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27日 - 名古屋中ロータリークラブ

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27日 - 名古屋中ロータリークラブ
の興味深いお話が伺えると思いますので、最後ま
で例会をお楽しみ下さい。
第2016回 例会
2013年5月27日 P.M.0:30〜1:30 晴
●司会(山下洋右会場委員)
●出席報告(斎藤正吉委員)
会員出席 139名中 111名 出席率 86.72%
前々回修正 出席率 100%
●ロータリーソング(夏目誠一郎副委員長)
「日も風も星も」
●会長挨拶(長瀬傳郎副会長)
皆さん、こんにちは。早いも
ので5月も今日で最終週に入
りました。
5月17日・18日に
は世界平和フォーラム広島大
会、さらには春の小旅行に参
加していただき、ありがとう
ございました。何事も百聞は
一見に如かずと言いますが、現在の国際ロータリ
ーの活動をこの目で見て、学んで、考えることは、
これからのロータリー活動の一助になりますし、
いつの日か必ず役に立つと思っています。フォー
ラムについてはこの後、加納パストガバナーから
講評を頂きますのでお聴き下さいますようお願い
致します。
さて、
5月21日㈫・22日㈬、全国ロータリークラ
ブ野球大会が甲子園球場を舞台に行われ、私達も
馳せ参じました。対戦相手は西宮甲子園RC、ベン
チはサード側、先攻は私達というビジターそのも
のでした。そうした中、山下君が6回を完投。私の
記憶では4つのフライアウト以外全て三振という、
少しクレームが出るほどの完璧なピッチングでし
た。また、相羽君はケガの痛さをこらえた全力プレ
ーで、最後まで出場してくれ、久し振りに中RCら
しい全員野球の結果、
6対1という完勝でした。名
古屋から応援に駆けつけて下さった國友会長、山
口幹事には白星を、篭橋次年度会長にはエールを
贈ることができました。また、あの大きな甲子園の
スコアボードに、中RCの名前を燦然と輝かせたこ
とを報告致します。本日は渡邉直前会長と藤井君
●ロータリー世界平和フォーラムに出席、続いて
中RC春の小旅行に参加して
(加納泉パストガバナー/代読 白瀧正人君)
国際ロータリーの正式行事は、
毎年開催される国
際大会・並びに国際協議会と、
3年に1回開催され
る規定審議会の3つです。
今年の国際大会はポルトガルのリスボンで開催
され、来月、國友会長、山口幹事、荒川雅義君の3名
が出席される予定です。
今年の国際ロータリーの会長は、皆様ご存知の
日本人の田中作次氏です。彼は平和について情熱
を燃やし、ベルリン・ハワイのホノルル・広島の3ヵ
所で平和フォーラムを開きました。
国際ロータリー
の主催する特別の行事です。
去る17・18両日、広島平和記念公園内にある国
際会議場にて開催され、出席して参りましたので、
報告させていただきます。
開会式に先立って、次の5つの題目について、プ
レ・フォーラム・ワークショップが開催されました。
①世界と私達はどう繋がっているのか?
②宗教・文化・生活習慣は平和を阻むのか?
③戦争と平和の為に、国家の果たすべき責任と
その特性とは何か?
④地球規模課題にいかに取り組むか?─ 個人
のキャリアとして ─
⑤情報通信技術(ICT)は平和の味方なのか、敵
なのか
2時間にわたる討論会でしたが、私は「ICTは平
和の敵か味方か」
の討論に参加して来ました。
午後4時から開会式が開かれ、世界フォーラム
委員長ルイス・ビセンテ・ジアイ委員長、ロータリ
ー財団管理委員長ウィルフリッド・ウィルキンソ
ン、国際ロータリー事務総長ジョン・ヒューコに続
き、
「平和はあなたから始まる」の題で田中作次会
長の講演を聞きました。
夕刻、中RCの面々40名は広島市東部の丘陵地
にある「半べえ」に移動。
6時より現地に於ける中
−1−
RCの例会を開きました。
1万坪にも及ぶさつき満開の庭に面した総ガラ
ス張りのホールにて、会長点鐘から始まり、普段と
同様に、整然としたプログラムで行われました。
違いましたのは、出席報告が全員登録にて出席率
100%とあったことと、広島県産の新鮮な食材を
使った会席料理と、
“ 賀茂鶴”の銘酒をおいしくい
ただいたことです。
一部の方は最終の新幹線
「のぞ
み」で名古屋に帰られましたが、名古屋までの所要
時間は2時間25分です。
翌18日の世界平和フォーラムでは、昨日討論し
た5つの項目について再び討論会が行われ、午後
の講演会は夕刻まで続いたようです。
我々中RCは、春の小旅行に相応しい晴天に恵ま
れ、
9時にホテルを出て東に走り、尾道を経て「し
まなみ海道」に入り、
2つの橋を渡って因島の村上
水軍の水軍城に登り、瀬戸内海を展望、昼食は尾
道・千光寺山荘にて“めばるの煮付け”
・
“生うにの
ご飯”等、瀬戸内海の味を堪能しました。瀬戸内海
に浮かぶ小島の360度の展望と、とても新鮮な空
気を味わうことの出来た小旅行でした。広島の代
表的な土産“もみじ饅頭”も家元“山田屋”の製品は
高級感があり、とても美味しくて、家族に喜ばれま
した。
7月13日㈯、
島村囲碁クラブにて午後1時から6時
まで囲碁大会を行います。その後、キャッスルプラ
ザ地下1階の佐久良にて午後6時20分から総会、
40分から懇親会を開催しますので、多数の参加を
お待ちしています。
●幹事報告
(山口 眞幹事)
①ロータリーレートは、
6月より1ドル100円とな
りました。
②世界平和フォーラム広島大会に残念ながら出席
出来なかった方に、
資料とかわいいバッグをお配
りしていますのでお受け取り下さい。
③本日例会終了後、午後1時40分より次年度役員
理事予定者会議を18階オリオンの間にて開催
しますので、関係者の皆様よろしくお願い致し
ます。
④本日午後6時より歴代会長会を夏目ビル8階に
て開催しますので、
よろしくお願い致します。
⑤次週例会終了後、午後1時40分より第12回理事
会を2階旭の間にて開催致します。
●グルメの会報告(鈴木謙一郎君)
先週月曜日にFAXにてお知らせしましたが、
改め
てご案内致します。
6月24日㈪午後6時より名古屋
国際ホテル13階天守閣のガーデンサイドにてステ
ーキのコースを堪能したいと思います。
皆様の多数
のご参加をお待ちしています。
●囲碁の会報告(纐纈正剛君)
夏期囲碁会、及び総会開催のご連絡を致します。
−2−
●ニコボックス委員会報告
(原島 正委員)
会員卓話
変わりゆく弁護士像
競争社会を弁護士倫理は生き残れるか
会員 渡邉一平君
私は昭和53年に弁護士にな
り、35年が経過しました。良い
依頼者、面白い事件に恵まれ
て、
自分の弁護士人生としては
悔いありません。63歳でまだ
まだ現役で頑張っていますが、
そろそろゴールも見えてきました。
そんな折、
ここ5
年間で弁護士界は大きく変わってきましたので、
そ
の辺りの危機感を本日はお話したいと思います。
「弁護士による預かり金着服が相次ぐ」という新
聞記事が先日新聞に載っていました。また、就職口
がなく、交通費を節約するためにリサイクルショッ
プで自転車を買って来て移動をしている若手弁護
士の姿が、同じく新聞で紹介されていました。若手
の就職は大変深刻で、
5年ほど前までは修習生は採
用先から声がかかり、
就職活動とは無縁でした。
しか
し、そうした状況は一変。収入減という状況も顕著
になっています。
なぜこうした状況になったのでし
ょうか。
私が弁護士になった当時、
総数は1万人ほど
でしたが、
その後徐々に増え、
2000年から急に増加
しています。その頃言われていたのが、弁護士は数
が少ないから敷居が高い、動きが悪い、相談しても
レスポンスが悪い、報酬が高いなど、といったこと
で、
その結果弁護士の数を増やそうという動きにな
りました。2005年からはさらに増加のカーブが急
になり現在は3万4千人、
弁護士事務所に就職する
ことが難しいという状況が見られ始めました。
そう
すると、
弁護士志望の人々が減少し始めました。
広い
視野を持った弁護士を育てようと法科大学院・ロー
スクール制度を平成16年にスタートさせたのです
が、
当初72,800人志願者がいたのに昨年はその数
は18,500人ほどに減少したのです。
また、
弁護士の
増加は弁護士事務所の経営にも影響を及ぼし、
私が
弁護士になった当時から見ると、
愛知県弁護士会に
所属する弁護士の数は3.5倍に。
一方、
事件数を見る
とその間に1.5倍の伸びとなっています。
弁護士が
増えていますが、事件数はそれほど増えていない、
となるとなかなか大変な状況になっていることが
分かると思います。
弁護士倫理は、
誠実義務と真実義務がポイントと
言われています。
誠実義務とは
「依頼者に信用され
て事件を任されるのだから一生懸命やりなさい」
と
いうことで、これはどんな職業でも同じです。
しか
し、
これに違反する弁護士が多くいることも事実で
す。
私が弁護士会副会長を務めていた時、苦情処理
も担当していたのですが、
一番多い苦情が事件処理
の遅れでした。着手金をいただいても、面倒な事件
であれば先送りをしてしまうわけです。
催促の電話
がかかってくると一応
「この日までに行います」
と応
えるのですがズルズルと何もやらず、
ひどい時は嘘
の裁判日程を伝えてしまう、
ということもありまし
た。不信に思った依頼者が裁判所に照会した結果、
事実が判明して懲戒申立の後に処分となります。
こ
うしたケースは論外ですが、
弁護士が増員されると
中には問題となる人も増えてくることは事実です。
また、真実義務とは、司法を担っているのだから
依頼者の言いなりではなく真実を追究する姿勢が
弁護士には求められることを言います。
しかし、競
争が厳しくなると、
勝つためには手段を選ばなくな
ってきました。真実の追究をする前に、まずは仕事
を受注するための活動を重視せざるを得ないとい
う状況になったのです。こうした状況と共に、ここ
のところの変化で危惧すべきは、
ロースクールの志
願者数が減っていることです。
優秀で意欲がある若
者が司法を目指さなくなり、
ビジネスに向かってし
まうと弁護士の未来は暗いものになります。
弁護士は弁護士法により紛争解決業務を独占し
ていました。これまで過度に守られていたのです
が、
いよいよ競争時代に入り、
質の良い弁護を行い、
今まで以上に倫理を守ることが求められています。
本当は楽隠居をしたいのですが、
色々勉強をしない
といけません。
ロータリーの四つのテストにある
「み
んなのためになるか」は、弁護士の視点で言うと依
頼者のプラスになるか、ということです。依頼者に
喜んでいただき、
私自身も報酬をいただき生活をし
ていくという気持で弁護士を続けていきたいと思
っています。
−3−
私の役割について
会員 藤井英明君
私は中RCが設立された昭
和44年、19歳の時に予備校
に通うために名古屋に来まし
た。そして、名古屋駅前にあっ
たラテンクォーターというジ
ャズ喫茶でアルバイトを始め
ました。独立は26年前の昭和
62年、街情報を取り扱う会社として株式会社ゲイ
ンを創業しました。それまで出版業の経験もない
37歳の独立で資金も乏しく、創業時は文字通り自
転車操業でした。
しかし、意義がある事業だから頑
張れ、と多くの方からお仕事をいただいたこと、創
業メンバーが転職もせず頑張ってくれたこと等に
より何とか乗り越え、現在は様々な出版物を発行
すると共に、イベント事業、さらには読者である若
い人々に新しい商品やサービス、施設を紹介する
分野でビジネスを展開しています。
本日は現在取り組んでいる新たな分野のビジ
ネスをご紹介したいと思います。
1つめは「栄ミナ
ミ」発展のためのお手伝いです。18年ほど前、
この
地区を紹介するにあたり弊社発行の月刊ケリーで
「栄ミナミ」というエリア名を付けました。また、
若者を引きつける仕掛けは民間が自主的に行うべ
きであると考え、三越、松坂屋、パルコ、ロフト、大
津通、そして大須へと若者が回遊して楽しめる街
づくりを目指し
「栄ミナミ文化村フォーラム」とい
う勉強会を仲間と始めました。その後、当クラブの
深田さん、白瀧さん、
松本さんなどの協力をいただ
き、現在では栄ミナミ音楽祭、ナゴワン、スケート
リンクなどの催事が始まり、大津通の歩行者天国
も試験的に始められています。
2つめはアスナル
金山の事業です。金山駅周辺の開発にあたっては、
今後の姿がはっきりするまでは仮設の施設が良い
のではないかと考えていた私は、
「大型ショッピン
グモールはお金がポケットにない人にとっては夢
のない施設だが、金山には今ポケットにお金がなく
ても、今度来る時はお金を持って来よう、という夢
のある施設であるべき」と言い、明日はなんとかな
る「アスナル金山」という建築家北山孝雄さんのコ
ンセプトは素晴らしいと思いました。その結果、開
業前からサンデーフォークと共にお手伝いし、お
陰様で開業以来8年間売り上げは伸び続けていま
す。
3つめは栄地区発展のための活動です。2027
年のリニア新幹線開業により、名駅地区はビジネ
スセンター、大型の商業施設等により大きく発展
すると予測されます。
しかし、グレーターナゴヤと
称される中部圏の首都名古屋には首都機能として
必要な要素が他にもあります。例えば、栄地区の文
化、芸術、音楽、エンターテイメント、歓楽街、小さ
な店の充実です。こうした名駅前にない機能を栄
地区が持つべきであると考え、エリアの中核的存
在である久屋大通公園で様々なイベントが今以上
開催され、全国、全アジアから多くの観光客を引き
つける街にしようと名古屋市担当局とも打ち合わ
せを重ねています。
4つめは、2016年のレゴラン
ド開業を目指したお手伝いです。実現すれば世界
で7番目のレゴランドとなり、
3歳〜12歳の子ど
もが多数訪れ、ものづくり愛知の人材育成という
視点からもこの地区に相応しい施設として期待し
ています。
5つめは今年第2回目を終えた名古屋
ウィメンズマラソンです。
世界中の都市が目指して
もなかなか取れないゴールドラベルという勲章を
国際陸上競技連盟からいただきました。
しかし、内
容の充実については課題も多く、名実共に良いマ
ラソンにして、世界中から3万人の女性ランナー
を集め、地域が潤い、愛知のイメージと知名度が上
がるものにしたいと思っています。
6つめは、今年
15回目を迎える「にっぽんど真ん中祭り」です。立
ち上げからお手伝いをしていますが、現在は公益
財団法人「にっぽんど真ん中祭文化財団」の理事と
して、この祭りが公共財として成長するようにサ
ポートをしています。最後はゴールデンウィーク中
に長久手の万博公園で開催された「全日本うまい
もの祭」です。
これはリニモの乗車率を上げて赤字
体質を改善するため、そして陶磁器資料館等近隣
施設への来場者を増やすための施策を愛知県から
相談され、中日新聞社、東海テレビと共に開催した
ものです。
7日間で15万人を超える催しとなり、
リ
ニモの乗車人数も増えました。
今までご紹介したことをはじめ、これからの私
の役割は会社の仕事と私の働きで、これからの愛
知、名古屋がさらに魅力的になり、付加価値の高い
ものづくりが出来る情報や人材の集積度を上げる
ことです。120年前、豊田佐吉氏は創業の地を技術
の集積と活力ある名古屋に定めたと聞いていま
す。これからも多くの有能な人材が国内外から集
まってくる活力ある地になるために、ささやかな
がら貢献したいと思っています。
−4−
◦例会臨時変更◦
メークアップ受付可(受付時間 11:30〜12:30)
★印の夜間受付時間は会場ホテルにてご確認下さい。
6/25㈫ 名古屋千種RC 名古屋東急ホテル
6/25㈫ 名古屋城北RC 名古屋栄東急イン
6/26㈬ 名古屋東南RC 名古屋マリオットアソシアホテル
6/27㈭ 名古屋瑞穂RC ヒルトン名古屋
6/27㈭ 名古屋東山RC ホテルルブラ王山
◦ビジター受付なし◦
6/25㈫ 名 古 屋 錦RC
◦休会のお知らせ◦
6/26㈬ 名古屋名北RC サイン受付なし
6/26㈬ 名古屋名駅RC サイン受付なし
6/27㈭ 名 古 屋 西RC サイン受付なし
6/27㈭ 名古屋大須RC サイン受付なし
6/28㈮ 名古屋みなとRC サイン受付なし
─例会ご案内─
◦次週卓話予定 6月10日㈪
会員卓話
「私にとってのロータリー」
会員 加納 泉君
代読 大井欽史君
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