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韓国AVインターフェイス事情

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韓国AVインターフェイス事情
韓国AVインターフェイス事情
最新のBMWではiDrive画面で地デジやDVDビデオなどの外部映像を見る場合、AVインターフェイスが必要不可欠となります。また、バックカメラの映像
を映し出す場合も同様です。 しかし、これまで日本で販売されてきたBMW向けのAVインターフェイスはすべてが韓国製で、満足できるものはほとんど
ありませんでした。弊社ではお客様へ提供するために3∼4年ほど前からあらゆるメーカーのAVインターフェイスを使ってみましたが、ほんとうに何度も泣
かされました。インストール作業が終わって完成検査の時点でノイズが走ったり、そのときには問題が見当たらなくても半年後にトラブルが発生するなど、
とにかく精度が悪いのです。
どのような製品でも故障はあるでしょう。ですから、そこできちんとしたアフターフォローをインポーターやメーカー
が行いしっかりと修理をしてくれればよいのですが、このような製品ではそれもありません。故障を認めなかったり、
モデルチェンジでパーツが入手できない、製造会社が倒産して対応不能など……。普通では有り得ないことが、この世
界では当然のようにまかり通っているのです。
そんな中、弊社はD・W社という良好なパートナーを見つけることができました。同社は日本仕様車それぞれでテストを
行うなど製品開発に非常に真面目に取り組む姿勢を持つ他には見られないメーカーです。それだけにD・W社のAVイン
ターフェイスを採用してからというものトラブルが激減し、信頼性の高いシステムを提供できるようになったのです。
ところがBMWに毎日のように触れていると、新たなシステムが欲しくなります。開発の
虫が疼き出すというのでしょうか。そこで独自開発を行うため韓国へ飛んだのでした。訪問
先は以前から取り引きのあるMMI(Multi media interface)社で、ここはa/tackオリジ
ナルバックカメラ「MK-135B」の製造元でもあります。a/tack商品韓国総代理店にもな
っています。韓国でAVインターフェイスについて調べてみると、どうやら元々はある電子機
器メーカーが開発し、ここのエンジニアが枝分かれして現在は数社が存在。製品にはA∼E
ランク(MMI社はこう呼ぶのです)があり、その中でも問題のあるC∼Eランクの製品が日
本に入り前述のような粗悪製品として流通しているようです。
MK-135B
韓国MMI社にて
弊社では最初、それらの中でもAランクの製品に独自の機能を組み合わせてオリジナル製品として
販売をしようと考えていました。しかし、これではハードの能力に限界があり開発に制限も出て思い通
りのものが出来上がらないので、コストはかかるもののハードからの製作を進めることに。MMI社と
ともに設計に着手し韓国から日本にエンジニアを数回にわたって派遣してもらい、日本仕様車で個別
にプログラミングを行う純粋な日本専用品としました。
これには1∼7シリーズまですべてのBMWのモニター関連データ調査が必要不可欠。何しろ同じ車
種でもモニターメーカーが違えばデータが異なり、特に5シリーズについては初期、前期、中期、後期と
4種類があり、メーカーもアルパインとシーメンスの2社があります。さらに最新のGTでは「made in
China」といったものも確認され、さらにメーカーが増えました。つまり、すべての仕様での動作チェッ
クには膨大な手間や時間が必要となるわけですが、それを乗り越えa/tackでは全車で不具合を起こさ
ない信頼性の高い製品へと仕上げることに成功しました。しかも1種類の製品で数車に対応させるた
め内蔵ディップスイッチによる設定変更ができ、設定を間違えると映像信号は送れず画面表示が青一
色となりトラブルの判断がつきやすい設計です。
a/tackではBMWの新車が発売されると、いち早く購入して開発車両を確保します。
日本仕様のBMWへ装着するパーツは日本での開発が必要と考えるからです。
これからもa/tackは、我々スタッフが認めたものだけをBMWを愛する皆さまにお届けできるよう
今後も会社一丸となって取り組み、努力を惜しまず進み続けていきます。
a/tackを興した際に掲げた、この誓いだけは継承して参ります。
快適なBMWライフのお手伝い
a/tack assist your comfortable BMW Life
MK-900B
MMI 商品日本総代理店 MK品番は a/tackプロデュースによりMMIで開発製造した商品です。
本内容は2010.年5月現在の内容です
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