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「禁煙・分煙の飲食店・喫茶店登録事業」実施要領

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「禁煙・分煙の飲食店・喫茶店登録事業」実施要領
改正後全文
禁煙・分煙の飲食店・喫茶店登録事業実施要領
1
目的
自分の意志とは無関係に喫煙者のたばこの煙を吸引させられる受動喫煙は、健康に悪影
響があり、これを防止するためには、禁煙や喫煙場所を制限した分煙を実施する必要があ
る。
さらに、平成15年5月に健康増進法が施行されたことにより、多数の者が利用する施
設の管理者は、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならな
いことになった。
こうした中で、特に飲食店及び喫茶店についてはその営業形態と店舗の構造から、受動
喫煙防止に向けた取り組みが難しいとされている。
このようなことから、県内で禁煙又は分煙を実施している飲食店及び喫茶店を対象に登
録制度を創設し、これら登録店を県民に広く紹介することにより、たばこの煙による健康
被害のない環境づくりを進めていくものである。
2
実施主体
岩手県
3
登録対象施設
県内の飲食店及び喫茶店
4
登録の単位
原則、店舗単位で登録するものとする。
5
登録の要件
全面禁煙及び空間分煙の2種類の登録区分を設ける。
(1)全面禁煙
・店内が禁煙であることを表示している。
・店内に灰皿を置いていない。
(2)分煙(空間分煙)
・店内に喫煙場所を設定し、表示している。
・店内の喫煙場所に十分な能力の換気扇等排気装置があり、喫煙場所から非喫煙場所へ
のたばこの煙と臭いの漏出防止が配慮されている。
・店内の喫煙場所以外に灰皿を置いていない。
6
登録までの流れ
(1)登録の申込み
登録を希望する者は、最寄りの保健所への請求又は岩手県庁ホームページの「くらし
のインデックス」の「禁煙・分煙の飲食店・喫茶店案内掲示板」からのダウンロード等
により登録申込書(様式1)を入手し、必要事項を記載のうえ、最寄りの保健所へ、郵
送、電子メール等により提出するものとする。(無料)
(2)保健所は、申込書の内容を審査するとともに禁煙・分煙状況の確認の後、禁煙・分煙
ステッカーを交付するものとする。
(3)保健所は、県健康国保課へ登録申込書のコピーを送付(送信)するものとする。
(4)県健康国保課は、岩手県庁ホームページの登録飲食店・喫茶店データベースへ登録を
行うものとする。
7
登録の中止
以下の場合は登録を中止するものとする。
(1)店舗を廃止した場合
(2)諸事情により要件を満たさなくなった場合
(3)虚偽の申込をした場合
※店舗を廃止した場合、又は諸事情により禁煙・分煙の要件を満たさなくなった場合は、
最寄りの保健所に登録中止届(様式2)を提出するものとする。(電話でも可)
8
県民への情報提供
(1)禁煙・分煙ステッカーの掲示
登録店は、交付した禁煙・分煙ステッカーを掲示するものとする。
(2)岩手県庁ホームページ等による紹介
県は、登録店を前記6.
(1)の岩手県庁ホームページの登録飲食店・喫茶店データベ
ースや各広域振興局(保健所)のホームページ等に掲載し、広く県民に紹介するものと
する。
掲載内容は店名、提供する主な料理・飲み物、住所、電話番号、登録日とし、その店
のホームページがある場合は、店名からそのページへリンクができるようにするものと
する。
(3)情報誌による紹介
県は、登録店を地域情報誌等に随時紹介するものとする。
9
登録店に対する感謝状の贈呈
各保健所長は、一定期間登録を行った登録店に対し感謝状を贈呈するものとする。感謝
状の対象となる登録店の範囲や感謝状様式については、健康国保課が別に定めて各保健所
に通知するものとする。
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