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胎内市子ども・子育て支援事業計画(概要版)(PDF:474KB)
胎内市子ども・子育て支援事業計画 概要版 子ども・子育て支援新制度 平成27年4月 から新たな制度 がスタートします! (子ども・子育て支援新制度の主なポイント) 保育園、認定こども園、幼稚園を通じた共通の給付 (施設型給付) 認定こども園制度の改善 (幼保連携型認定こども園の改善等) 地域の実情に応じた子ども・子育て支援(利用者支援、地域子育て支援拠 点、放課後児童クラブなどの「地域子ども・子育て事業」)の充実 国では、平成 24 年8月には、一人一人の子どもが健やかに成長することができる社会の実現を 目指して、「子ども・子育て関連3法」が成立しました。この法律に基づき幼児期の学校教育、保育、 地域の子ども・子育て支援を充実させ、総合的に進める「子ども・子育て新制度」が、社会保障・税 の一体改革の1項目として、平成 27 年4月から開始されることとなります。 そこで、胎内市では、平成25年12月から平成26年1月までにかけて実施した「子ども・子育てニ ーズ調査」を踏まえ、今後の胎内市における子ども・子育て支援に関する基本的な方向性や幼児 期の教育・保育や地域の子ども・子育て支援などの提供体制の確保の内容などを示した「子ども・ 子育て関連3法」の一つである「子ども・子育て支援法」に基づき、「胎内市子ども・子育て支援事業 計画」を策定するものです。 子ども・子育て支援新制度の利用 新制度利用の流れ 施設など(保育園、認定こども園、幼稚園、地域型保育)の利用を希望する保護者は、保育の必要 性について、認定を受ける必要があります。 新制度では、3つの区分の認定に応じて、施設などの利用先や利用時間が決まっていきます。 利用を希望する保 3つの認定区分 1号認定 教育標準時間認定 お子さんの年齢が満3歳以上で、幼稚園等での教育を希望される場合 護者の就業等の 状況に応じ、いず 利用先:認定こども園、幼稚園 2号認定 満3歳以上、保育認定 れかに認定されま お子さんの年齢が満3歳以上で、保育の必要性が認められ、保育所等での保育を 希望される場合 す。 利用先:保育園、認定こども園 3号認定 満3歳未満、保育認定 お子さんの年齢が満3歳未満で、保育の必要性が認められ、保育所等での保育を 希望される場合 利用先:保育園、認定こども園、地域型保育 認定こども園等で教育を希望される場合 1 認定こども園等に 直接利用 申込みをします 2 認定こども園等 から入園の内定 を受けます 3 認定こども園等を 通じて利用の ための認定を 申請します 4 認定こども園等を 通じて市から 認定証が交付 されます 5 認定こども園 等と契約を します 4 申 請 者 の 希 望 、保 育園等の状況など により、市が利用調 整をします。 5 利用先の 決定後、 契約となりま す 保育園・認定こども園等で保育を希望される場合 1 市に 「保育の必要性」 の認定申請をしま す 2 市から 認定証が交付され ます (2号、3号認定) 3 保育園等に 利用希望の申込 みをします *新制度の利用にかかる保育料は、保護者の所得に応じたものとなります。 胎内市における計画の基本理念と基本目標 胎内市では、子ども・子育て新制度を実施するため、次の基本理念と基本目標を定め、子ども・子育 て支援事業を推進していきます。 基本理念 親・子・地域が手をつなぎ、 すべての人が安心して健やかに子どもを産み育てることができる、 活力と希望に満ちた魅力あるまち 「たいない」 基本目標 1 安心して子どもを 産み育てることがで きる環境づくり 2 一人一人の子ども の心豊かな成長を 育む環境づくり 3 子育て家庭を地域 のみんなで支える 環境づくり 施策目標 施策目標 施策目標 (1)母子保健等の充実 ①特定不妊治療費への助成 ②妊婦健康診査 ③子育て中の親への支援 (1)就学前教育・保育の充実 ①教育保育の質の向上 ②保育教諭・保育士の 資質の向上 ③特別な支援が必要な子ども に対する教育・保育の充実 (1)地域での子育て支援の 充実 ①ファミリーサポートセンター 事業 ②地域子育て支援拠点事業 (子育て支援センター事業) ③乳児家庭全戸訪問事業 (2)3歳未満児保育の確保 ①保育士の確保 (3)情報提供・相談体制の充実 ①利用者支援 ②地域の子育て支援拠点 づくりの取組 (4)経済的支援 ①健康母子手当の支給 (2)多様な保育サービスの充実 ①延長保育の実施 ②認定こども園や保育園 一時預かり事業 ③病児・病後児保育 (3)放課後児童健全育成の 推進 ①放課後児童クラブの充実 (2)支援の必要な子ども・子育 て家庭への支援の充実 ①養育支援訪問事業 ②要保護児童対策地域 協議会(子どもを守る 地域ネットワーク) ③子育て短期支援事業 (ショートステイ事業) 子ども・子育て支援給付事業 1 教育・保育の量の見込みと提供体制の確保 年度別教育・保育の量の見込みと確保状況 年度 平成27年度 平成28年度 2号認定 3号認定 1号認定 保育の必要性あり 保育の必要性あり 教育のみ 1号認定 教育のみ 満3歳以上 満3歳未満 満3歳以上 ①量の見込み (必要利用定員総数) 教育・保育 ②確保の内容 施設 保育 0歳 1・2歳 40 560 68 314 79 560 68 314 0 0 0 0 ②-① 年度 保育 0歳 1・2歳 42 590 64 280 83 590 64 280 0 0 0 0 41 2号認定 3号認定 1号認定 保育の必要性あり 保育の必要性あり 教育のみ 満3歳以上 満3歳未満 ②-① 保育 0歳 1・2歳 42 596 62 268 84 596 62 268 0 0 0 0 年度 2号認定 保育の必要性あり 3号認定 保育の必要性あり 満3歳以上 満3歳未満 満3歳以上 教育希望 42 満3歳未満 平成30年度 満3歳以上 ①量の見込み (必要利用定員総数) 教育・保育 ②確保の内容 施設 満3歳以上 教育希望 平成29年度 1号認定 教育のみ 3号認定 保育の必要性あり 満3歳以上 教育希望 39 2号認定 保育の必要性あり 教育希望 保育 0歳 1・2歳 41 579 58 257 81 579 58 257 0 0 0 0 40 平成31年度 1号認定 教育のみ 2号認定 3号認定 保育の必要性あり 保育の必要性あり 満3歳以上 満3歳未満 満3歳以上 ①量の見込み (必要利用定員総数) 教育・保育 ②確保の内容 施設 ②-① 教育希望 保育 0歳 1・2歳 38 529 57 245 75 529 57 245 0 0 0 0 37 ①量の見込み : ニーズ調査等により、算出した年度別認定別利用者(児童)数の見込み ②確保の内容 : 利用者(児童)見込みに対して、確保する目標数 ②-①過不足 : 0は過不足なしを表します。 胎内市における公立保育園4園及び公立認定こども園(保育認定)1園の定員合計 が 640 人、私立保育園3園及び私立認定こども園(保育認定)1園の定員合計が 319 人 で、保育認定定員合計で 959 人です。 公立認定こども園(教育標準時間認定)1園の定員が 90 人、私立認定こども園(教育 標準時間認定)1園の定員が 60 人で、教育標準時間認定定員合計で 150 人です。 施設自体の受け入れは可能であることから、保育士の確保に努め、待機児童が生じ ないよう努めてまいります。 2 教育・保育の一体的提供及び推進に関する体制の確保 乳児期から小学校就学前までの一貫した教育・保育や発達の連続性を考慮するとと もに、小学校への円滑な接続を図っていくことが重要であることから、胎内市として、認 定こども園や保育園などの施設形態の違いを踏まえた上で、それぞれの施設において 教育・保育や子育て支援の提供が総合的かつ一体的に図られるよう、施設・事業者の 創意工夫を生かした運営を促進していきます。 3 産休・育休後の教育・保育施設等の円滑な利用の確保 産休又は育児休業明けの希望する時期に希望する保護者が、教育・保育事業を利用 できる環境を整備します。また、産休中、育児休業中の保護者に情報提供を行うととも に、相談支援の充実を図ります。 教育・保育及び支援事業の区域 教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業の「実施しようとする提供体制の確保」を 決定する単位としての区域は、胎内市内の5つの小学校区域がともに隣接していること や、道路網の整備状況など市域の状況を踏まえ、地区別とはせず、胎内市全体で1つの 区域とて計画を進めます。 胎内市における地域子ども・子育て支援事業 利用者支援 地域子育て支援拠点 子育て支援センター利用者等からの (子育て支援センター) ニーズを把握し、事業の実施等につ 過去の利用実績がニーズ調査による 利用希望を上回っています。引き続 き事業の推進に努めます。 いて検討するとともに、相談員等の 育成に努めます。 養育支援訪問 支援の増加に備え対応できる体制を 整え、各家庭の状況に応じた養育支 援の実施に努めます。 子育て短期支援 利用者のニーズを把握し、事業の実 施等について検討していきます。 延長保育 延長保育の利用希望ニーズは、児童 数の減少とともに減少していますが、 利用したいときに利用できるよう体制 を整えます。 病児・病後児保育 病児・病後児保育の利用希望ニー ズがあることから、広域的な連携も 視野に入れ、現在調整中です。 胎内市における子ども・子育て支援関連施策 児童虐待防止対策の 充実 児童虐待の防止に向け 母子家庭及び父子 家庭の自立支援の 推進 障がい施策の充実 障がいの原因となる 事故の予防 及び疾病の早期発見・早期治療を図 て、総合的な親と子の心の 県のひとり親家庭の 健康づくり対策を図るととも 施策と 連 携を 図り 、総 に、相談体制の整備、早期 合的に母子、父子家庭 また、県の障がい児施策と連携を 発見と保護に取組、県の新 の自立支援を推進しま 図り、発達障がいを含め障がいのあ 発田児童相談所等と連携 す。 る子どもについて、その可能性を最 るため乳幼児健康検査や学校にお ける健康診断等を推進します。 し、胎内市の実情に応じた 大限に伸ばし、自立し、社会参加を 施策を推進します。 することができるよう必要な力を身に つけるための取組を推進します。 妊婦健康診査 乳児家庭全戸訪問 妊婦1人当たり、14 回まで助成を行い、 すべての乳児家庭を訪問する体制はでき すべての妊婦に対し必要な回数の妊婦 ています。訪問の結果、支援が必要な家 健診が受けられるよう対応していますの 庭に対して関連機関と連携し、適切な支 で、引き続き事業を推進していきます。 援に繋がるように努めます。 ファミリー・サポート・センター 一時預かり 現状の会員で対応可能であると思われま 保育園や認定こども園では、担当保育士 すが、情報提供に努め提供会員の登録 の状況や園の行事等により対応ができな 者増を図り、さまざまな利用状況に対応 い場合もありますが、希望者のニーズに できるようにしていきます。 応じた受入れができるよう努めます。 放課後児童健全育成 (なかよしクラブ) ニーズ調査等により実態を把握し、柔軟 に対応し、希望者のニーズに応じた受入 れができるよう努めます。 仕事と生活の調和の実現に 向けた取組 少子化対策に向けた取組 子どもを産み育てやすい環境づくりに取 働く意欲のある若者が就労し、 り組みます。晩婚化の進行による未婚率の 男女が子育ての喜びを実感しなが 上昇等により、夫婦が持つ子どもの数も少 ら仕事を続けられる社会の実現に なくなっている状況から、根本的な少子化 向けた企業や市民等の取組を積極 対策として、結婚の希望を持っている独身 的に支援するとともに、多様な働き 男女に対し、出会いの場の提供に努めま 方に対応した子ども・子育て支援の す。また、妊娠出産を望んでいても、その 基盤づくりを積極的に進めるため の取組みを推進します。 機会に恵まれない夫婦に対する助成を行 うほか、多子世帯に対する支援についても 検討します。 子ども・子育て支援事業計画の位置づけ 胎内市子ども・子育て支援事業計画は、子ども・子育て支援法第 61 条に基づく計 画で、教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業の提供体制、実施時期等を定 め、円滑に実施するためのものです。 本計画は、「第1次胎内市総合計画」及び関連する各種計画との整合を図り、目的 の達成を目指します。 なお、本計画は、胎内市次世代育成支援行動計画において進捗管理を行ってきた 各種事業のうち、一部を移行し、推進することとします。 第1次胎内市総合計画 (基本構想・基本計画 10か年計画) 胎内市行政改革推進 計画(大綱10か年 実施計画5か年) 胎内市財務計画 (5か年) 事務事業評価制度 第1次胎内市総合計画 (実施計画3か年) 54施策のうち関連する主な施策 No08 幼児教育の充実 No22 障がい福祉の休日 No25 子育て支援事業の推進 No26 健康づくりの推進 定員適正化計画 子ども・子育て支援事業計画 (実施計画5か年) 「公の施設」の管理 方法に係る指針 次世代育成支援 行動計画 地域福祉計画 健康増進計画 歯科保健計画 食育推進計画 男女共同参画プラン21 ・・・など他の計画 胎内市子ども・子育て支援事業計画 発行日 平成 27 年3月 発 胎内市 行 健康福祉課 概要版