...

カキ殻利活用検討プロジェクトチーム発足

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

カキ殻利活用検討プロジェクトチーム発足
Page 1
発行日
第23号
平成22年12月22日
上品山山頂より望む石巻管内の風景
「いしのまきNN通信」は,石巻地域の農業農村整備事業に関連する活動等を広くお知らせすることを目的に,年3回程度発行しています。
掲載希望の情報等がありましたら農村振興班までご一報ください。今後ともよろしくお願いします。
カキ殻利活用検討プロジェクトチーム発足
第23号の目次:
10月27日(水),当事務所管内の特産品
である「生カキ」の殻を,公共工事等で有効活
用することを目的としたプロジェクトチームを
発足しました。
このプロジェクトチームは,部の垣根を越
カキ殻利活用検討プロジェク
1
トチーム発足
施行申請に向けて
~西矢本地区,上福田地区~
2
基盤整備事業実行委員会設立
~鹿又地区,広渕沼地区~
え,事務所全体の取り組みとして進められま
す。
また,メンバーには石巻市,東松島市,女川
基盤整備事業安全祈願祭
~大曲地区~
3
21世紀土地改良区創造運動
町担当課職員が,オブザーバーには,農協,漁
協,土地改良区,保健福祉事務所,土木事務所
石巻管内農業・農村写真募集
に参画いただきます。
プチコラム
カキ殻の効用は,これまでもさまざまな用途
(暗渠疎水材,地盤改良材,土壌改良材,水質
浄化材,肥料,飼料など)で実証されてきまし
たが,主に運送コストがネックになり,広く活
用できていないのが現状です。その点,石巻管
内は他地区に比べ近くで調達できる強みがあり
ます。
H22.12.10
石巻かほく掲載
今後は,カキ殻の活用方法に加え,生産者側
と利用者側のルールづくりも視野に入れ検討し
ていきます。
H22.10.27
発足会の様子
事務所メンバー
副所長,農業農村整備部,
水産漁港部,農業振興部,
林業振興部,地方振興部
4
いしのまきNN通信 第23号
Page 2
施行申請に向けて ~ 東松島市 西矢本地区,上福田地区 ~
東松島市の西矢本地区(地区面積 203.0ha
上福田地区(地区面積 46.5ha
受益者数 201名)と
受益者数 52名)で,経営体育成基
盤整備事業施行申請のための集落説明会が,11月中旬から下旬に
かけて開催されました。
(右写真は,11/15(月)西矢本地区(鹿妻会場)の様子)
上福田地区
集落説明会では,計画概要,事業費,償還計画,
事業要件などの説明と質疑応答が行われました。
出席者からは,農業を取り巻く諸課題や不安要素
鳴瀬奥松島IC
を払拭するためにも基盤を整備し,水田の汎用化や
作 業 の 効 率 化,担 い 手 の 育 成 を 図 り,地 域 農 業 を
国道45号線
守っていこうとの意見が聞かれました。
今後は,推進委員を中心に同意書を取りまとめ,
西矢本地区
年明けを目途に県に対しに施行申請を提出する予定
です。
位置図
基盤整備事業実行委員会設立 ~ 石巻市 鹿又地区,広渕沼地区 ~
10月14日(木)に広渕沼地区基盤整備事業実行委員会
(会場:遊楽館)が,10月22日(木)に鹿又地区基盤整
備事業実行委員会(会場:JAいしのまき旧鹿又支店)が設
立されました。
両地区は,平成22年度経営体育成基盤整備事業実施地区
として採択され,平成22年8月8日に土地改良法手続が完
了し事業計画が確定しました。
この日開かれた総会では,これまで事業を進めてきた地元
推進委員会の解散と実行委員会の設立,役員選任が行われ,
新たな一歩を踏み出しました。
今後は,実行委員会が集落の意見を集約し,県とのパイプ
役となって円滑な工事実施に向けてご尽力いただきます。
いしのまきNN通信 第23号
Page 3
大曲地区基盤整備事業安全祈願祭
東松島市
基盤整備事業安全祈願祭 ~ 東松島市
大曲地区 ~
平成22年11月10日(水),大曲地区基盤整備事業安全祈願祭が,大曲
市民センターで開催されました。
式典には,地元県議,東松島市,JAいしのまき,河南矢本土地改良区,地
元関係者,施工業者などが参列し,穏やかな日差しと厳かな雰囲気の中,祝詞
奏上や鍬入れの儀,玉串奉奠など,関係者一同で工事の安全を祈願しました。
項 目
事業量
事業費
(百万円)
区画整理工
A=108.5ha
671
暗渠排水工
A=105.4ha
111
その他
(測量試験費,換地費等)
合 計
221
1,003
大曲地区は,水田の大半が低平地に位置しているため,ポン
プ場や堰,水路等の施設が多く,農道も狭小で,農作業に大変
苦慮してきました。
今回,基盤整備を実施することでこれらの課題を解決するだ
けでなく,水田の汎用化による農地の有効活用や担い手の育成
に取り組み,地域農業の発展,食糧自給率の向上に寄与するも
のと期待されています。
もっと知って!土地改良事業 ~ 21世紀土地改良区創造運動 ~
9月から11月にかけて,一般県民を対象としたPR活動を行いました。
詳しくは,ホームページをご覧ください。
東部 農業農村整備部
JAいしのまきおらほがフェスティバル2010
検索
開催日
H22.9.12(日)
開催日
H22.10.3(日)
田んぼの生きものやパネル展示のほか,ポン菓
子配布や竹製の紙鉄砲づくり体験を行いました。
あいにくの雨模様でしたが,多くの皆様にご覧
いただきました。
農業用水親子わくわく見学会
水源地域や農業用水の重要性の理解を深めること
を目的に,大崎市鳴子温泉にある岩堂沢ダムの見学
と,記念植樹を行いました。
石巻管内の親子46名にご参加いただきました。
2010東松島市カキまつり・農業まつり・旬の市
45,000人(新聞発表)が集まった大イベント。
田んぼの生きもの展示やどんぐりストラップ,ポ
ン菓子配布など,終日賑わいました。公園内には
記念の植樹(コウヤマキ2本)も行いました。
開催日
H22.11.7(日)
いしのまきNN通信 第23号
Page 4
石巻管内の農業・農村に関する写真を募集します
宮城県では,農業・農村に関する写真を集め,県庁ロビー等で定期的に展示することを計画しています。
管内の四季折々の美しい田園風景や,そこで暮らす人々の表情,豊作や無病息災を願うお祭りなどをご紹介
ください。
詳しくは,当部のホームページをご覧いただくか,農村振興班までお問い合わせください。
牡蠣に「R」はつきもの?
中身も殻も地産地消
欧米では,「Rのつかない月は牡蠣を食べるな」ということわざがあるそうです。
Rのつかない月とは,英語で5~8月(May,June,July,August)。
説では18世紀半ばにフランスで発効された法令が元だとか…。
当時は温度管理が十分できず,海からパリまでの運送中に痛んでしまったためのようです。
今では輸送技術も発達しましたし,日本には夏が旬の「岩ガキ」もあるので当てはまらない
かも知れませんが,石巻管内の生カキは,冬のこの時期最高の味わいであることは間違いあ
りません。
トップページでお伝えしたとおり,この度,カキ殻利活用検討プロジェクトチームが発足し
ました。
「厄介者」のカキ殻を,地元の産業で有効に活用できたら…。リサイクルの「R」
やっぱり「カキにRはつきもの」かも
めだか
のすめる
たんぼ
づくりをめざして
宮城県東部地方振興事務所
農業農村整備部
(編集:農村振興班)
〒986-0812 石巻市東中里1丁目4-32
Tel 0225(95)1411 (内)489
Fax 0225(96)4880
E-mail [email protected]
URL http://www.pref.miyagi.jp/et-sgsin/nn/nn-top.htm
Fly UP