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糖鎖研究支援ツール・サービス パンフレット
® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ 糖鎖研究支援ツール・サービス Ver. 201602 糖鎖精製ラベル化キット O型糖鎖サンプル調製キット 糖鎖受託解析サービス 糖鎖精製のハイスループット化 糖鎖標準品 糖鎖固定化アレイ 糖鎖を視ると見えてくる ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE “Bringing Glycomics to Life” Ⓡ ◆ 糖鎖解析、糖鎖相互作用解析の意義 糖鎖は私たちの体を構成する重要な生体高分子の一つであり、 各種の糖(例えばグルコースなど)がグリコシド結合によって O 型糖鎖 N 型糖鎖 糖脂質糖鎖 つながった一群の生体物質です。糖鎖はタンパク質やDNAに続 く第3の鎖状高分子と言われており、その構造は多様性に富んで (細胞外) います。たとえば細胞表面には様々な種類の糖鎖が存在し、細 脂質二重層 胞の性質を表す“細胞の顔”とも呼ばれています(図 1)。近 年では糖鎖と疾患との関係が積極的に研究されています。例え (細胞内) ばウイルスや菌の感染、がんの転移などが糖鎖と深く関わって タンパク質 いることが明らかになってきており、糖鎖の構造や機能の研究 が進むことで新しい薬の開発につながることが期待されていま 図 1. 細胞表面の模式図 す。 また、抗体医薬品(図 2)に代表されるバイオ医薬品におい H鎖 ては、糖鎖の組成・結合量が薬効や安定性をコントロールする L鎖 重要なファクターであることが知られています。特に有名な例 Fab として、抗体医薬品のFc領域に存在するN型糖鎖のコアフコース 残基を除去することによって、抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性 を大幅に向上させるPOTELLIGENT®技術が挙げられます。 Fc これらのことから、糖鎖解析、および、糖鎖とその他の生体 N 型糖鎖 物質との相互作用解析は学術的研究にとどまらず、創薬研究、 バイオ医薬品製造におけるプロセスモニタリング、品質管理等 図 2. 抗体医薬品の模式図 で非常に重要な技術となっています。 ◆ 住友ベークライトがご提供するソリューション お客様の糖鎖研究をサポートするため、弊社は下記の製品・サービスをご提供致します。また、製品のカスタム化、 特注対応、ラインアップにない特殊な受託解析サービス、その他ご要望について、ご相談に応じます。 • N型糖鎖解析: 糖鎖精製ラベル化キットBlotGlyco® • O型糖鎖解析: O型糖鎖サンプル調製キットBlotGlyco® • 糖鎖解析のアウトソーシングサービス: 種々の測定・解析サービス、GlycanMap®受託測定サービス(米国で実施) • 糖鎖調製の自動化ソリューション: 糖鎖自動精製装置 SweetBlot®, BIOFELLOW® • 糖鎖分析の標準品: 2AB ラベル化糖鎖標準品 • 糖鎖相互作用解析: 糖鎖固定化アレイ、糖脂質糖鎖固定化アレイ、カスタム糖鎖アレイ、アレイスキャンサービス ☆製品・サービスに関するお問合せ、ご要望、ご相談につきましては、下記までご連絡をお願い致します。 住友ベークライト㈱ Tel: 03-5462-4831 S-バイオ事業部 Fax: 03-5462-4835 マーケティング・営業部 E-mail: [email protected] -2- URL: http://www.sumibe.co.jp 糖鎖精製ラベル化キット BlotGlyco® ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ 生体組織や天然物など夾雑物を多く含むサンプルから糖鎖精製が可能です。 HPLC, LC-MS, MALDI-TOF MS などで正確な糖鎖解析を行うためには、精製度の高いサンプル調製が重要です。 糖鎖精製ラベル化キットBlotGlyco® はバイオ医薬品の糖鎖修飾解析のみならず、糖鎖バイオマーカー探索、 ステムセルグライコミクスなどに利用できます。 製品構成 • 糖鎖捕捉用ポリマービーズ • MALDI-TOF MS 用高感度ラベル化試薬 (BS-45403~45406) • 反応用チューブ、クリーンアップカラム、溶液回収用チューブ • 操作プロトコル ≪ 糖鎖捕捉用ポリマービーズ ≫ ≪ MALDI-TOF MS用高感度ラベル化試薬 ≫ 糖鎖精製・ラベル化の原理 脂質 ペプチド タンパク質 糖鎖 Hz 1 2 3 MS HPLC 核酸 生体由来サンプル 糖鎖捕捉用ポリマービーズ 1: ビーズによる糖鎖捕捉 ★:ラベル化試薬 2: 糖鎖再遊離 3: 未反応試薬の除去 製品の特長 • 生体組織や天然物など夾雑物を多く含むサンプルからの糖鎖精製に威力を発揮します。 • 糖鎖捕捉に化学結合を利用しているため莢雑物の除去効率が高く、精製度の高い糖鎖サンプルが得られます。 •ビーズ固相上でのメチルエステル化によりシアル酸のカルボキシル基を保護し、MALDI-TOF MS ポジティブイオン モード測定でのシアル酸残基の脱離を防止、中性糖鎖とシアリル糖鎖の同時プロファイリングが可能です。 • 2AB, 2AP蛍光ラベル化*および独自設計の MALDI-TOF MS 高感度ラベル化に対応しています。 • 約5時間で精製・ラベル化糖鎖の調製が可能です。(所要時間はプロトコルにより異なります) • 各種の分析法に対応した詳細な操作プロトコルをご提供します。 • 必要な機器は卓上遠心機とヒートブロックだけです。特別な装置は必要ありません。 • 1サンプルから96サンプルまで、幅広いサンプル数に対応します。 • 初回お買い上げのお客様には、ご要望により標準糖タンパク質を使った操作再現性確認を無料で行います。 * 2AB: 2-aminobenzamide, 2AP(PA): 2-aminopyridine 使用例 •血清中糖タンパク質糖鎖の解析 (糖鎖バイオマーカー探索研究) • SDS-PAGEゲルバンド中の糖鎖解析 (タンパク情報と糖鎖情報のリンク) • 抗体医薬品の糖鎖修飾解析 • 幹細胞の糖鎖解析 • 植物組織の糖鎖解析 -3- 糖鎖精製ラベル化キット BlotGlyco® ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ BlotGlyco® 基礎データ 1. 再現性: ピークパターンの再現性: 3.7% (C.V.) 2. 回収率の直線性: 糖鎖濃度 0.1 μM ~ 5 mM 種々の濃度の糖鎖溶液を調製し、BlotGlyco®による糖鎖精製・ラベル化を実 施。糖鎖濃度とHPLCピーク面積値 (~糖鎖回収量)をプロットした。 (サンプル:Maltoheptaose, N=3, 2ABラベル化, HPLC測定) BlotGlyco®を用いたN型糖鎖精製・ラベル化を3回実施し、HPLCの各糖鎖 ピーク面積の相対値の再現性を確認した。 (サンプル:IgG, N=3, 2ABラベル化, HPLC測定) 2.0E+09 40 1st 35 2nd R² = 0.9978 1.6E+09 3rd 30 Peak area Peak ratio [%] 45 25 20 15 10 1.2E+09 8.0E+08 4.0E+08 5 0.0E+00 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 1 2 3 4 5 6 Conc. [mM] Peak # 3. 糖鎖のサイズの影響: 糖鎖のサイズ(単糖ユニット数)の影響を受けず、一定の割合で回収可能 重合度の異なるマルトオリゴ糖 (1糖~7糖) をそれぞれ同一濃度で溶解し、BlotGlyco®を用いて精製・ラベル化後、HPLC測定を実施。 (サンプル:マルトオリゴ糖, N=1, 2ABラベル化, HPLC測定) 1糖は過剰ラベル除去工程で若干失われるが、2糖以上は回収量一定 1.00E+05 2糖 3糖 4糖 5糖 6糖 7糖 ピーク面積 ピーク面積 1糖 8.00E+04 6.00E+04 4.00E+04 2.00E+04 0.00E+00 20.00 30.00 40.00 50.00 60.00 70.00 分 80.00 1糖 4. 還元末端フコースの有無: 回収率に影響なし フコース含有/非含有糖鎖 (NA2, NA2F) の同一濃度の溶液を調製し、1:1 で混合後、BlotGlyco®を用いて精製・ラベル化、HPLC測定を実施した。 ピーク面積よりそれぞれの糖鎖回収率を比較した。 (サンプル:NA2, NA2F, N=1, 2ABラベル化, HPLC測定) 1:1 混合物を BlotGlyco® 処理 80.00 90.00 100.00 110.00 4糖 5糖 6糖 2.5E+07 2.5E+07 単位タンパク量あたりのピーク面積 フコースあり NA2F 3糖 7糖 同ロットのヒトIgGのN型糖鎖を、①BlotGlyco®を用いて精製・ラベル 化、②従来のカラムを用いた方法で精製後、ラベル化し、それぞれ HPLC測定を行い各糖鎖ピーク面積値(~糖鎖回収量) を比較した。 (サンプル:ヒトIgG, N=1, PAラベル化, HPLC測定) フコースなし NA2 2糖 5. 既存法との整合性: 同等のデータを取得可能 単位タンパク量あたりのピーク面積 10.00 BlotGlyco BlotGlyco 既存法 既存法 2.0E+07 2.0E+07 1.5E+07 1.5E+07 1.0E+07 1.0E+07 5.0E+06 5.0E+06 0.0E+00 0.0E+00 分 G0 G0 -4- G1 G1 ※徳島大学大学院(当時) G2 G2 大政健史先生ご提供データ 糖鎖精製ラベル化キット BlotGlyco® ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ BlotGlyco®による高度な糖鎖精製 一般的に糖鎖精製に用いられるカラム法は、糖鎖とその他の物質(夾雑物)の固相担体への吸着性の違い を利用して糖鎖を分離精製します。したがって、糖鎖と物性が類似している物質(ペプチド、界面活性剤な ど)と糖鎖を分離することは一般的に困難です。 一方でBlotGlyco®は、糖鎖と固相ビーズとの化学結合(Schiff塩基の形成)を利用して精製を行うため、ペプ チドや界面活性剤が含まれるサンプルからも効率よく精製度の高い糖鎖サンプルを調製することができま す。したがって、BlotGlyco®は、夾雑物を大量に含む生体サンプルの糖鎖解析を行う際の前処理として特に優 れた性能を発揮します。 バイオ医薬品のように精製度の高いサンプルを解析する場合においても、 BlotGlyco®の網羅的糖鎖回収に よって、例えば、安定剤として混在するアルブミンに非特異吸着した糖タンパク質糖鎖を見逃すことがあり ません。従って、BlotGlyco®を糖鎖解析のプラットフォームとして活用頂くことで、サンプルの性状によって 精製法を検討する手間を省略し、様々な種類のサンプルを一様に取り扱うことが可能となります。 ≪ BlotGlyco®と他社糖鎖精製キット(カラム法)の精製度比較 ≫ 糖鎖由来ピーク BlotGlyco® 夾雑物由来ピーク Competitor A Competitor B 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 RT / min ヒトIgGトリプシン消化物のN型糖鎖をBlotGlyco®および他社製糖鎖精製キット (competitor A, B) を用いて精製、2ABラベル 化後、LC-MS測定を行い、トータルイオンクロマトグラム (TIC) を比較した。 他社製品では夾雑物(ペプチドと推測)由来のピークが優位に観測された。BlotGlyco®では夾雑物由来ピークは非常に低 く抑えられ、糖鎖由来ピークを明瞭に観測可能であった。 -5- 糖鎖精製ラベル化キット BlotGlyco® ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ BlotGlyco® アプリケーションデータ 糖タンパク質医薬品の糖鎖修飾解析 糖鎖バイオマーカー探索 データ例1 IgG (bovine) のN型糖鎖をBlotGlyco®で精製・ラベル化後、LC-MS測 定。各LCピークに含まれる糖鎖構造は質量数電荷比から推定。 (2ABラベル化, IgG 10 µg 使用) データ例2 ヒト血清のN型糖鎖をBlotGlyco®で精製・ラベル化後、MALDI-TOF MS測定を実施。糖鎖構造は質量数電荷比から推定。 (aoWRラベル化, 血清 5μL 使用) GlcNAc Man Fuc Gal NeuGc 75.00 80.00 85.00 90.00 95.00 100.00 105.00 110.00 115.00 1250 120.00 1500 1750 2000 2250 2500 2750 3000 3250 3500 3750 m/z [min] 細胞の糖鎖プロファイリング データ例3 HeLa細胞に含まれるN型糖鎖をBlotGlyco®で精製・ラベル化後、MALDI-TOF MS測定。糖鎖構造は質量数電荷比から推定。 (aoWRラベル化, HeLa細胞 1 x 106 個使用) 拡大 * 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 5000 m/z 3000 3250 3500 3750 4000 4250 4500 4750 5000 ヒト抗原性糖鎖の検出 2825.908 データ例4 ヒト血清IgGとウシ血清IgGのN型糖鎖をBlotGlycoで精製・ラベル化後、MALDI-TOF MS測定。ビーズ固相上でのメチルエステル化により MALDIポジティブイオンモード測定時のシアル酸残基の脱離を防止し、NeuAcとNeuGcの識別が可能。(aoWRラベル化、IgG 10µg使用) ヒトIgG NeuAc N-acetylneuraminic acid (NeuAc) ヒトに普遍的に存在する 2857.930 ヒトIgG + ウシIgG N-glycolylneuraminic acid (NeuGc) ヒトに対して抗原性をもつ ウシIgG NeuGc 2750 2775 2800 2825 2850 2875 2900 2925 2950 2975 m/z -6- m/z 糖鎖精製ラベル化キット BlotGlyco® ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ BlotGlyco® アプリケーションデータ プロテオミクスとの融合 ヒト幹細胞糖鎖分析への応用 データ例5 泳動後のゲル、メンブレン上の糖タンパク質バンドからの糖鎖解析 データ例6 ヒトES細胞(未分化/神経分化)のLC-MS糖鎖解析、プロファイル比較 (イメージ図) 1. ヒト幹細胞の網羅的な糖鎖分析 M8 注目するバンドを切り出し ↓ In-gel トリプシン消化 ↓ In-gel グリコシダーゼ処理 ↓ BlotGlyco® による糖鎖精製 ↓ 糖鎖解析 (MS, HPLC) M9 未分化 KhES1細胞 神経に分化させた KhES1細胞 M9 M5 M7 M6 (LCクロマトグラム) M8 M6 M7 M5 未分化ES細胞と神経分化ES細胞の高マンノース型糖鎖のパターンに差が認められた 2. ヒト幹細胞の微量糖鎖にフォーカスした糖鎖分析 未分化な KhES1細胞 ☆レクチンカラムにより高マンノー ス型糖鎖(主要糖鎖)を除去後、糖 鎖解析 注目するバンドに含まれる糖タンパク質の糖鎖解析が可能です。 (LCクロマトグラム) 標的糖鎖の選別 32.0 ConAカラム 34.0 36.0 神経分化 KhES1細胞 主要糖鎖の除去 38.0 min 矢印は分化/未分化それぞれで 特徴的に増加した糖鎖を示す。 未分化および神経分化ES細胞において 糖鎖パターンに差が認められた 32.0 創薬研究への応用 34.0 36.0 2400 2500 2600 2700 2887.286 2887.400 2902.318 2799.191 2827.276 2800 2887.312 2827.321 2740.201 2681.185 2578.139 2522.131 2475.043 2376.036 2416.078 c) α1-C-Butyl-LAB 2334.988 2299.047 2300 2902.334 2827.263 2681.183 2740.223 2740.239 2713.193 2697.160 2668.171 2681.175 2578.150 2522.131 2537.081 2637.106 2475.044 2416.096 2376.046 2354.996 2697.163 2578.151 2522.110 2475.045 2416.092 2376.067 2335.017 2335.010 2299.023 b) Miglitol 2312.982 2271.905 2253.980 2254.009 2212.979 Intens. [a.u.] Intens. [a.u.] 2200 a) Control 2312.983 2299.048 2254.005 2211.943 Intens. [a.u.] 2313.010 データ例7 医薬品候補物質(低分子化合物)が細胞の糖鎖発現に与える影響について調べるため、BlotGlyco®とMALDI-TOF MSを用いた糖鎖解析を実 施。 2900 m/z 糖尿病治療薬の一種であるグルコシダーゼ阻害剤の HepG2 細胞アッセイによる評価例。HepG2 細胞に既存薬 (b) を作用させた場 合、未成熟な糖鎖構造: Glc3Man9GlcNAc2 (m/z 2799), Glc2Man9GlcNAc2 (m/z 2637), Glc1Man9GlcNAc2 (m/z 2475) の有意な増大が見ら れた。これは、既存薬 (b) により細胞内のα-グルコシダーゼ活性が阻害され糖鎖異常が発生していることを示唆する。一方、薬剤候 補物質 (c) では糖鎖異常はみられなかった。 ※東北薬科大学 高畑廣紀先生、富山大学附属病院 加藤敦先生ご提供データ A. Kato et al. Journal of Medicinal Chemistry, 55, p. 10348 (2012) -7- 38.0 min 糖鎖精製ラベル化キット BlotGlyco® ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ 糖鎖精製ラベル化キットBlotGlyco® ご注文情報 内容物 コードNo. メーカー コード 品 名 用途 (※) 糖鎖精製 ビーズ MALDI用 ラベル化試薬 反応用 チューブ クリーンアップ カラム 参考価格 (税別) 636-29901 BS-45403 BlotGlyco® 10 MALDI 10回分 10回分 10本 10本 ¥ 50,000 633-29911 BS-45404 BlotGlyco® 50 MALDI 50回分 50回分 50本 50本 ¥ 225,000 630-29921 BS-45405 BlotGlyco® 100 MALDI 100回分 100回分 100本 100本 ¥ 400,000 637-29931 BS-45406 BlotGlyco® 100A 特殊 100回分 100回分 - - ¥ 376,000 634-29941 BS-45407 BlotGlyco® 100B HPLC 100回分 - 100本 100本 ¥ 384,000 631-29951 BS-45408 BlotGlyco® 100C 特殊 100回分 - - - ¥ 360,000 638-29961 BS-45409 BlotGlyco® 100D 特殊 100回分 - - 100本 ¥ 376,000 635-29971 BS-45410 BlotGlyco® 200C 特殊 200回分 - - - ¥ 720,000 632-29981 BS-45411 BlotGlyco® 100E 特殊 100回分 - 100本 - ¥ 368,000 639-29991 BS-45412 BlotGlyco® 200E 特殊 200回分 - 100本 - ¥ 720,000 639-30001 BS-45413 BlotGlyco® 96プレートB HPLC 96ウェル 分 ― 専用プ レート1枚 専用プレート1 枚 ¥ 384,000 636-30011 BS-45414 BlotGlyco® 10B HPLC 10回分 - 10本 10本 ¥ 45,000 633-30021 BS-45415 BlotGlyco® 50B HPLC 50回分 - 50本 50本 ¥ 202,500 632-30851 BS-45450 O型糖鎖サンプル調製 キット HPLC 10回分 - 10本 10本 ¥ 85,000 ※MALDI:MALDI-TOF MS測定に対応 特殊:内容物の組み合わせが特殊な品番です。用途に応じてお選び下さい。 HPLC:HPLC, UPLC, LC-MS測定に対応 • キットを初回ご購入のお客様には、ご要望に応じて実験操作確認用の標準品(糖タンパク質)をご提供させて頂きます。 標準品を用いて調製したラベル化糖鎖を住友ベークライトにて測定し、キット操作が正しく行われていたかどうかを確認 して頂くことができます。 • 住友ベークライト神戸研究所にて、キット操作の実習、デモ実験の見学を行っていただくことも可能です。 • 上記サービスの詳細についてはお問い合せ下さい。 -8- O型糖鎖サンプル調製キット BlotGlyco® ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ O型糖鎖の切り離しには危険で複雑な作業が欠かせず、分析のボトルネックになっていました。本製品を活用す ることでO型糖鎖分析をより簡単に行うことが可能となります。本製品を用いて調製したO型糖鎖サンプルは、還 元末端ラベル化ののち、高速液体クロマトグラフィーや質量分析器といった一般的な装置で分析可能です。MALDI -TOF MS, LC-MSによる受託測定も承ります。 【 特徴 】 安全な試薬で糖タンパク質のO型糖鎖を遊離後、 BlotGlyco®ビーズで糖鎖を精製、2ABラベル化 ピーリング (糖鎖の分解) を抑制 低分子量のO型糖鎖も回収可能 特別な作業や装置は不要、2日間で作業完了 【 用途例 】 バイオ医薬品のスクリーニング、品質管理 抗原糖タンパク質の糖鎖分析 糖鎖バイオマーカー探索研究 細胞の品質評価(再生医療等) ≪ キット内容物 ≫ • O型糖鎖遊離試薬 • BlotGlyco®ビーズ(糖鎖精製用担体) • 反応用チューブ(BlotGlyco®操作用) • クリーンアップカラム(未反応試薬除去) • サンプルチューブ(溶液回収用) • 操作プロトコル ※操作には遠心乾燥機 (SpeedVac®等) が必要です。 ◆ 本製品を用いたO型糖鎖サンプル調製の流れ Step1 : O型糖鎖遊離 O型糖鎖 N型糖鎖 分解(ピーリング) O型糖鎖 切り離し後のピーリングを低減 O型糖鎖 遊離試薬 セリン・ スレオニン アスパラギン N型糖鎖は遊離されにくい 糖タンパク質 セリン・ スレオニン アスパラギン Step 2 : O型糖鎖精製・ラベル化 夾雑物 Hz 1 2 3 O型糖鎖 糖鎖捕捉用ポリマービーズ 1: ビーズによる糖鎖捕捉 ★:ラベル化試薬 (2AB) 2: 糖鎖再遊離 -9- 3: 未反応試薬の除去 HPLC LC-MS O型糖鎖サンプル調製キット BlotGlyco® ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ 実験例: フェツインのO型糖鎖分析 糖タンパク質の一種であるフェツイン(ウシ由来)をモデル試料とし、本製品を用いてO型糖鎖サンプルを 調製した。比較のため、ヒドラジン分解法を用いてO型糖鎖を遊離させ、BlotGlyco®キットを用いて精製・ 2ABラベル化を行った。調製した両サンプルをHPLCで測定し、クロマトグラムの比較を行った。 ヒドラジン分解法 -2AB -2AB -2AB N-acetylgalactosamine (GalNAc) -2AB N-acetylglucosamine (GlcNAc) Galactose (Gal) Fucose (Fuc) N-acetylneuraminic acid (NeuAc) 2AB 2-aminobenzamide Fluorescent (A.U.) O型糖鎖サンプル 調製キットBlotGlyco® Fluorescent (A.U.) ≪ 蛍光LCクロマトグラムの比較 ≫ ≪ 各ピークの相対面積値の比較 ≫ (ピーク総面積で規格化) O型糖鎖パターン(ピーク面積比)の比較 O型糖鎖サンプル調製キットBlotGlyco® ピーク相対面積値 (%) ヒドラジン分解法 ピーリング産物 1. 2. 既存法であるヒドラジン分解法と同種のO型糖鎖を回収可能です。 従来のO型糖鎖の調製では、ピーリングとよばれる切り出された糖鎖の分解(副反応)が起こることで 本来の糖鎖プロファイルが影響を受けますが、本製品では穏和な切り出し条件を採用し、かつ反応 時間、温度等を最適化しているためピーリングが抑制され、より正確な糖鎖パターン分析を行うこ とが可能です。 O型糖鎖サンプル調製キットBlotGlyco® ご注文情報 コードNo. 632-30851 メーカー コード BS-45450 内容物 品 名 O型糖鎖サンプル調製キット BlotGlyco® 糖鎖精製ビーズ O型糖鎖遊離試薬 反応用チューブ クリーンアップカ ラム 10回分 10回分 10本 10本 - 10 - 参考価格(税 別) ¥ 85,000 糖鎖受託解析サービス ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ 糖鎖精製ラベル化キットBlotGlyco®を用いた糖鎖測定・解析を受託します。糖タンパク質、血 液、細胞、生体組織、電気泳動バンドなど様々な生体由来試料の糖鎖解析に対応します。 糖鎖分析の立ち上げサポートとして本サービスをご活用頂くこともできます。新たに糖鎖分析を 始められるお客様は、ぜひご相談下さい。 各サービスの特長 LC-MS ・LCによる定量情報とESI-MSによる構造推定情報が同時に得られます。 ・BlotGlyco®を用いて莢雑物を除去することで糖鎖由来のピークが検出されやすくなります。 ≪ データレポートの一例 ≫ LCクロマトグラム ESI-MSクロマトグラム peak obsd m/z calcd m/z ion species 5 790.29 790.30 [M-2H]2- (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 + (Man)3(GlcNAc)2 7 891.82 891.84 [M-2H]2- (HexNAc)3 (Deoxyhexose)1 + (Man)3(GlcNAc)2 10 871.31 871.33 [M-2H]2- (Hex)1 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 + (Man)3(GlcNAc)2 11 871.31 871.33 [M-2H]2- (Hex)1 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 + (Man)3(GlcNAc)2 12 972.85 972.86 [M-2H]2- (Hex)1 (HexNAc)3 (Deoxyhexose)1 + (Man)3(GlcNAc)2 16 952.33 952.35 [M-2H]2- (Hex)2 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 + (Man)3(GlcNAc)2 17 1053.37 1053.38 [M-2H]2- (Hex)1 (HexNAc)3 (NeuGc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 23 1016.85 1016.87 [M-2H]2- (HexNAc)2 (Deoxyhexose)2 (NeuGc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 1016.87 [M-2H]2- (Hex)1 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 (NeuAc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 1097.90 [M-2H]2- (Hex)1 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)2 (NeuGc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 1097.90 [M-2H]2- (Hex)2 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 (NeuAc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 1199.44 [M-2H]2- (Hex)1 (HexNAc)3 (Deoxyhexose)2 (NeuGc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 1199.44 [M-2H]2- (Hex)2 (HexNAc)3 (Deoxyhexose)1 (NeuAc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 27 28 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5 30.0 32.5 35.0 37.5 40.0 42.5 45.0 Estimated glycan composition ('GlycoMod' database) 1097.88 1199.42 47.5 MALDI-TOF MS ・糖鎖の構造情報(定性)を比較的低コストで迅速に解析可能です。 ・多数のサンプルを用いた糖鎖パターン変化の解析に適しています。 2314.398 ≪ データレポートの一例 ≫ m/z 2500 2828.779 4000 4962.053 4901.685 4535.072 4500 4596.069 4290.673 4229.691 4170.071 3864.959 3926.368 3619.846 3500 3985.953 3500.432 3000 3560.344 3193.943 3254.353 3315.456 3353.499 3048.156 2888.544 2949.696 2742.494 2842.841 2727.329 2682.817 2579.533 2377.430 2476.516 2335.749 2000 2417.584 2276.155 2071.714 1893.960 1624.430 1665.332 2218.269 1989.641 1827.474 2523.367 2152.174 1487.259 実測値(ラベル化糖鎖) S/N ratio Intensity 8.4 3292.63 1665.332 4.9 1827.474 19.5 1893.96 1.9 1989.641 16 GlycoModで糖鎖組成を推定 Area Estimated glycan compositions (by GlycoMod) 8454 (Hex)3 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 1195.41 3902 (Hex)2 + (Man)3(GlcNAc)2 5171.55 16732 (Hex)3 + (Man)3(GlcNAc)2 480.16 1832 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 + (Man)3(GlcNAc)2 3871.99 15430 (Hex)4 + (Man)3(GlcNAc)2 2071.714 2.2 450.08 3196 (Hex)2 (HexNAc)2 + (Man)3(GlcNAc)2 2152.174 33.8 8002.21 38915 (Hex)5 + (Man)3(GlcNAc)2 2218.269 10.6 2227.31 13929 (Hex)2 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 + (Man)3(GlcNAc)2 2276.155 1.5 292.88 4243 (Hex)2 (HexNAc)3 + (Man)3(GlcNAc)2 2314.398 35.6 7383.21 52381 (Hex)6 + (Man)3(GlcNAc)2 2335.749 2.6 449.04 3459 (Hex)3 (HexNAc)1 (NeuAc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 2377.43 6.2 1085.91 8831 (Hex)2 (HexNAc)2 (NeuAc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 2417.584 1.9 290.02 3220 (Hex)1 (HexNAc)3 (NeuAc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 2476.516 1.6 329.1 3752 (Hex)7 + (Man)3(GlcNAc)2 2523.367 17.4 6034.37 36231 (Hex)2 (HexNAc)2 (Deoxyhexose)1 (NeuAc)1 + (Man)3(GlcNAc)2 m/z O型糖鎖解析 ・ 一般のラボでは実施困難な「ヒドラジン分解法」もしくはO型糖鎖サンプル調製キットBlotGlyco®を用いて O型糖鎖を遊離し解析を行います。 測定・解析サービスご利用の流れ お客様にて 「測定サービス」ご利用の場合: BlotGlyco®を用いた糖鎖精製を行って下さい *BlotGlyco®キットを別途ご購入頂く必要があります 住友ベークライト㈱にて ・LC-MSまたはMALDI-TOF MS測定 ・データ解析(糖鎖組成推定) 「解析サービス」ご利用の場合: 未処理のサンプルをご提供下さい - 11 - 結果のご報告 ・速報(2 - 4週間) ・報告書納品(1ヶ月) 糖鎖受託解析サービス ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ GlycanMap® Xpress, GlycanMap® 糖鎖解析サービス MALDI-TOF MSによる完全自動糖鎖解析プラットフォームGlycanMap®を用いて、迅速かつ高い再現性で糖鎖 の定量と構造推定を行います。米国 Ezose Sciences, Inc.が提供していたサービスを住友ベークライト㈱が継承 しました。解析作業は住友ベークライト㈱のグループ会社である S-BIO, Vaupell Holdings Inc.(米国ニューハン プシャー州)にて実施します。 GlycanMap® Xpress サービス 多数のサンプルについて短期間にN型糖鎖解析を行いたい場合に最適なサービスです。 用途例: バイオ医薬品候補のスクリーニング、糖鎖プロファイル比較 ≪特長≫ 定量性 : 既知量の内部標準に基づいた定量値としてプロファイリング結果を報告します。 迅速性 : 自動化された糖鎖調製工程と分析システムにより、多検体試料のデータ取得がわずか1日で可能です。 再現性 : 高い精度で糖鎖の構造推定と定量が可能であり、良好な再現性を確保しています。 汎用性 : 分子量 1,020 ~ 4,100 の糖鎖が測定可能*です。中性糖に加えシアル酸、リン酸エステルを含む酸性糖鎖の 同時測定が可能です。また、硫酸化糖鎖の測定も可能です。 * [M+Na]+ 1,020 ~ 4,100 の範囲で測定可能です。 レポート:含有量が総量比 0.5% 以上の糖鎖について分子量、組成式、推定構造、濃度を提示します(英語)。 ≪測定・解析データの一例 ≫ N -linked Glycans Detected in Etanercept m/z ISTD N-glycan profile of cetuximab 1300 1500 1700 1900 2100 2300 2500 2700 2900 3100 Composition (Hex HexNAc Fuc Neu5Ac Neu5Gc) Proposed Structure Conc. (pmol/mg) 1362.53 52000 1444.59 34000 881 313 1590.65 34100 7131 1606.65 44000 243 1752.72 44100 5561 1768.72 54000 1230 1914.77 54100 2545 2057.82 44110 1158 2073.83 54010 6017 2219.90 54110 7967 2378.92 54020 1336 2524.98 54120 3044 3300 GlycanMap® サービス GlycanMap® Xpress よりも豊富なデータをご提供します(含有量0.1%以上の糖鎖をレポート) 用途例:バイオ医薬品候補の糖鎖の詳細解析、糖鎖バイオマーカー探索研究 ≪特長≫ 分子量4,100以上の高分子量糖鎖の測定・解析が可能です。 O型糖鎖の測定にも対応します。O型糖鎖の切り出しには独自の方法を利用します。 サンプルの輸送に関して GlycanMap® Xpress, GlycanMap® 糖鎖解析サービスは、米国 Vaupell 社(Hudson, NH)にて実施します。サンプルは住友ベークライト㈱ 神戸研究所にお送り頂き、住友ベークライト㈱がVaupell社に送付します。お客様から住友ベークライト㈱、および住友ベークライト㈱ からVaupell社までの輸送費はお客様のご負担とさせて頂きます。サンプルの輸送には万全を期しますが、万一サンプルが変性、破損、 紛失等で解析に適さない状態になっても住友ベークライト㈱は責任を負いかねます。再現できないサンプルや貴重なサンプルは、お客 様自身でVaupell社に送付頂くようお願い致します。 - 12 - 糖鎖受託解析サービス ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ 糖鎖受託解析サービス ご注文情報 糖鎖受託測定・解析サービス (住友ベークライト㈱が日本国内で実施) 品 番 サービス名 (解析対象) 内 容 参考価格 (税別) BS-X4901 糖鎖 MALDI-TOF MS 測定サービス (N型糖鎖) BlotGlyco®を使用して精製・ラベル化された糖鎖サンプルを 引き受けMALDI-TOF MS測定を実施。 ¥ 50,000 BS-X4907 糖鎖MALDI-TOF MS解析サービス (N型糖鎖) 未処理のサンプルの前処理、糖鎖精製・ラベル化、MALDITOF MS測定を実施。 ¥ 250,000 BS-X4905 糖鎖 MALDI-TOF MS/MS 測定サービス (N型糖鎖) MALDI-TOF MS測定に引き続き、指定された1ピークの MS/MS測定を実施。BS-X4901, X4907に付随するサービス。 ¥ 30,000 BS-X4913 糖鎖LC-MS測定サービス (N型糖鎖, O型糖鎖) BlotGlyco®を使用して精製・ラベル化された糖鎖の状態で引 き受けLC-MS測定を実施。LCの主要10ピーク*についてMS解 析データをご報告。2ABもしくはPAラベル化されたN型糖鎖、 O型糖鎖解析に対応。 ¥ 80,000 BS-X4914 N型糖鎖LC-MS解析サービス (N型糖鎖) N型糖鎖解析に対応。未処理サンプルを提供頂き、前処理、 糖鎖精製・ラベル化(2ABまたはPAラベル化)、LC-MS測定を 実施。LCの主要10ピーク*についてMS解析データをご報告。 ¥ 298,000 BS-X4925 O型糖鎖LC-MS解析サービス (O型糖鎖) O型糖鎖サンプル調製キットBlotGlycoを使用してO型糖鎖サ ンプルを調製し、LC-MS測定を実施。LCの主要10ピーク*に ついてMS解析データをご報告。 ¥ 298,000 BS-X4920 糖鎖LC-MS追加データ処理サービス (N型糖鎖, O型糖鎖) LC-MSデータにつき、LCの追加10ピーク*についてMS解析を 実施。BS-X4913, X4914, X4925に付随するサービス。 ¥ 50,000 BS-X4910 ※サンプルの輸送費(お客様~住友ベークライト㈱・神戸研究所)はお客様にご負担いただきます。 糖鎖前処理サービス ¥ 200,000 サンプルのヒドラジン分解を受託。糖鎖精製は行いません。 (O型糖鎖) * 特に指定のない場合、LCチャートのピーク面積の大きいものから順に10ピークについて解析を行います。 GlycanMap® Xpress, GlycanMap® 糖鎖解析サービス (住友ベークライト㈱のグループ会社Vaupell社が米国で実施) 品 番 サービス名 (解析対象) BS-49201 GlycanMap® Xpress (single assay) (N型糖鎖) 含有量0.5%以上の主要成分についてMS解析を実施。 短納期(Vaupell社にサンプル到着後2週間以内)にデータご提供。 最低受注数量:2サンプル ¥ 60,000 BS-49202 GlycanMap® Xpress (duplicate assay) (N型糖鎖) 含有量0.5%以上の主要成分について、N=2でMS解析を実施。 短納期(Vaupell社にサンプル到着後2週間以内)にデータを提供。 ¥ 110,000 BS-49203 GlycanMap® (N-glycan) (N型糖鎖) 含有量0.1%以上の成分についてMS解析を実施。 高分子量(4,100Da~)の糖鎖解析にも対応。 ¥ 290,000 BS-49204 GlycanMap® (O-glycan) (O型糖鎖) 弊社独自の前処理法によるO型糖鎖の切り出し、糖鎖解析を実施 含有量0.1%以上の成分についてMS解析を実施。 ¥ 330,000 サンプル輸送サービス 住友ベークライト㈱・神戸研究所から米国Vaupell社までのサン プル国際輸送および通関等の諸手続きを実施。サンプル数に関 わらず1回送付あたり本サービス1回分の費用を申し受けます。 日本国内の輸送費(お客様~住友ベークライト㈱・神戸研究 所)は別途お客様のご負担となります。 ¥ 140,000 BS-49200 内 容 - 13 - 参考価格 (税別) 糖鎖分析のハイスループット化 ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ BlotGlyco® 96ウェルキット (BS-45413) 「BlotGlyco® 糖鎖精製ラベル化キット」の全ての操作を96ウェルプレートフォーマットで実施可能です 操作は分注・加熱・吸引のみであり、特別な装置は不要です。ヒートブロックとバキュームマニフォールドが必要です。 2ABラベル化プロトコルに対応しています プレートシールを使うことで任意のウェル数づつの使用が可能です フィルタープレート 回収用ディープウェルプレート クリーンアッププレート 糖鎖捕捉、ビーズ洗浄、ラベル化操作 時の反応容器として使用します。 ラベル化糖鎖溶液をフィルタープレー トから回収する際に使用します。 ラベル化反応後の溶液から未反応の過 剰ラベルを除去するために使用します。 糖鎖自動精製・ラベル化装置 糖鎖精製ラベル化キット BlotGlyco® を用いた糖鎖精製・ラベル化の自動化を支援します。 自動化により、作業の効率化とヒューマンエラーの低減に貢献します。 ® 糖鎖自動前処理装置 SweetBlot® BlotGlyco® を用いた糖鎖精製・ラベル化操作を 自動で行います。 生体サンプルの前処理(タンパク質変性、糖鎖遊離) からBlotGlyco® を用いた糖鎖精製・ラベル化までの全 操作を全自動で行います。 製造元: システム・インスツルメンツ株式会社 ・最大96サンプルを同時処理可能です(部分使用も可能) ・技術詳細、価格、納期等についてはお問い合せ下さい ・住友ベークライト神戸研究所にて実機の見学、デモ実験も可能です。お問い合せ下さい。 - 14 - 糖鎖分析用スタンダード ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ HPLC, LC-MS, MALDI-TOF MS分析などで用いられる高純度2ABラベル化糖鎖標準品です。抗体医薬品の 糖鎖修飾解析など、糖鎖分析を行う際の標品として利用可能です。 ≪特長≫ ・日本国内に在庫を保有しているため、短納期で納品可能です ・純度: 85%以上 (Ludger社評価法による) 製造元:Ludger Ltd. ◆ N-結合型糖鎖(2AB標識) コードNo. 品 番 品 名 概略構造 内容量 参考価格 (税別) 630-29301 BS-47102 NA4 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 637-29311 BS-47103 NGA4 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 634-29321 BS-47104 A3 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 631-29331 BS-47105 NA3 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 638-29341 BS-47106 NGA3 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 635-29351 BS-47107 NA2F Glycan (G2F), 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 632-29361 BS-47108 A2F Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 639-29371 BS-47109 A1F Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 636-29381 BS-47110 NGA2F Glycan (G0F), 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 633-29391 BS-47111 G1F Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 30,000 636-29401 BS-47112 FA2B, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 38,000 633-29411 BS-47113 FA2BG1, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 38,000 630-29421 BS-47114 A2 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 637-29431 BS-47115 A1 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 634-29441 BS-47116 NA2 Glycan (G2), 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 631-29451 BS-47117 NGA2 Glycan (G0), 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 638-29461 BS-47118 M3N2 (Man-3) Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 635-29471 BS-47119 A2G1 Glycan (G1), 2AB Labeled 100 pmol ¥ 30,000 632-29481 BS-47120 Man-9 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 639-29491 BS-47121 Man-8 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 632-29501 BS-47122 Man-7 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 639-29511 BS-47123 Man-6 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 636-29521 BS-47124 Man-5 Glycan, 2AB Labeled 100 pmol ¥ 27,500 ●: mannose ●: galactose ■: N-acetylglucosamine - 15 - ◆: N-acetylneuraminic acid ▼: fucose 糖鎖分析用スタンダード ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ ◆ O-結合型糖鎖、その他(2AB標識) コードNo. 品 番 633-31741 BS-47128 630-31751 BS-47129 636-31753 BS-47130 637-31761 BS-47131 品 名 Core 1 O-glycan, 2AB-labeled 内容量 参考価格 (税別) 100 pmol ¥80,000 NEW 100 pmol ¥80,000 NEW 50 pmol ¥60,000 NEW 100 pmol ¥80,000 NEW 50 pmol ¥60,000 NEW NEW Sialylated core 1 O-glycan, C1S(3)1, 2AB-labeled Di-sialylated core 2 O-glycan, C2S(3,3)2, 2AB-labeled 633-31763 BS-47132 634-31771 BS-47133 Di-sialylated core 1 O-glycan, C1S(3,6)2, 2AB-labeled 100 pmol ¥90,000 637-29291 BS-47101 Gal alpha 1-3 Gal beta 1-4 GlcNAc, 2AB-labeled 100 pmol ¥ 50,000 633-29531 BS-47126 Glucose Homopolymer Ladder, 2AB-labeled 100 pmol ¥ 30,000 内容量 参考価格 (税別) ◆ 糖タンパク質糖鎖ライブラリ コードNo. 品 番 品 名 636-31731 BS-47127 IgG N glycan library, 2AB-labeled 200 pmol ¥60,000 NEW 631-31781 BS-47134 Fetuin N-glycan library (non-labeled) Approx. 7.5 µg ¥50,000 NEW 638-31791 BS-47135 Fetuin O-glycan library (non-labeled) From 30 µg fetuin ¥50,000 NEW 631-31801 BS-47136 IgG N-glycan library (non-labeled) 25 µg ¥50,000 NEW 内容量 参考価格 (税別) 500 µg ¥14,000 NEW 250 µg ¥11,800 NEW 4 x 50 µg ¥20,000 NEW 50 µg ¥11,800 NEW 100 µg ¥14,000 NEW 内容量 参考価格 (税別) ◆ 糖タンパク質標準品 コードNo. 品 番 638-31811 BS-47137 634-31813 BS-47138 632-31814 BS-47139 635-31821 BS-47140 631-31823 BS-47141 品 名 Fetuin glycoprotein standard IgG glycoprotein standard ◆ 定量用糖鎖、糖ペプチド標準品 コードNo. 品 番 品 名 632-31831 BS-47142 BioQuant A2G2S2 glycopeptide standard 3.49 nmol ¥60,000 NEW 639-31841 BS-47143 BioQuant chitotriose standard 5 nmol ¥60,000 NEW 636-31851 BS-47144 BioQuant chitotriose standard, 2AB-labeled 100 pmol ¥60,000 NEW 633-31861 BS-47145 BioQuant chitotriose standard, 2AA-labeled 100 pmol ¥60,000 NEW 630-31871 BS-47146 N-acetylneuraminic acid quantitative standard 1nmol ¥15,000 NEW 637-31881 BS-47147 N-glycolyneuraminic acid quantitative standard 1nmol ¥15,000 NEW 634-31891 BS-47148 N-acetylneuraminic acid qualitative standard >800pmol ¥18,000 NEW 637-31901 BS-47149 Mix of six monosaccharide quantitative standards - ¥90,000 NEW - 16 - 糖鎖固定化アレイ ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ 非特異的吸着を抑えたプラスチック製基板表面に多種類の糖鎖を固定化したマイクロアレイです。 糖鎖と生体物質の相互作用解析のハイスループット化を実現します。 糖鎖との相互作用解析のハイスループット化を実現 製品構成 使用イメージ ウイルス、細菌など レクチン、抗体、毒素等のタンパク質 糖鎖 糖鎖固定化アレイ 基板 ハイブリカバー プロトコル 非特異的吸着を抑えた基板表面により、糖鎖と 生体分子との微弱な相互作用を高感度に検出可能 蛍光検出 利用例 ◆感染症の病原性発現メカニズムの研究 ◆糖鎖結合タンパク質の特異性解析 ◆ウイルスの糖鎖認識性アッセイ、ワクチン研究 ◆糖鎖を認識する自己抗体の探索 製品ラインアップ 1. 糖鎖固定化アレイ 2. 糖脂質糖鎖固定化アレイ 28種類の糖タンパク質糖鎖を固定化 24種類の糖脂質糖鎖を固定化 ・N-glycan・・・ M9, NA2, A2, NA2F, NA3, A3, NA4 ・O-glycan・・・ STn, T ・GAG ・・・ Heparin, Desulfated heparin (4種類) ・Lewis型 ・・・ Lea, Lex, Slea, SLex ・Lacシリーズ・・・Lac、a2-3Sialyl Lac, a2-6Sialyl Lac a2-3Sialyl LacNAc, a2-6Sialyl LacNAc Lacto-N-tetraose, Lacto-N-neo-tetraose ・ABO型 ・・・ A trisaccharide, B trisaccharide, O disaccharide ・ガングリオ系 GM3, GD3, GT3, GM2, GD2, GT2, GM1a, GM1b, GD1a, GD1b, GT1a, GT1c, GA1 (asialo GM1), Fucosyl GM1, GA2 (asialo GM2) 各糖鎖について濃度2水準で3スポットずつ糖鎖を固定化 各糖鎖について、濃度2水準で3スポットずつ糖鎖を固定化 ・グロボ系 Gb3 (Pk antigen), Gb4 (P antigen), Gb5 (SSEA-3), Globo-H (SSEA-3), Globo-A, Globo-B, SSEA-4 tetraose, SSEA-4 hexaose, Forssman antigen ※製造の都合上、仕様は事前の連絡無しに一部変更になる場合があります。 実験例 α-toxinの糖鎖認識性解析 糖脂質糖鎖固定化アレイを用いて、ウェルシュ菌が産 生するα毒素の糖脂質糖鎖との結合性を調べた。その結 果、α毒素がアレイ上のGM1aと特異的に結合する事が 確認され、細胞膜上に発現しているGM1aがα毒素のレ セプターの1つとして機能している可能性が示唆され た。 GM1a 徳島文理大学薬学部微生物学教室 小田真隆先生ご提供データ J Biol Chem 287, 33070 (2012) 糖鎖アレイ測定サービス マイクロアレイスキャナをお持ちでないお客様には、住友ベークライト㈱保有のスキャナを用いたスキャンサービスを ご提供します。 - 17 - 糖鎖固定化アレイ ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ カスタム糖鎖アレイ/プレート作製サービス スライド、96ウェルプレートなどの基板上に各種糖鎖を固定化可能です。ご要望に応じてカスタム対応致します。 ◆作製例 1: シアル酸固定化プレート 96ウェルプレートに各種シアル酸含有糖鎖を固定化 用途例: インフルエンザウイルスのシアル酸指向性解析 α-2-3-シアロ糖 α-2-6-シアロ糖 アシアロ糖 1.25 アシアロ SNA レクチンを作用 *α-2,6 シアル酸を認識 吸光度 (450 nm) α-2,3 シアル酸 α-2,6 シアル酸 1.5 1 0.75 α-2,3/2,6シアル酸の特異性解析が可能 0.5 0.25 0 (イメージ図) 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 固定化糖鎖濃度(ug/mL) ◆作製例2:GAG固定化アレイ ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン、ヘパラン硫酸などのグリコサミノグリカンを基板上に固定化したマイクロアレイです。 グリコサミノグリカン (GAG) は通常2糖ユニットの繰り返し構造を有する直鎖状の多糖で、あらゆる生体組織に存在し、細胞間相互作用、 癌転移、ウイルス感染、神経再生など様々な生物学的プロセスに関与しています。GAGを固相基板上に固定化することで、GAGと生体分子 との相互作用のハイスループット解析を可能とします。 専用カバーガラス データ例:各種抗GAG抗体の反応特異性アッセイ GAG固定化アレイを用いて Anit-CS mAb (clone CS-56), Anti-CS mAb (clone MO-225), Anti-HS mAb (clone F58-10E4) の認識性を確認。 1: CS-A 2: CS-B 3: CS-C 4: CS-D 5: CS-E 6: HS 7: Hep 8: Chn 9: HA-oligo 10: buffer G: grid marker GAG固定化アレイ GAG固定化のメカニズム GAGの還元末端のアルデヒド基とアレイ表面のアミノオキシ基の化学 結合(オキシム)により配向的に固定化 - 18 - 糖鎖固定化アレイ ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ 糖鎖固定化アレイ ご注文情報 数 量 参考価格 (税 別) アレイ、プロトコル同梱。冷蔵(4˚C)保管 1枚/ケース ¥ 80,000 糖鎖固定化アレイ アレイ、プロトコル同梱。冷蔵(4˚C)保管 4枚/ケース ¥ 300,000 BS-X1733 糖鎖固定化アレイ アレイ、プロトコル同梱。冷蔵(4˚C)保管 8枚/ケース ¥ 560,000 636-29761 BS-X1714 糖脂質糖鎖固定化アレイ アレイ、プロトコル同梱。冷凍(-20˚C)保管 1枚/ケース ¥ 80,000 632-29763 BS-X1715 糖脂質糖鎖固定化アレイ アレイ、プロトコル同梱。冷凍(-20˚C)保管 4枚/ケース ¥ 300,000 630-29764 BS-X1716 糖脂質糖鎖固定化アレイ アレイ、プロトコル同梱。冷凍(-20˚C)保管 8枚/ケース ¥ 560,000 -- BS-X1717 糖鎖固定化アレイ測定サービス (1枚のみご依頼の場合) サンプルを反応させたアレイを蛍光スキャ ナで測定、データをご提供 1式 ¥ 15,000 -- BS-X1720 糖鎖固定化アレイ測定サービス (2枚以上同時にご依頼の場合) サンプルを反応させたアレイを蛍光スキャ ナで測定、データをご提供 1式 ¥ 10,000 コードNo. 品 番 サービス名 633-29771 BS-X1731 糖鎖固定化アレイ 639-29773 BS-X1732 637-29774 内 容 糖鎖固定化アレイ、糖脂質糖鎖固定化アレイを初めて使用されるお客様を対象に、実験系立ち上げサポートのための「スターターキット」 をご提供しています。スターターキットのレクチンをポジティブコントロールとして使用することができます。アレイ実験操作の練習用と してお使い頂くことも可能です。 ◆スターターキットの内容物(概要): ・アレイ1枚(種類は選択可能)・必要バッファー類一式 ・アレイの糖鎖と反応するレクチン(ビオチン化)・蛍光標識化ストレプトアビジン(蛍光発色用) アレイ測定装置のご紹介 小型・高感度な蛍光スキャナ「Bio-REX Scan 200」をご提供致します。 技術詳細、仕様、価格等の詳細についてはお問い合せ下さい。 < 特長 > エバネッセント蛍光を利用しているため、洗浄操作で外れてしまうよ うな弱い相互作用を高感度に検出可能 可搬型の小型筐体とバイオハザード対応カートリッジの組み合わせに より、オンサイトでのウィルス・細菌の解析が可能 対応蛍光色素: Cy3(推奨), Cy3代替色素, Tetramethyl Rhodamine - 19 - エバネッセント蛍光スキャナBio-REX Scan 200 製造元: 株式会社レクザム 参考文献 ® BRINGING GLYCOMICS TO LIFE Ⓡ 参考文献 ◆ 糖鎖精製ラベル化キットBlotGlyco® 多数の関連論文がございます。ご要望に応じて論文情報をご提供させて頂きますので、お気軽にお申し付け下さい。 Furukawa, J. I., Shinohara, Y., Kuramoto, H., Miura, Y., Shimaoka, H., Kurogochi, M. & Nishimura, S. I.; “Comprehensive approach to structural and functional glycomics based on chemoselective glycoblotting and sequential tag conversion” Analytical chemistry, 80(4), 1094-1101 (2008) Shimaoka, H., Kuramoto, H., Furukawa, J. I., Miura, Y., Kurogochi, M., Kita, Y. & Nishimura, S. I.; “One‐Pot Solid‐Phase Glycoblotting and Probing by Transoximization for High‐Throughput Glycomics and Glycoproteomics” Chemistry–A European Journal, 13(6), 1664-1673 (2007) Amano, M., Yamaguchi, M., Takegawa, Y., Yamashita, T., Terashima, M., Furukawa, J. I. & Nishimura, S. I.; “Threshold in stage-specific embryonic glycotypes uncovered by a full portrait of dynamic N-glycan expression during cell differentiation” Molecular & Cellular Proteomics, 9(3), 523-537 (2010) ◆ GlycanMap® 糖鎖受託解析サービス Amin, A., Bashir, A., Zaki, N., McCarthy, D., Ahmed, S., & Lotfy, M.; “Insights into glycan biosynthesis in chemically-induced hepatocellular carcinoma in rats: A glycomic analysis.” World J Gastroenterol, 21(20), 6167-6179 (2015) Miyahara, K., Nouso, K., Morimoto, Y., Kinugasa, H., Kato, H., Yamamoto, N.,& Yamamoto, K.; Prognostic Value of Altered N-Glycosylation of Circulating Glycoproteins in Patients With Unresectable Pancreatic Cancer Treated With Gemcitabine.” Pancreas, 44(4), 551-556 (2015) Chiba, S., Ikushima, H., Ueki, H., Yanai, H., Kimura, Y., Hangai, S. & Taniguchi, T.; “Recognition of tumor cells by Dectin-1 orchestrates innate immune cells for anti-tumor responses.” Elife, 3, e04177 (2014) Miura Y., Nakahara, T., McCarthy, D.; “Enabling High-throughput Glycomics” Genetic Engineering & Biotechnology News 32 (13), 2012 ◆ 糖鎖固定化アレイ Miyahara, K., Nouso, K., Morimoto, Y., Kinugasa, H., Kato, H., Yamamoto, N. & Yamamoto, K.; Prognostic Value of Altered N-Glycosylation of Circulating Glycoproteins in Patients With Unresectable Pancreatic Cancer Treated With Gemcitabine. Pancreas, 44(4), 551-556 (2015) Kato, K., Yahata, K., Dhoubhadel, B. G., Fujii, Y., & Tachibana, H. “Novel hemagglutinating, hemolytic and cytotoxic activities of the intermediate subunit of Entamoeba histolytica lectin.” Scientific reports, 5 (2015) Garcia‐Martin, F., Matsushita, T., Hinou, H., & Nishimura, S. I.; “Fast Epitope Mapping for the Anti‐MUC1 Monoclonal Antibody by Combining a One‐Bead‐One‐Glycopeptide Library and a Microarray Platform.” Chemistry-A European Journal, 20(48), 15891-15902 (2014) Gautam, P., Kodama, K., & Enomoto, K.; “Joint bibliometric analysis of patents and scholarly publications from cross-disciplinary projects: implications for development of evaluative metrics.” Journal of Contemporary Eastern Asia,13(1), 19-37 (2014) Takemae, H., Sugi, T., Kobayashi, K., Murakoshi, F., Recuenco, F. C., Ishiwa, A. & Kato, K.; “Interaction between Theileria orientalis 23-kDa piroplasm membrane protein and heparin.” Japanese Journal of Veterinary Research, 62(1&2), 17-24 (2014) Sugawara, Y., Iwamori, M., Matsumura, T., Yutani, M., Amatsu, S., & Fujinaga, Y.; “Clostridium botulinum type C hemagglutinin affects the morphology and viability of cultured mammalian cells via binding to the ganglioside GM3. FEBS Journal, 282(17), 3334-3347 (2015) Kasai, T., Hamaguchi, T., & Miyata, M.; “Gliding motility of Mycoplasma mobile on uniform oligosaccharides.” Journal of bacteriology, 197(18), 2952-2957 (2015) ◆ GAG固定化アレイ W. Takada, M. Fukushima, P. Pothacharoen, P. Kongtawelert, K. Sugahara.; “A sulfated glycosaminoglycan array for molecular interactions between glycosaminoglycans and growth factors or anti-glycosaminoglycan antibodies” Analytical Biochemistry, 435(2), 123-130 (2013). K. Nganvongpanit, P. Chaochird, P. Siengdee, P. Pothacharoen, K. Klunklin, S. Chomdej, S. Mekchay, P. Kongtawelert; “In vitro suppression of the MMP-3 gene in normal and cytokine-treated human chondrosarcoma using small interfering RNA” Journal of Orthopaedic Surgery and Research, 4:45 (2009) P. Kongtawelert, P. Ghosh; “A method for the quantitation of hyaluronan (hyaluronic acid) in biological fluids using a labeled avidin-biotin technique” Analytical Biochemistry, 185(2), 313-318 (1990). 製造元 S-バイオ事業部 マーケティング・営業部 Tel: 03(5462)4831 Fax: 03(5462)4835 E-mail: [email protected] URL: http://www.sumibe.co.jp 販売元