Comments
Description
Transcript
加盟のご案内のパンフレット(PDF)
温暖化対策に 貢 献し た い 加 盟 のご 案 内 民 間 企 業・団 体 の 皆 様 へ 加盟について 「森から世界を変える REDD+ プラットフォーム」への加盟にあたり、とくに会費や協 賛金などは必要ありません。加盟をご希望の方は、「加盟申込書」(公式サイトからダ ウンロードできます)に必要事項を記入して下記プラットフォーム事務局宛てにお送り ください。加盟についての詳細は、下記プラットフォーム事務局までお問合せください。 プラットフォー ム の 活 動 各参加団体の活動について ① 国内外での理解拡大 参加団体は、他のステークホルダーと必要に応じて協力し、それぞれ プラットフォームとしてのWEBサイト、SNSやイベント活動等を通じて の立場から、それぞれが持つリソースを活用して、プラットフォームの 国際社会の動向、開発途上国での森林保全活動の重要性、REDD+ 活動に協力するとともに、途上国のREDD+を含む森林保全活動に中 の仕組みや加盟団体の活動内容などを分かりやすく伝え、日本国内で 長期的な視点も持ちつつ、積極的に取り組みます。プラットフォームの の理解拡大を図ります。また、日本の官民の取り組み全体について、 設置期間は、2020年12月31日までの予定です。 国際会議等においても協働で発信します。 組織構成 ② 情報・知見共有/意見交換 加盟団体が、REDD+を含む森林保全活動の実施・促進に必要な情 報・知見・経験を共有し、参加団体間での意見交換などを行います。 ③ ビジネスモデル開発 プラットフォームでは、 「ナレッジ分科会」「情報発信分科会」「ビジ ネスモデル分科会」を設置し、参加企業・団体はいずれかの分科会に 所属して活動を行います。すでに、民間企業・団体・政府機関等およ REDD+など森林保全活動に関する公的支援や民間資金の組み合わ そ60団体(2015年5月現在)が参加しており、知識などを共有し、幅広 せや、森林保全に資する民間ビジネスモデルなどについて検討を行 い議論を交わしながら、今後さらにこの輪を広げ、官民協力のもと、地 い、諸制度や公的な支援の在り方などについても、提言を行います。 球温暖化対策に貢献すべく取り組んでいます。 途 上 国 の 森 林 保 全 が 、地 球 を 救う。 世界は今、地球温暖化などの問題に直面しています。REDD+(レッドプラス)は、 途上国における森林減少や劣化の抑制、持続可能な森林経営を促進するための取り組みです。 世 界 はもう、変 わり始 め て い ま す 。 公 式 サ イト www.reddplus-platform.jp/ お 問 合 せ・申 込 書 送 付 先 独立行政法人 国際協力機 構 地 球 環 境 部 森 林・自然 環 境グループ内 森から世界を変える REDD+プラットフォーム事務局 T E L : 0 3‐5 2 2 6 - 6 6 5 6 / F A X : 0 3‐5 2 2 6 - 6 3 4 3 [email protected] 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の場では、2013年にREDD+の枠組みが決まりました。 2020年以降の地球温暖化対策のしくみも本年12月に合意されようとしています。 日 本 でも、取り組 み が 始 まって い ま す 。 「森から世界を変える REDD+ プラットフォーム」には民間企業・団体・政府機関等 およそ60団体(2015年5月現在)が参加。地球温暖化対策に貢献すべく前進を続けています。 地球のために、もっとできることを 。 今、REDD+に取り組むことは、地球のためだけにとどまらず、日本の企業や団体にさまざまなメリットがあります。 多くの生活者に強い印象を与える効果的な社会貢献施策として、さらに本業の技術や製品、サービス等を活用した 新たなビジネスへの展開など、REDD+には多様な可能性があります。 特に、すでに途上国に対する支援やビジネスを展開したり、新たな展開を検討している企業や団体にとって、 REDD+への取り組みを今すぐスタートすることが、重要な選択肢となっています。 2020年へ、さらにその先の未来へ。REDD+をオールジャパンで推進することが国際的にも強く求められています。 世界からの期待に応えるべく、2014年に誕生した『森から世界を変える REDD+ プラットフォーム』は、 官民連携でREDD+を推進するための取り組みであり、すでに多くの民間企業・団体が加盟しています。 さらなるみなさんの発展のために、そして地球の未来のために。REDD+プラットフォームへの加盟をご検討ください。 REDD+を通じて「できること」 社会貢献 農 林 業ビジ ネス 「 強 み 」の 活 用 排 出 権ビジ ネス 森林伐採などの乱開発は、途上国の健全な発展を 広大で豊かな途上国の森林は、農林業ビジネスの 日本には、先進的で優れた技術や製品、サービス等 REDD+への貢献によって、温室効果ガスの排出 阻 害 する要 因ともなっています 。森 林 保 全 、持 続 舞台としても大きなポテンシャルを秘めています。 があります。そのマーケットを世界へ広げていくため 削減に対するクレジットが得られる可能性がありま 可能な森林経営を支援するREDD+の取り組み 国際社会が合意するREDD+の枠組みを活用し にも、REDD+への取り組みが有効です。今後、広 す。実際に、REDD+の取り組みによる温室効果 は、「自然保護」や「CSR」的な価値だけに留まら た持続可能な取り組みを展開することで、ビジネ 大な森林を有する途上国開発に参加するためにも、 ガスの削減量を、排出権取引市場で売却している ず、広く途上国への社会支援に繋がります。 スチャンスの可能性はさらに大きく拡がります。 REDD+への理解がアドバンテージとなります。 企業もあります。 日本企業と地域住民による植樹イベント。 森林を保全しながら生産した農産物でビジネスを展開。 写真提供/株式会社フルッタフルッタ Ⓒ JAXA 違法伐採を監視する日本の人工衛星画像。 排出削減量の計測調査風景。 なぜ、日本でREDD+への取り組みを急ぐべきなのか? 森から世界を変えるREDD+プラットフォーム 2 0 2 0 年 に向けた世界の動向 加盟のメリット REDD+の可能性はいま世界で大きく広がりつつあります。国連気候変動 枠組条約 (UNFCCC) でREDD+が取り上げられたのは2005年のこと。そ REDD+のメリット オールジャパンでREDD+への取り組みを推進する「森から世界を変える REDD+ プラットフォーム」に 加盟することには、参加団体にとって「地球のために」だけではないさまざまなメリットがあります。 の後、議論を重ね、2015年11月末∼12月にフランスで開催される第21回締 約国会議(COP21) で懸案となっている資金メカニズム等に関する合意がな されれば、REDD+は2020年に向けていよいよ本格的にスタートします。 すでに国際社会では、REDD+の排出削減量をクレジット化した取引が拡 がっており、日本政府も二国間クレジット制度(JCM)の事業としてREDD 企業価値を高める 温室効果ガス 削減 生物多様 性 保全 +を推進することを打ち出しています。REDD+実施者はクレジットの売 タイムリーな情報入手 却により収益を獲得できるようになり、これらのクレジットを購入すること で、量的に検証された社会貢献が可能になります。 助言を得られる 途上国の 森林保全 温室効果ガスの排出削減・吸収増大を達成するには、途上国の森林保全 が有効です。また、REDD+には、温室効果ガス削減への貢献のほか、生 物多様性保全、途上国の持続可能な開発支援など、さまざまな副次的効果 ビジネスパートナー が期待されています。そのためには、制度づくり、森林に蓄積されている炭 素量の測定、地域住民に対する配慮など、多様な側面への長期的な取り組 みが必要です。幅広い専門知識や技術が不可欠であり、民間企業・団体な ど多様な主体が得意な技術やノウハウを持ち寄り、互いに連携することが 成功のカギとなるのです。自然と共生する知恵と伝統、さらに先進的な技 術や製品、サービス等を持つ日本の企業・団体の積極的な参加が強く求め られる理由がそこにあります。 (CSR) とのマッチング 途上国の 持続可能な 開発支援 クレジットなど 付加価値を 創出 新ビジネスモデル創出 の可能性(CSV) ● REDD+を通じて国際的な視野をもち社会貢献しているというプラスイメージが生まれる。 ● プラットフォームと情報発信の連携を高めることで、参加団体の森林保全活動の認知度や評価が高まる。 ● 国際社会の気候変動対策動向や、REDD+に関連したビジネスの情報がタイムリーに入手可能となる。 ● REDD+など新たな取り組みを行う際に、多角的な助言を得る機会が増える。 ● 分科会活動を通じて、政府や関係機関、民間企業・団体との意見交換のパイプが生まれる。 ● 森林保全活動に共同で取り組むビジネスパートナーとのマッチングがスムーズになる。 ● 持続可能な途上国の森林の活用や人材の交流などを通じて、本業に貢献する可能性が生まれる。 ● 新商品開発、新たな市場や原材料調達地の獲得など、ビジネスモデル創出の可能性が広がる。