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Panasonic IR Day 2012 ヘルスケア社 事業戦略

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Panasonic IR Day 2012 ヘルスケア社 事業戦略
Panasonic IR Day 2012
ヘルスケア社 事業戦略
2012年5月23日
パナソニック株式会社
ヘルスケア社
社長 山根 健司
目次
2
・ドメインの概要
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・2011年度総括
・主力事業の業界ポジジョン
・2012年度事業方針
・2015年度に向けた成長戦略/新規事業
Copyright (C) 2012 Panasonic Corporation All Rights Reserved.
1
目次
3
・ドメインの概要
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・2011年度総括
・主力事業の業界ポジジョン
・2012年度事業方針
・2015年度に向けた成長戦略/新規事業
ドメインの概要
名称
4
ヘルスケア社
(Healthcare
Company )
責任者
社長 山根 健司
事業内容
医療機器・介護用機器の開発・製造・販売、サービス、
介護サービスの提供
従業員数
約 7,000名
本社所在地
東京都 港区 西新橋 2-38-5
国内:14社
主要子会社
海外: 6社
・米国、ドイツ、オランダ、シンガポール、インドネシア
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2
ドメインの概要(新体制)
5
再編前
2012年4月~
パナソニック㈱
パナソニック㈱
ソリューション事業分野
パナソニック ヘルスケア㈱
ヘルスケア社
パナソニック電工㈱
マニファクチャリング
ソリューションズ社
エイジフリー
エコソリューションズ社
システム
コミュニケーションズ社
三洋電機㈱
メディコム
コンシューマ事業分野
バイオメディカ
デバイス事業分野
ドメインの概要(組織体制)
6
2012年4月1日現在
ヘルスケア社
介護事業推進グループ
パナソニック ヘルスケア㈱
パナソニックエイジフリー
サービス㈱
パナソニックエイジフリー
ショップス㈱
パナソニックエイジフリー
ライフテック㈱
パナソニック
介護サービス㈱
共通部門
マーケティング本部
診断薬BU
画像診断BU
補聴器BU
医療機器・
システムBU
院内ロボットSBU
バイオメディカBU
メディコムBU
パナソニックヘルスケア
ノースアメリカ社
パナソニックヘルスケア
ヨーロッパ社
パナソニックヘルスケア社
(
中国)
12年
10月
設立
予定
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3
事業ビジョン
7
世界に、健やかなくらしを
世界中の、より多くの人々に手が届くヘルスケアを実現することにより、
人々の健やかで心豊かなくらしに貢献します。「家」から「病院」まで、
パナソニックは アフォーダブル・ヘルスケア を目指します。
早期診断・治療
患者負荷・負担の軽減
身体的、精神的負担の軽減
費用負担の軽減
院内業務支援
在宅ヘルスケア
医療の適性コスト化
低価格機器の提供
院内自動化・効率化
家での健康維持・回復の実現
衛星環境の向上、改善
安らげるくらしの実現
事業分野と主な商品
8
早期診断・治療
超低温フリーザー
血糖値測定センサー
CO2インキュベータ
CPWS
(血糖値測定イメージ)
97
mg/dL
M
診断薬(血糖値測定システム)
院内業務支援
保険薬局システム
バイオメディカ(ラボ向け機器)
自動錠剤包装機
注薬払出ロボットシステム
自律搬送ロボット(開発中)
電子カルテシステム
メディコム(院内IT)
院内ロボット(院内業務支援ロボット)
在宅ヘルスケア
訪問・通所介護サービス
福祉リフォーム
エイジフリー (介護サービス/機能支援機器 )
補聴器
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目次
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・ドメインの概要
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・2011年度総括
・主力事業の業界ポジション
・2012年度事業方針
・2015年度に向けた成長戦略/新規事業
2011年度総括
10
売上高/営業利益
(単位:億円)
事業別売上高比
1,336
ヘルスケア以外
その他
51
診断薬
12%
エイジフリー
88
17%
メディコム
売上高
35%
17%
ヘルスケア 1,285
19%
バイオメディカ
営業利益
● 主力4事業を中心に成長を確保
・診断薬
: 欧州を中心に堅調な需要で業界を上回る成長を確保
: 国内病院向け血糖値測定システムの販売開始
・バイオメディカ :研究機関の節電対策ニーズに対応した提案営業で、
デュアル冷却超低温フリーザ(500ℓ、700ℓ)が好調
・メディコム
:保険薬局用レセコン、電子薬歴システムを中心に増収
・エイジフリー
:入浴用品や施設向け水廻り設備、通所介護を中心に増収
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目次
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・ドメインの概要
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・2011年度総括
・主力事業の業界ポジジョン
・2012年度事業方針
・2015年度に向けた成長戦略/新規事業
主力事業の業界ポジション
12
強い要素技術と顧客接点で主力事業を確立
血糖値測定システム
(グローバル)
診断薬
ラボ向け機器
(グローバル)
バイオメディカ
院内IT
(国内)
メディコム
介護事業
(国内)
エイジフリー
市場環境
当社の強み
・糖尿病患者の増加に伴い
市場は着実に成長
・先進国で価格圧力が強まる
・高精度を実現する技術(バイオセンシング技術)
・省エネ競争が加速
・省エネ性能世界No.1の冷熱技術
・大学、研究機関との密接なユーザネットワーク
・国内シェア1位の細胞治療関連施設運営ノウハウ
・一般研究予算は抑制の中、
細胞治療関連へ重点配分
・レセコン市場は成熟
・高品質を実現する製造ノウハウ
・ユーザが使いやすい測定器の提供
・診療所・保険薬局でトップシェア5万件の
顧客接点
・今後は電子カルテ市場が
拡大
・医師・薬剤師に信頼されるサポート体制
・国内市場は安定成長も、
新規参入増で競争激化
・介護サービスから介護機器製造・販売まで
トータルでバリューチェーンを構築
・今後、アジア各国で高齢化
・介護の現場起点による商品・サービスの開発
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目次
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・ドメインの概要
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・2011年度総括
・主力事業の業界ポジション
・2012年度事業方針
・2015年度に向けた成長戦略/新規事業
2012年度事業方針
14
売上高
ヘルスケア以外
1,398
1,336
51
事業別売上高比
14
その他
15%
メディコム
1,384
ヘルスケア 1,285
営業利益(単位:億円)
(単位:億円)
16%
診断薬
34%
100
88
91
2011年度
2012年度
17% 18%
エイジフリー
2011年度
バイオメディカ
2012年度
●2012年度のポイント
ヘルスケア事業の成長 前年比108%(全体では105%)
・診断薬事業の強化 :次世代高精度センサの本格導入により拡販
・海外販売の拡大
:米・欧・中でドメイン専門販社を立上げ
超低温フリーザ、CO2インキュベータ、自動錠剤包装機
・バイオメディカ、メディコムの強い顧客接点を活かした成長
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2012年度事業方針(事業別 1/3)
事業
15
事業戦略
診断薬
(血糖値測定システム)
97
mg/dL
M
バイオメディカ
●商品力強化 :患者セグメントに合わせた、測定器
バリエーション拡充(ユーザ囲い込み)
●拡販取り組み:インシュリンポンプユーザへの重点拡販
国内病院向けシステムの拡販
●商品力強化 :省エネNo.1超低温フリーザを投入
●主な取り組み:海外生産拡大で為替の影響を縮小
:新規事業(細胞治療、調剤事業)の拡大
2012年度事業方針(事業別 2/3)
事業
メディコム
16
事業戦略
●商品力強化 :画像連携機能を強化した医事一体型
電子カルテを投入
●拡販取組み :他社電子カルテ買い替え需要の取り込み
(他社からのデータ移行ソフトの提供)
エイジフリー
(介護事業)
●商品力強化 :サービス付き高齢者住宅事業への参入
(2012年度3拠点開設予定)
●主な取り組み:デジタルミラーの発売開始
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2012年度事業方針(事業別 3/3)
事業
17
事業戦略
●商品力強化 :簡単にフィッティングが出来るポケット型
補聴器を新規に投入
補聴器
●拡販取り組み:パナソニック電器店での販売強化に向け
家電販売部門と共同で販売促進
院内ロボット
(院内業務支援ロボット)
●商品力強化 :薬剤や検体の搬送を行う
自律搬送ロボット(HOSPI)の投入
●拡販取り組み:病院の建て替え需要や薬剤業務の
効率化に照準を合わせ販売を促進
(開発中)
目次
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・ドメインの概要
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・ヘルスケア社の概要/組織/事業ビジョン/事業分野と主な商品
・2011年度総括
・主力事業の業界ポジション
・2012年度事業方針
・2015年度に向けた成長戦略/新規事業
Copyright (C) 2012 Panasonic Corporation All Rights Reserved.
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・2015年度に向けた成長戦略
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■グローバル販路の構築・拡充
① 顧客接点の強化
・グローバル臨床・学術体制構築
・米・欧・中 ドメイン販社設立
② 継続して収益を確保できるしくみ構築
・機器販売に加え、保守・メンテナンスによる収益の確保
■新規事業の立上げ
① 細胞治療分野を支える機器の提供
② 院内業務支援ロボットの拡充
新規事業事例1
20
細胞治療ソリューション
弊社占有率 1位
●細胞治療用途商品・ラボ向け商品のハードと施設運営管理ノウハ
ウのソフトを基盤に、施設全体のソリューションをお客様にご提供
【ラボ向け商品】
薬用保冷庫
バイオメディカルフリーザ
薬品保存(2~14℃)
試薬保存(-20~-30℃)
超低温フリーザ
細胞保存(-85℃)
CO2インキュベータ
細胞培養(室温+5~50℃)
+
細胞を調製・加工する無菌環境の提供
プロセッシングワークステーション
(CPWS)
セルプロセッシングアイソレータ
(CPアイソレータ)
セルプロセッシングセンター
(CPC)
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新規事業事例2
21
●院内~在宅まで院内業務支援ロボットを展開
院内業務支援
薬局業務支援
介護施設・在宅支援
ロボットによる ①情報連携 ②エビデンス化 ③トレーサビリティ確保
介護支援
薬剤業務支援
病棟業務支援
内服薬調剤
調剤
払出
包装
薬剤
鑑査
注射薬調剤
薬剤
払出
薬剤 注射薬 薬剤
鑑査 混合 鑑査
注薬払出
ロボットシステム
薬局業務支援
配薬・服薬
管理支援
施設・在宅
院内
物品
搬送
薬局調剤
薬剤
受付
処方鑑査 払出
食事搬送ロボット 自律搬送ロボット
「HOSPI」(開発中)
「デリカート」
自動錠剤包装機
包装
薬剤
鑑査
一包化薬
鑑査支援RS
住
「ロボティック
ベッド」(開発中)
食
健康
管理
介護施設向け
「デリカート」
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本プレゼンテーションには、パナソニックグループの「将来予想に関する記述(forward-looking statements)」(米国1933年証券法第27条
Aおよび米国1934年証券取引所法第21条Eに規定される意味を有する)に該当する情報が記載されています。本プレゼンテーションに
おける記述のうち、過去または現在の事実に関するもの以外は、かかる将来予想に関する記述に該当します。これら将来予想に関す
る記述は、現在入手可能な情報に鑑みてなされたパナソニックグループの仮定および判断に基づくものであり、これには既知または未
知のリスクおよび不確実性ならびにその他の要因が内在しており、それらの要因による影響を受けるおそれがあります。かかるリスク、
不確実性およびその他の要因は、かかる将来予想に関する記述に明示的または黙示的に示されるパナソニックグループの将来におけ
る業績、経営結果、財務内容に関してこれらと大幅に異なる結果をもたらすおそれがあります。パナソニックグループは、本プレゼン
テーションの日付後において、将来予想に関する記述を更新して公表する義務を負うものではありません。投資家の皆様におかれまし
ては、米国1934年証券取引所法に基づく今後の米国証券取引委員会への届出等において当社の行う開示をご参照下さい。
なお、上記のリスク、不確実性およびその他の要因の例としては、次のものが挙げられますが、これらに限られるものではありません。
かかるリスク、不確実性およびその他の要因は、当社の有価証券報告書等にも記載されていますのでご参照下さい。
●米国、欧州、日本、中国その他のアジア諸国の経済情勢、特に個人消費および企業による設備投資の動向
●多岐にわたる製品・地域市場におけるエレクトロニクス機器および部品に対する産業界や消費者の需要の変動
●為替相場の変動 (特に円、米ドル、ユーロ、人民元、アジア諸国の各通貨ならびにパナソニックグループが事業を行っている地域の通
貨またはパナソニックグループの資産および負債が表記されている通貨)
●資金調達環境の変化等により、パナソニックグループの資金調達コストが増加する可能性
●急速な技術革新および変わりやすい消費者嗜好に対応し、新製品を価格・技術競争の激しい市場へ遅滞なくかつ低コストで投入する
パナソニックグループの能力
●他企業との提携またはM&A(パナソニック電工および三洋電機の完全子会社化後の事業再編を含む)で期待どおりの成果を上げられ
ない可能性
●パナソニックグループが他企業と提携・協調する事業の動向
●多岐にわたる製品分野および地域において競争力を維持するパナソニックグループの能力
●製品やサービスに関する何らかの欠陥・瑕疵等により費用負担が生じる可能性
●第三者の特許その他の知的財産権を使用する上での制約
●諸外国による現在および将来の貿易・通商規制、労働・生産体制への何らかの規制等(直接・間接を問わない)
●パナソニックグループが保有する有価証券およびその他資産の時価や有形固定資産、のれんなどの長期性資産および繰延税金資産
等の評価の変動、その他会計上の方針や規制の変更・強化
●地震等自然災害の発生、感染症の世界的流行、その他パナソニックグループの事業活動に混乱を与える可能性のある要素
●東日本大震災が、パナソニックグループの部品調達・生産・物流、個人消費を含む日本の経済情勢および海外での販売活動に与える
影響、その他パナソニックグループに直接または間接に与える影響、ならびにタイで発生した洪水がパナソニックグループの部品調達・
生産、その他パナソニックグループに直接または間接に与える影響
※営業利益(損失)は、日本の会計慣行に従い、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しています。米国で一般に
公正妥当と認められた会計原則では、連結損益計算書においてその他の特定の費用(長期性資産の評価減や構造改革費用等)は営
業利益(損失)に含まれます。
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