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国民健康保険税率 13年ぶりに改定
《特集》 国民健康保険税率 年ぶりに改定 税率改定と合わせて 資産割額は廃止 いること。 ・住んでいる自治体の固定 資産税だけが課税対象と なり、他の自治体分は対 医療費の適正化に向け 腎不全予防のための保健指導を開始 らは、腎不全予防のための 課題となっています。広報 な保健指導が可能となりま ・所得が無い方にも資産割 紙やホームページなどで周 象外となること。 険税の適正な賦課について 額は課税されるため、低 新たな取り組みを開始しま 取組事項の一つとして、保 検討をした結果、社会情勢 所得者層の負担となって 改定率は全体で6・9パーセント増に 低所得者世帯に配慮 齢者支援金分および介護納 の変化などにより廃止する いること。 した。 ためにも積極的に受診をす 知や受診勧奨に努めている 据置 (20,000円) 据置 (4,000円) 据置 (4,200円) 据置 (51万円) 据置 (14万円) 据置 (12万円) ※「基準総所得金額」とは、平成24年中の総所得金額(営業・給与・年金・譲渡など)から基礎控除(33万 円)を控除した金額をいいます。 査数値のよくない方に「腎 な賦課、収納率の向上、医 こと。 ところですが、健康管理の これは、人工透析の新規 導入患者を減らすことを目 るようお願いします。 5,300円 (4,800円) 課題である、保険税の適正 【比較】税率改正後の県央地区8市の国民健康保険税(料)率 市の 療保険には資産割額はな 標に、特定保健指導の対象 すが、受診率が低いことが に一般会計からの法定外繰 付金分の合計で、所得割額 市町村が増え、平成 市では、医療費の適正化 対策として、平成 年度か 入金が増大することは、市 の税率を7・8パーセント においては、県内 具体的な税率改定の内容 は、医療給付費分、後期高 市では、 年ぶりに、国民健康保険税(国保税)の税 率を改定します。 で行っているさまざまな事 (1・25パーセント増) 内、本市を含めて4市のみ く、後期高齢者医療制度 にならなかった方でも、検 年度 業の継続と充実が図れなく へ、資産割額を廃止し、均 となったことや以下の理由 や介護保険制度にもない 3,300円 (3,000円) 臓を守るための保健指導」 を行うものです。 平成25年 (2013年) ₅月15日 これは、年々増加する医療費などにより、国民健康保 険事業の財政運営は極めて厳しい状況にあり、制度の維 なる懸念もあり、早急な対 等割額を2万9千500円 から廃止することとしまし 20,900円 (19,000円) ・協会けんぽなど、他の医 応が必要であると判断しま (2千700円増)に改定 廃止 (2.50%) 年度に策定した国民健康保 険事業財政健全化計画に基づき実施するものです。改定 した。 た。 廃止 (2.00%) 持と安定を図るため、平成 率は全体で6・9パーセント増ですが、所得割額の改定 今後とも、国民健康保険 事業財政健全化計画の重点 します。 廃止 (16.00%) 療費の適正化、保健事業の ※₈市の平均については、所得割額は小数点第₂位未満、均等割額および平等割額は 100円未満を切り捨てています。 ※☆の厚木市は、条例規定が按分率になっていることから、平成25年度は未定のため、 平成24年度の数値で比較しています(平成25年₆月頃に確定予定)。 ・利益を生まない居住用な 加入者の固定資産税額(土地家屋 にかかる税額)に対して どの資産にも課税されて - 推進などに着実に取り組み 座間市 この取り組みの基本とな るのが特定健康診査で、こ - ます。 - の検査数値に基づき、適切 綾瀬市 なお、資産割額について は、財政健全化計画の重点 ②資産割額 年度までの 保険税率の見直し、現年度 1.20% (1.00%) 年度〜 平成 ていることから、極めて厳 課税分の保険税収納率 - - 5 率よりも均等割額の改定率を抑えて、低所得者世帯へも しい財政状況を強いられて パーセント以上、保険給付 費の抑制、国民健康保険事 - 海老名市 収支を推計し不足額に対応 います。 業特別会計収支の均衡の保 大和市 - 配慮し、改定後も県央地区でも最も低い税率となってい 国民健康保険(国保) は、被保険者が病気やけが そうした中、市では、国 に対して財政支援の一層の 持などを掲げました。 1.50% (0.95%) ます。 をしたときに、安心して医 拡充と強化を強く求めてき - 市では、平成 年度に国 民健康保険事業財政健全化 療機関にかかることができ ましたが、年々増加する財 今回の国保税の税率改定 は、目標に向けての取り組 年 - ☎046(252)7003 るように、国保税を出し合 源の不足分(赤字分)を市 みの一つであり、平成 厚木市(☆) 国保年金課 い、相互に支えあう制度 の一般会計からの法定外繰 度の決算見込額、国の予算 - - 計画を策定し、保険税の適 で、わが国の社会保障制度 入金で補填することによ の状況、さらには、医療費 8.80 相模原市 046(252)7043 の一翼を担うものです。 年 伊勢原市 - しかし、現状の国保は、 厳しい経済状況に伴う失業 り、平成 の抑制対策への取り組みな 年度 ₂ 担当 者の加入の増加や、低所得 間、国保税の税率などを改 どを勘案して、平成 年度までの収支 10.00 正な賦課と収納率の向上、 者の加入割合が増加してい 定することなく、財政運営 から平成 秦野市 医療費の適正化、保健事業 ること、また、少子高齢化 に努めてきました。 90 を推計した場合に、どうし ₁ の推進などに重点的に取り に伴い高齢者の加入割合が ても生じる不足額につい 自治体名 平等割額(円) 伊勢原市 37,700 厚木市(☆) 35,256 秦野市 32,400 大和市 32,400 綾瀬市 32,400 海老名市 29,700 相模原市 29,400 座間市 28,200 ₈市の平均 32,100 ₁ ₂ ₃ ₃ ₃ ₆ ₇ ₈ ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ ₆ ₇ ₈ 自治体名 均等割額(円) 海老名市 40,200 相模原市 39,900 伊勢原市 35,000 厚木市(☆) 34,320 大和市 33,600 秦野市 30,300 綾瀬市 29,600 座間市 29,500 ₈市の平均 34,000 【平等割額比較】 【均等割額比較】 資産割額 (%) 大和市 綾瀬市 伊勢原市 秦野市 相模原市 海老名市 厚木市(☆) 座間市 ₈市の平均 【資産割額比較】 【所得割額比較】 厳しさ増す国民健康保険事業運営 市のさまざまな事業に影響も 増加しているという構造的 しかしながら、低迷する 経済状況の中で、本市の財 て、税率を改定し、ご負担 5.10% (4.60%) ①③④の合計額が₁年間の国民健康保険税とな ります。ただし、右の賦課限度額を超えること はありません。 組むこととし、目標として な問題を抱えています。さ 政状況も一段と厳しさを増 加入者の平成24年中の基準総所得 金額に対して ④平等割額 ₁世帯ごとに 自治体名 自治体名 年度以降、 らに、医療技術の高度化に をお願いするものです。 医療給付費分 後期高齢者支援金分 介護納付金分 [全加入者対象] [全加入者対象] [40歳以上64歳迄] 27 24 しており、このまま継続的 ①所得割額 ③均等割額 加入者一人ごとに 広報ざま【座間市のお知らせ】No.930 25 13 13 24 25 所得割額 (%) 9.45 9.35 9.24 8.45 8.25 8.12 7.99 7.80 8.58 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ ₆ ₇ ₈ 27 12 ( )内は平成24年度の国民健康保険税 平成25年度の国民健康保険税 25 24 5 19 24 13 伴い、医療費も年々増加し ZAMA