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平成 24 年度私立大学教育研究活性化設備整備事業
文部科学省の「平成 24 年度私立大学教育研究活性化設備整備事業」に採択されました。 ものつくり大学では、文部科学省の「平成 24 年度私立大学教育研究活性化設備整備事業」に採 択され、 「3次元デジタルものづくり技術教育システム」を整備することになりました。 この事業では、3次元造形機等を整備することで、高度な技能と技術を融合した実践的なものづ くりの教育の中でも、創造性・デザイン力を培い、コンピュータ技術を援用したラピッドプロト タイピング(注)技術がわかる製造現場の技術者を育成することを目的としています。 また、採択にあたっては、従来の教育とラピッドプロトタイピングを融合させた教育方法の開発 も期待されており、製造・建設両学科の協力のもとに整備機器の活用を図ります。 学年 1年 2年 フレッショマンゼミ 機械工作実習 応用機械工作実習 機械要素 機械スケッチ 製図基礎演習 機械製図Ⅰ 機械製図Ⅱ 2次元 CAD 実習Ⅰ2 次元 CAD 実習Ⅱ AutoCAD 3次元 CAD 実習Ⅰ SolidWorks 3次元 CAD 実習Ⅱ ProE 3年 4年 今回申請設備 1. 3次元スキャナ 2. 3次元造形装置 3. 2.5 次元レーザ彫刻機 CADCAM 室ネットワーク 申請の事業で 設備する機器 を利用する科 目群 モックアップ技法 3次元モデリング Catia CAD 設計製図 製品設計製図 機械設計製図 A~D 卒業研究・制作 創造プロジェクト 図1.主な関連科目(製造学科カリキュラムより) 小型の3次元プリンターによる制作物例 高大連携での3次元プリンタの活用 左図:高校生の作成イラスト 右図:ものつくり大学生の造形物 (注)ラピッドプロトタイピング(Rapid Prototyping) 「迅速な模型製作」と日本語訳され、素材を相互に付着しつつ立体形状を創製する加工法とされてい ます。1980 年代に実用化された光造形法による光硬化性樹脂を用いた装置が一般的ですが、近年は他 の方法も開発されています。複雑な立体模型を、内部形状を含めて一回のプロセスで自動的に作成で きるため試作段階の短縮化などへの導入が盛んに行われています。 本件問い合わせ先:製造学科長 東江真一/教務・情報課長 宮本伸子