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装置の停止と起動 - Thermo Fisher Scientific
装置の停止と起動 装置の停止 1.PC のシャットダウンをしてください。 (注)PC のシャットダウンは、正しく行わないと故障の原因になります。 Windows XP の場合 Windows XP ウィンドウ左下の[スタート] ボタンをクリック後、[Turn Off Computer] をクリックして下さい。 ダイアログが現れたら[Turn Off] ボタンをクリックし、[ Yes] をクリックします。 Windows 7 の場合 Windows 7 ウィンドウの左下の[スタート] ボタンを クリック後、[Shut down] ボタンをクリックします。 LTQ シリーズ 装置の起動と停止 - 2 - 2. LTQ シリーズ本体の電気系スイッチを OFF にしてください。 3.もし真空を解除したければ、 LTQ シリーズ本体のメインスイッチを OFF にしてください。 (注)停電時、長期間使用予定のない場合以外はメインのスイッチは切らないことをお勧めします。 4.長期間停止される場合は、元電源のブレーカーなどを落として下さい。 LTQ シリーズ 装置の起動と停止 - 3 - 装置の起動 1.LTQ シリーズ本体のメインスイッチを ON にしてください。 注意 1:通常メインスイッチを ON にして 10 分程で、ターボポンプが正常の回転数に達するはずです。 PC の起動はそれから行ってください。 注意 2:真空解除している期間が数日にわたる場合、Ion Gauge が点灯するまでに数時間から1日程度か かります。メインスイッチを ON にしてロータリーポンプの音などを確認し異常がなければ、十 分に真空が引くまでメインスイッチのみ ON の状態にしておいてください。 2.PC を立ち上げてください。 PC の電源を ON にしてください。 Login を行うウィンドウが表示されます。 Login user をクリックして Login してください。 Password は設定されておりません。 Windows XP または Windows 7 の画面が表示され、 Manager ウィンドウが表示されます。 3. LTQ シリーズ本体の電気系スイッチを ON にしてください。 LTQ シリーズ 装置の起動と停止 - 4 - 4.PC と LTQ シリーズ本体が通信を始めます。 Thermo Velos Pro Instrument Console ウィンドウに通信状況が表示されていきます。 “Starting main instrument control loop”と表示されると、PC と Velos Pro 本体のコミュニケーションが確立 し測定可能になります。 注意 1:コミュニケーションが確立しても、真空状態やイオンソースの状態によって 以下のメッセージを表示しつづけます。 1. イオンソースが本体に正常についていない場合、”source is open” 2. Turbo Pump の回転数が低い場合、”Turbo pump speed below ** %” 3. 真空度が測定可能状態に達していない場合、”Vacuum is not OK” LTQ シリーズ 装置の起動と停止 - 5 - 注意 2: 本体に何らかのエラーが発生している場合、そのエラーを解決しない限り Instrument Console 画面 にエラーメッセージが表示しつづけるため“Starting main instrument control loop”を見逃してしまう 可能性があります。 Velos Pro 本体のランプが以下の状態であることを確認してください。 Power: 黄緑色に点灯しています。 Vacuum: イオンソースが本体に正常に取り付けてある状態で、真空度が 測定できる値に達すると黄緑色に点灯します。 Communication: 黄緑色に点灯しています。 System: オレンジ色に点灯しています。 Scan: ランプは消えています。 本体の LED の意味 Power: の電気系のスイッチを ON にすると黄緑色に点灯します。 Vacuum: 真空度が測定できる値に達すると黄緑色に点灯します。 イオンソースを開けた場合は、ランプが消えています。 Communication: と PC が接続すると黄緑色に点灯します。 PC と接続できていないときはオレンジ色に点灯しています。 System: が ON のとき(測定しているとき)黄緑色に点灯しています。 がスタンバイのときはオレンジ色に点灯しています。 Scan: がスキャンを開始しているとき、青色で点滅しています。 LTQ シリーズ 装置の起動と停止 - 6 - 装置のリセット LTQ シリーズ本体と PC とは Ethernet で通信しています。 PC のみ電源を OFF/ON したり、リセットしたりした場合、本体もリセットする 必要があります。 1.本体のリセットボタンを数秒間(Communication のランプが消えるまで)押してください。 起動時と同様、この状況は LTQ シリーズ Instrument Console ウィンドウに表示されます。 LTQ シリーズ 装置の起動と停止 - 7 -