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CompuSec SW インストールガイド - ESET

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CompuSec SW インストールガイド - ESET
CompuSec SW
クライアント インストールガイド
CompuSec SW Ver.5.3.0
Windows 7/Vista /XP
※機能、仕様は予告なく変更される場合があります。
CompuSec SW クライアント インストールガイド
Contents
1
はじめに ................................................................................................................................. 3
1.1 このガイドについて..................................................................................................................... 3
1.2 機能概要 ....................................................................................................................................... 4
1.3 利用可能なコンポーネント.......................................................................................................... 4
1.4 インストール前の確認事項.......................................................................................................... 5
1.5 インストール後の注意事項.......................................................................................................... 6
1.6 システム条件 ............................................................................................................................... 7
2
パスワード設定 ....................................................................................................................... 8
3
旧バージョンからのアップグレード ....................................................................................... 9
3.1 アップグレード前の作業 ............................................................................................................. 9
3.2 導入済みバージョンの確認.......................................................................................................... 9
3.3 旧バージョンからのアップグレード ......................................................................................... 10
4
CompuSec SW の新規インストール .................................................................................... 16
4.1 インストールプログラムのコピー............................................................................................. 16
4.2 インストールランチャーによる準備 ......................................................................................... 18
4.3 CompuSec SW 本体のインストール ......................................................................................... 27
5
ブート前認証 ........................................................................................................................ 38
6
製品の登録 ............................................................................................................................ 41
6.1 製品の再登録 ............................................................................................................................. 43
7
CompuSec SW のアンインストール .................................................................................... 44
7.1 ハードディスクの復号 ............................................................................................................... 44
7.2 CompuSec のアンインストール ................................................................................................ 47
8
テクニカルサポートについて................................................................................................ 51
1
CompuSec SW クライアント インストールガイド
・ Microsoft、Windows、Windows Vista、Windows Server、Internet Explorer は、米国 Microsoft
Corporation の米国および他の国における登録商標です。
本プログラムの著作権は、
CE-Infosys
に帰属します。本 CompuSec SW クライアント インストールガイドの著作権は、キヤノン IT
ソリューションズ株式会社に帰属します。その他の製品名および社名などは、各社の商標ま
たは登録商標です。
・ 本書は、本書作成時のソフトおよびハードウェアの情報に基づき作成されています。その後
のソフトウェアのバージョンアップなどにより、記述内容とソフトに搭載されている機能が
異なっている場合があります。また、本書の内容は、予告なく変更することがあります。
・ 本製品の一部またはすべてを無断で複写、複製、改変することはその形態を問わず、禁じま
す。
2
CompuSec SW クライアント インストールガイド
1 はじめに
ノートパソコンの紛失や盗難による損害は、パソコンの購入価格に留まりません。営業情報がライバ
ル会社に漏れた場合は、会社にとって非常に大きな損失となりますし、パソコンに保存していた顧客
情報などの個人情報が漏えいした場合は、単なる金銭的な問題に留まらず、会社のイメージ失墜や信
用の喪失など、後々まで影響を及ぼします。
一方、ネットワークに接続された PC も、セキュリティホールの存在やクラッキングツールなどによ
り、危機にさらされています。CompuSec はハードディスクやリムーバブルメディアの暗号化を行う
ことで、セキュアなアクセス管理を可能にし、情報漏えいを防ぐための、非常に強力なツールです。
CompuSec SW はソフトウェアベースのセキュリティソリューションで、ブート前認証を組み込み、
ハードディスク全体の暗号化を行います。PC 利用時は、ブート前認証でユーザ ID とパスワードを入
力するだけで、OS まで起動することができます。
暗号化アルゴリズムは AES 256bit を採用しており、ハードディスク全体(休止用の領域も含む)を
暗号化するため、PC 盗難、紛失時の情報漏えいを防ぎます。
CompuSec は、ハイバネーション(休止)モードやスタンバイ/スリープモードにも対応しています。
更に、フロッピーディスクや USB メモリーなどのリムーバブルメディアも暗号化できますので、
CompuSec を導入した PC 間であれば、これらのデータを安全に交換することが可能です。
本バージョン(5.3.0)では、旧バージョン(5.x)から CompuSec をアンインストールせずに(ハー
ドディスクの暗号化の有無に関わらず)、アップグレードすることができます。
1.1 このガイドについて
本マニュアルは、クライアント プログラム「CompuSec SW」のインストールに関してご説明する
マニュアルです。
掲載されている図は、実際の画面と多少異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
CompuSec SW の各機能については、別途「CompuSec SW アプリケーションガイド」も併せて
ご覧ください。
3
CompuSec SW クライアント インストールガイド
1.2 機能概要
・ ユーザー名とパスワードによるアクセス制御暗号化によるパフォーマンス低下をほぼゼロに AES 256 bit
による暗号化
・ OS のバックグラウンドでの暗号化/復号を実現
・ ハイバネーション(休止)モードに対応(ハイバネーションデータも暗号化)
・ リムーバブルメディアの暗号化で、セキュアな共有を実現(外付け HDD もリムーバブルメディアとし
て暗号化)
・ データ交換したい機密ファイルの暗号化
・ 暗号化された仮想ドライブの作成と運用
・ 旧バージョン(5.x)をアンインストールせずにアップグレード可能
1.3 利用可能なコンポーネント
・ シングルサインオン
CompuSec の認証をパスすれば、Windows へのログオンも自動的に行えます。
・ SafeLan
NTFS ファイルシステムのファイルサーバーに、暗号化フォルダーを作成します。
・ DataCrypt
ファイルごとに暗号化を行うプログラムで、楕円曲線に基づく公開鍵暗号方式を使用しています。
・ DriveCrypt
仮想暗号化ドライブを作成、利用することができます。
・ CD / DVD 暗号化
CD メディアに対する書き込みを暗号化できます。ただし、本バージョンでは Windows XP の標準
書き込み機能を利用して書き込んだ場合のみ利用できます。Windows 7、Windows Vista ではご利
用になれません。
4
CompuSec SW クライアント インストールガイド
1.4 インストール前の確認事項
・ Windows 7、Windows Vista Ultimate にて BitLocker を有効としている場合は、無効としてください。
万一の際に、復旧することができません。
・ CompuSec は、ハードディスクのマスタブートレコード(以下 MBR)領域に変更を加えます。
万一に備え、インストール前に必ず重要なデータのバックアップを行ってください。
・ インストールを開始する前に、他のアプリケーションを終了してください。
・ PC の BIOS にて MBR を保護するような設定がある場合は、これを無効としてください。BIOS に
それらに関する項目がない場合、特に設定は不要です。インストール中は、アンチウイルスソフトを
無効としてください。アンチウイルスソフトにより、MBR を保護する機能を有している場合は無効と
してください。
・ ハードディスクが、マザーボードのコネクタに直接接続されているタイプかを確認してください。
拡張カード接続には対応していません。対応している I/F は、IDE、SATA、eSATA、IEEE1394、USB
です。SCSI や RAID 構成(ハード・ソフト共)、ダイナミックディスクには未対応です。
・ PC の BIOS に RAID などの設定がある場合は、RAID 構成をしていなくても、無効化してください。
・ MBR に書き込みを行うようなソフトウェア(パーティション操作やマルチブート管理ソフト)は
アンインストールしてください。
・ Windows が備えているドライブ圧縮機能は、ハードディスクを暗号化すると、圧縮効率が非常に
悪くなりますので、想定されている圧縮率は得られません。
・ Windows 標準のディスクデフラグツールで、C ドライブの分析を行ってください。この時、データの
断片化割合が 10%を超える場合や『最適化を行ってください』と表示された場合は、最適化を行ってく
ださい。最適化を効率よく行うには 15%以上の空き領域が必要です。不要なファイルなどを削除して、
15%以上の空き領域を確保してください。
・
5
CompuSec SW クライアント インストールガイド
・ CompuSec SW Ver.5.3.0 のインストールを行うと下記の Java Runtime Environment(以下 JRE)が自
動的にインストールされます。既に Java がインストールされている場合には、Java を利用している他
のアプリケーションが本バージョンを利用していても問題ないかご確認ください。
1.5 インストール後の注意事項
・ Windows 7、Windows Vista Ultimate の BitLocker は有効にしないでください。CompuSec の暗号化と
共用してしまうと、万一の際に復旧することができません。
・ Windows の「システムの復元」を使う場合、CompuSec をインストールした状態で、CompuSec イン
ストール前に復元しないでください。暗号化ドライバーが PC に導入されず、ハードディスクの内容が
読めなくなります。
・ ハードディスクの暗号化を開始する前に、C ドライブのプロパティから、エラーチェックの『不良なセ
クターをスキャンし、回復する』を実行してください。暗号化中に不良セクターにアクセスすると、非
常に時間がかかります。
・ ハードディスクの暗号化後に CHKDSK コマンド(エラーチェック)を行う場合は、必ず Windows 上か
ら行ってください。OS の CD で起動した回復コンソールや、別の PC へ接続して CHKDSK を実行する
と、データが破壊される恐れがあります。
・ ハードディスクの暗号化(または復号)中に、処理が進んでいないように見える場合(アクセスランプ
が点滅していないなど)
は、強制的に電源をオフにするなどはせず、
そのままの状態でキヤノン IT ソリュー
ションズ サポートセンターまでご連絡ください。強制的に電源をオフにしたり、リセットを行うと、二
度とデータが読めなくなります。
6
CompuSec SW クライアント インストールガイド
1.6 システム条件
PC 本体
IBM PC/AT 互換機
CPU
インテル社製またはインテル互換 CPU。
インテル Xeon、Itanium など、サーバー用 CPU には対応していません。また、
Transmeta 社の CPU(Crusoe など)を採用している PC では、MBR を保護する
機能が搭載されている場合があります。
メモリー
128MB 以上(2GB 推奨)
ハードディスク
120MB 以上の空き容量が必要です。
対応インタフェースは、IDE と SATA のみとなります。SCSI や RAID 構成
(ハード/ソフト)、ダイナミックディスクには対応していません。
OS
Microsoft Windows 7 (Home Premium/Professional/Enterprise/Ultimate)
Windows Vista (Home Basic/Home Premium/Business/Enterprise/Ultimate)
Windows XP ( Home Edition/ Professional)
※Windows Server には対応していません。
※Microsoft Windows 7 のみ 32bit/4bit で動作します。
その他
1024 × 768 ドット以上を表示できるディスプレイ、キーボード、マウス。
・ インターネット接続環境をご用意ください。製品登録時に必要です。
・ OS のデュアルブート環境には対応していません。(MBR 操作が加わるため)
・ MBR を書き換えるソフト(パーティション操作やマルチブート管理ソフト、一部のバックアップソフ
トなど)とは共存できませんので、事前にアンインストールしてください。
・ 古いハードディスクで運用することはお勧めしません。不良セクタが多数存在すると、暗号化/復号処
理に、相当の時間を要します。また、デフラグや暗号化/復号処理の負担により、不良セクタが発生し
てしまう恐れがあります。
7
CompuSec SW クライアント インストールガイド
2 パスワード設定
・ パスワード長を設定できます。パスワード長は、半角英数字で 6 ~ 32 文字です。
・ パスワードに使う文字は、a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9 とテンキーの/*-+.を使用できます。& “ ( ) : ; , . ? < > =
_ ‘ % @ などを含む記号は、全般的に使用できません。ひらがな、漢字などの 2 バイト文字も使用でき
ません。
※ブート前認証画面では、キーボード認識が英語キー配列となっており、一部のキー入力を受
け付けません。
記号を使用すると Windows 上で画面ロックを解除する際に、日本語キー配列の認識となって
いる関係上、記号が合わずに画面ロックを解除できませんので、原則として記号の使用は避
けてください。
・ パスワードは、大文字/小文字を区別します。
・ ログオン回数、日数による期限を設定できます。パスワードが期限切れになると、次のログオン時にパ
スワードを変更するよう指示されます。
・ CompuSec は、直近 7 つのパスワード履歴を保存しており、履歴内と同じパスワードを再設定しようと
すると、拒否します。
・ CompuSec には、パスワードの複雑さをチェックする機能があります。
文字位置のチェック:変更前後のパスワードで、同じ位置の文字の半数以上が同じ文字であるかを
チェックします。
例えば、password から password1 への変更は、失敗します。
Password から 1password への変更は、成功します。
ユーザ ID チェック:新しいパスワードにユーザ ID が含まれているかどうかをチェックします。
重複文字チェック:パスワード文字列の半数以上で同じ文字の組み合わせが使われているかを
チェックします。
例えば、パスワードとして「ahc12ch」を設定しようとすると、「c」と「h」が2度使用され、7文字
中 4 文字が同じ組み合わせとなり、設定できません。
ASCII 表の数値差チェック:隣りあった2つの文字の半数以上が ASCII コード表の数値の差が3未満で
あるかをチェックします。
例えば、パスワードとして「access」を設定しようとすると、隣りあった2つの文字の5組中「ac」、
「cc」、「ce」、「ss」が4組が3未満となり、設定できません。
ac:値は、0x61 と 0x63:差分は 2
cc:値は、0x63 と 0x63:差分は 0
ce:値は、0x63 と 0x65:差分は 2
es:値は、0x65 と 0x73:差分は 8
ss:値は、0x73 と 0x73:差分は 0
8
CompuSec SW クライアント インストールガイド
3 旧バージョンからのアップグレード
本バージョン(5.3.0)の CompuSec SW は、旧バージョンを復号、アンインストールせずに、アップ
グレードすることができます。
3.1 アップグレード前の作業
・ 万が一に備え、アップグレード前に必ず重要なデータのバックアップを行ってください。
(オリジナルの MBR データを含む)
・ 外部メディアを暗号化して利用している場合
現在記録されているデータを、暗号化されていないメディア(または PC のローカルハードディスク
など)に退避させてください。
※ここでの「外部メディア」とは、フロッピーディスクや USB 接続のメモリー、ハードディスクな
どです。
・ SafeLan フォルダーを設定している場合
SafeLan フォルダー内のデータを、暗号化されていないフォルダーやメディア、クライアント PC の
ローカルハードディスクなどに退避させてください。
・ アップグレードを開始する前に、他のアプリケーションを終了してください。
3.2 導入済みバージョンの確認
現在導入済みの CompuSec バージョンを確認してください。もし、アップグレード後にトラブルなど
が生じた場合は、旧バージョンにより対応が変わることがありますので、メモなどに記録しておいてく
ださい。
現在の CompuSec バージョンを確認するには、Windows のスタートメニューから「すべてのプログラ
ム」-「Security」-「CompuSec サービス」を選択します。[アンインストール]ボタンの左下に
下図のようなバージョン表記がありますので、確認してください。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
3.3 旧バージョンからのアップグレード
旧バージョンからのアップグレードを行うには、次の手順で実行します。
(1) アップグレードを行うには、CompuSec ユーザーズサイトより CompuSec SW 単体版
Ver.5.3.0.4 のプログラム(CompuSecSWLicense5304.exe)をダウンロードし、CompuSec を導
入する PC に Administrators 権限を有するユーザでログオンし、ハードディスク上にそれをコ
ピーします。
(2) ダウンロードしたプログラム(CompuSecSWLicense5304.exe)をダブルクリックするなどして
実行します。
(3) Windows 7、Windows Vista では、「ユーザーアカウント制御」のダイアログボックスが表示
されることがあります。[はい]ボタン(Windows Vista の場合には、[続行])をクリック
し、継続します。
(4) ファイルの保存場所を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
規定値では、「プログラムの保存パス¥CompuSec SW License」フォルダ上になります。
10
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(5) CompuSec インストールプログラムは、指定されたフォルダーに解凍されます。
しばらくお待ちください。
(6) 解凍が完了すると、通常自動的にメモ帳が readme.txt ファイルを開きます。
内容を確認し、メモ帳を閉じます。
(7) インストールされている CompuSec SW のバージョンによりアップグレード手順が異なりま
す。
バージョンが 5.2.7 ではない場合、(8)からアップグレード手順を実施します。バージョンが
5.2.7 の場合、(14)からアップグレード手順を実施します。
(8) アップグレードを開始する前に、すべての作業を終了します。アップグレード中に合計3回
PC の再起動が行われます。
11
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(9) アップグレード用のバッチプログラムを実行します。32bit 版の Windows XP/Vista/7 の場
合、解凍されたフォルダー内の
解凍されたフォルダーのパス¥install¥32bit¥upgrade.bat
を実行します。64bit 版の Windows 7 の場合、
解凍されたフォルダーのパス¥install¥64bit¥upgrade.bat
を実行します。
OS が Windows XP の場合、エクスプローラからダブルクリックやコンテキストメニューより
「開く」を選択するなどして、実行します。
OS が Windows Vista、Windows 7 の場合、エクスプローラから「upgrade.bat」をマウスの右
クリックで選択し、表示されるコンテキストメニューから「管理者として実行」をクリックし
ます。
(10) DOS コマンドプロンプトが開きます。アップグレードを実行するために、何かキーを入力し
ます。
12
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(11) バッチプログラムの処理が完了すると、Windows のシャットダウンが自動的に開始され、以
下のメッセージウィンドウが表示されます。一切の作業をしないで、
そのままお待ちください。
※OS が Windows XP の場合、(11)と(12)のメッセージを 1 つの画面で表示します。
(12) 以下のメッセージウィンドウに切り替わり、2分後に自動的に Windows が再起動します。一
切の作業をせずに、そのままお待ちください。
(13) PC の再起動後、通常通り CompuSec の認証を行います。
(この時のブート前認証画面では、まだ旧バージョンが表示されています)
シングルサインオンによる自動ログオンを設定していない場合は、手動で Windows までログ
オンします。
Windows に Administrators 権限を有するユーザで OS にログオンします。
(15)に進みます。
(14) 解凍されたフォルダー上の install フォルダーを開き、setup.exe を実行します。
32bit 版の Windows XP/Vista/7 の場合、
解凍されたフォルダーのパス¥install¥32bit¥setup.exe
を実行します。
64bit 版の Windows 7 の場合、
解凍されたフォルダーのパス¥install¥64bit¥setup.exe
を実行します。
13
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(15) 次のメッセージが表示されますので、アップグレードを続ける場合は、[はい]をクリックし
ます。
(16) アップグレード処理を開始しますので、しばらくお待ちください。
CompuSec 暗号化ドライバーのインストール時に、以下のセキュリティ警告メッセージが表
示されることがあります。[インストール]ボタンをクリックします。
(17) PC が自動で再起動されます。再起動後、これまで通り CompuSec の認証を行います。
(この時のブート前認証画面では、まだ旧バージョンのバージョン番号が表示されています)
14
CompuSec SW クライアント インストールガイド
再起動後は、Windows のログオンまで行います。シングルサインオンによる自動ログオンを
設定していない場合は、手動で Windows のログオンをします。
なお、この際のログオンも必ず Administrators 権限を有するユーザでログオンしてください。
アップグレード処理が完了すると再起動を促すメッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックし、再起動します。
(18) 再起動後、ブート前認証画面に表示されている CompuSec バージョンが、「5.3.0」と表示さ
れていることを確認します。
ユーザ ID とパスワードを入力し、Windows まで正常に起動します。
スタートメニューから「すべてのプログラム」-「Security」―「CompuSec サービス」を選
択します。
画面左下のバージョンが「5.3.0」であること確認します。
これで、旧バージョンからのアップグレードは完了です。
15
CompuSec SW クライアント インストールガイド
4 CompuSec SW の新規インストール
4.1 インストールプログラムのコピー
(1) CompuSec ユーザーズサイトより CompuSec SW 単体版 Ver.5.3.0.4 のプログラム
(CompuSecSWLicense5304.exe)をダウンロードし、CompuSec を導入する PC に
Administrators 権限を有するユーザでログオンし、ハードディスク上にそれをコピーします。
(2) ダウンロードしたプログラム(CompuSecSWLicense5304.exe)をダブルクリックするなどして
実行します。
(3) Windows 7、Windows Vista では、「ユーザーアカウント制御」のダイアログボックスが
表示されることがあります。[はい]ボタン(Windows Vista の場合には、[続行])を
クリックし、継続します。
(4) ファイルの保存場所を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
規定値では、「プログラムの保存パス¥CompuSec SW License」フォルダ上になります。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(5) CompuSec インストールプログラムは、指定されたフォルダーに解凍されます。
しばらくお待ちください。
(6) 解凍が完了すると、通常自動的にメモ帳が readme.txt ファイルを開きます。
内容を確認し、メモ帳を閉じます。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
4.2 インストールランチャーによる準備
(1) インストールを開始するために、先程解凍したフォルダー内の
「csinstall(インストールはこちら).exe」
を、ダブルクリックするなどして実行します。
(2) Windows 7、Windows Vista では、「ユーザーアカウント制御」のダイアログボックスが表示され
ることがあります。[はい]ボタン(Windows Vista の場合には、[続行])をクリックします。
(3) 「MBR を操作するソフトウェアの一覧」が表示されます。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
該当するソフトウェアが存在しない場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。
該当するソフトウェアが存在する場合は、[はい]ボタンをクリックし、インストールランチャー
を終了します。
(4) 該当するソフトウェアをアンインストールしてから、再度「csinstall(インストールはこちら).exe」
を実行します。
同名の商品で、バージョンが異なる場合でも、該当する商品としてください。お客さまにて判断し
かねる場合は、サポートセンターまでお問い合わせください。
【ご注意】
CompuSec を導入すると、ハードディスクの MBR 領域を書き換えます。
一覧に表示されていないソフトウェアでも、MBR を操作、変更するソフトウェアが存在する状態
でインストールを続行すると、システムに不測の事態を招く恐れがございます。
(5) ハードディスクの空き容量の確認
(3)項で[いいえ]ボタンをクリックすると C ドライブの空き容量をチェックします。空き領域が
15%以下の場合に以下のメッセージを表示します。空き領域が 15%を越えている場合は表示され
ません。
[はい]ボタンをクリックしてもインストールは開始できますが、連続した空き領域が不足する場
合は、正常にインストールを完了できない場合があります。従って十分な空き領域を確保した上で、
インストールすることを推奨します。
インストールを続行する場合は、[はい]ボタンをクリックします。
19
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(6) ハードディスクのフラグメンテーションの確認
ハードディスク(C ドライブ)のフラグメンテーション(ファイルの断片化)度合いの調査が開始
されると以下のメッセージが表示されます。しばらくお待ちください。
ハードディスク(C ドライブ)のフラグメンテーション(ファイルの断片化)度合いを調査し、
最適化が必要な状態であると判断した場合は、このメッセージを表示します。
[OK]ボタンをクリックするとランチャーを終了します。Windows のシステムツールにある
ディスクデフラグを利用し、C ドライブの最適化を行ってください。
このメッセージは、Windows のディスクデフラグツールにある[分析]ボタンの結果をみて、
表示しております。
「分析」の結果、
「このボリュームを最適化する必要はありません」と表示されるまで、インストー
ルランチャーによるメッセージは表示されます。
※デフラグの際は、休止モードを一旦無効としてからデフラグを行うと、比較的最適化されやすい
ので、お試しください。
最適化終了後に、再度「csinstall(インストールはこちら).exe」をダブルクリックして、インストー
ルランチャーを起動します。
20
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(7) インストール前のシステム調査
MBR に関するソフトウェアがない状態でかつ、ハードディスクの断片化が認められない状態であ
れば、このウィンドウを表示します。
[インストール]ボタンをクリックします。
(8) リカバリーCD の作成
インストールを開始すると、リカバリーCD の有無を問い合わせてきます。
CompuSec はハードディスクの MBR 領域を書き換えますので、
お使いの PC によってはハードディ
スクからのリカバリー作業ができなくなる恐れがあります。そのため、必ず事前にリカバリー用の
CD を作成するか、またはシステムを復元できる手段をご用意ください。
既にリカバリーCD を持っている、またはシステムの復元方法が確立されている場合は、[はい]
ボタンをクリックします。
[いいえ]ボタンをクリックした場合は、インストールを中断します。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(9) MBR 調査レポートの保存
現在の MBR を調査した結果をテキストファイルで保存します。保存に関しては任意ですが、トラ
ブル時などにサポートセンターへ送る情報として、保存していただくことを推奨いたします。
[はい]ボタンをクリックすると、保存先指定のダイアログボックスが表示されますので、
フロッピーディスクや USB メモリーなど、必ず外部メディアへ保存してください。
※既定のファイル名は、「”機種名””型番”-“PC 名”-mbrrep.txt」となります。
(10) MBR データの保存
CompuSec は MBR を書き換えるため、万が一に備えて、現在の MBR データをあらかじめ保存し
ます。[はい]ボタンをクリックします。[いいえ]ボタンをクリックすると、インストールを
中断します。
MBR 調査レポートと同様に、保存先指定のダイアログボックスが表示されますので、必ず外部メ
ディアに保存してください。
22
CompuSec SW クライアント インストールガイド
MBR データは重要です。このデータが無いと、後日ハードディスクからのリカバリーなどが正常
に実行できなくなる恐れがあります。
既にリカバリーCD やバックアップなどを用意されていても、トラブル時の調査などにも役立ちま
すので、必ず調査レポートと一緒に外部メディアに保存してください。
【ご注意】
2 回目以降のインストール時などは、初回インストール時に保存したデータへ上書きせずに、必ず
別の名前や場所へ保存するようにしてください。最初に保存した MBR データが、CompuSec を導
入する前のオリジナルデータとなります。
※既定のファイル名は、「”機種名””型番”- “PC 名”-mbrfull.mbr」となります。
MBR データの保存が完了すると、次のメッセージが表示されますので[OK]ボタンをクリックし
ます。
23
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(11) ユーザー情報の確認と保存
PC の詳細情報を保存するためのダイアログボックスを表示します。
[PC 製造元]、[PC 機種名]、[PC 型番]、[OS],[サービスパック]、[32 ビット/64
ビット]のすべての項目を入力します。
※メーカー製 PC の場合、製造元や機種名などが自動的に表示される場合もあります。ただし、メー
カーにより一般的な機種名などが表示されない場合もありますので、手入力にて訂正してくださ
い。
例えば、製造元[Canon],機種名[XXXXXX],型番[0123456]などと、詳細を入力していた
だければ、障害発生時などにサポートセンターにてスムーズに対応することができます。
(入力例)
自作 PC に関しては、固定の名称が存在しないため、製造元・機種名・型番は CPU の種類やマザー
ボード型番などの文字列で構いません。OS とサービスパック、32 ビット/64 ビット欄は、ご利
用中のものを選択してください。
[確認 PC のリスト]ボタン
弊社 Web サイトにアクセスし、現在導入不可が確認されている PC のリストを参照することがで
きます。(参照するには、インターネットへの接続が必要です)
24
CompuSec SW クライアント インストールガイド
[サポートに情報を送る]ボタン
自作 PC や PC 環境に疑問があるなどの場合は、このボタンを押します。
現在ご利用中のメールソフトを起動しますので、
保存してある「-xxx-mbrrep.txt」
と
「-xxx-mbrfull.mbr」
を電子メールに添付し、弊社サポートセンターまで送信してください。
自作 PC をお使いの場合は、主なハードウェア環境(CPU,RAM,HDD,周辺機器など)と、主
なソフトウェア名などを追記してください。
メールソフトや Internet Explorer (インターネットオプション)の設定によっては、このボタンで
起動しない場合がありますので、その場合は別途起動してご連絡ください。
弊社サポートセンターから確認がとれた、または確認 PC のリストにて動作に問題がないことを確
認された場合は、[OK]ボタンをクリックします。
また、以前に評価版をご利用の際、問題なく動作していた場合も[OK]ボタンをクリックして、
続行してかまいません。
お問い合わせには迅速な回答を心掛けていますが、お時間をいただく場合もございますことを、あ
らかじめご了承ください。
(12) コンピューター情報の保存
PC の製造元や機種名など、入力していただいた情報を保存します。[はい]ボタンをクリックし
ます。
25
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(13) 保存先を指定
入力された情報を pcinfo.txt として保存しますので、保存先を指定します。
ローカルハードディスクに保存することも可能ですが、MBR データなどと合わせて、必ず外部メ
ディアに保存してください。
保存先を指定後、[保存]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックすると、インストールランチャーによる処理はすべて終了です。
インストールランチャーによる処理が終了すると、続けて CompuSec SW 本体のインストールが
始まります。
26
CompuSec SW クライアント インストールガイド
4.3 CompuSec SW 本体のインストール
(1) [CompuSec(R)コンポーネントのインストール/削除]ボタンをクリックし、インストールを
開始します。
(2) ライセンス内容を確認し、同意いただける場合は、[同意する]ボタンをクリックします。
27
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(3) パッケージに同封されている「ライセンス番号」と、「支払証明コード」を入力して、
[続行]ボタンをクリックします。
(4) アンチウイルスソフトや他のアプリケーションを実行していないことを確認し、
[続行]ボタンをクリックします。
28
CompuSec SW クライアント インストールガイド
(5) ファイル群が、C:¥Program Files¥CE-Infosys¥CompuSec にコピーされます。
しばらくお待ちください。
【ご注意】
CompuSec は、C ドライブ以外にインストールすることはできません。
(6) インストールオプションを選択します。
インストールオプションを選択後、[続行]ボタンをクリックします。
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Windows XP では、「CD/DVD 暗号化」が追加されています。
ただし、本バージョンでの「CD/DVD 暗号化」は、Windows XP の標準書き込み機能を使った、
CD/DVD への書き込みのみ可能です。DVD メディアへの書き込みはできません。
※「CD/DVD 暗号化」にチェックを入れると、CDCrypt に関するメッセージが表示されます。
本バージョンでは、
Windows XP の標準書き込み機能のみ正常に動作することを確認しています。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(7) ブート前認証で入力する、ユーザ ID とパスワード期限の設定を行います。
「ユーザ ID を入力」欄に、ブート前認証で使用するユーザ ID を入力し、パスワード期限に関する
設定を行ってから、[続行]ボタンをクリックします。
ユーザ ID は、英数字で1~16文字までで、大文字/小文字を区別します。ユーザ ID は、Windows
のアカウント名と同一である必要はありません。ユーザ ID に、記号は使わないでください。
パスワード期限には「日数」と「ログイン回数」の、2種類の設定があります。ボックスをチェッ
クすることで、どの設定を使用するかを選択します。チェックを両方とも外すと、パスワードは無
期限になります。
「ログオン時パスワード変更メッセージの非表示」にチェックを入れると、任意のタイミングでパ
スワード変更をすることができなくなります。
(パスワードリセットコードによる変更は可能です。)
ただし、パスワード期限が指定されていた場合、有効期限が来ればパスワード変更を促すメッセー
ジが表示されます。
【ご注意】
ユーザ ID を、パスワードの期限設定はここでのみ可能です。インストール完了後に設定し直す
ことはできませんので、ご注意ください。
ユーザ ID は1つのみ登録可能です。複数のユーザ ID を登録して使い分けることはできません。
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(8) パスワードリセットコードを設定します。これは、パスワードを忘れてしまった時に使います。
パスワードリセットコードは、英数字で6~16文字までで、大文字/小文字を区別します。パス
ワードリセットコードに、記号は使わないでください。
パスワードリセットコードは、ファイルやテキストへ出力されませんので、MBR ファイルと同様
に、外部メディアへ記録したものを、安全な場所に保管してください。
パスワードリセットコードを入力後、[続行]ボタンをクリックします。
(9) 初回のブート前認証時に入力する、初期パスワード「start123」が表示されます。
[続行]ボタンをクリックします。
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(10) ハードディスク、フロッピーディスク、リムーバブルメディアに使用する暗号化キーを指定します。
自分でキーを設定したり、他の CompuSec で生成された SecurityInfo.dat からキーをインポートす
ることもできます。
クリック毎にランダムな暗号化キーを生成します。
手動で暗号化キーを入力します。入力できる値は、0~9 および A~F を使った、
16 進数による値となります。
他の CompuSec 導入済みの PC で生成された SecurityInfo.dat から暗号化キーを
インポートします。他の PC と暗号化キーを同じにしたい場合は、キーを同じに
したいメディアについてこのボタンを押し、インポートを行ってください。
例えば、フロッピーディスクについて暗号化キーのインポートを行うと、DataCrypt
の機能を利用しなくとも、暗号化フォーマットされたフロッピーディスクを使えば、
通常通りの手段で暗号化されたファイルのやり取りが可能です。
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(11) DriveCrypt のキーラベルを設定します。DriveCrypt の暗号化キーは、直接指定することができませ
ん。キーラベルは、暗号化キーから生成された目安となるもので、暗号化キーを直接示す物ではあ
りません。ランダムで生成するか、他の CompuSec で作成された SecurityInfo.dat ファイルから、
キーをインポートすることで設定します。
なお、旧バージョン
(4.xx)
では DriveCrypt 機能が無いため、
旧バージョンで作成された SecurityInfo.dat
ファイルから、キーをインポートすることはできません。
(12) インストールオプションで SafeLan を選択した場合は、SafeLan キーを設定します。
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(13) Windows XP へ導入時、「CD/DVD 暗号化」を選択していた場合は、CDCrypt キーを設定します。
(14) インストール完了後にハードディスクの暗号化を実施するかどうかを選択します。
ここでは設定を変えずに「暗号化未処理」のまま[続行]をクリックします。Windows が正しく
起動するかを確認した後に暗号化することを推奨いたします。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(15) 重要なファイルである SecurityInfo.dat を生成します。このファイルは CompuSec の
アンインストール時に必要です。[続行]ボタンをクリックします。
(16) SecurityInfo.dat を保存する場所を指定します。保存先は、フロッピーディスクや USB メモリーな
どの外部メディアを指定し、[保存]ボタンをクリックします。
なお、このファイルは、パスワードを忘れてしまった場合などに使用しますので必ず外部メディア
に保存してください。
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(17) SecurityInfo.dat ファイルを保存後、USB 接続のドライブやメモリー、SD カードなどは取り外して
から[続行]をクリックします。
(18) 暗号化ドライバーがインストールされます。
(19) インストールする PC に JRE がインストールされている場合、
自動的に OS が再起動します。一方、
JRE がインストールされていない場合、自動的に JRE のインストールが開始されます。
USB 接続のハードディスクやメモリー、SD カードなどを取り外していない場合は、再起動処理中
に取り外してください。
再起動後は、次項「5 ブート前認証」に続きます。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
5 ブート前認証
PC が再起動されると、ブート前認証画面が表示されます。
【ご注意】
外付け USB ハブ経由でキーボードを利用する場合、使われる USB ハブによりキーボードが正常に認識
できない場合があります。
なお、USB キーボードからブート前認証時のユーザ ID やパスワードを入力する際は、遅めのタイピング
速度で入力してください。タイピングが早すぎると、正常に入力できない場合があります。
(1) ユーザ ID を入力し、Enter キーを押します。入力した文字は、*で表示されます。
(2) パスワードを入力します。インストール直後ですので、初期パスワード「start123」を入力し、Enter
キーを押します。入力した文字は、*で表示されます。
(3) 初期パスワードは期限切れとなり、パスワードの変更を求められます。
新しいパスワードを入力し、Enter キーを押します。
パスワードに使用できる英数字などの詳細は「2 パスワード設定」を参照してください。
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(4) 確認のため、新しいパスワードを再入力し、Enter キーを押します。
(5) 新しいパスワードが確認され、そのパスワードを保存します。
Windows が起動を開始します。
(6) インストールオプションで「シングルサインオン」が有効になっている場合、Windows の
ログオン画面が、シングルサインオン方式の画面となります。
ユーザ
Windows のアカウント名を入力してください。
パスワード
Windows のアカウント名に対応するパスワードを入力してください。
各項目を入力後、右矢印ボタン(
)をクリックまたは、キーボードの Enter キーを入力すると、
CompuSec のパスワードを入力するダイアログが表示されますので CompuSec のパスワードを入
力して[OK]ボタンをクリックしてください。
この時、「この認証情報を記録」にチェックが入っていると、アカウント情報を記録して次回の
Windows ログオンを自動的に行うようになります。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
シングルサインオンにこれらの情報を保存したくない場合(Administrator などの管理者情報)は、
毎回「この認証情報を記録」のチェックを外して、ログオンします。
なお、ドメイン環境にログオンする場合は、ユーザー欄に「ドメイン名¥ユーザ名」の書式で入力
します。
「別のドメインでログオンしますか?」部分をクリックすると、次のようなメッセージが表示され
ますので、参考にしてください。
Windows XP では、次のようなシングルサインオンのダイアログとなります。
ユーザ
Windows のアカウント名を入力してください。
パスワード
Windows のアカウント名に対応するパスワードを入力してください。
ドメイン
ドメイン名を入力します。(ドメインを使用していない場合は、「こ
のコンピュータ」を選択します)
各項目を入力後、[ログオンと保存]ボタンをクリックすると、CompuSec がこれらの情報を記録
し、次回の Windows ログオンを自動的に行います。
CompuSec に Administrator などの管理者情報を保存したくない場合は、毎回[ログオン]ボタン
をクリックして、ログオンします。
これで、CompuSec のインストールは完了です。
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6 製品の登録
CompuSec SW は、インストールしただけでは 21 日間の体験版としての利用となります。インターネッ
トを通じて登録レスポンスコードを入手し、登録することで製品としてご利用いただけます。
【ご注意】
21 日間を過ぎても動作に支障はありませんが、製品登録を促すメッセージが頻繁に表示されるように
なります。
(1) Windows ログオン後のメッセージにて[はい]ボタンをクリックするか、「CompuSec インストール
とサービス」より[サービスとアップデート]ボタンをクリック後、[製品登録]ボタンをクリック
します。
(Windows ログオン後のメッセージ)
(サービスとアップデートの画面)
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(2) 製品登録画面が表示されます。
インターネットへの接続が可能な状態で、「登録にはここをクリック」をクリックすると、
登録レスポンスコードを取得する Web サイトへアクセスします。
(3) Web サイトにアクセスすると、ライセンス番号と登録リクエストコードが入力済みになっています。
Web ブラウザー環境により、自動で入力されない場合もあります。その際は、CompuSec の画面から
コピー&ペーストで入力します。
CompuSec を導入する PC がインターネットに接続できない場合、別の PC で製品登録を行うことも
可能です。インターネットに接続可能な PC で Web ブラウザーを開き、
http://canon-its.jp/cgi-bin/compusec/code_register.cgi
を直接入力します。(2)で表示されているライセンス番号、登録リクエストコードと登録レスポンス
コードを受け取るメールアドレスを入力し、[送信(登録レスポンスコード発行)]ボタンを
クリックします。
インターネットに接続できる PC がない場合は、(2)で表示されているライセンス番号と
登録リクエストコードをサポートセンターまで電話や FAX、メールでお知らせください。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(4) 「メールアドレス」欄に、「登録レスポンスコード」を受け取りたいメールアドレスを入力し、
[送信(登録レスポンスコード発行)]ボタンをクリックします。
(5) [送信(登録レスポンスコード発行)]ボタンをクリックしてしばらくすると、「メールアドレス」
欄に入力したメールアドレス宛に「登録レスポンスコード」が送られてきます。
「登録レスポンスコード」欄に入力して、[続行]ボタンをクリックします。
(6) 「登録番号」欄に数値が表示され、最下段のメッセージボックス上に「上記ライセンス番号の登録が
完了しました。」とメッセージが表示されれば、製品登録の完了です。
【ご注意】
ライセンス番号と支払証明コードが同じでも、CompuSec をインストールし直すと、
登録リクエストコードは変化します。
6.1 製品の再登録
PC を買い換えたり、システムがクラッシュした場合など、CompuSec を再インストールした場合は、
再び製品登録を行っていただく必要があります。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
7 CompuSec SW のアンインストール
CompuSec SW をアンインストールするには、すべてのハードディスクが復号されている必要があります。
ハードディスクを暗号化したままでアンインストールを実行すると、アンインストール開始前に強制的に
「ブート前に復号」を用いての復号が行われます。「ブート前に復号」は所要時間がかかり、途中で PC
をシャットダウンすることができないため、事前に「作業中に復号」を行うことを推奨いたします;。
7.1 ハードディスクの復号
ハードディスクが暗号化されている場合は、まず「作業中に復号」を使って、すべてのハードディスク
を復号します。
暗号化/復号についての詳細は、アプリケーションガイド「3.3.2 ハードディスクの暗号化の管理」を
ご参照ください。
(1) Windows のスタートメニューから、「すべてのプログラム」-「Security」-「CompuSec サービ
ス」を選択します。Windows 7、Windows Vista では、「ユーザーアカウント制御」ダイアログが
表示されることがあります。その際は、[はい]ボタン(Windows Vista の場合には、[続行])
をクリックし、継続します。
(2) 「CompuSec インストールとサービス」画面が表示されます。[サービスとアップデート]ボタン
をクリックします。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(3) [ハードディスク暗号化の管理]ボタンをクリックします。
(4) ドロップダウンリストから暗号化されているすべてのハードディスク状態を
「作業中に復号」とし、
[保存]ボタンをクリックします。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(5) [終了]ボタンをクリックし、CompuSec サービスを終了させます。
PC の再起動は、自動で行われませんので、手動で行います。
(6) ブート前認証通過後、以下の確認のメッセージが表示されます。
「Y」を入力して、ハードディスクの復号を開始します。
Windows が起動し、バックグラウンドでハードディスクの復号が行われます。
完全に復号されるまでしばらくお待ちください。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
7.2 CompuSec のアンインストール
ハードディスクの復号完了後、次の手順で CompuSec をアンインストールします。
ハードディスクが暗号化されたままアンインストールを実行した場合、自動的に「ブート前に復号」が
設定されます。
「ブート前に復号」は、処理に要する時間が長く、復号途中で再起動できないため、あらかじめ「作業
中に復号」を行ってから、アンインストールを実行することを推奨いたします。
アンインストールには、インストール時に保存した SecurityInfo.dat ファイルが必要です。
アンインストールを実行する前に、インストール時に保存した SecurityInfo.dat ファイルを用意してく
ださい。
【ご注意】
SecurityInfo.dat ファイルを紛失している場合は、アプリケーションガイド「3-3-4 セキュリティファ
イルのバックアップ」に従って、SecurityInfo.dat ファイルを再生成してください。
なお、他の CompuSec で生成された SecurityInfo.dat ファイルはご利用できません。
(1) Windows のスタートメニューから「すべてのプログラム」-「Security」-「CompuSec サービス」
を選択します。
Windows 7、Windows Vista では、「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示されることがあ
ります。その際は、[はい]ボタン(Windows Vista の場合には、[続行])をクリックして、続
行します。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(2) 「CompuSec インストールトサービス」画面より[CompuSec(R)のアンインストール]ボタンを
クリックします。
(3) 他のアプリケーションが動作していないことを確認し、[続行]ボタンをクリックします。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
(4) ブート前認証時に入力する CompuSec パスワードを入力し、[続行]ボタンをクリックします。
(5) インストール時に保存した SecurityInfo.dat ファイルまたは、アプリケーションガイドの「3-3-4 セ
キュリティファイルのバックアップ」で保存した SecurityInfo.dat ファイルを用意し、続行します。
(6) SecurityInfo.dat ファイルを指定し、[選択]ボタンをクリックします。
SecurityInfo.dat ファイルを紛失している場合は、アプリケーションガイドの「3-3-4 セキュリティ
ファイルのバックアップ」を参照のうえ、SecurityInfo.dat ファイルを再生成します。
(7) SecurityInfo.dat の確認が完了すると、
アンインストールが実行され、
自動的に PC を再起動します。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
PC が再起動されれば、アンインストールは完了です。
【ご注意】
CompuSec のアンインストールを行っても Java はアンインストールされません。Java が不要
な場合は、[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除]からアンインストールして
ください。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
8 テクニカルサポートについて
CompuSec を使用する上で不明な点などがございましたら、弊社サポートセンターまでお問い合わせくだ
さい。
なお、ライセンス製品の場合、サポートセンターの利用には、年間使用契約が必要です。
ライセンス製品には、初年度の年間使用権(保守含む)が付属していますが、2 年目以降は別途使用契約
が必要です。保守の内容、価格については、
弊社ホームページ(http://canon-its.jp/product/cs/price.html)をご覧ください。
 電話でのお問い合わせ
キヤノン IT ソリューションズ株式会社 サポートセンター
CompuSec 係
TEL : 03-6701-3444
受付時間 : 月曜日~金曜日(祝日、弊社休業日除く)
9:00 ~17:00
日時によって混み合っている場合があります。その際は、時間をあらためてお掛け直しいただくか、電子
メールでお問い合わせください。
 電子メールでのお問い合わせ
電子メールでお問い合わせいただく際は、下記のアドレス宛てにお問い合わせ内容をお送りください。
キヤノン IT ソリューションズ株式会社 サポートセンター
CompuSec 係
To : [email protected]
件名:CompuSec のお問い合わせ
多数のお問い合わせをいただいている場合は、到着順に対応するため、返信に多少お時間をいただく場合
があります。また、ご質問の内容によっては、弊社や海外の開発元での動作検証が必要になる場合がござ
います。このような場合にも、返信にお時間をいただく場合がございます。
 FAX でのお問い合わせ
FAX でお問い合わせいただく際は、下記の番号宛てにお問い合わせ内容をお送りください。
キヤノン IT ソリューションズ株式会社 サポートセンター
CompuSec 係
FAX : 03-6701-3471
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
 お問い合わせシート
弊社サポートセンターへ電話でお問い合わせいただく際には、事前に以下の情報をお手元にご用意
ください。また、電子メール、FAX でのお問い合わせの際には、下記必要事項を明記いただきます
ようにお願いします。
●氏名【必須事項】
:
●日中連絡先電話番号【必須事項】
:
●連絡先電子メールアドレス【必須事項】:
●会社名:
●お客様番号【必須事項】
:
●製品名・バージョン【必須事項】
:
□CompuSec SW バージョン
●適用機能:
CompuSec インストールとサービス画面の
[CompuSec(R)コンポーネントのインストール/削除]
ボタンをクリックすることで確認できます。
□ブート前認証※1
□ハードディスク暗号化
□シングルサインオン
□SafeLan 透過型ファイル暗号化
□DataCrypt ファイル暗号化
□CD/DVD 暗号化※2
□DriveCrypt
※1 インストールは必須です。
※2 OS が Windows XP のときのみ表示されます。
●ご質問/トラブル内容【必須事項】
:
質問内容はできる限り詳しく記載してください。トラブルの場合は、操作手順、現象、表示
されるメッセージやモジュール名などの詳細を記入してください。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
●再現性:
□必ず再現する
□ときどき再現する
□再現しない
●その他:
トラブル発生後に操作したこと、他の製品やハードウェアに関して過去にあったトラブルお気づ
きの点などを記入してください。
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CompuSec SW クライアント インストールガイド
●パソコン情報
メーカー名:
型番:
●ご利用の OS:
CompuSec SW を利用している OS
□Windows® XP(
エディション) Service Pack( )
□Windows Vista®(
エディション) Service Pack( )
□Windows®7(
エディション) Service Pack( ) ( )bit
●ハードディスクの暗号化状態:
※CompuSec をインストールしただけではハードディスクは暗号化されません。
□暗号化済み
□暗号化していない
●USB 機器の有無:
ご利用中の機器情報について記載してください。
(例:USB フラッシュメモリー)
□有(
)
□無
●その他の認証機器の有無:
ご利用中の PC で指紋認証機器や認証用のカードを利用している場合は、機器情報を
記録してください。
□有(
)
□無
 その他
Q&A、お問い合わせ方法につきましては、弊社ホームページをご覧ください。
http://canon-its.jp/product/cs/
2014/09/17
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