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印刷物の製造の請負契約に係る指名競争入札等の格付基準の概要
印刷物の製造の請負契約に係る指名競争入札等の格付基準の概要 本庁における物品購入等に係る指名競争入札、指名見積り及び定時見積りへの参加申込者(印刷物の 製造の請負)のうち、「平版印刷」に係る参加申込みをされた業者については、次により格付を行いま す。 1 格付方法 次の項目を審査のうえ点数化し、格付等級を決定します。 審 査 項 目 審 査 内 容 (1)生産・販売高 申請年度前直近年度における実績額 (2)自己資本額 法人にあっては財務諸表又は営業用純資本に関する 関係書類に記載された自己資本額、個人にあっては申 請年度直近の決算額(いずれも貸借対照表に揚げる資 本の合計額をいう。 ) (3)流動資本比率 (4)営業年数 (5)印刷機械等の保有 (6)従業員数 点数の目安(点) 20 ∼ 50 2 ∼ 10 申請年度直近の年度決算書に記載された流動資産と 流動負債の比率 4 ∼ 10 会社設立から申請年度直近の決算年度直近の決算年 度の満年数 3 ∼ 5 印刷機械等の保有台数に応じて各区分毎にそれぞれ 加点 1 ∼ 20 申請時における常勤従業員数 2 格付等級 等 級 総 合 点 A B C 85点以上 55点以上 55点未満 2 ∼ 10 業者選考の個別的基準 契約方法 指 名 競 争 入 札 指 名 見 積 り 業 種 1 家具・什器 既製品の場合は、専業販売店、製造業者又はメーカー系列販売店、 デパート等の中から選定する。 注文製作品の場合は、製造業者又はメーカー系列販売店の中から選 定する。 2 事務用品 (1) 事務用機器 納品実績、アフターサービスの状況等を勘案の上、専業販売店、メ ーカー系列販売店、デパート等の中から選定する。 (2) 文具・用紙類 納品実績等を勘案の上、専業販売店、メーカー系列販売店、デパー ト等の中から選定する。 3 電気機器 納品実績、アフターサービスの状況等を勘案の上、専業販売店、メ ーカー系列販売店、デパート等の中から選定する。 4 被服・繊維 既製品については、専業販売店又はデパートの中から選定すること。 注文縫製品については、製造業者(縫製業者を含む。)又は系列の 販売店(道内に自社又は指定の縫製工場を有する者に限る。)の中か ら選定する。ただし、銘柄を指定した場合にあっては、当該メーカー の引受証明書を提出することができる者に限る。 5 印刷 (1)平版印刷 A等級 B又はC等級 平版印刷機(4色以上の印刷 物にあってはA2判4色機以上 の平版印刷機)を有しているこ と。 別表3の「定時見積り発注 基準」2の(1)「平版印刷」 を準用する。 (2)フォーム印刷 (A)一般フォーム 印刷 (B)OCR・OM R印刷 (C)その他のフォ ーム印刷 (3)地図印刷 フォーム印刷機を有している者であること。 (例:連続帳票、その他の帳票類) フォーム印刷機及び紫外線乾燥装置(UV装置)を有している者で あること。 (例:OCR(光学式文字読取装置)及びOMR(光学式マーク読 取装置)による処理を要する印刷物) フォーム印刷機を有し、かつ、印刷物の内容に応じた設備を有する 者であること。 印刷物の内容に応じた印刷設備を有し、測量業者登録をしている地 図専門業者であること。 (4)その他の印刷 -1- (A)凸版印刷 凸版印刷機又は活版印刷機を有している者であること。 (例:活字による組版を行う印刷物) (B)凹版印刷 凹版印刷機を有している者であること。 (例:美術書) (C)スクリーン印刷 スクリーン印刷機を有している者であること。 (例:ステッカー類(平版印刷を除く。 )) (D)カード印刷 カード印刷機を有している者であること。 (例:プリペイドカード類) (E)オンデマンド印刷 オンデマンド印刷機を有している者であること。 (F)その他印刷 印刷物の内容に応じた印刷機を有している者であること。 6 車両 7 上記以外の業 種 納品実績、アフターサービス等の状況を勘案の上、専業販売店の中 から選定する。 契約が不履行となるおそれがないと認められる者であること。 -2- 定時見積り発注基準 業 種 1 共通事項 定 時 見 積 り 中小企業者を対象とする。 2 印刷 (1) 平版印刷 ア 指定する規格以上の平版印刷機を有している業者を対象とする。 イ 原則としてB、C等級を対象とする。 ウ 予定価格に基づき次により等級を決定する。 (ア) 1件の予定価格が70万円以上250万円以下であるとき。 B等級 (イ) 1件の予定価格が70万円未満であるとき。 C等級 エ その他 (ア) 4色以上の印刷物にあっては、2色以上の印刷機を有してい るB及びC等級を対象とする。 (イ) 等級区分がC等級で、A2判以上の印刷機を指定した場合、 C等級の業者だけでは競争性の確保を図れないので、直近上位 のB等級の業者も対象とする。 (2)フォーム印刷 ア フォーム印刷機を有している業者を対象とする。 イ OCR・OMR印刷にあっては、紫外線乾燥装置(UV装置) を有していること。 (3)地図印刷 (4)その他の印刷 印刷物の内容に応じた印刷設備を有し、測量業者登録をしている 地図専門業者を対象とする。 スクリーン印刷 スクリーン印刷に必要な機械を有している業者を対象とする。 オンデマンド印刷 オンデマンド印刷に必要な機械を有している業者を対象とする。 (5)秘密印刷物 (1)(2)の基準に加え、次の基準を加えること。 ア 取扱注意印刷物 (ア) 取扱注意印刷物の取扱業者として指定した業者を対象とする。 (イ) 平版印刷の場合、等級区分は(1)のウの予定価格の金額区分に かかわらずB及びCの等級を対象とする。 イ 特別管理印刷物 (ア) 特別管理印刷物の取扱業者として指定した業者を対象とする。 (イ) 平版印刷の場合、等級区分は(1)のウの予定価格の金額区 分にかかわらずA、B及びCの等級を対象とする。 -3- (6)共通事項 1件の予定価格が2万円未満であるときに限り、契約担当者等の判 断により、小規模事業者及び新規開業者等を対象とする。 注 「2印刷(1)平版印刷及び(5)秘密印刷物」欄の等級区分による当該等級の業者数 だけでは競争性の確保を図れないおそれがあると認めたときは、直近上位又は直近下位の 等級業者を加えて見積りできるものとする。 -4-