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H26年度公明党さいたま市議会議員団への回答(PDF形式:570KB)

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H26年度公明党さいたま市議会議員団への回答(PDF形式:570KB)
公明党さいたま市議会議員団
「平成26年度予算編成並びに施策
に対する要望書」についての回答
平成26年2月
さいたま市
1.公共施設へのアセットマネジメントの導入
課題:公共施設マネジメント方針では、公共施設の維持管理に膨大な経費が必要なことを
示しているが、具体的な機能の統合化、施設の統廃合方針等は示していない。
要望:今後、公共施設の維持管理に多額の行政経費を要することから、施設の統廃合や多
機能化を推進するアセットマネジメントを導入するなど、大胆な公民連携を推進し
行政経費の圧縮を図ること。
(回答)行財政改革推進本部
全市的・総合的な視点から公共施設の効果的かつ効率的な管理運営を推進するための
方針として策定した「公共施設マネジメント計画」及び「第1次アクションプラン」の
内容を踏まえ、公民連携などの手法を活用しながら、既存の公共施設の維持管理にかか
る経費の節減に努めてまいります。
平成26年度においては、これまでの取組に加えて、アクションプランの進行状況や
施設の劣化状況等を一元管理する(仮称)公共施設マネジメントシステムを構築します。
・公共施設マネジメント推進事業
56,370千円
2.入札制度の適正化の推進
課題:業者の積算技術の向上や最低制限価格等失格ラインを千円単位にしたことで同額入
札となり、くじによる落札者の決定が頻発している。
要望:適正価格での更なる入札の促進と地域建設業の経営改善、発展の為、建設工事にお
ける予定価格の事後公表率を高めること。(S級、A級)
(回答)契約課
建設工事の予定価格の公表は、事前公表でありますが、更なる適正価格での入札の促
進や落札を目的としたダンピング受注の未然防止を目的に一部事後公表としております。
事後公表を実施する工事については、格付けのある業種のS級及びA級の一部で実施し
ています。
今後については、公正性、透明性、競争性をより高め、一層の公共工事の品質確保を
図れるよう、事後公表のメリット・デメリットを十分に検討した上で、適切な対応に努
めてまいります。
3.避難計画の拡充
課題:首都直下型大地震が想定されるなか、現在の学校を中心とした指定避難所だけでは
市民の収容が難しい。洪水ハザードマップを公表しているが、洪水時の避難計画が
示されていない。
要望:市内の大規模事業所・私立学校・農家等との災害時避難協定の締結、公園等の避難
地指定を進めるなど避難計画の拡充を図ること。また大規模水害を想定した避難計
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画の策定に着手すること。
(回答)防災課
指定避難場所の機能を補うため、今後も文化施設や私立学校等と協定を締結し、二次
避難所の拡充に努めていくとともに、事業所へは自社施設内に従業員を留めるための啓
発を推進してまいります。
なお、平成25年度に被害想定調査の見直しを行っており、その結果も踏まえ、大規
模水害時も含めた避難計画の整備等について検討してまいります。
4.災害備蓄拠点の拡充
課題:災害備蓄拠点が整備されていない区がある。
要望:全区への災害備蓄拠点の整備促進及び災害備蓄品目の拡充
(回答)防災課
拠点備蓄倉庫が整備されていない区については、民間倉庫の活用等も視野に入れ、整
備に向けて引き続き調査、検討を行ってまいります。
備蓄品目については、今後とも拡充を図ってまいります。
・拠点備蓄倉庫整備事業
2,106千円
5.マンションの防災力強化施策の推進
課題:大規模災害時には、全ての市民を指定避難所で収容することは不可能であり、建物
が堅牢なマンションを地域防災拠点として誘導することで、地域の防災力を向上さ
せることができる。
要望:マンションが持つ防災力に着目し、(仮称)防災力認定制度を導入し、自治会を持た
ない管理組合を防災資機材助成対象とすること。マンションの集会室、受水槽や大
規模敷地を活用した地域との災害協定の推進を図ること。
(回答)防災課
高層マンション防災ガイドブックを配布することで、マンション住民等が高層マンシ
ョン特有の被害を理解し、対策が促進するよう啓発してまいります。
また、マンション管理組合を対象とした防災セミナーを実施することで、マンション
独自に自主防災組織を結成していただけるよう働きかけを行ってまいりたいと考えてお
ります。
なお、管理組合を対象とした防災資機材の助成や地域との災害協定の推進については、
他の事例を参考に研究してまいります。
(回答)建築総務課
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従来の大阪市に加え、平成25年度から仙台市で制度を創設しておりますが、認定物
件の規模が大きいことから、近隣住民との紛争や調整の状況等を踏まえ、先進市の事例
を参考に引き続き調査し、研究してまいります。
6.
(仮称)さいたまトリエンナーレ(国際芸術祭)の開催
課題:政令市の多くが国際的な芸術祭・映画祭等を開催しているが、本市でも、制定した
文化芸術都市創造条例の具体的展開が求められる。
要望:第1回(仮称)さいたま国際芸術祭を3年に一度のトリエンナーレとして早期に開催
し、文化芸術創造都市「さいたま市」の情報発信を行うこと。また地域経済との連
携で集客による経済波及効果をめざすこと。
(回答)文化振興課
文化芸術都市創造条例の理念を具現化し、国内外への発信力を持つシンボル的な事業
「
(仮称)さいたまトリエンナーレ」の開催(平成28年度予定)に向けて、準備委員会
を設置し、地域経済の活性化や経済波及効果を十分考慮した計画づくりに取り組みます。
・
(仮称)さいたまトリエンナーレ開催事業
40,842千円
7.区小規模マッチングファンド制度の創設
課題:区には区民会議、コミュニティ会議等、区の街づくりのための組織があり様々な議
論がされているが、これらを具体化する事業や予算配分がない。
要望:マッチングファンド制度は、身近な街づくりを進める上で有効な手法であり、地域
の街づくりの相談・支援を行う小規模マッチングファンド制度を区単位で実施し、
区の特色ある街づくりの具体化を図ること。
(回答)コミュニティ推進課市民活動支援室
マッチングファンド制度は、市民から提案された、地域又は社会の課題解決のために
行う、事業目的が一つの区にとどまらない非営利で公益的な事業を市が協働で取り組む
ものです。
区小規模マッチングファンド制度の創設には、各区の補助事業との整合性等の課題が
ありますが、事業を実施するうえで、制度の周知やコーディネートの強化の他に、寄附
の確保などの課題が生じております。平成25年度は事業の追加募集を行ったほか、コ
ーディネートの強化のため「協働のテーブル」を開始しました。今後についても、引き
続きこれらの課題について検討し、まずはマッチングファンド制度が根付くよう取り組
んでまいります。
・マッチングファンド制度による助成事業
8.配偶者暴力相談支援センターの単独設置
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16,789千円
課題:DV被害が増加するなか、被害者への支援体制が十分でない。
要望:DV防止基本計画で男女共同参画推進センターに「配偶者暴力相談支援センター」
機能を担わせているが、事業委託も含めセンターの早期単独設置を進めること。
(回答)男女共同参画課
現在男女共同参画推進センターにおいて、女性の悩み電話相談を実施しておりますが、
中でも緊急性のあるDV相談については面接相談を行い、被害者の安全を確保しながら
迅速、かつ適切に対応しています。
配偶者暴力相談支援センターについては、平成26年度の設置に向け、準備を進めて
まいります。
・男女共同参画推進センター等管理運営事業
32,566千円
9.自転車安全運転の啓発強化と学校での自転車安全教育の拡充
課題:自転車が関わる交通事故の増加傾向が続き、道路交通法の罰則が強化されたが市民
への啓発が不十分である。
要望:自転車安全運転の啓発強化を図るとともに自転車賠償保険加入の啓発を進めること。
併せて学校での自転車安全教育の拡充に努めること。
(回答)交通防犯課
各季の交通安全運動期間及びあらゆる年代への交通安全教室を通じ、自転車利用者へ
自転車賠償保険加入推進を含めた交通安全啓発を行ってまいります。また、平成25年
度から27年度までに順次施行される道路交通法の改正について、マナーの周知と併せ
て啓発してまいります。
・交通安全推進事業
79,796千円
(回答)健康教育課
学校における自転車の交通安全教育については、「しあわせ倍増プラン2013」に基
づき、全市立小学校で「子ども自転車運転免許制度」を引き続き実施するとともに、平
成26年度は、市立中・高等学校ではスケアード・ストレイト教育技法を用いた交通安
全教室を21校で実施し、充実を図ってまいります。
・交通安全教育に係る費用
6,733千円
(回答)高校教育課
自転車賠償保険の加入については、すべての市立高校生が加入しています。
平成25年度、市立高等学校では、埼玉県が主催する「高校生の自転車マナーアップ
伝達講習会」に参加しました。これは、各高校の代表生徒が、スケアード・ストレイト
教育技法による交通安全教室に参加し、その後講師役となり、全校集会等で自校生徒に
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対して自転車運転に関するマナーアップのための講習会を実施するものです。今後も、
校長会議や研修会等で指導するとともに、自動車関連企業などが社会貢献活動として実
施している、高校生を対象とした体験的な交通安全教室を積極的に活用するなどして、
各学校における交通安全教育の充実を図ってまいります。
10.大宮区役所新庁舎の建設推進
課題:公共施設の耐震化目標期限が迫っている中で、耐震性の確保ができない大宮区役所
の早期移転が望まれている。
要望:区民生活の安心・安全のため、大宮区役所新庁舎の平成27年までの早期完成を目
指して取り組むこと。
(回答)大宮区役所新庁舎建設準備室
市民説明会の実施など、大宮区役所新庁舎の整備について、事業を進めてまいります。
・大宮区役所新庁舎整備事業
2,976千円
11.市民健康づくり環境の整備
課題:健康診断が行われた後の、健康づくりへの具体的なプログラムが提供されていない。
要望:栄養・運動・休養について個人に応じた健康プログラム(例:ひょうご健康増進プ
ログラム等)を提供し、生活習慣病等の予防や健康の保持増進を図ること。
(回答)健康増進課
健康づくりのポータルサイト「さいたま市健康なび」では、健康づくりに必要な情報
のほか、市民が参加できるウォーキングイベントや、各区保健センターで実施する各種
教室の情報等、市民が健康づくりに取り組む上での必要な情報を提供しており、より多
くの市民に広く活用していただけるよう周知に努めているところです。
個人に応じた健康プログラムについては、各区保健センターで、御希望の方の相談を
受けております。
今後、平成28年度までに、健康状態を可視化できる機器の活用等により、市民が継
続的に健康づくりに取り組めるシステムを構築してまいります。
・健幸サポート事業
14,399千円
12.市内医療体制の充実
課題:市民一人あたりの病床数が少なく、先進医療や災害拠点病院としての機能強化が必
要である。
要望:がん対策連携拠点病院である「さいたま赤十字病院」が新都心地区に移転再整備さ
れることから、再整備に併せてがん治療先進機器の導入を県と連携し進めること。
また市立病院についても、施設の再整備を進めるとともに緩和ケアの充実等、がん
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治療体制の強化を図ること。
(回答)地域医療課
さいたま赤十字病院のさいたま新都心第8−1A街区への移転にあたって、本市では
同病院に「市民が広く利用できる最新のがん治療装置や診断機器(保険適用)を導入」
するよう要望したところ、同病院においても導入について検討すると伺っております。
本市では、同病院が「がん診療連携拠点病院」としての医療機能の一層の充実強化を図
れるよう、県と連携を進めてまいります。
(回答)庶務課
市立病院は、安定した医療の提供の継続と医療機能の強化を図るため、救命救急セン
ター設置を含めた施設整備を行います。地域の基幹病院として、急性期医療及び政策医
療の充実を図ることで、市民に対して、安心で安定した医療を提供し、地域完結型医療
体制の構築に寄与します。
また、地域がん診療連携拠点病院として、相談支援センターによる各種情報提供や地
域連携を推進し、緩和医療充実としてのがんサロンの運営支援など、がん医療の拡充に
取り組んでまいります。
・市立病院施設整備事業
236,321千円
13.がん検診受診率の向上対策の推進
課題:がんの早期発見には、がん検診の受診率向上が不可欠であるが、受診率が低い水準
で推移している。女性特有のがん検診(乳がん・子宮がん)についても、クーポン
の配布によって受診率が倍増したが、欧米諸国に比較してまだ低い水準である。
要望:がん検診の受診率を向上させるため健康教育や市内各事業所での啓発事業を拡充す
るとともに、女性特有のがん検診無料クーポン、大腸がん検診無料クーポン等の市
民周知を図ること。
(回答)地域保健支援課
「しあわせ倍増プラン2013」に位置付けた「平成28年度までにがん検診の受診
率40%」を達成するため、これまで実施してきた「がん検診のご案内」はがきの個別
通知や「健康診査のお知らせ」冊子の全戸配布をはじめ、市報、ホームページ等を活用
した受診率向上のための啓発事業を継続して実施するとともに、無料クーポン券事業な
ど、積極的に受診勧奨を実施してまいります。
・健康づくり健診事業
3,966,872千円
14.中学生以下へのインフルエンザ予防接種助成制度の導入検討
課題:中学生以下の医療費は、子育て支援医療費でサポートされているが、予防接種につ
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いては自己負担となっている。集団生活により感染の可能性が高い学齢期の予防推
進が必要である。
要望:感染拡大を防止し、医療費の削減に繋げるため、中学生以下へのインフルエンザ予
防接種助成制度の導入を検討すること。
(回答)疾病予防対策課
法に基づく予防接種については法令で対象者が限定されており、市が主体となって実
施しております。中学生以下の方のインフルエンザ予防接種は、法令に基づかない任意
接種であり、接種したにもかかわらず感染・発症する者が少なくないなど、有効性の評
価が国においても明らかにされておりません。また、万一健康被害が発生した場合に予
防接種法に基づく補償対象とはなりません。これらのことから、平成26年度予算にお
いて、中学生以下へのインフルエンザ予防接種助成を行う予定はありませんが、今後も
国の動向を注視してまいります。
15.新興・再興感染症対策の体制整備
課題:各種感染症から市民の健康を守るため、新型インフルエンザなどの新興感染症や麻
疹風疹等の再興感染症への体制整備が求められている。
要望:感染症の拡大防止のため、早期の検査体制の整備、医療機関の体制整備、市民対応
等の総合的な体制整備を進めること。
(回答)地域医療課、保健科学課
重大あるいは新たな感染症が発生し、国内への大きな影響が想定される場合に、緊急
対策会議を開催して迅速な対応を図るとともに、状況に応じた市民向けのチラシを市報
と同時に各世帯に配布し、また市ホームページやツイッターで同内容を掲載・情報発信
するなど、感染症による健康危機への対応や感染拡大の予防を図ります。
平時には医療機関と行政とをつなぎ、感染症の発生動向等の情報を共有、活用するた
めのネットワークを運営しております。
また新興・再興感染症の検査を正確かつ的確に行うため、検査機能の拡充を図ってま
いります。
・感染症対策事業
3,830千円
・保健科学検査事業
268千円
16.産後の心身ケアの充実
課題:女性は出産により、身体への大きな負担があり、ホルモンバランスが崩れ、体調不
良に至る事があるため、出産後の心身ケアが求められている。
要望:新たな子育て支援策として、産後健診の充実と心身ケアに対して支援制度を設ける
こと。
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(回答)地域保健支援課
産後の健診は、通常、出産医療機関にて1か月健診として実施されております。
産後の母親の心身の相談については、今後も、生後28日以内の赤ちゃんと母親を対
象に助産師または保健師が家庭訪問を行う産婦・新生児訪問指導や、産後うつ・子育て
不安で悩む母親を対象に精神科医師が相談を受けるお母さんの心の健康相談、保健師等
による妊娠・出産の電話相談、子育て不安電話相談等の事業を実施してまいります。
・母子保健健診事業
1,469,433千円
・母子保健事業
247,306千円
17.地域包括支援センターの体制強化
課題:高齢化の進展に伴い、地域での共助社会や生活支援体制の充実が求められており、
地域包括支援センターの役割が増している。
要望:高齢者の地域見守り機能、生活支援機能を担う地域包括支援センターを中学校区毎
に整備拡充すること。
(回答)高齢福祉課
地域包括支援センターは、見守りや生活支援等、地域包括ケアの要として、地域の課
題解決に当たることと高齢者保健福祉計画でも示しており、設置数増については、地域
の要望や必要性に応じ検討しております。平成26年度からは高齢者に係る困難事例等
の個別ケース事例について多職種とともに、支援方針を検討する地域支援個別会議の開
催や介護者サロンの拡充を図ってまいります。
・包括的支援事業
837,796千円
18.小規模多機能型、小規模特養等の地域密着型介護サービス提供体制の拡充
課題:介護入所施設が慢性的な待機状態となっており、住み慣れた身近な地域での適切な
介護サービスの提供が課題となっている。
要望:在宅介護での家庭の介護負担を軽減し、身近な地域で介護サービスを受けることが
できる小規模多機能型施設、小規模特養等、地域密着型介護サービスの体制整備を
図ること。
(回答)介護保険課
小規模多機能型居宅介護事業所等の地域密着型サービスの整備については、市民の需
要を見極めながら、第6期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を作成し、適正な整
備に努めてまいります。
・介護保険事業者指定事業
670千円
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19.障害者就労環境の整備及び公共調達による障害者就労率の向上
課題:ノーマライゼーション条例を制定したが、経済低迷の影響を受けて、障害者の雇用
環境は依然として厳しい状況にあり、さらなる障害者雇用の環境整備や雇用誘導策
の策定が必要である。また、障害者優先調達推進法が施行され、公共調達による障
害のある方の雇用環境整備が早急に求められている。
要望:特例子会社の誘導策、障害者総合支援センターのジョブコーチの増員や職業訓練の
充実など、総合的な障害者の就労環境の整備を図ること。また、障害者を多く雇用
している企業に対し、優先契約ができる新制度、及び、事業者が多くの障害者を雇
用するような誘導策を確立すること。
(回答)契約課、調達課
建設工事や委託業務の競争入札参加資格審査申請時の等級の区分における評価項目と
して、
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく法定雇用障害者数の達成状況又は
雇用状況に応じて資格審査数値に加点しております。
また、建設工事の総合評価入札においても、障害者雇用状況を必須評価項目に設定し
加点しており、引き続き企業における障害者の雇用意欲の増進に努めてまいります。
(回答)障害福祉課、障害者総合支援センター
関係機関と連携を図り、障害者の就労環境の整備に努めてまいります。
ジョブコーチの増員については、平成25年4月より1名増員し、5名体制といたし
ました。職業訓練については、職場体験実習事業、職業訓練事業及び精神障害者社会適
応訓練事業を実施しているところです。今後は利用者のニーズに応じた実習先、訓練先
を確保するため、職場開拓を推進し、職業訓練の充実を図ってまいります。
また、本市の障害者優先調達推進方針及び障害者を多数雇用する企業の認定基準を策
定し、障害者の雇用促進を図ってまいります。
・障害者総合支援センター障害者支援事業
38,922千円
20.障害者の日常生活支援の拡充
課題:紙おむつ支給事業等の対象者が限定的であるため、対象者を拡大するとともに、当
事者のニーズに合った支援を行う必要がある。
要望:重度の知的障害者など、訓練での排尿排泄改善が難しい障害者等へ、紙おむつ支給
事業の対象を拡大すること。紙おむつに限らず、当事者のニーズに合った支援を行
うこと。
(回答)障害福祉課
日常生活用具の支給対象品目の拡大については、紙おむつに限らず様々な要望がある
ことから、平成25年度に実施した次期障害者総合支援計画策定のためのアンケート調
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査の集計結果等を分析することで、当事者のニーズの把握に努めてまいります。
・日常生活用具給付事業
234,790千円
21.公共施設における障害者等用駐車スペースの青色塗装化
課題:障害者等用駐車スペースにおける健常者の不正利用が問題視されており、障害者等
にとって「分かり易い」
「利用しやすい」環境整備が求められている。
要望:本市における全公共施設の障害者等用駐車スペースを青色塗装すること。
(回答)福祉総務課
市有施設における車いす使用者用駐車施設について、順次、青色塗装を進めてまいり
ます。
・福祉のまちづくり推進事業
6,533千円
22.発達障害者支援センターの体制強化
課題:発達障害者の相談件数は増加の一途を辿っている。また高校生世代の二次障害の発
生率が問題化している。
要望:発達障害者支援センターの相談員の拡充及び、高校生世代の相談に対応するため臨
床心理士等の拡充を図ること。
(回答)障害者総合支援センター
発達障害者支援センターに寄せられる相談は年々増加傾向にあり、その多くが二次障
害を併発しています。二次障害は思春期の課題と複雑に重なり合ってこじれやすく、予
防のためには、高校生世代も含めた思春期への支援がひとつの鍵になると考えます。現
在のところ高校生世代の発達障害者を支援する中心的機関はなく、関係機関が連携し合
って支援を行っています。発達障害者支援センターでは、今後も職員の適性配置に向け
て努力しながら、高校生世代も含めた学生当事者への支援の在り方について、検討を重
ねてまいります。
・発達障害者支援センター運営事業費
15,501千円
23.障害の早期発見、早期療育体制の拡充
課題:現在の乳幼児健診は3歳児検診までであり、発達障害児の判断が難しく、就学前の
早期発見、早期療育につなげることが難しい。また、障害のある児童数は増加傾向
にあり、将来的に診断・治療機能を持つ療育施設の拡大が必要となる。
要望:5歳児は行動に個人差が表れやすく、健診により障害の早期発見が期待できること
から5歳児検診(発達障害、肥満、低身長、6歳臼歯、児童虐待等)の実施を検討
すること。
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(回答)地域保健支援課
軽度発達障害等の早期発見を目的とした5歳児健診は、集団生活場面における子ども
の様子を診察・観察することなどが基本となりますが、本市の健診は集団方式ではなく
個別方式であることから、その目的が達せられないため、導入は難しいと考えておりま
す。
今後も、各区保健センターにおいて、医療機関や療育機関と連携を図りながら、発育
や発達等に心配のある就学前の子どもを対象に、乳幼児発達健康診査を実施してまいり
ます。
・母子保健健診事業
1,469,433千円
24.殺処分ゼロを目指す動物愛護行政の推進
課題:さいたま市の殺処分は減少してはいるものの、未だに殺処分が実施されている状況
が続いている。
要望:野良猫のTNR(捕獲・不妊手術・元の生活場所に戻す)活動団体への支援、譲渡
動物への去勢・不妊費用助成等、犬猫譲渡の推進策を実施すること。
(回答)動物愛護ふれあいセンター
平成25年度中に策定予定である、動物愛護管理行政の具体的な事業実施のための方
向性を定める「さいたま市動物愛護管理行政推進のための基本的考え方」に基づき、事
業を展開してまいります。犬猫の譲渡を推進するため、ホームページ等による譲渡事業
の普及啓発、希望者の要望調査による譲渡の成功率の向上、譲渡対象動物への転換の促
進、動物愛護団体との連携強化等、より一層の譲渡制度の充実を図り、譲渡数の増加に
努めてまいります。
・動物愛護指導事業
44,615千円
(回答)生活衛生課
飼い主のいない猫を増やさないため、飼い主のいない猫に対し去勢・不妊手術を行っ
た方に、手術費用の一部を助成しております。
・飼い主のいない猫の去勢・不妊手術費助成事業
5,000千円
25.放課後児童クラブの待機児童の解消と時間延長及び対象学年の拡大
課題:共働き世帯の増加により、放課後児童クラブへの入所ニーズが高く、依然として多
くの待機児童がいる。また就労形態の多様化により、従来の開所時間では対応が難
しくなっている。
要望:待機児童の解消に向け、民間放課後児童クラブへの助成額の拡充、公共施設の積極
的活用等で、施設整備を促進すること。併せて時間延長、対象学年の拡大を図るこ
と。
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(回答)青少年育成課
放課後児童クラブにおける待機児童の解消については「しあわせ倍増プラン2013」
に位置付け、民設クラブの開設促進及び保育環境の整備により平成26年度中に受入可
能児童数を400人増やします。
なお、開設時間については、平成26年度から、開室時間を早め、午前8時とします
が、今後も保護者ニーズや学校生活への影響を踏まえ研究してまいります。対象学年の
拡大については、現在も受入れに余裕のあるクラブにおいてモデルケースとして実施し
ておりますが、平成27年度施行予定の「子ども・子育て支援新制度」に伴う児童福祉
法の改正により、対象学年も全学年となりますので、民設クラブの整備を促進し、受入
体制を整えてまいります。
・放課後児童健全育成事業
1,949,768千円
・放課後児童健全育成施設整備事業
30,985千円
26.認可外保育園での同一世帯二人以上の在籍時の費用助成
課題:認可保育園については、同一世帯二人以上の在籍時の軽減措置があるが、認可外保
育園への軽減措置が無いため認可保育園との格差が生じる。
要望:待機児童解消に向け、認可保育園以外にも同一世帯二人以上の在籍時の軽減措置を
設けること。
(回答)保育課
同一世帯から2人以上の児童が、認可保育所・ナーサリールーム・家庭保育室、幼稚
園等に在籍している場合、委託料の中で通常の保育料軽減事業(月額20,000円)
に加え、多子軽減事業(0・1・2歳児月額10,000円、3・4・5歳児月額8,
000円)を実施しております。
・認可外保育施設運営事業(ナーサリールーム事業委託料)
1,945,010千円
・認可外保育施設運営事業(家庭保育室事業委託料)
534,030千円
27.認可保育園・ナーサリールーム等の増設と多様な保育サービスの展開
課題:待機児童の解消が実現できておらず、また就労形態の多様化により休日・夜間・病
児等の保育サービスが求められている。
要望:民間事業者への支援拡充により、認可保育園、ナーサリールーム、家庭保育室の増
設を図るとともに、休日・夜間・預かり・病児等の多様な保育サービスを拡充する
こと。
(回答)幼児政策課、保育課
12
認可保育所については、平成26年度から定員を672人増とするとともに、平成2
7年度の開設に向けて、定員570人分の新設・増改築整備について助成を行います。
また、ナーサリールーム、家庭保育室については、平成26年度から定員を200人
増とし、待機児童解消を推進してまいります。
さらに、平成26年度新設園においても一時預りや、延長保育を実施するとともに、
病児保育室についても新たに2か所整備してまいります。夜間、休日保育については、
引き続き実施してまいります。
・民間保育所等運営事業
9,634,660千円
・民間保育所等施設整備事業
1,785,240千円
・認可外保育施設運営事業(ナーサリールーム事業委託料)
1,945,010千円
・認可外保育施設運営事業(家庭保育室事業委託料)
534,030千円
28.児童相談所の体制強化
課題:虐待に関する通報や相談件数が増加しており、非行防止や里親支援など多様な児童
相談所業務の体制強化が必要となっている。
要望:専門性を持った職員を増員する等、児童相談所業務を遂行するために引き続き体制
強化を図ること。
(回答)児童相談所
平成22年度から3年間で、児童福祉司12名、児童心理司3名、児童精神科医師1
名を増員し、さらに平成24年度から警察官を1名配置し、体制強化を図りました。今
後、虐待等の状況を見極めながら、体制の強化を図ってまいります。
・児童虐待防止対策事業
34,250千円
29.里親支援の充実
課題:要保護児童の養育環境の改善のため、家庭的養護を提供する里親の必要性が高まっ
ている。
要望:市民への里親制度の普及啓発を行うこと及び里親に対してのメンタルサポートなど
の相談支援体制を拡充する事。
(回答)児童相談所
里親制度の普及啓発については、里親公開講座や里親応援の集いの開催等により行っ
ています。里親に対してのサポートとして、里親同士の交流の場である里親サロンの開
催や職員及び里親委託推進員(非常勤)による定期的な里親宅への訪問等を行っていま
す。
・里親支援機関事業
6,373千円
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30.発達障害児者の支援事業の充実。
課題:発達障害者への支援事業は、各ライフステージで充実してきたが支援の継続性に課
題がある。
要望:各ライフステージに渡り、切れ目のない支援体制構築すること。建設予定の(仮称)
こども総合センター内に発達障害支援センターの機能を組み込むこと。
(回答)障害福祉課
ノーマライゼーション条例が掲げる「生涯にわたる切れ目のない支援」を実現してい
くためにも、各ライフステージにわたる切れ目のない支援体制を構築することは重要で
あると考えており、平成25年度は乳幼児健診、保健センター、療育センターの現状や
課題など乳幼児支援のあり方について検討を行いました。
平成26年度も引き続き乳幼児支援を含めた発達障害者支援体制のあり方について検
討を進めてまいります。
・発達障害者支援体制整備事業
1,793千円
(回答)子ども総合センター開設準備室
(仮称)子ども総合センター内に発達障害者支援センター機能を組み込むことについ
ては、発達障害者支援センターの相談受付状況や(仮称)子ども総合センターの開設後
の相談の状況及び内容等により、支援に関わる施設ごとの役割を引き続き検討、調整し
てまいります。
・
(仮称)さいたま市子ども総合センター整備事業
100,145千円
31.安全・安心のまちづくりのための空き家対策の推進
課題:新たに制定した「さいたま市空き家等の適正管理に関する条例」に基づいた空き家
対策の推進が求められている。
要望: 固定資産税滞納物件に対する競売措置、まちづくりに資する施策としてのポケット
パーク整備事業、解体助成制度や空地・空き家バンク事業等、総合的な対策を推進
すること。
(回答)環境総務課
空き家対策については、
「さいたま市空き家等の適正管理に関する条例」に基づき、所
有者等の責務について周知を図るとともに、くらし応援室をはじめとする関係部所と連
携し、管理不全な状態にある空き家等の所有者等に適正な管理を求めてまいります。
また、条例施行から1年が経過したことから、これまでの各区における条例に基づく
対応の中で生じた課題を把握し、本市における空き家対策の課題を整理してまいります。
更に、他の自治体が実施している空き家対策の事例やその背景についても研究し、本市
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の状況に合った空き家対策について検討を進めてまいります。
・空き家等の適正管理事業
101千円
(回答)収納対策課
市税が未納の方には、督促状や催告書により納付を促していますが、納税資力がある
にもかかわらず自主納付いただけない場合には、税負担の公平性確保の観点から、国税
徴収法に定める手続きにより差押え等の滞納処分を執行しております。
固定資産税滞納物件に対する公売措置も空き家対策の有効な手段の一つであることか
ら、個別事案ごとに納税者の実情に即した滞納整理を進めてまいります。
(回答)都市公園課
当該敷地が身近な公園の不足地域で、一団の用地が確保でき、都市公園として整備が
可能な場合には、関係部署と連携の上対応してまいります。
32.産業集積拠点の整備
課題:企業誘致を推進するための事業用地が不足している。
要望:市内への企業誘導及び市内企業の転出抑制・市内移転支援のために、田島エリアの
整備を着実に推進するとともに、他地域にも開発エリアを設定し事業用地を整備す
ること。
(回答)産業展開推進課
田島エリアについては、地元権利者の御理解をいただき、早期事業化に向け取り組ん
でまいりたいと考えております。
また、田島エリアに続く産業集積拠点の創出については、まずは当該エリアの実現化
を図ることを最優先としておりますので、その整備状況や今後の企業ニーズ等を踏まえ
た上で検討してまいります。
・企業誘致等推進事業
352,328千円
33.市内農産品のブランド化支援
課題:市内農産物の販路拡大・販売促進策が必要。
要望:市内農産物のブランド化を図り、販路拡大を目指すことで都市近郊農業の利点を生
かした農業の振興を図ること。
(回答)農業政策課
市内には、多彩で特色のある農産物が生産されており、これらの特色ある農産物を農
商工連携により、加工品の商品化、特産品のブランド化を進めております。今後も、市
内農産物の活用に向けて検討していき、ブランド化事業に加え、農情報ガイドブックの
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制作、地場産農産物料理講習会及びニーズ対応型農業支援事業を地産地消事業として位
置付け、販路の拡大、PRに努め、市内農産物のブランド化を図り、農業振興に努めて
まいります。
・地産地消事業
6,796千円
34.インターネットを活用した雇用環境の整備推進
課題:景気の低迷を背景に、若者、女性等の雇用情勢は依然厳しい状況にある。
要望:若者や女性の多くがインターネットやSNS等を利用していることから、これらを
活用した新たな就職情報の提供システムにおける企業と応募者双方のエントリー数
の増加を図ること。また、地域企業とのマッチング施策を進めること。
(回答)労働政策課
市内中小企業と求職者とのマッチング機会の創出として、若年求職者が主として利用
する民間就職情報サイトへの企業情報の掲載を通常料金より安価で行えるシステムを構
築します。併せて、企業の求人担当者へ魅力的な企業PRを行えるよう指導・支援する
ことにより、若年求職者に向けて、雇用に積極的な市内企業を効果的に紹介するととも
に、十分な掲載期間を設けることで若年求職者のエントリー促進に努め、市内企業の人
材確保と若年求職者の就職活動を支援します。
・雇用対策推進事業(一部)
191,726千円
35.区画整理事業の推進
課題:保留地を売却して事業費に充てる区画整理制度は、地価の右肩さがりの状況下で制
度疲労を起こしている。進捗率の極めて低い組合もあり、事業推進のためには新た
な取組みが求められている。
要望:長期化の懸念される地区については、解決方策の積極的な検討・調査を早期に完了
させて、街路事業との組み合わせや事業手法の変更による新たな事業計画を策定す
ること。
(回答)市街地整備課、区画整理支援課
土地区画整理事業は、線的ではなく、面的に道路、公園、排水施設等の公共施設の整
備、改善と併せて宅地の供給、利用増進を一体的に行うことが可能な総合的整備手法で
あることから、現在、各地区において実施しているものであり、今後も継続して財源確
保に努め、効率的な事業運営を実施し着実に事業推進を図ってまいります。
長期化の懸念される施行地区については、各施行地区の特性や進捗状況を勘案し、平
成25年度から平成26年度にかけて解決方策の検討調査を実施しております。なお、
平成25年度は、地区ごとの現状分析、課題の抽出、課題解決に向けた対応方針、平成
26年度は、課題解決の実現化に向けた検討などを行います。
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・市内土地区画整理事業に要する経費(市・組合・機構施行)
23,531,573千円
36.公共施設の暑さ対策の推進
課題:異常気象により夏の猛暑日が増加傾向にある。駅前広場や公園などの暑さ対策が必
要となっている。
要望:暑さ対策として、駅前広場にドライ型ミスト装置の設置、公園の緑化による木陰の
創出を進めること。
(回答)健康増進課
近年の夏期の気温の上昇に伴う熱中症は、本市の重要な健康課題と考えております。
そのため、市報やホームページ、自治会回覧板等による注意喚起を行っているところで
す。また、ポスター・チラシを作成し、市内の公共施設において、掲示・配布をしてお
ります。
さらに、平成25年度より、暑さをしのぎ涼むことができる公共施設を「まちのクー
ルオアシス」として、ホームページにおいて紹介しております。
現時点において、熱中症対策としてのドライ型ミスト装置の設置については検討して
おりませんが、引き続き有効な熱中症対策を推進してまいります。
・熱中症対策
184千円
(回答)都市公園課
都市公園の整備を行っていく中で、緑化による木陰の創出につとめてまいります。
・身近な公園整備事業
824,482千円
37.
「見沼田圃基本計画アクションプラン」の着実な推進
課題:見沼田圃は、首都圏の貴重な緑地空間であり、市の将来都市設計や産業振興、観光
振興に結び付ける具体策が求められている。
要望:
「見沼田圃基本計画アクションプラン」の速やかかつ着実な実施を図り、散策コース
やサイクリングロードの整備、農地を活用した市民農園・大型農産物直売所・クラ
インガルテン等の整備、災害時を想定した防災避難地等、見沼田圃を活用した都市
の魅力アップの具体策を講じること。
(回答)みどり推進課見沼田圃政策推進室
見沼田圃は、首都圏に残された貴重な平地的大規模緑地空間であることから、自然や
農業とのふれあいの場として充実させるとともに、農地、公園、斜面林、河川など様々
な形態の特性を活かし、その保全・活用・創造を一体的に推進するため見沼田圃基本計
画及びその具体化に向けた様々な取組を推進するために見沼田圃基本計画アクションプ
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ランを策定しました。
見沼田圃を活用した住みやすく、住み続けたい都市とするため、「見沼田圃基本計画ア
クションプラン」を速やかに着実に実施するとともに、
「見沼田んぼの総合情報発信基地
の整備」や「目指せ日本一!サクラサク見沼田んぼプロジェクト」について、「しあわせ
倍増プラン2013」に基づき事業を実施してまいります。
・見沼田圃の保全・活用・創造事業
35,919千円
(回答)都市公園課
セントラルパーク構想を改定する中で、見沼田圃の自然・歴史・文化を次世代に引き
継ぐとともに、広域的な防災拠点の整備に向けた検討を進めます。
・
(仮称)セントラルパーク整備事業
10,000千円
(回答)農業政策課
農産物直売所、農業研修施設などの施設を軸に、市民農園や観光農園等と連携した、
農業交流施設の整備について、関係機関と検討及び調整をおこない、見沼田圃を活用し
た都市の魅力アップを図ってまいります。
・農業交流施設基本構想策定
7,000千円
38.ドッグランの整備
課題:ペットを飼う市民が増加しており、動物との共生の街づくりが求められている。
要望:
「公園内に設置するドッグランの基本方針」の弾力的な運用を図ることや、継続的な
運営ができるNPOを育成する等、市民ニーズにマッチしたドッグランを計画的に
整備すること。
(回答)都市公園課
都市公園内に設置するドッグランについては、
「公園内に設置するドッグランの基本方
針」に基づき設置を検討してまいります。平成26年度については、新見沼大橋下の用
地において開設に向けた準備をしてまいります。なお、都市公園におけるドッグラン設
置に当たっては、利用者自らが運営団体を設置し自主的な運営が行われることを条件と
しております。
・身近な公園整備事業
824,482千円
39.自転車ネットワークの整備推進
課題:国が新しいガイドラインを策定したことから、自転車ネットワークの形成に向けて
道路管理者として早急な対応が求められている。
要望:
「自転車ネットワーク整備計画」のもと、具体的な自転車走行空間の整備の推進を図
ること。
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(回答)都市交通課
「自転車ネットワーク整備計画」については、現在路線選定を進めており、平成25
年度中の策定を目指しております。
(回答)道路環境課
自転車通行環境の整備については、警察庁及び国土交通省より示された「安全で快適
な自転車利用環境創出ガイドライン」及び埼玉県の基準を参考に、「自転車ネットワーク
整備計画」に位置付けられた、自転車集中台数の多い、大宮駅など4駅周辺の路線の整
備を進めてまいります。
・交通安全施設整備事業
3,614,996千円
40.大宮健保グランド用地の活用
課題:スポーツ団体や市民が気軽に利用できるグランドが不足している。
要望:スポーツをする場の確保のため、大宮健保グランドの用地の取得や借用等具体的に
検討し、協議を進めること。
(回答)都市公園課
借地及び取得に際し底地の整理が必要になること、及び、既存グランドとの利用料金
や管理主体の調整等の課題がございますが、引き続き関係者と協議してまいります。
41.道路境界確定測量の推進
課題:道路境界の確定はまちづくりの推進に欠かせないが、進捗率が低調であり地域間格
差もある。今後のまちづくりプロジェクトに支障を及ぼすことが懸念される。
要望:まちづくりの前提である道路境界確定測量に集中的に取組み、早期に完了させるこ
と。今後、まちづくりプロジェクトを計画している地域への重点実施を図ること。
(回答)土木総務課
平成23年度から、北部建設事務所土木管理課に区域線整備推進係を新設し、道路境
界確定測量を進めております。順次、計画的に進めることで、道路境界確定測量の早期
の完了を目指してまいります。
42.総合的な浸水対策の推進
課題:異常気象による集中豪雨・ゲリラ豪雨が多発しており、浸水対策、内水排水対策に
対する市民のニーズが高い。
要望:浸水ハザードマップで示した浸水箇所について、対策を着実に推進すると共に、ハ
ザードマップの更新情報を周知すること。
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(回答)河川課、下水道計画課
引き続き、浸水被害の状況を見定めて、河川改修事業や流域貯留浸透事業、雨水管や
雨水貯留施設の整備を推進し、ハザードマップを更新する際には、市民の皆様に周知し
てまいります。
・河川維持管理事業
768,423千円
・河川改修事業
2,154,818千円
・流域貯留浸透事業
118,000千円
・下水道浸水対策事業
5,283,495千円
43.道路維持管理・安全対策費用の確保
課題:道路維持管理や交通安全対策への市民ニーズが高いが対応が追いついていない。
要望:交通危険箇所解消に向けて、市民ニーズに対応できる道路維持管理事業費、交通安
全施設整備事業費を確保すること。また、地域間格差解消に向けた配分をすること。
(回答)道路環境課
ゾーン30整備や事故危険箇所などの交通安全事業を実施します。また、通学路の安
全対策についても、関係各課と連携し、引き続き実施してまいります。
また、市民ニーズに対応した交通安全施設の整備、道路の維持管理に努めてまいりま
す。
・交通安全施設整備事業
3,614,996千円
・道路維持事業
4,705,426千円
(回答)交通防犯課
市内危険箇所や事故現場において、交通安全施設を設置し交通事故防止を図ります。
また、区に格差が生じることのないよう、人口、面積、交通事故件数などの地域性を
考慮し、維持管理等に努めてまいります。
・交通安全施設設置及び維持管理事業
105,003千円
44.高速・観光バスターミナルの整備
課題:バス交通について本市の交通結節上の優位性が生かされていない。
要望:東日本のハブシティとして高速道路網の結節性を活かすために高速・観光バスター
ミナルの整備を早期に進めること。
(回答)都市交通課
現在策定中の「さいたま新都心将来ビジョン」の中で、多様な交通手段により、大宮
駅周辺地区との連携、機能の補完関係を強化するとともに、先導プロジェクトとして、
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交通拠点性を高める新たな交通広場の整備を検討してまいります。
平成26年度は本市に必要な機能や規模などについて検討する予定です。
・バス対策事業
221,356千円
45.市内全駅舎のバリアフリー化の推進
課題:市内駅舎の中には、バリアフリー化が不十分な駅が残っている。
要望:エレベーター・エスカレーター未設置の駅舎バリアフリー化を計画的に推進するこ
と。
(回答)都市交通課
バリアフリー法の基本方針に基づく対象駅について、鉄道事業者と連携し、エレベー
ターの設置などの整備を推進し、バリアフリー化を最優先に図ってまいります。
・交通バリアフリー推進事業
584,420千円
(平成26年度エレベーター整備予定箇所 南浦和駅西口、東宮原駅)
46.消防分団車庫の計画的な施設整備
課題:消防分団車庫の老朽化が進んでいる。
要望:分団車庫は消防団活動の拠点となる重要な施設であり、耐震化等、計画的な施設整
備を推進すること。
(回答)消防施設課
「しあわせ倍増プラン2013」に位置付けた「消防団の充実強化」を進める中で、
分団車庫を計画的に改修又は整備を進めてまいります。
・消防施設等維持管理事業
61,999千円
(耐震補強工事6か所)
・消防施設等整備事業
118,498千円
(改築工事2か所、調査・設計2か所)
47.救急医療情報システムの導入推進
課題:救急搬送現場でのICT化が図られておらず、出動時に印刷した紙ベースの搬送先
リストで搬送先医療機関の照会を行っており、搬送先の確認に時間を要し死亡に至
った事例が起こっている。
要望:埼玉県は佐賀県方式の新たな救急医療情報システムの導入を検討しており、平成 26
年度の運用に向けて、適切な予算措置により、着実な推進を図ること。
(回答)消防総務課・救急課
平成26年度から、救急現場等においてICTを活用し、最新の救急医療情報を得て、
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円滑な救急搬送を行ってまいります。
・消防局運営事業
2,685千円
48.特別支援教育体制の充実
課題:指定都市比較で特別支援学級の設置率が低く、教員の専門性の向上など、特別支援
教育の充実が求められる。
要望:特別支援学級・通級指導教室の計画的な増設と、教員研修の充実、専門教育を受け
た教員の積極的採用、学級等支援員の増員(特に特別支援学級未設置校への柔軟な
加配)を行い、特別支援教育体制の充実を図ること。
(回答)指導2課
特別支援学級の設置については、平成26年度は、20校で新増設の準備を進めてま
いります。また、発達障害・情緒障害通級指導教室については、指導する教員が必要に
なりますので、埼玉県教育委員会に通級指導教室加配教員の増設を要望してまいります。
加えて、教員の研修の内容を充実し専門性の向上を図ってまいります。
なお、学級等支援員などについては、来年度から学級等支援員や少人数指導等支援員
など、学校における様々な「補助要員」を統合し、新たに「スクールアシスタント」と
して配置し、充実させてまいります。
・特別支援教育推進事業
86,415千円
(回答)教職員課
平成22年度教員採用試験から、本市独自に、特別支援学校普通免許状を所有してい
る者を対象とした特別支援教育特別選考を実施し、専門性の高い教員を採用しておりま
す。
49.学校のバリアフリー化の推進
課題: インクルーシブ教育の推進及び、避難所機能の強化の両面から学校施設のバリアフ
リー化が求められている。
要望:段差の解消、エレベーターの設置、多目的トイレの設置など障害者や、高齢者の利
用に支障をきたさない施設整備を推進すること。
(回答)学校施設課
「しあわせ倍増プラン2013」に位置付けた「学校施設リフレッシュ計画」に基づ
き、学校施設のバリアフリー化については、既存校舎の段差解消、スロープや手すり、
みんなのトイレの設置などを実施してまいります。
トイレの洋式化については「しあわせ倍増プラン2013」に基づき、平成26年度
末にトイレの洋式化率が40%となるよう事業を推進してまいります。また、平成28
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年度までにトイレの洋式化率50%を目指してまいります。
・施設等維持管理事業(400器)
129,600千円
・各校営繕事業(8校)
90,862千円
(平成25年度補正予算)
・各校営繕事業(6校)
458,310千円
(回答)高校教育課
快適な教育環境維持のため、整備を進めてまいります。
・施設等維持管理事業
6,716千円
50.学校における子どものうつ病対策・メンタルヘルスの推進
課題:生活環境やいじめ等に起因する子どものうつ傾向が指摘されている。
「うつ」は自殺
の大きな要因であり、子どものメンタルヘルスを進める専門的な体制が必要である。
要望:
「児童生徒の心のサポート 緊急対応の手引き」運用のさらなる検証と、研修強化に
よるゲートキーパーの育成・全校配置を図ること。
(回答)指導2課
「児童生徒の心のサポート 緊急対応の手引き」の活用について、心のサポート推進
事業に係る推進委員会において、大学教授、精神科医、市立小・中学校の校長会の代表
等から御意見をいただき、改訂版を発行します。
また、ゲートキーパー研修を拡大し、心のサポート推進事業を強化してまいります。
・教育相談推進事業
426,616千円
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