...

2011年度の事業報告書はこちら - 世界の「子どもたちの支援」と「青少年

by user

on
Category: Documents
35

views

Report

Comments

Transcript

2011年度の事業報告書はこちら - 世界の「子どもたちの支援」と「青少年
2011年度
CFFジャパン 活動 年次レポート
特定非営利活動法人
15th
ケアリング フォー ザ フューチャー ファンデーション ジャパン
はじめに
「僕は小さいころ、いつも神様に、自分たちがより良い生活ができるよう導きを求め、夢
見て、お願いしていました。いつの日かより良い人生になるよう、神様に祈り、願い続けま
した。神様はとても優しく、私の祈りに応えてくれました。
そう、CFF が僕に与えられたのです。そこには僕の夢がありました。CFF は、僕の人生の
中にある希望を追い続けるための勇気を与えてくれました。CFF を通して、僕はたくさんの
ことを学び、人生がすばらしいものだと信じることができました。CFF は僕の軽蔑すべき過
去の出来事を受け入れてくれました。そして、僕は「どんな人も孤島にいるのではない」と
いう言葉が真実なんだと気付きました。
なぜなら、この世界に僕はたった一人で生きているわけではないと、そして僕のような希
望を失った人にも進んで勇気を与えてくれる素敵な心を持った人たちがいるということを、
学んだからです。僕は祝福を受けた、幸運で、幸せな人間です。それは CFF と出会うことが
できたから。そして CFF の一員になれる機会を与えてくれた神様にとても感謝しています。
僕は CFF なしでは人生のゴールにたどり着くことはできないでしょう。僕は家族がいない
中で、CFF はまるで僕の家族のように僕を育て、愛し、大切にしてくれました。その家族(CFF)
は「愛」という言葉の真意と、自分の周囲の人に大事な愛をどう与えたら良いのか教えてく
れました。CFF は僕の土台であり、僕の全ての源です。CFF はいつも僕のインスピレーショ
ンのひとつであり、夢を持ち続ける理由と、たとえどんなに人生が難かしくとも努力をして
いく理由を与えてくれていました。みなさんは僕を良い人にしてくれました。だから、僕は
CFF で過ごした全ての瞬間を心にいつも刻んでいきます。そして、僕はこの偉大なホームを
サポートをしている CFF を、後ろから支えているすべての人たちを誇りに思います。
僕にはたくさんの夢と人生の計画があります。いままで、いつの日かどうにか家族にもっ
と良い生活を用意してあげたいと願ってきました。いまは自分のプランのためにお金を貯め
て、貯めて、貯めて…いきたいと思います。そして、小さくてシンプルでも良いからビジネ
スをはじめることが僕人生のひとつの夢です。」
̶̶̶̶ 幼い頃から CFF フィリピン「子どもの家」で育ち、2011 年に大学を卒業した
ある青年より。
CFF の 15 年間の活動、すべてを物語ってくれているこの手紙に、みなさまへの心からの
感謝の気持ちを添えて、2011 年 年次レポートのご挨拶とさせていただきます。次の 15 年
もまた、CFF が一人でも多くの子どもたちや青年たちにとっての 原点 になりますように。
2012 年1月
NPO 法人 CFF ジャパン
事務局長
渡辺正幸
2011 年度
Ⅰ
NPO 法人CFFジャパン活動年次レポート
目次
CFF ジャパン国内活動チーム報告
5つの事業+α
国際協力・交流に関する
事業
社会教育に関する事業
開発教育に関する事業
啓蒙活動に関する事業
調査・研究に関する事業
その他
活
動
ページ
2011 年 夏キャンプ・スタツア実行委員会(あいぼうず)
1
2011 年 春キャンプ・スタツア実行委員会(ほっこびと)
1
パンガラニティ奨学金チーム
2
フェアトレードチーム
2
マレー・チルドレン・プロジェクト(MCP)
3
スポーツ支援チーム
ひまわり
3
マンゴー S(CFF 野球チーム)
4
CFF マレーシア応援団 Thank you プロジェクト
4
ちーむ・こみゅにてぃ
5
アエタ・プロジェクト
5
チャイルドケアサポーター増やし隊!(CCS)
6
CFF よりみち大学(リーダーシップトレーニング)
7
ワークキャンプ・スタディツアー事前/事後研修
7
チーム・フィ
8
水質調査
9
15 周年記念・CFF ジャパン活動趣意書づくりプロジェクト
9
CFF 関西チーム
10
CFF 九州チーム
10
CFF 北海道チーム
11
大学チーム(チーム東洋)
11
CFFFC(フットサル・チーム)
12
CFF 東松島復興支援活動チーム
12
2011 年度 CFF 運営委員会 ( 11unei )
13
CFFジャパン理事会
14
CFFジャパン事務局
14
※その他にも上に含まれていない活動もあります。
Ⅱ.2011 年度 事業報告(案)
Ⅲ.2011 年度 処務の概要
0
国際協力
■活動名:2011
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
年春キャンプ・スタツア実行委員会
(リーダーズ
あいぼうず
)
■担当者:田代美智華(みちか)
■活動の概要
プログラムリーダー8名。事務作業、広報、説明会、事前・
事後研修プログラム作り、キャンプ・ツアーの引率、引き継ぎ
等の実施
■11年度やったこと
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
11 月から7カ月に渡りリーダー業務。広報活動
・日本人参加者数:合計 168 人(※ハッピーキャン
(説明会、インターネット等)、事前事後研修プログ
プと 14 回 CFF マレーシアキャンプは震災で中止。)
ラム立案・実施、現地への引率・コーディネート、
・ミーティング各約 3.5 時間 約 50 回=175 時間
参加者のサポートなど
・説明会:20 回(その他、大学や関東外地域で多。)
・事前/事後研修:計 16 回
■具体的な成果や効果
CFF 史上初、全プログラムの定員を満席にしたにもかかわらず、3月の震災により史上初のプログラム
中止。様々な想定外な出来事に悩み苦しみながらも8人で乗り越え、シーズンを終えることが出来ました。
■おもしろ話・シェアしたい一言
■2012 年度の計画や目標
当たり前なことなど何もない。一瞬一瞬を大切に
2012 年プログラムリーダーのサポート!
過ごすことを学び、支えること・支えられることの
大切さを実感しました。すべての人、すべての時間
にありがとう。
■活動名:2011
年夏キャンプ・スタツア実行委員会
(リーダーズ
ほっこびと
)
■担当者:佐伯爽(あきら)
■活動の概要
プログラムリーダー8 名。事務作業・広報・説明会・事前研
修・キャンプ、ツアー・事後研修・引き継ぎ等の実施
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
■11年度やったこと
広報・説明会・事前研修・キャンプ、ツアー・事
後研修・引き継ぎ等を 5 月から 6 か月にわたり実施。
・日本人参加者数:合計 163 人
・ミーティング各約 3.5 時間 約 43 回=150 時間
・説明会:20 回(その他、大学や関東外地域で多。)
・事前/事後研修:計 20 回
■具体的な成果や効果
参加者はすべての回で定員に達し、キャンプ・ツアー中も大きな怪我1つなく、無事に全員帰国。帰国
後の事後研修では、それぞれの回で得たものを合わせて、平和へと、ともに歩んだ。
■おもしろ話・シェアしたい一言
■2011 年度の計画や目標
キャンプ、ツアーはリーダーズ 8 人では成し遂げ
2012 年春リーダーズのサポート!
られない。リーダーズの周りにある沢山のつなが
り。つながりがあるからこそ、達成できる。たくさ
んのつながりをありがとう。
1
国際協力
■活動名:
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
パンガラニティ奨学金支援チーム
■担当者: 野田智美(さとみ)
■活動の概要
フィリピンの大学に通う青年たちへの奨学金支援。
現在フィリピンには 3 人の青年がパンガラニティ奨学金から
支援を受け大学に通っています。
■11 年度やったこと
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
フリマ、ブログ更新、MTG、新学期アフィリ
エイトキャンペーン、国際フェスタ出店、スカラ
ーとの skype 交流会、Xmas カード作り、T シ
ャツ作り etc
フリマ:約2ヵ月に1回
MTG:月1回
パンガラ交流会:1回(参加者8名)
フリマ、MTG は毎回5,6人で活動
■具体的な成果や効果
今年は支援を続けてきたスカラー(奨学生)が1人無事に大学を卒業し、また新たなスカラー1人を受
け入れました!また、Amazon のアフィリエイト(広告料)からの寄付や「ありがとう T シャツ」など奨
学金を作り出すことのできる新たなツールができました。
■2012 年度の計画や目標
スカラーとの定期的なコミュニケーション
寄付キャンペーンの実施
パンガラの仲間を増やす
■活動名:
■おもしろ話・シェアしたい一言
私たちパンガラとスカラー3 人との skype 交流会で
は恋愛話(?)が一番盛り上がりました(*^_^*)そんな
所は日本の大学生とまったく変わりませんね!
Skpe 越しですが、お互いの顔を見て声を聞いて交流
するのはやはり素敵だなと感じました。
フェアトレードチーム
■担当者: 高山
由希(ゆーき)
主にフィリピン、マレーシア、カンボジアの貧
しい地域で暮らす方の生活の自立を目指し、手作りの商品を
日本で販売しています。「顔の見えるつながり」「作って
HAPPY!売って HAPPY!買って HAPPY!」をモットーに
活動しています♪
■活動の概要
■11 年度やったこと
国際フェスタ出店(アースデ
イ、グローバルフェスタなど)、地方チームへ商品
貸し出し、事務局での販売開始、フェアトレード
ショップめぐり、フィリピン・ゴールデンソワー
ズ訪問・商品発注、現地訪問報告会開催
■具体的な成果や効果
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
ミーティング:月一回
(出店前は数回)
活動メンバー:約 10 人
出店回数:約 10 回
お客さんの写真を送ったり、作り手さんの写真を掲示したりと、消費者と生産者の
顔の見えるつながりが具体的に実行できた!ショップ巡りをしたことで、商品ディスプレイの質が上がっ
た!事務局販売を実現した!と、新たな動きが増えました!
■2012 年度の計画や目標
販売の機会を増やしたり、商品カタログを作り、
商品をより買ってもらいやすい環境を作る!
■おもしろ話・シェアしたい一言
出店時に品切れになってしまった商品を、注文してまで
買ってくれたお客さんがいました!本当に商品を気に入っ
て買ってくれたことが、とっても Happy!!
2
国際協力
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
■活動名:マレー・チルドレン・プロジェクト(MCP)
■担当者:
青木俊介(しゅん)
■活動の概要
マレーシアで出会った不法移民の子どもたちに何かし
たいという想いがきっかけで設立。自ら学び、互いにシェ
アしながら活動中。主にフリマへの出店や、現地へ物資(文
房具など)を送ったり…、現地に寄り添った支援を!
■11 年度やったこと
■データ(実施回数・従事者など)
・不法移民集落の子どもたちへの食事や文房
具などの支援
・交流会や活動を通してキャンプ・スタツア
参加者に不法移民集落を知ってもらう
・フリーマーケット出店:7 回
・全体ミーティング:11 回(うち交流会 2 回)
・メーリス登録人数:52 人
■具体的な成果や効果
キャンパーやスタラーを通して現地に支援物資を送ったり、フリマで得た資金を支援に回すことができ
た。また、イベント出展も見据えてマレー料理会も開催!
■2012 年度の計画や目標
■シェアしたい一言
不法移民集落についての知識・情報を資料
化し、4 月に MCP 主催の「よりみち大学」開
催予定。また、不法移民集落だけでなく「子
どもの家」の子ども達への支援も企画中!
1 年間 MCP の中心で活動してきたすずかが、2012 年は
プログラムリーダーに!なにかしたい、けどなにをしてい
いかわからない…これからもそんな人が活動できる場所
にしていきたい…みんなですずかを応援しています^0^
■活動名:スポーツ支援チーム
ひまわり
■担当者:塚越庄太郎(つか)
■活動の概要
国際協力や NPO・NGO といった活動の高い壁のイメージを崩し、もっ
と身近に感じてもらうためにバスケットボールを始めとした様々な『スポ
ーツ』を通した国際協力・交流活動を行っています。
■11 年度やったこと
・Athletes Power と協力をし、東日本大震災・復興支援チ
ャリティオークションの開催と運営
・現地活動フィリピン調べたい、『ふぃりしら』の開催
・Blog・Twitter の更新
・月に1∼2回の MTG と体育館での練習
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
ミーティング:月 1∼2 回、体育館練習:月1回程度
ふぃりしら:9 月 20 日∼29 日(現地活動人数 6 人)
ふぃりしら報告会:1回(参加者:7 人)
東日本大震災チャリティオークションの開催
活動メンバー:約 30 人
■具体的な成果や効果
・東日本大震災・復興支援チャリティオークションの開催と運営。
・今年の夏の 9 月 20 日∼29 日に実際にフィリピンの Baito 村、セワシウ村、
「こどもの家」とその近隣の村へ行き、体育の授業や
ともにスポーツをすることで交流したり、バスケットゴールの修理やこども達とストラックアウトを作るなどスポーツの環境整備
を行った。帰国後には興味を持ってくれた人や新たなメンバーとの交流会も含めたふぃりしら現地活動報告会を開催。
■2012 年度の計画や目標
・現地継続と発展(スポーツワ―キャンや現地でのスポーツ大
会の開催 etc)
・東日本大震災・復興支援チャリティオークションの持続
・他のスポーツチームと協力をし、日本国内でも海外でも活
動の幅を広げていく
■おもしろ話・シェアしたい一言
去年出来たばかりのチームですが、この 1 年で様々な活動
を通してこれからへ繋がる沢山のキッカケ、気づきを得るこ
とができました。けれど、私達の活動はまだまだこれからで
す。この気づきを CFF の、そしてこども達の未来への築きへ
と変えていけるよう、チームメンバーや CFF で活動する皆さ
んとまだまだ頑張り続けていきたいです。
3
国際協力
開発教育
■活動名:マンゴー
■担当者:蒲倉
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
S(CFF 野球チーム)
翔(かける)
■活動の概要
野球を通して CFF とつながる、野球を楽しむ、野球を通しての
国際交流・貢献、の三つを目標に結成した、CFF の野球チームで
す。
■11 年度やったこと
・月1回の練習
・練習試合
・公式試合の出場&勝利
・フィリピンへの遠征
・各種イベント(花見、忘年会&MTG)
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
練習:月 1 回ペース(数回雨で中止)
対外試合 4 試合 4 戦 1 勝(公式戦 2 戦 1 勝含む)
フィリピン遠征:9/23∼26(現地活動人数 5 人)
練習は 5 人∼10 人程度で実施。
試合時には応援も含め 15 人以上が参加。
■具体的な成果や効果
念願のフィリピン遠征と公式試合に出場しました。フィリピン遠征ではフィリピンの小学生と野球をして交流を深めま
した。日本で集めた野球道具をフィリピンの小学生へ送りました。公式戦に出場することでCFFマンゴー sの名前を
世間に広めることや、マンゴー sメンバーの野球に対するモチベーションを上げることができました。
■2012 年度の計画や目標
・フィリピン遠征の継続(野球道具集め)
・継続的な練習と対外試合の実施
・他のスポーツチームと協力をし、日本国内でも海外で
も活動の幅を広げる
■おもしろ話・シェアしたい一言
チーム結成からの目標であったフィリピン遠征を行なうこ
とができました!フィリピン野球との違いに戸惑うこともあ
りましたが、2 日間の野球を通じて子どもたちと楽しむこと
ができました。
■活動名:CFFマレーシア応援団
Thank you プロジェクト ■担当者: 鈴木沙彩(さーや)
(イベントチーム)
■活動の概要
子どもたちが安心して暮らせるための基盤づくりを日本か
ら後押しします! 2012 年終わりまでに「子どもの家」建設
の初期費用に必要な 390 万円の寄付を集めます! ■11 年度やったこと
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
マレーシア事業報告会開催!よりみち大学開催!
寄付キャンペーン!!メルマガ発信!CMづくり!
キャンペーンエンディングイベント!寄付パネル贈
呈!応援団 HP 開設!CFF マレーシア写真集制作! 応援団活動メンバー 57 名
全体ミーティング実施回数 5 回
チームミーティング約 40 回、 作業回数 16 回
応援団メーリングリストに流れたメール数 約 1300 通/年! ■具体的な成果や効果 寄付キャンペーンでは目標の 160 万円を大きく上回る約 230 万円の寄付をいただきました。お金が集まっただけで
なく、たくさんの方々の CFF マレーシアに対する温かな想いが集まり、「子どもの家」第3棟が完成しました。そし
て 2011 年 11 月、無事に「子どもの家」に子どもたちを迎えることができました。 ■2012 年度の計画や目標
今年の夏も寄付キャンペーン実施予定!390 万円
■おもしろ話・シェアしたい一言
390 人のつながり、390 万円!!子どもたちのため
応援団のメンバーは学生もいるし、社会人もいるし色んな
年代が混ざっています!いざと言う時の団結力は凄いです!
温もりもあります^^*
に、さらにみんなで応援していきます! を集めるための、残りの資金を集めます!目指すは
4
国際協力
■活動名:
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
ちーむ・こみゅにてぃ
■担当者: 森下さくら(さくら)
■活動の概要
CFF フィリピンのコミュニティ・キャンプで訪れた村のた
めに何かしたい!という想いで活動しているチームです。年
に 1 回村に行き交流を続けていくことを目標にしています。
■11 年度やったこと
2011 年 8 月に発足した出来立てほやほやチー
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
・ミーティング 6 回
ムです。
・アエタプロジェクトとの合同ミーティング 1 回
・ミーティング(他チームと合同も)
・メーリングリスト登録人数
19 人
■具体的な成果や効果
フィリピン訪問にむけての企画、話し合いを行いました。
■2012 年度の計画や目標
・継続(村と私たちの関係を絶やさない)
・成長(共に良い方向に変わり続ける)
・発信(現地で私たちが得たものをより多くの人
に伝える)を 3 本柱に頑張ります!
■活動名:
■おもしろ話・シェアしたい一言
フィリピンが大好きなメンバーでわきあいあいと活
動しています。進み始めたばかりですがフィリピンへ
の想いを胸に頑張ります☆
アエタプロジェクト
■担当者: 塩嶋杏子(もも)
■活動の概要
アエタプロジェクトは「支援」ではなく「共生」という活
動目標のもと、フィリピンスタディツアーで訪れるアエタ民
族の人たちといっしょに何ができるのか考え活動しているチ
ームです。
■11 年度やったこと
何回もMTGを重ね、想いをたくさんシェア
しました。また活動資金集めとして事務局でア
エタバーを開催、フリマの出店をしました。
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
・アエタバー@事務局
(参加人数
計2回
1回目:6人
2回目12人)
・フリマ出店
1回
・活動メンバー
約10人
■具体的な成果や効果
チームとしての目標が定まったこと!すこしずつだけど活動メンバーが増えたこと。
■2012 年度の計画や目標
・アエタツアー、ワークキャンプの実施
・活動メンバー増員
・資金集め(アエタバー、フリマ出店)
・活動が続いていけるように基盤をつくる!
■おもしろ話・シェアしたい一言
できたてほやほやの新チームです!活動メンバーには
関東だけでなく高知や鳥取出身の人や、フィリピンワー
クキャンプやマレーシアのプログラムに参加した人もい
ます! 他のチームの皆さんといっしょにCFFを盛り
上げていきたいです!
5
国際協力
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
■活動名:チャイルドケアサポーター増やし隊!(CCS)
■担当者:藤中瑞希(きぃ)
■活動の概要
チャイルドケアサポーターを盛り上げる!!(①サポータ
ー同士の交流の場を作る、②サポーターシステムの存在をも
っと知ってもらう、③子どもたちの可能性をひろげる!)
チ ャ イ ル ド ケ ア サ ポ ー タ ー っ て ?… フ ィ リ ピ ン に あ る
CFF「子どもの家」に生活する子どもたち全体を継続的にサ
ポートする人のこと。サポーターになると、銀行または郵便
局の口座より、毎月一口(1000 円/一口:口数自由)が CFF
に寄付されます。
■11 年度やったこと
・7月にチャイルドケアサポーター交流会を開催
・クリスマスにフィリピン「子どもの家」を訪問、
キャンプやツアーの過去参加者からのクリスマス
カードを届ける
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
・ ミーティング: 1ヵ月に1回くらい
・ イベント: 年に1回くらい
・ CCS メンバー: 12 人
■具体的な成果や効果
7月のイベントにより、サポーターさん同士の輪が広がりました。また、CCS メンバーに新たな仲間が
増えました!! さらにクリスマスにはたくさんのカードが集まり、子どもたちと日本にいるキャンパ
ー・スタラーを繋ぐことができました。
■おもしろ話・シェアしたい一言
■2012 年度の計画や目標
代表が交代して大変だけど、CCS を続けさせること
6
事務局スタッフななこさんといっぱい仲良くな
れます! ななこさんと料理教室ができます!!
国際協力
開発教育
■活動名:CFF
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
よりみち大学
(リーダーシップトレーニング含)
■担当者: CFF ジムキョク(まさ)
■活動の概要
[email protected]
学校や会社の帰りに、よりみち感覚で立ち寄っ
て、なんか学んだり考えたりしちゃおうっていう、おしゃれ
な感じ?の 大学。
誰でも気軽に手軽にスピーカーになった
り、ゲストを呼んだりできます。
■11 年度やったこと
例年通りリーダーシップトレーニングとしての
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
講座の他、今年は、国内活動チームが活動報告や
全 21 回開催、延べ 262 名(前年度比 10 回増/101 名
ファンドレイジングの一環としてやった講座も
増)
ありました。年間の開講数は過去最多です。
■具体的な成果や効果
参加者3人でも開催するっていうコンセプトのもと、今年も最小 3 人∼最大 35 人まで、いろんな規模
の講座がありました。今年は全体のうち、①国内活動チームが企画した講座と②想いある個人が企画した
講座、③ジムキョクが企画した講座が、大体 1/3 ずつ。良い感じです。 参加したみんなは、回や世代を
超えて知り合い、シェアすることができ、元気になって帰っていったよ。
■2012 年度の計画や目標
■おもしろ話・シェアしたい一言
12 年は CFF よりみち大学が始まって5周年。 よりみちボールペン、よりみち卒業証書、よりみちテ
他の活動と連携し、一般外部の人も対象とした講
キストなど、つくってくれる人募集!
座を開いていくのが次のステップ。がんばろう!
4代目校長先生も、誰かやってくれませんか∼。。
■活動名:CFF
ワークキャンプ・スタディツアー
事前/事後研修
■担当者:CFF キャンプ/ツアーのプログラムリーダー
■活動の概要
キャンプやツアーに行く前に事前学習や安全管理学習
をしっかりやる!帰ってきた後は学びを深め、それからの
行動や生き方につなげるように促す。プログラムリーダー
が主催。
■11 年度やったこと
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
①参加者が必要としていること、②リーダーが共有したい
計 36 回(前年度比4回減)、担当プログラム
こと、③CFF として共有すべきことの、3つの柱のいろん
リーダー数:16 名、手伝ってくれたボランテ
なコンテンツを参加型の研修にして提供しました。
ィアスタッフ:延べ 200 名以上
■具体的な成果や効果
キャンプやツアーのためでなくて、事前研修での交流や学びは、心に残るものだよね。
リーダーたちが苦しんでつくった甲斐がありました。
■おもしろ話・シェアしたい一言
■2012 年度の計画や目標
これまで培ってきた事前研修の開発教育的なプログラ
ムのデータベースみたいなのつくりたいけどなぁ。。って、
去年も、おととしも、書いたのに。
8人全てのリーダーが合同で企画する事後
研修づくりのプロセスは、異なる意見でもギ
リギリまで話し合って合意を目指す、まさに
平和づくりのプロセスそのもの。感動だ∼!
7
国際協力
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
■活動名:チーム・フィ
■担当者:宍倉みのり(みの)
■活動の概要
CFF を「知ろう、広めよう、深めよう」という活動目的
のもと、主に国際フェスタ(アースデイやグローバルフェ
スタなど)に出展し、バナナ春巻きなどの食販を行ってい
ます。
■11 年度やったこと
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
・アースデイ東京 2011 出展
ミーティング:主に出展前、また 仕込みの際
・グローバルフェスタ JAPAN2011 出展
販売食数:1フェスタにつき 350 食程度
・よこはま国際フェティバル 2011 出展
活動メンバー:約5人+ボランティアのみなさん!
(バナナ春巻きを販売しました)
■具体的な成果や効果
食販(バナナ春巻き)は、どのイベントでも、終了時間より数時間前には全て完売することが出来ました☆
秋のイベント出展で CFF のキャンプやツアーを知って、事務局に資料請求をしてくれた人は 20 人くらい。
当日もたくさんの人にチラシを配ったり、説明をしたりすることができました。
■2012 年度の計画や目標
チームメンバーを増やし、国際フェスタ出展以
外の広報を考えていきたい。また、バナナ春巻き
以外の新しいメニューに挑戦してみたい!
■おもしろ話・シェアしたい一言
バナナ春巻き仕込みの時には、たくさんの方がきてく
れ、段ボール何個分もの大量のバナナに囲まれながらも
わいわい楽しくやることが出来ました♪ありがとうござ
いました!
8
国際協力
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
■活動名:水質調査
■担当者:佐藤哲夫(さとさん)
■活動の概要
水はいのち。
「子どもの家」や周辺の村、マレーシア活動
値の水が安全であるか調査します。調査することで、キャ
ンプやツアーが安全に実施できるようにします。
■11 年度やったこと
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
マレーシア、フィリピンの「子どもの家」の
水、フィリピンでは地域の水の水質を調査。
調査 2 回(フィリピン「子どもの家」+村、マレーシア「子
どもの家」、各1回)
■具体的な成果や効果
水の調査によって、子どもたちやキャンパーたちに安心して、水を供給できてます!
■2012 年度の計画や目標
引き続き、フィリピン、マレーシアで調査を
進めます。定点観測の意味もあるのです。
■活動名 15
■おもしろ話・シェアしたい一言
今年の調査でも、フィリピンのバキアン村、「子どもの
家」、さらに、マレーシア「子どもの家」建設地の水も安
全で良質な水であることがわかりました!
周年記念・
CFF ジャパン活動趣意書づくりプロジェクト
■担当者: 加賀屋
恵
■活動の概要
CFF ジャパンの 活動趣意書 を、みんなのものとして、
創ること。
■11 年度やったこと
活動趣意書 を創るために、話し合いを重ね
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
・ミーティング:計 24 回(4月∼12 月)
て案を創り、意見募集を行い、最終的に取りま
・ワークショップ:1回
とめました!英訳し、CFF マレーシアや CFF
・ 合宿:1回
フィリピンの理事にも見てもらいました!
・ コアメンバー数:約8人
■具体的な成果や効果
最終的に、
「未来を育てたい」と題した CFF ジャパン 活動趣意書 が完成!日本語版と英訳版(予定)。CFF
フィエスタ 2012 では、それをみなさんに発表するためのムービーを上映しました!
CFF のこれまでの 15 年のエッセンスを凝縮し、これからの 15 年の道しるべになるようなこの活動趣意
書。今後はこれをホームページに掲載したり、パンフレットに掲載したり、活用していきます!
■2012 年度の計画や目標
2011 年やりきれなかった「絵本を創ること」
をやるぞ!
■おもしろ話・シェアしたい一言
CFF の活動をしてて迷子になってしまったときは、ぜひ
未来へのパンくず※1 となる、この おちゃめな 活動趣意
書を読んでみてね。
9
(※糸井さんより借用)
国際協力
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
■活動名:CFF関西チーム
■担当者:杉原如恵(ゆきえ)
■活動の概要
関西地域での、ワークキャンプ/スタディツアーの広報
活動とイベント出展などの啓蒙活動。関西での CFF のつな
がりをひろげます!
■11 年度やったこと
・ワークキャンプ/スタディツアー説明会
・キャンプ/ツアーの事前フォローアップ研
修、事後のお帰りなさい会
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
メンバー人数は 10 人くらい、ワンワールドフェスティ
バル出展1回、フォローアップ研修2回、不定期にミーテ
ィング実施。
・ワンワールドフェスティバル 2011 出展
■具体的な成果や効果
関西からの参加者がたくさん仲間になりました!また、CFF 関西では、11 年度より、活動ごとに担当者
をおく体制に変更しました。任期は、説明会担当・フォロ研担当・お帰りなさい会担当が1シーズン、ワン
フェス担当・ブログ担当・企画担当・運営委員会担当が1年。メーリングリスト担当は、基本的に担当者の
変更なし、です!
■2012 年度の計画や目標
活動を活性化し、関西からキャンプやツアー
への参加者数を増やす!
■おもしろ話・シェアしたい一言
CFF 関西ブログ CFF関西の日常 見てください☆
http://cffkansaiblog.blog116.fc2.com/
■活動名:CFF九州チーム
■担当者:森下さくら(さくら)
■活動の概要
九州でのキャンプ/ツアー説明会
九州からのキャンプ・ツアー参加者フォロー
■11 年度やったこと
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
大学での説明会・参加者へのフォロー研修
・説明会:3 回
チーム九州忘年会(12 月 18 日実施)
・フォローアップ研修:4 回
・活動メンバー:48 人(登録)
■具体的な成果や効果
九州の各県で、みんな個々が自発的に説明会などを実施しています!
■2012 年度の計画や目標
各県、各大学での説明会、広報、フォロー
研修の実施
■おもしろ話・シェアしたい一言
九州新幹線に負けないくらいチーム九州は九州を一つに
していきます!
10
国際協力
■活動名:CFF
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
北海道チーム
■担当者:町田佳織(まっち)
■活動の概要
CFF プログラムに北海道から参加したメンバーが、北海
道で CFF の活動を広めるために、説明会や学祭出店など
を行なっています。
■11 年度やったこと
説明会、フォローアップ研修、お帰りなさい会、
北海道大学学祭出店、フェアトレードイベントへ
の出店、他団体との交流会
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
・現メンバー
・ミーティング
21人
月1,2回
■具体的な成果や効果
・北海道から 14 人がワークキャンプ、スタディーツアーに参加しました。
・学祭での利益 17551 円を、CFF マレーシアに寄付しました。
・フェアトレードイベントで 1200 円を売り上げました。
■おもしろ話・シェアしたい一言
■2012 年度の計画や目標
北海道チームには しゃっくり がたくさんでるメンバーが 2
チーム内の団結力を深め、今年も北海道で
人います。ミーティング時もよくしゃっくりが飛び交います
CFF の話を広げます!
■活動名:大学チーム
(笑)
(チーム東洋)
■担当者:土方心平(しんぺー)
■活動の概要
・大学内での広報活動
・キャンプや旅行など
・学祭出店、イベント開催
■11 年度やったこと
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
自分の大学の参加者を増やす!!同じ大学の参加
者とつながって、ムーブメントを起こす!!
・チーム東洋のメンバー数:約 18 人
・説明会開催回数:10 人/東洋大学からのキャンプ・
ツアーへの参加者数:32 人(11 年度)
・イベント出展・実施数:5 回
■具体的な成果や効果
大学チームを立ち上げ、広報に力を入れてから、参加者が 10 倍くらいに増えた。つながったメンバーで
学祭に出店し、利益を CFF に寄付できた。
■2012 年度の計画や目標
■おもしろ話・シェアしたい一言
大学内の CFF な仲間をもっと増やすぞ!
自分の大学にチームがあったらぜひ参加しよう!
なかったら、自分で作っちゃおう!!
動けば仲間が増えるのは、間違いない!!
11
国際協力
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
■活動名:CFFFC(フットサル・チーム)
■担当者: 宮代友輝(ゆーき)
■活動の概要
チャリティーフットサル大会への参加や、フットサルを通
じたプログラム参加者の交流を目的に活動しています!!とに
かく楽しく、楽しく、楽しく!! ■11 年度やったこと
3 月にはブラインドサッカーのチャリティ大
会に参加!! 11 月末に新メンバーが 2 人参加して
再結集!! ■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
・大会参加 2 回
・メンバー約 15 人 ■具体的な成果や効果
集まる回数は少なかったですが楽しんで活動することができました!!フットサルを通して様々な交流がで
きました!! ■おもしろ話・シェアしたい一言
人数の少ない CFFFC ですが、メンバーを増やしてこれ
■2012 年度の計画や目標
新メンバーの獲得!!活動の活発化!!! から活発に活動していくまだまだこれからのチームです
ので、長い目で温かく見守ってください♪ ■活動名:CFF
東松島復興支援活動チーム
■担当者:
杉森 優(ゆう)
高橋あゆみ(あみ)
■活動の概要
3 月 11 日の大震災で被害にあった地域、人々のために、とに
かく何かしたい!そんな想いからはじまり、宮城県東松島市の
復興のために活動をしています。変わりゆくニーズの中、現地
の人がよりよい生活ができるように、CFF としてできることを
探し、動き続けています。
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
■11 年度やったこと
・短期ボランティア:延べ約 170 人 (23 陣まで/計 57 日間:
活動内容:泥かき、お祭り・イベント参加や企画、教科
瓦礫の運び出し約 50 件、足湯7回など)
書を届ける、避難所で出会ったおばあちゃん達との足湯交
・長期ボランティア:7人/計 90 日間
流、東松島の味噌販売、仮設住宅への寄書き など!
・報告会の開催(東京):4 回 ・イベント出展(東京):2回
■具体的な成果や効果
CFF にとっては、初めての災害復興支援活動として始めて以来、街を「元に戻す」ためだけでなく、被害に遭われた
方やボランティアに訪れた方といった多くの人とのつながりが生まれるなど、新しいものをつくってきました。
■おもしろ話・シェアしたい一言
■2012 年度の計画や目標
復興のために、方法は変えても、考え、行動をし続けま
す!報告会や交流会など、人に伝えたり、ともに考えたり
する機会をつくっていきます。
「震災があったことは、決してよくないけれど、あなたた
ちに出会えてよかった」と地元のおばあちゃんが言ってくれ
た。来てくれただけでも嬉しいと言ってくれたのが本当に嬉
しかった。
12
国際協力
開発教育
■活動名:2011 年度
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
CFF 運営委員会(unei11)
■担当者:野寺孝尚(ばぼい)
■活動の概要
①運営委員会の体制を再構築
②国内活動の統括や橋渡し
③国際協力フェスタの企画・準備・運営
④CFF フィエスタ 2012 の企画・準備・運営
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
■11 年度やったこと
①毎月ミーティングをして国内活動チームとの連携を
図りました。②グローバルフェスタの企画から運営を指
揮して成功を収めました。③フィエスタの企画から運営
を指揮して成功を目指しています。
・ミーティング:月一回(イベント前は月に何回も)
・運営委員コアメンバー:8人 + 各チーム代表者
・イベント出展/企画コーディネート:3回(グローバルフェ
スタ JAPAN2011、よこはま国際フェスティバル 2011、
CFF フィエスタ 2012)
■具体的な成果や効果
どんな想いで活動しているか、2011 年に CFF としてどんなことをやりたいか、みんなで話し合う場の提供ができた。
今年は、運営コアメンバー+各チーム代表者というふうに運営委員会の体制を作り直しました。
■2011 年度の計画や目標
運営委員会主催のイベント開催、11 年度以上に、イベ
ントを盛り上げる、国内活動チームとのさらなる連携!
■おもしろ話・シェアしたい一言
運営委員会にはお堅いイメージがあるかもしれませんが、
全然そんなことはないです!興味のある方、ぜひ一緒に運営
やってみませんかぁ??今年から、ますますパワーアップし
ますよー!
13
国際協力
開発教育
社会教育
啓蒙・啓発
調査研究
その他
■活動名:CFFジャパン理事会
■担当者:安部
光彦(代表理事)
■活動の概要
理事会は CFF の全事業・活動をサポートしてます。事業・経営
面や渉外、人事、CFFP や CFFM との連携、危機管理に関するこ
となど、理事会がおこなう意思決定はとても重要。あまり目立たな
いけど、縁の下の力持ち的存在です。
■11 年度やったこと
・
・
・
・
・
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
予算・決算案、事業・事業方針の決定
事業や青年活動へのサポート、助言
事務局移転・職員増強など事務局の体制強化
被災地支援活動の開始決定、評価、進捗支援
15周年記念シンポジウム(マレーシア)実施支援
2010 年度 理事 12 人、監事1名
本会議6回、ワーキンググループ5つ。
・ メーリングリストでのやりとり 1042 件/年。
・
・
■具体的な成果や効果
2011 年は、組織基盤を強化するために赤字覚悟の予算立て、本気でがんばろう!と決意をした矢先、震災があって、
2つのキャンプを断腸の想いで中止を決断。リーダーや参加者を落胆させたことに加え、CFF 全体の収入も大きく減
る見込みとなりました。が、それでも 本気 の勢いを緩めることなく、東松島に職員を派遣し、活動を開始することを
決定。上記の通りに事務局の体制も強化し、海外への支援活動&国内への支援活動をなんとか両立させることができ
ました。
■2012 年度の計画や目標
■おもしろ話・シェアしたい一言
今年は、理事会の体制も改変します。いつもの活動メン
バーも理事会の話し合いに参加できるようにしたい!
止まらず、動き続けるぞ!いっしょにがんばろう。
■活動名:CFF
「私はまだ夢の途中だ。この夢を若い人たちに託して
いきたい!」マレーシアでの 15 年記念シンポジウムに
て、設立者二子石さんの最後の挨拶。
ジャパン事務局(活動じゃないけど・・)
■担当者:わたなべまさゆき(まさ)[email protected]
■活動の概要
事業運営のための諸事務、財務・労務・税務などの
管理事務、事業広報、現地との連絡、よりみち大学主催、資金調達、
ディレクター業務、いろいろミーティング、コーヒー入れ、ランチ作
り、コピーとり、活動相談、ジンセイ相談・・
■11 年度やったこと
■データ(実施回数、従事者数、対象人数など)
・ ついに事務局移転!(東池袋→大塚へ)
・ スタッフの増強(常勤2+非常勤2へ)
・ 東松島市に駐在+後方支援業務
・・・いろいろ、もう、たくさーーーん。
・
・
・
常勤2名(石井、渡辺)、非常勤2名(古賀・高梨)
インターン2名(木村、鈴木)
超ラブリーなボランティアさん、たくさん
・ 朝 10 時から夜まで。
■具体的な成果や効果
いやーーー!今年も乗り切った。ほんとがんばった。自分で自分を褒めてあげたい、スタッフやインターンもほめ
てあげたい!(あまりのバタバタで迷惑かけてしまったみなさん、ごめんなさい。。助けてくれたみんな、本当にあり
がとう!)
ジムキョクが広∼くなって、スタッフが数人もここにいるなんて3年前までに比べたら、ホント夢のよう。
■2012 年度の計画や目標
■おもしろ話・シェアしたい一言
年末に密かにやってる事務局
今年はジムキョク体制が大きく変わります!非常
クリスマスパーティ★ 去年はゲームやプレゼント交換で盛り上
勤職員1名追加+1名交代、そして・・6年ぶりに
がった!招待されるのは、その年よく事務局ボランティアに来て
事務局長も交代!さてどうなるか、乞うご期待!!
くれたほんの数名。ぜひ今年はあなたも招待状をゲットしよう!
14
15
平成23年度
事業報告
平成 23年度の事業計画に基づき、下記の通り事業を実施しましたので、ご報告致します。
❶ 各事業に関する報告の概要(※表内でカッコがついているものは、寄付金または助成金支出として実施)
①国際協力・
交流に関する
実施回
時期
事業内容
事 業 名
フィリピンワークキャン
年6回
実施場所
フィリピン
従事者の
受益対象者の範
支出額
人数
囲及び人数
(千円)
延べ 18 名
日本人135名
4,951
フィリピン人40名
プ 実施
事業
フィリピンハッピーキャ
※ 第7回 CFF フィリピン・ハッピーキャンプは、震災の影響により現地プログラムは中止。
ンプ
「子どもの家」
通年
フィリピン
5名
フィリピン子ども18名
(500)
支援
(周辺地域支援)
年1回
フィリピン
1名
フィリピン地域・子ど
(1,000)
も
(奨学金支援)
通年
フィリピン
3名
フィリピン青年 3 名
マレーシアワークキ
年4回
マレーシア
延べ 12名
日本人
86名
現地人
10名
ャンプ実施
(170)
4,668
※ 第 14 回 CFF マレーシア・ワークキャンプは、震災の影響により現地プログラムは中止。
CFF マレーシア運
通年
マレーシア
5人
(3,527)
営支援
(1,996)
②開発教育に
キャンプ・スタディツアー
各キャンプ・ツ
都内周辺、 延 べ 約 120
キャンプ・スタディツアー
関する事業
事前・事後研修
アー前後(計
及び、関西
名
参加者
等
36回)
リーダーシップトレ
21回
都内
延 べ 約 3 0 会員及び一般
延べ262名
名
③社会教育に フィリピンスタディツアー 年2回
フィリピン
延べ4名
日本人 36名
1,110
関する事業
年2回
マレーシア
延べ4名
日本人 34名
1,400
年10回
都内周辺、 延べ約80名
ーニング
261
67
(よりみち大学)
マレーシアスタディ
ツアー
④啓蒙活動に
地域イベントへの
関する事業
参加
不特定多数
一般
295
及び、関西
活動紹介・フェアトレー
ド商品等の販売
⑤調査・研究
水質調査
年1回
マレーシア
1名
「子どもの家」子ども、
23
キャンプ参加者、現地
に関する事業
住民等
❷ 当期収支差額の取り扱いについて
当期収支差額は、次のとおりであり、全額を次年度に繰り越すものとします。
特定非営利活動に係る会計
488,863円
①
❷ 各事業に関する報告の詳細
①国際協力に関する事業
(1)CFF フィリピン・ワークキャンプ実施
:全6回/第 70 回∼75 回(前年度同回数)
(2)CFF フィリピン・ハッピーキャンプ実施:0回/第7回 ※震災の影響により中止(前年度比1回減)
(3)フィリピン「子どもの家」事業への合計支出額(通年実績)
:592 万円(前年度比約 118 万円減)
1)チャイルドケアサポーター年間寄付額:約 191 万円(前年度比約 48 万円増)
※その他のフィリピン「子どもの家」事業への費用はキャンプ/ツアー事業収入より支出。
(4)フィリピン青年への奨学金支出:3 名/17 万円(前年比同人数)
1)奨学金としての年間寄付収入額:約 15 万円(前年度比 55 万円減)
....
(5)フィリピン「子どもの家」周辺地域支援(ダグーパン市プガロ地区):100 万円(新規)
1)周辺地域支援としての年間寄付収入額:100 万円
(6)CFF マレーシア・ワークキャンプ実施:全4回/第 13 回∼17 回(前年度同回数)
※実施計画数は前年度比1回増であったが、震災の影響により1回を中止した。
(7)CFF マレーシア(以下 CFFM と略)への合計支出額:約 1089 万円(前年度比約 631 万円増)
1)CFF マレーシア事業への寄付:352 万円 (前年度比約 116 万円増)※現地未送金資金は次年度繰越。
2)埼玉国際交流協会「彩の国さいたま国際協力基金」助成金:50 万円
3)日本国際協力財団「国際協力 NPO 助成」助成金:約 149万円
※その他の CFF マレーシア事業への費用はキャンプ/ツアー事業収入より支出。
③社会教育に関する事業
(1)CFF フィリピン・スタディツアー:全 2 回/第 21 回∼22 回(前年度同回数)
(2)CFF マレーシア・スタディツアー:全 2 回/第 6 回∼7 回(前年度同回数)
国際協力に関する事業・青少年育成に関する事業として、2011年度も従来と同様、ワークキャンプ、スタデ
ィツアー、及びハッピーキャンプを計画しました。しかしながら、東日本大震災の影響により第7回CFFフィ
リピン・ハッピーキャンプと第14回CFFマレーシア・ワークキャンプの現地プログラムは中止としました。
CFFフィリピン・ワークキャンプでは、09年度よりスアル市内の各村を巡回するコミュニティ・ワークキャ
ンプを行なっています。一つの村で3年間を目処にワークキャンプによって支援を行う計画ですが、11年の春
実施のキャンプ(山林地域の先住民族の村・バイト村(第72回))によって、初めて1村3年間の活動期間を終
了することが出来ました。夏には次の村(セワシウ村)においてワークキャンプを始めています。今後も、CFF
フィリピン「子どもの家」と周囲の村との関係づくりにも寄与するコミュニティ・キャンプを進めていく方針
です。
(なお、こうした村で開催したキャンプが、日本に帰ってきた参加者たちの中に村人と関わり続けたいと
いう意思を生み、国内活動チーム(ひまわり、ちーむこみゅにてぃ)の発足と活動の展開にもつながっています。)
フィリピン「子どもの家」では、青年期に入る子どもたちが増えて養育のニーズも多様化する中、子どもが
退所後も自分の力で安心して生活していけるような技能や環境を準備する自立支援のあり方が模索されていま
す。11年度、十年来「子どもの家」や奨学金(パンガラニティ奨学金及び現地人理事)によってサポートを続け
てきた子ども(青年)が大学卒業に至ったことは、CFFとしても初めてのことであり、大変喜ばしいことでもあ
りました。その他にも、職業訓練を受けたり、家庭環境で生活を再開するなどして、社会の中で生きていく準
備をしている子ども(青年)たちがいます。
また一方で、CFFフィリピン理事会では代表理事が交代し、新しい運営が始まっています。これまでなかな
か難しかったフィリピン現地での寄付金調達やその他資金の捻出といった活動が、現地理事会を中心にしてな
されようとしています。依然として日本から寄付やキャンプ・ツアーの収入がないとフィリピン「子どもの家」
②
の運営は厳しいことに変わりありませんが、日本からの努力や支援とCFFフィリピン理事会の努力や支援のバ
ランスを整えながら、将来的にはCFFフィリピンという組織自体が自身の力で運営していけることを目指して、
CFFジャパンとしての協働を続けます。
一方、CFFマレーシアは活動を開始してから4年が経った2011年、ついに子どもたちの受け入れを開始す
ることができました(11月28日に開所式典)。CFFマレーシア(助成金取得、チャリティコンサート開催等)、
CFFジャパン(CFFマレーシア応援団による寄付金キャンペーン開催、助成金取得等)双方が資金づくりに
力を入れ、
「子どもの家」や周辺設備の建設・整備を支えました。また、CFFマレーシアでは、現場スタッフ
の雇用や育成、理事会組織の確立など、組織体制も順調に強化されつつあります。
CFFマレーシアでは、CFFフィリピン事業の課題を設立当初から想定し、自立性・持続性を維持しながら
運営を行なっていくための、サスティナブル・デザイン を構想しました。それは、果実や野菜の栽培・販売
や、自然エネルギー利用、地域人材との学習や雇用など、経済・環境・福祉の3側面から 持続可能な運営
を目指すものです。「子どもの家」による子どもたちの支援、そして、サスティナブル・デザインの実現、
CFFジャパンは引き続きCFFマレーシアとの協働を続けていきます。
以上のような CFF の国際協力事業・青少年育成事業を主として司るワークキャンプ/スタディツアー(ボラ
ンティア・参加者派遣)の実施については、危機管理を強化してきたことから、11 年度はトラブルや事故・
病気の発生数を大きく減少させることができました。参加者数についても、広報力の拡充が従来からの課題
でありましたが、11 年度は定員数の 108%(計 331 人、前年度比+3%)の申込みを得ることができ、無事
に青少年育成事業を推進することができました。
また、11 月に CFF マレーシアで「子どもの家」開所式とともに行った 15 周年記念式典及びシンポジウム
では、史上初めて各 CFF の理事が集い、CFF ジャパン・CFF フィリピン・CFF マレーシアが同盟を約束し
ました。2年ごとに各国持ち回りで開催するシンポジウムやスタッフの交換研修など、今後、CFF インター
ナショナルとして3国の協働をより強化していきます。
②開発教育に関する事業
(1)ワークキャンプ・スタディツアー事前事後研修:計 36 回(前年度比4回減)
(2)CFF よりみち大学(リーダーシップ・トレーニング含)
:計 21 回/通年、延べ 262 名(前年度比 10 回増/約 101 名増)
開発教育に関する事業として、日本国内では、ワークキャンプ・スタディツアー事前・事後研修と、
「CFF
よりみち大学」(リーダーシップトレーニング含む)を行いました。
事前/事後研修は従来通り、ワークキャンプ・スタディツアーのプログラムリーダーが、準備・プログラム
立案・当日の運営を担いました。事前研修は、必要な情報を伝達しつつ、参加型で行うことで参加者の主体
性を高めて、現地での 気づき に備えます。また、帰国後の自主的な 築き を促進する事後研修は、現地プ
ログラムから帰ってきた参加者がキャンプやツアーを経験するだけで終わるのでなく、現地での経験や学び
をより深め、次の社会的行動につなげやすくすること、つまり、CFF の青少年育成事業の効果を促進するこ
とをねらいます。
また、そうした帰国後の参加者たち・会員が、継続的に考えたり学び合える場として提供している機会が
「CFF よりみち大学」です。リーダーシップトレーニングとしての講座の他、11 年は、国内活動チームが活
動報告やファンドレイジングの一環として行った講座もありました。従来より企画自体を事務局が担うこと
が多く、事務局の業務量によって実施回数や広報量が左右されてしまうことが課題でしたが、今年度は開催
全体(21 講座)のうち、①国内活動チームが企画した講座、②想いがある個人が企画した講座、③事務局が企
画した講座が、ほぼ 1/3 ずつの数でバランスよく開催することができました。
次年度は、会員対象の講座だけでなく、外部向けの講座の増設することで、一般の青年たちが CFF に関わ
る 入り口 にもなりうるように講座を位置づけることを研究していきたいと考えています。
③
④啓蒙活動に関する事業
(1)国際協力イベント・地域イベントへの参加(展示広報・食品販売・物品販売等)
:計10回程度
(チームフィ、パンガラニティ奨学金チーム、フェアトレードチーム、東松島市復興支援チーム、
マレーチルドレンプロジェクト、CFF 関西チーム、CFF 北海道チーム、などによる)
(2)フェアトレード商品の仕入れ・販売
(3)イベント・フリーマーケットなどでの食品販売・物品販売の利益:約 30 万円。
前年度までと同様、青年たちによる国内活動チームの主導によって、国際協力イベントや地域イベントへ
の出展を行いました。
出展ブースでは、活動の広報や現地状況や問題を知らせる展示を行いました。また、フィリピンやマレー
シアのおやつ(食販)や、フェアトレード商品・チャリティ・グッズの販売(物販)を行いました。さらに 11 年
度は新規に、東日本大震災で被災した東松島市の復興支援の一環として、地元の業者より商品を購入し、販
売を行いました。これらの販売活動は、販売時に商品の背景(社会状況など)を知らせることができることだけ
でなく、現地からの買取り時に生産者に資金が渡ること、さらに、多少の寄付を含めた価格で販売すること
により運営資金や子どもたちのための資金を捻出することという複数の利点があります。関東で開催された
イベントの出展については、テーマが異なるいくつかの国内活動チームが協力して行ったことにより、こう
した利点をさらに複数の目的に充てることができました。
また、従来はこのように複数の国内活動チームが協力する際、全体の調整を行う者がおらず課題が残るこ
とが多々ありましたが、今年度は運営委員会が全体のコーディネーションを担いました。運営委員会の役割
は、チーム間の調整だけでなく、各イベントに目標設定し成果を測るなど新しい試みもあり、次年度移行へ
の継続が期待されます。
さらに、大阪や北海道でも昨年と同様、CFF の活動チームによってイベントへの出展や参加が行われ、以
上のような啓蒙・啓発活動によって、また新しい輪が広がりました。
■11 年度に出展した主なイベント
・ワンワールドフェスティバル 2011(大阪)
・アースディ東京 2011(東京)
・グローバルフェスタ JAPAN2011(東京)
・よこはま国際フェスティバル 2011
・大学学園祭(東京・札幌)
・その他、フリーマーケット出店も多数。
こうしたイベント出展・広報啓発活動は、今後も、CFF 活動への入り口としてや、青年たちの活動の機会と
しても、積極的に行っていきたいと考えています。
⑤調査研究に関する事業
(1)水質調査
フィリピン・マレーシア:各1回、全2回
(2)CFF ジャパン活動趣意書の作成(新規):1式(日本語及び英語)、通年
10 年度の末に、フィリピン・マレーシア両方の事業地より水を採取し、日本の専門機関で検査にかけま
した。結果、依然として、安全で良質の水であることがわかりました。こうして、継続して水質調査を行
っていくことは、事業地周辺地域の環境の変化を診断することにもつながります。
また 11 年度、設立 15 周年記念として、CFF ジャパンの 活動趣意書 を作成しました。日々のミーティ
ングに加え、合宿やワークショップも開催し、また、素案への意見募集は組織内外にも多数行い、さらに
CFF マレーシアでの 15 周年記念シンポジウムでは英訳版を持参して意見を求めました。活動趣意書は、
CFF ジャパンこれまでの 15 年を凝縮して記録しつつ、次の 15 年の方向性を示すものとなりました。
④
⑥その他、取り組みについての追記事項
(1)東日本大震災 被災地復興支援活動について(新規)
2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災を受けて、CFF ジャパンは宮城県東松島市において活動を
展開することを決定、展開してきました。
(1)東松島市での支援活動
・活動した CFF の短期ボランティア数・日数:延べ約 170 人、計 57 日間
・活動した CFF の長期ボランティア数・日数:7人、計 90 日間
・常駐員派遣:3名(4月下旬より石井→7月より長友)、計約 240 日
・泥かき・片付けを手伝ったお宅の数:およそ 50 件 ・足湯サービス実施回数:7回(避難所内で)
・地元イベントへのブース参加回数:10 回
・炊き出し実施回数:1回(避難所などで)
・子どもとの交流活動回数:2回(避難所などで)
・企業らと現地ニーズのマッチング:5件
・地元集会所にてイベント開催:3回
(2)後方支援活動
・活動報告会:4回、計 100 名前後が参加。 ・活動ミーティング(事務局内・Skype 等)
:約 40 回
・事務局インターン:1名(被災地支援活動担当 鈴木) ・活動報告ブログ:定期的に更新
・いただいた寄付金額:1,016,891 円(計 41 件より)
・いただける助成金額(見込):300 万円 中央共同募金会 赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」助成金
「さまざまな人々との出会いと交流をきっかけに、団体に関わる一人一人が自分のあり方・生き方を
考え、互いを尊重し、可能性を高め合い、それぞれの目標に向かい自律し、共通の問題の解決のために 協
働する
※1
」。CFF は、そのような青少年の育成を目指しています。これまで主に国際協力活動をおこなっ
てきた CFF が、青年たちを主体として復興支援活動を行っていくことは、そのような青年たちが協働す
る場を創出することになり、また、より厳しい状況にある人たちに寄り添うことを大切にすることは、
海外でも国内でも同様のことです。CFF は、そうした判断から活動開始への舵を切りました。
国内地域での活動・災害復興支援の活動は、私たち CFF にとっては初めてとなります。そのため、団
体独自で活動を展開するのではなく、市内の被災状況や支援活動を取りまとめる東松島市災害ボランテ
ィアセンター(社会福祉協議会管轄)と協働することとし、センター内に職員を駐在させました。また、
それに加え、東京で後方支援を行いながら、センターの業務や地元にニーズに対して、短期/長期ボラン
ティアを派遣していくという支援形態をとりました。震災から9ヶ月が経つ 12 月まで、同様の方法で活
動を行なっています。
(2)青年主催活動について
2011 年度は、下記のような青年活動チーム(国内活動チーム)が活動を展開しました。
◎CFF 運営委員会
◎キャンプ・スタディツアー実行委員会(春・夏期) ◎チームフィ
◎パンガラニティ奨学金チーム
◎フェアトレードチーム
◎マレーチルドレンプロジェクト
◎CFF FC(フットサルチーム)
◎マンゴー S(野球チーム)
◎スポーツ支援チーム ひまわり
◎CFF 関西チーム
◎CFF マレーシア応援団
◎CFF 北海道チーム
◎CFF 九州チーム
◎チーム東洋
下記は 11 年度新規。
◎東松島市復興支援活動チーム
◎アエタ・プロジェクト
◎ちーむ・こみゅにてぃ
◎チャイルドケアサポーター増やし隊
以上のとおり、たくさんの青年たちがそれぞれの 気づいて築く を実践しました。
⑤
(2)理事会主催活動について
2011 年度は、理事が 12 名、幹事が1名という役員体制で望みました。ほとんどが働いている社会人で
構成される理事会でありますが、以下のような取り組みをおこないました。
◎理事会・通常会議:計6回(前年度比1回増)
※議論のほとんどはメーリングリスト上で行われます:11 年合計 1042 メール(前年度比約 276 通増)
◎理事会内ワーキンググループ(WG):5つ(①危機管理向上 WG、②青年活動促進 WG、③事務局
体制・会員制度検討 WG、④被災地支援活動 WG、⑤インターン・研修制度検討 WG)
◎CFF 設立 15 周年記念シンポジウム(マレーシア)準備支援:1回(新規)
◎2011 年度理事:12 人(安部光彦、大矢裕子、川
修、木村真紀子、久保和之、二子石 章、丸
山裕希、森野美聡、吉成信太郎、吉野輝雄、渡辺正幸、和田さより)
◎2011 年度監事:1人(北川祐介)
先に述べているとおり、2011 年は 1996 年に CFF ジャパンが設立してからちょうど 15 周年を迎えた
年でした。
理事会ではこの節目の年(2011 年∼12 年)を大きくチャレンジする好機とし、これまで蓄積した知
恵・技術や資金を糧に、事業や組織基盤を強化することを決断しました。
2011 年度は、①CFF ジャパン活動趣意書の作成、②CFF ジャパン事務局の移転・職員の増員、③CFF
マレーシア「子どもの家」の開所支援、④CFF インターナショナル・シンポジウムの開催、の4点を重
点項目とし、取り組もうとする計画です。
①の活動趣意書の作成については、活動趣意書づくりプロジェクトチームが年間に渡って主導し、無
事完成に至りました(計画した絵本づくりは次年度にもちこし)。②事務局の移転についても、従来の小
さな事務局(東京・池袋)から、より広く、活用可能性も大きい事務局(東京・大塚)に移転を完了しました。
また職員の増員についても助成(外務省インターン・プログラム)をいただくなどで常勤1名を増員、
さらに下半期からは非常勤職員も1名増員させることが出来ました。③CFF マレーシア「子どもの家」
の開所支援については、CFF マレーシア応援団が主導したことにより、多くの方々に寄付キャンペーン
にご協力をいただくことができ、「子どもの家」第三棟の建設を果たすことができました。12 月には無
事4人の子どもたちが入居しています。さらに、11 月の CFF マレーシア「子どもの家」開所式典の際
には、④CFF インターナショナル・シンポジウムも同時開催することができました。それにより、今後
3国の CFF が CFF インターナショナルの動きを創りだそうと約束したことは、上で述べたとおりです。
しかし、こうした取り組みの成果は、その途上で東日本大震災が発生したことによって大きな困難が
つきまとうものでした。震災発生後、CFF 理事会は、直後に計画していた2つのプログラム(ワークキャ
ンプ及びハッピーキャンプ)を断腸の思いで中止することを決断。半年間かけて準備を行なってきたプロ
グラムリーダーや参加申込み者を落胆させたことに加え、CFF 全体の収入も大きく減る見込みとなりま
した。しかしそれでも、被災の状況は、CFF が今向きあうべきものと判断し、宮城県東松島に職員を派
遣、地元の方々及び CFF の青年たちとともに活動を展開するに至りました。
そうして今年度、最終的には、国内の被災地復興支援活動、海外へのボランティア・参加者派遣事業
や「子どもの家」運営支援事業、そして、CFF ジャパン組織基盤強化の取り組み、いずれも損なうこと
なく、両立させることができました。このことは、理事会や事務局だけの働きの結果でなく、この CFF
が、青年たちを筆頭とした会員・活動メンバーや多くの支援者の皆様によって、創られ、支えられてい
るが故であることは、無論、言うまでもありません。
⑥
(3)スタッフやインターンについて
1)ディレクター従事者数
:計4人(安部光彦、石井丈士、惠 悠貴、渡辺正幸)
2)日本事務局スタッフ
:計4人(石井丈士、古賀奈々子、高梨恵子、渡辺正幸)
3)東松島市駐在スタッフ
:計3人(石井丈士、金須 健、長友由貴)
4)マレーシア駐在スタッフ:計1人(安部光彦)
5)フィリピン駐在スタッフ:計1人(惠 悠貴)※惠は 10 月で退職。
6)日本事務局インターン
:計2人(木村実咲、鈴木沙彩)
7)海外事業地インターン
:計4人(青木優也、荒木智哉、飯村真奈、横山拓美)
8)インターン助成(外務省 NGO インターン・プログラム)
:約 220 万円
※インターン員・石井
11 年度は4月より、09 年度からフィリピン現地に駐在していた石井丈士が日本事務局に常勤化し、
業務にあたりました(4月末∼6月末までは東松島市災害ボランティアセンターに派遣)。
7月より災害ボランティアセンターの駐在には、長友由貴を採用、石井の後を継いで東松島市での活
動にあたりました。
また9月からは、非常勤職員1名を増員(高梨恵子)し、さらに事務局体制を強めました。
こうした中、常勤1名の不在期間の業務補佐や東松島市復興支援活動の後方支援業務にあたった学生
インターン(4月末∼6月末:木村実咲、7月∼翌年 1 月末予定:鈴木沙彩)も重要な役割を果たしまし
た。同様に、フィリピン(長期:横山拓美)や、マレーシア(短期:飯村真奈・荒木智哉・青木優也)でも、
学生のインターンが自分の学びを進めつつ、業務においても重要な役割を果たしてくれました。
なお、東松島市で 12 月末まで務めた長友由貴は、後任・金須 健(きすたけし:宮城県出身)にバト
ンを渡し、現地での責務を終了しています。CFF として地元から人材を雇用したことは、これまでの雇
用の考え方とは異なり、CFF の未来を見据えた採用というよりも、東松島市の未来を考えた人選です。
宮城県出身のスタッフが、CFF の理念をもちつつ地元の復興活動の中で育ち、そして将来、東松島市の
社会の中に還っていくことを願っています。
先述の通り、組織基盤を強化する計画によって、15 周年となる 2011 年度は、史上最多のスタッフ数・
インターン数となりました。
CFF ジャパンの組織基盤強化の試みは、次年度も続ける計画です。数を増やすだけでなく増員したス
タッフが相乗効果やダイナミクスを生んでいけるような組織体制や勤務環境づくりもなお進めていきま
す。またさらに、CFF の未来を拓く新たな事業の展開に備えた事務局体制づくりも、徐々に準備を進め
ていく考えです。
⑦
処務の概要
会議開催日
1月15日、2月20日、3月27日、4月29日、5
月28日、6月19日、7月3日、8月27日、9月1
8日、10月1日、11月13日、12月17日
●1:会員に関する事項
●2:役員に関する事項
●3:会員総会に関する事項
●4:理事会に関する事項
●5:運営委員会に関する事項
●6:職員に関する事項
●1:会員に関する事項
2011 年12月31日現在の会員数は、次のとおり。
正会員
一般: 18名
活動支援会員 一般:110名
学生:168名
合計296名
●2:役員に関する事項
代 表 理事 安部 光彦
副代表理事 川
修
理
事 大矢 裕子
木村 真紀子
久保 和之
二子石 章
丸山 裕希
森野 美聡
吉成 信太郎
吉野 輝雄
渡辺 正幸
和田 さより
監
事 北川 裕介
以上、理事12名、監事1名
●6:職員に関する事項
<事務局・東京>
渡辺 正幸(有給・専従/事務局長)
石井 丈士(有給・専従)
古賀 奈々子(有給・非専従)
高梨 恵子(有給・非専従)
<東松島市駐在>
長友 由貴(委託・専従)
金須 健(委託・専従)
<海外駐在>
安部 光彦(有給・専従)
惠 悠貴(有給・専従)
●3:会員総会に関する事項
2011 年度会員総会
2011 年 1 月 29 日(土)
於:横浜市三ツ沢公園青少年野外活動センター
●4:理事会に関する事項
第1回理事会 1 月 29 日
於:横浜市三ツ沢公園青少年野外活動センター
第2回理事会 3 月 26 日 於:CFF 事務局
第3回理事会 5月 15 日 於:CFF 事務局
第4回理事会 7月 16 日 於:CFF 事務局
第5回理事会 11 月5日 於:CFF 事務局
第6回理事会 12 月 29 日 於:CFF 事務局
●5:運営委員会に関する事項
運営委員
伊藤亜樹
宇留賀いくみ
中村尚子
野寺孝尚
蒲倉翔
長谷川唯実
塚越庄太郎
渡辺正幸
以上、委員8名
2011 年度
CFFジャパン活動年次レポート
発行日:2011年1月20日
発 行:
(特活)ケアリング フォー ザ フューチャー フ
ァンデーション ジャパン(CFF)
〒170-0005
東京都豊島区南大塚 3-45-7 ラインビル 301
TEL:03-5960-4602 FAX:03-5960-4614
http://www.cffjapan.org/ Email:[email protected]
未来を語り続け、未来のための基盤を創り続けること、それが次の15年も
わたしたちが変わらず行っていきたいこと。
どうか世界中の誰もが心の中に持っている「平和な未来を築きたい」という
ひそやかな声に、一人ひとりが耳を傾けてそれに気づくことができますよう
に。それを他者と分かち合いながらよりよい明日を創っていけますように。
どうか、次の世代の子どもたちが、安心して生まれてこられますように。
世界中のすべての人たちがともに光の中を歩んでいけますように。
Caring for the Future Foundation Japan
2011→2026
原点。
Fly UP