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10月 - スウェーデンひつじの詩舎
2009,10,1 毎月発行 NO.103 この便りはご注文の品と いっしょにお届けします 天高く馬肥ゆる秋、実りの秋。梨、ぶどう、柿、栗、り んごと果物売り場はにぎやかです。果物をむいていると、 「いいないいな、秋はい・い・な~」と、幼稚園でならった 歌がつい口をついて出てきます。 スウェーデンひつじの詩舎は“作品展の秋”を迎えてい ます。この夏スウェーデン大使館で展示したウォルドルフ 人形たちが、各地を巡回します。たくさんの方々に作品を ご覧いただけることは、私たちウォルドルフ人形の伝え手 にとってこの上ない喜びです。お近くのみなさま、どうぞ 会場へお運びください。 「ウォルドルフ人形 ウォルドルフ人形の 人形の四季」 四季」 -2009、 2009、スウェーデン大使館作品展 スウェーデン大使館作品展より 大使館作品展よりー よりー 9 月 9 日(水)~10 月 12日(月) スウェーデン交流センター 10:00~16:30(火曜休館) 石狩郡当別町スウェーデンヒルズビレッジ 2-3-1 TEL:0133-26-2360 10月17日(土)~19日(月) 定禅寺 Lokkan ギャルレ 仙台市青葉区国分町 3-35 TEL:022-397-7488 担当:清野トモ子 10月23日(金)~25日(日) 黒田人形店 前橋市千代田町 2-7-17 TEL:027-231-2451 11月1日(日)~5日(木) タンテ・ボレ 名古屋市天白区八事石坂 619 TEL:052-835-0190 担当:福井光子 11月10日(火)~15日(日) TETOTETO 江東区東陽町 3‐26‐10 TEL:03-3645-1484 担当:高橋美恵子 11月21日(土)~11月23日(月・祝) トライアングル 松江市西生馬町 5‐3 TEL:0852-36-6343 その他 その他の作品展のおしらせ 作品展のおしらせ 9月30日(水)~10月18日(日) 百町森 静岡市葵区鷹匠 1-14-12 ウインドリッヂ 1F 「ウォルドルフ人形と仲間たち展」 TEL: 054-251-8700 担当:榛地裕子 10月4日(日)~12日(月) こども冨貴堂 旭川市7条8丁目買物公園 TEL:0166-25-3169 担当:村本泰江 10月31日(土) 13 時~17 時 11月1日(日) 10 時~15 時 くんぺるキンダーレーベン 岡山市北区今 6 丁目 4‐9 担当:結城厚子 「くんぺるウォルドルフ人形教室作品展 ~お友達がいっぱい~」 10月28日(水)~11月1日(日) アトリエリネア 杉並区西荻北5-11-7 「織いろいろ三人展」 ・「ウォルドルフ人形と動物ぬいぐるみ展」 担当:重住恭子 11月10日(火)~15日(日) ギャラリー北野坂 神戸市中央区山本通1-7-17 「 ウォルドルフ人形に魅せられた仲間たち」 TEL:078-222-5517 担当:足立美和子 ぱたぽん通信 ぱたぽん通信 高校生と 高校生と羊毛の 羊毛の手仕事 雄大な富士山のふもと富士宮市に、創立 110 年の静岡県立富岳館高校があります。現在 は総合学科ですが、農業高校としての古い伝統があります。クラブ活動も活発で、動物愛好 部もそのひとつです。「羊の毛があるけど、何か に使いませんか?」と声をかけて頂いて、昨年か ら羊を通して楽しいかかわりをもたせていただ きました。 生徒たちはたくさんの動物を飼育していて、羊 も大切に育てられています。羊の毛刈りも、もち ろん生徒が行います。昨年はそのフリースを貰い 受け、ひとりで裾の汚れを取り除き、洗いました。 ゴミのついたグレーがかったフリースを、部分に 分けて全て洗い終わるのに 5 月の連休を全部使い ました。腰が痛くなりましたが、真っ白になった 羊毛を部屋いっぱいに広げたときは本当に嬉しくて疲れはどこかへ吹っ飛びました。 この感激を独り占めするのはもったいないとも思い、動物愛好部に持ち込みました。早 速生徒と一緒にモールを芯にした羊、手持ちのカラー羊毛を足してカラフルなフェルトボー ルを作りました。男子部員もユニークな発想を活かして楽しんでくれました。感激したのは、 その手順をかわいいイラストにして、文化祭等で体験コーナーを開設し、それが大変な人気 だったということです。 今年は、羊毛を生徒たちが洗い、そして染めてみたいという希望がありました。初めて でも楽しく、失敗のない虹染めをぜひ体験させたい と、テキストは迷わず「虹染めからはじまる羊毛の手 しごと」 (DOMBURI)と決めました。ひとつの鍋で、 きれいな色に染まる羊毛に、とても感動してくれまし た。染め上がった羊毛の好きな色の部分をつかって布 フェルトを作り、テキストを参考に「花の妖精」も作 りました。手芸の苦手な人でも男子部員でも、一緒に 上手にできて、本当に楽しい作業でした。テキストを 見ながら生徒たちは、次はこれも作りたいあれも作り たいと夢が広がっていき、予定の時間はあっというまに過ぎていきました。お腹のすいた動 物たちの、にぎやかな催促に食事時間を思い出し、講習会を終了しました。 (写真:左上 動物愛後部春の恒例ひつじの毛刈り、右下 洗う前のフリース) 村瀬婦美代(静岡県富士市在住) ★10月8日(日)藤野シュタイナー学園の学園祭が行われます。スウェーデンひつじの詩舎 も出店いたします。どうぞお出かけください。 編集担当:佐藤治子 スウェーデンひつじの詩舎のホームページ http://www.s-hitsuji.co.jp/