当するときは、退職とする。 (1) 死亡したとき。 (2) 満65歳の誕生日を含む年度の末日に至ったとき。 (3) 退職の申し出が承認されたとき。または退職願提出後14日を経過したとき。 (4) 第25条により解雇されたとき。 (退職手続き) 第28条 再雇用者が自己の都合で退職する場合には、少なくとも14日前までに文章に て退職の申し出をしなければならない。 (返納と金品等の返還) 第29条 再雇用者が、退職または解雇されたときは、法人・施設から貸与された全ての 金品を直ちに法人・施設に返納しなければならない。法人・施設も再雇用者に返 還すべきものがある場合は、直ちに返還する。 (懲戒・懲戒解雇の準用) 第30条 職員就業規則第65条(懲戒)は再雇用者にも準用する。第66条(懲戒の種 類)については、 (5)を除き再雇用者にも準用する。第67条(懲戒解雇)につ いては、 (2)の無断欠勤の日数を6勤務日と読み替えて準用する。 附 則 1・この規程は平成25年4月1日から実施する。 2・この規程を改廃する場合には、職員代表者の意見を聞いて行い、評議員会・理事会に 提案する。